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ニチコン 6996

AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,502 円1,632 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,191 円1,429 億円差 +14.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,502 円1,632 億円 · 差 +14.2% · 期待の年率 +8.8%
期待の年率リターン(10 年)+8.8%資本コスト比 +0.6 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ニチコンは、電気をためて整えるコンデンサと、家庭用蓄電池・V2H(EVから家へ給電する装置)・急速充電器の会社だ。AIサーバーの電源に使う大型コンデンサが足りなくなり、会社は全製品を値上げし、この秋に生産能力を約2.5倍へ引き上げる。

筆者は、この利益の回復を本物と見る。会社予想の営業利益は2027年3月期で87億円、前期より3割強増える。2026年4〜6月期はすでに通期の3割を稼いだ。ただし10年の物差しで測ると、顔つきが変わる。過去17年のうち赤字の期が6回ある。営業利益率は10年で最高でも7%に届かない。

だから値上げ後の利益をそのまま10年先へ伸ばさない。AI向けの需要は長く続くが、中国・韓国の追い上げで値段は元へ戻りやすい。家庭用蓄電池は補助金で売れ行きが振れる。中立の筋書きでは、営業利益を10年後に190億円前後、営業利益率を6%で置いた。

結論はほぼ適正だ。強気の筋書きがすべて当たれば今の数倍になるが、確率はそこまで高くない。9月に出した220億円の転換社債は、設備投資の資金を手当てする一方で、株の希薄化という代償を伴う。割安と言い切れる材料はなく、買い増す理由は、利益の山が思ったより長く続くと確信できた時だけだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ニチコンを「市況に乗る部品会社」と見る。10年先もこの事業が残ることは確かだ。コンデンサは電気を使う限り要り、AIと電動車とエネルギー管理で需要の土台は広がる。問題は、10年先にこの会社が超過利益を出し続けているかどうかだ。

堀は、AI向けの大型アルミ電解とV2Hに限られる。前者は日本勢の寡占に近いが、中国勢の参入で崩れうる。後者は国内の小さな市場で、補助金に依存する。会社全体を「強い堀」とは言えず、新しい投資で稼ぎが残る割合は、普通の半分で置く。

オーナー利益、つまり設備投資を引いたあとに株主に残る利益は、今は薄い。毎年約100億円の設備投資と、これから加わる170億円の投資が、利益の伸びに見合うかが勝負になる。経営の資本配分は、まだ検証の途中だ。この会社は、過去に何度も利益を出せずにきた。

安全域は小さい。10年の中立でも、今の時価総額に対して本質価値は同じ程度で、割安の余地はほとんどない。強気の筋書きでは価値が大きく上に振れる一方、悲観では半分以下に落ちる。見込みの幅が広く、読み切れない部分が大きいので、決め打ちはしない。

何で稼ぐ会社か

ニチコンの稼ぎは2本柱だ。コンデンサ事業が売上の6割(2026年3月期で約1,030億円)、NECST事業が4割(約670億円)を占める。

コンデンサ事業は、アルミ電解コンデンサ、導電性高分子の固体コンデンサ、フィルムコンデンサを作る。アルミ電解は電圧を安定させる部品で、AIサーバーの電源には1台に数千個が載る。導電性高分子品は通信基地局や車載の基板に使う。フィルムコンデンサは、電動車のインバータ(モーターを回す電力変換器)に入る。売る先はサーバー・通信機器・自動車・産業機器のメーカーだ。

NECST事業は、同社が国内で先頭を走る家庭用蓄電システムとV2H、EV用の急速充電器、医療機器などに使う電源を作る。V2Hは2012年に世界で初めて製品化した会社で、国内シェアは自社発表で約9割にのぼる。買い手は住宅メーカーや販売店、充電設備の設置事業者で、国の補助金の有無で需要が動く。

同社は2021年に「2026年3月期に売上2,000億円・営業利益率10%以上」を掲げたが、実績は売上1,697億円・営業利益率3.8%にとどまった。2030年度に売上5,000億円とする構想はあるが、数字の根拠は公開されていない。筆者は、会社の計画より、足元の値上げと増産という確かな動きを重く見る。

優良さと弱いところ

優良さは「部分的にある」と筆者は見る。すべてを持っているわけではない。

堀(他社がまねできない強み)は2つある。1つはAIサーバー向けの大型アルミ電解コンデンサだ。この分野は日本勢がほぼ独占し、日本ケミコン、ルビコン、ニチコンが供給の中心にいる。壊れにくさと長い寿命が問われる部品で、顧客は実績のある相手を替えにくい。もう1つはV2Hで、先に市場を作った分、販売店との関係と施工の実績が厚い。

弱い所も多い。コンデンサでは日本ケミコンが規模で上で、アルミ電解の世界首位とされる。ニチコンは2番手だ。値段は需給で決まる面が強く、供給不足が解ければ値上げ分は削られやすい。NECST事業は国の補助金に左右され、2026年3月期は新製品の投入遅れで減益になった。

資本効率は低い。自己資本利益率は10年の中央値が4.5%で、資本コストに届かない年が多い。毎年約100億円を設備に投じても、利益がそれに見合って増えない時期が長かった。自己資本比率は61%と厚いが、これは稼ぐ力ではなく、使い切れていないお金の厚みだ。

2026年9月には約50億円の自社株買いを実施し、配当は連結配当性向30%を目安にした累進方針を掲げる。資本を意識した動きだが、同時に出した転換社債(220億円)は、希薄化を許してでも設備を増やす賭けでもある。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要の主役は、AIデータセンターと電動車、そして家庭・住宅のエネルギー管理だ。

AIサーバーでは、GPUの電源を安定させるために大型のアルミ電解コンデンサが大量に要る。1台に数千個載るとされ、供給できるのはほぼ日系メーカーのみだという。需要が供給能力を上回り、ニチコンは全製品を10〜15%値上げし、日本ケミコンも追随した。ニチコンは長L形アルミ電解コンデンサの能力を、2026年秋に前期比で約2.5倍へ上げる。日本ケミコンは「需要の伸びはあと5年続く」と述べている。

ただし、これは設備投資の山だ。コンデンサは過去に何度も、不足、増産、過剰、値崩れの順で一巡している。今回は中国のアルミ電解メーカーが追う立場にあり、AI向けの認定を取って参入すれば、値段はそこから崩れやすい。

車載では、電動車用のフィルムコンデンサが伸び筋だが、電動車の販売は鈍り、2026年3月期の中間決算では一部顧客の減産で売上が振れた。パナソニック、TDK、ケメット、中国勢が競合で、ニチコンが突出した地位にあるとは言いにくい。

家庭用蓄電池とV2Hは、電気料金の上昇、災害への備え、太陽光の余剰電力の活用が追い風だ。ただし補助金の予算は短期間で埋まり、受付が止まる。三菱電機・パナソニック・デンソー・東光高岳といった競合も、V2Hでシェアを狙っている。

資本政策と M&A

資本政策は、この半年で大きく動いた。

2026年9月、同社は2031年満期の転換社債(ユーロ円建て)を220億円発行し、同時に約50億円の自社株買いを実施した。転換価額は自社株買いの取得価格より約3割高い水準で、すべて株になれば発行済み株式の約9.5%が増える。資金のうち約170億円は生産能力の増強に使う。自社株買いは、社債発行に伴う株式の需給の悪化を和らげる役目を持つ。

筆者が気にするのは、設備を増やす判断の正しさだ。AI向けの需要が3年で終われば、2.5倍の能力はそのまま重荷になる。転換社債は、株価が転換価額を上回れば株に変わり、下回れば借金として返す。どちらに転んでも、株主にとって割に合うかは、利益の山の高さで決まる。

配当は連結配当性向30%を目安とし、2026年3月期は前期から増配した。政策保有株は2020〜2023年度に19銘柄・約50億円を減らし、2026年度までに連結純資産の20%未満へ下げる方針だ。買収の話は目立たず、TOBの対象になる可能性は、kabufuの推計で10年以内に16%程度だ。代表取締役会長は武田一平氏、社長は森克彦氏。

2026年9月の自己株式取得(約50億円)は実行済みで、株数に反映した。この分は10年の還元に入れていない。転換社債の発行(220億円)は別で、自社株買いはその需給対策。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AIサーバー向けの需要は、一時の特需では終わらない。生成AIの学習用だけでなく、推論用の設備が世界中に広がり、データセンターの電力は10年にわたって増え続ける。サーバー1台に載るコンデンサの数も、電源の大電力化で増える。日本ケミコンが「あと5年伸びる」と言うのは、そのためだ。ニチコンが2.5倍に増やす能力は、早い段階で埋まる。

価格も強気に見てよい。アルミ箔や電力のコストが上がり、新規参入の壁は高い。AI向けは認定に時間がかかり、中国勢が入る頃には、次の世代の製品へ移っている。値上げは一度きりでなく、製品の高付加価値化と合わせて定着する。営業利益率が2桁に乗るのは、供給が締まった時の同業の姿だ。

NECSTも追い風を受ける。電気料金の上昇と災害への備えで、家庭用蓄電池とV2Hは普及の初期にある。データセンター向けの無停電電源や急速充電器も加わる。政府が補助金を続け、国内シェアの高さが効けば、利益率は7%台に乗る。

この見方では、2036年3月期の営業利益は470億円前後になる。会社が描く2030年度売上5,000億円の構想に近づく姿で、今の時価総額を数倍に押し上げる力がある。

慎重な見方

今回の利益回復は、供給不足による値上げが主因で、需要の伸びだけが原因ではない。値上げは一巡すれば止まり、競合の増産が追いつけば、値段は戻る。ニチコンが能力を2.5倍にする頃、同業の日本ケミコンやルビコン、そして中国勢も増産している。能力が出そろう2028年前後に、供給過剰が来るおそれがある。

自社の力にも不安がある。2021年に掲げた売上2,000億円・営業利益率10%は、5年たっても届いていない。毎年約100億円の設備投資を続けたのに、自己資本利益率は10年の中央値で4.5%。資本コストを下回る年が多い。ここに170億円の設備投資を加えれば、需要が外れた時の傷は深くなる。

NECSTも安定しない。2026年3月期は新製品の遅れで減益だった。補助金は予算が尽きれば止まる。中国の蓄電池メーカーが国内に入り、V2Hでも大手の電機メーカーが攻めれば、国内シェアの高さは守りにならない。

転換社債は、株価が上がれば希薄化し、下がれば借金として残る。どちらでも、株主にとって楽な形ではない。今の株価は、すでに回復と成長を相当に織り込んでいる。

どちらに重みを置いたか

強気の論は、AI向けの大型コンデンサという足元の事実に強く支えられている。一方で慎重な論は、過去の波の形と、資本効率の低い実績に支えられている。10年で見ると、後者のほうが重い。

確率は、楽観を12%、やや楽観を22%に抑え、中立を36%、やや悲観を20%、悲観を10%に置いた。悲観を10%にしたのは、構造的に負けた場合の損失が大きいためだ。AI向けの追い風の強さは認めて、中立にも反映した。それでも、利益の山が10年続く前提は置かない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,255 円2,776 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 856 円558 億円)。 今の値に割り戻すと 2,502 円1,632 億円、今との差 +14.2%、 期待の年率 +8.8%(資本コスト 8.3%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 10,733 円7,002 億円 1,679 円1,095 億円 +466.5% +18.9% 1,489 円972 億円
やや楽観 22% 6,464 円4,217 億円 1,133 円739 億円 +246.7% +13.2% 1,671 円1,090 億円
中立 36% 3,585 円2,339 億円 750 円489 億円 +97.8% +7.1% 1,560 円1,018 億円
やや悲観 20% 1,059 円691 億円 480 円313 億円 −29.8% −3.5% 308 円201 億円
悲観 10% 429 円280 億円 394 円257 億円 −62.4% −9.3% 82 円54 億円
加重平均100% 4,255 円2,776 億円856 円558 億円 +133.3% +8.8% 5,111 円3,334 億円

今の株価時価総額 2,191 円1,429 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 12% AI電源の需要が10年続き、値段も高止まり 利益 444 億円 · PER 15.8 倍 · 株価時価総額 10,733 円7,002 億円

AIサーバーの電源に使う大型アルミ電解コンデンサの需要が、10年にわたって伸び続ける。生成AIの推論設備が世界に広がり、1台あたりのコンデンサ数も増える。中国勢の参入は認定の壁と品質の差に阻まれ、値段は高止まりする。ニチコンは増やした生産能力を使い切り、製品の大型化・高付加価値化も進めて、コンデンサ事業の営業利益率は11%に乗る。

NECSTでは、V2Hと家庭用蓄電池が普及の第2段階に入り、データセンター向けの無停電電源と急速充電器も加わる。国内シェアの高さは保たれ、利益率は7〜8%に届く。

全社の営業利益は470億円に近づき、会社が描く2030年度売上5,000億円の姿に重なる。自己資本利益率は16%に上がり、優良な電子部品会社として評価される10年になる。

  • コンデンサ事業:数量 75.0(出荷個数(億個、推定))× 価格 41(1 個あたり平均売上(円・名目))→ 売上 3,082 億円・営業利益 339 億円。75 億個 × 1 個あたりの値段は今の 1.60 倍、利益率 11.0%
  • NECST事業:数量 17.0(出荷台数相当(万台、推定))× 価格 100(1 台あたり平均売上(万円・名目))→ 売上 1,706 億円・営業利益 128 億円。17 万台 × 1 台あたりの値段は今の 1.50 倍、利益率 7.5%

倍率:事業の純利益 444 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.0% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.8 倍。全体の PER 15.77 倍、時価総額 7,002 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI向けの需要が10年続き、値段も高止まりする必要があり、連続して当たる確度は高くない。12%に抑えた。

やや楽観 22% AIの追い風が長く続き、値上げ分は緩やかに削られる 利益 290 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 6,464 円4,217 億円

AI向けの追い風は長く続くが、価格は少しずつ緩む。会社が描く増強は順調に進み、電源向けの大型品が売上の中心に育つ。ニチコンは能力増強を順調に生かし、AIと車載の比率が上がって、コンデンサ事業の営業利益率は9%に乗る。電動車の販売は鈍るものの、インバータ用のフィルムコンデンサは堅調だ。

NECSTは、補助金が続く間に家庭用蓄電池とV2Hの設置が積み上がる。急速充電器も着実に伸び、利益率は6%に届く。

全社の営業利益は300億円強になる。ニチコンは「波はあるが、長い目で稼げる部品会社」へ変わり、2桁近い営業利益率を何年か保つ。ただし資本の使い方は平凡で、配当と自社株買いに回す割合も4割ほどにとどまり、自己資本利益率は13%で止まる。

  • コンデンサ事業:数量 66.0(出荷個数(億個、推定))× 価格 37(1 個あたり平均売上(円・名目))→ 売上 2,458 億円・営業利益 221 億円。66 億個 × 1 個あたりの値段は今の 1.45 倍、利益率 9.0%
  • NECST事業:数量 15.0(出荷台数相当(万台、推定))× 価格 94(1 台あたり平均売上(万円・名目))→ 売上 1,405 億円・営業利益 84 億円。15 万台 × 1 台あたりの値段は今の 1.40 倍、利益率 6.0%

倍率:事業の純利益 290 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.7% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.54 倍、時価総額 4,217 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI向けの追い風は長く続く見込みが強く、会社の増産と値上げという足元の事実にも支えられる。22%とした。

中立 36% 中立:AI向けの利益が一段上がり、波も残る 利益 182 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 3,585 円2,339 億円

AI向けの需要は強いまま、値段は物価並みに上がり続ける。ただし値上げ後の高い利益率は定着せず、コンデンサ事業の営業利益率は7%で落ち着く。増強した能力はおおむね埋まるが、中国勢の参入で、2020年代の末から値段の上がり方が鈍る。

NECSTは、国内のV2Hと蓄電池で首位を保ちつつ、補助金の増減に左右される。台数は1.3倍に増え、利益率は4.5%で定着する。

全社の営業利益は190億円前後、営業利益率は6%になる。過去10年の最高(7%)に近く、AI向けの利益が会社の水準を一段引き上げた姿だが、資本効率は資本コストを少し上回る程度にとどまる。

  • コンデンサ事業:数量 58.0(出荷個数(億個、推定))× 価格 34(1 個あたり平均売上(円・名目))→ 売上 1,996 億円・営業利益 140 億円。58 億個 × 1 個あたりの値段は今の 1.34 倍、利益率 7.0%
  • NECST事業:数量 13.0(出荷台数相当(万台、推定))× 価格 90(1 台あたり平均売上(万円・名目))→ 売上 1,165 億円・営業利益 52 億円。13 万台 × 1 台あたりの値段は今の 1.34 倍、利益率 4.5%

倍率:事業の純利益 182 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.4% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.8 倍。全体の PER 12.85 倍、時価総額 2,339 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:値上げ後の利益率は定着せず、需要は強いまま値段が物価並みに上がる、最も標準的な形。36%とした。

やや悲観 20% 供給過剰で値上げ分が削られ、足元の稼ぎに戻る 利益 95 億円 · PER 7.3 倍 · 株価時価総額 1,059 円691 億円

供給過剰が2028年前後に表面化し、AI向けのコンデンサの値上げ分が2年かけて削られる。中国勢が認定を取って参入し、ニチコンは数量こそ維持するが、値段は物価に追いつけない。コンデンサ事業の営業利益率は4.5%に戻る。

NECSTは補助金の縮小で国内の販売が伸びず、V2Hや蓄電池の値引き競争も強まって、利益率は3%に下がる。

全社の営業利益は100億円で、足元の水準を物価で伸ばした程度に終わる。170億円を投じた工場の稼働率が低く、自己資本利益率は6%にとどまる。配当は維持されるが、成長の物語は色あせる。AI向けの需要そのものは残るので、会社は赤字には沈まない。ただし、値上げで一度上がった利益率は、2〜3年かけて半分近くまで戻る。

  • コンデンサ事業:数量 50.0(出荷個数(億個、推定))× 価格 32(1 個あたり平均売上(円・名目))→ 売上 1,605 億円・営業利益 72 億円。50 億個 × 1 個あたりの値段は今の 1.25 倍、利益率 4.5%
  • NECST事業:数量 11.0(出荷台数相当(万台、推定))× 価格 86(1 台あたり平均売上(万円・名目))→ 売上 942 億円・営業利益 28 億円。11 万台 × 1 台あたりの値段は今の 1.28 倍、利益率 3.0%

倍率:ROE 5.8% は資本コスト 8.25% を下回るので、正当化 PER は 1÷k=12.1 倍が上限。構造的に稼ぐ力が落ちた筋書きなので、その 60% を置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 7.27 倍・時価総額 691 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:コンデンサは過去に増産のあと値崩れが何度も起きており、2028年前後の供給過剰を警戒する。20%とした。

悲観 10% 中国勢が参入し、増設が重荷になる 利益 42 億円 · PER 6.7 倍 · 株価時価総額 429 円280 億円

中国と韓国のメーカーがAI向けの大型アルミ電解コンデンサの認定を相次いで取り、日系の寡占が崩れる。値段は物価が上がっても上がらず、数量も伸びない。2.5倍に増やした工場は稼働率が低く、減損を迎える。

NECSTでは、補助金が縮み、中国の蓄電池メーカーと大手電機メーカーの攻勢でV2Hのシェアが下がる。

全社の営業利益は40億円台に落ち、資本効率は資本コストの半分以下になる。2000年代後半や2018〜2019年に起きたように、赤字と減損で自己資本が目減りし、株価は低い評価に張り付く。配当は累進の方針を守れず、減らされる。

  • コンデンサ事業:数量 42.0(出荷個数(億個、推定))× 価格 26(1 個あたり平均売上(円・名目))→ 売上 1,079 億円・営業利益 32 億円。42 億個 × 1 個あたりの値段は今の 1.00 倍、利益率 3.0%
  • NECST事業:数量 8.0(出荷台数相当(万台、推定))× 価格 74(1 台あたり平均売上(万円・名目))→ 売上 589 億円・営業利益 12 億円。8 万台 × 1 台あたりの値段は今の 1.10 倍、利益率 2.0%

倍率:ROE 3.2% は資本コスト 8.25% を大きく下回る。ためた利益は額面未満の価値で、稼ぐ力(純利益÷k、PER は 1÷k=12.1 倍が上限)の 55% を置いた。優良でなくなった後の利益で、自己資本の厚さは根拠にしない。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 6.67 倍・時価総額 280 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:中国勢の参入で寡占が崩れ、新工場が減損になる構造的な負けの確率。業界の過去の波を見て10%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

コンデンサ事業

アルミ電解・導電性高分子・フィルムの各コンデンサ。AIサーバー電源、通信基地局、電動車のインバータ、産業機器向け。

数量出荷個数(億個、推定)価格1 個あたり平均売上(円・名目)売上営業利益
今 2026/03 40.0 26 1,027 46
10 年後 中立 58.0 34 1,996 140

取り方:開示は売上 1,027 億円・営業利益 46 億円のみで、個数は非開示。大型のAIサーバー用から小型の基板用まで混ざった平均単価を大型から小型まで混ざった値と置き、出荷個数を約 40 億個と推定した。個数は実質の数量で、物価 3% と値上げ・大型化は 1 個あたりの値段に入れる。

NECST事業

家庭用蓄電システム、V2H(EVパワー・ステーション)、EV用急速充電器、医療機器などの電源。

数量出荷台数相当(万台、推定)価格1 台あたり平均売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 10.0 67 669 18
10 年後 中立 13.0 90 1,165 52

取り方:開示は売上 669 億円・営業利益 18 億円のみ。蓄電システム・V2H・急速充電器・産業用電源を合わせて約 10 万台相当、1 台あたり約 67 万円と推定した。台数は実質の数量で、物価 3% は 1 台あたりの値段に入れる。

リスクと懸念

AI向け需要の一巡と供給過剰

AIサーバー向けの需要は強いが、同業と中国勢も増産している。能力が出そろう時期に需要が足踏みすれば、2.5倍に増やす工場は稼働率が下がり、値上げ分も削られる。コンデンサは過去に何度も、不足のあとに過剰を迎えた。

中国・韓国勢の参入

AI向けの大型アルミ電解コンデンサは、今は日系の独壇場だが、中国メーカーが認定を取れば値段が崩れる。車載のフィルムコンデンサでも、すでに中国勢が競合に入っている。

転換社債による希薄化と投資の失敗

220億円の転換社債は、転換価額を上回れば発行済み株式の約9.5%が増える。資金のうち170億円を使う増設が外れれば、希薄化と減損が同時に来る。

補助金に左右されるNECST事業

家庭用蓄電池とV2Hは、国や自治体の補助金の予算で需要が動く。国の補助金は短期間で埋まり、受付が止まる例が続いた。2026年3月期は新製品の投入遅れも重なり、減収減益だった。

利益の変動が大きい体質

17年のうち6期が赤字で、営業利益率は-9%から7%まで動いた。主力のコンデンサは、需給が緩むとすぐ利益が消える。配当の累進方針も、赤字の期には守りにくい。

資本効率の低さ

自己資本利益率の10年の中央値は4.5%で、資本コストを下回る年が多い。自己資本比率は61%と厚いが、毎年の設備投資が利益に結びつかなければ、その厚みは価値を生まない。

今後の分かれ目

AI向けコンデンサの値上げが2027年まで定着し、会社予想を上回る営業利益が続く
楽観・やや楽観の確率を上げてよい。ただし値上げが続く期間と、競合の増産の進み方を同時に確認する。
中国メーカーのAI向け認定取得や、大型アルミ電解コンデンサの値下げが報じられる
やや悲観・悲観の確率を上げ、新工場の稼働率の前提を見直す。
四半期の営業利益率が8%を超えて3期以上続く
コンデンサ事業の中立の利益率(7%)を上げる材料になる。持続性は在庫と受注残で確かめる。
国のV2H・蓄電池の補助金が打ち切られる、または大幅に縮小する
NECST事業の台数と利益率を下方修正する。国内シェアが高くても需要が減る点を重く見る。
転換社債の転換価額を株価が大きく上回り、株式への転換が進む
希薄化を織り込んで価値を見直す。本質価値は会社の稼ぎで決まるが、株数が増える分、既存の株主の取り分は薄まる。
新工場の稼働が始まったあとも、営業利益率が上がらない
設備投資が利益に結びついていない兆しで、資本配分への評価を下げる。

見ておくもの

  • コンデンサ事業の四半期の営業利益率と受注残(AI向け・車載向けの別)
  • 長L形アルミ電解コンデンサの増強の進み方と稼働率
  • 中国メーカーのAI向け認定・価格の動き
  • 国のV2H・蓄電池補助金の予算と受付状況
  • 転換社債の転換の進み方と、配当・自社株買いの方針

倍率と資本コストの決め方

セグメントごとに、数量(コンデンサは出荷個数、NECSTは台数)と価格(物価3%で10年1.34倍を基本)から売上を積み、営業利益率を置いて利益を出した。倍率は資本コスト8.25%(基本7.5%に品質の加点0.75%)と、10年後のROEから正当化PERを計算し、中立は、ROEが資本コストを超えるので下限の1÷kすれすれ(上限の約95%)に置いた。今のPER(約24倍)にも、直近の予想PER(約16倍)にも寄せていない。悲観は、構造的に負けた後の利益を、資本コスト以下のROEなので1÷kの約55%で置いた。10年後の数字は、リース(家賃)を営業費用に入れた今と同じ形でそろえている。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.19→15.77 倍・やや楽観 PER 12.36→14.54 倍・中立 PER 12.21→12.85 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。事業で決める:基本 7.5% に quality +0.75%(循環 +0.5・値決め +0.25)を足して k 8.25%。純現金に近く extra は置かない。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. ニチコン 2026年3月期決算の概要(決算短信の要約)
  2. ニチコンの26年4〜6月期、純利益2.1倍(日本経済新聞)
  3. ニチコン、アルミ電解コンデンサーを増産(日刊工業新聞)

分析日 2026-10-16