株譜
AI 銘柄分析 · 電気機器 · 試作

浜松ホトニクス 6965

光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,246 円6,472 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,086.5 円6,013 億円差 +7.6%
10 年後から見ると 適正 価値 2,246 円6,472 億円 · 差 +7.6% · 期待の年率 +7.1%
期待の年率リターン(10 年)+7.1%資本コスト比 +0.1 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

浜松ホトニクスは、光を電気に変える部品と、それを使う装置を作る会社だ。看板は光電子増倍管という、微弱な光をとらえる真空管で、世界シェアは9割ほどとされる。医療、素粒子物理、半導体検査と、用途は広い。

筆者の結論は「やや割高」である。いちばんの理由は、値段と稼ぐ力のずれだ。直近の営業利益率は7.6%まで落ち、ROEは4.4%。それなのに今の時価総額は、利益の大きな回復をほぼ織り込んでいる。

事業そのものは悪くない。受光と発光の両方を手がける会社は世界でも少ない。量産品を避け、少量で注文の入る領域に絞ってきたため、大手が入りにくい。半導体の検査向けは生成AIで勢いづき、2026年9月期の営業利益は220億円と、前期の1.4倍を見込む。

それでも、中立の筋書きでは10年後の営業利益率は2割弱、ROEは12%前後にとどまる。強い会社だが、倍率が大きく跳ねる水準ではない。資本コストは基本7.5%に、循環+0.5%・値決め力−0.5%・寿命−0.25%を入れた7.25%で測っている。

気がかりは、買収したレーザ事業の赤字と、販管費の膨らみだ。デンマークのNKT Photonicsを約420億円で買ったが、レーザ事業はまだ赤字から抜けていない。ここで利益が戻るかどうかが、10年後の姿を分ける。

今の値段は、AI向け需要が長く続き、赤字事業も黒字になる筋書きを前提にしている。会社の質は高い。ただ、払う値段に安全域は見当たらない。

バリュー投資の観点から

オーナー利益、つまり株主が自由に使える利益は、見かけより小さい。研究開発と設備投資に、毎年多くを再投資しているからだ。それでも、その投資で光電子増倍管という代わりのない製品を守ってきた。この点は評価できる。

10年後も存在する事業か、と問えば、答えは「はい」だ。光センサーの需要は、半導体、医療、科学の三つが支える。いずれも減る気配がない。堀は、電子管では強く、光半導体では中くらい、レーザではまだ見えない。会社全体では、強いとまでは言えない。

資本の使い方には、疑問が残る。レーザ事業の買収は、約420億円を投じて、まだ利益に結びついていない。買収の規律については、もう一段の説明がほしい。

そして、値段だ。バリュー投資の観点では、良い会社を適正な値段で買うのが基本である。いまの時価総額は、予想の営業利益の30倍近く、実績の純利益の40倍を超える。利益がAI需要で大きく戻っても、この倍率は保てない。会社の質は高い。しかし、払う値段に安全域がない。わからない部分、つまりレーザの黒字化とAI需要の持続は、確信度を下げて見る。

何で稼ぐ会社か

事業は4つに分かれる。売上の大きい順に、光半導体が795億円、電子管が719億円、画像計測機器が327億円、レーザが223億円である。海外売上が8割近い。

光半導体は、フォトダイオードやMPPCなど、光を電気に変える素子だ。医療用のCTや分析機器、車載、光通信に入る。電子管は光電子増倍管が中心で、微弱な光を大きく増やして測る。素粒子の観測、血液検査、放射線の測定など、高い精度を求める現場で使われる。利益率が高く、同社の稼ぎ頭である。

画像計測機器は、半導体の故障解析装置や科学用カメラだ。最先端の半導体は不良を見つけるのが難しく、同社の光学技術の出番が増えている。レーザは、2024年に買収したNKT Photonicsが加わって売上が倍になった。ただ、利益はまだマイナスだ。

稼ぎ方に特徴がある。研究者や装置メーカーと一緒に、数十台、数百台の単位で部品を作る。値段を決める力が強い。そのぶん、全社の費用は重い。セグメント利益の合計は369億円だが、全社の営業利益は162億円まで下がった。差の207億円は、各事業に配られない全社の費用とみる。

2025年9月期は、販管費が132億円増え、うち101億円はM&A関連と説明されている。売上は4%伸びたのに利益が半分になったのは、需要より費用の増え方が効いたからだ。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、電子管と光半導体の深い技術にある。光電子増倍管はほぼ独占で、代わりのきかない用途が多い。受光と発光の両方を作れる点も、顧客の開発に食い込む力になっている。

高い利益率を長く保ってきたのが、その証拠だ。営業利益率は2014年から2019年まで17〜19%で、2022年には27%まで上がった。研究者との近さから、要望を製品に素早く落とし込める。ここは簡単にまねされない。

弱いところも見ておきたい。第一に、堀が効くのは電子管と光半導体の一部で、売上の半分に満たない。レーザは競合の多い市場で、まだ強みを示せていない。第二に、利益の山と谷が大きい。2022年の413億円から2025年は142億円まで落ちた。半導体や医療機器の設備投資の波をまともに受ける。第三に、全社費用が重い。売上が伸びない年は利益を直撃する。

財務は強い。自己資本比率は7割で、純現金がある。借金で首が回らなくなる心配はない。ただし、レーザ事業に資本を割いたことで、資本効率は目に見えて落ちた。ROEは2022年の14.7%から4.4%まで下がっている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

半導体検査と医療機器が、需要を左右する二本柱だ。

半導体の検査では、微細化と3次元化が進み、不良を見つける作業が難しくなった。光で故障の場所を探る装置や、検査用の光センサーの需要が伸びる。生成AI向けの先端半導体の増産も追い風になる。2026年9月期は第2四半期と第3四半期に続けて予想が上がった。半導体製造・検査装置向けの売上は約400億円を見込む。

医療・バイオは、いまは弱い。装置メーカーの投資抑制が響いた。ただ、PET(陽電子断層撮影)やX線CTなどは、高齢化とともに長く伸びる分野だ。ここが戻れば、電子管と光半導体の利益が厚くなる。

競合は、事業ごとに違う。光電子増倍管は競合が限られる。光半導体は、米欧の専業や日本・海外の電子部品メーカーが並ぶ。レーザは、IPGやコヒレントなど規模の大きな専業と戦う。NKTのスーパーコンティニューム光源は一定の地位があるが、全体では後発だ。

光通信は、データセンターの増設で光トランシーバーの需要が増える。同社の光半導体にも波及する可能性がある。ただ、大量生産で価格を下げる競争になりやすい。同社の得意な少量・高付加価値とは性格が違う点には注意が要る。

資本政策と M&A

還元の方針は、配当性向30%を目安に、DOE(自己資本に対する配当の割合)を下限に置く。下限は3.5%と報じられている。2026年9月期は増配を続ける予想である。

2025年11月には、上限200億円・1,500万株(発行済みの5%)の自社株買いを決めた。期間は2026年9月までで、資本効率を上げる意図がはっきりしている。利益が落ちた年に、あえて買いを入れた点は評価できる。

買収では、NKT Photonicsが最大だ。2022年に約295億円で合意したが、デンマーク政府の審査で一度は却下された。再申請を経て、2024年5月に約420億円で完了している。値段が4割ほど上がっており、買い手としてのタイミングは悪かった。NKTは2023年12月期に営業赤字だった。会社はレーザ事業の売上400億円超を目指すが、黒字化のめどは確かめられなかった。

政策保有株は最小限にする方針だ。設備投資は2025年9月期に359億円と、前の期より増えた。純現金は200億円まで減っている。

他社に買われる可能性は、kabufuの推定で10年に15%ほどだ。規模が大きく、研究者との関係が資産であるため、実際に起きるかは読みにくい。

2025 年 11 月決議の自社株買い 200 億円は実行済みとして株数と自己資本の起点に反映したため、10 年の還元からは除いた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

半導体の検査向けが、10年続く成長の柱になる。先端半導体は構造が複雑になり、不良を光で見つける装置と、その部品の需要は伸び続ける。生成AIの増産がこの追い風を太くしている。2026年9月期の予想が2回も上がったのは、その表れだ。電子管の光電子増倍管は、ほぼ独占のまま、医療と素粒子物理で使われ続ける。

営業利益率は、2022年に27%まで上がった。いまは費用が先行して7.6%に落ちたが、費用の増え方が落ち着き、売上が戻れば、2割を超える水準に戻る力がある。会社も営業利益率20%以上を目標に掲げてきた。

NKT Photonicsのレーザ事業も、半導体の製造や量子技術の光源として需要がある。赤字が止まり、利益が出るようになれば、全社の利益率をさらに押し上げる。量産ではなく少量・高付加価値という同社の型は、AIの波でも崩れない。

自己資本比率が7割、純現金があり、DOE3.5%を下限に株主還元も続ける。10年後には、営業利益が今の5倍を超え、ROEも15%を超える姿を描ける。それなら、今の値段にも一定の説明がつく。

慎重な見方

いまの値段は、利益の回復を何年も先取りしている。営業利益率7.6%、ROE4.4%の会社に、純利益の40倍を超える倍率がついている。2026年9月期の予想でも、営業利益は220億円で、2022年のピーク570億円の4割にすぎない。

回復の中身にも疑問がある。上方修正の主役は半導体の検査向けだが、これは設備投資の波が大きい分野だ。AIの投資が一巡すれば、波は反対に振れる。医療・バイオは弱いままで、戻る時期が読めない。

費用の重さも気になる。販管費は1年で132億円増えた。研究開発や人件費は、一度増やすと戻しにくい。売上が伸びない年は、利益をそのまま削る。

レーザ事業は、買収した当初から赤字が続く。IPGやコヒレントなど規模の大きな専業と戦う市場で、後発の同社が利益を出せる保証はない。約420億円の買収は、高い買い物になった可能性がある。

光電子増倍管は独占だが、市場そのものが小さい。会社の成長を支えるには足りず、伸びる分野ほど競合が多い。堀の強い部分と、成長する部分が重なっていない。この矛盾が、倍率を押し下げる。

どちらに重みを置いたか

事業の質では強気の見方が上回る。電子管と半導体検査向けの技術は本物で、利益率は元の水準に戻る力がある。ただ、値段の面では慎重な見方が勝つ。中立でも10年後のROEは12%ほどで、倍率は15倍前後が限度だ。

確率は中立に4割近くを置き、やや楽観を2割台半ばまで厚くした。堀と財務の強さを認めたためだ。一方で、赤字のレーザ事業と費用の膨らみを重く見て、やや悲観を2割に置いた。悲観は1割とした。悲観が厚いのは、電子管の置き換えとレーザの失敗が長引く場合を見ているからだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 3,490 円1.01 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 661 円1,906 億円)。 今の値に割り戻すと 2,246 円6,472 億円、今との差 +7.6%、 期待の年率 +7.1%(資本コスト 7.0%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 7,278 円2.10 兆円 1,129 円3,253 億円 +302.9% +15.0% 841 円2,423 億円
やや楽観 24% 5,330 円1.54 兆円 897 円2,584 億円 +198.4% +11.6% 1,494 円4,307 億円
中立 36% 3,536 円1.02 兆円 688 円1,984 億円 +102.5% +7.3% 1,521 円4,383 億円
やや悲観 20% 982 円2,829 億円 341 円982 億円 −36.6% −4.5% 264 円762 億円
悲観 10% 138 円398 億円 173 円500 億円 −85.1% −17.3% 31 円90 億円
加重平均100% 3,490 円1.01 兆円661 円1,906 億円 +99.0% +7.1% 4,152 円1.20 兆円

今の株価時価総額 2,087 円6,013 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 検査・医療・レーザの三本柱がそろう 利益 976 億円 · PER 21.5 倍 · 株価時価総額 7,278 円2.10 兆円

半導体検査の需要が10年を通じて伸び、光センサーと故障解析装置が全社の柱に育つ。電子管は光電子増倍管の独占を守り、医療と科学の需要が着実に増える。レーザ事業はNKTの技術を軸に、量子技術や半導体の製造向けで採用が進み、売上は400億円を大きく超えて黒字になる。研究開発への投資が成果につながり、営業利益率は2割台半ばで安定する。ROEは17%前後まで戻り、株主還元も厚くなる理想的な10年である。10年の間に、半導体の微細化と生成AIの計算需要が続き、検査向けの光センサーは、いまの2倍近い規模に育つ。医療向けも、高齢化と新しい診断装置で安定して伸びる。研究開発の成果が製品の値段に表れ、値上げの力も保たれる。

  • 光半導体:数量 72.0(高性能光検出器・光半導体素子の対象市場(億ドル・今の値段で測った実質))× 価格 30(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 2,171 億円・営業利益 803 億円。対象市場 72 億ドル(実質)× シェア 15.0%、営業利益率 37%
  • 電子管:数量 9.2(光電子増倍管ほか電子管の対象市場(億ドル・実質))× 価格 145(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,331 億円・営業利益 506 億円。対象市場 9.2 億ドル(実質)× シェア 72.0%、営業利益率 38%
  • 画像計測機器:数量 44.0(半導体故障解析・科学計測カメラなどの対象市場(億ドル・実質))× 価格 20(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 884 億円・営業利益 301 億円。対象市場 44 億ドル(実質)× シェア 10.0%、営業利益率 34%
  • レーザ:数量 100(科学・産業用の特殊レーザの対象市場(億ドル・実質))× 価格 8.04(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 804 億円・営業利益 145 億円。対象市場 100 億ドル(実質)× シェア 4.0%、営業利益率 18%

倍率:事業の純利益 976 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 17.7% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.67(moat=strong)で RONIC 14.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.5 倍。全体の PER 21.49 倍、時価総額 20,974 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:半導体検査、医療、レーザの三つが同時にうまくいく必要があり、連続成功の確度は高くない。

やや楽観 24% 営業利益率20%の目標を10年かけて達成 利益 753 億円 · PER 20.4 倍 · 株価時価総額 5,330 円1.54 兆円

半導体と医療の両方が緩やかに伸び、光半導体と電子管で利益率が戻る。レーザ事業は黒字になるが、競合の多さから利益率は1割台半ばにとどまる。研究開発費は物価で増えるが、売上の伸びがそれを上回る。営業利益率は2割強で落ち着き、ROEは15%前後になる。世界の半導体の需要は10年で見れば伸びる方向にあり、同社の光技術の出番は広がる。ただし、競合が追い上げ、独占的な利益率までは戻らない。電子管は安定した利益を出し続け、光半導体と画像計測機器が成長を担う。会社の自己資本は着実に積み上がり、配当も増える。投資家は同社を、優良な部品メーカーとして評価し直す。

  • 光半導体:数量 65.0(高性能光検出器・光半導体素子の対象市場(億ドル・今の値段で測った実質))× 価格 29(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,894 億円・営業利益 644 億円。対象市場 65 億ドル(実質)× シェア 14.5%、営業利益率 34%
  • 電子管:数量 8.6(光電子増倍管ほか電子管の対象市場(億ドル・実質))× 価格 141(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,210 億円・営業利益 430 億円。対象市場 8.6 億ドル(実質)× シェア 70.0%、営業利益率 36%
  • 画像計測機器:数量 40.0(半導体故障解析・科学計測カメラなどの対象市場(億ドル・実質))× 価格 19(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 764 億円・営業利益 237 億円。対象市場 40 億ドル(実質)× シェア 9.5%、営業利益率 31%
  • レーザ:数量 90.0(科学・産業用の特殊レーザの対象市場(億ドル・実質))× 価格 7.44(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 669 億円・営業利益 100 億円。対象市場 90 億ドル(実質)× シェア 3.7%、営業利益率 15%

倍率:事業の純利益 753 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.8% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.67(moat=strong)で RONIC 12.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.4 倍。全体の PER 20.4 倍、時価総額 15,361 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社が目標に掲げてきた営業利益率20%以上を、10年かけて達成するという筋書き。実現の確度は中程度。

中立 36% 中立:優良だが普通の倍率に収まる 利益 553 億円 · PER 18.4 倍 · 株価時価総額 3,536 円1.02 兆円

事業は崩れないが、特別に伸びもしない10年になる。半導体向けは緩やかに伸び、医療は高齢化とともに安定する。電子管の利益率は戻るが、市場が小さく成長への貢献は限られる。レーザは赤字を脱するが、利益率は1割ほどにとどまる。営業利益率は2割弱で、過去の平均に近い。ROEは12%前後に落ち着く。配当と自社株買いを続けながら、自己資本は緩やかに積み上がる。優良だが、利益に見合った普通の倍率がつく姿である。研究開発の費用は物価とともに増えるが、売上の伸びがそれを吸収する。10年後も、光センサーの需要は半導体、医療、科学の三つが支える。会社の姿は大きくは変わらず、地味に積み上がっていく。

  • 光半導体:数量 58.0(高性能光検出器・光半導体素子の対象市場(億ドル・今の値段で測った実質))× 価格 28(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,632 億円・営業利益 506 億円。対象市場 58 億ドル(実質)× シェア 14.0%、営業利益率 31%
  • 電子管:数量 8.0(光電子増倍管ほか電子管の対象市場(億ドル・実質))× 価格 133(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,061 億円・営業利益 350 億円。対象市場 8.0 億ドル(実質)× シェア 66.0%、営業利益率 33%
  • 画像計測機器:数量 36.0(半導体故障解析・科学計測カメラなどの対象市場(億ドル・実質))× 価格 18(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 651 億円・営業利益 182 億円。対象市場 36 億ドル(実質)× シェア 9.0%、営業利益率 28%
  • レーザ:数量 78.0(科学・産業用の特殊レーザの対象市場(億ドル・実質))× 価格 6.83(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 533 億円・営業利益 64 億円。対象市場 78 億ドル(実質)× シェア 3.4%、営業利益率 12%

倍率:事業の純利益 553 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.3% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.67(moat=strong)で RONIC 9.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.4 倍。全体の PER 18.43 倍、時価総額 10,192 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界の需要の見通しと、過去の利益率の平均、堀の強さを合わせた中心の筋書き。

やや悲観 20% 競合の追い上げで強みが薄れる 利益 215 億円 · PBR 0.9 倍 · 株価時価総額 982 円2,829 億円

半導体検査の需要は伸びるが、競合の追い上げで光半導体の利益率が落ちる。中国メーカーの台頭も圧力になる。医療向けは成熟し、電子管の売上は伸びない。レーザ事業は黒字に届かず、のれんの減損が出る。費用の重さが残り、営業利益率は1割を切る。ROEは5%台で、資本コストを下回り続ける。配当は維持するが、成長期待が後退し、倍率は低くなる。10年後には、同社の光半導体は、価格競争の激しい分野に押し出される。電子管の安定した利益はあるが、会社全体の伸びを支えるには足りない。自社株買いは小さくなり、株主還元の厚みも減る。

  • 光半導体:数量 50.0(高性能光検出器・光半導体素子の対象市場(億ドル・今の値段で測った実質))× 価格 25(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,256 億円・営業利益 276 億円。対象市場 50 億ドル(実質)× シェア 12.5%、営業利益率 22%
  • 電子管:数量 7.0(光電子増倍管ほか電子管の対象市場(億ドル・実質))× 価格 121(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 844 億円・営業利益 203 億円。対象市場 7.0 億ドル(実質)× シェア 60.0%、営業利益率 24%
  • 画像計測機器:数量 31.0(半導体故障解析・科学計測カメラなどの対象市場(億ドル・実質))× 価格 16(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 498 億円・営業利益 100 億円。対象市場 31 億ドル(実質)× シェア 8.0%、営業利益率 20%
  • レーザ:数量 68.0(科学・産業用の特殊レーザの対象市場(億ドル・実質))× 価格 6.03(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 410 億円・営業利益 12 億円。対象市場 68 億ドル(実質)× シェア 3.0%、営業利益率 3%

倍率:ROE5.4%でkを大きく下回る。今の自己資本3215億円の0.88倍(稼ぐ力:純利益215÷k7%=約2970億円の9割弱)に置いた。現金・設備が床になるが、成長期待が後退した筋書き。

確率:競合の追い上げと費用の重さで、会社の強みが薄れていく筋書き。中立に次いで厚く置く。

悲観 10% 電子管の置き換えとレーザの失敗が重なる 利益 31 億円 · PER 12.8 倍 · 株価時価総額 138 円398 億円

光センサーの用途が、新しい技術に置き換わる。光電子増倍管の一部は半導体型のセンサーに代わり、電子管の売上は大きく落ちる。半導体検査では海外の競合に押され、シェアを失う。レーザ事業はのれんを大きく減損し、撤退も視野に入る。営業利益はほぼゼロで、研究開発費の負担に耐えにくい。自己資本比率は高いため倒産はしないが、優良企業としての評価は外れる。研究開発費は固定的で、売上が落ちると削りにくい。会社は費用の見直しを迫られ、人員と研究の体制を縮める。優れた技術者の流出が起き、技術の優位がさらに揺らぐ。配当は手元の現金や有価証券の売却で払い続け、還元の合計は利益を上回る。10年で見ると、元の優良企業とはいえない姿になる。

  • 光半導体:数量 40.0(高性能光検出器・光半導体素子の対象市場(億ドル・今の値段で測った実質))× 価格 22(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 884 億円・営業利益 141 億円。対象市場 40 億ドル(実質)× シェア 11.0%、営業利益率 16%
  • 電子管:数量 5.5(光電子増倍管ほか電子管の対象市場(億ドル・実質))× 価格 101(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 553 億円・営業利益 94 億円。対象市場 5.5 億ドル(実質)× シェア 50.0%、営業利益率 17%
  • 画像計測機器:数量 25.0(半導体故障解析・科学計測カメラなどの対象市場(億ドル・実質))× 価格 14(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 352 億円・営業利益 46 億円。対象市場 25 億ドル(実質)× シェア 7.0%、営業利益率 13%
  • レーザ:数量 55.0(科学・産業用の特殊レーザの対象市場(億ドル・実質))× 価格 5.03(実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 276 億円・営業利益 −6 億円。対象市場 55 億ドル(実質)× シェア 2.5%、営業利益率 -2%

倍率:構造的に負け、営業利益はほぼゼロで純利益は31億円。レーザののれん減損を織り込み自己資本は2000億円まで減る。売れる資産の根拠を積めないので、稼ぐ力(純利益31÷k7%=約430億円)から出した。倒産の懸念はない。

確率:構造的に負けるケース。電子管の代替が進み、レーザの失敗が重なる。低頻度だが、費用が重い体質では起きたときの傷が深い。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

光半導体

フォトダイオードやMPPCなど、光を電気に変える素子。医療・分析機器、車載、光通信、半導体検査に入る。

数量高性能光検出器・光半導体素子の対象市場(億ドル・今の値段で測った実質)価格実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2025/09 40.0 20 795 126
10 年後 中立 58.0 28 1,632 506

取り方:対象市場は開示がなく、筆者の推定。高性能の光検出器・光半導体のうち、同社が戦える領域を約 40 億ドルと置いた。売上 795 億円はシェア 13.3% × 150 円で逆算。物価の 3% は価格の側に入れた。

電子管

光電子増倍管、イメージ機器、光源。素粒子観測・医療・分析・放射線測定に使う。

数量光電子増倍管ほか電子管の対象市場(億ドル・実質)価格実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2025/09 7.0 103 719 190
10 年後 中立 8.0 133 1,061 350

取り方:光電子増倍管の世界シェアは約 9 割とされる。ほかの電子管を含む対象市場を約 7 億ドルと推定し、売上 719 億円からシェア 68% を逆算した。市場は小さく伸びも緩い。

画像計測機器

半導体の故障解析装置、科学用カメラ、画像処理装置。

数量半導体故障解析・科学計測カメラなどの対象市場(億ドル・実質)価格実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2025/09 25.0 13 327 97
10 年後 中立 36.0 18 651 182

取り方:半導体の故障解析装置と科学用計測のニッチを約 25 億ドルと推定。売上 327 億円からシェア 8.7% を逆算。半導体向けが伸び、2026 年 9 月期の故障解析装置は 113 億円を見込むとされる。

レーザ

NKT Photonics を中心としたファイバーレーザ、スーパーコンティニューム光源、半導体レーザ。

数量科学・産業用の特殊レーザの対象市場(億ドル・実質)価格実質の対象市場 1 ドルあたりの売上(円)=シェア × 150 円 × 物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2025/09 60.0 3.72 223 −44
10 年後 中立 78.0 6.83 533 64

取り方:NKT 加入で売上が倍になったレーザを、科学・産業用の特殊レーザ約 60 億ドルの市場と置き、売上 223 億円からシェア 2.5% を逆算。区分利益は 44 億円の赤字。

リスクと懸念

レーザ事業の赤字が長引く

NKT Photonicsを約420億円で買収したが、レーザ事業の区分利益は2025年9月期に44億円の赤字だった。黒字化の時期は確かめられていない。競合の多い市場で採算がとれなければ、のれんの減損につながる。

半導体・医療の設備投資の波

半導体製造・検査装置や医療機器の需要は、設備投資の循環に左右される。2023年から2025年にかけて、営業利益は567億円から162億円まで落ちた。AI向けの投資が一巡すれば、現在の好調も反転しうる。

全社費用の重さ

販管費は2025年9月期に132億円増え、うちM&A関連が101億円とされる。研究開発も含め、固定的な費用が増えており、売上が伸びない年は利益を直撃する。研究開発への投資は技術の源だが、売上の裏づけがないと利益を削る。一度増やした人件費は戻しにくい。

光電子増倍管の市場の小ささ

世界シェアは9割でも、市場そのものが大きくない。独占の利益は、会社全体の成長を支えるほどの規模にはならない。半導体型のセンサーに置き換わる分野もありうる。利益の質は高いが、全社を支えるほどの量ではない。成長は別の事業に頼ることになる。

買収の規律

NKTの買収は、デンマーク政府の審査で一度却下され、再申請の末に約420億円で完了した。当初の約295億円から値段が上がった。次の大型買収が出るなら、資本配分の規律が問われる。買収の効果が見えないまま時間がたつと、資本配分への信頼が揺らぐ。

競合の追い上げ

光半導体では米欧と日本の専業・電子部品メーカー、レーザではIPGやコヒレントなど規模の大きな専業が相手だ。中国メーカーの台頭も、価格を押し下げる要因になる。新しい用途に出ていくほど、先行する競合との差は小さくなり、利益率にも響く。

今後の分かれ目

半導体検査向けの売上が会社予想を上回り続け、営業利益率が20%を超えたら
やや楽観・楽観の確率を上げてよい。10年の営業利益率の前提を見直す。
医療・バイオ向けの売上が戻らず、電子管の利益が伸び悩んだら
中立からやや悲観に重みを移す。電子管の利益率の前提を下げる。
レーザ事業が黒字化し、売上400億円を超えたら
買収の回収が見えるので、レーザの利益率の前提を上げる。全社の倍率の見方も上がる。
NKTののれんに減損が出たら
資本配分への確信度を下げ、やや悲観の確率を厚くする。
AI向けの設備投資が一巡し、半導体装置メーカーの受注が落ちたら
3年の筋書きでやや悲観・悲観の確率を上げる。半導体向けの前提を下げる。
販管費の増加が止まり、営業利益率が2割に近づいたら
中立の利益率に近づくので、確率を中立・やや楽観側へ寄せる。

見ておくもの

  • 半導体製造・検査装置向けと故障解析装置の売上・受注
  • 医療・バイオ向け(電子管・光半導体)の売上の戻り
  • レーザ事業の区分利益と黒字化の時期
  • 販管費の増加率と営業利益率(20%目標との距離)
  • 自社株買いの進み具合とDOEの水準
  • 新しい中期経営計画の数値目標

倍率と資本コストの決め方

資本コストは基本7.5%に、循環+0.5%・値決め力−0.5%・寿命−0.25%を入れた7.25%とした(強い堀の会社なので下げは−0.5%まで)。倍率は利益ベースの正当化PERの上限に、堀の強さに応じた8.5〜9割を掛けて置いた。今の株価や今のPER(40倍超)には寄せていない。中立のPERは約15倍で、1÷kを下回らせない形にした。悲観は稼ぐ力と自己資本から出した。純現金は200億円(時価総額比3%)にとどまり、余った現金は分けていない。工場・研究所は自社保有が中心とみて、リースの固定の約束は小さいとみた(未確認)。新リース会計基準で形が変わっても、この分析は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえている。対象市場の大きさは開示がなく、筆者の推定。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 18.93→21.49 倍・やや楽観 PER 16.89→20.4 倍・中立 PER 15.12→18.43 倍・やや悲観 PBR 0.85→0.88 倍・悲観 PER 12.4→12.84 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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分析日 2026-10-16