株譜
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岡谷電機産業 6926

ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)62 円14 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)191 円43 億円差 −67.7%
10 年後から見ると 割高 価値 62 円14 億円 · 差 −67.7% · 期待の年率 −2.6%
期待の年率リターン(10 年)−2.6%資本コスト比 −12.6 pt
推定の資本コスト10.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 10.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

岡谷電機産業は、電源の雑音や雷のサージから電子機器を守る部品の老舗だ。エアコンや産業機器の電源に入るコンデンサ、ノイズフィルタ、サージアブソーバを作る。筆者の結論は「割高」だ。売上100億円の会社が2期続けて17億円の営業赤字を出し、立て直しの道筋もまだ数字で見えない。

赤字の理由は一つではない。原材料が上がり、新製品の立ち上げと生産ラインの組み替えで費用が先に出た。産業機器の在庫調整も長引いた。会社は有価証券報告書で、継続企業の前提に疑義を生じさせる状況があると自ら書いた。注記が付くほどではないが、黒字に戻るのは2027年度以降の見込みだ。

部品そのものの信頼は高い。ただ、アジアのメーカーの技術が上がり、値段で押されている。立て直しが成功しても、営業利益率は過去の実績どおり3〜5%に戻る程度だろう。その稼ぎでは資本コストに届かない。今の時価総額は、立て直しの成功をかなり前払いしている。

持ち合い株を売って借入を返す余力はあるが、それは株主に戻るお金ではない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、事業の芯は悪くない。電源の雑音と雷から機器を守る部品は、どの時代にも要る。一度設計に入れば替えられにくく、客はばらけている。

しかし、オーナーとして持ちたい会社かと問われれば、答えは否だ。値段を決める力が無く、利益率は20年かけて削られた。計画は二度続けて大きく外れた。今は持ち合い株と借入で赤字の穴を埋めている。資本を生み出す事業ではなく、資本を食う事業になっている。

値段にも安全域は無い。立て直しが成功し、利益率が過去の実績の上限まで戻っても、稼ぎは資本コストに届かない。今の時価総額は自己資本の7割ほどだが、帳簿の資産は稼がない限り株主の価値にならない。筆者が見方を変えるのは、2期以上続けて営業利益率5%を超え、借入を減らし始めた時だ。

それまでは、遠くから眺めておく会社だ。

何で稼ぐ会社か

事業は四つに分かれる。2026年3月期の売上102億円のうち、コンデンサが47億円、ノイズ・サージ対策が35億円、表示・照明が18億円、センサが3億円だった。

コンデンサは、家電や産業機器の電源の入り口で雑音を吸い取るフィルムコンデンサが主力だ。エアコンのインバーターなど、電源の雑音を外へ出さないための規格に合わせて使われる。ノイズ・サージ対策は、雷や電源の急な電圧の跳ね上がりを逃がすサージアブソーバと、雑音を遮るノイズフィルタだ。どちらも、一度機器の設計に組み込まれると、その機種の生産が続く間は使われ続ける。

表示・照明は、特定の客向けに作るLEDの表示部品で、今は唯一の黒字の事業だ。センサは工場のエンコーダや時計の針の位置合わせに使う赤外の光源で、規模は小さい。

売る先は日本が半分弱で、残りはタイ、香港、中国などアジアが中心だ。1割を超える大口の客はいない。工場は国内のほか中国とスリランカにある。受注生産で在庫を抑えるやり方だが、そのぶん受注の波がそのまま操業度に響く。

費用の面では、原材料の金属や樹脂の値段と人件費が重い。

優良さと弱いところ

優良さは部品の信頼にある。電源の安全規格に合わせて認定を受けた部品は、客がたやすく替えない。創業から70年以上、空調と産業機器の電源で使われてきた実績は本物だ。

ただし、利益の面では長く弱い。過去10年で営業利益率が5%を超えた年は一度しかない。2000年代半ばには10%を超えていたが、その後はアジア勢との価格競争で削られてきた。過去10年のROEの中央値はマイナスだ。

経営の資本の使い方にも課題がある。第11次中期経営計画は2024年度に営業利益7億円を掲げたが、実際は17億円の赤字だった。2025年度を構造改革の年と位置づけた目標にも届かなかった。計画と実績の差が大きく、立て直しの数字をそのまま信じにくい。持ち合い株を少しずつ売り、借入で資金をつないでいるのが今の姿だ。

強みと弱みを差し引けば、平凡な部品会社と見るのが妥当だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

ノイズ・サージ対策の部品は、電子機器が増えるほど数が要る地味だが手堅い市場だ。インバーターで動くエアコン、工場のモーター、電気自動車の充電器は、どれも電源の雑音を規格内に収めなければ売れない。機器のデジタル化と高速化が進むほど、雑音の対策は難しくなる。

ただ、市場の伸びと価格は別の話だ。フィルムコンデンサやサージアブソーバは、中国や台湾のメーカーが同じ規格の品を安く出せる。会社自身も、アジアのメーカーの技術向上で競争が激しくなったと認めている。村田製作所やTDKのような大手は品ぞろえと規模で、アジア勢は値段で攻める。その間に挟まれた中堅は苦しい。

景気の波も大きい。2022〜2023年は部品不足で客が先回りして買い、売上は171億円まで膨らんだ。その反動で在庫調整が起き、売上は96億円まで落ちた。今は空調向けが戻り、車載向けも増えているが、産業機器の回復は遅れている。10年の中立では、数量は年1〜2%伸び、値段は競争で物価をやや下回ると見る。

数量が伸びても、値段の弱さがそれを打ち消す構図は変わらない。

資本政策と M&A

配当の方針は配当性向30%だが、2期続けて無配だ。黒字に戻るまで再開は難しい。

財務は細くなった。現金26億円に対し借入は42億円あり、短期の借入を増やしてしのいでいる。一方で、投資有価証券が25億円ある。すべて持ち合いの株で、会社は合理性のないものを段階的に売ると定めている。2026年3月期には一部を売って2億円の売却益を出した。この株は資金繰りの支えとして売られていくだろう。

大株主は沖電気の退職給付信託が16%、明治安田生命が9%、TPRが6%だ。親会社はいない。業績が戻らなければ、同業による買収や事業の切り売りが選択肢に上る可能性はある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

底は過ぎた。2026年3月期は売上が7%増え、受注も前の年より増えた。赤字の大きな原因は新製品の立ち上げと生産ラインの組み替えで、これは一度きりの費用だ。会社は2026年度に営業赤字を5億円まで縮め、2027年度に黒字に戻すと言う。

製品の需要は確かだ。インバーターのエアコン、電気自動車の充電器、工場の機器は、雑音の規格を満たさなければ売れない。耐熱・耐湿の新しいコンデンサで、これまで入れなかった業界にも入れる。車載向けはすでに増えている。

資産もある。持ち合い株25億円は売れば借入の半分以上を返せる。時価総額は自己資本の7割ほどで、立て直しが成功すれば帳簿まで戻るだけでも上値はある。2023年3月期には売上171億円、営業利益7億円を出した実績もある。固定費を削れば、売上130億円で利益率5%は無理な数字ではない。

赤字の会社を立て直す時は、最初の2〜3年で利益が一気に戻ることが多い。固定費を削った後の売上の回復は、ほぼそのまま利益に乗るからだ。

慎重な見方

立て直しの計画は二度外れた。第11次中期経営計画の営業利益7億円は17億円の赤字に化け、構造改革の年の目標にも届かなかった。三度目の計画をそのまま信じる理由は無い。

問題は一時の費用ではなく、値段だ。アジアのメーカーが同じ規格の部品を安く出し、原材料の値上がりを客に転嫁しきれない。過去10年で営業利益率が5%を超えたのは一度だけで、ROEの中央値はマイナスだ。立て直しが成功しても、稼ぎは資本コストに届かない。

財務も細っている。借入は42億円で現金を上回り、短期の借入を増やしてしのいでいる。持ち合い株の売却は資金繰りのためで、株主に戻るお金ではない。赤字があと2年続けば自己資本は50億円を割り、金利の上昇で利払いも重くなる。会社自身が継続企業の前提に疑義を生じさせる状況と書いたことを軽く見てはいけない。

立て直しの成功を前提に今の値段を払うのは、安全域を自分から捨てるのに等しい。黒字に戻るまでの2年の赤字だけで、自己資本はさらに1割削られる。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方がはっきり強い。需要の確かさと立て直しの意志は認めるが、計画が二度外れたこと、値段を決める力が無いことは数字に出ている。立て直しが成功する筋書きでも、稼ぎは資本コストに届かない。確率は中立に4割を置き、楽観側を2.5割、悲観側を3.5割とした。持ち合い株と部品の需要があるので、会社が消える筋書きは厚くしない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 125 円28 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 22 円5 億円)。 今の値に割り戻すと 62 円14 億円、今との差 −67.7%、 期待の年率 −2.6%(資本コスト 10.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 366 円82 億円 71 円16 億円 +129.2% +8.6% 31 円7 億円
やや楽観 18% 241 円54 億円 45 円10 億円 +49.7% +4.1% 51 円12 億円
中立 40% 125 円28 億円 22 円5 億円 −22.8% −2.6% 59 円13 億円
やや悲観 22% 17 円4 億円 0 円0 億円 −91.1% −21.5% 4 円1 億円
悲観 13% 13 円3 億円 0 円0 億円 −93.1% −23.4% 2 円0 億円
加重平均100% 125 円28 億円22 円5 億円 −23.3% −2.6% 147 円33 億円

今の株価時価総額 191 円43 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 10.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 新製品が車載と空調で広がる 利益 8 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 366 円82 億円

耐熱・耐湿の新しいコンデンサが、電気自動車の充電器や車載の電源、新興国のインバーターエアコンで採用を広げる。ノイズ・サージ対策では、コンデンサと組み合わせた雑音対策の提案が当たり、客の設計の初期から呼ばれる。出荷は今の1.4倍になる。

値上げも少しずつ通り、原材料高を取り戻す。固定費の削減で本社の費用は今より軽い。営業利益率は6%に戻り、営業利益は11億円台に乗る。借入は持ち合い株の売却と利益で減り、配当は配当性向3割で再開する。

それでもROEは資本コストにわずかに届かない。部品の値段をアジア勢が抑えるので、利益率が過去の山の10%まで戻ることはない。

  • コンデンサ製品:数量 140(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.67(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 94 億円・営業利益 9 億円。1.4億個×単価1.34倍、利益率10%
  • ノイズ・サージ対策製品:数量 160(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.40(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 64 億円・営業利益 6 億円。1.6億個×単価1.33倍、利益率10%
  • 表示・照明製品:数量 9.5(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 2.76(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 26 億円・営業利益 3 億円。単価1.38倍、利益率12%
  • センサ製品:数量 8.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.68(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。単価1.36倍、利益率6%

倍率:事業の純利益 8 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 10.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 10.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 10.0 倍。全体の PER 10 倍、時価総額 82 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:新製品の拡販、固定費の削減、値上げの定着がそろう必要があり、過去の計画が二度外れたので1割未満。

やや楽観 18% 計画どおり黒字に戻る 利益 5 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 241 円54 億円

2027年度に黒字に戻り、その後は売上が年3〜4%ずつ伸びる。空調向けの回復が続き、産業機器の在庫調整も終わる。新しいコンデンサが車載で少しずつ採用され、出荷は今の1.3倍になる。

値段は物価をやや下回るが、品種の入れ替えで1個あたりの売上は上がる。営業利益率は4%台後半で、過去10年の良い年の水準だ。持ち合い株の売却で短期の借入は返し、配当も再開する。

ただしROEは7%前後で、資本コストには届かない。会社は存続し、配当も払うが、ためた利益は資本コストほどは稼がない。

株主にとっては、帳簿の価値を少し下回る値段が付く姿だ。

  • コンデンサ製品:数量 125(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.65(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 81 億円・営業利益 7 億円。1.25億個×単価1.3倍、利益率9%
  • ノイズ・サージ対策製品:数量 145(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.39(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 57 億円・営業利益 5 億円。1.45億個×単価1.3倍、利益率9%
  • 表示・照明製品:数量 9.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 2.68(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 24 億円・営業利益 3 億円。単価1.34倍、利益率12%
  • センサ製品:数量 7.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.67(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。単価1.34倍、利益率5%

倍率:事業の純利益 5 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 6.9% が k 10.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 10.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 10.0 倍。全体の PER 10 倍、時価総額 54 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:第12次中期経営計画が少し遅れて実を結ぶ姿。受注は増えているが計画の外れが続いたので2割弱。

中立 40% 黒字には戻るが薄利が続く 利益 3 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 125 円28 億円

2028年度ごろに黒字に戻る。空調と車載向けは伸びるが、産業機器は波を繰り返す。出荷は10年で15%ほど増える。値段はアジア勢との競争で物価に届かず、10年で1.25倍にとどまる。

固定費の削減は進むが、人件費の上昇で一部は戻る。本社の費用は今より実質で4割軽くなり、それでも物価で膨らむ。営業利益率は3%弱で、過去10年の平均に近い。借入の金利は3.5%に上がり、利払いが純利益を削る。配当は配当性向3割で再開するが、額は小さい。

会社は生き残るが、ROEは4%台で資本コストの半分に届かない。ためた利益は帳簿に積もるだけで、株主の価値はあまり増えない。

  • コンデンサ製品:数量 110(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.63(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 69 億円・営業利益 6 億円。1.1億個×単価1.25倍(アジア勢との競争で物価を下回る)、利益率8%
  • ノイズ・サージ対策製品:数量 130(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.38(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 49 億円・営業利益 4 億円。1.3億個×単価1.25倍、利益率8%
  • 表示・照明製品:数量 8.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 2.60(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 21 億円・営業利益 2 億円。数量は細り、単価1.3倍、利益率11%
  • センサ製品:数量 6.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.65(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。単価1.3倍、利益率4%

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.2% が k 10.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 10.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 10.0 倍。全体の PER 10 倍、時価総額 28 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:黒字化は計画より1年ほど遅れ、利益率は過去10年の平均並みに戻る姿を中心に置いた。

やや悲観 22% 赤字すれすれが続く 利益 0 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 17 円4 億円

黒字化は2029年度までずれ込み、その後も営業利益はゼロ近辺を行き来する。アジア勢が同じ規格の品を安く出し、値段は10年で1.15倍ほどしか上がらない。新製品は採用されるが、古い品種の落ち込みを埋めるのがやっとだ。

会社は本社の縮小と拠点の統合で固定費を大きく削り、何とか赤字を止める。持ち合い株は資金繰りのためにほぼ売り切る。配当は出せない。

赤字の年の損失で自己資本は今より1割以上減る。借入の金利が上がり、利払いが小さな営業利益を食う。株主に残る稼ぎはほとんど無い。

少数株主にとっては、配当も値上がりも期待しにくい10年になる。

  • コンデンサ製品:数量 100(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.60(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 60 億円・営業利益 3 億円。1億個×単価1.2倍、利益率4.5%
  • ノイズ・サージ対策製品:数量 110(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.35(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 38 億円・営業利益 2 億円。1.1億個×単価1.15倍、利益率4.5%
  • 表示・照明製品:数量 7.5(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 2.40(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 18 億円・営業利益 2 億円。単価1.2倍、利益率9%
  • センサ製品:数量 5.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.55(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。単価1.1倍、収支とんとん

倍率:ROE1%未満で資本コストに遠く届かない。帳簿は床にならないので稼ぐ力(純利益÷k)で置き、PERは1÷kに近い9.5倍。純負債の会社で、持ち合い株の税後は借入の返済に消えるので売れる資産の床も無い。EVで見ても営業利益が小さすぎ、倍率は意味を持たない。稼ぎの小ささそのものが価値の低さだ。

確率:計画が二度外れ、値段の力も無いので、黒字が定着しない姿を2割余り置いた。

悲観 13% 赤字が続き、借入と増資でしのぐ 利益 −7 億円 · PBR 0.1 倍 · 株価時価総額 13 円3 億円

アジア勢の値下げと原材料高が続き、コンデンサとノイズ・サージ対策は赤字から抜け出せない。新製品の設備は減損し、再び構造改革の費用が出る。銀行は追加の融資に担保と高い金利を求める。

会社は持ち合い株を売り切り、工場を閉じ、表示・照明やセンサの事業を他社に売って資金をつなぐ。それでも足りず、第三者割当の増資で株主の取り分は薄まる。同業への身売りも検討されるが、赤字の会社に高い値段は付かない。

10年後、会社は小さくなって残るが、少数株主の手元に残る価値はわずかだ。

継続企業の前提の注記が付く恐れもある。

  • コンデンサ製品:数量 80.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.55(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 44 億円・営業利益 −1 億円。0.8億個×単価1.1倍、赤字
  • ノイズ・サージ対策製品:数量 90.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.32(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 29 億円・営業利益 −1 億円。0.9億個×単価1.07倍、赤字
  • 表示・照明製品:数量 6.5(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 2.30(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 15 億円・営業利益 1 億円。単価1.15倍、利益率6%
  • センサ製品:数量 4.0(出荷個数(百万個・年、推定))× 価格 0.50(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。赤字

倍率:赤字なのでPBRで置く。稼ぐ力は無く、持ち合い株の税後は借入の返済で消えるので売れる資産の床も無い。今の自己資本59億円に0.05倍を掛けた(増資の希薄化と身売りの安値を見込む)。

確率:2期続けた大きな赤字と重要事象の記載があるので1割強を置いた。部品の需要自体は残るので厚くはしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

コンデンサ製品

電源の雑音を吸い取るフィルムコンデンサ。空調・産業機器・車載向け。

数量出荷個数(百万個・年、推定)価格1百万個あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 94.0 0.50 47 −5
10 年後 中立 110 0.63 69 6

取り方:個数の開示は無い。売上47.1億円を、1億個あたり約50億円の平均単価と置いて約9,400万個と推定。

ノイズ・サージ対策製品

サージアブソーバとノイズフィルタ。雷や電源の異常電圧、雑音から機器を守る。

数量出荷個数(百万個・年、推定)価格1百万個あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 115 0.30 35 −4
10 年後 中立 130 0.38 49 4

取り方:個数の開示は無い。売上34.5億円を、1億個あたり約30億円の平均単価と置いて約1億1,500万個と推定。

表示・照明製品

特定の客向けのLED表示部品などのカスタム品。

数量出荷個数(百万個・年、推定)価格1百万個あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 8.8 2.00 18 2
10 年後 中立 8.0 2.60 21 2

取り方:個数の開示は無い。売上17.5億円を、1億個あたり約200億円の平均単価(モジュール品)と置いて約875万個と推定。

センサ製品

エンコーダや時計の針の補正に使う赤外LEDの光源。

数量出荷個数(百万個・年、推定)価格1百万個あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 6.2 0.50 3 0
10 年後 中立 6.0 0.65 4 0

取り方:個数の開示は無い。売上3.1億円を、1億個あたり約50億円の平均単価と置いて約620万個と推定。

リスクと懸念

立て直し計画の未達

第11次中期経営計画は2024年度に営業利益7億円を掲げたが、実際は17億円の赤字だった。2025年度の目標にも届かなかった。第12次の計画でも黒字化は2027年度以降で、さらにずれれば自己資本と借入の余力が一段と細る。

アジア勢との価格競争

フィルムコンデンサやサージアブソーバは、中国や台湾のメーカーが同じ規格の品を安く出せる。会社自身が競争の激化を認めている。値上げが通らなければ、原材料の上昇がそのまま利益を削る。

資金繰りと金利

現金26億円に対し借入は42億円で、短期の借入を増やしてしのいでいる。金利が上がれば利払いが増え、銀行が融資の条件を厳しくすれば、持ち合い株の売却や増資を迫られる。

受注の波

受注生産のため、客の在庫調整がそのまま操業度に響く。2022〜2023年の部品不足の先回りの買いと、その後の反動で売上は171億円から96億円まで振れた。産業機器の回復が遅れれば赤字が長引く。

持ち合い株の値下がり

投資有価証券25億円は時価総額の半分を超える。株式市場が下がれば、資金繰りの支えとして売れる額が減り、自己資本も目減りする。

今後の分かれ目

2027年度に営業黒字に戻り、2期続ける
やや楽観の筋書きに近づく。ただし利益率が5%を超えなければ、資本コストには届かない。
2026年度の営業赤字が計画の5億円を大きく超える
やや悲観から悲観の筋書きに寄る。増資や事業の売却が現実味を帯びる。
持ち合い株を売り、借入を大きく減らす
利払いと資金繰りの不安が薄れ、悲観の筋書きの確率が下がる。
同業や投資ファンドが買収を提案する
少数株主は上乗せを受け取れる可能性がある。条件は赤字の続き方しだいだ。
新しいコンデンサが車載や充電器で大きく採用される
楽観の筋書きに近づき、出荷の伸びが値段の弱さを補う。

見ておくもの

  • 営業損益と第12次中期経営計画の進み具合
  • 受注高と産業機器向けの回復
  • 短期借入金と現金の残高
  • 持ち合い株の売却額
  • コンデンサとノイズ・サージ対策の利益率

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価や過去のPER・PBRから置いていない。中立の10年ROEは4%台でk10%に遠く届かないので、PERの上限は1÷kの10.5倍で、その85%の9倍に置いた。楽観でもROEはkをわずかに下回る。悲観側は稼ぐ力(純利益÷k)と、赤字の悲観は今の自己資本に掛けたPBRで置いた。持ち合い株25億円は配当を利益に残し、売却代金は借入の返済に回るとみて余った資産には足していない。新リース会計基準の影響は小さい。自己資本は年ごとの純利益の道筋(2026年度−5億円、2027年度ごろ収支とんとん、その後3〜4年で終点の水準へ)で積んだので、起点と終点の平均で見る検査の流れより厚い。悲観の自己資本20億円は赤字の累積を第三者割当の増資で一部埋めた額。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:やや楽観 PER 9.5→10 倍・中立 PER 9→10 倍・やや悲観 PER 10→9.5 倍)。

資本コスト 10.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5% + 上乗せ 0.5%。基本7.5%に質の上乗せ1.5%と、事業が傾いている分の0.5%。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 9.50% → 10.00%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. 岡谷電機産業 有価証券報告書(2026年3月期)
  2. 岡谷電機産業 中期経営計画(edinetdb)

分析日 2026-10-20