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トラース・オン・プロダクト 6696

CELDISの導入実績と現場DXには伸びしろがあるが、赤字の長さと希薄化を考えると、現在の時価総額に見合う利益の再現性はまだない

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)64 円3 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)261 円13 億円差 −75.4%
10 年後から見ると 割高 価値 64 円3 億円 · 差 −75.4% · 期待の年率 −5.9%
期待の年率リターン(10 年)−5.9%資本コスト比 −14.6 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

トラース・オン・プロダクトは、店舗向けのデジタルサイネージ、空調の省エネ制御、ホテル向け映像端末、無線呼び出し機器、受託システム開発を手掛ける小規模な技術会社だ。筆者の結論は「割高」である。事業の一部には実需と技術的な強みがあるものの、株主が10年間保有して得られる利益を考えると、現状の時価総額約13億円を正当化するには、相当に大きな商業化の成功が必要になる。

評価できる材料はある。デジタルサイネージ配信基盤「CELDIS」は大手携帯キャリアショップ約2,000店舗への設置を終え、月額収益が発生している。空調制御技術「AIrux8」は実施設への導入が進み、2026年9月には応用技術を使った省人化システムについて1,700万円の受注を公表した。ホテル向け端末にも長い納入実績があり、2025年には呼び出し機器を扱うアクスト東日本を買収した。まったく売り物がない研究開発会社ではない。

問題は、これらの材料が十分な全社利益につながっていないことだ。2026年1月期は売上高約4.86億円に対して営業赤字約0.36億円、純損失約0.62億円だった。2027年1月期上期も営業赤字約0.50億円が続き、自己資本は約2.94億円まで減った。さらに約2.41億円の損害賠償請求訴訟が提起されている。請求の当否は未確定だが、金額は会社の資本規模に対して大きい。

10年後には売上高が中立で約7.78億円、営業利益約0.49億円まで改善する可能性を認める。それでも顧客の切り替えを妨げる強い堀は証明されておらず、受託開発と操作画面中心のサービスにはAIエージェント代替も進む。資本コスト8.75%で5つの筋書きを割り引くと、確率加重した現在の本質価値は約3.09億円、基準時価総額より約76%低い。将来の事業拡大余地と、現時点で長期株主が安心して払える価格は、別々に判断すべきである。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主が最初に問うべきなのは、この会社が10年後にも売っているものの名前ではない。その製品が顧客の設備や業務に不可欠となり、追加で1億円を投じたときに資本コストを十分に超える利益を生めるかである。CELDISの2,000店舗導入は、その可能性を示す重要な入り口だ。しかし利用料の値上げ、解約の少なさ、他社へ移る難しさが数字で示されない限り、大手顧客を獲得したことだけで永久に続く利益とは呼べない。

AIrux8は、AIによる文書生成で簡単に代替される仕事とは違う。現実の空調機器を制御し、省エネ効果を出すには、設備接続、制御実装、保守が必要になる。この現場性は一定の守りになるが、大手空調メーカーと制御機器メーカーも同じ現場にいる。技術が優れていても、販売網と施工能力がなければ全国の店舗へ広げられない。STBについても過去の出荷台数が大きいことより、次の端末更新時に同社が再び選ばれることが重要だ。

オーナー利益は会計上の純利益とも異なる。ソフトウエアを資産計上して開発を続けるなら、利益が黒字でも次期製品への投資支出は残る。2026年1月期には無形・有形資産の取得があり、過去に開発したAIrux関連資産の減損も計上された。研究開発費の費用処理額が小さいことは、次の技術を無料で生み出せることを意味しない。設備更新費、借入返済、訴訟への備えを差し引いた現金こそが株主の実質的な取り分になる。

同社の株式には、事業転換が成功すれば価値が大きく変わる性質がある。その可能性を否定しないことと、まだ生まれていない超過利益に先回りして高い対価を払うことは別だ。筆者は、現時点では黒字の持続、利益率、希薄化のいずれにも十分な予見性を持てない。会社を応援する立場と資本を預ける立場を区別し、必要な安全域を大きく取るべき企業と考える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎ方は3つの報告セグメントに分かれる。TRaaS事業は、デジタルサイネージ配信基盤のCELDIS、店舗の評判を可視化する「店舗の星」、空調設備を制御するAIrux8を扱う。2026年1月期の売上高は約1.43億円だった。CELDISは初期導入と月額利用料が入り、AIrux8は制御技術と現場設備を組み合わせる。両者は同じTRaaSに入るが、利用者が画面を操作するソフトと、設備を実際に動かす制御技術とでは、10年先の競争条件が異なる。

受注型Product事業は約2.19億円の売上を持つ。ホテルの客室テレビに映像や情報を配信するSTBと、その周辺のソフトウエア・機器が中心だ。2025年8月に買収したアクスト東日本は、飲食店などに無線呼び出し機器「ベルスター」を販売する。既存機器の更新、新しい客室サービス、加盟店や販売代理店を通じた需要を取り込むが、案件ごとの納品時期と半導体価格に業績が左右される。製品の主要部分を外部製造に頼るため、独占的な製造設備を持つ会社ではない。

テクニカルサービス事業は約1.24億円を売り上げる。顧客のシステム開発を受託し、エンジニアの派遣や工数提供でも対価を受け取る。2026年1月期には大型案件の終了で売上が急減した。AIが仕様作成、実装、試験を担うようになると、同じ仕事を少ない人員でこなせる半面、人月で請求できる数量も減る。技術者の優秀さがそのまま株主の値決め力になるわけではない。

利益構造には注意がいる。2026年1月期の報告セグメント利益の合計約2.22億円は、実質的に全社の売上総利益である。そこから販売費及び一般管理費約2.58億円を引いて、営業赤字約0.36億円になる。3つの報告セグメントを、ここではCELDIS等、AIrux等、STB、ベルスター、技術者サービスという5つの経済単位に分解した。会社は製品別の売上・単価・稼働件数をすべて公表しているわけではないため、後述の内訳には明示した推計が含まれる。

優良さと弱いところ

最も評価できる実績は、CELDISが約2,000店舗の一括導入を獲得したことだ。大手チェーンの機器構成に合わせ、配信・保守を継続するには一定の実装能力がいる。STBは累計21万台超の納入実績を持ち、アクスト東日本には延べ1,500社の顧客接点がある。これらは新規顧客への営業費用を下げる可能性がある。AIrux関連技術の特許と2026年9月の具体的な受注も、製品化の裏付けとして評価できる。

ただし、広い堀ができたとはまだ言えない。CELDISの解約率、1店舗当たりの継続利用料、値上げを通した実績は開示されていない。長期間の移行が必要な規制対応や、他社が複製できない独自データの蓄積も確認できない。サイネージ配信には大手電機メーカーとクラウド配信企業がいる。空調制御はアズビル、ダイキン工業、三菱電機などの設備・制御技術が強く、同社の導入実績はまだ小さい。機器の試作能力と、価格を自由に上げられる力は同一ではない。

資本効率の歴史も厳しい。2016年から2018年にかけては営業利益率が約17~20%に達したが、その後は赤字の期が多い。過去10年のROE中央値は約マイナス12.5%であり、稼いだ利益を高利回りで再投資し続けた実績はない。株数は複数の時期に増加している。顧客向けのソフトウエア開発に加え、買収、減損、借入返済へと資金が流れ、長期株主が自由に使える現金は乏しかった。

強みは、ハードウエアとソフトウエアを一緒に現場に組み込めることだ。その反面、個別仕様への対応を増やすほど受託開発に近づき、案件の再現性が落ちる。CELDISの継続粗利益が全社固定費を継続して賄えるか、AIruxの導入先が数十から数百へ増えるか、ベルスターの販売網を通じて別製品を売れるか。この3点が確認されるまで、堀は「弱い」と評価するのが妥当である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

デジタルサイネージには成長市場がある。富士キメラ総研による国内市場は2024年に約2,740億円で、そのうちコンテンツ配信・運営サービスが451億円、システム販売・構築が1,409億円だった。市場全体は2030年に4,609億円と予測されている。ただし、この市場には広告、表示装置、大規模工事も含まれる。CELDISに近い物差しは451億円の配信・運営サービスであり、推計した関連売上1億円がすべて国内の同市場に属すると仮定しても、比率は約0.22%にとどまる。しかもその1億円には「店舗の星」等の推計分が混じるため、これは厳密な実測シェアではない。

空調制御の需要は、省エネ規制、人手不足、多店舗の遠隔管理から生まれる。富士経済の2026年調査では、空調設備監視制御システムの国内市場が2040年度に2024年度の約5倍になる見通しだ。ただし、一般公開資料にはAIrux8に直接対応する市場金額も競合別シェアも示されていない。EMS関連市場全体の2040年度予測3兆1,944億円には蓄電設備や周辺ハードも含まれ、同社の売上をそのまま割る分母には使えない。2025年時点の旅館・ホテル約5.3万施設と国内コンビニ約5.6万店舗だけでも候補拠点は10万超あるが、20件程度の導入実績が市場支配を意味しないことは明らかだ。

ホテル向けSTBには国内の旅館・ホテル約178万室という設備の母数がある。テレビや映像配信端末には更新需要がある一方、スマートテレビ自体に配信機能が組み込まれれば外付け端末は減る。パナソニックやシャープなどの客室設備、汎用Android端末、ホテル独自の配信基盤が競合となる。累計21万台超という同社の過去出荷を現在の稼働台数と同一視できず、現時点の市場シェアは不明である。

ベルスターが狙う飲食店・サービス施設は数が多いが、既存の呼び出しベル、注文端末、スマートフォン通知と競争する。業界の公表された企業別シェアは確認できず、延べ1,500社の顧客数も現在の稼働店舗数ではない。技術者サービスについては、日本情報サービス産業協会が示す2024年の国内情報サービス市場33.6兆円、受注ソフトウエア比率53.5%が広い上限の物差しとなる。同社の規模は極めて小さく、成長する市場で存在感を持つことよりも、AIによる工数削減をどう利益として取り込むかが問われる。

資本政策と M&A

資本配分には厳しい目を向けたい。2025年8月のアクスト東日本の子会社化は、ベルスターの顧客網を使って既存IoT製品を広げる狙いがある。買収関連の現金支出が生じ、2026年1月期にはのれんも約0.66億円計上された。顧客の相互紹介と受注型Product事業の増収は確認できるが、買収投資に対する増分ROICが資本コストを上回ったと評価するには、まだ利益と現金回収の期間が短い。

同社は株主還元を重要課題と表明しているが、直近の通常配当実績はなく、普通配当の実施時期も未定としている。自社株買いによる継続的な株数減少も確認できない。2026年4月の「事業計画及び成長可能性に関する事項」は、CELDIS、AIrux8、STB、ベルスターの成長方針を示した。一方、複数年にわたる売上高、営業利益、ROEの定量的な中期目標と、配当性向・DOE・総還元性向・自社株買い金額については、いずれも数字の約束なしである。2027年1月期の単年度会社予想は売上高5.35億円、営業利益0.03億円、純損失0.06億円だが、上期には既に0.50億円近い営業赤字を計上した。

既存株主にとって特に重要なのは増資と新株予約権だ。2026年10月の大量保有変更報告では、創業者らの共同保有に潜在株353,300株が含まれる。うち2022年発行分の取締役保有約253,300株は、当初行使価額296円で2027年末までの行使期間を持つ。2023年発行の有償ストックオプションは、2028年1月期までに年商10億円超という業績条件がある。これらを無条件にすべて発行済株式へ足すことはせず、成長側の筋書きに2022年分の行使を反映した。

事業が順調なら、黒字化後の小規模な還元と自社開発が望ましい。反対に、不採算案件や訴訟に資本を使い、さらに安い価格で増資するなら、売上が伸びても旧株主の取り分は細る。大株主グループの保有割合は約32%で、余剰現金の株主への戻り方を半分しか認めないほどの強い支配条件には当たらない。しかし還元の実績も弱いため、余剰現金の回収係数は0.75とした。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

事業の種は、過去の赤字だけでは測れない。CELDISは大手キャリア店舗約2,000店への一括設置を終えた。顧客が配信システムを使い始めれば、追加端末や新しい表示技術を売る機会が生まれる。AIrux8には制御技術の特許があり、単なる画面操作のSaaSと違って、現実の空調機器を動かせる。2026年には仕分けDXシステムの具体的な受注も出た。これは、AIを自社の製品として顧客に売る経路が実際に存在することを示している。

STBの累計21万台超という納入経験や、アクスト東日本が持つ延べ1,500社の顧客接点も過小評価できない。日本のホテル、飲食店、小売店には、従業員不足を背景に設備を更新する需要が残る。事業規模が小さいため、数百件の現場DX導入や年間数千台の端末販売でも全社利益は大きく変わる。2025年の買収が販路拡大に結びつけば、顧客獲得の費用を一から負担せずに済む。

2016~2018年に営業利益率が二桁だった歴史は、同社のビジネスが構造的に利益を生まないと決まったわけではないことも示す。固定費が売上に比べて大きい小規模企業だからこそ、製品が商業化された後の利益の伸びは急激になり得る。長く持つ株主が確認すべきなのは、現時点の赤字の絶対額ではなく、将来の導入台数と単価が粗利益をどれだけ増やせるかだ。全国展開と継続課金が両立すれば、いまの時価総額を大きく超える企業になる可能性は確かにある。

慎重な見方

2,000店舗への導入は事実でも、そこから得る継続利用料の単価と更新率は公開されていない。大手顧客を一つ獲得したことは、大手顧客を何十年も守れることと違う。現場設備の制御には技術が必要だが、アズビル、ダイキン工業、三菱電機といった企業と比べて、同社の販売網も導入実績も小さい。特許があることだけで市場の大部分を取れるわけではない。ホテル向けSTBは、客室のテレビがスマート化すれば製品の存在理由そのものを失い得る。

利益の履歴はさらに厳しい。2019年以降は赤字が繰り返され、2026年1月期も再び損失となった。2027年1月期上期の営業赤字は約0.50億円で、会社が据え置いた通期黒字予想を実現するには下期に大きな改善が要る。受託開発はAIエージェントによって工数が減り、ソフトの配信・更新操作も自動化される。過去に作ったソフトがいつまでも同じ単価で使われるとの前提は危険である。

資本政策にも安心できない。過去の株数増加に加えて潜在株があり、赤字が長引けばさらに増資する可能性がある。2025年の買収にはのれんが生じ、ソフトウエア開発にも現金が必要だ。約2.41億円の損害賠償請求訴訟は、勝敗が未確定とはいえ資本に比べて極めて大きい。帳簿の現金から借入を引いた1.3億円を、そのままいつでも株主に配れる財産として評価することもできない。売上が伸びても営業利益と自由に使える現金が伴わなければ、既存株主の価値は増えない。

どちらに重みを置いたか

製品の実在性と市場の伸びしろでは前向きな見方に根拠がある。しかし、利益を反復して生む能力、資本配分、既存株主の取り分では慎重な見方が強い。中立の数量にはAI代替による工数・画面操作需要の減少をすでに入れ、同じ理由で確率や資本コストを重複して悪化させていない。やや悲観と悲観の合計を42%、楽観側を23%と下に寄せた理由は、長年の赤字、2027年1月期上期の不振、訴訟、希薄化の実績という会社固有の事実だ。中立で黒字化してもROEは資本コストに届かず、現在の株価に安全域は認められない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/01 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 137 円7 億円(+ 還元の換算額還元の合計 7 円0 億円)。 今の値に割り戻すと 64 円3 億円、今との差 −75.4%、 期待の年率 −5.9%(資本コスト 8.8%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 7% 733 円35 億円 59 円3 億円 +203.4% +12.4% 55 円3 億円
やや楽観 16% 320 円15 億円 15 円1 億円 +28.2% +2.6% 54 円3 億円
中立 35% 71 円3 億円 2 円0 億円 −72.0% −12.1% 26 円1 億円
やや悲観 25% 28 円1 億円 0 円0 億円 −89.3% −20.0% 7 円0 億円
悲観 17% 17 円1 億円 0 円0 億円 −93.3% −23.7% 3 円0 億円
加重平均100% 137 円7 億円7 円0 億円 −44.6% −5.9% 145 円7 億円

今の株価時価総額 261 円13 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 7% 現場DXが全国展開し、機器・継続課金が両輪になる 利益 3 億円 · PER 11.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 733 円35 億円

AIruxの省エネ制御技術が、店舗や施設の設備管理と省人化を一体で請け負う標準製品へ進化する。2026年に公表された仕分けDXシステムの受注が単発で終わらず、販売パートナーによる導入が広がる。ホテル向けSTBも、テレビと携帯端末を連動させる更新需要を取り込み、台湾企業との共同開発品を含む新型サイネージが新規の販路を開く。アクスト東日本の顧客網が機器の相互販売に結びつく。

それでもCELDISの稼働店舗数は現在の規模を上限とし、AIエージェントによる配信作業の自動化を理由にソフト単独の利用者急増は見込まない。技術者サービスも人年数量を増やさない。物理設備を伴う領域の拡販が売上を押し上げ、研究・営業費を賄って高い利益を残す。2022年発行の取締役保有新株予約権は期限内に行使され、既存株主の取り分は約95%となる。大手設備企業からの提携や買収提案の可能性はあるが、未発表のTOB価格やプレミアムを価値には加えていない。

  • TRaaS:CELDIS・店舗の星など配信/店舗ソフト:数量 2,000(収益換算の稼働店舗数(店))× 価格 0.00(1店舗当たり年間売上(億円/店。導入費と配信料を含むモデル上の平均))→ 売上 1 億円・営業利益 1 億円。配信・店舗ソフトは数量を現状と同じ2,000店に抑制。価格は10年で1.15倍とし、AIによる画面・配信操作の値下げ圧力を織り込む。
  • TRaaS:AIrux8・現場制御DX:数量 300(設置済み現場を基準にした年間等価契約件数(件))× 価格 0.04(1等価契約当たり年間売上(億円/件。制御導入・開発と月額収入の混合))→ 売上 11 億円・営業利益 6 億円。設備制御と省人化DXの導入等価件数が300件へ増加。単価360万円には制御対象の拡大と導入設計を含む。
  • 受注型Product:ホテル向けSTB・映像端末:数量 5,000(年間販売・納入相当STB台数(台))× 価格 0.00(1台当たり付随開発込み平均売上(億円/台))→ 売上 8 億円・営業利益 4 億円。ホテルの更新と新型端末で年間5,000台。単価16万円は端末の高機能化と付随開発を含む。
  • 受注型Product:ベルスター・店舗呼び出し機器:数量 350(年間購買企業の等価件数(社))× 価格 0.01(1社当たり年間製品売上(億円/社))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。販売代理店と既存取引先の相互販売で年間350社相当へ拡大。単価55万円。
  • テクニカルサービス:受託開発・技術者派遣:数量 9.0(年間請求可能な技術者換算人数(人年))× 価格 0.18(技術者1人年当たり売上(億円/人年))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。人年数量は9と据え置き、単価は物価相当の1.34倍。AIによる生産性向上を人数拡大とはみなさない。

倍率:ROEは3.12÷14.0=22.29%。k8.75%、弱い堀の超過利益残存割合3分の1からRONICは約13.26%。10年後以降の名目成長g1%を用いると、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)は約11.93倍。利益の質による追加の恣意的な割引はしない。3.12億円×11.9303倍=約37.22億円。行使払込は自己資本と事業運転資金に含め、余剰現金として二重に足さない。

確率:大手顧客への初期導入だけでなく、AIruxの現場導入を約20件から300件へ広げ、STBを年5,000台へ増やし、なおかつ高い粗利を保つ複数の成功が必要になる。実受注はあるが全国展開の反復実績はなく、確率は7%にとどめる。

やや楽観 16% 既存機器とAIruxが着実に増え、黒字が定着する 利益 1 億円 · PER 11.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 320 円15 億円

省人化投資が徐々に広がり、AIruxの制御機器と関連する個別開発が小売、宿泊、施設管理へ採用される。大手空調機メーカーの市場を奪うほどではないが、複数の販売パートナーが安定して案件を持ち込むようになる。ホテルのSTBはスマートテレビへの置き換えと競合しながらも、古い客室設備の改修と個別仕様の需要を取り込む。ベルスターの顧客網も、従来の呼び出し機器に他のIoT製品を合わせて販売する窓口になる。

CELDISは顧客の統廃合と配信業務の自動化を受けて稼働店数が小幅に減り、利用料も物価ほどには上がらない。受託開発はAIによる工数減少が進むが、設備と顧客システムを接続する仕事は残る。全社の販管費は成長に合わせて増えるものの、粗利益がそれを上回り、営業黒字が続くようになる。2022年発行の取締役保有新株予約権の行使を想定し、希薄化後の旧株主取り分で評価する。

  • TRaaS:CELDIS・店舗の星など配信/店舗ソフト:数量 1,900(収益換算の稼働店舗数(店))× 価格 0.00(1店舗当たり年間売上(億円/店。導入費と配信料を含むモデル上の平均))→ 売上 1 億円・営業利益 1 億円。店数0.95倍、平均単価1.12倍。AIエージェント代替で物価上昇をすべて転嫁できない。
  • TRaaS:AIrux8・現場制御DX:数量 160(設置済み現場を基準にした年間等価契約件数(件))× 価格 0.03(1等価契約当たり年間売上(億円/件。制御導入・開発と月額収入の混合))→ 売上 5 億円・営業利益 3 億円。現場制御の販売網が確立して160件相当へ。単価330万円は施工・追加制御を含む。
  • 受注型Product:ホテル向けSTB・映像端末:数量 3,100(年間販売・納入相当STB台数(台))× 価格 0.00(1台当たり付随開発込み平均売上(億円/台))→ 売上 5 億円・営業利益 2 億円。ホテル更新と端末高機能化で年3,100台、単価14.8万円。
  • 受注型Product:ベルスター・店舗呼び出し機器:数量 260(年間購買企業の等価件数(社))× 価格 0.01(1社当たり年間製品売上(億円/社))→ 売上 1 億円・営業利益 1 億円。既存販路で年間260社相当、単価50万円を獲得する。
  • テクニカルサービス:受託開発・技術者派遣:数量 7.7(年間請求可能な技術者換算人数(人年))× 価格 0.18(技術者1人年当たり売上(億円/人年))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。請求人年0.85倍、価格1.30倍。高付加価値の機器接続開発を残す。

倍率:ROEは1.38÷8.2=16.83%。k8.75%、超過利益の残存割合3分の1からRONICは約11.44%。g1%として正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=約11.78倍。純利益1.38億円との積は約16.25億円。余剰現金と市場の過去PERによる調整は行わない。

確率:CELDISの既存顧客とアクスト東日本の販路があるため、現場DXやSTBの中規模な拡大は考えられる。ただしAIrux導入160件、STB年3,100台と全社の黒字定着には現在より確かな販売再現性が要るため、16%に抑える。

中立 35% 現場機器は育つが、全社の稼ぐ力は薄い 利益 0 億円 · PER 11.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 71 円3 億円

AIruxは多店舗管理や省エネ設備の一部として採用を増やすが、大手制御メーカーが市場の中心に残り、同社は特定の用途を得意とする小規模供給者にとどまる。STBはホテルの更新需要から一定の数量を確保するものの、スマートテレビの標準機能と競争するため値上げは物価をやや下回る。ベルスターは飲食店以外にも販売を広げ、買収による売上の下支えにはなるが、業界の標準的な呼び出しシステムを独占するには至らない。

CELDISは配信・更新の自動化と店舗統廃合によって稼働等価店舗が減る。テクニカルサービスでは、AIエージェントがコード作成と検証を置き換え、工数で請求できる数量が10年で35%減る。売上高は約7.78億円に増えるものの、全社の営業利益率は6%程度にとどまる。利益はようやく安定し始めるが、積み上がる自己資本に対するROEは資本コストを下回る。新たな大型買収も市場価格へのTOBプレミアムも前提とせず、利益を着実に残せる普通の小規模機器会社として評価する。

  • TRaaS:CELDIS・店舗の星など配信/店舗ソフト:数量 1,700(収益換算の稼働店舗数(店))× 価格 0.00(1店舗当たり年間売上(億円/店。導入費と配信料を含むモデル上の平均))→ 売上 1 億円・営業利益 1 億円。SaaS・操作画面型として数量0.85倍、価格1.10倍。AIエージェントが店舗担当者の配信・更新作業を肩代わりする。
  • TRaaS:AIrux8・現場制御DX:数量 75.0(設置済み現場を基準にした年間等価契約件数(件))× 価格 0.03(1等価契約当たり年間売上(億円/件。制御導入・開発と月額収入の混合))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。現場制御を伴うため利用者数のAI代替規則は直接適用せず、75件相当、単価300万円。競合が多く市場全体の成長は独占できない。
  • 受注型Product:ホテル向けSTB・映像端末:数量 1,850(年間販売・納入相当STB台数(台))× 価格 0.00(1台当たり付随開発込み平均売上(億円/台))→ 売上 3 億円・営業利益 1 億円。年1,850台、単価14.2万円。ホテル更新需要は続くがスマートテレビとの競争で価格は物価上昇を下回る。
  • 受注型Product:ベルスター・店舗呼び出し機器:数量 210(年間購買企業の等価件数(社))× 価格 0.00(1社当たり年間製品売上(億円/社))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。年間210社相当、単価46万円。既存顧客への相互販売が一部成功する。
  • テクニカルサービス:受託開発・技術者派遣:数量 5.9(年間請求可能な技術者換算人数(人年))× 価格 0.17(技術者1人年当たり売上(億円/人年))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。人月・工数型として数量0.65倍、価格1.25倍。価格は10年間の物価倍率1.34倍を下回る。

倍率:ROEは0.30÷4.10=約7.32%でk8.75%に届かない。事業の再投資から超過利益を生めないため、利益の成長価値を上乗せせず正当化PERの上限1÷k=11.4286倍を用いる。純利益0.30億円×11.4286倍=約3.43億円。g_longは1%だが、低ROEの増分投資を成長プレミアムにはしない。

確率:2,000店舗のCELDISとアクスト東日本の販路は確認でき、一定の売上成長を中立に認める。しかし2027年1月期上期の赤字、過去の希薄化、技術者サービスの収縮と訴訟を考えると、二桁の利益率まで回復する根拠は乏しい。中立を35%の最大確率とする。

やや悲観 25% 顧客を失いながら縮小均衡へ移る 利益 0 億円 · PBR 0.4 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 28 円1 億円

大手チェーンがサイネージ管理の内製化を進め、配信基盤の契約数が減る。新しいAIエージェントによって画面操作と日々のコンテンツ更新が安価になり、既存の配信サービスは値上げを通しにくい。AIruxは技術的な効果を示しても、空調メーカーや大手設備管理会社との販売競争に押され、導入案件は35件相当にとどまる。ホテル向け端末もスマートテレビが普及し、年間販売等価台数が低下する。

会社は受託開発を縮小し、人員と管理部門を整理する。名目の全社販管費を現在の約2.58億円から約1.70億円まで落とすという厳しい再編が実現して、ようやく小幅な営業黒字へ戻る。買収したベルスターの製品と一部の保守収入は残るが、新しい資本に高い利回りを生ませる力は弱い。再編までの累積損失で自己資本は減り、配当や自社株買いは行わない。これは減収だけでなく、株主が会社の回復を長く待つ筋書きである。

  • TRaaS:CELDIS・店舗の星など配信/店舗ソフト:数量 1,400(収益換算の稼働店舗数(店))× 価格 0.00(1店舗当たり年間売上(億円/店。導入費と配信料を含むモデル上の平均))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。稼働等価店数1,400、単価5.25万円。競争と内製化で数量が減る。
  • TRaaS:AIrux8・現場制御DX:数量 35.0(設置済み現場を基準にした年間等価契約件数(件))× 価格 0.03(1等価契約当たり年間売上(億円/件。制御導入・開発と月額収入の混合))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。年間35件相当へ小幅に拡大するだけで、販売コストも重い。
  • 受注型Product:ホテル向けSTB・映像端末:数量 1,200(年間販売・納入相当STB台数(台))× 価格 0.00(1台当たり付随開発込み平均売上(億円/台))→ 売上 2 億円・営業利益 1 億円。スマートテレビとの競争で年1,200台、単価13.2万円。
  • 受注型Product:ベルスター・店舗呼び出し機器:数量 150(年間購買企業の等価件数(社))× 価格 0.00(1社当たり年間製品売上(億円/社))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。購買等価企業数は横ばいで、単価も物価ほど上がらない。
  • テクニカルサービス:受託開発・技術者派遣:数量 4.5(年間請求可能な技術者換算人数(人年))× 価格 0.16(技術者1人年当たり売上(億円/人年))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。AI代替と大口案件終了で工数0.50倍、単価1.15倍。

倍率:構造的な低ROE企業として、積み上がった将来自己資本2.0億円にはPBRを掛けない。2026年1月期の基準自己資本約3.5億円を固定の分母とし、0.385倍で時価総額1.3475億円。これは稼ぐ力の上限である純利益0.14億円÷k8.75%=1.60億円を下回り、現時点の清算参考床1.12億円を上回る。現在のPBRや過去の株価水準は倍率の根拠にしていない。

確率:過去には大型受託案件が終了するだけで売上が急減した。CELDISの主要顧客集中、STBの部材と競合、訴訟への費用負担が重なると、現場DXの拡大が小規模にとどまる可能性がある。継続赤字を食い止めるには大幅な固定費削減が必要だが、直近にはまだ実証されていない。

悲観 17% 主力転換が失敗し、既存株主は再増資で薄まる 利益 −1 億円 · PBR 0.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 17 円1 億円

空調制御は大手メーカーのシステムに統合され、AIruxの技術販売は少数案件へ縮む。CELDISの大口顧客は自社の機器管理基盤へ移り、契約数が大幅に減る。ホテル向けSTBは外付け端末を使わない客室テレビが普及し、納入数が落ちる。受託開発もAIエージェントと価格競争で大きく縮小し、技術者を多く抱える事業形態を維持できなくなる。ベルスターは一部の業務用途に残るが、全社の固定費を賄える規模ではない。

係争案件の対応費用や過去開発資産の見直しも資本を傷める。経営は人員整理や不採算製品の撤退を迫られ、10年後も小幅な営業赤字が残る。資金繰りのため途中で約2億円の第三者割当増資を行い、約161万株が増える。既存株主の持分は約75%へ低下する。これだけの資本を追加しても累積損失が大きく、最後は一部の機器販売と回収可能な資産だけが残る。全面的な倒産を必然とはしないが、成長会社としての値付けを維持できなくなる。

  • TRaaS:CELDIS・店舗の星など配信/店舗ソフト:数量 900(収益換算の稼働店舗数(店))× 価格 0.00(1店舗当たり年間売上(億円/店。導入費と配信料を含むモデル上の平均))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。大手顧客の一部契約を失い稼働等価店舗900へ。価格は現状と同水準。
  • TRaaS:AIrux8・現場制御DX:数量 10.0(設置済み現場を基準にした年間等価契約件数(件))× 価格 0.02(1等価契約当たり年間売上(億円/件。制御導入・開発と月額収入の混合))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。設備制御の競争に敗れ、少数の個別案件だけが残る。
  • 受注型Product:ホテル向けSTB・映像端末:数量 500(年間販売・納入相当STB台数(台))× 価格 0.00(1台当たり付随開発込み平均売上(億円/台))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。汎用スマートテレビ・端末への置き換えで年500台へ縮小。
  • 受注型Product:ベルスター・店舗呼び出し機器:数量 100(年間購買企業の等価件数(社))× 価格 0.00(1社当たり年間製品売上(億円/社))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。既存販売網の一部が残るが、競争で購買企業と粗利率が低下。
  • テクニカルサービス:受託開発・技術者派遣:数量 2.7(年間請求可能な技術者換算人数(人年))× 価格 0.14(技術者1人年当たり売上(億円/人年))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。請求人年0.30倍、価格は現状並み。受託案件のかなりの部分をAIや競合へ失う。

倍率:10年後の純損失は0.50億円のためPERで正の事業価値は求めない。現行の自己資本約3.5億円に対して0.32倍のPBRを掛け、会社全体の時価総額1.12億円とする。これは現在の純現金と売れる資産から求めた清算参考床に相当する。10年間の再増資と損失を反映した2036年自己資本0.7億円にPBRを掛けてはいない。旧株主への帰属額は別途holder_shareで減らす。

確率:AIruxの商業化が広がらず、CELDISの大口契約が縮み、STBの代替が進み、訴訟と固定費負担も重なる複合的な失敗を想定する。すでに繰り返し赤字と増資を経験した企業であり、単なる抽象的な最悪例とは考えない。ただし現在は純現金と販売可能な事業が残るため、必ず破綻する筋書きとはしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

TRaaS:CELDIS・店舗の星など配信/店舗ソフト

大手携帯キャリア店舗などで、デジタルサイネージの配信管理や店舗支援ソフトを提供する。初期導入収入と月額課金が混在する。

数量収益換算の稼働店舗数(店)価格1店舗当たり年間売上(億円/店。導入費と配信料を含むモデル上の平均)売上営業利益
今 2026/01 2,000 0.00 1 1
10 年後 中立 1,700 0.00 1 1

取り方:会社の2026年1月期有報と事業説明資料によれば、CELDISは大手携帯キャリアショップ約2,000店舗への設置が完了した。TRaaS事業全体の売上1.43162億円、セグメント利益0.69024億円を正本とし、そのうち1.00億円をCELDIS・店舗の星等へ推計配分。2,000店舗当たり年間5万円、月約4,167円に換算したが、会社が示した契約単価でもARRでもない。期中の段階的設置と初期費用があるため、実際の継続課金単価とは異なる。利益0.52億円も推計配分であり、会社の報告セグメント利益は営業利益でなく売上総利益に相当する。操作画面・配信管理中心のSaaS型としてAIエージェント代替を適用する。

TRaaS:AIrux8・現場制御DX

空調設備の消費電力を最適化する制御機能と、そこから展開する施設向け省人化・現場DXを提供する。

数量設置済み現場を基準にした年間等価契約件数(件)価格1等価契約当たり年間売上(億円/件。制御導入・開発と月額収入の混合)売上営業利益
今 2026/01 20.0 0.02 0 0
10 年後 中立 75.0 0.03 2 1

取り方:会社説明資料にあるAIrux8の導入実績約20件を出発点とした。20件は累計導入実績であり、年間新規受注件数ではない。TRaaS全体1.43162億円から配信・店舗ソフトへの推計配分1.00億円を引いた0.43162億円を、現場制御等の等価売上として機械的に換算した。したがって1件約216万円は開示されたAIrux契約単価ではなく、店舗の星など他のTRaaS製品が混入する可能性もある。設備と制御の実装を伴う部分はAIエージェントが操作画面を置き換えても直ちに消えない。2026年9月のAIrux技術応用システム1,700万円受注が商業化の裏付けである。

受注型Product:ホテル向けSTB・映像端末

ホテルの客室テレビに映像・宿泊情報を配信するセットトップボックス、関連ソフトウエアと個別開発を納入する。

数量年間販売・納入相当STB台数(台)価格1台当たり付随開発込み平均売上(億円/台)売上営業利益
今 2026/01 1,500 0.00 2 1
10 年後 中立 1,850 0.00 3 1

取り方:会社資料が示すSTB累計約21.3万台と、過去の20万台超という累計実績の差を使い、近年の出荷を年間千数百台規模とみた。1,500台は開示された2026年1月期の実台数ではなく、端末と個別開発を含む等価出荷台数の推計。受注型Product事業全体売上2.19019億円のうち1.65億円を割り当て、平均11万円と逆算した。個別開発費を含むため純粋な端末販売価格ではない。利益0.90億円は報告セグメントの粗利益1.16218億円を製品別に推計配分したもの。

受注型Product:ベルスター・店舗呼び出し機器

2025年に買収したアクスト東日本を通じ、飲食店やサービス施設へ無線呼び出し機器などを販売する。

数量年間購買企業の等価件数(社)価格1社当たり年間製品売上(億円/社)売上営業利益
今 2026/01 150 0.00 1 0
10 年後 中立 210 0.00 1 0

取り方:アクスト東日本の買収前の年商約1.1億円という会社開示を参考に、2025年8月から2026年1月までの連結寄与を約0.54億円と推計した。延べ1,500社の顧客接点は累計であり、当期の購入企業数ではないため、その約1割に当たる150社を便宜的な年間購買等価件数とする。単価約36万円は実際の受注平均単価ではない。STB推計売上1.65億円と合計すれば受注型Product事業の正本2.19019億円に一致する。粗利益0.26218億円はセグメント全体からの配分推計である。

テクニカルサービス:受託開発・技術者派遣

顧客システムの設計、開発、検証、技術者派遣を工数や人月に応じて受託する。

数量年間請求可能な技術者換算人数(人年)価格技術者1人年当たり売上(億円/人年)売上営業利益
今 2026/01 9.0 0.14 1 0
10 年後 中立 5.9 0.17 1 0

取り方:有報のテクニカルサービス事業売上1.23761億円とセグメント粗利益0.36860億円をそのまま採用した。年間1人当たり約1,375万円の請求単価を仮定すると約9人年に相当する。9人は開示された派遣人数ではなく売上から構成した推計値であり、有報の開発関係人員数と同一であることは確認できない。人月・工数型なのでAIエージェント代替を適用し、中立の10年後数量を現在の0.65倍にする。

リスクと懸念

AIエージェント代替による受託工数とソフト単価の縮小

テクニカルサービスは人月・工数で請求するため、コード作成、試験、仕様整理が自動化されると請求数量が減る。CELDISや店舗の星も、利用者が管理画面を操作する部分はAIエージェントが代替できる。中立では技術者人年を10年で0.65倍、配信・店舗ソフトの店舗等価数量を0.85倍、単価を物価上昇未満とした。記録の正本を握る証拠はなく、長期成長と資本コストの両方で重複して罰していない。

約2.41億円の損害賠償請求訴訟

2026年8月に株式会社ジーエービーから約2.41億円と遅延損害金を請求する訴訟が提起された。同社は請求に根拠がなく棄却されるとの立場だが、結論はまだ出ていない。請求額は2026年7月末の自己資本約2.94億円と比べて大きく、和解、判決、弁護士費用が資金繰りと増資の必要性を変える。支払額を確定損失として先取りはしないが、悲観側の確率を厚くする理由である。

過去の希薄化と追加資本調達

2018年、2021年、2023年、2024年には株数が増加した期がある。2026年10月の大量保有変更報告でも創業者らの保有に潜在株353,300株が含まれる。新株予約権には行使価格と条件があるため無条件に全数発行とはしないが、赤字が長引けば新たな第三者割当増資もあり得る。会社の営業利益が伸びることと、現在の株主がその全額を受け取ることは別である。

CELDISの大口顧客依存と価格決定力の不明確さ

約2,000店舗への一括導入は魅力的な実績だが、裏返せば一つの大口販売ルートへの依存を示す。契約更新で単価が引き下げられたり、チェーンが管理基盤を統合したりすれば、店舗の減少が一度に起こる。月額収益は確認できても、解約率、平均月額、値上げの成功率は開示されていない。この不透明さから継続収益を独占的な基盤ソフトと同じ倍率では評価しない。

STBの技術代替と部材価格上昇

ホテル向けSTBは累計出荷実績を持つが、スマートテレビや汎用端末が宿泊客の携帯電話と直接接続できれば、外付け機器への需要は減る。半導体不足やメモリー価格の上昇は納期の遅れと仕入れ資金の増加も招く。2026年1月期には実際に大型STB案件の納品時期が翌期へずれた。過去の累計出荷が次の10年間の市場シェアを保証するわけではない。

開発投資・買収の収益化と資産減損

製品の開発費をソフトウエア資産に振り替えても、投資の現金支出は消えない。2026年1月期にはAIrux関連の減損があり、アクスト東日本の買収ではのれんも生じた。小規模企業では一つの開発失敗や買収先の利益悪化だけでROICが大きく変わる。次の10年間も同じ市場へ追加投資が必要なのに、過去の現金支出が十分な継続利益として戻る証拠はまだ少ない。

固定費、利息、賃借契約と資金余力

直近のセグメント粗利益の合計は営業費用を賄い切れていない。人件費、賃借料、保守費は売上が落ちてもすぐには下がらず、年3%の物価上昇が続けば固定費を削るだけでも難しくなる。有報では本社賃借料が年間約0.094億円で、借入も約1.52億円ある。現金への受取金利は増えるが、借入金利の借り換え負担と現場開発の資金需要を差し引けば、帳簿上の純現金はそのまま余剰現金ではない。

今後の分かれ目

CELDISの約2,000店舗について、継続課金額・解約率・契約更新価格が定量的に開示され、年単位で維持されたら
配信・店舗ソフトの数量0.85倍という中立前提を見直す。解約率が低く値上げも通れば、顧客の切り替え負担を再評価し、同領域の堀の残存割合を上げる余地が生じる。
AIruxの導入実績が累計100件以上になり、初期売上だけでなく月額の売上と粗利益が伸びたら
中立の現場制御75件相当を上方修正する。販売パートナーによる量産的な展開が証明されれば、やや楽観の確率を増やす。ただし設備メーカーとの競争と施工費も確認する。
2027年1月期下期に約0.53億円の営業利益を確保できず、通期黒字化予想を下方修正したら
中立の損益分岐点到達時期を後ろ倒しし、やや悲観と悲観の重みを見直す。上期までの赤字から会社通期予想の営業利益0.03億円へ到達するためには大幅な下期回復が必要である。
約2.41億円の訴訟が会社にとって不利な判決や多額の和解金で解決したら
純現金、清算参考床、将来の増資必要額を直ちに見直す。訴訟の確定負担を資本コストへ単純加算するのではなく、純利益・自己資本・既存株主の取り分に直接反映する。
2022年発行の取締役保有新株予約権が2027年末までに行使されたら
入金額と発行済株式数を確認して保有割合を更新する。逆に失効した場合、楽観側のholder_shareは1へ戻すが、想定していた払込金も会社資本から外す。
STBの新型案件が年間3,000台規模へ育ち、部材高を価格に転嫁できたら
やや楽観の機器数量・単価を支持する材料になる。ただし累計納入台数でなく、年度の新規納入台数と1台当たり粗利益を確認する。
粗利益の増加に対して販管費が抑えられ、営業黒字と営業キャッシュフローの黒字が複数年続いたら
事業転換が利益と現金を生み始めた証拠になる。再投資後の現金収支と増分ROICも合わせて確認し、初めて継続利益への確信を引き上げる。

見ておくもの

  • CELDISの有償稼働店舗数、月額課金売上、顧客解約率、契約更新時の単価
  • AIrux8の累計導入施設数、年度の新規導入件数、受注金額と翌期への繰越額
  • STBの年度別納入台数と製品平均単価、半導体部材の納期と原価
  • ベルスターの年間購買企業数と、アクスト東日本を通じた他のIoT製品販売額
  • TRaaS・受注型Product・テクニカルサービス各事業の売上総利益と全社販管費
  • 2027年1月期の通期業績予想に対する下期の営業利益進捗
  • 株式会社ジーエービーとの係争の進捗、和解金・判決・引当計上の有無
  • 新株予約権の行使・失効、発行済株式数、借入残高と営業キャッシュフロー
  • 中期計画の定量目標、配当方針の具体化、買収先の増分ROIC

倍率と資本コストの決め方

売上の数量は、CELDIS約2,000店舗、AIrux導入約20件、STB累計21万台超、ベルスター延べ1,500社という確認可能な実数を足場にした。ただし会社は製品別の年間出荷・単価をすべて開示していないため、報告セグメントの売上・粗利益と一致するように経済単位を推定した。数量と価格の推計は会社開示の契約単価を装ったものではない。物価3%は単価の側に入れ、数量には重ねていない。

倍率は株価270円や過去のPBRを参照せず、k8.75%、10年後のROE、弱い堀の残存割合3分の1、g_long1%から求めた。中立はROEがk未満なのでPERを1÷kに制限し、悲観側は今の自己資本約3.5億円をPBRの分母として固定した。床の資産約1.12億円にはのれんや換金困難なソフトウエアを含めない。最新短信の発行済株式4,826,991株と自己株111株からは4,826,880株となり、指定されたfacts・briefの基準4,825,889株とは991株の差があるが、基準値は依頼どおり維持した。

10年間の自己資本は、各筋書きの累積純利益と配当・自社株買いを差し引いて整合させた。楽観は期首3.5億円、権利行使払込約0.75億円、累積利益約12.75億円、還元3億円で期末14億円。やや楽観は同じ払込に累積利益約4.70億円、還元0.75億円で8.2億円。中立は累積利益0.70億円、還元0.10億円で4.1億円。やや悲観は累積損失1.5億円で2.0億円。悲観は約2億円の新規増資と累積損失4.8億円で0.7億円とした。

確率加重の現在価値は、各筋書きの既存株主取り分を調整した2036年時価総額を10年、期間中還元を平均5年、それぞれk8.75%で割り引き約3.09億円となる。現行時価総額約13.03億円に対する差は約マイナス76%であり、結論の「割高」と整合する。株価が倍になっても半分になっても、企業の数量・価格・資本コスト・正当化倍率の見立てを株価に合わせて動かさない。新リース基準で賃借契約の表示が変わる場合も、10年の比較は現在と同じ営業費用の考え方で行う。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5% + 上乗せ 0.5%。無リスク金利3%と株式リスクプレミアム4.5%による基本7.5%に、事業の質0.75%と継続赤字への追加0.5%を加えた。株価ベータや時価総額の小ささは加算せず、訴訟の帰結は資本コストではなく筋書きと確率で扱う。

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割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +81.0% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +80.4% · 10 年 割安(年 +15.7%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +65.9% · 10 年 割安(年 +15.1%) 割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +59.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +57.1% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +56.9% · 10 年 割安(年 +14.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +53.0% · 10 年 割安(年 +15.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 公共安全無線のシェア上昇は本物で、車載の薄利と転換社債の希薄化を織り込んでも長期価値に安全域がある 本質価値との差 +49.0% · 10 年 割安(年 +14.2%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +12.5%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +46.5% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +46.4% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +45.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +42.5% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +41.8% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +41.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +10.7%) やや割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +28.9% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +27.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +26.0% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +14.3%) やや割安 ニレコ6863 製鉄・フィルム制御の顧客基盤と特殊光学に堀があり、設備投資後の実行リスクを見ても長期価値は現時価総額を上回る 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +23.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +12.2%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +20.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +18.3% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +17.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +13.1%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +14.7%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 エノモト6928 精密金型と顧客認定は堀になるが、稼働率と設備更新の重さを考えると、現在の時価総額はおおむね妥当だ 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +10.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −5.5% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) やや割高 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +9.6%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +8.8%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 −12.7% · 10 年 やや割高(年 +10.3%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本アビオニクス6946 防衛装備の更新を支える技術と厚い受注残は魅力だが、現金化の遅れと高い期待を考えると株価はやや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +8.7%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +7.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +5.2%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +5.4%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −38.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −39.3% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −42.8% · 10 年 割高(年 +4.9%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −47.3% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −49.6% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 キオクシアホールディングス285A NANDの需要増と先端技術は確かでも、設備投資と価格循環を差し引くと足元の時価総額には安全域が乏しく、長期では割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 HPCシステムズ6597 138億円の大口受注は魅力的だが、借入金と案件集中の危うさを考えると、今の時価総額118億円には安全域が乏しい 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −52.7% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 バルミューダ6612 体験を売る家電ブランドには価値が残るが、再黒字化と借入更新の不確実性に対して現在の評価は高い 本質価値との差 −53.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −56.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −58.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −66.8% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 パワーエックス485A 国産蓄電システムの受注力は確かだが、輸入電池への依存と資本効率の不確実性に比べ、現在の株価には安全域がない 本質価値との差 −68.7% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アスタリスク6522 RFIDによる省人化には成長余地があるが、赤字の長期化と希薄化を考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −69.6% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −70.0% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −72.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −84.2% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −86.8% · 10 年 割高(年 −11.8%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −87.7% · 10 年 割高(年 −9.8%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −88.5% · 10 年 割高(年 −13.3%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.4% · 10 年 割高(年 −14.3%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.5% · 10 年 割高(年 −16.3%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.4% · 10 年 割高(年 −19.7%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.5% · 10 年 割高(年 −33.8%)

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読んだ資料

  1. トラース・オン・プロダクト 2026年1月期 有価証券報告書全文(EDINET原本由来、セグメント・研究開発・配当・貸借対照表)
  2. トラース・オン・プロダクト 2026年4月16日 事業計画及び成長可能性に関する事項
  3. トラース・オン・プロダクト 2027年1月期 第2四半期決算短信(2026年9月10日、継続企業注記・訴訟情報を含む)
  4. トラース・オン・プロダクト 2023年3月24日 業績目標連動型有償ストックオプション発行のお知らせ
  5. トラース・オン・プロダクト 2026年10月9日 大量保有変更報告(潜在株式353,300株)
  6. 富士キメラ総研 デジタルサイネージ市場総調査2025(国内市場・配信サービス市場)
  7. 富士経済 エネルギーマネジメントシステム関連の国内市場調査2026
  8. 厚生労働省 旅館業の概要・施設統計
  9. 日本情報サービス産業協会 統計で見る情報サービス産業
  10. トラース・オン・プロダクト 2026年9月16日 AIrux技術応用の省人化DXシステム受注

分析日 2026-10-22