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ユナイテッド&コレクティブ 3557

鶏料理の店づくりには強みがあるが、利益率の薄さと重い財務負担が続く。10年先の普通株主価値には安全域が乏しく、割高と判断する

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)159 円8 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-11-02)446 円22 億円差 −64.4%
10 年後から見ると 割高 価値 159 円8 億円 · 差 −64.4% · 期待の年率 −3.3%
期待の年率リターン(10 年)−3.3%資本コスト比 −12.8 pt
推定の資本コスト9.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率は、5つの筋書きから求めた期待CFのIRRです。期間の還元・追加負担を中間時点、終価を期間末に置く仮定で、価値の割引時期とそろえています。実際の配当日を予測した値や、筋書きごとのIRRの平均ではありません。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの終価と還元を確率で加重し、資本コスト 9.5% で今の値に割り戻したものです。

利益と必要資本から、将来の留保余力を見込む場合があります。この推定は、維持更新投資や運転資金、借換後の現金計画を確認した値ではありません。

留保余力の推定による上乗せは、算定価値の約0.5%です。同じモデル内の上乗せ分の割合で、実現する現金額や割高・割安を示すものではありません。

総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

終価・還元は現在株主全体の取り分です。1株表示は現株数への換算で、還元には配当・自社株買いを含みます。持分・支払時点は簡略化しており、買戻しに売却参加せず同じ株数を持ち続ける場合の将来株価・受取配当とは別です。

結論

ユナイテッド&コレクティブは、鶏料理居酒屋「てけてけ」を主力とする外食企業である。筆者の結論は「割高」だ。売上は回復しても利益が残りにくく、店舗の賃料と借入金に加えて、普通株式より優先されるA種優先株式の存在が長期の株主価値を圧迫している。

主力の「てけてけ」と「もつ焼酒場」は2026年2月期の売上の約9割を占める。鶏料理を軸にした店づくりと仕込みの集約には一定の再現性があるものの、競合がまねできないほどのブランド力や値決め力は確認できない。値上げしても客数が落ちないという実績より、集客を維持するために価格を調整しなければならない姿が目立つ。

財務の余裕は特に乏しい。2026年2月期の営業損益はほぼ均衡したが、純損益は赤字に戻った。さらに同年10月には2027年2月期の通期予想が下方修正され、黒字回復の道筋は当初計画より険しくなった。店舗の年間賃料は約10億円に及び、客数の減少がすぐに利益と現金を傷める。

10年後の中立では、客数と客単価の改善によって売上が約91億円に増え、営業利益が約2.1億円まで戻る姿を見込む。それでも大きな超過利益を生む事業にはならず、資金調達や優先株式への支払いを経た普通株主の取り分は限られる。5つの筋書きを資本コストで現在価値に直した本質価値は約7.8億円で、基準時点の時価総額約22.7億円を約66%下回る。株主優待の利用価値は認めるが、それだけで普通株式に十分な安全域があるとは考えにくい。

バリュー投資の観点から

長く持つ株主が最初に問うべきことは、2036年にも「てけてけ」が必要とされるかではなく、必要とされる店を経営して十分な利益を残せるかである。焼き鳥や鶏料理を外で食べる需要そのものは残るだろう。しかし、その需要がこの会社に集まり続ける保証はない。客は他社の店に容易に移れるため、店の魅力を保つための投資と人件費を惜しめない。

再投資の成績は厳しく見る必要がある。出店のたびに敷金、内装、厨房設備、採用費が必要になり、採算が悪ければ撤退時に減損や原状回復費が生じる。過去の大きな赤字と減損は、売上の拡大が株主価値の拡大と一致しなかったことを示している。新規出店の投資利回りが資本コストを超えると確かめられるまでは、店舗数の増加を高く評価できない。

オーナー利益も会計上の純利益より慎重に考える。年間約10億円の賃料は、売上が落ちても簡単には消えない固定的な支払いである。厨房設備の償却費が過去の取得価格に基づいて計上されても、更新に必要な現金はインフレ後の価格で出ていく。優先株式の償還と借入返済も、普通株主の自由になる現金を先に減らす。

経営の評価を変える条件は明確だ。既存店が販促に頼らず客数と単価を維持し、営業利益率が安定して3%を超え、借金と優先株式への支払いが進んでも現金が減らない状態になれば、会社の見方は大きく改善する。逆に、その実績がないまま出店を増やすなら、株式の希薄化や再び減損を生む危険を重く見る。

現在の時価総額に対する安全域は小さい。ここでは店が消えると決めつけず、10年後には中立でも営業黒字が定着する姿を織り込んだ。それでも普通株主に帰属する価値は現在の市場評価に届きにくい。商品への親しみと、株主として高い値段を払えることは別の問題である。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は、鶏料理と酒を提供する「てけてけ」である。「もつ焼酒場」も含む主力業態の2026年2月期売上は58.58億円に達し、会社全体の売上の約91%を占めた。店舗では客が飲食した回数と1人当たりの支払額が売上を決める。酒類を伴う夕食需要への依存が高く、会社が示す夜の「てけてけ」の平均客単価は約2,550円である。

第二の柱である「the 3rd Burger」の売上は同4.40億円で、会社が示す平均客単価は約1,150円である。ハンバーガーは居酒屋とは異なり、日中の利用や持ち帰りを取り込める。しかし、大手ファストフードチェーンに比べれば店舗網、調達、宣伝の規模が小さく、独立した高収益事業に育ったと判断するには早い。残りの1.62億円には「新太郎」「てけ八」などの業態が含まれる。

会社はセントラルキッチンに相当する加工・仕込み拠点を活用し、店舗での仕込み作業を減らそうとしている。この仕組みは人手不足への対策であると同時に、各店舗で料理の品質をそろえるための投資でもある。ただし、調理工程の集約には設備や物流の固定費が伴い、店舗数が減れば1店舗当たりの負担が増す。

売上は料理と飲料の価格だけでは決まらない。平日と週末、昼と夜、客の滞在時間、酒類の注文比率が変われば客単価も利益率も動く。主力店の集客が弱まった時に、値引きで客数を戻すか、価格を守って客数の減少を受け入れるかという難しい選択が生じる。長く持つ株主にとっては、単なる売上高よりも、既存店の客数を保ちながら残せる営業利益が重要になる。

なお、会社の報告セグメントは実質的に飲食事業1つであり、業態別営業利益は開示されていない。本分析では開示された業態別売上と客単価から来店回数を推定し、利益は本社費を含めて全社実績と整合するように推計した。業態別利益の数字は会社公表の実績ではない。

優良さと弱いところ

最も評価できるのは、鶏料理を主軸に据えた商品づくりと、調理工程を集約する運営ノウハウである。店舗の料理を標準化できれば、調理に熟練した従業員への依存を減らし、新規出店時の教育負担も抑えられる。小規模な居酒屋が個々の店で仕込みを行う場合に比べれば、一定の効率化余地がある。

しかし、それはまだ広い堀、つまり競合が容易には越えられない優位性ではない。焼き鳥、鶏料理、低価格の酒場は競合が多く、客にとって店を替える費用も小さい。2026年8月の「てけてけ」は、既存店の客数が前年同月比で増えた一方、客単価が大きく下がり、既存店売上は前年を下回った。販促で来店を促せても、同時に単価を守ることは難しいという実例である。

資本効率も見かけに注意が要る。自己資本が非常に薄いため、小さな黒字でもROEは高く見える。しかし、高いROEが設備投資や新規出店の利回りの高さを証明しているわけではない。過去には多額の減損損失と赤字が発生し、出店に投じた資本が十分に回収されなかった。

2026年2月期末の自己資本比率は約13%で、純有利子負債は約13億円だった。2027年2月期上期には売上の伸びに利益が追い付かず、現金も減少した。さらに、普通株式より先に配当や残余財産の分配を受けるA種優先株式が存在する。事業が少し黒字に戻っただけで、普通株主に利益が十分残るとは限らない。

筆者は堀を「弱い」と判定する。食品の品質と現場運営には改善余地があるが、規模の経済、顧客の乗り換えにくさ、持続的な値上げの実績のいずれも、資本コストを大幅に上回る増分投資利回りを10年間守る証拠としては不十分である。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の外食市場は名目では成長しているが、そのすべてが居酒屋の追い風ではない。日本フードサービス協会による2023年の外食産業市場規模は約24.2兆円であり、その後も値上げと人流の回復が売上を押し上げてきた。一方、会社の事業説明資料では、2025年の居酒屋・パブ・ビアホールの売上規模は2019年の約78%、店舗数は約68%にとどまる。昼食や持ち帰りに強い業態と、夜の飲酒需要に頼る業態では、回復の質が違う。

競争相手は大手の焼き鳥チェーンだけではない。「鳥貴族」などの焼き鳥店、低価格の大衆酒場、駅前の個人経営店、スーパーの総菜やコンビニの酒類まで、夕食に使う家計の予算を奪い合っている。大手チェーンには仕入れ、採用、広告、出店用物件の確保で規模の利点がある。店舗網が80店前後のユナイテッド&コレクティブが、同じ土俵で価格競争を続けるのは容易ではない。

会社の主力業態売上約59億円を、国内の居酒屋市場約1兆円と単純比較すればシェアは約0.6%となる。ただし、両者は集計範囲が完全には一致せず、厳密な市場シェアではない。それでも市場を支配する立場から遠いことは明らかであり、10年先の数量増加を市場全体の成長に任せることはできない。既存店の客数維持と、利益の出る立地への慎重な出店が必要になる。

中立では、国内の居酒屋需要の実質数量は大きく伸びないと考える。主力業態の来店回数を増やす余地はあるが、それは市場の自然成長ではなく、競合からの顧客獲得や店舗配置の改善によるものだ。客単価は物価上昇に沿って上がるとしても、人件費、鶏肉、米、油、電力、物流費も上昇する。価格転嫁が少し遅れるだけで、薄い営業利益は消えてしまう。

ハンバーガー事業には日中需要を取り込める利点があるが、市場にはマクドナルド、モスバーガー、バーガーキングなどの競争相手が存在する。小規模な店舗網では調達や宣伝の費用を分散しにくく、業態の独自性を客単価と来店頻度の両方につなげる必要がある。AIエージェントが調理や接客という現場の身体的な仕事を直接置き換える事業ではないため、指定の人月・SaaS型の代替制約には当たらない。ただし、注文受付や事務作業の自動化は競合を含めて進むため、それ自体は独占的な優位性にならない。

資本政策と M&A

経営の最優先課題は、普通株主への現金還元より財務の立て直しである。2026年5月の事業計画資料では2029年2月期に向けた店舗網の拡大を示したが、当初の2027年2月期計画は同年10月に下方修正された。修正後の通期予想は売上65.5億円、営業損失0.48億円、純損失1.31億円である。成長投資を増やす前に既存店の採算と資金繰りを安定させる必要がある。

過去には感染症拡大による大幅赤字と債務超過を経験し、第三者割当などで資本を補ってきた。2021年には日本政策投資銀行系のファンドが引き受けるA種優先株式を発行した。優先株式には普通株式に先立つ配当・残余財産分配の権利があり、2026年8月には優先配当1億円が行われた。同年9月には100株の優先株式を約1.02億円で取得・消却し、なお400株が残っている。

この優先株式への支払いは普通株主への還元ではない。利益が回復しても、借入返済や優先株式の整理に現金が使われれば、普通株主に戻る額は小さい。普通株式について具体的な配当性向、DOE、総還元性向、自社株買い額の数字の約束は確認できず、現在の普通配当はゼロである。中期の店舗数目標は、普通株主への分配を保証するものではない。

一方、株主優待制度は重要な還元手段である。2026年2月期末の株主優待引当金は約0.52億円であり、本分析ではこれを平常時の年間費用の近似値として扱う。10年間の累計還元には優待の会社負担額を含め、実際の現金配当がない場合でもゼロとはしていない。ただし、優待券は利用条件のある飲食サービスであり、受け取った株主全員にとって現金と同じ価値があるわけではない。

大型買収で急成長を狙うより、既存店舗と仕込み拠点から安定した現金を生む方が合理的である。外食チェーンの統合相手やスポンサーが現れる可能性はあるが、具体的なTOBやMBOを価値の前提にはしない。確認した直近の開示では上場廃止予定や継続企業の前提に関する注記は認められなかった。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

「てけてけ」は、焼き鳥と鶏料理を軸にした利用動機が明確な業態である。多業態の居酒屋と違い、主力商品がはっきりしているため、食材調達、仕込み、従業員教育を共通化しやすい。セントラルキッチンを活用した仕込みの集約がさらに進めば、各店舗の人手を減らしながら品質を安定させられる。過去の赤字で不採算店を整理したことも、今後は利益を優先する出店に切り替わる契機になりうる。

外食には、遠隔地への配送やデジタルサービスでは代替できない価値がある。職場の同僚や友人と会い、料理と酒を楽しむ需要は10年後にも残る。居酒屋市場全体が過去の水準に戻っていなくても、価格と立地を適切に選べるチェーンには競合から客を奪う余地がある。主力店の客数増加が価格引き下げなしで続くなら、同社の売上規模では小さな粗利改善でも営業利益が大きく増える。

「the 3rd Burger」も成功すれば評価を変える。日中と持ち帰り需要を取り込むことで、夜の酒場に偏った事業構成を補える。店舗を絞って採算を改善し、その後に慎重に増やせれば第二の収益源になりうる。

財務に関しても、優先株式の一部取得・消却が実施されたことは前進である。今後の営業黒字から借入と残存優先株式を整理できれば、普通株主の取り分は急速に改善する。自己資本が薄いからこそ、事業の改善に成功した際の株主価値の増加率は大きい。これは株価ではなく、現金を残す営業力が回復した場合の上振れである。

慎重な見方

この会社の問題は、客を呼べるかどうかだけではない。客が来ても利益が残りにくいことにある。2026年8月の主力店では、客数が増えた一方で客単価が下がり、既存店売上は減った。値引きで数量を確保しなければならないなら、客数増加と値上げを同時に実現する10年後の筋書きは容易ではない。

年間約10億円の賃料が最大の制約である。売上が増えない局面でも店舗の家賃、光熱費、最低限の人員配置、仕込み拠点の固定費を負担しなければならない。過去には感染症拡大をきっかけに大幅赤字へ転落し、その後の回復局面でも営業利益率は低いままだった。人口減少、飲酒習慣の変化、職場の会食減少、採用難が重なれば、単なる景気後退ではなく構造的な店舗需要の減少になりかねない。

財務面の危険は普通の小規模外食企業以上に重い。2026年2月期末の純有利子負債は約13億円で、店舗の敷金や設備は帳簿どおりの金額で現金化できるとは限らない。借入金に加えて普通株式に優先するA種優先株式が残っており、営業黒字が小さいうちは普通株主への還元より先に処理すべき請求権がある。新たな増資が必要になれば既存普通株主の取り分は薄まる。

新業態が成功しない場合、損失は新業態だけにとどまらない。赤字店を閉める際には減損、原状回復費、解約関連費用が発生し、仕込み拠点の固定費も残る。主力店の価格競争が進み、利益率が再び赤字となるなら、10年後に事業が続いていても普通株式の経済価値はほとんど残らない可能性がある。

どちらに重みを置いたか

慎重な見方を優勢とする。主力業態の需要が10年後にも存在する点は疑わないが、価格を守りながら客数を増やせる実績と、出店投資が資本コストを超える証拠が不足している。2026年10月の業績下方修正、純負債、残存する優先株式、固定賃料を重く見る。楽観とやや楽観の合計は26%、やや悲観と悲観の合計は40%とし、下側に14ポイント寄せた。これは一般的な外食不況を恐れているからではなく、この会社固有の財務の薄さと、普通株主に利益が届くまでの障害が大きいためである。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/02 期)

確率で加重した現株数換算の終価現在株主分の終価 236 円12 億円(+ 還元の換算額還元の合計 100 円5 億円)。 今の値に割り戻すと 159 円8 億円、今との差 −64.4%、 期待の年率 −3.3%(資本コスト 9.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の現株数換算の終価現在株主分の終価還元の換算額還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・還元込み年率確率 × (終価+還元)
楽観 8% 857 円42 億円 161 円8 億円 +128.4% +9.6% 81 円4 億円
やや楽観 18% 499 円25 億円 131 円7 億円 +41.4% +4.0% 113 円6 億円
中立 34% 207 円10 億円 105 円5 億円 −30.0% −4.1% 106 円5 億円
やや悲観 26% 25 円1 億円 79 円4 億円 −76.6% −19.3% 27 円1 億円
悲観 14% 1 円0 億円 52 円3 億円 −88.0% −33.1% 7 円0 億円
加重平均100% 236 円12 億円100 円5 億円 −24.7% −3.3% 336 円17 億円

今の株価時価総額 446 円22 億円(2026-11-02)から見たトータルリターン。各行の年率は還元・追加負担を期間の中間時点に置く仮定のIRRです。最下段は期待CFから計算したIRRで、各行のIRRの加重平均ではありません。実際の配当時期を観測した値ではありません。

楽観 8% 主力店の再成長と新業態の黒字化が両立する 利益 4 億円 · PER 11.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 857 円42 億円

既存の「てけてけ」が、価格訴求だけでなく鶏料理の品質と利用しやすさで客を集めるようになる。夜間需要が大きく減らず、郊外や生活圏に合った店舗への出店も成功する。仕込み拠点の稼働率が高まり、店舗ごとの必要人員が減ることで、人件費と原材料費の上昇を吸収できる。

「the 3rd Burger」は少数店の実験段階を脱し、日中需要を取り込む採算の良い店舗網を築く。その他業態も不採算店を整理したうえで小幅な黒字へ転換する。大型買収をせず、既存業態の店舗投資に資本を集中させることで、売上の伸びを現金収支の改善に結び付ける。

金融面では増資に頼らず借入返済と優先株式の整理が進み、普通株主に帰属する利益が増える。これまでの不採算店舗の失敗を繰り返さないため、出店数だけでなく店別投資回収年数を重視する経営が定着する。普通株式への現金還元も小規模ながら再開され、優待制度を維持したまま営業利益率が5%を超える。

  • てけてけ・もつ焼酒場:数量 345(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 3,500(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 121 億円・営業利益 8 億円。延べ来店数は現状比約1.44倍。採算の合う出店と既存店改善がともに成功し、客単価は現状比約1.43倍となる。業態内の営業利益率6.7%。
  • the 3rd Burger:数量 65.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 1,670(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 11 億円・営業利益 1 億円。黒字店を複製できる状態となり来店数が増加。高価格帯のハンバーガーの差別化に成功し、利益率8%。
  • 新太郎・てけ八などその他業態:数量 12.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 3,850(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。不採算店の撤退後に採算の良い小型業態だけが残り、客数と単価がともに増える。

倍率:資本コストk9.5%、10年後ROE24.0%、弱い堀の残存割合3分の1から、増分資本利益率RONIC14.33%を算出。2036年以降の名目成長率2%とすると正当化PER=(1−0.02÷0.14333)÷(0.095−0.02)=約11.47倍。利益の質は堀とkに反映済みのため、楽観シナリオの倍率をさらに恣意的に割り引かない。

確率:主力店の客数・客単価を同時に伸ばし、仕込みの集約で固定費を吸収し、新業態まで黒字化する複数の成功が必要になる。過去の赤字と足元の業績下方修正を考えると実現確率は低いが、出店の再現性が改善する上振れ余地は残す。

やや楽観 18% 主力店の立て直しに成功する 利益 2 億円 · PER 11.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 499 円25 億円

「てけてけ」の既存店の売上が安定し、出店は利益の出る立地に絞られる。仕込み拠点の活用が進み、料理の品質を落とさず店舗の労働時間を減らせる。物価上昇に沿った値上げも客数を大きく傷めず、主力業態はかつての不安定な採算から抜け出す。

「the 3rd Burger」は大手チェーンと無理に店舗数を競わず、選んだ立地で小幅な黒字を維持する。その他業態の成長は限られるが、赤字店舗の整理で全社への負担は減る。居酒屋市場自体は成熟していても、会社の小さな市場シェアと店舗網の改善によって売上を増やす余地は残る。

過度な買収や大量出店を避け、設備更新と返済を優先するため、優先株式の整理は進む。普通株主への現金配当は多くないが、株主優待を継続できる程度の利益と現金収支は確保する。営業利益率は全社で4%弱となり、再建企業から小規模な安定チェーンに変わる。

  • てけてけ・もつ焼酒場:数量 300(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 3,400(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 102 億円・営業利益 6 億円。客数は現状比約1.25倍、客単価は約1.39倍。優良立地への出店と店舗作業の削減で業態内利益率5.6%。
  • the 3rd Burger:数量 52.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 1,580(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 8 億円・営業利益 0 億円。需要に合った立地への集中で客数が回復し、業態内利益率6%。
  • 新太郎・てけ八などその他業態:数量 10.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 3,750(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 4 億円・営業利益 0 億円。小規模業態の赤字が解消するが、全社の成長をけん引するほどには拡大しない。

倍率:k9.5%、ROE約24.71%、堀の残存割合3分の1からRONIC約14.57%。長期名目成長率2%を用いた正当化PER=(1−0.02÷0.1457)÷0.075=約11.50倍。自己資本が薄いことによる高ROEを広い堀の証拠と見なさず、弱い堀の係数を維持する。

確率:調理工程の効率化と主力店の集客改善は実現可能だが、これまでの減損と赤字を考えると、それが10年間続く可能性を高く見過ぎない。新業態の寄与は楽観より抑え、主力業態の着実な黒字化を中心にする。

中立 34% 客単価は上がるが利益の改善は緩やか 利益 1 億円 · PER 11.3 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 207 円10 億円

「てけてけ」は客数を大きく増やすことなく、利用しやすい立地への店舗再配置で緩やかな成長を続ける。全国の居酒屋需要が実質的に伸びにくい中、競合から少しずつ客を獲得する。平均客単価は物価上昇にほぼ沿って上昇するが、値上げのたびに販促や商品構成の調整が必要になり、強い価格決定力は獲得できない。

仕込み拠点の効率化で原材料と店舗人件費の負担を少し軽くする一方、人手不足と賃料の上昇が利益改善を抑える。「the 3rd Burger」は既存店舗の採算を改善するが、大型チェーンに肩を並べる規模にはならない。その他業態も赤字の拡大は避けるものの、大きな利益源にはならない。

経営は出店の拡大より借入金と優先株式への支払いを優先する。普通株式の配当再開には慎重で、株主優待が主な還元となる。全社営業利益率は約2.3%にとどまるが、営業赤字からは抜け出す。事業は10年後にも残る一方、普通株主が自由に使える現金は十分に厚くならない。

  • てけてけ・もつ焼酒場:数量 250(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 3,280(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 82 億円・営業利益 4 億円。客数は現状比約1.05倍。客単価は物価3%の10年累積上昇にほぼ一致する約1.34倍。店舗採算の改善は限定的。
  • the 3rd Burger:数量 40.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 1,540(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 6 億円・営業利益 0 億円。店舗数を大きく増やさず、客数はほぼ横ばい。客単価は10年の物価上昇にほぼ沿う。
  • 新太郎・てけ八などその他業態:数量 8.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 3,610(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。一部店舗の採算が改善するものの、全体では損益均衡にとどまる。

倍率:k9.5%、薄い自己資本から計算されるROE約20.22%、堀の残存割合3分の1によりRONIC約13.07%。2036年以降の名目成長率2%から正当化PER=(1−0.02÷0.1307)÷0.075=約11.29倍となる。市場のPERや過去のPBRは使わない。自己資本が薄いことによる高ROEを事業の強さと取り違えないため、堀は弱いままにする。

確率:居酒屋需要は残る一方、値上げと客数増加を同時に実現する力には限界がある。既存店と出店の改善によって売上は増えるが、薄い利益率が続く姿を中立にする。下に寄せる理由:2026年10月の通期下方修正、純負債、優先株式への支払いにより、再建の失敗が普通株主へ大きく響くため。

やや悲観 26% 集客のために値引きが続く 利益 0 億円 · PER 10.5 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 25 円1 億円

主力店は販促で客数を維持しようとするが、価格に敏感な顧客が増え、値上げの多くが実質的な客単価の上昇につながらない。夜の飲酒需要は低価格チェーンや中食へ移り、採算の悪い店舗は閉鎖を迫られる。残った店では物価上昇により名目売上を維持できても、利益率はなかなか改善しない。

「the 3rd Burger」は大手との競争で出店を抑え、店舗ごとの売上は増えても全社の収益を支える規模には届かない。その他業態では店舗の撤退と小幅な赤字が続く。仕込み拠点の費用は店舗数に比例して減らないため、事業規模が縮むほど固定費の負担が重くなる。

借入返済と優先株式への支払いにより、普通株式の現金配当は再開しない。株主優待は規模を縮小しながら続くが、営業利益のほとんどが事業の維持に消える。2036年に小幅な純利益が残っても資本コストに届かず、普通株主が請求できる経済価値は低い。残存する優先株式の請求権が想定より大きければ、その価値はさらに低くなりうる。

  • てけてけ・もつ焼酒場:数量 210(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 3,120(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 66 億円・営業利益 2 億円。実質客数が現状比約12%減少。競争と販促によって客単価上昇率は10年間の物価上昇率を下回る。
  • the 3rd Burger:数量 35.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 1,460(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。来店数の減少と値上げの遅れにより、業態内利益率は1%にとどまる。
  • 新太郎・てけ八などその他業態:数量 4.5(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 3,350(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 2 億円・営業利益 0 億円。撤退が続き、少数の残存店にも固定費負担が残る。

倍率:ROE4.8%は資本コスト9.5%を下回るため、2036年以降の再投資に超過利益を認めない。正当化PERの上限1÷0.095=約10.53倍に対し、稼ぐ力の値として10.5倍とする。事業価値は純利益0.12億円×10.5倍=1.26億円。清算可能な純資産を別に足さない。

確率:2026年8月に客数増加と客単価低下が同時に起きたことは、価格競争の弱さを示す。店の閉鎖が続いて主力店の延べ来店数が減り、利益の改善が足踏みする可能性を高めに見る。

悲観 14% 主力店の競争力低下と財務再建の失敗 利益 −3 億円 · PBR 0.0 倍 · 現株数換算の終価現在株主分の終価 1 円0 億円

夜間の飲酒需要が縮小し、低価格の居酒屋と中食に客を奪われる。「てけてけ」は販促を増やしても客足の減少を止められず、売上と店舗数がともに縮む。調理工程の集約も、残る店舗の数が減ることで固定費を吸収できなくなり、むしろ1店舗当たりの負担を増やす。

「the 3rd Burger」は大手チェーンとの差別化に失敗し、単価を上げられないまま店舗を縮小する。その他業態も収益改善の見込みを失い、撤退と減損が重なる。会社全体の営業損益は再び大幅な赤字となり、店舗を閉じても賃料、原状回復費、借入返済の負担が残る。

資金不足を補うために増資やスポンサー支援、資本再編が必要となり、普通株主の経済的な持分はほとんど残らない。仮に屋号や一部店舗が第三者の下で営業を続けても、それは現在の普通株式が十分な価値を保つことを意味しない。優待は経営が続いている前半の一部期間に限って支給されるが、2036年時点の普通株式価値はほぼ失われ、時価総額はごく小さな正の値にとどまる。これは上場廃止が既に決まっているという意味ではなく、10年先の下方リスクとしての仮定である。

  • てけてけ・もつ焼酒場:数量 145(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 2,850(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 41 億円・営業利益 −1 億円。競争力の低下と撤退により延べ客数が現状比約39%減少。客単価も物価上昇に大きく遅れ、主力業態自体が赤字化する。
  • the 3rd Burger:数量 19.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 1,320(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。店舗網縮小と集客難が重なり、利益率はマイナス10%。
  • 新太郎・てけ八などその他業態:数量 2.0(年間延べ来店人数(万人・推計))× 価格 2,970(1人1回当たり平均売上(円・推計))→ 売上 1 億円・営業利益 0 億円。採算の良い店を十分に残せず、事業規模が大幅に縮む。

倍率:継続的な純損失と債務超過、優先株式の残存請求権から、2036年に普通株主へ帰属する残余価値は極めて小さい。過去の市場PBRを用いず、直近の自己資本約5.0億円を参照してPBR0.01倍とし、時価総額を0.05億円とする。これは清算価値の回復を見込むものではなく、破綻に近い筋書きのごく小さな正の残余価値を表す。

確率:新しい感染症の発生などを必要条件としない構造的な失敗の筋書きである。人口減少、夜間飲食需要の低下、採用難、価格競争が重なり、借入金と優先株式の負担に耐えられなくなる可能性を無視できない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

てけてけ・もつ焼酒場

鶏料理と酒を中心に提供する主力飲食業態。居酒屋の夜間需要と一部の昼食需要を取り込む。

数量年間延べ来店人数(万人・推計)価格1人1回当たり平均売上(円・推計)売上営業利益
今 2026/02 239 2,450 59 1
10 年後 中立 250 3,280 82 4

取り方:2026年5月公表の事業計画及び成長可能性に関する資料における主力業態売上5,858百万円を使用。てけてけの夜間平均客単価約2,550円から、昼食を含む全時間帯平均を2,450円と独自推計し、売上を単価で割って約239万人の延べ来店回数を得た。単価の税区分、持ち帰り、その他収入の差は推定数量に吸収した。営業利益1.4億円は会社非開示の分析用推定値であり、ほかの業態と本社費を合算して全社営業損失約0.16億円と整合させている。

the 3rd Burger

ハンバーガーの小型チェーン。居酒屋とは異なる日中、軽食、持ち帰りの需要に対応する。

数量年間延べ来店人数(万人・推計)価格1人1回当たり平均売上(円・推計)売上営業利益
今 2026/02 38.3 1,150 4 0
10 年後 中立 40.0 1,540 6 0

取り方:会社の事業計画資料に示された2026年2月期の当業態売上440百万円と、平均客単価約1,150円を使用し、年間約38.3万人の延べ来店を逆算した。売上と客単価の税区分の差や細かな収入構成による誤差は推定数量に含む。営業損失0.25億円は業態別利益が非開示のための分析用推定であり、会社が公表した業態別営業利益ではない。

新太郎・てけ八などその他業態

魚介料理や酒場など、主力以外の少数店舗で構成される飲食業態。

数量年間延べ来店人数(万人・推計)価格1人1回当たり平均売上(円・推計)売上営業利益
今 2026/02 6.0 2,700 2 0
10 年後 中立 8.0 3,610 3 0

取り方:会社の事業計画資料に示されたその他業態売上162百万円を使用。店舗ごとの客単価と客数は非開示のため、夜間の飲食を主体とする業態として1回2,700円と仮定し、年間約6万人の延べ来店を逆算した。営業損失0.3億円は分析用推定であり、主力・バーガーとの合計営業利益0.85億円から本社費など1.01億円を控除すると、全社の営業損失約0.16億円に一致する。

リスクと懸念

普通株式より優先する資本の負担

借入金に加えてA種優先株式が存在し、普通株式より先に配当と残余財産の分配を受ける権利を持つ。2026年8月の優先配当1億円と9月の一部取得・消却は、普通株主が利益を受け取るまでにどの程度の現金が必要かを示している。普通株式の価値を考える時に、会社全体の会計上の利益をそのまま普通株主の利益と見なしてはいけない。

賃料と仕込み拠点の固定費

店舗の年間賃料は約10億円に及び、売上が減ってもすぐには削れない。仕込み拠点の固定費も店舗数が減れば負担率が上がる。客数の減少を価格上昇だけで埋めようとすると、今度は客離れを招きかねない。新リース会計基準の適用で負債の表示方法が変わっても、現実の賃料支払いと事業価値が改善するわけではない。

値上げと客数維持の両立

主力店では客数を増やしても客単価が下がる局面が確認された。鶏肉、米、油、人件費などのコストが上がる世界で、値上げをためらえば利益率が圧迫される。一方、値上げによって顧客が低価格の居酒屋や中食に移れば売上が減る。両方を同時に守れる店づくりができないことが、長期の最大の事業リスクである。

店舗投資の回収不足と減損

新店には敷金、内装、厨房設備、人材の採用と教育が必要になる。売上が計画に届かなければ、会計上の減損に加えて退店時の原状回復費も現金負担となる。過去の赤字と減損の大きさから、店舗数を増やすこと自体を成功と評価するのは危険である。投じた資本を何年で回収できるかを最優先の指標にする必要がある。

新業態と競合の規模格差

「the 3rd Burger」は日中需要を取り込めるが、大手ハンバーガーチェーンとの店舗網、調達、広告の規模格差は大きい。小さな業態が独立して高い利益を生むには、商品と立地で継続的に選ばれる必要がある。成長を急いで出店を増やし、後に閉店費用を負担する展開になれば、主力店の改善で生んだ利益まで失う可能性がある。

株式の希薄化と株主優待の経済価値

財務基盤が弱いため、再び大幅な赤字が続けば普通株式の増資や新たな資本調達が必要になりうる。これによる希薄化は現在の株主の取り分を直接減らす。また、優待券は会社の飲食店での利用が前提で、利用条件が変われば株主の受け取る実質的な価値も変わる。現金配当と同じ確実性で長期価値に加えることはできない。

今後の分かれ目

てけてけの既存店で客数と客単価がともに前年を上回る状態が複数年続いたら
単なる値引き集客から、商品力と立地による集客へ変わった証拠となる。中立の主力業態来店数と営業利益率を上方修正し、やや楽観の確率を引き上げる。
全社営業利益率が3%を超えて定着し、営業現金収支も継続して黒字となったら
経費削減が一過性でないことを確かめたうえで、借入と優先株式の支払い能力を再評価する。普通株主に残る利益が増えるため、価値を上方修正する。
普通株式を希薄化させずに残存A種優先株式がすべて整理されたら
普通株式より優先する資本への請求権が減るため、同じ事業利益でも普通株主の取り分が改善する。ただし償還に使った現金や追加借入を控除したうえで評価する。
年間店舗賃料と仕込み拠点の固定費が売上に対して低下し始めたら
店舗数の増加に頼らず利益率を改善できる可能性が高まる。新規出店の収益性を確認できれば、長期の営業利益率を引き上げる。
既存店で客単価が下がり続け、来店数も前年割れに転じたら
販促による集客の限界が近いと判断する。やや悲観と悲観の確率を高め、店舗撤退に伴う減損・原状回復費と将来の希薄化を再検討する。
新たな普通株式増資、優先株式の追加発行、財務支援を伴う資本再編が発表されたら
発行条件と資金の帰属先を確認し、既存普通株主の持分比率を計算し直す。事業の存続には好材料であっても、既存株主の価値が高まるとは限らない。

見ておくもの

  • てけてけの月次既存店売上、客数、客単価の3指標
  • 2027年2月期の下方修正後予想に対する営業利益と現金収支の進捗
  • 店舗数、閉店数、新店1店当たりの投資額と投資回収年数
  • 店舗賃料、人件費率、食材原価率、仕込み拠点の稼働率
  • 現預金、有利子負債、敷金・保証金、減損損失の推移
  • A種優先株式の残存数、優先配当額、償還条件と取得・消却実績
  • 普通株式の発行済株式数、潜在株式、追加増資の有無
  • 株主優待の利用条件、引当金、実際の会社負担額

倍率と資本コストの決め方

現在の株価や過去の市場PERから10年後の利益率や倍率を逆算していない。2026年2月期の業態別売上と平均客単価から延べ来店人数を推計し、2036年の実質客数、名目客単価、業態ごとの営業利益率、本社費を積み上げた。中立の客単価には10年間の物価上昇約34%を織り込み、数量に物価を重複計上していない。中立以外の客単価は価格転嫁力と販促の強弱に応じて変えた。

資本コストは基本7.5%から事業の質と再建途上の財務負担を評価して9.5%とした。楽観から中立の倍率は、ROE、弱い堀に応じた増分資本利益率、2036年以降の名目成長率2%から求めた正当化PERの上限そのものを用いている。やや悲観は稼ぐ力を上限とし、悲観は普通株主に帰属する売却可能資産が残らず、価値がほぼ失われる筋書きとして、直近自己資本に極小のPBRを用いた正の時価総額とした。過去のPBRの底は利用していない。

店舗賃料は営業費用に織り込み、リース負債としてさらに二重控除していない。新リース会計基準で貸借対照表の表示が変わっても、2036年の営業利益は従来どおり賃料を営業費用とする形にそろえる。既存設備の減価償却費に機械的に物価を掛けず、更新設備の取得価格上昇による現金負担を重視する。優先配当と優先株式の償還は普通株主への還元に含めない。株主優待は額面でなく会社負担費用を基準とした。結果として現在の時価総額から大きく離れたが、数字を現在の価格に寄せる調整はしていない。

資本コスト 9.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5% + 上乗せ 0.5%。基本7.5%に事業の質による1.5%と再建途上の追加0.5%を加え、資本コストを9.5%とする。株価ベータや小型株であることによる機械的な上乗せは使わない。

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菓子専門店の出店余地は大きく、長期価値はやや割安。ただし新店の採算と薄い利益率が安全域を削る 本質価値との差 +28.9% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 ゲオホールディングス2681 中古衣料の出店で伸びるリユース最大手。海外1,000店の夢は大きいが、利益の薄さと家賃・人件費の重さを考えると、今の値段は妥当の範囲 本質価値との差 +28.0% · 10 年 やや割安(年 +11.1%) やや割安 アルピコホールディングス297A 信州の生活インフラと山岳観光に堀があり、株価は適正圏。ただし重い借金と設備更新負担を考えると、十分な安全域はない 本質価値との差 +27.7% · 10 年 やや割安(年 +10.9%) やや割安 ハンズマン7636 九州を地盤に大型ホームセンターを 12 店営む。財務は堅いが、利益率は戻らず資本の稼ぎは低い。10 年で見ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +26.7% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 JMホールディングス3539 精肉を核にしたプロ向けスーパー。店の増加は本物だが、粗利の薄さと創業家支配があり、筆者の見立ては適正 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 あさひ3333 自転車専門店の最大手。新車で客を呼び、整備とパーツで稼ぐ。電動アシストの伸びが粗利を削る中、利益率の回復が10年の鍵 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 ベリテ9904 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。金高で売上は伸びるが堀は浅く、親会社の下で配当も細り、やや割高 本質価値との差 +23.4% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 大黒天物産株式会社2791 出店で売上は伸びるが、利益が店数に追いつかない。10年で資本コストを上回る稼ぎに戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +23.3% · 10 年 やや割安(年 +11.9%) やや割安 株式会社ノジマ7419 稼ぐ力と資本の効率は家電量販で群を抜く。日立の買収という大きな賭けを織り込んでも、今の値段はやや安い 本質価値との差 +22.6% · 10 年 やや割安(年 +11.8%) やや割安 ワタミ7522 居酒屋から宅食とサブウェイへ軸足を移した外食。優先株と賃上げの重さを引いた値付けは、ほぼ適正とみる 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +11.7%) やや割安 和心9271 訪日客向け和雑貨の収益力は想像以上に強い。出店と買収の失敗を織り込んでも、10年価値には一定の安全域が残る 本質価値との差 +22.1% · 10 年 やや割安(年 +10.1%) やや割安 株式会社ライフコーポレーション8194 首都圏・近畿圏の食品スーパー。稼ぐ力は堅いが人件費と家賃が利益率を押さえ、アルビス買収の効きも読めない。総合では今の値段に近い価値 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 エターナルホスピタリティグループ3193 鳥貴族の均一価格と直営の稼ぐ力は本物だが、費用高で利益が伸びにくい。10年で利益が倍になっても今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 +21.0% · 10 年 やや割安(年 +9.6%) やや割安 まんだらけ2652 漫画・ホビーの中古専門店。利益は在庫の目利きで稼ぐが、在庫が資産の大半を占め、増えるほど資本が寝る 本質価値との差 +20.9% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ワッツ2735 100均4番手の利益は戻りつつあるが、家賃の重さがある。10年の中立で今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 Japan Eyewear Holdings5889 眼鏡の工芸ブランドとして異例の高収益。伸びはインバウンドと海外出店に頼る面があり、10年で割り戻すと今の時価総額とほぼ同じで適正 本質価値との差 +20.5% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 スリーエフ7544 ローソン・スリーエフの本部を51%持つ現金持ちの会社。2034年の契約の満了が分かれ目だが、やや割安とみる 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +11.0%) やや割安 パルグループホールディングス2726 3COINSの立て直しで稼ぐ力は本物だが、堀は浅く、10年の価値は今の時価総額をやや下回る。割安とも割高ともいえない 本質価値との差 +20.2% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 株式会社Genki Global Dining Concepts9828 魚べいの出店余地と海外の身軽な稼ぎは本物だが、国内の利益率は薄く、豪州買収の借金も重い。10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +20.0% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 NEW ART HOLDINGS7638 指輪の稼ぎは本物で利益率も高い。ただ結婚の数は減り、利益を超える配当と軽井沢の大型投資が重しになる 本質価値との差 +17.5% · 10 年 やや割安(年 +10.4%) やや割安 買取王国3181 名古屋発の郊外型リユース。工具の専門店が伸び、資本コストを上回る稼ぎを積む。創業家の支配で還元は薄いが、値段はやや安い 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 ミアヘルサホールディングス7129 稼ぎの 7 割は保育事業。公定価格の中で調剤と介護を抱え、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +16.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 光フードサービス138A 小さな立ち飲み店を増やせる余地は大きく、長期価値はやや割安。ただし出店の遅れと再投資効率が安全域を左右する 本質価値との差 +15.8% · 10 年 やや割安(年 +9.5%) やや割安 株式会社G‐7ホールディングス7508 業務スーパー最大手の加盟店。出店で稼ぎは伸びるが、薄い利益率と本部への依存が重い。10年の価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +15.0% · 10 年 やや割安(年 +10.8%) やや割安 オーエムツーネットワーク7614 スーパー内の精肉店を営む会社。時価総額とほぼ同じ純現金を抱えるが、親会社が過半を持ち戻りは限られ、事業の稼ぎも薄く適正 本質価値との差 +14.7% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 シルバーライフ9262 高齢者の弁当の宅配を加盟店と自社工場で担う会社。加盟店は細るが施設向けと冷凍が伸び、やや割安 本質価値との差 +14.3% · 10 年 やや割安(年 +10.2%) やや割安 ハークスレイホールディングス7561 弁当屋から店舗の不動産と食品加工へ軸足を移した会社。借金の重さを引くと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 INGS245A 複数ブランドと加盟店支援を生かす成長余地は大きく、長期価値はやや割安。ただし加盟店の閉店と店舗投資が安全域を細らせる 本質価値との差 +12.8% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ウイルプラスホールディングス3538 輸入車ディーラーを買い集める手際は確かだが、利益は薄く借金は重い。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +12.7% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 株式会社セリア2782 セリアは100円均一の2番手として堅実に伸びるが、値札の枠が利益を押さえ、本質価値は今の時価総額を1割ほど下回り、計算上はやや割高 本質価値との差 +12.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 アンドエスティHD2685 国内3位の衣料チェーンで稼ぐ力は戻ったが、堀は浅い。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正に近い 本質価値との差 +11.6% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 ICDAホールディングス3184 三重の堅実なホンダの販売店。稼ぎは安定しているが、ためた利益が株主に戻りにくい 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +12.7%) やや割安 シュッピン3179 カメラと高級時計の中古・新品を売るネット専門店。ブランド力は確かだが、相場と為替に振れる在庫商売で、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +11.4% · 10 年 やや割安(年 +10.7%) やや割安 ヨシックスホールディングス3221 やや割高:地方に同じ型の店を出し続ける居酒屋チェーンの10年 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ZOZO3092 国内ファッションEC最大手。LINEヤフー傘下で安定成長だがAmazon・楽天・SHEINとの併用が進み、堀はシステム・物流に限られる 本質価値との差 +10.8% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 バローホールディングス9956 東海のスーパーを軸に31期連続で増収。薄い利益率と借金を踏まえ、10年の中立は還元を足せば今の時価総額を上回り、総合では適正 本質価値との差 +10.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) 適正 サーラコーポレーション2734 愛知東部・静岡西部のガスを軸にした地域複合企業。利益は増えているが資本コストを超える稼ぎは遠く、総合は適正 本質価値との差 +9.3% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 株式会社コメリ8218 農家の町のホームセンターは堅く、借金もない。ただ資本が厚く稼ぎは6%台止まりで、10年先の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +8.3%) 適正 フェリシモ3396 毎月届く定期便の通販。客は細り本業はほぼ利益ゼロ、時価総額を超す現金も株主に戻らず、やや割高 本質価値との差 +8.4% · 10 年 適正(年 +9.3%) 適正 スタジオアタオ3550 革製品の独自ブランドと厚い現金は魅力だが、販促費と顧客基盤の弱さが残り、現状の評価はおおむね適正 本質価値との差 +8.3% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 ゼビオホールディングス8281 資産は厚いが、利益率が 1〜3% の薄い大型スポーツ店。確率で重ねた 10 年の価値は、今の時価総額を 1 割弱下回る 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +9.5%) 適正 トーエル3361 関東のLPガスと宅配水。財務は盤石だが、縮む市場で稼ぎは伸びにくく、値段は適正圏の上側 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 スギホールディングス7649 調剤とアプリで稼ぐ力は伸びるが、利益率は薄く成長は買収頼み。一回きりの税効果を除いて測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +6.7% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 VTホールディングス7593 自動車ディーラー大手。台数は伸びたが利益率は3%に届かず、金利上昇と日産・英国の不振で10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +5.9% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 クオールホールディングス3034 薬局・後発薬・営業請負の 3 本柱は堅いが、値段は国が決め、買収で積んだ資産も重い。10 年の利益の伸びが小さく、今の値段はやや割高 本質価値との差 +5.6% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社ひとまいる7686 旧カクヤスグループ。東京の飲食店に酒を 1 時間枠で届ける会社。利益率は 1.4% と薄く、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +9.4%) 適正 スクロール8005 生協向け通販が縮む中、物流・決済代行が穴を埋めるが薄利。純現金と配当は厚いが、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +5.2% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 コスモス薬品3349 自前の出店だけで売上 1 兆円を築いた薄利多売の優等生。成長の力は本物だが、薄い利益率が値段にほぼ映っている 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 リテールパートナーズ8167 山口・九州の食品スーパー連合。利益は薄く資本効率は資本コストに届かず、10年の中立は今の値段に届かない。総合ではやや割高 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 コーナン商事7516 PROと居抜き出店で店は増えるが、借金は重く利益率は薄い。物価高の特需を除くと、10年の稼ぎは今の値段を下回る 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ベルーナ9997 通販の看板の裏で、ホテルと貸金が利益の柱に育った。借金でホテルを増やす戦略は筋が悪くないが、総合はやや割高とみる 本質価値との差 +3.6% · 10 年 適正(年 +10.0%) 適正 PLANT7646 福井発の地方スーパーセンター23店。今の株価は、悲観側まで重ねた価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +3.2% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 アクシアル リテイリング8255 新潟と群馬の食品スーパー。純現金は厚いが粗利の圧力が戻り、10年の中立は今の値段近辺で測る 本質価値との差 +3.1% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 ジェイドグループ3558 物流とITを束ねる買収再生力には価値があるが、ECの堀は薄く、現状の時価総額に厚い安全域はない 本質価値との差 +2.6% · 10 年 適正(年 +8.6%) 適正 SAKIGAKEホールディングス5891 京都の背脂醤油「魁力屋」に三田製麺所を借金で足した。店は増えるが、のれんと利払いが重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 メディカル一光グループ3353 調剤薬局・医薬品卸・介護の三本立て。収益は国の報酬頼みで、買収が成長を左右する小粒の会社 本質価値との差 +1.9% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 株式会社イズミ8273 西日本の食品と大型店で稼ぐ堅実な小売。10年後の価値は今の値段にほぼ等しく、割安でも割高でもない 本質価値との差 +1.6% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 セブン&アイ・ホールディングス3382 コンビニ専業への純化と2兆円の自社株買いが進む。今の利益は残るとして利益の倍率で測ると、10年の中立は還元を足せば今の値段を上回り、総合では適正 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 アスモ2654 親会社の老人ホームに給食を届け、介護も営む小さな複合企業。現金は時価総額に迫るが、親子上場で戻りにくい 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 株式会社エービーシー・マート2670 国内シューズ市場をほぼ独占する稼ぐ力は本物だが、今の値段は10年の成長をかなり織り込み、やや割高と筆者は見る 本質価値との差 +0.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 やまや9994 酒類ディスカウントの国内最大手で、居酒屋を持つ複合企業。薄利でも純現金が厚く、今の値段は10年の本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 ジンズホールディングス3046 眼鏡の国内2位で、国内の利益は厚く海外も黒字化した。ただし市場は横ばいで、今の値段は先の成長を先取りし、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 +0.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 マーケットエンタープライズ3135 店を持たないネットのリユースは育ったが、稼ぎを WiMAX の回線販売の波が打ち消してきた。値上げで回線が安定しても、崩れる道の重さで価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +0.0% · 10 年 適正(年 +9.0%) 適正 株式会社しまむら8227 郊外の低コスト運営で稼ぐ衣料品専門店で、現金を足した価値でも今の値段を2割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 0.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 ワークマン7564 作業着の専門店から日用品の機能服へ。稼ぐ力は本物だが、資本コスト8.0%で割り戻すと本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る 本質価値との差 −1.6% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 天満屋ストア9846 岡山を地盤に 46 店を持つ食品スーパー。財務は堅いが、稼ぐ力は低く、投資も重い。10 年で見ると、今の値段は割安とは言いにくい 本質価値との差 −1.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ブルーゾーンホールディングス417A ヤオコーの惣菜と地域密着の堀は本物だが、店舗投資と買収後の資本効率を考えると株価はおおむね適正圏 本質価値との差 −2.7% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社アークス9948 道内3強の一角で財務は強いが、利益率2.8%の薄商いで伸びは物価並み。現金が戻らなければ、今の値段はやや割高 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 エイチ・ツー・オー リテイリング8242 梅田の旗艦店と食品の二本立てで稼ぎは堅いが、ROEが資本コストに届かず、本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 アスクル2678 法人向け通販の国内老舗。ランサム被害からの回復途上で、利益率の天井は3%台。10年の価値は今の時価総額をやや下回ると見る 本質価値との差 −5.9% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 DCMホールディングス3050 国内最大級のホームセンター。店は増えたが稼ぐ力は借金の重さに見合わず、10年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −6.2% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 ネクステージ3186 中古車小売の最大手級。買取と業者販売で利益率は改善中だが、薄利で相場と借入に弱く、総合はやや割高 本質価値との差 −6.8% · 10 年 適正(年 +9.1%) 適正 ほぼ日3560 手帳一本足のブランド会社。ファンの結びつきは本物だが、直近の好業績を織り込んだ今の値段は少し高い 本質価値との差 −7.0% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 ツルハホールディングス3391 イオン傘下でウエルシアと統合し国内最大の2兆円連合となったが、統合費用と調剤報酬の重さが利益を圧迫する。規模の経済が利益率にどこまで実るかが本質価値の分かれ目 本質価値との差 −7.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 サックスバー ホールディングス9990 鞄と財布の専門店を約590店持つが、物価高で利益が細り、10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 交換できるくん7695 住宅設備の交換需要と施工の仕組みには伸びしろがあるが、薄い利益率と現金還元の不透明さを考えると現状はやや割高 本質価値との差 −9.1% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 オーシャンシステム3096 新潟の業務スーパー FC 直営が柱。薄利の小売で、10 年で見ても利益は資本コストに届かず割高 本質価値との差 −9.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 西松屋チェーン7545 西松屋は少子化の国内で店を増やし続ける堅実な専門店だが、利益が薄く厚い現金も戻りにくく、10年で割り戻すと今の時価総額にやや届かない 本質価値との差 −9.7% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 MonotaRO3064 工場・現場の間接資材EC国内最大手。口座数拡大と大企業連携で成長は続くが、今の値段は10年先の利益から測った価値を大きく上回り、総合はやや割高 本質価値との差 −9.8% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス7532 深夜型ディスカウントは物価高で客を集め海外も伸びる。それでも資本コスト7.5%で利益の倍率を測ると、今の値段は10年先の成長を先取りしていて割高 本質価値との差 −10.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) やや割高 東天紅8181 コロナ後の黒字は本物だが、婚礼の縮む国で10年の稼ぐ力は今の値段を上回りにくい 本質価値との差 −11.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 井筒屋8260 小倉の百貨店。借金を返しながら細く稼ぐが、資本の稼ぎは資本コストに遠く、割高とみる 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 ゴルフ・ドゥ3032 中古ゴルフ用品の再利用には息の長い需要があるが、薄い全社利益と借入負担、無人練習場の先行赤字を考えると安全域が足りない 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.8%) やや割高 株式会社 丸井グループ8252 稼ぎの中心はカードの貸し出しで、事業は強い。だが元手の借金に金利上昇が効き、純利益の伸びは営業利益の半分ほど。値段は少し先を行く 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 ティーライフ3172 健康茶の通販と倉庫の賃貸で稼ぐ小さな会社。利益率は3年続けて下がり、通販の客の高齢化も重い 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 ハニーズホールディングス2792 純現金は厚いが、客数の戻らない衣料店で利益率が下がっている。10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 日本瓦斯8174 関東のLPガス・都市ガス・電気を1件ずつ積む地域インフラ。ROE22%は規制の追い風と全額還元の産物で、10年の価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 ピクスタ3416 画像素材の販売力は生成AIで痩せ、出張撮影と体験店舗への転換は途上。現金の厚さを見込んでも安全域は薄く、やや割高 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 アールビバン7523 版画の催事販売と、その購入者向けの割賦で稼ぐ高利益率の会社。経営陣によるMBOが成立済みで、本質価値は買付価格(時価総額で約174億円)の6割強 本質価値との差 −14.3% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 綿半ホールディングス3199 建設が稼ぎ、小売が支える堅実な複合企業。ただ借金と低い資本効率が重く、今の値段は10年の見返りに見合わない 本質価値との差 −14.5% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 ペットゴー7140 自社ブランドへの転換には価値があるが、顧客減少と希薄化を考えると長期の安全域はまだ不足する 本質価値との差 −14.7% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 オートウェーブ2666 PBR0.6倍でも割安とは言えない。利益は資本コストに届かず、配当性向13%で株主に戻らない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 マツキヨココカラ&カンパニー3088 都市×化粧品×調剤の稼ぐ力は本物だが、純現金は年 800 億円の家賃の約束でほぼ埋まる。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 クスリのアオキホールディングス3549 北陸発の食品併設ドラッグで稼ぎは堅いが、薄い利益率と創業家・大株主の綱引きが重い。利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 yutori5892 ブランドを生み育てる力は魅力だが、買収費用と利益の変動を織り込むと長期価値にはなお安全域が足りない 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 はせがわ8230 仏壇・墓石の小売の最大手。死亡者は増えても仏壇は小さく簡素になり、店の家賃と人件費が重い。ならした稼ぎで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +5.9%) やや割高 株式会社王将フードサービス9936 餃子の王将は堅い財務と店長任せの味が強みだが、直営が増えない中で今の時価総額は10年後の利益を先に払いすぎている 本質価値との差 −16.2% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 日産東京販売ホールディングス8291 東京の日産系ディーラー。整備が利益の柱だが、日産の立て直し次第で新車の稼ぎが揺れ、PBR0.56倍でも安いとは言えない 本質価値との差 −16.8% · 10 年 やや割高(年 +6.1%) やや割高 アークランズ株式会社9842 ホームセンターと外食の二本柱だが、利益は4年続けて細り、不正会計で信用も傷んだ。資本コストを超える稼ぎが見えず、今の値段は割高 本質価値との差 −17.3% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ブックオフグループホールディングス9278 中古の本・衣料・家電を売る国内最大級の買取チェーン。市場は伸びるが利益率が薄く、10年の本質価値は今の値段を3割強下回り割高 本質価値との差 −19.3% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 MRKホールディングス9980 補整下着「MARUKO」を対面で売る RIZAP の子会社。資産は厚いが、稼ぎは薄く、現金の多くは親会社への貸付に回る。値段は割高 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 ハルメクホールディングス7119 雑誌首位の信頼は本物だが、顧客減少と獲得費用の壁を越えねば、現在の時価総額には安全域が乏しい 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 アドヴァングループ7463 輸入タイルの稼ぎは細り、含み資産に頼る会社。資産の厚みはあるが、事業の資本効率は低い 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ケーズホールディングス8282 堅実な家電チェーンだが、エアコン特需で膨らんだ利益が恒常の力に見えている。今の値段はそれを先に払っている 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社サンエー2659 沖縄の食品と暮らしの店で首位。現金は厚いが540億円の新工場が重く、利益は物価並みの伸びで総合はやや割高 本質価値との差 −20.2% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 くら寿司2695 回転寿司 2 位の個性は本物だが、稼ぐ力が薄すぎる。米国の拡大が実っても、今の値段は先取りしすぎだ 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社 平和堂8276 滋賀の店の密度は本物の堀だが、稼ぐ力は資本コストに届かない。10年の中立は今の時価総額を下回り、総合ではやや割高 本質価値との差 −20.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 株式会社ハイデイ日高7611 駅前の低価格中華と自前の工場網は本物の強み。ただ店の数に天井があり、今の値段は700店計画の成功を先に織り込みすぎている 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.3%) やや割高 キューブ7112 MARK & LONAのブランド価値には成長余地があるが、韓国事業の縮小と先行投資の重さを考えると、現在の時価総額にはなお安全域が足りない 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 エディオン2730 統合の期待が値段に乗った家電量販の大手。資本の効率は資本コストに届かず、本質価値はかなり低い 本質価値との差 −21.5% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 京都きもの友禅ホールディングス7615 振袖の小売りに絞った再建途上の会社。黒字は戻ったが、少子化と友の会の債務が重く、割高と見る 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 銚子丸3075 首都圏の高めの回転寿司で、純現金も厚い優良チェーン。ただ最高益の水準を先取りした値段で、中立の本質価値は一段下 本質価値との差 −21.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ケイ・ウノ259A 職人とデザインの強みは残るが、金属高による採算悪化と薄い自己資本を考えると、今の評価には安全域が足りない 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 アルペン3028 国内最大級のスポーツ用品チェーンだが、営業利益率 3% の薄利では資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 ミラタップ3187 独自デザインの住設ECには伸びしろがあるが、過去の投資失敗と薄い収益力を考えると現値はやや割高 本質価値との差 −23.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 青山商事8219 スーツ需要の縮みが続くなか、稼ぐ力は資本コストに届かず、本質価値は今の時価総額を4割近く下回る見立てで、計算上は割高 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 ビックカメラ3048 好調な業績はすでに値段に乗っている。薄利の家電量販で、その稼ぎの伸びしろは物価並みだ 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 アインホールディングス9627 国内最大の調剤薬局。さくら薬局の買収で規模は手に入れたが、借金と公定価格の縛りが重く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 RIZAPグループ株式会社2928 立て直しは本物だが、稼ぎの柱はまだ若い一本足。10年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −25.8% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 良品計画7453 無印良品は中国偏重の優良企業。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても、今の値段は割高 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ドトール・日レスホールディングス3087 ドトールの立地と手頃な値段は本物の堀だが、利益が薄く、10年後の中立でも期待の年率は資本コストに届かない 本質価値との差 −26.3% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ベガコーポレーション3542 LOWYAの店舗展開には成長余地があるが、競争と再投資負担を考えると現在の時価総額には十分な安全域がない 本質価値との差 −27.1% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社ジョイフル本田3191 北関東の巨大店に厚い現金と株を抱えるが、客数が細り稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高寄り 本質価値との差 −29.5% · 10 年 やや割高(年 +2.6%) やや割高 丸善CHIホールディングス株式会社3159 書店の看板の裏で稼ぐのは大学向けと図書館受託。紙の市場が縮み、資本効率も低いため、本質価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −29.5% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 ヤマダホールディングス9831 家電の王者は、利益の薄さと重い借金の割に、今の値段が高い。回復の期待が先に乗っている 本質価値との差 −29.5% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) やや割高 ダイイチ7643 北海道 26 店の食品スーパー。現金は厚いが、利益は競争と賃上げに削られ続ける。10 年で見ると、今の値段には届かない割高と出る 本質価値との差 −29.9% · 10 年 やや割高(年 +2.7%) 割高 FOOD & LIFE COMPANIES3563 海外は小型持ち帰りでなくフルサイズ店で稼ぐ本物の成長だが、PER58倍・PBR14倍は国内飽和後の10年を先取りしすぎで、利益ベースで測ると割高 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 あみやき亭2753 愛知発の焼肉チェーン。現金は厚いが、原価高で利益が2期続けて落ち、今の値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −30.1% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社フジ8278 中四国最大手のスーパー。店を絞って利益率2%を目指すが、薄利で資本効率が資本コストに届かず、利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −30.8% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 いつも7694 ブランド公式ECの受託販売は伸びる余地があるが、薄利と負債、株主還元の乏しさから今の時価総額には安全域がない 本質価値との差 −31.1% · 10 年 割高(年 +5.4%) 割高 魚力7596 首都圏の駅ビルで魚と寿司を売る小売。現金が時価総額の4割に及ぶが、店は薄利で支配株主が厚く、今の値段は割高 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 ヤマノホールディングス7571 着物・宝飾と美容が柱。縮む和装市場を買収でつなぐ薄利の会社で、今の値段は利益に比べて高い。10 年で見ると割高 本質価値との差 −32.3% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 力の源ホールディングス3561 一風堂の世界ブランドは本物だが、原材料と人件費の上昇に値上げが追いつかず、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る割高 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 4℃ホールディングス8008 羅針の買収で売上は伸びたが、宝飾とアパレルが重い。のれんの償却が終わっても、10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −32.6% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 株式会社髙島屋8233 百貨店の稼ぐ力は戻り、不動産の含み益も厚い。だが今の値段は先の成長まで払っており、計算上は割高 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 株式会社物語コーポレーション3097 焼肉きんぐを核に新業態を次々と育てる成長株。ただし直近の勢いは鮮やかすぎ、10年先の利益で測ると今の時価総額は重い 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.1%) 割高 ジョイフル9942 危機から立ち直ったファミレスは、FC 転換で利益が厚くなったが、10 年の利益で測ると今の値段は先を行きすぎ 本質価値との差 −34.5% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 ナフコ2790 資産は厚いが、その資産が稼いでいない。利益率が戻らない限り、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 バナーズ3011 賃貸が稼ぎの核だが、借金が重く、金利の上昇と建築費に利益を削られる。割高と見る 本質価値との差 −35.0% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 サイゼリヤ7581 安さで客を集める実力と中国の伸びは本物。だが今の利益はすでに高く、利益で測ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −35.3% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ヒマラヤ7514 岐阜発のスポーツ用品の大型店。資産は厚いが稼ぐ力が足りず、純資産を下回る値段でも割高 本質価値との差 −35.3% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 イオン九州2653 九州の食品小売で首位を争う堅実な会社だが、薄利で配当も控えめ。10 年の利益の伸びは物価並みで、今の値段は先を見込みすぎている 本質価値との差 −35.4% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 セキチュー9976 群馬の中堅ホームセンター。カインズの地元で値段を決められず、稼ぎの半分は土地の賃料。割高とみる 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 カワチ薬品2664 稼ぐ力が細く、現金と創業家の支配で値段が支えられている。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ファーストリテイリング9983 ユニクロは世界ブランドへ育ったが、今の利益は残るとして強い堀を認め利益の倍率で測っても、割り戻した本質価値は今の時価総額の5割ほどで、計算上は割高 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 三越伊勢丹ホールディングス3099 稼ぎの大半は旗艦3店と免税。土地の含み益を見込んでも、10年先の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 メディカルシステムネットワーク4350 薬局472店と、薬局向けの支援事業を併せ持つ。値段を国が決め、借入も重く、利益が資本コストに届かない構造。今の値段はやや割高 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 ホットマン3190 東北のイエローハット最大級の加盟店。事業は堅いが、資本の稼ぎが資本コストに届かない 本質価値との差 −37.2% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 リネットジャパングループ3556 自治体回収網は価値があるが、GIGA特需と大型買収を恒久利益にできるか未証明。希薄化を含めると割高 本質価値との差 −37.7% · 10 年 割高(年 +4.3%) 割高 サンマルクホールディングス3395 カフェと和の専門業態を買い足して稼ぎを伸ばす外食株。事業は堅いが買収の値段が重く、今の値段は先の成長まで織り込みすぎている 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 株式会社丸千代山岡家3399 24時間営業の豚骨ラーメンで稼ぐ強さは本物だが、一本足の事業に今の利益の2倍以上の値段は重い。10年先の利益で測っても割高 本質価値との差 −38.8% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 アシードホールディングス9959 自販機運営と受託の飲料製造。利益は製造が稼ぎ、自販機は縮む。足元の過去最高益を織り込んだ今の値段はやや割高とみる 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 サイプレス・ホールディングス428A 商業施設への出店余地は大きいが、借入・のれんと薄い価格決定力を考えると、成長期待を織り込んだ現在の評価は割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 チヨダ8185 靴の量販チェーン。客数が減り続け、利益は薄い。現預金は厚いが、事業の稼ぎだけでは今の値段を支えられず割高 本質価値との差 −39.7% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス3222 首都圏の食品スーパー再編は進むが、売上1兆円で営業利益率0.5%。10年後の中立でもROEは資本コスト未満で、今の値段は先取りしすぎ 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 トライアルホールディングス141A 西友の首都圏立地と食品調達力には価値があるが、買収負債とのれんを払った株主価値にはなお割高感がある 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ユニシアホールディングス3547 串カツ田中の社名を変えて外食の多角化へ。買収で借金とのれんが膨らみ、薄い利益に比べて今の値段は高すぎると見る 本質価値との差 −41.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 ジェーソン3080 関東の安売りバラエティ店。純現金は厚いが利益が薄く、立て直しを織り込んでも今の値段は割高 本質価値との差 −43.5% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 HUMAN MADE456A 独創性と定価販売は大きな強みだが、海外出店とブランドの永続性に賭けるには今の評価に安全域が乏しい 本質価値との差 −43.7% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ニトリホールディングス9843 ニトリは国内の価格優位と頑健な財務で底堅いが、海外の米国撤退・中国苦戦と島忠ののれん喪失が重い。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても今の値段は割高 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 カネ美食品2669 ドンキの傘下に入った中食メーカー。稼ぐ力は戻ったが、現金は少数株主に戻りにくく、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 ファーマライズホールディングス2796 全国400店の調剤薬局チェーン。報酬は国が決め、借入も重い。株主に残る稼ぎは薄く、割高とみる 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 AOKIホールディングス8214 紳士服が縮むなか快活CLUBが稼ぎを支えるが、資本コストに届かない利益では今の値段を支えきれず、積み上げた価値は今の値段を4割近く下回り、割高 本質価値との差 −45.5% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 一家ホールディングス7127 博多の屋台を模した安い居酒屋で育つ会社。店は増えるが利益は薄く、借金と家賃が重い。今の値段は先の成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 エー・ピーホールディングス3175 居酒屋から弁当へ軸足を移す再建途中の会社。今の株価は、財務の弱さを考えると中立の価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.4% · 10 年 割高(年 +2.8%) 割高 アルビス7475 北陸の食品スーパー。ライフの TOB が決まったが、独立した事業の価値は買付価格より低いと見る 本質価値との差 −46.9% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 株式会社コジマ7513 堅実な家電量販だが、稼ぐ力に比べて今の値段が重い。親会社の傘の下で、資本効率は高まりにくい 本質価値との差 −47.0% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 株式会社ギフトホールディングス9279 直営と自社工場を一つにした仕組みは本物だが、家賃と出店投資を背負う拡大の成果は 10 年後の中立でも今の値段に届かず、割高と見る 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 ミサワ3169 unicoの名で家具と雑貨を自ら企画して売るが、利益率は2%前後に沈んだ。ブランドの鮮度頼みで、今の値段は高い 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 コナカ7494 縮む紳士服の市場で6期続けて営業赤字のコナカ。資産を売って財務を立て直したが、稼ぐ力は資本コストに遠く、今の値段は割高 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 J.フロント リテイリング3086 都心の旗艦店とパルコは強いが、利益の伸びが物価並みで止まる計算では、今のPER23倍は割高寄り 本質価値との差 −48.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ストリーム3071 PC・家電のネット通販。売上は伸びるが利益率は 1% 前後で、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −49.1% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 幸楽苑7554 ラーメン専業の幸楽苑は赤字の底から立ち直ったが、利益率は薄く過去に何度も崩れた。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ハブ3030 駅前に広がる英国風パブの勢いは本物だが、薄い利益率と固定の家賃を考えると、今の値段は 10 年の稼ぎから見て 2 倍以上高い 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 IKホールディングス2722 生協向けの商品企画と通販の会社。粗利率が下がり、中期計画も撤回した。稼ぐ力が細く、筆者は割高と見る 本質価値との差 −50.8% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 ラオックスホールディングス8202 免税店の看板で知られるが、いまの稼ぎはギフトとバーニーズ。本業は薄利で、10年では割高と見る 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 イオン北海道7512 道内2位のイオン系スーパー。利益率の低さが重く、10年の中立は還元を足しても今の値段に届かず割高 本質価値との差 −50.9% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 バルニバービ3418 水辺の飲食店から街の価値を育てる独自性は魅力だが、増収の裏で収益力と財務余力が弱まり、今の株価に十分な安全域はない 本質価値との差 −51.1% · 10 年 割高(年 +0.5%) 割高 オークワ8217 和歌山を地盤とする食品スーパー。売上は大きいが利益はほぼ出ず、立て直しの見込みも薄く割高 本質価値との差 −51.8% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 銀座ルノアール9853 都心で「ゆっくり座れる喫茶室」を守る老舗。客足は戻ったが、家賃と人件費に挟まれた薄い利益に、今の値段は届かない 本質価値との差 −52.0% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 株式会社近鉄百貨店8244 過去最高圏の利益も、万博と名古屋の分が抜ければ細る。資本コストに届かない稼ぎには、いまの値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −52.1% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ロイヤルホールディングス8179 稼ぎ頭は外食でなくホテルに移り、利益は景気と訪日客に振れやすい。今の値段は中計の達成を先取りし、10年の利益で測ると割高 本質価値との差 −52.2% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 株式会社Joshin8173 関西に根を張る家電量販店。利益率は 1% 台と薄く、中計の回復が先に今の値段へ織り込まれている 本質価値との差 −52.4% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 フェスタリアホールディングス2736 ブライダルは堅いが、利益率の薄さと重い借金が利益を食う。10 年先でも今の値段を下回ると見る 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 TORICO7138 漫画イベントには成長余地があるが、赤字の本業と暗号資産への依存、株式の希薄化を考えると長期価値は割高圏にある 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 日本マクドナルドホールディングス2702 値上げと店舗のFC化で目先の利益率は上がるが、国内専業で海外展開の成長余地が無いため10年の天井は低く、PER31倍は本質価値を上回る 本質価値との差 −53.2% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 伸和ホールディングス7118 北海道の焼鳥居酒屋と惣菜店のチェーン。手堅く伸びるが、利益の40倍超の値段は稼ぐ力に見合わず割高 本質価値との差 −53.4% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 ガーデン274A 壱角家の店舗網と再生力は魅力だが、値上げで客を失い利益が急減した今、10年の価値には大きな安全域がない 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 ダブルエー7683 婦人靴のORiental TRaffic。利益は半分に落ちたまま、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −54.4% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 バロックジャパンリミテッド3548 MOUSSYなど若い女性向け衣料を持つが、稼ぐ力は細り続けている。配当が利益を大きく上回る今の値段は、10年の価値の3倍を超え割高 本質価値との差 −54.7% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 はるやまホールディングス7416 紳士服の市場縮小で営業赤字が続き、自己資本227億円に見合う利益が出ない。本質価値は今の値段を大きく下回り、割高 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 パレモ・ホールディングス2778 割高:売上が縮み続けるSCの衣料店、薄い利益に借入が重なる 本質価値との差 −55.5% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 ゼンショーホールディングス7550 すき家とはま寿司の国内寡占は本物の堀だが、PER40倍は海外3,000店の中計を先取りしすぎ。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても割高 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 富士山マガジンサービス3138 雑誌の定期購読とデジタル雑誌の取次で稼ぐが、紙は縮み利益率は年々下がる。現金は厚いが手厚い優待と買収に流れ、値段は高い 本質価値との差 −55.8% · 10 年 割高(年 −1.6%) 割高 株式会社ブロンコビリー3091 炭焼きステーキの質と厚い自己資本は本物だが、出店の天井が低く、今の値段は10年先の増益を先に払いすぎている 本質価値との差 −56.2% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 愛眼9854 大阪発の老舗の眼鏡チェーン。時価総額に迫る現金を持つが、稼ぐ力が細く現金も戻らないので割高 本質価値との差 −56.7% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 リミックスポイント3825 時価総額の半分近くはビットコイン。本業の電力小売と蓄電池は利益が小さく、今の値段は価値を大きく先取りしている 本質価値との差 −56.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 東和フードサービス3329 椿屋珈琲を軸にした首都圏の外食。ブランドは強いが、人件費と家賃で利益は伸びず、今の値段は高い 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 SANKO MARKETING FOODS2762 水産卸と居酒屋で売上は100億円超。だが13期続く赤字と薄い自己資本で、株主の取り分は大きく削られる。筆者は割高と見る 本質価値との差 −57.2% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 イオン8267 ツルハを通年で取り込み、物価込みの名目で積んでも、今のPER42.6倍は中期計画の倍増を先取りしすぎで、計算上は割高 本質価値との差 −57.8% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 エスエルディー3223 コラボカフェで知られる繁華街の外食会社。足元の利益は急減し、今の値段は稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 フジタコーポレーション3370 北海道のドーナツ・バーガーの加盟店運営。利益率は薄く借金は重い。今の値段は稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 CAPITA7462 巣鴨のガソリンスタンドと賃貸不動産に、事業承継の買収を足す小さな会社。構想は大きいが、稼ぐ力は今の値段に遠い 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ジェネレーションパス3195 家具や雑貨をネットのモールで売り、ベトナムに家具の工場も持つ。売上は伸びるが利益率は 1% 台で、今の値段は高い 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −0.6%) 割高 カルラ2789 東北の和風ファミレス「まるまつ」を 100 店ほど営む地域チェーン。値上げは通るが、客数の減りと人件費で利益は細り、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −58.9% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 クラダシ5884 食品ロスを救う販路は魅力的だが、買収と蓄電所投資の資本負担を考えると、今の株価には長期の安全域が乏しい 本質価値との差 −58.9% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 SRSホールディングス8163 和食さとと寿司の二本柱は堅実だが、利益率 4% の外食に今の値段は先走りすぎ。京樽の再建が成否を分ける 本質価値との差 −59.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ホットランドホールディングス3196 銀だこの単品業態は強いが、利益が薄く、増資後の時価総額は中期計画の達成を先取りしすぎ。10 年の利益で測ると割高 本質価値との差 −59.6% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 ハチバン9950 北陸の「8番らーめん」とタイの 175 店。タイは稼ぐが国内は利益が消え、優待を足しても今の値段の半分に届かない 本質価値との差 −59.8% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 株式会社松屋フーズホールディングス9887 最高益でも純利益は40億円。牛めし中心の稼ぐ力に対して、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −60.3% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 関門海3372 ふぐ料理「玄品」の専門チェーン。冬に稼ぐ薄利の商売で、今の値段は利益に比べて高い。10 年で見ると割高 本質価値との差 −60.5% · 10 年 割高(年 −1.1%) 割高 安楽亭7562 ステーキのどんを持つアークミールが利益の柱。焼肉の本家は縮み、借金も残る。今の値段は高い 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 サツドラホールディングス3544 北海道2位のドラッグストア。営業利益率が1%台と薄く、10年の中立でも今の時価総額の半分に届かない。MBOの買付けは成立済み 本質価値との差 −61.4% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 大和8247 金沢と富山の老舗百貨店。ホテルを手放しても借金が重く、10 年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −61.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 WDI3068 米国発ブランドを日本で育てる外食会社。国内は稼ぐが、海外の赤字と固定の家賃が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −62.7% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 シー・ヴイ・エス・ベイエリア2687 マンション受付・ホテル・コンビニの地味な複合。純負債が時価総額を上回り、利益の薄さを利息が食う 本質価値との差 −62.9% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ヤマザワ9993 山形・宮城の食品スーパー。薄利の本業に対し、帳簿の資産は厚いが、利益で測ると割高 本質価値との差 −63.3% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 カンセキ9903 栃木のホームセンターに業務スーパーとアウトドアを足した小売。借入が重く、株主の取り分は薄いので割高とみる 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 ヤマナカ8190 名古屋の老舗スーパー。自己資本は厚いが利益率 1% に届かず、厚い資本が稼ぎにつながらない 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 三洋堂ホールディングス3058 東海の郊外の書店チェーン。本の縮みをトレカと中古ホビーで埋めにいくが、家賃の重い薄利の構造は変わらない 本質価値との差 −63.6% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 Trailhead Global Holdings3358 九州の「山小屋」ラーメンを土台に、焼肉・寿司・バーガー・IT を買い集める。稼ぐ力はまだ薄く、今の値段は物語の先払いだ 本質価値との差 −64.0% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 ゼネラル・オイスター3224 海洋深層水の浄化技術は価値があるが、赤字続きの店舗と不安定な太陽光収益では、今の時価総額に届かない 本質価値との差 −64.1% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホリイフードサービス3077 茨城発の低価格居酒屋チェーン。親会社の下で回復と買収を進めるが、居酒屋の細る需要と家賃の重さで、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −64.3% · 10 年 割高(年 −2.0%) 割高 きちりホールディングス3082 ハンバーグと多業態で 138 店を直営する外食。利益は薄く、10 年先の成長を織り込んだ今の値段には、安全域が見えない 本質価値との差 −65.0% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ハウス オブ ローゼ7506 百貨店とモールに200余りの店を持つボディケアの専門店。現金は厚いが本業はほぼ稼がず、今の値段は高いとみる 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ジャパンクラフトホールディングス7135 手芸専門店の最大手だが、手芸人口は細り利益は薄い。赤字の歴史と家賃の重さ、新株予約権の薄まりを考えると大きく割高 本質価値との差 −65.5% · 10 年 割高(年 −4.6%) 割高 マルヨシセンター7515 香川の地場スーパー。営業利益率は1%前後で借金は自己資本の1.6倍。本業の稼ぐ力から見た価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −66.1% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 株式会社壱番屋7630 ココイチの店舗網とのれん分けは本物の堀だが、コメ高と客離れで利益が伸びない。売却観測を含めても、今の時価総額は 10 年先の稼ぎを大きく先取りしている 本質価値との差 −66.2% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 ワイズテーブルコーポレーション2798 XEX と天ぷら山の上は魅力的だが、稼ぎの小ささに比べて値段が高すぎる 本質価値との差 −66.8% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 ヒラキ3059 安い靴のカタログ通販と京阪神の店。通販の客離れで本業はほぼ利益ゼロ、借金も残り割高 本質価値との差 −67.4% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 ジーイエット7603 元マックハウス。8 期赤字が続き、コーエン取得でも黒字が見えない。株主の取り分は薄まる一方 本質価値との差 −67.8% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 北雄ラッキー2747 札幌の地場スーパー。土地は持つが利益率 1% 未満で、帳簿の 7 割の値段でも高い 本質価値との差 −69.2% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 大庄9979 庄や・日本海庄や・やるき茶屋の大衆居酒屋と、食材卸が売上の半分。利益の薄さに比べて、今の値段は高いと見る 本質価値との差 −69.9% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 チムニー3178 居酒屋の本業は利益が薄く、今の時価総額は利益の40倍超。親会社が半分を握り、買収で報われる余地も小さい 本質価値との差 −70.0% · 10 年 割高(年 −5.9%) 割高 ジュンテンドー9835 島根発の地方ホームセンター。薄い利益を上がる金利が食い、割高とみる 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 キャンドゥ2698 百円ショップ第3位でイオン傘下。利益が小さすぎて、10年かけて稼ぐ力が倍になっても今の時価総額には遠く、計算上は割高 本質価値との差 −73.1% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 株式会社 木曽路8160 しゃぶしゃぶの老舗は祝いの席に強いが、家賃が重く利益が薄い。今の時価総額は10年後の稼ぎを大きく先に払っている 本質価値との差 −73.3% · 10 年 割高(年 −7.5%) 割高 リンガーハット8200 ちゃんぽんの店は本物だが、利益の薄さと人手の重さで今の値段は先走りすぎ。10年先の利益を見ても、価値は今の4分の1ほどにとどまる 本質価値との差 −73.4% · 10 年 割高(年 −7.4%) 割高 梅の花グループ7604 湯葉と豆腐の「梅の花」と持ち帰り寿司の古市庵。借金が売上の半分あり、普通株主に残る利益は小さく、値段は稼ぎの何倍も高い 本質価値との差 −73.5% · 10 年 割高(年 −4.5%) 割高 株式会社吉野家ホールディングス9861 牛丼の利益は戻ってきたが、利益率は低く、10年先を見ても、稼ぐ力が支える値段は今の3割ほどだ 本質価値との差 −73.9% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 グルメ杵屋9850 うどん・そばの外食に機内食と冷凍食品が加わる複合企業。利益が薄い割に借入が重く、今の時価総額は利益の100倍近い 本質価値との差 −74.0% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 うかい7621 東京タワー下の旗艦店を失い、今期は赤字の予想。値の張る会食と洋菓子で立て直す老舗 本質価値との差 −74.1% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 株式会社大戸屋ホールディングス2705 定食の店内調理という個性は本物だが、利益率は過去最高圏で小さな会社の海外は薄い。10年の利益の積み上げでも今の値段には届かない 本質価値との差 −74.1% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 ニチリョク7578 売上が縮み赤字が続く墓と葬儀の会社。資産は重いが稼ぎが細く、大株主の出方が値打ちを左右する 本質価値との差 −74.4% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 NATTY SWANKYホールディングス7674 餃子ブランドは残っても利益が薄く、賃料負担と新株発行を考えると今の時価総額は割高である 本質価値との差 −74.5% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 すかいらーくホールディングス3197 ガストは価格競争で守りが薄く、資さんうどん・海外はまだ小さい。PER46.7倍は先取りが過ぎ、筆者は割高と見る 本質価値との差 −75.2% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 ベクターホールディングス2656 AIサーバー貸与で黒字転換したが、契約更新と設備更新の実力は未証明。大幅な希薄化も考えると安全域は乏しい 本質価値との差 −75.5% · 10 年 割高(年 −5.3%) 割高 ミニストップ9946 赤字が続く業界4番手。期限偽装で足場が崩れ、再建後の稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −76.0% · 10 年 割高(年 −7.0%) 割高 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション2769 「遊べる本屋」は61店を閉じて黒字に戻ったが、借金と優先株が重く、普通株に残る価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −76.3% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 夢展望3185 中国向けファッションには回復の芽があるが、資本の薄さと親会社融資、度重なる希薄化が普通株主の安全域を奪う 本質価値との差 −76.5% · 10 年 割高(年 −5.6%) 割高 株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス3387 商業施設の多ブランド運営は優良だが、家賃の固定費と居酒屋・北米の不調を抱え、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −76.7% · 10 年 割高(年 −8.1%) 割高 マルシェ7524 居酒屋「八剣伝」のチェーン。親会社が付き再建中だが、利益が出ない期間が長く、10 年で見ても今の値段は大きく割高 本質価値との差 −77.5% · 10 年 割高(年 −6.4%) 割高 トリドールホールディングス3397 丸亀製麺という国内の堀は本物だが、海外の損失が資本を食い続ける。利益の質に比べ、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −77.6% · 10 年 割高(年 −7.6%) 割高 浜木綿7682 名古屋の宴会向け中華43店。家族の集いに根を張るが、正常な稼ぎは年1億円台で、時価総額81億円は10年先の価値を大きく上回る 本質価値との差 −78.9% · 10 年 割高(年 −9.5%) 割高 ライフフーズ3065 関西の定食チェーン「ザめしや」。米の値上がりに値段が追いつかず、利益はほぼゼロ。今の値段は稼ぐ力の数倍で割高 本質価値との差 −79.1% · 10 年 割高(年 −7.9%) 割高 スターシーズ3083 衣料の小売から蓄電所とGPUサーバーへ急転換した会社。稼ぐ力は未完成で、新株予約権の薄まりも重く割高 本質価値との差 −79.7% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社サガミホールディングス9900 名古屋発の和食麺チェーンは堅実だが、今の利益は山。利益で測れば今の値段は先を見すぎで、大きく割高 本質価値との差 −80.8% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 焼肉坂井ホールディングス2694 焼肉・寿司・居酒屋を多業態で運営する外食会社。利益がほぼ出ず、店の賃借が重い。今の値段に見合う稼ぐ力は見えない 本質価値との差 −80.9% · 10 年 割高(年 −10.8%) 割高 株式会社 コロワイド7616 牛角から大戸屋・かっぱ寿司まで買収で束ねたが、利益は薄く借金は重い。今の利益の延長で10年先を測ると、値段は先走っている 本質価値との差 −81.2% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 ひらまつ2764 高級フレンチと婚礼のブランドは本物だが、利益は薄く家賃は重い。回復を織り込んだ今の値段は、10 年の稼ぐ力より高い 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 テーオーホールディングス9812 函館の多角経営。自己資本比率2%の体力で、金利上昇の10年を越えられるかが焦点 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 東京一番フーズ3067 ふぐ料理の専門店と養殖を併せ持つ外食。優待は厚いが、借入が重く利益に比べた値段は高い 本質価値との差 −81.4% · 10 年 割高(年 −8.6%) 割高 タカキュー8166 縮む紳士服を細々と営むタカキュー。再建は一服したが本業の利益はゼロに近く、稼ぐ力に比べて今の値段は割高 本質価値との差 −81.7% · 10 年 割高(年 −7.7%) 割高 ジェイグループホールディングス3063 名古屋発の多業態飲食は持ち直したが、物件売却益と希薄化を除く普通株の稼ぎでは現在の時価総額を支えにくい 本質価値との差 −82.7% · 10 年 割高(年 −10.1%) 割高 ヴィア・ホールディングス7918 やきとりの扇屋と紅とんの居酒屋。本業はやっと黒字の入口で、普通株の前に優先株が約55億円並ぶ。今の値段は割高だ 本質価値との差 −82.8% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 トップカルチャー7640 「蔦屋書店」を営む書店チェーン。4期続けて本業が赤字で、借金と優先株が重い。一時益で黒字化したが稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −83.2% · 10 年 割高(年 −7.2%) 割高 アクサスホールディングス3536 店と卸と賃貸ビルを借金で抱える小さな持株会社。金利が上がれば利益は利払いに消え、株主に残る価値は薄い 本質価値との差 −85.1% · 10 年 割高(年 −11.4%) 割高 白鳩3192 割高:下着ECは赤字が続き、借入が時価総額に並ぶ 本質価値との差 −85.3% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 株式会社ペッパーフードサービス3053 いきなり!ステーキは立て直しが進むが、営業利益率は0.3%。中計どおりでも利益は小さく、時価総額が先に走りすぎている 本質価値との差 −85.6% · 10 年 割高(年 −10.6%) 割高 株式会社松屋8237 銀座一本足の百貨店。免税の山が崩れ、利益で測ると今の時価総額の1割台。銀座の賃貸ビルの含み益は小さく、営業用の土地は悲観の床にだけ入れた 本質価値との差 −86.4% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 あさくま7678 サラダバーで客を呼ぶ郊外型ステーキは急回復したが、利益はまだ小さく、10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −86.6% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 ハピネス・アンド・ディ3174 宝飾店の縮小が続き、純資産はほぼ尽きた。借入が重く、株の値打ちは再建の成否と増資の条件で決まる 本質価値との差 −86.7% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 ショクブン9969 東海の夕食材の宅配。顧客が年々減り利益はほぼゼロ、神明が過半を持つ。稼ぐ力に比べ値段は高い 本質価値との差 −87.4% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 株式会社フジオフードグループ本社2752 店は増やせても利益が追いつかない。営業利益 7 億円の会社に時価総額 600 億円は、1,000 店計画を織り込みすぎだ 本質価値との差 −87.6% · 10 年 割高(年 −13.8%) 割高 テンアライド8207 居酒屋の本業は薄利で、13期の赤字を経験した会社。10年後の価値は今の時価総額の1割ほどにとどまる 本質価値との差 −87.7% · 10 年 割高(年 −13.7%) 割高 魚喜2683 鮮魚の対面販売で食べる薄利の小売店。利益は売上の1%に満たず、時価総額は稼ぐ力の10倍以上に膨らんでいる 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 JBイレブン3066 東海のラーメンチェーン。買収で店は増えたが、原材料と人件費の高さで利益はほぼゼロ。今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −88.1% · 10 年 割高(年 −13.3%) 割高 カッパ・クリエイト7421 回転寿司で4位に沈み、独り負けの状態が続く。親会社の後ろ盾があっても、10年後の稼ぎは今の時価総額を支えられない 本質価値との差 −89.5% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 KOZOホールディングス9973 持ち帰りずしの小僧寿しを核に、ラーメン・居酒屋と食品の卸を集めた会社。赤字が 20 年近く続き、増資で食いつなぐ。10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −92.2% · 10 年 割高(年 −14.4%) 割高 株式会社アトム7412 営業利益はほぼゼロなのに時価総額は自己資本の16倍。10年の中立でも純利益は10億円に届かず、割高 本質価値との差 −92.9% · 10 年 割高(年 −16.9%) 割高 かんなん丸7585 割高:赤字10期の埼玉の居酒屋、借入の重さが10年を左右する 本質価値との差 −93.8% · 10 年 割高(年 −18.2%)

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読んだ資料

  1. ユナイテッド&コレクティブ「事業計画及び成長可能性に関する事項」2026年5月公表資料(業態別売上、客単価、店舗数、事業方針)
  2. ユナイテッド&コレクティブ 2027年2月期第2四半期決算短信の定性的情報(業績、財務、通期予想修正、継続企業の前提)
  3. ユナイテッド&コレクティブ 2026年2月期有価証券報告書(賃料、減損、資本構成、優先株式)
  4. ユナイテッド&コレクティブ公式IR 株主優待制度
  5. 日本ソフト販売「チェーン店データ分析」2026年版(居酒屋・焼き鳥チェーンの店舗網の比較)
  6. FoodWatchJapan「外食チェーン月次業績」2026年8月(てけてけの既存店客数・客単価・売上動向)

分析日 2026-10-22