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アルバック 6728

真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5,107 円2,512 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)7,387 円3,632 億円差 −30.9%
10 年後から見ると 割高 価値 5,107 円2,512 億円 · 差 −30.9% · 期待の年率 +2.7%
期待の年率リターン(10 年)+2.7%資本コスト比 −4.8 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

アルバックは、真空の中で薄い膜をつくる装置を柱に、半導体・パネル・電子部品の工場へ納める会社だ。筆者の結論は「割高」。一番の理由は、稼ぐ力に対して値段が先を走っていることにある。

26年6月期は売上が伸びたのに、営業利益は2割以上減った。利益率は7%台まで落ち、期中に計画も引き下げた。受注は4割超増えており、仕事が足りないわけではない。問題は、受注が利益に変わる効率の悪さだ。

伸びの中心は半導体向けだ。ロジック、メモリ、先端パッケージの装置が売れ、来期は2割ほど増える見込みである。反対に、中国の大型パネル投資で膨らんだ分は反動で減る。会社は31年6月期に利益率22%を掲げたが、足元は計画の総点検に入った。筆者は、利益率が10%前後にとどまる姿を中心に置く。

財務は堅い。純現金が厚く、自己資本比率は6割近い。つぶれる心配は小さい。ただ、資本の稼ぎ(ROE)は7%前後で、株主が求める8%強に届かない。この水準では、事業が大きくなっても価値は増えにくい。

今の時価総額は、利益が順調に戻る前提に近い。10年後の楽観の筋書きでも、今の1.8倍ほどにとどまる。中立は今の8割台で、総合の本質価値は今の時価総額の半分ほどだ。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、アルバックは「事業は理解できるが、オーナーの手元に残る利益が少ない」会社だ。装置は工場に納めるたびに開発と据え付けの費用がかかる。パネル向けは数年に1度の大型案件頼みで、利益の読みにくさもある。

堀は一定の幅がある。真空技術の蓄積と、ポンプやターゲット材のような消耗品の売上は、景気が悪い時の支えになる。だが堀の広さは、利益率に表れていない。10%前後の営業利益率は、堀の深さに見合っていない。

資本の使い方には疑問が残る。自己資本の4分の1ほどが純現金で、ROEは資本コストを下回る。バリュー投資家が重くみるのは、稼いだお金を事業に回して株主の価値が増えるかどうかだ。この会社は、そこがまだ証明されていない。

安全域の点では、財務は厚い。純現金があるため、景気の谷でも自己資本の半分近くは守られるだろう。しかし、利益の回復を織り込んだ今の値段には、安全域は見当たらない。筆者は、利益率が12%を超えて定着する姿がはっきり見えるまで、今の値段を払う理由は薄いと考える。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、真空装置を工場に売ることだ。真空とは、空気をほぼ抜いた空間のこと。そこで金属や酸化物の薄い膜を板の上につくる。スパッタ(金属を叩いて飛ばす成膜)や蒸着、エッチング(削る加工)が代表的な工程だ。

会社の区分では、装置を売る真空機器事業が全体の8割弱を占める。26年6月期の売上は2,100億円ほどだった。残りは真空応用事業で、真空ポンプや真空計といった部品、半導体の成膜に使うスパッタターゲット(膜の原料)、真空炉などが入る。装置は納めて終わりではない。部品と材料は、納めた装置が動く限り売れ続ける。

装置の中身は3つに分けると分かりやすい。1つ目は半導体・電子部品向けで、26年6月期は880億円ほど。ロジック、メモリ、先端パッケージのほか、パワー半導体向けもある。2つ目はディスプレイやエネルギー(電池・太陽電池など)、一般産業向けで、ここは大型の投資が来るかどうかで売上が大きく動く。3つ目が部品・材料の安定収益だ。

地域では中国が最大の市場で、日本、韓国、台湾が続く。中国では、パネル工場とパワー半導体の工場が主な顧客になる。日本・中国のパワーデバイス投資が一息ついたことが、26年6月期の下振れの引き金になった。

会社は25年5月に旧い中期計画をやめ、31年6月期までのバリューアッププランに切り替えた。半導体・電子関連の売上を6割以上に引き上げる方針だ。パネルへの依存を下げ、景気の波を小さくするのが狙いである。

優良さと弱いところ

筆者は、アルバックを「優れた技術を持つが、儲けを残す力が弱い会社」と見る。真空技術は半世紀以上の蓄積があり、ディスプレイ用の成膜では高いシェアを持つ。真空の中で膜をつくる工程は、1つ1つの調整に経験が要る。ここは容易にまねできない。

ただ、その技術が利益に結びついていない。過去12年の営業利益率は、最良でも14%、直近は7%台だ。自己資本は10年前の3倍に積み上がったのに、利益は倍にもなっていない。結果としてROEは7〜9%台にとどまる。堀(他社が入りにくい強み)はあるが、価格を決める力は強くない。

半導体向けでは、アプライドマテリアルズのような大手が成膜装置の主役で、アルバックは得意分野を絞って戦っている。中国の装置メーカーも育っており、成熟した工程では値下げ圧力が強まる。パネル向けは顧客の投資が数年おきにまとまって来る。見通しが立ちにくい。

強みもある。真空ポンプやターゲット材などの部品・材料は、装置の稼働とともに売れる。この部分があるから、赤字を出した11〜13年のような崩れ方は起こりにくい。純現金が厚く、自己資本比率も高い。

経営の課題は、利益率の低さの原因を断ち切れていないことだ。受注は増えるのに利益が付いてこない。26年6月期の計画の引き下げは、見積もりの甘さか、受注時の採算の甘さを示している。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

半導体の製造装置は、世界で2025年に1,170億ドルほどの市場だった。AI向けの投資で、今後数年は急拡大が見込まれる。10年後の中立では2,600億ドル前後だ。アルバックは、この波の中心にいるわけではない。成熟した工程、パワー半導体、先端パッケージ、電子部品といった周辺の領域で戦っている。

先端ロジックやメモリの最前線は、東京エレクトロンやアプライドマテリアルズなどの大手が握る。アルバックが狙うのは、その横にある市場だ。先端パッケージ(チップを重ねてつなぐ工程)は伸びるが、パワー半導体は中国の増設が一巡して調整が続いている。

ディスプレイ向けは別の景気で動く。有機ELの大型ラインの投資は、中国のパネル各社の判断で数年おきにまとめて来る。26年6月期は上期にこの分が大きく上振れし、27年6月期は反動で減る見込みだ。パネルの装置市場は実質で横ばいか縮小と見るのが自然だろう。

競合は分野で変わる。スパッタではアプライドマテリアルズが大きく、磁性膜ではキヤノンアネルバが強い。国内には芝浦メカトロニクスなどもいる。中国では北方華創など現地の装置メーカーが伸び、中国向けの商談は価格で厳しくなる。

こうした市場の中で、アルバックの数量は半導体向けで年3〜4%、パネル向けは横ばいから小幅の縮小、部品・材料は年3%の実質成長が中立の姿だ。値段は物価並みに上がる。景気の谷では、半導体が3〜4割縮んだ過去の局面が目安になる。

資本政策と M&A

還元は業績連動で、配当性向35%以上が目安だ。26年6月期は配当と自社株買いで86億円を還元した。業績の下振れを受けて期末配当を引き下げたが、還元の水準は純利益の5割ほどになる。

25年5月のバリューアッププランでは、6年間の資金の使い道を、成長・戦略投資に約7割、株主還元に約3割と配分した。ところが、足元の利益率は目標とかけ離れ、27年6月期は計画の総点検に入ると明らかにしている。筆者は、7割を投じる成長投資の収益性が、この会社の価値を決めると見る。

厚い純現金は、現状は活かされていない。自己資本は2,400億円あり、その4分の1ほどが純現金で、使い道は定まっていない。ROEが資本コストを下回る会社が現金を抱えると、株主の取り分は薄まる。自社株買いを増やすか、買収に使うかを決める時期にきている。

M&Aは、この数年は大型の動きがない。TOBや買収提案の報道も確認できなかった。大株主は国内外の機関投資家が分散して持ち、特定の親会社はいない。筋書きでは、買収を行う側としての失敗と、買われる側になる可能性のどちらも、小さな確率で置いた。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

半導体向けの装置は、いま最も勢いがある。ロジック、メモリ、先端パッケージの各分野で受注が増え、26年6月期の受注は4割超伸びて残高も厚い。来期の半導体・電子部品向けは売上が2割増える見込みで、利益は後から付いてくる。26年6月期に利益が落ちたのは、パワー半導体の投資が日本と中国で一時的に引いたからで、この調整は終わりに近い。

パネル向けも、有機ELの大型ラインの採用が広がる。中国のパネル各社が投資を続ければ、大型ガラスへの成膜で高いシェアを持つアルバックが受け皿になる。反動減が出ても、受注残が下支えする。

ポンプやターゲット材などの部品・材料は、装置の稼働台数が増えるほど売上が増える。収益が安定する部分が厚くなり、利益率を押し上げる。これは会社が掲げる22%への道筋でもある。経営が総点検に入ったのは、採算の悪い案件を整理し、利益率の改善を急ぐ動きだともいえる。

財務の余力も大きい。純現金を成長投資や自社株買いに使えば、ROEは資本コストを上回る方向へ動く。業績が戻れば、厚い現金と低い倍率の組み合わせは、株価が見直される条件がそろっている。利益率が12%を超えるなら、今の時価総額も説明がつく。

慎重な見方

まず、利益率が上がる根拠が弱い。26年6月期の営業利益は、売上が増えたのに2割以上減った。期中に計画を引き下げたのは、これが初めてではない。会社が掲げる22%の目標は、過去最良の14%を大きく超える。しかも直近の数字は7%台で、目標は遠い。

半導体向けでは、アプライドマテリアルズが成膜装置の中心にいて、アルバックは得意分野を絞って戦っている。成熟した工程では、中国の北方華創などが価格で攻める。パワー半導体の調整は長引くかもしれない。

パネル向けは、中国の投資が一巡すれば止まる。26年6月期に膨らんだ売上は、反動で減る。部品・材料は安定しているが、全体の2割強にすぎず、装置の波を打ち消すほどではない。

資本の効率にも疑問がある。自己資本は2,400億円あるのに、ROEは7%前後だ。資本コストの9%を下回る会社は、成長しても株主の価値を生みにくい。それなのに、今の株価は利益の20倍超にまで買われている。半導体の景気が崩れれば、この値段は大きく切り下がる。純現金は下値を支えるが、時価総額の2割にも満たない。さらに、会社が掲げる22%の目標は、過去最良の14%を大きく超える。計画を総点検に回したことは、その目標が現実的でなかったことを会社自身が認めた形に見える。

どちらに重みを置いたか

受注の増加と財務の厚さは、強気の言い分に説得力がある。しかし、利益率が10%を超えて定着する証拠は、まだ出ていない。直近の利益の弱さと、ROEが資本コストを下回る事実は、慎重な見方が重い。確率は中立を最も厚くし、悲観側をやや厚めに置いた。利益率が12%を超えて定着する姿が見えれば、楽観側へ寄せる。筆者が強気の見方で最も重く見るのは、26年6月期の受注の伸びだ。受注残の厚さは、売上の底堅さを裏付ける。ただし利益は売上に遅れて付いてくるとは限らない。この会社は、受注があっても利益が減る年を繰り返してきた。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/06 期)

確率で加重した株価時価総額 7,728 円3,800 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,950 円959 億円)。 今の値に割り戻すと 5,107 円2,512 億円、今との差 −30.9%、 期待の年率 +2.7%(資本コスト 7.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 18,797 円9,243 億円 3,339 円1,642 億円 +199.7% +11.6% 1,771 円871 億円
やや楽観 20% 13,158 円6,471 億円 2,690 円1,323 億円 +114.6% +7.9% 3,170 円1,559 億円
中立 32% 8,589 円4,224 億円 2,188 円1,076 億円 +45.9% +3.8% 3,449 円1,696 億円
やや悲観 26% 2,861 円1,407 億円 1,556 円765 億円 −40.2% −5.0% 1,148 円565 億円
悲観 14% 712 円350 億円 285 円140 億円 −86.5% −18.2% 140 円69 億円
加重平均100% 7,728 円3,800 億円1,950 円959 億円 +31.0% +2.7% 9,677 円4,759 億円

今の株価時価総額 7,387 円3,632 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 半導体の周辺領域で存在感が増し、利益率が14%台に定着 利益 527 億円 · PER 17.3 倍 · 株価時価総額 18,797 円9,243 億円

世界の半導体の装置投資が10年で大きく伸び、アルバックの成熟工程・パワー・先端パッケージ向けも広がる。半導体向けの売上は今の2.5倍以上になり、全社の4割強を占める。部品・材料も装置の稼働増で伸び、営業利益率は14%台と過去最良に並ぶ水準で定着する。パネル向けは有機ELの大型ラインで一定の売上を保つ。会社は成長投資の収益性を示し、純現金も自社株買いなどで活かされる。ROEは12%台と資本コストを上回る。会社の掲げる22%には届かないが、半導体の周辺領域での存在感は確かなものになる。中国の装置メーカーとの競争には、先端パッケージのような技術で差が付く分野に絞って勝つ。受注時の採算管理が定着し、装置の利益率が構造的に上がる。部品・材料は稼働台数の増加で売上が積み上がる。純現金は自社株買いなどで還元され、1株あたりの価値も高まっていく。

  • 半導体・電子部品向け装置:数量 11.5(ULVAC が取る半導体・電子部品向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 2,312 億円・営業利益 439 億円。数量 11.50 億ドル相当、営業利益率 19.0%
  • ディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置:数量 8.5(ULVAC が取るディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,708 億円・営業利益 188 億円。数量 8.50 億ドル相当、営業利益率 11.0%
  • 部品・材料(真空応用):数量 6.4(ULVAC が取る部品・材料の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,286 億円・営業利益 206 億円。数量 6.40 億ドル相当、営業利益率 16.0%

倍率:事業の純利益 523 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.7% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)225 億円。全体の PER 17.25 倍、時価総額 9,243 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:10 年続けて数量が伸び、価格競争に負けず、採算改善も進む必要がある。会社の実績から 1 割を切る確率にした。

やや楽観 20% 半導体が過半を占め、利益率が12%台に 利益 397 億円 · PER 15.9 倍 · 株価時価総額 13,158 円6,471 億円

半導体向けが全社の4割を超える中核になり、パネル向けは安定した水準に落ち着く。先端パッケージとメモリの装置の更新需要が続き、部品・材料の売上も着実に増える。営業利益率は12%台と、過去の山より少し低い水準で定着する。中国の装置メーカーとの競争は続くが、先端パッケージのような技術で差が付く分野に集中して採算を保つ。ROEは10%ほどで、資本コストをわずかに上回る。還元は純利益の4〜5割を維持する。パネル向けは大型案件の山谷が残るが、全体に占める比率が下がるため、利益の振れは小さくなる。部品・材料と半導体の安定が、会社全体の利益率を支える。純現金は成長投資に回り、収益性は少しずつ改善する。会社の22%には届かないが、10年前より明らかに強い会社になる。

  • 半導体・電子部品向け装置:数量 9.8(ULVAC が取る半導体・電子部品向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,970 億円・営業利益 325 億円。数量 9.80 億ドル相当、営業利益率 16.5%
  • ディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置:数量 7.8(ULVAC が取るディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,568 億円・営業利益 141 億円。数量 7.80 億ドル相当、営業利益率 9.0%
  • 部品・材料(真空応用):数量 5.8(ULVAC が取る部品・材料の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,166 億円・営業利益 169 億円。数量 5.80 億ドル相当、営業利益率 14.5%

倍率:事業の純利益 393 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)225 億円。全体の PER 15.9 倍、時価総額 6,470 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社が描く方向(半導体が中核・利益率の改善)がほぼ実現する筋書き。実現は十分ありうるが、中立より軽く置いた。

中立 32% 半導体が広がるが、利益率は10%にとどまる10年 利益 288 億円 · PER 14.1 倍 · 株価時価総額 8,589 円4,224 億円

世界の半導体の装置投資は10年で大きく伸びるが、アルバックの数量は市場の伸びを下回る。半導体向けは年3〜4%の実質成長で今の1.4倍の数量になり、全社の4割ほどを占める。パネル向けは小幅の縮小で、数年おきの大型投資に売上が左右される。部品・材料は年3%で堅実に伸びる。中国の装置メーカーとの競争で値下がりを通せず、営業利益率は10%ほどにとどまる。ROEは8%台で資本コストの9%を下回る。会社の掲げる22%は実現せず、安定した中堅の装置メーカーとして続く。純現金は還元と投資に使われ、積み上がりは止まる。自社株買いは増えるが、価値を大きく押し上げるほどではない。景気の山と谷は10年に2回ほど来て、谷の年は赤字に近づく。それでも倒れることはなく、長い目では安定した営業利益を稼ぎ続ける。

  • 半導体・電子部品向け装置:数量 8.3(ULVAC が取る半導体・電子部品向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,668 億円・営業利益 225 億円。数量 8.30 億ドル相当、営業利益率 13.5%
  • ディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置:数量 7.2(ULVAC が取るディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,447 億円・営業利益 101 億円。数量 7.20 億ドル相当、営業利益率 7.0%
  • 部品・材料(真空応用):数量 5.2(ULVAC が取る部品・材料の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,045 億円・営業利益 141 億円。数量 5.20 億ドル相当、営業利益率 13.5%

倍率:事業の純利益 284 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.3% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)225 億円。全体の PER 14.09 倍、時価総額 4,224 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:過去 12 年の営業利益率の平均(10% 強)と直近の実績を中心に置いた最も重い筋書き。

やや悲観 26% 競争と投資の鈍化で、利益率が6%台に低迷 利益 150 億円 · PER 8.3 倍 · 株価時価総額 2,861 円1,407 億円

半導体向けは中国の装置メーカーに成熟工程を奪われ、数量が今の1割ほどしか増えない。パネル向けは中国の自前化で縮み、売上が今の水準を下回る。値下げ圧力が続き、営業利益率は6%台に低迷する。部品・材料は底堅いが、全体の利益を支えきれない。資本の稼ぎは5%を切り、ROEは資本コストを大きく下回る。経営は構造改革を繰り返し、純現金は事業の穴を埋めるために減る。倍率は成熟した低収益の装置メーカー並みに縮む。中国の自前化と価格競争に押され、半導体向けもパネル向けも期待した伸びがない。会社は構造改革を繰り返し、費用が先行して利益が出にくい。景気の谷で2度ほど赤字になり、還元は純利益の5割を保つのが難しくなる。純現金は残るが、成長の原資にはならない。

  • 半導体・電子部品向け装置:数量 6.7(ULVAC が取る半導体・電子部品向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,347 億円・営業利益 121 億円。数量 6.70 億ドル相当、営業利益率 9.0%
  • ディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置:数量 5.8(ULVAC が取るディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 1,166 億円・営業利益 47 億円。数量 5.80 億ドル相当、営業利益率 4.0%
  • 部品・材料(真空応用):数量 4.3(ULVAC が取る部品・材料の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 201(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 864 億円・営業利益 91 億円。数量 4.30 億ドル相当、営業利益率 10.5%

倍率:ROE 4.7% が k 7.5% 以下なので、伸びても価値は増えず(ためた利益は額面未満)、正当化 PER は 1÷k=12.1 倍。利益が薄い局面なので7割へ引き上げず、上限の 7.0 割の 8.3 倍に置いた。

確率:中国の装置メーカーとの競争と採算の弱さが続く筋書き。慎重な見方の重さを反映して中立に近い厚さにした。

悲観 14% 構造的に競争力を失い、薄い利益に沈む10年 利益 0 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 712 円350 億円

中国の装置メーカーに成熟工程を奪われ、半導体向けの数量は今の7割ほどに縮む。パネル向けも中国の自前化で半分近くまで落ち、値段も物価に追いつかない。営業利益率は1桁台前半から赤字を行き来し、部品・材料だけが利益を稼ぐ。会社は買収や新分野で立て直しを図るが、成果が出ず、価値を壊す案件も混じる。ROEはほぼゼロで、もう優良な装置メーカーとは見なされない。株価は純資産を大きく下回る水準で推移する。景気の谷が重なり、顧客の投資が止まる年が続く。還元は大きく絞られ、配当は最低限になり、その分は現金の取り崩しと保有資産の売却で払う。純現金も構造改革や赤字の穴埋めに使われ、10年後には今の半分ほどに減る。それでも借金に頼らず、事業を縮めながら続けていく姿になる。

  • 半導体・電子部品向け装置:数量 4.3(ULVAC が取る半導体・電子部品向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 175(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 752 億円・営業利益 15 億円。数量 4.30 億ドル相当、営業利益率 2.0%
  • ディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置:数量 4.2(ULVAC が取るディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 185(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 777 億円・営業利益 −8 億円。数量 4.20 億ドル相当、営業利益率 -1.0%
  • 部品・材料(真空応用):数量 3.4(ULVAC が取る部品・材料の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア)× 価格 195(1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍))→ 売上 663 億円・営業利益 33 億円。数量 3.40 億ドル相当、営業利益率 5.0%

倍率:構造的に負けた後の利益はほぼゼロで、稼ぐ力(純利益÷k)では測れない。売れる資産の床(減って残る純現金に売れる在庫・設備の一部を足した350億円)を時価総額とし、自己資本2300億円(今の2410億円から、利益がほぼゼロで配当140億円を払った分だけ減る)に対する倍率に直すと0.15倍になる。

確率:10 年で構造的に負ける複合の筋書き。装置メーカーが 10 年で競争力を失う例は繰り返されており、1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

半導体・電子部品向け装置

ロジック・メモリ・先端パッケージ・パワー半導体向けのスパッタ・エッチングなどの成膜・加工装置と、電子部品向けの装置。

数量ULVAC が取る半導体・電子部品向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア価格1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/06 5.9 150 883 100
10 年後 中立 8.3 201 1,668 225

取り方:会社開示の品目別売上 883 億円(26年6月期)を 150 円で割り、5.9 億ドル相当とした。ULVAC の対象は WFE(1,170 億ドル)のうち成熟工程・パワー・先端パッケージ・電子部品向けの成膜とエッチングで、おおむね 100 億ドル(実質)、シェア約 6% と推定した(開示は無く、売上からの逆算)。営業利益は開示が無いので、真空機器の営業利益 152 億円を半導体 100・パネル等 52 に配分した推定。物価 3% は価格に入れ、市場の実質の伸びとシェアの変化は数量に入れた。

ディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置

大型ガラスへの成膜など液晶・有機 EL のパネル装置、電池・太陽電池などエネルギー関連、真空炉などの一般産業向け。

数量ULVAC が取るディスプレイ・エネルギー・一般産業向け装置の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア価格1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/06 8.2 150 1,225 52
10 年後 中立 7.2 201 1,447 101

取り方:真空機器事業の売上 2,108 億円から半導体・電子部品 883 億円を引いた 1,225 億円を、150 円で割って 8.2 億ドル相当とした。対象市場は約 70 億ドル(実質)、シェア約 12% の推定。26年6月期は中国の大型パネル投資で上振れした年で、売上のピークに近い。27年6月期は反動で減る見込みなので、中立は実質で縮む置き方にした。

部品・材料(真空応用)

真空ポンプ・真空計などの部品、スパッタターゲットなどの材料。納めた装置の稼働とともに売れる。

数量ULVAC が取る部品・材料の市場(億ドル・実質)=対象市場×シェア価格1 ドルあたりの売上(円)=150 円×物価の倍率(3 年 1.09・10 年 1.34 倍)売上営業利益
今 2026/06 3.9 150 583 75
10 年後 中立 5.2 201 1,045 141

取り方:真空応用事業の売上 583 億円(26年6月期)を 150 円で割り、3.9 億ドル相当とした。対象市場は約 60 億ドル(実質)、シェア約 6.5% の推定。営業利益は開示が無い推定(利益率 13%)で、全社の営業利益 196 億円から装置 152 億円と本社費ほか −31 億円を引いて合わせた。部品・材料は装置の稼働台数とともに増える。

リスクと懸念

利益率の改善が進まないリスク

26年6月期は売上が7%伸びたのに、営業利益は26%減った。期中に計画を引き下げたのは、受注時の採算の見積もりに甘さがあったことを示す。受注は4割超増えているが、利益に変わる効率が改善しなければ、増えた受注は数字だけの成長に終わる。会社が掲げる利益率22%も、この点が証明されない限り現実味が薄い。

パネル投資の反動と大型案件への依存

ディスプレイやエネルギー向けは、顧客が数年おきにまとめて投資する。26年6月期は上期に大きく上振れしたが、27年6月期はその反動で減る見込みだ。次の大型案件がいつ来るか読めず、売上と利益が年ごとに大きく動く。この波は、会社の利益率の平均を押し下げている。

中国の装置メーカーによる価格競争

売上の最大の地域は中国だ。現地では北方華創などの装置メーカーが育ち、成熟した工程やパワー半導体向けでは、価格で攻められやすい。中国の自前化が進めば、売上の数量と値段の両方が削られる。中国のパネル各社が国産装置に切り替える可能性もある。

パワー半導体の投資の調整が長引く

26年6月期の下振れは、日本と中国のパワーデバイス投資の反動減が引き金だった。電気自動車向けの需要の鈍化や、中国の増設の一巡が続けば、この分野の装置の受注は戻りにくい。半導体向けの成長の一部が先送りされる。

半導体の投資の急な冷え込み

半導体の装置投資は、リーマンショックの時に4割前後縮んだ。2018〜19年の不況でも大きく落ちた。アルバックは先端の最前線ではないが、同じ循環を共有する。過去には2012年6月期に大幅な赤字を出しており、谷では利益が簡単に消える。

資本効率が低いまま現金が積み上がる

ROEは7%前後で資本コストを下回るのに、純現金は600億円を超えて増えている。成長投資の7割という配分が収益に結びつかなければ、株主の価値は薄まる。買収が裏目に出る、あるいは現金が使われないまま眠るという二つの危険がある。

計画の総点検による費用

会社は27年6月期にバリューアッププランの総点検を進める。事業の整理や構造改革に伴う減損や費用が出る可能性がある。計画の見直しで目標が引き下げられれば、市場の期待も下がる。決算発表後にストップ安となった経緯が、その不安の大きさを物語る。

今後の分かれ目

半導体・電子部品向けの受注が受注残とともに伸び、利益率が12%を超えて定着したら
楽観とやや楽観の筋書きに確率を移してよい。受注が利益に変わる効率が改善した証拠になる。
27年6月期の営業利益の計画280億円が期中に下方修正されたら
やや悲観の筋書きに重みを移す。26年6月期に続く下振れは、採算管理の弱さが構造的な問題である可能性を示す。
中国の装置メーカーが成熟工程やパワー半導体向けで大きな受注を得たら
アルバックの数量と価格が削られるとみて、悲観側の確率を上げる。
会社が純現金を使って大型のM&Aや大規模な自社株買いを発表したら
買収は価格と事業の相性を個別に確認する。自社株買いならROEの改善が見込めるため、中立の倍率の根拠を見直す。
中国のパネル各社が有機ELの大型投資を再び出したら
パネル向けの反動減が小さく済む。やや楽観の筋書きの確率を上げる。
半導体の装置投資が複数の大手顧客で同時に先送りされたら
10年の悲観の確率を上げる。

見ておくもの

  • 半導体・電子部品向けの受注高と受注残の推移
  • 営業利益率の四半期ごとの変化と計画の修正
  • バリューアッププランの総点検の結果(新しい目標の数字)
  • 中国のパネル・パワー半導体の投資の動向
  • 純現金の使い道(自社株買い・M&A)

倍率と資本コストの決め方

今の株価(PER24倍)や過去のPBRは見ずに、事業の稼ぎ(ROE)とk7.5%(基本7.5%に循環+0.75%)、長期の成長率から決めた。中立は事業のROEがk以下なので、正当化PERは1÷kの12.1倍の9割台に置いた。ROEが高い楽観の筋書きでも、成熟工程の価格競争と投資の波を見て上限の9割台にとどめた。悲観は稼ぐ力ではなく、減って残る純現金に売れる資産の一部を足した350億円を床にした。結果は10年後の中立でも今の時価総額を下回るが、利益率が過去12年の平均(10%強)にとどまる前提に従った。純現金623億円のうち運転資金と前受金の戻りに備える分を引いた300億円を余った現金とし、還元の実績が薄いので半分の重みで足した。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.5→17.25 倍・やや楽観 PER 12.82→15.9 倍・中立 PER 11.26→14.09 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 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電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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分析日 2026-10-18