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ズーム 6694

録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,181 円51 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)809 円35 億円差 +46.0%
10 年後から見ると 割安 価値 1,181 円51 億円 · 差 +46.0% · 期待の年率 +12.0%
期待の年率リターン(10 年)+12.0%資本コスト比 +3.3 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ズームは、手のひらに載る録音機(ハンディレコーダー)の草分けだ。映像の撮影現場、ポッドキャスト、楽器の練習まで、世界の音を録る道具として名が通っている。筆者の結論は「やや割安」。理由は一つで、2025 年の大赤字の大半が一度きりの損で、ブランドの稼ぐ力そのものは壊れていないからだ。

2025 年 12 月期は北米の関税と在庫の評価損、北米子会社ののれんの減損が重なり、最終損益は 17 億円の赤字に沈んだ。それでも本業の現金は 6 億円のプラスを保った。会社は固定費を年 4 億円削り、2026 年は中間で営業利益 6 億円まで戻している。

弱みもはっきりしている。手軽な録音はスマートフォンに奪われ、録音機の台数は伸びない。売上の 4 割強は欧州の他社ブランドを右から左へ流す卸で、利幅は薄い。借金も 70 億円あり、手元の現金を引いても 30 億円台の純負債が残る。

それでも、32 ビットフロート録音のような高音質の領域では、ズームの名は今も第一候補に挙がる。利益が年 7 億円前後に戻るなら、今の時価総額はその 5 年分ほどにすぎない。大きな安全域ではないが、悲観の筋書きでも傷は浅い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、ズームは「よい名前を持つが、よい事業とまでは言えない」会社だ。工場を持たず、設備に重い投資が要らない点は、オーナーにとってありがたい。稼いだ利益の多くが現金で残るはずの形をしている。

ところが実際には、卸の買収で在庫と借金が膨らみ、オーナーの手元に残る利益は細ってきた。のれんの償却と少数株主への流出を差し引くと、株主の取り分は営業利益の 6 割ほどにしかならない。

それでも今の値段は、この弱さをかなり織り込んでいる。利益が年 7 億円前後に戻れば、時価総額は利益の 5 年分ほどだ。録音機の名前が 10 年後も残る確からしさは高い。筆者は、大きく勝つ会社ではないが、払う値段に対して負けにくい会社と見る。

持ち続けるなら、見るべきは在庫と借金だ。在庫が売上の半年分から 4 か月分に減り、その分で借金が返されていけば、経営が資本を正しく扱い始めた証になる。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は二つある。一つは自社ブランドの機器で、売上の 6 割弱を占める。ハンディレコーダー(H シリーズ)が柱で、2025 年は 47 億円を売った。ほかにデジタルミキサーと多重録音機(L シリーズ)、ギター用のマルチエフェクター、映画やテレビの現場で使う業務用のフィールドレコーダー(F シリーズ)、音にこだわった小型ビデオカメラがある。

ズームは工場を持たない。開発は東京の本社が担い、生産は中国と東南アジアの受託製造会社に任せる。設備に重い投資が要らない身軽さが強みで、そのぶん原価は委託先の人件費と為替、関税に振られる。2025 年に東莞の生産管理拠点を閉じたのも、この原価の管理を委託先との協業に寄せるためだ。

もう一つは他社ブランドの卸で、売上の 4 割強を占める。2018 年にイタリアの Mogar Music、2023 年にドイツの Sound Service の株を 51% ずつ買い、国内ではフックアップを抱える。自社製品の欧州の販路を握る狙いの買収だったが、扱う品の多くは他社のマイクや楽器で、利幅は数%にとどまる。少数株主が 49% を持つので、利益の半分近くは外に流れる。

売上の 8 割強は海外で、中央欧州が 70 億円と最大、北米が 37 億円、日本が 31 億円と続く。年末商戦に売上が寄るので、利益は下期に偏る。

優良さと弱いところ

ズームの堀、つまり他社がまねしにくい強みは、録音機の世界で築いた名前と、小さな筐体に高音質を詰める開発の積み重ねだ。録音の音量を気にせず収められる 32 ビットフロート録音を早くから載せ、映像の現場では F シリーズが定番の一つになった。競合はティアックの TASCAM、ソニー、豪州の RODE などで、品揃えの幅と値段の手頃さではズームが一歩先を行く。

ただし堀は狭い。録音は機能としてはスマートフォンでも足りる。会社自身が「汎用録音の価値が他の機器へ移った」と認めたとおり、入門機の台数は細っていく。高音質の領域は堅いが、市場そのものが小さい。

資本効率は低い。過去 10 年の自己資本利益率(ROE)の中央値は 5.5% で、資本コストに届いた年は 2020〜2021 年の巣ごもり需要の時くらいだ。卸の買収でのれんと借金を背負い、利益の半分近くが少数株主に行く形も効率を下げた。

経営の姿勢は改まりつつある。2025 年の上期で「有事」と宣言し、役員報酬を削り、達成できない中期計画の数値を自ら取り下げた。数字を飾らずに損を一度に出した点は、筆者は評価してよいと見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

録音機の市場は二つに割れている。誰でも使う簡易な録音はスマートフォンに吸い込まれ、台数が戻ることはない。一方で、動画の発信、ポッドキャスト、映画の録音といった「音にお金を払う人」の市場は、世界でゆっくり広がっている。ズームの H6studio やポッドキャスト専用の P4next は、この後者に向けた製品だ。

競争の相手は国によって違う。録音機ではティアックの TASCAM とソニー、配信向けのマイクでは RODE と Shure、ミキサーではヤマハ、ローランド、Behringer が並ぶ。Behringer のような低価格の中国系の作り手が入ってくると、入門機の値段は物価ほどには上がらない。筆者は、ズームが値上げを通せるのは上位機に限られると見る。

外の風も強い。2025 年は米国の相互関税が原価を押し上げ、北米の需要も冷えた。会社は関税が続く前提で原価と固定費を組み直した。欧州の卸は景気に連動し、楽器の小売店の在庫調整が起きると、二、三年おきに売上が一割ほど揺れる。

10 年で見ると、録音機の台数は実質で 1 割ほど細り、上位機への移り変わりで 1 台の値段は物価より少し速く上がる、というのが筆者の中心の見立てだ。卸は欧州の楽器市場並みで横ばいとみる。

資本政策と M&A

配当は配当性向 30% 以上を目安に、減らさない累進配当を掲げる。2025 年の大赤字の年も配当を据え置いた。総額は年 1.4 億円ほどで、自社株買いの実績はない。

資本の使い方の記録は芳しくない。Mogar と Sound Service の買収は販路を握る狙いだったが、利幅の薄い卸を抱え、北米子会社では 2025 年にのれん 8.6 億円を減損した。運転資金の借金は 70 億円に膨らみ、在庫は 80 億円を超える。在庫を絞って借金を返すのが、まず先だ。

創業者の飯島雅宏社長が 8% 強を持つ筆頭株主で、オーナー支配というほどではない。時価総額 35 億円の小ささと、ブランドの知名度を考えると、楽器や音響の大手に買われる筋書きもありうる。ただ、少数株主のいる卸の子会社が絡み、買い手には整理の手間が残る。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

2025 年の赤字は、関税と在庫の評価損、のれんの減損という一度きりの損が大半だった。固定費は年 4 億円減り、のれんの償却も軽くなった。2026 年は中間で営業利益が 6 億円に戻り、会社は通期の見通しを引き上げた。稼ぐ力は戻っている。

高音質の録音は、動画とポッドキャストの広がりとともに伸びる市場だ。32 ビットフロート録音の先駆けとして、ズームは映像の現場で名前を持つ。新しい技術とアプリをつなぐ製品群で、機器を売った後の収入を得る道も探っている。上位機に寄せれば利幅は 1 割に届く。

欧州の卸は利幅こそ薄いが、自社製品を店頭に並べる力になる。在庫を絞れば借金は返せる。時価総額は自己資本の 6 割で、利益の回復だけで見直される余地がある。

買い手の目もある。録音機の名前と欧州の販路は、楽器や音響の大手にとって安く手に入る資産だ。時価総額 35 億円は、大手の年間の研究開発費にも満たない。

慎重な見方

録音機の台数はスマートフォンに食われ、戻らない。会社自身が汎用録音の価値は他の機器へ移ったと認めた。上位機は伸びても市場が小さく、全体を支えるほどではない。

卸の比重が高すぎる。売上の 4 割強は他社の品を流すだけで、利幅は数%、利益の半分は少数株主に行く。景気が冷えれば在庫が積み上がり、評価損と借金が同時に膨らむ。2025 年に起きたことは、また起きる。

借金 70 億円は時価総額の倍だ。金利が上がれば利払いは年 1 億円ほど重くなり、薄い利益をさらに削る。過去 10 年の ROE の中央値は 5.5% で、資本コストに届いた年はわずかしかない。Behringer のような安値の作り手が上位機にも降りてくれば、値上げも通らない。

経営の資本の使い方にも不安が残る。販路の買収は二度行い、二度とも利幅の薄い卸と在庫を抱えた。成長の手段をまた買収に求めれば、同じ傷を繰り返す。在庫が売上の半年分近くに積み上がっている今の形は、需要の読み違いがそのまま評価損になる危うさを抱えている。

どちらに重みを置いたか

利益の回復は数字で確かめられており、強気の見方に分がある。ただ、録音機の台数が細ることと、卸と借金の重さは慎重な見方の言うとおりで、構造としては残る。確率は中立を軸に、やや楽観とやや悲観をほぼ同じ重さに置いた。悲観は 12% とし、ブランドが生き残る確からしさの高さで、深い負けを薄めにした。楽観は、新しい製品群が当たる確かさがまだ見えないので 1 割にとどめた。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 2,106 円91 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 412 円18 億円)。 今の値に割り戻すと 1,181 円51 億円、今との差 +46.0%、 期待の年率 +12.0%(資本コスト 8.8%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 4,733 円204 億円 648 円28 億円 +565.2% +20.9% 538 円23 億円
やや楽観 20% 3,233 円140 億円 509 円22 億円 +362.5% +16.6% 748 円32 億円
中立 38% 2,136 円92 億円 417 円18 億円 +215.5% +12.2% 970 円42 億円
やや悲観 20% 640 円28 億円 324 円14 億円 +19.2% +1.8% 193 円8 億円
悲観 12% 389 円17 億円 185 円8 億円 −29.0% −3.4% 69 円3 億円
加重平均100% 2,106 円91 億円412 円18 億円 +211.3% +12.0% 2,518 円109 億円

今の株価時価総額 809 円35 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 上位機と配信で名前が伸びる 利益 15 億円 · PER 13.5 倍 · 株価時価総額 4,733 円204 億円

動画とポッドキャストの発信者が世界で増え、音にお金を払う人の層が厚くなる。ズームは 32 ビットフロート録音と、配信専用の録音機、アプリとつながる製品群で、この層の第一候補になる。台数は入門機の細りを上位機が上回り、10 年で 2 割強増える。上位機の比重が上がり、1 台の値段は物価より 1 割速く上がる。

卸は自社製品の欧州の窓口として機能し、在庫を絞って利幅を 3% に戻す。のれんの償却が終わり、借金は在庫の圧縮で半分に減る。営業利益率は 1 割を超え、ROE は 12% 台に乗る。楽器や音響の大手がブランドを評価し、提携や買収の話が出てもおかしくない姿だ。

  • 自社ブランドの音響機器:数量 80.0(販売台数(万台・推定))× 価格 2.21(1 台あたりの卸値(万円))→ 売上 177 億円・営業利益 20 億円。80 万台 × 1 台 2.21 万円(物価 1.34 倍 × 上位機の比重 1.10)、利益率 11%
  • 他社ブランドの卸(欧州・国内):数量 75.0(取扱う品の点数(万点・推定))× 価格 1.61(1 点あたりの卸値(万円))→ 売上 121 億円・営業利益 4 億円。75 万点 × 1.61 万円(物価並み)、利益率 3%

倍率:事業の純利益 15 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.5% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.5 倍。全体の PER 13.49 倍、時価総額 200 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:上位機への移り変わりと新しい製品群の両方が当たる必要があり、関税と卸の重さを抱えたままでは連続の成功は確かでない。

やや楽観 20% 回復が定着し上位機が利幅を押し上げる 利益 11 億円 · PER 12.7 倍 · 株価時価総額 3,233 円140 億円

構造改革の効果が残り、2027 年以降は会社の言う成長の年に入る。入門機は細るが、H6studio のような上位機と映像向けのフィールドレコーダーが伸び、台数は 10 年で 1 割増える。1 台の値段は上位機の比重で物価より 4〜5% 速く上がる。

卸は欧州の楽器市場並みに少しずつ伸び、利幅は 2.5% まで戻る。関税は続くが、委託先との原価の作り込みで吸収する。営業利益率は 7% 前後、純利益は 10 億円台に乗る。配当は累進のまま増え、借金は在庫の圧縮で少しずつ減る。ROE は 10% 台に乗り、資本コストを上回る年が当たり前になる。

  • 自社ブランドの音響機器:数量 70.0(販売台数(万台・推定))× 価格 2.10(1 台あたりの卸値(万円))→ 売上 147 億円・営業利益 14 億円。70 万台 × 2.10 万円(物価 1.34 倍 × 比重 1.045)、利益率 9.5%
  • 他社ブランドの卸(欧州・国内):数量 70.0(取扱う品の点数(万点・推定))× 価格 1.61(1 点あたりの卸値(万円))→ 売上 113 億円・営業利益 3 億円。70 万点 × 1.61 万円、利益率 2.5%

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.3% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.7 倍。全体の PER 12.66 倍、時価総額 134 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026 年の回復は数字で確かめられ、固定費の削減も実行済み。上位機の伸びが入門機の細りを上回る確からしさは中くらい。

中立 38% 名前は残るが台数は細り、利益は平年並み 利益 7 億円 · PER 11.6 倍 · 株価時価総額 2,136 円92 億円

簡易な録音はスマートフォンに移り続け、録音機の台数は 10 年で 1 割弱細る。上位機の比重が上がり、1 台の値段は物価並みに上がる。営業利益率は 2021 年の山の 9% には届かず、自社ブランドで 8% にとどまる。

卸は横ばいで、利幅は 2% 前後。少数株主に利益の半分近くが流れる形は変わらない。借金は在庫の圧縮で少し減るが、金利が上がって利払いは年 1 億円ほど重くなる。純利益は 7 億円前後で、ROE は 8% と資本コストにわずかに届かない。

会社は小さく強い録音機の作り手として残る。大手に買われる話が出なければ、配当を少しずつ増やしながら静かに続く。

  • 自社ブランドの音響機器:数量 60.0(販売台数(万台・推定))× 価格 2.01(1 台あたりの卸値(万円))→ 売上 121 億円・営業利益 10 億円。60 万台 × 2.01 万円(物価 1.34 倍)、利益率 8%
  • 他社ブランドの卸(欧州・国内):数量 64.0(取扱う品の点数(万点・推定))× 価格 1.61(1 点あたりの卸値(万円))→ 売上 103 億円・営業利益 2 億円。64 万点 × 1.61 万円、利益率 2%

倍率:事業の純利益 7 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 11.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.6 倍。全体の PER 11.61 倍、時価総額 85 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:固定費の削減は実行済みで、2026 年の回復が平年の利益の目安になる。台数の細りと上位機の伸びが打ち消し合う姿がいちばん起こりやすい。

やや悲観 20% 入門機の細りが速く、卸が足を引く 利益 3 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 640 円28 億円

スマートフォンとアプリの録音の質が上がり、入門機の台数は速く細る。上位機も Behringer のような安値の作り手に押され、10 年で台数は 3 割減る。1 台の値段は物価に 5% 届かない。

欧州の楽器小売で在庫調整が二度起き、卸は評価損と値引きで利幅 1% に沈む。借金の金利は 3.5% に上がり、利払いが利益を削る。純利益は 2〜3 億円で、ROE は 4% 前後。配当は据え置くのが精一杯で、ブランドは残るが、株主の取り分は細る。経営は再び販路の買収で成長を探り、利幅の薄い事業がさらに積み上がる。

  • 自社ブランドの音響機器:数量 48.0(販売台数(万台・推定))× 価格 1.91(1 台あたりの卸値(万円))→ 売上 92 億円・営業利益 4 億円。48 万台 × 1.91 万円(物価に 5% 届かない)、利益率 4.5%
  • 他社ブランドの卸(欧州・国内):数量 58.0(取扱う品の点数(万点・推定))× 価格 1.61(1 点あたりの卸値(万円))→ 売上 93 億円・営業利益 1 億円。58 万点 × 1.61 万円、利益率 1%

倍率:ROE 3.7% は k に届かず、稼ぐ力(純利益÷k)は約 30 億円。台数の細りが続く筋書きなので、その 8 割弱の 9 倍。PBR は 0.33 倍で中立の 0.78 倍を下回る。

確率:2025 年と同じ在庫と関税の打撃が数年おきに起きれば、利益は平年の半分以下に沈む。過去 10 年に 2 度起きた形で、確からしさは低くない。

悲観 12% 録音機が置き換わり、卸と借金が残る 利益 −3 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 389 円17 億円

録音の機能がスマートフォンとワイヤレスマイクに完全に取り込まれ、ズームの台数は 10 年で半分に減る。上位機も海外の安値の作り手に押され、値上げは通らない。自社ブランドの利益はほぼ 0 になる。

卸は景気の谷で在庫を抱え、値引き販売で赤字に沈む。借金の返済に追われ、配当は減らす。少数株主の持つ子会社を売るか、ブランドごと大手に安く譲るしかなくなる。価値は今の自己資本の 3 割、ブランドと販路を事業ごと売る値段にとどまる。名前は残っても、株主に残るものはわずかだ。2025 年の赤字は、この筋書きの入口を一度見せたことになる。

  • 自社ブランドの音響機器:数量 35.0(販売台数(万台・推定))× 価格 1.85(1 台あたりの卸値(万円))→ 売上 65 億円・営業利益 0 億円。35 万台 × 1.85 万円(値上げが通らない)、利益率 0%
  • 他社ブランドの卸(欧州・国内):数量 50.0(取扱う品の点数(万点・推定))× 価格 1.54(1 点あたりの卸値(万円))→ 売上 77 億円・営業利益 −1 億円。50 万点 × 1.54 万円、利益率 −1%

倍率:赤字で稼ぐ力は無い。床は売れる資産で、今の自己資本 56 億円の 0.3 倍の 16.8 億円。在庫と売掛金を回収しても借金がほぼ相殺するので、残るのはブランドと欧州の販路を事業ごと譲る値段とみた。

確率:簡易な録音の置き換えは既に進んでおり、上位機まで食われれば事業は赤字に沈む。ただ、名前の知られた上位機が残る確からしさは高く、確率は 1 割強にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

自社ブランドの音響機器

ハンディレコーダー・ミキサー・エフェクター・業務用フィールドレコーダー・小型ビデオカメラ。生産は外部に委託。

数量販売台数(万台・推定)価格1 台あたりの卸値(万円)売上営業利益
今 2025/12 65.0 1.50 98 1
10 年後 中立 60.0 2.01 121 10

取り方:2025 年の売上 174 億円のうち自社ブランド 56%(約 98 億円)を、販売店への卸値の平均を約 1.5 万円(入門機 1 万円前後〜業務機 5 万円超の混ざり)と推定して割り、約 65 万台とした。営業利益は関税と在庫評価損で全社がほぼ 0 だった年で、卸の赤字と合わせて全社の −0.6 億円になるよう推定で分けた。

他社ブランドの卸(欧州・国内)

イタリア Mogar、ドイツ Sound Service(いずれも 51%)、国内フックアップが扱う他社のマイク・楽器・音響機器。

数量取扱う品の点数(万点・推定)価格1 点あたりの卸値(万円)売上営業利益
今 2025/12 64.0 1.20 77 −1
10 年後 中立 64.0 1.61 103 2

取り方:2025 年の売上の 44%(約 77 億円)。点数の開示はなく、1 点あたり平均 1.2 万円と推定して割った。利益は全社から自社ブランドの推定を引いた残りで、在庫評価損と北米の需要低迷が重なった年の値。

リスクと懸念

スマートフォンへの置き換え

簡易な録音は既にスマートフォンに移った。音声の処理が AI で良くなり、ワイヤレスマイクと組み合わされると、上位機の手前の価格帯まで置き換わる。台数の細りが速まれば、上位機の伸びでは埋まらない。

関税と委託先の原価

生産を中国と東南アジアの委託先に任せており、米国の関税が上がるたびに原価が跳ねる。2025 年は関税で粗利が 1.9 億円削られた。値上げで取り返せるのは上位機に限られる。

卸の在庫と少数株主

Mogar と Sound Service は利幅が数%の卸で、欧州の楽器小売の在庫調整に弱い。利益の 49% は少数株主に流れ、損は連結で丸ごと被る。在庫の評価損が繰り返す恐れがある。

借金と金利

借入金は 70 億円強で、時価総額の倍にあたる。金利が 3.5% に上がると利払いは年 1 億円ほど増え、薄い利益をさらに削る。在庫の圧縮が遅れれば、返済の余力も細る。

買収の失敗の繰り返し

北米子会社では 2025 年にのれん 8.6 億円を減損した。成長の手段として再び販路の買収に向かえば、利幅の薄い事業と借金を積み増すことになる。

為替

売上の 8 割強が海外で、ドルとユーロで稼ぐ。会社の試算では、ドルとユーロの両方で円が 1 割強くなると営業利益は 2.5 億円ほど減る。薄い利益には大きな揺れだ。

今後の分かれ目

2026 年の営業利益が会社の見通しの 9 億円前後で着地し、2027 年も伸びたら
固定費の削減が平年の利益に定着したとみて、やや楽観の確率を上げてよい。
棚卸資産が 70 億円を割り、借入金が目に見えて減ったら
在庫と借金の重さが軽くなり、悲観側の確率を下げられる。
米国の関税がさらに上がり、北米の売上が一段と落ちたら
上位機でも値上げで取り返せず、やや悲観に寄る。
音楽・音響の大手がズームの株を買い集めたり、提携を申し出たら
ブランドの価値が値段で示される。少数株主のいる卸の整理がどう扱われるかを見る。
欧州の卸で再び在庫評価損や減損が出たら
卸の構造的な弱さが確かめられ、悲観の確率を上げる。
機器を売った後のアプリやサービスの収入が開示されるほど育ったら
台数に頼らない稼ぎが生まれたとみて、楽観の確率を上げてよい。

見ておくもの

  • 四半期ごとの営業利益と粗利率(関税の影響)
  • 棚卸資産と借入金の残高
  • ハンディレコーダーの売上と上位機の新製品の売れ行き
  • 欧州の卸 2 社の利益と少数株主への流出
  • 北米の売上と関税の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は k 8.75%(基本 7.5% に循環・値決め・借金・寿命で +1.25%)と、各筋書きの ROE から式で出した。中立の ROE は 8.0% で k に届かないので PER の上限は 1÷k の 11.4 倍で、その 8.5 割を使った。今の株価・過去の PER は見ていない。2025 年の純損失は減損と構造改革の一度きりの損なので、起点の純利益は 2026 年の見通しから特別利益を除いた 3 億円にならした。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.9→13.49 倍・やや楽観 PER 10.4→12.66 倍・中立 PER 9.7→11.61 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. ズーム 2025年12月期 決算説明会資料
  2. ズーム 2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信
  3. 日本M&Aセンター:ズームによる Mogar Music の子会社化

分析日 2026-10-20