株譜
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電気興業 6706

基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,894 円165 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,245 円283 億円差 −41.6%
10 年後から見ると 割高 価値 1,894 円165 億円 · 差 −41.6% · 期待の年率 +1.1%
期待の年率リターン(10 年)+1.1%資本コスト比 −7.4 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

電気興業は、携帯基地局や放送局のアンテナ・鉄塔を作って建てる会社だ。もう一つの柱は、自動車部品の焼入れに使う高周波の誘導加熱装置である。売上は約 350 億円で、東証プライムに上場する。筆者の結論は、10 年後の価値は今の値段を大きく下回る、というものだ。

技術の腕は確かだが、稼ぐ力が弱い。2026 年 3 月期の営業利益率は 3.4% で、過去 12 年の中心も 3% 台である。2023 年と 2024 年には赤字に沈んだ。会社の目標は 2028 年 3 月期の営業利益 20 億円で、それでも利益率は 5% 台にとどまる。

足元の純利益 19 億円は、投資有価証券の売却益で膨らんだ。稼ぐ力の実態は、営業利益の 12 億円にある。

気がかりなのは会計だ。2026 年 9 月、棚卸資産の評価に疑義が示され、外部の専門家による調査が始まった。2019 年にも、原価の付け替えが疑われた。

株主への還元は厚い。配当は自己資本の 2.5% を下限にする。ただ、資本の大きさに比べて稼ぎが小さいため、配当を出しても価値は積み上がりにくい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、事業そのものは悪くない。アンテナ・鉄塔と誘導加熱という、ニッチだが技術の要る分野で、長く続いている。財務も堅く、自己資本比率は 69% ある。

問題は、その資本で稼げていないことだ。ROE の中央値は 2%、2026 年 3 月期の営業利益率も 3.4% である。会社の目標を達成しても ROE は 5% で、資本コストに届かない。資本を株主に返す姿勢は強まっているが、稼ぐ力が先に要る。

経営の質も確かめにくい。2019 年と 2026 年に、会計の疑義で調査が入った。経営者が数字に正直かを問えば、慎重にならざるを得ない。

払う値段の安全域を問う。利益が会社の計画どおりに伸びても、10 年後の価値は今の値段を下回る。強気の筋書きでさえ、今の値段に届かない。会社が資産の売却と還元を進める姿勢は評価できるが、稼ぐ力が上がらなければ、還元は元手を削るだけになる。安全域は見えない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は二つある。電気通信と高周波だ。

電気通信は、売上の約 7 割を占める。携帯基地局のアンテナと鉄塔の製作・工事・保守が中心で、NTT ドコモが最大の顧客である。官公庁向けの防災行政無線、防衛施設のアンテナ、テレビ・ラジオの送信所も請け負う。子会社のサイバーコアは、画像解析 AI で人の流れを分析する。

単体の電気通信は、特命、つまり競争でなく指名で受ける案件が 26% で、残り 74% は入札や相見積りだ。民間が 153 億円、官公庁が 58 億円である。

高周波は、売上の約 3 割だ。自動車部品を焼入れする誘導加熱装置を作り、子会社で受託の熱処理もする。販売先は豊通マシナリーが最大だ。食品や廃棄物向けの、過熱水蒸気の装置も育てている。

貸付と売電は小さく、売上は 3.6 億円にすぎない。

2026 年 3 月期の売上は 354 億円、営業利益は 12.2 億円だった。受注残は 212 億円で、1 年で 2 割増えた。ただ、研究開発や本社の費用が重く、事業の利益約 42 億円のうち、約 30 億円が全社の費用に消える。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、アンテナ・鉄塔を設計から工事まで一貫してこなす技術にある。基地局の無線技術と鉄構の施工、めっきまで、グループの中で完結する。高周波でも、長年の誘導加熱のノウハウを持つ。

弱みは、値段を決める力が弱いことだ。電気通信は 7 割強が入札と相見積りで、携帯キャリアは発注側の力が強い。高周波の販売先も、自動車関連に偏る。

資本効率は低い。過去 10 年の ROE の中央値は 2% ほどで、2023 年と 2024 年は赤字だった。自己資本比率は 69% と厚いが、その資本を使って稼ぐ力が追いついていない。

経営の質にも課題がある。2019 年に原価の付け替えの疑いで決算発表を延期し、2026 年 9 月には棚卸資産の評価をめぐって特別調査委員会を置いた。2026 年 6 月には会計監査人も交代している。

中計は 2028 年 3 月期に営業利益 20 億円、ROE 5% を掲げる。方向は正しいが、ROE 5% は資本コストに届かない水準である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

電気通信の需要は、携帯キャリアの設備投資で決まる。基地局の投資額は、5G の整備が一段落した 2024 年度に 4,200 億円ほどまで縮んだ。調査会社は、2026 年度から拡大に転じ、以降は 5,000 億円規模で推移するとみる。ただ、アンテナなど附帯設備の市場は、投資の浮き沈みを受けにくく、横ばいが続いてきた。

新しい需要もある。電気興業は 700MHz 帯の 5G 無線装置を商用で納め始め、5.7GHz 帯のワイヤレス給電では国内初の商用免許を得た。官公庁の防災無線の更新や、防衛施設の整備も、安定した需要になる。

高周波は、自動車の焼入れが主な用途だ。誘導加熱の世界市場は年 6〜10% で伸びるとの調査があるが、日本のエンジン部品向けは、EV への切り替えで減りかねない。EV のモーター関連で新しい用途も出始めている。

10 年後を考える。基地局は更新が繰り返し続くが、数が増える時代は終わった。高周波は、EV 化の影響をどこまで埋められるかが分かれ目になる。同業の比較資料は、国内では見つからなかった。

資本政策と M&A

還元の方針は明確だ。連結の配当性向 40% を目途にし、自己資本に対する配当の割合(DOE)の下限を、2026 年 2 月に 2.0% から 2.5% へ引き上げた。2026 年 3 月期は、約 10 億円の自社株を取得して消却した。

取引先の株は、すべて売る方針だ。2026 年 3 月期に、上場 6 銘柄を 12 億円で売った。残る上場 5 銘柄は 13 億円で、2027 年 3 月末までに売る。

土地の売却も続く。2024 年にふじみ野市の土地を譲渡して約 15 億円の益を出し、2026 年 6 月にも固定資産の譲渡を完了した。2026 年 8 月には株主優待を始めた。保有株数と期間に応じたカタログで、費用は年 1 億円に届かない。

借入は、総額 70 億円のコミットメントラインで 44 億円を使う。財務制限条項が付く。

M&A の大型案件はない。特別調査委員会の結果によっては、決算の訂正や追加の費用が出る可能性がある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

電気興業の受注は、勢いが戻っている。2026 年 3 月期の受注は 389 億円で 12% 増え、受注残は 2 割増えた。基地局投資は、2026 年度から 5,000 億円規模に戻る見通しだ。700MHz 帯の 5G 無線装置の納入が始まり、ワイヤレス給電も国内初の商用免許を得た。

事業の利益は、すでに 42 億円ある。本社と研究の費用を構造改革で絞れば、営業利益は会社の目標(2028 年 3 月期に 20 億円)を超える。

資産の面でも余地がある。2024 年と 2026 年に土地を売っており、売れる土地がまだ残る可能性がある。政策保有株もすべて売り、資金を還元や成長に回す。

配当は DOE 2.5% を下限とし、自社株買いも始めた。2026 年 8 月には株主優待も導入した。資本効率への意識は高まっている。EV のモーター向けなど、高周波の新しい用途が育てば、10 年後の利益は今の 2 倍に届く。

慎重な見方

稼ぐ力が弱い。営業利益率は 3.4% で、過去 12 年の中心も 3% 台だ。2023 年と 2024 年には赤字だった。会社の目標を達成しても、ROE は 5% にとどまり、資本コストに届かない。自己資本が 370 億円と厚いだけに、稼ぎの小ささが際立つ。

事業の利益 42 億円のうち 30 億円は、研究開発と本社の費用で消える。この費用は売上が減っても残る。受注が 1 割落ちれば、営業利益は大きく減る。

顧客も偏る。基地局は携帯キャリアが発注者で、入札の競りが強い。高周波は自動車のエンジン部品向けが多く、EV への切り替えが逆風になる。

会計の疑義が最大の気がかりだ。棚卸資産の評価をめぐり、特別調査委員会が置かれた。2019 年にも似た疑いがあった。決算の訂正や、信用の低下が起きれば、受注にも響く。

足元の純利益 19 億円は、有価証券の売却益で膨らんだ。実力ではない。

高周波も安泰ではない。自動車のエンジン部品向けが多く、利益率は高いが、EV 化で需要の土台が細る恐れがある。新しい用途は、まだ売上の柱になっていない。

一つひとつは致命傷でなくても、重なれば、10 年後に資本を持て余した会社が残るだけである。

どちらに重みを置いたか

受注残の増加と、還元を強める姿勢には、実現性がある。ただ、ROE が資本コストに届かないこと、会計の疑義が晴れていないことは、割り引かざるをえない。

筆者は、中立の利益率を中計の線(5% 台)に置き、確率は慎重側へ少し寄せた。強気に 3 割強、慎重に 4 割弱だ。強気が実現しても、10 年後の価値は今の値段に届かない。会計の疑義は、結論が出るまで、慎重側の確率を支える材料である。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,270 円198 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,339 円117 億円)。 今の値に割り戻すと 1,894 円165 億円、今との差 −41.6%、 期待の年率 +1.1%(資本コスト 8.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,763 円328 億円 1,973 円172 億円 +76.7% +5.9% 574 円50 億円
やや楽観 22% 2,913 円254 億円 1,629 円142 億円 +40.0% +3.4% 999 円87 億円
中立 31% 2,306 円201 億円 1,399 円122 億円 +14.2% +1.3% 1,149 円100 億円
やや悲観 25% 1,536 円134 億円 1,112 円97 億円 −18.4% −2.0% 662 円58 億円
悲観 12% 1,280 円112 億円 596 円52 億円 −42.2% −5.3% 225 円20 億円
加重平均100% 2,270 円198 億円1,339 円117 億円 +11.2% +1.1% 3,609 円315 億円

今の株価時価総額 3,245 円283 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 10% 強気:5G の更新と防衛・防災が重なり、利益率が 7% 台へ上がる 利益 28 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 3,763 円328 億円

携帯キャリアの基地局投資が 5,000 億円規模で続き、5G の高度化や次世代の無線で、アンテナと鉄塔の更新が途切れない。官公庁の防災無線、防衛施設のアンテナも増え、電気通信の受注は 10 年で大きく伸びる。

高周波は、EV 向けのモーターや歯車の焼入れ、食品・廃棄物向けの新しい装置が、エンジン部品の減りを埋める。研究開発の成果が出て、単価も物価を上回る。

本社と研究の費用を抑え込み、営業利益率は 7% 台に乗る。過去 12 年の最高に並ぶ水準だ。配当は DOE の下限を超えて増え、自社株買いも続く。ただし ROE は 7% どまりで、資本コストには届かない。特別調査委員会の結論も軽微な訂正で済み、信用は保たれる。政策保有株の売却と土地の売却益は、配当の原資として回る。

  • 電気通信:数量 700(技術者・従業員数(人、電気通信の従業員))× 価格 60(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 422 億円・営業利益 49 億円
  • 高周波:数量 400(従業員数(人、高周波の従業員))× 価格 35(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 140 億円・営業利益 22 億円

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.0% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 328 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:受注残が増え続け、利益率が 7% に乗る姿。会計の疑義が軽く済み、中計の目標を超えた場合として 1 割を置いた。

やや楽観 22% やや強気:電気通信が伸び、全社の費用を少しずつ減らす 利益 22 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 2,913 円254 億円

電気通信は、基地局の更新と防災・防衛の案件で、人員が 1 割ほど増える。単価は物価をやや上回る。受注残が厚く、工事の採算も改善する。

高周波は、自動車の焼入れの減りを、受託熱処理と新しい用途で一部埋める。人員は横ばいで、単価は物価を下回る。

本社と研究の費用は、事業構造改革で少し減る。営業利益率は 6% で、会社の 2028 年 3 月期の目標(5% 台)を上回る。配当は DOE の下限どおり、自社株買いは小さい。ROE は 5% 台で、資本コストにはなお届かない。

10 年後の電気興業は、堅実に稼ぐ会社に戻っている。特別調査委員会は、訂正はあっても小さいと結論づける。政策保有株の売却は予定どおり終わり、資金は自社株買いに回る。

  • 電気通信:数量 650(技術者・従業員数(人、電気通信の従業員))× 価格 59(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 387 億円・営業利益 43 億円
  • 高周波:数量 375(従業員数(人、高周波の従業員))× 価格 34(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 128 億円・営業利益 19 億円

倍率:事業の純利益 22 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 5.3% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 254 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の中計(2028 年 3 月期に営業利益 20 億円)を守り、さらに少し上積みする姿。強気側へ 2 割強を置いた。

中立 31% 中立:中計の利益率を保ち、資本効率は低いまま 利益 17 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 2,306 円201 億円

電気通信は、基地局の更新が一巡と再開を繰り返し、人員は 3% ほど増える。官公庁の防災無線と防衛の案件が下支えになる。単価は物価並みに上がるが、入札の競りで採算は伸びない。

高周波は、自動車のエンジン部品の焼入れが少しずつ減る。受託熱処理と新しい用途で補うが、人員は 1 割弱減る。単価は物価を下回る。

営業利益率は 5.2% で、会社の 2028 年 3 月期の目標(5.3%)と同じ線を保つ。本社と研究の費用は、物価の分だけ増え、構造改革で少し減る。配当は DOE 2.5% の下限どおり、自社株買いを小さく足す。

ROE は 4% 台にとどまる。10 年後の電気興業は、事業は回るが、資本を持て余す会社である。特別調査委員会の結果で、過年度の数字を小さく直す程度にとどまる。それでも会計への信頼は、完全には戻らない。

  • 電気通信:数量 600(技術者・従業員数(人、電気通信の従業員))× 価格 59(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 352 億円・営業利益 39 億円
  • 高周波:数量 350(従業員数(人、高周波の従業員))× 価格 33(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 117 億円・営業利益 18 億円

倍率:事業の純利益 17 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.2% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 201 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の線(営業利益率 5% 台)を 10 年先まで保つ姿。最も重い筋書きとして 3 割強を置いた。

やや悲観 25% やや弱気:基地局投資が谷に入り、高周波も縮む 利益 5 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 1,536 円134 億円

携帯キャリアの基地局投資が谷に入り、アンテナと鉄塔の受注が 1 割ほど減る。入札の競りが強まり、単価は物価に届かない。人員の余りで、固定費が重くなる。

高周波は、EV への切り替えで、エンジン部品の焼入れが 2 割近く減る。単価の下落も重なる。

本社と研究の費用は、売上が減っても同じ額が残る。営業利益率は 2% ほどで、2022 年の水準に近い。配当は DOE の下限を保つが、自己資本はほとんど増えない。

稼ぐ力は小さく、価値は売れる資産と配当の下限で支えられる。山の利益でなく、谷の利益が当たり前になった姿である。過年度の決算の訂正が出て、会計への信頼が下がる。受注の一部で、取引先の見方が慎重になる。

  • 電気通信:数量 530(技術者・従業員数(人、電気通信の従業員))× 価格 57(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 301 億円・営業利益 27 億円
  • 高周波:数量 310(従業員数(人、高周波の従業員))× 価格 32(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 99 億円・営業利益 12 億円

倍率:純利益は 4.7 億円で稼ぐ力は 70 億円ほどにしかならず、床は売れる資産で測る。回収後に残る約 187 億円の 7 割強を、今の自己資本 372 億円に対する PBR 0.36 倍(時価総額 133.9 億円)に置いた。DOE の下限での配当も、価値を支える。

確率:2022 年から 2025 年の低い利益率に戻る姿。過去に赤字が 2 期あったので、4 分の 1 を置いた。

悲観 12% 弱気:受注が構造的に崩れ、赤字が続く 利益 −18 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 1,280 円112 億円

携帯キャリアが設備投資を絞り、基地局のアンテナと鉄塔の受注が大きく減る。入札で値下げを迫られ、工事の採算が崩れる。官公庁の案件だけでは、固定費を賄いきれない。

高周波は、EV への切り替えが早く進み、エンジン部品の焼入れが 4 割ほど減る。新しい用途は育たない。

会計の疑義が広がり、過年度の決算の訂正と信用の低下で、受注にも響く。本社と研究の費用は、売上が減っても残り、営業赤字が続く。

配当は DOE の下限も守れず、大きく減る。工場と土地を売って資金を作るが、事業は縮む。優良さを失った 10 年である。2019 年に続く会計の問題として、監督の目も厳しくなる。経営の立て直しに、時間と費用がかかる。

  • 電気通信:数量 480(技術者・従業員数(人、電気通信の従業員))× 価格 52(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 252 億円・営業利益 13 億円
  • 高周波:数量 230(従業員数(人、高周波の従業員))× 価格 29(1 人当たり売上(百万円))→ 売上 66 億円・営業利益 4 億円

倍率:赤字が続き稼ぐ力はなく、床は売れる資産で測る。回収後に残る約 136 億円の 8 割強を、今の自己資本 372 億円に対する PBR 0.30 倍(時価総額 111.6 億円)に置いた。

確率:2023 年と 2024 年の赤字が再び続く、構造的な負け筋。会計の疑義が重なる分、1 割強を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

電気通信

携帯基地局のアンテナ・鉄塔の製作と工事・保守、防災行政無線、防衛施設、放送送信所、画像解析 AI のソリューション。

数量技術者・従業員数(人、電気通信の従業員)価格1 人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 581 44 254 24
10 年後 中立 600 59 352 39

取り方:電気通信の売上 254.1 億円(有価証券報告書)を、電気通信の従業員 581 人で割って 1 人当たり 43.7 百万円とした。人数は実質の数量、単価は物価で上がる名目。利益は開示のセグメント利益 23.8 億円(利益率 9.4%)で、全社の研究開発費・本社費は含まない。外注の工事も売上に含むため、従業員 1 人当たりが大きく出る。

高周波

自動車部品向けの高周波誘導加熱装置と受託熱処理、食品・廃棄物向けの過熱水蒸気装置。

数量従業員数(人、高周波の従業員)価格1 人当たり売上(百万円)売上営業利益
今 2026/03 382 26 100 16
10 年後 中立 350 33 117 18

取り方:高周波の売上 99.5 億円を、高周波の従業員 382 人で割って 1 人当たり 26.1 百万円とした。人数は実質の数量、単価は物価で上がる名目。利益は開示のセグメント利益 16.0 億円(利益率 16.0%)。自動車のエンジン部品向けが多く、EV 化の影響を受ける。

リスクと懸念

棚卸資産の会計の疑義

2025 年 3 月期と 9 月期の棚卸資産の評価に疑義が示され、外部専門家の特別調査委員会が置かれた。2026 年 3 月期に評価損 9.1 億円を出したが、過年度に計上すべきだった可能性がある。決算の訂正や追加の費用が出れば、信用も傷つく。

利益率が低く、費用が固い

営業利益率は 3.4% で、研究開発と本社の費用が事業の利益の 7 割を吸う。売上が減っても費用は残るので、受注が少し落ちるだけで赤字に近づく。2023 年と 2024 年は実際に赤字だった。

携帯キャリアの投資の波

基地局の投資は 5G の整備後に縮み、2026 年度から回復する見通しだが、保証はない。発注者の力が強く、入札で値下げを迫られる。NTT ドコモは連結売上の 13.5% を占める。

EV 化による焼入れの減少

高周波は、自動車のエンジン部品の焼入れが主な用途だ。EV への切り替えが進めば、装置の需要も受託熱処理も減る。販売先は豊通マシナリーに偏る。新しい用途が間に合うかが問われる。

運転資金の重さ

2026 年 3 月期は営業キャッシュフローが 25 億円の赤字だった。売掛債権が 30 億円増え、現金が 45 億円減った。借入のコミットメントラインには財務制限条項があり、悪化すれば資金繰りが縛られる。

配当方針の硬直

配当は DOE 2.5% を下限とする。稼ぎが減っても自己資本に比例した配当を続けると、資本が削られる。利益が戻らないまま方針を変えれば、株主の信頼を損なう。

売却益に頼った利益

2026 年 3 月期の純利益 19 億円は、投資有価証券の売却益や投資事業組合の運用益で膨らんだ。政策保有株は残りが 13 億円で、売り終われば、この種の益は出なくなる。

今後の分かれ目

特別調査委員会が過年度の決算の訂正を求めたら
やや弱気・弱気側へ重みを移す。数字の信頼性を見直し、優良さの評価を下げる。
特別調査委員会が、問題なしまたは軽微な訂正にとどまると結論づけたら
弱気側の確率を少し下げてよい。ただ、2019 年の前例があるので、大きくは動かさない。
営業利益率が 6% を超えて、2 期以上続いたら
強気側の確率を上げてよい。構造改革と価格の改善が実証された証拠になる。
携帯キャリアが基地局投資の増額を発表したら
強気側へ重みを移す。電気通信の受注残が積み上がる。
自動車向けの高周波装置の受注が、2 期連続で減ったら
やや弱気側へ重みを移す。EV 化の影響が表れた証拠になる。
遊休地の売却や、大型の自社株買いが発表されたら
売却益と還元の額を見て、強気側を少し上げてよい。ただ、稼ぐ力が上がらない限り、価値は大きく変わらない。

見ておくもの

  • 特別調査委員会の調査結果と決算の訂正の有無
  • 営業利益率の推移(中計の 5% 台との比較)
  • 電気通信・高周波の受注残と受注高
  • 本社・研究開発費の推移
  • 政策保有株の売却の進み具合と土地の売却

倍率と資本コストの決め方

数量は電気通信と高周波の従業員数(実質)、価格は 1 人当たり売上(物価 3% を含む名目)で積んだ。従業員 1 人当たりは外注の工事も売上に含むため大きく出る。事業の利益は開示のセグメント利益を使い、セグメントに入らない全社費用(研究開発 9.9 億円・本社費など約 30 億円)は、物価で増える固定の費用として調整欄に置き、構造改革での削減を少し見込んだ。中立の価格は、電気通信が物価並みの 1.34 倍、高周波は EV 化と競争で 1.28 倍とした。中立の営業利益率 5.2% は、会社の 2028 年 3 月期の目標 5.3% と同じ線で、過去 12 年の最高 7.3% を下回る。倍率は k 8.5%・g 4% の式から置き、ROE が資本コストを下回るので上限は 1÷k だ。現金は運転資金に使うため、余った現金は分けていない。優待は年 1 億円に届かず、差は小さいので、還元に年 0.2 億円だけ足した。減価償却は物価で増やさず、設備投資(年 14 億円前後)の膨らみは、全社費用の増加に含めた。今の株価と PER は、最後に比べただけで、倍率の根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。k = 基本 7.5% + quality 1.0% = 8.5%。理由は quality_why。会計の疑義など個別の事情は k に足さず、筋書きと確率で表した。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. 電気興業 有価証券報告書(2026 年 3 月期)
  2. 特別調査委員会の設置に関するお知らせ(2026 年 9 月 16 日)
  3. 携帯電話基地局及び周辺部材市場の現状と将来予測(MCA)

分析日 2026-10-16