株譜
AI 銘柄分析 · 電気機器 · 試作

IDEC 6652

安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,534 円751 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,555 円1,054 億円差 −28.7%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,534 円751 億円 · 差 −28.7% · 期待の年率 +3.1%
期待の年率リターン(10 年)+3.1%資本コスト比 −4.9 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

IDEC は、工場の押ボタンスイッチや安全スイッチ、リレー、PLC などを作る制御機器メーカーだ。国内の押ボタンスイッチでは 4 割ほどのシェアを持つとされ、安全分野に強い。

筆者の結論は「割高」。事業の質は悪くないが、稼ぐ力に対して今の時価総額が重い。直近の利益率は 8% 台で、中計が掲げる 13% の達成には、価格が通りにくい標準品の比率を下げる必要がある。

成長の柱は安全・防爆と海外だ。海外比率は 67% に達し、中国の自動車・半導体向けと、米国の関税を転嫁した値上げが 2026/03 期の増収を支えた。AGV や協働ロボットで広がる協調安全も、長い目では追い風になる。

弱みは収益力のばらつきだ。過去 10 年の利益率は 5〜17% の間を行き来し、ROE の中央値は 7% 台にとどまる。配当は純利益のほぼ全額で、自社株買いに回す余力は小さい。

本質価値は、10 年で利益率が 10% 台に乗る姿を中心に置いた。そこから逆算すると、今の値段は計画どおりの好調まで織り込んでいる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、IDEC は「悪くない会社だが、安全域のある値段ではない」と見る。

良い点は、安全規格に守られた製品群と、国内での高いシェアだ。人命に関わる機器は、顧客が安さだけで替えにくい。財務も堅く、倒産の心配は小さい。

気になる点は、稼ぐ力の低さだ。過去 10 年の ROE は中央値で 7% 台、資本コストの 8% に届かない年が多い。利益のほとんどを配当に回しても、利益そのものが増えないと、株主のものになる利益は伸びない。

今の経営は、ようやく動き出したと見る。拠点集約と事業整理で、利益率が 13% に向かう道は確かにある。ただ、数字で示されるまでは、途中までしか織り込まない。

オーナーとして持ち続けたいかと問われれば、利益率が 12% を超え、ROE が 10% を超える姿が見えてからだと答える。そこに届く確率は半分に満たず、届いても今の値段に収まる。

何で稼ぐ会社か

IDEC は 1945 年創業の制御機器メーカーで、売上の 67% が海外だ。製品は、人が機械を操作する部分(スイッチ、表示灯、HMI)と、機械を止める部分(安全スイッチ、安全リレー)、制御する部分(PLC、リレー、センサー)に分かれる。

HMI 事業の中心は産業用スイッチで、押ボタンやパネルの仕様が細かく、顧客の機械設計に組み込まれると替えにくい。安全・防爆事業は、イネーブルスイッチやレーザースキャナーなど、人を守る機器だ。インダストリアルコンポーネンツは制御用リレーが主力で、中国と北米で伸びた。オートメーション&センシングは PLC が中心で、OEM 向けの在庫調整で落ちた。

顧客は工作機械、半導体装置、自動車、建設機械、食品機械のメーカーだ。販売は代理店経由が多く、流通在庫の増減で四半期の業績が振れやすい。製造は日本、台湾、シンガポールなどで行い、中計で国内拠点の集約と台湾工場の電子製造拠点化を進めている。

2025 年には太陽光発電事業を譲渡し、ファインバブル事業も手放した。本業の制御機器に絞り込む動きだ。米国ではメキシコの新拠点を立ち上げ、関税の影響を抑えようとしている。

優良さと弱いところ

優良さは「中の上」とみる。強みは安全規格に通った製品群と、国内の押ボタンスイッチの高いシェアだ。安全機器は認証の手間が参入の壁になり、顧客が機械の設計図に組み込むと、他社品へ替えにくい。

それでも堀は強いとまでは言えない。スイッチやリレーなど標準品は、中国・台湾の同業が追い上げやすく、キーエンスのような直販型の価格決定力はない。粗利率は 44% と高めだが、販管費が 36% を占め、営業利益率は 8% 台にとどまる。

資本効率は物足りない。過去 10 年の ROE は中央値で 7% 台、最悪の 2025/03 期は 2.8% だった。自己資本比率は 61% で財務は堅いが、現金は厚くなく、純負債が 75 億円ある。配当は純利益のほぼ全額で、自社株買いは直近 3 期ほぼ無い。

経営は構造改革に本気で取り組んでいる。早期退職の募集、拠点集約、事業の切り離しと、手はかなり打った。ただ、その成果は利益率の改善として数字に出てから評価したい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

FA(工場の自動化)市場は、中国の自動車・半導体投資、北米と欧州の人手不足対応に支えられて、10 年では年 3〜4% で伸びる。ただし景気の波は大きく、2009 年、2013 年、2020 年の設備投資の落ち込みでは受注が大きく減った。

制御機器の競合は、国際大手のシュナイダー、ロックウェル、オムロン、パナソニック、そして中国の地場メーカーだ。押ボタンスイッチやリレーなど標準品は、中国・台湾勢が品質を上げて価格を下げており、IDEC の弱い所になる。一方、安全分野は規格と認証が壁になり、価格競争が緩い。

追い風は協調安全の広がりだ。AGV、AMR、協働ロボットが工場に入るほど、人と機械の境目で安全機器が要る。中計はここを重点領域に置き、新製品の比率を 15% 以上にする目標を掲げる。

向かい風は為替と関税だ。2026/03 期は円安と米国での価格転嫁が売上を押し上げたが、これは続かない。欧州の景気低迷も重しで、2026/03 期は EMEA の伸びが一桁にとどまった。

筆者は、FA 需要そのものより、標準品の値決めと在庫の波が IDEC の利益を決めると見ている。市場が伸びても、利益率が上がるとは限らない。

資本政策と M&A

還元は配当が中心だ。年 38 億円ほどの配当を維持しているが、配当性向は 99% で、利益の伸びが追いついていない。直近 3 期の自社株買いはほぼゼロで、中計の 3 年間の還元 120 億円は、配当の継続が前提だ。

お金の使い道は、営業 CF の 400 億円を、設備 90、成長投資 100(M&A と新拠点)、R&D 90、DX 25、還元 120 に回す計画だ。M&A は米国の売上を 5 年で 5 割増やす手段として検討している。過去の買収は小ぶりで、大型案件の経験は乏しい。

政策保有株は、取締役会で合理性を検証し、意味のない株は売る方針だ。縮減額の数字までは確認できていない。

なお、2027/03 期の純利益計画 60 億円には、米国の旧本社の土地と建物の売却益 39 億円が入っている。一度きりの利益で、本来の稼ぐ力ではない。他社に買われる可能性は、時価総額が 1,100 億円台と小ぶりで、東証が資本効率を求める流れもあるため、ゼロではない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

中計の初年度である 2026/03 期は、営業利益が 67% 増え、利益率は計画の 6.9% を上回る 8.4% に達した。粗利率は 44% から 46% 台へ向かい、拠点集約で原価も下がる。受注と受注残は中国と米州で伸びており、日本でも半導体装置向けが立ち上がった。

安全・防爆は 15% 近い伸びで、人手不足と省人化が続く限り、需要は途切れにくい。AGV や協働ロボットに伴う協調安全は、IDEC が長年磨いてきた領域そのものだ。新製品の比率を 15% にする目標も、全社の価格調整力を高める。

米国は関税の転嫁が通り、メキシコ拠点も立ち上がる。海外比率は 67% でまだ伸びしろがあり、M&A で売上の 5 割増を狙える。時価総額が小さく、中計 1 年目で数字が出ているため、利益率 13% の達成は十分に現実的だ。これが実現すれば、営業利益は 100 億円に乗り、ROE も 10% を超える。

慎重な見方

過去 10 年の営業利益率は 5〜17% の間を行き来し、中央値は 8% 台だ。2023/03 期の 16.8% は流通在庫の積み増しが生んだ山で、翌期には 8.6% に戻った。2026/03 期の 8.4% が、実力の水準に近い。

中計の 13% を支える増益要因の多くは、売上増による粗利の増加と価格調整だ。しかし標準品の価格は中国・台湾勢に押され、関税の転嫁も一度きりの効果にとどまる。販管費は人材投資と基幹システムの減価償却で増え、粗利率の改善を食っていく。

配当性向は 99% で、利益が伸びない限り増配も自社株買いも出せない。2027/03 期の純利益 60 億円は、土地の売却益 39 億円で膨らんでいる。本来の純利益は 20 億円台で、今の時価総額に対して稼ぎが小さすぎる。

流通在庫の調整が一巡した後は、需要が平常に戻るだけだ。構造改革の費用を払った割に、利益率が 10% を超えるかどうかも怪しい。

どちらに重みを置いたか

2026/03 期の利益率の改善は本物で、事業の質に対する強気の見方は一部正しい。一方、過去 10 年の利益率の振れと、標準品の価格競争の弱さについては、慎重な見方に説得力がある。

中立は、利益率が 10.5% に乗る姿に置いた。中計の 13% は届かないが、過去の中央値 8% よりは上、という落としどころだ。確率は、構造改革の効果が見えた分を、やや楽観側の厚みにした。同時に、標準品の価格攻勢は現実的なので、やや悲観にも楽観より重い確率を置いた。

結論として、中立でも今の時価総額には届かない。成功すればそれなりに伸びるが、その成功を前提にした値段に近い、というのが落としどころだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 3,394 円1,006 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,414 円419 億円)。 今の値に割り戻すと 2,534 円751 億円、今との差 −28.7%、 期待の年率 +3.1%(資本コスト 8.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 7,182 円2,129 億円 2,024 円600 億円 +159.0% +10.0% 737 円218 億円
やや楽観 22% 5,294 円1,569 億円 1,754 円520 億円 +98.3% +7.1% 1,551 円460 億円
中立 32% 3,554 円1,054 億円 1,484 円440 億円 +41.7% +3.5% 1,612 円478 億円
やや悲観 26% 1,633 円484 億円 1,113 円330 億円 −22.8% −2.5% 714 円212 億円
悲観 12% 776 円230 億円 843 円250 億円 −54.5% −7.6% 194 円58 億円
加重平均100% 3,394 円1,006 億円1,414 円419 億円 +35.2% +3.1% 4,808 円1,425 億円

今の株価時価総額 3,555 円1,054 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 安全と自動化の需要を取り込み、利益率が計画を超える 利益 137 億円 · PER 15.5 倍 · 株価時価総額 7,182 円2,129 億円

協調安全の考え方が工場に広がり、イネーブルスイッチ、安全リレー、レーザースキャナーの組み合わせ売りが定着する。AGV や協働ロボットの現場では、非常停止からコントローラーまで一式で採用される。米国は買収も使って売上が大きく伸び、海外比率は 70% に近づく。

新製品の比率が 15% を超え、価格調整も通る。営業利益率は 14% で安定し、中計の 13% を超える。拠点集約と台湾工場の電子化で原価も下がる。

配当は増やしながら、自社株買いも少額ずつ入る。ただ、10 年で数量が 1.5 倍を超えるのは、需要の追い風と買収の成功が重なった時だけだ。

  • 国内事業(日本向け):数量 500(国内の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.70(1 個あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 350 億円・営業利益 49 億円。500 万個 × 0.700 万円(今の 1.40 倍)、営業利益率 14.0%
  • 海外事業(米州・欧州・アジア):数量 1,381(海外の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.77(1 個あたり平均単価(万円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 1,063 億円・営業利益 149 億円。1381 万個 × 0.770 万円(今の 1.40 倍)、営業利益率 14.0%

倍率:事業の純利益 137 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.5 倍。全体の PER 15.54 倍、時価総額 2,129 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の利益率 13% 超を何年も保ち、米国の売上も大きく伸ばす連続成功が要る。実績の乏しい M&A も絡むので厚くは置けない。

やや楽観 22% 中計の利益率にほぼ届き、海外が伸びる 利益 108 億円 · PER 14.5 倍 · 株価時価総額 5,294 円1,569 億円

構造改革が実を結び、粗利率は 46% 台へ上がる。国内の製造拠点の集約が終わり、固定費が下がる。営業利益率は 12.5% まで上がり、中計の 13% には少し届かない。

海外は中国の自動車・半導体向けと、米国の関税を転嫁した値上げで伸びる。数量は 1.4 倍、価格は物価並みに上がる。安全・防爆は 2 桁で伸びる時期が続く。

M&A は米国で小さな案件を数件こなす程度に収まる。配当性向は 6 割台に下がるが、配当額は守る。成長と還元が両立する、いちばん収まりのよい好調の姿だ。売上は 1,250 億円規模、安全・防爆の比率が上がり、新製品が全体の利益率を押し上げる。

  • 国内事業(日本向け):数量 485(国内の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.69(1 個あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 332 億円・営業利益 42 億円。485 万個 × 0.685 万円(今の 1.37 倍)、営業利益率 12.5%
  • 海外事業(米州・欧州・アジア):数量 1,247(海外の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.75(1 個あたり平均単価(万円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 940 億円・営業利益 118 億円。1247 万個 × 0.754 万円(今の 1.37 倍)、営業利益率 12.5%

倍率:事業の純利益 108 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.5 倍。全体の PER 14.53 倍、時価総額 1,569 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の目標は高めだが、2026/03 期は利益率が計画を上回った。構造改革の効果が出る道筋は見えており、実績の延長として置ける。

中立 32% 利益率は 10% 台に乗るが、中計の目標には届かない 利益 80 億円 · PER 13.2 倍 · 株価時価総額 3,554 円1,054 億円

市場は年 3〜4% で伸び、IDEC は同じペースで成長する。国内は人口減で数量が横ばい、海外は 1.25 倍に増える。価格は物価並みに上がる。

営業利益率は 10.5% に落ち着く。粗利率の改善は、販管費の増加(人材投資、基幹システムの減価償却)にかなり食われる。中計の 13% は、新製品比率と価格調整の両方がうまく行った場合の数字だと見る。

配当は年 38 億円前後を保ち、自社株買いは小さい。M&A は成長投資の枠で動くが、大きな買収はしない。売上は 1,100 億円台で、当たり前の優良中堅として 10 年を終える。

  • 国内事業(日本向け):数量 470(国内の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.67(1 個あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 315 億円・営業利益 33 億円。470 万個 × 0.670 万円(今の 1.34 倍)、営業利益率 10.5%
  • 海外事業(米州・欧州・アジア):数量 1,114(海外の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.74(1 個あたり平均単価(万円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 821 億円・営業利益 86 億円。1114 万個 × 0.737 万円(今の 1.34 倍)、営業利益率 10.5%

倍率:事業の純利益 80 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.9% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.2 倍。全体の PER 13.17 倍、時価総額 1,054 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:FA の需要は伸びるが、スイッチやリレーは価格が上がりにくく、中計の利益率 13% は届かないというのが筆者の見立て。過去 10 年の利益率の高値は 16.8% で、この 8 年の平均は 9% 前後。

やや悲観 26% 中国勢と関税に押され、海外の数量が伸びない 利益 44 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 1,633 円484 億円

中国の地場メーカーが標準品の価格を下げ、海外の数量は横ばいにとどまる。米国の関税は転嫁しきれず、価格は物価に届かない。国内は人口減で数量が 1 割弱減る。

新製品の効果は出るが、販管費の増加で相殺される。営業利益率は 7.5% で、過去 10 年の中央値 8% 前後に戻る。構造改革の費用だけが残る形だ。

配当は守るのが苦しくなる。利益に対して配当が重く、増配はできず、減配も視野に入る。事業は続くが、グローバル企業への変身は看板倒れに終わる。売上は 900 億円台にとどまり、中計の 770 億円は通過点にすぎなかったことになる。

  • 国内事業(日本向け):数量 440(国内の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.65(1 個あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 286 億円・営業利益 21 億円。440 万個 × 0.650 万円(今の 1.30 倍)、営業利益率 7.5%
  • 海外事業(米州・欧州・アジア):数量 891(海外の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.70(1 個あたり平均単価(万円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 627 億円・営業利益 47 億円。891 万個 × 0.704 万円(今の 1.28 倍)、営業利益率 7.5%

倍率:ROE 5.8% は k 8.0% を下回る。稼ぐ力(事業の純利益÷k=約 12.5 倍相当)を上限とし、低成長の企業として 11 倍に置いた。今の自己資本 693 億円に対する PBR は約 0.70 倍で、中立の PBR 1.1 倍より低い。

確率:スイッチ、リレー、センサーは中国・台湾勢の価格攻勢を受けやすい。2024/03 期以降、利益率が 5〜8% に沈んだ実績もあり、このまま低迷が続く道は現実的。

悲観 12% 標準品の価格破壊が進み、利益が薄い部品メーカーに戻る 利益 22 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 776 円230 億円

中国・台湾の同業が品質を上げて、欧米の流通網にも入り込む。IDEC の標準スイッチ、リレー、PLC は値引きを強いられ、価格は物価の半分しか上がらない。海外の数量は 15% 減る。

米国での成長投資と欧州の再編が空振りに終わり、拠点の再編費用がかさむ。安全・防爆は踏みとどまるが、全体を支えるほどの規模はない。

営業利益率は 4.5% で、過去に赤字を出した 2002 年・2010 年に近い水準になる。配当は大きく削られ、事業を買われる側に回る道(TOB)も出てくる。売上は 750 億円前後で、10 年たっても今と同じ規模のまま、稼ぐ力だけが細る。

  • 国内事業(日本向け):数量 400(国内の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.60(1 個あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 240 億円・営業利益 11 億円。400 万個 × 0.600 万円(今の 1.20 倍)、営業利益率 4.5%
  • 海外事業(米州・欧州・アジア):数量 760(海外の出荷数量(万個、推定))× 価格 0.66(1 個あたり平均単価(万円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 502 億円・営業利益 23 億円。760 万個 × 0.660 万円(今の 1.20 倍)、営業利益率 4.5%

倍率:悲観の純利益 22 億円は ROE 3.4% で、ためた利益は額面未満の価値しかない。やや悲観の時価総額÷純利益 11.0 倍より悲観ほど低く置くので、その約 95% の 10.4 倍(時価総額 229.9 億円)とした(稼ぐ力 純利益÷k も超えない)。自己資本の厚さや市場の倍率は根拠にしない。

確率:押ボタンやリレーなど標準品が主力で、代替が効く。中国勢が品質を上げて欧米にも出れば、2002 年・2010 年のように赤字が出る展開もありうる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内事業(日本向け)

日本国内向けの押ボタンスイッチ・安全機器・リレー・PLC などの売上。国内の押ボタンスイッチは高いシェアを持つ。

数量国内の出荷数量(万個、推定)価格1 個あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 480 0.50 240 24
10 年後 中立 470 0.67 315 33

取り方:売上 729 億円のうち日本向けを海外比率 67.1% の残り約 240 億円とした。数千円のスイッチ・リレーから数万円の PLC・HMI までの平均単価を約 0.5 万円と推定し、約 480 万個に分けた。数量は実質、物価の分と製品の高度化は単価に入れる。地域別の営業利益は開示がなく、国内の利益率を 10% と推定した。

海外事業(米州・欧州・アジア)

米州・EMEA・アジア向けの売上。中国の自動車・半導体と米国の関税転嫁値上げが伸びを支えた。

数量海外の出荷数量(万個、推定)価格1 個あたり平均単価(万円・名目、1 ドル 150 円)売上営業利益
今 2026/03 891 0.55 490 37
10 年後 中立 1,114 0.74 821 86

取り方:海外売上は全体の 67.1% で約 490 億円。安全機器・PLC・APEM 製品の比率が国内より高いとみて平均単価を約 0.55 万円と推定し、約 891 万個に分けた。数量は実質で、物価と為替の分は単価に入れる。営業利益は全社 61 億円から国内分を引いた残りで、海外の販管費の重さから利益率は約 7.6% と推定した。

リスクと懸念

標準品の価格競争

押ボタンスイッチ・リレー・センサーは、中国・台湾の同業が品質を上げて価格を下げている。標準品が売上の大きな部分を占める IDEC は、値引きを強いられると利益率が戻りにくい。中計の 13% の前提である価格調整も通りにくくなる。

設備投資の景気と流通在庫

主な販売先は工作機械・半導体装置・自動車のメーカーで、設備投資に連動して受注が振れる。代理店経由の販売が多く、流通在庫の積み増しと取り崩しで四半期の業績が揺れる。2023/03 期の 16.8% から 2025/03 期の 5.4% までの落差が実例だ。

米国の関税と為替

2026/03 期は米国の追加関税を販売価格に転嫁できたが、これは一度きりの効果だ。今期の計画は関税の影響を半年分しか織り込んでいない。ドル・ユーロの円安が戻ると、売上と利益の両方を押し下げる。

構造改革の実行と費用

国内製造拠点の集約、台湾工場の電子化、米国・メキシコの新拠点、欧州の再編と、同時に大きな変更が進む。早期退職の特別損失は約 14 億円出た。集約が遅れると、固定費が下がらないまま費用だけが残る。

M&A の失敗

米国の売上を 5 年で 5 割増やすために M&A を検討しているが、IDEC は大型の買収経験が乏しい。成長投資の枠 100 億円で買収を急ぐと、割高な値段で買う恐れがある。時価総額の 1 割近い金額で、失敗の傷は小さくない。

配当と自社株買いの余力の小ささ

配当性向が 99% で、利益が減れば配当を守るのが苦しくなる。自社株買いは直近 3 期ほぼ無く、資本効率の改善を株主に還元で示す余力に乏しい。ROE が 10% に届かないままだと、投資家の目も厳しくなる。

今後の分かれ目

営業利益率が 2 年続けて 11% を超えたら
中計の 13% が見えてくる。楽観・やや楽観の確率を上げ、中立の利益率を 12% 台に引き上げて考える。
営業利益率が 8% を割り込む期が出たら
構造改革の成果が出ていない。やや悲観の確率を厚くし、配当を守れるかを点検する。
米国で売上 100 億円規模の M&A を発表したら
買収価格と利益率を点検する。割高なら筋書きをやや悲観に寄せ、小ぶりで利益率が高ければ米国の数量を上げる。
中国・台湾の同業が欧米の大手流通網に標準スイッチを入れ始めたら
価格決定力の侵食が始まったとみて、価格の上がり方を物価より低く置き、悲観の確率を上げる。
自社株買いを数十億円規模で始めるか、配当性向の目標を引き下げたら
資本効率を変える意思の表れで、ROE の改善が見込める。ただ利益が増えない限り、価値の増加は小さい。
他社による買収提案(TOB)が出たら
価格が中立の価値を上回るかが分かれ目になる。時価総額が小さく、買われる側の可能性はある。

見ておくもの

  • 営業利益率(四半期ごと。9.5% の計画を上回れるか)
  • 粗利率の推移(46% 台に乗るか)
  • 安全・防爆の売上の伸び(協調安全の効果)
  • 米国の受注残と関税の転嫁の続き
  • 配当性向と自社株買いの実施の有無

倍率と資本コストの決め方

倍率は式だけで置いた。k=基本 7.5%+quality 0.5%=8.0%、g は 4.0%(k−g≧3.5% を守る)、中立の ROE 8.9% から RONIC=k+1/2×(ROE−k)=8.5%、正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=13.2 倍。ROE が k を少し上回る程度なので、下限の 1÷k=12.5 倍に置いた。今の PER や過去の PBR は使っていない。今の株価が 2 倍でも半分でも筋書きは変わらない。悲観は稼ぐ力(純利益÷k)を上限に、倍率をやや悲観の約95%に置いた。過去の倍率や自己資本の厚さは根拠にしていない。新リース会計基準(2028/03 期から BS に載る)で営業利益は少し増え、純負債が増えるが、10 年後の数字は今と同じ家賃を費用に入れた形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.4→15.54 倍・やや楽観 PER 13.2→14.53 倍・中立 PER 12.5→13.17 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. IDEC 中期経営計画(要約)
  2. IDEC 2026年3月期決算説明会(logmi Finance)
  3. IDEC 配当金・自社株買い推移

分析日 2026-10-19