株譜
AI 銘柄分析 · 電気機器 · 試作

指月電機製作所 6994

電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高)

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)866 円219 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,100 円278 億円差 −21.2%
10 年後から見ると やや割高 価値 866 円219 億円 · 差 −21.2% · 期待の年率 +4.4%
期待の年率リターン(10 年)+4.4%資本コスト比 −3.6 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

指月電機製作所は、フィルムコンデンサ(電気を一時ためて流れをなめらかにする部品)の専業メーカーだ。もう一つ、工場の電力品質を整える機器も手がける。2026年3月期は売上280億円、営業利益25億円(利益率9.0%)と過去最高になった。筆者の結論は、本質価値が今の値段を3割ほど下回る割高だ。電力機器の高い利益率を認めても、会社全体の稼ぐ力は資本コストと同じ程度で、純資産が積み上がるほど価値は薄まる。

稼ぎの形は偏っている。電力機器システムは売上の36%だが、セグメント利益の76%を稼ぐ。利益率は30%と、コンデンサの5%とは別の事業に見える。コンデンサは電気自動車向けが採用モデルの切り替えで伸びず、2期連続で売上が減った。

株主は特殊だ。三菱電機が約17%、村田製作所が約14%を持ち、両社で3割を超える。取引先でもあり、経営の独立性よりも、この二社との関係が会社の運命を左右する。純現金はほぼゼロで、財務は健全だが余力は大きくない。

10年の中立でも、純利益は27億円、時価総額は300億円前後にとどまる。今の値段とほぼ同じ額が10年後に残るだけで、株主への還元を足しても期待の年率は2%台半ばだ。資本コストの8%台には遠い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見ると、この会社の本質価値は、電力機器システムの利益率が10年続くかどうかにかかっている。コンデンサ事業だけなら、利益率は5%台で資本コストを稼げない。電力機器が全体の利益を支え、ROEがようやく資本コストに並ぶ。

株主のものになる利益、つまり設備投資と運転資金を引いた後の利益は、純利益のおよそ6割とみる。設備投資が重く、営業キャッシュフローの半分は工場に消える。その分だけ配当や自社株買いに回せる額は小さい。

経営は資本配分を意識し始めたが、実績は浅い。ROEが資本コストと同じ程度では、純資産を積み上げても価値は増えない。大きな割安を取る場面ではなく、払う値段に安全域があるかどうかが問われる会社だ。今の値段は、利益率の山が続くことを前提にしており、払う値段に安全域は見えない。

何で稼ぐ会社か

指月電機は二つの事業を持つ。コンデンサ・モジュールは売上178億円で、電気自動車(xEV)の駆動用インバータ、産業機器、太陽光やパワコンなどに使うフィルムコンデンサを作る。秋田、九州、岡山、米国、タイに工場を持つ。利益率は5〜7%と低く、中国や台湾、日本の大手と競る。

電力機器システムは売上102億円で、進相コンデンサ(工場の電力のロスを減らす機器)や直列リアクトル、回生電力再利用装置(エレベーターなどが生む電気を蓄えて使い回す機器)を扱う。九州指月が作り、指月電機が全量を仕入れて売る。国内の設備投資が増える局面で売上が1割伸び、セグメント利益は31億円、利益率は30%に達した。

顧客の偏りがある。TMEIC(東芝三菱電機産業システム)が売上の14.5%、三菱電機とその子会社が1割強を占める。一方でこの二社は大株主でもあり、関係は深い。

もう一つ重要なのが、村田製作所との合弁会社だ。2016年に村田が65%、指月が35%を出して作った会社で、新素材のフィルムコンデンサを電気自動車向けに事業化する狙いだった。2026年3月末の純資産はマイナス45億円と、債務超過に陥っている。指月は持分法で処理しており、連結の数字には小さな影響にとどまる。ただし、再建や整理の費用が発生する余地は残る。

優良さと弱いところ

強みは、電力機器システムの収益性だ。利益率30%は、売上が伸びる国内の設備投資という追い風があったからではあるが、顧客の機器と組み合わせて導入され、保守や追加の需要が続く点で、単なる部品売りとは違う。会社もこの分野に重点を置く方針を明示している。

弱みは三つある。第一に、コンデンサが中国勢、台湾勢との価格競争で5%台の利益率に沈む。第二に、売上が三菱電機・TMEIC に偏る。第三に、電力機器の利益率30%が長く保てるかは未知数で、設備投資の波が引けば縮む。

資本の使い方には疑問も残る。2024年3月期に約36億円の自己株式を取得した後、純現金は純負債に変わり、合弁会社の債務超過も解消されていない。ただ、2025年4月からの中期経営計画では、ROE 8%以上、PBR 1倍以上、配当性向30%以上を明確に掲げ、方針は前向きだ。過去を見ると、営業利益率は2014年の10.9%から2021年の3%台まで落ち、7%台、9%台に戻ったのは直近の二年だけだ。この回復が構造の変化によるのか、波の頂上なのかが、すべての論点だ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

コンデンサ事業は、電気自動車(xEV)と産業機器の二つの需要で成り立つ。世界のフィルムコンデンサ市場は調査によって34億〜46億ドルと幅があり、成長率も年2.7〜4%と見方が割れる。電気自動車向けは、インバータの高電圧化で需要が増えるが、採用モデルの入れ替えで数量が揺れる。指月も直近は xEV 向けが採用モデルのピークアウトで減収になった。

競争はパナソニック、ニチコンなど国内勢に、海外のTDK(EPCOS)、ビシェイ、KEMET(ヤゲオ)が加わり、中国勢の追い上げが続く。価格が下がりやすい世界で、指月は数量で戦わず、特定顧客向けの高耐圧・高寿命品に絞っている。

電力機器システムの市場規模は調査がない。需要は、国内の工場の電力品質対策や省エネ投資、再生可能エネルギーの接続で決まる。データセンターや半導体工場の新設が追い風になるが、設備投資の波に左右される。回生電力再利用装置や V2X システム(電気自動車の電気を家や建物で使う仕組み)は、まだ育成の段階だ。

10年の分かれ目は二つある。電力機器の高収益が定着するか、コンデンサが車載の次のモデルを確保できるかだ。

資本政策と M&A

還元は、中期経営計画で配当性向30%以上を掲げている。2026年3月期は30.4%だった。自己株式の取得は、2024年3月期に約36億円を実施した例がある。買われた先は確認できないが、それ以外の年は1億円前後で、機動的というより単発だ。

政策保有株は、村田製作所が約15億円など、上位7銘柄で約23億円を計上する。村田は大株主でもあり、持ち合いの性格が強い。配当は利益に残っているため、価値は別に足さない。

三菱電機は約17%、村田製作所は約14%を保有する。両社が TOB で買い増す可能性は否定できないが、どちらも事業での提携関係が主で、支配を強める動きは見えない。株主優待は確認できなかった。

M&A は積極的ではない。本社の生産棟に21億円、秋田指月の増産に十数億円と、投資は自前の設備が中心だ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

電力機器システムは、一時の追い風ではなく構造に近い。データセンターや半導体工場、再生可能エネルギーの接続が増え、工場の電力品質への投資は10年続く。しかも、セグメント利益30%は、顧客の機器と組んで導入し保守が続くという仕組みから出ている。会社は2028年度に売上380億円を掲げ、2027年3月期の予想はすでに売上312億円、営業利益30億円だ。コンデンサも、電気自動車の次のモデルで採用を取り戻せば、設備投資が済んだ秋田指月の増産が効く。

加えて、中期経営計画は ROE 8%以上、PBR 1倍以上を明示した。村田・三菱電機が大株主として控えているので、資本政策で株主の意向が強く働く。株価が低いと、さらなる還元強化か提携の再編が起きやすい。10年続けて名目で売上が年4%伸びれば、営業利益は40億円近くまで増え、現在の時価総額は十分に支えられる。 村田製作所との合弁も、債務超過が出ているとはいえ、車載で新素材の技術を磨くための先行投資であり、成果が出れば指月の持分に大きな価値が生まれる。

慎重な見方

好業績の中身を見る必要がある。2026年3月期の営業利益は5億円増えたが、中身は電力機器システムの増益4億円と本社費の減少4億円で、コンデンサは3億円の減益だった。電力機器は売上の36%、セグメント利益の76%を占める。国内の設備投資という波に乗っただけなら、利益率30%は2、3年で縮む。実際、コンデンサは2期連続の減収で、受注も4%減った。

コンデンサの利益率5%は、資本コストを稼げる水準ではない。中国や台湾の勢いが続く限り、値上げの余地はない。三菱電機・TMEIC に売上が偏るため、価格交渉の主導権も弱い。合弁会社の債務超過45億円は、持分法の外にあっても、整理の局面で追加の負担が出る余地が残る。

さらに、中期経営計画の目標は営業利益率8%以上と、直近の9%を下回る。会社自身が、今の利益率を維持できるとは言っていない。ROEが資本コストと同じ程度では、純資産が増えても価値は増えず、現在のPBR 1.2倍は先取りだ。10年かけて見れば、先取りの分だけ割高になる。 加えて、受注残が1.2%減と、先行きの余力も乏しい。

どちらに重みを置いたか

電力機器の高収益が10年続くという強気の見方には根拠があるが、続かない場合の落ち込みは大きく、慎重な見方の方が強い。中立の確率は36%に抑え、やや悲観を2割、悲観を1割と、悲観側を3割残した。楽観側は3割強で均衡に近いが、中立でも ROE は資本コストに届かず、ためた利益が価値を増やさない。この点が決め手となり、価値は今の時価総額を約35%下回る割高になった。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,288 円325 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 397 円100 億円)。 今の値に割り戻すと 866 円219 億円、今との差 −21.2%、 期待の年率 +4.4%(資本コスト 8.0%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 2,459 円621 億円 630 円159 億円 +180.7% +10.9% 371 円94 億円
やや楽観 22% 1,747 円441 億円 503 円127 億円 +104.6% +7.4% 495 円125 億円
中立 36% 1,361 円344 億円 424 円107 億円 +62.3% +5.0% 643 円162 億円
やや悲観 20% 402 円102 億円 253 円64 億円 −40.4% −5.0% 131 円33 億円
悲観 10% 377 円95 億円 71 円18 億円 −59.3% −8.6% 45 円11 億円
加重平均100% 1,288 円325 億円397 円100 億円 +53.1% +4.4% 1,684 円425 億円

今の株価時価総額 1,100 円278 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 12% 電力機器の高収益が定着し、コンデンサも復調 利益 44 億円 · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 2,459 円621 億円

データセンターと再エネの接続投資が10年続き、電力機器システムは売上約214億円、利益率26%を保つ。コンデンサは xEV の新モデルで採用を取り戻し、世界シェア相当が3.4%へ上がる。中期経営計画の目標を上回り、売上は約520億円、営業利益は59億円になる。ROE は10%を超え、資本政策も株主に優しく変わる。村田・三菱電機との提携が深まり、事業の再編でさらに価値が上がる。利益率は過去の山(10.9%)を超えて11%台に乗る。この筋書きが成り立つ条件は二つある。電力機器の顧客である三菱電機・TMEIC が設備投資を続けること、そしてコンデンサで新しい車載モデルを継続して獲得することだ。本社の新しい生産棟が2027年に完成し、生産性も上がる。

  • コンデンサ・モジュール:数量 6,800(世界のフィルムコンデンサ市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 4.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア相当 × 物価の倍率)→ 売上 310 億円・営業利益 23 億円。新モデル獲得でシェア相当 3.4%(実質の市場 6,800 億円、物価込みで名目)
  • 電力機器システム:数量 1,000(国内の電力品質・省エネ機器の市場(進相コンデンサ・リアクトル・回生電力再利用、今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 21.4%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 214 億円・営業利益 56 億円。設備投資が続き利益率 26%(実質の市場 1,000 億円 × シェア 16%、物価込みで名目)

倍率:事業の純利益 44 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.6% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.2 倍。全体の PER 14.24 倍、時価総額 621 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電力機器の利益率が高止まりし、コンデンサも新モデルの獲得で復調する。村田・三菱電機が大株主で後押しする。実現のハードルが高いため1割台前半に抑えた。

やや楽観 22% 中計をほぼ達成し、電力機器が高水準を保つ 利益 34 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 1,747 円441 億円

電力機器システムは設備投資の追い風が続き、売上は約190億円、利益率は25%に下がりながらも高水準を保つ。コンデンサは xEV の採用が横ばいに戻り、産業機器向けで穴を埋める。売上は約470億円、営業利益は47億円で、利益率は10%に乗る。ROE は8%台と資本コストをわずかに上回る。配当性向は4割台後半へ上がり、純資産の積み上がりも緩やかになる。会社の計画が営業利益率8%以上と控えめなことを考えると、この水準は達成の見込みが比較的高い。ただ資本の積み上がりが続くため、ROE は資本コストをわずかに超える程度にとどまる。

  • コンデンサ・モジュール:数量 6,500(世界のフィルムコンデンサ市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 4.3%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア相当 × 物価の倍率)→ 売上 279 億円・営業利益 20 億円。産業機器向けで穴を埋める(実質の市場 6,500 億円 × シェア相当 3.2%)
  • 電力機器システム:数量 950(国内の電力品質・省エネ機器の市場(進相コンデンサ・リアクトル・回生電力再利用、今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 20.1%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 191 億円・営業利益 48 億円。利益率 25%を維持(実質の市場 950 億円 × シェア 15%)

倍率:事業の純利益 34 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.6% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.94 倍、時価総額 441 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期経営計画の方向どおりに進み、電力機器が高水準を保つ。蓋然性の高い好ケースとして2割強を置いた。

中立 36% 電力機器の利益率が下がりつつ、全体は緩やかに伸びる 利益 28 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 1,361 円344 億円

設備投資の波は引くが、電力品質と省エネの需要は底堅く、電力機器システムは売上約170億円、利益率25%を保つ。コンデンサは xEV の採用モデルの入れ替えを経て、世界シェア相当3.0%を保つ。物価の上昇で売上は年3.4%ほど伸び、10年後に約420億円。営業利益は38億円、利益率は9.0%と今の水準を保つ。純利益は27億円だが、純資産が積み上がるため、ROE は7%台にとどまる。配当性向は45%に引き上がる。会社の目標(2028年度に売上380億円)は、この筋書きの10年後の水準にほぼ並ぶ。つまり計画の達成が遅れても、10年かければ届く水準だ。電力機器の利益率が下がる分を、コンデンサの安定とコスト削減で補う。

  • コンデンサ・モジュール:数量 6,300(世界のフィルムコンデンサ市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 4.0%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア相当 × 物価の倍率)→ 売上 253 億円・営業利益 17 億円。横ばいで推移(実質の市場 6,300 億円 × シェア相当 3.0%)
  • 電力機器システム:数量 900(国内の電力品質・省エネ機器の市場(進相コンデンサ・リアクトル・回生電力再利用、今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 18.8%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 169 億円・営業利益 42 億円。利益率が 25%に低下(実質の市場 900 億円 × シェア 14%)

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.2% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍。全体の PER 12.5 倍、時価総額 344 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電力機器の利益率が30%から25%へ下がり、コンデンサは横ばいの成長で、会社の中期計画(営業利益率8%以上)を超える程度に収まる。最も蓋然性が高い。

やや悲観 20% 価格競争と設備投資の反動で、利益率が過去に戻る 利益 11 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 402 円102 億円

国内の設備投資の波が引き、電力機器システムは売上約130億円、利益率は19%に下がる。コンデンサは中国・台湾勢の攻勢でシェア相当が2.7%に落ち、利益率も5.5%にとどまる。売上は約350億円と伸びるが、営業利益は16億円で、利益率は4.7%と2021年〜2024年の水準に戻る。純利益は11億円、ROE は3%で、資本コストを大きく下回る。電力機器は、設備投資が一巡すれば顧客が内製へ戻す動きも出る。コンデンサの価格競争は続き、増産した設備の償却が重い。大株主の二社が購買を絞ることもありうる。配当は据え置きに近く、現金の戻りも小さくなる。

  • コンデンサ・モジュール:数量 6,000(世界のフィルムコンデンサ市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 3.6%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア相当 × 物価の倍率)→ 売上 217 億円・営業利益 12 億円。価格競争で縮小(実質の市場 6,000 億円 × シェア相当 2.7%)
  • 電力機器システム:数量 800(国内の電力品質・省エネ機器の市場(進相コンデンサ・リアクトル・回生電力再利用、今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 16.8%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 134 億円・営業利益 26 億円。利益率 19%へ低下(実質の市場 800 億円 × シェア 12.5%)

倍率:事業の ROE は3%で k を大きく下回る。ためた利益は額面未満の価値なので PER の上限は 1÷k の12.1 倍で、その8割弱に置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 9.5 倍・時価総額 102 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:電力機器の高収益が薄れ、コンデンサの価格競争も続く。過去の10年(営業利益率4〜5%)に近い。顧客の偏りもあるため、2割と厚く置いた。

悲観 10% 車載が外れ、電力機器も価格競争で構造的に負ける 利益 1 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 377 円95 億円

xEV の次世代モデルを取れず、秋田指月の増産設備が重荷になる。コンデンサは世界シェア相当が2.2%に落ち、利益率は2%に沈む。電力機器システムも、顧客の内製化と競合の参入で利益率が12%まで下がる。村田指月FCソリューションズの整理で追加の負担も出る。営業利益はほぼゼロ、純利益も1億円に細り、自己資本は減損で50億円ほど減る。それでも流動資産と上場株、工場の簿価が残るため、売れる資産の税後が床になる。ここでは追加の整理費用が出ても、財務は持ちこたえる。大株主の二社が事業の立て直しに動くか、再編に動く可能性もあるが、少数株主に有利になる保証はない。

  • コンデンサ・モジュール:数量 5,400(世界のフィルムコンデンサ市場(今の値段で測った実質・億円))× 価格 2.9%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア相当 × 物価の倍率)→ 売上 159 億円・営業利益 3 億円。車載を失い縮小(実質の市場 5,400 億円 × シェア相当 2.2%)
  • 電力機器システム:数量 700(国内の電力品質・省エネ機器の市場(進相コンデンサ・リアクトル・回生電力再利用、今の値段で測った実質・億円、推定))× 価格 13.4%(実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率)→ 売上 94 億円・営業利益 11 億円。内製化と競争で縮小(実質の市場 700 億円 × シェア 10%)

倍率:稼ぐ力はほぼ消え、価値は売れる資産の税後で決まる。今の自己資本に PBR 0.375 倍を掛けた額が、floor_assets_oku の内訳(流動資産−全負債、上場株の税後、工場・土地の一部)と一致する。

確率:xEV 向けが新モデルで外れ、電力機器も内製化と価格競争で収益性を失う。売れる資産が床になる。大株主の支えがあるので1割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

コンデンサ・モジュール

xEV・産業機器・小型産業用のフィルムコンデンサ。国内外の自社工場で作る。

数量世界のフィルムコンデンサ市場(今の値段で測った実質・億円)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア相当 × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 6,000 3.0% 178 10
10 年後 中立 6,300 4.0% 253 17

取り方:世界のフィルムコンデンサ市場は調査で 34 億〜46 億ドルと幅があり、約 40 億ドル(6,000 億円)を使った。コンデンサ・モジュールの売上 178 億円を割ってシェア相当 3.0% を逆算した(モジュール製品を含むため市場の定義より広い)。数量は実質、物価 3% は価格に入れた。セグメント利益は 9.7 億円(利益率 5.4%)。

電力機器システム

進相コンデンサ・直列リアクトルなど力率改善機器、回生電力再利用システム。九州指月が作り、全量を同社が仕入れて販売する。

数量国内の電力品質・省エネ機器の市場(進相コンデンサ・リアクトル・回生電力再利用、今の値段で測った実質・億円、推定)価格実質の市場 1 億円あたりの売上(億円)=シェア × 物価の倍率売上営業利益
今 2026/03 800 12.7% 102 31
10 年後 中立 900 18.8% 169 42

取り方:この製品群の市場規模は調査も会社の開示もなく、800 億円と推定して売上 102 億円からシェア 12.7% を逆算した。顧客の設備投資に連動する。セグメント利益 30.9 億円(利益率 30.3%)。全社の調整額 −15.3 億円(本社費・研究開発)を引いて連結営業利益 25.3 億円になる。

リスクと懸念

電力機器の高収益が一時の波

セグメント利益の76%を占める電力機器システムの利益率30%が、国内設備投資の波で押し上げられている可能性がある。波が引けば、営業利益は一気に2〜3割減りうる。

コンデンサの車載依存と価格競争

xEV 向けは採用モデルのピークアウトで減収した。次のモデルを取れなければ、増産した秋田指月の設備が重くなる。中国・台湾勢の価格競争も続く。

三菱電機・TMEIC への偏り

売上の4分の1を二社グループが占める。価格交渉で弱く、二社が内製や他社へ切り替えれば影響が大きい。大株主でもあるため、関係が経営の独立性を縛る。

村田指月FCソリューションズの債務超過

村田65%・指月35%の合弁会社は、2026年3月末で45億円の債務超過だ。整理や追加出資の局面で、指月に負担が及ぶ可能性が残る。

資本効率が資本コスト並み

ROE は直近で8%弱と資本コストとほぼ同じで、過去10年の中央値は3.5%にとどまる。ためた利益が価値を増やさず、純資産が膨らむほど ROE が薄まる。

為替・関税・原材料

米国・タイ・中国に拠点を持ち、為替や関税、フィルムなど原材料価格の影響を受ける。価格転嫁は顧客との交渉で遅れやすい。

今後の分かれ目

電力機器システムの受注が2期続けて減る
設備投資の波が引いた証拠で、セグメント利益率30%の前提が崩れる。慎重な筋書きの確率を上げる。
コンデンサが xEV の新モデルを複数獲得し、売上が増加に転じる
増産投資が回収される見通しが立ち、コンデンサの利益率が6%台に乗る。強気の筋書きの確率が上がる。
自己株式取得や増配で、総還元性向が5割を超える
純資産の積み上がりが止まり、ROE が資本コストを上回る方向に動く。倍率の見方が変わる。
村田指月FCソリューションズの整理方針が示される
債務超過の負担が確定し、特別損失の大きさで資本コストを超える稼ぎの水準を見直す。
三菱電機または村田製作所が保有比率を引き上げる、または売却する
資本関係の再編が起き、TOB や提携の可能性が具体的になる。いずれも価値に直接影響する。
TMEIC や三菱電機向けの売上比率が2割を超える
顧客依存が一段と強まり、価格交渉で不利になる。やや悲観の確率を上げる。

見ておくもの

  • 電力機器システムの受注とセグメント利益率
  • コンデンサの xEV 向け売上の推移
  • 中期経営計画 FY2028 の売上380億円・営業利益率8%以上の進捗
  • 総還元性向と自己株式取得
  • 村田指月FCソリューションズの債務超過の推移
  • 三菱電機・村田製作所の保有比率
  • TMEIC・三菱電機向けの売上比率

倍率と資本コストの決め方

倍率は今の株価や PER を見ず、セグメントごとの市場規模とシェア、利益率から10年後の利益を積み、k 8%・長期成長 4%・残る割合 0.5 の式を使った。ROE が資本コスト付近のため PER の上限は 1÷k(12.1 倍)で、利益の質に応じて置いた。悲観は稼ぐ力より売れる資産の床から置き、過去の PBR の底は使っていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12.3→14.24 倍・やや楽観 PER 12.2→12.94 倍・中立 PER 11→12.5 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.75%(循環・値決め・寿命が各 +0.25)を足して k 8%。純有利子負債はほぼゼロで借金の加算はなく、事業が傾いてもいないので extra は置かない。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 8.00%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. 有価証券報告書(FY2026)の要約
  2. セグメント別の売上と利益
  3. 村田製作所との資本業務提携(2016 年)

分析日 2026-10-19