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スミダコーポレーション 6817

コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,435 円475 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,165 円386 億円差 +23.2%
10 年後から見ると やや割安 価値 1,435 円475 億円 · 差 +23.2% · 期待の年率 +9.6%
期待の年率リターン(10 年)+9.6%資本コスト比 +1.1 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

スミダコーポレーションは、電気を蓄え、変換し、整える部品「コイル」の専業メーカーだ。売上は1,472億円で、車載が58%、産業機器が27%、家電が15%を占める。

筆者の結論は、今の値段は妥当という見方だ。事業は世界に拠点を持つ堅実な会社だが、利益率が低く、借金が重い。そのため、うまくいっても資本コストを上回る水準にはなりにくい。

コイルは、顧客の注文に合わせて巻き方を変える受注品だ。数量が増えても、値段を自分で決めにくい。営業利益率は過去12年で7%を超えたことがなく、2025年も5.1%である。

2024年は欧州の電気自動車(EV)補助金の停止で需要が崩れ、利益が4割減った。2025年は人員削減と稼働率の回復で戻ったが、そのうち約10億円は顧客からの一度きりの補償金だった。

財務は重い。純有利子負債は502億円と、時価総額を上回る。利払いは営業利益の3分の1に当たる。借り換えで金利が上がると、利益はさらに削られる。

筆者は、会社の計画(2028年12月期に営業利益100億円)を信じたうえで、なお妥当と見る。上振れの芽は産業機器の伸びと、買収したドイツ企業の効果だ。一方、中国の地場メーカーとの価格競争が、下振れを深くする。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、スミダは「手堅い部品屋だが、持ちたい会社ではない」という評価になる。

事業の質は低い。薄利で、値段を自分で決められず、大手と中国勢に挟まれる。堀は弱い。資本コストを上回る稼ぎが出る年は少なく、時間が経つほど価値が積み上がる構造ではない。

資本の使い方も慎重に見る。借金を返しながら成長投資を行うので、株主に回るお金は限られる。前の中期計画は、売上で1,900億円を目標に、実績は1,471億円にとどまった。買収したSchmidbauerが収益に貢献するかは、まだ数字では確認できない。

安全域は、事業が悪くなった場合に残る資産の厚さで測る。ここは弱い。自己資本比率は38%で、純負債が時価総額を上回る。業績が崩れると、株主の取り分が急に減る構造だ。

10年後の価値を確率で加重すると、今の時価総額と同じ程度になる。割安とも割高とも言えない。

筆者がいちばん気にしているのは、借金の重さと薄利が重なることだ。利益の3分の1が利払いに消え、銅や賃金の上昇を価格に転嫁できないと、赤字に近づく。確信度は低めに置いた。

何で稼ぐ会社か

スミダはコイル、つまり電線を巻いた部品をつくる。コイルは電気を一時的に蓄え、電圧を変え、ノイズを抑える。あらゆる電子機器に入っているが、単価は安く、製品ごとに設計が違う。

売上の約6割は車載向けだ。EVの充電器、モーターの制御、ヘッドライトなどに使われる。主な顧客は欧州の自動車部品メーカーや、中国の自動車メーカーである。2025年の車載売上は854億円で、前年から2.8%減った。中国の地場メーカーの台頭で、欧州系の顧客向けが伸びなかった。

産業機器向けは393億円で、8%増えた。太陽光発電のインバーター、蓄電池、急速充電器、ロボットなどに使われる。欧州では急速充電と太陽光が落ち込んだが、アジアと北米の蓄電池が補った。2025年10月に、ドイツのコイル企業Schmidbauer(シュミットバウアー)を買収して、この分野を厚くした。

家電向けは225億円で、14%増えた。ノートパソコン、タブレット、スマートフォン向けの小型コイルが中心だ。

生産は中国で始まり、いまはベトナムなどに広げている。2026年1月にベトナム北部の新工場が動き出した。営業・開発・製造を、欧州・アジア・北米の各地域で完結させる「地産地消」を掲げる。

優良さと弱いところ

スミダの強みは、顧客に合わせて巻き方を変える設計力と、世界3地域に構えた生産拠点だ。一つの案件を取ると、次の案件の引き合いにつながる。実績が営業力になる、地味だが確かな仕組みである。

一方で、堀、つまり他社がまねできない強みは弱い。コイルは顧客が複数の会社から買うのが普通で、設計図が顧客の手にある。村田製作所、TDK、太陽誘電、京セラといった大手が相手になり、中国の新興メーカーも価格で攻めてくる。営業利益率は過去12年で最高が6.9%と、薄利の構造が続いている。

銅という原材料の影響も大きい。会社の計画によると、2028年までに銅価格が利益を17億円押し下げる。2026年の第2四半期には、銅が前年から約4割上がった。値上げを顧客に転嫁するまでに、時間差が生じる。

資本効率は低い。ROEは5.8%で、過去10年の中央値は7.0%だ。資本コストを下回る年がほとんどである。

経営は、損益分岐点の改善に動いている。欧州と中国で人員を減らし、生産の効率を上げた。ただ、2024年に出した中期計画の目標(営業利益135億円)には大きく届かなかった。計画の達成実績が乏しいことは、厳しく見る必要がある。

筆頭株主は信託銀行の口座(約14%)で、特定の支配株主はいない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

スミダの市場は、車載、産業機器、家電の3つで、事情が違う。

車載では、EVの普及が減速した。欧州の補助金停止と米国の環境政策の転換が、2024年に需要を急変させた。電動化が止まるわけではないが、普及の速度が読みにくくなった。中国では地場のEVメーカーが勢いを増し、欧州系の顧客の販売が落ちた。競合の中国メーカーは、日本の部品より安い。

産業機器は、スミダが最も期待をかける分野だ。太陽光、蓄電池、電力網の更新、データセンターの電源、ロボットなど、電力を扱う機器が増える。AI向けの電力需要の増加が追い風になる。ただ、この市場は拡大するほど参入者が増え、価格競争が厳しくなると会社自身も認めている。

家電は、パソコンやスマートフォンの数量が横ばいで、成熟した市場だ。価格の下落が続く。

全体として、コイルの数量は電動化と電力機器の増加で伸びる。しかし、値段は競争に押され、物価並みには上がりにくい。会社の中期計画でも、2028年までの売上の伸びは年3.9%にとどまる。物価を考えれば、実質では成長がほとんどない。

欧州、北米、アジアの各地域で地産地消を進める点は、関税や地政学のリスクに強い。この点は、中国一極の競合に対する利点だ。

資本政策と M&A

配当は、連結配当性向30%以上を基本に、株主資本配当率(DOE)3%も考慮する方針だ。2025年12月期の配当性向は48%だった。業績が悪い年にも配当を維持しやすい設計である。

2026〜2028年度の3年間で、営業キャッシュフロー490億円を、成長投資200億円超、既存投資130億円、財務改善100億円弱、株主還元60億円に振り向ける。最優先は成長投資で、次が株主還元だ。ネットD/Eレシオ(純負債が自己資本の何倍か)を、今の0.81倍から0.6倍へ下げる。

M&Aでは、2025年10月にドイツのSchmidbauerを買収した。産業機器向けの大型コイルを持ち、東欧・アジア・北米の工場で作る計画だ。買収の効果は2028年に営業利益8億円を見込む。うまくいけば成長の柱になる。

新事業として、岩手大学発のVPコイル(膝の痛みの治療器)と、京都大学との量子磁気センサーを進めている。夢のある話だが、収益は先で、筆者は価値に入れなかった。

純負債は502億円で、金利が3.5%に上がれば利払いが膨らむ。借金の返済が先で、株主還元は後回しになりやすい。株価は純資産の0.65倍で、会社はPBR1倍以上を目標にしている。M&Aや買収の可能性は、参考値で27.7%と高めだ。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

会社の計画は、実績で裏づけられ始めている。2025年は人員削減と稼働率の回復で、営業利益が45億円から74億円に戻った。計画では生産効率で25億円、原材料費の削減で24億円、製造間接費で13億円を積み、2028年に営業利益100億円を目指す。

産業機器は伸びる。太陽光、蓄電池、データセンターの電源、電力網の更新は、世界で投資が続く分野だ。獲得済みの案件は、産業機器で330億円、グリーンエネルギーで640億円にのぼる。Schmidbauerの買収で大型コイルの市場にも入り、クロスセルが効く。

車載は、電動化が止まったわけではない。EVだけでなく、ハイブリッド車やバイクの電動化も進み、1台あたりのコイルの搭載数は増える。中国と欧州で人員を減らしたことで、損益分岐点が下がり、少ない売上でも利益が出る。

財務も改善に向かう。純負債は、営業キャッシュフローで返済が進む。ネットD/Eが0.6倍になれば、利払いが減り、純利益は営業利益の6割に近づく。

利益率が7%台に乗れば、ROEは1割を超え、PBRは1倍を回復する。

慎重な見方

まず、前の計画が大きく外れた事実を見るべきだ。2024年に出した計画は、2026年に営業利益135億円だった。現実は74億円で、新しい計画は100億円に引き下げられている。今回の計画も、同じ道をたどる可能性がある。

利益率の低さは構造だ。営業利益率は過去12年の最高でも6.9%。大手と中国勢に挟まれ、値上げができない。銅価格が約4割上がっている今、転嫁の遅れで利益が削られる。会社の計画にも、銅で17億円、賃金で28億円の減益要因が入っている。

2025年の営業利益74億円には、顧客からの一度きりの補償金10億円が含まれる。これを除くと、実力は60億円台だ。2026年の会社予想の営業利益が75億円と伸びないのも、この反動を示す。

借金も重い。純負債は502億円で、時価総額より大きい。利払いが営業利益の3分の1を消している。金利が上がるたびに、利益が削られる。EVの需要が再び落ち込めば、赤字に戻る。

筆者は、中国の地場勢が欧州系顧客を奪う動きが、一時的な現象でないと見る。車載の売上が減り続ければ、固定費を吸収できなくなる。

どちらに重みを置いたか

計画の中身は具体的で、産業機器の伸びは確かだ。ただ、前の計画の未達、薄利の構造、重い借金は事実で、慎重な見方が重い。中立を4割弱に置き、やや悲観に2割強、悲観に14%を割り当てた。

10年後の価値は今の時価総額とほぼ同じだ。会社の計画どおり進んでも、ROEは資本コストにやや届かず、倍率は高くならない。上振れの幅も限られ、下振れの谷が深い非対称な形だ。確率を悲観側に厚く置いたのは、借金の重さが下振れを増幅するためである。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 2,288 円757 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 636 円211 億円)。 今の値に割り戻すと 1,435 円475 億円、今との差 +23.2%、 期待の年率 +9.6%(資本コスト 8.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 5,280 円1,748 億円 909 円301 億円 +431.3% +18.2% 371 円123 億円
やや楽観 18% 3,981 円1,318 億円 819 円271 億円 +312.0% +15.2% 864 円286 億円
中立 38% 2,711 円897 億円 680 円225 億円 +191.0% +11.3% 1,288 円426 億円
やや悲観 24% 729 円241 億円 574 円190 億円 +11.8% +1.1% 313 円103 億円
悲観 14% 356 円118 億円 272 円90 億円 −46.1% −6.0% 88 円29 億円
加重平均100% 2,288 円757 億円636 円211 億円 +151.0% +9.6% 2,924 円968 億円

今の株価時価総額 1,165 円386 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 産業機器の伸びと借金の返済が重なる 利益 136 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 5,280 円1,748 億円

産業機器の受注が倍増する。太陽光、蓄電池、データセンターの電源、電力網の更新が世界で続き、Schmidbauerの大型コイルが加わる。獲得済みの案件が着実に売上になる。

車載は、電動化の再加速で搭載数が増える。人員削減で損益分岐点が下がり、少ない売上でも利益が出る。利益率は6%台半ばに上がる。

家電は、パソコンやタブレットの買い替えで堅調に推移する。単価は物価並みに近く上がる。

全社の営業利益率は7%台後半で、過去の最高を上回る。営業キャッシュフローで借金を返し、ネットD/Eは0.6倍を下回る。利払いが減り、ROEは1割を超える。

  • 車載向けコイル:数量 338(出荷個数(百万個、推定))× 価格 4.58(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 1,545 億円・営業利益 100 億円。電動化で1台あたりの搭載数が増え、欧州・北米の顧客で受注が戻る
  • 産業機器向けコイル:数量 140(出荷個数(百万個、推定))× 価格 7.53(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 1,054 億円・営業利益 111 億円。蓄電池・データセンター電源・電力網で受注が倍増
  • 家電向けコイル:数量 440(出荷個数(百万個、推定))× 価格 0.70(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 309 億円・営業利益 15 億円。ノートPC・タブレット向けが堅調

倍率:事業の純利益 136 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.5% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍。全体の PER 12.87 倍、時価総額 1,748 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:産業機器の倍増、車載の回復、借金の返済が10年そろう必要があり、薄利の構造を考えて6%に置いた。

やや楽観 18% 計画線をおおむね達成する 利益 107 億円 · PER 12.4 倍 · 株価時価総額 3,981 円1,318 億円

会社の2028年計画(売上1,650億円、営業利益100億円)をほぼ達成し、その後も年4〜5%で伸びる。産業機器が牽引し、車載は数量を保つ。

生産効率の改善と原材料費の削減が、賃金と銅価格の上昇を相殺する。利益率は7%に届く。

借金は計画どおり返済が進み、ネットD/Eは0.6倍に下がる。配当は性向4割弱で、少しずつ増える。

ROEは1割に届き、資本コストをわずかに超える。会社の目標どおりの姿だ。

この筋書きを支えるのは、獲得済みの案件だ。産業機器で330億円、グリーンエネルギーで640億円(生涯の売上ベース)の案件が、すでに決まっている。新しい工場の立ち上がりと、Schmidbauerとのクロスセルが予定どおり進めば、会社の線に近づく。ただ、前の計画が大きく外れた経緯を踏まえ、上振れは限定的と見る。

  • 車載向けコイル:数量 305(出荷個数(百万個、推定))× 価格 4.47(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 1,365 億円・営業利益 79 億円。計画の年3〜4%増を保ち、生産効率の改善が利益に残る
  • 産業機器向けコイル:数量 123(出荷個数(百万個、推定))× 価格 7.41(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 908 億円・営業利益 86 億円。Schmidbauer統合と蓄電池で計画を上回る
  • 家電向けコイル:数量 400(出荷個数(百万個、推定))× 価格 0.67(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 270 億円・営業利益 12 億円。数量は横ばい、単価は物価並み

倍率:事業の純利益 107 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.0% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.33(moat=weak)で RONIC 9.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.4 倍。全体の PER 12.36 倍、時価総額 1,318 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の2028年計画をその後も保つ筋書き。獲得済みの案件が裏づけになるが、前計画の未達を考え2割弱に置いた。

中立 38% 計画に届かず、薄利のまま成熟 利益 76 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 2,711 円897 億円

産業機器は数量が5割増え、全体の成長を牽引する。ただし単価は競争で物価に届かず、利益率は8%台半ばにとどまる。

車載は、数量が1割ほど増えるが、単価は中国勢の価格攻勢で物価に追いつかない。利益率は5%台前半だ。家電は数量が微減する。

全社の営業利益率は6%台前半で、過去の最高(6.9%)の手前に収まる。会社の計画をやや下回る。

借金は少しずつ減るが、金利上昇の分で利払いは減らない。配当は性向4割で維持され、ROEは8%にとどまる。資本コストにわずかに届かない。

中立では、会社の2028年の目標(営業利益100億円)には届かず、その後も伸びは緩やかだ。生産効率の改善は効くが、賃金と銅価格の上昇が利益を食う。10年の利益の伸びは、実質ではほぼゼロ、物価分だけ増える形である。

  • 車載向けコイル:数量 280(出荷個数(百万個、推定))× 価格 4.37(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 1,224 億円・営業利益 64 億円。数量は微増、単価は競争で物価に届かず
  • 産業機器向けコイル:数量 105(出荷個数(百万個、推定))× 価格 7.30(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 767 億円・営業利益 65 億円。電力・蓄電・産業で数量が5割増える
  • 家電向けコイル:数量 380(出荷個数(百万個、推定))× 価格 0.65(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 246 億円・営業利益 10 億円。数量は微減、単価は物価に追いつかない

倍率:事業の純利益 76 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 8.0% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍。全体の PER 11.76 倍、時価総額 897 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:産業機器は伸びるが、車載の価格競争で全体の利益率は6%前後にとどまる。最も蓋然性が高く4割弱。

やや悲観 24% 中国勢との価格競争で利益が伸びない 利益 27 億円 · PER 8.9 倍 · 株価時価総額 729 円241 億円

中国の地場メーカーが欧州系の顧客にも食い込み、車載の数量は5%減る。単価も物価に追いつかず、利益率は3%台半ばに下がる。

産業機器は、欧州の補助金の後退で伸びが鈍る。参入者が増えて価格競争も厳しくなる。

銅価格と賃金の上昇を転嫁できず、全社の営業利益率は4%に下がる。利払いが重く、純利益は営業利益の4割に届かない。

配当は維持するが、借金の返済は進まない。ROEは4%を割り、資本コストを大きく下回る。

この筋書きでは、会社の計画は実現しない。2024年の再来のように、需要が減り、固定費が重くなる年が出る。ただし、人員削減で損益分岐点が下がっているため、赤字には落ちない。薄い黒字が続く姿だ。

  • 車載向けコイル:数量 238(出荷個数(百万個、推定))× 価格 3.93(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 933 億円・営業利益 33 億円。中国の地場勢に押され、欧州系顧客向けが減る
  • 産業機器向けコイル:数量 80.5(出荷個数(百万個、推定))× 価格 6.74(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 543 億円・営業利益 30 億円。欧州の補助金後退で伸びが鈍る
  • 家電向けコイル:数量 340(出荷個数(百万個、推定))× 価格 0.62(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 210 億円・営業利益 5 億円。価格競争で薄い利益のまま

倍率:事業のROE 3.6%はk 8.5%以下なので、正当化PERの上限は1÷k=11.1倍(ためた利益は額面未満)。この筋書きの稼ぐ力の弱さを反映して上限の8.0割の8.9倍に置いた。

確率:中国勢の攻勢で車載の利益が伸びず、金利上昇が利益を削る筋書き。前計画の未達と薄利の実績から、2割強と厚めに置いた。

悲観 14% 構造的に負ける:薄利と借金で赤字に戻る 利益 −20 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 356 円118 億円

EV需要が長く低迷し、顧客は自社生産や中国部品に切り替える。車載の数量は4分の1減り、固定費を吸収できなくなる。利益率は1%を割る。

産業機器は、補助金頼みの需要が戻らず、数量が落ちる。家電は低価格品に押されて赤字になる。

営業利益は十数億円に縮み、重い利払いで最終赤字に戻る。工場の減損で自己資本も目減りする。配当は大きく削られる。

資産の売却価値は、簿価の半分強にとどまる。営業資産から純負債を引いた残りは、わずかだ。株主の取り分は、今の時価総額を大きく下回る。

この筋書きは、2024年に実際に起きた利益の急減が、一時的でなく続く姿だ。需要の減少、固定費、利払いが同時に重なる。借金が重い分、悪化の速度が速く、株主の取り分は早く目減りする。

  • 車載向けコイル:数量 188(出荷個数(百万個、推定))× 価格 3.59(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 673 億円・営業利益 5 億円。顧客の内製化と中国勢で数量が落ち、固定費を吸収できない
  • 産業機器向けコイル:数量 63.0(出荷個数(百万個、推定))× 価格 6.18(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 389 億円・営業利益 10 億円。補助金頼みの需要が戻らない
  • 家電向けコイル:数量 280(出荷個数(百万個、推定))× 価格 0.56(1百万個あたりの売上(億円))→ 売上 157 億円・営業利益 −2 億円。低価格品に押され赤字

倍率:悲観は赤字で、PERは当てられない。今の自己資本620億円に掛ける床の倍率として0.19倍に置いた。営業資産の簿価(自己資本+純負債で約1,120億円)を、売却で5割強に減らして純負債502億円を引いた残りに合わせた。稼ぐ力ではなく売れる資産の税後で測った。EV÷営業利益は46倍と高いが、営業利益が薄いための数字で、借金を引いたあとの株主の取り分で見ている。

確率:EV需要の落ち込み、顧客の内製化、中国勢の価格攻勢が重なり、重い借金が下振れを増幅する構造的な負け。2024年に利益率が3.1%に落ちた実績があり、14%と厚めに置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

車載向けコイル

EVの充電器、モーター制御、照明などに使うコイルとトランス。欧州・中国・北米の自動車部品メーカーが顧客。

数量出荷個数(百万個、推定)価格1百万個あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2025/12 250 3.42 854 44
10 年後 中立 280 4.37 1,224 64

取り方:出荷個数は非開示。売上を平均単価(1個あたり数百円規模)で割って約2.5億個と推定した。営業利益は市場別の開示がなく、全社74億円のうち5.2%と仮置きした(産業機器がより高い前提)。

産業機器向けコイル

太陽光インバーター、蓄電池、急速充電器、ロボット、データセンター電源向けの大型コイル。Schmidbauerを含む。

数量出荷個数(百万個、推定)価格1百万個あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2025/12 70.0 5.62 393 33
10 年後 中立 105 7.30 767 65

取り方:出荷個数は非開示。大型のため単価が車載より高いとみて、約7,000万個と推定した。営業利益は仮置きで8.5%。

家電向けコイル

ノートパソコン、タブレット、スマートフォン向けの小型コイル。

数量出荷個数(百万個、推定)価格1百万個あたりの売上(億円)売上営業利益
今 2025/12 400 0.56 225 8
10 年後 中立 380 0.65 246 10

取り方:出荷個数は非開示。小型で単価が低いため約4億個と推定した。営業利益は仮置きで3.5%(全社74億円に合わせた)。

リスクと懸念

EV需要の再度の落ち込み

2024年は欧州のEV補助金停止で需要が急変し、営業利益が45億円に減った。車載は売上の6割近くを占める。電動化の遅れが再燃すれば、増設した設備の固定費が重くなる。

中国の地場メーカーとの価格競争

2025年の車載売上は、中国の地場メーカーの台頭で欧州系顧客向けが伸びず、2.8%減った。価格で中国勢に勝てないと、数量・単価とも落ちる。

銅価格と賃金の上昇

2026年は銅が前年から約4割上がった。会社は2028年までに銅で17億円、賃金で28億円の減益を見込む。値上げを顧客に転嫁できなければ、薄利が赤字に近づく。

重い借金と金利

純有利子負債は502億円で時価総額を上回り、利払いは営業利益の3分の1に当たる。借り換えで金利が上がるたびに、純利益が削られる。

計画の未達

2024年の計画は2026年に営業利益135億円を掲げたが、現実は74億円で、新計画は100億円に引き下げられた。今回の計画も届かない恐れがある。

一度きりの補償金

2025年の営業利益には、顧客からの補償金10億円が含まれている。これを除くと実力は60億円台で、2026年の会社予想の伸びが小さい理由と重なる。

Schmidbauerの統合

2025年10月に買収したドイツ企業の統合が計画どおり進むか未確認だ。営業利益8億円の貢献を見込むが、買収後の成果は数字で出ていない。

今後の分かれ目

産業機器向けの売上が2期連続で前年比10%超の伸びを示す
蓄電池・電力網の需要が実績で裏づけられ、楽観側の確率を上げる。
営業利益率が2期連続で4%を割り込む
2024年の再来で、悲観側へ確率を寄せる。
ネットD/Eが0.6倍に下がる前に、大型のM&Aを発表する
借金が再び膨らみ、下振れの谷が深くなる。
銅価格の上昇を、顧客への価格転嫁で吸収する
利益率の下振れ懸念が和らぎ、中立の利益率を維持できる。
中国の地場メーカーが欧州系の顧客の主要品を獲得する
車載の数量・単価が崩れる兆しで、悲観側へ確率を寄せる。
VPコイルの人での臨床試験が始まる
新事業が価値に加わる可能性が出るが、収益は先で、直接の影響は限られる。

見ておくもの

  • 産業機器向け売上の伸び(蓄電池・電力網・データセンター)
  • 営業利益率(4%を割らないか)
  • ネットD/Eレシオ(0.6倍への低下)
  • 銅価格と価格転嫁の状況
  • 中国メーカーとの車載の受注競争

倍率と資本コストの決め方

今の株価は見ずに、3つの市場の数量×価格で10年後の売上と利益を積み上げ、その時点のROEとk 8.5%から正当化PERを決めた。堀が弱く借金が重いため、中立は上限の8.5割(9.4倍)とした。ROEは資本コストにやや届かず、PERは1÷kの近くに収まる。悲観は赤字で、売れる資産から純負債を引いた床に置いた。純利益÷営業利益は、金利上昇による利払いの増加を織り込み0.55とした。市場の倍率は根拠にしていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 10.7→12.87 倍・やや楽観 PER 9.7→12.36 倍・中立 PER 9.4→11.76 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 京セラ6971 KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している 本質価値との差 −6.7% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. スミダコーポレーション 中期経営計画2026-2028 Vision to 2035
  2. 電波新聞 スミダコーポレーションの25年12月期決算
  3. JETRO ベトナムでの生産を拡大(スミダコーポレーション)

分析日 2026-10-19