株譜
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イオン 8267

ツルハを通年で取り込み、物価込みの名目で積んでも、今のPER42.6倍は中期計画の倍増を先取りしすぎで、計算上は割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)490 円1.36 兆円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,130 円3.13 兆円差 −56.7%
10 年後から見ると 割高 価値 490 円1.36 兆円 · 差 −56.7% · 期待の年率 −1.8%
期待の年率リターン(10 年)−1.8%資本コスト比 −9.3 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

イオンは総合スーパー(GMS)・食品スーパー(SM)を核に、ドラッグストア(ツルハ・ウエルシア)・銀行・クレジットなどの総合金融、ショッピングセンター開発のディベロッパー事業(イオンモール)までを抱える複合小売グループである。2026年1月にツルハホールディングスを連結子会社化し、既に統合済みのウエルシアと合わせてヘルス&ウェルネス事業は国内最大のドラッグストア網を傘下に持つ。GMS・SM本体は国内の人口減少とEC流出で数量が増えず、営業利益率は1%前後の薄利が続く一方、ディベロッパー事業と総合金融事業、ヘルス&ウェルネス事業が構造的に高い利益率でグループ全体を支える「コングロマリット型」の収益構造になっている。

ここではGMS・SMを店舗数(実質)×1店舗当たり売上高(物価3%が乗る名目)で、ヘルス&ウェルネスはドラッグ店舗数×1店舗当たり営業収益、総合金融は取扱高×収益率、ディベロッパーはモール数×1施設当たり営業収益で積み上げた。ツルハが通年で連結に入る分(店舗数で約3,640店→約5,700店)を数量に入れ、借り換えで上がる利払いも純利益から引いた。資本コストは7.5%(基本7.5%に品質の調整+0.25%。自己資本の薄さと金利上昇の分を足し、必需の食品・ドラッグの分を引いた)。自己資本は今の値に期間の純利益を足して還元を引いて流し、倍率は利益で決め、今の利益はそのまま残り、先で薄れるのは新しく投じるお金の稼ぎ(資本コストを超える分の半分が残る)だけとして正当化PERを出し、その8割5分〜9割に置いた。

中立では10年後に営業利益約5,140億円と中期計画の5,300億円に近づくが、少数株主に渡る分と利払いが重く純利益は約1,400億円、ROE約7%にとどまる。ROEが資本コストと同じ程度なので正当化PERは1÷kの約12.9倍で、その9割のPER約11.6倍で時価総額は約1.65兆円になり、今の時価総額(約3.1兆円)に届かない。純有利子負債約2.7兆円を足したEV÷営業利益は約8.5倍で、借金を足しても割高な置き方ではなく、利益の倍率で見た割高は借金の見方を変えても残る。総合では本質価値が今より7割弱低く、割高と判断する。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、GMS・SM本体の薄い営業利益率そのものは評価の対象にならないが、そこに集まる顧客基盤を金融・ドラッグ・モールという利益率の高い事業で収益化する「生活圏」構造は、再投資に回った資本が長期的にオーナー利益を生む仕組みとして評価できる。ツルハ・ウエルシアの統合によるドラッグストア最大手の獲得、イオンモールのアジア展開は、この構造をさらに強化する再投資として理解できる。

一方で、300社を超える子会社群を抱える複雑なガバナンス構造と、長年6%前後にとどまるROEは、経営が資本配分を本当に上手く行っているかという点で安全域を狭める要因である。特別調査委員会が指摘したガバナンス上の課題が実際に改善されるか、中期経営計画の営業利益倍増目標が実行されるかは、決算を通じて確かめる必要がある未知数である。自己資本比率8%弱・純有利子負債が自己資本の2倍超という財務構造は、金利が上がる環境では相応のリスクであり、安全域を考えるうえでは悲観の筋書きを厚めに見ておくべき会社だと判断する。

何で稼ぐ会社か

GMS事業はイオン・イオンスタイルなどの総合スーパーで、食品・衣料・住居関連雑貨を幅広く扱う核店舗としてショッピングセンターの集客装置を担う。国内店舗数は構造改革により純減が続き、不採算店の閉鎖・小型化・専門店への転換が進む一方、トップバリュ(PB)の拡大と値上げの浸透で客単価を引き上げている。SM事業はマックスバリュ各社・まいばすけっと・ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(マルエツ・カスミ等)などの食品スーパー連合体で、GMSより小型・食品中心の店舗網を展開する。

ヘルス&ウェルネス事業はツルハホールディングス(2026年1月連結子会社化、議決権50.11%)とウエルシアホールディングス(既に統合済み)を中核に、国内最大のドラッグストア網を持つ。調剤と医薬品販売を軸に客単価・来店頻度の両方を取り込む収益性の高い事業である。総合金融事業はイオン銀行・イオンフィナンシャルサービス(イオンカード)など、GMS・SMの来店客を軸にしたリテール金融で、カードの取扱高・銀行の預貸金収益が利益の源泉になる。ディベロッパー事業はイオンモールによるショッピングセンター開発・運営で、テナント賃料収入を軸に国内では大型モールの開発、海外では中国・ベトナム・インドネシア・カンボジアでのモール展開を加速させている。

サービス・専門店事業(タリーズコーヒー・イオンファンタジー等)と国際事業(中国・ASEANでのGMS・SM展開)も収益に寄与するが、規模はヘルス&ウェルネス・総合金融・ディベロッパーに比べて小さい。グループ全体としては、集客装置であるGMS・SMが薄利でも、そこに集まる顧客を金融・ドラッグ・モールの各事業で収益化する「生活圏」戦略が事業モデルの核になっている。

優良さと弱いところ

イオンの堀は単独の店舗ブランド力ではなく、GMS・SM・ドラッグ・金融・モールを束ねた「生活圏」としての顧客接点の広さにある。ショッピングセンターというプラットフォームに金融・ドラッグ・専門店を集め、単体では薄利なGMS・SMの集客力を利益率の高い金融・ドラッグ・モールで収益化する構造は、同業の百貨店・単独GMSにはない強みである。ツルハ・ウエルシア統合によるドラッグストア国内最大手の獲得は、この生活圏戦略を大きく補強した。

一方で資本効率は長年の課題である。ROEは直近でも6%程度、過去は0〜3%台の年も多く、証券アナリストから「経常的なROICが長年低水準」と指摘されている。子会社数が300社を超える重層的な親子上場構造は、2025年1月の特別調査委員会報告でもガバナンス上の課題として指摘された。自己資本比率は8%弱と小売業の中でも低く、純有利子負債は自己資本の2倍超に達する。GMS・SM本体の営業利益率は1%前後と薄く、グループ全体の「稼ぐ力」はヘルス&ウェルネス・総合金融・ディベロッパーの3事業に偏っている。本社機能統合・物流共通化などのコスト削減は進んでいるが、専業化しない複合小売という経営方針自体への評価は市場でも分かれている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内のGMS業態は人口減少とEC流出で店舗当たりの客数が構造的に増えない中、イオンは500店超のGMSを展開する最大手として規模の経済を持つが、それは裏返せば構造改革の規模も大きいということでもある。食品スーパーのSM事業は地場チェーンとの競争と、まいばすけっと等の小型店フォーマットへのシフトが同時に進む。GMS・SM単体の営業利益率は1%前後にとどまり、業界全体の薄利構造から大きく外れていない。

ドラッグストア(ヘルス&ウェルネス事業)は、ツルハ・ウエルシアの経営統合とイオンによる連結子会社化で国内最大手の地位を固めた。調剤報酬改定・医薬品のネット販売拡大といった業界固有の論点はあるが、来店頻度の高さと調剤の専門性が競争力の軸になっている。総合金融事業はイオン銀行・イオンカードが、GMS・SM・ドラッグの来店客基盤を背景に安定した収益を上げているが、金利環境や個人向け貸出競争の影響を受ける。ディベロッパー事業(イオンモール)は国内では大型モールの新規開発余地が限られる一方、中国・ベトナム・インドネシア・カンボジアでの出店が成長の主軸になっており、2030年までに中国でのモール展開拡大と低価格ディスカウント店の100店出店を計画している。

中期経営計画(2026〜2030年度)は営業収益15兆円・営業利益5,300億円を掲げ、トップバリュ拡大・共同調達・首都圏シェア拡大を軸にGMS・SMの収益改善を狙う。達成できれば業界内の規模の経済がさらに強まるが、過去のイオンの中期計画も実現には時間を要した経緯があり、実行力そのものが業界内での評価の分かれ目になっている。競合では、セブン&アイがコンビニ専業化で生活圏戦略から退いたのに対し、イオンは複合小売を維持する対照的な戦略を取っている。

資本政策と M&A

配当は連結配当性向30%を目安に、15年以上減配のない実績を維持している。自社株買いは過去に数百億円規模の実施例があるが、近年は小規模にとどまり、2兆円規模の自社株買いを進めるセブン&アイのような大規模な資本政策には踏み込んでいない。政策保有株の縮減方針を掲げているが、進捗は緩やかである。

M&Aでは2026年1月にツルハホールディングスを連結子会社化(議決権50.11%)し、既に統合済みのウエルシアと合わせて国内最大のドラッグストア網を傘下に収めた。イオンモールは完全子会社化済みで、金融子会社(イオンフィナンシャルサービス等)も上場を維持しつつ過半を保有する構造が続く。親子上場・重層的な子会社構造は資本効率の観点から見直し圧力が続きやすく、今後もヘルス&ウェルネス・総合金融・ディベロッパーの各上場子会社の完全子会社化や事業再編の可能性が市場で意識される。

株主優待は年約50億円(会社の費用ベース。オーナーズカードの返金。総額は非開示で、株主数約115万人と返金率1〜7%から3,000〜6,000円/人(34〜69億円)の中央を推計)。優待の費用は販管費として利益から引き済みなので、株主が受け取る分として10年の還元に「年額×10年×続く見込み(中立1.0・やや悲観0.75・悲観0.5)」を足した(中立+500億円)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

ツルハホールディングスの連結子会社化とウエルシアとの統合により、ヘルス&ウェルネス事業は国内最大のドラッグストア網を手に入れた。調剤・PB・ポイント経済圏の強化で、ドラッグストア単体でも営業利益率3%超への改善余地が残り、グループ全体の利益成長を牽引する力はまだ強まる途中にある。ディベロッパー事業(イオンモール)は国内で過去最高益を更新し続けており、中国での内陸部拡大・低価格ディスカウント店100店出店計画、ベトナム・インドネシア・カンボジアでのモール展開が、国内の店舗数飽和を補う数量成長の受け皿になる。

総合金融事業もイオンカード・イオン銀行の安定収益があり、GMS・SM・ドラッグの来店客基盤を背景にした「生活圏」の中で、金融・ドラッグ・モールという利益率の高い事業の比率が時間とともに高まれば、連結全体のROEは構造的に改善していく。2026〜2030年度の中期経営計画が掲げる営業利益5,300億円(倍増)は、GMS・SMの構造改革(トップバリュ拡大・共同調達比率45%)だけでなく、既にその3事業が稼いでいる利益の積み上げでも相当な部分を説明できる、実現可能性の高い目標である。本社機能統合・物流共通化による300社超の子会社間の重複コスト削減も、着実に進めば利益率改善に直接効いてくる。規模の経済という点では、GMS事業で500店超を展開する国内最大手の地位そのものが、トップバリュの共同調達交渉力やデジタル投資の規模効果という形で、他の総合スーパーにはない優位性を生み続ける。

慎重な見方

GMS・SM事業の営業利益率は1%前後と極めて薄く、人口減少とEC流出という構造要因は中期経営計画のPB拡大や共同調達だけでは覆らない可能性が高い。過去にもイオンは複数の中期計画で収益改善を掲げてきたが、実際のROEは長年6%前後から大きく抜け出せていない実績があり、15兆円・5,300億円という今回の目標も同じパターンを繰り返すリスクが小さくない。

ヘルス&ウェルネス・総合金融・ディベロッパーという「稼ぐ力」を持つ3事業は、いずれも上場・連結子会社であり、少数株主に帰属する利益が相応に残る構造である。親会社の株主が実際に受け取る価値は、連結の見た目の利益成長より小さくなりやすい。300社を超える子会社を抱える重層的なガバナンス構造は、2025年の特別調査委員会報告でも課題として指摘されており、資本配分の規律が本当に改善するかは実行を見るまでわからない。自己資本比率8%弱・純有利子負債が自己資本の2倍超という財務構造は、金利が2%まで上がっていく環境では金融コストの増加という形で直接利益を削る。

中国・ASEANでのディベロッパー事業拡大も、現地の不動産・消費市況や規制環境に左右される不確実性を伴い、国内のGMS・SMの構造的な縮小を補えるだけの規模に育つまでには時間がかかる。専業化しない複合小売という経営方針自体も、セブン&アイのようにコンビニへ純化する戦略と比べて、市場からの評価が追いつきにくいという逆風がある。

どちらに重みを置いたか

GMS・SM本体の薄利という構造的な弱さは業界共通であり目新しいものではないが、ヘルス&ウェルネス・総合金融・ディベロッパーという利益率の高い3事業の比率が高まっている流れは実際のセグメント利益の推移からも確認でき、ツルハの通年の取り込みで営業利益は今より増える。一方で、長年のROE低迷と重層的なガバナンス構造という慎重な見方の指摘も実績として根強く、中期計画の実行力は未知数である。個別のリスクは資本コストに足さず確率で表すことにし、やや悲観・悲観を前の版より厚くした。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても、ROEが資本コストと同じ程度で新しく投じるお金がほとんど価値を生まないため中立の倍率は PER 11.6 倍前後にとどまり、中立の筋書きは今の値段に届かず、割高という結論は変わらない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/02 期)

確率で加重した株価時価総額 782 円2.17 兆円(+ 配当配当と自社株買いの合計 158 円4,369 億円)。 今の値に割り戻すと 490 円1.36 兆円、今との差 −56.7%、 期待の年率 −1.8%(資本コスト 7.5%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 1,452 円4.02 兆円 269 円7,452 億円 +52.3% +4.3% 138 円3,811 億円
やや楽観 21% 1,124 円3.11 兆円 223 円6,169 億円 +19.2% +1.8% 283 円7,831 億円
中立 36% 858 円2.37 兆円 177 円4,906 億円 −8.4% −0.9% 373 円1.03 兆円
やや悲観 23% 434 円1.20 兆円 101 円2,801 億円 −52.7% −7.2% 123 円3,406 億円
悲観 12% 180 円4,996 億円 20 円555 億円 −82.3% −15.9% 24 円666 億円
加重平均100% 782 円2.17 兆円158 円4,369 億円 −16.8% −1.8% 940 円2.60 兆円

今の株価時価総額 1,130 円3.13 兆円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 複合小売として資本効率が構造的に改善 利益 2,306 億円 · PER 16.4 倍 · 株価時価総額 1,452 円4.02 兆円

ツルハ・ウエルシア統合によるヘルス&ウェルネス事業のシナジーが本格的に実現し、調剤・PBの強化で営業利益率が大きく改善する。ディベロッパー事業(イオンモール)は中国での内陸部拡大・低価格ディスカウント店100店出店計画が完了し、ベトナム・インドネシア・カンボジアでのモール展開も進んで、海外収益がグループ利益の柱の一つになる。総合金融事業もイオンカード・イオン銀行の取扱高拡大で安定的に成長する。GMS・SM本体は店舗数こそ横ばいだが、トップバリュ売上2兆円目標の達成とデジタル投資の規模効果で営業利益率が構造的に改善する。重層的な子会社構造の整理・本社機能統合も進み、長年の課題だったROEが構造的に改善し、複合小売というビジネスモデルの強さが市場にも評価される10年になる。

  • GMS事業(総合スーパー):数量 650(GMS店舗数(国内+海外、店))× 価格 78(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 50,679 億円・営業利益 1,014 億円。営業利益率2.0%
  • SM事業(食品スーパー):数量 640(SM店舗数(店))× 価格 61(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 38,920 億円・営業利益 856 億円。営業利益率2.2%
  • ヘルス&ウェルネス事業(ツルハ・ウエルシア等):数量 7,000(連結するドラッグストア店舗数(年平均換算、店))× 価格 6.30(1店舗当たり年間営業収益(億円))→ 売上 44,100 億円・営業利益 2,470 億円。ドラッグ店舗×1店営業収益、営業利益率5.6%
  • 総合金融事業(イオンフィナンシャルサービス・イオン銀行等):数量 150,000(カード等の取扱高(億円、推定))× 価格 0.08(取扱高に対する営業収益の率(手数料・金利収入))→ 売上 12,165 億円・営業利益 1,581 億円。取扱高×収益率、営業利益率13.0%
  • ディベロッパー事業(イオンモール):数量 225(運営するモール数(国内外、施設))× 価格 37(1施設当たり年間営業収益(億円))→ 売上 8,325 億円・営業利益 1,332 億円。モール数×1施設営業収益、営業利益率16.0%

倍率:事業の純利益 2,306 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 11.3% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.4 倍。全体の PER 16.42 倍、時価総額 37,864 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:ヘルス&ウェルネス・ディベロッパーのシナジーが本格実現し、ガバナンス改革も進む必要があり、実現すれば非常に強いが確度は高くない。

やや楽観 21% 3事業の成長が主軸として定着 利益 1,840 億円 · PER 15.1 倍 · 株価時価総額 1,124 円3.11 兆円

ヘルス&ウェルネス・総合金融・ディベロッパーの3事業は安定して成長を続け、グループ利益の主軸として定着する。ディベロッパー事業は中国・ASEANでの出店拡大を続け、海外収益の比率が緩やかに高まる。GMS・SM本体は店舗数が緩やかに減少するものの、トップバリュ拡大と共同調達の効果で営業利益率は底打ちから回復に向かう。重層的な子会社構造の整理は進むが、完全な解消には至らず、ROEは改善するものの業界の優良企業と呼べる水準には届かない。セブン&アイがコンビニ専業化を進める一方、イオンは複合小売を維持する戦略の違いが市場の評価の分かれ目として意識され続ける10年になる。

  • GMS事業(総合スーパー):数量 630(GMS店舗数(国内+海外、店))× 価格 77(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 48,474 億円・営業利益 824 億円。営業利益率1.7%
  • SM事業(食品スーパー):数量 615(SM店舗数(店))× 価格 61(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 37,804 億円・営業利益 756 億円。営業利益率2.0%
  • ヘルス&ウェルネス事業(ツルハ・ウエルシア等):数量 6,700(連結するドラッグストア店舗数(年平均換算、店))× 価格 6.15(1店舗当たり年間営業収益(億円))→ 売上 41,205 億円・営業利益 2,143 億円。ドラッグ店舗×1店営業収益、営業利益率5.2%
  • 総合金融事業(イオンフィナンシャルサービス・イオン銀行等):数量 140,000(カード等の取扱高(億円、推定))× 価格 0.08(取扱高に対する営業収益の率(手数料・金利収入))→ 売上 11,354 億円・営業利益 1,362 億円。取扱高×収益率、営業利益率12.0%
  • ディベロッパー事業(イオンモール):数量 220(運営するモール数(国内外、施設))× 価格 36(1施設当たり年間営業収益(億円))→ 売上 7,920 億円・営業利益 1,228 億円。モール数×1施設営業収益、営業利益率15.5%

倍率:事業の純利益 1,840 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.5% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.1 倍。全体の PER 15.13 倍、時価総額 27,839 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中期経営計画の方向性が概ね実現し、3事業の成長が定着するという、業界見通しの上位レンジに近い想定。

中立 36% 中立:普通の複合小売企業として平常化 利益 1,424 億円 · PER 13.5 倍 · 株価時価総額 858 円2.37 兆円

GMS・SM本体の構造的な薄利は10年後も大きくは変わらず、人口減少とEC流出の中で店舗数は緩やかに減少を続ける。ヘルス&ウェルネス事業はツルハ統合の効果が一巡し安定成長に落ち着き、総合金融・ディベロッパー事業も既存事業の延長線上の成長にとどまる。中国・ASEANでのモール展開は進むが、国内GMS・SMの構造的な縮小を完全には補えない。長年のガバナンス課題(重層的な子会社構造・親子上場)は本社機能統合・物流共通化を通じて緩やかに改善するが、市場が期待するほどの速さでは進まない。ROEは7〜8%程度にとどまり、2030年度の中期経営計画目標(営業収益15兆円)は数年遅れで実現する程度に落ち着き、「普通の複合小売企業」としての評価に収まる、特別な驚きのない10年になる。 株主優待の費用は利益から引き済みで、還元には受け取り分(年約50億円×10年)を足している。

  • GMS事業(総合スーパー):数量 610(GMS店舗数(国内+海外、店))× 価格 76(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 46,270 億円・営業利益 694 億円。営業利益率1.5%
  • SM事業(食品スーパー):数量 590(SM店舗数(店))× 価格 62(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 36,693 億円・営業利益 660 億円。営業利益率1.8%
  • ヘルス&ウェルネス事業(ツルハ・ウエルシア等):数量 6,300(連結するドラッグストア店舗数(年平均換算、店))× 価格 6.01(1店舗当たり年間営業収益(億円))→ 売上 37,863 億円・営業利益 1,817 億円。ドラッグ店舗×1店営業収益、営業利益率4.8%
  • 総合金融事業(イオンフィナンシャルサービス・イオン銀行等):数量 130,000(カード等の取扱高(億円、推定))× 価格 0.08(取扱高に対する営業収益の率(手数料・金利収入))→ 売上 10,543 億円・営業利益 1,160 億円。取扱高×収益率、営業利益率11.0%
  • ディベロッパー事業(イオンモール):数量 215(運営するモール数(国内外、施設))× 価格 35(1施設当たり年間営業収益(億円))→ 売上 7,525 億円・営業利益 1,091 億円。モール数×1施設営業収益、営業利益率14.5%

倍率:事業の純利益 1,424 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.7% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 7.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.5 倍。全体の PER 13.52 倍、時価総額 19,252 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:GMS・SM本体の構造的な薄利が残る一方、3事業の成長で緩やかに資本効率が改善する中心シナリオ。

やや悲観 23% ガバナンス・資本効率改善が道半ば 利益 532 億円 · PER 12.0 倍 · 株価時価総額 434 円1.20 兆円

国内GMS・SM事業の店舗数減少が加速し、EC・専門店への顧客流出が構造的に続く。ヘルス&ウェルネス事業はドラッグストア業界内の競争激化と調剤報酬改定で増益ペースが鈍り、総合金融事業も個人向け貸出の伸び悩みが続く。ディベロッパー事業の海外展開も現地の競争・規制環境に阻まれ、想定したペースで育たない。重層的な子会社構造・低いROEという長年の課題は10年経っても大きくは解消されず、資本効率の改善は道半ばにとどまる10年になる。それでも複合小売というビジネスモデル自体が崩れるわけではなく、緩やかな縮小の中でも一定の収益力は保たれる。

  • GMS事業(総合スーパー):数量 570(GMS店舗数(国内+海外、店))× 価格 73(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 41,867 億円・営業利益 335 億円。営業利益率0.8%
  • SM事業(食品スーパー):数量 550(SM店舗数(店))× 価格 61(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 33,362 億円・営業利益 334 億円。営業利益率1.0%
  • ヘルス&ウェルネス事業(ツルハ・ウエルシア等):数量 6,000(連結するドラッグストア店舗数(年平均換算、店))× 価格 5.70(1店舗当たり年間営業収益(億円))→ 売上 34,200 億円・営業利益 1,197 億円。ドラッグ店舗×1店営業収益、営業利益率3.5%
  • 総合金融事業(イオンフィナンシャルサービス・イオン銀行等):数量 110,000(カード等の取扱高(億円、推定))× 価格 0.08(取扱高に対する営業収益の率(手数料・金利収入))→ 売上 8,921 億円・営業利益 803 億円。取扱高×収益率、営業利益率9.0%
  • ディベロッパー事業(イオンモール):数量 205(運営するモール数(国内外、施設))× 価格 33(1施設当たり年間営業収益(億円))→ 売上 6,765 億円・営業利益 812 億円。モール数×1施設営業収益、営業利益率12.0%

倍率:ROE 3.3%(純利益 532 億円 ÷ 自己資本 16,052 億円)。事業の ROE が資本コスト 7.5% 以下なので、伸びても価値は増えず、正当化 PER は 1÷k = 12.9 倍。ガバナンス・資本効率の改善が道半ばで ROE が資本コストを大きく下回り、やや悲観は上限の 9 割 の 11.99 倍に置いた。 借金が重いのでEV でも見ると、時価総額 6,379 億円 + 純有利子負債 27,044 億円(今の値)で EV ÷ 営業利益 10.5 倍(営業利益の利回り 9.5%)で、借金を足しても利益に対して割高な置き方ではない。純有利子負債には総合金融の貸出の元手も入るので、EV の数字は事業だけで見るより重く出る。

確率:ガバナンス課題・資本効率改善が10年たっても道半ばにとどまる、十分にありうる想定。

悲観 12% 構造的に稼ぐ力を失う 利益 −283 億円 · PBR 0.4 倍 · 株価時価総額 180 円4,996 億円

国内GMS・SM事業はEC・専門店への顧客流出と人口減少が重なり、店舗網の維持が難しくなるほど縮小する。ヘルス&ウェルネス・総合金融・ディベロッパーの3事業もそれぞれ競争激化・規制・海外市況の悪化に直面し、グループ全体を支える力を失う。重層的な子会社構造と低いROEという長年のガバナンス課題が解消されないまま、資本市場からは「稼ぐ力を失った複合小売」として評価されるようになる。自己資本比率の低さと純有利子負債の重さが財務の柔軟性を奪い、政策保有株の売却・資産の切り売りで資本を守る展開になる。それでもイオンモール等が持つ不動産という資産自体は残り、再編・売却を通じて別の形で価値が引き出される可能性は残る10年になる。

  • GMS事業(総合スーパー):数量 520(GMS店舗数(国内+海外、店))× 価格 68(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 35,256 億円・営業利益 −353 億円。営業利益率-1.0%
  • SM事業(食品スーパー):数量 500(SM店舗数(店))× 価格 58(1店舗当たり年間売上高(億円))→ 売上 28,911 億円・営業利益 0 億円。営業利益率0%
  • ヘルス&ウェルネス事業(ツルハ・ウエルシア等):数量 5,500(連結するドラッグストア店舗数(年平均換算、店))× 価格 5.20(1店舗当たり年間営業収益(億円))→ 売上 28,600 億円・営業利益 572 億円。ドラッグ店舗×1店営業収益、営業利益率2.0%
  • 総合金融事業(イオンフィナンシャルサービス・イオン銀行等):数量 90,000(カード等の取扱高(億円、推定))× 価格 0.08(取扱高に対する営業収益の率(手数料・金利収入))→ 売上 6,750 億円・営業利益 270 億円。取扱高×収益率、営業利益率4.0%
  • ディベロッパー事業(イオンモール):数量 195(運営するモール数(国内外、施設))× 価格 30(1施設当たり年間営業収益(億円))→ 売上 5,850 億円・営業利益 410 億円。モール数×1施設営業収益、営業利益率7.0%

倍率:GMS が構造的に赤字を続け利益がほぼ消えた状態で、稼ぐ力では測れない。売れる資産の税後から事業の有利子負債を引いた約 5,000 億円(floor_assets_oku)を床とし、今の自己資本 12,184 億円に対する PBR 0.41 倍で測った。谷の年は営業利益が 634 億円と小さく、EV ÷ 営業利益は 54 倍と高く出るが、谷の一年の利益で測る数字ではなく、資産の床で測った。

確率:国内GMS・SMの縮小に加え、ヘルス&ウェルネス・総合金融・ディベロッパーの3事業も揃って不振に陥るという複合シナリオ。複合小売という業態自体は消えないが、個社の優位性喪失は10年で定着しやすいため無視できない確率を置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

GMS事業(総合スーパー)

イオン・イオンスタイル等の総合スーパー業態。食品・衣料・住居関連雑貨を扱う核店舗で、ショッピングセンターの集客装置としての役割も持つ。

数量GMS店舗数(国内+海外、店)価格1店舗当たり年間売上高(億円)売上営業利益
今 2026/02 623 59 36,919 214
10 年後 中立 610 76 46,270 694

取り方:GMS事業の営業収益36,918.6億円を期末のGMS店舗数(国内525店+海外98店=623店)で割って1店舗当たり売上高を逆算した。

SM事業(食品スーパー)

マックスバリュ各社・まいばすけっと・USMH(マルエツ・カスミ等)などの食品スーパー連合体。GMSより小型で食品中心。

数量SM店舗数(店)価格1店舗当たり年間売上高(億円)売上営業利益
今 2026/02 645 48 30,858 298
10 年後 中立 590 62 36,693 660

取り方:SM事業の営業収益30,857.5億円を期末の店舗数645店で割って1店舗当たり売上高を逆算した。

ヘルス&ウェルネス事業(ツルハ・ウエルシア等)

ドラッグストア(調剤併設を含む)。2026年1月にツルハHDを連結子会社化(持株50.11%)し、ウエルシアと合わせて国内最大のドラッグストア網になった。

数量連結するドラッグストア店舗数(年平均換算、店)価格1店舗当たり年間営業収益(億円)売上営業利益
今 2026/02 3,640 4.49 16,333 523
10 年後 中立 6,300 6.01 37,863 1,817

取り方:FY2026/02のヘルス&ウェルネスの営業収益16,333.2億円を、通年で連結したウエルシア系約2,900店と、2026年1月14日から連結したツルハ系約2,700店の約1.5か月分(年平均換算で約740店)を足した約3,640店で割って1店舗当たり営業収益を逆算した。FY2027/02からはツルハ系が通年で入るため、店舗数(量)が約5,600店へ増える。1店舗当たり営業収益は客数が横ばい、客単価に物価3%が乗るとして中立で3年1.09倍・10年1.34倍に置いた。数量は実物(連結店舗数)。伸びの理由はツルハ系が通年で連結に入ることと出店で、名目の市場の伸びではない。

総合金融事業(イオンフィナンシャルサービス・イオン銀行等)

イオンカードのショッピング・キャッシング、イオン銀行の預金・住宅ローン、保険代理など。グループの店舗の買物客を囲い込む決済の基盤。

数量カード等の取扱高(億円、推定)価格取扱高に対する営業収益の率(手数料・金利収入)売上営業利益
今 2026/02 70,000 0.08 5,675 608
10 年後 中立 130,000 0.08 10,543 1,160

取り方:総合金融の営業収益5,675.4億円を、カードを中心とした国内外の取扱高(約7兆円と推定)に対する収益率8.1%として分けた。取扱高は金額なので物価で名目に膨らみ、加えてキャッシュレス化の実質の伸びを乗せる。率は手数料率の低下と金利上昇による貸出利回りの上昇が打ち消し合うとして横ばいに置いた。

ディベロッパー事業(イオンモール)

国内外のショッピングモールの開発・運営。テナントからの賃料が収入で、GMS・SMの核店舗の集客装置でもある。

数量運営するモール数(国内外、施設)価格1施設当たり年間営業収益(億円)売上営業利益
今 2026/02 200 26 5,224 709
10 年後 中立 215 35 7,525 1,091

取り方:ディベロッパーの営業収益5,224.3億円を、国内約165・海外約35の計約200モールで割って1施設当たり営業収益を逆算した。賃料はテナントの売上歩合と定額賃料の改定で物価に連れて上がるとして、中立で3年1.09倍・10年1.34倍に置いた。

リスクと懸念

GMS・SM本体の薄利構造

GMS・SM事業の営業利益率は1%前後と極めて薄く、人口減少とEC流出という構造要因は中期経営計画のPB拡大・共同調達だけでは完全には覆らない可能性がある。既存店売上が計画を下回れば、グループ全体の利益成長の前提が崩れる。

重層的な子会社構造とガバナンス

子会社数が300社を超える複雑な親子上場構造は、2025年1月の特別調査委員会報告でも課題として指摘された。資本配分の規律・リスク管理が実効的に機能するかは決算を通じて確かめる必要があり、改善が遅れれば長年のROE低迷が続くリスクがある。

財務レバレッジの高さ

自己資本比率は8%弱、純有利子負債は自己資本の2倍超に達する。金利が2%まで上がっていく環境では、金融コストの増加がそのまま利益を圧迫し、大規模な資本投資や株主還元の余地を狭める要因にもなる。格付への影響や調達コストの上昇を通じて、GMS・SMの構造改革に必要な投資のペースが制約される可能性もある。

ヘルス&ウェルネス事業の統合リスク

ツルハホールディングスの連結子会社化とウエルシアとの統合は、調剤・PB・物流のシナジーを前提にしているが、統合コストがシナジーを上回れば増益ペースが鈍化する。少数株主の存在(議決権50.11%)も、将来の完全子会社化や資本政策の自由度に影響する。

ディベロッパー事業の海外展開リスク

イオンモールの中国・ASEAN展開は、現地の不動産市況・消費動向・規制環境に左右される。中国での低価格ディスカウント店100店出店計画も、現地の競争環境次第で計画どおり進まない可能性があり、計画の遅れは海外収益成長の前提を下方修正させる要因になる。

インバウンド・為替の影響

GMS・百貨店業態はインバウンド消費の増減に収益が左右されやすく、免税制度の変更や為替変動(150円の前提からの変化)が客単価を直撃する可能性がある。中国人観光客の動向など外交関係の影響も受けやすく、イオンモールの海外施設の現地売上にも円換算の両面の影響が及ぶ。

GMSセクターの再編・競合

国内GMS業態はイオンが寡占的な規模を持つが、ネットスーパー・ディスカウント・コンビニとの業態間競争は激しい。同業の統合や不動産事業への転換が進めば、小売としての存在感がさらに低下する可能性があり、トップバリュの共同調達交渉力という規模の優位性も相対的に薄れうる。

今後の分かれ目

ツルハ・ウエルシア統合のシナジーが計画を上回るペースで実現したら
ヘルス&ウェルネス事業の成長シナリオの確度が上がり、やや楽観側の筋書きの重みを増やしてよい。
重層的な子会社構造の整理(完全子会社化・再編)が進み、ROEが明確に改善したら
やや悲観・悲観に厚めに置いた確率を見直し、中立〜やや楽観側の確率を上げる。
GMS・SM本体の既存店売上が中期経営計画の想定を継続的に下回ったら
やや悲観側に重みを移し、トップバリュ拡大・共同調達の効果を下方修正する。
イオンモールの中国・ASEAN展開が計画どおりの店舗数・収益性で進んだら
ディベロッパー事業の成長前提を上方修正し、やや楽観側の確度を上げる。
自己資本比率が金利上昇環境下でさらに低下し、財務の柔軟性が狭まったら
やや悲観・悲観側の筋書きに重みを移す。
インバウンド消費・免税売上が制度変更や為替変動で大きく減少したら
GMS・百貨店セクター全体の前提を下方修正し、やや悲観側に寄せる。
特別調査委員会が指摘したガバナンス課題への対応策が具体的に実行され、資本効率の改善が決算で確認できたら
長年の資本配分の規律への懸念が和らぎ、中立〜やや楽観側の確率を上げる。

見ておくもの

  • ツルハ・ウエルシア統合のシナジー進捗(統合コスト・増益率)
  • GMS・SM事業の既存店売上高・営業利益率の四半期推移
  • イオンモールの中国・ASEAN出店数と海外収益比率
  • 自己資本比率・純有利子負債/自己資本の推移
  • 中期経営計画(2030年度営業収益15兆円・営業利益5,300億円)の進捗

倍率と資本コストの決め方

GMS・SMは店舗数(実質)×1店舗当たり売上高(物価込みの名目)で、子会社の3事業もドラッグ店舗数・取扱高・モール数×単価に分けて積み上げ、利益率は物価で動かさず、自己資本は今の値+期間の純利益−還元で流し(ROEは結果)、新しく投じるお金の稼ぎ(RONIC=k 7.5%+1/2×(ROE−k))と長期g 4.0%(k−g≥3.5%の上限)で正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)を出し、その8割5分〜9割に置いた(ROEがk以下なら上限は1÷k)。悲観は市場の倍率や過去の底でなく、売れる資産の税後から事業の有利子負債を引いた床(概算5,000億円)か、その筋書きの稼ぐ力で置いた。10年の悲観の赤字は純利益に入っているので自己資本は流れに合わせた。今の利益は残るとして利益の倍率に直しても、ROEが資本コストと同じ程度で倍率は上がらず(10年中立 PER 11.6 倍)、割高は残った。今の値段に寄せていない。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。資本コストは基本 7.5% に quality +0.25% を足した 7.75%。必需の食品・ドラッグで循環 −0.25%、自己資本の薄さと金利上昇で借金 +0.5%、値決めと寿命は普通の 0。事業は黒字で傾いておらず上乗せ(extra)は置かない。ガバナンス・M&A の実行といった個別のリスクは k に足さず、筋書きの利益率と確率で表した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 7.75% → 7.50%。

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出店で売上は伸びるが、利益率が下がり固定の支払いも増える。10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +37.2% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 大黒天物産株式会社2791 出店で売上は伸びるが、利益が店数に追いつかない。10年で資本コストを上回る稼ぎに戻れば、今の値段には余裕がある 本質価値との差 +36.5% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 株式会社G‐7ホールディングス7508 業務スーパー最大手の加盟店。出店で稼ぎは伸びるが、薄い利益率と本部への依存が重い。10年の価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +34.2% · 10 年 割安(年 +9.7%) 割安 ワタミ7522 居酒屋から宅食とサブウェイへ軸足を移した外食。優先株と賃上げの重さを引いた値付けは、ほぼ適正とみる 本質価値との差 +34.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) 割安 株式会社ベルク9974 埼玉で磨いた低コスト運営の食品スーパー。今期は減益でも、10年の稼ぐ力を利益で測ると安全域がある 本質価値との差 +32.3% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 サンドラッグ9989 ドラッグとディスカウントの二本柱で、崩れにくい利益を積む。家賃の約束を割り引いても、利益で測ると今の値段はやや割安 本質価値との差 +30.4% · 10 年 割安(年 +9.0%) やや割安 ミスターマックス・ホールディングス8203 九州発のディスカウント小売。稼ぐ力は戻ってきたが借金と固定の家賃が重い。今の値段は、そのリスクとほぼ釣り合う 本質価値との差 +30.0% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 グローバルダイニング7625 権八とラ・ボエムで訪日客を呼ぶ、創業者が 6 割を持つ外食。利益は戻ったが家賃と人に重い。値段はほぼ適正の水準 本質価値との差 +29.8% · 10 年 やや割安(年 +10.5%) やや割安 株式会社ライフコーポレーション8194 首都圏・近畿圏の食品スーパー。稼ぐ力は堅いが人件費と家賃が利益率を押さえ、アルビス買収の効きも読めない。総合では今の値段に近い価値 本質価値との差 +27.2% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 JMホールディングス3539 精肉を核にしたプロ向けスーパー。店の増加は本物だが、粗利の薄さと創業家支配があり、筆者の見立ては適正 本質価値との差 +26.9% · 10 年 やや割安(年 +9.2%) やや割安 ハンズマン7636 九州を地盤に大型ホームセンターを 12 店営む。財務は堅いが、利益率は戻らず資本の稼ぎは低い。10 年で見ると、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +24.0% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 あさひ3333 自転車専門店の最大手。新車で客を呼び、整備とパーツで稼ぐ。電動アシストの伸びが粗利を削る中、利益率の回復が10年の鍵 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 ワッツ2735 100均4番手の利益は戻りつつあるが、家賃の重さがある。10年の中立で今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 ゲオホールディングス2681 中古衣料の出店で伸びるリユース最大手。海外1,000店の夢は大きいが、利益の薄さと家賃・人件費の重さを考えると、今の値段は妥当の範囲 本質価値との差 +22.4% · 10 年 やや割安(年 +10.0%) やや割安 パルグループホールディングス2726 3COINSの立て直しで稼ぐ力は本物だが、堀は浅く、10年の価値は今の時価総額をやや下回る。割安とも割高ともいえない 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 エターナルホスピタリティグループ3193 鳥貴族の均一価格と直営の稼ぐ力は本物だが、費用高で利益が伸びにくい。10年で利益が倍になっても今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 +21.7% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ベリテ9904 ショッピングセンターの宝飾店チェーン。金高で売上は伸びるが堀は浅く、親会社の下で配当も細り、やや割高 本質価値との差 +20.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 シュッピン3179 カメラと高級時計の中古・新品を売るネット専門店。ブランド力は確かだが、相場と為替に振れる在庫商売で、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +20.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 スリーエフ7544 ローソン・スリーエフの本部を51%持つ現金持ちの会社。2034年の契約の満了が分かれ目だが、やや割安とみる 本質価値との差 +18.9% · 10 年 やや割安(年 +9.9%) やや割安 ミアヘルサホールディングス7129 稼ぎの 7 割は保育事業。公定価格の中で調剤と介護を抱え、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +18.0% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 NEW ART HOLDINGS7638 指輪の稼ぎは本物で利益率も高い。ただ結婚の数は減り、利益を超える配当と軽井沢の大型投資が重しになる 本質価値との差 +16.9% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 Japan Eyewear Holdings5889 眼鏡の工芸ブランドとして異例の高収益。伸びはインバウンドと海外出店に頼る面があり、10年で割り戻すと今の時価総額とほぼ同じで適正 本質価値との差 +15.6% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ベルーナ9997 通販の看板の裏で、ホテルと貸金が利益の柱に育った。借金でホテルを増やす戦略は筋が悪くないが、総合はやや割高とみる 本質価値との差 +15.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 買取王国3181 名古屋発の郊外型リユース。工具の専門店が伸び、資本コストを上回る稼ぎを積む。創業家の支配で還元は薄いが、値段はやや安い 本質価値との差 +15.1% · 10 年 やや割安(年 +9.7%) やや割安 サーラコーポレーション2734 愛知東部・静岡西部のガスを軸にした地域複合企業。利益は増えているが資本コストを超える稼ぎは遠く、総合は適正 本質価値との差 +14.6% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 アンドエスティHD2685 国内3位の衣料チェーンで稼ぐ力は戻ったが、堀は浅い。10年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、適正に近い 本質価値との差 +14.1% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 オーエムツーネットワーク7614 スーパー内の精肉店を営む会社。時価総額とほぼ同じ純現金を抱えるが、親会社が過半を持ち戻りは限られ、事業の稼ぎも薄く適正 本質価値との差 +14.0% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 バローホールディングス9956 東海のスーパーを軸に31期連続で増収。薄い利益率と借金を踏まえ、10年の中立は還元を足せば今の時価総額を上回り、総合では適正 本質価値との差 +13.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 スギホールディングス7649 調剤とアプリで稼ぐ力は伸びるが、利益率は薄く成長は買収頼み。一回きりの税効果を除いて測ると、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +13.4% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 株式会社セリア2782 セリアは100円均一の2番手として堅実に伸びるが、値札の枠が利益を押さえ、本質価値は今の時価総額を1割ほど下回り、計算上はやや割高 本質価値との差 +13.0% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 ハークスレイホールディングス7561 弁当屋から店舗の不動産と食品加工へ軸足を移した会社。借金の重さを引くと、今の値段はほぼ適正とみる 本質価値との差 +11.9% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 まんだらけ2652 漫画・ホビーの中古専門店。利益は在庫の目利きで稼ぐが、在庫が資産の大半を占め、増えるほど資本が寝る 本質価値との差 +11.2% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 ウイルプラスホールディングス3538 輸入車ディーラーを買い集める手際は確かだが、利益は薄く借金は重い。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +10.2% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) 適正 株式会社コメリ8218 農家の町のホームセンターは堅く、借金もない。ただ資本が厚く稼ぎは6%台止まりで、10年先の価値は今の値段とほぼ釣り合う 本質価値との差 +9.0% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 シルバーライフ9262 高齢者の弁当の宅配を加盟店と自社工場で担う会社。加盟店は細るが施設向けと冷凍が伸び、やや割安 本質価値との差 +8.9% · 10 年 適正(年 +8.5%) 適正 フェリシモ3396 毎月届く定期便の通販。客は細り本業はほぼ利益ゼロ、時価総額を超す現金も株主に戻らず、やや割高 本質価値との差 +8.1% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 ゼビオホールディングス8281 資産は厚いが、利益率が 1〜3% の薄い大型スポーツ店。確率で重ねた 10 年の価値は、今の時価総額を 1 割弱下回る 本質価値との差 +7.6% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 ヨシックスホールディングス3221 やや割高:地方に同じ型の店を出し続ける居酒屋チェーンの10年 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 クオールホールディングス3034 薬局・後発薬・営業請負の 3 本柱は堅いが、値段は国が決め、買収で積んだ資産も重い。10 年の利益の伸びが小さく、今の値段はやや割高 本質価値との差 +7.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 アクシアル リテイリング8255 新潟と群馬の食品スーパー。純現金は厚いが粗利の圧力が戻り、10年の中立は今の値段近辺で測る 本質価値との差 +6.5% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 株式会社イズミ8273 西日本の食品と大型店で稼ぐ堅実な小売。10年後の価値は今の値段にほぼ等しく、割安でも割高でもない 本質価値との差 +6.4% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 トーエル3361 関東のLPガスと宅配水。財務は盤石だが、縮む市場で稼ぎは伸びにくく、値段は適正圏の上側 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 株式会社Genki Global Dining Concepts9828 魚べいの出店余地と海外の身軽な稼ぎは本物だが、国内の利益率は薄く、豪州買収の借金も重い。10 年で見ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.3% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 株式会社ひとまいる7686 旧カクヤスグループ。東京の飲食店に酒を 1 時間枠で届ける会社。利益率は 1.4% と薄く、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 VTホールディングス7593 自動車ディーラー大手。台数は伸びたが利益率は3%に届かず、金利上昇と日産・英国の不振で10年後の価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 コーナン商事7516 PROと居抜き出店で店は増えるが、借金は重く利益率は薄い。物価高の特需を除くと、10年の稼ぎは今の値段を下回る 本質価値との差 +3.8% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 株式会社エービーシー・マート2670 国内シューズ市場をほぼ独占する稼ぐ力は本物だが、今の値段は10年の成長をかなり織り込み、やや割高と筆者は見る 本質価値との差 +3.7% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 PLANT7646 福井発の地方スーパーセンター23店。今の株価は、悲観側まで重ねた価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +2.7% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 SAKIGAKEホールディングス5891 京都の背脂醤油「魁力屋」に三田製麺所を借金で足した。店は増えるが、のれんと利払いが重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 +2.3% · 10 年 適正(年 +7.6%) 適正 スクロール8005 生協向け通販が縮む中、物流・決済代行が穴を埋めるが薄利。純現金と配当は厚いが、10年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 リテールパートナーズ8167 山口・九州の食品スーパー連合。利益は薄く資本効率は資本コストに届かず、10年の中立は今の値段に届かない。総合ではやや割高 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ZOZO3092 国内ファッションEC最大手。LINEヤフー傘下で安定成長だがAmazon・楽天・SHEINとの併用が進み、堀はシステム・物流に限られる 本質価値との差 +2.1% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 セブン&アイ・ホールディングス3382 コンビニ専業への純化と2兆円の自社株買いが進む。今の利益は残るとして利益の倍率で測ると、10年の中立は還元を足せば今の値段を上回り、総合では適正 本質価値との差 +2.0% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 マーケットエンタープライズ3135 店を持たないネットのリユースは育ったが、稼ぎを WiMAX の回線販売の波が打ち消してきた。値上げで回線が安定しても、崩れる道の重さで価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +8.7%) 適正 ネクステージ3186 中古車小売の最大手級。買取と業者販売で利益率は改善中だが、薄利で相場と借入に弱く、総合はやや割高 本質価値との差 +1.7% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 やまや9994 酒類ディスカウントの国内最大手で、居酒屋を持つ複合企業。薄利でも純現金が厚く、今の値段は10年の本質価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +1.5% · 10 年 適正(年 +7.9%) 適正 株式会社しまむら8227 郊外の低コスト運営で稼ぐ衣料品専門店で、現金を足した価値でも今の値段を2割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 +1.4% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 メディカル一光グループ3353 調剤薬局・医薬品卸・介護の三本立て。収益は国の報酬頼みで、買収が成長を左右する小粒の会社 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ジンズホールディングス3046 眼鏡の国内2位で、国内の利益は厚く海外も黒字化した。ただし市場は横ばいで、今の値段は先の成長を先取りし、本質価値は今よりやや低い 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 コスモス薬品3349 自前の出店だけで売上 1 兆円を築いた薄利多売の優等生。成長の力は本物だが、薄い利益率が値段にほぼ映っている 本質価値との差 −0.6% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 アスモ2654 親会社の老人ホームに給食を届け、介護も営む小さな複合企業。現金は時価総額に迫るが、親子上場で戻りにくい 本質価値との差 −0.8% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 天満屋ストア9846 岡山を地盤に 46 店を持つ食品スーパー。財務は堅いが、稼ぐ力は低く、投資も重い。10 年で見ると、今の値段は割安とは言いにくい 本質価値との差 −2.2% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 株式会社アークス9948 道内3強の一角で財務は強いが、利益率2.8%の薄商いで伸びは物価並み。現金が戻らなければ、今の値段はやや割高 本質価値との差 −3.3% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 エイチ・ツー・オー リテイリング8242 梅田の旗艦店と食品の二本立てで稼ぎは堅いが、ROEが資本コストに届かず、本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −3.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 ツルハホールディングス3391 イオン傘下でウエルシアと統合し国内最大の2兆円連合となったが、統合費用と調剤報酬の重さが利益を圧迫する。規模の経済が利益率にどこまで実るかが本質価値の分かれ目 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 DCMホールディングス3050 国内最大級のホームセンター。店は増えたが稼ぐ力は借金の重さに見合わず、10年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 ワークマン7564 作業着の専門店から日用品の機能服へ。稼ぐ力は本物だが、資本コスト8.0%で割り戻すと本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ほぼ日3560 手帳一本足のブランド会社。ファンの結びつきは本物だが、直近の好業績を織り込んだ今の値段は少し高い 本質価値との差 −7.2% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 アスクル2678 法人向け通販の国内老舗。ランサム被害からの回復途上で、利益率の天井は3%台。10年の価値は今の時価総額をやや下回ると見る 本質価値との差 −8.4% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 オーシャンシステム3096 新潟の業務スーパー FC 直営が柱。薄利の小売で、10 年で見ても利益は資本コストに届かず割高 本質価値との差 −10.0% · 10 年 適正(年 +6.2%) やや割高 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス7532 深夜型ディスカウントは物価高で客を集め海外も伸びる。それでも資本コスト7.5%で利益の倍率を測ると、今の値段は10年先の成長を先取りしていて割高 本質価値との差 −10.2% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 西松屋チェーン7545 西松屋は少子化の国内で店を増やし続ける堅実な専門店だが、利益が薄く厚い現金も戻りにくく、10年で割り戻すと今の時価総額にやや届かない 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 クスリのアオキホールディングス3549 北陸発の食品併設ドラッグで稼ぎは堅いが、薄い利益率と創業家・大株主の綱引きが重い。利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −10.7% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 サックスバー ホールディングス9990 鞄と財布の専門店を約590店持つが、物価高で利益が細り、10年の見込みは資本コストに届かない 本質価値との差 −11.1% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 東天紅8181 コロナ後の黒字は本物だが、婚礼の縮む国で10年の稼ぐ力は今の値段を上回りにくい 本質価値との差 −12.2% · 10 年 やや割高(年 +6.3%) やや割高 MonotaRO3064 工場・現場の間接資材EC国内最大手。口座数拡大と大企業連携で成長は続くが、今の値段は10年先の利益から測った価値を大きく上回り、総合はやや割高 本質価値との差 −12.6% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社 丸井グループ8252 稼ぎの中心はカードの貸し出しで、事業は強い。だが元手の借金に金利上昇が効き、純利益の伸びは営業利益の半分ほど。値段は少し先を行く 本質価値との差 −13.5% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 ティーライフ3172 健康茶の通販と倉庫の賃貸で稼ぐ小さな会社。利益率は3年続けて下がり、通販の客の高齢化も重い 本質価値との差 −14.1% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 アールビバン7523 版画の催事販売と、その購入者向けの割賦で稼ぐ高利益率の会社。経営陣によるMBOが成立済みで、本質価値は買付価格(時価総額で約174億円)の6割強 本質価値との差 −14.2% · 10 年 やや割高(年 +5.7%) やや割高 井筒屋8260 小倉の百貨店。借金を返しながら細く稼ぐが、資本の稼ぎは資本コストに遠く、割高とみる 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 オートウェーブ2666 PBR0.6倍でも割安とは言えない。利益は資本コストに届かず、配当性向13%で株主に戻らない 本質価値との差 −15.4% · 10 年 やや割高(年 +5.8%) やや割高 ハニーズホールディングス2792 純現金は厚いが、客数の戻らない衣料店で利益率が下がっている。10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −15.6% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 マツキヨココカラ&カンパニー3088 都市×化粧品×調剤の稼ぐ力は本物だが、純現金は年 800 億円の家賃の約束でほぼ埋まる。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −15.8% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 アークランズ株式会社9842 ホームセンターと外食の二本柱だが、利益は4年続けて細り、不正会計で信用も傷んだ。資本コストを超える稼ぎが見えず、今の値段は割高 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 アインホールディングス9627 国内最大の調剤薬局。さくら薬局の買収で規模は手に入れたが、借金と公定価格の縛りが重く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −17.4% · 10 年 やや割高(年 +5.3%) やや割高 はせがわ8230 仏壇・墓石の小売の最大手。死亡者は増えても仏壇は小さく簡素になり、店の家賃と人件費が重い。ならした稼ぎで測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 −17.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社王将フードサービス9936 餃子の王将は堅い財務と店長任せの味が強みだが、直営が増えない中で今の時価総額は10年後の利益を先に払いすぎている 本質価値との差 −17.8% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 くら寿司2695 回転寿司 2 位の個性は本物だが、稼ぐ力が薄すぎる。米国の拡大が実っても、今の値段は先取りしすぎだ 本質価値との差 −18.3% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 綿半ホールディングス3199 建設が稼ぎ、小売が支える堅実な複合企業。ただ借金と低い資本効率が重く、今の値段は10年の見返りに見合わない 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社 平和堂8276 滋賀の店の密度は本物の堀だが、稼ぐ力は資本コストに届かない。10年の中立は今の時価総額を下回り、総合ではやや割高 本質価値との差 −19.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 株式会社ケーズホールディングス8282 堅実な家電チェーンだが、エアコン特需で膨らんだ利益が恒常の力に見えている。今の値段はそれを先に払っている 本質価値との差 −19.5% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 日産東京販売ホールディングス8291 東京の日産系ディーラー。整備が利益の柱だが、日産の立て直し次第で新車の稼ぎが揺れ、PBR0.56倍でも安いとは言えない 本質価値との差 −19.8% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社サンエー2659 沖縄の食品と暮らしの店で首位。現金は厚いが540億円の新工場が重く、利益は物価並みの伸びで総合はやや割高 本質価値との差 −20.3% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ブックオフグループホールディングス9278 中古の本・衣料・家電を売る国内最大級の買取チェーン。市場は伸びるが利益率が薄く、10年の本質価値は今の値段を3割強下回り割高 本質価値との差 −20.4% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 株式会社ハイデイ日高7611 駅前の低価格中華と自前の工場網は本物の強み。ただ店の数に天井があり、今の値段は700店計画の成功を先に織り込みすぎている 本質価値との差 −20.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 エディオン2730 統合の期待が値段に乗った家電量販の大手。資本の効率は資本コストに届かず、本質価値はかなり低い 本質価値との差 −20.7% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 銚子丸3075 首都圏の高めの回転寿司で、純現金も厚い優良チェーン。ただ最高益の水準を先取りした値段で、中立の本質価値は一段下 本質価値との差 −21.4% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 MRKホールディングス9980 補整下着「MARUKO」を対面で売る RIZAP の子会社。資産は厚いが、稼ぎは薄く、現金の多くは親会社への貸付に回る。値段は割高 本質価値との差 −22.5% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 ビックカメラ3048 好調な業績はすでに値段に乗っている。薄利の家電量販で、その稼ぎの伸びしろは物価並みだ 本質価値との差 −22.6% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 日本瓦斯8174 関東のLPガス・都市ガス・電気を1件ずつ積む地域インフラ。ROE22%は規制の追い風と全額還元の産物で、10年の価値は今の時価総額を3割ほど下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アドヴァングループ7463 輸入タイルの稼ぎは細り、含み資産に頼る会社。資産の厚みはあるが、事業の資本効率は低い 本質価値との差 −22.9% · 10 年 やや割高(年 +3.0%) やや割高 良品計画7453 無印良品は中国偏重の優良企業。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても、今の値段は割高 本質価値との差 −23.8% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 ドトール・日レスホールディングス3087 ドトールの立地と手頃な値段は本物の堀だが、利益が薄く、10年後の中立でも期待の年率は資本コストに届かない 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.1%) やや割高 アルペン3028 国内最大級のスポーツ用品チェーンだが、営業利益率 3% の薄利では資本コストに届かず、10 年の本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −25.3% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 青山商事8219 スーツ需要の縮みが続くなか、稼ぐ力は資本コストに届かず、本質価値は今の時価総額を4割近く下回る見立てで、計算上は割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 京都きもの友禅ホールディングス7615 振袖の小売りに絞った再建途上の会社。黒字は戻ったが、少子化と友の会の債務が重く、割高と見る 本質価値との差 −26.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 RIZAPグループ株式会社2928 立て直しは本物だが、稼ぎの柱はまだ若い一本足。10年で見ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −26.2% · 10 年 やや割高(年 +5.1%) やや割高 AOKIホールディングス8214 紳士服が縮むなか快活CLUBが稼ぎを支えるが、資本コストに届かない利益では今の値段を支えきれず、積み上げた価値は今の値段を4割近く下回り、割高 本質価値との差 −28.0% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 ヤマダホールディングス9831 家電の王者は、利益の薄さと重い借金の割に、今の値段が高い。回復の期待が先に乗っている 本質価値との差 −29.2% · 10 年 やや割高(年 +2.8%) やや割高 株式会社フジ8278 中四国最大手のスーパー。店を絞って利益率2%を目指すが、薄利で資本効率が資本コストに届かず、利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −29.6% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 FOOD & LIFE COMPANIES3563 海外は小型持ち帰りでなくフルサイズ店で稼ぐ本物の成長だが、PER58倍・PBR14倍は国内飽和後の10年を先取りしすぎで、利益ベースで測ると割高 本質価値との差 −29.7% · 10 年 やや割高(年 +3.4%) 割高 株式会社ジョイフル本田3191 北関東の巨大店に厚い現金と株を抱えるが、客数が細り稼ぐ力は資本コストに届かない。今の値段は割高寄り 本質価値との差 −30.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 株式会社髙島屋8233 百貨店の稼ぐ力は戻り、不動産の含み益も厚い。だが今の値段は先の成長まで払っており、計算上は割高 本質価値との差 −30.6% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 ダイイチ7643 北海道 26 店の食品スーパー。現金は厚いが、利益は競争と賃上げに削られ続ける。10 年で見ると、今の値段には届かない割高と出る 本質価値との差 −30.7% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 サイゼリヤ7581 安さで客を集める実力と中国の伸びは本物。だが今の利益はすでに高く、利益で測ると値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −30.9% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 力の源ホールディングス3561 一風堂の世界ブランドは本物だが、原材料と人件費の上昇に値上げが追いつかず、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回る割高 本質価値との差 −31.9% · 10 年 割高(年 +2.7%) 割高 あみやき亭2753 愛知発の焼肉チェーン。現金は厚いが、原価高で利益が2期続けて落ち、今の値段は回復を先取りしている 本質価値との差 −32.1% · 10 年 割高(年 +2.3%) 割高 メディカルシステムネットワーク4350 薬局472店と、薬局向けの支援事業を併せ持つ。値段を国が決め、借入も重く、利益が資本コストに届かない構造。今の値段はやや割高 本質価値との差 −33.0% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 丸善CHIホールディングス株式会社3159 書店の看板の裏で稼ぐのは大学向けと図書館受託。紙の市場が縮み、資本効率も低いため、本質価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −33.1% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ヤマノホールディングス7571 着物・宝飾と美容が柱。縮む和装市場を買収でつなぐ薄利の会社で、今の値段は利益に比べて高い。10 年で見ると割高 本質価値との差 −33.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 株式会社物語コーポレーション3097 焼肉きんぐを核に新業態を次々と育てる成長株。ただし直近の勢いは鮮やかすぎ、10年先の利益で測ると今の時価総額は重い 本質価値との差 −33.5% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 魚力7596 首都圏の駅ビルで魚と寿司を売る小売。現金が時価総額の4割に及ぶが、店は薄利で支配株主が厚く、今の値段は割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 カワチ薬品2664 稼ぐ力が細く、現金と創業家の支配で値段が支えられている。利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −34.5% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 バナーズ3011 賃貸が稼ぎの核だが、借金が重く、金利の上昇と建築費に利益を削られる。割高と見る 本質価値との差 −34.6% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 ジョイフル9942 危機から立ち直ったファミレスは、FC 転換で利益が厚くなったが、10 年の利益で測ると今の値段は先を行きすぎ 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 4℃ホールディングス8008 羅針の買収で売上は伸びたが、宝飾とアパレルが重い。のれんの償却が終わっても、10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −34.7% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 三越伊勢丹ホールディングス3099 稼ぎの大半は旗艦3店と免税。土地の含み益を見込んでも、10年先の本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −34.8% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 イオン九州2653 九州の食品小売で首位を争う堅実な会社だが、薄利で配当も控えめ。10 年の利益の伸びは物価並みで、今の値段は先を見込みすぎている 本質価値との差 −34.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ファーストリテイリング9983 ユニクロは世界ブランドへ育ったが、今の利益は残るとして強い堀を認め利益の倍率で測っても、割り戻した本質価値は今の時価総額の5割ほどで、計算上は割高 本質価値との差 −35.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ヒマラヤ7514 岐阜発のスポーツ用品の大型店。資産は厚いが稼ぐ力が足りず、純資産を下回る値段でも割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +3.2%) 割高 セキチュー9976 群馬の中堅ホームセンター。カインズの地元で値段を決められず、稼ぎの半分は土地の賃料。割高とみる 本質価値との差 −35.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 ナフコ2790 資産は厚いが、その資産が稼いでいない。利益率が戻らない限り、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −36.0% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 ホットマン3190 東北のイエローハット最大級の加盟店。事業は堅いが、資本の稼ぎが資本コストに届かない 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +2.2%) 割高 サンマルクホールディングス3395 カフェと和の専門業態を買い足して稼ぎを伸ばす外食株。事業は堅いが買収の値段が重く、今の値段は先の成長まで織り込みすぎている 本質価値との差 −38.1% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 アシードホールディングス9959 自販機運営と受託の飲料製造。利益は製造が稼ぎ、自販機は縮む。足元の過去最高益を織り込んだ今の値段はやや割高とみる 本質価値との差 −39.1% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 チヨダ8185 靴の量販チェーン。客数が減り続け、利益は薄い。現預金は厚いが、事業の稼ぎだけでは今の値段を支えられず割高 本質価値との差 −39.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社丸千代山岡家3399 24時間営業の豚骨ラーメンで稼ぐ強さは本物だが、一本足の事業に今の利益の2倍以上の値段は重い。10年先の利益で測っても割高 本質価値との差 −40.3% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス3222 首都圏の食品スーパー再編は進むが、売上1兆円で営業利益率0.5%。10年後の中立でもROEは資本コスト未満で、今の値段は先取りしすぎ 本質価値との差 −41.1% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ニトリホールディングス9843 ニトリは国内の価格優位と頑健な財務で底堅いが、海外の米国撤退・中国苦戦と島忠ののれん喪失が重い。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても今の値段は割高 本質価値との差 −42.3% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 ユニシアホールディングス3547 串カツ田中の社名を変えて外食の多角化へ。買収で借金とのれんが膨らみ、薄い利益に比べて今の値段は高すぎると見る 本質価値との差 −42.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ストリーム3071 PC・家電のネット通販。売上は伸びるが利益率は 1% 前後で、稼ぎが資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −42.8% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 ジェーソン3080 関東の安売りバラエティ店。純現金は厚いが利益が薄く、立て直しを織り込んでも今の値段は割高 本質価値との差 −43.1% · 10 年 割高(年 +0.9%) 割高 株式会社ギフトホールディングス9279 直営と自社工場を一つにした仕組みは本物だが、家賃と出店投資を背負う拡大の成果は 10 年後の中立でも今の値段に届かず、割高と見る 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 J.フロント リテイリング3086 都心の旗艦店とパルコは強いが、利益の伸びが物価並みで止まる計算では、今のPER23倍は割高寄り 本質価値との差 −44.0% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ファーマライズホールディングス2796 全国400店の調剤薬局チェーン。報酬は国が決め、借入も重い。株主に残る稼ぎは薄く、割高とみる 本質価値との差 −44.7% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 一家ホールディングス7127 博多の屋台を模した安い居酒屋で育つ会社。店は増えるが利益は薄く、借金と家賃が重い。今の値段は先の成功を先取りしすぎている 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 カネ美食品2669 ドンキの傘下に入った中食メーカー。稼ぐ力は戻ったが、現金は少数株主に戻りにくく、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 エー・ピーホールディングス3175 居酒屋から弁当へ軸足を移す再建途中の会社。今の株価は、財務の弱さを考えると中立の価値を大きく上回る 本質価値との差 −46.6% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 アルビス7475 北陸の食品スーパー。ライフの TOB が決まったが、独立した事業の価値は買付価格より低いと見る 本質価値との差 −46.9% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 コナカ7494 縮む紳士服の市場で6期続けて営業赤字のコナカ。資産を売って財務を立て直したが、稼ぐ力は資本コストに遠く、今の値段は割高 本質価値との差 −47.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 ミサワ3169 unicoの名で家具と雑貨を自ら企画して売るが、利益率は2%前後に沈んだ。ブランドの鮮度頼みで、今の値段は高い 本質価値との差 −48.1% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 株式会社コジマ7513 堅実な家電量販だが、稼ぐ力に比べて今の値段が重い。親会社の傘の下で、資本効率は高まりにくい 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 幸楽苑7554 ラーメン専業の幸楽苑は赤字の底から立ち直ったが、利益率は薄く過去に何度も崩れた。今の値段は回復の続きを織り込みすぎで割高 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 +0.4%) 割高 株式会社近鉄百貨店8244 過去最高圏の利益も、万博と名古屋の分が抜ければ細る。資本コストに届かない稼ぎには、いまの値段は先取りが過ぎる 本質価値との差 −50.5% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 日本マクドナルドホールディングス2702 値上げと店舗のFC化で目先の利益率は上がるが、国内専業で海外展開の成長余地が無いため10年の天井は低く、PER31倍は本質価値を上回る 本質価値との差 −50.6% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 IKホールディングス2722 生協向けの商品企画と通販の会社。粗利率が下がり、中期計画も撤回した。稼ぐ力が細く、筆者は割高と見る 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 ハブ3030 駅前に広がる英国風パブの勢いは本物だが、薄い利益率と固定の家賃を考えると、今の値段は 10 年の稼ぎから見て 2 倍以上高い 本質価値との差 −51.4% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 イオン北海道7512 道内2位のイオン系スーパー。利益率の低さが重く、10年の中立は還元を足しても今の値段に届かず割高 本質価値との差 −51.5% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 ロイヤルホールディングス8179 稼ぎ頭は外食でなくホテルに移り、利益は景気と訪日客に振れやすい。今の値段は中計の達成を先取りし、10年の利益で測ると割高 本質価値との差 −51.5% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 ラオックスホールディングス8202 免税店の看板で知られるが、いまの稼ぎはギフトとバーニーズ。本業は薄利で、10年では割高と見る 本質価値との差 −51.5% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 銀座ルノアール9853 都心で「ゆっくり座れる喫茶室」を守る老舗。客足は戻ったが、家賃と人件費に挟まれた薄い利益に、今の値段は届かない 本質価値との差 −52.2% · 10 年 割高(年 −0.5%) 割高 株式会社Joshin8173 関西に根を張る家電量販店。利益率は 1% 台と薄く、中計の回復が先に今の値段へ織り込まれている 本質価値との差 −52.6% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 オークワ8217 和歌山を地盤とする食品スーパー。売上は大きいが利益はほぼ出ず、立て直しの見込みも薄く割高 本質価値との差 −52.8% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 パレモ・ホールディングス2778 割高:売上が縮み続けるSCの衣料店、薄い利益に借入が重なる 本質価値との差 −53.0% · 10 年 割高(年 +0.3%) 割高 フェスタリアホールディングス2736 ブライダルは堅いが、利益率の薄さと重い借金が利益を食う。10 年先でも今の値段を下回ると見る 本質価値との差 −53.1% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 ゼンショーホールディングス7550 すき家とはま寿司の国内寡占は本物の堀だが、PER40倍は海外3,000店の中計を先取りしすぎ。今の利益は残るとして利益の倍率で測っても割高 本質価値との差 −53.4% · 10 年 割高(年 −0.9%) 割高 はるやまホールディングス7416 紳士服の市場縮小で営業赤字が続き、自己資本227億円に見合う利益が出ない。本質価値は今の値段を大きく下回り、割高 本質価値との差 −54.0% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 愛眼9854 大阪発の老舗の眼鏡チェーン。時価総額に迫る現金を持つが、稼ぐ力が細く現金も戻らないので割高 本質価値との差 −54.2% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 伸和ホールディングス7118 北海道の焼鳥居酒屋と惣菜店のチェーン。手堅く伸びるが、利益の40倍超の値段は稼ぐ力に見合わず割高 本質価値との差 −54.5% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社ブロンコビリー3091 炭焼きステーキの質と厚い自己資本は本物だが、出店の天井が低く、今の値段は10年先の増益を先に払いすぎている 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 ダブルエー7683 婦人靴のORiental TRaffic。利益は半分に落ちたまま、今の値段は回復をかなり織り込んでいる 本質価値との差 −55.2% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 富士山マガジンサービス3138 雑誌の定期購読とデジタル雑誌の取次で稼ぐが、紙は縮み利益率は年々下がる。現金は厚いが手厚い優待と買収に流れ、値段は高い 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −1.4%) 割高 SRSホールディングス8163 和食さとと寿司の二本柱は堅実だが、利益率 4% の外食に今の値段は先走りすぎ。京樽の再建が成否を分ける 本質価値との差 −56.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 カルラ2789 東北の和風ファミレス「まるまつ」を 100 店ほど営む地域チェーン。値上げは通るが、客数の減りと人件費で利益は細り、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SANKO MARKETING FOODS2762 水産卸と居酒屋で売上は100億円超。だが13期続く赤字と薄い自己資本で、株主の取り分は大きく削られる。筆者は割高と見る 本質価値との差 −58.0% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 エスエルディー3223 コラボカフェで知られる繁華街の外食会社。足元の利益は急減し、今の値段は稼ぐ力を上回る 本質価値との差 −58.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 東和フードサービス3329 椿屋珈琲を軸にした首都圏の外食。ブランドは強いが、人件費と家賃で利益は伸びず、今の値段は高い 本質価値との差 −58.2% · 10 年 割高(年 −2.3%) 割高 フジタコーポレーション3370 北海道のドーナツ・バーガーの加盟店運営。利益率は薄く借金は重い。今の値段は稼ぐ力を大きく上回る 本質価値との差 −58.7% · 10 年 割高(年 −0.3%) 割高 株式会社松屋フーズホールディングス9887 最高益でも純利益は40億円。牛めし中心の稼ぐ力に対して、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −59.1% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 CAPITA7462 巣鴨のガソリンスタンドと賃貸不動産に、事業承継の買収を足す小さな会社。構想は大きいが、稼ぐ力は今の値段に遠い 本質価値との差 −59.3% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 リミックスポイント3825 時価総額の半分近くはビットコイン。本業の電力小売と蓄電池は利益が小さく、今の値段は価値を大きく先取りしている 本質価値との差 −59.5% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 ホットランドホールディングス3196 銀だこの単品業態は強いが、利益が薄く、増資後の時価総額は中期計画の達成を先取りしすぎ。10 年の利益で測ると割高 本質価値との差 −59.7% · 10 年 割高(年 −1.7%) 割高 ハチバン9950 北陸の「8番らーめん」とタイの 175 店。タイは稼ぐが国内は利益が消え、優待を足しても今の値段の半分に届かない 本質価値との差 −59.8% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 安楽亭7562 ステーキのどんを持つアークミールが利益の柱。焼肉の本家は縮み、借金も残る。今の値段は高い 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −2.2%) 割高 関門海3372 ふぐ料理「玄品」の専門チェーン。冬に稼ぐ薄利の商売で、今の値段は利益に比べて高い。10 年で見ると割高 本質価値との差 −60.9% · 10 年 割高(年 −1.2%) 割高 バロックジャパンリミテッド3548 MOUSSYなど若い女性向け衣料を持つが、稼ぐ力は細り続けている。配当が利益を大きく上回る今の値段は、10年の価値の3倍を超え割高 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 大和8247 金沢と富山の老舗百貨店。ホテルを手放しても借金が重く、10 年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 サツドラホールディングス3544 北海道2位のドラッグストア。営業利益率が1%台と薄く、10年の中立でも今の時価総額の半分に届かない。MBOの買付けは成立済み 本質価値との差 −61.4% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 WDI3068 米国発ブランドを日本で育てる外食会社。国内は稼ぐが、海外の赤字と固定の家賃が重く、本質価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −62.6% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 ジェネレーションパス3195 家具や雑貨をネットのモールで売り、ベトナムに家具の工場も持つ。売上は伸びるが利益率は 1% 台で、今の値段は高い 本質価値との差 −63.1% · 10 年 割高(年 −1.8%) 割高 三洋堂ホールディングス3058 東海の郊外の書店チェーン。本の縮みをトレカと中古ホビーで埋めにいくが、家賃の重い薄利の構造は変わらない 本質価値との差 −63.1% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 シー・ヴイ・エス・ベイエリア2687 マンション受付・ホテル・コンビニの地味な複合。純負債が時価総額を上回り、利益の薄さを利息が食う 本質価値との差 −63.4% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 ヤマナカ8190 名古屋の老舗スーパー。自己資本は厚いが利益率 1% に届かず、厚い資本が稼ぎにつながらない 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 ヤマザワ9993 山形・宮城の食品スーパー。薄利の本業に対し、帳簿の資産は厚いが、利益で測ると割高 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 カンセキ9903 栃木のホームセンターに業務スーパーとアウトドアを足した小売。借入が重く、株主の取り分は薄いので割高とみる 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 ホリイフードサービス3077 茨城発の低価格居酒屋チェーン。親会社の下で回復と買収を進めるが、居酒屋の細る需要と家賃の重さで、10 年の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −64.3% · 10 年 割高(年 −1.9%) 割高 Trailhead Global Holdings3358 九州の「山小屋」ラーメンを土台に、焼肉・寿司・バーガー・IT を買い集める。稼ぐ力はまだ薄く、今の値段は物語の先払いだ 本質価値との差 −64.8% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 きちりホールディングス3082 ハンバーグと多業態で 138 店を直営する外食。利益は薄く、10 年先の成長を織り込んだ今の値段には、安全域が見えない 本質価値との差 −64.9% · 10 年 割高(年 −3.5%) 割高 ハウス オブ ローゼ7506 百貨店とモールに200余りの店を持つボディケアの専門店。現金は厚いが本業はほぼ稼がず、今の値段は高いとみる 本質価値との差 −65.4% · 10 年 割高(年 −3.8%) 割高 ジャパンクラフトホールディングス7135 手芸専門店の最大手だが、手芸人口は細り利益は薄い。赤字の歴史と家賃の重さ、新株予約権の薄まりを考えると大きく割高 本質価値との差 −65.5% · 10 年 割高(年 −3.9%) 割高 株式会社壱番屋7630 ココイチの店舗網とのれん分けは本物の堀だが、コメ高と客離れで利益が伸びない。売却観測を含めても、今の時価総額は 10 年先の稼ぎを大きく先取りしている 本質価値との差 −66.2% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 ワイズテーブルコーポレーション2798 XEX と天ぷら山の上は魅力的だが、稼ぎの小ささに比べて値段が高すぎる 本質価値との差 −66.8% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 マルヨシセンター7515 香川の地場スーパー。営業利益率は1%前後で借金は自己資本の1.6倍。本業の稼ぐ力から見た価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −67.3% · 10 年 割高(年 −2.8%) 割高 ヒラキ3059 安い靴のカタログ通販と京阪神の店。通販の客離れで本業はほぼ利益ゼロ、借金も残り割高 本質価値との差 −67.4% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 北雄ラッキー2747 札幌の地場スーパー。土地は持つが利益率 1% 未満で、帳簿の 7 割の値段でも高い 本質価値との差 −68.9% · 10 年 割高(年 −5.0%) 割高 チムニー3178 居酒屋の本業は利益が薄く、今の時価総額は利益の40倍超。親会社が半分を握り、買収で報われる余地も小さい 本質価値との差 −69.8% · 10 年 割高(年 −4.9%) 割高 ジーイエット7603 元マックハウス。8 期赤字が続き、コーエン取得でも黒字が見えない。株主の取り分は薄まる一方 本質価値との差 −69.8% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 大庄9979 庄や・日本海庄や・やるき茶屋の大衆居酒屋と、食材卸が売上の半分。利益の薄さに比べて、今の値段は高いと見る 本質価値との差 −70.0% · 10 年 割高(年 −4.8%) 割高 ジュンテンドー9835 島根発の地方ホームセンター。薄い利益を上がる金利が食い、割高とみる 本質価値との差 −70.5% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 梅の花グループ7604 湯葉と豆腐の「梅の花」と持ち帰り寿司の古市庵。借金が売上の半分あり、普通株主に残る利益は小さく、値段は稼ぎの何倍も高い 本質価値との差 −71.5% · 10 年 割高(年 −4.4%) 割高 株式会社吉野家ホールディングス9861 牛丼の利益は戻ってきたが、利益率は低く、10年先を見ても、稼ぐ力が支える値段は今の3割ほどだ 本質価値との差 −72.3% · 10 年 割高(年 −5.7%) 割高 株式会社大戸屋ホールディングス2705 定食の店内調理という個性は本物だが、利益率は過去最高圏で小さな会社の海外は薄い。10年の利益の積み上げでも今の値段には届かない 本質価値との差 −72.4% · 10 年 割高(年 −5.8%) 割高 リンガーハット8200 ちゃんぽんの店は本物だが、利益の薄さと人手の重さで今の値段は先走りすぎ。10年先の利益を見ても、価値は今の4分の1ほどにとどまる 本質価値との差 −73.1% · 10 年 割高(年 −6.4%) 割高 株式会社 木曽路8160 しゃぶしゃぶの老舗は祝いの席に強いが、家賃が重く利益が薄い。今の時価総額は10年後の稼ぎを大きく先に払っている 本質価値との差 −73.3% · 10 年 割高(年 −6.5%) 割高 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション2769 「遊べる本屋」は61店を閉じて黒字に戻ったが、借金と優先株が重く、普通株に残る価値は今の値段に届かない 本質価値との差 −74.0% · 10 年 割高(年 −5.1%) 割高 キャンドゥ2698 百円ショップ第3位でイオン傘下。利益が小さすぎて、10年かけて稼ぐ力が倍になっても今の時価総額には遠く、計算上は割高 本質価値との差 −74.4% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 すかいらーくホールディングス3197 ガストは価格競争で守りが薄く、資さんうどん・海外はまだ小さい。PER46.7倍は先取りが過ぎ、筆者は割高と見る 本質価値との差 −74.4% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 うかい7621 東京タワー下の旗艦店を失い、今期は赤字の予想。値の張る会食と洋菓子で立て直す老舗 本質価値との差 −74.4% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 グルメ杵屋9850 うどん・そばの外食に機内食と冷凍食品が加わる複合企業。利益が薄い割に借入が重く、今の時価総額は利益の100倍近い 本質価値との差 −74.5% · 10 年 割高(年 −6.1%) 割高 ひらまつ2764 高級フレンチと婚礼のブランドは本物だが、利益は薄く家賃は重い。回復を織り込んだ今の値段は、10 年の稼ぐ力より高い 本質価値との差 −74.9% · 10 年 割高(年 −6.4%) 割高 株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングス3387 商業施設の多ブランド運営は優良だが、家賃の固定費と居酒屋・北米の不調を抱え、10年後の価値は今の値段を大きく下回る 本質価値との差 −76.0% · 10 年 割高(年 −7.3%) 割高 ミニストップ9946 赤字が続く業界4番手。期限偽装で足場が崩れ、再建後の稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.6%) 割高 トリドールホールディングス3397 丸亀製麺という国内の堀は本物だが、海外の損失が資本を食い続ける。利益の質に比べ、今の値段は先を見すぎている 本質価値との差 −76.4% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 マルシェ7524 居酒屋「八剣伝」のチェーン。親会社が付き再建中だが、利益が出ない期間が長く、10 年で見ても今の値段は大きく割高 本質価値との差 −78.7% · 10 年 割高(年 −6.8%) 割高 浜木綿7682 名古屋の宴会向け中華43店。家族の集いに根を張るが、正常な稼ぎは年1億円台で、時価総額81億円は10年先の価値を大きく上回る 本質価値との差 −78.9% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 株式会社サガミホールディングス9900 名古屋発の和食麺チェーンは堅実だが、今の利益は山。利益で測れば今の値段は先を見すぎで、大きく割高 本質価値との差 −78.9% · 10 年 割高(年 −8.4%) 割高 ライフフーズ3065 関西の定食チェーン「ザめしや」。米の値上がりに値段が追いつかず、利益はほぼゼロ。今の値段は稼ぐ力の数倍で割高 本質価値との差 −79.1% · 10 年 割高(年 −7.5%) 割高 ニチリョク7578 売上が縮み赤字が続く墓と葬儀の会社。資産は重いが稼ぎが細く、大株主の出方が値打ちを左右する 本質価値との差 −79.6% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 スターシーズ3083 衣料の小売から蓄電所とGPUサーバーへ急転換した会社。稼ぐ力は未完成で、新株予約権の薄まりも重く割高 本質価値との差 −80.2% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社 コロワイド7616 牛角から大戸屋・かっぱ寿司まで買収で束ねたが、利益は薄く借金は重い。今の利益の延長で10年先を測ると、値段は先走っている 本質価値との差 −80.4% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 焼肉坂井ホールディングス2694 焼肉・寿司・居酒屋を多業態で運営する外食会社。利益がほぼ出ず、店の賃借が重い。今の値段に見合う稼ぐ力は見えない 本質価値との差 −80.9% · 10 年 割高(年 −9.4%) 割高 テーオーホールディングス9812 函館の多角経営。自己資本比率2%の体力で、金利上昇の10年を越えられるかが焦点 本質価値との差 −81.5% · 10 年 割高(年 −7.5%) 割高 東京一番フーズ3067 ふぐ料理の専門店と養殖を併せ持つ外食。優待は厚いが、借入が重く利益に比べた値段は高い 本質価値との差 −81.6% · 10 年 割高(年 −8.3%) 割高 タカキュー8166 縮む紳士服を細々と営むタカキュー。再建は一服したが本業の利益はゼロに近く、稼ぐ力に比べて今の値段は割高 本質価値との差 −82.2% · 10 年 割高(年 −7.9%) 割高 ヴィア・ホールディングス7918 やきとりの扇屋と紅とんの居酒屋。本業はやっと黒字の入口で、普通株の前に優先株が約55億円並ぶ。今の値段は割高だ 本質価値との差 −83.7% · 10 年 割高(年 −9.1%) 割高 アクサスホールディングス3536 店と卸と賃貸ビルを借金で抱える小さな持株会社。金利が上がれば利益は利払いに消え、株主に残る価値は薄い 本質価値との差 −85.1% · 10 年 割高(年 −10.3%) 割高 あさくま7678 サラダバーで客を呼ぶ郊外型ステーキは急回復したが、利益はまだ小さく、10 年の利益で測ると今の時価総額は割高 本質価値との差 −85.2% · 10 年 割高(年 −11.2%) 割高 株式会社ペッパーフードサービス3053 いきなり!ステーキは立て直しが進むが、営業利益率は0.3%。中計どおりでも利益は小さく、時価総額が先に走りすぎている 本質価値との差 −85.5% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 株式会社松屋8237 銀座一本足の百貨店。免税の山が崩れ、利益で測ると今の時価総額の1割台。銀座の賃貸ビルの含み益は小さく、営業用の土地は悲観の床にだけ入れた 本質価値との差 −85.8% · 10 年 割高(年 −11.5%) 割高 白鳩3192 割高:下着ECは赤字が続き、借入が時価総額に並ぶ 本質価値との差 −85.9% · 10 年 割高(年 −9.9%) 割高 株式会社フジオフードグループ本社2752 店は増やせても利益が追いつかない。営業利益 7 億円の会社に時価総額 600 億円は、1,000 店計画を織り込みすぎだ 本質価値との差 −86.2% · 10 年 割高(年 −12.5%) 割高 ハピネス・アンド・ディ3174 宝飾店の縮小が続き、純資産はほぼ尽きた。借入が重く、株の値打ちは再建の成否と増資の条件で決まる 本質価値との差 −87.1% · 10 年 割高(年 −8.9%) 割高 トップカルチャー7640 「蔦屋書店」を営む書店チェーン。4期続けて本業が赤字で、借金と優先株が重い。一時益で黒字化したが稼ぐ力に比べ今の値段は割高 本質価値との差 −87.2% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 ショクブン9969 東海の夕食材の宅配。顧客が年々減り利益はほぼゼロ、神明が過半を持つ。稼ぐ力に比べ値段は高い 本質価値との差 −87.3% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 テンアライド8207 居酒屋の本業は薄利で、13期の赤字を経験した会社。10年後の価値は今の時価総額の1割ほどにとどまる 本質価値との差 −87.7% · 10 年 割高(年 −12.8%) 割高 魚喜2683 鮮魚の対面販売で食べる薄利の小売店。利益は売上の1%に満たず、時価総額は稼ぐ力の10倍以上に膨らんでいる 本質価値との差 −87.9% · 10 年 割高(年 −13.1%) 割高 JBイレブン3066 東海のラーメンチェーン。買収で店は増えたが、原材料と人件費の高さで利益はほぼゼロ。今の値段は稼ぐ力に比べて高い 本質価値との差 −88.1% · 10 年 割高(年 −12.6%) 割高 カッパ・クリエイト7421 回転寿司で4位に沈み、独り負けの状態が続く。親会社の後ろ盾があっても、10年後の稼ぎは今の時価総額を支えられない 本質価値との差 −88.1% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 KOZOホールディングス9973 持ち帰りずしの小僧寿しを核に、ラーメン・居酒屋と食品の卸を集めた会社。赤字が 20 年近く続き、増資で食いつなぐ。10 年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −91.8% · 10 年 割高(年 −13.8%) 割高 株式会社アトム7412 営業利益はほぼゼロなのに時価総額は自己資本の16倍。10年の中立でも純利益は10億円に届かず、割高 本質価値との差 −93.0% · 10 年 割高(年 −16.6%) 割高 かんなん丸7585 割高:赤字10期の埼玉の居酒屋、借入の重さが10年を左右する 本質価値との差 −93.9% · 10 年 割高(年 −17.1%)

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読んだ資料

  1. イオン グループ中期経営計画(2026年〜2030年度)の策定について
  2. イオン、30年売上高4割増15兆円 物価高で割安PB拡大 新中期計画(日本経済新聞)
  3. イオンの新中計を大解剖!食品軸の改革でめざす「営業収益15兆円」の現実味(ダイヤモンド・チェーンストアオンライン)
  4. ツルハホールディングス(3391)に対する公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ
  5. イオン、ツルハTOB成立 連結子会社化へ(Yahoo!ニュース/共同通信)
  6. イオン、「子だくさん」の憂鬱 ROE向上へ再編不可避(日本経済新聞)
  7. 特別調査委員会の調査報告書受領及び今後の対応に関するお知らせ
  8. 2026年2月期決算説明会資料(イオン株式会社)
  9. イオンモール、中国内陸への事業拡大を加速(JETRO)
  10. 日本百貨店協会 2025年年間売上(ダイヤモンド・チェーンストアオンライン)

分析日 2026-10-16