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ミクリード 7687

小規模飲食店の仕入れを支える食材通販。堀は厚くないが、顧客開拓の余地と現金創出力に対して株価は割安

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,112 円74 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)471 円31 億円差 +136.1%
10 年後から見ると 割安 価値 1,112 円74 億円 · 差 +136.1% · 期待の年率 +17.5%
期待の年率リターン(10 年)+17.5%資本コスト比 +10.2 pt
推定の資本コスト7.2%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 7.2% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ミクリードは、小規模な飲食店に少量の業務用食材を届け、仕入れと調理の手間を減らす通販会社である。筆者は、現在の時価総額約33億円に対して長期の本質価値が大きく上回る「割安」と見る。ただし、強い独占力があるからではない。既存の小規模飲食店市場で取引先を増やす余地が大きく、外部委託を活用した軽い事業構造がその成長を利益につなげられると考えるからだ。

2026年3月期の月間平均購入店舗数は14,196店である。居酒屋・カフェなど約13万店という会社提示の対象市場に対し、店舗数で約11%しか届いていない。ただし、この13万店は2021年の経済センサスを基礎とした古い母集団であり、店舗数の比率は売上シェアでも継続利用率でもない。10年後の中立では月間購入店舗数を23,500店と見込む。外食全体が大きく増えなくても、既存卸や買い出しから小口通販への仕入れ先変更が続けば達成可能な水準だ。

堀、つまり競争相手が容易に奪えない強みは、豊富な小口商品、365日の受注・出荷、翌日配送に近い利便性の組み合わせにある。一方、飲食店は複数の仕入れ先を使える。商品の独占性も低く、価格を大幅に上げられる証拠は乏しい。コロナ禍には営業赤字へ転じており、景気に左右されない優良企業と考えるのは危険だ。

それでも、現在の約12億円の純現金と近年の営業キャッシュフローは評価できる。10年後の中立では売上約170億円、営業利益約9億円を見込み、配当と余剰現金の価値も加味した確率加重の現在価値は約74億円となる。現在の時価総額との差は約123%である。上振れ余地は大きいが、その価値は顧客数の持続的な拡大と資本配分の規律に依存する。事業の堀を過大評価せず、顧客獲得の鈍化と物流費の上昇を継続監視する必要がある。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「10年後も必要なサービスか」という最初の問いに合格する。小さな飲食店が少量の食材を手早く仕入れたいという需要は、AIが普及しても消えない。むしろ人手不足が続くほど、仕込みを減らせる商品と確実な配送は役立つ。物流と品ぞろえを改善し続ける限り、企業の存在意義は長い。

次の問いは、その需要からどれだけ利益を残せるかだ。飲食店は独占的に囲い込まれていない。値上げを通しても注文先を変えられるし、競合の物流網は大きい。会社が提供する価値は本物だが、商品や顧客を法的・技術的に囲い込む強い堀ではない。したがって、10年後も現在以上の超過利益率が続くことを当然視するのは避けたい。

それでも、売上を増やすために大型店舗を建てる必要がない点は魅力的だ。2026年3月期の利益は現金として相応に回収されている。株主のものになる利益を考えるときは、会計上の純利益から、システム更新、増加する売掛金と在庫、配送費上昇への対応資金を差し引く必要がある。成長に回したお金が資本コストを上回る利益を生む限り、配当を急増させるより再投資した方が株主の得になる。

もっとも、現在の利益率が薄いことは忘れない。コロナ禍には売上が落ち、固定的な受注・物流費を吸収できず赤字になった。中立の価値を支えるのは、今の顧客が永久に残るという思い込みではなく、新規店舗を獲得しても採算が悪化しないという仮説だ。この仮説を四半期ごとに検証できる点は、小規模ながら投資家にとって理解しやすい。

結論として、事業の確実性は高くないが、現在の時価総額には十分な安全域があると判断する。悲観時には店舗閉鎖と物流費によって利益が急減する一方、純現金が損失への耐久力を与える。買収や株主還元の改善を価値に織り込まずとも中立の成長が成立するなら、長く持つ株主にとって検討に値する事業である。ただし、仕入れ先への依存や顧客獲得費の高騰が続けば、この判断は速やかに見直す。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、小さな飲食店が必要な食材を必要な量だけ買えることにある。会社は肉、魚、野菜、焼き鳥などの串物、揚げ物、デザートを中心に約4,000品目を扱う。仕入先メーカーは約1,000社に及ぶ。小分け包装、個別冷凍、下処理済みの商品をそろえることで、大容量の商品を使い切れない店舗や、仕込みに人手を割けない店舗の困りごとを解決している。

注文はウェブ、電話、FAXで受け付ける。ウェブは24時間利用でき、電話注文は深夜2時まで対応する。365日の受注・出荷体制を維持し、多くの地域では翌日配送が可能だ。2026年3月期末のウェブ受注率は81.8%に達した。実際の注文処理はバーチャレクス九州に、出荷業務は増田運輸に委託している。従業員34人という小さな本体で全国の店舗を相手にできるのは、この外部委託型の仕組みによる。

顧客は個人経営の居酒屋が中心だが、一般の飲食店、喫茶店、食事を提供する施設にも広がっている。代理店経由の取引もあり、注文と配送はミクリードが最終顧客に直接対応し、代金回収を代理店が担う場合がある。売上は仕入れた食材の販売額であり、仲介手数料だけを計上する市場運営会社とは経済性が違う。2026年3月期の粗利益率は34.0%、営業利益率は5.3%だった。商品粗利が厚くても、保管、冷凍物流、受注、顧客獲得の費用を払うと手元に残る利益は限られる。

開示上の報告セグメントは「業務用食材通販事業」の一つだけである。食材の種類別、直販と代理店別の売上や注文個数は公表されていないため、根拠のない内訳を作らない。数量の代理指標には会社が継続開示する月間平均購入店舗数を使うが、この数字には代理店経由の店舗が含まれない。全社売上をこの店舗数で割った年間約54万円は、実際の直販客単価ではなく、事業全体の販売規模を測るための換算値である。

AIを活用した献立提案機能も導入しているが、売上の中心は食品という現物の販売である。人月で請け負う仕事、席数で課金するソフト、広告運用、情報販売には該当せず、指定されたAIエージェント代替の数量減少モデルを事業全体に当てる対象ではない。ただし、仕入れ先を比較するAIの普及によって注文画面の利便性だけでは顧客をつなぎとめにくくなる可能性はある。

優良さと弱いところ

同社の強みは、個別の商品よりも調達と配送をまとめた使い勝手にある。小規模店の店主は、少量の冷凍食材を探すためだけに何社もの営業担当と交渉する時間を持たない。定価が示され、少量から買え、休日も注文できることには確かな価値がある。商品開発、賞味期限管理、配送の安定性を同時に維持するには地道な運営能力が必要であり、新しい通販サイトを作るだけでは簡単に追いつけない。

しかし、この強みを強い堀とは認定しない。飲食店は普段から複数の問屋や小売店を併用するため、乗り換え費用は低い。解約率の低さを示す厳密な開示もない。2026年3月期は売上が13.2%伸びたものの、粗利益率は34.3%から34.0%へ、営業利益率は5.5%から5.3%へ下がった。販促費の影響もあるが、規模拡大によって利益率が自然に上がると決めつける根拠にはならない。

財務は堅い。2026年3月末の純現金は約11.7億円で、自己資本は約16.3億円ある。営業キャッシュフローは約4億円、投資活動による支出は約1億円で、利益を現金へ変える力は悪くない。2023年3月期から2026年3月期にかけて、営業利益と顧客数は拡大してきた。固定資産を重く持たないため、拡大時に店舗建設や大型設備を大量に必要としないことも利点だ。

その反面、物流会社と仕入先への依存が大きい。2026年3月期の仕入額の45.4%は国分グループ本社からである。主要株主でもある取引先との関係は調達の安定性を高めるが、価格交渉や取引条件を自社だけで決められない弱みでもある。拠点を自前で持たない身軽さは、配送能力と配送単価を外部に左右される構造と表裏一体だ。

資本効率は高く、直近ROEは17%台に達した。ただし、顧客開拓に投じた資本の増分利回りを直接確かめられる詳細開示はない。過去の実績から、追加顧客が既存の物流・受注基盤に乗る効果は認められる一方、広告費や配送費が先に膨らむ局面もある。収益の再投資が資本コストを上回るかは、顧客数だけでなく、顧客当たりの粗利と営業利益で判断すべきである。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

日本の外食市場は規模が大きいが、ミクリードが相手にする市場はその一部分である。経済産業省の2025年の試算では、飲食店・飲食サービス業の名目事業規模は約36.2兆円だった。これは飲食店の売上であり、食材卸の売上でも、小口通販の市場規模でもない。外食全体の金額が物価高で増えても、店舗数や食材の実物数量が同じように増えるとは限らない。

会社が成長戦略で示す潜在顧客は、居酒屋・カフェなど約13万店、周辺業態を含む飲食店約43万店である。基礎資料は2021年経済センサスであり、将来も店舗数が維持されるという意味ではない。月間平均購入店舗14,196店を13万店で割ると約10.9%であり、43万店に対しては約3.3%になる。いずれも店舗への到達率の参考値であって、食材購買額のシェアではない。さらに代理店経由の購入店舗は分子から抜けているため、完全な到達率でもない。

対象市場を金額でも粗く点検する。国内の個人飲食事業者に関する公的統計の年商水準を参考にし、対象となる小規模店の年間食材仕入れを仮に300万〜600万円とすれば、13万店の食材仕入れ総額は約3,900億〜7,800億円となる。同社の現在の売上は、この仮の仕入れ市場に対して約1〜2%に相当する。ただし、参照する個人事業者統計は居酒屋などを完全には代表せず、食材原価率にも業態差がある。これは市場の桁を確認するための試算であり、開示された市場規模や確定した市場シェアではない。小口通販だけの実際の市場は、この全仕入れ額より狭い。

競争相手は、トーホーのA-プライス、国分グループなどの食品卸、神戸物産の業務スーパー、Mマートをはじめとする企業間取引サイト、地場の問屋、食品宅配事業者である。会社ごとに卸売上高、店舗小売売上高、サイト上の取扱高という異なる指標を開示しているため、同じ定義による競合の市場シェアは確認できない。大手の調達規模と物流網に対しては不利だが、小規模店向けの細かな品ぞろえと配送の小回りでは勝負できる。国分とトーホーは競争相手であると同時に、資本・取引関係を持つという複雑な位置にある。

10年先の業界の実物需要は、人口減少と店舗集約で緩やかに縮むと考える。中立では国内の食材使用量全体が大きく増えるとは見込まない。成長の源は、従来の買い出しや電話注文を小口通販へ置き換えること、既存店で扱う食材の種類を増やすこと、居酒屋以外の顧客を開拓することだ。2036年の月間購入店舗23,500店は現在の約1.66倍である。対象の13万店が将来1割減れば、到達率は約20%まで高める必要がある。

価格は年間3%の物価上昇が10年続く共通前提に沿う。ただし、運賃、冷凍保管費、人件費も上がるため、売価だけが上がって利益率が改善するわけではない。食材そのものの価格上昇を通せても、飲食店の経営を圧迫すれば注文数量が落ちる。名目売上の伸びと実質の取扱量の伸びを区別することが、この業界の長期評価では欠かせない。

資本政策と M&A

経営の資本配分は、これまで大型買収よりも商品開発、通販システム、顧客獲得に重心を置いてきた。2020年の上場後、コロナ禍の営業赤字を経て、顧客数を増やしながら収益を回復させた。2026年3月期は営業キャッシュフローが約4億円、投資活動による支出が約1億円だった。外部倉庫を活用するため、利益を維持するための設備負担は比較的小さいが、システム更新と物流機能の維持には継続投資が必要だ。

会社の2027年3月期予想は売上85億円、営業利益4.5億円、純利益3.0億円である。2026年3月期の配当性向は20.1%で、2027年3月期もおおむね20%の配当を予定する。安定配当と内部留保の確保が基本方針だ。一方、確認した事業計画には複数年度の売上・利益・ROE目標や、DOE、総還元性向、自社株買い額の具体的な数字の約束はない。株主還元を強める余地はあるものの、その実行を先取りして評価しない。

2025年にはカクヤスを傘下に持つひとまいるが主要株主となり、物流や商品調達での協業余地が生まれた。国分グループ本社、トーホーも大株主であり、販売と仕入れの双方に事業上の接点を持つ。協業が実際の配送費低下や顧客獲得につながるなら価値は高い。ただし、特定株主との取引を優先して少数株主の利益が後回しにならないか、関連当事者取引の条件には注意が必要だ。

2026年10月21日に発表されたのはグロース市場からスタンダード市場への区分変更申請であり、上場廃止の決定ではない。確認できた開示にTOBやMBOの発表はなく、買収価格を価値評価の根拠にはしない。株主優待制度も確認できず、還元には配当を計上する。

純現金約11.7億円のうち、仕入れ代金の決済、物流停止、売掛金の回収遅延に備える運転資金約5.7億円を控除し、現時点の余剰現金を6億円と見積もる。配当は増えているものの、配当性向は約20%で大規模な自社株買いの実績もない。余剰現金が少数株主へ届く割合は75%と考える。現金のすべてを直ちに株主価値として数えるほど、還元方針は強くない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

小規模飲食店の仕入れは、まだ十分に効率化されていない。食品卸の営業担当が頻繁に訪問できない小さな店ほど、少量、多品種、年中無休というミクリードのサービスが役立つ。国内の飲食店数が減少しても、従来の問屋や買い出しから通販への移行は続きうる。2026年3月期には月間平均購入店舗が8.4%増え、翌期第1四半期にも顧客拡大が続いた。この実績は、店舗数の減少を上回るシェア獲得が現に起きている証拠と考えられる。

今後は居酒屋だけでなく、カフェや一般飲食店、施設向け食事提供に販路を広げられる。約4,000品目の中から既存店の未購入商品を勧めれば、顧客数を増やさずに売上を積み増す余地もある。国分やトーホーとの資本・仕入れ関係、ひとまいるとの物流協業が機能すれば、全国で小口配送を維持しながら原価を下げられる。新しい巨大物流センターを自社で建てなくても成長できる点は、小さな会社にとって重要な武器だ。

事業が軌道に乗るほど注文処理はウェブへ移り、人手当たりの取扱量が増える。既に受注の8割以上がウェブ化しているため、電話応対を抱えた伝統的な食品卸より効率化の余地が大きい。10年で月間購入店舗が3万店を超え、採算の良い加工食品や独自商品を増やせれば、営業利益率も現在から改善する。資本コストを超える再投資が長く続き、純現金も積み上がるなら、現在の時価総額は将来の稼ぐ力を大きく過小評価していることになる。

慎重な見方

顧客である小規模飲食店そのものが、長期的には厳しい立場にある。人口減少、深夜飲酒需要の変化、人手不足、光熱費と食材費の上昇が重なれば、仕入れの効率化だけでは営業を続けられない店が増える。新しい店を獲得しても既存店が閉じれば、月間購入店舗数は伸び悩む。実際にコロナ禍の2021年3月期と2022年3月期には営業赤字となった。食材という生活必需品を扱っていても、同社の顧客需要まで安定しているわけではない。

さらに、競争上の堀は薄い。神戸物産の業務スーパー、トーホーのA-プライス、地場の問屋はそれぞれ価格や品ぞろえで競争できる。Mマートのような企業間取引サイトや一般向け通販の事業者が小規模店の需要を取りに来れば、注文画面の使いやすさでは守れない。AIによる仕入れ先比較が普及すれば、同じ商品を扱う店は価格を比べて発注先を切り替えやすくなる。食材そのものを届ける仕事は残っても、ミクリードが得られる粗利は細る可能性がある。

仕入れの45.4%が国分グループ本社に集中し、配送や受注も外部委託している。調達条件や配送単価が不利になれば、自社だけの努力では利益を守りにくい。2026年3月期の営業利益率は5%台で、売上が伸びても利益率はわずかに低下した。2027年3月期第1四半期も顧客数の伸びほど利益は伸びておらず、販促費や費用計上時期の影響を考慮しても、限界利益の強さは未確認である。

現金は厚いが、毎年20%程度の配当以外に大規模な還元の約束はない。事業の成長に使われる資金が十分な利益を生まなければ、帳簿上の純資産が増えても株主価値は高まらない。関連する大株主が複数存在し、少数株主が余剰現金の使途を主導することも難しい。10年後の営業利益が現在を下回る構造的な負けを、単なる一時的な景気の谷として軽視してはならない。

どちらに重みを置いたか

顧客数の実際の伸びと、まだ低い対象市場への到達率を重く見るため、結論は割安である。ただし、現在の伸びを10年間そのまま延長しない。楽観とやや楽観を合わせて28%、中立を40%、やや悲観と悲観を合わせて32%とする。下振れ側をやや厚くするのは、過去の赤字経験、調達先の集中、薄い営業利益率というミクリード固有の理由による。AIエージェント代替の指定業態ではないため、そのためだけの追加的な悲観確率は課さない。競争と店舗閉鎖のリスクを数量と利益率に反映したうえでも、計算された価値は現在の時価総額を上回る。判断を左右するのは、顧客獲得後の粗利と物流費が改善するかどうかだ。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 2,041 円136 億円(+ 還元の換算額還元の合計 140 円9 億円)。 今の値に割り戻すと 1,112 円74 億円、今との差 +136.1%、 期待の年率 +17.5%(資本コスト 7.2%)→ 割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 8% 4,835 円323 億円 268 円18 億円 +983.5% +28.5% 408 円27 億円
やや楽観 20% 3,270 円218 億円 198 円13 億円 +636.1% +23.3% 693 円46 億円
中立 40% 2,099 円140 億円 143 円10 億円 +376.0% +17.8% 897 円60 億円
やや悲観 23% 625 円42 億円 82 円6 億円 +50.2% +4.4% 163 円11 億円
悲観 9% 186 円12 億円 30 円2 億円 −54.2% −8.0% 19 円1 億円
加重平均100% 2,041 円136 億円140 円9 億円 +363.0% +17.5% 2,181 円146 億円

今の株価時価総額 471 円31 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 8% 小口食材通販が定着し、全国で顧客を大幅に拡大 利益 15 億円 · PER 20.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 4,835 円323 億円

小規模飲食店の買い出しと電話による仕入れが、小口通販へ急速に移る。ミクリードは居酒屋に加えてカフェ、一般飲食店、食事提供施設への営業を広げ、月間購入店舗数を35,000店まで増やす。既存店に対しては魚介、加工肉、冷凍野菜、専門食材などの購入品目を増やし、顧客当たりの購入額も高まる。対象となる居酒屋・カフェ市場だけでなく、周辺業態からも顧客を取り込むことが成長の前提となる。

ひとまいるとの協業によって酒類と食材の配送網を効率的に組み合わせ、国分などの大手仕入れ先との共同調達でも成果を上げる。受注のウェブ化が進み、商品選定と在庫管理の仕組みが拡大する販売量を支える。小口配送費の上昇を販売条件の改善と運営効率で吸収でき、営業利益率は7.4%へ高まる。

物価の上昇に加えて独自性のある商品が増え、年間売上換算額は現在の約1.5倍となる。会社は大規模な買収をせずに成長投資を進め、余剰現金も積み上げる。10年後には優れた専門卸として現在よりはるかに大きな利益を得る一方、顧客の乗り換えが容易な構造までは変わらない。

  • 業務用食材通販事業:数量 35,000(年度内の月間平均購入店舗数(店。直販側の開示指標で、代理店経由の店舗は含まない))× 価格 0.01(月間平均購入店舗1店当たり年間売上換算額(億円/店・年。代理店売上も含む全社売上から作る代理指標))→ 売上 284 億円・営業利益 21 億円。月間購入店舗35,000店。価格代理指標は現在比1.50倍で、物価上昇に加え独自商品と購入品目の増加を反映。営業利益率7.4%。

倍率:資本コストk7.25%、長期の名目成長g3%。2036年の全社純利益15.0915億円から余剰現金44億円の税後受取利息0.616億円を外した事業利益は14.4755億円。自己資本87.866億円から余剰現金44億円を外した事業資本43.866億円に対して事業ROEは33.0%。通常の堀の残存割合0.5によりRONICは約20.1%、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=20.0219倍とする。余剰現金は44億円の75%を別に評価し、時価総額は事業利益×20.0219倍+33億円。過去・現在の市場倍率は用いない。

確率:月間購入店舗を現在の約2.5倍にしながら営業利益率を7%台へ改善するには、居酒屋以外での販路拡大、仕入れ条件の改善、物流協業の成功が同時に必要である。実現時の価値は大きいが、現在の開示だけで高い確率は与えられない。

やや楽観 20% 顧客開拓と商品拡充が順調に進む 利益 10 億円 · PER 19.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 3,270 円218 億円

ミクリードは新規顧客の開拓を継続し、月間平均購入店舗数を29,500店へ伸ばす。店舗数が増えにくい外食市場でも、仕入れ先の切り替えと小口食材の外部調達が進む。居酒屋以外の販路が成長を支え、一般飲食店や喫茶店の利用比率が高まる。食材の購入額は物価上昇に沿って増えるだけでなく、下処理済み商品の追加購入によっても押し上げられる。

仕入れの共同化とウェブ受注の拡大により、営業利益率は6.4%まで改善する。外部倉庫と配送業者の費用は上がるが、注文密度が増すことで1件当たりの負担を抑えられる。ひとまいるとの物流協業は一定の成果を生む一方、すべての配送を統合できるわけではない。

配当性向は従来の水準をおおむね維持し、利益の多くを販路開拓やシステムに再投資する。設備を過度に抱えず売掛金や在庫の増加を管理できれば、余剰現金も増える。10年後には顧客基盤と収益力が大きくなっているが、価格を一方的に決められるほどの独占力は得ていない。

  • 業務用食材通販事業:数量 29,500(年度内の月間平均購入店舗数(店。直販側の開示指標で、代理店経由の店舗は含まない))× 価格 0.01(月間平均購入店舗1店当たり年間売上換算額(億円/店・年。代理店売上も含む全社売上から作る代理指標))→ 売上 225 億円・営業利益 14 億円。月間購入店舗29,500店。価格代理指標は現在比1.41倍で、物価上昇をやや上回る購入品目の増加を想定。営業利益率6.4%。

倍率:k7.25%、g3%。余剰現金33億円の税後利息0.462億円を除いた事業純利益は約9.940億円。事業資本は自己資本69.107億円から余剰現金33億円を除いた36.107億円で、事業ROEは約27.5%。通常の堀として超過ROEの半分が残るRONIC約17.4%を使うと、正当化PERは19.4701倍となる。余剰現金の75%を加算する。市場のPERは根拠に使わない。

確率:現在の顧客増加実績とウェブ受注の普及を考えると、月間購入店舗が約3万店になることは十分考えられる。ただし、地域ごとの競争と物流費を踏まえ、利益率改善は強気筋書きほど大きく見ない。

中立 40% 通販への移行が続き、着実に顧客を獲得 利益 7 億円 · PER 18.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 2,099 円140 億円

国内の飲食店数は人口減少と人手不足で緩やかに減る。それでも、小規模店が仕入れを通販へ移す流れは続き、ミクリードの月間購入店舗数は23,500店に増える。居酒屋での知名度を高める一方、カフェや一般飲食店にも顧客が広がる。約13万店という従来の対象市場が縮小する分、より高い到達率を実現する必要があるが、国内店舗の大部分を獲得するような独占的な想定はしない。

食材価格の上昇は販売価格にも反映されるが、顧客が使う食材の実質数量は大きく増えない。顧客当たりの年間売上換算額は10年で約1.34倍となり、共通前提の物価上昇とほぼ一致する。顧客数が増えても、競合との価格比較が容易なため実質単価の上昇は見込まない。

注文のウェブ化と倉庫運営の改善が利益を支える一方、配送費、商品開発費、販売促進費の上昇がそれを相殺する。営業利益率は5.4%と現在に近い水準にとどまる。配当は利益の約2割を基本とし、残りは必要な運転資金とシステム投資に使う。資本コストを上回る新規顧客開拓が続けば、利益と余剰現金は着実に増える。

  • 業務用食材通販事業:数量 23,500(年度内の月間平均購入店舗数(店。直販側の開示指標で、代理店経由の店舗は含まない))× 価格 0.01(月間平均購入店舗1店当たり年間売上換算額(億円/店・年。代理店売上も含む全社売上から作る代理指標))→ 売上 170 億円・営業利益 9 億円。月間購入店舗23,500店。価格代理指標は現在比1.342倍で、10年間の物価上昇1.344倍とほぼ同じ。営業利益率5.4%。

倍率:k7.25%、g3%。余剰現金27億円の税後利息0.378億円を除いた事業純利益は6.3482億円。自己資本54.4047億円から余剰現金27億円を除いた事業資本は27.4047億円で、事業ROEは約23.2%。通常の堀の残存割合0.5によりRONICは約15.2%。正当化PER=(1−3%÷RONIC)÷(7.25%−3%)=18.8877倍の上限そのものを採用する。余剰現金の75%を加算し、時価総額を算定する。

確率:実際の月間購入店舗増加、まだ低い対象市場への到達率、外部委託型の運営効率から、2036年に23,500店を中心値とする。一方、国内店舗数の減少や競争を考慮し、営業利益率は2026年3月期とほぼ同じ水準にとどめる。

やや悲観 23% 顧客開拓が鈍り、物流費に利益を圧迫される 利益 3 億円 · PER 12.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 625 円42 億円

小規模な居酒屋の廃業が進み、新しく顧客を獲得しても既存顧客の離脱を埋めるだけの年が増える。ミクリードは一般飲食店やカフェへ販路を広げるが、価格に敏感な業態ほど仕入れ先を分散させる。月間平均購入店舗数は17,000店にとどまり、現在からの増加はわずかになる。

食材と物流の値段は上がるものの、販売価格への転嫁は十分に進まない。顧客当たり売上換算額の名目上昇は物価上昇に届かず、実質的には小口販売の単価を下げることになる。競合との値下げ競争に加えて、配送費やシステム運営費が重くなり、営業利益率は3.3%まで下がる。

ひとまいるとの協業は一部の配送で役立つが、全国の小口冷凍物流を安価に維持する決定打にはならない。経営は大型投資を控え、在庫と売掛金を厳しく管理する。配当は減益に合わせて伸び悩むが、黒字は確保し、蓄えた現金を全て失う事態は避ける。事業は残るものの、優良な成長企業としての評価は弱まる。

  • 業務用食材通販事業:数量 17,000(年度内の月間平均購入店舗数(店。直販側の開示指標で、代理店経由の店舗は含まない))× 価格 0.01(月間平均購入店舗1店当たり年間売上換算額(億円/店・年。代理店売上も含む全社売上から作る代理指標))→ 売上 109 億円・営業利益 4 億円。月間購入店舗17,000店。価格代理指標は現在比1.185倍で、物価上昇1.344倍を下回る。営業利益率3.3%。

倍率:営業利益率が3.3%まで低下し、小口配送の利益構造が弱まる筋書きである。純利益2.7014億円から余剰現金16億円の税後利息0.224億円を除いた事業純利益2.4774億円を基礎とする。継続利益の上限を機械的に用いず、配送費圧迫と値下げ競争による超過利益の消失を反映してPER12倍とする。時価総額は事業純利益×12倍+余剰現金16億円の75%である。

確率:小規模飲食店の閉鎖と配送費上昇が重なれば、顧客増加率は低下しやすい。実際の営業利益率が5%台と薄く、売上拡大時にも粗利益率が低下したことを踏まえ、構造的な採算悪化を相応の確率で考える。

悲観 9% 小規模飲食店の減少と競争激化で収益力を失う 利益 1 億円 · PBR 0.8 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 186 円12 億円

人口減少と消費行動の変化によって、個人経営の居酒屋の閉鎖が加速する。残った店舗も大手卸や業務スーパーを使い、最安値を検索するAI購買ツールで注文先を選ぶようになる。ミクリードの小口配送には需要が残るものの、顧客をつなぎとめるための値引きが増え、月間平均購入店舗数は10,000店へ減る。代理店との協業も競争を食い止めるほどの成果は上げられない。

食品の仕入れ価格と外部倉庫・配送費は上がる。販売価格は名目でやや上昇するが、物価上昇には大きく負ける。売上が縮む中でも受注システム、商品管理、配送契約の基本費用は残り、営業利益率は1.2%まで落ち込む。途中には再び営業赤字になる年があり、在庫評価損やシステムの減損も生じる。

経営は新規投資を抑えて現金の流出を食い止める。配当は大幅に縮小し、物流機能と最低限の商品供給を維持する。過去に稼いだ利益の一部は事業維持のために費やされ、自己資本は見かけほど株主価値を生まない。10年後も会社は存続するが、成長企業ではなく、薄い利益と売却可能資産に支えられた小規模卸となる。

  • 業務用食材通販事業:数量 10,000(年度内の月間平均購入店舗数(店。直販側の開示指標で、代理店経由の店舗は含まない))× 価格 0.01(月間平均購入店舗1店当たり年間売上換算額(億円/店・年。代理店売上も含む全社売上から作る代理指標))→ 売上 58 億円・営業利益 1 億円。月間購入店舗10,000店。価格代理指標は現在比1.073倍にとどまり、実質値下げが続く。営業利益率1.2%。

倍率:10年後の純利益0.5642億円に対するROEは約2.4%で、資本コスト7.25%に届かない。成長による超過利益を認めず、現在の自己資本16.3億円を資産価値の基準としてPBR0.76倍を適用する。10年後に積み上がった帳簿上の自己資本23.8億円には掛けない。価値12.388億円は現時点の純現金等から判断した悲観の資産価値の床11.7億円を上回る。過去の株価や谷のPBRは用いていない。

確率:コロナ禍に実際の営業赤字を経験しており、飲食店の閉鎖、仕入れ先との条件悪化、物流費の上昇が重なれば再び構造的に負ける可能性がある。ただし現時点の純現金が厚く、短期的な資金繰り破綻までは中心的な想定にしない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

業務用食材通販事業

小規模飲食店に対して小口・多品種の業務用食材を販売する単一の報告セグメント。ウェブ・電話・FAXによる直販と代理店経由の販売を含み、仕入れ、商品選定、受注、出荷管理を組み合わせて価値を提供する。

数量年度内の月間平均購入店舗数(店。直販側の開示指標で、代理店経由の店舗は含まない)価格月間平均購入店舗1店当たり年間売上換算額(億円/店・年。代理店売上も含む全社売上から作る代理指標)売上営業利益
今 2026/03 14,196 0.01 77 4
10 年後 中立 23,500 0.01 170 9

取り方:2026年3月期の全社売上76.7億円と、有価証券報告書に開示された月間平均購入店舗14,196店を使用した。全社売上÷店舗数から年間売上換算額0.005403億円、約54.0万円を算出した。これは商品1点の販売単価でも注文1件当たりの単価でもなく、全社の事業規模を測る代理指標である。顧客店舗数は各月に1回以上購入した店舗の年度平均で、代理店経由の店舗は含まないのに対し、売上には代理店売上を含むため、真の直販客単価より大きく出る可能性がある。商品別売上、注文個数、客単価の定義を統一した開示は確認できないため、根拠のない商品数量や直販・代理店の売上配分を作らなかった。市場の数量根拠は会社の対象店舗約13万店と、現在の月間購入店舗数の比率を用いる。

リスクと懸念

小規模飲食店の廃業と需要減少

売上を生む顧客は個人経営の居酒屋など、人口減少や人手不足の影響を受けやすい店舗である。コロナ禍には同社自身も営業赤字となった。外食全体の名目売上が増えても、取引先の店舗数や実際に購入される食材の量が減れば、通販への移行によるシェア上昇だけでは補えなくなる。新規顧客の獲得件数と既存顧客の継続購入を分けて確認する必要がある。

物流費と外部委託先への依存

365日の小口配送と冷凍・冷蔵商品の取扱いは競争力の源であると同時に、大きな費用負担でもある。倉庫と受注業務を外部へ委託しているため、委託先の人手不足、配送能力の制約、料金改定が利益に直結する。営業利益率が5%程度しかない現状では、物流関連の費用率が数ポイント悪化するだけで収益力が大きく落ちる。

国分グループへの仕入れ集中

2026年3月期の仕入額の45.4%が国分グループ本社からであり、主要株主でもある企業への依存度が高い。仕入価格、支払条件、供給量などに変化があれば、在庫と粗利益に大きく影響する。取引先との関係が安定していても、少数株主にとって条件が公正かどうかは別の問題である。将来の仕入先分散と関連当事者取引の開示を確かめたい。

食品事故と配送品質の毀損

小分け冷凍食品を扱う以上、温度管理、異物混入、アレルゲン表示、賞味期限管理に失敗したときの損害は大きい。外部倉庫や食品メーカーの一部で問題が起きても、最終顧客はミクリードへの信頼を失う。商品回収費用だけでなく、飲食店が他社へ注文先を変えることで顧客獲得費の再負担が生じる可能性がある。

AI購買エージェントによる比較容易化

現物の食材を販売する同社は、人月サービスや席課金SaaSのようにAIエージェントが直接売上の中心を代替する業態ではない。ただし、注文画面の利便性はAIによって差別化しにくくなる。店主の代わりにAIが複数の卸の価格と納期を比較して発注するようになれば、同じ商品に対する価格競争が激化する。実物商品の差別化と配送の確実性が残る堀になる。

大株主の利益相反と余剰現金の配分

ひとまいる、国分グループ、トーホーという事業上の接点を持つ株主が存在する。提携が経済合理性に沿って進めば有利だが、関連企業との取引条件や事業再編で少数株主の取り分が不利になる可能性もある。会社は配当性向約20%を維持する一方、多額の自社株買いを約束していない。現金が積み上がっても、実際に株主へ戻らなければ資産価値を満額には評価できない。

今後の分かれ目

月間平均購入店舗数が2年以上続けて前年比10%以上増え、営業利益率も6%以上へ改善したら
新しい顧客の追加による規模の利益が確認できるため、やや楽観側の確率を引き上げる。増加の源が代理店経由なのか直販なのかを確認し、売上換算額の計測誤差にも注意する。
顧客店舗数が増えているのに、営業利益率が3%を下回る状態が続いたら
物流費や販売促進費の負担が成長の成果を吸収していると判断する。中立の利益率と増分資本効率を引き下げ、やや悲観側の重みを増す。
国分グループからの仕入比率が大きく低下し、粗利益率を維持したまま供給元を分散できたら
特定仕入先への依存が弱まり、事業継続リスクが小さくなる。粗利益率の改善が確認できれば、強い筋書きの利益を増やす根拠になる。
ひとまいるとの物流協業による配送費削減額や取引店舗増加が具体的に開示されたら
提携を単なる期待ではなく実現した経済価値として織り込む。費用削減が一時的か継続的かを分けて評価し、同時に関連当事者取引の公正性も確かめる。
居酒屋・小規模店の閉鎖が加速し、月間購入店舗数が2年連続で減少したら
通販への移行による市場シェア獲得では店舗母数の縮小を補えないと判断する。2036年の顧客数をやや悲観または悲観の水準へ下げ、販管費の固定負担を利益率に反映する。
配当性向が50%以上に引き上げられるか、継続的な自社株買いで発行済株式数が大きく減少したら
余剰現金が少数株主へ届く確度が高まるため、現金の戻り方を75%から100%へ見直す。反対に、採算の説明が乏しい大型買収や関連企業向け投資が続けば、現金の価値を慎重に扱う。

見ておくもの

  • 月間平均購入店舗数、新規購入店舗数、既存購入店舗数の推移
  • 店舗数の増加率と売上増加率の差、代理店経由販売の構成変化
  • 粗利益率、営業利益率、顧客獲得の販売促進費の動向
  • ウェブ受注率と注文処理費用、物流関連費用の売上比率
  • 国分グループ本社への仕入集中度と関連当事者取引の条件
  • ひとまいるとの物流・商品調達協業の実績
  • 営業キャッシュフロー、設備・システム投資、現金残高、配当性向
  • 食品事故、配送遅延、主要委託先の契約条件変更

倍率と資本コストの決め方

2026年10月22日の株価と株数は、すべての事業予測と倍率を決めた後の比較にだけ使った。数量は月間購入店舗という実物の指標で置き、物価3%は店舗当たりの名目売上換算額に反映した。代理店売上が数量指標の外にあることを明示し、この数字を実際の直販単価とは呼ばない。倍率はk7.25%、10年より先のg3%、各筋書きの事業ROEとRONICから決めた。余剰現金は利息を事業利益から外して別に評価し、二重計上しない。新リース会計基準の適用で使用権資産・リース負債や営業利益の表示が変わっても、2036年の利益率は現在と同じ家賃を営業費用に含む形で比較する。株数は2026年8月の新株発行後の発行済6,676,600株から自己株405株を差し引いた6,676,195株を用い、株式分割や自己株を二重に調整していない。

資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。無リスク金利3%、株式リスクプレミアム4.5%を合わせた基本7.5%から、財務の純現金による0.25%を差し引いた。個別の配送・食品事故・ガバナンスのリスクは資本コストに上乗せせず、筋書きの利益率と確率で表す。

同じ業種(卸売業)の AI 分析

割安 尾家産業7481 外食と給食に食材を納める中堅の卸。稼ぐ力に比べて今の時価総額は軽く、割安とみる 本質価値との差 +135.2% · 10 年 割安(年 +18.2%) 割安 バリュエンスホールディングス9270 買取網と自社オークションの強みは再評価に値する。借入と在庫の危うさを織り込んでも長期価値は割安 本質価値との差 +117.1% · 10 年 割安(年 +18.9%) 割安 JKホールディングス9896 住宅建材卸の大手。薄利の商売だが純現金が厚く、10年先の本質価値は今の値段を大きく上回る(割安) 本質価値との差 +89.8% · 10 年 割安(年 +16.0%) 割安 久世2708 首都圏の外食に食材を届ける卸。コロナ後に利益率が3倍になり、今の値段は稼ぐ力に比べて安い 本質価値との差 +84.0% · 10 年 割安(年 +15.6%) 割安 のむら産業7131 精米の袋と計量包装機の会社。コメの消費は細るが、機械と袋の組み合わせで顧客を囲い込み、現金も厚い。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +83.5% · 10 年 割安(年 +14.8%) 割安 藤井産業9906 北関東の電材・建材商社。時価総額の3分の2が純現金で、利益率は5%台の薄さ。10年の価値は現金の使い道が決める 本質価値との差 +80.1% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 マクニカホールディングス3132 半導体商社の国内最大手。AI需要が続けば価値は積み上がり、今の値段はやや割高だが利益の振れが大きい 本質価値との差 +76.7% · 10 年 割安(年 +15.1%) 割安 ヤマエグループホールディングス7130 九州最大の食品卸が買収で規模を倍にした。薄利だが、稼ぐ力に対して今の値段は安い 本質価値との差 +71.8% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 エスケイジャパン7608 クレーンゲームの景品を企画して卸す小さな会社。直近の急成長は山の利益で、10年では適正の近くと見る 本質価値との差 +65.7% · 10 年 割安(年 +14.7%) 割安 トラスコ中山株式会社9830 在庫を抱えて即納する工具卸は堀が確かだが利幅は薄い。10年の利益は物流投資の回収しだいで、今の値段は稼ぐ力に比べてやや安い 本質価値との差 +65.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 アルファパーチェス7115 大企業の間接材の購買を丸ごと請け負う堅実な会社。アスクルの子会社で現金が厚く、10年の利益の伸びに対して値段は控えめ 本質価値との差 +62.7% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 ゼット8135 野球の「ZETT」を持つスポーツ卸。利益は薄いが、純現金と株式で時価総額を超える資産を抱え、稼ぎに対して値段は低い 本質価値との差 +62.0% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 ウイン・パートナーズ3183 心臓の低侵襲治療に絞る医療機器商社。薄い利益率でも資本が軽く、手元の現金も厚い。値付けは割安寄りとみる 本質価値との差 +61.7% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 コーア商事ホールディングス株式会社9273 後発品の原薬を輸入する商社で、注射剤の工場も持つ。純現金が厚く稼ぐ力は安定。10 年で測ると、今の時価総額にはやや余白がある 本質価値との差 +60.2% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 cotta3359 製菓通販の顧客基盤に理美容卸が加わり収益機会は広がった。買収負担とAI代替を織り込んでも長期価値には安全域がある 本質価値との差 +57.9% · 10 年 割安(年 +13.2%) 割安 アップルインターナショナル2788 日本の中古車を東南アジアへ運ぶ薄利の商社。利益は輸出先と為替しだいで、資本コストに届く年は少ない 本質価値との差 +56.4% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 英和9857 計測制御機器の技術商社。4 期連続の増収増益で実質無借金だが、ROE は資本コスト並み。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや上回る 本質価値との差 +56.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 鳥羽洋行7472 工場の自動化を支える老舗の技術商社。時価総額の9割近くが現金で、事業の値段は低い。やや割安 本質価値との差 +54.1% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 ソレキア9867 機器販売の実需と純現金には価値がある。AI代替と大株主の資本配分を厳しく見ても長期価値は割安側 本質価値との差 +53.5% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 株式会社IDOM7599 中古車の「ガリバー」。薄利で在庫と借金が重いが、10 年の稼ぎに比べて今の値段はやや安い 本質価値との差 +52.6% · 10 年 割安(年 +13.3%) 割安 株式会社グリムス3150 利益の6割は、国の支援と電気料金に乗る営業の稼ぎだ。純現金は厚いが、利益率は山に近い。 本質価値との差 +51.0% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 セフテック7464 厚い現金に比べて株価は低い。割安の中身は、値上げが定着するかどうかにかかっている 本質価値との差 +50.8% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 岡谷鋼機7485 持っている上場株が会社の値段を上回る独立系商社。稼ぎは堅く、還元の薄さが割安の理由で、筆者は今の値段を割安と見る 本質価値との差 +50.3% · 10 年 割安(年 +13.4%) 割安 アークコア3384 販売先への集中と弱い価格決定力は難点だが、中古大型バイクの稼ぐ力と純現金を踏まえれば、長期価値には安全域がある 本質価値との差 +50.0% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 中央魚類8030 豊洲の水産大卸に冷蔵倉庫と不動産を併せ持つ。ROE は低いが、有価証券が安全域になり、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +49.8% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 トーホー8142 外食向け食材卸の国内首位。薄利でも回転が速く、本質価値は今の値段をわずかに上回る(適正) 本質価値との差 +49.3% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 三谷商事8066 純現金が時価総額の4割に達する福井の複合商社。稼ぐ力は堅いが、国内の数量は細り、値段はほぼ適正と見る 本質価値との差 +48.2% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 ダイコー通産7673 CATV・光回線の資材を四国から全国へ届ける堅実な卸。現金は厚いが戻りが細く、値段はほぼ本質価値どおり 本質価値との差 +47.7% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 第一実業8059 北米の電池装置特需で過去最高益を積んだが、一巡後の利益率と数量を考えると今の値段は適正圏にとどまる 本質価値との差 +46.7% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 初穂商事7425 建材配送の地域密着力と厚い現預金に価値がある。価格競争と資本効率低下は弱点だが、長期の本質価値には大きな安全域が残る 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 加賀電子8154 電子部品商社にEMSを抱える加賀電子。10年で見れば適正の水準だが、買収の出来と利益の振れが分かれ目 本質価値との差 +44.8% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 南陽7417 九州の建機と半導体向け産業機器を扱う小さな専門商社。純現金が時価総額の4割強あり、事業の値段は中立でほぼ適正と見る 本質価値との差 +43.9% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 進和7607 溶接・FA の技術商社で、手元の現金は時価総額の 6 割。自動車に偏る利益の波を織り込んでも、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +43.6% · 10 年 割安(年 +12.6%) 割安 リックス7525 自社製品を持つ福岡の機械商社。稼ぐ力は資本コストを上回るが、10年で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +43.4% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 因幡電機産業株式会社9934 電設資材で首位の商社であり、空調配管部材のメーカーでもある。利益率は過去最高圏で、10年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 明治電機工業3388 トヨタ圏とオムロンに寄りかかるFA商社。現金は厚いが戻らない。10年で測ると今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +42.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 双日2768 ボーイング代理店・新興国自動車という隙間の強みを、時価総額の9割に達する純有利子負債が相殺。利益ベースでは今の値段がやや割高 本質価値との差 +42.3% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 タカチホ8225 観光土産の卸で食べる小さな会社。万博の山を差し引くと利益は横ばいで、今の値段は妥当な水準だ 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ビューティガレージ3180 美容サロンの仕入れを EC で握る成長会社。成長の実績は強いが、利益率は10年で上がらなかった。利益で測ると今の値段は適正 本質価値との差 +40.8% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 丸藤シートパイル8046 建設現場の土留め鋼材を貸し売りする老舗。利益は最高圏でも、厚い現金と資産に比べ今の値段は安く、やや割安 本質価値との差 +40.7% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 クリヤマホールディングス3355 北米のホース流通が稼ぎ頭だが、資本効率は資本コストに届かない。今の値段はやや割安 本質価値との差 +40.3% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 中央自動車工業8117 コーティング剤と検知器で稼ぐ高収益の隠れた製造業。ほぼ適正だが、新車の数と260億円の現金の使い道が分かれ目 本質価値との差 +39.4% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 テクノアルファ3089 パワー半導体のボンダー輸入と、防衛向け舶用機器の小さな商社。2025年の利益は特別な年だが、平均でも今の値段をやや上回る 本質価値との差 +38.0% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 ムサシ7521 選挙機器の独占と、時価総額並みの純現金。波が大きく、現金は戻りにくい。10 年の見立ては適正 本質価値との差 +37.9% · 10 年 割安(年 +12.8%) 割安 ソマール8152 電子材料に強い化学メーカー兼商社。純現金と売れる株が厚い一方、利益率の戻りと現金の滞留を織り込むと、10 年では適正圏 本質価値との差 +37.6% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 株式会社YUASA8074 薄利の卸で、10年先の利益は物価並みに伸びるだけ。純現金の厚みを見込んでも、今の値段はほぼ適正で、割安とまでは言えない 本質価値との差 +36.4% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 ミタチ産業3321 車載中心の半導体商社。売上の約65%がデンソー向けで利益率は薄い。目先の利益は低く見えるが、中立でも今の値段を大きくは超えない 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 高見澤5283 長野発の電設資材と生コンの地域商社。電設の稼ぎは堅いが、配当は薄く、ためた利益が資本の効率を下げる 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 エコートレーディング7427 ペットフードの卸は需要が固いが、利幅は1%前後。安定と引き換えに、稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +33.5% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 明和産業8103 難燃剤の好調に支えられた堅実な専門商社。ROE は資本コストの少し上、値段は中立の価値に近いとみる 本質価値との差 +32.8% · 10 年 割安(年 +11.9%) 割安 西川計測株式会社7500 横河電機の代理店として堅く稼ぐ技術商社。保有株と現金は厚いが、利益に混ざる分は別に数えず、本質価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +32.1% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 蝶理8014 財務は堅いが、東レが支配する薄利の商社である。値段は妥当に近く、安全域は厚くない 本質価値との差 +30.7% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 日本プリメックス2795 券売機や精算機の中の小さなプリンタを売る専門の会社。時価総額並みの現金を持ち、セルフ化の追い風もあるが、値段はほぼ見合う 本質価値との差 +30.6% · 10 年 割安(年 +10.7%) やや割安 OUGホールディングス8041 魚の流通を手数料と薄い差益で支える会社。今期の利益は養殖ブリの高値で膨らみ、10年の中心は今より細い 本質価値との差 +29.5% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 日本電計9908 計測器を中心に売る技術商社。10年の稼ぎで測ると今の値段はほぼ適正。運転資金の重さと景気の谷が、上にも下にも幅を生む 本質価値との差 +28.9% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 東海エレクトロニクス株式会社8071 名古屋の半導体・電子部品商社。ルネサスの代理店契約を失い売上は 3 割減ったが、現金が時価総額の 1.4 倍ある。事業の稼ぐ力は薄いが、現金の下支えがあり今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +11.4%) やや割安 オプティマスグループ9268 中古車の輸出屋が豪州のディーラーを買って5倍に膨らんだ。借金の重さに見合う稼ぎは、まだ出ていない 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +12.0%) やや割安 椿本興業8052 受注残と純現金は確かな支えだが、利益率5%の壁は厚く、利益で測ると今の値段はおおむね適正圏にある 本質価値との差 +27.9% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 カワサキ3045 稼ぎの 6 割は泉州の賃貸倉庫。服飾とホテルの赤字を抱え、10 年の価値は今の値段をやや上回る 本質価値との差 +27.4% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 イエローハット9882 整備と二輪の取り込みは本物だが、縮む国内市場の中で払える値段は今より少し上まで 本質価値との差 +26.1% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 佐藤商事8065 鉄鋼商社の顔をした電子材料の稼ぎ手。業績は絶好調だが、薄利と山の高さを考えると値段に余裕は乏しい 本質価値との差 +25.4% · 10 年 やや割安(年 +12.2%) やや割安 ソーダニッカ8158 ソーダを軸にした中堅の化学品専門商社。本業の利益は薄く伸びるが、時価総額の半分強にあたる持ち合い株が資本の稼ぎを下げる。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +25.3% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 富士ユナイトホールディングス416A 石油卸の薄利と需要縮小を資源循環の成長で補えるか。買収の実行リスクは大きいが、現金と継続的な還元を含む価値は現在の時価総額を上回る 本質価値との差 +25.0% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ダイワボウホールディングス3107 国内 PC 卸の最大手。特需の山を越えた今、稼ぐ力は堅いが、10 年の値打ちは今の値段をやや下回る 本質価値との差 +24.9% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 フーディソン7114 魚ポチの調達網と物流基盤には長期価値がある。薄利と人材紹介の失速を織り込んでもやや割安だが、安全域はまだ厚くない 本質価値との差 +24.5% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 株式会社ドウシシャ7483 開発の仕組みは本物だが、過去最高の利益を前提にすれば値段はほぼ妥当。現金の半分は戻らない前提で数える 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 ケイティケイ3035 上場する唯一のリユーストナーの会社。現金は厚いが主力の紙の印刷は細り、値段はほぼ適正 本質価値との差 +23.8% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 白銅7637 半導体向けアルミの切断販売で稼ぐ堅実な素材商社。急回復の利益は織り込み済みで、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +23.7% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 都築電気株式会社8157 稼ぐ力は着実に上がったが、厚い現金を除けば値段はおおむね妥当で、割安と言い切れない 本質価値との差 +23.5% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 伊藤忠商事8001 非資源8割超の分散で5大商社トップを走るが、利益ベースの PER(10 年後の中立 15.2 倍)で測ると今の評価はほぼ妥当で、CITIC・情報・小売の伸びの先取りは小さくない 本質価値との差 +22.7% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 ジェコス9991 仮設鋼材の賃貸という堅い事業だが、稼ぐ力は資本コストをわずかに下回り、今の値段はやや割高側に見える 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 田中商事7619 首都圏の電気工事店を支える電材の卸。地味で堅いが、利益率は薄く資本の稼ぎは資本コストに届かない 本質価値との差 +21.8% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 GSIクレオス8101 売上の6割は薄利の繊維原料取引で、利益は衣料OEM・化学・ホビーが稼ぐ。伸びは物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 兼松8020 五つの事業を束ねる安定した稼ぎ手だが、薄い利益率と資本コストを考えると、今の値段は適正で余裕はない 本質価値との差 +21.0% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 株式会社カナデン8081 三菱電機系の技術商社。厚い手元の現金が支えだが、薄利と仕入先への依存が重く、10年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +20.4% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 グリーンクロスホールディングス272A 工事現場を支える物流網とレンタル需要には持続力がある。借入増加と再投資負担を織り込んでも、現在の評価には一定の割安余地が残る 本質価値との差 +20.0% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 神鋼商事8075 神戸製鋼グループの薄利の商社。利益率が低く、利益のためる先も限られるため、今の値段は10年の価値に対してやや高い 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 オーハシテクニカ7628 独立系の自動車部品サプライヤー。現金は厚いが本業の稼ぎは車の生産台数に縛られ、価値は今の値段の近くにある 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 SPK7466 堅実な補修部品の卸だが、薄利で資本が溜まりやすく、今の値段はほぼ妥当で、上振れの余地は小さい 本質価値との差 +19.2% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 シップヘルスケアホールディングス3360 病院の裏方を担う医療物流の会社。事業は堅く資本効率も良いが、顧客の病院が苦しく、今の値段は本質価値とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.1% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 SHINKO7120 医療機器の現場保守には本物の強みがあるが、機器販売と人月業務の先細り、買収の不確実性を考えると、現状の株価には安全域が乏しい 本質価値との差 +18.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 デリカフーズホールディングス3392 外食向け野菜の国内最大手。利益は過去最高だが相場に振れる薄利の卸。値段は計算上やや安い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ジオリーブグループ3157 合板・建材の中堅商社。利益率は1%台と薄く、買収で売上を伸ばす計画だが、住宅の縮小を買収の採算で埋められるかが価値を決める 本質価値との差 +18.4% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 ヤギ7460 TATRASの成長と資産圧縮が価値を押し上げる。ただし、繊維卸の薄い利幅を補うブランド投資には慎重さが要る 本質価値との差 +18.2% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 稲畑産業8098 営業利益は過去最高でも、稼ぐ力は資本コストの近くにとどまる。今の株価はほぼ適正で、安全域は薄いと見る 本質価値との差 +18.0% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ダイトロン7609 データセンター電源と光デバイス装置が利益を押し上げる一方、10年の倍率は12倍台が上限で、今の値段はやや割高に見える 本質価値との差 +18.0% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 小野建7414 鋼材の在庫型の卸で、拠点の拡大が利益に結びついていない。借入が重く、今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 +18.0% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 日本ライフライン7575 心臓カテーテルの専門商社。高い利益率が武器だが、新方式への切り替えで来期は減益、今の値段は本質価値とほぼ並ぶ 本質価値との差 +17.6% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 トミタ8147 工作機械と工具の老舗の専門商社。北米が稼ぐが取り分は薄く、厚い現金は創業家の下で眠る 本質価値との差 +17.2% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 あらた2733 日用品卸の二番手。物流の効率化で稼ぎは保てるが、最大手に比べ利益率は薄い。今の値段は適正圏 本質価値との差 +17.2% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 アズワン7476 研究室の「何でも屋」は堅実な良い会社だが、安全域を取れるほど安くはない 本質価値との差 +17.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 加藤産業9869 利益率 1.5% の堅い食品卸。厚い現金と増配は魅力だが、成長は物価の分だけで、今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +17.0% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 三信電気8150 ゲーム機向けが膨らんだ中堅の半導体商社。小さな高収益部門はあるが、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +16.7% · 10 年 やや割安(年 +10.6%) やや割安 ラクト・ジャパン3139 乳製品の専門商社。海外で伸びるが利ざやは薄く、借入も重い。今の値段は適正 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 神戸物産3038 節約需要に乗った強い本業。ただ追い風の一部は続かない前提で見ても、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 松田産業7456 金の値段に乗って稼ぎが跳ねた貴金属リサイクル会社。ただし資本をため込むほど ROE は下がり、10年の本質価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 +15.4% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 橋本総業ホールディングス7570 管工機材の1次卸の最大手級。安定しているが利益率は薄く、アイナボとの統合で性格が変わりうる 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 ヤガミ7488 学校の理科室と医療・産業の小物機器で稼ぐ高採算企業。少子化は重いが、財務と配当は厚く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 三京化成8138 大阪の老舗の化学品商社。口銭は薄く、稼ぐ力は資本コストに届かない。純現金と持ち合い株の厚みが下を支え、値段はほぼ見合う 本質価値との差 +15.2% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 八洲電機3153 日立の特約店として工場・水道・鉄道の電気設備を請け負う会社。利益率の急上昇が続く前提は置けず、今の値段は中立の価値をやや上回る 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 株式会社サンゲツ8130 壁紙の最大手で値上げが通る強みは本物だが、住宅の縮小が10年の利益を削り、今の値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 +14.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 豊田通商8015 利益の4分の1を稼ぐアフリカ事業と資本効率改革が評価の軸。利益ベースの PER(10 年後の中立 11.8 倍)で測ると今の値段は高く、やや割高 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 石光商事2750 コーヒー高を値上げで転嫁して稼ぎは過去最高。ただ利益率は山の高さで、10年の中立では今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +14.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ナ・デックス7435 自動車の溶接制御で首位級。純現金は時価総額の4割強あるが利益が薄く、北米の受注残を織り込んでも今の値段はほぼ妥当で、適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 阪和興業8078 鉄鋼商社の老舗は、利益の3分の2を国内鉄鋼に頼る。薄利と借金を考えると、今の値段に余裕はなく、やや割高と見る 本質価値との差 +13.5% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 ハリマ共和物産株式会社7444 ドラッグストア向けの日用品卸。厚い自己資本と土地を持つが稼ぐ力は薄く、中立でも今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +13.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 アルテック9972 欧州の包装・印刷機械を輸入する専門商社と、ペットボトルの素材の製造。構造改革で黒字に戻るが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 ライオン事務器423A 長い販路と厚い現金は価値の土台。学校端末の更新特需をならしても、現値には小幅な安全域がある 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 杉本商事9932 創業 100 年の機械工具・測定機器の専門商社。無借金で還元にも熱心だが、利益の薄い卸に今の値段はやや高い 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ラサ商事3023 鉱物とポンプで稼ぐ堅実な技術商社。ただ利益の質に比べて、10年の見返りは今の値段に見合う程度にとどまる 本質価値との差 +12.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 大水7538 大阪の魚市場の大卸。利益率 1% 未満の薄い商売で、ROE は資本コストに届かず、今の値段はおおむね価値どおりかやや高い 本質価値との差 +12.5% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 バイク王&カンパニー3377 中古バイク買取の首位。相場で稼ぐ薄い商いで、値段はほぼ中立の筋書きどおり 本質価値との差 +12.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 レオクラン7681 病院の一括納入に、東海の心臓カテーテル卸を買い足して売上は倍。利益率は薄いが、手元の現金と高齢化の数量で値段にはおおむね見合う 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 大木ヘルスケアホールディングス3417 ドラッグストア向けの薄利の卸。小売の再編で利益率が崩れ、利益が戻る道筋は見えにくい 本質価値との差 +11.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 クロスプラス3320 縮む衣料卸を雑貨と小売で埋める会社。資本コストに届かない稼ぐ力と手元の資産で、今の値段はおおむね適正 本質価値との差 +11.5% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 丸建リース9763 重仮設の貸し手として手堅いが、資本に対する利益が資本コストに届かず、10年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 アイナボホールディングス7539 無借金で純現金が時価総額の 7 割。事業は薄利で新築の減少が重く、統合の条件も未定のため、10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +9.1%) やや割安 クワザワホールディングス8104 北海道の建材商社。利益は薄いが、時価総額の 6 割強が現金。事業は現金の値段で買えるが、戻り方が弱く、評価は適正のやや上 本質価値との差 +11.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 スターゼン8043 肉を安く確かに運ぶ堅い会社だが、薄利と借金の厚みを考えると、今の値段は割高寄り 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 三洋貿易3176 6 年たっても営業利益は横ばい。新しい案件が実る前の今の値段は、やや割高と見る 本質価値との差 +10.6% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 円谷フィールズホールディングス2767 遊技機で稼ぐ会社にウルトラマンが乗る。だが利益の9割は縮む市場のヒット頼みで、10年で測るとやや割高 本質価値との差 +10.5% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 メタプラネット3350 価値のほぼ全部はビットコイン価格で決まる。計画の遅れと借入の重みを引くと、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +10.0% · 10 年 やや割安(年 +11.3%) 適正 蔵王産業9986 欧米・中国の清掃機械を輸入する小さな専門商社。時価総額の半分が現金で、本業は適正に近い値段と見る 本質価値との差 +9.8% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 マルイチ産商8228 長野の水産卸。養殖への賭けと借金を抱え、薄利の割に今の値段はやや高い 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 萬世電機7565 三菱電機系のFA・電機の専門商社。現金は厚く利益は過去最高圏だが、10年の中立では今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 TMH280A 半導体工場の中古装置と交換部品に商機は残るが、受注の急減と新株の希薄化を織り込んで初めて見える条件付きの割安さ 本質価値との差 +9.4% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 オータケ7434 名古屋の独立系の管工機材商社。手堅いが利幅は薄く、ROEは資本コストに届かない。会計と独禁法の調査を抱え、値段はほぼ適正 本質価値との差 +8.7% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 星医療酸器7634 在宅酸素と医療ガスで 10 年以上 12% 超の利益率を守る堅い会社。財務も強いが、診療報酬の縛りと現金の戻りの弱さで、価値は今の値段と同程度 本質価値との差 +8.6% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 コンドーテック7438 建設現場の金物を作って売る、赤字知らずの堅実な会社。伸びは物価並みで、本質価値は今の値段をわずかに下回る(適正) 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 TRUCK-ONE3047 中古トラックの再流通には長い需要があるが、価格決定力と財務の弱さを考えると、現在の時価総額には大きな安全域がない 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +9.9%) 適正 極東貿易8093 防災・防衛・重電を扱う中堅の専門商社。営業利益率は4%で過去最高の水準にあり、資産は厚いが稼ぐ力に比べて今の値段はやや高い 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ナラサキ産業8085 北海道の電機・建設資材の卸。利益は薄いが現金が厚い。見た目の割安は、積み上がった現金に支えられている 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +12.1%) 適正 株式会社内田洋行8057 学校と自治体に根を張る堅い会社だが、足元の利益は特需で膨らんでおり、10年では割高に寄る 本質価値との差 +6.6% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 MIRAINIホールディングス546A 統合で増した商圏とインド展開には価値があるが、借入と商権喪失を考えると株価はほぼ適正圏 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +9.8%) 適正 丸紅8002 電力・銅に絞り込む戦略は機能しているが、銅の山の利益をならした利益ベースの PER(10 年後の中立 12.6 倍)で測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ピーバンドットコム3559 試作基板をネットで一括受注する小さな会社。時価総額の半分を現金が占めるが、中国勢の安値と薄い利益が値を決める 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 川辺8123 百貨店のハンカチ卸に、高級香水という賭けが乗る。親会社の下で現金は戻りにくい 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.2%) 適正 第一興商7458 通信カラオケの堀は本物だが、実質は横ばいの会社。10 年の値打ちは今の値段をやや下回る 本質価値との差 +5.1% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 ユアサ・フナショク8006 千葉の食品卸にホテルが利益を支える。時価総額を上回る現金と株を抱えるが、戻る保証は弱い 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 理経8226 自衛隊のヘリのエンジンを海外で直す仕事が利益の柱になった技術商社。山はならされるとみるが、今の値段はそれをほぼ織り込んでいる 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 東テク株式会社9960 ダイキンの業務用空調を売る設備の商社。10年の稼ぐ力は堅いが、今の利益は過去最高で、値段に余裕は薄い 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 扶桑電通7505 防災ネットワークと顧客基盤は粘り強いが、受託開発へのAI代替と株式給付による希薄化を考えると安全域は乏しい 本質価値との差 +3.4% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 黒田グループ287A ニッチ製造の競争力と高い株主還元は評価できるが、デンソー依存と買収のれんを踏まえると今の評価には大きな安全域がない 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 シークス7613 車載を主力とする電子機器の受託製造会社。構造改革で利益は戻るが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段はやや割高 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 内外テック3374 半導体装置の部品商社。顧客が 1 社に偏り、利益率は 4% 台と薄い。利益で測った本質価値は今の時価総額の約 6 割で割高 本質価値との差 +2.5% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 神栄3004 中国から冷凍の野菜や調理品を輸入する神戸の老舗の商社。人手不足の厨房の需要は追い風だが、利幅は薄く借入は重い。銀行の株を除いた稼ぐ力で見て、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +1.2% · 10 年 適正(年 +10.7%) 適正 株式会社ワールド3612 稼ぎの重心が服の販売から裏方の受託へ動く途中。借金を抱えた今の値段は、その転換の成功をほぼ織り込む 本質価値との差 +1.0% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 トルク8077 建設用のボルト・ナットを卸す大阪の商社。持ち合い株と借入を抱え、ROE は 3% 台。株価は帳簿の 3 分の 1 だが、価値はそれをなお 2 割強下回る 本質価値との差 +0.8% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 北恵9872 関西の住宅資材卸。純現金が時価総額を上回るが、創業家の手元に眠り、本業の利益率は 1% 台にとどまる 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 東陽テクニカ8151 外国製の計測器と防衛・通信の自社ソリューションで稼ぐ技術商社。期ずれで振れる利益に山の水準を置かず、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 株式会社RYODEN8084 三菱電機の代理店として半導体とFA機器を売る商社。財布は厚いが稼ぐ力は細く、10年で見ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 0.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 セントラルフォレストグループ7675 東海の食品卸。現金は厚いが利益率は 0.8% と薄く、親の国分が握る限り現金は戻りにくい 本質価値との差 −1.3% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 メディアスホールディングス3154 全国展開の医療機器専門商社。売上3,000億円に対し営業利益率は0.6%と薄く、価値は今の時価総額の8割台半ば 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 KPPグループホールディングス9274 国内首位の紙の卸だが、稼ぐ力は薄く、買収は借金で進む。今の株価はやや割高と見る 本質価値との差 −1.9% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 アステナホールディングス8095 医薬の受託製造、化粧品・食品の原料、基板向けの薬品を束ねる複合企業。足元は化学品が最高益だが、借入が重く、利益は循環に左右される 本質価値との差 −2.4% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス3151 東北と近畿の医薬品卸。薄利の本業に、時価総額の半分ほどの保有株が乗る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 ナガイレーベン7447 堅い専業メーカーだが成長が乏しく、利益率も下がってきた。10 年の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 −2.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 オーウエル7670 塗料と車載部品の専門商社。本業は薄利で、持ち合い株が下値を支える。割安とまでは言えない 本質価値との差 −3.2% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 クリエイト3024 首都圏の配管資材を物流で運ぶ薄利の商社。利幅は 2% 台で資本コストに届かず、値段はほぼ適正 本質価値との差 −3.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 三菱商事8058 銅・LNGの追い風と原料炭・自動車の逆風が同時に進む。資源の山の利益をならした利益ベースの PER(10 年後の中立 11.8 倍)でも今の値段は遠く、割高 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 スターティアホールディングス3393 中小企業のITを支える継続収益には価値がある。ただし買収の成否とAI代替を考えると、現在の評価に十分な安全域はない 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社ワキタ8125 建機レンタルと不動産で堅実に稼ぐが、資本に対する利益が薄く、10年の価値は今の値段をかなり下回る 本質価値との差 −3.8% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 東北化学薬品7446 東北の工場と病院に薬品と検査試薬を届ける地域の専門商社。今期は利益が伸びたが粗利は薄く、値段はやや高い 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 オートバックスセブン9832 国内最大のカー用品網は堅いが、利益は薄く、買収と EV の賭けの成否も先だ。10 年の稼ぎに払う値段は、今はやや高い 本質価値との差 −4.7% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 長瀬産業8012 稼ぐ力は着実に上がったが、ROE は資本コストの近くにとどまる。今の株価はやや割高と見る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 No.13562 OA 機器と情報セキュリティ機器を中小企業に売る会社。買収で売上は伸びたが、借金が増えた。10 年で見ると、今の値段は割高寄り 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 カメイ8037 東北で石油と車を押さえる複合商社。利益は過去最高圏でも、中核の石油は縮み、貯めた資本が働いていない。 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 あいホールディングス3076 防犯カメラの高収益と厚い現金は本物だが、買収で増えた薄利の事業が重く、10年の価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 住友商事8053 非資源への転換は進むが、借金の利払い増が重い。資源の山をならした利益ベースの PER(10 年後の中立 12.2 倍)で測ると、今の値段はやや割高 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 東京エレクトロンデバイス2760 産業機器・車載に強い半導体商社。足元は急回復だが、薄利と在庫の重さを考えると、今の値段は10年の価値を上回る 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 株式会社TOKAIホールディングス3167 静岡の生活インフラ会社。LPガスの買収で人口減を打ち消せるかが、今の値段の分かれ目 本質価値との差 −7.1% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 株式会社立花エレテック8159 三菱電機系の技術商社。堅実だが薄利で、商権を握る仕入先に運命を預ける。10年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 ほくやく・竹山ホールディングス3055 北海道の医薬品卸で首位。現金と持ち合い株は厚いが稼ぐ力が薄く、本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −8.9% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 YKT2693 実装機の商社。足元の売上は倍増したが、稼ぐ力は薄く、10 年の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 ヤシマキザイ7677 JR に車両の部品を届ける日立系の専門商社。現金は時価総額を超えるが、半分は仕入先に払う金で、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −9.2% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 アセンテック3565 自社製品と官公庁向け販売には成長余地があるが、海外メーカー依存とAI代替を考えると、現在の株価には安全域が乏しい 本質価値との差 −9.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) やや割高 泉州電業9824 独立系で国内最大手の電線商社。厚い純現金は強みだが、利益には銅高のかさ上げが混じり、今の値段は割高に見える 本質価値との差 −10.3% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 Cominix3173 超硬工具の老舗商社。買収で売上は4割増えたが、営業利益率は2%台。10年で測ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −10.8% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 シモジマ7482 包装資材の堅い卸だが、ROE は資本コストに届かない。10 年で見ると今の値段はやや割高と見る 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 株式会社コメダホールディングス3543 喫茶店チェーンの本部として堀は本物。ただ 10 年の価値は、今の時価総額を 2 割ほど下回る 本質価値との差 −11.5% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 メディパルホールディングス7459 国内最大の薬の卸。堅い事業だが利幅は薄く、今の値段は本質価値とほぼ並ぶ 本質価値との差 −12.1% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 木徳神糧2700 コメ価格の高騰で積み上がった利益は一過性。卸の薄い利益率に戻る前提で見ると割高 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 カノークス8076 トヨタ向けを軸にした鋼材の専門商社。堅いが利ざやは薄く、借入も重い。10年で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −12.3% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 清和中央ホールディングス7531 大阪と関東で鋼材を在庫して届ける独立系の問屋。現金と土地は厚いが、稼ぐ力が資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −12.4% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 ミスミグループ本社9962 meviy・VONAの切替コストを強い堀とみても正当化PERは18〜22倍が上限で、今のPER25.5倍・PBR2.71倍はやや割高に見える 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 株式会社レスター3156 ソニー製センサーに強い半導体商社。AI 特需で利益は増えるが薄利のまま。10 年の価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.2%) やや割高 岩谷産業8088 縮むLPガスの首位に、水素という大きな賭けが乗る。資本をどれだけ稼ぎに変えられるかが、値段の分かれ目だ。 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 西華産業8061 三菱重工の原子力代理店が土台を固めたが、商社の利益に払う値段としては10年で見て割高寄り 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 オーウイル株式会社3143 飲料向けの食品原料を扱う専門商社。利益は過去最高だが利益率は薄く、主力顧客への依存もあり、今の値段は割高 本質価値との差 −13.4% · 10 年 やや割高(年 +6.5%) やや割高 たけびし7510 三菱電機系の技術商社。堅実だが薄利で、10年で測ると今の値段は割高寄り 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アルコニックス3036 製造で稼ぐ非鉄金属商社だが、ROE は資本コストに届かず、今の値段は先の成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社日伝9902 稼ぐ力は堅いが資本の効率は資本コストに届かず、10年後の価値は今の時価総額を下回る見立て 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 昭栄薬品3537 花王の油脂化学品を扱う大阪の小さな商社。稼ぎは薄く、花王株の配当が利益の2割を支える。今の値段はやや高い 本質価値との差 −13.8% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 トーメンデバイス2737 サムスンのメモリを国内で一手に売る商社。今期の利益は価格の山で、10年で見れば今の値段は割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +7.5%) やや割高 山善8051 山善は機械工具商社の中でも利益が薄く、強い堀を認めにくい。純現金は厚いが、利益で測ると今の値段には届かない 本質価値との差 −14.4% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 株式会社スズケン9987 売上2.5兆円の医薬品卸。薄利で10年の利幅は細るが、厚い現金と還元姿勢が下値を支え、値段は適正圏 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 アルフレッサホールディングス2784 国内2位の薬の卸。利幅は薄いが厚い現金が支え、今の値段はやや割高 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 高千穂交易2676 セキュリティ事業の質は高いが、最高益の続きを先取りした今の値段は重い 本質価値との差 −15.9% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 丸文7537 半導体と防衛・宇宙機器を売る電子商社。配当方針の転換は追い風だが、資本に比べて稼ぎが薄く、今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 サンリオ8136 ハローキティ一本足からクロミ等の多角化とライセンス収益化へ進むが、2026年3月期の報酬不正も経て、物価込みで利益から積むと今の高いPBRはその先の成長をすでに織り込み、総合は割高 本質価値との差 −16.3% · 10 年 やや割高(年 +6.6%) やや割高 フォーバル8275 中小企業との継続取引と厚い純現金は魅力だが、人的支援のAI代替を考えると現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −16.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 三愛オブリ8097 縮む石油を、羽田など7空港の給油施設の収入が支える会社。航空の外から稼ぐ力が育つかで、値段は決まる。 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 三栄コーポレーション8119 無印良品の家具・雑貨を作って納める商社。売上の半分を1社に頼り、値段の主導権は持てない。今の値段はやや割高 本質価値との差 −18.1% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 モリト9837 服飾資材の小さな部品で稼ぐ堅実な会社。ROE は資本コストの手前で、10 年の価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −18.5% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 リリカラ9827 壁紙とカーテンの老舗卸。見本帳の網は残るが、新築の細りと薄い利益率で、TKP傘下でも資本コストを稼ぎきれない 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 高島8007 建材を軸に産業資材と電子部品を持つ専門商社。稼ぐ力は資本コストの手前で、配当は利益をほぼ使い切る。計画が届いても今の値段は安全域に乏しい 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 三谷産業8285 資産は厚いが、本業の利益率は薄く、政策保有株は株主に戻りにくい。10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ニチモウ8091 水産物の仕入れと販売が稼ぎの大半で、借金は運転資金。ROEは資本コストを下回り、今の値段は割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 三井物産8031 鉄鉱石・LNG・原油など資源比率の高さが強みと弱みを増幅する。資源の山の利益をならした利益ベースの PER(10 年後の中立 11.8 倍)では今の値段は遠く、割高 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 大丸エナウィン9818 LPガスは縮み、在宅医療が補う。純現金はあるが戻り方が弱く、10年の稼ぐ力で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 伊藤忠エネクス8133 縮むガソリンとLPガスに、安定した利益で耐える親子上場会社。成長の筋が細く、今の値段は先に向けて割高だ。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 OCHIホールディングス3166 現金は厚いが、その大半は仕入先からの預かりに近い。住宅の数量は細り、名目の利益は横ばい。10 年で見ると、今の値段にはやや届かない 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ハピネット7552 玩具と景品くじの卸で、カプセルが新しい柱。ヒットの追い風を織り込んだ今の値段は高い 本質価値との差 −21.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 アゼアス3161 デュポンの防護服を国内でほぼ一手に扱う商社。防護服はよく稼ぐが、本社の費用と細る衣料資材が利益を削り、値段は高い 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 テンポスホールディングス2751 厨房機器と外食の二本立てで規模は伸びるが、利益率が薄く、10 年の本質価値は今の時価総額の 5 割ほどにとどまる割高 本質価値との差 −22.1% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 サンワテクノス8137 独立系の電子・FA商社。AIと半導体装置の追い風は本物だが、薄利で資本効率は資本コストに届かず、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −22.7% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 コスモ・バイオ3386 海外の研究用試薬を大学や製薬の研究者へ届ける輸入商社。現金と有価証券が時価総額に迫るが、本業の稼ぎが細く、10 年の価値は今の値段にやや届かない 本質価値との差 −23.0% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 ポエック9264 買収で製造の子会社を束ねた技術商社。転換社債で株が 3 割増え、少数株主の取り分は薄い 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 リョーサン菱洋ホールディングス167A ルネサスとの契約終了が示した商権の弱さ。AI関連の商機は残るが、長期の収益力から見るとやや割高 本質価値との差 −23.2% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ムーンバット8115 洋傘首位の服飾雑貨の卸。日傘の追い風はあるが値決めの力が弱く、資本コストを超える稼ぎが続くと見にくい 本質価値との差 −24.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 キヤノンマーケティングジャパン株式会社8060 複合機卸売からITサービス企業への転換は本物だが、今の株価はその成功をすでに前提にしている 本質価値との差 −24.1% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 キムラ7461 北海道の住宅資材とホームセンターの老舗。土地と店は厚いが、縮む市場で借金をして店を増やし、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −25.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 デンキョーグループホールディングス8144 家電と日用品の企画卸。資産は時価総額の 3 倍あるが本業は薄利で、利益から見た 10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 サトー商会9996 仙台の業務用食品卸。財務は盤石だが稼ぐ力は薄く、現金の厚みを織り込んでも今の値段は高め 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 MERF3168 銅の値上がりで今期は大きく稼いだが、通して見れば利幅の薄い仲介業。借金も重く、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 −26.9% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 タビオ2668 「靴下屋」を展開する靴下の専門店。日本製の品質は強みだが、地方の店が細り、利益率は過去の山に遠い 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 ジーデップ・アドバンス5885 NVIDIAのGPUサーバーを国内の企業・大学に届ける小さな専門商社。成長は本物だが、仕入先に握られる商売で、今の値段は10年先まで織り込みすぎ 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 ナイス8089 建材卸と不動産分譲の会社。純資産の4割弱で値が付くが、稼ぐ力は資本コストに届かず、利息も重い 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +7.6%) やや割高 中部水産8145 名古屋の魚市場の最大の荷受。本業の稼ぎは細く、価値の多くは持ち合いの株と現金に眠る 本質価値との差 −27.5% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 BuySell Technologies7685 買取の拡大力は本物だが、利益の高さは平常の姿ではない。10年の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −27.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ユニソルホールディングス7128 売上1,590億円でも営業利益率は2%。純現金は厚いが稼ぐ力は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −28.2% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) 割高 タキヒヨー9982 しまむらに4割を握られた老舗の衣料卸。立て直しは本物だが、資本効率に対して今の値段は高い 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 三共生興8018 資産は厚いが稼ぐ力は低く、本質価値は今の値段を大きく下回ると見る 本質価値との差 −32.5% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 植松商会9914 仙台の機械工具の専門商社。堅実だが利益率は1%台で、配当で報いる地味な会社。割高と見る 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 オルバヘルスケアホールディングス2689 中四国の医療機器卸が、関東の心臓カテーテル商社と一緒になった。利益は薄く、株数は倍近くに増え、今の値段は統合の期待を先取りしている 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 伯東7433 AIの追い風で利益は戻るが、薄利の商社に高い値は付けにくい。10年で見ると今の値段は割高 本質価値との差 −34.1% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 株式会社高速7504 崩れにくい食品包装の商社だが、10年の増益と高い倍率を先取りした値段で、割高に見える 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ヤマシタヘルスケアホールディングス9265 九州の病院に医療材料を届ける老舗の卸。堅いが利幅は1%強と薄く、今の値段は本質価値を上回る 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 シンデン・ハイテックス3131 メモリー価格の急騰で利益が跳ねた半導体商社。山の利益に値段がついており、10年の価値は大きく下回る 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 東京産業8070 火力・原子力の保守は堅いが、資本効率は資本コストに届かず、純利益17億円の計画に対し時価総額は割高寄り 本質価値との差 −35.3% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 横浜丸魚8045 横浜の魚市場の荷受。本業の利益は薄く、時価総額を上回る保有株の配当が稼ぎを支える 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 サンリン7486 長野の LPG・石油の販売店。帳簿と持ち合いの株は厚いが、細るエネルギーで ROE は 3% 台 本質価値との差 −36.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 スズデン7480 オムロン製品などを売る独立系のFA商社。半導体装置向けの受注急増で今期の利益は6割増の予想だが、山の利益に高い値は付けられず、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 小津産業7487 AI 関連の需要で利益は上向くが、稼ぐ力に比べて現金と株が厚すぎ、その戻りが限られる。10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 日邦産業9913 AI向け半導体の追い風は本物だが、儲けの薄い成形・商社の会社に今の値段は先を読みすぎている 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 タカショー7590 庭とエクステリアの老舗だが資本の稼ぎは資本コストの半分。帳簿の半値でも割安とは言えない 本質価値との差 −39.0% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 中山福7442 フライパンや収納用品をホームセンターへ届ける卸。資産は厚いが本業の稼ぎが細く、割高 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 栄電子7567 半導体装置向けの電子部品商社。受注の急回復は本物だが、薄利で資本効率は資本コストに届かず、今の値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 Misumi7441 南九州の石油・LPガス・KFCを束ねる地場の複合企業。資産は厚いが稼ぎが薄く、10年では今の値段に届きにくい 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ミツウロコグループホールディングス8131 利益の8割を電力が稼ぐLPガス商社。電力の好調は続かないと見て、今の値段はかなり割高だ。 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 UEX9888 ステンレス専門の商社。相場の山で稼ぎ、谷で削られる。借金と在庫を引くと、今の値段は割高とみる 本質価値との差 −40.9% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 太平洋興発8835 釧路の炭鉱会社の名残を抱えた複合企業。資産は厚いが稼ぐ力が細く、借金の利払いが重くのしかかる 本質価値との差 −41.1% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シャルレ9885 訪問販売の女性下着。本業は20年縮み赤字だが、手元の金融資産は時価総額を上回る。現金が赤字と買収に消える分、それでも割高 本質価値との差 −42.1% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 東邦ホールディングス株式会社8129 国内 4 番手の薬の卸。利幅は同業で最も薄く、資本効率も低い。争いの話題を除けば、今の値段は本質価値を上回る 本質価値との差 −42.6% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 ヤマタネ9305 コメ卸・物流・不動産の三本柱は堅いが、借金と低い資本効率で、10 年の本質価値は今の時価総額の 5 割ほどにとどまる割高 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 日本紙パルプ商事8032 紙の国内市場は縮み、海外買収はまだ稼げていない。稼ぐ力に比べて今の値段は高いと見る 本質価値との差 −44.6% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 大光3160 岐阜・愛知の飲食店に食材を届ける業務用食品卸と、プロ向けの店「アミカ」。売上は伸びるが利益は 1% に満たず、借金も重く、今の値段は高い 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 シナネンホールディングス8132 縮む燃料の家庭・法人向け販売に、建物維持管理が育つ。稼ぐ力は資本の厚みに追いつかず、今の値段は割高だ。 本質価値との差 −45.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 ツカモトコーポレーション8025 着物と制服の老舗の商社だが、稼ぎは東京のビル2棟の賃料と銀行株の配当。資産は厚いが株主に届かず、割高とみる 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 正栄食品工業8079 製菓原料の老舗商社。堅実だが稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段は先取りしすぎ 本質価値との差 −45.6% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 コンセック9895 穴をあけ、切る機器と工事で稼ぐ地味な会社。資産は厚いが稼ぐ力が細く、利益の割に値が付きにくい 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 ヨンキュウ9955 餌と稚魚で稼ぐ宇和島の養殖専門商社。利益の9割は餌から出る。積んだ現金は、株主に戻らない分を割り引いて見る 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 レダックス7602 中古車買取「カーチス」の会社。親会社の下で立て直し中だが、薄利の乱戦で稼ぐ力は弱く、現金も戻りにくい 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ハイパー3054 中小企業向けのPC販売とアスクルの代理店。Windows10の入れ替えの山を越え、薄利の再販に戻る。資本コストに届かず、値段は高い 本質価値との差 −53.7% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 北沢産業9930 外食の厨房を支える老舗の卸。資産は厚いが本業の稼ぎが細く、資本が眠ったままで割高 本質価値との差 −53.8% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 株式会社モスフードサービス8153 モスバーガーの店網は堅いが、利益は実質で伸びない会社。10 年の値打ちは今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 NaITO7624 工具の問屋として売上は大きいが、取り分は1%前後。親会社の下で資本は寝たままで、今の値段は割高 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 コパ・コーポレーション7689 実演販売という個性はあるが、黒字の持続と在庫の現金化は未証明であり、長期の適正価値に対して割高とみる 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 BRUNO3140 ホットプレートとギフトのブランドは残るが、収益の再現性と親会社への資本流出を考えると安全域が足りない 本質価値との差 −56.1% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 築地魚市場8039 豊洲の水産大卸。本業の卸はほぼ損益ゼロで、利益は冷蔵倉庫頼み。借入も重く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −58.4% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 INEST7111 電話と店頭で宅配水や携帯、電気を売る取次の会社。本業はほぼ赤字で、人の手で売る営業はAIに置き換わりやすい。割高 本質価値との差 −58.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 大田花き7555 日本一の花の市場を担う卸。立地は強いが、国内の花の消費は細り、稼ぎは資本コストの半分に届かない。今の値段は割高 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 ムラキ7477 給油所向けカーケア卸は、縮む市場で現金だけが厚い会社。稼ぐ力は資本コストに届かず割高と見る 本質価値との差 −60.9% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 平和紙業9929 色と風合いの特殊紙に強い老舗の紙卸。純資産は厚いが本業はほぼ稼がず、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −4.1%) 割高 アイスコ7698 アイスと冷凍食品の卸。売上は伸びるが営業利益率は 1% 台。借金が増え、薄利の割に株価は高い 本質価値との差 −66.7% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 横浜冷凍2874 冷凍食品の保管で稼ぐ堅い本業。ただ借金で建てた倉庫の利回りは資本コストに届かず、今の値段は大きく割高 本質価値との差 −67.9% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 レカム3323 ASEAN で LED と AI サーバーを売る商社に化けつつあるが、借金と希薄化が重く割高 本質価値との差 −70.1% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 東邦レマック7422 靴の卸は縮み続け、不動産への転身は借入頼み。資産は厚いが稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 共同紙販ホールディングス9849 日本製紙の系列にある東京の洋紙卸。無借金で現金は厚いが本業は収支ゼロに近く、今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −70.4% · 10 年 割高(年 −4.9%) 割高 新都ホールディングス2776 金属スクラップの買収で売上は5倍になったが、利益の半分は子会社の少数株主に流れ、借金も膨らんだ。今の値段は先の成功を払い過ぎている 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 太洋物産9941 牛肉・鶏肉と農産物を輸入する小さな専門商社。薄い利ざやを借入で回す構造で、金利の上昇が利益を食う 本質価値との差 −72.5% · 10 年 割高(年 −6.3%) 割高 横浜魚類7443 横浜の中央卸売市場の魚の荷受。売上の1%しか営業利益が残らず、市場を通る魚は細る。10年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −74.1% · 10 年 割高(年 −6.4%) 割高 Bitcoin Japan8105 老舗の繊維卸が AI 出資とロボットに賭ける。本業は赤字で、増資の希薄化が重い 本質価値との差 −83.6% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 創健社7413 自然食品の老舗だが、利益率は 1% にも届かない。稼ぐ力に比べて今の値段は極端に高い 本質価値との差 −83.8% · 10 年 割高(年 −12.2%) 割高 ビューティカダンホールディングス3041 葬儀の生花祭壇と生花卸の小さな会社。赤字に転落し、稼ぐ力に比べて今の値段は高い 本質価値との差 −86.9% · 10 年 割高(年 −10.8%) 割高 ナガホリ8139 金高の追い風で利益が跳ねた宝飾メーカー。株価は物言う株主の思惑まで織り込み、事業の価値を大きく上回る 本質価値との差 −86.9% · 10 年 割高(年 −13.4%) 割高 イメージ ワン2667 売上は縮み、現金は燃え、新規事業を次々に掲げる。体力の差し引きでは割高 本質価値との差 −87.4% · 10 年 割高(年 −11.0%) 割高 日本製麻3306 麻袋の老舗はいま、パスタとレトルトで食べる。営業赤字の小さな会社に、今の値段を支える稼ぐ力はまだない 本質価値との差 −89.4% · 10 年 割高(年 −13.7%) 割高 アートグリーン3419 胡蝶蘭の流通網は十年後も残るが、薄い利益と還元不足を考えると現在の時価総額は割高である 本質価値との差 −89.9% · 10 年 割高(年 −14.5%)

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読んだ資料

  1. ミクリード「事業計画及び成長可能性に関する事項」(2026年6月17日)
  2. ミクリード「2026年3月期有価証券報告書」(EDINET提出資料)
  3. ミクリード「2027年3月期第1四半期決算補足説明資料」(2026年7月30日)
  4. 経済産業省「飲食関連産業の動向(フード・ビジネス・インデックス2025年)」
  5. 総務省統計局「個人企業経済調査」

分析日 2026-10-22