株譜
AI 銘柄分析 · 電気機器 · 試作

株式会社ダイヘン 6622

電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,908 円2,252 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,377 円2,806 億円差 −19.7%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,908 円2,252 億円 · 差 −19.7% · 期待の年率 +4.1%
期待の年率リターン(10 年)+4.1%資本コスト比 −2.9 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ダイヘンは、変圧器などの電力機器を主力に、溶接機・半導体用の電源、産業用ロボットを手がける老舗の電機メーカーだ。売上の半分強は電力機器が占める。

筆者の結論は「割高」だ。いちばんの理由は、利益の水準に対して今の時価総額が重いことにある。10年後の利益が今の7割増えても、資本コストを考えれば値段は今の半分ほどにしかならない。

追い風は確かにある。データセンターや半導体工場の建設で、大形変圧器の注文が積み上がっている。会社は生産能力を大きく増やす投資を決めた。ここまでは強気の見方のとおりだ。

ただ、この会社の稼ぎ方は、キーエンスのように価格を自分で決められる型ではない。電力会社や工場の設備投資に合わせて売り、競合と見積もりで争う。利益率は上がってきたが、10年続くかは別の話だ。

弱みはロボット事業にある。売上は3年前とほぼ同じで、利益率は1割強から6%まで落ちた。中国の新興メーカーが同じ土俵に来ているからだ。

財務は普通だ。借金は利益の3年分ほどあり、無借金ではない。この点で安全域は厚くない。

もっとも、事業の質は悪くない。溶接ロボットと半導体電源にはニッチでの強さがあり、変圧器は国内の寡占に近い。高い評価を求めずに持てるなら、良い会社だと筆者は見ている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、ダイヘンは「良い会社だが、払える値段には限りがある」と見る。

10年後も事業は続く。変圧器は電力のある限り必要で、溶接も半導体の電源も無くならない。ここに不安はない。

堀は電力機器で厚く、溶接・半導体電源でそこそこ、ロボットでは薄い。全体では、稼ぎが資本コストをぎりぎり上回る程度の会社だ。持っていて、年に何割も増えていく事業ではない。

資本の使い方は、可もなく不可もない。配当は堅いが、買収の成果はまだ見えない。株主に厚く戻す姿勢でもない。

安全域は、いまは足りない。電力インフラの山の利益を、そのまま10年先まで続くものとして払っているように見える。山が平らになった時の利益で値段を測れば、割高だと筆者は考える。変圧器の注文の山は本物だが、山の高さを基準に値段を決めてはいけない。

何で稼ぐ会社か

ダイヘンの稼ぎは三つの柱に分かれる。

最大は電力機器(エネルギーマネジメント)だ。電柱の上の変圧器から、工場やデータセンターに入る大形の変圧器、開閉器、配電盤、蓄電池システムまでを作る。顧客は電力会社と、工場・ビルを持つ企業だ。売上は1,300億円弱で、全体の半分を超える。利益の大半もここから出る。

二つ目はマテリアルプロセシングで、売上は760億円ほどだ。金属をつなぐ溶接機とプラズマ切断機が土台になる。そこに、半導体の製造装置に組み込まれる高周波電源が加わる。電源はプラズマという、ガスを光らせて半導体を削る・膜をつける装置の心臓部だ。米国のMKSやアドバンスト・エナジーが海外の大手で、ダイヘンはその競合にあたる。半導体の設備投資に左右される。

三つ目はファクトリーオートメーションだ。溶接などの産業用ロボットと、半導体のウエハを運ぶクリーン搬送ロボットを扱う。売上は330億円ほどと小さい。ロボット単体では稼ぎにくく、利益率は低い。

買収も重ねてきた。欧州では溶接機のLORCHなど6社を傘下に入れ、国内でも変圧器の中国電機製造と東北電機製造を取り込んだ。米国ではロボットの組み立て会社フォースデザインを買った。

中期経営計画は、売上2,500億円・営業利益率10%を2026年度に、3,000億円・12%を2030年度に置く。営業利益率の12%は、これまで一度も届いていない高さだ。

優良さと弱いところ

優良さは、分野ごとにばらつく。

電力機器は堀が最も厚い。変圧器は据え付け後に何十年も使われ、故障すると停電につながる。顧客は実績のない会社を選びにくい。国内の大手は三菱電機・日立・東芝で、ダイヘンは東光高岳・明電舎などとともにその次の位置にある。生産能力は足りておらず、今は売り手市場だ。

ただし、この追い風は設備投資の波に乗った面が大きい。電力機器の利益率は、3年前の8%台から11%台に上がった。筆者は、価格交渉力が強まった分は一部続くが、すべてが残るとは見ていない。

溶接機と半導体電源には、ニッチの強さがある。溶接ロボットは世界でも上位の一社と言われる。ただし最近の利益率は1割弱で、突き抜けた高さではない。

ロボットは弱い。売上は3年間ほぼ横ばいで、利益は半分以下になった。中国の新興メーカーが国内外で伸び、値下げ圧力が強い。

経営は慎重だ。配当性向30%以上を掲げ、開発費も売上の6%以上と決めている。借金はあるが、自己資本比率は48%で、利払いに困る水準ではない。ROEは12%の目標に届かず、直近は9%台だ。資本の稼ぎ方は平凡だと筆者は見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

電力の設備投資は、いま数十年に一度の高い山にいる。

原因は三つある。AI向けのデータセンターが電力を食うこと。半導体工場が国内外で増えること。老朽化した送配電網を、各国が更新し始めたことだ。大形変圧器は発注から納品まで何年も待つ状態にある。会社も新工場で生産能力を増やしている。

ただ、この山は永遠には続かない。生産能力を各社が増やせば、いずれ値引き競争に戻る。データセンターへの投資も、採算が合わなくなれば止まる。

溶接機とロボットは成熟した市場だ。人手不足と省人化で数は増えるが、中国メーカーが価格を下げに来る。産業用ロボットの市場では、中国メーカーの販売比率がすでに半分近い。日本勢が国内で守れても、海外で押される。

半導体電源は、半導体の設備投資の波に乗る。AI向けの先端品では伸びるが、波は荒い。MKSなど海外の大手が競争相手で、技術で後れれば一気に落ちる。

10年の基本の姿は、人手不足による数量の増加と、中国勢による価格の下押しだ。これは同じ分野の会社と同じ見通しで置く。国内は人口が減り、更新投資だけが下支えになる。伸びる余地は、海外と半導体向けにある。

資本政策と M&A

還元は配当が中心で、性向は30%以上を守る。直近の年間配当は純利益の3割ほどだ。自社株買いで厚く返してきた実績は乏しい。

利益の使い道は、成長投資と買収だ。3年間の営業キャッシュフロー650億円のうち、成長投資に200億円、買収に100億円、通常の設備に200億円を回す。株主への還元は130億円にとどまる。会社は資本を事業に回す姿勢が強い。

買収は欧州の溶接機会社や、米国のロボット組み立て会社など、小粒を重ねている。成果はまだ見えにくく、前の中期計画は利益目標に届かなかった。買収の失敗は筆者がいちばん気にする点だ。

大株主は信託銀行と、関西電力(約6%)だ。支配株主はいない。外部から買われる可能性は、kabufuの推定で10年以内に15%ほどとされる。ただ、時価総額は3,000億円を超えて小さくなく、実際に動くかは分からない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

電力インフラの投資は、10年単位で続く。データセンターと半導体工場、そして老朽化した送配電網の更新が重なっている。大形変圧器は発注から納品まで何年もかかり、売り手市場が長引く。ダイヘンは生産能力を増やす新工場を決めており、その分の売上と利益がこれから乗る。

電力機器の利益率は、3年で3ポイントほど上がった。値上げが通る状況が続けば、さらに伸びる余地がある。中期計画の2030年度、売上3,000億円・営業利益率12%は、この延長で届く数字だ。

溶接機とロボットは、人手不足の解消に直結する。協働ロボットや多品種少量向けロボットの需要は強い。半導体用の電源は、AIの先端品で使う数が増える。欧州では買収した6社の販売網を生かして伸ばせる。

今の値段は高く見えるが、利益が伸び続けるなら、10年後の姿に比べれば妥当だ。強い需要の中で、数量が毎年着実に増える点を過小評価してはいけない。2030年度の目標に向けて、会社は設備と人員を先に増やしている。需要が追いつくなら、利益は計画どおりに伸びる。

慎重な見方

電力機器の追い風は、設備投資の波にすぎない。各社が生産能力を増やせば、供給が需要に追いつき、値引き競争に戻る。3年前の利益率が8%台だったことを忘れてはいけない。11%台は、需給が逼迫した今の姿だ。

電力会社の更新投資は、規制の枠の中で行われる。国内の変圧器市場はもともと成熟している。伸びるのは、データセンター向けだけだ。その投資が止まれば、増やした工場が重荷になる。

ロボットは、すでに赤信号だ。売上は3年間横ばいで、利益は半分以下に落ちた。中国の新興メーカーは日本勢を追い上げ、価格を下げ続ける。半導体電源も、MKSなど大手に挟まれ、波が荒い。

買収も心配だ。欧州の溶接機会社を6社も取り込んだが、成果は見えない。前の中期計画は目標に届かなかった。借金も利益の3年分あり、買収に使うほど余力は減る。

今の値段は、これらの不安を何も織り込んでいない。稼ぐ力に比べれば、明らかに高い。利益率が元に戻るだけで、利益は3割は減る。

どちらに重みを置いたか

電力機器の追い風が強いことは、強気の見方のとおりだ。ただ、その利益率が10年続くという主張には根拠が足りない。今は需給が逼迫した山にいると筆者は見る。

ロボットの不調と、買収の成果が見えない点は、慎重な見方が当たっている。

確率は、強気に寄せすぎず、慎重にも寄せすぎなかった。電力機器の追い風が実在することを踏まえ、悲観の確率は同業と同じ程度に抑えている。そのうえで、値段の高さが利益で説明できない点を重く見た。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,998 円3,538 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 539 円636 億円)。 今の値に割り戻すと 1,908 円2,252 億円、今との差 −19.7%、 期待の年率 +4.1%(資本コスト 7.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 5,872 円6,931 億円 756 円892 億円 +178.8% +10.8% 663 円782 億円
やや楽観 24% 4,453 円5,256 億円 660 円779 億円 +115.1% +8.0% 1,227 円1,448 億円
中立 32% 3,314 円3,911 億円 575 円679 億円 +63.6% +5.0% 1,244 円1,469 億円
やや悲観 22% 1,070 円1,263 億円 406 円479 億円 −37.9% −4.7% 325 円383 億円
悲観 12% 383 円452 億円 261 円308 億円 −72.9% −12.2% 77 円91 億円
加重平均100% 2,998 円3,538 億円539 円636 億円 +48.8% +4.1% 3,536 円4,174 億円

今の株価時価総額 2,377 円2,806 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 電力インフラの山が長く続き、ロボットも立ち直る 利益 384 億円 · PER 18.1 倍 · 株価時価総額 5,872 円6,931 億円

データセンターと送配電網の更新が10年にわたって続く。大形変圧器は常に品不足で、新工場の増産が値上げと台数の両面で効く。電力機器の営業利益率は13%台に乗り、中期計画の12%を超える。

溶接ロボットは人手不足を背景に、欧州と米国で伸びる。半導体電源はAI向けの先端品で採用が広がり、マテリアルプロセシングの利益率も12%まで上がる。

ロボット事業は中国勢に押されながらも、協働ロボットで一定の地位を築く。全社の売上は4,800億円、営業利益は520億円。買収も小粒ながら成功し、資本の稼ぎは向上する。

  • エネルギーマネジメント(電力機器):数量 124(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 21(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 2,663 億円・営業利益 360 億円。124万台 × 21.5万円(今の1.34倍)、利益率13.5%
  • マテリアルプロセシング(溶接機・半導体電源):数量 35.0(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 41(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 1,433 億円・営業利益 172 億円。35万台 × 41.0万円(今の1.34倍)、利益率12%
  • ファクトリーオートメーション(ロボット):数量 1.9(出荷台数(万台、推定))× 価格 351(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 674 億円・営業利益 67 億円。1.9万台 × 351万円(今の1.28倍)、利益率10%

倍率:事業の純利益 384 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.0% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.0 倍。全体の PER 18.05 倍、時価総額 6,931 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電力機器の追い風が10年続き、かつロボットの利益率も戻る必要がある。両方がそろう確率は低く、1割とした。

やや楽観 24% 電力機器の高い利益率が当面保たれる 利益 309 億円 · PER 17.0 倍 · 株価時価総額 4,453 円5,256 億円

データセンターと送配電網の更新が2030年代前半まで続く。電力機器の利益率は12%台を保ち、台数は市場より少し速く伸びる。新工場の分の売上が乗り、全社の営業利益率は10%に近づく。

溶接機は欧州の買収が効いて堅調で、半導体電源も設備投資の回復で伸びる。ロボットは赤字にならず、利益率も9%まで戻る。

全社の売上は4,200億円、営業利益は420億円。中期計画の利益率12%には届かないが、10%に近い水準を保つ。買収の成果は一部見え、資本の稼ぎは少し改善する。国内の更新需要と海外の拡大が、うまくかみ合う10年になる。

  • エネルギーマネジメント(電力機器):数量 108(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 21(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 2,319 億円・営業利益 290 億円。108万台 × 21.5万円(今の1.34倍)、利益率12.5%
  • マテリアルプロセシング(溶接機・半導体電源):数量 32.5(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 41(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 1,331 億円・営業利益 149 億円。33万台 × 41.0万円(今の1.34倍)、利益率11.2%
  • ファクトリーオートメーション(ロボット):数量 1.7(出荷台数(万台、推定))× 価格 343(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 596 億円・営業利益 54 億円。1.7万台 × 343万円(今の1.25倍)、利益率9%

倍率:事業の純利益 309 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.3% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.0 倍。全体の PER 17.01 倍、時価総額 5,256 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電力機器の追い風が実在し、会社の中期計画にも沿う。会社が計画に届かなかった過去を考え、楽観より厚く置いたが、中立ほどにはしない。

中立 32% 山は平らになるが、電力機器は底堅い 利益 246 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 3,314 円3,911 億円

電力機器は、数量が10年で2割ほど増える。人口は減るが、データセンターと送配電網の更新が支える。単価は物価並みに上がり、利益率は11%台で落ち着く。

溶接機は成熟した市場で数量は伸びにくいが、半導体電源が全体を押し上げる。利益率は10%台前半だ。

ロボットは数量が3割増える一方、中国勢の価格攻勢で単価は物価の上げに届かず、10年で2割ほどの上昇にとどまる。利益率は8%どまりで、稼ぎの柱にはならない。

全社の売上は3,800億円、営業利益は340億円。営業利益率は9%に近く、中期計画の12%には届かない。ROEは9%弱で、資本コストをわずかに上回る。

  • エネルギーマネジメント(電力機器):数量 96.0(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 21(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 2,061 億円・営業利益 237 億円。96万台 × 21.5万円(今の1.34倍)、利益率11.5%
  • マテリアルプロセシング(溶接機・半導体電源):数量 30.0(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 41(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 1,229 億円・営業利益 129 億円。30万台 × 41.0万円(今の1.34倍)、利益率10.5%
  • ファクトリーオートメーション(ロボット):数量 1.6(出荷台数(万台、推定))× 価格 329(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 513 億円・営業利益 41 億円。1.6万台 × 329万円(今の1.20倍。中国勢の値下げ圧力で物価に届かない)、利益率8%

倍率:事業の純利益 246 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.8% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.9%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍。全体の PER 15.9 倍、時価総額 3,911 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電力機器の追い風は続くが、増産競争で値上げ余地は薄れ、ロボットは中国勢に押され続ける。強い点と弱い点が釣り合う中心の姿。

やや悲観 22% 増産競争で電力機器の値が崩れ、ロボットも沈む 利益 133 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 1,070 円1,263 億円

世界中のメーカーが変圧器の生産能力を増やし、2030年代に入ると供給が需要を上回る。電力機器の利益率は8%台に戻り、台数の伸びも止まる。

溶接機とプラズマ切断機は、中国製の安い機械に押されて単価が物価に追いつかない。半導体電源は、設備投資の谷で数量が伸びず、利益率は8%に下がる。

ロボットは中国勢に押され、利益率は4%まで下がる。売上は伸びず、買収した欧州の溶接機会社の一部は、のれんの減損が出る。

全社の売上は3,200億円、営業利益は190億円。ROEは5%台まで下がり、資本コストを下回る。配当は守るが、増やす余力は乏しい。会社は計画の未達を認め、事業の整理を迫られる。

  • エネルギーマネジメント(電力機器):数量 84.0(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 21(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 1,750 億円・営業利益 149 億円。84万台 × 20.8万円(今の1.30倍)、利益率8.5%
  • マテリアルプロセシング(溶接機・半導体電源):数量 26.3(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 38(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 1,003 億円・営業利益 80 億円。26万台 × 38.2万円(今の1.25倍)、利益率8%
  • ファクトリーオートメーション(ロボット):数量 1.3(出荷台数(万台、推定))× 価格 307(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 405 億円・営業利益 16 億円。1.3万台 × 307万円(今の1.12倍)、利益率4%

倍率:ROE 5.5%はk 7%を下回る。RONIC=k+1/2×(ROE−k)=6.8%、g 4.0%から正当化PER=10.2倍。稼ぐ力(純利益÷k=約12.5倍まで)を超えない範囲で、構造的に負けが始まった会社として8.5倍に置いた。

確率:生産能力の拡大が重なる電力機器の値崩れと、中国勢によるロボットの苦戦が同時に起きる、構造的な負けの入口の姿。

悲観 12% 電力機器の値崩れとロボットの赤字、買収の失敗が重なる 利益 56 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 383 円452 億円

データセンターへの投資が止まり、増産した変圧器の工場が余る。電力機器は値引き競争になり、利益率は6%台に落ちる。国内の電力会社向けの更新投資も、予算の制約で伸びない。

溶接機とロボットでは、中国勢が汎用品の価格を大きく下げる。ロボットは赤字になり、買収した欧州の溶接機会社も減損が出る。マテリアルプロセシングの利益率は5%台まで下がる。

全社の売上は2,500億円で、営業利益は80億円ほど。稼ぐ力は今の4割にも届かず、資本の稼ぎは資本コストに遠く及ばない。借金があるぶん、財務の余力も小さくなる。配当は削られ、事業の売却や整理が現実の課題になる。

  • エネルギーマネジメント(電力機器):数量 76.0(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 19(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 1,461 億円・営業利益 95 億円。76万台 × 19.2万円(今の1.20倍)、利益率6.5%
  • マテリアルプロセシング(溶接機・半導体電源):数量 22.5(出荷台数(万台相当、推定))× 価格 35(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 791 億円・営業利益 44 億円。22.5万台 × 35.1万円(今の1.15倍)、利益率5.5%
  • ファクトリーオートメーション(ロボット):数量 1.1(出荷台数(万台、推定))× 価格 274(1台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 296 億円・営業利益 −3 億円。1.1万台 × 274万円(今と同じ。中国勢の価格破壊)、利益率−1%

倍率:悲観の純利益 56 億円は ROE 3.3% で、ためた利益は額面未満の価値しかない。やや悲観の時価総額÷純利益 8.5 倍より悲観ほど低く置くので、その約 95% の 8.1 倍(時価総額 452.4 億円)とした(稼ぐ力 純利益÷k も超えない)。自己資本の厚さや市場の倍率は根拠にしない。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PBR 0.29 倍・時価総額 452 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:電力機器の山の崩れと、中国勢によるロボット・溶接機の価格破壊、買収の失敗がすべて起きる姿。同業の悲観と同じ程度の確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

エネルギーマネジメント(電力機器)

変圧器・開閉器・配電盤・蓄電池システムなど、電力会社や工場・データセンターに納める電力機器。

数量出荷台数(万台相当、推定)価格1台あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 80.0 16 1,282 142
10 年後 中立 96.0 21 2,061 237

取り方:売上1,282億円を、数万円の柱上変圧器から数億円の大形変圧器までを平均した1台16万円と置き、出荷80万台に分けた。台数は実質。物価の分は単価に入れる。台数は開示が無く推定。

マテリアルプロセシング(溶接機・半導体電源)

各種溶接機・プラズマ切断機と、半導体の製造装置向けの高周波電源。

数量出荷台数(万台相当、推定)価格1台あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 25.0 31 764 74
10 年後 中立 30.0 41 1,229 129

取り方:売上764億円を、数万円の溶接機から数百万円の半導体電源までを平均した1台30.6万円と置き、出荷25万台に分けた。台数は実質で、開示が無く推定。

ファクトリーオートメーション(ロボット)

溶接などの産業用ロボットと、半導体のウエハを運ぶクリーン搬送ロボット。

数量出荷台数(万台、推定)価格1台あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 1.2 274 329 20
10 年後 中立 1.6 329 513 41

取り方:売上329億円を、ロボット本体と周辺機器の平均1台274万円と置き、出荷1.2万台に分けた。台数は実質で、開示が無く推定。

リスクと懸念

電力機器の需給が緩む

変圧器は今、売り手市場で利益率が上がっている。各社が生産能力を増やせば、2030年代に値引き競争に戻る可能性がある。ダイヘンも新工場に約100億円を投じており、需要が思ったほど伸びなければ重荷になる。

データセンター投資の巻き戻し

電力機器の追い風の一部は、AI向けデータセンターの建設ラッシュから来ている。採算が合わなくなって投資が止まれば、大形変圧器の注文が急に細る。半導体電源の注文も、同じ設備投資の波に乗っている。

ロボットの競争力低下

ロボット事業の売上は3年間ほぼ横ばいで、利益は半分以下に落ちた。産業用ロボットの市場では中国メーカーの販売比率が上がり、国内外で価格が下がっている。協働ロボットなど新しい分野で稼げなければ、赤字になりかねない。

買収の成果が出ない

欧州の溶接機会社6社と米国のロボット組み立て会社を、この数年で相次いで取り込んだ。前の中期計画は利益目標に届かなかった。統合がうまくいかなければ、のれんの減損が出て、資本の稼ぎがさらに下がる。

半導体設備投資の波

半導体用の電源は、製造装置の設備投資の波に乗って数量が大きく振れる。AI向けの先端品は伸びるが、汎用品の谷が来れば、マテリアルプロセシングの利益が一気に落ちる。

目標と実績のずれ

中期計画は、2030年度に営業利益率12%を掲げるが、直近20年で9%台を超えた年はない。高い目標が未達に終われば、評価が崩れやすい。

今後の分かれ目

大形変圧器の新工場が計画どおり稼働し、受注残が積み上がり続けたら
電力機器の利益率の高さが長持ちすると見て、強気の筋書きに重みを移す。
データセンター向けの設備投資が減速し、変圧器の納期が短くなってきたら
増産競争が始まったと見て、慎重な筋書きに重みを移す。
ロボット事業の売上が回復せず、赤字になったら
中国勢に押されたと見て、悲観側の確率を上げる。
買収した欧州・米国の子会社で減損が出たら
資本の使い方を見直し、悲観側の確率を上げる。
半導体の製造装置メーカーが設備投資を減らし始めたら
マテリアルプロセシングの利益率の前提を下げる。
他社が買収を提案するなど、持ち株や経営に動きが出たら
株主構成を確認し、買収価格が本質価値を上回るかを見る。

見ておくもの

  • 電力機器の営業利益率(11%台が保たれるか)
  • 大形変圧器の受注残と納期
  • ロボット事業の売上と利益率
  • 半導体製造装置の設備投資の動向
  • 買収先の業績と減損の有無

倍率と資本コストの決め方

倍率は、今の株価や過去のPER・PBRから置いていない。10年後の純利益に、ROEとkから出した正当化PER((1−g÷RONIC)÷(k−g))を当てた。ROEがkをわずかに上回るため、中立でもPERは13倍近くにとどまる。kは基本7.5%に循環+0.5%を足した8.0%。今の株価が倍でも半分でも、この数字は変わらない。悲観は稼ぐ力(純利益÷k)を上限に、倍率をやや悲観の約95%に置いた。過去の倍率や自己資本の厚さは根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.5→18.05 倍・やや楽観 PER 13→17.01 倍・中立 PER 12.7→15.9 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. ダイヘン 中期経営計画(EDINET DB)
  2. ダイヘン セグメント別業績(the-shashi)
  3. ダイヘン 大形変圧器の増産(newswitch)

分析日 2026-10-18