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AI 銘柄分析 · 電気機器 · 試作

堀場製作所 6856

半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)13,401 円5,631 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)22,380 円9,404 億円差 −40.1%
10 年後から見ると 割高 価値 13,401 円5,631 億円 · 差 −40.1% · 期待の年率 +1.0%
期待の年率リターン(10 年)+1.0%資本コスト比 −6.0 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

堀場製作所は半導体製造装置向けマスフローコントローラー(MFC)で世界シェア約6割、自動車エンジンの排ガス計測装置で世界シェア約8割という、ニッチながら圧倒的な地位を持つ計測機器の専門メーカーである。2025年からエネルギー・環境、バイオ・ヘルスケア、先端材料・半導体の3部門に再編し、2025年12月期は先端材料・半導体部門が売上1,565億円・営業利益率28.4%と最大の収益源に成長した一方、エネルギー・環境部門(売上1,344億円・営業利益率7.0%)はEV化で内燃機関向け排ガス計測の先行きに不透明感があり、バイオ・ヘルスケア部門(売上421億円)は営業損失が続き構造改革の対象になっている。ここでは売上をこの3部門に分け、それぞれ出荷台数(実質)×平均単価(物価3%で上がる名目)で積み上げた。資本コストは基本7.5%に、循環+0.5%・値決め力−0.25%・寿命+0.25%を入れて8.0%とした。半導体部門のAI投資サイクルによる成長を織り込んでも、10年後の正当化PERは11〜14倍にとどまり、今のPER27.3倍・PBR2.91倍を正当化するには、半導体部門の高成長が10年続き、かつエネルギー・環境とバイオ・ヘルスケアの構造的な重荷が速やかに解消することが必要になる。総合では本質価値が今の時価総額を下回る「割高」という結論になった。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、堀場製作所はMFCの切り替えコストと排ガス計測の規制組み込みという、ニッチ市場での堀を持つ点を評価できる。自己資本比率67.1%・純現金959.9億円という財務の健全性は、技術獲得型のM&Aを継続できる安全域の広さを示している。一方で、3部門の収益力の差が大きく、先端材料・半導体部門の高い成長・収益力に会社全体の評価が引っ張られている面があり、エネルギー・環境部門のEV化リスクとバイオ・ヘルスケア部門の構造的な低収益性という、会社の「稼ぐ力」の持続性に対する疑問は残る。今の実績PER27.3倍・PBR2.91倍という倍率は、ROE10.7%という今の収益力に対しては高く、半導体部門の高成長が10年先まで続き、かつ他の2部門の重荷が解消することを前提にしなければ正当化しにくい。創業家による長期的な経営は技術への長期コミットメントという強みを持つが、同じ値段を払うには、その前提が実現する確信度に見合う安全域を求めるのが筋だと考えられる。

何で稼ぐ会社か

堀場製作所の事業は2025年の組織再編により、先端材料・半導体、エネルギー・環境、バイオ・ヘルスケアの3部門(フィールド)で構成される。先端材料・半導体部門は、半導体製造装置に組み込まれるガス流量制御機器「マスフローコントローラー(MFC)」を中核に、半導体メーカーの製造プロセスに深く組み込まれた製品群を持つ(子会社の堀場エステックが担う)。MFCは熊本・阿蘇工場で全体の7割、京都本社で残りを生産し、両工場で年産60万台規模の生産体制を構築、マレーシア・ケダ州にも2026年1月稼働予定の新工場を建設中で、中国でもガス制御機器の増産(2025年に3倍)を進めている。先端材料向けには、バッテリー材料や合成ダイヤモンド(2026年1月にインドのプリスティン・ディープテックを買収)など次世代材料の分析機器も手掛ける。エネルギー・環境部門は、自動車・エンジンの排ガス計測システム(VWの排ガス不正を見抜いた小型測定器PEMSで知られる)と、水質・大気・プロセスガスの環境・プロセス計測機器を含む。バイオ・ヘルスケア部門は、自動血球計数装置や血球計数CRP同時測定装置などの医用機器と、生命科学分野向けの分析機器を扱う。顧客は半導体メーカー(TSMC・サムスン・インテルなど)、自動車メーカー(GM・ダイムラー・フェラーリなど)、米EPAなど公的機関、医療機関、環境・エネルギー関連企業など幅広い。創業家(創業者・堀場雅夫の長男である堀場厚会長兼グループCEO)が経営を率い、1996年のABX(仏・血球計数装置)、1997年のJobin Yvon(仏・分光器)、2015年のMIRA(英・自動車開発エンジニアリング)など、技術獲得型のM&Aを重ねて事業領域を広げてきた経緯がある。

優良さと弱いところ

堀場製作所の堀は、MFCが半導体メーカーの製造プロセスに一度組み込まれると容易に切り替えられないという高い切り替えコストと、排ガス計測装置が各国の排出ガス規制・型式認証に組み込まれているという規制対応力にある。MFC世界シェア約6割、排ガス計測世界シェア約8割という高い集中度は、専門性の高いニッチ市場で規模の経済と信頼性を積み上げてきた結果である。自己資本比率67.1%・純有利子負債マイナス959.9億円(純現金)という財務の健全性も強みで、技術獲得型のM&Aを機動的に実行できる基盤になっている。弱点は、3部門の収益力の差が大きい点にある。先端材料・半導体部門は営業利益率28.4%と高収益だが、エネルギー・環境部門は7.0%にとどまり、バイオ・ヘルスケア部門は営業損失が続いている。エネルギー・環境部門は、EV化が進めば内燃機関向け排ガス計測という収益源が構造的に縮小するリスクを抱え、バイオ・ヘルスケア部門は血液検査分野で世界シェア5割超のシスメックスなど強力な競合に対して規模が見劣りする。創業家が長期にわたり経営を率いる体制は、技術への長期的なコミットメントという強みと、資本配分の規律が創業家の意向に依存しやすいという論点の両面を持つ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

産業用ロボット・FA機器と同じ業種ノートの枠組みで見ると、堀場の主戦場は半導体製造装置・自動車計測・環境プロセス計測という3つの異なる循環を持つニッチ市場の集合体である。半導体製造装置の世界需要(WFE)はAIデータセンター投資を背景に拡大が続き、MFCはウェハー処理のほぼ全工程に使われる基幹部品であるため、堀場エステックの事業はこの循環に強く連動する。一方で自動車排ガス計測は、EV化という構造変化にさらされている。世界的に電気自動車への移行が進めば、新車開発における内燃機関向け排ガス試験の需要は長期的に先細る可能性があり、堀場はHV・EV向けの熱マネジメント試験装置(VERIDRIVE等)への展開で対応しているが、内燃機関向け測定器の牙城ほどの高いシェア・利益率を新しい領域で再現できるかは不確かである。環境・プロセス計測は、規制対応の更新需要という相対的に安定した需要を持つ。医用・生命科学分野は、血液検査でシスメックスが世界シェア5割超を握る寡占市場で、堀場は相対的に小規模なプレイヤーであり、MLMAP2028でも構造改革(低収益拠点の固定費最適化)の対象になっている。競合は、MFCではBronkhorst・MKS Instruments・Brooks Instrumentなど欧米メーカー、排ガス計測ではAVL(オーストリア)、医用機器ではシスメックス・ベックマン・コールターなどがそれぞれの市場で並ぶ。業界の分かれ目は、AI・先端半導体投資の持続性、EV普及速度と内燃機関車の残存需要、バイオ・ヘルスケア部門の構造改革の成否にある。

資本政策と M&A

堀場製作所はMLMAP2028の更新(2026年8月)で、配当性向の目途を従来の30%から40%へ引き上げる方針を示した。2026年には時価総額1兆円超えを記念した特別配当を実施し、年間配当は前期から拡大した。自己資本比率67.1%・純有利子負債マイナス959.9億円(純現金)という財務の健全性は、株主還元の原資としても、技術獲得型M&Aの原資としても機動性を保つ。M&Aは1996年のABX(仏・血球計数装置、医療分野参入)、1997年のJobin Yvon(仏・分光器、科学分析強化)、2005年のSchwarz System(独・エンジン計測)、2015年のMIRA(英・自動車開発エンジニアリング)、2025年のEtaMax(韓・半導体関連)、2026年のプリスティン・ディープテック(インド・合成ダイヤモンド研究開発)と、技術獲得型の買収を継続的に実行してきた。創業家(堀場厚会長兼グループCEO)が経営を率い、長男の堀場弾氏が2024年の決算説明会で「1兆円企業」構想を発表するなど、次世代への移行が進みつつある。無借金に近い財務と技術獲得志向を踏まえれば、買われる側としてのTOBの可能性は低いと見られる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

先端材料・半導体部門は2025年12月期に売上1,565億円・営業利益率28.4%まで伸び、AIデータセンター投資による半導体製造装置需要の拡大を背景に、MFCの年産能力は京都福知山工場の本格稼働で最大3倍に拡大する計画がある。マレーシア新工場(2026年1月稼働予定)や中国での増産(2025年に3倍)も進み、世界シェア約6割という地位を背景に、AI関連の先端半導体投資サイクルが10年続けば、この部門だけで会社全体の収益を大きく押し上げる余地がある。自動車計測は、EV化が進んでも新車開発にはHV・EV向けの熱マネジメント試験という新しい需要があり、堀場のVERIDRIVEなど新製品がこの転換を取り込めれば、排ガス計測で築いた世界シェア8割の顧客基盤をそのまま新しい試験需要に移行できる。バイオ・ヘルスケア部門もMLMAP2028の構造改革(低収益拠点の固定費最適化)が実を結べば、営業損失から収益化に転じる余地がある。配当性向を30%から40%へ引き上げる株主還元強化と、技術獲得型M&A(プリスティン・ディープテックなど)による新分野への展開も、長期の価値創造を支える材料である。

慎重な見方

エネルギー・環境部門の中核である自動車排ガス計測は世界シェア8割を握るが、EV化が進めば新車開発における内燃機関向け排ガス試験そのものの需要が構造的に消滅していく可能性があり、堀場のEV・HV向け試験装置が同じ高いシェア・利益率を再現できるとは限らない。バイオ・ヘルスケア部門は2025年12月期も営業損失が続いており、血液検査分野で世界シェア5割超を握るシスメックスなど強力な競合がいる中で、MLMAP2028の構造改革が計画どおりに進むかは不確かで、当初計画(営業利益57億円)からさらに下方修正(5億円)された経緯自体が、立て直しの難しさを示している。先端材料・半導体部門の高成長は、AIデータセンター投資という外部環境に強く依存しており、半導体の設備投資サイクルが反転すれば、会社全体の収益を押し上げてきた最大の柱が一気に業績の重荷に変わりうる。今の実績PER27.3倍・PBR2.91倍という倍率は、半導体部門の高成長が10年先まで続くという楽観的な前提を置かなければ説明がつかず、エネルギー・環境とバイオ・ヘルスケアという会社の半分近くを占める事業の構造的な課題を踏まえると、今の倍率に見合う安全域は乏しい。

どちらに重みを置いたか

先端材料・半導体部門の高い世界シェアと成長性については強気の見方が優勢で、AIデータセンター投資による半導体製造装置需要の拡大という外部環境の支えもある。一方、エネルギー・環境部門のEV化による構造的な縮小リスクと、バイオ・ヘルスケア部門の構造改革の先行きの不確かさについては慎重な見方の指摘が的を射ており、当初計画からの下方修正という事実がそれを裏付けている。本質価値の計算では、半導体部門の高成長を織り込んでも、会社全体の正当化PERは11〜14倍程度にとどまり、今のPER27.3倍はROE10.7%という今の収益力に対して高すぎる。確率は、先端材料・半導体部門の構造的な強さを踏まえて深い悲観を厚くしすぎない一方、エネルギー・環境とバイオ・ヘルスケアの構造的な課題を踏まえて、中立からやや悲観側にも相応の重みを残した。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 20,696 円8,697 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 4,040 円1,698 億円)。 今の値に割り戻すと 13,401 円5,631 億円、今との差 −40.1%、 期待の年率 +1.0%(資本コスト 7.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 43,601 円1.83 兆円 7,877 円3,310 億円 +130.0% +8.7% 4,118 円1,731 億円
やや楽観 22% 33,049 円1.39 兆円 6,037 円2,537 億円 +74.6% +5.7% 8,599 円3,613 億円
中立 30% 23,396 円9,831 億円 4,452 円1,871 億円 +24.4% +2.2% 8,355 円3,511 億円
やや悲観 27% 9,413 円3,955 億円 2,356 円990 億円 −47.4% −6.2% 3,178 円1,335 億円
悲観 13% 2,898 円1,218 億円 842 円354 億円 −83.3% −16.4% 486 円204 億円
加重平均100% 20,696 円8,697 億円4,040 円1,698 億円 +10.5% +1.0% 24,736 円1.04 兆円

今の株価時価総額 22,380 円9,404 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 8% AI・先端半導体投資の拡大が10年続き、他部門の構造改革も実を結ぶ 利益 953 億円 · PER 19.2 倍 · 株価時価総額 43,601 円1.83 兆円

AI・先端半導体投資の拡大が10年続き、京都福知山工場・マレーシア新工場・中国拠点の増産を背景に、先端材料・半導体部門のMFC生産能力はさらに拡大する。エネルギー・環境部門はEV・HV向け熱マネジメント試験装置への展開が進み、排ガス計測で築いた顧客基盤・世界シェア8割を新しい試験需要にも生かし、営業利益率は9%まで改善する。バイオ・ヘルスケア部門はMLMAP2028の構造改革が実を結び、安定的な黒字体質に転換する。売上合計6,403億円、営業利益1,305億円、ROEは14.03%に達する。配当性向40%超の株主還元強化と技術獲得型M&Aが並行して進む10年になる。

  • 先端材料・半導体:数量 95.0(MFC・ガス分析機器等の年間出荷台数(万台、推定))× 価格 38(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 3,610 億円・営業利益 1,083 億円。95万台×38万円(今の1.33倍)、営業利益率30%
  • エネルギー・環境:数量 0.5(計測システム・機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 4,500(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 2,070 億円・営業利益 186 億円。4,600台×4,500万円(今の1.34倍)、営業利益率9%
  • バイオ・ヘルスケア:数量 0.3(医用・生命科学分析機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 2,258(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 723 億円・営業利益 36 億円。3,200台×2,258万円(今の1.34倍)、営業利益率5%(黒字体質)

倍率:事業の純利益 953 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.2% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.1 倍。全体の PER 19.15 倍、時価総額 18,250 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:半導体のAI投資拡大の持続とバイオ・ヘルスケアの構造改革の成功を10年間続ける必要があり、実現すれば非常に強いが連続成功の確度は高くない。

やや楽観 22% 半導体部門が会社計画に近い成長を続け、他部門も改善が進む 利益 732 億円 · PER 18.3 倍 · 株価時価総額 33,049 円1.39 兆円

AI・先端半導体投資の拡大が会社計画に近い水準で10年続き、先端材料・半導体部門は会社の実力に沿った成長を続ける。マレーシア・中国拠点の増産も計画どおり進み、世界シェア6割前後を維持する。エネルギー・環境部門はEV化の影響を受けつつも、新しい試験需要と環境・プロセス計測の更新需要で底堅く推移し、営業利益率は8%程度となる。バイオ・ヘルスケア部門の構造改革は道半ばだが、低収益拠点の固定費最適化が進み損失は解消に向かう。売上合計5,546億円、営業利益1,017億円、ROEは11.34%となる。無借金に近い財務を背景に、配当・自社株買いの規模も拡大しながら続く10年になる。

  • 先端材料・半導体:数量 84.0(MFC・ガス分析機器等の年間出荷台数(万台、推定))× 価格 36(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 3,024 億円・営業利益 847 億円。84万台×36万円(今の1.26倍)、営業利益率28%
  • エネルギー・環境:数量 0.4(計測システム・機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 4,300(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 1,892 億円・営業利益 151 億円。4,400台×4,300万円(今の1.28倍)、営業利益率8%
  • バイオ・ヘルスケア:数量 0.3(医用・生命科学分析機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 2,100(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 630 億円・営業利益 19 億円。3,000台×2,100万円(今の1.25倍)、営業利益率3%

倍率:事業の純利益 732 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.5% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.3 倍。全体の PER 18.3 倍、時価総額 13,396 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近の先端材料・半導体部門の成長パターンが大きくは崩れずに10年続くという、会社の実績の延長線上の想定。

中立 30% 中立:半導体は構造的に伸びるが、エネルギー・環境とバイオの重荷が残る 利益 520 億円 · PER 17.1 倍 · 株価時価総額 23,396 円9,831 億円

人手不足・省人化ニーズを背景にしたFA・半導体投資の構造的な拡大が続くが、中国系・欧米系メーカーの技術キャッチアップなど競争激化で先端材料・半導体部門の成長はやや鈍る。エネルギー・環境部門はEV化による内燃機関向け排ガス試験需要の構造的な縮小が続き、環境・プロセス計測の伸びと相殺して営業利益率は6.5%程度にとどまる。バイオ・ヘルスケア部門は構造改革を進めるが、シスメックスなど強力な競合の中で収益化はぎりぎりの水準にとどまる。単価は物価に届かない。MFC は中国勢の低価格品に押されて今の1.19倍、排ガス計測は試験設備の更新が中心で1.22倍、医用機器は競合との値下げ競争で1.16倍にとどまる。売上合計4,614億円、営業利益743億円、ROEは8.58%となる。「ニッチで高いシェアを持つが、事業ごとの収益力の差が大きい計測機器メーカー」という評価に収まる10年になる。

  • 先端材料・半導体:数量 72.0(MFC・ガス分析機器等の年間出荷台数(万台、推定))× 価格 34(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 2,448 億円・営業利益 637 億円。72万台×34万円(今の1.19倍)、営業利益率26%
  • エネルギー・環境:数量 0.4(計測システム・機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 4,100(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 1,640 億円・営業利益 107 億円。4,000台×4,100万円(今の1.22倍)、営業利益率6.5%
  • バイオ・ヘルスケア:数量 0.3(医用・生命科学分析機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 1,950(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 526 億円・営業利益 0 億円。2,700台×1,950万円(今の1.16倍)、営業利益率0%(収益化ぎりぎり)

倍率:事業の純利益 520 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.4% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.1 倍。全体の PER 17.09 倍、時価総額 8,887 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:人手不足・省人化・AI投資による半導体需要の構造的拡大と、EV化によるエネルギー・環境部門の縮小、バイオ・ヘルスケアの収益化の遅れが同時に進む、業種ノートの中心シナリオ。

やや悲観 27% 中国系・欧米系メーカーの追随とEV化の構造的な侵食 利益 195 億円 · PBR 0.8 倍 · 株価時価総額 9,413 円3,955 億円

半導体製造装置向けMFCの需要は構造的には伸びるが、中国系メーカー・欧米系メーカー(Bronkhorst・MKS Instruments等)の参入・価格競争が強まり、先端材料・半導体部門の利益率は低下する。エネルギー・環境部門はEV普及が加速し、内燃機関向け排ガス試験需要が大きく縮小、環境・プロセス計測の伸びでは補いきれず営業利益はほぼゼロまで落ち込む。バイオ・ヘルスケア部門の構造改革は失敗し、損失が続く。売上合計3,492億円、営業利益300億円にとどまり、ROEは3.66%まで下がる。純現金の財務は揺らがず、配当・自社株買いの規模は縮小しつつも維持される10年になる。

  • 先端材料・半導体:数量 58.0(MFC・ガス分析機器等の年間出荷台数(万台、推定))× 価格 31(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 1,798 億円・営業利益 324 億円。58万台×31万円(今の1.09倍)、営業利益率18%
  • エネルギー・環境:数量 0.3(計測システム・機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 3,800(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 1,292 億円・営業利益 0 億円。3,400台×3,800万円(今の1.13倍)、営業利益率0%
  • バイオ・ヘルスケア:数量 0.2(医用・生命科学分析機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 1,750(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 402 億円・営業利益 −24 億円。2,300台×1,750万円(今の1.04倍)、営業利益率−6%

倍率:ROE3.7%(純利益195億円÷自己資本5,318億円)はkを大きく下回り、利益だけでは正当化PBRは0.15倍程度。純現金960億円と稼ぐ力(純利益195÷k7%=約2400億円)を床に、今の自己資本3480億円の0.777倍に置いた。

確率:MFC市場での競争激化と、EV化による排ガス計測需要の縮小が海外にも広がる、業種ノートの構造的な負け筋の一歩手前の想定。

悲観 13% 半導体投資の構造的な後退とEV化によるエンジン車の消滅が重なる 利益 −17 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 2,898 円1,218 億円

世界的な半導体投資の構造的な後退と、EV普及によるエンジン車の消滅に近い縮小が同時に進む。先端材料・半導体部門は中国系メーカーへのシェア流出で利益率が大きく低下し、エネルギー・環境部門は排ガス計測需要がほぼ消滅して営業損失に転落する。バイオ・ヘルスケア部門の構造改革も失敗し、損失が続く。「世界シェア6割・8割」という評価は過去のものとなり、普通の計測機器メーカーに近い評価に下がる10年になる。売上合計2,048億円、営業利益はマイナス28億円、純利益もマイナス15億円程度の赤字になる。純有利子負債マイナス959.9億円という純現金と、政策保有株等の資産の一部売却を原資に、配当は縮小しながらも維持される10年になる。

  • 先端材料・半導体:数量 40.0(MFC・ガス分析機器等の年間出荷台数(万台、推定))× 価格 28(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 1,120 億円・営業利益 56 億円。40万台×28万円(今の0.98倍)、営業利益率5%
  • エネルギー・環境:数量 0.2(計測システム・機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 3,400(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 680 億円・営業利益 −54 億円。2,000台×3,400万円(今の1.01倍、台数は半分以下)、営業利益率−8%
  • バイオ・ヘルスケア:数量 0.2(医用・生命科学分析機器の出荷台数(千台、推定))× 価格 1,550(1台あたり平均単価(万円、名目))→ 売上 248 億円・営業利益 −30 億円。1,600台×1,550万円、営業利益率−12%

倍率:ROEはマイナスで、利益だけでは測れない。循環をならした正常化ROE6%から出した正常化PBRを、構造的に負ける10年として6割強に割り引き、今の自己資本3480億円の0.35倍に置いた。純現金960億円と資産の厚さが自己資本の下支えになる。

確率:世界的な半導体投資の構造的な後退と、EV普及によるエンジン車の消滅に近い縮小が同時に進む複合シナリオ。業種ノートが挙げる構造的な負け筋そのものであり、無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

先端材料・半導体

半導体製造装置向けガス流量制御機器(マスフローコントローラー=MFC等、子会社の堀場エステックが担う)と、先端材料(バッテリー材料・合成ダイヤモンド等)向けの分析機器。世界のMFC市場で堀場は約6割のシェアを握る。

数量MFC・ガス分析機器等の年間出荷台数(万台、推定)価格1台あたり平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2025/12 55.0 29 1,565 445
10 年後 中立 72.0 34 2,448 637

取り方:先端材料・半導体セグメントの売上1,565億円を、半導体製造装置向けMFC(熊本・阿蘇工場が全体の7割、京都本社が残りを生産し両工場で年産60万台体制)を中心に、年間出荷約55万台、1台あたり平均単価28.5万円(MFC単体に加え先端材料分析装置を含む加重平均)と推定して分けた。営業利益率28.4%は半導体メーカーのプロセスに一度組み込まれた後の切り替えコストの高さを反映。

エネルギー・環境

自動車・エンジンの排ガス計測システム(世界シェア約8割)と、環境・プロセス計測機器(水質・大気・燃焼プロセスのガス分析)。

数量計測システム・機器の出荷台数(千台、推定)価格1台あたり平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2025/12 0.4 3,360 1,344 94
10 年後 中立 0.4 4,100 1,640 107

取り方:エネルギー・環境セグメントの売上1,344億円を、エンジン・車両排ガス計測システム(世界シェア8割、VW排ガス不正を見抜いた小型測定器PEMSで知られる)と環境・プロセス計測機器(水質・大気・プロセスガス分析)の合計出荷約4,000台、1台あたり平均単価3,360万円(大型のエンジン試験室用システムから小型のポータブル計測器までを含む高精度計測機器の平均)と推定して分けた。営業利益率7.0%は、EV化による内燃機関向け需要の構造的な縮小と、環境規制対応の更新需要がせめぎ合う水準。

バイオ・ヘルスケア

自動血球計数装置・血球計数CRP同時測定装置などの医用機器と、生命科学・診断分野向けの分析機器。

数量医用・生命科学分析機器の出荷台数(千台、推定)価格1台あたり平均単価(万円、名目)売上営業利益
今 2025/12 0.3 1,684 421 −9
10 年後 中立 0.3 1,950 526 0

取り方:バイオ・ヘルスケアセグメントの売上421億円を、自動血球計数装置(世界シェアは一桁%台、血球計数CRP同時測定装置は独自性が高い)・診療所向け医用機器と、生命科学分野向けの分析機器の合計出荷約2,500台、1台あたり平均単価1,684万円と推定して分けた。MLMAP2028では構造改革(低収益拠点の固定費最適化)の対象で、2025年12月期は8.9億円の営業損失。

リスクと懸念

EV化による自動車排ガス計測の構造的な縮小

堀場製作所は自動車エンジンの排ガス計測装置で世界シェア約8割を握るが、電気自動車(EV)へのシフトが進めば、新車開発における内燃機関向け排ガス試験の需要は長期的に縮小していく可能性がある。堀場はEV・HV向け熱マネジメント試験装置(VERIDRIVE等)への展開で対応しているが、内燃機関向けで築いた高いシェア・利益率を新しい領域で再現できるかは不確かで、エネルギー・環境部門の収益力を押し下げる構造リスクになる。

バイオ・ヘルスケア部門の構造改革の成否

バイオ・ヘルスケア部門は2025年12月期も営業損失が続いており、MLMAP2028では低収益拠点の固定費最適化という構造改革の対象になっている。当初計画の営業利益57億円が更新後に5億円へさらに下方修正された経緯自体が、立て直しの難しさを示している。血液検査分野で世界シェア5割超を握るシスメックスなど強力な競合に対して規模が見劣りする構造が、収益化を長引かせるリスクがある。

半導体投資サイクルへの依存度の上昇

先端材料・半導体部門は2025年12月期に全社売上の半分弱・営業利益の8割超を占めるまでに拡大し、会社の業績はAIデータセンター投資による半導体製造装置需要という単一の外部環境への依存度が年々高まっている。この投資サイクルが反転すれば、会社全体の収益を押し上げてきた最大の柱が一気に業績の重荷に変わりうる。

半導体ガス制御機器における競争

マスフローコントローラー(MFC)市場には、Bronkhorst・MKS Instruments・Brooks Instrumentなど欧米の有力企業が並び、市場の広い定義では堀場のシェアは2割に満たないという調査もある。半導体製造装置向けに絞れば堀場が約6割を握るとされるが、競合各社も半導体・ライフサイエンス分野への展開を強めており、技術キャッチアップが進めば堀場の価格決定力が緩やかに侵食される可能性がある。

高いバリュエーションの持続性

実績PER27.3倍・PBR2.91倍という今の倍率は、ROE10.7%という今の収益力では正当化が難しく、先端材料・半導体部門の高成長が10年先まで続き、かつ他の2部門の構造的な課題が解消するという前提を置かなければ説明がつかない。前提が実現しなければ、倍率の圧縮が業績以上に株価を動かしやすい。

創業家経営の継承

堀場製作所は創業者・堀場雅夫の長男である堀場厚会長兼グループCEOが長年経営を率い、その長男・堀場弾氏が2024年の決算説明会で「1兆円企業」構想を発表するなど、次世代への移行が進みつつあるとみられる。創業家による長期的な経営は技術への長期コミットメントという強みを持つが、資本配分の規律が経営体制の変化によってどう保たれるかは、今後の還元・M&A方針を見るうえでの論点になる。

為替(ドル円・ユーロ・人民元)の変動

海外売上比率が高く、1ドル150円という共通の前提が崩れて円高が進めば、現地価格を据え置いても円換算の売上・利益の両方に下押し圧力がかかる。半導体製造装置・自動車計測はグローバル顧客向けの輸出が多く、ユーロ圏の自動車メーカー向け需要や人民元の変動も業績の振れ要因になる。

今後の分かれ目

AIデータセンター投資が会社計画を上回って加速したら
楽観・やや楽観側の筋書きに重みを移してよい。ただし半導体投資への依存度が一段と高まる分、次の半導体サイクルの下振れへの感応度も高まる点を合わせて見る。
EV普及が加速し、内燃機関車の新車販売比率が想定より速く下がったら
やや悲観側の筋書きに重みを移す。エネルギー・環境部門の排ガス計測需要の縮小が前提より早く進むとみて、EV・HV向け試験装置への転換の進捗を併せて確認する。
バイオ・ヘルスケア部門が構造改革により黒字化する兆しが出たら
楽観・やや楽観側の筋書きに重みを移し、会社全体の収益力の底上げが実現しつつあるとみる。
半導体製造装置向けMFC市場で中国系・欧米系メーカーのシェアが目立って上昇したら
価格決定力の構造的な侵食が始まったと見て、10年の筋書きの営業利益率前提を下げ、悲観側の確率を上げる。
1ドル140円程度まで円高が進んだら
売上・利益の前提を下方修正し、筋書きをやや悲観側に寄せる。ドル円150円という共通前提からの乖離として扱う。
創業家の次世代(堀場弾氏等)への経営移行が明確になったら
資本配分の規律が維持されるかを次の中期経営計画以降で確認し、還元強化や成長投資のバランスに変化がないか見る。

見ておくもの

  • 先端材料・半導体部門の売上・営業利益率の推移(2025年12月期は売上1,565億円・営業利益率28.4%)
  • エネルギー・環境部門の営業利益率の推移(2025年12月期は7.0%、EV化の影響度を示す指標)
  • バイオ・ヘルスケア部門の構造改革の進捗(MLMAP2028の営業利益目標は5億円に下方修正)
  • MFC生産能力の拡大状況(京都福知山工場・マレーシア新工場の稼働、年産60万台体制からの拡大)
  • 配当性向30%→40%への引き上げの実行状況と、技術獲得型M&Aとのバランス

倍率と資本コストの決め方

今のPER27.3倍・PBR2.91倍という倍率には寄せていない。先端材料・半導体部門の高い成長・収益力(営業利益率28.4%)を織り込んでも、RONIC=k+残る割合1/2×(ROE−k)という式から出る正当化PERは10年後でも11〜14倍台にとどまり、k7%(基本7.5%に、循環+0.5%・値決め力−0.25%・寿命+0.25%)、上限の8〜9割に置いた。今の倍率はこれよりかなり高く、今の株価に寄せずそのまま計算結果を書いた。悲観側は稼ぐ力と純現金・今の自己資本から出し、過去や同業の倍率には寄せていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.54→19.15 倍・やや楽観 PER 11.72→18.3 倍・中立 PER 11.64→17.09 倍・やや悲観 PBR 0.68→0.777 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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分析日 2026-10-18