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アルピコホールディングス 297A

信州の生活インフラと山岳観光に堀があり、株価は適正圏。ただし重い借金と設備更新負担を考えると、十分な安全域はない

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)266 円184 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)208 円144 億円差 +27.7%
10 年後から見ると やや割安 価値 266 円184 億円 · 差 +27.7% · 期待の年率 +10.9%
期待の年率リターン(10 年)+10.9%資本コスト比 +2.9 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約13.8%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

アルピコホールディングスは、長野県で食品スーパー、バス、鉄道、タクシー、ホテル、不動産を営む地域複合企業である。筆者の結論は「適正」だ。観光交通の強みを評価した10年後の本質価値は現在の時価総額を約9%上回るが、長く保有する株主が十分な安全域を得られるほどの差ではない。

この会社を単なる地方スーパーとして扱うと、価値を見誤る。2026年3月期の売上高では流通事業が約73%を占めるが、営業利益では運輸事業が流通事業を上回る。805台のバス・タクシーと上高地線を持ち、上高地、白馬、乗鞍などへの観光客を運ぶ力が利益の柱になっている。地域住民の人口が減っても、国内外から訪れる旅行者が増えれば、地域の交通網はむしろ価値を高められる。

堀、つまり競合が容易に奪えない強みは、主要観光地への輸送体制、運行許認可、土地勘、自治体との関係、沿線施設との接点にある。ただし、その堀が会社全体を覆っているわけではない。デリシアはツルヤなどと日常的に価格競争をし、ホテルは改装を続けなければ客を失う。2026年3月期は増収増益だったが、2027年3月期の会社予想は営業減益である。

最大の問題は、利益を得るために多くの資本を使い続ける点だ。純有利子負債は約188億円と時価総額を上回り、2026年3月期の設備投資は約54億円、減価償却費は約31億円だった。物価上昇は運賃や宿泊単価を押し上げる半面、バス・店舗・ホテルの更新価格も引き上げる。10年間の価値は、観光需要の成長そのものより、その成長から借金と設備投資を差し引いた後に、普通株主の利益がどれだけ残るかで決まる。

2036年の中立では、売上高は約1,440億円まで増えるものの、純利益の伸びは緩やかにとどまる。人口減少と食品スーパーの薄い利益率が、観光の成長を相殺するためである。地域交通には買収されにくい強みがあるが、株主が自由に使える現金には限りがある。現状では魅力のある事業を適正な値段で保有する構図であり、大幅な割安さを主張するには材料が足りない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で最初に評価すべきは、10年後も必要とされる事業を持っていることだ。食料品の購入、地域内の移動、観光地へのアクセス、宿泊は、流行の技術が変わっても消えにくい。特に上高地のようなアクセス制約のある観光地では、交通事業者が蓄積した運行体制と地域の信頼が価値を持つ。アルピコは、長野県の暮らしと観光を支える仕組みの一部を所有している。

しかし、必要な事業であることと、株主に十分な利益をもたらすことは違う。生活路線を維持するには社会的な責任が伴い、食品スーパーは競争が激しく、ホテルは定期的な改装を要する。交通網や建物が古くなれば、過去の利益の一部は更新投資として出ていく。会計上の減価償却費だけを差し引いた利益を、そのまま株主が自由に使える現金と考えることはできない。

経営が余った現金をどこに配分するかも重要だ。地域企業の買収は、既存の物流網や観光事業と組み合わせることで価値を生み得る。一方、資本コストを下回る収益しか得られないホテルや不動産を増やせば、売上が伸びても株主価値は増えない。会社はROIC、つまり投下した資本に対してどれだけ利益を生むかを重視すると説明しているが、その判断の成果を長期間の数字で検証する必要がある。

もう一つの注意点は、時価総額だけを見た安さに引きつけられないことだ。純有利子負債が現在の時価総額を上回り、普通株とは別に優先株主の権利も存在する。借入金の借り換えが進み、観光交通の稼ぐ力が安定し、更新投資後の現金が増えるなら、この会社の価値は一段高まる。反対に利益の大半が設備と利息に吸収されるなら、事業が続いても普通株の価値は伸びない。

筆者が重視するのは、次の好況期に営業利益がどこまで伸びるかより、通常の観光需要の年にも十分な現金が残るかだ。その点でアルピコは注目する価値のある地域企業だが、現時点の値段には大きな安全域があるとは言い切れない。

何で稼ぐ会社か

売上の中心は、デリシアなどを運営する流通事業である。2026年3月末時点で食品スーパー61店舗、ドラッグストアを含め62店舗を展開する。食品スーパーは客が購入した商品の代金が収益となるため、店数、来店客数、買上点数、客単価が売上を決める。利益率は約2%と薄く、商品価格を引き上げても、仕入れ価格や人件費の上昇をすべて吸収できるわけではない。移動スーパー「とくし丸」、ネットスーパー、独自の会員基盤は、高齢化した地域で生活の接点を維持する役割を担う。

収益性で目を引くのは運輸事業だ。アルピコ交通とアルピコタクシーは、長野県内の市街地交通に加え、上高地、白馬、乗鞍などへの観光路線、高速バス、貸切バス、鉄道を運行する。2026年3月期の運輸事業売上高は約142億円、営業利益は約21億円だった。上高地・乗鞍・白骨温泉方面の観光路線の乗降客数は前年度比約8%増え、白馬方面も好調だった。乗客数と運賃が売上の中心であり、観光地へのアクセスが限られることが、通常の市街地バスとの大きな違いになる。

観光事業はホテル・旅館6施設、660室に加え、サービスエリア4施設、旅行手配、ゴルフ場、キャンプ場などを持つ。ホテルブエナビスタ、翔峰、諏訪別邸朱白、上高地ルミエスタホテルなどでは、宿泊した部屋数と客室単価が基礎となる。2025年に再開した朱白や上高地ルミエスタホテルの改装は、客単価を高める実例である。ただしホテルは宴会や飲食の収入も大きいため、宿泊単価だけで全体の売上を説明できない。

不動産事業は蓼科・原村周辺に約949万平方メートルの別荘地を抱え、松本駅前のアルピコプラザビルや白馬八方バスターミナルなどを賃貸する。賃料と別荘地の分譲・管理、改修工事が収入源である。保険・リース、ETC関連などの小規模なサービス事業もある。さらに2026年には、白馬のホテル不動産を保有するハーベストと、広告・デザイン制作を手掛けるMAG・MAGを取得した。後者はAIによる制作業務の代替にさらされるため、既存の交通・宿泊事業と同じ成長性では評価できない。

同じ利用者がスーパーで買い物をし、バスで移動し、ホテルに泊まる構図は魅力的だ。しかし事業間の送客効果は、会社全体の利益を大きく押し上げたと確認できるほど数字で示されていない。複合企業であることを理由に、個々の事業の利益を高く評価するのは早い。

優良さと弱いところ

最も強い堀は観光交通にある。上高地は自家用車の乗り入れに制約があり、観光客は公共交通や許可された交通手段を利用する。こうした場所で安全な輸送能力と運行実績を築くには、車両を買うだけでは足りない。運転手、営業所、運行管理、許認可、自治体や観光施設との調整が必要になる。バスとタクシーを合わせた長野県内最大規模の車両網は、繁忙期の輸送力確保にも役立つ。

ただし、路線の強さと利益の独占は別である。生活路線は人口減少で乗客が減り、行政からの委託や補助、路線整理を要する。観光路線でも天候や災害に左右される。運賃改定は実際に行われているが、すべてのコスト上昇を自由に転嫁できるわけではない。価値の高い観光路線が不採算の生活交通を支える構造も、株主の取り分を考えるうえでは見落とせない。

流通事業の地域ブランドは一定の顧客基盤を持つが、価格決定力は強くない。会社自身が2026年3月期の説明資料で、競合への対応から仕入原価の上昇をすべて価格転嫁するのは難しいと述べている。ツルヤは独自商品を武器に、店舗数で劣りながらアルピコの流通事業を上回る売上規模を持つ。デリシアの店舗網は参入障壁ではあるものの、持続的な高収益を保証するほどではない。

資本効率は回復途上である。コロナ禍には赤字が続いたが、観光需要の回復と運賃改定によって営業利益率は2026年3月期に3.6%まで改善した。一方、過去6年間のROE中央値は4.8%にとどまり、直近の高いROEだけを10年先まで伸ばすべきではない。自己資本比率26%、純有利子負債約188億円という財務は、地域インフラの安定性とは裏腹に、株主にとって余裕が大きいとは言えない。

会社全体の堀は「普通」と判断する。観光路線の立地優位は強いが、食品小売、ホテル、旅行手配の競争がそれを薄める。長く残る事業ではあっても、再投資資本が資本コストを継続的に大きく上回る会社だという証拠は、まだ不足している。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内食品スーパーの数量需要は人口に強く結びつく。長野県では人口減少と高齢化が進み、10年先には食料品を購入する人数そのものが今より少なくなる可能性が高い。物価上昇による客単価の増加は売上を支えるが、買上点数の減少や安い商品への移行が起きれば、利益は同じようには増えない。デリシアは総菜や少量商品、移動販売に活路を見いだす一方、ツルヤ、イオン系店舗、綿半、原信、A・コープなどと地域ごとに競う。

市場規模を厳密に切り出した県内食品スーパーの統一統計は確認できないため、人口約200万人と、住民1人当たり年間27万~37万円程度の食品スーパー利用額から、実質で年間約5,500億~7,500億円を暫定的な物差しとする。アルピコの流通事業の売上をこれに対応させると、県内市場に対する売上規模は約10~14%となる。ただしドラッグストアや一部県外売上などを含む概算であり、正式な市場シェアではない。競合ツルヤの2025年売上高は約1,540億円で、長野県内37店舗、群馬県内6店舗を展開していた。県内売上を店舗数で単純按分すれば約1,325億円となるが、店舗ごとの売上差があるため参考値にとどめる。今後10年は店舗数の純増より、既存店の客数と地域シェアを守れるかが焦点になる。

一方、山岳観光は県内人口だけでは決まらない。2025年の長野県の延べ宿泊者数は約1,905万人泊であり、首都圏や海外からの来訪が需要を作る。仮にアルピコの660室が年間65%稼働し、1室平均1.5人が宿泊すると、約23.5万人泊となる。県全体の約1.2%に相当するが、施設構成も宿泊統計の対象も異なるため、厳密なシェアではない。ホテルの競合には共立メンテナンス、星野リゾート、地元旅館、外資系を含む多数の宿泊事業者がある。会社の優位性は県全体の客室供給量ではなく、特定の観光地に立地する施設と輸送網を組み合わせられることにある。

交通市場も一般路線、高速バス、観光バス、鉄道、タクシーでは競争条件が違う。アルピコは県内でバス397台、タクシー408台を保有し、車両規模では有力だが、県内交通売上全体の確かなシェアは開示されていない。長電バス、JR東日本、しなの鉄道、JRバスなどが路線や移動目的によって競合する。自家用車への依存、運転手不足、燃料価格と運賃規制が供給を制限する一方、上高地などでは輸送能力そのものが希少になる。

筆者は食品スーパーの実質需要を緩やかな縮小、地域生活交通を縮小、観光交通と高付加価値ホテルを成長領域とみる。物価3%が10年続く前提では商品や宿泊料金の名目単価は上がるが、人件費、電気代、設備更新価格も上がる。自動運転は長期的に交通の費用を下げ得るものの、山岳路線の安全運行を短期間で無人化できるという前提は採用しない。旅行手配や広告制作は対照的に、AIエージェントによる中間業務の代替が先に進むと考える。

資本政策と M&A

中期経営計画(2025~2027年)は、M&A、地域内での事業拡大、既存店改装、観光施設の高付加価値化を重視している。統合報告書2026では、計画を毎年度更新するローリング方式が説明されている。公表された計画概要には、2027年度末の売上高、営業利益、ROEについて固定された定量目標の約束はなく、配当性向、DOE、総還元性向、自社株取得額についても中期計画としての数字の約束はない。これとは別に、2027年3月期の単年度会社予想は売上高1,100億円、営業利益37億円、純利益16億円である。

還元は安定配当が基本で、2026年3月期の普通株への配当は総額約3.5億円、配当性向18.2%だった。2027年3月期も同程度の配当を予定する。2026年には自己株式約209万株を取得したが、利益の過半を継続的に還元する実績にはまだ至っていない。2026年3月期末からはスーパー・ホテル共通の優待券と鉄道乗車券による株主優待を開始した。利用率と原価が未開示のため、年間費用を概算0.1億~0.3億円とし、10年の還元にはその継続分を含めている。

投資の大きさには注意が必要だ。2026年3月期の設備投資は約54億円、減価償却費は約31億円、フリーキャッシュフローは約9億円だった。減価償却は過去の取得価格で計上されるが、新しく購入するバスや建て替える建物の値段は物価とともに上がる。中立では10年後の年間減価償却を約39億円、維持更新を含む設備投資を約60億~70億円と考える。会計上の利益が増えても、設備更新を差し引いた現金が同じだけ増えるとは限らない。

2026年にはハーベストとMAG・MAGを買収した。さらに同年9月には、既存借入の借り換えを含む90億円のシンジケートローンと、観光・不動産開発向け25億円の借入を開示した。115億円すべてが純増借入という意味ではないが、銀行への依存は続く。資本配分を評価する基準は、買収件数や売上の拡大ではなく、取得後の営業キャッシュフローが更新投資と借入利息を上回るかどうかである。

なお、普通株とは別に非上場のB種優先株式288万6,000株がある。年率2%の優先配当は年間約0.58億円、残余財産に対する優先分配額は約28.9億円である。普通株への転換権は削除されており、潜在株式としての希薄化要因ではないが、清算時に普通株主が受け取れる資産を減らす。10年の利益見積もりでは優先配当を考慮し、悲観の資産価値では優先分配額を控除した。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

アルピコの価値は、地方スーパーの薄い利益率だけを見ていてはわからない。上高地、白馬、乗鞍を訪れる観光客は長野県の住民人口とは別の需要であり、国内外の所得と旅行行動が交通・宿泊収入を支える。2026年3月期には上高地・乗鞍・白骨方面のバス利用が増え、運輸事業の営業利益は流通事業を上回った。ホテルでも朱白などの改装により客室単価を高めた実績がある。これらは、値上げを受け入れる顧客が実際に存在する証拠である。

長野県内最大規模のバス・タクシー車両網は、主要観光地への輸送能力を高める。自然保護のため乗り入れを制限する地域では、交通事業の許認可と運行体制が参入障壁となる。ホテル、旅行、交通、不動産を一体運営する強みが、送客や繁忙期の稼働率改善に表れる可能性もある。デリシアでは総菜強化型の店舗や移動スーパーが、高齢化の中で客数を守る手段になり得る。

中期経営計画に沿って借入を生産性の高い設備へ投じ、運賃改定と宿泊料金の引き上げが進むなら、2026年3月期の収益性はまだ通過点となる。借金が減る過程では利益だけでなく、財務の安全性も改善する。今の株価には、こうした観光交通の長期的な価値が十分反映されていない可能性がある。

慎重な見方

地域に不可欠なサービスだからといって、その利用者が十分な料金を払えるとは限らない。長野県の住民人口が減る中、生活路線には維持費がかかり、食品スーパーではツルヤなどとの競争が続く。価格を引き上げても仕入れや人件費を完全には転嫁できないことを、会社自身が認めている。売上の大半を占める流通事業の利益率が低い限り、全社の成長余地には限界がある。

観光事業も強い競争と設備更新負担を抱える。運輸事業の好調には天候に恵まれた効果があり、災害、感染症、景気後退によって旅行者は減り得る。ホテルの改装は単価を上げるが、そのために借金と現金を使う。バス397台、タクシー408台、ホテル660室という大きな事業基盤は、需要が強い時には利益を生む一方、稼働率が落ちた時にも維持費を要する。

2026年3月期の純有利子負債は約188億円で、借り換え金利が上がれば利益が減る。設備投資も減価償却費を大きく上回った。上場以降の還元方針は安定配当が中心で、利益を十分に株主へ戻す明確な数値目標はない。非上場B種優先株式の権利を考えると、帳簿上の自己資本をすべて普通株主の資産とみなすのも危険である。事業の規模は大きくても、少数株主が手にする現金は想像より少ないかもしれない。

どちらに重みを置いたか

観光交通の許認可と立地には実在する堀があり、事業の存続確率は高い。ただし、それが食品小売とホテルの薄い利益率、借金、更新投資を全面的に補うとは限らない。2026年の増収増益に対して2027年の会社予想は減益であり、強い改善を直線的に延ばす根拠は弱い。確率は上側28%、下側37%と慎重側をやや厚くした。中立の成長と観光の上振れを評価すると適正価値は現在の時価総額を約9%上回るが、資本集約性を考えると十分な割安さには達していない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 484 円335 億円(+ 還元の換算額還元の合計 61 円42 億円)。 今の値に割り戻すと 266 円184 億円、今との差 +27.7%、 期待の年率 +10.9%(資本コスト 8.0%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 10% 1,131 円784 億円 144 円100 億円 +513.1% +22.0% 128 円88 億円
やや楽観 18% 723 円501 億円 94 円65 億円 +292.5% +16.0% 147 円102 億円
中立 35% 476 円330 億円 58 円40 億円 +156.5% +10.6% 187 円129 億円
やや悲観 24% 241 円167 億円 35 円24 億円 +32.6% +3.1% 66 円46 億円
悲観 13% 124 円86 億円 10 円7 億円 −35.5% −4.4% 17 円12 億円
加重平均100% 484 円335 億円61 円42 億円 +161.9% +10.9% 545 円378 億円

今の株価時価総額 208 円144 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 10% 山岳観光を広げ、価格と稼働率をともに高める 利益 51 億円 · PER 13.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1,131 円784 億円

上高地と白馬を訪れる国内外の観光客が増え続け、アルピコのバス・タクシー網は主要観光地への輸送を担う地位をさらに強める。観光路線の乗客数が増え、繁忙期の供給力不足を解消することで、単なる値上げに頼らない売上拡大が実現する。貸切、高速、観光路線間の車両配置も効率化される。運賃改定が人件費と燃料費を上回る効果を生み、運輸事業の利益率が改善する。

ホテルでは朱白や上高地ルミエスタホテルの改装成功が他施設にも広がる。新たな施設の取得や既存施設の増室が進み、宿泊者数と客室単価の双方が伸びる。デリシアは総菜と独自商品を強化し、ツルヤなどとの競争の中でも客数を保つ。食品スーパーは県内人口減少を商圏拡大とシェア上昇で補い、薄いながらも利益率を改善する。

ハーベストなどの買収は賃貸収入を着実に増やし、不採算投資を抑える経営規律が働く。営業利益は約109億円まで成長するが、設備投資や利払いも重いため、純利益の伸びはそれより小さい。旅行手配と広告制作はAI代替で取引件数が大きくは伸びず、楽観でも成長の主役とは考えない。10年間の還元は約100億円となり、なお残った利益で自己資本が厚くなる。

  • 食品スーパー・ドラッグストア:数量 36.1(年間購買件数(百万レシート、推計))× 価格 3,336(購買1件当たり売上(円、名目))→ 売上 1,204 億円・営業利益 34 億円。買物件数1.10倍、客単価1.39倍。新店・商圏拡大と総菜強化で県内シェアを高める。
  • バス・タクシー・鉄道・整備:数量 16.2(年間有償乗車・整備取引の乗車換算件数(百万件、推計))× 価格 1,777(乗車換算1件当たり平均売上(円、名目))→ 売上 288 億円・営業利益 59 億円。乗車換算数量1.35倍、単価1.50倍。観光路線の増便と運賃改定が成功する。
  • ホテル・旅館:数量 20.4(年間販売客室泊数(万室泊、推計))× 価格 7.38(販売客室1室泊当たり関連総売上(万円、宿泊以外の飲食・宴会を含む換算))→ 売上 150 億円・営業利益 15 億円。販売室泊1.30倍、関連単価1.65倍。増室・買収・高付加価値化が進む。
  • サービスエリア・ゴルフ・レジャー:数量 5.0(年間物販・飲食・レジャー利用取引件数(百万件、推計))× 価格 1,776(利用1件当たり売上(円、名目))→ 売上 88 億円・営業利益 8 億円。利用数量1.24倍、単価1.48倍。観光の周辺消費を取り込む。
  • 旅行手配・ツアー企画:数量 1.5(年間旅行取扱件数(万件、推計))× 価格 8.02(旅行取扱1件当たり売上(万円、名目))→ 売上 12 億円・営業利益 1 億円。AI代替対象。楽観でも取扱数量は現在の1.0倍までとし、利益率改善は手配の効率化による。
  • 不動産賃貸・別荘地開発・管理:数量 11.6(別荘地などの管理・事業基盤面積(百万平方メートル))× 価格 2.26(事業基盤100万平方メートル当たり年間売上(億円、賃貸・分譲等を含む換算))→ 売上 26 億円・営業利益 3 億円。収益化面積・契約相当1.22倍、単価1.50倍。白馬の賃貸資産取得などが寄与する。
  • 保険・リース・その他のサービス:数量 6.0(年間保険・リース・関連サービス契約等(万件換算、推計))× 価格 1.74(契約1件当たり年間売上(万円、名目))→ 売上 10 億円・営業利益 1 億円。契約等1.20倍、単価1.39倍。地域基盤を使い顧客数を増やす。
  • 広告・デザイン制作(MAG・MAG取得後):数量 0.8(年間の受託制作案件を10件単位に換算した件数)× 価格 1.35(10件相当の年間制作売上(億円、仮定))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。取得時仮想規模に対して案件数量0.80倍。AIを成長要因とせず、制作コスト削減のみ反映。

倍率:資本コストk=8.0%、10年後ROE=51.4÷407.0=12.63%、堀normalで超過収益が残る割合1/2からRONIC=10.32%。2036年より先の名目成長g=min(2.3%,式の上限)=2.3%として、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=約13.63倍。普通株に先立つB種配当年間約0.58億円の負担を純利益水準の見積もりで考慮し、倍率を市場の過去PERから設定しない。売上拡大に伴う設備更新費と、金利上昇による税後利益の押し下げを純利益に反映する。

確率:観光客の長期増加、交通の供給制約、ホテルの高付加価値化、食品スーパーのシェア維持が同時に成立する場合である。許認可と観光地立地の強みがあるため可能性はあるが、運転手・施設・更新資金の制約を考えると1割程度とする。

やや楽観 18% 観光交通とホテルの好調が続く 利益 33 億円 · PER 12.9 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 723 円501 億円

観光地への来訪は増加基調を保つが、繁忙期のバス需要をすべて取り込めるほど人員や車両は増やせない。アルピコは上高地・白馬方面の輸送と高速バスを強化し、運賃改定と運行効率化によって利益を増やす。自治体と協議して生活路線の赤字を抑え、観光輸送の利益が全体を支える構図が続く。

ホテルでは施設ごとに改装を進め、宿泊単価の引き上げが定着する。県全体の観光市場は成長するが、新規ホテルや旅館との競争も強まるため、客室稼働率の上昇には限界がある。デリシアは新しい店舗形態と移動販売を拡充し、買物件数を維持する。県内人口が減る中でも、競合から一部シェアを奪うことで売上を伸ばす。

買収した不動産が賃貸収入を上乗せするものの、取得額に見合う利回りが求められる。MAG・MAGの広告制作はAIによる価格競争の影響を受け、グループ全体の成長要因としては小さい。営業利益は約77億円、純利益は約33億円となる。株主還元を継続しながら更新投資に資金を配分できるが、成長企業というより観光に強い安定した地域企業へと成熟する。

  • 食品スーパー・ドラッグストア:数量 33.8(年間購買件数(百万レシート、推計))× 価格 3,288(購買1件当たり売上(円、名目))→ 売上 1,111 億円・営業利益 26 億円。購買件数1.03倍、客単価1.37倍。県内シェアを小幅に改善する。
  • バス・タクシー・鉄道・整備:数量 14.4(年間有償乗車・整備取引の乗車換算件数(百万件、推計))× 価格 1,671(乗車換算1件当たり平均売上(円、名目))→ 売上 241 億円・営業利益 43 億円。利用件数1.20倍、単価1.41倍。観光交通に成長が集中する。
  • ホテル・旅館:数量 18.2(年間販売客室泊数(万室泊、推計))× 価格 6.71(販売客室1室泊当たり関連総売上(万円、宿泊以外の飲食・宴会を含む換算))→ 売上 122 億円・営業利益 10 億円。販売室泊1.16倍、単価1.50倍。改装による高付加価値化が定着する。
  • サービスエリア・ゴルフ・レジャー:数量 4.5(年間物販・飲食・レジャー利用取引件数(百万件、推計))× 価格 1,668(利用1件当たり売上(円、名目))→ 売上 75 億円・営業利益 6 億円。利用件数1.13倍、単価1.39倍。観光客の施設利用が増える。
  • 旅行手配・ツアー企画:数量 1.3(年間旅行取扱件数(万件、推計))× 価格 7.66(旅行取扱1件当たり売上(万円、名目))→ 売上 10 億円・営業利益 1 億円。AI代替対象。人による取扱数量0.85倍、単価1.26倍とする。
  • 不動産賃貸・別荘地開発・管理:数量 10.6(別荘地などの管理・事業基盤面積(百万平方メートル))× 価格 2.14(事業基盤100万平方メートル当たり年間売上(億円、賃貸・分譲等を含む換算))→ 売上 23 億円・営業利益 2 億円。収益基盤1.12倍、単価1.42倍。既存資産の活用と小規模取得が進む。
  • 保険・リース・その他のサービス:数量 5.6(年間保険・リース・関連サービス契約等(万件換算、推計))× 価格 1.68(契約1件当たり年間売上(万円、名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。件数1.12倍、単価1.34倍。地域基盤の維持を想定する。
  • 広告・デザイン制作(MAG・MAG取得後):数量 0.7(年間の受託制作案件を10件単位に換算した件数)× 価格 1.25(10件相当の年間制作売上(億円、仮定))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。AI代替対象。仮想取得時数量の0.65倍、単価1.25倍。

倍率:k=8.0%、ROE=33.4÷352.0=9.49%、堀normalのRONIC=8.74%、長期名目成長g=2.3%。正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)=約12.93倍を採用する。B種優先配当と借入金の金利改定を純利益側で調整済みとし、過去の株価倍率を参照していない。

確率:交通の供給網と山岳観光の魅力を根拠に、観光客増と施設改装が一定程度成功する可能性はある。ただし流通の利益率改善、運賃改定、金利負担の抑制がそろう必要があるため2割弱とした。

中立 35% 食品小売は数量減、観光交通は成長する 利益 21 億円 · PER 12.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 476 円330 億円

デリシアの売上は物価上昇によって名目では増えるが、年間購買件数は10年間で約3%減る。長野県内の人口減少と高齢化が進み、既存店の客数維持が難しくなるためだ。総菜や移動スーパーで一定の需要を確保するが、ツルヤなどの競合に対して価格転嫁は限定される。流通事業の営業利益率は約2%と、直近と大きく変わらない。

運輸事業では生活路線の利用が減る一方、上高地、白馬、乗鞍への観光需要が成長する。運行管理や人員配置を見直し、利用件数全体は約8%増加する。運賃改定は続くが、燃料、人件費、車両更新価格も上がり、利益率の改善は限定的となる。ホテルは改装と単価改定で売上を伸ばすものの、新しい客室を増やすための投資は抑え、販売室泊数の増加は約12%にとどまる。

旅行手配はAIエージェントが検索、比較、予約を直接実行できるようになり、人手で扱う件数が約30%減る。2026年に取得したMAG・MAGの広告制作も同じ影響を受けるため、成長の柱とはみなさない。不動産は既存物件の賃貸を中心に緩やかに伸びる。会社全体の売上高は約1,440億円となるが、物価上昇で償却費が相対的に軽く見える効果は、更新投資と金利上昇が相当部分を打ち消す。営業利益は約54億円、普通株に帰属する利益は約21億円にとどまる。

10年間の普通株主への配当・自社株買い・優待費用は約40億円とする。利益の大部分は借入金の管理、設備更新、必要運転資本の増加に使われ、積み上がる自己資本の利回りは資本コストに届かない。事業は続き、観光交通の堀も残るが、大幅な超過利益を長期間生む会社にはならない。

  • 食品スーパー・ドラッグストア:数量 31.8(年間購買件数(百万レシート、推計))× 価格 3,216(購買1件当たり売上(円、名目))→ 売上 1,023 億円・営業利益 20 億円。購買件数0.97倍、客単価1.34倍。県内人口減少と物価上昇が相殺する。
  • バス・タクシー・鉄道・整備:数量 13.0(年間有償乗車・整備取引の乗車換算件数(百万件、推計))× 価格 1,588(乗車換算1件当たり平均売上(円、名目))→ 売上 206 億円・営業利益 30 億円。乗車換算数量1.08倍、単価1.34倍。生活交通減少を観光交通で補う。
  • ホテル・旅館:数量 17.5(年間販売客室泊数(万室泊、推計))× 価格 6.08(販売客室1室泊当たり関連総売上(万円、宿泊以外の飲食・宴会を含む換算))→ 売上 107 億円・営業利益 7 億円。販売室泊1.12倍、関連単価1.36倍。客室更新費が増加する。
  • サービスエリア・ゴルフ・レジャー:数量 4.1(年間物販・飲食・レジャー利用取引件数(百万件、推計))× 価格 1,596(利用1件当たり売上(円、名目))→ 売上 65 億円・営業利益 4 億円。利用件数1.02倍、単価1.33倍。施設利用は概ね横ばい。
  • 旅行手配・ツアー企画:数量 1.1(年間旅行取扱件数(万件、推計))× 価格 7.29(旅行取扱1件当たり売上(万円、名目))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。AIエージェント代替により手配数量0.70倍、単価1.20倍。
  • 不動産賃貸・別荘地開発・管理:数量 10.2(別荘地などの管理・事業基盤面積(百万平方メートル))× 価格 2.02(事業基盤100万平方メートル当たり年間売上(億円、賃貸・分譲等を含む換算))→ 売上 21 億円・営業利益 2 億円。収益基盤1.08倍、単価1.34倍。既存賃貸が中心で大型開発利益は見込まない。
  • 保険・リース・その他のサービス:数量 5.3(年間保険・リース・関連サービス契約等(万件換算、推計))× 価格 1.68(契約1件当たり年間売上(万円、名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。契約等1.05倍、単価1.34倍。代理店の手数料率は大きく上がらない。
  • 広告・デザイン制作(MAG・MAG取得後):数量 0.7(年間の受託制作案件を10件単位に換算した件数)× 価格 1.20(10件相当の年間制作売上(億円、仮定))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。広告制作のAI代替。仮想取得時数量0.65倍、単価1.20倍、長期名目成長0%以下。

倍率:k=8.0%、2036年ROE=21.4÷317.0=6.75%で資本コストを下回る。新たに内部留保する資本の収益性が低いため、永久成長を高く評価せず、稼ぐ力の上限1÷k=12.50倍を採用する。g_long=2.3%は人口減少とAI代替を含む長期の名目成長上限だが、ROEがk以下なので成長による倍率の加算は行わない。金利が10年間で借り換え時に上昇することで税前利益を約5億円減らす想定と、B種優先配当約0.58億円を普通株利益水準に反映した。

確率:県内人口に依存する小売・生活交通の縮小と、上高地・白馬など観光需要の成長が並存する。近年の価格改定とホテル改装には実績がある一方、2027年3月期の会社予想は減益であり、利益率の大幅改善までは基本シナリオに入れない。

やや悲観 24% 人口減少とコスト高が観光利益を圧迫する 利益 11 億円 · PER 10.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 241 円167 億円

長野県の人口減少が進み、デリシアでは客数と買上点数が同時に減る。価格は名目で上昇するが、ツルヤやディスカウント型の店舗に対抗するため、仕入原価と人件費の上昇を十分に転嫁できない。不採算店の整理が遅れ、売上に対する店舗固定費の負担が重くなる。地域の生活インフラを維持する経営判断が、利益率の改善を遅らせる。

運輸事業では、観光路線の利益は残るものの、運転手不足や車両価格の上昇によって増便が難しくなる。生活路線では人口減少に応じた減便と自治体との費用負担調整が必要となる。ホテルは競合施設が増え、単価上昇の一部を稼働率低下で失う。設備を維持するための支出は続き、減価償却費だけでは将来の更新コストを十分に表せなくなる。

旅行手配や広告制作ではAIによる代替が進み、人が担う業務の数量が減る。保険代理店の契約更新もオンライン化により競争が強まる。会社全体の営業利益は約27億円、純利益は約11億円に低下する。借入金の返済と設備投資を優先するため、配当は維持できても増配は難しく、10年間の還元は約24億円にとどまる。事業の多くは残るが、自己資本を十分な利回りで運用できないため、株主価値は低下する。

  • 食品スーパー・ドラッグストア:数量 28.5(年間購買件数(百万レシート、推計))× 価格 2,976(購買1件当たり売上(円、名目))→ 売上 849 億円・営業利益 13 億円。購買件数0.87倍、客単価1.24倍。人口減少と競合への流出が進む。
  • バス・タクシー・鉄道・整備:数量 10.6(年間有償乗車・整備取引の乗車換算件数(百万件、推計))× 価格 1,422(乗車換算1件当たり平均売上(円、名目))→ 売上 150 億円・営業利益 17 億円。利用件数0.88倍、単価1.20倍。生活路線縮小が観光増を上回る。
  • ホテル・旅館:数量 13.0(年間販売客室泊数(万室泊、推計))× 価格 5.68(販売客室1室泊当たり関連総売上(万円、宿泊以外の飲食・宴会を含む換算))→ 売上 74 億円・営業利益 3 億円。販売室泊0.83倍、単価1.27倍。競合増と更新工事が負担になる。
  • サービスエリア・ゴルフ・レジャー:数量 3.2(年間物販・飲食・レジャー利用取引件数(百万件、推計))× 価格 1,500(利用1件当たり売上(円、名目))→ 売上 49 億円・営業利益 2 億円。利用件数0.81倍、単価1.25倍。高速道路と観光関連の利用減少。
  • 旅行手配・ツアー企画:数量 0.8(年間旅行取扱件数(万件、推計))× 価格 6.68(旅行取扱1件当たり売上(万円、名目))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。AI代替により数量0.55倍、単価1.10倍。人手による手配の採算が低下。
  • 不動産賃貸・別荘地開発・管理:数量 8.3(別荘地などの管理・事業基盤面積(百万平方メートル))× 価格 1.88(事業基盤100万平方メートル当たり年間売上(億円、賃貸・分譲等を含む換算))→ 売上 16 億円・営業利益 1 億円。収益基盤0.87倍、単価1.25倍。不採算物件を整理する。
  • 保険・リース・その他のサービス:数量 4.5(年間保険・リース・関連サービス契約等(万件換算、推計))× 価格 1.58(契約1件当たり年間売上(万円、名目))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。契約等0.90倍、単価1.26倍。競争とデジタル化が進む。
  • 広告・デザイン制作(MAG・MAG取得後):数量 0.4(年間の受託制作案件を10件単位に換算した件数)× 価格 1.10(10件相当の年間制作売上(億円、仮定))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。AI代替による制作数量減と単価抑制で赤字化。

倍率:k=8.0%、ROE=11.0÷281.0=3.91%でkを大幅に下回る。稼ぐ力の理論上限1÷k=12.5倍に対し、構造的な需要減少と低い再投資利回り、借入金の返済優先によって普通株主へ戻る現金が不確実なため、やや悲観側は10.5倍とする。現在や過去の市場PERを根拠にはしない。

確率:店舗周辺人口の減少、ツルヤなどとの価格競争、運転手不足、ホテル改装費の上昇はすでに存在する課題である。観光需要が続いても利益が伸び悩む可能性は高く、下側の中心として24%を割り当てる。

悲観 13% 地域縮小と観光不振で複合企業の強みを失う 利益 −11 億円 · PBR 0.6 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 124 円86 億円

長野県の人口減少が想定を上回り、デリシアの既存店では来店数と購買点数が大幅に減る。ツルヤなどに顧客を奪われ、価格を上げても買物件数の減少を補えない。不採算店舗を閉鎖しても、物流施設、賃借店舗、従業員の再配置に費用がかかるため、流通事業の営業利益率はほぼゼロに近づく。

観光では長期間の景気後退や災害により、上高地・白馬などへの来訪が減る。ホテルは客室稼働率を維持できず、値下げしても固定費を回収できない。バスとタクシーは路線削減を進めるが、車両や営業所の維持費が残る。生活交通の維持について自治体と協議しても、すべての赤字が補助されるわけではない。大型の改装や買収で取得した不動産が想定した収益を生まなければ、減損と借入金の返済が重なる。

旅行会社の手配業務と広告制作はAIエージェントに置き換わり、従来の人手による受託は大幅に縮小する。グループの売上高は約840億円に減り、営業損失が発生する。普通株主への還元は大幅に縮小し、銀行との資金繰り協議や資産売却が経営の中心となる。会社そのものが直ちに消滅するとは限らないが、以前の高収益な観光交通と低収益な生活事業を組み合わせた経営の利点は薄れる。

株主に残る価値は継続企業としての利益より、換金できる土地・建物等の残存価値に近づく。売却には費用がかかり、非上場B種優先株式の残余財産に対する先順位の権利も普通株主の回収額を減らす。このため将来積み上がる帳簿上の自己資本に倍率を掛けるのではなく、現時点の資産から損失を控除した保守的な床を評価の中心とする。

  • 食品スーパー・ドラッグストア:数量 23.0(年間購買件数(百万レシート、推計))× 価格 2,760(購買1件当たり売上(円、名目))→ 売上 634 億円・営業利益 4 億円。購買件数0.70倍、客単価1.15倍。市場縮小とシェア喪失が重なる。
  • バス・タクシー・鉄道・整備:数量 8.0(年間有償乗車・整備取引の乗車換算件数(百万件、推計))× 価格 1,256(乗車換算1件当たり平均売上(円、名目))→ 売上 101 億円・営業利益 3 億円。乗車件数0.67倍、単価1.06倍。生活交通の赤字と観光需要の減少。
  • ホテル・旅館:数量 9.4(年間販売客室泊数(万室泊、推計))× 価格 4.92(販売客室1室泊当たり関連総売上(万円、宿泊以外の飲食・宴会を含む換算))→ 売上 46 億円・営業利益 −2 億円。販売室泊0.60倍、単価1.10倍。客室固定費を回収できず赤字。
  • サービスエリア・ゴルフ・レジャー:数量 2.6(年間物販・飲食・レジャー利用取引件数(百万件、推計))× 価格 1,356(利用1件当たり売上(円、名目))→ 売上 35 億円・営業利益 0 億円。利用件数0.65倍、単価1.13倍。施設閉鎖を伴い損益均衡。
  • 旅行手配・ツアー企画:数量 0.6(年間旅行取扱件数(万件、推計))× 価格 6.20(旅行取扱1件当たり売上(万円、名目))→ 売上 4 億円・営業利益 −1 億円。AI代替により数量0.43倍、単価1.02倍。人手の旅行手配は赤字。
  • 不動産賃貸・別荘地開発・管理:数量 6.5(別荘地などの管理・事業基盤面積(百万平方メートル))× 価格 1.66(事業基盤100万平方メートル当たり年間売上(億円、賃貸・分譲等を含む換算))→ 売上 11 億円・営業利益 −1 億円。収益化基盤0.68倍、単価1.10倍。空室と管理費が増える。
  • 保険・リース・その他のサービス:数量 3.8(年間保険・リース・関連サービス契約等(万件換算、推計))× 価格 1.44(契約1件当たり年間売上(万円、名目))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。契約等0.75倍、単価1.15倍。事業を縮小し損益均衡。
  • 広告・デザイン制作(MAG・MAG取得後):数量 0.3(年間の受託制作案件を10件単位に換算した件数)× 価格 1.00(10件相当の年間制作売上(億円、仮定))→ 売上 0 億円・営業利益 0 億円。AI代替で仮想取得時数量の0.25倍となり、固定費負担が残る。

倍率:営業赤字と純損失で継続利益にPERを適用できない。過去の市場PBRを用いず、今の連結自己資本156.3億円を分母とする資産基準の倍率0.55倍から評価する。時価総額85.97億円は、B種優先株への先順位の残余分配約28.86億円と、事業用資産の換金損失・店舗閉鎖等の負担を差し引いた概算床85億円を上回る。将来自己資本101億円に倍率を掛けたものではない。普通株の希薄化は想定せず、優先株の清算権のみ別扱いにする。

確率:10年間に人口減少、競合へのシェア流出、観光需要の落ち込み、設備更新と借入の負担が重なる複合事象を想定する。通常の景気後退ではなく、事業の優良さが構造的に損なわれる状態として13%の確率を与える。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

食品スーパー・ドラッグストア

デリシア、業務スーパー・ユーパレット、マックドラッグ、移動スーパー、ネットスーパー。2026年3月期の流通事業に対応する。

数量年間購買件数(百万レシート、推計)価格購買1件当たり売上(円、名目)売上営業利益
今 2026/03 32.8 2,400 787 17
10 年後 中立 31.8 3,216 1,023 20

取り方:売上787.38億円は会社開示の流通事業売上である。61食品スーパーと1ドラッグストア、移動・ネット販売を合算する。年間購買件数の開示は確認できないため、平均購買額を約2,400円と仮定すると年間3,281万件、食品スーパー61店舗に換算すれば1店1日約1,470件となる。これはレシート数の観測値ではなく、店舗規模から妥当性を点検する推計値である。県内市場規模は人口約200万人×年間27万~37万円のスーパー購入額で5,500億~7,500億円と概算し、会社売上の相対規模を10~14%程度とした。2026年3月期の月次資料では一品単価が前年を約3%上回り、全店売上も約2%伸びたが、完全な原価転嫁は難しいと会社が説明している。

バス・タクシー・鉄道・整備

長野県内の路線バス、高速・観光・貸切バス、タクシー、上高地線、整備関連収入。観光交通の稼ぐ力を含む。

数量年間有償乗車・整備取引の乗車換算件数(百万件、推計)価格乗車換算1件当たり平均売上(円、名目)売上営業利益
今 2026/03 12.0 1,185 142 21
10 年後 中立 13.0 1,588 206 30

取り方:会社開示の運輸事業売上142.19億円、バス397台、タクシー408台、鉄道8両を起点とする。全路線の年間有償乗車人数と整備件数を合算した数量は開示されていない。主要な観光・高速・一般路線、鉄道、タクシーの輸送量を乗車換算で年1,200万件と仮定すると、平均売上は約1,185円になる。整備売上等も含む換算値であり、実際の運賃の単純平均ではない。上高地・乗鞍・白骨方面の2025年度グリーンシーズンの乗降客数は前年の約108%と会社が開示した。将来は生活路線の減少と観光路線の増加を合わせた数量で評価する。

ホテル・旅館

ホテルブエナビスタ、翔峰、朱白、上高地ルミエスタホテルなど6施設。宿泊、食事、宴会・会議を含む。

数量年間販売客室泊数(万室泊、推計)価格販売客室1室泊当たり関連総売上(万円、宿泊以外の飲食・宴会を含む換算)売上営業利益
今 2026/03 15.7 4.47 70 4
10 年後 中立 17.5 6.08 107 7

取り方:会社開示のホテル6施設660室を基礎に、平均稼働率約65%として年間販売室泊約15.66万室泊を推計した。2026年3月期の観光事業127.12億円からホテル分を独立して開示した数字は確認できないため、ホテル関連売上70億円、営業利益3.5億円をモデル上の暫定配分とし、残りはサービスエリア・レジャー・旅行へ配分した。1室泊当たり約4.47万円は宿泊料金そのものではなく、飲食・宴会収入を含む売上換算単価である。会社資料にはホテル・旅館の客室稼働率とADRの前年同月差が掲載され、2025年の改装後に価格改善が確認できる。

サービスエリア・ゴルフ・レジャー

姨捨、梓川、諏訪湖などのサービスエリア4施設、蓼科のゴルフ場、キャンプ場など。

数量年間物販・飲食・レジャー利用取引件数(百万件、推計)価格利用1件当たり売上(円、名目)売上営業利益
今 2026/03 4.0 1,200 48 3
10 年後 中立 4.1 1,596 65 4

取り方:観光事業の一部を施設ごとの来客数×支払単価で評価する。会社開示のサービスエリア4施設、ゴルフ場等を起点に、物販・飲食を含む年間400万取引×平均1,200円という暫定配分を採用した。観光事業全体の売上と利益は会社の開示値に一致させているが、この48億円と400万件は独立した公表実績ではない。将来の数量は道路交通量と観光客数、価格は客単価とレジャー料金で変動すると考える。

旅行手配・ツアー企画

アルピコ長野トラベルによる旅行商品の企画・販売・手配。手配事務と旅行比較の部分にAIエージェント代替リスクがある。

数量年間旅行取扱件数(万件、推計)価格旅行取扱1件当たり売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 1.5 6.08 9 0
10 年後 中立 1.1 7.29 8 0

取り方:旅行手配の売上・件数が観光セグメントから独立開示されていないため、観光事業127.12億円のうち9.12億円を旅行関連とする仮置きである。年1.5万取扱件数×約6.08万円に相当する。これは旅行商品全体の売上換算で、純手数料の平均額ではない。旅行手配・比較・予約事務はAIエージェント代替の対象となるため、人月・工数型に準じ、中立2036年の数量を現在の0.70倍、価格を1.20倍とする。AIで業務が効率化しても、旅行会社がその利益を確保できると確認された実績はない。

不動産賃貸・別荘地開発・管理

蓼科・原村の別荘地、アルピコプラザビル、白馬八方バスターミナルなど。分譲、賃貸、管理、工事を含む。

数量別荘地などの管理・事業基盤面積(百万平方メートル)価格事業基盤100万平方メートル当たり年間売上(億円、賃貸・分譲等を含む換算)売上営業利益
今 2026/03 9.5 1.50 14 1
10 年後 中立 10.2 2.02 21 2

取り方:2026年3月期の不動産セグメント売上14.28億円を会社開示の別荘地面積949万平方メートルで割り、面積当たり年間売上を約150円とする換算を用いた。別荘地だけでなく市街地の賃貸、分譲、改修工事も含むため、これは厳密な土地賃料ではない。10年の数量は実際に収益化できる土地・物件・管理契約の広がりを表し、価格は賃料改定や分譲単価を反映する。ハーベスト買収は2026年5月実行のため基準期売上に含まれず、将来の収益増は楽観側に強めに織り込む。

保険・リース・その他のサービス

保険代理店、リース、ETC団体利用などの小規模サービス事業。2026年3月期の報告セグメント「その他」に対応する。

数量年間保険・リース・関連サービス契約等(万件換算、推計)価格契約1件当たり年間売上(万円、名目)売上営業利益
今 2026/03 5.0 1.25 6 0
10 年後 中立 5.3 1.68 9 1

取り方:会社開示のその他事業売上6.26億円と営業利益0.46億円を基準とする。保険、リース、ETC関連の契約ごとの内訳は非開示のため、年間5万契約相当、1件売上約1.25万円とした暫定的な数量・価格の分解である。保険商品の価格そのものではなく会社に帰属する代理店・サービス収入の換算値である。募集事務の自動化やオンライン販売の普及を踏まえ、実質件数の大幅な成長は想定しない。

広告・デザイン制作(MAG・MAG取得後)

2026年4月に買収したMAG・MAGのデザインコンサルティング、広告制作。AIエージェントによる制作・運用の代替に直接さらされる。

数量年間の受託制作案件を10件単位に換算した件数価格10件相当の年間制作売上(億円、仮定)売上営業利益
今 2026/03 0.0 1.00 0 0
10 年後 中立 0.7 1.20 1 0

取り方:MAG・MAGの株式譲渡実行日は2026年4月1日であり、2026年3月期の連結実績には含まれないため、基準期の数量・売上・利益はゼロとした。買収後の売上規模は開示で確認できないため、10件相当の制作案件につき1億円という将来モデル専用の仮単価を用いる。これは買収会社の実績を示す数字ではない。AIエージェント代替の広告制作型と判断し、中立の数量を仮の取得時規模1.0に対して0.65倍、単価を1.20倍とし、10年後以降の当該事業の名目成長は0%以下とする。

リスクと懸念

人口減少と食品スーパーの価格競争

長野県の住民人口が減ることで、デリシアの買物件数と買上点数が減少する可能性がある。ツルヤは独自商品を強みに高い売上規模を持ち、イオン系店舗や綿半なども競合する。デリシアは総菜、移動販売、ネットスーパーで顧客を守れるが、仕入れ原価と人件費の上昇をすべて価格へ転嫁できない。売上高が物価上昇で増えていても、数量減少と利益率低下が同時に進む危険がある。

観光交通の天候・災害・需要変動

運輸事業の利益の多くは、上高地、白馬などへの観光客の移動に支えられている。山岳道路の通行止め、豪雨、土砂災害、感染症、海外客の減少が重なれば、車両と運転手の固定費が残るまま収入が落ちる。運行許認可と車両網は堀である一方、緊急時には利益減少を防ぐ力にはならない。観光交通の好調を生活路線の赤字補填に使う構造にも注意が必要である。

純負債と借り換え金利の上昇

2026年3月期の純有利子負債は約188億円で、自己資本を上回る。借り換え金利が3.5~4%程度に上がる前提では、過去の低金利下に比べて利払いが増える。2026年9月には借り換えと観光・不動産開発を目的とする合計115億円の借入計画を公表した。全額が純増負債ではないが、設備投資を続けるために金融機関との関係に依存する構造は変わらない。

減価償却と実際の設備更新費の差

バス、タクシー、鉄道設備、ホテル、店舗の更新は避けられない。2026年3月期の設備投資は約54億円で、減価償却費約31億円を大きく上回った。既存の設備の減価償却は古い取得価格を基準にするため、物価上昇下では会計上の利益が現金の稼ぐ力より大きく見える。新車両の安全装置、脱炭素対応、建築費、人件費の上昇によって更新価格が膨らめば、配当余力は細る。

M&Aで売上を買い、資本効率を落とす危険

2026年に取得したハーベストの不動産やMAG・MAGのデザイン事業は、既存事業との連携を狙う投資である。しかし買収価格、追加改装費、統合費用を含む総投下額が資本コストに見合わなければ、連結売上が増えても普通株の価値は下がる。観光不動産は取得時の収益見通しが外れると減損を要し、デザイン制作はAI代替による収益縮小にもさらされる。

AI エージェント代替

旅行手配・比較・予約事務と広告・デザイン制作は、人が情報を探し、資料や広告を制作することに対価を得る仕事である。AIエージェントが旅行を直接比較・予約し、広告素材やウェブデザインを作るようになれば、人による取扱件数と制作案件は減る。中立では旅行手配の数量を10年間で0.70倍、MAG・MAGの制作案件を取得時仮想規模の0.65倍とし、長期成長を0%以下とする。スーパー、実際の輸送、宿泊サービス自体はこの型の直接的な代替対象ではない。

普通株とB種優先株の権利の差

普通株とは別に、非上場のB種優先株式288万6,000株が発行されている。B種は普通株に先立って年率2%の配当を受け、残余財産の分配でも合計約28.9億円の先順位の権利を持つ。普通株への転換による希薄化はないが、資産を売却して清算する局面では、連結自己資本の全額を普通株主が受け取れるわけではない。株価の低さと帳簿上の自己資本だけから安全域を判断することは危険である。

今後の分かれ目

上高地・白馬などの観光路線の乗降客数が3年間連続して増え、運輸事業の営業利益率が17%以上に定着したら
観光交通の需要と値決め力が想定以上に強い証拠となる。やや楽観の確率を高め、運輸事業の中立数量と利益率を上方修正する。ただし車両の増備費が同時に増えていないか確認する。
デリシアの既存店売上が増えても購買件数が3年連続で前年比減少し、営業利益率が1.5%を下回ったら
人口減少と競争による数量の侵食が進んだと判断する。流通事業の中立数量と利益率を下げ、やや悲観と悲観の確率を高める。名目売上高の増加を成長の証拠とは扱わない。
純有利子負債が100億円未満へ減り、設備更新後のフリーキャッシュフローが年間20億円以上で安定したら
普通株主が自由に使える利益が増えたことを評価する。借金の資本コスト加算を見直し、長期の還元額と本質価値を引き上げる。営業利益だけでなく借入の減少と現金創出を一緒に確認する。
観光関連の設備投資と買収が膨らみ、減価償却費を大幅に上回る支出が5年間続いたら
利益の成長が設備投資に吸収されている可能性が高まる。新規投資のROICと金融負債を点検し、還元額を引き下げる。案件別の投下資本利益率が資本コストを下回れば、成長シナリオでも評価を下げる。
旅行手配やデザイン制作の案件数・平均単価がAI利用拡大に伴い想定より速く減少したら
該当セグメントの数量と利益率を下方修正し、長期成長を0%以下に保つ。ただし両事業の連結売上構成比は小さいため、交通・食品スーパーに同じ縮小率を機械的に適用しない。
B種優先株の取得・消却が公表され、財務上の費用と普通株への帰属価値が確認できたら
優先配当の負担と残余財産の優先権を評価し直す。買い取りのための現金支出を差し引いたうえで、普通株主に残る利益と悲観の資産価値を再計算する。

見ておくもの

  • デリシアの月次既存店客数・客単価・一品単価と食品スーパー店舗数
  • 上高地・乗鞍・白骨、白馬の観光路線乗降客数と運賃改定の実績
  • 運輸事業の営業利益率、バス・タクシーの台数、運転手採用状況
  • ホテル・旅館の客室稼働率、ADR、改装後の収益改善
  • 2027年3月期の営業利益37億円・純利益16億円の会社予想に対する進捗
  • 純有利子負債、借り換え利率、営業キャッシュフローと設備投資額
  • 維持更新投資と新規拡張投資の区分、投下資本利益率ROIC
  • 普通株への配当総額、自社株取得額、優待利用実績、B種優先株の扱い
  • ハーベストの賃貸収入、MAG・MAGの案件数とAI代替の影響
  • 長野県の人口推計、延べ宿泊者数、外国人宿泊者数と競合スーパーの出店

倍率と資本コストの決め方

評価の起点は2026年3月期のセグメント売上と営業利益である。流通787.38億円、運輸142.19億円、観光127.12億円、不動産14.28億円、その他6.26億円を用いた。観光はホテル、レジャー、旅行に暫定分割し、売上のセグメント間消去約3.00億円、営業利益の本社費用・調整約7.02億円を区別した。2036年には本社費用も物価上昇を反映して増加させた。客数・宿泊室泊・交通の乗車換算数量には物価を掛けず、価格だけに名目物価を反映した。

倍率は今の株価や過去の市場PER・PBRを使用せず、k=8.0%、g_long=2.3%、10年後のROE、RONICから算定した。楽観とやや楽観は正当化PERの上限、中立はROEがkを下回るため1÷k、やや悲観は弱い稼ぐ力、悲観は優先株の請求権を控除した換金資産の床を用いた。新リース会計基準により将来の使用権資産とリース負債の表示が変わっても、家賃を営業費用として負担する経済実態は変えず、利益の比較は2026年3月期と同じ形にそろえている。

10年後の株主還元は100億円、65億円、40億円、24億円、7億円と利益・財務余力に応じて変えている。2036年の自己資本は現在156.3億円に10年間の累積利益を加え、配当、自社株取得、優先株への分配、必要な場合の減損を差し引く流れと整合させた。悲観の時価総額85.97億円は概算資産床85億円を上回り、還元7億円を加えても今の時価総額約145.54億円を下回る。現在の株価を変えても事業の価値見積もりは変えない。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。無リスク金利3.0%、株式リスクプレミアム4.5%の基本資本コスト7.5%に、事業の値決め力、純負債、寿命から算定したquality+0.5%を加えた。個別の買収失敗や災害リスクは確率と利益率で表現し、追加の上乗せには使わない。

同じ業種(小売業)の AI 分析

割安 DAIWA CYCLE5888 修理網と出店余地には値打ちがある。国内需要の縮小と出店負担を見込んでも、今の時価総額には大きな安全域がある 本質価値との差 +150.7% · 10 年 割安(年 +18.7%) 割安 ありがとうサービス3177 四国と九州でハードオフとブックオフを100店超営むフランチャイズの雄。出店で量を積む力に比べ、今の値段は安すぎると見る 本質価値との差 +130.5% · 10 年 割安(年 +18.2%) 割安 マキヤ9890 静岡のディスカウント店と業務スーパーを営む堅実な小売。創業家の持ち分を自社で買い取り、利益の7倍ほどで買える。本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +102.1% · 10 年 割安(年 +16.5%) 割安 コメ兵ホールディングス2780 ブランド品リユースの国内首位格。買取網の拡大で成長は続く。相場頼みの利益と借入の厚い在庫は重いが、それを割り引いても今の値段は低く、総合はやや割安 本質価値との差 +100.2% · 10 年 割安(年 +16.9%) 割安 薬王堂ホールディングス7679 東北の食品強化型ドラッグストアで、借入を使って関東へ急拡大中。利益率は3%台で、成長の実行と借入が値段を決める 本質価値との差 +89.1% · 10 年 割安(年 +14.5%) 割安 グローバルスタイル7126 オーダースーツの専門店。スーツ全体が縮む中で、注文で仕立てる客を取って伸びる。店を増やす余地が残り、今の値段は割安 本質価値との差 +88.3% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 エコス7520 首都圏郊外の食品スーパー。薄利でも堅く稼ぐ力に比べ、今の値段は低く見える 本質価値との差 +85.2% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 クラシコム7110 独自の世界観と顧客との直接接点は強い資産。長期の成長余地と現金創出力に対し、現在の時価総額は割安と見る 本質価値との差 +84.8% · 10 年 割安(年 +14.4%) 割安 Hamee3134 iFaceの会社が稼ぎ頭のネクストエンジンを切り離した後。残った物販は利益率1%台で、中計どおりに戻れば今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +84.4% · 10 年 割安(年 +15.4%) 割安 コックス9876 イオンモールに174店を持つ衣料専門店。事業の稼ぎは並だが、現金と株式が時価総額を上回る。ただし親会社の下で現金は株主に戻りにくい 本質価値との差 +75.4% · 10 年 割安(年 +14.5%) 割安 アップガレージグループ7134 中古カー用品の買取・販売とフランチャイズ。資本が軽く現金が厚い。出店が続けば、今の値段は割安とみる 本質価値との差 +68.5% · 10 年 割安(年 +13.9%) 割安 ハローズ2742 瀬戸内の大型食品スーパーを年5店ほど増やす堅実な会社。純現金で利益の倍率は低く置かれており、本質価値は今の値段を大きく上回る 本質価値との差 +67.6% · 10 年 割安(年 +13.5%) 割安 ケーユーホールディングス9856 財務の堅い輸入車ディーラー。稼ぎは安定だが資本が余り ROE は低め。値段はやや安いとみる 本質価値との差 +65.4% · 10 年 割安(年 +14.3%) 割安 アイエーグループ7509 オートバックス最大級の加盟店。稼ぐ力は地味だが、利益の5倍ほどの値段には安全域がある 本質価値との差 +64.9% · 10 年 割安(年 +14.5%) 割安 ユナイテッドアローズ7606 高感度の専門店として稼ぐ力は戻ったが、伸びは国内の成熟に縛られる。10年の本質価値は今の時価総額を上回るが、倍率は伸びしろに見合う控えめな水準 本質価値との差 +63.7% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 犬猫生活556A 定期購入で積み上がる顧客基盤には価値があるが、広告依存と病院買収の成否を織り込んで初めて割安となる 本質価値との差 +58.3% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 ポプラ7601 ローソンの看板でポプ弁を売る小さなコンビニ。黒字は定着しつつあるが、優先株が普通株の取り分を削る 本質価値との差 +53.6% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 Genky DrugStores9267 食品の安売りで年 50 店超を増やす成長株。借入で出店を急ぐ点が重く、10 年の利益で測るとやや割安 本質価値との差 +51.9% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 アプライド株式会社3020 福岡発の直販パソコン会社。純現金が時価総額の 3 割あり利益も過去最高だが、特需の山を割り引くと中立の利益は 20 億円 本質価値との差 +51.3% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 プリモグローバルホールディングス367A 結婚指輪の値上げ力とアジアの出店余地は本物。のれんと負債を厳しく見ても、長期の本質価値には安全域がある 本質価値との差 +50.5% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 マックスバリュ東海8198 静岡を軸に249店を営むイオン傘下の食品スーパー。堅実だが稼ぎの伸びは小さく、今の値段に安全域は厚くない 本質価値との差 +45.2% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 トレジャー・ファクトリー3093 衣料中心の中古品チェーン。出店と高い粗利で稼ぐ質の良い会社だが、10年の本質価値は今の値段を1割ほど上回る程度 本質価値との差 +45.2% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 TOKYO BASE3415 日本発のセレクト店と自社ブランドで伸びる。出店と海外が効くが、家賃と流行の波は重いが、今の値段はやや割安 本質価値との差 +44.4% · 10 年 割安(年 +12.9%) 割安 ハードオフコーポレーション2674 家電・楽器・衣料まで1,000店超で売る中古品の老舗。直営とFCの二本立てで稼ぐ堅実な会社で、10年の本質価値は今の値段を2割5分ほど上回る 本質価値との差 +44.1% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 クリエイトSDホールディングス3148 薄利でも減収の年がない独立系。10 年の稼ぐ力に対して、今の値段にはやや余裕がある 本質価値との差 +43.9% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 マミーマートホールディングス9823 出店で売上は伸びるが、利益率が下がり固定の支払いも増える。10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +41.3% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 バッファロー3352 埼玉でオートバックスを15店営む加盟店。整備で稼ぐ形に変わりつつあり、時価総額の7割にあたる純現金を思えば今の値段はやや安いと見る 本質価値との差 +41.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 インターメスティック262A Zoffのブランド力とメガネスーパー買収で成長余地は広がった。統合・負債・希薄化を織り込んでも、長期価値はやや割安と見る 本質価値との差 +41.1% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 フライングガーデン3317 北関東の「爆弾ハンバーグ」の店。看板商品と借金ゼロの財務は本物だが、現金を株主に戻す力が弱く、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +39.3% · 10 年 割安(年 +11.5%) 割安 ZOA3375 PC 特需で膨らんだ利益は割り引くべきだが、通販の伸びと積み上がる現金で、やや割安と見る 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 株式会社サンドラッグ9989 ダイレックスの集客と調剤の伸びに再投資余地がある。固定賃料と提携先の借入を差し引いても長期価値は割安側 本質価値との差 +36.8% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ユニフォームネクスト3566 業務用ユニフォームの専門ECは法人化で稼ぐ力を増す。現金の再投資には難が残るが、10年価値には安全域がある 本質価値との差 +35.6% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 テイツー7610 「古本市場」から、トレカとゲームの店に変わったリユースの会社。カードの熱気で過去最高益だが、熱が冷めた時の備えは薄い。それでも値段はやや安い 本質価値との差 +35.0% · 10 年 割安(年 +13.9%) 割安 グローバルダイニング7625 権八とラ・ボエムで訪日客を呼ぶ、創業者が 6 割を持つ外食。利益は戻ったが家賃と人に重い。値段はほぼ適正の水準 本質価値との差 +34.4% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 ミスターマックス・ホールディングス8203 九州発のディスカウント小売。稼ぐ力は戻ってきたが借金と固定の家賃が重い。今の値段は、そのリスクとほぼ釣り合う 本質価値との差 +34.0% · 10 年 割安(年 +11.4%) やや割安 株式会社ベルク9974 埼玉で磨いた低コスト運営の食品スーパー。今期は減益でも、10年の稼ぐ力を利益で測ると安全域がある 本質価値との差 +29.0% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 みのや386A 菓子専門店の出店余地は大きく、長期価値はやや割安。ただし新店の採算と薄い利益率が安全域を削る 本質価値との差 +28.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ゲオホールディングス2681 中古衣料の出店で伸びるリユース最大手。海外1,000店の夢は大きいが、利益の薄さと家賃・人件費の重さを考えると、今の値段は妥当の範囲 本質価値との差 +28.0% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ハンズマン7636 九州を地盤に大型ホームセンターを 12 店営む。財務は堅いが、利益率は戻らず資本の稼ぎは低い。10 年で見ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +26.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 JMホールディングス3539 精肉を核にしたプロ向けスーパー。店の増加は本物だが、粗利の薄さと創業家支配があり、筆者の見立ては適正 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 あさひ3333 自転車専門店の最大手。新車で客を呼び、整備とパーツで稼ぐ。電動アシストの伸びが粗利を削る中、利益率の回復が10年の鍵 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 ベリテ9904 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。金高で売上は伸びるが堀は浅く、親会社の下で配当も細り、やや割高 本質価値との差 +23.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大黒天物産株式会社2791 出店で売上は伸びるが、利益が店数に追いつかない。10年で資本コストを上回る稼ぎに戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 株式会社ノジマ7419 稼ぐ力と資本の効率は家電量販で群を抜く。日立の買収という大きな賭けを織り込んでも、今の値段はやや安い 本質価値との差 +22.6% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ワタミ7522 居酒屋から宅食とサブウェイへ軸足を移した外食。優先株と賃上げの重さを引いた値付けは、ほぼ適正とみる 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 和心9271 訪日客向け和雑貨の収益力は想像以上に強い。出店と買収の失敗を織り込んでも、10年価値には一定の安全域が残る 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 株式会社ライフコーポレーション8194 首都圏・近畿圏の食品スーパー。稼ぐ力は堅いが人件費と家賃が利益率を押さえ、アルビス買収の効きも読めない。総合では今の値段に近い価値 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 エターナルホスピタリティグループ3193 鳥貴族の均一価格と直営の稼ぐ力は本物だが、費用高で利益が伸びにくい。10年で利益が倍になっても今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 +21.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 まんだらけ2652 漫画・ホビーの中古専門店。利益は在庫の目利きで稼ぐが、在庫が資産の大半を占め、増えるほど資本が寝る 本質価値との差 +20.9% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ワッツ2735 100均4番手の利益は戻りつつあるが、家賃の重さがある。10年の中立で今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 Japan Eyewear Holdings5889 眼鏡の工芸ブランドとして異例の高収益。伸びはインバウンドと海外出店に頼る面があり、10年で割り戻すと今の時価総額とほぼ同じで適正 本質価値との差 +20.5% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 スリーエフ7544 ローソン・スリーエフの本部を51%持つ現金持ちの会社。2034年の契約の満了が分かれ目だが、やや割安とみる 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 パルグループホールディングス2726 3COINSの立て直しで稼ぐ力は本物だが、堀は浅く、10年の価値は今の時価総額をやや下回る。割安とも割高ともいえない 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 株式会社Genki Global Dining Concepts9828 魚べいの出店余地と海外の身軽な稼ぎは本物だが、国内の利益率は薄く、豪州買収の借金も重い。10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +20.0% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 NEW ART HOLDINGS7638 指輪の稼ぎは本物で利益率も高い。ただ結婚の数は減り、利益を超える配当と軽井沢の大型投資が重しになる 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 買取王国3181 名古屋発の郊外型リユース。工具の専門店が伸び、資本コストを上回る稼ぎを積む。創業家の支配で還元は薄いが、値段はやや安い 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ミアヘルサホールディングス7129 稼ぎの 7 割は保育事業。公定価格の中で調剤と介護を抱え、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 光フードサービス138A 小さな立ち飲み店を増やせる余地は大きく、長期価値はやや割安。ただし出店の遅れと再投資効率が安全域を左右する 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 株式会社G‐7ホールディングス7508 業務スーパー最大手の加盟店。出店で稼ぎは伸びるが、薄い利益率と本部への依存が重い。10年の価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +15.0% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 オーエムツーネットワーク7614 スーパー内の精肉店を営む会社。時価総額とほぼ同じ純現金を抱えるが、親会社が過半を持ち戻りは限られ、事業の稼ぎも薄く適正 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 シルバーライフ9262 高齢者の弁当の宅配を加盟店と自社工場で担う会社。加盟店は細るが施設向けと冷凍が伸び、やや割安 本質価値との差 +14.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ハークスレイホールディングス7561 弁当屋から店舗の不動産と食品加工へ軸足を移した会社。借金の重さを引くと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 INGS245A 複数ブランドと加盟店支援を生かす成長余地は大きく、長期価値はやや割安。ただし加盟店の閉店と店舗投資が安全域を細らせる 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ウイルプラスホールディングス3538 輸入車ディーラーを買い集める手際は確かだが、利益は薄く借金は重い。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.7% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 株式会社セリア2782 セリアは100円均一の2番手として堅実に伸びるが、値札の枠が利益を押さえ、本質価値は今の時価総額を1割ほど下回り、計算上はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 アンドエスティHD2685 国内3位の衣料チェーンで稼ぐ力は戻ったが、堀は浅い。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正に近い 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ICDAホールディングス3184 三重の堅実なホンダの販売店。稼ぎは安定しているが、ためた利益が株主に戻りにくい 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +12.7%) やや割安 シュッピン3179 カメラと高級時計の中古・新品を売るネット専門店。ブランド力は確かだが、相場と為替に振れる在庫商売で、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 ヨシックスホールディングス3221 やや割高:地方に同じ型の店を出し続ける居酒屋チェーンの10年 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ZOZO3092 国内ファッションEC最大手。LINEヤフー傘下で安定成長だがAmazon・楽天・SHEINとの併用が進み、堀はシステム・物流に限られる 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バローホールディングス9956 東海のスーパーを軸に31期連続で増収。薄い利益率と借金を踏まえ、10年の中立は還元を足せば今の時価総額を上回り、総合では適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) 適正 サーラコーポレーション2734 愛知東部・静岡西部のガスを軸にした地域複合企業。利益は増えているが資本コストを超える稼ぎは遠く、総合は適正 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 株式会社コメリ8218 農家の町のホームセンターは堅く、借金もない。ただ資本が厚く稼ぎは6%台止まりで、10年先の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 フェリシモ3396 毎月届く定期便の通販。客は細り本業はほぼ利益ゼロ、時価総額を超す現金も株主に戻らず、やや割高 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 スタジオアタオ3550 革製品の独自ブランドと厚い現金は魅力だが、販促費と顧客基盤の弱さが残り、現状の評価はおおむね適正 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ゼビオホールディングス8281 資産は厚いが、利益率が 1〜3% の薄い大型スポーツ店。確率で重ねた 10 年の価値は、今の時価総額を 1 割弱下回る 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 トーエル3361 関東のLPガスと宅配水。財務は盤石だが、縮む市場で稼ぎは伸びにくく、値段は適正圏の上側 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 スギホールディングス7649 調剤とアプリで稼ぐ力は伸びるが、利益率は薄く成長は買収頼み。一回きりの税効果を除いて測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 VTホールディングス7593 自動車ディーラー大手。台数は伸びたが利益率は3%に届かず、金利上昇と日産・英国の不振で10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 クオールホールディングス3034 薬局・後発薬・営業請負の 3 本柱は堅いが、値段は国が決め、買収で積んだ資産も重い。10 年の利益の伸びが小さく、今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社ひとまいる7686 旧カクヤスグループ。東京の飲食店に酒を 1 時間枠で届ける会社。利益率は 1.4% と薄く、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 スクロール8005 生協向け通販が縮む中、物流・決済代行が穴を埋めるが薄利。純現金と配当は厚いが、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +5.2% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 コスモス薬品3349 自前の出店だけで売上 1 兆円を築いた薄利多売の優等生。成長の力は本物だが、薄い利益率が値段にほぼ映っている 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リテールパートナーズ8167 山口・九州の食品スーパー連合。利益は薄く資本効率は資本コストに届かず、10年の中立は今の値段に届かない。総合ではやや割高 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 コーナン商事7516 PROと居抜き出店で店は増えるが、借金は重く利益率は薄い。物価高の特需を除くと、10年の稼ぎは今の値段を下回る 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ベルーナ9997 通販の看板の裏で、ホテルと貸金が利益の柱に育った。借金でホテルを増やす戦略は筋が悪くないが、総合はやや割高とみる 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 PLANT7646 福井発の地方スーパーセンター23店。今の株価は、悲観側まで重ねた価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +3.2% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 アクシアル リテイリング8255 新潟と群馬の食品スーパー。純現金は厚いが粗利の圧力が戻り、10年の中立は今の値段近辺で測る 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ジェイドグループ3558 物流とITを束ねる買収再生力には価値があるが、ECの堀は薄く、現状の時価総額に厚い安全域はない 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 SAKIGAKEホールディングス5891 京都の背脂醤油「魁力屋」に三田製麺所を借金で足した。店は増えるが、のれんと利払いが重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 メディカル一光グループ3353 調剤薬局・医薬品卸・介護の三本立て。収益は国の報酬頼みで、買収が成長を左右する小粒の会社 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社イズミ8273 西日本の食品と大型店で稼ぐ堅実な小売。10年後の価値は今の値段にほぼ等しく、割安でも割高でもない 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 セブン&アイ・ホールディングス3382 コンビニ専業への純化と2兆円の自社株買いが進む。今の利益は残るとして利益の倍率で測ると、10年の中立は還元を足せば今の値段を上回り、総合では適正 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 アスモ2654 親会社の老人ホームに給食を届け、介護も営む小さな複合企業。現金は時価総額に迫るが、親子上場で戻りにくい 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社エービーシー・マート2670 国内シューズ市場をほぼ独占する稼ぐ力は本物だが、今の値段は10年の成長をかなり織り込み、やや割高と筆者は見る 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 やまや9994 酒類ディスカウントの国内最大手で、居酒屋を持つ複合企業。薄利でも純現金が厚く、今の値段は10年の本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 ジンズホールディングス3046 眼鏡の国内2位で、国内の利益は厚く海外も黒字化した。ただし市場は横ばいで、今の値段は先の成長を先取りし、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 マーケットエンタープライズ3135 店を持たないネットのリユースは育ったが、稼ぎを WiMAX の回線販売の波が打ち消してきた。値上げで回線が安定しても、崩れる道の重さで価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 株式会社しまむら8227 郊外の低コスト運営で稼ぐ衣料品専門店で、現金を足した価値でも今の値段を2割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 0.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ワークマン7564 作業着の専門店から日用品の機能服へ。稼ぐ力は本物だが、資本コスト8.0%で割り戻すと本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る 本質価値との差 −1.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 天満屋ストア9846 岡山を地盤に 46 店を持つ食品スーパー。財務は堅いが、稼ぐ力は低く、投資も重い。10 年で見ると、今の値段は割安とは言いにくい 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ブルーゾーンホールディングス417A ヤオコーの惣菜と地域密着の堀は本物だが、店舗投資と買収後の資本効率を考えると株価はおおむね適正圏 本質価値との差 −2.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社アークス9948 道内3強の一角で財務は強いが、利益率2.8%の薄商いで伸びは物価並み。現金が戻らなければ、今の値段はやや割高 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 エイチ・ツー・オー リテイリング8242 梅田の旗艦店と食品の二本立てで稼ぎは堅いが、ROEが資本コストに届かず、本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 アスクル2678 法人向け通販の国内老舗。ランサム被害からの回復途上で、利益率の天井は3%台。10年の価値は今の時価総額をやや下回ると見る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 DCMホールディングス3050 国内最大級のホームセンター。店は増えたが稼ぐ力は借金の重さに見合わず、10年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ネクステージ3186 中古車小売の最大手級。買取と業者販売で利益率は改善中だが、薄利で相場と借入に弱く、総合はやや割高 本質価値との差 −6.8% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 ほぼ日3560 手帳一本足のブランド会社。ファンの結びつきは本物だが、直近の好業績を織り込んだ今の値段は少し高い 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 ツルハホールディングス3391 イオン傘下でウエルシアと統合し国内最大の2兆円連合となったが、統合費用と調剤報酬の重さが利益を圧迫する。規模の経済が利益率にどこまで実るかが本質価値の分かれ目 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サックスバー ホールディングス9990 鞄と財布の専門店を約590店持つが、物価高で利益が細り、10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 交換できるくん7695 住宅設備の交換需要と施工の仕組みには伸びしろがあるが、薄い利益率と現金還元の不透明さを考えると現状はやや割高 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 オーシャンシステム3096 新潟の業務スーパー FC 直営が柱。薄利の小売で、10 年で見ても利益は資本コストに届かず割高 本質価値との差 −9.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 西松屋チェーン7545 西松屋は少子化の国内で店を増やし続ける堅実な専門店だが、利益が薄く厚い現金も戻りにくく、10年で割り戻すと今の時価総額にやや届かない 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 MonotaRO3064 工場・現場の間接資材EC国内最大手。口座数拡大と大企業連携で成長は続くが、今の値段は10年先の利益から測った価値を大きく上回り、総合はやや割高 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス7532 深夜型ディスカウントは物価高で客を集め海外も伸びる。それでも資本コスト7.5%で利益の倍率を測ると、今の値段は10年先の成長を先取りしていて割高 本質価値との差 −10.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) やや割高 東天紅8181 コロナ後の黒字は本物だが、婚礼の縮む国で10年の稼ぐ力は今の値段を上回りにくい 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 井筒屋8260 小倉の百貨店。借金を返しながら細く稼ぐが、資本の稼ぎは資本コストに遠く、割高とみる 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 ゴルフ・ドゥ3032 中古ゴルフ用品の再利用には息の長い需要があるが、薄い全社利益と借入負担、無人練習場の先行赤字を考えると安全域が足りない 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 株式会社 丸井グループ8252 稼ぎの中心はカードの貸し出しで、事業は強い。だが元手の借金に金利上昇が効き、純利益の伸びは営業利益の半分ほど。値段は少し先を行く 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ティーライフ3172 健康茶の通販と倉庫の賃貸で稼ぐ小さな会社。利益率は3年続けて下がり、通販の客の高齢化も重い 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 ハニーズホールディングス2792 純現金は厚いが、客数の戻らない衣料店で利益率が下がっている。10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本瓦斯8174 関東のLPガス・都市ガス・電気を1件ずつ積む地域インフラ。ROE22%は規制の追い風と全額還元の産物で、10年の価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ピクスタ3416 画像素材の販売力は生成AIで痩せ、出張撮影と体験店舗への転換は途上。現金の厚さを見込んでも安全域は薄く、やや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アールビバン7523 版画の催事販売と、その購入者向けの割賦で稼ぐ高利益率の会社。経営陣によるMBOが成立済みで、本質価値は買付価格(時価総額で約174億円)の6割強 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 綿半ホールディングス3199 建設が稼ぎ、小売が支える堅実な複合企業。ただ借金と低い資本効率が重く、今の値段は10年の見返りに見合わない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 ペットゴー7140 自社ブランドへの転換には価値があるが、顧客減少と希薄化を考えると長期の安全域はまだ不足する 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 オートウェーブ2666 PBR0.6倍でも割安とは言えない。利益は資本コストに届かず、配当性向13%で株主に戻らない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 マツキヨココカラ&カンパニー3088 都市×化粧品×調剤の稼ぐ力は本物だが、純現金は年 800 億円の家賃の約束でほぼ埋まる。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 クスリのアオキホールディングス3549 北陸発の食品併設ドラッグで稼ぎは堅いが、薄い利益率と創業家・大株主の綱引きが重い。利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 yutori5892 ブランドを生み育てる力は魅力だが、買収費用と利益の変動を織り込むと長期価値にはなお安全域が足りない 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 はせがわ8230 仏壇・墓石の小売の最大手。死亡者は増えても仏壇は小さく簡素になり、店の家賃と人件費が重い。ならした稼ぎで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 株式会社王将フードサービス9936 餃子の王将は堅い財務と店長任せの味が強みだが、直営が増えない中で今の時価総額は10年後の利益を先に払いすぎている 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日産東京販売ホールディングス8291 東京の日産系ディーラー。整備が利益の柱だが、日産の立て直し次第で新車の稼ぎが揺れ、PBR0.56倍でも安いとは言えない 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アークランズ株式会社9842 ホームセンターと外食の二本柱だが、利益は4年続けて細り、不正会計で信用も傷んだ。資本コストを超える稼ぎが見えず、今の値段は割高 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ブックオフグループホールディングス9278 中古の本・衣料・家電を売る国内最大級の買取チェーン。市場は伸びるが利益率が薄く、10年の本質価値は今の値段を3割強下回り割高 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 MRKホールディングス9980 補整下着「MARUKO」を対面で売る RIZAP の子会社。資産は厚いが、稼ぎは薄く、現金の多くは親会社への貸付に回る。値段は割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ハルメクホールディングス7119 雑誌首位の信頼は本物だが、顧客減少と獲得費用の壁を越えねば、現在の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アドヴァングループ7463 輸入タイルの稼ぎは細り、含み資産に頼る会社。資産の厚みはあるが、事業の資本効率は低い 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ケーズホールディングス8282 堅実な家電チェーンだが、エアコン特需で膨らんだ利益が恒常の力に見えている。今の値段はそれを先に払っている 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サンエー2659 沖縄の食品と暮らしの店で首位。現金は厚いが540億円の新工場が重く、利益は物価並みの伸びで総合はやや割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 くら寿司2695 回転寿司 2 位の個性は本物だが、稼ぐ力が薄すぎる。米国の拡大が実っても、今の値段は先取りしすぎだ 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社 平和堂8276 滋賀の店の密度は本物の堀だが、稼ぐ力は資本コストに届かない。10年の中立は今の時価総額を下回り、総合ではやや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ハイデイ日高7611 駅前の低価格中華と自前の工場網は本物の強み。ただ店の数に天井があり、今の値段は700店計画の成功を先に織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 キューブ7112 MARK & LONAのブランド価値には成長余地があるが、韓国事業の縮小と先行投資の重さを考えると、現在の時価総額にはなお安全域が足りない 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エディオン2730 統合の期待が値段に乗った家電量販の大手。資本の効率は資本コストに届かず、本質価値はかなり低い 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 京都きもの友禅ホールディングス7615 振袖の小売りに絞った再建途上の会社。黒字は戻ったが、少子化と友の会の債務が重く、割高と見る 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 銚子丸3075 首都圏の高めの回転寿司で、純現金も厚い優良チェーン。ただ最高益の水準を先取りした値段で、中立の本質価値は一段下 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ケイ・ウノ259A 職人とデザインの強みは残るが、金属高による採算悪化と薄い自己資本を考えると、今の評価には安全域が足りない 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 アルペン3028 国内最大級のスポーツ用品チェーンだが、営業利益率 3% の薄利では資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ミラタップ3187 独自デザインの住設ECには伸びしろがあるが、過去の投資失敗と薄い収益力を考えると現値はやや割高 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 青山商事8219 スーツ需要の縮みが続くなか、稼ぐ力は資本コストに届かず、本質価値は今の時価総額を4割近く下回る見立てで、計算上は割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ビックカメラ3048 好調な業績はすでに値段に乗っている。薄利の家電量販で、その稼ぎの伸びしろは物価並みだ 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アインホールディングス9627 国内最大の調剤薬局。さくら薬局の買収で規模は手に入れたが、借金と公定価格の縛りが重く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 RIZAPグループ株式会社2928 立て直しは本物だが、稼ぎの柱はまだ若い一本足。10年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −25.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 良品計画7453 無印良品は中国偏重の優良企業。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても、今の値段は割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ドトール・日レスホールディングス3087 ドトールの立地と手頃な値段は本物の堀だが、利益が薄く、10年後の中立でも期待の年率は資本コストに届かない 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ベガコーポレーション3542 LOWYAの店舗展開には成長余地があるが、競争と再投資負担を考えると現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −27.1% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社ジョイフル本田3191 北関東の巨大店に厚い現金と株を抱えるが、客数が細り稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高寄り 本質価値との差 −29.5% · 10 年 やや割高(年 +2.6%) やや割高 丸善CHIホールディングス株式会社3159 書店の看板の裏で稼ぐのは大学向けと図書館受託。紙の市場が縮み、資本効率も低いため、本質価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −29.5% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 ヤマダホールディングス9831 家電の王者は、利益の薄さと重い借金の割に、今の値段が高い。回復の期待が先に乗っている 本質価値との差 −29.5% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイイチ7643 北海道 26 店の食品スーパー。現金は厚いが、利益は競争と賃上げに削られ続ける。10 年で見ると、今の値段には届かない割高と出る 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) 割高 FOOD & LIFE COMPANIES3563 海外は小型持ち帰りでなくフルサイズ店で稼ぐ本物の成長だが、PER58倍・PBR14倍は国内飽和後の10年を先取りしすぎで、利益ベースで測ると割高 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 あみやき亭2753 愛知発の焼肉チェーン。現金は厚いが、原価高で利益が2期続けて落ち、今の値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社フジ8278 中四国最大手のスーパー。店を絞って利益率2%を目指すが、薄利で資本効率が資本コストに届かず、利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 いつも7694 ブランド公式ECの受託販売は伸びる余地があるが、薄利と負債、株主還元の乏しさから今の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +5.4%) 割高 魚力7596 首都圏の駅ビルで魚と寿司を売る小売。現金が時価総額の4割に及ぶが、店は薄利で支配株主が厚く、今の値段は割高 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ヤマノホールディングス7571 着物・宝飾と美容が柱。縮む和装市場を買収でつなぐ薄利の会社で、今の値段は利益に比べて高い。10 年で見ると割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 力の源ホールディングス3561 一風堂の世界ブランドは本物だが、原材料と人件費の上昇に値上げが追いつかず、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る割高 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 4℃ホールディングス8008 羅針の買収で売上は伸びたが、宝飾とアパレルが重い。のれんの償却が終わっても、10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 株式会社髙島屋8233 百貨店の稼ぐ力は戻り、不動産の含み益も厚い。だが今の値段は先の成長まで払っており、計算上は割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社物語コーポレーション3097 焼肉きんぐを核に新業態を次々と育てる成長株。ただし直近の勢いは鮮やかすぎ、10年先の利益で測ると今の時価総額は重い 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ジョイフル9942 危機から立ち直ったファミレスは、FC 転換で利益が厚くなったが、10 年の利益で測ると今の値段は先を行きすぎ 本質価値との差 −34.5% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 ナフコ2790 資産は厚いが、その資産が稼いでいない。利益率が戻らない限り、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 バナーズ3011 賃貸が稼ぎの核だが、借金が重く、金利の上昇と建築費に利益を削られる。割高と見る 本質価値との差 −35.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 サイゼリヤ7581 安さで客を集める実力と中国の伸びは本物。だが今の利益はすでに高く、利益で測ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −35.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヒマラヤ7514 岐阜発のスポーツ用品の大型店。資産は厚いが稼ぐ力が足りず、純資産を下回る値段でも割高 本質価値との差 −35.3% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 イオン九州2653 九州の食品小売で首位を争う堅実な会社だが、薄利で配当も控えめ。10 年の利益の伸びは物価並みで、今の値段は先を見込みすぎている 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 セキチュー9976 群馬の中堅ホームセンター。カインズの地元で値段を決められず、稼ぎの半分は土地の賃料。割高とみる 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 カワチ薬品2664 稼ぐ力が細く、現金と創業家の支配で値段が支えられている。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ファーストリテイリング9983 ユニクロは世界ブランドへ育ったが、今の利益は残るとして強い堀を認め利益の倍率で測っても、割り戻した本質価値は今の時価総額の5割ほどで、計算上は割高 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 三越伊勢丹ホールディングス3099 稼ぎの大半は旗艦3店と免税。土地の含み益を見込んでも、10年先の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 メディカルシステムネットワーク4350 薬局472店と、薬局向けの支援事業を併せ持つ。値段を国が決め、借入も重く、利益が資本コストに届かない構造。今の値段はやや割高 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ホットマン3190 東北のイエローハット最大級の加盟店。事業は堅いが、資本の稼ぎが資本コストに届かない 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 リネットジャパングループ3556 自治体回収網は価値があるが、GIGA特需と大型買収を恒久利益にできるか未証明。希薄化を含めると割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 サンマルクホールディングス3395 カフェと和の専門業態を買い足して稼ぎを伸ばす外食株。事業は堅いが買収の値段が重く、今の値段は先の成長まで織り込みすぎている 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 株式会社丸千代山岡家3399 24時間営業の豚骨ラーメンで稼ぐ強さは本物だが、一本足の事業に今の利益の2倍以上の値段は重い。10年先の利益で測っても割高 本質価値との差 −38.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 アシードホールディングス9959 自販機運営と受託の飲料製造。利益は製造が稼ぎ、自販機は縮む。足元の過去最高益を織り込んだ今の値段はやや割高とみる 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 サイプレス・ホールディングス428A 商業施設への出店余地は大きいが、借入・のれんと薄い価格決定力を考えると、成長期待を織り込んだ現在の評価は割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チヨダ8185 靴の量販チェーン。客数が減り続け、利益は薄い。現預金は厚いが、事業の稼ぎだけでは今の値段を支えられず割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス3222 首都圏の食品スーパー再編は進むが、売上1兆円で営業利益率0.5%。10年後の中立でもROEは資本コスト未満で、今の値段は先取りしすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 トライアルホールディングス141A 西友の首都圏立地と食品調達力には価値があるが、買収負債とのれんを払った株主価値にはなお割高感がある 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ユニシアホールディングス3547 串カツ田中の社名を変えて外食の多角化へ。買収で借金とのれんが膨らみ、薄い利益に比べて今の値段は高すぎると見る 本質価値との差 −41.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ジェーソン3080 関東の安売りバラエティ店。純現金は厚いが利益が薄く、立て直しを織り込んでも今の値段は割高 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 HUMAN MADE456A 独創性と定価販売は大きな強みだが、海外出店とブランドの永続性に賭けるには今の評価に安全域が乏しい 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ニトリホールディングス9843 ニトリは国内の価格優位と頑健な財務で底堅いが、海外の米国撤退・中国苦戦と島忠ののれん喪失が重い。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても今の値段は割高 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 カネ美食品2669 ドンキの傘下に入った中食メーカー。稼ぐ力は戻ったが、現金は少数株主に戻りにくく、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ファーマライズホールディングス2796 全国400店の調剤薬局チェーン。報酬は国が決め、借入も重い。株主に残る稼ぎは薄く、割高とみる 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 AOKIホールディングス8214 紳士服が縮むなか快活CLUBが稼ぎを支えるが、資本コストに届かない利益では今の値段を支えきれず、積み上げた価値は今の値段を4割近く下回り、割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 一家ホールディングス7127 博多の屋台を模した安い居酒屋で育つ会社。店は増えるが利益は薄く、借金と家賃が重い。今の値段は先の成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 エー・ピーホールディングス3175 居酒屋から弁当へ軸足を移す再建途中の会社。今の株価は、財務の弱さを考えると中立の価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 アルビス7475 北陸の食品スーパー。ライフの TOB が決まったが、独立した事業の価値は買付価格より低いと見る 本質価値との差 −46.9% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 株式会社コジマ7513 堅実な家電量販だが、稼ぐ力に比べて今の値段が重い。親会社の傘の下で、資本効率は高まりにくい 本質価値との差 −47.0% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 株式会社ギフトホールディングス9279 直営と自社工場を一つにした仕組みは本物だが、家賃と出店投資を背負う拡大の成果は 10 年後の中立でも今の値段に届かず、割高と見る 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ミサワ3169 unicoの名で家具と雑貨を自ら企画して売るが、利益率は2%前後に沈んだ。ブランドの鮮度頼みで、今の値段は高い 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 コナカ7494 縮む紳士服の市場で6期続けて営業赤字のコナカ。資産を売って財務を立て直したが、稼ぐ力は資本コストに遠く、今の値段は割高 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 J.フロント リテイリング3086 都心の旗艦店とパルコは強いが、利益の伸びが物価並みで止まる計算では、今のPER23倍は割高寄り 本質価値との差 −48.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ストリーム3071 PC・家電のネット通販。売上は伸びるが利益率は 1% 前後で、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 幸楽苑7554 ラーメン専業の幸楽苑は赤字の底から立ち直ったが、利益率は薄く過去に何度も崩れた。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハブ3030 駅前に広がる英国風パブの勢いは本物だが、薄い利益率と固定の家賃を考えると、今の値段は 10 年の稼ぎから見て 2 倍以上高い 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 IKホールディングス2722 生協向けの商品企画と通販の会社。粗利率が下がり、中期計画も撤回した。稼ぐ力が細く、筆者は割高と見る 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ラオックスホールディングス8202 免税店の看板で知られるが、いまの稼ぎはギフトとバーニーズ。本業は薄利で、10年では割高と見る 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 イオン北海道7512 道内2位のイオン系スーパー。利益率の低さが重く、10年の中立は還元を足しても今の値段に届かず割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 バルニバービ3418 水辺の飲食店から街の価値を育てる独自性は魅力だが、増収の裏で収益力と財務余力が弱まり、今の株価に十分な安全域はない 本質価値との差 −51.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 オークワ8217 和歌山を地盤とする食品スーパー。売上は大きいが利益はほぼ出ず、立て直しの見込みも薄く割高 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 銀座ルノアール9853 都心で「ゆっくり座れる喫茶室」を守る老舗。客足は戻ったが、家賃と人件費に挟まれた薄い利益に、今の値段は届かない 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 株式会社近鉄百貨店8244 過去最高圏の利益も、万博と名古屋の分が抜ければ細る。資本コストに届かない稼ぎには、いまの値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −52.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ロイヤルホールディングス8179 稼ぎ頭は外食でなくホテルに移り、利益は景気と訪日客に振れやすい。今の値段は中計の達成を先取りし、10年の利益で測ると割高 本質価値との差 −52.2% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 株式会社Joshin8173 関西に根を張る家電量販店。利益率は 1% 台と薄く、中計の回復が先に今の値段へ織り込まれている 本質価値との差 −52.4% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 フェスタリアホールディングス2736 ブライダルは堅いが、利益率の薄さと重い借金が利益を食う。10 年先でも今の値段を下回ると見る 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 TORICO7138 漫画イベントには成長余地があるが、赤字の本業と暗号資産への依存、株式の希薄化を考えると長期価値は割高圏にある 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 日本マクドナルドホールディングス2702 値上げと店舗のFC化で目先の利益率は上がるが、国内専業で海外展開の成長余地が無いため10年の天井は低く、PER31倍は本質価値を上回る 本質価値との差 −53.2% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 伸和ホールディングス7118 北海道の焼鳥居酒屋と惣菜店のチェーン。手堅く伸びるが、利益の40倍超の値段は稼ぐ力に見合わず割高 本質価値との差 −53.4% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ガーデン274A 壱角家の店舗網と再生力は魅力だが、値上げで客を失い利益が急減した今、10年の価値には大きな安全域がない 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 ダブルエー7683 婦人靴のORiental TRaffic。利益は半分に落ちたまま、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −54.4% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 バロックジャパンリミテッド3548 MOUSSYなど若い女性向け衣料を持つが、稼ぐ力は細り続けている。配当が利益を大きく上回る今の値段は、10年の価値の3倍を超え割高 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 はるやまホールディングス7416 紳士服の市場縮小で営業赤字が続き、自己資本227億円に見合う利益が出ない。本質価値は今の値段を大きく下回り、割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 パレモ・ホールディングス2778 割高:売上が縮み続けるSCの衣料店、薄い利益に借入が重なる 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ゼンショーホールディングス7550 すき家とはま寿司の国内寡占は本物の堀だが、PER40倍は海外3,000店の中計を先取りしすぎ。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても割高 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 富士山マガジンサービス3138 雑誌の定期購読とデジタル雑誌の取次で稼ぐが、紙は縮み利益率は年々下がる。現金は厚いが手厚い優待と買収に流れ、値段は高い 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 株式会社ブロンコビリー3091 炭焼きステーキの質と厚い自己資本は本物だが、出店の天井が低く、今の値段は10年先の増益を先に払いすぎている 本質価値との差 −56.2% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 愛眼9854 大阪発の老舗の眼鏡チェーン。時価総額に迫る現金を持つが、稼ぐ力が細く現金も戻らないので割高 本質価値との差 −56.7% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 リミックスポイント3825 時価総額の半分近くはビットコイン。本業の電力小売と蓄電池は利益が小さく、今の値段は価値を大きく先取りしている 本質価値との差 −56.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 東和フードサービス3329 椿屋珈琲を軸にした首都圏の外食。ブランドは強いが、人件費と家賃で利益は伸びず、今の値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 SANKO MARKETING FOODS2762 水産卸と居酒屋で売上は100億円超。だが13期続く赤字と薄い自己資本で、株主の取り分は大きく削られる。筆者は割高と見る 本質価値との差 −57.2% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イオン8267 ツルハを通年で取り込み、物価込みの名目で積んでも、今のPER42.6倍は中期計画の倍増を先取りしすぎで、計算上は割高 本質価値との差 −57.8% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 エスエルディー3223 コラボカフェで知られる繁華街の外食会社。足元の利益は急減し、今の値段は稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 フジタコーポレーション3370 北海道のドーナツ・バーガーの加盟店運営。利益率は薄く借金は重い。今の値段は稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 CAPITA7462 巣鴨のガソリンスタンドと賃貸不動産に、事業承継の買収を足す小さな会社。構想は大きいが、稼ぐ力は今の値段に遠い 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ジェネレーションパス3195 家具や雑貨をネットのモールで売り、ベトナムに家具の工場も持つ。売上は伸びるが利益率は 1% 台で、今の値段は高い 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 カルラ2789 東北の和風ファミレス「まるまつ」を 100 店ほど営む地域チェーン。値上げは通るが、客数の減りと人件費で利益は細り、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −58.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 クラダシ5884 食品ロスを救う販路は魅力的だが、買収と蓄電所投資の資本負担を考えると、今の株価には長期の安全域が乏しい 本質価値との差 −58.9% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 SRSホールディングス8163 和食さとと寿司の二本柱は堅実だが、利益率 4% の外食に今の値段は先走りすぎ。京樽の再建が成否を分ける 本質価値との差 −59.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ホットランドホールディングス3196 銀だこの単品業態は強いが、利益が薄く、増資後の時価総額は中期計画の達成を先取りしすぎ。10 年の利益で測ると割高 本質価値との差 −59.6% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 ハチバン9950 北陸の「8番らーめん」とタイの 175 店。タイは稼ぐが国内は利益が消え、優待を足しても今の値段の半分に届かない 本質価値との差 −59.8% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 株式会社松屋フーズホールディングス9887 最高益でも純利益は40億円。牛めし中心の稼ぐ力に対して、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −60.3% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 関門海3372 ふぐ料理「玄品」の専門チェーン。冬に稼ぐ薄利の商売で、今の値段は利益に比べて高い。10 年で見ると割高 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 安楽亭7562 ステーキのどんを持つアークミールが利益の柱。焼肉の本家は縮み、借金も残る。今の値段は高い 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 サツドラホールディングス3544 北海道2位のドラッグストア。営業利益率が1%台と薄く、10年の中立でも今の時価総額の半分に届かない。MBOの買付けは成立済み 本質価値との差 −61.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 大和8247 金沢と富山の老舗百貨店。ホテルを手放しても借金が重く、10 年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 WDI3068 米国発ブランドを日本で育てる外食会社。国内は稼ぐが、海外の赤字と固定の家賃が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −62.7% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 シー・ヴイ・エス・ベイエリア2687 マンション受付・ホテル・コンビニの地味な複合。純負債が時価総額を上回り、利益の薄さを利息が食う 本質価値との差 −62.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ヤマザワ9993 山形・宮城の食品スーパー。薄利の本業に対し、帳簿の資産は厚いが、利益で測ると割高 本質価値との差 −63.3% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 カンセキ9903 栃木のホームセンターに業務スーパーとアウトドアを足した小売。借入が重く、株主の取り分は薄いので割高とみる 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 ヤマナカ8190 名古屋の老舗スーパー。自己資本は厚いが利益率 1% に届かず、厚い資本が稼ぎにつながらない 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 三洋堂ホールディングス3058 東海の郊外の書店チェーン。本の縮みをトレカと中古ホビーで埋めにいくが、家賃の重い薄利の構造は変わらない 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 Trailhead Global Holdings3358 九州の「山小屋」ラーメンを土台に、焼肉・寿司・バーガー・IT を買い集める。稼ぐ力はまだ薄く、今の値段は物語の先払いだ 本質価値との差 −64.0% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 ゼネラル・オイスター3224 海洋深層水の浄化技術は価値があるが、赤字続きの店舗と不安定な太陽光収益では、今の時価総額に届かない 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホリイフードサービス3077 茨城発の低価格居酒屋チェーン。親会社の下で回復と買収を進めるが、居酒屋の細る需要と家賃の重さで、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −64.3% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 ユナイテッド&コレクティブ3557 鶏料理の店づくりには強みがあるが、利益率の薄さと重い財務負担が続く。10年先の普通株主価値には安全域が乏しく、割高と判断する 本質価値との差 −64.4% · 10 年 割高(年 −3.3%) 割高 きちりホールディングス3082 ハンバーグと多業態で 138 店を直営する外食。利益は薄く、10 年先の成長を織り込んだ今の値段には、安全域が見えない 本質価値との差 −65.0% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ハウス オブ ローゼ7506 百貨店とモールに200余りの店を持つボディケアの専門店。現金は厚いが本業はほぼ稼がず、今の値段は高いとみる 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ジャパンクラフトホールディングス7135 手芸専門店の最大手だが、手芸人口は細り利益は薄い。赤字の歴史と家賃の重さ、新株予約権の薄まりを考えると大きく割高 本質価値との差 −65.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 マルヨシセンター7515 香川の地場スーパー。営業利益率は1%前後で借金は自己資本の1.6倍。本業の稼ぐ力から見た価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 株式会社壱番屋7630 ココイチの店舗網とのれん分けは本物の堀だが、コメ高と客離れで利益が伸びない。売却観測を含めても、今の時価総額は 10 年先の稼ぎを大きく先取りしている 本質価値との差 −66.2% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 ワイズテーブルコーポレーション2798 XEX と天ぷら山の上は魅力的だが、稼ぎの小ささに比べて値段が高すぎる 本質価値との差 −66.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 ヒラキ3059 安い靴のカタログ通販と京阪神の店。通販の客離れで本業はほぼ利益ゼロ、借金も残り割高 本質価値との差 −67.4% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 ジーイエット7603 元マックハウス。8 期赤字が続き、コーエン取得でも黒字が見えない。株主の取り分は薄まる一方 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 北雄ラッキー2747 札幌の地場スーパー。土地は持つが利益率 1% 未満で、帳簿の 7 割の値段でも高い 本質価値との差 −69.2% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 大庄9979 庄や・日本海庄や・やるき茶屋の大衆居酒屋と、食材卸が売上の半分。利益の薄さに比べて、今の値段は高いと見る 本質価値との差 −69.9% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 チムニー3178 居酒屋の本業は利益が薄く、今の時価総額は利益の40倍超。親会社が半分を握り、買収で報われる余地も小さい 本質価値との差 −70.0% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 ジュンテンドー9835 島根発の地方ホームセンター。薄い利益を上がる金利が食い、割高とみる 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 キャンドゥ2698 百円ショップ第3位でイオン傘下。利益が小さすぎて、10年かけて稼ぐ力が倍になっても今の時価総額には遠く、計算上は割高 本質価値との差 −73.1% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 株式会社 木曽路8160 しゃぶしゃぶの老舗は祝いの席に強いが、家賃が重く利益が薄い。今の時価総額は10年後の稼ぎを大きく先に払っている 本質価値との差 −73.3% · 10 年 割高(年 −7.5%) 割高 リンガーハット8200 ちゃんぽんの店は本物だが、利益の薄さと人手の重さで今の値段は先走りすぎ。10年先の利益を見ても、価値は今の4分の1ほどにとどまる 本質価値との差 −73.4% · 10 年 割高(年 −7.4%) 割高 梅の花グループ7604 湯葉と豆腐の「梅の花」と持ち帰り寿司の古市庵。借金が売上の半分あり、普通株主に残る利益は小さく、値段は稼ぎの何倍も高い 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 株式会社吉野家ホールディングス9861 牛丼の利益は戻ってきたが、利益率は低く、10年先を見ても、稼ぐ力が支える値段は今の3割ほどだ 本質価値との差 −73.9% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 グルメ杵屋9850 うどん・そばの外食に機内食と冷凍食品が加わる複合企業。利益が薄い割に借入が重く、今の時価総額は利益の100倍近い 本質価値との差 −74.0% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 うかい7621 東京タワー下の旗艦店を失い、今期は赤字の予想。値の張る会食と洋菓子で立て直す老舗 本質価値との差 −74.1% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 株式会社大戸屋ホールディングス2705 定食の店内調理という個性は本物だが、利益率は過去最高圏で小さな会社の海外は薄い。10年の利益の積み上げでも今の値段には届かない 本質価値との差 −74.1% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 ニチリョク7578 売上が縮み赤字が続く墓と葬儀の会社。資産は重いが稼ぎが細く、大株主の出方が値打ちを左右する 本質価値との差 −74.4% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 NATTY SWANKYホールディングス7674 餃子ブランドは残っても利益が薄く、賃料負担と新株発行を考えると今の時価総額は割高である 本質価値との差 −74.5% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 すかいらーくホールディングス3197 ガストは価格競争で守りが薄く、資さんうどん・海外はまだ小さい。PER46.7倍は先取りが過ぎ、筆者は割高と見る 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 ベクターホールディングス2656 AIサーバー貸与で黒字転換したが、契約更新と設備更新の実力は未証明。大幅な希薄化も考えると安全域は乏しい 本質価値との差 −75.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ミニストップ9946 赤字が続く業界4番手。期限偽装で足場が崩れ、再建後の稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −76.0% · 10 年 割高(年 −7.0%) 割高 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション2769 「遊べる本屋」は61店を閉じて黒字に戻ったが、借金と優先株が重く、普通株に残る価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −76.3% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 夢展望3185 中国向けファッションには回復の芽があるが、資本の薄さと親会社融資、度重なる希薄化が普通株主の安全域を奪う 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス3387 商業施設の多ブランド運営は優良だが、家賃の固定費と居酒屋・北米の不調を抱え、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −76.7% · 10 年 割高(年 −8.1%) 割高 マルシェ7524 居酒屋「八剣伝」のチェーン。親会社が付き再建中だが、利益が出ない期間が長く、10 年で見ても今の値段は大きく割高 本質価値との差 −77.5% · 10 年 割高(年 −6.4%) 割高 トリドールホールディングス3397 丸亀製麺という国内の堀は本物だが、海外の損失が資本を食い続ける。利益の質に比べ、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −77.6% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 浜木綿7682 名古屋の宴会向け中華43店。家族の集いに根を張るが、正常な稼ぎは年1億円台で、時価総額81億円は10年先の価値を大きく上回る 本質価値との差 −78.9% · 10 年 割高(年 −9.5%) 割高 ライフフーズ3065 関西の定食チェーン「ザめしや」。米の値上がりに値段が追いつかず、利益はほぼゼロ。今の値段は稼ぐ力の数倍で割高 本質価値との差 −79.1% · 10 年 割高(年 −7.9%) 割高 スターシーズ3083 衣料の小売から蓄電所とGPUサーバーへ急転換した会社。稼ぐ力は未完成で、新株予約権の薄まりも重く割高 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社サガミホールディングス9900 名古屋発の和食麺チェーンは堅実だが、今の利益は山。利益で測れば今の値段は先を見すぎで、大きく割高 本質価値との差 −80.8% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 焼肉坂井ホールディングス2694 焼肉・寿司・居酒屋を多業態で運営する外食会社。利益がほぼ出ず、店の賃借が重い。今の値段に見合う稼ぐ力は見えない 本質価値との差 −80.9% · 10 年 割高(年 −10.8%) 割高 株式会社 コロワイド7616 牛角から大戸屋・かっぱ寿司まで買収で束ねたが、利益は薄く借金は重い。今の利益の延長で10年先を測ると、値段は先走っている 本質価値との差 −81.2% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 ひらまつ2764 高級フレンチと婚礼のブランドは本物だが、利益は薄く家賃は重い。回復を織り込んだ今の値段は、10 年の稼ぐ力より高い 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 テーオーホールディングス9812 函館の多角経営。自己資本比率2%の体力で、金利上昇の10年を越えられるかが焦点 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 東京一番フーズ3067 ふぐ料理の専門店と養殖を併せ持つ外食。優待は厚いが、借入が重く利益に比べた値段は高い 本質価値との差 −81.4% · 10 年 割高(年 −8.6%) 割高 タカキュー8166 縮む紳士服を細々と営むタカキュー。再建は一服したが本業の利益はゼロに近く、稼ぐ力に比べて今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 ジェイグループホールディングス3063 名古屋発の多業態飲食は持ち直したが、物件売却益と希薄化を除く普通株の稼ぎでは現在の時価総額を支えにくい 本質価値との差 −82.7% · 10 年 割高(年 −10.1%) 割高 ヴィア・ホールディングス7918 やきとりの扇屋と紅とんの居酒屋。本業はやっと黒字の入口で、普通株の前に優先株が約55億円並ぶ。今の値段は割高だ 本質価値との差 −82.8% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 トップカルチャー7640 「蔦屋書店」を営む書店チェーン。4期続けて本業が赤字で、借金と優先株が重い。一時益で黒字化したが稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −83.2% · 10 年 割高(年 −7.2%) 割高 アクサスホールディングス3536 店と卸と賃貸ビルを借金で抱える小さな持株会社。金利が上がれば利益は利払いに消え、株主に残る価値は薄い 本質価値との差 −85.1% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 白鳩3192 割高:下着ECは赤字が続き、借入が時価総額に並ぶ 本質価値との差 −85.3% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 株式会社ペッパーフードサービス3053 いきなり!ステーキは立て直しが進むが、営業利益率は0.3%。中計どおりでも利益は小さく、時価総額が先に走りすぎている 本質価値との差 −85.6% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 株式会社松屋8237 銀座一本足の百貨店。免税の山が崩れ、利益で測ると今の時価総額の1割台。銀座の賃貸ビルの含み益は小さく、営業用の土地は悲観の床にだけ入れた 本質価値との差 −86.4% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 あさくま7678 サラダバーで客を呼ぶ郊外型ステーキは急回復したが、利益はまだ小さく、10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −86.6% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 ハピネス・アンド・ディ3174 宝飾店の縮小が続き、純資産はほぼ尽きた。借入が重く、株の値打ちは再建の成否と増資の条件で決まる 本質価値との差 −86.7% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 ショクブン9969 東海の夕食材の宅配。顧客が年々減り利益はほぼゼロ、神明が過半を持つ。稼ぐ力に比べ値段は高い 本質価値との差 −87.4% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 株式会社フジオフードグループ本社2752 店は増やせても利益が追いつかない。営業利益 7 億円の会社に時価総額 600 億円は、1,000 店計画を織り込みすぎだ 本質価値との差 −87.6% · 10 年 割高(年 −13.8%) 割高 テンアライド8207 居酒屋の本業は薄利で、13期の赤字を経験した会社。10年後の価値は今の時価総額の1割ほどにとどまる 本質価値との差 −87.7% · 10 年 割高(年 −13.7%) 割高 魚喜2683 鮮魚の対面販売で食べる薄利の小売店。利益は売上の1%に満たず、時価総額は稼ぐ力の10倍以上に膨らんでいる 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 JBイレブン3066 東海のラーメンチェーン。買収で店は増えたが、原材料と人件費の高さで利益はほぼゼロ。今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −88.1% · 10 年 割高(年 −13.3%) 割高 カッパ・クリエイト7421 回転寿司で4位に沈み、独り負けの状態が続く。親会社の後ろ盾があっても、10年後の稼ぎは今の時価総額を支えられない 本質価値との差 −89.5% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 KOZOホールディングス9973 持ち帰りずしの小僧寿しを核に、ラーメン・居酒屋と食品の卸を集めた会社。赤字が 20 年近く続き、増資で食いつなぐ。10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −92.2% · 10 年 割高(年 −14.4%) 割高 株式会社アトム7412 営業利益はほぼゼロなのに時価総額は自己資本の16倍。10年の中立でも純利益は10億円に届かず、割高 本質価値との差 −92.9% · 10 年 割高(年 −16.9%) 割高 かんなん丸7585 割高:赤字10期の埼玉の居酒屋、借入の重さが10年を左右する 本質価値との差 −93.8% · 10 年 割高(年 −18.2%)

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読んだ資料

  1. アルピコホールディングス 統合報告書2026:事業規模・中期経営計画・財務戦略・設備投資
  2. アルピコホールディングス 2026年3月期決算補足説明資料:セグメント業績・客数・運賃・ホテル・2027年予想・M&A
  3. アルピコホールディングス 有価証券報告書:株式の種類、B種優先配当、残余財産分配の権利

分析日 2026-10-23