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京セラ 6971

KDDI株と純現金で時価総額の3割弱を持つが、本業のROEは資本コストに届かず、今の値段は改善への期待を強く映している

適正
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)3,281 円4.19 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,518 円4.49 兆円差 −6.7%
10 年後から見ると 適正 価値 3,281 円4.19 兆円 · 差 −6.7% · 期待の年率 +5.7%
期待の年率リターン(10 年)+5.7%資本コスト比 −1.8 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

京セラは、ファインセラミックの技術を核に、半導体パッケージや自動車部品、コンデンサ、複合機、工作機械まで手がける多角化の電子部品メーカーだ。筆者の結論は「割高」である。本業の稼ぐ力が、持っている資産の大きさに追いついていない。

2026年3月期は売上2兆702億円、営業利益1,181億円。前期に半導体基板の減損(約430億円)で営業利益が273億円まで沈んだ谷から戻った。自己資本比率は72%、純現金は2,108億円で、財務は極めて健全だ。ところがROEは4.2%しかない。時価総額の3割前後に当たるKDDI株(筆頭株主、保有比率12.69%)まで含めた純資産に、利益が見合っていない。

会社は資本効率の改善に動いている。2年で最大5,000億円の自社株買い、KDDI株の縮減、事業の整理だ。それでも投資ファンドのオアシス・マネジメントは改善が足りないと批判し、2026年6月の株主総会では会長の解任案に24%が賛成した。

純現金とKDDI株の含み益(税を引いた分)を足しても、10年後の中立の時価総額は今の7.5割、確率を掛けた本質価値は今を3割ほど下回る。楽観寄りの筋書き(合計37%)が実現して初めて今の値段を超える。今の値段は、改善が計画以上に進むことを前提にしている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、京セラは二つの顔を持つ会社だ。半導体パッケージとファインセラミックには、まねしにくい技術の堀がある。一方、値段を決める力が乏しい電子部品と、縮む市場のソリューションの一部も抱える。

株主の手元に残る利益は、2026年3月期の純利益が1,410億円。自己資本比率72%、純現金2,108億円の会社だから、再投資の負担は小さい。本来は、もっと株主に返せるはずだ。

問題は、資本をうまく配分してきたかである。1990年のAVX買収は長く採算が厳しい。半導体基板の減損は、非中核への資本配分の判断ミスを映す。KDDI株の縮減、自社株買い、事業の整理という今の計画は、正しい方向だ。ただ、会長解任案に24%が賛成した事実は、資本配分への市場の評価が、まだ戻っていないことを示す。

値段はどうか。純現金とKDDI株の含み益を足しても、本質価値は今を3割ほど下回り、中立でも7.5割だ。楽観寄りの筋書きが実現して初めて、今の値段を超える。安全域はない、と筆者は考える。

何で稼ぐ会社か

京セラの事業は、2021年4月の再編で3つに集約された。

「コアコンポーネント」は、ファインセラミック部品、半導体用のセラミック・有機パッケージ、自動車部品などを担う。2026年3月期は売上6,534億円、営業利益631億円。半導体パッケージは世界首位級で、AIサーバーや車載の運転支援向けが成長を支える。ただ、この区分の有機基板事業は、生成AIへの対応が遅れ、2025年3月期に約430億円の減損を出した。業績の谷の主因である。

「電子部品」は、コンデンサ、コネクタ、水晶部品などで、1990年に買った米AVXの製品群を含む。2026年3月期は売上3,635億円、営業利益73億円で、利益率は2.0%にとどまる。スマートフォン向けの汎用品の価格競争と、AVXの採算の弱さが重い。

「ソリューション」は、工作機械、ディスプレイ、複合機・プリンター、通信機器を担う最大の区分だ。2026年3月期は売上1兆709億円、営業利益1,039億円。複合機と通信機器はペーパーレス化とスマートフォンへの移行で縮む。工作機械は、工場の自動化や電池工場の設備投資に支えられ、比較的安定している。

このほかに、KDDI株の配当収入と財務収支が純利益を押し上げている。2026年3月期は、営業利益1,181億円に対し、純利益が1,410億円に達した。

優良さと弱いところ

京セラの優良さは、半導体パッケージとファインセラミック部品の技術にある。セラミックパッケージは世界首位級で、車載の運転支援向けの有機パッケージも上位だ。1960年代から積み上げた技術は、簡単にはまねできない。

一方、電子部品の区分は営業利益率が2.0%と薄い。コンデンサやコネクタの汎用品では、村田製作所やTDKなどの上位勢と競り、値段を決める力は乏しい。ソリューションの複合機と通信機器も縮む市場だ。堀が効いているのは、事業の一部にとどまる。

最大の弱点は、資本の効率だ。自己資本比率は72%、純現金は2,108億円、KDDI株は時価で時価総額の3割前後。これだけ厚い資産に対し、ROEは2026年3月期で4.2%しかない。半導体基板の減損のように、非中核の事業で資本が目減りした過去もある。

会社はROEの目標(2028年3月期に5%、2031年3月期に8%)を掲げ、自社株買いやKDDI株の縮減に動いている。だが、会長解任案に24%が賛成した事実は、資本効率への不満が根深いことを示す。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

半導体パッケージは、AIサーバーと車載の運転支援向けの需要が構造的な追い風だ。先端のICパッケージ基板の市場は、2025年に110億〜180億ドルで、2030年代前半にかけて年7〜10%ほど伸びる見通しがある。京セラは、AIサーバー向けの採用が遅れて減損を出したが、車載向けでは構造需要を取り込める位置にいる。

コンデンサとコネクタは、村田製作所やサムスン電機などの上位勢の後ろを追う立場だ。中国メーカーの世界シェアがコロナ前の5%ほどから10%ほどに上がり、価格競争の逆風が続く。

工作機械は、自動車や電池工場の設備投資の波に左右される。2024〜2025年は在庫調整で弱かったが、工場の自動化投資が長い目で下支えする。複合機とプリンターは、ペーパーレス化で縮む成熟市場で、キヤノン、リコー、コニカミノルタなどとの再編が進む。通信機器(国内の携帯電話)も縮小が続く。

競争の形は事業ごとに違う。半導体パッケージは京セラ、イビデン、AT&Sなど上位に集中する。コンデンサとコネクタは多極の競争だ。工作機械と複合機は、分散した成熟市場である。この3つの違う競争環境を一社で抱えるのが、京セラの特徴で、同じ領域の他社と大きく異なる。

資本政策と M&A

配当は、2027年3月期からDOE(株主資本配当率)を基準にした累進配当に改める。自社株買いは、2027〜2028年3月期の2年で最大5,000億円を計画している。

筆頭株主として持つKDDI株は、2024年秋に時価で約1.7兆円、保有比率は16%台だった。2024年10月に5年で3分の1を売る方針を出し、2025年2月に2年へ前倒しした。2026年6月にはKDDIの自社株買いに応じ、保有比率は2026年7月に12.69%まで下がった。

M&Aでは、1990年に米AVXを買い、電子部品の中核に据えた。採算は長年厳しい。2026年1月にはパワー半導体を新電元工業に売り、売上2,000億円規模の非中核事業を外に出す方針を進めている。

オアシス・マネジメントは、非中核事業(売上の3割、6,600億円規模)からの撤退や、4年で1兆円の自社株買いなどを求めた。2026年6月の株主総会で、会長の解任と追加の自社株買い3,500億円を提案したが、会社側は反対し、否決された。解任案の賛成率は24.31%だった。

10年の還元は、自己資本配当率を基準にした累進配当と、2年で最大5,000億円の自社株買いの計画に、その後の還元を足した形で、中立は純利益の合計の約95%に置いた。KDDI株の売却代金は還元に足しておらず、売っても余った現金として残る扱いである。

点検済み:中立の営業利益率9.1%は会社予想(28年3月期8.6%)を0.5pp超えるだけで、本社費用も売上の伸びに合わせて増やしてある。数字は据え置く。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

半導体パッケージは、AIサーバーと車載の運転支援向けの需要が追い風だ。先端のICパッケージ基板の市場は、2030年代前半にかけて年7〜10%ほど伸びる見通しがある。2025年3月期に減損を出した有機基板も、AIサーバー向けの採用が軌道に乗れば、一転して成長の柱になりうる。

パワー半導体の売却に続き、売上2,000億円規模の非中核事業の整理が進めば、ソリューションの利益率も上がる。

資本政策も動いている。2027〜2028年3月期に最大5,000億円の自社株買い、KDDI株のさらなる縮減がある。その原資を自社株買いに回せば、ROEは会社目標の5%、8%、さらに10%以上へ向けて加速する。累進配当への変更も、還元の持続性を高める。

オアシスの提言は、外から改革を後押しする。会長解任案の賛成率が24%まで上がったことは、改革の圧力が今後も続く証拠だ。電動化とデータセンターの需要を取り込めれば、ROEは資本コストを明確に超え、純現金とKDDI株を含めた価値は、今の値段に近づく余地がある。

慎重な見方

電子部品の区分は営業利益率が2.0%と薄い。コンデンサやコネクタの汎用品では、中国メーカーの世界シェアが5%ほどから10%ほどに上がり、価格競争が続く。ソリューションの複合機と通信機器は縮む市場で、工作機械も設備投資の波に振られる。

半導体の有機基板は、2025年3月期に約430億円の減損を出した前例がある。AIサーバー向けの採用がまた遅れれば、同じ損失が繰り返されかねない。1990年のAVX買収も、長く期待どおりの成果を出していない。

KDDI株の縮減と5,000億円の自社株買いという今の計画は、オアシスが求める4年で1兆円の自社株買いや、非中核事業(6,600億円規模)からの撤退には遠い。会長解任案に24%が賛成した事実は、資本効率への不満が根深いことを示す。

ROEは4.2%で、資本コスト7.5%に届かない。純現金とKDDI株の含み益を足して測っても、式の上限は今の時価総額を下回る。10年後の中立でも、本業が少し良くなる程度なら、KDDI株を売るほど配当収入も減り、時価総額は今の7.5割にとどまる。

どちらに重みを置いたか

半導体パッケージの構造的な需要と、KDDI株や自社株買いによるROE改善の方向には説得力がある。だが、電子部品とソリューションの逆風、過去のM&Aの実績、オアシスの提言に対する株主の根深い不満を考えると、慎重な見方の論拠も重い。

確率は中立にいちばん厚く置き、半導体パッケージの需要とROE改善計画の実行を評価して、やや楽観にも配分した。純現金とKDDI株の含み益を足しても、10年後の中立は今の7.5割で、確率を掛けた本質価値は今を3割ほど下回る。今の値段に安全域があるとは言い切れない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 4,638 円5.92 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,480 円1.89 兆円)。 今の値に割り戻すと 3,281 円4.19 兆円、今との差 −6.7%、 期待の年率 +5.7%(資本コスト 7.5%)→ 適正

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 12% 9,406 円12.02 兆円 2,348 円3.00 兆円 +234.1% +12.8% 1,411 円1.80 兆円
やや楽観 25% 6,293 円8.04 兆円 1,879 円2.40 兆円 +132.3% +8.8% 2,043 円2.61 兆円
中立 34% 4,075 円5.21 兆円 1,487 円1.90 兆円 +58.1% +4.7% 1,891 円2.42 兆円
やや悲観 22% 2,243 円2.87 兆円 900 円1.15 兆円 −10.6% −1.1% 692 円8,835 億円
悲観 7% 810 円1.04 兆円 352 円4,500 億円 −67.0% −10.5% 81 円1,040 億円
加重平均100% 4,638 円5.92 兆円1,480 円1.89 兆円 +73.9% +5.7% 6,117 円7.82 兆円

今の株価時価総額 3,518 円4.49 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 12% 半導体パッケージ・車載電動化が会社の主軸に定着 利益 5,583 億円 · PER 18.6 倍 · 株価時価総額 9,406 円12.02 兆円

半導体有機基板事業はAIサーバー向け採用で主要サプライヤーの地位を確立し、車載ADAS向けセラミック・有機パッケージの需要も構造的に拡大する。コアコンポーネントの利益率は20%台に達し、会社の主軸として定着する。電子部品(AVX含む)も車載・データセンター向け高信頼性品へのシフトが進み採算が改善する。ソリューション区分はドキュメントソリューション・通信機器の縮小を工作機械・FA需要が相殺する。この10年でKDDI株はほぼ売却を終え、その資金とDOE基準の累進配当・継続的な自社株買いでROEは会社が将来的に掲げる10%以上の水準に達し、オアシス・マネジメント等が求めた資本効率の改善が実現する10年になる。

  • コアコンポーネント(ファインセラミック部品・半導体パッケージ等):数量 12.2(半導体パッケージ・ファインセラミック部品・自動車部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 2,106(1個あたり平均単価(円))→ 売上 25,582 億円・営業利益 5,244 億円。AIサーバー向け主要サプライヤー化(利益率20.5%)
  • 電子部品(コンデンサ・コネクタ・AVX等):数量 370(コンデンサ・コネクタ・水晶部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 25(1個あたり平均単価(円))→ 売上 9,280 億円・営業利益 974 億円。車載・データセンター比率上昇で採算改善
  • ソリューション(工作機械・複合機・通信機器等):数量 162(工作機械・複合機・通信機器等の年間販売台数(万台、推定))× 価格 116(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 18,794 億円・営業利益 2,105 億円。FA・工作機械がドキュメント縮小を相殺

倍率:事業の純利益 5,408 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 20.9% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 14.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)12,500 億円。全体の PER 20.53 倍、時価総額 123,526 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 18.55 倍・時価総額 105,125 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:半導体有機基板事業がAIサーバー向けの主要サプライヤーとして10年にわたり定着し、電子部品・ソリューションの両方も改善を続ける必要があり、連続的な上振れの確度は高くない。

やや楽観 25% 構造需要と資本効率改善が着実に進む 利益 3,867 億円 · PER 16.5 倍 · 株価時価総額 6,293 円8.04 兆円

半導体有機基板事業はAIサーバー向け採用が着実に拡大し、2025年3月期のような大きな損失は再発しない。コアコンポーネントは車載ADAS向けパッケージの採用拡大で利益率が17%台まで改善する。電子部品(AVX含む)は中国勢との価格競争が続くものの車載・データセンター比率の上昇で採算は緩やかに改善する。ソリューション区分はドキュメントソリューション・通信機器の縮小が一服し、工作機械の設備投資需要が下支えする。KDDI株の縮減と自社株買いが継続し、2031年3月期のROE目標8%を上回る水準まで資本効率が改善する10年になる。

  • コアコンポーネント(ファインセラミック部品・半導体パッケージ等):数量 10.4(半導体パッケージ・ファインセラミック部品・自動車部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 2,033(1個あたり平均単価(円))→ 売上 21,041 億円・営業利益 3,682 億円。着実な利益率改善(17.5%)
  • 電子部品(コンデンサ・コネクタ・AVX等):数量 310(コンデンサ・コネクタ・水晶部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 24(1個あたり平均単価(円))→ 売上 7,437 億円・営業利益 610 億円。車載・データセンター比率上昇
  • ソリューション(工作機械・複合機・通信機器等):数量 144(工作機械・複合機・通信機器等の年間販売台数(万台、推定))× 価格 112(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 16,063 億円・営業利益 1,655 億円。ドキュメント縮小が一服、工作機械が下支え

倍率:事業の純利益 3,692 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.9% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)12,500 億円。全体の PER 18.79 倍、時価総額 81,873 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 16.48 倍・時価総額 65,350 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:半導体パッケージの構造需要と資本効率改善策が着実に進むという、業界見通しの上位レンジに近い想定。

中立 34% 中立:3事業の質の差が残ったまま成熟する 利益 2,572 億円 · PER 13.7 倍 · 株価時価総額 4,075 円5.21 兆円

10年後もコアコンポーネントの半導体パッケージ・ファインセラミック部品は京セラの中核であり続け、特別な超過成長は一巡し「堀のある事業と堀の薄い事業が併存する会社」としての評価に収まる。電子部品(AVX含む)は中国勢との価格競争が続き採算改善は小幅にとどまる。ソリューション区分はドキュメントソリューション・通信機器の構造的な縮小が工作機械の成長で部分的に相殺される。KDDI株の縮減・自社株買いは継続するが、2031年3月期のROE目標8%には届かず、将来的な10%以上の目標はさらに先になる、特別な高倍率は付かない10年になる。

  • コアコンポーネント(ファインセラミック部品・半導体パッケージ等):数量 8.8(半導体パッケージ・ファインセラミック部品・自動車部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 1,946(1個あたり平均単価(円))→ 売上 17,074 億円・営業利益 2,561 億円。市場拡大に沿った成長(利益率15.0%)
  • 電子部品(コンデンサ・コネクタ・AVX等):数量 260(コンデンサ・コネクタ・水晶部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 23(1個あたり平均単価(円))→ 売上 5,907 億円・営業利益 366 億円。中国勢との価格競争が続く
  • ソリューション(工作機械・複合機・通信機器等):数量 126(工作機械・複合機・通信機器等の年間販売台数(万台、推定))× 価格 103(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 12,931 億円・営業利益 1,229 億円。ドキュメント縮小を工作機械が部分的に相殺(利益率9.5%)(ドキュメント・通信機器の価格競争で単価上昇は物価よりやや控えめ)

倍率:事業の純利益 2,397 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.0% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.2 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.2 倍 + 余った現金(戻り方込み)12,500 億円。全体の PER 16.21 倍、時価総額 51,355 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 13.73 倍・時価総額 37,016 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:業界見通しの中心値と、資本コストと事業ROEから出した正当化PERを組み合わせた中心シナリオ。

やや悲観 22% 中国勢の侵食とノンコア事業の縮小が長引く 利益 1,328 億円 · PER 9.2 倍 · 株価時価総額 2,243 円2.87 兆円

中国メーカーの技術力向上がコネクタ・コンデンサの中位グレードにまで及び、電子部品(AVX含む)の採算改善がほとんど進まない。半導体有機基板事業もAIサーバー向け採用の広がりが会社の期待より鈍り、コアコンポーネントの利益率改善も限定的になる。ソリューション区分はドキュメントソリューション・通信機器の縮小が長期化し、工作機械の需要も伸び悩む。それでも事業自体が崩れるわけではなく、自己資本比率71.9%・純現金・残余のKDDI株を背景に配当は維持しつつ、成長期待が後退した10年になる。半導体有機基板事業も大きな追加投資を避けて守りの経営に転じ、収益の柱としての期待は後退する。

  • コアコンポーネント(ファインセラミック部品・半導体パッケージ等):数量 7.0(半導体パッケージ・ファインセラミック部品・自動車部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 1,772(1個あたり平均単価(円))→ 売上 12,357 億円・営業利益 1,384 億円。有機基板・パッケージの改善が限定的(利益率11.2%)
  • 電子部品(コンデンサ・コネクタ・AVX等):数量 210(コンデンサ・コネクタ・水晶部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 20(1個あたり平均単価(円))→ 売上 4,198 億円・営業利益 160 億円。中国勢の侵食続く
  • ソリューション(工作機械・複合機・通信機器等):数量 108(工作機械・複合機・通信機器等の年間販売台数(万台、推定))× 価格 94(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 10,120 億円・営業利益 830 億円。ドキュメント・通信機器の縮小長期化(利益率8.2%)

倍率:ROE 4.6%・資本コスト 7.5% から正当化 PER 12.5 倍(ROE が k 以下なので 1÷k)を計算し、その 80% をやや悲観の倍率に置いた。(2026-10-22 の式の直しで機械で置き直し、今は PER 9.22 倍・時価総額 20,409 億円。上の倍率は置き直す前の値)

確率:中国・韓国勢の技術力向上と、ドキュメントソリューション・通信機器の縮小長期化が重なる想定。業界見通しのうち弱めのレンジに相当する。

悲観 7% 構造的に堀を失い優良企業ではなくなる 利益 129 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 810 円1.04 兆円

世界的な金融収縮と構造的な需要後退が重なり、京セラは半導体パッケージ・ファインセラミック部品でも中国・韓国メーカーにシェアを恒常的に奪われる。電子部品(AVX含む)はほぼ採算が消え、ソリューション区分もドキュメントソリューション・通信機器・工作機械のいずれも縮小が続く。半導体有機基板事業は複数回の減損を経てなお採算化せず、一部事業からの縮小・撤退も避けられない。KDDI株・純現金を取り崩して配当を維持するが(資産の売却、株数は書かない)、優良企業としての評価が市場から外れる10年になる。自己資本比率71.9%という財務基盤があるため財務的に行き詰まる心配は小さい。

  • コアコンポーネント(ファインセラミック部品・半導体パッケージ等):数量 4.3(半導体パッケージ・ファインセラミック部品・自動車部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 1,234(1個あたり平均単価(円))→ 売上 5,277 億円・営業利益 253 億円。先端品でもシェア流出(利益率4.8%)
  • 電子部品(コンデンサ・コネクタ・AVX等):数量 130(コンデンサ・コネクタ・水晶部品等の年間出荷個数(億個、推定))× 価格 14(1個あたり平均単価(円))→ 売上 1,772 億円・営業利益 7 億円。採算ほぼ消失
  • ソリューション(工作機械・複合機・通信機器等):数量 72.0(工作機械・複合機・通信機器等の年間販売台数(万台、推定))× 価格 71(1台あたり平均単価(万円))→ 売上 5,140 億円・営業利益 247 億円。工作機械・複合機・通信機器とも縮小続く

倍率:悲観は事業の利益がほぼ無く稼ぐ力では測れないので、床は純現金+売れる KDDI 株の税後 10,400 億円(内訳は floor_assets_why)。今の自己資本に対する比として置いた。

確率:半導体パッケージ・ファインセラミック部品でも中国・韓国勢にシェアを恒常的に奪われ、電子部品・ソリューションの両方が同時に悪化する複合シナリオ。技術者流出・顧客基盤の喪失は一度始まると10年で後退しやすいため低頻度だが無視できない確率を置く。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

コアコンポーネント(ファインセラミック部品・半導体パッケージ等)

ファインセラミック部品、半導体用セラミック・有機パッケージ、自動車部品、光学・医療関連、宝飾品等を担う。半導体パッケージは世界シェアNo.1級で、AIサーバー・車載ADAS向けの高機能パッケージが成長を支える。

数量半導体パッケージ・ファインセラミック部品・自動車部品等の年間出荷個数(億個、推定)価格1個あたり平均単価(円)売上営業利益
今 2026/03 4.5 1,452 6,534 631
10 年後 中立 8.8 1,946 17,074 2,561

取り方:半導体用セラミック・有機パッケージ、ファインセラミック部品、自動車部品、光学・医療関連、宝飾品等を合わせて年間出荷個数を約4.5億個と推定し、セグメント売上6,534億円から1個あたりの平均単価を逆算した。半導体パッケージは高価格帯、ファインセラミック部品・自動車部品は低価格帯のため、この単価は加重平均である。数量は実物の出荷個数で、名目の市場の伸びは使っていない(伸びの理由は先端半導体向け部品の需要増。物価は単価に別に入れる)。

電子部品(コンデンサ・コネクタ・AVX等)

コンデンサ・コネクタ・水晶部品・パワー半導体等を担う。1990年に買収した米AVXコーポレーション(2019年完全子会社化)の製品群を含む。

数量コンデンサ・コネクタ・水晶部品等の年間出荷個数(億個、推定)価格1個あたり平均単価(円)売上営業利益
今 2026/03 200 18 3,635 73
10 年後 中立 260 23 5,907 366

取り方:コンデンサ・コネクタ・水晶部品・パワー半導体等(AVX含む)を合わせて年間出荷個数を約200億個と推定し、セグメント売上3,635億円から1個あたりの平均単価を逆算した。村田製作所のMLCC事業と同様の小型・汎用品中心の加重平均単価である。

ソリューション(工作機械・複合機・通信機器等)

工作機械、ディスプレイ、複合機・プリンター(京セラドキュメントソリューションズ)、通信機器(国内向け携帯電話等)を担う最大区分。

数量工作機械・複合機・通信機器等の年間販売台数(万台、推定)価格1台あたり平均単価(万円)売上営業利益
今 2026/03 120 89 10,709 1,039
10 年後 中立 126 103 12,931 1,229

取り方:工作機械・ディスプレイ・複合機(KDC)・通信機器(国内向け携帯電話等)を合わせた年間販売台数を約120万台と推定し、セグメント売上1兆709億円から1台あたり平均単価を約89万円と逆算した。国内向け通信機器は数量が多いが単価は低く、工作機械・複合機は数量が少ないが単価が高いため、この単価は加重平均である。ドキュメントソリューション・通信機器は競争・ペーパーレス化で価格が物価より上がりにくく、工作機械は物価並みに上がるため、セグメント全体の中立の単価上昇は物価(10年1.34倍)よりやや控えめな数量×単価の組み合わせで置いた。

リスクと懸念

半導体有機基板事業の再失速

半導体有機基板事業は2025年3月期に生成AI市場の急拡大への対応遅れから約430億円の減損を計上した。AIサーバー向け採用の広がりが再び会社の想定より遅れれば、同様の追加減損・損失が繰り返される可能性がある。

中国メーカーの価格競争

コンデンサ・コネクタの汎用品セグメントで、中国メーカーの世界シェアがコロナ前5%程度から直近10%程度まで拡大している。補助金を背景にした低価格攻勢が続けば、電子部品(AVX含む)の薄い採算がさらに悪化するリスクがある。

ドキュメントソリューション・通信機器の構造的縮小

複合機・プリンター(京セラドキュメントソリューションズ)はペーパーレス化で、通信機器(国内向け携帯電話等)はスマホシフトで、いずれも構造的に市場が縮小している。ソリューション区分全体の利益率を押し下げる構造要因が長期化する可能性がある。

ガバナンス・資本配分への株主の不信

投資ファンド・オアシス・マネジメントが2025〜2026年に求めた会長解任・大規模な自社株買い・非中核事業の撤退は株主総会で否決されたが、会長解任提案の賛成率は24.31%に達した。資本配分への株主の不信がなお根深く、今後も改革圧力や株主提案が続く可能性がある。

KDDI株売却・自社株買いの実行リスク

KDDI株の縮減(2026年7月時点で保有比率12.69%)と2027〜2028年3月期の自社株買い最大5,000億円は資本効率改善の柱だが、KDDI株価の下落時に売却が計画通り進まない、あるいは自社株買いが計画より小規模にとどまれば、ROE改善のペースが会社目標(2028年3月期5%・2031年3月期8%)より遅れる可能性がある。

為替(ドル円)感応度

半導体パッケージ・電子部品(AVX含む)は海外売上比率が高く、円高に転じればAIサーバー・車載向けの好調な需要があっても円換算の業績は圧迫される。ドル円は前提で150円に固定しているため、実際の為替変動は筋書きの外側のリスクとして残る。

工作機械・半導体投資サイクルの循環性

工作機械はEV電池工場・FA投資の設備投資循環に左右され、AIサーバー向け半導体パッケージも半導体業界特有の投資サイクルの影響を受ける。過去にも強気の増産投資の直後に需要が急減し、稼働率と採算が同時に悪化する局面が繰り返されてきた。

今後の分かれ目

半導体有機基板事業がAIサーバー向け採用で安定的に収益化したら
コアコンポーネントの利益率前提を上方修正し、楽観・やや楽観側の確率を上げる。
半導体有機基板事業で新たな減損・損失が発生したら
やや悲観・悲観側の確率を上げ、コアコンポーネントの利益率前提を下方修正する。
KDDI株の縮減・自社株買いが会社計画を上回るペースで進んだら
ROE改善の前提を上方修正し、楽観側の確率を上げる。
オアシス・マネジメント等の圧力で追加的な大規模自社株買い・非中核事業撤退が実現したら
資本効率の前提を上方修正し、価値を見直す。
中国メーカーがコネクタ・コンデンサで中位〜先端グレードにまでシェアを広げたら
電子部品の価格前提を下方修正し、やや悲観側の確率を上げる。
ドキュメントソリューション・通信機器事業の売却・撤退が実現したら
ソリューション区分の利益率前提を上方修正する。
AIサーバー向け半導体パッケージ需要が業界見通し(先端ICパッケージ基板市場CAGR7〜10%)を上回って拡大したら
コアコンポーネントの数量前提を上方修正し、楽観側の確率を上げる。

見ておくもの

  • 半導体有機基板事業の収益化進捗(セグメント損益の推移)
  • KDDI株の保有比率の推移(2026年7月時点12.69%からの変化)
  • 2027〜2028年3月期の自社株買い(最大5,000億円)の実施状況
  • ROE目標(2028年3月期5.0%・2031年3月期8.0%)の達成度
  • ノンコア事業売却の進捗(2026年3月期までに売上2,000億円規模の方針)
  • 中国メーカーのコネクタ・コンデンサ世界シェアの変化
  • オアシス・マネジメント等からの株主提案・ガバナンス圧力の動向

倍率と資本コストの決め方

コアコンポーネント・電子部品・ソリューションの3区分を出荷個数(実質)×単価(名目)で積み上げ、事業の純利益に正当化PER((1−g÷RONIC)÷(k−g)、RONIC=k+残る割合×(事業ROE−k))を当てた。資本コストは基本7.5%にquality+0.5%(循環)の8.0%。倍率は上限の8.5〜9割(悲観は稼ぐ力の範囲)に置いた。純現金2,108億円とKDDI株の含み(税引き後概算、合計12,500億円)は帳簿の値に、持ち合いで戻りにくいことから半分の戻り方を掛けて足した。悲観は本業の利益がほぼ無いため、売れる資産(純現金とKDDI株の税後)の床で置いた。今の株価やトレーリングPER(32.9倍)には寄せていない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。資本コストは基本 7.5% に quality +0.5%(循環)を足した 8.0%。資本効率の低さ・株主の不満・M&A の実行力は k に足さず、筋書きの事業 ROE と確率で表した。赤字・リストラ中ではないので extra は 0。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 7.50%。

同じ業種(電気機器)の AI 分析

割安 サンケン電気6707 本業は赤字で、価値の中心は持ち株の米アレグロ。ただ株主に届く分が読めず、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +88.4% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 株式会社ミツバ7280 ホンダ向け 4 割強の車載・二輪部品メーカー。再建後の稼ぐ力に比べ、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +70.7% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 株式会社JVCケンウッド6632 利益の柱は北米の業務用無線の1本。車載は薄利で細る。利益で測ると本質価値は今の時価総額を上回る(3割ほどの割安) 本質価値との差 +61.4% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 テクノメディカ6678 国内シェア 9 割の採血管準備装置。純現金が時価総額の 7 割あり、還元も厚い 本質価値との差 +59.4% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 千代田インテグレ6915 打抜き部材の隠れた現金持ち。事業は凡庸だが、時価総額の半分は現金で、毎年それを株主に返している 本質価値との差 +58.1% · 10 年 割安(年 +10.8%) 割安 協立電機6874 手元の現金が時価総額の半分を占める、FAと計測の中堅。稼ぎより資産で見て割安 本質価値との差 +56.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 大井電気6822 電力と通信の網を裏で支える横浜の機器と工事の会社。スマートメーターの波を割り引いても、今の値段は利益に比べて安い 本質価値との差 +54.9% · 10 年 割安(年 +13.1%) 割安 小糸製作所7276 自動車ランプで世界シェア首位、強気の自社株買いは光るが、10年で測った本質価値はほぼ今の値段 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 愛知電機6623 AI向け基板が稼ぎ頭になった中部電力系の中堅。伸びは本物だが、基板の山と谷をどう見るかで値打ちが割れる 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 戸上電機製作所6643 電柱の高圧開閉器で国内首位の小さな優良メーカー。実力は堅いが、電力会社頼みの値付けが利益の天井を決める 本質価値との差 +48.5% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 株式会社メガチップス6875 SiTime株の含み益が時価総額を上回る一方、本業は任天堂一本足。10年で測ると適正圏にとどまる 本質価値との差 +47.6% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ズーム6694 録音機の老舗ブランドは健在。構造改革で利益が戻れば、今の値段には小さな安全域がある 本質価値との差 +46.0% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 日本セラミック6929 車載の運転支援と防犯センサで稼ぐ高収益の小粒株。利益率が過去最高で、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +43.2% · 10 年 割安(年 +10.0%) 割安 ホシデン6804 売上の78%を任天堂に頼る請負型。特需は今期が山だが、厚い純現金が値段を支え、本質価値は今の値段並み 本質価値との差 +42.8% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 新コスモス電機6824 ガスもれを知らせる警報器の専業。北米の特需と純現金が光るが、特需の剥がれと中国勢が重く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +41.9% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 株式会社ミマキエンジニアリング6638 看板から衣料まで刷る業務用インクジェットの専業。インクと保守が稼ぎの半分を支え、本質価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 OBARA GROUP株式会社6877 自動車の溶接とウェーハ研磨の二つのニッチ首位が稼ぐ。還元は手厚いが、10 年後の価値は今の値段を少し上回る程度 本質価値との差 +39.8% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 イノテック9880 NAND検査の小さな専業とEDA代理店の混成。本社ビル売却益を除けば、値段はほぼ妥当 本質価値との差 +39.2% · 10 年 割安(年 +10.2%) 割安 遠藤照明6932 店舗・オフィス向け照明で稼ぐ利益率 10% の優良メーカー。厚い現金と低い ROE で、値段はやや安いとみる 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +9.8%) 割安 北陸電気工業6989 車載向け抵抗器・センサの中堅。貴金属高で利益は谷にあり、純資産の7割の値段はやや割安 本質価値との差 +34.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 パルステック工業6894 持ち運べる X 線応力計のニッチ会社。時価総額の 6 割が現金で、稼ぐ力は地味だが今の値段には届く。10 年で見るとやや割安 本質価値との差 +33.1% · 10 年 割安(年 +9.5%) 割安 フェローテック6890 半導体の消耗部材と光通信の温調部品で稼ぎは急伸。だが投資の重さと薄い利益率が値段を縛る 本質価値との差 +32.6% · 10 年 割安(年 +10.1%) やや割安 リオン6823 補聴器・粒子計測・騒音計の3本柱。半導体の波に乗る利益と、安定した現金。値段はほぼ本質価値の近辺 本質価値との差 +28.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 キヤノン7751 稼ぎの軸が複合機からカメラ・監視カメラ・露光装置へ移る途上のキヤノン。利益で測る本質価値は、今の時価総額を1割強上回る 本質価値との差 +26.4% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 AKIBAホールディングス6840 メモリ高で利益は山にある。堀の無い仲介の商いで、無配のまま利益をためる会社に安全域は薄い 本質価値との差 +25.7% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 かわでん6648 受注も利益も絶好調だが、250億円の新工場を抱え、今の高収益は10年続けて見込めない 本質価値との差 +24.3% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ニデック6594 会計不正と巨額減損で信用を落としたニデック。データセンター冷却と精密モーターの実力が、本質価値を決める 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 スミダコーポレーション6817 コイル専業の薄利メーカー。借金が重く、稼ぐ力は資本コストに届かない。計画どおりでも値段は妥当圏 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 ASTI株式会社6899 二輪・船外機の電装品とワイヤーハーネスを受託で作る浜松の独立系。利益率は 2% と薄く、内燃の縮みと値下げを電動化とインドが補えるか。今の値段は妥当かやや高い 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オリジン6513 電源・塗料・クラッチの小さな老舗。本業は資本コストに遠く届かず、値打ちの半分は持っている株にある 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 アルプスアルパイン6770 スマホ部品と車載を併せ持つ低採算の電子部品大手。立て直しは進み、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +21.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 アライドテレシスホールディングス6835 国内の公共向けに強い中堅ネットワーク機器メーカー。純現金は厚いが利益は山を越え、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 新電元工業6844 二輪車の電装品で稼ぐホンダ系の部品会社。利益が薄く景気で振れるため、10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 エレコム6750 PC・スマホ周辺機器の国内大手。稼ぐ力は堅いが、10年で測る本質価値は今の時価総額を1割半ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 大崎電気工業6644 国内スマートメーターの取り換え期に乗る堅い会社だが、入札型の薄い利益率が壁で、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +19.0% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 市光工業7244 ヴァレオ傘下の自動車ランプ専業。利益率の薄さが重く、10 年の本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +18.7% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 星和電機6748 道路情報板と防爆照明で稼ぐ京都の堅実メーカー。資本をためすぎて自己資本利益率は6%台。10年で測ると今の値段はほぼ適正で、下値は固い 本質価値との差 +18.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三菱電機6503 品質不正からの回復とFA・防衛特需で大きく再評価された。利益で測ると、本質価値は今の値段を1割弱下回る(適正) 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +7.5%) やや割安 アイホン6718 国内インターホンの首位。厚い純現金と薄い資本効率が綱引きし、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 シライ電子工業6658 滋賀と中国で作る汎用の基板メーカー。利益は大きく振れるが、溜まる現金の分だけやや割安 本質価値との差 +16.0% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 ミネベアミツミ6479 ミニチュアベアリング世界シェア6割の堀は深いが、売上の8割は中国勢や自動車メーカーとの値下げ競争にさらされ、本質価値は今の値段を2割ほど下回る「やや割高」 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスペック6859 環境試験器で世界の2強に入る堅実な会社だが、利益率は1割前後で、10年後の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +15.9% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 デンヨー6517 可搬形発電機で国内首位級の堅実な会社だが、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かず、割安とは言えない 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 寺崎電気産業6637 船の電気の頭脳で世界の上位に立つ堅実な中堅。受注残は厚いが、造船の波と中国勢が利益の天井を決める 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 菊水ホールディングス6912 電源と安全試験の隠れた堅実メーカー。稼ぐ力は本物だが、世界の大手と争う小さな会社に今の値段は安全域が薄い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 サンコー6964 車の配線部品などを作る精密プレスの小さな専業。電動化は追い風だが、顧客は 2 社に偏り、親会社が現金を握る 本質価値との差 +14.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 オプテックスグループ6914 防犯センサーで世界首位級の質は本物だが、IA の景気の波と倍率の薄れを見ると、10 年先の価値は今の値段を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 三相電機6518 半導体の製造装置向けのポンプで利益が戻った姫路の部品会社。伸びはあるが装置の会社に値段を握られ、ROEは資本コストに届かない 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 ニチコン6996 AIサーバー向けの値上げと増産で利益は戻る。ただし市況に乗る部品会社で、10年先まで高く見積もるのは危うい 本質価値との差 +14.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 日置電機6866 電気を測る専業の優良企業。電池とデータセンターの追い風は本物だが、利益は山に近く、10 年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) やや割安 リーダー電子6867 放送局向け波形モニターの世界2位。技術は本物だが利益が薄く、強みは現金の厚さにとどまる 本質価値との差 +13.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社図研6947 国内首位級の設計ソフトは堅い商売だが、AIが席数課金を揺らす不安が残り、10年後の価値は今の値段の周辺にとどまる 本質価値との差 +13.2% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 アドテック プラズマ テクノロジー6668 AI投資の追い風は本物だが、顧客が偏る小さな専業の利益率は10年もたない。やや割高とみる 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 エスケーエレクトロニクス6677 ディスプレイ用の大型フォトマスク専業。中国勢の追い上げと重い設備投資が、割安さを削る 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 SCREENホールディングス7735 枚葉洗浄装置の首位は本物だが、中国リスクと市況の波を織り込むと、今の値段は10年の稼ぐ力を3割ほど上回る 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 東京コスモス電機6772 利益率 2 割の可変抵抗器を持つが全社は薄い。配当性向 100% の会社で、値段はほぼ中立どおり 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +7.4%) やや割安 日東工業6651 配電盤とキャビネットで国内首位級の堅い会社だが、利益は値上げに頼る面が大きく、10年の価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +7.2%) 適正 正興電機製作所6653 九州電力が最大の客の地場の制御・受変電メーカー。足元の特需を差し引いた実力が分かれ目 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 テラプローブ6627 AI向けテストの需要は本物だが、設備の重さと親会社の支配を考えると、今の値段は先取りしすぎている 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 大同信号6743 鉄道の安全を守る堅い会社だが、顧客が偏り、稼ぐ力は資本コストにわずかに届かない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 横河電機6841 石油・ガス・LNGプラント向けDCS世界ビッグ6の一角。純現金で財務は健全だが、今のPER19倍はROE11%に見合わない 本質価値との差 +8.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 浜松ホトニクス6965 光センサーの世界的な老舗だが、いまの値段は利益の回復を何年も先取りしている 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 バッファロー6676 国内首位のネットワーク機器とストレージを持つ周辺機器会社。縮む市場の首位で、利益の山は長く続かない 本質価値との差 +5.0% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 東洋電機6655 春日井の配電盤とエレベーター用センサーの会社。強い製品はあるが全社の稼ぎは薄く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 山一電機6941 AI半導体の検査とデータセンター配線の追い風で利益は急増。ただし山と谷の大きい部品屋で、今の値段は山の利益を織り込みすぎている 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 アズビル6845 国内ビル空調制御で七割のシェアを握るが、今の値段は十年先の高成長を映し込みすぎている 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 チノー6850 温度センサで稼ぐ堅実な計測機器メーカー。純現金は厚いが利益の伸びは物価並みで、本質価値は今の値段を2割弱下回る(やや割高) 本質価値との差 +3.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ソニーグループ6758 ゲーム・音楽・映像のIPとイメージセンサーの複合体。資本コスト7.0%と名目の成長で測ると、本質価値は今の値段とほぼ同じ(適正) 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本航空電子工業6807 京セラが 3 分の 1 を持つコネクタ専業。利益率は 4% まで落ち、元の 7% への回復が遅れる分だけ今の値段は重い 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社ワコム6727 電子ペン技術で稼ぐ会社。スマホ大手への依存と中国勢の値下げが重く、利益で測った本質価値は今の値段をわずかに下回る 本質価値との差 +2.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 スタンレー電気6923 ホンダ頼みの車載灯火に買収も加わるが、ROE 9% 前後の稼ぐ力では今の時価総額とほぼ釣り合う水準 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 東芝テック6588 国内レジ首位でも利益が薄い小売機器・複合機の会社。10年の本質価値は今の値段をやや下回る(やや割高) 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ジーエス・ユアサ コーポレーション6674 車の電池で国内首位級、蓄電設備の伸びは本物だが、資金を食う成長が利益率を押さえ今の値段には重い 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 日本ケミコン6997 AIサーバー向けで利益は戻るが、資本コスト10%台に届く稼ぎは未知数。種類株の重みもあり本質価値は今を下回る 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 日本光電工業6849 病院の全部門に製品を納める国内の雄。海外は伸びるが利益率が低く、10年で見ると今の値段は割高に傾く 本質価値との差 +1.8% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヒロセ電機6806 精密コネクタの世界大手。車載とAI関連へ広げても、資本コストを少し超える程度のROEでは、今の利益の24倍という値段は重い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 フクダ電子6960 心電計の国内首位級で、在宅医療の継続収入と厚い純現金が強み。利益は伸びても実質では横ばいに近い 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 象印マホービン7965 炊飯器ブランドと厚い純現金を持つが、稼ぐ力は資本コスト並み。10年先の本質価値は今の時価総額を1〜2割下回る(やや割高) 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 TOA株式会社6809 国内の非常用放送で首位の音響会社。純現金は厚く、利益で測ると今の値段はほぼ妥当(適正)。 本質価値との差 +0.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 名古屋電機工業6797 道路情報板の専門メーカーで純現金も厚いが、直近の原価増で利益が崩れ、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 マブチモーター6592 ミラー用モーターで世界シェア8割超、現金は時価総額の3割。財務は鉄壁だが、物価並みにしか伸びない利益に今の値段はやや先走りだ 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 ヘリオス テクノ ホールディング6927 液晶パネル工場向けの印刷機と光源で稼ぐ小さな会社。時価総額の 7 割が現金だが、利益は液晶の投資しだいで、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 日本電子6951 電子顕微鏡とマスク描画の二本柱。堀は本物だが利益の山が高く、10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 日本トリム6788 整水器の国内首位に、インドネシアの水と細胞バンクを足した会社。現金は厚いが、計画の伸びは先走りで、値段は割高 本質価値との差 −1.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 日本フェンオール6870 防災機器の小さな老舗で、財務は堅いが資本効率が低く、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.8% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 東洋電機製造6505 鉄道車両の駆動装置で知られる老舗。利益が急に戻った直後の今、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日立製作所6501 電力インフラとLumadaの二本柱は本物だが、株価はInspire 2027の上振れをかなり先取りしている 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +5.3%) 適正 TDK6762 HDDヘッド事業の売却観測とAIデータセンター需要が重なるTDK。稼ぎを電池に頼る構造は変わらず、ROE1割前後では今の値段を支えきれない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ケル6919 精密コネクタの専業で、無借金・純現金は時価総額の4割。ただし利益は谷で配当が利益を上回り、10年で測るとやや割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 鈴木6785 2026/06 期は山の年とみる。増産投資の回収が見えるまで、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 日本シイエムケイ6958 車載向けビルドアップ基板で世界首位級だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −4.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 セイコーエプソン6724 大容量インクタンクで世界No.1も、プロジェクターはAnkerに押され、ROE10%の中計実現が分かれ目 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 テクノホライゾン6629 教育ICTの電子黒板とFA機器の複合メーカー。前期の利益は営業外で膨らんだ山で、値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ホーチキ6745 国内二番手の火災報知専業。事業は堅いが、最高益の利益率が続く前提の値段で、安全域は薄い 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +5.0%) 適正 三社電機製作所6882 稼ぎ頭の電源機器と赤字のパワー半導体が同居する会社。現金は厚いが、利益は株主に届きにくい 本質価値との差 −6.3% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 松尾電機6969 車載のマイクロヒューズで高い利益率を持つが、本業のタンタルは薄利で、台湾の親会社が4割を握る。今の値段はほぼ見合っている 本質価値との差 −6.9% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 イリソ電子工業6908 車載コネクターの堅実な会社だが、品質データの不正で利益の質が傷つき、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 日本信号6741 列車の安全を握る堅い会社だが、過去最高の利益率が続く前提の値段で、10年で見ると割高に傾く 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +5.5%) 適正 コニカミノルタ4902 複合機の縮みを半導体向け光学部品などで埋められるかが勝負。稼ぐ力に見合う本質価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −7.5% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 三井ハイテック6966 世界首位級のモーターコアだが、稼ぐ力はまだ資本コスト並み。10 年で見ても今の値段はやや高い 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 共和電業6853 国産ひずみ計測の老舗。財務は堅いが利幅の戻りは遅く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +5.1%) 適正 マクセル6810 小型電池が柱の電機メーカー。利益率は薄く、資本コストを稼ぎ切れない。本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +5.9%) やや割高 株式会社東光高岳6617 東京電力が親で最大の客。品質不正から立ち直る途上で、高い利益率が続くかが分かれ目 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 芝浦メカトロニクス6590 AIパッケージの波に乗る小さな装置メーカー。足元の好調は織り込み済みで、10年では割高 本質価値との差 −10.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 エブレン6599 装置の頭脳を収める箱と配線の板を顧客ごとに作る小さな専業。稼ぎは堅いが現金が眠り、割高とみる 本質価値との差 −11.2% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京エレクトロン8035 AI投資で稼ぐ力は本物だが、今の株価はすでに強気の先の先まで映している 本質価値との差 −11.3% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アバールデータ6918 半導体装置の制御部を請け負う小さな会社。谷は抜けたが、顧客頼みで稼ぐ力に上限がある 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 株式会社エンプラス6961 AI向けバーンインソケットで稼ぐ樹脂精密部品の会社。半導体の山の利益を前提にした今の値段は、10年の稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 シャープ6753 家電・PC・液晶を抱える低採算の複合体。資本コスト9.5%で測ると稼ぐ力が足りず、本質価値は今の時価総額の半分前後(割高) 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 森尾電機6647 鉄道車両の運転台と電源の機器を作る老舗。米国の地下鉄案件で利益は過去最高だが、山は数年で引く。今の値段は割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 日本電気(NEC)6701 ITサービス一本足の富士通と違い、防衛・海底ケーブルという官需インフラの柱を持つ会社。AI実需化と防衛予算増が分かれ目 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 富士通6702 ハード事業の縮小を終えつつあるITサービス会社。利益で測ると、本質価値は今の値段を2割ほど下回る(やや割高) 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 東亜ディーケーケー6848 水質計の老舗。厚い現金と保守収入が支えだが、稼ぐ力は細り、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 カシオ計算機6952 稼ぎの大半を腕時計が担う、純現金の厚い会社。流行頼みの堀に対し、今の値段は本質価値を 3 割ほど上回る「やや割高」 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 タムラ製作所6768 データセンター向け電源部品で最高益へ向かうが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の好調まで織り込んでいる 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 富士電機6504 データセンター電源とSiCの伸びは本物だが、三菱電機・日立と同じ「電力テーマの先取り」がすでに株価に乗っている 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 山洋電気6516 冷却ファンの稼ぐ力は本物だが、AI需要の山を前提にした利益は10年先では薄まる。純現金と還元の転換が価値の床を支える 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 中央製作所6846 名古屋の電源・めっき装置メーカー。資産は時価総額の2倍あるが稼ぐ力が薄く、割安とまでは言えない 本質価値との差 −18.2% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本電子材料6855 HBM向けプローブカードで利益が跳ねた。だが、この山が10年続くと見るには値段が先を行きすぎる 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 京三製作所6742 国内信号の堅い更新需要は本物だが、利益率が薄く資本コストに届かない。今の値段は計画の達成を織り込みすぎている 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アルチザネットワークス6778 携帯の基地局を試す装置と試験の受託の会社。手元の純現金は時価総額に近いが、事業の稼ぎは小さく、現金も眠ったまま。10 年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 コーセル6905 純現金は厚いが、本業は赤字。ROE 5%の電源屋に、10年の筋書きは厳しい 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社明電舎6508 電力インフラと保守の稼ぐ力は本物だが、利益が倍になっても今の値段には届かない 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ユビテック6662 飲酒運転と熱中症の対策の義務化で IoT は伸びるが、小さな規模と親子上場が価値を縛る 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 株式会社ダイヘン6622 電力インフラの追い風は本物だが、稼ぐ力に比べて今の値段は先走りすぎている 本質価値との差 −19.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 トレックス・セミコンダクター6616 小粒の電源ICとパワー半導体の受託製造で、利益の波が深い。中計の利益率は過去の山の水準で、そのまま信じにくい 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 不二電機工業6654 配電盤の端子台で食べてきた堅実な小企業。現金は時価総額の 7 割に迫るが、稼ぐ力が細く、その現金が株主に戻る道も細い 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 ブラザー工業6448 複合機消耗品の衰退を工作機械・産業用印刷の拡大で補う転換点の会社。ローランドDG断念の規律が本質を示す 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 古野電気6814 世界の船の目となる機器の首位級。過去最高益は造船ブームの山にあり、利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 エヌエフホールディングス6864 微小な信号と電源を測る・つくる専門メーカー。現金は厚いが、規模が小さく今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 −21.1% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 ソシオネクスト6526 カスタム SoC の設計請負で稼ぐファブレス。AI 向けの量産が立ち上がる前の今は、先取りしすぎた値段だ 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 指月電機製作所6994 電力機器が利益の4分の3を稼ぐ部品メーカー。稼ぐ力は資本コスト並みで、本質価値は今の値段を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 EIZO6737 医療と防衛で強いモニター専業。本業の稼ぎは細く、時価総額の半分近くを持ち株と現金が占める。10年の本質価値は今の時価総額を3割ほど下回る(割高) 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 アンリツ6754 光通信と6Gの追い風は本物だが、景気で利益が大きく振れる計測器会社に、今の値段はその好況の長続きまで織り込んでいる 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ヨコオ6800 半導体検査の伸びは本物だが、売上の6割を占める車載が重く、今の値段は計画の達成を先取りしている 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 帝国通信工業6763 車載・カメラ向けの操作部品とセンサの会社。財務は強いがROEは4%台で資本コストに届かず、新本社への投資も重い。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 NKKスイッチズ6943 放送卓や特殊車両の押しボタンで世界に名が通るが、利益率は3%前後。現金は厚いが、帳簿の安さほどの価値はない 本質価値との差 −22.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 PHCホールディングス6523 血糖測定の稼ぎが細るうえ借金が重く、10年先の利益は今の値段を支えきれない。やや割高 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 双葉電子工業6986 現金と持ち合い株が時価総額を上回るが、本業は 7 年連続の営業赤字。資産が株主に届くかが焦点 本質価値との差 −23.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 リコー7752 複合機消耗品の縮小を低採算のデジタルサービスで埋める転換期。ROEは資本コスト未満で、今の値段はやや先回りしすぎている 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 京写6837 片面の基板で量は世界最大級。だが値段を決められず、稼ぎは資本コストに届かない。割高 本質価値との差 −25.1% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 能美防災6744 防災の二大手で、堅い内需の優良企業。ただし最高益の利益率が続く前提の値段 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 沖電気工業6703 官公庁・金融向けの堅い事業に、縮む ATM とプリンターの重しが付く会社。利益で測ると本質価値は今の値段を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 サクサ6675 土地を売って、貸し地代を手放し、手元に現金が積み上がった通信機器メーカー。現金の戻り方は約束された。本業の稼ぎはまだ資本コストに届かない 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 小野測器6858 回転と音を測る老舗だが、エンジン試験の縮みを電動車の評価で埋めきれず、資本の稼ぎは薄い 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 IDEC6652 安全スイッチに強い堅実な中堅。中計の利益率 13% は届きにくく、今の値段は先の好調を織り込みすぎている 本質価値との差 −28.7% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 CGSホールディングス6633 金型用 CAD/CAM で国内 2 位。時価総額は純現金とほぼ同じだが、現金の多くは事業に張り付き、AI が席課金型の寿命を縮める。10 年の価値は今の半分ほど 本質価値との差 −28.8% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 ティアック6803 高級オーディオと業務用機器のニッチ企業。足元の利益は一時の項目に支えられ、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −29.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 santec Holdings株式会社6777 AI向け光通信の試験・部品で稼ぐ小さな光学メーカー。利益の質は良いが、稼ぎが好況の頂に近く、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) 割高 OSGコーポレーション6757 浄水器のカートリッジ交換が稼ぎの柱。食パンと総菜の寄り道が利益を削り、配当は利益を超えて払い続けている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 日本タングステン6998 超硬とタングステン加工の中堅。原料高の追い風は一時的で、稼ぐ力に比べて今の時価総額は重い 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 シリウスビジョン6276 印刷の検査機の再建途上、現金は厚いが稼ぐ力は薄い 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 フォスター電機6794 車載スピーカ世界大手。アクティビストが入り資本効率は改善に向かうが、10年の稼ぐ力に見合う値段は今より低い 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 アルバック6728 真空技術の老舗で半導体へ重心を移す途上だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 安川電機6506 サーボ・インバータが利益の柱でロボットは薄利・中国依存、ROE7.3%に対し今のPER32倍は見合わない 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 オムロン6645 制御機器の在庫調整は一巡したが、ヘルスケアは中国品との価格競争、構造改革でROEは当面一桁台にとどまる 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アイコム6820 現金が時価総額の5割に達する無線機メーカー。事業の稼ぐ力に対して資本が厚く、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 アクセル6730 パチンコ機向け画像LSIの小さな専業。足元は価格適正化で好調だが、市場が細り続ける。手元の現金を除くと割高 本質価値との差 −33.8% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス6699 点火コイルは電動化で縮む側。パワコンと空調向け電源が支えるが、借入が重く、株主の取り分はほとんど残らない 本質価値との差 −34.0% · 10 年 割高(年 +4.4%) 割高 ファナック6954 CNC・ロボット世界首位の無借金企業だが、中国系メーカーの台頭と今のPER33倍はROE8.9%に見合わない 本質価値との差 −36.5% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ウシオ電機6925 光源と露光装置の確かな技術はあるが、利益の薄い会社に AI 基板の夢まで上乗せした値段 本質価値との差 −37.0% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 AIメカテック6227 AI向け後工程装置で利益が急伸したが、頼りは少数の大口顧客の投資。10年で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大日光・エンジニアリング6635 カメラ大手向けの基板実装とレンズ組立の受託。利益率は2%に届かず借金も重く、割高とみる 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 シンフォニアテクノロジー6507 半導体搬送と防衛の追い風は本物だが、景気で振れる中堅メーカーに今の値段は高い 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 堀場製作所6856 半導体MFC世界シェア6割・排ガス計測8割だが、PER27倍はROE10.7%に見合わず、EV化とバイオ不振が重荷 本質価値との差 −40.1% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 日本電波工業6779 AI向け発振器で業績は急回復中だが、売上が10年停滞した薄利の水晶専業。10年の稼ぐ力に照らすと値段は先走りすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 KOA6999 抵抗器の老舗。AIと車載で利益は戻るが、10年で測る稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 電気興業6706 基地局アンテナと高周波の技術屋。稼ぐ力が弱く、棚卸資産の会計に疑義が出ている 本質価値との差 −41.6% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 太洋テクノレックス6663 曲げられる配線板の試作が本業の小さな工場。利益は薄く、資産に比べて稼ぐ力が足りない 本質価値との差 −42.0% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 日本マイクロニクス6871 DRAMのプローブカードで首位。だが一本足の循環株に、今の値段は先の先まで織り込みすぎだ 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 池上通信機6771 放送局のカメラと監視・医療・検査の映像機器の老舗。技術はあるが稼ぎは薄く借金も重い。今の値段は稼ぐ力に比べて割高 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 シスメックス6869 血球計数で世界首位も、中国の集中購買で稼ぐ力が急低下。資本コスト7.5%で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 SMK6798 車載に軸足を移す途上のコネクタ・リモコンメーカー。利益の戻りが遅く、今の値段は高い 本質価値との差 −45.1% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ミナトホールディングス6862 産業用メモリーの加工・商社。市況が押し上げた好況の利益は続かず、10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −45.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ダブル・スコープ6619 価値の芯は韓国の WCP の持分だけ。借金を引くと残りは薄く、赤字の本体が持分を食う 本質価値との差 −46.0% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 パナソニックホールディングス6752 家電・空調・配線・電子部品・車載電池・B2Bソリューションの複合体。構造改革は進行中で、今の値段は改革の成功をかなり先取りしている 本質価値との差 −46.2% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 KOKUSAI ELECTRIC6525 バッチALDで世界シェア7割・東京エレクトロンと二社寡占。AI需要は本物だが、今の株価は中立の10年先をもう織り込んでいる 本質価値との差 −47.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 キーエンス6861 無借金・直販の圧倒的な収益力は本物だが、中国依存と高い倍率の持続力が10年後の本質価値を左右する 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 大真空6962 水晶の世界大手だが、薄い利益に重い借金。新型のArkhが実を結ぶまで、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −48.0% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 日清紡ホールディングス3105 日清紡HDは無線・通信が稼ぎ頭の会社に変わりつつあるが、稼ぐ力の弱さと不動産の先細りが10年の価値を押し下げる 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 村田製作所6981 MLCC世界シェア4割、AIサーバー・車載電動化が追い風だが、ROE1割強の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −48.2% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 サン電子6736 利益の大半は米上場Cellebrite株の持分から来る。10年後を利益で測ると、本質価値は今の時価総額を半分ほど下回る(割高) 本質価値との差 −48.5% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社シキノハイテック6614 半導体の検査装置と LSI 設計受託の小さな会社。利益が出ていない今の値段は、先の成長を先取りしすぎている 本質価値との差 −49.0% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ヤーマン6630 美顔器のヒットで膨らみ、中国の規制でしぼんだ会社。現金は厚いが、計画の回復は先走りで、値段は割高 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 レーザーテック6920 EUVマスク検査を世界独占する一点突破の優良企業、株価は独占の継続を前提に組まれている 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 湖北工業6524 海底ケーブル用光部品と電解コンデンサ用リード端子で世界首位。事業は強いが、今の値段は好況の利益が続く前提で、本質価値の2倍を大きく超える 本質価値との差 −51.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 アドバンテスト6857 HBM・AIテストの覇者だが、株価はすでに10年分の超成長を前払いしている 本質価値との差 −51.6% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 太陽誘電6976 コンデンサ世界3位。AIサーバー需要で株価は1年で8倍になったが、利益率とROEの低さを映すと、今の値段は積みすぎ 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 アオイ電子6832 後工程受託の老舗が、自己資本に迫る400億円規模を先端パッケージに賭ける。当たっても倍率は伸びず、割高と見る 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 メイコー6787 車載基板の首位級が AI・衛星向けに 2,100 億円を投じる賭け。成長は本物だが、借金と循環を負った値段は高い 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ローム6963 SiC減損からの復活途上。EV減速と中国の値下げの中で東芝・三菱電機との連合がもうひとつの本質価値を左右する 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 FDK6955 富士通から台湾の SILITECH へ親会社が替わった電池メーカー。稼ぐ力が資本コストに届かず、10年では割高と見る 本質価値との差 −55.3% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イビデン4062 AI 向け基板の主役だが、今の値段は世界の AI 個数が 8 倍・シェア 4 割台維持という楽観の先まで織り込む 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 精工技研6834 AI向け光コネクタの設備特需で稼ぐ会社。ただ利益の多くは山の上で、今の値段は先を織り込みすぎだ 本質価値との差 −58.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ユー・エム・シー・エレクトロニクス6615 1,000 億円を作って利益は 1% 台。重い借入と優先株の下で、普通株の取り分は薄く割高だ 本質価値との差 −58.5% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 ルネサスエレクトロニクス6723 車載マイコン世界首位の座は競合に奪われたが、AIインフラとAltiumの組み合わせが次の10年の本質価値を決める 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジオマテック株式会社6907 ディスプレイと半導体向けの薄膜加工。9 期の赤字から戻ったが、山谷が激しく客先も偏る。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで、割高と見る 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ザインエレクトロニクス6769 高速伝送チップの小さな設計会社。現金は厚いが本業は赤字が続き、時価総額は現金を上回る分だけ割高に見える 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 リバーエレテック6666 超小型の水晶部品の専業。新製品に夢はあるが、12年の大半が赤字で借金も重い。今の値段は会社の計画の達成をほぼ織り込む 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 岡谷電機産業6926 ノイズ対策部品の老舗だが2期続けて17億円の営業赤字。立て直しても資本コストに届く稼ぎは見えず、今の値段は高い 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 原田工業6904 車載アンテナの専業。足元の利益は戻ったが、税と金利を引くと残る利益は薄く、今の値段は回復を先取りしすぎている 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 インスペック6656 AI 向けパッケージ基板の検査装置を手がける秋田の小さな装置会社。技術は本物だが、受注の山谷が深く、借入も重く、今の値段は先の改善を織り込みすぎている 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 多摩川ホールディングス6838 高周波部品と売電の小さな会社。足元の増益は評価益が大半で、10 年の稼ぐ力に比べて今の値段は高いとみる 本質価値との差 −73.8% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 オプトエレクトロニクス6664 小さなバーコード読み取り機の老舗。エイサーの傘下で出直すが、赤字が続き稼ぐ力は資本に見合わない 本質価値との差 −76.1% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 トミタ電機6898 鳥取のフェライトコアの小さな会社。現金と土地は厚いが本業は10年余り赤字がちで、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −82.6% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 QDレーザ6613 量子ドットレーザは本物の技術だが、売上14億円の会社に800億円超の値は、まだ来ない成功を先に払いすぎている 本質価値との差 −84.6% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 ぷらっとホーム6836 Linuxの小型サーバーで細く稼ぐ老舗。18期続いた赤字をやっと抜けた段階で、今の時価総額は利益の200倍を超える 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 TBグループ6775 LED 表示機と電子レジの小さなメーカー。19 期連続の営業赤字で、稼ぐ力は時価総額の裏づけにならない 本質価値との差 −89.0% · 10 年 割高(年 −10.7%) 割高 ジャパンディスプレイ6740 12 期連続赤字の中小型パネル会社。いちごの新株予約権で株数が約 1.7 倍に増え、10 年後に既存株主へ残る取り分は今の時価総額に遠く届かない 本質価値との差 −93.2% · 10 年 割高(年 −15.2%) 割高 大黒屋ホールディングス6993 ブランド品の買取と質屋の老舗。ファンド傘下で再建に入ったが、10年の稼ぐ力で測ると本質価値は今の時価総額を大きく下回る(割高) 本質価値との差 −93.6% · 10 年 割高(年 −16.2%) 割高 JNグループ6634 暗号資産の取引所と消耗品の卸、電子書籍を束ねた小さな持株会社。赤字と借金が重く、今の値段は事業の稼ぎでは説明できない 本質価値との差 −96.3% · 10 年 割高(年 −19.5%) 割高 ウインテスト6721 売上4億円に対し赤字12億円、資金は新株の発行頼みの半導体検査装置会社。時価総額116億円は事業の実績から大きく離れている 本質価値との差 −99.6% · 10 年 割高(年 −36.4%)

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読んだ資料

  1. 27年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)
  2. 京セラのセグメント別・地域別売上高の推移
  3. 経営改革プロジェクト進捗報告(2026年2月)
  4. 京セラ、KDDI株の売却期間を短縮 今後2年で1/3売却へ(ケータイWatch)
  5. 京セラ谷本秀夫社長、KDDI株1.7兆円の一部「売却含め議論」(日本経済新聞)
  6. オアシス、京セラに戦略提言 非中枢事業撤退や自社株買い要求(Newsweek日本版)
  7. 京セラ、山口悟郎会長の取締役選任案を可決 株主提案は否決(日本経済新聞)
  8. 京セラ、通期下方修正 半導体有機基板が不振(ニュースイッチ)
  9. 業績悪化の京セラ、新電元工業にパワー半導体を売却(ニュースイッチ)
  10. 京セラとは|セラミックパッケージ大手の半導体事業を徹底分析(SEMI VISTA)

分析日 2026-10-16