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株式会社ワコム 6727

電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)881 円1,170 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)860 円1,142 億円差 +2.4%
10 年後から見ると 適正 価値 881 円1,170 億円 · 差 +2.4% · 期待の年率 +7.3%
期待の年率リターン(10 年)+7.3%資本コスト比 −1.4 pt
推定の資本コスト8.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ワコムは、電子ペンとそれを使う板(ペンタブレット)の会社だ。稼ぎの7割は、スマホやノートPCのメーカーにペン入力の部品を納める事業から出る。残る3割は、プロのクリエイターに売る液晶タブレットなどの自社ブランド品だ。筆者の結論は、今の値段は事業の力を見ればほぼ妥当で、安全域は薄いというものだ。

最大の弱点は、納め先が少ないことだ。筆頭株主にサムスンの関連会社が名を連ね、製品の世代が替わるたびに受注が大きく動く。2026年7〜9月の部品事業は売上が2割落ちた。

もう一つの弱点は、自社ブランド品が中国勢の安売りに削られてきたことだ。ただ、構造改革で4期ぶりに黒字へ戻った。ここが伸びれば、利益は今の1.5倍近くまで届く。

財務は堅い。純現金が時価総額の1割を超え、そのうち使い道のない分は価値に足して見た。経営は、英国の投資ファンドから社長の解任を求められるほど揺れている。提案は否決されたが、資本の使い方への視線は厳しい。

10年の見立ては、部品事業が横ばい、ブランド品がゆっくり回復する筋だ。名目の利益はほぼ今の水準で、倍率も大きくは上がらない。一方で、顧客を失う筋の損失は深い。上振れは大きいが、下振れも大きい会社だ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ワコムは「いい事業の入口にいるが、持ち主になる安心感は薄い」会社だ。

事業の核は、ペンの書き味を電子で再現する技術だ。この技術に頼る会社は、特許の力で長く稼げる。直近の純利益95億円、ROE25%という数字は、その強さを映している。

一方で、10年先まで同じ稼ぎが続くかは、わからない部分が大きい。稼ぎの7割が少数の顧客に依存し、その顧客が自社で内製すれば、数字は一気に崩れる。バリュー投資家が避けるのは、まさにこの形だ。

資本の使い方も、満点とは言えない。自社株買いと配当で、利益を上回る額を返した年もある。評価できるが、その裏で純現金は2021年の260億円から143億円に減った。買収は、本業と離れた領域に小さく手を出し始めている。

筆者は、純現金のうち使い道のない分だけを価値に足し、残りの事業は、利益の質に見合った控えめな倍率で測った。結果は、今の値段にほぼ重なる。安全域と呼べる余裕は見当たらない。顧客の動きを読めるなら別だが、読めない以上、確信度は低く置くのが筋だ。

何で稼ぐ会社か

ワコムの事業は2つに分かれる。

テクノロジーソリューション事業は、電子ペンの技術を部品として売る商売だ。スマホ、タブレット、ノートPCのメーカーに、ペンの位置を読み取るセンサーとペン本体の技術を納める。売上は全社の7割、セグメント利益は9割に近い。サムスンの「Sペン」にワコムの技術が使われてきたことが知られており、顧客の数は少ない。

ブランド製品事業は、ワコムの名前で売る機器だ。ペンタブレット、液晶ペンタブレット、持ち運べるタブレットがあり、イラストレーター、デザイナー、漫画家が主な客になる。国内の店頭では長く9割を超えるシェアを持っていたが、中国のXPPenなどが安い価格で入り込み、いまは過半を維持するのがやっとの市場だ。

2026年3月期は、ブランド製品が売上327億円、利益20億円で黒字になった。前の年度に進めたコスト削減が効いた形だ。テクノロジーソリューションは円高と関税、メモリー価格の高騰によるOEM顧客の需要減で、足もとは苦しい。

会社は2026年3月期から2029年3月期の中期方針「Wacom Chapter 4」で、創作、学び、仕事、健康の4つの使い方に用途を広げる考えを示している。2026年3月には、電力・環境分野のITを手がけるリクロスエクスパンションを約17億円で買い、新しい事業を足し始めた。

優良さと弱いところ

ワコムの堀、つまり他社がまねしにくい強みは、ペンの書き味を支える特許と、長年の実績にある。筆圧を細かく読む技術は、プロの現場で信頼を得てきた。ただし、その堀は薄くなりつつある。

部品事業では、納め先のメーカーが価格を決める側にいる。サムスンのように大きな客は、ペンの調達先を替える力も持つ。ペン入力がスマホやノートPCの標準になるほど、部品としての単価は下がりやすい。

自社ブランド品では、プロが使うという名前が値段を支えている。それでも中国勢の平均単価は国内で2万円ほど安いとされ、価格差が客を奪ってきた。2026年5月の国内販売台数ランキングでは上位10機種のうち5機種をワコムが占めたが、残りにはXPPenも並ぶ。

資本の効率は高い。直近のROEは25%で、10年の中央値は15%だ。ただし、利益は景気と顧客の動きで大きく振れる。営業利益率は2023年3月期に1.8%まで落ち、2026年3月期は12.2%だった。自己資本比率は58%、純現金で財務の不安は小さい。

弱いのはガバナンスだ。社長と COO の関係者や取引を巡って株主が異議を唱え、議決権の賛成率も社長で6割台にとどまった。筆者は、資本コストを意識した投資の規律が、この会社でいちばん確かめにくい点だと考える。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ワコムの市場は、同じ名前で括れない2つがある。

ペン入力部品の市場は、スマホ、タブレット、ノートPCの出荷台数に連動する。台数そのものは成熟しており、伸びるとすれば、ペンを使う機種が増える場合だ。教育向けのタブレットやペン対応ノートPCが増えれば追い風になるが、Appleが自社のペンを標準にしたように、メーカーが自社で作る流れもある。サムスン以外の中国メーカーがどこまでワコム方式のペンを採るかが、10年先の数量を左右する。

2026年は半導体メモリーの価格が急騰し、スマホやPCのメーカーが機種数や数量を絞る動きが出ている。ワコムの部品事業の足もとの減収も、この影響が一因だ。

プロ向けのペンタブレット市場は、世界で台数が横ばいから微増にとどまる。競合は、中国のXPPenとHuionに、ディスプレイ付きではWacomの上位機種を狙うメーカーが加わる。AIで絵を作る流れが広がると、手で描く人の数が減る心配がある一方、AIで描いた絵を整える手書き需要が残るという見方もある。

電気機器の中の同じ領域には、複合機のリコーやキヤノン、ITサービスのNECや富士通が並ぶが、ワコムはどれとも事業が違う。市場の伸びではなく、数少ない顧客の動きと中国勢との価格差で、業績の形が決まる会社だ。

資本政策と M&A

ワコムは、配当と自社株買いを組み合わせて株主に返してきた。前の中期方針では、自社株に200億円を振り向ける目標を掲げ、2025年2月にも25億円を上限とする自社株買いを加えた。2026年3月期の配当の割合は純利益の37%だった。2027年3月期の配当予想は、前の期より少し下がる。

資本の使い方に、株主が疑問を投げている。英国のアセット・バリュー・インベスターズ(AVI)は、2026年の総会で社長と COO の解任を求めた。理由は、東京支社の一角を社長の娘のダンス練習に使わせた件、COO が創業した赤字会社を約17億円で買った件、ブランド製品の不振だ。会社は、オフィスは正式な契約で対価をもらい、買収は社外取締役だけの委員会が3か月で7回審議したと反論した。提案は否決された。

AVIは議決権の13〜15%を持つ筆頭株主で、サムスンの関連会社も6%台を持つ。この株主構成では、買収されるにせよ守られるにせよ、動きが出やすい。M&Aは今後も、本業と離れた小さな買収が続く可能性がある。

10年の還元は、配当性向4割ほどの配当に自社株買いを足した形で、中立は純利益の合計の約84%に置いた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ペン入力は、スマホ、タブレット、ノートPCで広がる途中だ。教育向けの端末にペンが付く流れ、AIパソコンで手書きを使う流れが重なれば、ワコムの部品の出荷はいまより増える。サムスン以外の中国メーカーが、ワコムのペンの方式を採る例が増える余地も残っている。

自社ブランド品は、構造改革で4期ぶりに黒字へ戻り、2026年7〜9月期は売上が3割近く伸び、利益は倍になった。新製品が当たり、固定費が削られた今は、売上が増えた分だけ利益が残る形だ。中国勢の攻勢はあっても、プロの現場で使われる品質と書き味の評価は簡単に覆らない。

財務は純現金で、借金の負担がない。AVIが13%超を持つ筆頭株主になった以上、経営は資本の効率を無視できず、自社株買いと配当は手厚くなる。ROE25%の会社が、利益のほとんどを返し続けるなら、1株あたりの価値は伸びていく。さらに、新しい分野の買収が当たれば、部品とブランドの2本足に3本目が加わる。

慎重な見方

稼ぎの7割を握る部品事業は、少数の顧客に支えられている。サムスンの製品世代が替わるたびに受注が動き、2026年7〜9月は売上が2割落ちた。半導体メモリーの価格高騰でスマホやPCの出荷が絞られる局面では、ペン部品も数量が減る。顧客が自社でペンを作る、あるいは中国の安いメーカーに切り替えれば、数字は一気に崩れる。

自社ブランド品は、4期ぶりに黒字へ戻ったとはいえ、利益率は6%にすぎない。XPPenやHuionの価格は国内で2万円ほど安いとされ、値上げで収益を伸ばす余地はない。AIで絵を作る人が増えれば、手で描く人の数も減りうる。

経営の面では、社長の関係者に絡む疑念が議決権の賛成率に表れ、社長の賛成率は6割台だった。COOが創業した赤字会社を買った件のように、資本コストを意識しない投資が続くなら、稼いだ利益は価値に変わらない。この会社の利益は、景気と顧客の動き次第で大きく振れ、過去には営業利益率が1.8%まで落ちた。10年という長さで見れば、構造的に負ける筋の確率は低くない。

どちらに重みを置いたか

部品の事業が少数の顧客に依存する形は変わらず、中国勢の値下げ圧力も続くため、確率は慎重な見方にやや寄せた。上振れは、ペン対応の機種が増える筋と、ブランド品の黒字定着で、利益が今の1.5倍近くまで届く。下振れは、顧客の内製化で利益が半分以下になる筋で、深さは上振れの幅と同じ程度ある。

その結果、中立の価値は今の値段にほぼ重なり、加重平均では1割ほど下回る形になった。この水準は「適正」の端に近いが、純現金のうち余った分は足してもなお、安全域は薄い。確信度は低く、数字の前提が1つ違えば、割安にも割高にも振れる会社だ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,170 円1,554 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 570 円758 億円)。 今の値に割り戻すと 881 円1,170 億円、今との差 +2.4%、 期待の年率 +7.3%(資本コスト 8.8%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 2,934 円3,896 億円 979 円1,300 億円 +355.0% +16.4% 313 円416 億円
やや楽観 20% 2,043 円2,713 億円 791 円1,050 億円 +229.5% +12.7% 567 円753 億円
中立 33% 1,323 円1,757 億円 640 円850 億円 +128.2% +8.6% 648 円860 億円
やや悲観 25% 291 円386 億円 407 円540 億円 −18.9% −2.1% 174 円232 億円
悲観 14% 127 円168 億円 151 円200 億円 −67.8% −10.7% 39 円52 億円
加重平均100% 1,170 円1,554 億円570 円758 億円 +102.4% +7.3% 1,741 円2,311 億円

今の株価時価総額 860 円1,142 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.8% を下回るほど割高。

楽観 8% ペン対応機が広がり、ブランド品も黒字が定着する 利益 219 億円 · PER 17.6 倍 · 株価時価総額 2,934 円3,896 億円

教育向けのタブレットと、AIパソコンでの手書き入力の流れがかみ合い、ペン対応機器が世界で大きく増える。サムスンに加え、中国やほかの地域のメーカーがワコム方式のペンを採用し、部品事業の供給台数が3割以上伸びる。

ブランド品は、構造改革の成果と新製品の当たりで固定費が回収され、利益率が14%まで改善する。教育と創作の用途にサービスを広げる中期方針が実り、ブランドの名前が部品の営業にも効いてくる。

資本の面では、AVIの圧力が経営の規律を高め、利益の大半を配当と自社株買いで返す。小さな買収は本業と近い分野に限られ、価値を壊さない。この筋では、利益は今の2倍を超え、ROEは30%台で推移する。

  • テクノロジーソリューション:数量 54.0(ペン入力機器向けの供給台数相当(百万台・推定))× 価格 2,318(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 1,252 億円・営業利益 301 億円。供給台数が1.35倍、単価は物価より遅れて1.2倍。採用の広がりで稼働率が上がり利益率が改善。
  • ブランド製品:数量 156(年間の販売台数(万台・推定))× 価格 36,855(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 575 億円・営業利益 81 億円。販売台数1.3倍、単価は中国勢の安値に押されて1.35倍。固定費の回収で利益率が上がる。

倍率:事業の純利益 218 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 39.4% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 24.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)70 億円。全体の PER 17.55 倍、時価総額 3,896 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ペン入力の機種が中国メーカーにも広く採用され、ブランド品の利益率も2桁に乗るのは、複数の条件が同時にそろう筋のため8%にとどめた。

やや楽観 20% 部品が緩やかに伸び、ブランド品が回復する 利益 158 億円 · PER 16.8 倍 · 株価時価総額 2,043 円2,713 億円

ペン対応のタブレットとノートPCが少しずつ増え、部品の供給台数は15%ほど伸びる。ただし、納め先の値下げ要求は続き、単価は物価の伸びに届かない。

ブランド品は、液晶ペンタブレットの新製品が売れ、販売台数が1割増える。単価は中国勢の価格に引っ張られて物価ほどは上がらないが、構造改革で作った黒字体質が保たれ、利益率は11%台になる。

経営は、AVIの提案を受けて資本の効率を意識し、買収は小さな規模にとどまる。利益の多くを返し続け、純現金は今と同じ程度に保たれる。全体の利益は今の1.6倍ほどに届く。

新しい用途のうち、学びと創作の分野は育つが、全社の成長を引っ張る柱にまではならない。部品の顧客の偏りは残り、数字が大きく崩れる心配が消えたわけではない。

  • テクノロジーソリューション:数量 46.0(ペン入力機器向けの供給台数相当(百万台・推定))× 価格 2,280(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 1,049 億円・営業利益 236 億円。供給台数1.15倍、単価1.18倍。顧客の値下げを一部吸収。
  • ブランド製品:数量 132(年間の販売台数(万台・推定))× 価格 36,309(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 479 億円・営業利益 55 億円。販売台数1.1倍、単価1.33倍。新製品が売れ利益率が改善。

倍率:事業の純利益 157 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 31.2% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 20.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)70 億円。全体の PER 16.83 倍、時価総額 2,713 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ペン入力の機種が増え、ブランド品が黒字を保つ筋は十分ありうるが、顧客の内製化と中国勢の安値という逆風も強く、20%とした。

中立 33% 部品は横ばい、ブランド品はゆっくり回復 利益 108 億円 · PER 15.8 倍 · 株価時価総額 1,323 円1,757 億円

部品事業は、ペン入力の機種が増える勢いと、顧客の内製化や値下げ要求が釣り合い、供給台数は今とほぼ同じだ。単価は物価に届かず、10年で1.15倍にとどまる。利益率は22%から20%台前半へ少し下がる。

ブランド品は、中国勢との価格差が続くなかで、台数は横ばいを保つ。構造改革の効果が残り、利益率は9%まで戻る。新製品の当たりに頼らず、プロの現場で使われ続けることで、地位を守る。

全社の費用は物価で増えるが、合理化で吸収し、全体の営業利益は今より1割ほど増える。AVIの圧力で配当と自社株買いは続くが、買収は小さく、本業の力を変えない。ROEは20%前後で推移する。

  • テクノロジーソリューション:数量 40.0(ペン入力機器向けの供給台数相当(百万台・推定))× 価格 2,222(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 889 億円・営業利益 182 億円。供給台数は横ばい、単価は物価より遅れて1.15倍(顧客の値下げ要求と部品の進歩で)。
  • ブランド製品:数量 120(年間の販売台数(万台・推定))× 価格 35,490(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 426 億円・営業利益 38 億円。販売台数は横ばい、単価は中国勢の安値で物価より遅れて1.30倍。利益率は黒字体質が定着して9%。

倍率:事業の純利益 107 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 23.1% が k 8.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)70 億円。全体の PER 15.76 倍、時価総額 1,757 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年で見ると、部品の台数は動かず、単価は物価に届かないという、もっとも素直な筋を中心に置いた。2026年の足もとの減収と、ブランド品の黒字化が打ち消し合う形。

やや悲観 25% 顧客の内製化と中国勢の値下げで利益が半分以下に 利益 38 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 291 円386 億円

サムスンを含む主要顧客が、ペンの調達を自社や別の安いメーカーに一部切り替え、ワコムの供給台数は2割減る。単価も、顧客の値下げ要求で物価の伸びを大きく下回る。

ブランド品は、XPPenなどの安い機種に客を奪われ、台数が15%減る。価格を守ろうとすれば台数が減り、台数を守ろうとすれば値下げするしかなく、利益率は4%まで下がる。

固定の研究開発費は削りにくく、利益は今の3分の1ほどまで落ちる。それでも純現金と、特許の使用料収入があるため、事業はすぐには傷まない。配当は減らして続け、自社株買いは止まる。

  • テクノロジーソリューション:数量 32.0(ペン入力機器向けの供給台数相当(百万台・推定))× 価格 2,125(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 680 億円・営業利益 102 億円。供給台数が2割減、単価1.1倍。固定費が重く利益率が下がる。
  • ブランド製品:数量 102(年間の販売台数(万台・推定))× 価格 32,760(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 334 億円・営業利益 13 億円。台数15%減、単価1.2倍にとどまる。ほぼ収支とんとん。

倍率:ROE7%は資本コスト8.75%に届かず、倍率の上限は1÷k=11.1倍。利益が先細りする筋なので、その約8割の水準を置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 9 倍・時価総額 386 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:2026年7〜9月の部品事業の2割減収と、営業利益率が過去に1.8%まで落ちた実績を踏まえ、部品の台数減とブランド品の単価下落が同時に進む筋を25%とした。

悲観 14% ペンの内製化と安値攻勢で構造的に負ける 利益 6 億円 · PBR 0.5 倍 · 株価時価総額 127 円168 億円

主要顧客がペンの技術を自社で持ち、ワコムの供給台数は半分に減る。残る顧客からも大幅な値下げを求められ、単価は今より下がる。

ブランド品は、XPPenとHuionに機能と価格の両面で並ばれ、台数が4割減る。単価を維持できず、赤字が戻る。

研究開発の固定費と人員を削っても利益は出ず、2桁の減損を出す年もある。配当は最低限に絞られ、自社株買いは止まる。還元は、手元の現金と自社拠点・特許権の売却で払う分が出る。払った分だけ余った現金を減らし、この筋書きの余った現金は 0 とする(二重には数えない)。それでも純現金と売れる資産が残るため、会社が傷む前に、稼ぐ力ではなく手元の資産が株価を支える。

この筋では、買収で足した小さな事業も収益の柱にならず、のれんの減損が出る。経営は資本の使い方を問われ、AVIをはじめとする株主の圧力が一段と強まる。

  • テクノロジーソリューション:数量 20.0(ペン入力機器向けの供給台数相当(百万台・推定))× 価格 1,835(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 367 億円・営業利益 29 億円。供給台数が半減、単価は今を下回る。
  • ブランド製品:数量 72.0(年間の販売台数(万台・推定))× 価格 27,300(1台あたりの売上(円・名目))→ 売上 197 億円・営業利益 −4 億円。台数が4割減、単価は据え置き。赤字へ戻る。

倍率:稼ぐ力は細り、ROEは資本コストを大きく下回る。今の自己資本に掛ける形で、純現金と売れる資産の約170億円を下限の目安に、手元の資産が株価を支える水準を置いた。

確率:主要顧客が自社でペンを作り、ブランド品も中国勢にほぼ置き換わるという、構造的な負けの筋。顧客が少なく単一技術の会社で、起きる確率は10%を上回ると見て14%とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

テクノロジーソリューション

スマホ・タブレット・ノートPC のメーカーに電子ペンのセンサーとペンの技術を納める OEM 事業。

数量ペン入力機器向けの供給台数相当(百万台・推定)価格1台あたりの売上(円・名目)売上営業利益
今 2026/03 40.0 1,932 773 171
10 年後 中立 40.0 2,222 889 182

取り方:台数は開示されないので推定。世界のペン対応スマホ・タブレット・ノートPC のうちワコムの技術を使う機器を年4,000万台相当と置き、売上773億円から1台あたりの売上を逆算した。顧客ごとの比率は開示が無く、サムスンへの依存が大きいことだけが事業等のリスクに書かれている。 将来の価格は、顧客の年次の値下げ交渉と部品の技術進歩で物価より遅れる(中立で10年1.15倍)と見た。

ブランド製品

ペンタブレット・液晶ペンタブレット・持ち運びタブレットなど、ワコムの名前で売るクリエイター向け機器。

数量年間の販売台数(万台・推定)価格1台あたりの売上(円・名目)売上営業利益
今 2026/03 120 27,300 327 20
10 年後 中立 120 35,490 426 38

取り方:台数は開示されないので推定。売上327億円と、国内の平均単価(2021年時点で約3.2万円、BCN)や普及機から上位機までの構成を踏まえ、年約120万台、1台あたり約2.7万円と置いた。XPPenなどの攻勢で単価が上がらない前提を織り込んでいる。

リスクと懸念

主要顧客の内製化と製品世代の変化

稼ぎの7割は少数のスマホ・PC メーカー向けの部品で、サムスンへの依存は事業等のリスクにも書かれている。顧客が自社でペンを作れば、数量が一気に落ちる。2026年7〜9月の部品事業の2割減収は、その予兆と読むこともできる。

半導体メモリー価格の高騰

メモリーの価格が急騰し、スマホやPCのメーカーが機種数や出荷を絞る局面がある。ペン部品は完成品の出荷に連動するため、顧客の台数が減ればワコムの売上も減る。2027年にかけても高止まりが続くとの見方があり、数量の見通しを押し下げる。

中国メーカーの安値攻勢

XPPenやHuionは、国内でも平均単価が2万円ほど安いとされる。上位10機種に両社が入るほど台数を伸ばしており、ワコムが値上げで収益を伸ばす余地は乏しい。ブランド品の利益率が6%と低い現状では、価格を守ると台数を失う。

AIで絵を作る流れによる創作需要の変化

画像を生成するAIが広がると、プロのクリエイターの数や仕事の形が変わる。手で描く人が減れば、ブランド品の台数が細る。一方で、AIが出した絵を手で直す需要が残る見方もあるが、規模は読めない。

ガバナンスと資本の使い方

社長の関係者の取引、COOが創業した赤字会社の約17億円の買収などで、AVIの批判を受けた。株主提案は否決されたが、社長の賛成率は6割台にとどまり、資本コストを意識しない投資が続けば、利益が価値に変わらない。

円高と米国関税

テクノロジーソリューションは、円高と米国の関税の影響を受けた。売上の多くが海外向けで、円が強くなると円換算の利益が減る。この分析では為替を動かしていないが、実際には業績を揺らす要因になる。

今後の分かれ目

サムスン以外の中国メーカーが、ワコム方式のペンを広く採用する
部品の供給台数が増え、顧客の偏りも薄まる。楽観の筋に近づく。
主要顧客がペンの調達を自社や安い別メーカーに切り替える
部品の数量と単価が同時に落ち、利益が大きく減る。構造的な負けの筋に近づく。
ブランド品の利益率が2桁に乗り、2期以上続く
構造改革が一過性でなかったと確かめられ、やや楽観の確率が上がる。
リクロスエクスパンションのような本業と離れた買収が続く
資本の使い方への不信が強まり、利益の価値が割り引かれる。
AVIの提案を受けて、自社株買いや配当が大きく増える
ROEが保たれ、1株あたりの価値は上がる。ただし利益そのものは増えないため、中立の筋の価値は大きく動かない。
半導体メモリーの価格が落ち着き、スマホ・PCの出荷が回復する
部品の減収が止まり、中立の筋の出発点が固まる。

見ておくもの

  • テクノロジーソリューションの売上と、顧客の製品世代の動き
  • ブランド製品の利益率(2桁に乗るか)
  • サムスンを含む主要顧客の調達方針
  • 国内のペンタブレット販売ランキングでのXPPenの順位
  • AVIの保有比率と次の総合での提案
  • 自社株買いと配当の方針(Chapter 4 の資本配分)
  • 買収の追加と、その規模・分野

倍率と資本コストの決め方

セグメントごとに数量×価格で10年の利益を組み、その利益の質(顧客の偏り・中国勢との価格差)と資本コスト8.75%(基本7.5%+quality1.5%)から正当化PERを計算し、中立はその約8割に置いた。今の株価・PER・過去のPBRは倍率の根拠にしていない。悲観は、稼ぐ力ではなく純現金と売れる資産の下限で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.9→17.55 倍・やや楽観 PER 12.5→16.83 倍・中立 PER 11.6→15.76 倍)。

資本コスト 8.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.5%。純現金で借金の負担はなく、事業が傾いてはいないため上乗せ(extra)は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.00% → 8.75%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. ワコム 2026年3月期の業績(EDINET DB)
  2. ワコム 2027年3月期 第1四半期決算(gamebiz)
  3. ワコム、社長らの解任求める株主提案に反対決議(ITmedia NEWS)

分析日 2026-10-19