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株式会社図研 6947

国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)6,417 円1,353 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)5,670 円1,195 億円差 +13.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 6,417 円1,353 億円 · 差 +13.2% · 期待の年率 +7.4%
期待の年率リターン(10 年)+7.4%資本コスト比 +0.4 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

図研は、電子機器の回路と基板を設計するソフトの会社だ。国内首位級で、毎年の保守契約が収益の土台になる。

筆者の結論は、10年後の本質価値が今の時価総額をやや下回るというものだ。堅い商売であることは疑わない。だが今の値段は、その堅さをすでに織り込んでいる。成長が物価に少し上乗せされる程度なら、値段に安全域は残らない。

筋書きを分けるのは AI だ。設計の自動化が進めば、設計者の生産性は上がる。ところが席数で課金する限り、同じ成果に必要な席は減る。図研は2023年から AI の自動配置配線を出し、ヴァレオとも組んだ。課金の形を変えられれば上振れ、変えられなければ成長は止まる。

利益の質には注意が要る。FY3/26の純利益にはフォーティネット株の売却益が入っていた。これを除くと ROE は10.6%だ。中期計画は営業利益率15.1%を目指すが、当初の16%からは下げている。

財務は堅い。純現金は283億円あり、DOE 5%以上と自社株買いで株主に戻す方針だ。悲観の筋書きでも、財務が先に傷む心配は小さい。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、この会社には良い点が3つある。保守契約で積み上がる利益、設備の軽いソフトという事業、株主に戻す姿勢だ。電子機器は10年後も設計され続ける。基板設計ソフトの需要が消える理由は見当たらない。

一方で、安全域を取りにくい点が2つある。1つは、課金の形が AI に揺さぶられることだ。需要が残っても、席の数が減れば売上は伸びない。もう1つは、大手との差である。資金力のある海外勢が AI を標準機能に入れれば、価格を決める力は弱まる。

経営者の資本の使い方は悪くない。大型買収を急がず、DOE という基準で還元を約束している。ただ、純利益に一過性の益が混じる年があり、筆者は利益の質を厳しめに見ている。

オーナーとして持ち続けたいかと問われれば、手堅い会社だが値段次第だと答える。堅い会社を、堅いなりの値段で買っても、利益は預金に近い。今の値段は、中立の筋書きでもほとんど余白を残さない。

何で稼ぐ会社か

図研は、電子機器の回路と基板を設計するソフトを売る会社だ。主力は、プリント基板の部品配置と配線を行う CR-8000 と、回路図を描く E3.series である。基板設計は、電子機器の性能と価格を決める工程だ。ソフトは売って終わりではなく、毎年の保守契約が積み上がる。これが収益の土台になっている。

売上の約3分の2は日本で、残りは欧州・米国・アジアだ。ソフトの種類は、基板設計、回路設計、ワイヤハーネス(車内の配線束)設計、システム設計と広がっている。米国では Vitech 社を買収し、上流のシステム設計ソフト GENESYS を取り込んだ。

もう1つの柱が、課題解決型のコンサルティングだ。顧客の設計の進め方そのものを見直し、図研のツールで動かす。中心はモデルベース開発(MBSE)で、システムを図で定義してから設計する手法である。売上は伸びたが、利益への貢献はまだ小さい。

中期計画は2028年3月期に売上490億円、営業利益74億円を目指す。PCB 関連で約20億円、ワイヤハーネスで約20億円弱、モデルベース関連で30億円という積み上げだ。製品別の売上や利益の細かい内訳は、開示が粗い。

優良さと弱いところ

堀の中身は、切り替えの手間にある。基板設計ソフトには、部品の登録情報、設計ルール、過去の設計データ、設計者の習熟がすべて載っている。他社のツールに替えれば、数年分の資産を作り直すことになる。この手間が、保守契約を長く続けさせる。

国内首位級という地位も、顧客の現場での信頼になっている。自動車・電機・産業機器の顧客と長く付き合い、要望を製品に反映してきた。

一方で、堀は強いとは言えない。世界では Cadence・Siemens・Altium などの海外勢が先行し、開発費の規模で図研は及ばない。席数で課金する形も、AI が設計を代行するほど揺らぐ。筆者がいちばん気にしているのは、この課金の形だ。

利益率は、2015年3月期の5%弱から、FY3/26の13.6%まで上がった。中期計画の目標は、当初の16%から15.1%へ下げている。為替を円高寄りに直したためで、会社の見積もりは慎重だ。

資本の使い方は規律がある。上場子会社だった図研エルミックを TOB で完全子会社にし、2024年11月には DOE 5%以上の還元を打ち出した。ただし ROE は、売却益を除くと10.6%にとどまる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

基板設計ソフトの需要は、電子機器の開発費に連動する。電気自動車、産業機器、通信、AI サーバーの開発が増えれば、設計の席が増える。調査会社の市場推計は約40億〜54億ドルと幅が広く、年10%超の成長をうたうものもある。ただ推計のばらつきが大きく、筆者は数字をそのまま信じない。

需要の芯は3つある。1つ目は基板の複雑化だ。高速信号と小型化で、設計の手間が増える。2つ目は車の電装化で、ワイヤハーネスとシステム設計が一体になる。3つ目は3DIC、つまり半導体を積み重ねたパッケージの設計で、基板とチップの設計が近づく。図研は IBM などと組んで参入を準備している。

競争相手は、Cadence の Allegro、Siemens の PADS、Altium Designer といった海外勢だ。図研自身も、欧州では中国メーカーの進出で競争が強まるとみている。

最大の変数は AI である。AI が配置配線を担えば、設計者の生産性は上がる。ソフトの価値も上がるはずだが、席数で課金する限り、同じ成果に必要な席は減る。価格の取り方で、この矛盾を解けるかが分かれ目になる。

国内では、旧製品 Board Designer のサポートが2028年3月で終わる。CR-8000 への移行が進み、数年間は売上を押し上げる。ただ、設計者の人口は減るので、国内の席数は大きくは増えない。

資本政策と M&A

資本政策は、株主に戻す方向へ動いている。2024年11月から、株主資本配当率(DOE)5%以上を還元の方針にした。さらに自社株買いを組み合わせる。FY3/26は自社株買い30億円と、普通配当に記念配当を加えた配当を払い、純利益の大半を戻した。FY3/27は普通配当を増やす予定だ。

ただし、FY3/26の純利益にはフォーティネット株の売却益が入っている。この益は繰り返さない。売却益を除くと、ROE は10.6%だった。

手元の純現金は283億円で、時価総額の約4分の1に当たる。還元と成長投資の両方に使える余力がある。

M&A は、2024年に上場子会社の図研エルミックを完全子会社にし、米国の Vitech も取り込んだ。今後は大型の買収よりも、提携やコンソーシアムでの参入が中心になる。

株主では、金子真人ホールディングスが12.8%、金子真人氏が10.0%を持ち、合計で約23%になる。アーチザン・インベストメンツが2025年に保有割合を引き上げた報告もある。目的は確かめられていない。10年以内の TOB・買収の確率は、kabufu の推定で18%だ。

10年の還元は、自己資本配当率5%以上の方針に自社株買いを足した形で、中立は純利益の合計の約95%に置いた。余った現金200億円は配らない前提で別に足している。

点検済み:中立の営業利益率15.5%は、会社の中期計画(15.1%)と28年3月期予想(15.1%)に近く、売上も同計画の延長で描いており、利益率は8年連続で改善している。数字は据え置く。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

基板設計の需要は、10年かけて構造的に伸びる。車の電装化、AI サーバー、産業機器の高機能化で、設計の複雑さは増す一方だ。図研は国内首位級で、積み上がる保守契約を持つ。旧製品のサポートが2028年3月で終わり、CR-8000 への移行が数年間続く。中期計画は PCB 関連で約20億円、ワイヤハーネスで約20億円弱、モデルベースで30億円の増収を見込む。

ヴァレオとの提携は、車載向けの AI 設計基盤を共同で作る話で、欧州の自動車メーカーへの足掛かりになる。AI の自動配置配線は、設計者の生産性を上げる。図研はこれを追加販売の材料にできる。

財務は純現金が283億円ある。DOE 5%以上の還元と自社株買いも続けられる。ソフトは売上が増えるほど利益率が上がる。10年で売上が6割、営業利益が8割以上増える筋書きは、中期計画の延長で描ける。国内の席が大きく増えなくても、単価の上昇と海外の席の伸びだけで、この数字には届く。AI は脅威ではなく、図研が持つ設計データと顧客の信頼を生かす場になる。

慎重な見方

席数で課金するソフトは、AI でいちばん揺らぎやすい形だ。配置配線を AI が担えば、同じ成果を出すのに必要な設計者の席が減る。Cadence と Siemens は、解析や製造まで束ねた製品に AI を入れ、顧客を囲い込む。図研は、その後を追う立場にある。欧州では中国メーカーが進出し、会社自身も競争の激化を認めている。

利益の質にも注意が要る。FY3/26の純利益にはフォーティネット株の売却益が入り、これを除くとROEは10.6%だった。中期計画の営業利益率も、当初の16%から15.1%へ下げた。モデルベース開発は売上への貢献が大きい割に、利益への貢献が限られていた。3DIC は最初の2年が投資期間で、実を結ぶ保証はない。

M&A でも、Vitech の上流設計ソフトは取り込んだが、統合の成果は外から見えにくい。10年後も今の収益力が続くとは限らない。堅い会社でも、堅いだけでは値段の余白は生まれない。ソフトの事業は、一度席数が崩れ始めると、固定の開発費が重くのしかかる。国内の設計者が減る流れも、席数の面では逆風だ。

どちらに重みを置いたか

事業の堅さについては、強気の見方が正しい。保守契約の積み上がりと純現金があり、悲観の筋書きでも財務が先に壊れることは考えにくい。一方、AI による席数の目減りと大手との競争については、慎重な見方の論拠のほうが具体的だった。そこで、悲観側の2つの筋書きに合わせて約3分の1の確率を置き、強気の筋書きは大きく伸ばさなかった。中立の筋書きでも、10年後までの年の収益は資本コストに届かない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 8,819 円1,859 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 2,713 円572 億円)。 今の値に割り戻すと 6,417 円1,353 億円、今との差 +13.2%、 期待の年率 +7.4%(資本コスト 7.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 15,747 円3,319 億円 3,691 円778 億円 +242.8% +13.1% 1,944 円410 億円
やや楽観 22% 12,755 円2,688 億円 3,250 円685 億円 +182.3% +10.9% 3,521 円742 億円
中立 33% 10,821 円2,281 億円 2,999 円632 億円 +143.7% +9.3% 4,560 円961 億円
やや悲観 23% 3,053 円643 億円 2,159 円455 億円 −8.1% −0.8% 1,199 円253 億円
悲観 12% 1,372 円289 億円 1,191 円251 億円 −54.8% −7.6% 308 円65 億円
加重平均100% 8,819 円1,859 億円2,713 円572 億円 +103.4% +7.4% 11,532 円2,430 億円

今の株価時価総額 5,670 円1,195 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 10% AI 設計とモデルベース開発が当たり、世界で存在感を増す 利益 130 億円 · PER 24.5 倍 · 株価時価総額 15,747 円3,319 億円

基板設計の世界で、図研がはっきり存在感を増す10年だ。旧製品から CR-8000 への移行が国内外で一巡し、AI による自動配置配線とシステム設計のモデルベース開発が、顧客の開発費の中で大きな席を占める。ヴァレオとの AI 設計基盤の共同開発は、欧州の自動車メーカーに広がる。3DIC・パッケージ設計も2028年ごろから売上に乗る。席数は国内で25%、海外で9割伸び、価格は AI 機能の上乗せで物価を少し上回る。売上は881億円、営業利益は162億円(利益率18%)になる。ソフトの限界利益は高く、売上が増えるほど利益率が上がる。DOE 5%以上の還元と自社株買いが続き、自己資本は膨らまない。国内は今の1.25倍に席が増え、設計者の人手不足は、AI 設計ツールの追加販売に変わる。欧州では中国勢の進出が競争を強めるが、車載の認証基準に沿った設計基盤で図研は先行する。

  • 国内事業:数量 2.4(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 210(1 席あたり年間売上(万円・名目、保守・コンサルを含む))→ 売上 509 億円・営業利益 102 億円。2.4 万席 × 平均 210 万円(今の 1.40 倍)、営業利益率 20%
  • 海外事業(欧州・米国・アジア):数量 1.3(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 280(1 席あたり年間売上(万円・名目、為替は共通前提))→ 売上 372 億円・営業利益 60 億円。1.3 万席 × 平均 280 万円(今の 1.40 倍)、営業利益率 16%

倍率:事業の純利益 127 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 42.4% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 24.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 24.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 24.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)200 億円。全体の PER 24.52 倍、時価総額 3,319 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:AI 設計・モデルベース開発・3DIC のうち複数が当たり、海外の大手を相手に図研が伸びる必要があるので、実現すれば大きいが確度は高くない。

やや楽観 22% 中期計画の延長で、移行の上積みが続く 利益 106 億円 · PER 24.1 倍 · 株価時価総額 12,755 円2,688 億円

中期経営計画がほぼそのまま延びる筋書きだ。FY3/28の売上490億円、営業利益74億円(利益率15%)を達成し、その後も年5〜6%で伸びる。CR-8000 への切り替えによる単価の上積みと、ワイヤハーネス設計・電力送配電向けの開拓が、国内の伸びを支える。海外はモデルベース開発と米 Vitech 由来の上流設計ソフトが育つ。10年後の売上は782億円、営業利益は132億円(利益率17%)で、国内の営業利益率は18.5%、海外は14.5%まで上がる。AI による配置配線は設計者の生産性を上げ、図研は席数でなく成果に近い課金へ寄せる。欧州で中国勢の価格攻勢はあるが、主戦場の自動車と産業機器では品質と実績が効く。DOE 5%以上と自社株買いは続き、余った現金は還元に回る。

  • 国内事業:数量 2.3(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 206(1 席あたり年間売上(万円・名目、保守・コンサルを含む))→ 売上 466 億円・営業利益 86 億円。2.3 万席 × 平均 205 万円(今の 1.37 倍)、営業利益率 18.5%
  • 海外事業(欧州・米国・アジア):数量 1.2(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 274(1 席あたり年間売上(万円・名目、為替は共通前提))→ 売上 316 億円・営業利益 46 億円。1.2 万席 × 平均 274 万円(今の 1.37 倍)、営業利益率 14.5%

倍率:事業の純利益 103 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 37.8% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 22.4%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 24.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 24.1 倍 + 余った現金(戻り方込み)200 億円。全体の PER 24.11 倍、時価総額 2,688 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期計画はこれまでの計画を概ね達成してきた実績の延長で、CR-8000 への移行という手堅い上積みの裏付けがある。

中立 33% 堅い商売は続くが成長は物価に少し上乗せされる程度 利益 90 億円 · PER 23.9 倍 · 株価時価総額 10,821 円2,281 億円

基板設計ソフトの堅さは続くが、成長は物価に少し上積みされる程度に落ち着く。国内の席数は10年で1割増え、価格は物価並みの1.34倍になる。設計者が増えなくても、基板の複雑化とハーネス・システム設計への拡張で席は積み上がる。海外は席数が1.45倍になり、モデルベース開発と欧州・米国の顧客開拓が牽引する。10年後の売上は701億円、営業利益は109億円(利益率15.6%)で、中期計画の15.1%に近い。ソフトは売上が増えても費用が比例して増えにくく、利益率の改善は緩やかだが着実に進む。Cadence・Siemens・Altium などの海外勢と競りながら、図研は国内首位級の地位を保つ。DOE 5%以上と自社株買いは続き、純利益の約95%が株主に戻る。大型の M&A は計画に入れない。

  • 国内事業:数量 2.1(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 201(1 席あたり年間売上(万円・名目、保守・コンサルを含む))→ 売上 429 億円・営業利益 75 億円。2.1 万席 × 平均 201 万円(今の 1.34 倍)、営業利益率 17.5%
  • 海外事業(欧州・米国・アジア):数量 1.0(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 268(1 席あたり年間売上(万円・名目、為替は共通前提))→ 売上 272 億円・営業利益 34 億円。1.0 万席 × 平均 268 万円(今の 1.34 倍)、営業利益率 12.5%

倍率:事業の純利益 87 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 35.4% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 21.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 23.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 23.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)200 億円。全体の PER 23.86 倍、時価総額 2,281 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内首位級の地位と保守契約の積み上がりが続き、成長は物価と少しの実質の伸びにとどまる中心の筋書き。

やや悲観 23% AI による席数の目減りと価格の圧力で、成長が止まる 利益 48 億円 · PER 10.8 倍 · 株価時価総額 3,053 円643 億円

AI による設計の自動化が、席数の増加を鈍らせる筋書きだ。配置配線の多くを AI が担い、同じ成果を出すのに設計者の席が減る。Cadence・Siemens は自社の AI と解析ツールを束ねて顧客を囲い込み、図研の単価は物価に追いつかない。欧州では中国メーカーが安いツールで入り込み、海外の利益率は8%まで下がる。国内も席数は5%減り、価格は物価より下の1.25倍にとどまる。10年後の売上は542億円、営業利益は58億円(利益率10.7%)と、今の利益水準に戻る。CR-8000 への移行で得た上積みは、価格の圧力で削られる。財務は堅く、DOE の方針は維持するが、買収で上流設計ソフトを買い足す余裕は小さい。成長のない堅実な会社という評価に落ち着く。

  • 国内事業:数量 1.8(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 188(1 席あたり年間売上(万円・名目、保守・コンサルを含む))→ 売上 346 億円・営業利益 42 億円。1.8 万席 × 平均 188 万円(今の 1.25 倍)、営業利益率 12%
  • 海外事業(欧州・米国・アジア):数量 0.8(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 244(1 席あたり年間売上(万円・名目、為替は共通前提))→ 売上 196 億円・営業利益 16 億円。0.8 万席 × 平均 244 万円(今の 1.22 倍)、営業利益率 8%

倍率:ROE 11.1%(事業の純利益÷自己資本)。k 7%。今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎだけとみて、RONIC=k+残る割合 1/2×(ROE−k)=9.4%、長期の成長率 g 4.0% から正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=15.4 倍。席数の目減りと価格の圧力が重なる筋書きで、堀が一部崩れて利益率も下がるので、 上限の 7.0 割の 10.75 倍に置いた。事業の純利益に正当化PERを当て、余った現金は 0.75 倍の150億円に戻り方1.0を掛けて足した。

確率:AI による席数の目減りと欧州での中国勢の進出は、すでに進行中で、中心の筋書きに次いで起きやすい。慎重な見方の論拠のほうが具体的なので厚く置いた。

悲観 12% 席数課金が崩れ、稼ぐ力が細る構造的な負け 利益 16 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 1,372 円289 億円

設計の自動化とツールの統合で、基板設計ソフトの席数課金が崩れる構造的な負けだ。AI の自動配置配線が標準機能になり、海外の大手が設計から解析・製造までを一括で提供する。顧客は少数のツールに絞り、図研は国内でも席を3割失い、価格は1.10倍と物価に大きく届かない。海外は米 Vitech の上流設計ソフトに投じた買収の効果が出ず、減損を伴って利益はほぼ消える。10年後の売上は350億円、営業利益は16億円にとどまる。ソフトの開発費は売上に比例して減らせないため、利益率は5%を割る。純現金は残るが、事業は稼ぐ力を失い、評価は事業の価値より手元の現金に近づく。還元は純利益の範囲に絞られ、DOE の方針は実質的に弱まる。

  • 国内事業:数量 1.5(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 165(1 席あたり年間売上(万円・名目、保守・コンサルを含む))→ 売上 240 億円・営業利益 14 億円。1.5 万席 × 平均 165 万円(今の 1.10 倍)、営業利益率 6%
  • 海外事業(欧州・米国・アジア):数量 0.5(有償ライセンス席数(万席、推定))× 価格 210(1 席あたり年間売上(万円・名目、為替は共通前提))→ 売上 110 億円・営業利益 2 億円。0.5 万席 × 平均 210 万円(今の 1.05 倍)、営業利益率 2%

倍率:稼ぐ力は事業の純利益16億円を資本コスト7%で割った約190億円に、残る現金を足した値。純現金283億円と同じ水準なので、今の自己資本413億円の0.70倍に置いた。ROE は資本コストを大きく下回り、ためた利益は額面に満たない価値で、帳簿の自己資本は床にならない。

確率:設計の自動化とツールの統合が同時に進み、席数課金が崩れる構造的な負け。ソフトは一度崩れると戻りにくいので、無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内事業

日本国内の基板設計・回路設計・ワイヤハーネス設計・システム設計ソフトの販売と保守、課題解決型のコンサルティング。

数量有償ライセンス席数(万席、推定)価格1 席あたり年間売上(万円・名目、保守・コンサルを含む)売上営業利益
今 2026/03 1.9 150 291 45
10 年後 中立 2.1 201 429 75

取り方:地域別の売上は日本316億円・欧州97億円・米国33億円・アジア22億円で、内部取引を除いた連結売上431億円に合わせて日本分を約291億円とした。席数と単価は開示がなく、1席あたり約150万円(保守とコンサルを含む)と推定して約1.9万席に分けた。席数は実質の数量、物価と製品の高度化は単価に入れる。営業利益も開示がなく、国内を約15.5%、海外を約10%とした推定。

海外事業(欧州・米国・アジア)

欧州・米国・アジア向けの同じ設計ソフトと、米 Vitech 由来の上流のシステム設計ソフト(GENESYS)。

数量有償ライセンス席数(万席、推定)価格1 席あたり年間売上(万円・名目、為替は共通前提)売上営業利益
今 2026/03 0.7 200 140 14
10 年後 中立 1.0 268 272 34

取り方:欧州・米国・アジアの売上を内部取引を除いて約140億円とし、上流設計ソフトを含む平均単価を約200万円と推定して約0.7万席に分けた。席数は実質、物価と製品の高度化は単価に入れる。営業利益は国内より低い約10%と推定した(開示なし)。

リスクと懸念

AI による席数課金の揺らぎ

AI が配置配線を代行すれば、同じ成果に必要な設計者の席が減る。席数で課金する今の形は、設計の自動化が進むほど売上が伸びにくい。課金を成果や使用量へ変えられるかが、10年の利益を左右する。

海外の大手と中国勢との競争

Cadence・Siemens・Altium などは開発費の規模が大きく、AI を標準機能に入れて囲い込める。欧州では中国メーカーの進出も始まり、会社自身も競争の激化を認めている。価格を決める力が削られる恐れがある。

利益の質と一過性の益

FY3/26の純利益にはフォーティネット株の売却益が入っていた。売却益を除くとROEは10.6%にとどまる。これからの純利益の伸びを、この年の水準から数えると、利益を高く見積もりすぎる。

新領域への投資が実らない

3DIC・パッケージ設計は、最初の2年が投資期間で、貢献は2028年ごろだ。モデルベース開発は売上に寄与しても、利益への貢献は限られていた。投資が先行して、利益率の改善が計画より遅れる可能性がある。

為替と海外売上の目減り

海外の売上は全体の約3分の1を占める。中期計画の利益率目標は、円高寄りの為替に直して16%から15.1%へ下がった。円高が進めば、海外の円換算の売上と利益が減る。

電子機器の開発費の縮小

設計ソフトの席は、顧客の開発投資に連動する。自動車や電機の開発費が景気で絞られると、新規の席と更新が先送りされる。保守契約が土台を支えるものの、国内の席数が増えにくい構造は変わらない。

今後の分かれ目

AI 機能を、席数でなく使用量や成果に応じた課金で売り始めたら
席数課金の揺らぎを自ら解いた形で、楽観寄りの筋書きに重みを移してよい。単価の上がり方が最初の確認点になる。
Cadence や Siemens の AI 機能が、国内の大口顧客で標準採用され始めたら
国内の席数と単価の前提を下げる。やや悲観寄りの筋書きに重みを移す。
中国メーカーが欧州の自動車向けで、図研の顧客を取り始めたら
海外の利益率の前提を下げ、海外の席数の伸びを小さく見直す。
中期計画の最終年度の営業利益74億円を、為替前提のずれを除いても下回りそうになったら
中立の利益率15%の前提を疑い、やや悲観側に確率を寄せる。
DOE 5%以上の方針が緩められたり、自社株買いが止まったら
還元の前提と自己資本の流れを見直す。余った現金の戻り方を1.0から下げる。
3DIC・システム設計で大手顧客から継続の受注が出たら
海外の席数と単価の上振れ要因になる。やや楽観寄りの筋書きに重みを移す。

見ておくもの

  • FY3/28の売上490億円・営業利益74億円という中期計画の進み具合と、為替前提のずれ
  • CR-8000 への移行の進み具合(旧製品 Board Designer の終了が2028年3月)
  • AI 自動配置配線の課金方式と、ヴァレオなど大口顧客での採用
  • 海外売上の伸びと欧州での中国メーカーの動き
  • DOE 5%以上と自社株買いが維持されるか、フォーティネット株など一過性の益の扱い

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価・過去の PER・同業の PER から置かず、事業の ROE と資本コストから式で出した。k は基本 7.5% に寿命 +0.25% を足した 7.75%、g は 4%。堀は普通とみて残る割合 1/2 にし、中立は式の上限の 8 割に置いた。余った現金 200 億円は事業と分け、戻り方 1.0 で足した。悲観は稼ぐ力と純現金から出し、過去の PBR の底は使っていない。10 年後の数字は、賃借の家賃を営業費用に入れる今の形でそろえた。新リース会計基準で BS の形が変わる点は織り込んでいない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 17.2→24.52 倍・やや楽観 PER 15.95→24.11 倍・中立 PER 15.08→23.86 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 オキサイド6521 主力の結晶は堅調でも、赤字と借入が重く、今の時価総額は黒字化の先まで織り込む 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. 図研 中期経営計画 2025年4月〜2028年3月の解説(ログミーファイナンス)
  2. 図研 株主構成(株探)
  3. ヴァレオと図研の提携(MONOist)

分析日 2026-10-19