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安川電機 6506

サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,736 円7,096 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,033 円1.05 兆円差 −32.2%
10 年後から見ると 割高 価値 2,736 円7,096 億円 · 差 −32.2% · 期待の年率 +3.0%
期待の年率リターン(10 年)+3.0%資本コスト比 −5.0 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

安川電機はサーボモータ・インバータなど「モーションコントロール」部門(世界有数シェア)と、産業用ロボット部門(ファナック・ABB・KUKAと並ぶ4強の一角)、鉄鋼プラント・クレーン向けの「システムエンジニアリング」部門の3部門で構成されるFA(ファクトリーオートメーション)の総合メーカーである。2026年2月期の売上構成はロボット約47%・モーションコントロール約45%・システムエンジニアリング約7%で、売上の規模ではロボットが最大だが、実際の利益の柱はモーションコントロール(営業利益244億円・利益率10.3%)であり、ロボット(営業利益190億円・利益率7.7%)は自動車向け需要の弱さと中国系メーカーとの価格競争で利益率が薄い。純有利子負債488億円(時価総額比4.3%)・自己資本比率59.5%とファナックのような無借金・厚い純現金ではなく、2010年3月期には実際に営業損益が赤字になった実績もある。地域別では日本が約3割、米国22%・中国24%とほぼ並ぶ比率で、中国・自動車設備投資サイクルへの感応度が高い。ここでは売上をモーションコントロール・ロボット・システムエンジニアリングの3部門に分け、それぞれ出荷台数(実質)×平均単価(物価3%で名目に上がる)で積み上げた。資本コストは基本7.5%に、循環+0.75%・値決め力+0.25%・寿命+0.25%を入れて8.75%。中立の筋書きでは、ROEが9.7%とkをわずかに上回る程度で、正当化PERは1÷k(11.4倍)が基準のPER10倍台前半にしかならず、今のPBR2.35倍・PER32.2倍は、2025年に買収したヒューマノイド新興・東京ロボティクスを軸とするフィジカルAIの事業化と、半導体・AIデータセンター投資によるモーションコントロールの構造的な成長が10年かけて実現することを前提にしないと正当化しにくい。10年の楽観・やや楽観の筋書きではヒューマノイド・AI投資の追い風が効けば今の時価総額を上回る余地も残る。総合では本質価値が今の時価総額を下回る「割高」という結論になった。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、安川電機はモーションコントロール(サーボ・インバータ)という機械に組み込まれる基盤技術で切り替えコストの堀を持ち、ロボット事業でも世界4強の一角という地位を評価できる。一方で、同じ4強のファナックと比べると、ロボット事業の利益率が明確に薄く(7.7%対モーションコントロール10.3%)、財務も無借金・純現金ではなく純有利子負債を抱えており、2010年3月期には実際に営業損益が赤字になった実績がある点で、循環の谷での安全域はファナックより狭い。中国系ロボットメーカーの急速な台頭は、安川電機にとってもファナックと同じ構造的な懸念であり、10年後にこの事業が「今より強いか」という問いに楽観しにくい材料である。一方で、2025年のヒューマノイド新興・東京ロボティクス買収と、富士通・NVIDIAとの協業検討は、工場の外(オフィス等)へのロボット展開という新しい成長の種であり、まだ確信を持てる段階ではないが、安全域を広げる方向のオプションとして評価できる。経営の資本配分は、配当性向目標を40%以上に引き上げる一方、大型M&Aより小粒な技術獲得型の買収を積み重ねる方針で、無理な拡張より足場を固める姿勢がうかがえる。今の実績PER32.2倍・PBR2.35倍という倍率は、ROE7.3%という今の収益力ではまったく正当化できず、モーションコントロールの構造的な成長とヒューマノイド事業化という、確信度の高くない前提を複数積み重ねなければ説明がつかない。

何で稼ぐ会社か

安川電機の事業はモーションコントロール部門(ACサーボモータ・コントローラとインバータ。社内比率は概ねインバータ52%・ACサーボ48%)、ロボット部門(産業用ロボット本体とコントローラ。溶接・ハンドリング用途が中心)、システムエンジニアリング部門(鉄鋼プラント向け大型ドライブ、港湾クレーン、社会インフラシステム。太陽光発電用パワーコンディショナは2026年2月期からモーションコントロール側に移管)の3部門で構成される。2026年2月期の売上収益はロボット部門2,470億円(前期比+4%、構成比約47%)、モーションコントロール部門2,361億円(同-1.1%、構成比約45%)、システムエンジニアリング部門387億円(構成比約7%)で、合計5,421億円。ロボット部門は自動車市場向けが日米欧で減少したものの、中国・アジアの大口案件が寄与して増収、12月~2月期の受注高は前年同期比+20%と需要回復の兆しが見える。モーションコントロール部門は電子部品・工作機械・空調用途向けが堅調で、半導体市場向けもAI関連投資を追い風に好調に推移し、営業利益は244億円(+6%)と増益を確保した。システムエンジニアリング部門は営業利益率12.0%と3部門中で最も高く、鉄鋼プラントや港湾クレーンという規制・更新需要に支えられた安定収益源になっている。顧客は自動車・電子部品・半導体・工作機械メーカーなど製造業全般で、地域別では日本が約3割、米国22%・中国24%とほぼ並ぶ。長期経営計画「2035年ビジョン」では2035年度に営業利益率20.0%以上・配当性向40.0%以上・ROIC11%以上・ROE12%以上を掲げ、その途中の中期経営計画「Dash35」(2026~2029年度、2030年2月期を最終年度)では連結営業利益を2026年2月期の2.1倍の1,000億円に引き上げる目標を置く。2025年にはヒューマノイドロボットの新興企業・東京ロボティクスを買収し、自律ロボット「MOTOMAN NEXT」に富士通・NVIDIAと連携したAIインフラを組み込む協業も検討しており、工場の外(オフィスなど)へのロボット展開も模索している。

優良さと弱いところ

安川電機の堀は、モーションコントロール部門のサーボモータ・インバータが工作機械・半導体製造装置・電子部品メーカーの設備に組み込まれる際の技術的な信頼性と、長年の実績に基づく切り替えコストにある。ロボット部門もファナック・ABB・KUKAと並ぶ「4強」の一角として、溶接・ハンドリング用途で高いブランド力と顧客基盤を持つ。ただし、同じ4強の中でもファナックのCNC(切り替えコストが特に高い)ほどの価格決定力はロボット単体では持たず、実際に利益率はモーションコントロール10.3%に対しロボットは7.7%と薄く、ロボット事業の収益性の弱さがファナックとの明確な違いになっている。財務面では純有利子負債488億円(自己資本比率59.5%)とファナックのような無借金・厚い純現金ではなく、2010年3月期には実際に営業損益が赤字(営業利益率-3.1%)になった実績があり、景気循環の谷での耐性はファナックより弱い。中国国内では、ファナック・安川電機・ABB・KUKAの4強合計シェアが72%から43%へ大きく低下しており、Estun・Inovanceなど中国系メーカーがサーボ・コントローラ・減速機の自社開発でコスト競争力を高めている点は、ロボット部門だけでなくモーションコントロール部門(サーボ・インバータそのもの)にも及ぶリスクである。ガバナンス面では、2026年5月に配当性向目標を引き上げるなど株主還元を強化する動きがあるが、ファナックで見られた物言う株主の圧力ほど明確な外部からの要求は確認できない。2025年のヒューマノイド新興(東京ロボティクス)買収は、工場外(オフィス等)への展開という新しい堀の種になり得るが、まだ実証段階で収益化の時期は見通せない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

産業用ロボット市場は世界出荷台数が2024年に54万台程度、2025年は前年比6%増の57万〜58万台程度まで回復し、2028年には年70万台超という見通しもある。需要は中国の工場自動化投資・半導体工場投資サイクル、北米・欧州の人手不足対応に連動し、循環性が強い。安川電機のロボット部門は自動車向けが日米欧で弱い一方、中国・アジアの大口案件と12月~2月の受注高+20%が示す需要回復の兆しが同時に存在し、循環の谷から立ち上がる途中にある可能性がある。モーションコントロール部門は半導体・AIデータセンター投資という新しい需要の柱を取り込みつつあり、電子部品・工作機械・空調という既存需要とのバランスで推移している。最大の構造変化は中国系ロボットメーカーの台頭で、ファナック・安川電機・ABB・KUKAの4強合計の中国国内シェアは72%から43%へ約29ポイント低下した。Estun・Inovanceといった中国系メーカーはサーボ・コントローラ・減速機という産業用ロボットの中核部品の自社開発率を高め、コスト競争力と短納期を武器に、世界最大のロボット市場(世界の過半)で外資の優位を崩しつつある。中国の産業用ロボット輸出は2021~2024年に年率20%超で成長しており、欧州・東南アジア市場でも中国製ロボットの評価が進んでいる。一方で、人手不足・省人化ニーズの構造的な拡大とヒューマノイド・フィジカルAIという新しい需要の芽(安川電機自身も2025年に東京ロボティクスを買収し、富士通・NVIDIAと協業を検討)が、長期的には市場全体を押し上げる可能性もある。長期的には、ロボット・FA機器の普及率上昇で数量は着実な成長が続くが、価格は中国系メーカーの技術キャッチアップにより実質下落圧力を受けやすい、という業界共通の構図が安川電機にもそのまま当てはまる。

資本政策と M&A

安川電機は2026年5月に配当性向目標を引き上げ「40%以上」とし、2026年2月期の実際の配当性向は50.0%、2027年2月期も配当性向39.7%を予想している。長期経営計画「2035年ビジョン」でも配当性向40.0%以上を掲げ、ROIC11%以上・ROE12%以上という資本効率の目標とセットで示している。自己株買いも実施しており、2024年10~11月には200万株・90億円を取得した実績がある。純有利子負債488億円・自己資本比率59.5%という財務はファナックのような余った現金を抱える状態ではなく、還元の原資は毎期の利益から出す必要がある。M&Aについては、2025年のヒューマノイド新興・東京ロボティクス買収(同社初のヒューマノイドメーカー買収)や、2023年の米Oishii Farm Corporationへの資本業務提携など、成長領域への小粒な投資が中心で、大型M&Aの実績は乏しい。買われる側としてのTOBの可能性は、kabufuの推定で10年以内14.6%程度と、無借金企業ほど低くはないがさほど高くもない水準である。政策保有株の規模や削減方針については、決算短信・説明会資料の範囲では詳細が確認できず、有報を開かない今回の調べ方の範囲では大きな含み益を純資産に積み上げる必要性は低いと見ている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

半導体・AIデータセンター投資はモーションコントロール部門の既存の追い風であり、2026年2月期にすでに営業利益244億円・増益6%という実績を出している。ロボット部門も12月~2月の受注高が前年同期比+20%と回復の兆しを見せており、自動車向けの弱さが一巡すれば中国・アジアの大口案件を中心に増収ペースが上がる。2025年に買収したヒューマノイド新興・東京ロボティクスと、富士通・NVIDIAとの協業検討は、工場内だけでなくオフィスなど「人が多い領域」へのロボット展開という新しい市場を切り開く可能性があり、社長自身が「2~3年でニッチ領域での商用価値」が出ると述べている。中国系ロボットメーカーの追随は依然、汎用品に近い領域が中心で、安川電機が持つ用途別のノウハウ(溶接・ハンドリングなど)と長年の顧客基盤は当面優位を保てる。長期経営計画「2035年ビジョン」の営業利益率20%以上・ROE12%以上という目標、その途中の中期経営計画「Dash35」の営業利益1,000億円(2026年2月期の2.1倍)という目標が実現すれば、収益力は過去のピーク(2023年2月期の営業利益率12.3%)を大きく超え、今の倍率も正当化される水準に近づく。配当性向40%以上への引き上げという株主還元強化の動きも、無理な拡張より足場を固めつつ株主に報いる姿勢として評価できる。

慎重な見方

ロボット部門の利益率は7.7%とモーションコントロール(10.3%)より明確に低く、自動車向け需要の弱さと中国系メーカーとの価格競争が構造的な重荷になっている。中国国内では、ファナック・安川電機・ABB・KUKAの4強合計シェアが72%から43%へ29ポイントも低下し、Estun・Inovanceなど中国系メーカーがサーボ・コントローラ・減速機の自社開発でコスト競争力を高めており、この流れがロボットだけでなくモーションコントロール(サーボ・インバータそのもの)にも広がれば、安川電機の収益基盤そのものが侵食される。純有利子負債488億円・自己資本比率59.5%という財務はファナックのような無借金・厚い純現金ではなく、2010年3月期に実際に営業損益が赤字になった実績が示すとおり、景気循環の谷での耐性は相対的に弱い。中国・米国への地域集中(それぞれ24%・22%)も高く、中国の不動産不況・地方財政の悪化や米中摩擦の激化が設備投資に波及すれば業績への打撃は大きい。2025年のヒューマノイド買収(東京ロボティクス)はまだ実証段階で、社長自身も商用価値が出るのは「2~3年後」と述べるにとどまり、今の高い倍率を正当化する柱にするには時期尚早である。実績PER32.2倍・PBR2.35倍という今の倍率は、ROE7.3%という今の収益力ではまったく正当化が難しく、営業利益率が過去のピーク(12%台)を大きく超えて改善し続けるという、確度の高くない前提を置かなければ説明がつかない。

どちらに重みを置いたか

モーションコントロール部門の半導体・AI投資による堅調さと、ロボット部門の受注回復の兆しについては強気の見方に一定の実績の裏付けがある。一方、ロボット部門の利益率の薄さと中国系メーカーの台頭という構造リスク、ファナックより弱い財務耐性(純有利子負債あり・2010年3月期の赤字実績)については慎重な見方の指摘がより的を射ている。本質価値の計算では、ROEが9.7%とkの8.75%をわずかに上回る程度の中立の筋書きでは、正当化される倍率は1÷k(11.4倍)が基準のPER10倍台前半で、今のPBR2.35倍・PER32.2倍は、モーションコントロールの構造的な成長とヒューマノイド事業化という複数の楽観的な前提を同時に満たさなければ届かない。確率は、財務の脆さ(純有利子負債・過去の赤字実績)と中国・自動車向けの循環性を踏まえてやや悲観・悲観側に相応の重みを残しつつ、半導体投資・受注回復の実績を踏まえて深い悲観だけに偏らせない配分とした。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/02 期)

確率で加重した株価時価総額 4,349 円1.13 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,060 円2,748 億円)。 今の値に割り戻すと 2,736 円7,096 億円、今との差 −32.2%、 期待の年率 +3.0%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 9% 13,528 円3.51 兆円 2,256 円5,852 億円 +291.4% +14.6% 1,421 円3,684 億円
やや楽観 23% 7,379 円1.91 兆円 1,546 円4,009 億円 +121.3% +8.3% 2,053 円5,324 億円
中立 30% 3,668 円9,515 億円 1,106 円2,869 億円 +18.4% +1.7% 1,432 円3,715 億円
やや悲観 26% 1,071 円2,777 億円 583 円1,513 億円 −59.0% −8.5% 430 円1,115 億円
悲観 12% 466 円1,209 億円 146 円378 億円 −84.8% −17.2% 73 円190 億円
加重平均100% 4,349 円1.13 兆円1,060 円2,748 億円 +34.1% +3.0% 5,409 円1.40 兆円

今の株価時価総額 4,033 円1.05 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 9% ヒューマノイド・フィジカルAIと半導体投資が10年同時に伸びる 利益 1,931 億円 · PER 18.2 倍 · 株価時価総額 13,528 円3.51 兆円

半導体・AIデータセンター投資がモーションコントロール部門を10年にわたり押し上げ、ヒューマノイド新興・東京ロボティクスを軸とするフィジカルAI事業が工場の外(オフィス等)でも商用化し、ロボット部門の新しい柱になる。富士通・NVIDIAとの協業で自律ロボット「MOTOMAN NEXT」の性能が高まり、中国系メーカーの追随は汎用品領域にとどまって高付加価値領域では抑え込まれる。営業利益率はモーションコントロール18%・ロボット20%まで改善し、売上合計1兆4,632億円、営業利益2,690億円、ROEは21.3%に達する。配当性向40%以上への引き上げを背景に自社株買いも拡大し、1株当たりの価値を高める10年になる。

  • モーションコントロール部門:数量 432(サーボ・インバータ等の出荷台数(万台、推定))× 価格 14(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 6,021 億円・営業利益 1,084 億円。432 万台 × 14.0 万円(今の 1.50 倍)、営業利益率 18%
  • ロボット部門:数量 18.8(ロボット出荷台数(万台、推定))× 価格 419(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 7,880 億円・営業利益 1,576 億円。18.8 万台 × 419 万円(今の 1.45 倍、ヒューマノイド向け新用途が単価を押し上げる)、営業利益率 20%
  • システムエンジニアリング部門:数量 67.5(プラント・クレーン等の契約件数(件、推定))× 価格 11(1 件あたり平均単価(億円・名目))→ 売上 731 億円・営業利益 110 億円。67.5 件 × 10.8 億円、営業利益率 15%

倍率:事業の純利益 1,931 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 21.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.2 倍。全体の PER 18.17 倍、時価総額 35,086 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:モーションコントロールの半導体・AI投資の持続とロボット・ヒューマノイド事業化という二つの構造的な好条件が10年続く必要があり、実現すれば非常に強いが連続成功の確度は高くない。

やや楽観 23% 半導体・AI投資とロボットの緩やかな回復が10年続く 利益 1,185 億円 · PER 16.2 倍 · 株価時価総額 7,379 円1.91 兆円

半導体・AIデータセンター投資がモーションコントロール部門を10年かけて支え、ロボット部門も自動車向けの弱さを乗り越えて中国・アジア・ヒューマノイド関連需要で緩やかに拡大する。東京ロボティクス買収を起点とするフィジカルAI事業は一部ニッチ領域で収益化が進むが、中国系メーカーの追随も一定程度進み、安川電機の用途別ノウハウと顧客基盤の優位は大きくは崩れないものの価格面での優位性は薄れる。営業利益率はモーションコントロール15%・ロボット14%で安定し、売上合計1兆1,823億円、営業利益1,651億円、ROEは14.6%となる。配当・自社株買いによる株主還元も規模を拡大しながら続く10年になる。

  • モーションコントロール部門:数量 381(サーボ・インバータ等の出荷台数(万台、推定))× 価格 13(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 5,030 億円・営業利益 754 億円。381 万台 × 13.2 万円(今の 1.42 倍)、営業利益率 15%
  • ロボット部門:数量 15.4(ロボット出荷台数(万台、推定))× 価格 399(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 6,136 億円・営業利益 859 億円。15.4 万台 × 399 万円(今の 1.38 倍)、営業利益率 14%
  • システムエンジニアリング部門:数量 62.5(プラント・クレーン等の契約件数(件、推定))× 価格 11(1 件あたり平均単価(億円・名目))→ 売上 658 億円・営業利益 92 億円。62.5 件 × 10.5 億円、営業利益率 14%

倍率:事業の純利益 1,185 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.6% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.2 倍。全体の PER 16.15 倍、時価総額 19,138 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:直近のモーションコントロールの堅調さとロボットの受注回復パターンが大きくは崩れずに10年続くという、会社の実績の延長線上の想定。

中立 30% 中立:市場は拡大するが、中国系メーカーの台頭で価格決定力はほどほどにとどまる 利益 695 億円 · PER 13.7 倍 · 株価時価総額 3,668 円9,515 億円

人手不足・省人化ニーズと半導体・AIデータセンター投資でFA・ロボット市場は10年かけて構造的に拡大するが、Estun・Inovanceなど中国系メーカーの技術キャッチアップが進み、特にロボットの価格は実質的にやや下押しされる。ヒューマノイド・フィジカルAI事業はニッチな用途で小さく育つものの全社業績を変えるほどの規模にはならない。モーションコントロール部門は半導体向け需要を取り込みつつ営業利益率12%に落ち着き、ロボット部門は10%にとどまる。売上合計9,079億円、営業利益968億円、ROEは9.7%となる。「4強の一角だが、モーションコントロールに支えられた普通のFA機器メーカー」という評価に収まる10年になる。配当性向は40%以上の方針を維持する。

  • モーションコントロール部門:数量 330(サーボ・インバータ等の出荷台数(万台、推定))× 価格 12(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 4,113 億円・営業利益 494 億円。330 万台 × 12.5 万円(今の 1.34 倍)、営業利益率 12%
  • ロボット部門:数量 12.4(ロボット出荷台数(万台、推定))× 価格 353(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 4,370 億円・営業利益 437 億円。12.4 万台 × 353 万円(今の 1.22 倍、中国勢との競争で物価並みには上がらない)、営業利益率 10%
  • システムエンジニアリング部門:数量 57.5(プラント・クレーン等の契約件数(件、推定))× 価格 10(1 件あたり平均単価(億円・名目))→ 売上 596 億円・営業利益 78 億円。57.5 件 × 10.4 億円、営業利益率 13%

倍率:事業の純利益 695 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.7% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.7 倍。全体の PER 13.69 倍、時価総額 9,514 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:FA・ロボット市場の構造的な拡大(人手不足・省人化、半導体・AI投資)と、中国系メーカーの技術キャッチアップによる実質的な価格下押しが同時に進む、業種ノートの中心シナリオ。

やや悲観 26% 中国系メーカーの技術キャッチアップが本格化し、価格決定力が緩やかに侵食される 利益 324 億円 · PER 8.6 倍 · 株価時価総額 1,071 円2,777 億円

Estun・Inovanceなど中国系メーカーが日本・欧米市場でもシェアを取り始め、ロボットだけでなくサーボ・インバータの汎用品領域でも価格競争が強まる。安川電機の用途別ノウハウが及ばない汎用領域から侵食が進み、自動車向け需要の弱さも長引く。ヒューマノイド事業は実証段階を抜け出せず全社業績への貢献はほとんど出ない。営業利益率はモーションコントロール9%・ロボット6%まで低下する。売上合計6,163億円、営業利益452億円にとどまり、ROEは4.8%まで下がる。「4強の一角」という評価は薄れ、普通のFA機器メーカーに近づく10年になる。配当は維持されるが還元の拡大ペースは鈍る。

  • モーションコントロール部門:数量 267(サーボ・インバータ等の出荷台数(万台、推定))× 価格 11(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 2,975 億円・営業利益 268 億円。267 万台 × 11.2 万円(今の 1.20 倍)、営業利益率 9%
  • ロボット部門:数量 9.0(ロボット出荷台数(万台、推定))× 価格 303(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 2,723 億円・営業利益 163 億円。9.0 万台 × 303 万円(今の 1.05 倍、価格競争で物価にも届かない)、営業利益率 6%
  • システムエンジニアリング部門:数量 50.0(プラント・クレーン等の契約件数(件、推定))× 価格 9.29(1 件あたり平均単価(億円・名目))→ 売上 464 億円・営業利益 51 億円。50 件 × 9.3 億円、営業利益率 11%

倍率:ROE4.8%(純利益324億円÷自己資本6,684億円)がkを下回り、正当化PERは1÷k=11.4倍。中国勢との価格競争で利益が削られ続ける構造的な侵食の入口にあたるので、稼ぎの質が落ちた分を見て上限の7.5割の8.6倍に置いた。

確率:中国国内で4強シェアが72%から43%へ低下した流れが海外・モーションコントロール領域にも広がり、価格決定力が緩やかに侵食される、業種ノートの構造的な負け筋の一歩手前の想定。

悲観 12% 中国系メーカーの価格破壊でシェアを失い、構造的に負ける10年になる 利益 25 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 466 円1,209 億円

Estun・Inovanceなど中国系メーカーがサーボ・コントローラ・減速機の自社開発を一段と進め、ロボット・モーションコントロールの中核領域まで価格破壊が広がる。安川電機は中国国内に続き海外でもシェアを失い、ロボット部門の価格は今よりも下がる。ヒューマノイド事業も商用化に至らず投資回収のめどが立たない。営業利益率はモーションコントロール4%・ロボットは赤字(-3%)まで落ち込み、売上合計3,658億円、営業利益39億円、純利益25億円まで縮小する。純有利子負債を抱える財務はファナックのような下支えがなく、「4強の一角」という評価は過去のものとなり、普通の中堅製造業に近い評価に下がる10年になる。配当は大幅に減配し、自社株買いも停止する。

  • モーションコントロール部門:数量 203(サーボ・インバータ等の出荷台数(万台、推定))× 価格 9.77(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 1,984 億円・営業利益 79 億円。203 万台 × 9.8 万円(今の 1.05 倍)、営業利益率 4%
  • ロボット部門:数量 5.6(ロボット出荷台数(万台、推定))× 価格 246(1 台あたり平均単価(万円・名目))→ 売上 1,365 億円・営業利益 −41 億円。5.6 万台 × 246 万円(今の 0.85 倍、価格破壊)、営業利益率 -3%
  • システムエンジニアリング部門:数量 40.0(プラント・クレーン等の契約件数(件、推定))× 価格 7.74(1 件あたり平均単価(億円・名目))→ 売上 310 億円・営業利益 16 億円。40 件 × 7.7 億円、営業利益率 5%

倍率:ROE はほぼ 0% で、利益だけでは測れない。稼ぐ力(純利益 25 億円÷k 8%≒290 億円)より、事業を畳んでも回収できる資産の方が大きいので、床は資産から置いた。今の自己資本 4,835 億円の 0.25 倍。 EV(時価総額+純有利子負債 488 億円)は約 1,700 億円で営業利益 39 億円の約 44 倍になるが、これは利益ではなく資産の床で置いた値なので、利益の倍率では読まない。

確率:中国系メーカーの本格的な価格破壊とシェア流出が、ロボット・モーションコントロールの中核領域まで広がる複合シナリオ。業種ノートが挙げる「構造的な負け筋」そのものであり、ファナックより財務が薄い分、無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

モーションコントロール部門

ACサーボモータ・コントローラ事業(構成比48%)とインバータ事業(構成比52%)。工作機械・半導体製造装置・電子部品・空調機器に組み込まれる基盤技術。

数量サーボ・インバータ等の出荷台数(万台、推定)価格1 台あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/02 254 9.30 2,361 244
10 年後 中立 330 12 4,113 494

取り方:モーションコントロール部門売上2,361億円を、小型サーボモータ単体(数万円)から産業用インバータ(数十万円)まで混在する平均単価を約9.3万円と推定し、出荷約254万台に分けた(ファナックのFA部門と同規模感の単価レンジを採用し物差しを揃えた)。台数は実質の数量。営業利益244億円(利益率10.3%、会社発表の実績)。

ロボット部門

産業用ロボット本体とコントローラ。溶接・ハンドリング用途が中心。ファナック・ABB・KUKAと並ぶ世界4強の一角。

数量ロボット出荷台数(万台、推定)価格1 台あたり平均単価(万円・名目)売上営業利益
今 2026/02 8.6 289 2,470 190
10 年後 中立 12.4 353 4,370 437

取り方:世界の産業用ロボット出荷57万台(2025年推定)×安川電機の世界シェア約15%で年間出荷約8.55万台と推定(ファナックのシェア推定17%と同じ考え方で、調査機関により幅のあるシェア推計の中間的な値を採用)。ロボット部門売上2,470億円を台数で割った平均単価約289万円は、溶接・ハンドリング用途の機種構成を反映した数字。営業利益190億円(利益率7.7%、会社発表の実績。自動車向け需要の弱さと中国系メーカーとの価格競争を反映し、モーションコントロール部門より低い)。

システムエンジニアリング部門

鉄鋼プラント向け大型ドライブ、港湾クレーン、社会インフラシステム。新設より更新・改修需要が中心。

数量プラント・クレーン等の契約件数(件、推定)価格1 件あたり平均単価(億円・名目)売上営業利益
今 2026/02 50.0 7.74 387 46
10 年後 中立 57.5 10 596 78

取り方:システムエンジニアリング部門売上387億円を、鉄鋼プラント向けドライブ・港湾クレーンという大型案件の規模感から1件あたり平均単価約7.7億円、年間契約件数約50件と推定した。営業利益46億円(利益率12.0%、会社発表の実績。3部門中で最も高く、規制・更新需要に支えられた安定収益源)。全社営業利益473億円に対し、3部門の合計480億円との差額7億円は本社費等の調整(adjust_oku)。

リスクと懸念

中国系ロボット・サーボメーカーの技術キャッチアップ

ファナック・安川電機・ABB・KUKAの4強合計の中国国内シェアは72%から43%へ29ポイント低下した。Estun・Inovanceなど中国系メーカーがサーボ・コントローラ・減速機の自社開発でコスト競争力を高めており、この流れがロボットだけでなくモーションコントロール(サーボ・インバータ)にも広がれば、安川電機の収益基盤そのものが侵食される。

ロボット事業の薄い利益率と自動車向け需要の弱さ

ロボット部門の営業利益率は7.7%とモーションコントロール(10.3%)より明確に低く、自動車市場向けは日米欧で減少している。12月~2月期の受注高は前年同期比+20%と回復の兆しがあるが、中国・アジアの大口案件への依存が強く、持続性は見通しにくい。

モーションコントロールへの依存と半導体・AI投資の持続性

2026年2月期の利益の柱はモーションコントロール部門(営業利益244億円)であり、ロボット部門(190億円)より大きい。この部門は半導体・AI関連投資の好調に支えられているが、AI投資サイクルが減速すれば利益の柱そのものが揺らぐ。

中国・米国への地域集中

地域別売上は日本約3割に対し、中国24%・米国22%とほぼ並ぶ比率を占める。中国の不動産不況・地方財政の悪化や米中摩擦の激化が設備投資に波及すれば、両地域で同時に業績への打撃を受けるリスクがある。米国では半導体関連需要の強化のため新拠点に1.8億ドルを投資する計画もあり、現地生産化が進むほど固定費も増える。

財務耐性の弱さ(過去の赤字実績)

純有利子負債488億円・自己資本比率59.5%とファナックのような無借金・純現金企業ではなく、2010年3月期には実際に営業損益が赤字(営業利益率-3.1%)になった実績がある。景気循環の深い谷での耐性は同業のファナックより相対的に弱い。

ヒューマノイド・フィジカルAI投資の不確実性

2025年に買収したヒューマノイド新興・東京ロボティクスを軸に、富士通・NVIDIAとの協業も検討しているが、社長自身も商用価値が出るのは「2~3年後」のニッチ領域と述べる段階にとどまる。投資先行で収益化が遅れるリスクがある。

高いバリュエーションの持続性

実績PER32.2倍・PBR2.35倍という今の倍率は、ROE7.3%という今の収益力では正当化が難しく、モーションコントロールの構造的な成長とヒューマノイド事業化という複数の前提を同時に満たさなければ説明がつかない。前提が崩れれば倍率の圧縮が業績以上に株価を動かしやすい。

今後の分かれ目

中国のEV・一般産業向けロボット受注と半導体向けモーションコントロール需要が会社計画を上回って拡大したら
楽観・やや楽観側の筋書きに重みを移してよい。ただし中国・半導体依存が一段と高まる分、次の下振れへの感応度も高まる点を合わせて見る。
中国系メーカーが日本・欧米市場でロボットだけでなくサーボ・インバータでも本格的にシェアを取り始めたら
価格決定力の構造的な侵食がモーションコントロールにも広がったと見て、10年の筋書きの営業利益率前提を下げ、悲観側の確率を上げる。
ヒューマノイド・フィジカルAI(東京ロボティクス買収、富士通・NVIDIAとの協業)が実際に商用化段階に進んだら
10年の楽観・やや楽観側の筋書きに重みを移し、ロボット部門の新しい成長の柱として評価を上げる。
長期経営計画「2035年ビジョン」・中期経営計画「Dash35」の営業利益1,000億円目標の進捗が計画を下回ったら
中立〜やや悲観側の筋書きに重みを移し、収益力改善のペースを下方修正する。
1ドル140円程度まで円高が進んだら
海外売上比率が高いため売上・利益の前提を下方修正し、筋書きをやや悲観側に寄せる。ドル円150円という共通前提からの乖離として扱う。
中国の不動産不況・地方財政の悪化や米中摩擦が設備投資に波及したら
中国24%・米国22%という地域集中を踏まえ、やや悲観側の筋書きに重みを移す。

見ておくもの

  • ロボット部門の中国・自動車向け受注動向(2026年2月期12月~2月期受注高は前年同期比+20%)
  • モーションコントロール部門の営業利益率の推移(半導体・AI投資の持続性)
  • 中国国内での4強(ファナック・安川・ABB・KUKA)合計シェアのさらなる低下有無
  • ヒューマノイド(東京ロボティクス)・フィジカルAI事業の商用化進捗
  • 中期経営計画「Dash35」(2030年2月期営業利益1,000億円目標)の進捗
  • 配当性向40%以上目標の実行と自社株買いのペース

倍率と資本コストの決め方

今のPER32.2倍・PBR2.35倍という倍率には寄せていない。ファナック(手本)と物差しを揃え、k8%(基本7.5%に、循環+0.75%・値決め力+0.25%・寿命+0.25%)・RONIC(k+残る割合1/2×(事業ROE−k))・正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)という同じ式を使い、中立ではROEが9.7%とkをわずかに上回るだけで、正当化PERは1÷kの11.4倍が下限、上限の9割の10.7倍に置いた。10年の楽観・やや楽観ではヒューマノイド・フィジカルAIと半導体投資の構造的な成長が重なれば今の時価総額を上回る余地が残るという、今の株価を無視した計算結果の非対称性もそのまま残した。悲観側は今の純利益÷kから出し、売れる資産の根拠を積めない分は資産で上げていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.13→18.17 倍・やや楽観 PER 11.07→16.15 倍・中立 PER 10.72→13.69 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 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パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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分析日 2026-10-18