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HPCシステムズ 6597

138億円の大口受注は魅力的だが、借入金と案件集中の危うさを考えると、今の時価総額118億円には安全域が乏しい

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,414 円55 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)2,894 円112 億円差 −51.2%
10 年後から見ると 割高 価値 1,414 円55 億円 · 差 −51.2% · 期待の年率 +0.5%
期待の年率リターン(10 年)+0.5%資本コスト比 −8.5 pt
推定の資本コスト9.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

HPCシステムズは、研究機関や企業に高性能計算機を納め、産業装置に組み込む専用コンピュータを設計・製造する会社だ。計算需要の長期的な拡大は本物だが、今の時価総額118億円は割高と判断する。最大の理由は、計算需要が伸びることと、この会社が長年にわたり高い利益率と資本効率を維持することが同じではないからだ。

2026年4月に発表した138億円のHPCサーバー受注は、会社の規模から見て極めて大きい。2027年6月期と2028年6月期に売上計上する予定であり、短期の業績を一変させる可能性がある。しかし、その顧客名は非開示で、同規模の注文が毎年続く証拠もない。2036年の価値を測るうえでは、受注残の消化と、その後に繰り返し得られる仕事を区別しなければならない。

さらに、2026年6月末の純有利子負債は70億円に膨らんだ。大口案件に必要な部材を先に買ったためだが、借入金の増加は単なる会計上の出来事ではない。顧客の検収が遅れ、GPUやメモリの価格が変われば、利益より先に資金繰りが傷む。大型受注の成功には業績と財務を改善する力がある一方、失敗した場合の損失も小さくない。

中立の10年後は、GPUサーバーと産業用コンピュータの販売数量が増え、売上高が約157億円になる筋書きだ。それでも、値決め力と増分資本利益率が強固な独占企業ほど高くない以上、将来利益に無制限の値段は払えない。技術への期待を否定するのではない。期待の実現に必要な条件が多く、現在の価格では、その不確実性を引き受ける株主に十分な安全域が残らないという結論である。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主の視点では、最初に問うべきは「この会社の顧客は10年後も同じ仕事にお金を払うか」である。答えはおそらく、はい、だ。化学反応の計算や工場の画像検査はなくならない。AIの普及は計算機そのものを不要にするのではなく、計算の行われる場所と顧客が人手に払う料金を変える。物理的な計算機と産業装置向けコンピュータには需要が残る。

しかし、必要とされる事業が、必ずしも優れた投資対象になるわけではない。HPCシステムズには用途に応じた構成設計や試験の蓄積がある。だが、GPUの性能と供給、メモリの調達価格、研究予算、顧客の設備投資は同社の支配下にない。特に大型案件の受注額そのものには堀がない。再現性のある利益より先に売上だけが増えた会社に対し、長期株主は厳しい条件を付けるべきだ。

オーナー利益を見ると、2026年の純利益約4.5億円は、そのまま自由に配れる現金ではなかった。発注済み部材が大量に在庫へ積み上がり、営業活動の資金収支が大きなマイナスになったからだ。近い将来に納入と回収が完了すれば、この資金需要は逆転する可能性がある。だからこそ単年の資金流出を永久の損失と決めつけるのも誤りだが、回収が終わるまでは株主のものになる現金として評価しない。

経営者については、増配や自社株買いを実行してきたことを評価する。一方、財務条項の付いた多額の借入を抱えている時期には、利益の成長よりも元本の回収を優先してほしい。成長に資本を再投資したとき、その追加資本が資本コストを超える利益を生み続けているかが最終的な判定基準になる。現時点で技術力の証拠はあるが、10年続く高い増分ROICの証拠はまだ十分でない。十分な安全域のない価格で、その不足を楽観によって埋めるべきではない。

何で稼ぐ会社か

会社の仕事は、計算機を必要とする顧客に、使える状態まで仕上げた計算環境を渡すことだ。2026年6月期のHPC事業は売上高約50億円、営業利益約4.7億円だった。大学、研究機関、素材・化学・製薬・製造業の研究開発部門などに、GPUサーバー、科学技術計算システム、計算化学ソフトウェアを提供する。主要な仕入先には米国のSuper Micro Computerがあり、基幹部品と計算機の調達を外部の製造企業に依存している。

もう一つのCTO事業は、装置メーカーが必要とする専用仕様のコンピュータを作る。半導体製造・検査装置、画像検査設備、物流機械、工場の制御装置などが用途だ。顧客の指定する部品構成や安全規格に合わせ、設計、試作、検証、組み立て、継続供給を請け負う。2026年6月期は約7,018台を生産し、売上高約29億円、営業利益約2.5億円を稼いだ。HPCが研究者の計算を支えるのに対し、CTOは製造現場で実際に動く装置の一部分を担う。

HPCの内部には経済性の異なる仕事が混在する。物理的なサーバー販売はGPUやメモリの調達価格に利益が左右される。受託計算、システム構築、コンサルティングは技術者の工数に依存する。計算化学ソフトウェアのM-EVO、GRRM、ChemParkなどは知的財産や継続利用の価値を持つものの、販売数量や解約率が十分には開示されていない。そこで将来予測ではHPCをさらに三つに分けた。ただし、この内訳は会社公表の独立したセグメントではなく、開示されたHPC売上高と利益に一致するように組み立てた分析上の推計である。

2026年の顧客別開示では、萩原テクノソリューションズ向けが売上の12%を占めた。138億円案件については発注者も個別の利益率も分からない。顧客との技術的な関係は価値を生むが、案件の採算と回収条件を株主が十分に見通せないことは、販売規模が急拡大する局面ほど重くなる。

優良さと弱いところ

競争力の中心は、研究者や装置メーカーが抱える細かな要求に合わせてハードウェアとソフトウェアを組み合わせる能力だ。大量生産された一般的なコンピュータと異なり、顧客は演算性能、冷却、消費電力、周辺装置、長期供給、安全規格への対応を求める。これらを一緒に検証して納める技術は、単純な部品販売より模倣しにくい。導入後の環境を別の会社に移す際にも試験や再設定が必要になるため、一定の乗り換え費用がある。

ただし、その強みを幅の広い堀と呼ぶには証拠が足りない。会社は主要製品の継続利用率、解約率、同一顧客への値上げ率、案件ごとの投下資本利益率を十分に開示していない。大手のデル、HPE、富士通、NECは調達規模と保守網で優位に立つ。産業用コンピュータではAdvantechやKontronなどが競う。大型案件では、顧客が価格や納期で供給者を選び直す余地が大きい。

CTO事業には、部材価格の上昇に対して価格改定を進め、2026年6月期の利益を改善した実績がある。これは評価すべき値決め力の証拠だが、全社的に物価を超える値上げが長く通るとまでは言えない。また、2026年6月期は営業利益が約7億円に達した一方、営業活動の資金収支は約78億円の流出だった。大型案件のための在庫増加によるもので、利益と自由に使える現金には大きな隔たりがある。

過去のROEは高く、2019年以降の中央値は約19%だ。しかし、2026年6月末の自己資本は約24億円に対し、純有利子負債が約70億円ある。大きな受注を処理するための資金を借入で賄えば、見た目のROEは高くなりやすい。増分のROICを確かめるには、納入後に在庫が現金へ戻り、借入が減るところまで見る必要がある。技術力は認めるが、資本をほとんど必要としない優良なソフトウェア会社として扱うべきではない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

需要そのものには追い風がある。AIモデルの学習と推論、製造業の設計シミュレーション、素材探索、創薬、半導体の研究開発では計算量が増え続けている。会社が2026年9月に示した資料では、国内HPC市場は2023年の約1,155億円から2027年の約1,670億円へ、国内産業用コンピュータ市場は同じ期間に約1,438億円から約1,792億円へ拡大する見通しだ。ただし、これは会社が複数の調査機関の推計を整理した数字であり、隣接するAI、化学計算、工場自動化の市場とは重複する。市場規模を単純に足してはいけない。

HPC事業の現在の売上約50億円を国内HPC市場の大きさと比べると、参考となる売上比率は約3%前後である。CTO事業も国内産業用コンピュータ市場に対して約2%弱の規模だ。ただし、会社には輸入システム、計算サービス、独自ソフトウェア、特殊な装置向け製品が混在するため、これらは厳密な製品別シェアではない。数量予測では国内市場の実質的な拡大に、顧客数や採用機種の増減を重ねて考える。

競合には規模の差がある。HPCではDell Technologies、HPE、富士通、NEC、GPUやサーバーの供給元であるNVIDIA、Super Micro Computerが重要だ。CTOではAdvantech、Kontron、ADLINK、コンテックなどが選択肢となる。Advantechの年次資料は、2024年の世界産業用PC市場について自社シェア約41%とのOMDIA推計を掲げる。ただし、その世界市場の定義はHPCシステムズの国内CTO売上と一致しないため、直接のシェア比較には使えない。大手の生産規模が部品調達や価格競争の障壁になることを示す参考値だ。

長期で怖いのは、需要の増加が必ずしも販売者の利益増加にならないことだ。GPUは世代交代が速く、計算性能当たりの価格は下がりやすい。クラウド事業者が顧客を吸収すれば、研究機関が自らサーバーを保有する必要性も変わる。他方、データの機密性、低遅延、装置との直接接続は、オンプレミス計算機と産業用組み込みPCの存在理由を残す。10年後に必要なのは計算そのものより、特定用途に最適化された現物と運用環境を安定して納める能力だ。市場は広がり得るが、そこで取れる取り分は別の問題である。

資本政策と M&A

2026年9月公表の中期経営計画「Vision2027」は、2027年6月期の売上高目標を当初の86億円から104億円へ引き上げ、営業利益10億円超、営業利益率10%以上、ROEの2桁維持を掲げた。株主資本配当率であるDOEの目安も従来の4%から5〜6%へ引き上げている。配当を増やすという数字の約束はあるが、将来の自社株買いについては機動的に実施する方針であり、実施金額の確約はない。

過去の還元にも実績がある。2025年11月には約5.3億円で約29万株の自己株式を取得し、配当も段階的に増やした。こうした行動は少数株主にとって好ましい。ただし、2026年6月期末の自己資本は前年から減少しており、資金繰りの余裕が豊富な状態での還元とは言えない。購入済みの自己株式は現在の株数に反映済みなので、今後10年の還元にもう一度数えない。

最優先の資本配分課題は、138億円の受注に必要な在庫を売上債権へ、さらに現金へ変え、借入金を返済することだ。2026年6月末の棚卸資産は約89億円に達し、借入金も約78億円となった。大口受注に対応する特別当座貸越契約には、2期連続赤字を避けることや、純資産を前期末の75%以上に保つことなどの財務条項が付く。案件採算が崩れれば、成長投資だけでなく配当政策も制約される。

2026年9月にはドイツの産業用IT企業TL Electronicへの少数持分出資と業務提携を発表した。海外販路を得る取り組みとして理解できるが、出資予定額は約1.4億円、持分19.8%の段階であり、大幅な利益拡大を先取りしない。大型M&Aによる売上の上積みは中立に含めず、買収するとしても投下資本に対する利益と希薄化の有無を別に評価する。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

同社には、大手の総合IT企業では取りにくい専門案件を一社で仕上げる能力がある。研究者にとって重要なのは、サーバーの価格だけではない。解析ソフトウェアが正しく動くこと、計算が速いこと、機器の不具合を一緒に解決してくれることだ。HPCシステムズは計算化学の知識、GPUシステムの構築、冷却技術、産業用PCの設計・製造を持つ。研究の現場と製造の現場をつなぐこの組み合わせは、通常のハードウェア販売会社とは異なる。

2026年4月の138億円受注は、その総合能力に需要がある証拠とも読める。受注した仕事を利益を保ちながら納められれば、金融機関への依存度は下がり、顧客からの信用も上がる。2027年と2028年の売上拡大は単発で終わらず、保守、増設、更新、関連する計算環境の販売へつながる可能性がある。設備を納めるだけでなく、その後の運用にも関われば、顧客を失いにくくなる。

CTO事業も魅力的だ。産業装置に一度採用されたコンピュータは、信頼性試験や安全規格の関係で簡単には変更されない。半導体検査、工場の画像認識、自動搬送、産業用ロボットでは、AIを装置のそばで動かす需要が増える。2026年には部材価格を価格へ転嫁し、採算を改善した。HPCで磨いた計算技術をCTOへ移し、CTOの量産・品質管理技術をHPCに使うことで、互いの競争力を高める余地がある。

この姿が定着すれば、2036年にはHPCシステムの納入が継続的に増え、CTOの年間生産も現在を大きく上回る。海外企業との提携が販路を広げ、研究機関だけでなく民間企業から安定した受注を得られる。財務が回復した後に増配と自社株買いが続けば、現在の株主に帰属する価値も増える。これらは実現可能性のある上振れだが、複数の条件を同時に達成する必要がある。

慎重な見方

今の姿を、高収益なソフトウェア企業と取り違えてはいけない。2026年6月期の売上の大半は、外部から調達したハードウェアと産業用コンピュータの供給に関係する。NVIDIAやサーバーメーカーは部品の性能と価格で強い交渉力を持ち、顧客側にもデルやHPEなどの選択肢がある。間に入る企業が価格を上げられる範囲は限られる。大口案件を取れたとしても、それだけで再現性のある利益率が保証されるわけではない。

特に気になるのは、受注と同時に財務の姿が一変したことだ。2026年6月末の棚卸資産約89億円は、前年の売上高を上回る規模である。営業活動の資金収支は約78億円の流出となり、その資金を多額の借入で賄った。受注先は非開示で、納入の検収条件や代金回収条件も詳しくは分からない。契約が予定通り進めば問題は小さくなるが、納入遅延、仕様変更、顧客都合の延期が起きると、部材価格の変動と利払いが同時に会社を傷める。

長期では、計算機の供給構造そのものも変わり得る。クラウドのGPU利用料が下がれば、研究者は専用サーバーを買う代わりに計算能力を借りる。大手メーカーが研究用途向けの構成・導入サービスを標準化すれば、独立系企業の差別化は弱まる。AIエージェントがシステム設定、計算ジョブの管理、コードの最適化、技術相談を自動化すれば、人の工数で請求していた仕事も減る。専門ソフトウェアは残っても、人が画面を操作する従来の契約数が維持されるとは限らない。

そして、資本の負担が軽くならなければ、成長しても株主の利益は増えにくい。GPUとメモリの更新が速い事業では、古い在庫を持ったままでは次の案件に投資できない。今は特別な大型受注があるため将来の数字が良く見えるが、2036年にも同じ規模の顧客が毎年現れると考える根拠は薄い。最も厳しい場合は、価格競争と在庫損失で資本を失い、銀行との契約条件が経営の自由を奪う。株主が保有するのは受注額ではなく、すべての取引先と金融機関への支払いを終えた後の残余価値である。

どちらに重みを置いたか

需要の長期的な成長と、用途に特化した技術力では強気の主張に説得力がある。一方、138億円の受注が継続的な利益に変わるかは未確認であり、70億円の純負債は現実に存在する。今回は慎重な見方を優先し、やや悲観と悲観の確率を合計44%とした。上振れの可能性も十分に認めるが、大口案件の納入、債権回収、借入返済、再受注という段階をすべて通過する前から、強い堀を持つ企業の評価を与えるのは早い。AI代替は対象業務の数量と長期成長率に反映済みであり、確率や資本コストに同じ理由を重ねていない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/06 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 2,398 円93 億円(+ 還元の換算額還元の合計 616 円24 億円)。 今の値に割り戻すと 1,414 円55 億円、今との差 −51.2%、 期待の年率 +0.5%(資本コスト 9.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 10% 7,627 円295 億円 1,500 円58 億円 +215.4% +13.7% 913 円35 億円
やや楽観 16% 4,799 円186 億円 1,086 円42 億円 +103.3% +8.3% 942 円36 億円
中立 30% 2,448 円95 億円 543 円21 億円 +3.4% +0.4% 897 円35 億円
やや悲観 28% 362 円14 億円 375 円15 億円 −74.5% −15.8% 206 円8 億円
悲観 16% 199 円8 億円 155 円6 億円 −87.7% −21.9% 57 円2 億円
加重平均100% 2,398 円93 億円616 円24 億円 +4.2% +0.5% 3,015 円117 億円

今の株価時価総額 2,894 円112 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 10% 大型案件の実績が継続受注に変わる 利益 23 億円 · PER 12.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 7,627 円295 億円

2027年と2028年の大型サーバー案件を予定通り納入し、顧客からの代金回収を終える。借入金が圧縮され、受注先からの追加注文と紹介案件が増える。高密度GPUの冷却、電力最適化、用途別の検証が評価され、研究機関と民間企業の大型設備投資で継続的に選ばれるようになる。国内HPC市場の実質的な拡大に加え、会社自身も採用される割合を増やす。

産業用PCでは、半導体検査、物流の自動搬送、工場のエッジAIに採用される機種が増え、生産台数が大きく伸びる。顧客にとって装置全体の再認証は負担となり、品質を維持した継続供給が長期の取引関係を支える。ドイツ企業との提携も販路拡大に寄与する。技術者の受託業務やソフト利用はAIエージェント代替で数量が大幅には伸びないが、物理的な機器の販売がそれを上回る。大型買収を前提にせず、利益率と資本効率が改善する。

経営は大口受注の利益を借入返済に優先して使い、その後はDOE方針に沿う配当と自社株買いを進める。2036年には現物の納入・保守を中心とした強い企業になり、受注額だけでなく現金の回収力も評価される。堀は独占ではないが、案件を重ねて広がった顧客基盤が利益を守る。

  • HPC計算基盤・GPUサーバー:数量 250(年間のHPCシステム納入セット相当数。会社の実際の納入件数は非開示であり、比較可能な標準化セットに換算した推定数量)× 価格 0.77(システム1セット相当の売上高、億円)→ 売上 193 億円・営業利益 22 億円。標準化システム250セット相当、単価は基準期比1.54倍。大規模案件の継続、構成の高度化、調達力改善がすべて実現する上振れ。
  • HPC受託計算・SI・コンサルティング:数量 1,750(請求可能な技術者日相当数、日・年。開示数量ではなく推定)× 価格 0.00(技術者日当たり売上高、億円)→ 売上 5 億円・営業利益 1 億円。AIエージェント代替を考慮し、楽観でも工数数量を現状以下に抑える。単価は物価10年分の1.34倍。
  • 計算化学ソフトウェア・クラウド:数量 200(年間契約相当数。複数ライセンスを等価な契約数へ換算した推定値)× 価格 0.01(年間契約相当当たり売上高、億円)→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。数量は現状と同じ。AIエージェントが操作を代行する圧力を踏まえ、契約相当単価は現状の約1.15倍にとどめる。
  • CTO産業用カスタムコンピュータ:数量 16,000(年間生産台数、台。基準期7,018台は有価証券報告書の実数)× 価格 0.01(生産1台当たり売上高の近似値、億円)→ 売上 101 億円・営業利益 13 億円。半導体検査、産業用AI、装置組み込み案件で採用機種が拡大。単価は高機能化を含めて現状比約1.52倍。

倍率:k9.0%、2036年ROE=23.1÷101.1=22.85%。通常の堀として超過ROEの2分の1が新規投資にも残るため、RONIC=9.0%+0.5×(22.85%−9.0%)=約15.92%。g_long2.3%を用い、正当化PER=(1−2.3%÷15.92%)÷(9.0%−2.3%)=約12.77倍。楽観側の式による上限をそのまま用いる。利益には借入金利の正常化を織り込む。

確率:138億円案件の納入成功を、信頼性の高い継続受注や海外展開へつなげられる場合。GPU調達、冷却設計、システム構築、産業用PCの強みが同時に生きる必要があり、上振れは大きいが成立条件も多い。

やや楽観 16% HPC・CTOともシェアを着実に広げる 利益 15 億円 · PER 12.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 4,799 円186 億円

138億円のサーバー受注はほぼ予定通りに進み、資金回収後に借入金が減る。短期の売上急増はそのまま続かないが、実績を得たことで民間の研究所や企業から中規模の設備更新案件を繰り返し受注する。GPUの計算能力は高まり、1つの構成で提供できる仕事が増えるため、高度なシステムを選んでもらえる。一方で、デルやHPEが大手顧客の調達を押さえ、価格競争は残る。

CTOでは、顧客装置への採用実績を積み上げる。品質と長期供給への信頼が取引継続を支え、半導体製造・検査装置に加えて物流や産業用AIで販売台数が増える。海外企業との提携は国内中心の事業を補うが、大型買収による売上の上積みは見込まない。受託計算やSIではAIによる作業の自動化が進み、会社は成果の高度化で一部の単価を維持するものの、従来の工数を増やして売上を伸ばすことは難しくなる。

増益によって配当と機動的な自社株買いの双方に資金を振り向ける余力が生まれる。ただし、新規案件の部材調達には依然として運転資金が必要であり、ソフトウェア企業のような高い現金転換率にはならない。長期の強みは顧客との関係と現物の供給能力であり、特別な独占力ではない。

  • HPC計算基盤・GPUサーバー:数量 200(年間のHPCシステム納入セット相当数。会社の実際の納入件数は非開示であり、比較可能な標準化セットに換算した推定数量)× 価格 0.72(システム1セット相当の売上高、億円)→ 売上 144 億円・営業利益 14 億円。納入200セット相当、平均単価0.72億円。大口受注後も複数顧客の設備更新需要を獲得する。
  • HPC受託計算・SI・コンサルティング:数量 1,450(請求可能な技術者日相当数、日・年。開示数量ではなく推定)× 価格 0.00(技術者日当たり売上高、億円)→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。AIエージェント代替で請求工数は現状の0.83倍。中立より成果への付加価値を付けられる場合。
  • 計算化学ソフトウェア・クラウド:数量 190(年間契約相当数。複数ライセンスを等価な契約数へ換算した推定値)× 価格 0.01(年間契約相当当たり売上高、億円)→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。契約数量は0.95倍、単価は約1.12倍。楽観でも継続率の未開示を考慮する。
  • CTO産業用カスタムコンピュータ:数量 13,500(年間生産台数、台。基準期7,018台は有価証券報告書の実数)× 価格 0.01(生産1台当たり売上高の近似値、億円)→ 売上 80 億円・営業利益 9 億円。生産13,500台、単価は現状比約1.42倍。産業用AIと検査装置への採用が伸びる。

倍率:k9.0%、ROE=14.9÷79.3=18.79%。超過ROEの残存割合0.5からRONIC約13.89%、長期名目成長率g2.3%。正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=約12.45倍の上限そのもの。会社の過去や現在の市場PERは使わない。

確率:大型受注をきっかけに実績と顧客基盤を積み増す筋書き。物理的な計算需要は強いが、GPU部材の調達価格と競合の大きさを考慮し、利益率の改善には限度を設ける。

中立 30% 計算需要は増えるが、普通の専門ハードウェア企業として成熟 利益 8 億円 · PER 11.7 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2,448 円95 億円

大口サーバー案件は2027年と2028年の業績を押し上げるが、その後は大型の特需が毎年続くわけではない。納品・回収に伴って在庫と借入金が正常化し、顧客基盤は従来より広がる。2036年には国内HPC市場の実質規模が今より大きくなり、同社の設備供給件数も増える。しかしデル、HPE、富士通、NECなどの大手が調達規模を生かして競争するため、市場全体の成長を上回る高い利益率は長続きしない。

CTOでは半導体製造・検査、画像認識、工場のエッジAI向けに採用が増える。国内産業用PC市場の実質的な拡大に加え、用途別の製品開発によって採用機種を少し増やす。単価の上昇には10年間の物価上昇を織り込むが、それを上回る大幅な値上げは期待しない。既存顧客の継続供給に支えられる反面、世界の大手企業との価格差が競争条件を決める。

受託計算とSIはAIエージェントによる設定、計算準備、技術支援の自動化で請求工数が縮む。ソフトウェアも一部の操作が代理実行され、契約数と実質単価に下押し圧力がかかる。ただし、会社の売上の中心は現物のコンピュータであり、全社の売上がそのまま縮小するわけではない。利益は緩やかに増えるが、成長のための運転資金と研究開発費も必要になる。借入金の正常化が進んでも、2036年のROEは過去の高水準を下回る。

  • HPC計算基盤・GPUサーバー:数量 140(年間のHPCシステム納入セット相当数。会社の実際の納入件数は非開示であり、比較可能な標準化セットに換算した推定数量)× 価格 0.67(システム1セット相当の売上高、億円)→ 売上 94 億円・営業利益 8 億円。実質数量は現状比1.56倍、単価は物価3%を10年積んだ1.34倍。国内HPC市場の実質成長と小幅の顧客基盤拡大。
  • HPC受託計算・SI・コンサルティング:数量 1,138(請求可能な技術者日相当数、日・年。開示数量ではなく推定)× 価格 0.00(技術者日当たり売上高、億円)→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。AIエージェント代替の人月・工数型。数量1138÷1750=0.65倍、単価1.30倍で指定範囲内。
  • 計算化学ソフトウェア・クラウド:数量 160(年間契約相当数。複数ライセンスを等価な契約数へ換算した推定値)× 価格 0.01(年間契約相当当たり売上高、億円)→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。AIエージェント代替の利用課金・操作画面型。数量0.80倍、価格1.10倍。記録の正本に当たる堀の証拠は未確認。
  • CTO産業用カスタムコンピュータ:数量 10,600(年間生産台数、台。基準期7,018台は有価証券報告書の実数)× 価格 0.01(生産1台当たり売上高の近似値、億円)→ 売上 59 億円・営業利益 6 億円。10,600台で実質数量は約1.51倍、単価は現状比約1.34倍。産業用PC市場の成長と採用機種の小幅拡大。

倍率:k9.0%、2036年ROE=8.1÷66.3=12.22%。堀はnormalなのでRONIC=9.0%+0.5×(12.22%−9.0%)=約10.61%。2036年以降のg_long2.3%から正当化PER=(1−2.3%÷10.61%)÷(9.0%−2.3%)=約11.69倍。中立は上限そのもの。営業利益14.41億円に対する純利益8.1億円は、過去の純利益÷営業利益の中央値0.66から、資金調達の利息・手数料の平常化負担を控除したもの。

確率:AI・研究開発・産業自動化が実質的な需要を増やす一方、調達規模で勝る競合が存在する。大型受注は短期の業績に効くが、2036年の毎年の売上には同じ契約が繰り返されるとは見込まない。

やや悲観 28% 競争激化で設備販売の成長が鈍る 利益 1 億円 · PER 10.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 362 円14 億円

138億円の大型注文は大半を納められるものの、部材価格の変動や検収の遅れにより当初期待した利益は残らない。計算機市場は拡大しても、顧客は大手の調達条件とクラウドの料金を比較するようになり、HPCシステムズの受注は伸び悩む。かつて獲得した大口顧客が、次の更新時にはデルやHPEなどの別の供給者を選ぶ場面が増える。サーバーの構成技術は残るが、高付加価値の専門案件ばかりを選べなくなる。

CTOも顧客からの値下げ要求を受ける。装置への採用に伴う切り替え費用は存在するため、既存顧客が一斉に離れるわけではない。しかし、部材を安く調達できる大手企業や海外メーカーとの競争が強まり、新しい採用機種の獲得が難しくなる。生産台数は2026年からわずかな増加にとどまり、名目売上の増加の多くは物価上昇によるものになる。

受託計算とSIはAIエージェントが技術者の作業を一部代替し、請求可能な工数が減る。ソフトウェアは研究者が自分で操作する画面の価値が下がり、料金を大きく引き上げられない。営業利益は残るが、借入金利と設備・部材の更新費用を吸収すると純利益は細くなる。配当は財務健全性を守る範囲へ抑制し、追加の大型買収や自社株買いは見送る。事業は存続するが、株主にとっての稼ぐ力は大きく低下する。

  • HPC計算基盤・GPUサーバー:数量 85.0(年間のHPCシステム納入セット相当数。会社の実際の納入件数は非開示であり、比較可能な標準化セットに換算した推定数量)× 価格 0.64(システム1セット相当の売上高、億円)→ 売上 54 億円・営業利益 2 億円。実質数量は現状比0.94倍。単価は1.28倍にとどまり、競争によって物価上昇分も十分転嫁できない。
  • HPC受託計算・SI・コンサルティング:数量 1,080(請求可能な技術者日相当数、日・年。開示数量ではなく推定)× 価格 0.00(技術者日当たり売上高、億円)→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。AI代替で工数は0.62倍、単価は1.25倍。人材維持費により利益率が低下。
  • 計算化学ソフトウェア・クラウド:数量 150(年間契約相当数。複数ライセンスを等価な契約数へ換算した推定値)× 価格 0.01(年間契約相当当たり売上高、億円)→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。契約相当数0.75倍、単価1.06倍。AIによる利用形態の変化で料金改定が難しい。
  • CTO産業用カスタムコンピュータ:数量 7,600(年間生産台数、台。基準期7,018台は有価証券報告書の実数)× 価格 0.01(生産1台当たり売上高の近似値、億円)→ 売上 39 億円・営業利益 2 億円。7,600台へ微増するが、値段は物価に届かず、部材と検証の費用が利益率を圧迫。

倍率:2036年ROE=1.4÷39.3=約3.56%でk9%に届かない。利益を再投資しても超過収益を生まないため、正当化PERは稼ぐ力による1÷k=11.11倍が上限。価格競争と運転資金の拘束が続く事業として10倍の稼ぐ力を評価する。床の資産価値の推計7.3億円も上回るが、過去のPBR水準は使用しない。

確率:下に寄せる理由:2026年末にかけて138億円案件を実行する際、非常に大きな棚卸資産と銀行借入を抱えている。大手の価格競争、案件採算の低下、工数型サービスのAI代替が重なる場合は十分にあり得るが、会社全体が消滅するほどの事態ではない。

悲観 16% 在庫損失と顧客喪失で事業の優良さが崩れる 利益 −3 億円 · PBR 0.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 199 円8 億円

2026年に始まった大口サーバー案件の一部で、仕様変更、納期遅延、部材価格の変動が同時に発生する。契約全体が直ちに無価値になるわけではないが、想定した粗利益が大きく削られ、余った部材には評価損が生じる。融資契約の財務条項を意識した資金繰りを迫られ、銀行との条件交渉や保有資産の売却を行う。受注額の大きさはむしろ経営の自由を奪う要因になる。

顧客は次世代GPUへの更新時に大手サーバー供給者へ移り、HPCシステムズは構成の難しい案件でも価格を十分に確保できなくなる。販売数量は2026年を大きく下回る。研究者が計算をクラウドへ移す動きも進む。受託計算やSIはAIエージェントによって工数の価値が下がり、従来の営業体制を維持するほど赤字が増える。ソフトウェアも独自データや規制上の記録の正本に当たる強い堀を証明できず、一部の契約を失う。

CTOでは半導体設備投資の谷に加えて海外メーカーとの競争が激しくなる。顧客の一部は残るものの、年5,200台程度の供給では設計・検証体制の固定費を賄いきれない。2036年の営業損益は赤字となり、10年間では在庫損失や事業縮小費用によって累積純損失が発生する。配当は早期に減額・停止され、株主還元の総額も限られる。事業が存続していても、かつての専門性は高い収益を守る堀ではなくなっている。

  • HPC計算基盤・GPUサーバー:数量 50.0(年間のHPCシステム納入セット相当数。会社の実際の納入件数は非開示であり、比較可能な標準化セットに換算した推定数量)× 価格 0.58(システム1セット相当の売上高、億円)→ 売上 29 億円・営業利益 0 億円。納入50セット相当へ縮小。旧仕様の値引きと調達競争で価格は物価に届かず、営業利益率はほぼゼロ。
  • HPC受託計算・SI・コンサルティング:数量 700(請求可能な技術者日相当数、日・年。開示数量ではなく推定)× 価格 0.00(技術者日当たり売上高、億円)→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。工数は現状比0.4倍。AI代替と顧客喪失が重なり、技術者の固定費を吸収できない。
  • 計算化学ソフトウェア・クラウド:数量 100(年間契約相当数。複数ライセンスを等価な契約数へ換算した推定値)× 価格 0.01(年間契約相当当たり売上高、億円)→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。契約相当数は半減。価格は現状並みで、開発・維持費を回収できない。
  • CTO産業用カスタムコンピュータ:数量 5,200(年間生産台数、台。基準期7,018台は有価証券報告書の実数)× 価格 0.00(生産1台当たり売上高の近似値、億円)→ 売上 23 億円・営業利益 −1 億円。生産5,200台へ縮小。単価は名目でも約1.09倍にとどまり、固定費と品質維持費を賄えない。

倍率:2036年の純利益はマイナスで、永続利益を前提とするPERでは評価できない。2026年6月末の自己資本24.1億円に対し、在庫・売掛金・その他資産の換金価値と全負債の返済を考えた残余価値7.3億円を床の目安とする。7.3÷24.1=約0.303であり、これをやや上回る0.32を現在の自己資本に掛けた7.712億円を評価額とする。2036年に積み上がった自己資本13.1億円には掛けず、過去の谷のPBRも根拠にしない。

確率:下に寄せる理由:大口注文に対応した棚卸資産と借入金の金額が会社の自己資本に比べて極端に大きい。顧客との検収や回収が大幅に遅れ、技術世代交代と在庫評価損が重なる場合は利益だけでなく純資産も減る。倒産を前提とする筋書きではないが、厳しい再建を必要とする事態とした。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

HPC計算基盤・GPUサーバー

研究機関や企業向けのGPUサーバー、計算クラスタ、周辺機器とその構築・導入。HPC事業のうち、現物の調達・納入を中心とする部分を分析上で分離した。

数量年間のHPCシステム納入セット相当数。会社の実際の納入件数は非開示であり、比較可能な標準化セットに換算した推定数量価格システム1セット相当の売上高、億円売上営業利益
今 2026/06 90.0 0.50 45 4
10 年後 中立 140 0.67 94 8

取り方:会社開示のHPC売上50.00558億円から、別途推計した受託計算・SI3.50億円、ソフトウェア・クラウド1.50558億円を除いた45.0億円をハードウェア中心の売上と推定した。年間の納入台数と平均単価は会社非開示。産業技術総合研究所による2024年12月のHPCシステムズからのGPU計算サーバー1式の落札価格6,571.4万円(税込)を実例とし、案件規模に大きな差があることを考慮してモデル上の平均売上を1セット0.5億円、換算納入数を90セットとした。これは公表販売台数ではない。実際には138億円規模の大型案件も存在するため、標準化セットは契約件数と一致しない。市場比較は2026年国内HPC市場約1,530億円の参考推計に対して物理機器売上約3%とする。

HPC受託計算・SI・コンサルティング

計算環境の設定、コードの高速化、計算化学の技術支援、受託計算、システム構築など、人の専門工数に価値が結び付く仕事。AIエージェント代替の人月・工数型に分類する。

数量請求可能な技術者日相当数、日・年。開示数量ではなく推定価格技術者日当たり売上高、億円売上営業利益
今 2026/06 1,750 0.00 4 0
10 年後 中立 1,138 0.00 3 0

取り方:会社はHPC内の受託計算・コンサルティング・SI売上を金額で分離開示していない。2026年のHPC売上約50億円のうち3.50億円を、年間約1,750技術者日、1日約20万円の仕事に相当すると仮定した分析用推計。現実の請求方式には案件一括料金等も含まれる可能性があり、すべてが日単価契約との主張ではない。2026年時点の137人という全社従業員規模とも著しく矛盾しない水準に限定した。AIエージェント代替の型では中立の2036年工数を現状の0.55〜0.75倍、単価を物価上昇分の1.34倍以下とする。

計算化学ソフトウェア・クラウド

M-EVO、GRRM、ChemPark等の計算化学関連ソフトウェア・クラウド利用。契約や利用画面の価値に依存する部分を保守的に席・利用課金型へ分類する。

数量年間契約相当数。複数ライセンスを等価な契約数へ換算した推定値価格年間契約相当当たり売上高、億円売上営業利益
今 2026/06 200 0.01 2 0
10 年後 中立 160 0.01 1 0

取り方:会社はソフトウェア個別の契約数、解約率、ARR、課金単価を十分に開示していない。HPC売上からハードウェア推計45億円、受託計算等推計3.5億円を差し引く1.50558億円を、年間200契約相当、契約当たり約75万円とした便宜的なモデルであり、実契約件数ではない。現状で解約率5%未満、年単位の規制対応を伴う移行、独占的な記録の正本という証拠が2件以上は確認できないため、AI代替の『記録の正本』型とせず、操作画面・利用課金型として中立2036年の契約数量0.70〜0.90倍、価格1.00〜1.15倍、長期成長率0%以下を用いる。

CTO産業用カスタムコンピュータ

半導体・検査・物流・製造設備へ組み込む専用コンピュータの設計、部材検証、製造、継続供給。AIが動く物理装置の部品であり、製品全体を席課金SaaSや人月型とは扱わない。

数量年間生産台数、台。基準期7,018台は有価証券報告書の実数価格生産1台当たり売上高の近似値、億円売上営業利益
今 2026/06 7,018 0.00 29 2
10 年後 中立 10,600 0.01 59 6

取り方:2026年6月期有価証券報告書でCTO生産実績7,018台、CTO売上29.05848億円、セグメント利益2.45978億円を確認。29.05848億円÷7,018台=1台約41.4万円として構成した。生産と売上計上は厳密には同一年度の同一台数とは限らないので、これは公表平均販売単価でなく近似値。国内産業用コンピュータ市場は会社資料で2023年1,438億円、2027年1,792億円。2026年の市場規模を約1,700億円と補間した場合、同社売上比率は約1.7%。用途や地域の差があるため公式市場シェアとは扱わない。

リスクと懸念

138億円の大口受注と運転資金の集中

2026年4月発表の大口サーバー受注は、2027年と2028年に売上を計上する計画で、発注先の名前は非開示である。2026年6月末には棚卸資産が約89億円、純有利子負債が約70億円に達した。納入と検収が遅れれば、利益の計上より前に部材調達費と利息の支払いが先行する。大口受注を繰り返せる企業かどうかだけでなく、個々の案件の現金回収を確認する必要がある。

GPU・メモリ価格と供給元への依存

同社はGPUやメモリを自ら製造せず、外部メーカーから購入する。Super Micro Computerとの代理店契約などを通じて製品を調達する構造上、製品世代、供給制約、価格の変化を完全には支配できない。AI需要の拡大で部材価格が上がっても、顧客との契約価格が固定されていれば粗利益は圧迫される。逆に調達後に価格が急落すると、在庫の評価損が生じる。

AIエージェント代替

受託計算、SI、技術コンサルティングは、従来人が行っていたシステム設定、計算の準備、プログラムの調整、技術調査がAIエージェントへ移る可能性が高い。ソフトウェアも研究者が操作画面を使う時間が減れば、席数や利用料金に下押し圧力がかかる。ただし、GPUサーバーと産業用コンピュータは物理的な製品であり、AI代替と同一視しない。モデルでは対象となる工数とソフトウェアに限って数量と価格を縮めた。

金融機関との財務条項

大口受注に対応する特別当座貸越には、連続赤字を避けることや、期末純資産が前期末の75%を下回らないことなどの条件がある。2026年6月末の自己資本比率は約21%で、多額の借入を抱える。案件の損失や在庫評価損が純資産を減らせば、銀行との条件変更、借入返済、増資などが必要になる可能性がある。高いROEだけを見て財務を安全と判断できない。

大手との価格競争とクラウド移行

HPC市場にはDell Technologies、HPE、富士通、NECなどの大手が存在する。計算能力をクラウドで借りる選択肢も広がるため、すべての研究者が専用計算機を持ち続けるとは限らない。CTOでもAdvantechなど大規模な企業が、製造能力と部材調達力を競争手段にする。同社の個別最適化能力は有効だが、その価値を販売価格として長く確保できるかは顧客次第である。

資本配分と海外展開の実行

DOEの引き上げや自社株買いは株主に好ましいが、大型受注の資金需要と同時に行えば財務基盤が弱くなる。ドイツ企業への少数持分出資と海外販路拡大は成長機会である一方、現段階では追加利益の規模が見えない。新規拠点や提携先への投資が続いても増分ROICが資本コストに届かなければ、売上拡大は株主価値を増やさない。買収を行う場合は希薄化と投下資本を別に監視する。

今後の分かれ目

138億円受注の納入・検収・代金回収が予定通り進み、棚卸資産と借入金が大きく減少したら
大型案件の実行リスクを引き下げる。借入由来の資本コスト上乗せを再検討し、やや楽観以上の筋書きの確率を高める余地が生じる。ただし、翌年以降の継続受注とは別に確認する。
138億円案件の予定納期が再延期されるか、部材の評価損・追加調達費が開示されたら
中立の利益率と資金回収見通しを下方修正する。在庫の換金可能額も見直し、やや悲観・悲観の確率を引き上げる。
大型案件の納入が終わった後も、HPC事業の受注が複数顧客で高水準を維持したら
一時的な特需ではなく、継続的な顧客基盤拡大が起きたと判断する。年間システム納入数量の中立値を引き上げる理由となる。
CTOの生産台数と単価がともに上昇し、利益率10%以上が数年間続いたら
装置に組み込まれる製品の切り替え費用と値決め力が想定以上に強いと判断する。CTOの中立利益率および堀の評価を引き上げる。
受託計算・SIの売上が減り、計算化学ソフトウェアの契約数も縮小したら
AIエージェント代替が現実化した証拠として扱う。対象業務の数量を下方修正する一方、物理的なサーバーとCTOには同じ縮小率を一律には適用しない。
営業活動の資金収支が黒字に戻らず、財務条項への抵触や大規模な増資が発表されたら
稼ぐ力が株主の現金に変わっていないと評価し、悲観側へ大きく寄せる。新株発行が実際に決まれば、既存株主の取り分も別途計算する。

見ておくもの

  • 138億円受注の納入完了率、売上計上時期、検収および入金の進捗
  • 棚卸資産の内訳、とくに未着品・原材料・仕掛品の推移と在庫評価損
  • 純有利子負債、当座貸越残高、借入利率、銀行との財務条項の充足状況
  • 営業活動によるキャッシュ・フローと純利益の差
  • HPC事業の受注高と、単一大型案件を除いた継続受注の推移
  • CTO事業の生産台数、売上単価の近似値、営業利益率
  • HPC事業でのソフトウェア・受託計算の売上内訳と継続契約に関する開示
  • Vision2027の売上高104億円、営業利益10億円超、DOE5〜6%の達成状況
  • Super Micro Computer等の仕入先との取引継続とGPU・メモリの調達価格
  • 海外提携先TL Electronicとの取引実績、追加投資額、資本効率

倍率と資本コストの決め方

2026年10月22日の時価総額約118億円から将来売上やPERを逆算していない。会社開示の2026年HPC売上約50億円とCTO売上約29億円を起点に、実数量が分かるCTOは7,018台、実数量が不明なHPCは公開入札の単価を参考に標準化した納入セット数で推計した。中立ではHPC現物140セット相当、CTO10,600台とし、物価3%の10年分は価格にだけ織り込んだ。工数型と利用課金型にはAIエージェント代替の数量・価格制約を適用した。倍率は資本コスト9%、長期成長率2.3%、その時点のROEと増分ROICから計算し、楽観から中立は正当化PERの上限をそのまま使用した。悲観は現在の自己資本と換金可能資産を参照し、将来積み上がった自己資本に床のPBRを掛けない。2027年以降の新リース会計基準に伴う表示変更は、事業の現金創出力が同じなら価値そのものを変えない。なお、10年間に事業に必要な資本を超えて現金が積もる場合は、指定の戻り方で別途評価するものであり、ここに記載した将来時価総額へ手作業で二重加算していない。

資本コスト 9.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に、値決め力0.5%と借金1.0%を加えた9.0%。大型受注に伴う短期的な借入であっても、評価起点における返済不能リスクを資本構成に即して扱う。継続的な赤字企業ではなく、金融機関との借入枠も確保しているため、経営危機による特別な上乗せは付けない。顧客集中や案件の実行失敗は筋書きと確率に反映する。

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車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +46.5% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +46.4% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +45.1% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +42.5% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +41.8% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +41.8% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +30.0% · 10 年 割安(年 +10.7%) やや割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +28.9% · 10 年 やや割安(年 +12.5%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +28.3% · 10 年 やや割安(年 +11.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +27.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +26.0% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +25.6% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +24.7% · 10 年 やや割安(年 +14.3%) やや割安 ニレコ6863 製鉄・フィルム制御の顧客基盤と特殊光学に堀があり、設備投資後の実行リスクを見ても長期価値は現時価総額を上回る 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +23.6% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +23.5% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +12.2%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +20.9% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +19.5% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +18.3% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +17.2% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +16.4% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +15.7% · 10 年 やや割安(年 +13.1%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +14.7%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 エノモト6928 精密金型と顧客認定は堀になるが、稼働率と設備更新の重さを考えると、現在の時価総額はおおむね妥当だ 本質価値との差 +12.1% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +10.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.6%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +9.1% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +8.8% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.8%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +6.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +5.8% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +4.4% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +3.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +3.3% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −0.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −0.4% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −3.0% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −3.4% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −4.3% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −5.4% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −5.5% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −6.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +5.6%) 適正 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −8.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −8.7% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −8.8% · 10 年 適正(年 +6.4%) やや割高 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +6.9%) やや割高 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +9.6%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +6.7%) やや割高 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −11.6% · 10 年 やや割高(年 +8.8%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −11.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 −12.7% · 10 年 やや割高(年 +10.3%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +7.1%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本アビオニクス6946 防衛装備の更新を支える技術と厚い受注残は魅力だが、現金化の遅れと高い期待を考えると株価はやや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −18.4% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −18.6% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +8.7%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −23.6% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −27.0% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.6% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −28.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −30.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +7.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +5.2%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +4.0%) 割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +5.4%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −37.3% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −38.1% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −39.3% · 10 年 割高(年 +5.0%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −41.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −42.8% · 10 年 割高(年 +4.9%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −44.5% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.8% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −47.3% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −47.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −49.6% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 キオクシアホールディングス285A NANDの需要増と先端技術は確かでも、設備投資と価格循環を差し引くと足元の時価総額には安全域が乏しく、長期では割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −50.7% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −52.7% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 バルミューダ6612 体験を売る家電ブランドには価値が残るが、再黒字化と借入更新の不確実性に対して現在の評価は高い 本質価値との差 −53.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −55.0% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −56.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −58.4% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −63.0% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −64.5% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −66.8% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 パワーエックス485A 国産蓄電システムの受注力は確かだが、輸入電池への依存と資本効率の不確実性に比べ、現在の株価には安全域がない 本質価値との差 −68.7% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −68.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アスタリスク6522 RFIDによる省人化には成長余地があるが、赤字の長期化と希薄化を考えると、現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −69.6% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −70.0% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −72.5% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 トラース・オン・プロダクト6696 CELDISの導入実績と現場DXには伸びしろがあるが、赤字の長さと希薄化を考えると、現在の時価総額に見合う利益の再現性はまだない 本質価値との差 −75.4% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −84.2% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −86.8% · 10 年 割高(年 −11.8%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −87.7% · 10 年 割高(年 −9.8%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −88.5% · 10 年 割高(年 −13.3%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.4% · 10 年 割高(年 −14.3%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.5% · 10 年 割高(年 −16.3%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.4% · 10 年 割高(年 −19.7%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.5% · 10 年 割高(年 −33.8%)

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読んだ資料

  1. HPCシステムズ 2026年9月30日「事業計画及び成長可能性に関する事項」・Vision2027原文
  2. HPCシステムズ 第21期有価証券報告書(2026年6月期)・金融庁EDINET原文テキスト
  3. HPCシステムズ 2026年4月1日「大口受注に関するお知らせ」
  4. 産業技術総合研究所 2024年12月24日契約 GPU計算サーバー一式の落札者公表
  5. Advantech Annual Report 2024・世界産業用PC市場シェアの参考資料

分析日 2026-10-22