株譜
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菊水ホールディングス 6912

電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,276 円273 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,845 円237 億円差 +15.1%
10 年後から見ると やや割安 価値 3,276 円273 億円 · 差 +15.1% · 期待の年率 +8.1%
期待の年率リターン(10 年)+8.1%資本コスト比 +0.9 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

菊水ホールディングスは、電気製品の安全を調べる試験器と、電池や半導体の評価に使う電源を作る独立系の計測メーカーだ。売上は約 147 億円、営業利益率は 14.5% と、この規模の機器メーカーとしては高い。無借金で、現金は純資産の 3 分の 1 に迫る。

筆者の結論は、10 年先の価値は今の時価総額に届かず、やや割高というものだ。会社の質は悪くない。ただ、利益を生む力に対して、値段が先の成長を先取りしている。

追い風は確かにある。電気自動車、蓄電池、パワー半導体、データセンターはどれも電力を大きく扱う分野で、電源と試験器の需要を押し上げる。中期計画の売上目標は 2026 年 3 月期にすでに達成され、今期の会社予想はさらに上だ。

一方で、この市場には世界の大手と台湾・中国の新興勢がいる。売上 150 億円の会社が、10 年ずっと価格決定力を保てるかは分からない。営業利益率が上がったのは 2022 年 3 月期からで、それ以前の 10 年は 5〜8% だった。

余った現金は 37 億円ほどとみる。ただ、配当性向は 3 割台で自社株買いの実績がなく、現金は積み上がる一方だ。株主にどれだけ戻るかは半分と見て評価した。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、菊水は悪い会社ではないが、持ち続けたい会社と言い切るには決め手が足りない。

良い点は三つある。借金がなく、現金が厚い。規格に根ざした安全試験器は、景気が悪くても売れ続ける。回生型電源という高単価の製品で、利益率が一段上がった。

気になる点も三つある。ひとつは、10 年先を見通す力が要る事業であることだ。電池や半導体の試験装置は、技術の標準が変わると設計をやり直す必要がある。ふたつめは、稼ぐ力の割に資本が使われていないことだ。現金が増えても、買収も自社株買いもせず、株主に戻る道筋が見えない。みっつめは、経営の資本配分が株主を向いているか確かめにくいことで、取引先持株会が筆頭の株主構成では、外から規律が働きにくい。

株主のものになる利益、つまり設備投資や運転資金を引いた後の利益は、営業利益の 5 割強とみる。年 10 億円前後だ。これを 8% の資本コストで割り戻し、成長を足しても、今の時価総額に届かない。

払う値段に安全域があるかと問えば、今はそれが薄い。10 年かけて利益が 1.6 倍になる中立の筋書きでも、価値は今の値段をやや下回る。強気の筋書きが実現してようやく釣り合う。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は二つの製品群だ。ひとつは電源機器で、売上の 7 割強を占める。工場や研究所で電気製品の試験をするとき、決まった電圧・電流を安定して流す装置が要る。菊水は小型の安定化電源から、電気自動車の電池やモーターを試す大型の回生型電源まで幅広くそろえる。回生型とは、試験で使った電気を捨てずに電力網へ戻せる電源のことだ。

もうひとつは電子計測器で、売上の 2 割強になる。柱は耐電圧試験器と絶縁抵抗試験器だ。家電や電池が、感電や発火の危険なく作られているかを出荷前に調べる。規格で検査が義務づけられるので、景気が悪くても一定の需要が残る。株式情報サイトは、耐電圧試験器と据え置き型の直流安定化電源で国内トップと紹介している。

残りの 4% 弱は、納めた機器の修理と校正だ。台数が積み上がるほど安定して増える収益で、利益率も高いとみられる。

グループは、開発と販売を担う菊水電子工業、生産の菊水エムズ、物流のフジテック、そして独・米・上海の販売会社で成り立つ。海外の売上比率は約 35% で、前の中期計画では 2023 年 3 月期に 48% まで上がった後、国内の伸びで 34% に下がった。顧客は自動車・電機・電池・半導体・航空宇宙の開発部門と生産ラインだ。数は多いが、1 社あたりの買い方は小さい。従業員は約 350 人の小所帯である。

優良さと弱いところ

菊水の強みは、国内の試験現場に深く根を張った営業と、長年磨いた安全試験の技術にある。耐電圧試験器は、規格の細部まで理解して作った装置が信頼される世界だ。顧客は一度使い慣れた装置と操作を替えたがらない。修理と校正の収益がそれを裏づける。

数字にも堀の跡は出ている。営業利益率は 2022 年 3 月期の 10% から 3 年で 15% 近くへ上がり、単なる景気の追い風では説明しにくい。電池や電気自動車向けの回生型電源という高い単価の製品に重心が移ったことが、利益率を押し上げた。財務は強く、自己資本比率は 82%、有利子負債はなく、金利が上がっても利払いの傷は無い。

弱点は三つある。ひとつは規模だ。売上 150 億円では、世界の計測大手や台湾・中国の新興勢と研究開発費で勝負できない。ふたつめは収益の歴史の短さだ。営業利益率は 2021 年 3 月期まで 5〜8% にとどまり、今の 14% は 5 年に満たない実績になる。みっつめは大株主の構成で、取引先持株会と事業会社が筆頭にいて、資本効率を強く迫る株主が見当たらない。経営陣は ROE 11% を目標に掲げるが、目標そのものが控えめだ。

筆者は、堀はあるが深くはない会社と見る。国内の安全試験と中堅向けの電源では強く、世界の大型市場では挑戦者にすぎない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

電源と試験器の需要は、顧客の研究開発と設備投資で決まる。景気には中程度に左右され、リーマン・ショックの 2009 年 3 月期には最終赤字に沈んだ。ただし今は、需要の質が変わりつつある。

電気自動車の電池は耐電圧・絶縁の試験が欠かせず、蓄電池やパワー半導体、データセンターの電源設備も、評価の装置が要る。中期計画はこの 4 分野を重点に置き、直近の決算でも、電池向けの安全試験器、米国の宇宙・データセンター向けの直流電源が好調と説明された。

市場の大きさは調査会社で幅がある。プログラマブル電源の世界市場は年 5〜8% の成長という推計が多く、これは名目だ。物価を除くと実質 2〜5% 程度になる。日本電気計測器工業会は、電気計測器全体の市場を 2029 年度に 1.13 兆円、年 1.0% 増と見る。計測器全体は成熟し、電力まわりだけが伸びる構図だ。

競争は厳しい。電源では台湾のチェロマが、700〜1000V の高電圧電池の試験を SiC 素子で押さえにきている。米国のキーサイト、日本の TDK ラムダや高砂製作所、中国の新興勢もいる。電池試験の電源は設計が標準化しやすく、中国勢の価格攻勢が最も効きやすい分野だ。電気自動車の販売が伸び悩む局面では、試験の設備投資が先送りされる。

菊水が取れる市場は、世界の電源・試験器のうち数% 程度とみられる。売上 150 億円の会社が目指せる姿は、ニッチの首位であって大手ではない。

資本政策と M&A

還元の方針は、DOE(純資産配当率)2% 以上、連結配当性向 30% 以上だ。2026 年 3 月期の性向は記念配当を含めて 35.7% で、今期の予想は 30.3% に下がる。自社株買いは確認できず、2026 年 6 月に社員向けの株式報酬で自己株を渡しただけだ。

利益の約 65% を内部に残すので、現金は年に 10 億円規模で積み上がる。会社は資本コストを 6% 前後、PBR が 1 倍を割る現状を認識していると書くが、積み上がる現金の使い道は示していない。筆者は、現金の半分程度しか株主に戻らないとみる。

投資有価証券は約 25 億円ある。取引先との関係維持を目的とした保有で、配当は利益に入っているので、価値として足さない。大株主は取引先持株会、ケーティーエム、みずほ銀行などで、持ち合いと安定株主が厚い。買収を仕掛ける側にも、仕掛けられる側にも回りにくい構造だ。

M&A の実績はほぼ無く、2025 年にアジアの拠点を設けた程度だ。小さな会社が新しい販路を買うことは考えられるが、大型の買収をする力も意思も見えない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

菊水は、いま追い風の真ん中にいる。電気自動車、蓄電池、パワー半導体、データセンターは、どれも 10 年単位で電力の取り扱いが増える分野だ。試験の装置は新しい電池や素子が出るたびに買い替えと買い増しが起き、回生型の双方向電源のような高単価の製品が売れる。

数字が示している。営業利益率は 2022 年 3 月期の 10% から 15% 近くへ上がり、売上は 4 年で 1.45 倍になった。中期計画の 2028 年 3 月期の売上目標 147 億円は 2 年早く達成し、今期の会社予想は売上 157 億円、営業利益 25 億円だ。しかも第 1 四半期で経常利益の予想を引き上げた。計画が実績に追い越される会社は、計画が控えめなのだ。

海外はまだ伸びしろが大きい。海外比率は 35% で、米国では宇宙とデータセンター向けが立ち上がり、アジアの拠点も 2025 年に作ったばかりだ。国内の安全試験器は規格に守られ、修理・校正が収益を下支えする。

さらに、現金 57 億円は事業の成長のために使える。資本効率を上げる局面に入れば、自社株買いや買収で ROE を押し上げる余地がある。市場が 2 倍に伸び、シェアが保てるなら、利益は 10 年で 2 倍近くになる。

慎重な見方

利益率の急上昇は、本当に構造の変化だろうか。2021 年 3 月期まで営業利益率は 5〜8% にとどまっていた。電池・電気自動車向けの設備投資が一巡すれば、数量も価格も元に戻りうる。電気自動車の販売は各地で伸びが鈍っており、試験の設備投資は真っ先に先送りされる。

競合の顔ぶれも厳しい。台湾のチェロマは高電圧の電池試験で SiC 素子を使った製品を出し、中国の電源メーカーは同じ回生型を低い価格で売り込む。電池試験の電源は仕様がそろいやすく、価格で選ばれやすい。売上 150 億円の会社が研究開発費で勝てる相手ではない。

売上の中で、新しい製品がどれだけ成長に効いているか、外からは分からない。製品別の利益も開示されない。

資本の使い方にも不安が残る。配当性向は 3 割台で、利益の 6 割強が内部に残る。自社株買いは無く、PBR が低いことを認めながら、使い道を示さない。取引先持株会と事業会社が筆頭株主で、外から資本効率を迫る力が弱い。

数字の面でも、今の株価は 10 年の中立の筋書きを織り込んでいる。時価総額の 6 分の 1 は現金だが、それは事業の価値ではない。利益 1 に対して払っている値段は、稼ぐ力の割に軽くない。

どちらに重みを置いたか

追い風と実績では強気の見方が上回る。数量が伸びる分野に立ち、利益率が 5 年近く高い。ただ、10 年という長さでは、慎重な見方の指摘が重い。規模が小さく、価格競争の相手が大きく、利益率の高さは歴史が短い。

確率は中立に 35% を置き、強気側(楽観とやや楽観)の合計を 34% とした。悲観側(やや悲観と悲観)は 31% で、利益率が 11% に戻るやや悲観を 21% と厚めに置いた。会社に借金が無いことと、安全試験という規格に支えられた需要の底があることで、悲観に偏らせすぎてもいない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,301 円442 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 913 円76 億円)。 今の値に割り戻すと 3,276 円273 億円、今との差 +15.1%、 期待の年率 +8.1%(資本コスト 7.2%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 8,939 円746 億円 1,307 円109 億円 +260.1% +13.7% 1,025 円85 億円
やや楽観 24% 7,095 円592 億円 1,055 円88 億円 +186.5% +11.1% 1,956 円163 億円
中立 35% 5,908 円493 億円 947 円79 億円 +141.0% +9.2% 2,399 円200 億円
やや悲観 21% 2,521 円210 億円 695 円58 億円 +13.0% +1.2% 675 円56 億円
悲観 10% 1,066 円89 億円 516 円43 億円 −44.4% −5.7% 158 円13 億円
加重平均100% 5,301 円442 億円913 円76 億円 +118.4% +8.1% 6,213 円518 億円

今の株価時価総額 2,845 円237 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 10% 電池・データセンター向けが伸び続け、世界で戦える電源メーカーになる 利益 38 億円 · PER 18.7 倍 · 株価時価総額 8,939 円746 億円

電気自動車、蓄電池、パワー半導体、データセンターの試験需要が 10 年にわたり実質で伸び続ける。回生型の双方向電源の品ぞろえで国内のシェアを守り、米国・アジアで電源の販売が育つ。海外比率は 45% を超える。値段は物価並みに上がり、高単価の製品への移行で営業利益率は 16% に乗る。売上は 320 億円、営業利益は 51 億円になる。

現金は増えるが、会社が資本効率を意識して配当性向を 4 割まで引き上げ、自社株買いも織り交ぜる。電子計測器も、電池の安全試験の裾野が広がって台数が増える。台湾・中国勢は低価格帯で伸びるものの、品質と国内の販路を持つ菊水が上位の領域を守る。

  • 電源機器:数量 3.8(出荷台数(万台、推定))× 価格 67(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 252 億円・営業利益 40 億円。3.77 万 × 67.0 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 16.0%
  • 電子計測器:数量 1.1(出荷台数(万台、推定))× 価格 54(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 59 億円・営業利益 9 億円。1.09 万 × 53.6 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 16.0%
  • 修理・校正:数量 1.3(受付件数(万件、推定))× 価格 6.70(1 件あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。1.33 万 × 6.7 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 16.0%

倍率:事業の純利益 38 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.4% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.8%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.7 倍 + 余った現金(戻り方込み)28 億円。全体の PER 18.67 倍、時価総額 735 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電気自動車・蓄電池・データセンターの需要が 10 年続き、価格競争も避けるという両方がそろう必要があり、確率は高くない。

やや楽観 24% 電池向けの伸びが定着し、利益率 15% を保つ 利益 31 億円 · PER 18.1 倍 · 株価時価総額 7,095 円592 億円

電池や電気自動車向けの試験需要がなだらかに伸び、電源の数量は 10 年で 1.45 倍になる。電子計測器は安全試験の規格が追い風だが、国内の成熟で伸びは緩い。値段は物価並みに上がり、営業利益率は 15% で安定する。売上は 270 億円、営業利益は 41 億円。

海外は米国の宇宙・データセンター向けとアジアの拠点が支え、比率は 40% 前後になる。配当性向は 38% 前後を保ち、現金は積み上がるが、一部は新しい工場と研究開発に回る。大型の買収はせず、組織は今の延長でゆっくり大きくなる。

競合との関係は今と変わらない。台湾のチェロマや中国の新興勢が高電圧の電池試験で値段を下げても、国内の安全試験と中小口の電源では、規格の理解と修理・校正の手厚さで顧客をつなぎとめる。会社の位置づけは、堅実なニッチの首位のままだ。

  • 電源機器:数量 3.1(出荷台数(万台、推定))× 価格 67(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 209 億円・営業利益 31 億円。3.12 万 × 67.0 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 15.0%
  • 電子計測器:数量 1.0(出荷台数(万台、推定))× 価格 54(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 54 億円・営業利益 8 億円。1.01 万 × 53.6 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 15.0%
  • 修理・校正:数量 1.2(受付件数(万件、推定))× 価格 6.70(1 件あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。1.22 万 × 6.7 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 15.0%

倍率:事業の純利益 30 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.3% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)28 億円。全体の PER 18.13 倍、時価総額 571 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近の成長の延長で、5 年ほど高い利益率が続いた実績を 10 年に伸ばすだけの筋書き。

中立 35% 堅実に伸びるが、利益率は 14% 前後に落ち着く 利益 26 億円 · PER 17.5 倍 · 株価時価総額 5,908 円493 億円

電源は市場の実質の伸びに合わせて 10 年で 1.3 倍、電子計測器は成熟して 1.15 倍、修理・校正は納入台数に連動して 1.1 倍になる。値段は物価並みの 1.34 倍で、売上は 248 億円。営業利益率は 14% で、直近 4 期の 14.5% から少し下がる。電池向けの高単価品は続くが、台湾・中国勢の追い上げで超過分は削られるとみる。

営業利益は約 35 億円、純利益は 26 億円になる。10 年のあいだ、現金は 130 億円近く積み上がるが、配当性向 38% で配当しても自社株買いは行われない。会社は「優良な中堅の計測器メーカー」の位置に収まり、国内の安全試験と中小口の電源で堅く稼ぐ。

  • 電源機器:数量 2.8(出荷台数(万台、推定))× 価格 67(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 188 億円・営業利益 26 億円。2.80 万 × 67.0 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 14.0%
  • 電子計測器:数量 1.0(出荷台数(万台、推定))× 価格 54(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 52 億円・営業利益 7 億円。0.97 万 × 53.6 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 14.0%
  • 修理・校正:数量 1.2(受付件数(万件、推定))× 価格 6.70(1 件あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。1.22 万 × 6.7 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 14.0%

倍率:事業の純利益 25 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)28 億円。全体の PER 17.51 倍、時価総額 469 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:市場の実質成長と菊水のシェアの維持、利益率は直近 4 期の水準から少し下という、実績に最も近い筋書き。

やや悲観 21% 電池向けの設備投資が一巡し、中国・台湾勢との値下げ競争が強まる 利益 17 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 2,521 円210 億円

電気自動車と電池の設備投資が一巡し、試験の新規需要が鈍る。台湾・中国の電源メーカーが回生型の低価格品を広げ、菊水は値引き対応を迫られる。価格の伸びは 10 年で 1.28 倍にとどまり、物価を下回る。人件費と部材は物価並みに上がるので、営業利益率は 11% まで下がる。売上は 209 億円、営業利益は 23 億円。

国内の安全試験は規格に守られ、修理・校正も下支えするため、赤字には落ちない。配当は性向 35% を保ち、現金は積み上がるが、新しい技術への投資に一部を使う。優良な計測器メーカーという評価から、普通の機器メーカーへと一段後退する。

  • 電源機器:数量 2.5(出荷台数(万台、推定))× 価格 64(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 158 億円・営業利益 17 億円。2.48 万 × 64.0 万円(物価並みの伸び 1.28 倍)、営業利益率 11.0%
  • 電子計測器:数量 0.8(出荷台数(万台、推定))× 価格 51(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 43 億円・営業利益 5 億円。0.84 万 × 51.2 万円(物価並みの伸び 1.28 倍)、営業利益率 11.0%
  • 修理・校正:数量 1.2(受付件数(万件、推定))× 価格 6.70(1 件あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 8 億円・営業利益 1 億円。1.17 万 × 6.7 万円(物価並みの伸び 1.34 倍)、営業利益率 11.0%

倍率:ROE 事業分は 7% 台で k 7.25% を下回る。k 以下の会社の PER 上限は 1÷k=12.5 倍。値下げで利益率が落ちる構造の負けなので、上限の 8 割の 10.0 倍に置いた。余った現金は谷で食うとみて 0.75 倍の 28 億円に減らし、戻り方 0.5 を掛けて足した。

確率:利益率の歴史の短さ、電気自動車の失速、中国・台湾勢の価格攻勢という具体的な懸念が重なる筋書き。確率は低くない。

悲観 10% 価格破壊とシェア流出で、利益率が 1 桁に落ちる 利益 9 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 1,066 円89 億円

中国・台湾勢が回生型電源と電池試験の主要な規格を取り、菊水は国内の小口に押し込まれる。電源の数量は 10 年で 1 割減り、値段は物価の半分ほどしか上がらない。コストは物価で増えるため、営業利益率は 8% まで落ちる。売上は 150 億円で横ばい、営業利益は 12 億円。

在庫の評価損と生産拠点の減損が重なり、自己資本は 15 億円ほど目減りする。それでも国内の安全試験と修理・校正は残り、無借金で現金も保つ。配当は性向 35% で続けるが、成長の話は消え、小さな専業メーカーとして静かに利益を出す姿になる。

  • 電源機器:数量 1.9(出荷台数(万台、推定))× 価格 58(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 111 億円・営業利益 9 億円。1.94 万 × 57.5 万円(物価並みの伸び 1.15 倍)、営業利益率 8.0%
  • 電子計測器:数量 0.7(出荷台数(万台、推定))× 価格 46(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 33 億円・営業利益 3 億円。0.72 万 × 46.0 万円(物価並みの伸び 1.15 倍)、営業利益率 8.0%
  • 修理・校正:数量 1.0(受付件数(万件、推定))× 価格 6.00(1 件あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。1.00 万 × 6.0 万円(物価並みの伸び 1.20 倍)、営業利益率 8.0%

倍率:ROE 事業分は 4% 前後で k 7.25% を大きく下回る。k 以下の会社の PER 上限は 12.5 倍。稼ぐ力の弱った会社なので上限の 7 割強の 9.0 倍に置いた。余った現金は 0.5 倍の約 19 億円に減らし、戻り方 0.5 を掛けて足した。

確率:中国・台湾勢の価格破壊に加え、電池・半導体の技術標準が変わって設計をやり直す複合の筋書き。実現すれば深いが、国内の安全試験の底があるので確率は 1 割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

電源機器

直流・交流の安定化電源、回生型の双方向電源、電子負荷など。電気自動車・蓄電池・パワー半導体・データセンターの評価に使う。

数量出荷台数(万台、推定)価格1 台あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 2.2 50 108 16
10 年後 中立 2.8 67 188 26

取り方:2026/03 期の電源機器の売上 107.6 億円を、小型の安定化電源(十数万円)から回生型の大型電源(数百万円)までの平均で約 50 万円とみて、約 2.15 万台に分けた(台数は推定。開示は無い)。台数は実質の数量で、物価の 3% と高機能品への移行は単価に入れる。営業利益は開示が無く、全社の営業利益率 14.5% を売上比で配分した。

電子計測器

耐電圧・絶縁抵抗の安全試験器、EMC(電磁ノイズ)試験器、自動車電装の評価装置。

数量出荷台数(万台、推定)価格1 台あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 0.8 40 34 5
10 年後 中立 1.0 54 52 7

取り方:電子計測器の売上 33.7 億円を、耐電圧試験器(数十万円)から EMC 試験器(数百万円)までの平均で約 40 万円とみて、約 0.84 万台に分けた(推定)。台数は実質、物価と製品の高度化は単価に入れる。営業利益は全社の営業利益率を売上比で配分した。

修理・校正

納入した電源・計測器の修理と校正(精度の定期確認)。

数量受付件数(万件、推定)価格1 件あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 1.1 5.00 6 1
10 年後 中立 1.2 6.70 8 1

取り方:修理・校正の売上 5.6 億円を、1 件あたり約 5 万円とみて約 1.1 万件に分けた(推定)。件数は納入した機器の台数に連動して増える。営業利益は全社の営業利益率を売上比で配分した。

リスクと懸念

電気自動車・電池の設備投資の先送り

電池・電気自動車向けの試験は、直近の利益率を押し上げた分野だ。電気自動車の販売が各地で伸び悩めば、試験の設備投資は先送りされやすい。過去の景気後退では、2009 年 3 月期に最終赤字を出した。需要が止まれば、固定費の重い国内の生産拠点で利益が大きく削られる。

中国・台湾勢の価格攻勢

台湾のチェロマは高電圧の電池試験に SiC 素子を使った電源を出し、中国の新興メーカーは同じ回生型を低い値段で売り込む。電池試験の電源は仕様がそろいやすく、値段で選ばれやすい。売上 150 億円の菊水は、研究開発費で大手に及ばず、汎用に近い領域から値崩れが進む恐れがある。

利益率の水準が定着したかが未確認

営業利益率は 2021 年 3 月期まで 5〜8% で、2022 年 3 月期から急に 10% を超えた。実績は 5 年に満たない。製品の高単価化や値上げが定着したのか、好況の一時的な押し上げなのかは、まだ判断できない。

資本効率の改善が進まない

配当性向は 3 割台、自社株買いはなく、利益の 6 割強が内部に残る。現金は 57 億円あり、会社自身も PBR が 1 倍を割る状況を認めるが、使い道は示していない。取引先持株会と事業会社が筆頭株主で、資本効率を求める圧力が弱い。現金が積み上がるだけなら、株主に戻る価値は半分程度にとどまる。

海外展開の遅れと地域の偏り

海外比率は 2023 年 3 月期の 48% から 34% へ下がり、計画の 35% でも国内依存が強い。国内の製造業が弱れば、試験器・電源の需要の土台が細る。欧州は直近でも低調だった。アジア拠点は 2025 年に作ったばかりで、成果はこれからだ。

製品別の利益が見えない

単一セグメントのため、電源と計測器のどちらがどれだけ稼いでいるかが外から分からない。成長の担い手が変調しても、決算に表れるまで気づきにくい。

株式の流動性と安定株主

時価総額が 240 億円ほどで、取引先持株会・事業会社・銀行が筆頭株主に並ぶ。売買が薄く、株価は需給で振れやすい。買収の可能性は推定で 10 年に 2 割ほどあるが、安定株主が多く、実現しにくい。

今後の分かれ目

電池・電気自動車向けの試験器・電源の受注が 2 期続けて伸びたら
利益率 15% 近辺が定着したとみて、強気側の筋書きに確率を移す。
電気自動車の販売や電池工場の新設が各地で止まり、受注が前年を割ったら
やや悲観側へ寄せる。営業利益率は 10% 前後まで戻る前提で見直す。
中国・台湾勢が日本の電池試験の電源で値引き提案を広げ、菊水の単価が下がり始めたら
価格決定力の侵食が始まったと見て、悲観側の確率を上げる。
会社が自社株買いか配当性向の引き上げを具体的に出したら
現金の戻り方を 0.5 から引き上げる方向で見直す。価値の上乗せは最大でも現金の半分ほどだ。
海外比率が 40% を超え、米国やアジアで電源が伸び続けたら
地域の偏りが薄れ、成長の確度が上がったとみる。やや楽観に寄せる。
買収の提案が出たら(推定確率は 10 年で 2 割)
持ち合い株主が応じるかを見て、価値の上積みを別に考える。

見ておくもの

  • 電子計測器と電源の受注(決算説明の定性コメント)と第 2 四半期(2026 年 10 月 29 日予定)の進捗
  • 営業利益率が 15% 近辺を保てるか(会社予想は今期 16%)
  • 海外比率の推移(計画は 35%)
  • 自社株買い・配当性向の変更など、現金の使い道の発表
  • 電気自動車の販売と電池工場の設備投資の動き

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の PER や過去の PBR に寄せず、利益で測った。正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)で、k は基本 7.5% に循環+0.5%・値決め力-0.25%・寿命+0.25% を入れた 8.0%、g は 4%、RONIC は k を超える ROE の半分が残るとして置き、上限の 8 割台に置いた。事業に要らない現金 37 億円は分けて足し、戻り方 0.5 を掛けた。今の株価を見て筋書きを変えていない。減価償却は開示が無く推定 4 億円前後で、今ある設備の分は物価で増やさず、新設備の分だけ新しい値段で足される前提とした。10 年後は 6 億円前後で、費用の物価上昇より少し軽く、利益率を 0.3 ポイントほど支える一方、更新投資は建築費の上昇で膨らみ、償却を超える分は現金が出る。借入は使わず内部の現金で賄う。新リース会計の影響は小さく、今と同じ形で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14→18.67 倍・やや楽観 PER 13.2→18.13 倍・中立 PER 12→17.51 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. 菊水ホールディングス 中期経営計画 2026-2028(資料)
  2. 電気計測器市場、29年度に1兆1299億円 JEMIMA中期見通し(電波新聞)
  3. 菊水ホールディングス 事業内容・業績見通し(株予報)

分析日 2026-10-19