株譜
AI 銘柄分析 · 電気機器 · 試作

シャープ 6753

家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高)

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)517 円3,357 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)599 円3,889 億円差 −13.7%
10 年後から見ると やや割高 価値 517 円3,357 億円 · 差 −13.7% · 期待の年率 +7.2%
期待の年率リターン(10 年)+7.2%資本コスト比 −2.3 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

シャープは、白物家電とテレビ、PC・スマホ、複合機、液晶パネルを手がける電機会社だ。筆者の結論は割高。構造改革で赤字は止まったが、10年先まで稼ぎが物価にすら追いつかない公算が大きい。

2026年3月期は営業利益が485億円と大きく改善した。ブランド事業(家電とPC・複合機)が860億円を稼ぎ、液晶の赤字が縮んだためだ。ただし売上は1.9兆円と、1年で12%減った。堺と亀山の液晶工場を畳み、売り上げごと落としたからだ。

稼ぎの質には注意がいる。利益の一部は特需と一時的な収益で、2027年3月期の会社計画は純利益が420億円に下がる。PCはWindows 11の更新特需が剥げ、スマホとテレビは他社に押されている。

資本の面は改善途上だ。自己資本比率は20%、純負債は2,000億円を超える。単体は欠損で無配が続く。事業の浮き沈みと財務の薄さを考えると、要求する利回りは基本より高い9.5%が妥当だ。

その物差しで測ると、中立の筋書きでも10年後の時価総額は今とほぼ同じにとどまる。物価で名目の売上は膨らむが、利益は中国勢との値下げ競争に吸われる。今の時価総額は、改善の成功をすでに織り込みすぎている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社は持ち続けたい事業とは言いにくい。理由は三つある。

第一に、稼ぐ力が資本コストに届かない。10年先の中立でも、営業利益率は4%程度、ROEは8%台にとどまる。要求する利回りの9.5%を下回る事業は、利益を貯めても価値が増えない。貯めた利益は、額面より低い価値でしか評価されない。

第二に、堀が薄い。複合機の消耗品を除けば、値段は市場が決める。家電はOEMで安く作れる中国勢と戦い、PCは世界の大手と戦う。こうした事業の利益率は、景気や為替の追い風で一時的に上がっても、10年は保てない。

第三に、財務が盾にならない。純負債が2,000億円を超え、自己資本比率は20%だ。金利が上がれば、利払いだけで利益が削られる。安全域は、財務が厚い会社のようには取れない。

良い点もある。液晶という巨大な赤字源は、ほぼ片付いた。堺の売却で現金が入り、ブランド事業へ集中する構図ははっきりした。複合機とdynabookの法人向けの根は深く、ここだけで年に数百億円を稼ぐ。この部分は、堅実な事業として評価できる。

それでも、全社を一つの株として持つ値段は、10年の利回りで9.5%を求めるなら高い。安全域は取れていないと筆者は判断する。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は大きく三つに分かれる。

一つ目はスマートライフ。エアコン、洗濯機、冷蔵庫、調理家電、テレビ、蓄電池や太陽光を、日本とASEANで売る。売上は6,000億円弱で、営業利益率は5%に届かない。エアコンはASEANで伸び、国内の洗濯機・冷蔵庫は中国メーカーとその受託品に押される。

二つ目はスマートワークプレイス。売上が8,300億円と全社の4割を超え、利益の柱でもある。PCのdynabook、AQUOSスマホ、複合機、業務用ディスプレイ、消耗品と保守のサービスを束ねる。複合機の消耗品と保守は、一度入れると買い替えまで続く安定した収入で、利益率が高い。PCとスマホは逆に、価格で選ばれる薄利の商売だ。開示は合算なので、端末と複合機の内訳は筆者の推定になる。

三つ目がディスプレイデバイス。スマホ・車載・XR向けの中小型液晶が中心で、営業損失は182億円。堺の大型工場は2024年に止まり、土地と建物はソフトバンクが約1,000億円で買った。亀山第2工場も2026年末に止まる予定だ。残る亀山第1と白山で車載・XR向けに絞り、2028年3月期の黒字化を狙う。

中期計画(2025〜2027年度)は、最終年度に営業利益800億円を掲げる。3年で1,800億円を投じ、約8割をブランド事業に振る。裏返せば、液晶に大きなお金はもう回さないということだ。亀山第2の鴻海への売却は成立せず、閉鎖で決着した。

新規事業として、AIサーバー、EV、ロボット、宇宙を挙げる。AIサーバーは2027年度中の日本参入を目標にする。まだ売上のない話で、数字には入れていない。

優良さと弱いところ

優良な会社とは言いにくい。堀(他社がまねできない強み)が見えるのは、複合機の消耗品と保守くらいだ。

家電では、ブランドと国内の販売網が強みだったが、中国メーカーとその受託品が量販店の棚を奪っている。経営陣自身が、汎用品は自社工場ではコストが合わず、委託生産を使って差別化すると述べている。汎用品の値決め力は手放した、ということだ。テレビの国内シェアは下がり続けている。

PCは、東芝から引き継いだdynabookが日本の法人・官公庁に根を張る。ただ世界の大手との価格勝負で、利益率は3%台がせいぜいだ。スマホも国内の大手に押され、会社は2026年度に出荷が3割減ると見込む。

財務の弱さは、履歴が語る。2010年代に巨額の赤字を重ね、2023年3月期と2024年3月期にも赤字を出した。直近の黒字で自己資本比率は20%まで戻したが、まだ薄い。借り換えの金利が上がれば、利益は年に約50億円削られる。

経営は今、守りから攻めへ切り替える局面にある。新社長のもとで構造改革に区切りをつけ、成長策を打つと言う。ただし液晶の大型投資で失った資本を、同じ型の賭けで取り返そうとしないかが肝だ。バリュー投資家は、成長策の中身より、資本を守れるかを先に見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

この領域は、成熟した家電と、価格競争が構造的に続く部材・端末が主役だ。世界のテレビ市場は台数が微減で、TCLとハイセンスが上位に立った。日本でも、ハイセンス傘下のREGZAが販売で首位を保つ。シャープのテレビのシェアは下落が続く。ソニーも、テレビ事業をTCLとの合弁へ移す方針が報じられた。日本ブランドが自前でテレビを持つ意味が薄れている。

白物家電は、日本では人口減で数量が伸びない。伸びるのはASEANなど暑い国のエアコンで、そこが同社の成長の頼みになる。ただ現地には中国・韓国勢がいて、値段は据え置きに近い。

PCは2025年のWindows 10サポート終了に伴う更新特需が終わり、反動が来る。メモリーとSSDの値上がりが利益を圧迫するのも、会社自身が認めている。2026年度の会社計画は、PCの販売台数が約4割減、スマホが約3割減だ。これは減収の主因になる。

複合機は、オフィスの紙が減るため、数量は微減が普通だ。それでも消耗品と保守で稼ぐ構造は崩れにくい。世界では日本勢が上位を占め、シャープも一角にいる。

液晶は、大型パネルが中国の巨大工場の独壇場になり、日本勢は撤退した。残る中小型は、スマホ・車載・XRで差別化の余地があるが、中国のBOE、韓国のサムスンと競う。

総じて、需要の伸びは実質でほぼ見込めず、値段も中国勢が抑える。業界全体の追い風はない。伸びるとすれば、新規のAIインフラなど、まだ実績のない領域だ。

資本政策と M&A

資本政策は、還元より再建が先だ。単体は繰越利益剰余金が欠損で、2026年3月期は無配だった。株主総会では、社長が謝罪した。配当が復活するのは、欠損を埋めてからになる。筆者は、10年で見ても還元は純利益の2割台が現実的と考える。

M&Aでは、売る側が目立つ。堺工場の土地と建物はソフトバンクが約1,000億円で取得し、AIデータセンターにする。一部はKDDIも取得した。亀山第2は鴻海への売却が不成立となり、停止で決着した。重い資産を手放して資本を守る方向は、正しい。

買う側では、中期計画の1,800億円の投資にM&Aを含める。スマートワークプレイスでは、M&Aで取得した2社とのシナジーでサービス型の事業へ移る方針だ。AIサーバーでも取得が視野に入る。ここが一番の不安だ。過去に、大型投資で資本を傷めた会社だからだ。

親会社の鴻海との関係は続く。社長は、鴻海の会長から全面的な支援の言葉を得ていると語った。総会後には、AIインフラ、エネルギー、ロボティクスなどで覚書を結んだ。鴻海の持株比率は、今回確かめられなかったので書かない。最後の支え手がいることは、倒産の確率を下げる一方、少数株主の取り分が優先されない余地も残す。

本店を堺市から大阪市に移す定款変更も可決された。堺の液晶の時代が終わったことを示す動きだ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

構造改革が終わった。最大の赤字源だった大型液晶は、堺を2024年に止め、亀山第2も2026年末に止まる。ディスプレイの赤字は2026年3月期の182億円から、今期は60億円まで縮み、車載・XR向けに絞って2028年3月期の黒字化が見える。重いお金を使う事業が消えれば、ブランド事業の利益が全体の利益になる。

そのブランド事業は、2026年3月期に営業利益が860億円まで増えた。スマートライフはテレビと蓄電池の構造改革で増益に転じ、今期は410億円の計画と、44%の増益だ。ASEANのエアコンが戻れば、白物家電は10%の増収が見込める。

複合機のサービス化は利益の質を上げる。消耗品、保守、ソリューションの比率が上がれば、景気に左右されにくい収入が積み上がる。親会社の鴻海は、AIサーバーやロボットで提携を深める。台湾の巨大な調達力と製造力を借りて、AIインフラで新しい収益の柱を作れる可能性もある。

財務は改善し、自己資本比率は10%台から20%に戻った。営業利益が中計目標の800億円に乗り、利益率が6%台に定着すれば、純利益は千億円に迫る。そのとき、時価総額は今の3倍近くになる。

慎重な見方

会社の計画そのものが、稼ぎの先細りを示している。2027年3月期は売上が6.5%減り、営業利益はほぼ横ばい、純利益は420億円に下がる。ブランド事業の営業利益は860億円から800億円に減る計画だ。構造改革の効果を出し切った後は、伸びる材料が見当たらない。

2026年3月期の利益には、特需が混ざっている。PCはWindows 11の更新特需、メモリー値上がり前の駆け込み需要で伸びた。反動で、会社は2027年3月期にPCが約4割、スマホが約3割減ると見込む。スマートワークプレイスの営業利益は、575億円から390億円へ3割減る。

家電は構造的に厳しい。国内では中国メーカーとその受託品が量販店の棚を占め、経営陣も、汎用品は自社工場ではコストが合わないと認めた。テレビのシェアは下がり続ける。国内の洗濯機・冷蔵庫でも中国勢との競争が激しい。

しかも、この会社は計画を守れた歴史が浅い。過去に赤字を繰り返し、2023年3月期と2024年3月期も赤字だった。自己資本は薄く、純負債は2,000億円を超える。単体は欠損で、配当もできない。亀山第2は鴻海にも引き取ってもらえなかった。新規事業のAIサーバーや宇宙は実績がなく、買収で資本を傷めるおそれがある。

今の時価総額は、改善が続くことを織り込みすぎている。

どちらに重みを置いたか

財務の薄さと、家電・PC・スマホの値決め力の弱さを重く見て、確率を慎重な側へ寄せた。構造改革で赤字が止まった事実は強い。ただ、それは「悪化が止まった」ことであって、「稼ぐ力が資本コストを超えた」ことではない。複合機の消耗品など光る部分はあるが、全体の一部の堀では、残りの低採算を支えきれない。

中立では、営業利益は今の1.7倍強まで戻るものの、売上は物価で膨らむだけで、実質では縮む。楽観は、中期目標が達成されて利益率が6%台に定着する世界で、確率は6%にとどめた。やや楽観は17%。やや悲観と悲観を合わせて4割強に置いたのは、赤字の履歴と、中国勢の攻勢が止まらないことを重くみたからだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,066 円6,922 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 137 円887 億円)。 今の値に割り戻すと 517 円3,357 億円、今との差 −13.7%、 期待の年率 +7.2%(資本コスト 9.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 2,514 円1.63 兆円 385 円2,500 億円 +384.0% +17.1% 174 円1,129 億円
やや楽観 17% 1,880 円1.22 兆円 277 円1,800 億円 +260.2% +13.7% 367 円2,382 億円
中立 35% 1,364 円8,858 億円 154 円1,000 億円 +153.5% +9.7% 531 円3,450 億円
やや悲観 27% 361 円2,341 億円 46 円300 億円 −32.1% −3.8% 110 円713 億円
悲観 15% 138 円896 億円 0 円0 億円 −77.0% −13.7% 21 円134 億円
加重平均100% 1,066 円6,922 億円137 円887 億円 +100.8% +7.2% 1,203 円7,809 億円

今の株価時価総額 599 円3,889 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 9.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 中期計画を超え、利益率が6%台に定着 利益 1,061 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 2,514 円1.63 兆円

ブランド事業が中期計画どおりに伸び、さらに上へ抜ける筋書きだ。スマートライフはASEANのエアコンと蓄電池が伸び、国内は高価格帯に絞って利益率が7%に乗る。複合機は消耗品と保守が増え、利益率は12%まで上がる。PCとスマホは特需の反動を越え、法人向けで底堅く稼ぐ。

ディスプレイは車載・XR向けに絞って黒字が定着する。亀山第2は閉鎖で片がつき、重い資産の負担は消える。鴻海との協業でAIサーバーが立ち上がり、小さくても新しい収益になる。

営業利益は1,500億円台と、過去の最高の利益率(約6%)を上回る。自己資本比率は大きく改善し、配当も年を追って厚くなる。それでも堀は強くないので、倍率は上限の9割にとどめた。

  • スマートライフ(白物家電・テレビ・エネルギー):数量 12.6(家電・テレビ・エネルギー機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 6.67(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 8,408 億円・営業利益 589 億円。エアコン・蓄電池が伸び、利益率 7%
  • スマートワークプレイス(端末:PC・スマホ):数量 6.0(PC・スマホ・周辺機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 11(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 6,352 億円・営業利益 318 億円。法人向けが底堅く、利益率 5%
  • スマートワークプレイス(複合機・業務用ディスプレイ・サービス):数量 100(複合機・業務用ディスプレイの出荷台数(万台))× 価格 50(1 台あたり売上(万円・名目、消耗品と保守を含む))→ 売上 4,968 億円・営業利益 596 億円。サービス化で利益率 12%
  • ディスプレイデバイス:数量 28.0(液晶パネルの出荷枚数(百万枚換算))× 価格 1.38(1 枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 3,854 億円・営業利益 231 億円。車載・XR で黒字定着、利益率 6%

倍率:事業の純利益 1,061 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 28.5% が k 9.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 15.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍。全体の PER 13.59 倍、時価総額 14,419 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期目標の営業利益800億円を超え、ブランド事業の利益率が7%に乗る世界。計画を守れなかった歴史と中国勢の攻勢を考え、確率は6%にとどめた。

やや楽観 17% 構造改革の成果が定着し、利益率は5%台 利益 798 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,880 円1.22 兆円

構造改革が実を結び、利益率が5%台で安定する筋書きだ。ディスプレイは黒字に転じ、全社の足を引っ張らなくなる。スマートライフはテレビ事業の縮小と蓄電池・白物家電の高付加価値化で、利益率が6%に上がる。

複合機とdynabookの法人向けは、サービス収入が積み上がって10%台の利益率を保つ。PCの数量は特需の反動で減るが、更新需要が再び来る。スマホは国内大手に押されつつ、一定の座を守る。

営業利益は1,100億円台。中期計画の目標を数年遅れで達成した形になる。財務は自己資本比率が3割に近づき、配当が再開される。ROEは資本コストを上回るが、強い堀は無いので倍率は控えめにした。

  • スマートライフ(白物家電・テレビ・エネルギー):数量 12.0(家電・テレビ・エネルギー機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 6.57(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 7,888 億円・営業利益 473 億円。利益率 6%
  • スマートワークプレイス(端末:PC・スマホ):数量 5.7(PC・スマホ・周辺機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 10(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 5,944 億円・営業利益 250 億円。利益率 4.2%
  • スマートワークプレイス(複合機・業務用ディスプレイ・サービス):数量 98.0(複合機・業務用ディスプレイの出荷台数(万台))× 価格 49(1 台あたり売上(万円・名目、消耗品と保守を含む))→ 売上 4,798 億円・営業利益 504 億円。利益率 10.5%
  • ディスプレイデバイス:数量 26.4(液晶パネルの出荷枚数(百万枚換算))× 価格 1.32(1 枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 3,494 億円・営業利益 140 億円。小型・車載で黒字、利益率 4%

倍率:事業の純利益 798 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 22.5% が k 9.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 13.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.93 倍、時価総額 10,318 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ディスプレイの赤字が止まり、ブランド事業が現在の利益率を保つ世界。会社計画の延長線上で、実現の確度は中程度とみた。

中立 35% 低採算の複合体として横ばい 利益 563 億円 · PER 12.0 倍 · 株価時価総額 1,364 円8,858 億円

10年たっても、シャープは「薄利の複合体」のままだ。スマートライフはASEANのエアコンで数量を補うが、国内の白物家電とテレビは中国勢に押され、利益率は5%に張りつく。

スマートワークプレイスは、PCとスマホの数量が特需前の水準に戻って減り、端末の利益率は3%台にとどまる。複合機は消耗品と保守で堅調だが、紙の減少で台数は微減する。

ディスプレイは車載・XR向けでわずかな黒字になる。液晶は中国勢の増産で単価が下がり続け、価格は物価の伸びに届かない。亀山第2は閉鎖で決着し、全社の足を引っ張る度合いは小さくなる。営業利益は800億円台。売上は物価で名目では膨らむが、実質では縮む。

自己資本比率は改善するが、ROEは資本コストを下回る。配当は欠損を埋めた後に出るが、利益の2割台にとどまる。株式の評価は、薄利の事業にふさわしい低い倍率になる。

  • スマートライフ(白物家電・テレビ・エネルギー):数量 11.8(家電・テレビ・エネルギー機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 6.47(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 7,613 億円・営業利益 381 億円。ASEAN で数量を補うが国内は縮小、利益率 5%。価格 1.30 倍は中国勢の値下げ圧力で物価並みに上がらないため
  • スマートワークプレイス(端末:PC・スマホ):数量 5.4(PC・スマホ・周辺機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 10(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 5,546 億円・営業利益 194 億円。数量は特需前に戻り減る、利益率 3.5%
  • スマートワークプレイス(複合機・業務用ディスプレイ・サービス):数量 95.0(複合機・業務用ディスプレイの出荷台数(万台))× 価格 48(1 台あたり売上(万円・名目、消耗品と保守を含む))→ 売上 4,583 億円・営業利益 435 億円。消耗品・保守で堅調、利益率 9.5%
  • ディスプレイデバイス:数量 24.8(液晶パネルの出荷枚数(百万枚換算))× 価格 1.27(1 枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 3,151 億円・営業利益 32 億円。車載・XR でわずかに黒字、利益率 1%。価格 1.2 倍は液晶の単価が競争で下がり続けるため(物価並みに上がらない)

倍率:事業の純利益 563 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.3% が k 9.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 11.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.0 倍。全体の PER 12 倍、時価総額 6,756 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:構造改革は終わるが、中国勢との競争と特需の反動で、利益率は4%前後にとどまる世界。会社計画と過去の実績の中間に置いた、最も起こりやすい筋書き。

やや悲観 27% 中国勢に押され、再び薄利に沈む 利益 186 億円 · PER 6.5 倍 · 株価時価総額 361 円2,341 億円

中国勢の攻勢が止まらず、シャープの利益が再び痩せていく筋書きだ。国内の白物家電とテレビは棚を取られ、数量は1割減る。値下げ圧力で、利益率は3%まで落ちる。

PCは特需の反動の後、世界の大手との価格勝負で数量が2割減る。スマホは国内の大手に押されて小さくなる。端末の利益率は2%まで下がる。複合機は紙の減少で台数が減り、競合のサービス化も進むため、利益率は7%に下がる。

ディスプレイは、車載・XRで想定した需要が伸びず、赤字が残る。営業利益は300億円台に落ち、金利の負担も増える。自己資本は少し増える程度で、配当は出せない年が多い。利益が薄いため、倍率も低い。

  • スマートライフ(白物家電・テレビ・エネルギー):数量 10.8(家電・テレビ・エネルギー機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 6.23(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 6,723 億円・営業利益 202 億円。数量 1 割減、利益率 3%
  • スマートワークプレイス(端末:PC・スマホ):数量 4.7(PC・スマホ・周辺機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 9.88(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 4,622 億円・営業利益 92 億円。数量 2 割減、利益率 2%
  • スマートワークプレイス(複合機・業務用ディスプレイ・サービス):数量 90.0(複合機・業務用ディスプレイの出荷台数(万台))× 価格 47(1 台あたり売上(万円・名目、消耗品と保守を含む))→ 売上 4,212 億円・営業利益 295 億円。台数減とサービス競争、利益率 7%
  • ディスプレイデバイス:数量 20.0(液晶パネルの出荷枚数(百万枚換算))× 価格 1.16(1 枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 2,329 億円・営業利益 −47 億円。需要が伸びず赤字が残る

倍率:ROE 約4%は資本コスト 9.5% を大きく下回り、正当化 PER は約 8.6 倍が上限。利益が薄く不安定なので上限の約 75% の 6.5 倍に置いた。

確率:特需の反動が深く、中国勢の攻勢で家電とスマホの利益が削られる世界。2023年・2024年の赤字の履歴と、薄い自己資本を考え、確率は3割近く置いた。

悲観 15% 構造的に競争力を失い、事業を切り売りする 利益 −200 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 138 円896 億円

家電・PC・スマホが同時に押され、赤字に戻る筋書きだ。国内の白物家電とテレビは中国勢に棚を奪われ、数量は4分の1減る。PCとスマホは数量が4割減り、利益はゼロになる。

ディスプレイは、車載・XRで勝てず、赤字が続いて縮小する。複合機も数量が減り、利益率は5%に落ちる。営業利益は赤字に沈み、金利の負担が追い打ちをかける。

自己資本は損失とのれんなどの減損で大きく削られ、財務の余裕は消える。鴻海の支援はあるが、少数株主の取り分は後回しになる。会社は複合機などの黒字事業を売って債務を返すしかなく、残る株主の価値は、その売却で残る分に近づく。

  • スマートライフ(白物家電・テレビ・エネルギー):数量 9.0(家電・テレビ・エネルギー機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 5.98(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 5,378 億円・営業利益 54 億円。数量 4 分の 1 減、利益率 1%
  • スマートワークプレイス(端末:PC・スマホ):数量 3.6(PC・スマホ・周辺機器の出荷台数(百万台換算))× 価格 9.09(1 台あたり売上(万円・名目))→ 売上 3,271 億円・営業利益 0 億円。数量 4 割減、利益ゼロ
  • スマートワークプレイス(複合機・業務用ディスプレイ・サービス):数量 80.0(複合機・業務用ディスプレイの出荷台数(万台))× 価格 45(1 台あたり売上(万円・名目、消耗品と保守を含む))→ 売上 3,600 億円・営業利益 180 億円。台数減、利益率 5%
  • ディスプレイデバイス:数量 14.0(液晶パネルの出荷枚数(百万枚換算))× 価格 1.11(1 枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 1,556 億円・営業利益 −93 億円。赤字が続き縮小

倍率:稼ぐ力が赤字で、今の自己資本 2,799 億円のうち売れる資産で残る分に 0.32 倍を掛けた(今の自己資本に掛ける)。

確率:中国勢の攻勢と景気の悪化が重なり、赤字に戻って資本が細る世界。過去に赤字を繰り返した事実と財務の薄さから、1割台半ばに置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

スマートライフ(白物家電・テレビ・エネルギー)

エアコン・洗濯機・冷蔵庫・調理家電・テレビ・太陽光や蓄電池などのエネルギー機器を、日本と ASEAN で売る事業。

数量家電・テレビ・エネルギー機器の出荷台数(百万台換算)価格1 台あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 12.0 4.98 5,979 284
10 年後 中立 11.8 6.47 7,613 381

取り方:開示は金額だけなので推定。主要家電・テレビ・蓄電池を合わせて年 1,200 万台、平均 5 万円弱と置き、FY2025 の売上 5,979 億円に合わせた。台数は実質で、日本の人口減と ASEAN の空調需要の伸びが打ち消し合う。物価 3% の分は 1 台あたり売上に入れた。

スマートワークプレイス(端末:PC・スマホ)

dynabook ブランドの PC と AQUOS スマートフォンなど、個人・法人向けの端末事業。

数量PC・スマホ・周辺機器の出荷台数(百万台換算)価格1 台あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 6.0 7.90 4,740 175
10 年後 中立 5.4 10 5,546 194

取り方:スマートワークプレイスは複合機等と端末が合算開示(売上 8,338 億円・営業利益 575 億円)。端末と複合機等への割り振りは推定で、端末を 4,740 億円・営業利益 175 億円、複合機等を 3,600 億円・同 400 億円とした。端末は PC 約 160 万台、スマホ約 300 万台、周辺機器を足して 600 万台換算、平均 7.9 万円とした。Windows 11 の更新特需で FY2025 は押し上がっている。

スマートワークプレイス(複合機・業務用ディスプレイ・サービス)

オフィス向けの複合機、業務用ディスプレイ、消耗品・保守・ソリューションの事業。

数量複合機・業務用ディスプレイの出荷台数(万台)価格1 台あたり売上(万円・名目、消耗品と保守を含む)売上営業利益
今 2026/03 100 36 3,600 400
10 年後 中立 95.0 48 4,583 435

取り方:複合機の世界市場は年 1,000 万台前後、シャープのシェアを 5% 強、業務用ディスプレイ等を足して年 100 万台と置いた。消耗品・保守・システム案件を含めた 1 台あたり売上を 36 万円とし、割り振った売上 3,600 億円に合わせた(上の端末との割り振りは推定)。

ディスプレイデバイス

スマホ・車載・XR 向けの中小型液晶と、縮小中の大型パネル。

数量液晶パネルの出荷枚数(百万枚換算)価格1 枚あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 40.0 1.06 4,235 −182
10 年後 中立 24.8 1.27 3,151 32

取り方:FY2025 のディスプレイデバイスは売上 4,235 億円・営業損失 182 億円。中小型パネルと残りの大型パネルを合わせて年 4,000 万枚換算、1 枚 1 万円強と置いた(推定)。堺は 2024 年に停止、亀山第 2 も 2026 年末に停止予定で、数量は減る一方だ。 液晶の単価は中国勢の増産で下がり続けるため、先の価格は物価(10 年 1.34 倍)より低い 1.2 倍を中立とした。

リスクと懸念

中国メーカーの攻勢(家電・スマホ・テレビ)

中国のメーカーと、その製品を量販店の自社ブランドで売る動きが強まっている。経営陣も汎用品は自社工場ではコストが合わないと認めた。テレビの国内シェアは下がり続け、洗濯機・冷蔵庫も押される。値下げが止まらなければ、スマートライフの利益率は5%を割る。

PC・スマホ需要の反動

2026年3月期はWindows 11の更新特需とメモリー値上がり前の駆け込みで端末が伸びた。会社は2027年3月期にPCが約4割、スマホが約3割減ると見込む。特需が剥げた後の水準が、スマートワークプレイスの本当の稼ぐ力だ。メモリー・SSDの価格上昇が原価を押し上げる点も重い。

薄い自己資本と金利

自己資本比率は20%、純負債は2,000億円を超える。借り換えのたびに金利が上がり、推計では利益が10年で毎年約50億円削られる。単体は欠損で無配だ。景気が崩れて赤字に戻れば、資本が一気に細る。2010年代に実際に経験した道筋だ。

液晶の撤退の遅れ

亀山第2の停止時期は、2026年8月から12月に後ろ倒しされた。鴻海への売却も成立しなかった。停止費用が想定を超えたり、残る亀山第1と白山の車載・XR向けが黒字化できなかったりすれば、ディスプレイの赤字が長引き、ブランド事業の稼ぎを吸い続ける。

買収と新規事業で資本を傷めること

中期計画は3年で1,800億円を投じ、M&Aも含める。AIサーバー、EV、ロボット、宇宙は、いずれも実績がない領域だ。過去に大型投資で失敗した会社だけに、資本配分の誤りは本業の悪化より重い傷になる。

親会社との距離

亀山第2の売却が不成立となり、株主総会でも鴻海との関係悪化を懸念する声が出た。会社は関係を深めると説明し、新規事業の覚書も結んだ。ただ、鴻海の都合が少数株主の利益に優先する余地はあり、支援が弱まれば資金面の安心も薄れる。

複合機の需要減

最も堀のある複合機は、オフィスの紙の減少で台数が緩やかに減る。消耗品と保守で稼ぐ構造は強いが、ペーパーレスの進み方や、競合のサービス化が速ければ、全社の利益の支えが細る。

今後の分かれ目

ブランド事業の営業利益率が2027年度に7%を超えて定着した
中期計画が実行できた証拠になる。楽観・やや楽観の確率を上げ、資本コストの quality の見直しも検討する。
ディスプレイデバイスが2028年3月期に黒字化した
撤退の損失がほぼ終わる。ブランド事業の利益がそのまま全社に出るため、やや楽観の側に確率を寄せる。
2027年度のPC・スマホの落ち込みが計画より深かった
2026年3月期の利益が特需だった裏づけになる。やや悲観・悲観の確率を上げる。
AIサーバーなどの新規事業で大型の買収・設備投資を発表した
資本配分の誤りの可能性が高まる。投資額が自己資本に対して大きければ、悲観の確率を上げる。
自己資本比率が30%を超え、配当が再開された
財務の薄さという最大の弱点が和らぐ。借金の quality 上乗せを下げ、倍率の評価を見直す。
鴻海が持株比率を引き上げ、完全子会社化の話が出た
少数株主にとって買い取り価格の議論が始まる。ただし価格は本質価値でなく鴻海の都合で決まるため、確率は慎重に置く。

見ておくもの

  • ブランド事業の営業利益と利益率(スマートライフ・スマートワークプレイス別)
  • ディスプレイデバイスの営業損益と亀山第2の停止・売却
  • PC・スマホの出荷台数(特需の反動の深さ)
  • 自己資本比率・純負債と配当の再開
  • 新規事業(AIサーバー等)への投資額とM&A

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価・同業の倍率を見ずに、資本コスト9.5%と10年中立のROE約8%、長期の成長4%から決めた。ROEが資本コストを下回るため、正当化PERは約10倍にとどまり、利益の質(薄利・値決め力の弱さ)から上限の7.5割の7.6倍を中立に置いた。足元の純利益には特需と営業外の収益が混じるので、10年中立の純利益÷営業利益は過去の中央値0.83より低い0.67前後にした。悲観の床は今の自己資本のうち売れる資産と、事業の稼ぐ力から置いた。結果は、時価総額が改善を織り込みすぎているという強い割高になった。この大きさが前提(確率・k・ROE)への感応度が高い結果であることは認める。新リース会計基準(2028年3月期から)で営業利益と純負債の形が変わるが、10年後の数字は今と同じ家賃込みの形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.6→13.59 倍・やや楽観 PER 9→12.93 倍・中立 PER 8.47→12 倍)。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +2.0%。同じ領域のパナソニック・カシオ(+0.5%)より、赤字を繰り返した経歴と薄い自己資本の分だけ高く置いた。事業が傾いているわけではないので extra は 0。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. シャープ 2025年度決算・2026年度計画(マイナビニュース 決算深読み)
  2. シャープ 株主総会(2026年6月、鴻海との関係・新規事業)
  3. ソフトバンク 堺工場の取得(2025年3月)

分析日 2026-10-16