株譜
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シスメックス 6869

血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,080 円6,557 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,965 円1.19 兆円差 −45.0%
10 年後から見ると 割高 価値 1,080 円6,557 億円 · 差 −45.0% · 期待の年率 +0.3%
期待の年率リターン(10 年)+0.3%資本コスト比 −7.0 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

シスメックスは血液検査機器(血球計数=ヘマトロジー)で世界シェア50%超を握る検体検査(IVD)の専門会社で、装置の設置台数に試薬という消耗品の継続収入を積み上げる「替刃モデル」で長く高い収益性を保ってきた。ところが2026年3月期は、中国政府が検査試薬の単価を引き下げる集中購買(VBP)政策を本格化させたことで中国事業の営業利益が7割近く失われ、海外子会社3社(Sysmex Partec、Oxford Gene Technology、Sysmex Astrego)での115億円の減損も重なり、全社の営業利益は前期の876億円から518億円へ4割減、ROEも11.6%から7.0%へ落ち込んだ。会社は2028年3月期にかけて営業利益を700億円まで戻す計画を示しており、2026年3月期から累進配当(配当性向40%目処)と300億円の自社株買いへ株主還元を転換した。ここでは血球計数、凝固・尿・免疫検査、個別化医療・新規事業(遺伝子検査・hinotoriを含む)の3つに分け、資本コスト7.25%(循環−0.25%・値決め力+0.25%を入れて基本どおり)とROEから正当化PERを置いて時価総額を積み上げた。10年後は高齢化と新興国の検査インフラ拡大で血球計数の実質需要が伸び続ける一方、VBPで下がった試薬単価は元には戻らないという前提で計算した。結果は、中国事業の底打ちと個別化医療事業の収益化が確認できれば本質価値は今の値段に近づくが届かない一方、VBPが他国に広がれば今の値段でもまだ高いという両方の筋書きが成り立つ。今の株価に寄せず、利益の質から倍率を置いた。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、シスメックスはヘマトロジーという一つの検査領域で「装置×試薬」の切り替えコストと特許という堀を持ち、2010年代後半には営業利益率20%超・ROE15〜19%という優良企業の収益性を示した実績がある会社として見るべきである。堀そのものは中国のVBPでも壊れておらず、世界シェア50%超という地位は変わっていない。問題は、その堀が「一国の医療政策の変更」という形の規制リスクを素通りさせてしまったことと、個別化医療という次の成長の種への再投資が、買収した海外子会社3社の減損という形でまだ結果を出せていないことである。オーナー利益(再投資後に株主に残る利益)は2026年3月期に大きく縮んだが、純現金の財務とヘマトロジー・凝固検査という基盤事業の底堅さから、配当を維持する余力は十分にある。わからない部分(VBPが他国に広がるか、個別化医療・hinotoriが本当に次の収益源になるか)が大きい事業であり、確信度は全盛期のROEがそのまま続くと見る楽観より一段低く置くべきだが、今の株価はすでにかなりの悪材料を織り込んでおり、安全域は以前より広がっている。

何で稼ぐ会社か

シスメックスの事業は検体検査機器・試薬の製造販売を軸に、大きく3つに分けられる。中核はヘマトロジー(血球計数検査)で、血液中の血球数・分類を測る装置と専用試薬をセットで病院・検査機関に供給し、世界シェアは50%超とロシュ・アボット・シーメンスヘルスケア・ベックマン・コールター(ダナハー)と並ぶ上位集中市場で首位級の地位にある。次いで凝固検査(血液凝固能、シーメンスと合わせ世界シェア30〜35%)・尿検査・免疫検査・生化学検査といった周辺の検体検査群があり、同じ「装置×試薬」の収益構造で病院・検査センターの検査室に食い込む。顧客は世界190以上の国・地域の病院・臨床検査センター・検査受託会社で、売上の8割強が海外(うち中国が2割程度)。3つめが個別化医療・新規事業で、遺伝子検査・コンパニオン診断(Sysmex Inostics、Oxford Gene Technology等の買収群)やフローサイトメトリー(Sysmex Partec)、感受性検査(Sysmex Astrego)など、精密医療に向けた種をいくつも抱えるが、いずれも立ち上げ段階で2026年3月期は3社の減損を出すなど収益化はまだ道半ばである。これに加えて川崎重工業と折半出資するメディカロイド社が手術支援ロボット「hinotori」を展開しており、国内外で約2万件の手術実績を積み、2026年に欧州MDR認証とベトナム承認を取得して30カ国以上で販売可能になったが、シスメックス単体の売上に占める比重はまだ小さく、ここでは収益を数量×価格で積み上げる対象にはせず、将来の成長オプション(堀を広げる種)として別に扱う。

優良さと弱いところ

堀の中心はヘマトロジーの「装置×試薬」モデルにある。いったん装置を納入すれば、検査精度の保証や院内のワークフローに組み込まれた検査システムを他社に切り替えるコストは高く、試薬は特許で守られているため、設置台数が積み上がるほど継続収入が厚みを増す。2016〜2019年度には営業利益率20%超、ROEは15〜19%という優良企業の水準を記録しており、この堀の強さ自体が崩れたわけではない。ただし2026年3月期は、中国政府が検査試薬の単価を直接押し下げる集中購買(VBP)という堀をすり抜ける政策リスクで利益の7割近くを失い、優良さが「価格を決める力」ではなく「規模と関係」に依存していた側面が露呈した。海外子会社3社の減損は、個別化医療という次の成長の種を買う判断そのものに疑問を投げかける。自己資本比率は71.4%、純有利子負債は実質ゼロ(純現金)で財務は健全、金利上昇はむしろ受取利息の増加としてプラスに働く。経営は創業家(家次家)が長く主導してきたが、2023年に社長職を生え抜きの浅野薫氏に譲り、会長として監督に回る体制へ移行した。弱点は、中国という一国の政策変更に利益の2割前後が晒されていること、新規事業の買収で減損を繰り返していること、そして競合のロシュ・アボットが総合ヘルスケア企業としての規模でシスメックスを大きく上回ることである。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

世界の体外診断(IVD)市場は2025年に1,000億ドル超規模とされ、高齢化・新興国の医療アクセス拡大を背景に中長期で年3〜10%の成長が見込まれる構造的な追い風がある業界で、他の電機領域に比べ景気循環への感応度は低い一方、各国の医療保険制度・診療報酬改定という規制リスクに常時晒される。シスメックスはヘマトロジーでロシュ・アボット・シーメンスヘルスケア・ダナハー(ベックマン・コールター)と並ぶ上位集中市場の一角を占めるが、これら競合は総合ヘルスケア企業としての売上規模でシスメックス(年5,000億円規模)を大きく上回り、資金力で個別化医療・分子診断の開発競争を仕掛けてくる。国内の医療機器メーカーである日本光電・フクダ電子は生体情報モニタ・心電図など国内の病院・診療所向けが中心で国内医療政策の影響を強く受けるのに対し、シスメックスとPHCホールディングスはグローバル展開比率が高く新興国の検査インフラ投資・為替の影響をより強く受ける。今回の主因である中国のVBP(集中購買)は、検査試薬という高収益品目の単価を国家が直接決める政策で、2026年3月期に中国事業の営業利益を7割近く失わせた。この政策は医療費抑制の文脈で導入されており、一度下がった単価が元の水準に戻る可能性は低く、他の新興国に広がるリスクも残る。一方で、中国メーカー(ミンドレイ等)の技術キャッチアップは国内の生体情報モニタ市場とは異なる形で、ヘマトロジーの中位・低価格帯から競争を強めており、10年という期間で見ればシスメックスが上位シェアを守れるかの分かれ目になる。手術支援ロボットhinotoriは、ダヴィンチ(インテュイティブサージカル)が独占する世界6兆円規模の市場に国産機で挑む位置づけで、欧州・東南アジアへの展開が始まったばかりだが、実需化には時間がかかる長期のオプションである。

資本政策と M&A

2026年3月期から株主還元の方針を転換し、連結配当性向を従来の30%目処から40%目処へ引き上げた累進配当(減配しない)を導入、同時に300億円の自己株式取得(取得株式は消却)を打ち出した。2026年3月期は上場30周年の記念配を含め前期比で増配し、利益が急減した年であるため配当性向は67.3%まで上昇したが、累進配当の方針どおり減配はしていない。政策保有株の規模は大きくないとみられる。M&Aは個別化医療・新規事業の種まきとして遺伝子検査(Oxford Gene Technology等、Sysmex Inostics)、フローサイトメトリー(Sysmex Partec)、感受性検査(Sysmex Astrego)などを買い進めてきたが、2026年3月期にこの3社で計115億円の減損を計上し、買収した事業価値が当初見込みを下回ったことが明らかになった。資本配分の巧拙という点では、本業のヘマトロジー・凝固検査への再投資は実績があるが、新規事業の買収は証明されていない論点として残る。親会社・支配株主を持たない独立系企業で、TOB・買収機運を測る指標(kabufuのMC)は13.1%とやや高めに出ているが、創業家が経営監督に残る体制のもとで敵対的な買収のハードルは高いとみる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ヘマトロジーの堀は中国のVBPでも壊れていない。装置の設置台数×試薬という収益構造は変わらず、世界シェア50%超の地位は保たれており、VBPによる単価下落は2026年3月期にほぼ出尽くしたと考えられる。会社自身も2028年3月期に営業利益700億円まで戻す計画を示し、2026年3月期から累進配当(配当性向40%目処)と300億円の自社株買いへ株主還元を転換したことは、経営が中長期の稼ぐ力に自信を持っている証拠である。個別化医療・新規事業は2026年3月期に3社の減損を出したが、これは将来の収益化前の整理であり、遺伝子検査・コンパニオン診断の市場自体は高齢化・精密医療の広がりで拡大が続く。hinotoriは2026年に欧州MDR認証とベトナム承認を取得し、30カ国以上で販売可能になるなど国際展開が加速しており、ダヴィンチが独占する世界6兆円市場に国産機で食い込む長期のオプションとして無視できない。新興国の医療インフラ投資は高齢化とともに今後10年で確実に積み上がり、ヘマトロジー・凝固検査の実質需要を押し上げる。中国事業もVBPの新しい価格体系の下で底を打てば、現地生産の拡大でシェアを維持しながら再成長できる。株価はピークから6割以上下落しており、優良企業としての実績と中国の悪材料の一巡をあわせて考えれば、今の値段は保守的すぎる。

慎重な見方

VBPによる単価下落が「一巡した」という保証はない。中国政府の医療費抑制という構造的な政策方向は変わらず、集中購買の対象品目が広がったり、検査データの施設間共有が進んで検査自体の件数が減ったりするリスクは消えていない。さらに、ミンドレイなど中国メーカーの技術キャッチアップはヘマトロジーの中位・低価格帯から競争を強めており、中国事業の収益がVBP前の水準に戻る前提そのものが崩れる可能性がある。個別化医療・新規事業は2026年3月期に3社で115億円の減損を計上し、買収した事業価値が当初見込みを下回ったことが明らかになった。これは一度きりの整理ではなく、資本配分の巧拙そのものに疑問を投げかける出来事であり、今後も同様の減損が繰り返されるリスクがある。hinotoriは川崎重工との折半出資で、シスメックス単体の収益にはまだ直接結びついておらず、ダヴィンチの牙城を崩すには長い時間と追加投資が必要で、期待先行で株価に組み込むのは早い。ロシュ・アボットという総合ヘルスケア企業がシスメックスを大きく上回る資金力で個別化医療・分子診断に投資を続けており、規模の差は今後も開き続ける可能性がある。VBPのような医療費抑制政策は他の新興国にも広がりうる構造的なリスクであり、中国への依存度(売上の2割程度)を考えれば、2026年3月期の急減益は一時的な悪材料ではなく、今後も繰り返される政策リスクの最初の表れと見るべきである。

どちらに重みを置いたか

ヘマトロジーの堀自体は壊れていないという点では強気の主張に分があるが、VBPが一巡したという保証はなく、個別化医療の買収が結果を出せていない事実は重い。中国への依存度の高さと新興国への政策波及リスクを踏まえ、確率はやや慎重な見方に寄せつつ、中立を軸に置いた。資本コスト7.25%として正当化PERを計算すると、ROEが資本コストを超える中立シナリオでは1÷k(13.3倍)が下限として効き、上限の8.5割の12〜13倍に収れんした。中国事業の底打ちが確認できれば割安、VBPが他国に広がれば今の値段でもまだ高いという両方の可能性を残している。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,662 円1.01 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 362 円2,196 億円)。 今の値に割り戻すと 1,080 円6,557 億円、今との差 −45.0%、 期待の年率 +0.3%(資本コスト 7.2%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,692 円2.24 兆円 555 円3,370 億円 +116.2% +8.0% 425 円2,578 億円
やや楽観 20% 2,603 円1.58 兆円 431 円2,615 億円 +54.4% +4.4% 607 円3,683 億円
中立 30% 1,850 円1.12 兆円 359 円2,181 億円 +12.4% +1.2% 663 円4,024 億円
やや悲観 25% 784 円4,756 億円 289 円1,754 億円 −45.4% −5.9% 268 円1,628 億円
悲観 15% 138 円840 億円 267 円1,623 億円 −79.4% −14.6% 61 円369 億円
加重平均100% 1,662 円1.01 兆円362 円2,196 億円 +3.0% +0.3% 2,023 円1.23 兆円

今の株価時価総額 1,965 円1.19 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 10% 新興国インフラ拡大とhinotori・個別化医療の結実 利益 1,250 億円 · PER 17.9 倍 · 株価時価総額 3,692 円2.24 兆円

高齢化と新興国の医療アクセス拡大でヘマトロジーの実質需要が年3%台で伸び続け、シスメックスは現地生産・現地開発でシェアを58%まで高める。VBP後の新しい価格体系のもとでも、検査の高度化(精密医療化)で単価は緩やかに上がる。個別化医療・新規事業は遺伝子検査・コンパニオン診断が精密医療の広がりに乗って本格的に収益化し、hinotoriも欧州・東南アジアでの導入拡大が進み、ダヴィンチの牙城の一部を切り崩す。凝固・尿・免疫検査も新興国の検査室整備で安定成長を続け、ROEは資本コストを大きく超える水準まで回復する。

  • ヘマトロジー(血球計数検査):数量 50.8(世界の血球計数(ヘマトロジー)検査市場規模(億ドル、実質))× 価格 105(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 5,334 億円・営業利益 1,174 億円。新興国シェア拡大・単価回復(実質市場50.8億ドル×シェア58%)
  • 凝固・尿・免疫検査:数量 179(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 16(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 2,776 億円・営業利益 361 億円。新興国の検査室整備(実質市場179.1億ドル)
  • 個別化医療・新規事業:数量 291(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 7.00(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 2,039 億円・営業利益 306 億円。精密医療・hinotoriが収益源に確立(実質市場291億ドル)

倍率:事業の純利益 1,250 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.9% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.9 倍。全体の PER 17.93 倍、時価総額 22,412 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新興国の検査インフラ投資が加速し、個別化医療・hinotoriも収益源として確立するという複数の好条件が10年続いて重なる必要があるため10%に置いた。

やや楽観 20% 検査需要拡大が新規事業の立ち上がりを後押し 利益 953 億円 · PER 16.6 倍 · 株価時価総額 2,603 円1.58 兆円

ヘマトロジーの実質需要は高齢化・新興国アクセス拡大で緩やかに伸び続け、VBP後の新しい価格体系のもとでもシェア防衛と現地生産で収益性が改善する。個別化医療・新規事業は遺伝子検査・コンパニオン診断の採用が進み、収益にはっきり貢献し始める。hinotoriも導入国を広げるが、ダヴィンチを上回る規模には届かない。凝固・尿・免疫検査も安定成長を続け、全社のROEは資本コストを安定して上回る水準に戻る。ロシュ・アボットとの競争は続くが、装置の設置台数に紐づく試薬の継続収入という堀の強さが、10年かけて収益性の回復を支える構図になる。

  • ヘマトロジー(血球計数検査):数量 48.3(世界の血球計数(ヘマトロジー)検査市場規模(億ドル、実質))× 価格 97(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 4,685 億円・営業利益 937 億円。需要拡大・収益性改善(実質市場48.3億ドル×シェア56%)
  • 凝固・尿・免疫検査:数量 171(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 15(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 2,492 億円・営業利益 299 億円。安定成長(実質市場170.7億ドル)
  • 個別化医療・新規事業:数量 223(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 7.00(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 1,562 億円・営業利益 172 億円。収益貢献が明確化(実質市場223億ドル)

倍率:事業の純利益 953 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.6% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.6 倍。全体の PER 16.58 倍、時価総額 15,801 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ヘマトロジーの構造的な需要拡大が続き、個別化医療・hinotoriも種から育つ、蓋然性のある楽観シナリオ。

中立 30% VBP後の新しい均衡で緩やかな回復成長 利益 736 億円 · PER 15.3 倍 · 株価時価総額 1,850 円1.12 兆円

中国のVBPで下がった試薬単価は元の水準には戻らず、新しい価格体系のもとでヘマトロジー事業は実質需要の伸び(高齢化・新興国アクセス拡大)に沿って緩やかに増収増益を続ける。凝固・尿・免疫検査も同様に緩成長、個別化医療・新規事業は減損の反動から立ち直り、小さいながら利益を出す事業に育つ。hinotoriは国際展開を続けるが、全社収益への影響は限定的にとどまる。全社の営業利益率はVBP前のピーク(20%超)には戻らず13%台で成熟し、ROEは資本コストをやや上回る水準で安定する。ロシュ・アボット・シーメンスヘルスケアとの上位集中が続き、シスメックスは世界シェア50%台を維持しながら、新しい価格水準に適応した経営体質に移行する。

  • ヘマトロジー(血球計数検査):数量 46.1(世界の血球計数(ヘマトロジー)検査市場規模(億ドル、実質))× 価格 90(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 4,149 億円・営業利益 747 億円。新しい均衡での緩成長(実質市場46.1億ドル×シェア55%)
  • 凝固・尿・免疫検査:数量 163(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 14(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 2,244 億円・営業利益 247 億円。緩成長継続(実質市場162.6億ドル)
  • 個別化医療・新規事業:数量 170(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 7.00(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 1,187 億円・営業利益 95 億円。小さく利益化(実質市場170億ドル)

倍率:事業の純利益 736 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.8% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.0%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.3 倍。全体の PER 15.26 倍、時価総額 11,231 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:VBPで下がった価格水準が新しい均衡として定着し、構造的な需要拡大の範囲内で緩やかに成長する、最も蓋然性の高い筋書き。

やや悲観 25% VBPが新興国に広がりシェアも侵食される 利益 376 億円 · PER 11.3 倍 · 株価時価総額 784 円4,756 億円

中国で導入されたVBP型の集中購買政策が他の新興国にも広がり、検査試薬の単価が世界的に下押しされる。同時にミンドレイなど中国メーカーの技術キャッチアップがヘマトロジーの中位・低価格帯で進み、シスメックスの世界シェアは50%を割り込む。凝固・尿・免疫検査も価格圧力を受け、個別化医療・新規事業は投資回収が遅れたまま、収益にほとんど貢献しない。それでも装置の設置台数自体は増え続け、ヘマトロジーの実質需要の伸びは緩やかに全社を支える。累進配当の方針は維持されるが、配当性向はさらに高まり、自社株買いの余力は細っていく。

  • ヘマトロジー(血球計数検査):数量 41.8(世界の血球計数(ヘマトロジー)検査市場規模(億ドル、実質))× 価格 80(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 3,344 億円・営業利益 435 億円。シェア侵食・価格下押し(実質市場41.8億ドル×シェア50%)
  • 凝固・尿・免疫検査:数量 148(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 12(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 1,770 億円・営業利益 142 億円。価格圧力(実質市場147.5億ドル)
  • 個別化医療・新規事業:数量 105(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 7.00(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 739 億円・営業利益 −15 億円。収益化せず(実質市場105億ドル)

倍率:ROE 5.4% が k 7.25% 以下なので、伸びても価値は増えず(ためた利益は額面未満)、正当化 PER は 1÷k=13.3 倍。VBPが他国にも広がり、試薬の単価がさらに下がる筋書きなので、上限の 8.5 割の 11.3 倍に置いた。

確率:中国型の集中購買政策が他の新興国にも広がり、同時に中国メーカーの技術キャッチアップでシェアも削られるシナリオ。構造的な負け筋として業種ノートが想定する範囲。

悲観 15% 構造的に負ける:中国メーカーに主要市場で侵食される 利益 78 億円 · PER 10.8 倍 · 株価時価総額 138 円840 億円

ミンドレイなど中国メーカーがヘマトロジーの上位市場まで技術的に追いつき、中国に加えて他の新興国でも価格競争でシェアを奪われる。VBP型の集中購買政策は主要新興国の標準的な医療費抑制手法となり、試薬単価は世界的に下押しされたままになる。凝固・尿・免疫検査も同様の価格競争に晒され、個別化医療・新規事業は追加の減損・事業整理を繰り返し、10年経っても収益源として確立しない。hinotoriも大きな投資回収には至らない。それでも装置の設置台数に紐づく試薬の継続収入というストック性と、純現金の財務は残り、清算価値に近い水準が株価の底になる。配当と自社株買いは利益ではなく、手元の現金と資産の売却で払う。

  • ヘマトロジー(血球計数検査):数量 37.8(世界の血球計数(ヘマトロジー)検査市場規模(億ドル、実質))× 価格 60(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 2,268 億円・営業利益 136 億円。中国メーカーが上位市場まで侵食(実質市場37.8億ドル×シェア40%)
  • 凝固・尿・免疫検査:数量 127(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 9.00(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 1,145 億円・営業利益 34 億円。価格競争激化(実質市場127.2億ドル)
  • 個別化医療・新規事業:数量 47.0(対象市場規模(億ドル、実質、推定))× 価格 7.00(市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向)→ 売上 329 億円・営業利益 −49 億円。事業整理継続(実質市場47億ドル)

倍率:悲観の純利益 78 億円は ROE 2.2% で、ためた利益は額面未満の価値しかない。やや悲観の時価総額÷純利益 11.3 倍より悲観ほど低く置くので、その約 95% の 10.8 倍(時価総額 839.6 億円)とした(稼ぐ力 純利益÷k も超えない)。自己資本の厚さや市場の倍率は根拠にしない。

確率:10年という期間で中国メーカー(ミンドレイ等)がヘマトロジーの上位市場まで侵食し、個別化医療・新規事業も収益化できずに終わる構造的な負けシナリオ。悲観が5%以上である理由:2026年3月期に実際にVBPで利益の7割を失った実績があり、同種の政策リスクが他の新興国に広がる・中国メーカーが上位市場まで侵食するシナリオは医療機器セクター共通のテーマであり、確率を高めに置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

ヘマトロジー(血球計数検査)

血球数・分類を測る検査装置と専用試薬のセット販売。設置台数×試薬の継続収入モデルで世界シェア50%超。

数量世界の血球計数(ヘマトロジー)検査市場規模(億ドル、実質)価格市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向売上営業利益
今 2026/03 36.0 83 3,000 465
10 年後 中立 46.1 90 4,149 747

取り方:世界のヘマトロジー市場を実質36億ドル規模と推定し、シェア55%前後から売上を逆算(市場の開示は無い)。2026年3月期は中国のVBPで試薬単価が下がり、営業利益率は過去のピーク20%超から15.5%まで落ちた。

凝固・尿・免疫検査

血液凝固能、尿検査、免疫検査、生化学検査など。ヘマトロジーに次ぐコアの検体検査群。凝固はシーメンスと合わせ世界シェア30〜35%。

数量対象市場規模(億ドル、実質、推定)価格市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向売上営業利益
今 2026/03 121 12 1,450 131
10 年後 中立 163 14 2,244 247

取り方:凝固・尿・免疫・生化学検査の対象市場を実質121億ドル規模と仮置きし、シェア8%弱から売上を逆算(開示無し、推定)。ヘマトロジーよりVBPの直接影響は小さいが、同じ検査室向けの価格交渉の波及で利益率は9%程度に留まる。

個別化医療・新規事業

遺伝子検査・コンパニオン診断(Sysmex Inostics、Oxford Gene Technology等)、フローサイトメトリー(Sysmex Partec)、感受性検査(Sysmex Astrego)。立ち上げ段階の事業群。

数量対象市場規模(億ドル、実質、推定)価格市場1億ドルあたりの売上(億円)=シェア×為替(150円)×単価動向売上営業利益
今 2026/03 100 5.50 550 −78
10 年後 中立 170 7.00 1,187 95

取り方:精密医療・個別化診断関連の対象市場を実質100億ドル規模と仮置きし、シェア3.7%程度から売上を逆算(開示無し、推定)。2026年3月期は海外子会社3社で計115億円の減損を計上し、研究開発投資の先行負担もあって営業損失(-78億円)。

リスクと懸念

中国VBP(集中購買)の再発・拡大

2026年3月期に中国事業の営業利益を7割近く失わせたVBP(集中購買)は、対象品目の拡大や検査データの施設間共有による検査件数の減少という形で、さらに強まる可能性がある。中国は売上の2割程度を占め、一国の政策変更が全社利益に大きく響く構図は変わっていない。

個別化医療・新規事業の買収が結果を出せていない

2026年3月期に海外子会社3社(Sysmex Partec、Oxford Gene Technology、Sysmex Astrego)で計115億円の減損を計上し、買収した事業価値が当初見込みを下回ったことが明らかになった。資本配分の巧拙が証明されていない論点として残る。

中国メーカーの技術キャッチアップ

ミンドレイなど中国メーカーがヘマトロジーの中位・低価格帯から技術的に追いつきつつあり、10年という期間で上位市場まで侵食されれば、シスメックスの世界シェア50%超という地位そのものが揺らぐ。中国政府の自国産業優先(国産化)の方針も、現地メーカーの技術力向上を後押しする追い風になりうる。

ロシュ・アボットとの資金力の差

ロシュ・アボットは総合ヘルスケア企業としての規模でシスメックス(年5,000億円規模)を大きく上回り、個別化医療・分子診断の開発競争に多くの資金を投じられる。規模の差は今後も開き続ける可能性があり、次世代の検査技術への投資競争でシスメックスが見劣りするリスクがある。

hinotoriの収益化には時間がかかる

川崎重工と折半出資するメディカロイドの手術支援ロボットhinotoriは、2026年に欧州MDR認証・ベトナム承認を取得して国際展開が進むが、ダヴィンチが独占する市場に食い込むには長い時間と追加投資が必要で、シスメックス単体の収益への貢献はまだ小さい。

VBPの他の新興国への波及

中国で導入された集中購買型の医療費抑制策は、同様の財政制約を抱える他の新興国にも広がりうる。シスメックスは売上の8割強が海外で新興国の検査インフラ投資に依存する比率が高く、波及すればヘマトロジーの単価下押しが世界的に広がるリスクがある。

為替・金利変動

海外売上比率が8割強と高く、ドル円の変動が業績に直結する。前提では150円で固定しているが、大幅な円高は海外収益を円換算で縮小させる。純現金の財務なので金利上昇自体はむしろ受取利息の増加としてプラスに働く。

今後の分かれ目

中国事業の営業利益が四半期ベースで前年を上回るようになる
VBPによる単価下落が一巡したことの裏付けとなり、中立〜やや楽観シナリオの確率が上がる。
個別化医療・新規事業(遺伝子検査・コンパニオン診断)で追加の減損が発生する
買収による資本配分の巧拙への疑問が強まり、やや悲観シナリオに近づく。
ミンドレイ等の中国メーカーがヘマトロジーの上位価格帯の入札で採用される事例が増える
世界シェア50%超という地位の持続性に疑いが生じ、10年の構造的な負けシナリオの確率が上がる。
hinotoriが欧州・東南アジアで年間導入台数を大きく増やし、関連試薬・サービス収益が明確になる
個別化医療・新規事業の次の収益源として認識され、楽観シナリオの確率が上がる。
VBP型の集中購買政策が中国以外の新興国(インド・東南アジア等)に広がる
ヘマトロジーの単価下押しが世界的な構造変化になり、10年の中立シナリオがやや悲観側に近づく。
累進配当の方針のもとで2027年3月期以降も営業利益700億円超への回復が確認できる
会社計画どおりの回復が実証され、中立〜やや楽観シナリオへの確率の寄せが強まる。

見ておくもの

  • 中国事業の営業利益の四半期ごとの推移(VBP一巡の確認)
  • 個別化医療・新規事業の損益(追加減損の有無)
  • ヘマトロジーの世界シェア(中国メーカーの侵食度合い)
  • hinotoriの年間導入台数・国際展開の進捗
  • 累進配当・自社株買いの進捗(配当性向40%目処)
  • 2028年3月期営業利益700億円という会社計画の達成度
  • ドル円の水準(海外売上8割強への影響)

倍率と資本コストの決め方

今の株価(ピークから6割強下落)には寄らず、先にヘマトロジー・凝固検査・個別化医療の3セグメントで実質の市場規模×シェアから売上と利益を積み上げ、その時点のROE・資本コスト7.25%(基本7.5%に、循環−0.25%・値決め力+0.25%)から正当化PERを決めた。中立はROEがkをやや超える水準で、上限の8.5割(PER12〜13倍)に置いた。中国のVBPで試薬の単価自体が下押しされているため、堀の強さを織り込んで上限いっぱいには置かず、VBPが一巡して利益率が戻る楽観側で上限の9割に置いた。悲観は稼ぐ力(純利益÷k)を上限に、倍率をやや悲観の約95%に置いた。過去の倍率や自己資本の厚さは根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.62→17.93 倍・やや楽観 PER 13.56→16.58 倍・中立 PER 12.4→15.26 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. シスメックス 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
  2. シスメックスの26年3月期、中国不調で下方修正 純利益24%減(日本経済新聞)
  3. 決算:シスメックスが純利益60億円下方修正 26年3月期、子会社3社で減損(日本経済新聞)
  4. 決算:シスメックスの純利益が5期連続最高 26年3月期、累進配当を導入(日本経済新聞)
  5. シスメックスグループ長期経営戦略および中期経営計画を策定
  6. シスメックス、34年3月期の売上高1兆円目標 事業領域拡大で・長期経営計画(神戸経済ニュース)
  7. シスメックス、川崎重工業と手術ロボット「ヒノトリ」開発 外資の牙城に風穴(日本経済新聞)
  8. メディカロイド、国産手術ロボ「ヒノトリ」を欧州販売へ(日本経済新聞)
  9. MDPROリサーチ 中国の医療機器調達におけるVBP(JFMDA)
  10. 家次恒(Wikipedia)

分析日 2026-10-18