株譜
AI 銘柄分析 · 電気機器 · 試作

沖電気工業 6703

官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高)

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,821 円1,580 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,460 円2,134 億円差 −26.0%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,821 円1,580 億円 · 差 −26.0% · 期待の年率 +4.0%
期待の年率リターン(10 年)+4.0%資本コスト比 −4.2 pt
推定の資本コスト8.3%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.3% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

沖電気工業(OKI)は、消防防災や航空管制といった社会の基盤システムと、銀行の ATM を二本柱にする老舗の機器・システム会社だ。2026 年 3 月期の売上は 4,216 億円、営業利益は 188 億円で、利益率は 4.5% にとどまる。

筆者の結論は「割高」だ。今の時価総額は、中計が描く改善をほぼ織り込んだ水準にある。ところが改善がうまく進んでも、稼ぎの伸びは物価に毛が生えた程度で、資本コストを上回る儲けにはならない。

2026 年 3 月期の純利益 215 億円は、プリンター事業の移管とヒューリック株の売却による特別利益でかさ上げされている。地力の純利益は 130 億円前後と見るのが妥当だ。

追い風はある。ATM では日立との合弁(10 月発足)で国内の完成品シェアが合算 65% になる。富士通も ATM から撤退する。一方で、ATM の設置台数は 10 年で 24% 減っており、守りの色が濃い。

次の 10 年で中計どおり利益率 7% に届けば上振れる。ただ筆者は、通信機器の競争とATM 市場の縮小が重なり、届かない確率のほうが高いと見る。安全域は薄い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、OKIは「持ち続けたい会社」とは言いにくい。

まず事業を見る。官公庁向けの基盤システムと ATM の保守は、長く続く収入だ。この部分は 10 年後も残る。しかし会社全体の資本効率は低く、ROE は資本コストを下回ることが多い。稼いだ利益が再投資で価値を生むとは言いにくく、ためた利益は、額面どおりの価値に届かない。

次に、経営者の資本配分を見る。プリンターの移管や ATM の統合、持ち合い株の売却は、いずれも筋のよい整理だ。ただ、整理で利益が増える部分は限られ、売上の伸びも物価を超えるかどうかが怪しい。

最後に安全域である。今の時価総額は、中計の成功をかなり織り込んでいる。中立の筋書きでも、10 年後の価値は今の値段に及ばない。楽観の筋書きでも、年率の期待は 1 桁の低い水準にとどまる。

払ってよい値段は、今よりかなり低い。事業は堅いが、値段が先に走っている。これが筆者の見立てだ。

何で稼ぐ会社か

OKIの稼ぎは、官公庁・金融・製造受託の 3 つの顧客層に分かれる。2026 年 3 月期のセグメント売上は、パブリックソリューションが約 1,440 億円、エンタープライズソリューション(金融)が約 1,520 億円、コンポーネントプロダクツが約 750 億円、EMS が約 630 億円だ。

利益の柱はパブリックソリューションである。消防・防災の指令システム、航空管制、道路交通、防衛関連の電子機器のほか、通信キャリア向けの機器を手がける。セグメント利益は 181 億円で、全社のセグメント利益の 6 割を占め、利益率も 12.6% と高い。官公庁向けは更新サイクルが長く、いったん採用されると入れ替わりにくい。

金融ソリューションは ATM と営業店の端末、その運用・保守だ。ATM 本体は競争が厳しいが、設置後の保守・運用は長く続く。2026 年 10 月に日立とATM事業を統合し、OKIが 60% を持つ合弁会社が発足した。

コンポーネントプロダクツには、プリンター(販売)、IoT 機器、ビジネスフォンが入る。プリンターは開発・生産をリコー・東芝テックの合弁エトリアに移し、自社は売るだけになった。利益率は 2.6% にすぎない。

EMS は、他社の電子機器を少量多品種で作る受託事業だ。利益率は 1.6% と薄いが、国産の AI サーバー受託など新しい需要も出てきた。2026 年度からは、セグメントを「パブリック」「金融」「コンポーネント&マニュファクチャリング」の 3 つに組み替える。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねできない強みは、事業によってばらつきがある。

いちばん強いのは官公庁向けだ。消防・防災や航空管制は、実績と安全の信頼が採用の条件になる。NEC や富士通、日立と競合するが、現場に深く入り込んだ領域は入れ替えが難しい。ATM も、合弁後は国内で日立とOKIの実質一強になり、価格を決める力は今より強まる。

一方で、広く見ると OKI は規模が小さい。売上は NEC の 1 割にも満たず、通信機器はファーウェイや欧米勢に対し、海外で戦える立場にない。プリンターは開発の主導権をエトリアに渡した。製造業としての基礎体力は細っている。

資本効率は低い。過去 10 年の ROE の中央値は 7% で、資本コストを下回る年が多い。赤字の年も 7 回あり、利益が安定して積み上がる会社とは言い難い。

経営は変わりつつある。森社長は 2022 年の就任以来、プリンターや ATM の再編を実行し、利益率を 4% 台に戻した。再編の決断は評価できる。ただ、売上は中計の目標に届かなかった。縮小均衡からの脱却は、まだ道半ばだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

OKIの市場は、成長産業と縮む市場が混ざっている。

社会インフラ向けは堅調だ。消防システムの更新、航空管制の高度化、防衛予算の拡大が需要を支える。通信キャリア向けでは、6G や IOWN(光を使った次世代ネットワーク)への転換が商機になる。OKIは、競合が通信機器のハードを縮小しているのを好機と見る。

金融向けは縮んでいる。キャッシュレス化で、国内の銀行の ATM は 10 年で 24% 減った。2018 年ごろの約 20 万台がピークで、今は約 18 万台だ。この縮小に耐えるため、日立とOKIはATM事業を統合した。完成品の合算シェアは約 65% になり、公正取引委員会は、部品の供給を拒まないなどの条件で承認した。富士通は 2028 年 3 月でATMから撤退し、OKIから調達する。

プリンター・複合機は、ペーパーレス化で国内の複合機出荷が、ピークの 65 万台超から 45 万台ほどへ 3 割落ちた成熟市場だ。リコーやキヤノンが寡占し、OKIは小さなプレーヤーにすぎない。エトリアへの統合は、この市場で生き残るための選択だった。

EMS は、半導体製造装置や通信、防衛向けが中心で、景気の波を受ける。AI サーバーの国内生産という新しい需要はあるが、利益率は低い。

資本政策と M&A

資本の使い方は、守りから攻めへ移る途中だ。

2025 年 10 月にプリンターの開発・生産をエトリアへ移し、2026 年 10 月には日立と ATM 事業を統合した。重い製造事業を外に出し、規模を持つ形に直している。ヒューリック株の売却(2026 年 5 月、売却益 51 億円)も、持ち合い株を整理する一歩だ。

還元は、中計 2025 では配当性向 30% 以上だった。新経営計画 2031 では 35% 以上に引き上げる。2026 年 3 月期は配当を前の期から増やし、配当性向は 31% だった。自己資本比率は 40% 以上を保つ方針だ。

2031 年度までに 2,950 億円を投資する。目標は売上 6,000 億円以上、営業利益率 7% 以上、ROE 10% 以上だ。成長投資が実を結ぶかが焦点になる。

筆者が気にするのは、株主還元が配当中心で、自社株買いが目立たない点だ。資本効率の低い会社は、使い道のないお金は返したほうがよい。M&A では、日立との合弁以外に大型の案件は見えない。時価総額が 2,000 億円台と小さく、10 年以内の TOB の確率は 2 割ほどと見られる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

OKIは、変わりつつある会社だ。2026 年度の再編で、重たい製造事業を軽くし、利益の出る分野に力を集められる。

パブリックソリューションは、国土強靱化と防衛予算、通信の次世代化という国の政策に支えられる。ネットワークインフラ事業部が、6G や IOWN、鉄道・電力の自営網で売上を伸ばせば、利益率 14% 台の事業が全社を引っぱる。

金融では、日立との統合で国内の ATM は実質一強になる。富士通の撤退分もOKIに移る。価格を自分で決めやすくなり、製造と開発の統合で費用も下がる。保守・運用のサービス収入は、ATM が減っても残る。

EMS は、国産 AI サーバーの需要に乗って売上を大きく伸ばせる。経済安全保障の面で、国内生産は価値を持つ。

こうして 2031 年度に利益率 7% を達成し、ROE が 10% を超えれば、倍率も上がる。配当性向 35% 以上に加え、余力があれば自社株買いも出る。10 年後の時価総額は、今の 2 倍近くになりうる。

慎重な見方

営業利益率 4.5% は、再編の効果を差し引いても低い。売上は 2023 年度の 4,200 億円台から伸びておらず、中計 2025 の売上目標(4,500 億円)は未達だった。

ATM は縮む市場だ。設置台数は減り続け、銀行の統合も進む。日立との統合で一強になっても、買う側の銀行の交渉力は強い。公正取引委員会の条件もあり、値上げは簡単ではない。統合の費用と混乱も重い。

通信機器は、国内の需要に頼る。海外ではファーウェイやノキアに勝てず、国内の通信キャリアも設備投資を絞る。官公庁向けは、NEC・富士通・日立との入札競争が続く。

プリンターは、エトリアでの生産が軌道に乗るまで赤字に近い。EMS は利益率が 1% 台で、景気が悪くなればすぐ赤字になる。

そもそも、OKIは 20 年で 7 回も赤字になった会社だ。ROE の中央値は 7% で、資本コストに届かない。2026 年 3 月期の利益は特別利益で膨らんでおり、地力はもっと低い。目標の利益率 7% は、ここ 25 年では一度も届いていない水準だ(最高は 2015 年 3 月期の 6.0%)。

どちらに重みを置いたか

強いのは慎重な見方だ。官公庁向けの堅さと、ATM 統合の効果は本物だが、会社全体の利益率と ROE の低さは動かしがたい。

中立は、売上が物価並みに伸び、利益率が 5.8% に上がる姿に置いた。会社の目標(7%)より低い。確率は、楽観 10%、やや楽観 22%、中立 35%、やや悲観 23%、悲観 10% とした。中立と悲観側の合計がやや厚い。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,873 円2,492 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 775 円672 億円)。 今の値に割り戻すと 1,821 円1,580 億円、今との差 −26.0%、 期待の年率 +4.0%(資本コスト 8.3%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 6,386 円5,540 億円 1,210 円1,050 億円 +208.8% +11.9% 760 円659 億円
やや楽観 22% 4,461 円3,870 億円 1,014 円880 億円 +122.6% +8.3% 1,205 円1,045 億円
中立 35% 3,060 円2,654 億円 807 円700 億円 +57.2% +4.6% 1,353 円1,174 億円
やや悲観 23% 700 円608 億円 519 円450 億円 −50.4% −6.8% 280 円243 億円
悲観 10% 205 円178 億円 288 円250 億円 −79.9% −14.8% 49 円43 億円
加重平均100% 2,873 円2,492 億円775 円672 億円 +48.3% +4.0% 3,647 円3,164 億円

今の株価時価総額 2,460 円2,134 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.3% を下回るほど割高。

楽観 10% 国産の守りと統合効果が重なり、利益率 7.8% に届く 利益 396 億円 · PER 14.0 倍 · 株価時価総額 6,386 円5,540 億円

中計 2031 の目標を上回って達成する筋書きだ。パブリックソリューションは、防衛・防災の更新需要と 6G・IOWN 向けの機器で伸び、利益率 14% を保つ。ネットワークインフラ事業部が鉄道・電力の自営網を取り、通信キャリア依存を薄める。

金融では、日立との統合で国内 ATM が実質一強になる。富士通の撤退分も取り込み、保守・運用のサービスが厚みを増す。ATM の台数は減るが、1 台あたりの収益と統合の費用削減がそれを補う。

EMS は国産 AI サーバーと防衛・半導体装置向けで売上を 4 割近く伸ばし、利益率も 4% 台に上がる。プリンターはエトリアの生産が安定し、販売会社として黒字を保つ。

利益率 7.8%、ROE 11% 近くまで改善し、配当性向 35% 以上に加えて自社株買いも出る。ここまで行くと、OKIは資本コストを上回る稼ぎのある会社として評価される。

  • パブリックソリューション:数量 3.9(OKIの対象市場(国内の社会インフラ・官公庁・通信キャリア向け機器とシステム、実質・兆円))× 価格 737(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 2,874 億円・営業利益 402 億円。市場(実質)3.90 兆円 × シェア 5.5%、物価込みで名目
  • 金融ソリューション(旧エンタープライズ):数量 0.5(国内の ATM・金融端末・関連サービスの市場(実質・兆円))× 価格 5,360(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 2,894 億円・営業利益 260 億円。市場(実質)0.54 兆円 × シェア 40.0%、物価込みで名目
  • コンポーネントプロダクツ:数量 0.4(OKIの対象市場(国内外のプリンター・ビジネスフォン・IoT 機器、実質・兆円))× 価格 2,546(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 967 億円・営業利益 58 億円。市場(実質)0.38 兆円 × シェア 19.0%、物価込みで名目
  • EMS:数量 0.8(国内の多品種少量 EMS 市場(実質・兆円))× 価格 1,608(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 1,351 億円・営業利益 61 億円。市場(実質)0.84 兆円 × シェア 12.0%、物価込みで名目

倍率:事業の純利益 396 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.5% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.0 倍。全体の PER 13.99 倍、時価総額 5,540 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:利益率と ROE が会社の目標を上回る姿で、起きる確率は 1 割。国内の政策と統合の効果が重なる必要がある。

やや楽観 22% 中計 2031 の目標に近づく 利益 300 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 4,461 円3,870 億円

目標の売上 6,000 億円・利益率 7% にはあと一歩届かないが、2031 年度までに近い水準へ上がる筋書きだ。パブリックソリューションは堅調に伸び、利益率 13%。金融は ATM の台数減を統合効果とサービス収入で補い、利益率 8% 台に乗る。

EMS は AI サーバーなど新しい受託で売上を伸ばす。コンポーネントプロダクツは、プリンターの固定費が消えた効果で 5% 台の利益率を得る。

全体の利益率は 6.8%、ROE は 9.5% 前後になる。配当性向は 35% を保ち、自社株買いは小さい。OKIは再編の成果を出した会社として評価されるが、資本コストを大きく上回るまでは行かない。

  • パブリックソリューション:数量 3.7(OKIの対象市場(国内の社会インフラ・官公庁・通信キャリア向け機器とシステム、実質・兆円))× 価格 697(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 2,550 億円・営業利益 332 億円。市場(実質)3.66 兆円 × シェア 5.2%、物価込みで名目
  • 金融ソリューション(旧エンタープライズ):数量 0.5(国内の ATM・金融端末・関連サービスの市場(実質・兆円))× 価格 5,092(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 2,689 億円・営業利益 223 億円。市場(実質)0.53 兆円 × シェア 38.0%、物価込みで名目
  • コンポーネントプロダクツ:数量 0.4(OKIの対象市場(国内外のプリンター・ビジネスフォン・IoT 機器、実質・兆円))× 価格 2,412(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 868 億円・営業利益 45 億円。市場(実質)0.36 兆円 × シェア 18.0%、物価込みで名目
  • EMS:数量 0.7(国内の多品種少量 EMS 市場(実質・兆円))× 価格 1,541(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 1,110 億円・営業利益 42 億円。市場(実質)0.72 兆円 × シェア 11.5%、物価込みで名目

倍率:事業の純利益 300 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.5% が k 8.25% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.9 倍、時価総額 3,870 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の目標をおおむね達成する姿。国の政策と統合の効果が出れば十分ありうるが、過去の中計が目標に届かなかった点を考え、中立よりやや薄くした。

中立 35% 売上は物価並みに伸び、利益率は 6% 弱に上がる 利益 219 億円 · PER 12.1 倍 · 株価時価総額 3,060 円2,654 億円

売上は物価の分だけ伸び、利益率が 4.5% から 5.8% 前後へ上がる筋書きだ。パブリックソリューションは、防災・防衛の更新需要で数量が 15% 伸び、利益率 12% を保つ。

金融は、ATM の市場が実質で 15% 縮む。日立の事業を取り込むため、OKI の売上は大きくなるが、シェアの一部を失い、価格を決める力も思ったほど上がらない。利益率は 7.5% と、今より少し改善する。

コンポーネントプロダクツは、プリンターの数量が縮むなかで固定費の軽さが効き、利益率 4.5%。EMS は 3% で、景気の波を受けつつ伸びる。

全社の利益率は 5.8% で、会社の目標(7%)には届かない。ROE は 7.5% 前後で資本コストを下回り、配当性向を 35〜40% 保っても、自己資本が積み上がる形になる。

  • パブリックソリューション:数量 3.5(OKIの対象市場(国内の社会インフラ・官公庁・通信キャリア向け機器とシステム、実質・兆円))× 価格 670(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 2,312 億円・営業利益 277 億円。市場(実質)3.45 兆円 × シェア 5.0%、物価込みで名目
  • 金融ソリューション(旧エンタープライズ):数量 0.5(国内の ATM・金融端末・関連サービスの市場(実質・兆円))× 価格 4,824(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 2,460 億円・営業利益 184 億円。市場(実質)0.51 兆円 × シェア 36.0%、物価込みで名目
  • コンポーネントプロダクツ:数量 0.3(OKIの対象市場(国内外のプリンター・ビジネスフォン・IoT 機器、実質・兆円))× 価格 2,519(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 857 億円・営業利益 39 億円。市場(実質)0.34 兆円 × シェア 18.8%、物価込みで名目
  • EMS:数量 0.7(国内の多品種少量 EMS 市場(実質・兆円))× 価格 1,474(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 973 億円・営業利益 29 億円。市場(実質)0.66 兆円 × シェア 11.0%、物価込みで名目

倍率:事業の純利益 219 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.7% が k 8.25% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.1 倍。全体の PER 12.12 倍、時価総額 2,654 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:目標の 7% には届かず、改善は途中で止まる姿。過去の中計の実績(売上未達・利益率はほぼ目標どおり)と、ATM の縮小・競争の厳しさを両方考えた最も蓋然性の高い筋書きとして最大の確率を置いた。

やや悲観 23% ATM と通信機器が伸び悩み、利益率が 3% 台にとどまる 利益 81 億円 · PER 7.5 倍 · 株価時価総額 700 円608 億円

統合の効果が思ったより出ず、市場の縮小に押される筋書きだ。パブリックソリューションは官公庁の入札競争で単価が上がらず、利益率が 10% まで下がる。通信キャリア向けは、設備投資の抑制で数量が伸びない。

金融は、ATM の台数が実質で 2 割以上減る。統合の相乗効果は費用で相殺され、銀行側も価格交渉で強い。利益率は 5% 止まりになる。

コンポーネントプロダクツのプリンターは、エトリアで競争力が戻らず、数量が 4 分の 1 減る。EMS は景気後退で利益率が 2% に下がる。

全社の利益率は 3.3%、ROE は 4% 弱で、資本コストの半分に満たない。配当は維持しようとするが、自己資本は積み上がらない。

  • パブリックソリューション:数量 3.0(OKIの対象市場(国内の社会インフラ・官公庁・通信キャリア向け機器とシステム、実質・兆円))× 価格 616(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 1,849 億円・営業利益 185 億円。市場(実質)3.00 兆円 × シェア 4.6%、物価込みで名目
  • 金融ソリューション(旧エンタープライズ):数量 0.5(国内の ATM・金融端末・関連サービスの市場(実質・兆円))× 価格 4,422(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 2,069 億円・営業利益 103 億円。市場(実質)0.47 兆円 × シェア 33.0%、物価込みで名目
  • コンポーネントプロダクツ:数量 0.3(OKIの対象市場(国内外のプリンター・ビジネスフォン・IoT 機器、実質・兆円))× 価格 2,010(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 603 億円・営業利益 12 億円。市場(実質)0.30 兆円 × シェア 15.0%、物価込みで名目
  • EMS:数量 0.6(国内の多品種少量 EMS 市場(実質・兆円))× 価格 1,340(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 764 億円・営業利益 15 億円。市場(実質)0.57 兆円 × シェア 10.0%、物価込みで名目

倍率:ROE 4% で k を大きく下回る。稼ぐ力(純利益÷k=12 倍)の範囲で、利益の質の低下を見て 7.5 倍に置いた。

確率:国内の ATM と通信機器の縮小が、統合や再編の効果を上回る姿。過去 20 年で 7 回赤字になった会社であり、中立の次に確率を置いた。

悲観 10% 構造的に負け、統合も混乱して利益がほぼ消える 利益 25 億円 · PER 7.1 倍 · 株価時価総額 205 円178 億円

縮む市場の中で、統合の混乱と競争の激化が重なる筋書きだ。ATM は国内の台数減が早まり、日立との統合で製造や拠点の整理が遅れる。公正取引委員会の条件で値上げもできず、利益率は 3% 以下に落ちる。

パブリックソリューションは、NEC・富士通・日立との入札で案件を失い、シェアが 4% 台に下がる。通信機器は海外勢に押され、キャリアの発注も細る。

プリンターは、リコーやキヤノンとの競争でシェアを失い、販売会社としての存続が難しくなる。EMS は、顧客の海外移転で受注が減り、赤字に近づく。

売上は 3,700 億円まで縮み、営業利益は 100 億円を切る。リストラ費用で自己資本も減り、配当は大きく削られる。

  • パブリックソリューション:数量 2.7(OKIの対象市場(国内の社会インフラ・官公庁・通信キャリア向け機器とシステム、実質・兆円))× 価格 536(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 1,447 億円・営業利益 130 億円。市場(実質)2.70 兆円 × シェア 4.0%、物価込みで名目
  • 金融ソリューション(旧エンタープライズ):数量 0.4(国内の ATM・金融端末・関連サービスの市場(実質・兆円))× 価格 3,752(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 1,463 億円・営業利益 44 億円。市場(実質)0.39 兆円 × シェア 28.0%、物価込みで名目
  • コンポーネントプロダクツ:数量 0.2(OKIの対象市場(国内外のプリンター・ビジネスフォン・IoT 機器、実質・兆円))× 価格 1,440(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 346 億円・営業利益 −3 億円。市場(実質)0.24 兆円 × シェア 12.0%、物価込みで名目
  • EMS:数量 0.5(国内の多品種少量 EMS 市場(実質・兆円))× 価格 960(市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率)→ 売上 461 億円・営業利益 5 億円。市場(実質)0.48 兆円 × シェア 8.0%、物価込みで名目

倍率:悲観の純利益 25 億円は ROE 1.5% で、ためた利益は額面未満の価値しかない。やや悲観の時価総額÷純利益 7.5 倍より悲観ほど低く置くので、その約 95% の 7.1 倍(時価総額 178.1 億円)とした(稼ぐ力 純利益÷k も超えない)。自己資本の厚さや市場の倍率は根拠にしない。

確率:構造的に負ける姿。ATM の統合失敗や官公庁案件の喪失が重なる必要があり、起きる確率は 1 割。事業の稼ぐ力は消えるが、官公庁向けの収入と保守が残るので、5 年以内の破綻までは置かない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

パブリックソリューション

消防・防災、道路・航空管制、官公庁・防衛向けのシステムと、通信キャリア・鉄道・電力向けのネットワーク機器。

数量OKIの対象市場(国内の社会インフラ・官公庁・通信キャリア向け機器とシステム、実質・兆円)価格市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 3.0 481 1,442 181
10 年後 中立 3.5 670 2,312 277

取り方:2026/03 期のセグメント売上 1,442 億円・セグメント利益 181 億円(売上の 12.6%)。対象市場を消防防災・道路交通・航空管制・防衛電子・キャリア網の合計で約 3 兆円と推定(公開統計は無く筆者の推定)し、シェア約 4.8% とした。数量は今の値段で測った実質の市場、物価 3% は価格(シェア × 1 万 × 物価の倍率)に入れた。

金融ソリューション(旧エンタープライズ)

ATM・現金処理機・営業店端末と、その運用・保守サービス。2026 年 10 月から日立とのATM合弁を連結する。

数量国内の ATM・金融端末・関連サービスの市場(実質・兆円)価格市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 0.6 2,527 1,516 103
10 年後 中立 0.5 4,824 2,460 184

取り方:2026/03 期のセグメント売上 1,516 億円・セグメント利益 103 億円(6.8%)。ATM・営業店端末・保守運用の市場を約 0.6 兆円と推定し、OKIのシェアを約 25% とした。日立の ATM 事業(旧日立チャネル単体の売上 725 億円)は 2026/10 の合弁で連結に入るため、10 年先はその分もシェアに含める。

コンポーネントプロダクツ

プリンターの販売、IoT 機器、ビジネスフォン、コンタクトセンター。プリンターの開発・生産は 2025 年 10 月に合弁のエトリアへ移した。

数量OKIの対象市場(国内外のプリンター・ビジネスフォン・IoT 機器、実質・兆円)価格市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 0.4 1,878 751 20
10 年後 中立 0.3 2,519 857 39

取り方:2026/03 期のセグメント売上 751 億円・セグメント利益 20 億円(2.6%)。プリンター(販売のみ)・ビジネスフォン・IoT 機器の対象市場を約 0.4 兆円と推定しシェア約 19% とした。プリンターの開発生産の移管(2025/10)で固定費は軽くなった。

EMS

多品種少量の電子機器の設計・生産受託、プリント配線板、ケーブル。

数量国内の多品種少量 EMS 市場(実質・兆円)価格市場 1 兆円あたりの売上(億円)=シェア × 1 万 × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 0.6 1,052 631 10
10 年後 中立 0.7 1,474 973 29

取り方:2026/03 期のセグメント売上 631 億円・セグメント利益 10 億円(1.6%)。国内の多品種少量 EMS を約 0.6 兆円と推定しシェア約 10.5% とした(OKIは開示しておらず推定)。

リスクと懸念

ATM の縮小が統合効果を上回る

国内の銀行 ATM は 10 年で 24% 減った。キャッシュレスは続き、銀行の統合も進む。日立との統合で製造は効率化されるが、台数減が続くかぎり、合弁の規模のメリットは時間とともに薄れる。統合の費用と拠点整理の遅れも重荷になりうる。

公取委の条件と買い手の交渉力

統合後の ATM の国内シェアは合算で約 65%。公正取引委員会は、部品の供給を他社に拒まないなどの条件を付けた。銀行側が一強に警戒して価格を抑えれば、統合の収益改善は小さくなる。

通信機器の需要が国内のキャリア投資に依存

パブリックソリューションの一部は、通信キャリア向けの機器だ。国内キャリアの設備投資が抑えられたり、海外勢(ファーウェイ・ノキア)に押されたりすれば、利益の柱が細る。6G・IOWN は商機だが、時期は読みにくい。

プリンターは他社の合弁に預けた

プリンターの開発・生産はエトリア(リコー 80.7%、東芝テック 14.3%、OKI 5%)に移った。OKI は販売に専念するが、製品の企画・コストの主導権は小さい。複合機市場は縮み、ブランドを維持できるかは不透明だ。

利益の質と、特別利益の見かけ

2026 年 3 月期の純利益 215 億円は、プリンター事業の移管と政策保有株の売却による特別利益を含む。地力の純利益は 130 億円前後で、ROE の見かけは良すぎる。ヒューリック株の売却も一度きりだ。

景気後退でEMSとパブリック以外が赤字になる

EMS と、事務機・ビジネスフォンの一部は、景気後退で利益が消える。過去 20 年で 7 回の赤字があり、売上の年率は 10 年で −1.5%。利益率が薄いため、少しの売上減で赤字に転じる。

金利上昇で利払いが増える

純有利子負債は 582 億円で、借り換えで金利が 3.5% 前後に上がれば、利払いは 10 年で年 15 億円ほど増える。営業利益 190 億円に対し無視できない大きさで、純利益の増加を一部打ち消す。

今後の分かれ目

パブリックソリューションの利益率が 14% を超える
防衛・防災・通信の更新需要が利益に結びつき、全社の利益率 7% の達成が現実味を帯びる。楽観の筋書きに近づく。
ATM の合弁が初年度から統合の費用削減を出す
製造・拠点の整理が予定どおり進み、金融ソリューションの利益率が 8% を超える。ATM の縮小を相殺できる見通しが立つ。
ATM 事業で、日立との統合後も台数減と値下がりが続く
金融ソリューションの利益率が 5% を割り、統合の意義が問われる。やや悲観〜悲観の筋書きに近づく。
EMS で AI サーバーなどの受託が大きく積み上がる
売上と利益率が同時に上がり、全社の利益率の底上げ要因になる。ただし、顧客の海外移転には注意が要る。
次期の中計の目標(利益率 7%)を前倒しで達成する
資本効率の改善が確かになり、ROE が資本コストを超える。倍率が上がる余地が出る。
国内の通信キャリアが設備投資を大きく絞る
パブリックソリューションの通信部分が縮み、全社の利益率が 5% を下回る。

見ておくもの

  • パブリックソリューション(新: パブリック)の利益率
  • 日立との ATM 合弁の統合費用と削減効果
  • ATM の国内設置台数と保守収入
  • エトリアでのプリンター生産・OKI の販売台数
  • EMS の AI サーバー受託の売上と利益率
  • 配当性向と自社株買いの実施
  • 純有利子負債と営業利益の比
  • ヒューリック以外の政策保有株の整理

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価・PER を見ず、セグメントごとに市場規模(実質)× シェア × 物価で積んだ利益と、その時点の ROE(中立で約 7.5%)・資本コスト 8.25% から正当化 PER(g 4%・残る割合 0.5)を出し、その 8〜9 割に置いた。悲観は稼ぐ力(純利益÷k)を上限に、倍率をやや悲観の約95%に置いた。過去の倍率や自己資本の厚さは根拠にしていない。新リース会計基準(2028/03 期から)で営業利益・純有利子負債の形が変わるが、10 年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)でそろえた。純有利子負債は 582 億円で時価総額の 25%、現金は余っていないので余剰現金は分けていない。市場規模は筆者の推定で、実際のシェアとは異なりうる。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 11.7→13.99 倍・やや楽観 PER 10.3→12.9 倍・中立 PER 10.16→12.12 倍)。

資本コスト 8.3% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.75% を足して k 8.25%。純負債は 582 億円で利払いの余裕は 9.6 倍あり、extra は置かない。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

ほかの業種も見る(AI 銘柄分析の一覧)→

読んだ資料

  1. OKIグループ新経営計画2031(MONOist)
  2. OHチャネルイノベーションズ発足(MONOist)
  3. OKI、プリンター事業をETRIAに統合(PR TIMES)

分析日 2026-10-19