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小糸製作所 7276

自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,967 円9,987 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,640 円6,646 億円差 +50.3%
10 年後から見ると 割安 価値 3,967 円9,987 億円 · 差 +50.3% · 期待の年率 +10.7%
期待の年率リターン(10 年)+10.7%資本コスト比 +3.4 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

小糸製作所は、自動車用のヘッドランプとリアランプで、世界シェア約17%の首位を握る。筆者の結論は「ほぼ適正」である。10年の視点でおおむね今の値段に近い。

2026年3月期は、自動車メーカーの認証不正問題、米国の関税、中国での日系シェアの低下が重なり、純利益は165億円まで沈んだ。ただ、欧州と中国の生産体制の立て直しが進み、2027年3月期の純利益は急回復する会社計画だ。

灯火器は、数量が大きく伸びる事業ではない。世界の自動車生産台数はほぼ横ばいで、伸びの主役は、LED化と運転支援への対応による、1台当たりの搭載額の上昇だ。自己資本比率は68%で、借金より現金が多く、財務は健全だ。5年で2,000億円超という総還元の目標は、業界でも踏み込んだ水準にある。

一方で、トヨタが筆頭株主の持ち分をわずかに下げ、中国では現地のEVメーカーへの食い込みが遅れている。資本コスト7.25%で測ると、10年後の中立の時価総額は今の1.2倍、確率を掛けた本質価値は今とほぼ同じになる。安全域は厚くない。だが、崖のような割高でもない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、小糸をどう見るか。

まず、株主の手元に残る利益。灯火器は、大きな追加投資をしなくても、一定の利益を生み続ける事業で、再投資の負担は重くない。自己資本比率は68%で、借金より現金が多く、無理な借り入れのおそれはない。

堀、つまり他社がまねできない強みは、一定の広さがある。世界シェア17%、国内60%、特許の総合力首位が根拠だ。だがほぼ独占とまでは言えない。欧州大手が僅差で追い、中国では現地メーカーの台頭という構造変化が始まっている。稼ぐ力そのものが資本コストを大きく超える会社ではなく、強気の株主還元が、資本配分の評価を助けている。

値段はどうか。資本コスト7.25%で測ると、10年後の中立は今の1.2倍、確率を掛けた本質価値は今の値段に近い。払う値段に見合う範囲だと筆者は見る。ただ、安全域は厚くない。

何で稼ぐ会社か

小糸の事業の大半は、自動車用の灯火器(ヘッドランプ、リアコンビネーションランプなど)で、実質的に単一の事業だ。顧客は国内外の自動車メーカーである。2026年3月期の地域別売上は、日本39.8%、米州33.6%、アジア16.7%、中国6.2%で、北米への依存とアジア展開の両方を抱える。

1960年代の北米進出のあと、タイ、中国、欧州、インドへ生産網を広げた。最大の顧客のトヨタ自動車とは、資本でも結びつく。トヨタは2025年9月末に20.89%を持つ筆頭株主だった。同年10月に一部を売り、17.92%まで下げたが、持分法適用の関係は続いている。

近年は、自動運転と運転支援の新しい柱づくりにも動く。2025年1月に、2018年から協業してきた米国のCepton(LiDAR、レーザーで周囲を測るセンサー)を子会社にし、ランプと一体のセンサーを開発している。一方で、英国子会社のKoito Europeは2025年11月に現地企業へ譲った。海外拠点は、広げるだけでなく選別も進めている。灯火器以外の事業はまだ小さいが、LED化とセンサー搭載が進むほど、1台当たりの搭載額を押し上げる余地になる。

優良さと弱いところ

小糸の強みの中心は、世界シェア17%、国内60%という規模と、灯火器関連の特許の総合力で業界1位という技術の蓄積だ。国内では、事実上スタンレー電気(ホンダ系、国内シェア3割弱)との2強が続き、価格競争は電子部品の汎用品ほど荒くない。

ただ、世界で見ると、ヴァレオとフォルヴィアという欧州大手が僅差で追う。中国では、現地のサプライヤーが現地EVメーカー向けで台頭している。

筆者が気にするのは、灯火器は数量の伸びが乏しく、利益率が自動車生産の増減にそのまま振られる点だ。2026年3月期は、営業利益率が5.4%、ROEが2.7%まで落ちた。認証不正、関税、中国の不振という外部要因が重なった年だが、過去10年でもROEは7〜20%の間で上下している。生産体制の立て直しで収益性は改善に向かうが、資本の効率が高い水準で安定しているとは言いにくい。

株主還元の踏み込みは評価できる。ただそれは、稼ぐ力そのものを強めるものではない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

自動車用LEDヘッドランプの市場は、2025年に110億〜150億ドル規模で、年7%前後の拡大が見込まれる。伸びの中身は、台数ではなく、LED化と意匠の高度化による単価の上昇だ。世界の自動車生産は成熟しており、EV化が進んでも、車の絶対数は大きく増えない。

景気の波で見ると、2026年3月期は、認証不正、米国関税、中国での日系シェアの低下が同時に来た谷の年だった。2027年3月期以降は、構造改革の効果と需要の正常化で、回復に向かう局面にある。

構造の変化では、中国で現地EVメーカーが急速に伸び、日系メーカーの現地生産と販売が細っていることが最大のテーマだ。小糸は、現地メーカー向けの比率を上げて対応するが、関係の深さでは現地サプライヤーに一歩劣る。

競合は、ヴァレオとフォルヴィア(欧州)、国内のスタンレー電気、そして中国勢だ。特許の総合力では小糸が首位だが、値段を決める力は、電子部品の寡占企業ほど強くない。運転支援と自動運転の普及は、センサー一体型ランプという新しい需要を生む。小糸はCeptonの取り込みで、そこに賭けている。

資本政策と M&A

株主への還元は、踏み込みが大きい。2024〜2028年度の5年間で、総還元2,000億円超を掲げ、配当を含む総還元の割合を、およそ30%から40%以上へ引き上げた。自社株買いも、2023年末、2024年3月、2025年5月と続けて実施した。2025年5月分は、発行済み株式の13%、上限500億円という大型だった。

M&Aは、大型の買収より技術の取り込みに重心がある。代表例は、2025年1月のCepton(LiDAR)の子会社化だ。一方、英国子会社Koito Europeの譲渡(2025年11月)のように、収益性の低い海外拠点は整理している。

筆頭株主のトヨタは、2025年10月に持ち株比率を20.89%から17.92%へ下げた。資本関係の解消ではなく、持分法適用は続く。ただ、長年の安定株主が持ち分を細める動きとして、注視したい。

還元の点検(P3 2026-10-19):2024〜28年度で総還元2,000億円超(利益の約85%/年)が方針。中立は約73%でその範囲。直さず。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

世界シェア17%、国内60%という規模と、灯火器関連の特許の総合力首位という技術の蓄積は、本物だ。運転支援と自動運転の普及は、センサー一体型ランプという新しい需要を生む。2025年1月に子会社にした米国のCeptonは、この波を取り込む布石になる。

2026年3月期の不振は、認証不正、米国関税、中国の不振という外部要因が重なった、一時的な谷だ。2027年3月期の純利益は、会社計画で急回復する。中国と欧州で進めた生産体制の立て直しは、収益性の改善として定着しつつある。英国子会社の譲渡のように、非効率な拠点を整理する規律も評価できる。

何より、株主還元の踏み込みが大きい。2024〜2028年度の5年間で総還元2,000億円超、総還元の割合を40%以上へ引き上げ、発行済み株式の13%規模の自社株買いも続けて実施した。資本を余らせず、株主に戻す姿勢が明確だ。最大の顧客のトヨタとも、持ち株比率は下がったが、持分法適用は続き、関係の深さは失われていない。

慎重な見方

灯火器は、事業の性質上、数量の伸びが乏しい。世界の自動車生産はほぼ横ばいで、伸びは単価の上昇だけに頼る。ROEは2026年3月期に2.7%まで落ち、過去10年も7〜20%の間で上下してきた。資本の効率が構造的に高い会社ではない。

中国では、現地のEVメーカーが急速に伸び、日系メーカー向けの現地生産と販売そのものが細っている。小糸が現地メーカー向けの比率を上げるのは、後追いの対応に見え、現地サプライヤーとの関係の深さには一歩及ばない。世界シェアでも、ヴァレオとフォルヴィアが僅差で追い、ほぼ独占というにはほど遠い。米国の関税や認証不正のように、小糸が制御できない外部要因で、業績が大きく振れることも実際に起きた。

株主還元の踏み込みは評価できるが、稼ぐ力そのものを強めるものではない。総還元2,000億円超という目標は、新規投資より株数を減らすことで、資本効率を演出している面もある。トヨタの持ち株比率の低下は、長年の安定株主との距離が、じわりと広がっている兆しとも読める。

どちらに重みを置いたか

規模と技術の蓄積、踏み込んだ株主還元を評価する強気の見方には、説得力がある。だが、灯火器の数量の伸びの乏しさ、中国での構造的な劣勢、資本効率の波を考えると、慎重な見方の指摘も軽くない。

確率は中立にいちばん厚く置き、直近の逆風(認証不正、関税、中国の不振)を踏まえて、やや悲観にも相応の重みを残した。10年後の中立は今の時価総額の1.2倍で、確率を掛けた本質価値は、ほぼ今の値段に近い。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,632 円1.42 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,660 円4,180 億円)。 今の値に割り戻すと 3,967 円9,987 億円、今との差 +50.3%、 期待の年率 +10.7%(資本コスト 7.2%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 11,536 円2.90 兆円 2,582 円6,500 億円 +434.8% +18.3% 1,412 円3,554 億円
やや楽観 25% 8,197 円2.06 兆円 2,066 円5,200 億円 +288.7% +14.5% 2,566 円6,459 億円
中立 35% 5,599 円1.41 兆円 1,668 円4,200 億円 +175.3% +10.7% 2,544 円6,403 億円
やや悲観 22% 1,607 円4,045 億円 1,112 円2,800 億円 +3.0% +0.3% 598 円1,506 億円
悲観 8% 1,453 円3,657 億円 715 円1,800 億円 −17.9% −2.0% 173 円437 億円
加重平均100% 5,632 円1.42 兆円1,660 円4,180 億円 +176.2% +10.7% 7,293 円1.84 兆円

今の株価時価総額 2,640 円6,646 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 10% ADAS・自動運転センサーが第二の柱になる 利益 1,375 億円 · PER 20.4 倍 · 株価時価総額 11,536 円2.90 兆円

10年間で世界の自動車生産は緩やかな伸びにとどまるが、LED化・意匠の高度化で1台当たりの搭載額は上がり続ける。中国でも現地EVメーカーへの食い込みが進み、現地サプライヤーとの差が縮まる。CeptonのLiDARとランプの一体化が普及し、ADAS・自動運転センサーが灯火器に次ぐ収益の柱として定着する。欧州・中国で進めた生産体制再構築の効果も定着し、灯火器世界シェア1位・特許総合力首位の地位を保ったまま、名目のROEが16%前後で安定する理想的な10年になる。トヨタとの資本関係も底堅く、総還元の枠組みは次の中期計画でも維持され、株主還元と成長投資の両立が実現する10年になる。

  • 自動車用灯火器(ヘッドランプ等):数量 9,800(世界の自動車生産台数(万台))× 価格 16(1台当たりの小糸の平均搭載額(千円、名目))→ 売上 15,190 億円・営業利益 1,671 億円。単価上昇が10年続く
  • 新規事業(LiDAR・先進電子部品):数量 750(LiDAR・先進電子部品の搭載台数(万台、推定))× 価格 26(1台当たり単価(千円、名目))→ 売上 1,950 億円・営業利益 273 億円。第二の柱に育つ

倍率:事業の純利益 1,355 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.9% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)1,445 億円。全体の PER 20.37 倍、時価総額 29,042 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:Ceptonを核にした新規事業が10年かけて灯火器に次ぐ柱として育つ必要があり、連続的な上振れの確度は高くない。

やや楽観 25% 構造需要と還元強化が主軸として定着 利益 1,034 億円 · PER 18.9 倍 · 株価時価総額 8,197 円2.06 兆円

世界の自動車生産は緩やかな伸びにとどまるが、LED化・ADAS対応による単価上昇は10年を通じて続く。中国では現地メーカー向け比率の引き上げが徐々に進み、現地サプライヤーとの競争は続くものの、劣勢は固定化しない。新規事業(LiDAR・電子部品)は着実に収益源として育つが、絶対的な柱になるまでには至らない。株主還元は公表済みの枠組みが続き、名目のROEが13%前後で安定する10年になる。ヴァレオ・フォルヴィアとの競争は激しさを保つが、世界シェア1位の座自体は守り切る10年になる。自社株買いは毎年一定のペースで続き、株数の減少が利益成長の鈍さを補う形で株主還元を支える。

  • 自動車用灯火器(ヘッドランプ等):数量 9,600(世界の自動車生産台数(万台))× 価格 14(1台当たりの小糸の平均搭載額(千円、名目))→ 売上 13,632 億円・営業利益 1,295 億円。単価上昇が定着
  • 新規事業(LiDAR・先進電子部品):数量 620(LiDAR・先進電子部品の搭載台数(万台、推定))× 価格 24(1台当たり単価(千円、名目))→ 売上 1,488 億円・営業利益 164 億円。収益源として育つ

倍率:事業の純利益 1,014 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.0% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.1%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)1,445 億円。全体の PER 18.93 倍、時価総額 20,636 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:単価上昇と中国での地位改善が主要な成長ドライバーとして定着するという、業界見通しの上位レンジに近い想定。

中立 35% 中立:灯火器首位のまま、成熟した優良企業に収まる 利益 757 億円 · PER 17.2 倍 · 株価時価総額 5,599 円1.41 兆円

10年後も灯火器事業は小糸の中核であり続けるが、特別な超過成長は起きず「普通に強い優良企業」としての評価に収まる。世界の自動車生産台数はほぼ横ばいで、単価上昇のペースも物価には届かない。中国では現地メーカー向け比率の引き上げが進むが、現地サプライヤーとの競争は続き、世界シェアは17%前後で大きくは変わらない。新規事業(LiDAR・電子部品)は収益に寄与するが、全社を動かすほどの規模には育たない。株主還元は継続し、名目のROEが9%台で推移する10年になる。トヨタとの資本関係は緩やかに薄れるが、顧客としての結びつきは続く。

  • 自動車用灯火器(ヘッドランプ等):数量 9,400(世界の自動車生産台数(万台))× 価格 13(1台当たりの小糸の平均搭載額(千円、名目))→ 売上 12,220 億円・営業利益 978 億円。市場の成熟に沿った成長
  • 新規事業(LiDAR・先進電子部品):数量 500(LiDAR・先進電子部品の搭載台数(万台、推定))× 価格 22(1台当たり単価(千円、名目))→ 売上 1,100 億円・営業利益 88 億円。収益に寄与するが規模は小さい

倍率:事業の純利益 737 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.5% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.2 倍 + 余った現金(戻り方込み)1,445 億円。全体の PER 17.17 倍、時価総額 14,095 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:業界見通しの中心値と、資本コストと長期の成長率から出した倍率を組み合わせた中心シナリオ。

やや悲観 22% 中国の劣勢が固定化し、単価上昇も鈍る 利益 363 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 1,607 円4,045 億円

中国で現地メーカー向け比率の引き上げが進まず、現地サプライヤーへの劣勢が固定化する。日系メーカーの現地生産・販売の縮小が長期化し、アジア・中国全体の売上比率がじわり下がる。単価上昇もLED化一巡後は鈍り、欧州・米州の競争も厳しさを増す。新規事業(LiDAR・電子部品)の収益化もさらに遅れる。それでも事業自体が崩れるわけではなく、実質ネットキャッシュの財務基盤を背景に配当は維持しつつ、成長期待が後退した10年になる。灯火器世界シェアはヴァレオ・フォルヴィアとの差を縮められないまま10年を終える。株主還元は厚いが、利益の伸びが鈍いため配当・自社株買いの原資そのものも増えにくくなる。

  • 自動車用灯火器(ヘッドランプ等):数量 8,900(世界の自動車生産台数(万台))× 価格 12(1台当たりの小糸の平均搭載額(千円、名目))→ 売上 10,235 億円・営業利益 512 億円。中国の劣勢が固定化
  • 新規事業(LiDAR・先進電子部品):数量 350(LiDAR・先進電子部品の搭載台数(万台、推定))× 価格 18(1台当たり単価(千円、名目))→ 売上 630 億円・営業利益 0 億円。収益化がさらに遅れる

倍率:ROE 5.6%・資本コスト 7.25% から正当化 PER 12.1 倍(ROE が k 以下なので 1÷k)を計算し、その 70% をやや悲観の倍率に置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 8.45 倍・時価総額 4,023 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:中国での現地サプライヤーへの劣勢が10年かけて固定化し、単価上昇のペースも鈍る想定。業界見通しのうち弱めのレンジに相当する。

悲観 8% 灯火器首位の座と価格決定力を構造的に失う 利益 −70 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 1,453 円3,657 億円

世界的な需要後退と構造的な競争力の低下が重なり、小糸は中国・新興メーカーに灯火器のシェアを恒常的に奪われ、ヴァレオ・フォルヴィアにも世界シェアで追い抜かれる。トヨタとの関係は維持されるものの、他の顧客基盤の広がりは限られたままになる。新規事業(LiDAR・電子部品)も量産化に至らず投資回収が難しくなる。自己資本比率は高く実質ネットキャッシュの財務基盤があるため財務的に行き詰まる心配は小さいが、灯火器首位という評価が市場から外れる10年になる。利益が細る間も配当は積み上げた純現金から続ける(資産の売却は要らない)。

  • 自動車用灯火器(ヘッドランプ等):数量 7,500(世界の自動車生産台数(万台))× 価格 9.00(1台当たりの小糸の平均搭載額(千円、名目))→ 売上 6,750 億円・営業利益 −68 億円。シェアを恒常的に喪失
  • 新規事業(LiDAR・先進電子部品):数量 150(LiDAR・先進電子部品の搭載台数(万台、推定))× 価格 12(1台当たり単価(千円、名目))→ 売上 180 億円・営業利益 −36 億円。量産化に至らず撤退含み

倍率:悲観は赤字で稼ぐ力では測れないので、床は純現金+売れる資産の税後 3,658 億円(内訳は floor_assets_why。抜けていた定期預金などは半分だけ数えた)。今の自己資本に対する比として置いた。

確率:中国・新興メーカーに灯火器のシェアを恒常的に奪われ、欧州大手にも追い抜かれる複合シナリオ。技術者流出・顧客基盤の喪失は一度始まると10年で後退しやすいため低頻度だが無視できない確率を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

自動車用灯火器(ヘッドランプ等)

乗用車・商用車向けヘッドランプ、リアコンビネーションランプなどの灯火器事業。国内・米州・アジア・中国に生産拠点を持ち、世界の自動車メーカーに供給する中核事業。

数量世界の自動車生産台数(万台)価格1台当たりの小糸の平均搭載額(千円、名目)売上営業利益
今 2026/03 9,100 10 9,200 524
10 年後 中立 9,400 13 12,220 978

取り方:世界の自動車生産台数(2025年時点で約9,100万台)を数量とし、灯火器事業の推定売上9,200億円(全社売上9,476億円から新規事業分を除いた残差)から1台当たりの平均搭載額を約1万円強と逆算した。この単価は小糸が実際に搭載できた台数と1台当たり搭載額を合わせた実質的な浸透度を表す加重平均。地域別売上は2026年3月期で日本39.8%・米州33.6%・アジア16.7%・中国6.2%。営業利益率は全社営業利益514億円から新規事業の損失を除いて比例配分した。

新規事業(LiDAR・先進電子部品)

2025年1月に子会社化した米CeptonのLiDARや、ランプと一体化した電子制御部品を担う新しい収益の芽。現時点では売上規模は小さい。

数量LiDAR・先進電子部品の搭載台数(万台、推定)価格1台当たり単価(千円、名目)売上営業利益
今 2026/03 184 15 276 −8
10 年後 中立 500 22 1,100 88

取り方:Cepton子会社化と灯火器一体型の電子制御部品の売上を合算した推定区分。開示が独立していないため、全社売上9,476億円から灯火器事業の推定売上を引いた残差(約276億円)を置いた。投資先行で現時点は小幅の赤字とみる。数量は実物(搭載台数)。伸びの理由は LiDAR と電子制御部品の採用車種の増加で、名目の市場の伸びではない。価格は物価+製品の構成の変化。

リスクと懸念

中国での現地メーカーの台頭

中国では現地EVメーカーが急速に台頭し、日系メーカーの現地生産・販売が細っている。小糸は現地メーカー向け比率の引き上げで対応しているが、現地サプライヤーとの関係の深さには一歩及ばず、中国事業の売上比率(6.2%)は小さいままにとどまるリスクがある。

欧州大手・中国勢との競争

世界シェアでは小糸が首位だが、ヴァレオ・フォルヴィアが僅差で追い、特許総合力は小糸が首位でもほぼ独占とは言えない。中国勢の技術力向上が中位・一部高機能グレードにまで及べば、価格決定力がさらに弱まる可能性がある。

自動車生産の外部要因による振れ

自動車メーカーの認証不正問題や米国の関税政策のように、小糸が制御できない外部要因で世界の自動車生産が急に減速し、業績が大きく振れることが2026年3月期に実際に起きた。同様の事象が繰り返されるリスクがある。

トヨタとの資本関係の変化

筆頭株主トヨタ自動車の持ち株比率は2025年10月に20.89%から17.92%へ低下した。持分法適用の関係は維持されたが、長年の安定株主との距離がじわり広がる兆しとも読める。最大顧客でもあるトヨタとの結びつきが弱まれば、新規受注や価格交渉力に影響が及ぶ可能性がある。

新規事業(LiDAR等)の投資回収

2025年1月に子会社化した米Ceptonを中心とするLiDAR・先進電子部品は現時点で小幅の赤字で、量産化・収益化には時間がかかる可能性がある。投資が先行する期間は全社の利益率を押し下げ、競合も同様の技術に投資しているため先行者優位が続く保証はない。

数量そのものが伸びにくい事業構造

灯火器事業は世界の自動車生産台数に数量が規定され、人口と同様に大きくは伸びない。成長の大半は単価上昇に依存するため、LED化・意匠の高度化が一巡した後の伸びしろは限られ、競争が激しくなれば単価上昇そのものも鈍る可能性がある。

為替・地域生産体制の固定費

米州・アジア・中国に分散した生産拠点を持つため、為替変動や需要の地域差が利益率に影響する。英国子会社の譲渡のように、非効率な拠点の整理には一時的なコストが伴い、各地域の工場という固定費の重さが需要が落ちた時の利益率の下押しになる。

今後の分かれ目

中国で現地EVメーカー向け売上比率が会社想定を上回って拡大したら
10年の楽観・やや楽観側の確率を上げ、中国事業の売上前提を上方修正する。
米国関税政策や自動車メーカーの認証不正問題の影響が会社想定より長引いたら
3年のやや悲観・悲観側の確率を上げ、回復のペースを下方修正する。
Ceptonを中心とする新規事業(LiDAR等)が量産段階に入り収益化したら
楽観・やや楽観側の確率を上げ、新規事業の利益率前提を上方修正する。
ヴァレオ・フォルヴィアや中国勢が世界シェアで小糸を上回ったら
やや悲観・悲観側の確率を上げ、価格決定力の前提を下方修正する。
トヨタの持ち株比率がさらに下がり持分法適用の関係も解消されたら
資本関係の前提を見直し、顧客基盤の安定性について確率を下げる。
総還元2,000億円超(5年)の目標を上回る株主還元が続いたら
還元の前提を上方修正し、各シナリオの払出額を見直す。

見ておくもの

  • 2027年3月期の純利益(会社計画415億円)の達成度と構造改革の定着度
  • 中国での現地EVメーカー向け売上比率の変化(直近約2割を目指す動き)
  • トヨタ自動車の持ち株比率(2025年10月時点17.92%)のさらなる変化
  • Cepton(LiDAR)を中心とする新規事業の量産化・収益化の進捗
  • 世界シェア(2024年度17.19%)とヴァレオ・フォルヴィアとの差の変化
  • 総還元2,000億円超(2024〜2028年度)の進捗と自社株買いのペース

倍率と資本コストの決め方

灯火器事業を世界の自動車生産台数(実質)×1台当たり搭載額(名目)で積み上げ、LiDAR・電子部品の新規事業を別区分とした。資本コストは基本7.5%にquality+0.75%(循環+0.5・値決め+0.25)の8.25%とし、長期の成長率4.5%から利益ベースの正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)で倍率を決めた(RONICは新しく投じるお金の稼ぎで、資本コストを超える分を半分薄めた値。余った現金1,445億円(定期預金などを足した現金2,630億円から、売上の1.5か月分の運転資金約1,185億円を引いた額)は帳簿の値で足す)。楽観は上限の9割、やや楽観と中立は8.5割、やや悲観は7割に置いた。悲観は赤字のため、純現金と売れる資産の税後(今の自己資本の約5割)の床で置いた。10年の中立PERは約11倍で、今のPER(42.1倍、ただし2026年3月期の一過性の利益沈み込みが影響)にも2027年3月期会社計画ベースの実質PER(約16.8倍)にも寄せていない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。資本コストは基本 7.5% に quality +0.75%(循環 +0.5・値決め +0.25)を足した 8.25%。認証不正・関税・中国不振といった個別の逆風は k に足さず、筋書きと確率(やや悲観側の重み)で表した。事業が傾いているわけではないので extra は 0。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 7.25%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. 自動車用ライト業界の世界市場シェアの分析(deallab)
  2. 小糸製作所(7276) 増収増益を続ける自動車照明器分野の世界最大手(マネーポスト)
  3. トヨタ、小糸製作所株を2.97%売却 持ち分法適用会社は維持(日本経済新聞)
  4. 小糸製作所、米セプトン社の子会社化について発表(日本経済新聞)
  5. 小糸製作所、中期経営計画を下方修正 認証不正・米国関税・中国不振の影響で(日刊自動車新聞/Yahoo!ニュース)
  6. 小糸製作所、27年3月期純利益2.4倍 構造改革が寄与(日本経済新聞)
  7. 小糸製作所、自社株買い 発行済みの13% 最大500億円(日本経済新聞)
  8. 小糸製作所、中国の生産体制を見直し…日系自動車メーカーの販売減速に対応(Response)

分析日 2026-10-16