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ニデック 6594

会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,126 円2.44 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,715 円1.97 兆円差 +24.0%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,126 円2.44 兆円 · 差 +24.0% · 期待の年率 +9.6%
期待の年率リターン(10 年)+9.6%資本コスト比 +1.6 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ニデックは、精密小型モーター、車載、家電・商業・産業用、機器装置の4本柱を持つ、モーター世界最大手だ。筆者の結論は「どちらに転ぶか読みにくい」である。

2025年3月期は売上2兆6,078億円、営業利益2,381億円、ROE9.6%と過去最高だった。その直後に、車載事業を中心とする会計不正の疑いが発覚した。2026年2月に創業者の永守重信氏が名誉会長を辞め、2026年9月には後任の岸田光哉社長も辞任した。同月末の修正再表示では、車載などの資産を精査して6,321億円の減損を出し、純損益は5,646億円の赤字になった。監査法人は「意見不表明」とした。過年度5期分の配当と自社株買いが、会社法上の分配可能額を超えていたことも分かり、株主代表訴訟のおそれが残る。

計算は、確定した2025年3月期を出発点に、4つの事業を出荷量と名目の価格で積み上げた。車載はEV駆動装置(eアクスル)からの撤退・縮小を前提にし、データセンター向けの水冷事業は急拡大を織り込んだ。資本コストは8%、堀は弱いと見た。

10年後の中立の時価総額は今より上振れる。ただ、確率は不正とガバナンスの立て直しが長引く筋書きに重く置いたので、楽観と悲観の差が大きい。今の値段は、不祥事の衝撃をかなり厳しく映している。再生が実際に進めば、本質価値との差は大きい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、ニデックをどう見るか。個々の事業には本物の強みがある。だが、資本配分の規律と経営の誠実さに、重い疑問がついた会社だ。

まず、株主の手元に残る利益。HDD用モーターの高いシェアと、データセンター冷却への技術の転用力は、本物の利益を生む力だ。しかし、創業者が肝いりで進めたeアクスルへの投資は、巨額の価値の破壊に終わった。経営が資本を上手に配分してきたとは言いがたい。

堀、つまり他社がまねできない強みは、HDD用モーターを除くと弱い。汎用モーターは中国勢との価格競争にさらされ、冷却は欧米大手が先行する。

値段はどうか。10年後にこの会社が今より強いかは、新体制が規律を取り戻し、冷却事業を大手との競争の中で育てられるかにかかる。分からない部分が大きい。楽観と悲観の両方に確率をきちんと割り振り、どちらかに決め打ちしないことが、安全域を守ることにつながる。

何で稼ぐ会社か

ニデックの事業は4つに分かれる。

精密小型モーターは、HDD用スピンドルモーターで世界シェア約8割を握る祖業だ。2025年3月期は売上4,879億円、営業利益率12.0%と稼ぐ力が高い。民生用のHDDは縮むが、AIのデータ基盤向けの大容量ニアライン用途が下支えする。

車載は、売上6,646億円、営業利益率4.0%。電動パワーステアリング用モーターなど従来型の部品で安定して稼ぐ一方、創業者が肝いりで大型投資したeアクスルが、続けて損失を出していた。2026年に、広州汽車集団とステランティスとの合弁を解消する協議を始め、ハイブリッド車向けなど採算が見込める範囲に絞る方針へ転換している。

家電・商業・産業用は、売上1兆953億円、営業利益率7.9%。エアコン用コンプレッサーなど汎用モーターに加え、祖業の技術を転用したサーバー向けの水冷モジュール(冷却分配装置など)を担う。NVIDIAの認定ベンダーリストに入り、水冷の売上を200〜300億円規模から、2031年3月期に1,000億円規模へ広げる方針だ。

機器装置は、工作機械や産業用ロボットなどのFA関連で、売上3,600億円、営業利益率18.5%。中国の設備投資の波で、業績が振れやすい。

優良さと弱いところ

ニデックの強みは、HDD用スピンドルモーターで世界シェア約8割という地位にある。ただ、HDDは民生用途で縮む成熟市場なので、堀が広がる余地は限られる。

車載では、長年、創業者の肝いりで大型投資したeアクスルの損失を、ほかの事業の稼ぎで埋める構図が続いた。結果として、2026年の大型減損につながった。資本配分の規律には、疑問が残る。

データセンター冷却は新しい成長の芽だ。ただ、この市場の上位はVertivやシュナイダーエレクトリックなどの欧米大手で、ニデックはまだ新規参入者にすぎない。FA、家電、商業・産業用の汎用モーターは、中国勢との価格競争にさらされ、値段を決める力は限られる。

何より、2026年に発覚した会計不正と、創業者と社長の相次ぐ退任は、経営の信頼性を損なった。新社長の戒田理夫氏は、社内で再生委員会の実務を担ってきた人物だが、体制が定着し、資本配分の規律を取り戻せるかは、まだ実績がない。個々の事業には強みがあっても、会社全体の堀は弱いと見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

この領域では、AIデータセンターへの投資という新しい需要の柱と、中国、韓国、台湾勢との価格競争という逆風が、同時に動いている。ニデックでは、データセンター向けの水冷と精密モーターがAI投資の波に乗る。一方、車載、家電、機器装置の汎用品は、中国勢の追い上げと景気の波にさらされる。

車載では、EVシフトが世界で減速し、トラクションモーターやeアクスルは、収益性を重んじる部品事業へ転換するのが業界の流れだ。ニデックの縮小もこれに沿う。だが、創業者の路線からの転換が遅れたことが、今回の巨額の損失の一因になった。

データセンター冷却は、液冷化が進む中で、業界団体OCPの技術仕様に深くかかわる数少ない日本企業という位置にある。AIサーバーの高密度化が続く限り、数量の伸びが期待できる。ただ、欧米の大手がすでに高いシェアを握る市場で、存在感を広げられるかは分からない。不正とガバナンスの危機から立ち直れるかが、この機会をつかめるかを左右する。工作機械やロボットなどのFA関連も、中国の設備投資の波に業績が振れやすく、景気の見方が利益の見通しに直結する。

資本政策と M&A

過去は、総還元性向50%を視野に、安定した配当と機動的な自社株買いを組み合わせる方針で、2025年3月期まで10期連続で増配した。ところが2026年の修正再表示で、過年度5期分の配当と自社株買いが、分配可能額を超えていたと分かった。取締役の責任を問う訴訟になるおそれが残る。この問題が片づくまで、配当と自社株買いは抑えた形にならざるを得ないと見る。

M&Aでは、創業者の時代に、小型モーターから車載、機械事業まで買収で広げてきた。ただeアクスルへの大型投資は裏目に出て、広州汽車集団とステランティスとの合弁を解消する形で、巻き戻しが進んでいる。新体制では、大型の新規M&Aより、既存事業を選別し、収益性を重んじる転換が当面の中心になる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

HDD用スピンドルモーターで世界シェア8割を握る精密小型モーター事業は、民生の縮みをAI向けニアラインHDDの伸びが打ち消し、高い利益率を保てる。家電・商業・産業用に含まれる水冷事業は、祖業のモーターと精密加工の技術をそのまま転用できる。NVIDIAの認定ベンダーという地位を足がかりに、2031年3月期に売上1,000億円規模という会社目標を、上回る成長も見込める。AIサーバーの高密度化が続く限り、液冷への切り替えは業界全体の流れで、後発でも需要の伸びが大きいため、十分な事業機会が残る。

車載は、最大の損失源だったeアクスルから実質的に退き、採算のよい電動パワーステアリングなど従来型に集中する。車載の営業利益率は、不正の発覚前の低空飛行から明確に改善する。会計不正の危機は痛いが、裏を返せば、資産を一気に洗い直して身軽になったということでもある。

新社長の戒田理夫氏は、社内の再生委員会を実務面で主導してきた。創業者の色が濃い意思決定から離れ、収益性を重んじる経営に変われば、市場の評価は急速に戻る。今の株価は不祥事の衝撃をかなり強く映した値段で、精密小型モーターの安定した稼ぎと水冷の成長を、正しく評価し直すだけで、本質価値はかなり上に来る。

慎重な見方

会計不正は、車載事業を中心に、多くの拠点で多数の事例があったとされる。監査法人が最新の決算に「意見不表明」を出すほど、根が深い。創業者の名誉会長辞任に続き、後任の岸田光哉社長も辞任した。2年足らずでトップが相次いで入れ替わる状態は、新体制が資本配分の規律を取り戻せるか、強い疑いを抱かせる。過年度5期分の配当と自社株買いが分配可能額を超えていた問題は、株主代表訴訟に発展すれば、追加の支出と経営の混乱を招く。

eアクスルは、広州汽車集団とステランティスとの合弁の解消が進むが、巨額投資の後始末であり、追加の損失や訴訟のおそれが残る。EVシフトの減速は、縮小の判断の正しさを裏づけるが、同時に、過去の投資判断そのものの誤りを示している。

データセンター冷却は、資金力のある欧米大手がすでに高いシェアを握る。後発のニデックが存在感を築けるか分からず、水冷1,000億円という目標も、経営の意思決定が乱れる中では、計画どおり進むとは限らない。精密小型モーター、家電・商業・産業用、機器装置の汎用品は、中国勢との価格競争が続き、稼ぐ力が構造的に弱まるおそれも高い。

どちらに重みを置いたか

精密小型モーターの高いシェアと、データセンター冷却への技術転用力には、本物の強みがある。一方、会計不正、トップの相次ぐ退任、分配可能額を超えた配当は、経営の規律そのものに深刻な疑問を残す。どちらの主張にも根拠があり、短期ではガバナンス再建の行方が読みにくい。

確率は、やや悲観側に厚めに置いた。ただ、悲観を払いすぎると二重に下げることになるため、精密小型モーターの安定した稼ぎと水冷の伸びを、中立と楽観の軸にしっかり残した。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,669 円4.21 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 628 円7,205 億円)。 今の値に割り戻すと 2,126 円2.44 兆円、今との差 +24.0%、 期待の年率 +9.6%(資本コスト 8.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 7,700 円8.84 兆円 1,220 円1.40 兆円 +420.1% +17.9% 892 円1.02 兆円
やや楽観 20% 5,734 円6.58 兆円 1,002 円1.15 兆円 +292.8% +14.7% 1,347 円1.55 兆円
中立 32% 4,339 円4.98 兆円 784 円9,000 億円 +198.7% +11.6% 1,639 円1.88 兆円
やや悲観 25% 1,189 円1.36 兆円 218 円2,500 億円 −18.0% −2.0% 352 円4,036 億円
悲観 13% 509 円5,838 億円 0 円0 億円 −70.3% −11.4% 66 円759 億円
加重平均100% 3,669 円4.21 兆円628 円7,205 億円 +150.5% +9.6% 4,296 円4.93 兆円

今の株価時価総額 1,715 円1.97 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 10% 水冷の柱化とEV再構築の成功 利益 5,436 億円 · PER 16.3 倍 · 株価時価総額 7,700 円8.84 兆円

会計不正・ガバナンス危機からの再生が完了し、新体制のもとで資本配分の規律が定着する。データセンター向け水冷事業はAIサーバーの高密度化が続く中でVertiv・Schneider Electricに伍するシェアを獲得し、会社目標を上回る規模まで成長する。車載はeアクスルの失敗を教訓にEPSや電動化部品に集中し、安定した利益を生む事業に再構築される。精密小型モーターはAIデータ基盤向けニアラインHDDの需要で底堅く推移し、機器装置もロボット・自動化需要の拡大で収益性を回復する。10年という時間が、創業者色の強い意思決定構造からの脱却と、新しい成長事業への集中を可能にした結果である。

  • 精密小型モーター:数量 15.3(HDD用モーター等の出荷個数(億個、シェア後))× 価格 567(1個あたり平均単価)→ 売上 8,690 億円・営業利益 1,304 億円。ニアライン伸長持続
  • 車載:数量 1.1(自動車搭載モーター類の出荷台数(億台))× 価格 10,556(1台あたり平均単価)→ 売上 11,216 億円・営業利益 1,009 億円。EPS・電動化部品中心に再構築
  • 家電・商業・産業用:数量 5.8(家電・冷却機器等の出荷台数(億台))× 価格 5,135(1台あたり平均単価)→ 売上 29,575 億円・営業利益 4,141 億円。水冷が第三の柱に
  • 機器装置・その他:数量 25.2(工作機械・産業用ロボット等の出荷台数(万台))× 価格 274(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 6,905 億円・営業利益 1,312 億円。自動化需要で回復

倍率:事業の純利益 5,436 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 11.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.3 倍。全体の PER 16.26 倍、時価総額 88,389 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年という長さで見れば、ガバナンス再建が成功しデータセンター冷却が本当の第三の柱に育つ組合せは十分起こり得ると考え、楽観に標準的な確率を置いた。

やや楽観 20% 再建進み水冷が育つ 利益 4,201 億円 · PER 15.7 倍 · 株価時価総額 5,734 円6.58 兆円

新体制下でガバナンスは再建され、大きな混乱なく事業の立て直しが進む。データセンター向け水冷は会社目標に近い規模まで育ち、車載もeアクスル縮小の痛みを乗り越えてEPS中心に収益を安定させる。精密小型モーター・機器装置も底堅い需要とコスト効率化で利益率が改善する。中国勢との価格競争は続くが、高付加価値品へのシフトで一定の収益性を保つ。株主代表訴訟や過年度の分配可能額問題も、10年の時間軸では経営の重荷として残らない程度まで解消し、資本配分の規律も着実に積み上がっていく。機器装置も自動化需要の広がりで緩やかな拡大を続け、全社として安定した中位の成長軌道に乗る。

  • 精密小型モーター:数量 14.2(HDD用モーター等の出荷個数(億個、シェア後))× 価格 560(1個あたり平均単価)→ 売上 7,934 億円・営業利益 1,111 億円。底堅い需要
  • 車載:数量 0.9(自動車搭載モーター類の出荷台数(億台))× 価格 10,321(1台あたり平均単価)→ 売上 9,650 億円・営業利益 724 億円。EPS中心で安定
  • 家電・商業・産業用:数量 5.1(家電・冷却機器等の出荷台数(億台))× 価格 4,963(1台あたり平均単価)→ 売上 25,420 億円・営業利益 3,178 億円。水冷が目標近傍まで拡大
  • 機器装置・その他:数量 23.4(工作機械・産業用ロボット等の出荷台数(万台))× 価格 271(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 6,341 億円・営業利益 1,110 億円。効率化で改善

倍率:事業の純利益 4,201 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.2% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 10.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.7 倍。全体の PER 15.67 倍、時価総額 65,830 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:再建がおおむね順調に進み、水冷事業も相応に育つという、楽観よりは手堅いが中立よりは明確に良いシナリオとして置いた。

中立 32% 緩やかな再建と水冷の定着 利益 3,285 億円 · PER 15.0 倍 · 株価時価総額 4,339 円4.98 兆円

ガバナンス再建は10年の射程でおおむね完了し、株主代表訴訟などの負担も時間とともに解消する。eアクスルは選別縮小が完了し、車載事業はEPS中心の安定事業として再構築される。データセンター向け水冷は欧米大手に対し一定のシェアを確保し、家電商業産業用の収益の柱の一つに育つ。精密小型モーターはHDDニアライン需要の支えで安定を保ち、機器装置は自動化需要の緩やかな拡大で持ち直す。中国勢との価格競争は構造的に続き、全社の利益率は大きくは跳ねない。新体制の資本配分は手堅いが、創業者時代のような大きな賭けには出にくい状態が続く。

  • 精密小型モーター:数量 13.6(HDD用モーター等の出荷個数(億個、シェア後))× 価格 554(1個あたり平均単価)→ 売上 7,518 億円・営業利益 977 億円。ニアライン需要で安定
  • 車載:数量 0.9(自動車搭載モーター類の出荷台数(億台))× 価格 10,165(1台あたり平均単価)→ 売上 9,072 億円・営業利益 544 億円。EPS中心に再構築完了
  • 家電・商業・産業用:数量 4.6(家電・冷却機器等の出荷台数(億台))× 価格 4,792(1台あたり平均単価)→ 売上 22,232 億円・営業利益 2,446 億円。水冷が柱の一つに
  • 機器装置・その他:数量 21.6(工作機械・産業用ロボット等の出荷台数(万台))× 価格 268(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 5,789 億円・営業利益 926 億円。緩やかな拡大

倍率:事業の純利益 3,285 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.0% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.0 倍。全体の PER 15.02 倍、時価総額 49,341 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10年あれば会計不正問題は一区切りがつき、データセンター冷却も相応の規模に育つという、最も標準的な見通しとして最大の確率を置いた。

やや悲観 25% シェア流出と再建の遅れ 利益 837 億円 · PER 11.9 倍 · 株価時価総額 1,189 円1.36 兆円

会計不正・ガバナンス危機からの再建に長い時間を要し、資本配分の規律が十分に定着しないまま10年が過ぎる。データセンター向け水冷はVertiv・Schneider Electricなど欧米大手の規模に対して存在感を広げられず、規模の小さい事業にとどまる。車載はEVシフトの減速とeアクスル縮小の後始末が長引き、精密小型モーター・機器装置・家電商業産業用の汎用品は中国メーカーへのシェア流出が構造的に進む。新体制下でも大型の意思決定が慎重になり過ぎ、成長機会を逃す場面が繰り返され、全社の収益力は会計不正発覚前の水準を大きく下回ったまま10年が過ぎる。

  • 精密小型モーター:数量 11.2(HDD用モーター等の出荷個数(億個、シェア後))× 価格 496(1個あたり平均単価)→ 売上 5,562 億円・営業利益 501 億円。シェア流出
  • 車載:数量 0.6(自動車搭載モーター類の出荷台数(億台))× 価格 8,992(1台あたり平均単価)→ 売上 4,968 億円・営業利益 0 億円。縮小が長引く
  • 家電・商業・産業用:数量 3.4(家電・冷却機器等の出荷台数(億台))× 価格 3,936(1台あたり平均単価)→ 売上 13,227 億円・営業利益 794 億円。水冷が規模拡大せず
  • 機器装置・その他:数量 15.3(工作機械・産業用ロボット等の出荷台数(万台))× 価格 230(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 3,519 億円・営業利益 352 億円。FA需要弱い

倍率:ROE 4.6%・資本コスト 8% から正当化 PER 11.8 倍(ROE が k 以下なので 1÷k)を計算し、その 95% をやや悲観の倍率に置いた。

確率:ガバナンス再建が長引き、データセンター冷却も欧米大手に対して存在感を広げられないまま、中国勢へのシェア流出が進む筋書き。構造的な負け筋として相応の確率を置いた。

悲観 13% 構造的な負け筋 利益 −844 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 509 円5,838 億円

会計不正・ガバナンス危機の後始末が長期化し、新体制下でも資本配分の規律が定着しない。eアクスルはほぼ全面的に撤退し、追加の損失・訴訟コストが断続的に発生する。データセンター向け水冷はVertiv・Schneider Electricなど欧米大手の規模にまったく追いつけず、小規模な事業のまま終わる。精密小型モーター・家電商業産業用・機器装置の汎用品は中国メーカーに恒常的にシェアを奪われ、全社として構造的に稼ぐ力が弱まった状態になる。モーター世界最大手という地位は、個別分野での地位低下の積み重ねで実質的に失われる。

  • 精密小型モーター:数量 7.1(HDD用モーター等の出荷個数(億個、シェア後))× 価格 434(1個あたり平均単価)→ 売上 3,074 億円・営業利益 61 億円。恒常的なシェア流出
  • 車載:数量 0.3(自動車搭載モーター類の出荷台数(億台))× 価格 7,819(1台あたり平均単価)→ 売上 1,995 億円・営業利益 −200 億円。ほぼ全面撤退
  • 家電・商業・産業用:数量 2.1(家電・冷却機器等の出荷台数(億台))× 価格 3,594(1台あたり平均単価)→ 売上 7,476 億円・営業利益 −224 億円。水冷育たず
  • 機器装置・その他:数量 8.1(工作機械・産業用ロボット等の出荷台数(万台))× 価格 200(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 1,620 億円・営業利益 −81 億円。FA構造的に弱い

倍率:床は純現金+売れる資産の税後 5,850 億円。facts の自己資本 17,172 億円(減損前)に対する 0.34 倍として置いたもので、減損後の自己資本約 11,500 億円では 0.5 倍にあたる。

確率:会計不正・ガバナンス危機が長期化し、データセンター冷却も育たず、車載・精密小型モーター・機器装置が中国勢に恒常的にシェアを奪われる、という複数の負け筋が同時に進む構造的な悲観シナリオ。10年の射程では相応にあり得るとみて5%を超える確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

精密小型モーター

HDD用スピンドルモーター、家電・OA機器向け小型モーター等。HDD用モーターは世界シェア約8割。

数量HDD用モーター等の出荷個数(億個、シェア後)価格1個あたり平均単価売上営業利益
今 2025/03 11.8 414 4,879 585
10 年後 中立 13.6 554 7,518 977

取り方:2025年3月期の実績売上高4,879億円・営業利益率12.0%(brief.pyの facts)を、HDD用モーターを中心とする出荷個数の指数と平均単価に分解した。HDDの絶対量は民生用途の縮小とAIデータ基盤向けニアラインの増加が相殺し合う構図。

車載

電動パワーステアリング(EPS)用モーター等の従来型自動車部品と、EV用駆動装置(eアクスル)。

数量自動車搭載モーター類の出荷台数(億台)価格1台あたり平均単価売上営業利益
今 2025/03 0.9 7,819 6,646 266
10 年後 中立 0.9 10,165 9,072 544

取り方:2025年3月期の実績売上高6,646億円・営業利益率4.0%を、EPS用モーター等とeアクスルを合わせた自動車搭載モーター類の出荷台数と平均単価に分解した。eアクスルの損失が全体の利益率を押し下げていた。

家電・商業・産業用

家電・エアコン用コンプレッサー等の汎用モーターと、データセンター向け水冷モジュール(CDU等)。

数量家電・冷却機器等の出荷台数(億台)価格1台あたり平均単価売上営業利益
今 2025/03 3.2 3,423 10,953 865
10 年後 中立 4.6 4,792 22,232 2,446

取り方:2025年3月期の実績売上高1兆953億円・営業利益率7.9%を出荷台数と平均単価に分解した。データセンター向け水冷(CDU)事業は現状200〜300億円規模とまだ小さいが、2031年3月期に1,000億円規模への拡大を会社が掲げている。

機器装置・その他

工作機械・産業用ロボット等のFA関連機器。

数量工作機械・産業用ロボット等の出荷台数(万台)価格1台あたり平均単価(万円)売上営業利益
今 2025/03 18.0 200 3,600 665
10 年後 中立 21.6 268 5,789 926

取り方:2025年3月期の実績から精密小型モーター・車載・家電商業産業用を除いた残差(売上高3,600億円・営業利益665億円)をFA関連機器の出荷台数と平均単価に分解した。中国の設備投資サイクルに業績が振れやすい。

リスクと懸念

会計不正・監査意見

2026年の第三者委員会調査で車載事業を中心とする多拠点・多数の会計不正が明らかになり、修正後の決算に監査法人は「意見不表明」を出した。追加の調査・訴訟対応が長引けば、経営の意思決定力・資金調達力・取引先からの信用に影響が残り、再建の遅れにつながる。

違法配当問題と株主代表訴訟

過年度5期分の配当・自社株買いが会社法上の分配可能額を超えていたことが判明し、取締役の責任を問う訴訟に発展するリスクがある。賠償が確定すれば追加のキャッシュアウトとなり、株主還元の抑制が長期化する可能性がある。

eアクスル(EV駆動装置)の後始末

広州汽車集団・ステランティスとの合弁解消が進んでいるが、創業者肝煎りの巨額投資の巻き戻しであり、追加の一時費用や訴訟・契約解消コストが発生する可能性が残る。縮小の完了にも時間がかかる見通しで、再建の足を引き続き引っ張る。

データセンター冷却事業の競争

CDU(冷却分配装置)市場はVertiv・Schneider Electricなど資金力のある欧米大手が上位シェアを握る。ニデックは後発であり、会社が掲げる2031年3月期1,000億円規模という目標通りに規模を拡大できない可能性がある。

中国勢との価格競争

精密小型モーター・車載照明・コネクタなどの汎用品で中国メーカーの技術キャッチアップが進み、価格競争が構造的に続く。価格決定力の弱い領域ほど長期的なシェア流出の影響が大きく、利益率の下押しが続き、再建中の収益改善の足を引く。

経営体制の定着

新社長の戒田理夫氏は社内の再生委員会を実務面で主導してきた人物だが、トップ交代からまだ実績が乏しい。資本配分の規律を取り戻し、創業者色の強い意思決定構造から脱却できるかは今後の実行力にかかっており、不確実性が大きい。

自動車・FA需要の循環リスク

車載・機器装置(工作機械・産業用ロボット)は世界の自動車生産・設備投資サイクルに業績が振れやすく、リーマン級の急減が来れば両事業とも大きく損益が悪化し、再建中の財務体質にさらに重い負担がかかることになる。

今後の分かれ目

データセンター向け水冷(CDU)事業が2031年3月期に会社目標の1,000億円規模に近づく
家電・商業・産業用の収益性が構造的に改善し、本質価値は中立・楽観の筋書きに近づく。
広州汽車集団・ステランティスとの合弁解消が完了し、eアクスルから実質的に撤退する
車載事業の損失要因が消え、EPS中心の安定事業として評価し直せる。
株主代表訴訟や追加の第三者委員会調査で新たな大型損失・賠償が確定する
資金・経営の余力が削られ、悲観側の筋書きの確率を引き上げる必要がある。
戒田新社長体制のもとでConversion 2027計画に沿った収益改善が実際に進む
市場の評価が段階的に戻り、中立から楽観側の筋書きに近づく。
精密小型モーター・家電商業産業用の汎用品で中国メーカーへのシェア流出が明確に加速する
10年の構造的な負け筋の確率を上げる必要がある。
データセンター冷却でVertiv・Schneider Electricなど欧米大手との提携・取引拡大が実現する
後発の不利を補い、楽観側の筋書きの確度が上がる。

見ておくもの

  • データセンター向け水冷(CDU)事業の売上進捗
  • 車載事業の営業利益率(eアクスル縮小の効果)
  • 株主代表訴訟・分配可能額問題の進展
  • 精密小型モーター・機器装置の四半期営業利益率
  • 新中期経営計画の修正・新社長体制下の資本配分方針

倍率と資本コストの決め方

本質価値は、会社の稼ぐ力(精密小型モーター・家電商業産業用のデータセンター冷却・車載・機器装置の数量×価格)から積んだ。自己資本は 2026 年 3 月期の減損後の約 11,500 億円から流し、倍率は ROE と資本コスト 8%・弱い堀から式で決めた。今の株価やスキャンダル後の値付けには寄せていない。確率は、再建の遅れ(ガバナンス・訴訟・事業の撤退)を事業の事実から悲観側に厚くしたもので、株価との差を見て動かしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.94→16.26 倍・やや楽観 PER 12.76→15.67 倍・中立 PER 13→15.02 倍・やや悲観 PER 11.18→11.88 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。事業で決める:基本 7.5% に quality +1.0%(循環 +0.5・値決め +0.25・寿命 +0.25)を足して k 8%。純有利子負債は時価総額の 19% だが借り換えで傷む水準ではなく extra は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 8.00%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

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分析日 2026-10-16