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リオン 6823

補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,225 円521 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,285 円405 億円差 +28.6%
10 年後から見ると やや割安 価値 4,225 円521 億円 · 差 +28.6% · 期待の年率 +9.0%
期待の年率リターン(10 年)+9.0%資本コスト比 +2.0 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

リオンは、音と微粒子を測る機械の会社だ。補聴器、半導体工場で使う粒子計測器、騒音計・地震計の3本柱で、売上は285億円、営業利益は44億円。5期続けて最高を更新している。

筆者の結論は、今の値段はおおむね妥当という見方だ。10年後の本質価値は今の時価総額を数%下回る程度で、割高とも割安とも言い切れない。

利益の主役は粒子計測器だ。売上は3分の1だが、利益の7割近くを稼ぐ。AI向けの半導体工場が増えるほど、薬液や純水の中の粒子を測る需要は膨らむ。

一方、最大の売上を持つ補聴器は伸び悩む。国内で2割のシェアを持つが、外資の大手が台頭し、4年で売上がほぼ横ばいだ。難聴対策への社会の関心は追い風なので、ここは筆者が最も読みにくい部分である。

財務は固い。自己資本比率は83%で、純現金は84億円ある。ただ、貯め込む傾向が強く、株主への戻し方は控えめだ。この点を割り引いた。

粒子計測が計画どおり伸び、補聴器が持ち直せば、今の値段を上回る道もある。逆に半導体投資が失速し、中国勢が粒子計測に入り込めば、下振れは深い。この両方を確率に織り込んだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、リオンは「良い会社だが、飛び抜けて安くはない」という評価になる。

まず事業の質を見る。粒子計測器は認定という切り替えの壁に守られ、営業利益率は2割を超える。10年後も半導体と製薬が粒子を測り続けるのは確実で、事業は残る。ただし堀は、強いというより中程度だ。独占ではなく、世界大手と中国勢の間で戦うニッチである。

次に資本の使い方を見る。ここは物足りない。純現金が84億円あり、時価総額の2割を占めるのに、株主への戻しは配当が中心だ。余った現金は2%でしか回らず、ROEを下げる。経営がこの現金を成長投資か自社株買いで生かせるかが、安全域の分かれ目になる。

そして安全域である。10年後の価値を確率で加重すると、今の時価総額を少し下回る。割安というほどの余裕はない。

筆者が最も気にしているのは、利益の7割を握る粒子計測に、半導体の設備投資が直結する点だ。需要の山が過ぎた時に、増設した工場が重荷になる。予測のしやすい補聴器の利益が薄いことも、この偏りを補えていない。わからない部分が大きいので、確信度は低めに置いた。

何で稼ぐ会社か

リオンの事業は3つに分かれる。いずれも「音」と「粒子」を測り、聞こえを助ける技術から出発した会社だ。

医療機器事業は売上の45%を占める大黒柱である。主力は補聴器の「リオネット」。国内で約2割のシェアを持つ。個人が自費で買うため、販売は全国の専門店が支える。耳鼻科向けの聴力検査機器(オージオメータ)も持つ。検査で難聴を見つけ、補聴器へつなぐ流れが狙いだ。営業利益率は9.7%と、3本柱の中で最も低い。

微粒子計測器事業は売上の34%だが、営業利益の約7割を稼ぐ。空気中や液体中の細かな粒子を数える装置だ。半導体工場では、洗浄に使う薬液や超純水に混じる粒子を測る。製薬では注射剤の異物検査に使う。台湾・韓国・米国の半導体メーカーが主な顧客で、営業利益率は24.6%と高い。

環境機器事業は売上の21%。騒音計、振動計、地震計を、自治体、建設現場、鉄道、工場などへ売る。更新需要が中心だ。2026年3月期は価格を見直して営業利益率が2.8%から12.2%に跳ねた。

この3つは顧客がまるで違う。個人、半導体工場、官公庁と分散しており、一つが不調でも他が支える設計になっている。ただし利益の過半が半導体の設備投資に左右される点は、はっきり頭に入れておく必要がある。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、事業ごとに濃さが違う。

粒子計測器の強みは「認定」だ。半導体メーカーや製薬会社は、一度採用した計測器を工程の標準に組み込む。切り替えにはデータの取り直しと再認定が要るので、簡単には替えない。液中の粒子では1984年に国産初の装置を出した実績があり、アジアで評価が高い。ただ世界にはパーティクル・メジャリング・システムズなど大手がいる。独占ではなく、強いニッチ企業というのが筆者の見立てだ。

補聴器の強みはブランドと販売網だ。リオネットは国内で長い歴史がある。だが、世界の補聴器は上位5社で9割を握る。ソノバ、デマント、GN、WSオーディオロジー、スターキーである。規模で劣るリオンは、国内でシェアを守る戦いを続けている。

資本効率は平凡だ。ROEは9.6%で、資本コストをわずかに上回る程度。自己資本が厚く、現金を多く持つことが利回りを押し下げている。

経営は堅実で、賃上げと新製品への投資を続けている。筆頭株主は創業の母体である財団法人(25%)で、友好的な長期株主だ。これは経営の安定には働くが、買収の圧力が働きにくいことも意味する。

弱点は二つある。利益が粒子計測に偏ること。補聴器の利益率が1割に届かないことだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

リオンの3事業は、それぞれ別の業界で戦っている。

補聴器の世界市場は金額で約90〜105億ドル。調査会社によって差があるが、OTC(処方不要の補聴器)を除く部分は年3〜5%の成長とされる。国内の出荷は年約60万台で、2022年は前年比1.7%増だった。日本は難聴者のうち補聴器を使う人の割合が欧州より低く、伸びしろが大きい。難聴と認知症の関連が知られ、自治体の購入助成も広がっている。需要は増える見込みだ。問題は、その増加分を誰が取るかである。外資は低価格のオンライン販売にも進出しており、リオンの取り分は守勢にある。

粒子計測の市場は、調査会社によって5億〜17億ドルと幅が大きい。定義が違うためだ。年6〜10%で伸びるという見方が多い。半導体の微細化とAI向けの工場増設で、薬液や純水の粒子管理は厳しくなる一方だ。製薬でも無菌製造の基準が厳しくなり、監視の対象が広がった。競合は米英の大手に加え、中国の新興メーカーが育ちつつある。

環境機器は、騒音計・振動計・地震計の市場だ。鉄道や河川のインフラ更新が中心で、成長は緩やかである。競合はブリュエル・ケアー(HBK)や国内の計測器メーカーだ。

3つに共通するのは、人口と半導体という二つの大きな流れだ。高齢化は補聴器を、AIは粒子計測を押し上げる。ただし、どちらも外資や中国勢の参入が、取り分の上限を決める。

資本政策と M&A

還元の方針は明確で、累進配当を掲げ、配当性向は30%以上を保つ。配当は5年で2倍近くに増え、2026年3月期の性向は31.3%、次期も増配の予定だ。

一方で、自社株買いの実績はほとんどない。現金は85億円まで積み上がった。決算説明資料の資金計画では、2026〜2028年度の3年間に、将来投資へ90億円、運転資金に50億円を充てる。残る約40億円は、M&Aや自社株買いの「機動投資」枠とされている。

筆者は、この約35億円を事業に不要な余剰とみなし、半分だけ株主に戻ると見る。実績が乏しく、財団が筆頭株主で、M&Aに使う可能性も残るからだ。

投資の中心は粒子計測の生産増強だ。クリーンルームの新設で原価は増え、2026年3月期は粒子計測の利益が一時的に14%減った。需要が後ろ倒しになった時に設備が余るリスクは、小さくない。

M&Aは中計に「活用」と書かれているが、大型の買収実績はない。外資大手との規模の差を埋める手段として使う可能性はあるが、過去の経営は慎重である。株式の持ち合いは目立たず、取引先持株会が4%ある程度だ。

中計は、2031年3月期に売上350億円以上、営業利益率15%以上、ROE10%以上を掲げる。ROEの目標は、貯め込んだ現金をどう使うかにかかっている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

粒子計測は、AIの半導体需要を取り込む絶好の位置にある。半導体の薬液・超純水を測る装置は、微細化が進むほど、測る粒子の小ささと頻度が増す。生産能力を増やしたので、納期の遅れという取りこぼしも解消できる。次世代の液中粒子計を開発しており、世界初の装置も2026年に出した。市場は実質で年6%以上伸び、リオンの取り分も広がる。粒子計測の営業利益率は27%に戻り、売上は今の2.5倍になる。

補聴器は、ようやく追い風が吹く。難聴と認知症の関連が知られ、自治体の購入助成も拡充している。耳鼻科の検査から補聴器の販売店へ流す導線は、リオンだけが両方を持つ強みだ。国内の台数が3割増え、利益率は13%に上がる。

環境機器は、価格の適正化に成功した。利益率が2%台から12%に跳ねたのは、構造の変化だ。クラウドと測定器を組み合わせた事業で、付加価値が乗る。

財務は固く、現金は積み上がる。経営が累進配当に加えて自社株買いに踏み出せば、ROEは12%に届く。資本コストを大きく上回る会社として、評価が変わる。

慎重な見方

粒子計測の利益は、半導体投資の波に飲まれる。2025年度も、米国・韓国の顧客が投資を後ろ倒しにした。増設した設備は、需要が一服すると固定費の重荷に変わる。しかも粒子計測は、中国の新興メーカーが技術を磨いている。半導体の国産化政策が進めば、中国の工場から先に締め出される。価格は物価に追いつかない。

補聴器は、4年で売上がほぼ動かなかった。外資の上位5社が市場の9割を握り、オンライン販売や低価格品が広がる。難聴者が増えても、増えた分は外資に流れる。新製品を出すたびに販促費がかさみ、利益率は1割に届かない。

環境機器の利益率が12%になったのは1年だけの話だ。会社自身が、次期は投資で利益が減ると見ている。公共のインフラ予算は景気と財政に左右され、安定しない。

自己資本に対する利益は、資本コストをわずかに超える程度だ。現金を貯め込む姿勢が続けば、ROEは10%に届かない。目標の達成を前提に今の値段を正当化するのは、危うい。

どちらに重みを置いたか

粒子計測の伸びと現金の厚さは確かだが、利益が半導体に偏る点と、補聴器の伸び悩みは、慎重な見方が重い。中立を4割に置き、楽観よりも悲観の確率をやや厚くした。

会社の計画が達成されても、10年の価値は今の時価総額とほぼ同じ水準にとどまる。悲観の確率を12%に置いたのは、構造的な負けの根拠が、粒子計測の中国勢参入と補聴器の外資の攻勢と、二つあるためだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 6,536 円806 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,265 円156 億円)。 今の値に割り戻すと 4,225 円521 億円、今との差 +28.6%、 期待の年率 +9.0%(資本コスト 7.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 12,612 円1,556 億円 1,775 円219 億円 +338.0% +15.9% 1,151 円142 億円
やや楽観 20% 9,995 円1,233 億円 1,540 円190 億円 +251.1% +13.4% 2,307 円285 億円
中立 40% 7,253 円895 億円 1,354 円167 億円 +162.0% +10.1% 3,443 円425 億円
やや悲観 20% 2,773 円342 億円 973 円120 億円 +14.0% +1.3% 749 円92 億円
悲観 12% 606 円75 億円 657 円81 億円 −61.6% −9.1% 152 円19 億円
加重平均100% 6,536 円806 億円1,265 円156 億円 +137.5% +9.0% 7,801 円962 億円

今の株価時価総額 3,285 円405 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 8% AI半導体と聞こえの普及が重なる 利益 82 億円 · PER 18.5 倍 · 株価時価総額 12,612 円1,556 億円

AI向けの半導体工場の増設が10年続き、薬液や超純水の粒子管理が全工程で厳しくなる。リオンは増やした生産能力で受注を取り切り、次世代の液中粒子計も採用される。粒子計測の売上は今の2.5倍に近づく。

補聴器は、難聴と認知症の関連への認識が広がり、自治体の助成も増えて国内の台数が3割増える。耳鼻科の検査から専門店への導線がうまく回り、利益率は13%に上がる。

環境機器は、価格の適正化が定着する。クラウドとIoTを組み合わせたサービスが乗り、利益率が1割を超えて維持される。

この筋書きでは、利益の伸びに加えて現金の一部を自社株買いに回し、ROEは12%に達する。全社の営業利益率は19%と、過去の最高を上回る。

  • 微粒子計測器:数量 1.2(世界の粒子計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約5.4%))× 価格 1.34(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 241 億円・営業利益 65 億円。AI向け半導体の増設が続き市場が実質で年6%超伸び、取り分も広がる
  • 医療機器(補聴器・聴力検査):数量 15.6(補聴器の出荷台数相当(万台、検査機器の売上を台数換算に含む))× 価格 14(1万台あたりの売上(億円))→ 売上 222 億円・営業利益 29 億円。難聴の早期発見と補助制度で補聴器が普及、国内で台数が3割増
  • 環境機器(騒音計・振動計・地震計):数量 0.5(世界の音響・振動計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約3.7%))× 価格 1.34(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 97 億円・営業利益 13 億円。価格適正化が定着しクラウド・IoTの付加価値が乗る

倍率:事業の純利益 82 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.9% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)26 億円。全体の PER 18.51 倍、時価総額 1,535 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI半導体の増設と補聴器の普及が10年重なる必要があり、条件が厳しいので8%に置いた。

やや楽観 20% 粒子計測が計画線を上回る 利益 67 億円 · PER 17.8 倍 · 株価時価総額 9,995 円1,233 億円

粒子計測は中計の線(2031年3月期に140億円)をそのまま延ばした形で伸びる。半導体と製薬の両方が需要を支え、取り分も少し広がる。利益率は25%台で安定する。

補聴器は、新製品の効果と助成制度で台数が2割弱増える。外資の攻勢は続くが、販売網と検査機器との組み合わせで取り分を守る。

環境機器は、鉄道・地震計の更新案件を確実に取り込み、利益率は1割を超えて推移する。

全社の営業利益率は17%で、ROEは10%台に乗る。経営は配当を累進で上げ続け、現金の積み上がりも抑える。この筋書きでは、会社の計画が大きな遅れなく進み、外部環境も大崩れしない。筆者はこれを、実現の見込みが十分にある上振れと見ている。

  • 微粒子計測器:数量 1.1(世界の粒子計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約5.4%))× 価格 1.32(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 212 億円・営業利益 53 億円。半導体・製薬の需要拡大を取り込み計画線を上回る
  • 医療機器(補聴器・聴力検査):数量 14.2(補聴器の出荷台数相当(万台、検査機器の売上を台数換算に含む))× 価格 14(1万台あたりの売上(億円))→ 売上 202 億円・営業利益 23 億円。補聴器の普及が緩やかに進み台数が2割弱増
  • 環境機器(騒音計・振動計・地震計):数量 0.4(世界の音響・振動計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約3.7%))× 価格 1.34(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 89 億円・営業利益 10 億円。インフラ更新を取り込み利益率が1割超で安定

倍率:事業の純利益 66 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.6% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)26 億円。全体の PER 17.82 倍、時価総額 1,202 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:粒子計測が中計どおりに伸び、補聴器が持ち直す筋書き。経営の実績は計画達成を重ねており、2割に置いた。

中立 40% 粒子計測が牽引、補聴器は横ばい圏 利益 50 億円 · PER 16.8 倍 · 株価時価総額 7,253 円895 億円

粒子計測は、半導体と製薬の需要に乗って実質で年4%ほど伸びる。リオンの取り分は横ばいで、単価は競争があって物価に少し届かない。利益率は22%台に落ち着き、投資で増えた減価償却費が重しになる。

補聴器は、市場自体は伸びるが、増えた分の多くは外資に流れる。リオンの台数は微増にとどまる。利益率は1割前後で、新製品の発売時期で上下する。

環境機器は、インフラ更新が続くが、数量は横ばいだ。利益率は1割弱で、足元の跳ね上がりの一部が戻る。

全社の営業利益率は15%で、会社の目標をなぞる形だ。配当は累進を保ち、自社株買いも一部加わる。現金は積み上がり、ROEは9%弱にとどまる。

  • 微粒子計測器:数量 0.9(世界の粒子計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約5.4%))× 価格 1.30(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 183 億円・営業利益 41 億円。市場は実質で年4%、取り分は横ばい、単価は競争で物価より少し低い
  • 医療機器(補聴器・聴力検査):数量 12.6(補聴器の出荷台数相当(万台、検査機器の売上を台数換算に含む))× 価格 14(1万台あたりの売上(億円))→ 売上 174 億円・営業利益 17 億円。市場は伸びるが取り分は外資に削られ台数は微増
  • 環境機器(騒音計・振動計・地震計):数量 0.4(世界の音響・振動計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約3.7%))× 価格 1.30(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 78 億円・営業利益 7 億円。更新需要は続くが数量は横ばい、利益率は1割弱

倍率:事業の純利益 49 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.0% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)26 億円。全体の PER 16.77 倍、時価総額 855 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:粒子計測は市場並みに伸び、補聴器と環境機器は物価並みに推移する。最も蓋然性が高く4割。

やや悲観 20% 半導体の失速と外資の攻勢 利益 26 億円 · PER 10.3 倍 · 株価時価総額 2,773 円342 億円

半導体の設備投資が一巡し、粒子計測は伸び悩む。増設した設備の減価償却が重く、中国の新興メーカーが中価格帯に入って単価を下げる。数量は1割強しか増えず、単価も物価に追いつかない。利益率は17%台に下がる。

補聴器は、外資の低価格品とオンライン販売に押され、台数が1割減る。新製品の販促費は減らせず、利益率は7%まで落ちる。

環境機器は、インフラ予算の縮小で数量が減り、価格の適正化も戻されて利益率は5%になる。

全社の営業利益率は1割程度に下がる。ROEは資本コストを割る。配当は維持されるが、現金の積み上がりは続き、資本効率の低い会社になる。

  • 微粒子計測器:数量 0.7(世界の粒子計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約5.4%))× 価格 1.15(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 128 億円・営業利益 23 億円。半導体投資の失速と中国勢の参入で数量・単価とも伸びない
  • 医療機器(補聴器・聴力検査):数量 10.8(補聴器の出荷台数相当(万台、検査機器の売上を台数換算に含む))× 価格 13(1万台あたりの売上(億円))→ 売上 138 億円・営業利益 10 億円。外資と低価格品に押され台数が1割減、販促費がかさむ
  • 環境機器(騒音計・振動計・地震計):数量 0.4(世界の音響・振動計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約3.7%))× 価格 1.20(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 69 億円・営業利益 3 億円。インフラ予算の縮小で数量減、利益率は5%に戻る

倍率:事業のROE 5.2%はk 7%以下なので、正当化PERの上限は1÷k=12.9倍(ためた利益は額面未満)。この筋書きの稼ぐ力の弱さを反映して上限の8.0割の10.3倍に置いた。余った現金は戻り方0.5を掛けて足した。

確率:半導体投資の失速、中国勢の参入、補聴器の外資の攻勢が一部で起きる筋書き。粒子計測に利益が偏る構造から、2割と厚めに置いた。

悲観 12% 構造的に負ける:中国勢と外資に挟まれる 利益 7 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 606 円75 億円

中国勢が液中粒子計の中価格帯から高価格帯まで追い付き、半導体工場の国産化政策で中国向けが閉じる。米国・韓国の顧客も、価格の安い選択肢を試す。リオンは増設した工場の稼働率が下がり、粒子計測の利益率は8%に落ちる。

補聴器は、外資上位5社の攻勢と低価格のオンライン販売で価格が崩れる。リオンは台数を3割失い、全国の販売網の固定費を吸収できなくなる。利益率は3%だ。

環境機器は、受注が減って固定費がまかなえず、収益はほぼゼロになる。

全社の営業利益は10億円ほどに縮み、優良企業ではなくなる。それでも純現金と無借金の財務は残り、倒産には至らない。ただし株主が現金を自由に使えるわけではなく、評価は純現金を下回る。

  • 微粒子計測器:数量 0.6(世界の粒子計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約5.4%))× 価格 0.95(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 83 億円・営業利益 7 億円。中国勢と海外大手に主力の半導体向けを奪われ単価が崩れる
  • 医療機器(補聴器・聴力検査):数量 8.4(補聴器の出荷台数相当(万台、検査機器の売上を台数換算に含む))× 価格 11(1万台あたりの売上(億円))→ 売上 94 億円・営業利益 3 億円。補聴器が価格競争と海外大手に押され、固定費の販売網が重い
  • 環境機器(騒音計・振動計・地震計):数量 0.3(世界の音響・振動計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約3.7%))× 価格 1.05(価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor))→ 売上 51 億円・営業利益 1 億円。受注が減り固定費を吸収できず収益ほぼゼロ

倍率:悲観の純利益7億円はROE 1.5%で、ためた利益は額面未満の価値。やや悲観より低い9.0倍に置いた。稼ぐ力(純利益÷k)を超えない。市場の評価は根拠にしていない。

確率:粒子計測の中国勢参入と補聴器の外資の攻勢が同時に起き、固定費の重い販売網が重荷になる構造的な負け。補聴器は4年横ばい、粒子計測の増設投資は回収が前提で、1割強の12%に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

微粒子計測器

空気中・液体中の粒子を数える装置。半導体工場の薬液・超純水、製薬の注射剤検査などに使う。

数量世界の粒子計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約5.4%)価格価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor)売上営業利益
今 2026/03 0.6 1.00 97 24
10 年後 中立 0.9 1.30 183 41

取り方:世界の半導体・製薬向け粒子計測器の市場を約12億ドルと仮置きし、取り分を約5.4%と推定した(開示なし。市場調査の幅は5億〜17億ドル)。取り分の売上97億円を為替150円で割って数量とした。

医療機器(補聴器・聴力検査)

補聴器リオネットと、耳鼻科向けの聴力検査機器。専門店と病院を通じて売る。

数量補聴器の出荷台数相当(万台、検査機器の売上を台数換算に含む)価格1万台あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 12.0 11 128 12
10 年後 中立 12.6 14 174 17

取り方:国内の補聴器出荷は年約60万台、リオンの取り分は約2割で12万台相当と推定。聴力検査機器の売上も合算し、売上を台数で割って1万台あたり約10.6億円とした(単価の中に検査機器を含む)。

環境機器(騒音計・振動計・地震計)

騒音計、振動計、地震計。自治体、建設、鉄道、工場に売る。

数量世界の音響・振動計測器市場(億ドル、実質)× リオンの取り分(約3.7%)価格価格の指数(今を1.0、為替150円は rev_factor)売上営業利益
今 2026/03 0.4 1.00 60 7
10 年後 中立 0.4 1.30 78 7

取り方:世界の騒音・振動・地震計測器の市場を約11億ドルと仮置きし、取り分を約3.7%と推定した(開示なし)。売上60億円を為替150円で割って数量とした。

リスクと懸念

半導体設備投資の失速

粒子計測は利益の約7割を稼ぐ。主要顧客の米国・韓国で投資が後ろ倒しになった実績があり、増設した生産設備は需要が弱いと固定費になる。AI投資の巻き戻しは全社の利益を直撃する。

中国メーカーの参入

粒子計測では中国の新興メーカーが育っている。半導体の国産化政策が進めば、中国向けから先に締め出される。中価格帯の単価が下がり、リオンの利益率を削る恐れがある。

補聴器での外資の攻勢

世界の上位5社が市場の9割を握る。ソノバやデマントなどがオンラインや低価格品にも広げており、国内の2割という取り分が削られうる。売上は4年でほぼ横ばいだ。

環境機器の利益率の反動

2026年3月期の利益率12.2%は、価格見直しが効いた1年の姿だ。会社自身が次期は投資で利益が減るとみている。公共予算に左右され、更新需要の山が過ぎる可能性もある。

現金の使い道

純現金が時価総額の2割に達するが、自社株買いの実績はほとんどない。M&Aに使う場合、大型の買収経験が乏しく、失敗すれば価値を壊す。貯め込めばROEが下がる。

筆頭株主の財団

小林理学研究所が25%を持つ。友好的な長期株主だが、経営への圧力が弱く、資本効率の改善や買収の機会が生まれにくい。流動性にも影響する。

賃上げと原価の増加

人件費の増加と新製品の減価償却で、売上総利益率は50.4%から49.3%に下がった。価格に転嫁できなければ、利益率は上がらない。

今後の分かれ目

粒子計測の受注が、後ろ倒しになった米国・韓国の案件を取り込んで過去最高を更新する
半導体の増設が続く証拠になり、楽観側の確率を上げる。
中国メーカーの液中粒子計が、台湾・韓国の半導体メーカーの標準に採用される
粒子計測の単価と取り分が崩れる兆しで、悲観側へ確率を寄せる。
補聴器の売上が、助成制度の拡大にもかかわらず2期連続で前年を下回る
外資への流出が続いており、医療機器事業の利益率の回復は難しくなる。
自社株買いを決議し、余剰の現金を戻す
資本効率が改善し、現金の戻り方が1.0に近づく。価値が上がる。
大型のM&Aを発表し、現金の大半を使う
買収先の質が分かれ目。うまくいけば成長を加速するが、高値づかみなら価値を損なう。
環境機器の営業利益率が1割を割り込む
価格見直しの効果が一過性だったことになり、中立の利益率を引き下げる。

見ておくもの

  • 粒子計測の四半期の受注と、主要顧客の増設時期
  • 補聴器の国内出荷台数(日本補聴器工業会)と、リオネットの売上
  • 環境機器の営業利益率(1割を維持できるか)
  • 自社株買いとM&Aの発表
  • 中国メーカーの液中粒子計の採用事例

倍率と資本コストの決め方

今の株価は見ずに、3事業の数量×価格で10年後の売上と利益を積み上げ、その時点のROEとk 7%から正当化PERを決めた。中立は上限の8.5割(11.7倍)。粒子計測は半導体の波で利益が振れ、補聴器は外資に押されるため、上限いっぱいには置かなかった。悲観は稼ぐ力を超えない倍率で、純現金の半分を床として添えた。10年後の数字は、家賃を費用に入れた今と同じ形で置いている。市場の倍率は根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.4→18.51 倍・やや楽観 PER 12.8→17.82 倍・中立 PER 11.7→16.77 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. リオン 2026年3月期 決算説明会資料(中期経営計画を含む)
  2. 日本補聴器工業会 JapanTrak 2022(国内出荷台数)
  3. リオン 3事業のポートフォリオ経営(株探)

分析日 2026-10-19