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日本セラミック 6929

車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)5,199 円1,061 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,630 円741 億円差 +43.2%
10 年後から見ると 割安 価値 5,199 円1,061 億円 · 差 +43.2% · 期待の年率 +10.0%
期待の年率リターン(10 年)+10.0%資本コスト比 +2.8 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本セラミックは、駐車支援に使う超音波センサと、人の動きを熱で捉える防犯用の赤外線センサを軸にした電子部品メーカーである。鳥取に本社を置く。筆者の結論は、今の値段はほぼ妥当で、割安とも割高とも言い切れないというものだ。決め手は、利益率が過去最高の水準にあることと、時価総額の4割に当たる現金(定期預金を含む約299億円)があることの、2つがせめぎ合う点にある。

稼ぐ力は本物だ。2025年12月期は売上273億円、営業利益62億円で、営業利益率は22.8%に達した。車載の運転支援(ADAS)向けと防犯向けが伸び、受注は売上を上回った。会社は2028年12月期に売上300億円、営業利益71.5億円を目指している。

財布の中身も厚い。自己資本比率は84%で、実質無借金のうえ、手元の現金が余っている。会社は今後3年で約220億円を株主に返す計画を出した。この資本政策が、価値の下支えになる。

弱みは、車載センサが中国勢の値下げと、カメラ・レーダへの置き換えにさらされることだ。売上の2割強は、取引先1社に頼っている。

10年後の中立の筋書きでは、営業利益は89億円ほどで、今の1.4倍にとどまる。確率を掛けた本質価値は、今の時価総額をわずかに下回る。楽観(確率8%)なら今の2倍を超え、悲観(確率8%)なら5分の1まで縮む。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「良い小さな事業を、現金が余るまま放置していない会社」に見える。

事業の質は悪くない。利益率が高く、設備が軽く、成長にたくさんの資本を要しない。稼いだお金を株主に返せる事業は、持ち続ける価値がある。経営も、ROEの改善と還元を掲げ、資本の使い方を変え始めた。

一方で、堀の幅には慎重になる。車載センサは、中国勢の値下げと置き換えの危険にさらされている。取引先が偏り、単一の部品カテゴリーに寄りかかる点も気になる。利益率が過去最高の水準にある今の姿を、そのまま10年後に置くのは危うい。

安全域の判断はこうだ。余った現金の約238億円は、今の時価総額の3割ほどにあたり、実質的な下支えになる。しかし事業の利益を10年先まで評価すると、中立の筋書きでようやく今の値段と釣り合う。安く買えるという余裕はない。値段が2割下がれば、見方を改める価値がある。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源はセンサである。同社は単一の事業で、開示は用途別に分かれていない。実態に近い見方は、車載、防犯、家電・照明・産業の3つに分けることだ。

車載は超音波センサと電流センサが主力になる。超音波センサは、駐車のときにバンパー周りの障害物を知らせる部品だ。運転支援の普及で、1台に載る数が増えた。電流センサは、電動車の電池やモーターの電流を測る。同社は、テレビのリモコン用の超音波センサから出発した会社で、いまは自動車を重点分野に置いている。車載は全体の半分弱と筆者は推定する。

防犯は、焦電型の赤外線センサが柱になる。人の体が出す熱の変化を捉える部品で、侵入警報や人感スイッチに入る。防犯用では世界トップとされる。家電・照明・産業向けには、エアコンや照明に入る赤外線センサ、LED照明のモジュール、ガスセンサなどがある。

生産は鳥取の本社工場のほか、フィリピンのスービックと上海にある。2025年11月にフィリピンの新工場が動き出し、生産が中国に偏るリスクを下げる。最大の取引先は株式会社中外で、売上の22%を占める。

優良さと弱いところ

優良さの中身は、小さな市場での強い地位と、軽い資産にある。防犯用の焦電型赤外線センサは世界トップ、車載の超音波センサは国内トップとされる。大きな市場ではないが、取引先が一度採用した部品を簡単には替えない分野で、利益率が厚い。営業利益率は2014年の9%から、2025年には22.8%まで上がった。

財務は極めて堅い。自己資本比率は84%で、実質の借金はない。設備も軽く、2025年の設備投資は21億円にとどまった。稼いだ現金は配当と自社株買いに回っており、2025年は純利益の9割近くを株主に返した。ためこむだけの会社ではない点を、筆者は評価する。

弱みも3つある。1つ目は取引先の偏りだ。最大の取引先に売上の2割強を頼る。2つ目は在庫で、回転は3.4か月と重く、2028年に2か月以下を目指している。3つ目は、2025年4月のランサムウェア被害である。情報が漏れた事実は、体制の甘さを示した。

堀、つまり他社がまねできない強みは、ほどほどだ。車載は安全に関わる部品で、認定に時間がかかる。ただ、中国勢が同じ部品を安く作り始めており、価格を自分で決める力が強いとまでは言えない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

車載と防犯は、どちらも数量が伸びるが、価格が下がりやすい市場である。

車載の超音波センサは、駐車支援や低速の運転支援に使われる。調査会社は、車載の超音波技術の世界市場が2025年の65億ドルから2033年の111億ドルへ、年率7%近くで伸びると見る。車の台数は増えないが、1台に載るセンサの数が増える。主な競合は、ボッシュ、村田製作所、ヴァレオ、中国のオーディウェルなどだ。

懸念は、この部品がいつまで要るかである。運転支援はカメラとレーダへ重心が移っている。一部の車種では、超音波センサを外してカメラに任せる動きも出た。駐車支援が安価な超音波センサで足りる限り、需要は残る。ただ、1台あたりの数が増え続けると決めつけるのは危うい。

防犯の焦電型赤外線センサは、調査会社の予測で年率5%前後の成長だ。スマートホームや防犯カメラ、照明の人感制御が需要を支える。成熟した部品で、中国勢の参入による値下がりは避けにくい。

家電・照明向けは、省エネ需要が支えになる一方で、LED照明のモジュールは価格競争が厳しい。全体で見ると、数量は年に数%伸び、価格は物価に届かないというのが筆者の見立てだ。

資本政策と M&A

資本政策は、この会社のいちばんの見どころである。2026年2月に出した中期経営計画は、ROEを12%以上にすると掲げた。手元の現金約100億円と営業の稼ぎ約170億円のうち、約220億円を株主に返し、設備には約50億円を使う。配当は性向50%以上を目安とし、自社株買いを機動的に重ねる。

2025年は、純利益の大半を配当と自社株買いで返した。昆山の子会社を清算した益で純利益は膨らんだが、会社は一過性の益を除いてROEを見ている。経営が資本効率を意識し始めたことは、前向きに受け取れる。

買収は、いまのところ大きなものを打っていない。計画にも、M&Aの具体的な額は出てこない。余った現金を成長投資に回すより、還元に回す方針が読み取れる。政策保有株は、山陰合同銀行の株だけで、約21億円にとどまる。

最大の株主は谷口興産で、持ち株比率は約18%だ。時価総額が小さく、現金が厚いため、買収や株主提案の標的になる余地はある。10年以内にTOBが起きる確率を、筆者は2割弱とみる。

10年の還元は、配当性向50%以上の方針と、中計の3年で約220億円の範囲に置いた。中立は純利益の合計の約95%で、余った現金は配らずに別に足している。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

車載の運転支援が、いまの勢いを10年保つ。1台に載るセンサの数は増え続け、超音波センサは駐車支援だけでなく、低速の自動運転や自動駐車でも使われる。電動車が増えれば、電流センサの需要も伸びる。会社は車載を重点分野に据え、鳥取とフィリピンで生産を増やす体制を整えた。2025年に新工場が動き出した効果は、これから数字に出る。

防犯と照明も追い風が吹く。スマートホームの普及で、人の動きを知るセンサは、家のあちこちに入る。焦電型赤外線センサは世界トップの地位にあり、新しい用途の受注も増えている。会社が掲げた営業利益率23.8%は、2025年の22.8%から小さな上積みで、無理のない目標である。

資本政策も変わった。約220億円を3年で株主に返し、ROE12%以上を掲げる。現金をため込まない姿勢が続けば、株主の取り分は大きく増える。時価総額が小さく、買収されれば割増の値がつく可能性もある。

新工場の稼働で生産の余力ができ、車載の受注を取りこぼさない。取引先が広がれば、最大の取引先への依存も薄れる。利益が増える一方で、手元の現金は戻され続けるため、ROEは2割を超える水準まで上がる。

慎重な見方

利益率は、過去最高の水準にある。2014年は9%、2018年から2021年は15〜19%で、いまの22.8%は特別に高い。車載と防犯の部品は、中国勢が同じものを安く作り始めており、この利益率が10年続く前提は強すぎる。

車載の超音波センサは、運転支援の主役ではない。カメラとレーダが主役で、一部の車種では超音波センサを外す動きも出た。1台あたりの数が増え続けるとは限らない。自動車メーカーと部品大手は、毎年のコストダウンを求めてくる。

最大の取引先1社が売上の2割強を占める点も、利益の安定を損なう。2025年の純利益70億円は、子会社の清算益を含んでいる。実力の利益は50億円に届かず、会社自身もROEを一過性を除いて9%台と見ている。

在庫の回転も3.4か月と重く、需要が落ちれば評価損が出る。中国拠点への依存や、2025年4月のランサムウェア被害も、体制の弱さを示した。10年の間に、こうした小さな傷が利益率をじわじわ削ると見るのが自然だ。

余った現金が価値を支える面はあるが、それは今の時価総額にすでに入っている。事業の利益だけで測れば、今の値段に上乗せの余地は小さい。

どちらに重みを置いたか

強気の見方には説得力がある。ADAS向けの伸びと、現金を返す資本政策は、利益を守る力として本物だ。慎重な見方の指摘も重い。利益率が過去最高で、取引先が偏り、車載センサは置き換えと値下げを受けやすい。

勝負は互角と見て、確率は中立に最も厚く置いた。慎重な見方の指摘が強い分、やや悲観に24%、悲観に8%を割り、楽観側は合わせて30%にとどめた。結果として、本質価値は今の値段をわずかに下回る程度に収まった。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 6,918 円1,412 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,503 円511 億円)。 今の値に割り戻すと 5,199 円1,061 億円、今との差 +43.2%、 期待の年率 +10.0%(資本コスト 7.2%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 13,004 円2,654 億円 3,381 円690 億円 +351.4% +16.3% 1,311 円268 億円
やや楽観 22% 10,158 円2,073 億円 2,940 円600 億円 +260.8% +13.7% 2,881 円588 億円
中立 38% 7,994 円1,632 億円 2,646 円540 億円 +193.1% +11.4% 4,043 円825 億円
やや悲観 24% 2,180 円445 億円 2,009 円410 億円 +15.4% +1.4% 1,005 円205 億円
悲観 8% 1,025 円209 億円 1,225 円250 億円 −38.0% −4.7% 180 円37 億円
加重平均100% 6,918 円1,412 億円2,503 円511 億円 +159.5% +10.0% 9,421 円1,923 億円

今の株価時価総額 3,630 円741 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。

楽観 8% 運転支援と防犯が伸び続け、資本政策も実る 利益 107 億円 · PER 23.3 倍 · 株価時価総額 13,004 円2,654 億円

運転支援の普及が続き、車載センサの出荷は10年で2倍になる。超音波センサは駐車支援から低速の自動運転まで広がり、電動車向けの電流センサも伸びる。防犯は、スマートホームの普及で人感センサが家のあちこちに入り、世界トップの地位を固める。家電・照明も、省エネ需要と新用途で緩やかに伸びる。

中国勢の追い上げは続くが、車載の安全に関わる部品では、認定を通した実績が効き、価格の下げは物価の上昇を一部削る程度で済む。利益率は過去最高の水準を保ち、23%台に乗る。会社は3年で約220億円の還元を終えたあとも、純利益の8割ほどを返し続ける。時価総額が小さく現金が厚いことから、買収されて割増しの値がつく可能性もある。

  • 車載センサ(超音波・電流):数量 80.0(超音波・電流など車載センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 391(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 313 億円・営業利益 75 億円。数量 80 百万個 × 単価、営業利益率 24%
  • 防犯・セキュリティ用赤外線センサ:数量 272(防犯用などの焦電型赤外線センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 63(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 170 億円・営業利益 48 億円。数量 272 百万個 × 単価、営業利益率 28%
  • 家電・照明・産業向け:数量 137(家電・照明・産業向け部品の年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 72(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 98 億円・営業利益 18 億円。数量 136 百万個 × 単価、営業利益率 18%

倍率:事業の純利益 104 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 33.1% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 20.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 23.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 23.3 倍 + 余った現金(戻り方込み)238 億円。全体の PER 23.26 倍、時価総額 2,654 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:車載の数量が 2 倍近くに伸び、同時に利益率が過去最高の水準を保つ必要がある。重なる条件が多く、確率は 1 割に届かない。ここは「慎重な見方が強い」ので 8% に抑えた。

やや楽観 22% 車載と防犯が成長を保つ 利益 85 億円 · PER 22.5 倍 · 株価時価総額 10,158 円2,073 億円

車載は運転支援の普及に沿って、10年で8割増の出荷になる。防犯は5割弱の増加で、家電・照明は小幅に伸びる。会社が掲げる2028年の営業利益71.5億円を達成し、その後も緩やかに利益を積み上げる。

中国勢との値下げ競争はあるが、車載と防犯の主力品は価格をほどほどに保てる。利益率は22%前後で、過去最高の水準からわずかに下がる。株主還元は、配当性向5割以上と自社株買いの組み合わせが続く。資本効率は高まり、ROEは2割を超える。ただし、10年先の成長率は物価に近い水準まで落ち着く。

生産はフィリピンの新工場と鳥取に分かれ、中国への偏りが薄れる。車載の受注は、ADAS向けを中心に安定して積み上がる。最大の取引先への依存は残るが、取引先が増えて、売上の2割強という割合は少しずつ下がる。

  • 車載センサ(超音波・電流):数量 72.0(超音波・電流など車載センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 376(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 270 億円・営業利益 61 億円。数量 72 百万個 × 単価、営業利益率 22%
  • 防犯・セキュリティ用赤外線センサ:数量 247(防犯用などの焦電型赤外線センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 60(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 148 億円・営業利益 39 億円。数量 246 百万個 × 単価、営業利益率 26%
  • 家電・照明・産業向け:数量 121(家電・照明・産業向け部品の年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 69(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 83 億円・営業利益 13 億円。数量 121 百万個 × 単価、営業利益率 16%

倍率:事業の純利益 82 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 27.9% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 17.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)238 億円。全体の PER 22.47 倍、時価総額 2,073 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:運転支援の普及と防犯の伸びが続き、利益率が 2 割強を保つ筋書き。会社計画の 2028 年の水準(営業利益率 23.8%)の延長にあたるので、4 分の 1 弱を割いた。

中立 38% 稼ぐ力は保つが、利益率は過去最高から下がる 利益 67 億円 · PER 21.8 倍 · 株価時価総額 7,994 円1,632 億円

車載は年に5%弱ずつ数量が増え、10年で6割増になる。防犯は3割強、家電・照明は小幅の増加にとどまる。単価は物価の上昇に届かず、10年で1割ほどしか上がらない。売上は436億円と、今の1.6倍になる。

利益率は2割に下がる。過去最高の22.8%は、運転支援の需要増と在庫・生産の改善が重なった山で、10年続くとは見ない。会社が掲げる2028年の営業利益71.5億円は達成し、その後は年2〜3%の伸びにとどまる。還元は3年で約220億円、そのあとは純利益の8割ほどを返す。中国勢との競争と、カメラ・レーダへの置き換えの圧力が、緩やかに利益率を削る10年である。

  • 車載センサ(超音波・電流):数量 64.0(超音波・電流など車載センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 360(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 230 億円・営業利益 48 億円。数量 64 百万個 × 単価、営業利益率 21%
  • 防犯・セキュリティ用赤外線センサ:数量 230(防犯用などの焦電型赤外線センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 58(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 132 億円・営業利益 33 億円。数量 230 百万個 × 単価、営業利益率 25%
  • 家電・照明・産業向け:数量 110(家電・照明・産業向け部品の年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 67(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 74 億円・営業利益 10 億円。数量 110 百万個 × 単価、営業利益率 14%

倍率:事業の純利益 64 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 24.2% が k 7.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.7% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)238 億円。全体の PER 21.75 倍、時価総額 1,632 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:数量は年に数% 伸び、価格は物価に届かず、利益率が 2 割に下がる。会社計画よりやや控えめで、2 人の議論の落としどころとして最も厚く置いた。

やや悲観 24% 中国勢の値下げで、利益率が大きく縮む 利益 34 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 2,180 円445 億円

中国勢の技術が上がり、車載の超音波センサと防犯用の赤外線センサの両方で、価格競争が厳しくなる。車載の数量は3割増にとどまり、単価は5%しか上がらない。家電・照明は数量が1割減る。営業利益率は14%まで落ち、利益は今の4分の3になる。

取引先の偏りが響く局面もあり、最大の取引先が調達先を分散すれば、数量はさらに削られる。会社は在庫を減らし、フィリピンの新工場で固定費を抑えるが、価格の下落には追いつかない。配当は守るものの、自社株買いは細る。ROEは9%前後に落ちる。事業は崩れないが、成長株としての評価は外れる。

  • 車載センサ(超音波・電流):数量 52.0(超音波・電流など車載センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 329(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 171 億円・営業利益 26 億円。数量 52 百万個 × 単価、営業利益率 15%
  • 防犯・セキュリティ用赤外線センサ:数量 196(防犯用などの焦電型赤外線センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 53(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 103 億円・営業利益 20 億円。数量 196 百万個 × 単価、営業利益率 19%
  • 家電・照明・産業向け:数量 94.5(家電・照明・産業向け部品の年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 60(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 57 億円・営業利益 5 億円。数量 94 百万個 × 単価、営業利益率 9%

倍率:ROE 11.0%・資本コスト 7.25% から正当化 PER 13.1 倍を計算し、その 65% をやや悲観の倍率に置いた。余った現金は谷で食う想定で 0.75 倍の 179 億円。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 8.45 倍・時価総額 445 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:中国勢が車載・防犯の汎用部品に広がり、価格競争で利益率が 14% まで縮む筋書き。利益率が過去最高で、取引先が偏る事実を踏まえ、4 分の 1 近くを割いた。

悲観 8% 車載の置き換えと値下げで、事業の稼ぎが崩れる 利益 8 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 1,025 円209 億円

運転支援の主役がカメラとレーダに移り、車載の超音波センサは1台あたりの数が減る。中国勢の安値攻勢で単価が1割下がり、最大の取引先を含む複数の客先でシェアを失う。防犯の赤外線センサも汎用品になり、家電・照明向けは赤字に落ちる。

営業利益率は5%まで下がり、純利益は8億円ほどに細る。在庫と設備の減損で、自己資本も100億円近く目減りする。余った現金は、失敗した投資と減損で半分ほどしか残らない。配当は積み上げた現金から続け、不要になった設備や遊休資産の売却も進める。成長を失った会社として評価される10年である。財務が行き詰まることはないが、優良企業の評価は外れる。

  • 車載センサ(超音波・電流):数量 40.0(超音波・電流など車載センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 282(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 113 億円・営業利益 8 億円。数量 40 百万個 × 単価、営業利益率 7%
  • 防犯・セキュリティ用赤外線センサ:数量 153(防犯用などの焦電型赤外線センサの年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 45(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 69 億円・営業利益 7 億円。数量 153 百万個 × 単価、営業利益率 10%
  • 家電・照明・産業向け:数量 73.5(家電・照明・産業向け部品の年間出荷個数(百万個、推定))× 価格 54(1 個あたり平均単価(円・名目、推定))→ 売上 40 億円・営業利益 0 億円。数量 74 百万個 × 単価、営業利益率 0%

倍率:悲観の純利益 8 億円は、事業の ROE が資本コスト 7.25% を下回る。ためた利益は額面未満の価値なので、稼ぐ力(純利益÷k、PER は 1÷k=13.81 倍が上限)の 100% を置いた。余った現金は失敗した投資と減損で半分の 70 億円とみて足した。

確率:運転支援の主役がカメラとレーダに移り、超音波センサの数が減って、最大の取引先を失う複合の筋書き。起きにくいが、一度始まると戻りにくいので 8% を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

車載センサ(超音波・電流)

駐車支援や運転支援に使う超音波センサ、電動車の電流を測る電流センサなど。ADAS の普及で 1 台に載る数が増える。

数量超音波・電流など車載センサの年間出荷個数(百万個、推定)価格1 個あたり平均単価(円・名目、推定)売上営業利益
今 2025/12 40.0 313 125 28
10 年後 中立 64.0 360 230 48

取り方:用途別の売上は開示されていないため、売上 273 億円のうち車載を 125 億円(約 46%)と推定した。年に 4,000 万個前後の出荷として、超音波センサの安い単価と電流センサの高い単価の加重平均で 1 個あたり約 3 百円台とした。営業利益率は全社の率を用途別の競争の強さで配り、約 22% とした。単価は名目。中立では 10 年で 1.15 倍(物価の 1.34 倍に届かない)に置く。理由は、自動車メーカーと部品大手が毎年のコストダウンを求めること、中国勢が同種の超音波センサを安く作り始めたこと。

防犯・セキュリティ用赤外線センサ

人体の熱を捉える焦電型赤外線センサ・モジュール。侵入警報や人感検知に入り、防犯用では世界トップとされる。

数量防犯用などの焦電型赤外線センサの年間出荷個数(百万個、推定)価格1 個あたり平均単価(円・名目、推定)売上営業利益
今 2025/12 170 50 85 26
10 年後 中立 230 58 132 33

取り方:用途別の売上は開示されていないため、防犯・セキュリティ向けを 85 億円(約 31%)と推定した。年に 1.7 億個前後の出荷として、1 個あたり数十円台。焦電型赤外線センサの世界市場は調査会社の予測で 2026 年に 6 億ドル台で、同社はその中で上位の地位にあると見た。営業利益率は約 30%。単価は名目。中立では 10 年で 1.15 倍に置く。成熟した部品で、中国勢の参入による値下がりが物価の上昇を一部打ち消すため。

家電・照明・産業向け

エアコンや照明に入る赤外線センサ、LED 照明のモジュール、ガスセンサなど。

数量家電・照明・産業向け部品の年間出荷個数(百万個、推定)価格1 個あたり平均単価(円・名目、推定)売上営業利益
今 2025/12 105 60 63 10
10 年後 中立 110 67 74 10

取り方:用途別の売上は開示されていないため、家電・照明・産業向けを 63 億円(約 23%)と推定した。年に約 1 億個の出荷として、1 個あたり数十円台。営業利益率は約 16%。単価は名目。中立では 10 年で 1.12 倍に置く。LED 照明のモジュールなど価格競争の厳しい品が多く、物価の上昇を価格に転嫁しきれないため。

リスクと懸念

最大の取引先への依存

株式会社中外が売上の22%を占める。この取引先が調達を分散したり、需要を落としたりすると、利益が大きく揺れる。取引条件の見直しで価格を下げさせられる可能性もある。

中国勢の値下げ攻勢

車載の超音波センサも防犯の赤外線センサも、中国メーカーが同種の部品を安く作り始めている。汎用品に近づくほど価格が下がり、利益率が削られる。2025年の過去最高の利益率が続かない主因になりうる。

運転支援のセンサ構成の変化

運転支援の主役はカメラとレーダだ。一部の車種で超音波センサを外してカメラに任せる動きがあった。1台あたりの搭載数が増え続けるという前提が崩れれば、車載の数量が想定を割る。

中国拠点の地政学リスク

上海の子会社が生産の一部を担う。米中の対立や規制の変化で、供給や輸出に支障が出る可能性がある。フィリピンの新工場は、そのリスクを下げる手当てだが、立ち上げの費用が先に出る。

サイバー攻撃と情報管理

2025年4月、サーバーがランサムウェアの被害を受け、情報が漏れた。再発すれば、取引先の信頼と生産に響く。体制の強化は進行中で、費用の増加要因にもなる。

在庫と一過性の利益

在庫の回転は3.4か月と重く、需要が落ちると評価損が出やすい。2025年の純利益は子会社の清算益を含み、実力の利益より大きい。数字を比べるときは、清算益を除いて見る必要がある。

今後の分かれ目

車載センサの売上が、会社計画の2028年を上回って伸びたら
楽観・やや楽観の確率を上げる。数量の前提を上方に直す。
中国勢が車載の超音波センサで国内の大手自動車メーカーへ入り込んだら
価格の前提を下げ、やや悲観・悲観の確率を上げる。
カメラ・レーダ中心の設計で、超音波センサを搭載しない車種が増えたら
車載の数量を下げ、悲観の確率を上げる。
約220億円の株主還元が計画どおりか、それ以上に進んだら
余った現金の戻り方を確かめ、中立の筋書きの価値を見直す。
最大の取引先が調達を分散した、または取引の縮小が明らかになったら
利益の前提を下げ、やや悲観側の確率を上げる。
谷口興産や海外の投資家が持ち株を増やす、または買収提案が出たら
買収時に付く割増しは筋書きに入れていない。出れば別に評価する。

見ておくもの

  • 車載センサの売上の伸びと受注(2028年の売上300億円・営業利益71.5億円との差)
  • 営業利益率が22.8%から上下どちらへ動くか
  • 在庫の回転月数(2028年に2か月以下の目標)
  • 株主還元の実績(約220億円・配当性向50%以上・自社株買い)
  • 最大の取引先への売上の割合

倍率と資本コストの決め方

車載・防犯・家電照明の3つに分け、出荷個数(実質)×単価(名目)で積んだ。用途別の売上は開示がなく推定で、howに根拠を書いた。価格は物価の1.34倍に届かず、車載と防犯は1.15倍、家電照明は1.12倍とした。資本コストは基本7.5%にquality +1.0%の8.5%。倍率は式の上限(g 4.0%、残る割合0.50)に対し、中立は8割、楽観は9割、やや悲観は7割に置き、今の株価は見ていない。余った現金238億円(定期預金など約98億円を足した)は帳簿の値で足し、悲観側は0.75倍・0.5倍にした。リースは主要でなく、新リース会計は影響が小さい。結果として本質価値は今の値段にほぼ並んだが、倍率は市場の値付けから出していない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.3→23.26 倍・やや楽観 PER 13.81→22.47 倍・中立 PER 12.42→21.75 倍・悲観 PER 11.76→13.81 倍)。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +1.0% を足した 8.5%。同じ領域の湖北工業・山一電機と同じ水準。純現金で借金のリスクは無く、小粒で取引先が偏る点と、車載・防犯の部品が値決めを市場に握られる点を上乗せにした。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 7.25%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. 日本セラミック 中期経営計画(2026年2月)
  2. 日本セラミック 有価証券報告書(要約)
  3. 日本セラミック 決算短信(2025年12月期)

分析日 2026-10-16