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スカパーJSAT 9412

国内唯一の静止衛星会社が安全保障で伸びる。ただし衛星は資本を食い、記録的な利益を前提にした今の値段は割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,406 円3,987 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,866 円5,291 億円差 −24.6%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,406 円3,987 億円 · 差 −24.6% · 期待の年率 +3.5%
期待の年率リターン(10 年)+3.5%資本コスト比 −4.3 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

スカパーJSATは、日本で唯一の静止衛星の運営会社であり、有料放送「スカパー!」の元締めでもある。稼ぎの柱は、衛星で通信と安全保障を担う宇宙事業と、光回線向けの再送信を伸ばすメディア事業の二つだ。筆者の結論は割高である。過去最高の利益を、そのまま続く前提で買うことになるからだ。

2026年3月期の営業利益は353億円、利益率は27.7%まで上がった。会社は2030年度の純利益目標を350億円以上に引き上げ、宇宙で250億円、メディアで100億円以上を見込む。防衛省の衛星網は総額2,831億円。宇宙の成長の主役になる。

ただし衛星は買って終わりではない。2025〜27年度の成長投資は約2,200億円で、減価償却がじわりと利益を削る。資本の稼ぐ力(ROE)は今7.7%。資本コスト7.75%を下回る。

筆者は、10年後の本質価値は今の時価総額を下回るとみる。安保の宇宙が計画どおり育つ強い筋書きでも、今の値段には届きにくい。堀は広がっているが、払う値段に安全域がない。

見どころは、防衛と低軌道という新しい稼ぎ口が、更新投資の重さを上回れるかだ。勝てば会社は今より強くなる。それでも、その姿を今の値段が先取りしている。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社は二つの顔を持つ。一つは、国内唯一の静止衛星事業者としての安定した稼ぎ。もう一つは、安全保障で伸びる成長事業だ。

堀は確かにある。ただし、稼いだ利益のうち、株主が自由に使える分(オーナー利益)は見た目の純利益よりずっと小さい。衛星は更新が必要で、減価償却を引いても投資は追いつかない。2026年3月期のROE7.7%は、資本コスト7.75%に届かない。

経営は資本の配り方で規律を示している。配当性向50%以上を守りつつ、投資のハードルを8%に上げた。この姿勢は評価できる。一方、防衛案件は特別目的会社の形で入るため、リスクとリターンの分け方が外から見えにくい。

安全域の面では、足りない。今のPER23.4倍・PBR1.80倍は、記録的な利益率27.7%をそのまま払う値段だ。筆者は、利益が1〜2割落ちても耐えられる値段を求める。今の値段は、そうなっていない。

何で稼ぐ会社か

スカパーJSATは、宇宙事業とメディア事業の2本で稼ぐ。2026年4月に持株会社が事業会社を吸収合併し、社名はスカパーJSATに変わった。

宇宙事業は、静止軌道に17機の通信衛星を持つ。放送局や企業、政府に通信容量を貸し、海外向けの衛星通信も扱う。もう一つの柱が安全保障だ。防衛省の衛星網は、三菱電機・三井物産・QPS研究所と組んだ特別目的会社が運営する。出資比率はスカパーと三菱電機が各45%、三井物産が10%。事業期間は2031年3月までの約5年で、契約総額は2,831億円になる。全額が自社の売上になるわけではない。

メディア事業は、有料放送「スカパー!」と、集合住宅などに映像を届ける光再送信を持つ。放送の契約は減っているが、光再送信は料金改定と接続の拡大で伸びている。2026年6月末の接続は299万世帯。会社が2030年度に置いた334万件の目標へ、前倒しで近づいた。

2026年度から、映像ネットワーク関連の約40億円は宇宙からメディアへ移った。本稿は組替え後の数字で置く。稼ぎの割合は宇宙が約6割と見る。会社の説明でも、純利益の約7割は宇宙とされる。

顧客は、宇宙では放送局・通信会社・企業・防衛省などの官公庁、メディアでは視聴者と集合住宅の管理会社になる。景気に強い官需と長期契約が宇宙の安定を作り、メディアは個人の財布に左右される。事業の性質は大きく違う。

優良さと弱いところ

筆者がまず評価するのは、国内で唯一の静止衛星事業者という地位だ。衛星は軌道の位置と電波の許認可がなければ打てない。新規参入は難しく、防衛省が重要な通信を委ねやすい相手でもある。これが10年先も続く堀になる。

ただし堀の中身は鉄道に近い。装置産業で、衛星は十数年ごとに数百億円規模で入れ替える。稼いだお金の多くが、更新投資に消える。2025〜27年度の成長投資は約2,200億円。会社はハードルレート(事業に求める最低の利回り)を7%から8%に引き上げており、投資に規律を置く意図はある。

ROEは過去10年、5〜8%台にとどまった。資本コストを超えたことはほとんどない。2026年3月期の7.7%は、利益率が27.7%に跳ね上がった結果だ。

メディアは弱点でもある。有料放送の契約は減り続け、利益を保つのは光再送信とコンテンツ費用の削減だ。強いのは、財務が頑丈なこと。自己資本比率は74%で、純現金は253億円ある。ただし投資が増えるため、この純現金は数年で純負債に変わりうる。

経営は、メディアの縮みを前提に宇宙へ資本を移している。2026年4月の吸収合併も、意思決定を速くする狙いが見える。筆者は、この方向づけは正しいと見る。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

宇宙の事業は、通信と安全保障で性格が違う。静止衛星の通信は、世界で容量が余り気味だ。SpaceX の Starlink など低軌道網が、これまで静止衛星が担った需要を削っている。価格は物価ほど上がらないと筆者は見る。

安全保障は逆だ。防衛省の衛星網は総額2,831億円で、小型の低軌道観測衛星が中心になる。経済安全保障の面から、日本の事業者が担う理由がある。会社は、Kaバンドを使った安全保障の収益として、10年間で200億円以上を見込む。

衛星の打ち上げも続く。JSAT-32(2027年)、Superbird-9(2028年)、JSAT-31(2029年)。HYLAS 3 の取得(2027年度初の運用)も入る。これらの投資が、2030年度の売上1,200億円以上(宇宙)の前提になる。

メディアは構造の縮みが続く領域だ。有料放送の契約は減るが、光再送信は伸びる。2026年6月末の接続は299万世帯で、提供可能世帯は約4,364万。値上げの余地はあるが、無限ではない。広告のネットへの移行は、放送全体の収益を細らせる。

景気の循環では、宇宙の通信は長期契約が多く振れにくい。メディアは個人の裁量支出で、不況で解約が増える。

競争の形も違う。静止衛星では、世界の事業者が統合と値下げを繰り返してきた。国内では、スカパーJSATと並ぶ静止衛星の事業者がいないため、防衛・防災といった国の需要の受け皿になりやすい。この点が国内での優位を作る。

資本政策と M&A

還元は手厚い。配当性向は50%以上、1株あたりの年間配当の下限も定める。2026年度は増配の予想で、自社株買いは状況に応じて機動的に行う。2022〜2026年度の累計還元は、約束した400億円を超えて約460億円になる見込みだ。

株主構成は特徴的だ。筆頭は伊藤忠・フジ・パートナーズで25.7%、続いてNTTドコモビジネス8.8%、日本テレビ7.0%、TBS6.2%。安定株主が多く、流通株は薄い。kabufuのモデルが出す10年以内のTOB・買収の確率は13.9%。

投資は重い。成長投資は約2,200億円を3年で使う予定で、防衛向けの低軌道衛星、静止衛星の更新、HYLAS 3 の取得が中心になる。純現金253億円は、それで消える可能性がある。配当を厚く保つ方針と、衛星の更新投資が両立できるかが、資本配分の試金石になる。

点検済み:中立の営業利益率30.1%は会社予想28.9%を1pp超えるが、宇宙事業35%は今(37%)以下で、超えは宇宙の構成比の上昇。メディア21%は今(19%)より少し高いが全体への影響は小さい。数字は据え置く。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

スカパーJSATは、国内唯一の静止衛星事業者として、他社が簡単にまねできない地位を持つ。防衛省の衛星網は総額2,831億円、5年間の大型契約で、実績を積めば海外や他省庁にも広がる。経済安全保障の重さは、これから増す一方だ。

2026年3月期の営業利益353億円は過去最高で、利益率は27.7%に達した。会社は2030年度の純利益目標を350億円以上に引き上げた。今期の予想は270億円で、すでに目標へ向けて走っている。メディアでは、光再送信が299万世帯まで伸び、2030年度の目標334万件に前倒しで近づく。有料放送が減っても、光が穴を埋める。

財務は頑丈で、自己資本比率は74%、純現金もある。投資のハードルレートを8%に上げ、規律も強めた。配当性向50%以上の還元も守る。伊藤忠・フジなどの安定株主は、会社の長期の投資を支える土台になる。

衛星の更新投資は重いが、静止衛星は長期の契約で売上が読みやすい。HYLAS 3 の取得や JSAT-32 など打ち上げの予定も見えている。筆者が見ても、事業の足場は固い。

安保の宇宙は、一度入れば長く続く。官需の売上は景気に振れにくく、純利益の下限を押し上げる。会社の計画が当たれば、10年後の利益は今よりかなり大きい。

慎重な見方

今の値段は、記録的な利益をそのまま払うものだ。PER23.4倍・PBR1.80倍はROE7.7%の会社にとって高い。資本コスト7.2%とほとんど同じ稼ぎ方しかしていないのに、利益が伸び続ける前提で値段がついている。

衛星は食い続ける装置だ。2025〜27年度に約2,200億円を投じ、減価償却は今後じわりと増える。静止衛星の通信は世界で容量が余り、低軌道網に需要を奪われつつある。2030年度の宇宙売上1,200億円以上という目標は、売上の伸びだけでなく利益率の維持も前提にする。

防衛省の2,831億円は大型だが、特別目的会社の出資比率は45%で、全額が自社の売上になるわけではない。収益化も2030年度以降に偏る。メディアは有料放送の契約が減り続け、料金改定で保てる期間には限りがある。

景気が崩れれば、メディアは先に落ちる。純現金253億円は投資で消えかねず、財務の強さも永続しない。

過去の実績もこの見方を支える。純利益は2015年3月期の135億円から10年かけて233億円まで。利益率が27.7%まで跳ねたのは直近の1年だ。この水準が続くかは、まだ誰にも分からない。

勝ち筋が見えても、値段の側に安全域がなければ、バリュー投資の観点では待つのが筋だ。割高な高成長株を買って報われるのは、予想が全部当たった時だけである。

どちらに重みを置いたか

堀の強さは強気の見方が優勢で、国内唯一の静止衛星という地位に疑いはない。だが、払う値段の高さは慎重な見方が勝つ。ROEが資本コストに届かない会社に、今の倍率はつきにくい。

会社計画の2030年度の目標(純利益350億円以上)は意欲的で、立ち上げの費用が先に出る。10年では、低軌道の攻勢と有料放送の縮みという構造の負けを、悲観側にやや厚く置いた。

結論は、10年の本質価値が今の値段を下回る。筆者は、会社の質は高いと見る。ただ、安全域は足りない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 1,885 円5,344 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 745 円2,112 億円)。 今の値に割り戻すと 1,406 円3,987 億円、今との差 −24.6%、 期待の年率 +3.5%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,967 円1.12 兆円 1,129 円3,200 億円 +173.1% +10.6% 510 円1,445 億円
やや楽観 22% 2,883 円8,175 億円 952 円2,700 億円 +105.6% +7.5% 844 円2,393 億円
中立 33% 2,034 円5,766 億円 811 円2,300 億円 +52.5% +4.3% 939 円2,662 億円
やや悲観 22% 736 円2,086 億円 600 円1,700 億円 −28.4% −3.3% 294 円833 億円
悲観 13% 160 円454 億円 176 円500 億円 −82.0% −15.7% 44 円124 億円
加重平均100% 1,885 円5,344 億円745 円2,112 億円 +40.9% +3.5% 2,630 円7,456 億円

今の株価時価総額 1,866 円5,291 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 安全保障の宇宙が第二の柱に育つ 利益 657 億円 · PER 17.1 倍 · 株価時価総額 3,967 円1.12 兆円

防衛省の衛星網が成功し、日本版の宇宙インテリジェンスが事業として確立する。低軌道の観測衛星と静止衛星を組み合わせた役務が、各国・各省庁に売れる。宇宙の売上は2,108億円、営業利益は759億円になる。

メディアは光再送信が全国に広がり、有料放送の縮みを補う。営業利益は220億円。全社の営業利益は976億円、純利益は657億円、ROEは15%前後まで上がる。

伊藤忠・フジ・パートナーズの安定した株主構成のもと、投資を回収しながら配当も厚くなる。日本の安全保障の民営の担い手という地位が、今より強くなる10年だ。

  • 宇宙事業:数量 40.0(稼働する衛星の機数相当(機))× 価格 53(1 機相当あたり年間売上(億円))→ 売上 2,108 億円・営業利益 759 億円。営業利益率36%
  • メディア事業:数量 480(有料放送の契約件数と光再送信の接続世帯の合計(万件))× 価格 1.76(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 846 億円・営業利益 220 億円。営業利益率26%。光再送信(単価が低い)の比率が上がり、平均の単価は物価ほど上がらない

倍率:事業の純利益 657 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.6% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 17.1 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 17.1 倍。全体の PER 17.12 倍、時価総額 11,246 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:防衛向けの成功が民間・海外に広がり、衛星の更新投資も回収できる必要がある。実現すれば強いが、長い10年で連続して成功する確度は高くない。

やや楽観 22% 宇宙が事業の主役になる 利益 512 億円 · PER 16.0 倍 · 株価時価総額 2,883 円8,175 億円

宇宙事業が売上の約7割を占める会社へ姿を変える。静止衛星の更新投資に加え、低軌道の観測衛星が戦力になり、売上は1,619億円、営業利益は583億円になる。

メディアは光再送信が3百万件台で安定し、有料放送は縮小しつつ残る。営業利益は188億円。全社の営業利益は768億円、純利益は512億円、ROEは12%前後。

成長投資は着実に回収され、自社株買いも続く。堀は、国内で唯一の静止衛星事業者としての許認可と、防衛省との関係に広がる。

景気の波は何度か来る。それでも宇宙の長期契約は崩れにくく、メディアが落ちても全体の利益は大きくは割れない。筆者は、このシナリオを会社が自分の言葉で語る将来像に近いと見る。

  • 宇宙事業:数量 33.0(稼働する衛星の機数相当(機))× 価格 49(1 機相当あたり年間売上(億円))→ 売上 1,619 億円・営業利益 583 億円。営業利益率36%
  • メディア事業:数量 465(有料放送の契約件数と光再送信の接続世帯の合計(万件))× 価格 1.68(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 783 億円・営業利益 188 億円。営業利益率24%。光再送信(単価が低い)の比率が上がり、平均の単価は物価ほど上がらない

倍率:事業の純利益 512 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 16.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 16.0 倍。全体の PER 15.97 倍、時価総額 8,175 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の中期計画をほぼ達成し、そのまま10年続く想定。堅いが、衛星は更新投資が重いので中立に近い厚さにとどめた。

中立 33% 静止衛星の薄れを、安保・データが埋める 利益 394 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 2,034 円5,766 億円

静止衛星の通信容量は低軌道の攻勢で値上がりしにくいが、国内の安全保障や防災の需要が下支えする。宇宙の売上は1,318億円、営業利益は461億円になる。防衛案件が本格化する2030年代前半に伸び、後半は更新投資の重さで利益率が落ち着く。

メディアは有料放送の契約が減り続ける一方、光再送信が伸び、営業利益は141億円と横ばいに近い。光再送信は単価が低いので、比率が上がるほどメディアの平均単価は物価(10年で1.34倍)ほど上がらない。全社の営業利益は600億円、純利益は394億円、ROEは10%前後。

成長の大半を宇宙事業が担う。堀はあるが、資本を食う事業なので、利益が増えても株主の取り分はさほど増えない。会社は静かに大きくなり、株主の持ち分の価値の伸びは利益より遅い。物価で名目の利益は膨らむが、それは更新投資の費用も膨らませる。

  • 宇宙事業:数量 29.0(稼働する衛星の機数相当(機))× 価格 45(1 機相当あたり年間売上(億円))→ 売上 1,318 億円・営業利益 461 億円。営業利益率35%
  • メディア事業:数量 445(有料放送の契約件数と光再送信の接続世帯の合計(万件))× 価格 1.51(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 673 億円・営業利益 141 億円。営業利益率21%。光再送信(単価が低い)の比率が上がり、平均の単価は物価ほど上がらない

倍率:事業の純利益 394 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.0% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.63 倍、時価総額 5,766 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社計画の2030年度の目標(純利益350億円以上)にほぼ届き、その後は緩やかな伸びにとどまる。最も重い確率。

やや悲観 22% 低軌道の攻勢で、静止衛星の値が下がる 利益 225 億円 · PER 9.1 倍 · 株価時価総額 736 円2,086 億円

SpaceX の Starlink などの低軌道網が、静止衛星の通信需要を削る。宇宙の売上は936億円まで伸びるが、衛星の値段が下がり、営業利益は281億円に留まる。防衛案件の収益は残るが、民間の通信は縮む。

メディアは有料放送の縮みが光再送信の増収を上回り、営業利益は88億円まで下がる。全社の営業利益は366億円、純利益は225億円。ROEは資本コスト(7.2%)を下回る6%前後まで下がる。

更新投資は続くので、資本の稼ぎが悪化し、成長しても価値が増えにくい会社になる。

防衛案件は残り、安保の役務は一定の収益を生む。ただ、それを打ち消すほど民間の通信と放送が縮む。かつての安定した高収益会社という評価からは、静かに後退する10年だ。

  • 宇宙事業:数量 23.0(稼働する衛星の機数相当(機))× 価格 41(1 機相当あたり年間売上(億円))→ 売上 936 億円・営業利益 281 億円。営業利益率30%
  • メディア事業:数量 400(有料放送の契約件数と光再送信の接続世帯の合計(万件))× 価格 1.38(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 553 億円・営業利益 88 億円。営業利益率16%。光再送信(単価が低い)の比率が上がり、平均の単価は物価ほど上がらない

倍率:事業の純利益225億円・事業のROE6.2%。ROEがk7.75%以下なので、ためた利益は額面に満たない価値で、PERは1÷k=12.1倍まで。上限は事業225億円×12.1倍=2,731億円。成長と堀の持ちを低く見るので、上限を下回らせる。やや悲観は上限の7.5割に置き、時価総額2,048億円、全体のPERに直して9.09倍。

確率:低軌道の攻勢と有料放送の縮みが想定より早い構造変化。静止衛星の収益力が10年で試される。

悲観 13% 静止衛星の優位が崩れ、投資だけが重く残る 利益 55 億円 · PER 8.2 倍 · 株価時価総額 160 円454 億円

低軌道網と他社の大型衛星が通信需要を奪い、静止衛星の稼働率と値段が崩れる。防衛案件も計画どおり収益化せず、宇宙の売上は552億円、営業利益は122億円にとどまる。衛星の減損が出る。

メディアは有料放送が実質的に終わり、光再送信だけでは固定費を賄えない。営業利益は33億円まで細る。全社の営業利益は152億円、純利益は55億円とほぼ消える。

自社株買いは止まり、配当も下がる。成長投資の約2,200億円が回収できないまま、優良会社ではなくなった姿だ。

配当は純現金と資産の売却で守るが、長くは続かない。防衛向けの役務は残るが、民間の稼ぎが消えた穴は埋まらない。伊藤忠・フジ・パートナーズなど大株主の動きも、再編の引き金になりうる。

  • 宇宙事業:数量 16.0(稼働する衛星の機数相当(機))× 価格 35(1 機相当あたり年間売上(億円))→ 売上 553 億円・営業利益 122 億円。営業利益率22%
  • メディア事業:数量 330(有料放送の契約件数と光再送信の接続世帯の合計(万件))× 価格 1.25(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 413 億円・営業利益 33 億円。営業利益率8%。光再送信(単価が低い)の比率が上がり、平均の単価は物価ほど上がらない

倍率:静止衛星の優位が崩れ、投資だけが重く残る筋書き。ROE が k 7.75% 以下なので上限は 1÷k = 12.1 倍。悲観は、やや悲観よりさらに構造的に負けた姿なので、倍率をやや悲観(9.09 倍)より高くせず、その 9 割の 8.2 倍に置いた。時価総額 454 億円(全体の PER に直して 8.2 倍)。

確率:構造的に負ける複合シナリオ(低軌道の攻勢・有料放送の消滅・防衛案件の頓挫)。衛星は更新投資が重く、負けると傷が深いので、他社より厚めに置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

宇宙事業

静止衛星 17 機による通信容量の提供と、防衛省向けの低軌道観測衛星を含む安全保障・衛星データ事業。海外向けの衛星通信も含む。

数量稼働する衛星の機数相当(機)価格1 機相当あたり年間売上(億円)売上営業利益
今 2026/03 17.0 36 618 229
10 年後 中立 29.0 45 1,318 461

取り方:2026 年度の組替え後(映像ネットワーク約 40 億円をメディアへ移した形)で、宇宙の売上を 618 億円と置いた。静止衛星 17 機(会社の開示)を基準にした機数相当で割ると、1 機あたり約 36.35 億円。セグメント営業利益は非開示で、2027/03 期 1Q の利益率 37% と「純利益の約 7 割が宇宙」という報道から、営業利益 229 億円と推定した。低軌道観測衛星や安保役務の増加は機数に換算して数量に入れる(推定)。価格は物価(10 年 1.34 倍)に、静止衛星の通信容量の値下がり(低軌道網との競争)と安保役務の上積みを合わせて動かす。

メディア事業

有料放送「スカパー!」と、集合住宅などに映像を届ける光再送信サービス(光アライアンス事業)、番組制作・メディアソリューション。

数量有料放送の契約件数と光再送信の接続世帯の合計(万件)価格1 件あたり年間売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 500 1.32 658 125
10 年後 中立 445 1.51 673 141

取り方:組替え後のメディア事業の売上 658 億円を、契約・接続の合計で割った。光再送信は 2026 年 6 月末で 299 万世帯(会社開示)。有料放送の契約件数は最新値が確かめられず、合計を約 500 万件と置いた(推定)。1 件あたり約 1.3 万円は、放送と光の平均で、実態の単価ではない。営業利益 125 億円は 2027/03 期 1Q の利益率(17% から 27% へ上昇)などからの推定。光再送信の単価は放送より低いので、光へ移るほど平均は物価ほど上がらない。

リスクと懸念

衛星の更新投資と減価償却の重さ

静止衛星は十数年ごとに更新が要り、2025〜27年度だけで約2,200億円を投じる。減価償却が先に増え、売上が伸びても利益率は27.7%を保ちにくい。投資の回収が遅れれば、資本の稼ぎ(ROE)は資本コスト並みに沈む。

低軌道網による静止衛星の需要の置き換え

SpaceX の Starlink など低軌道網が、これまで静止衛星が担った通信を削る。通信容量は世界で余り気味で、値段が上がりにくい。静止衛星の稼働率や契約更新が崩れると、宇宙事業の利益率が一気に落ちる。

防衛案件の収益化のずれ

防衛省の衛星網は総額2,831億円だが、特別目的会社の出資比率は45%で、全額が自社の売上になるわけではない。収益の大半は2030年度以降に偏り、立ち上げの遅れや仕様変更が起きると、計画の利益が後ろへずれる。官需は長期契約で安定する反面、仕様や予算の変更に左右される。

有料放送の縮みと光再送信の料金の限界

有料放送の契約は減り続けている。光再送信の料金改定が増収を支えるが、値上げには限りがあり、接続世帯の伸びも2030年度の目標334万件で頭打ちに近づく。コンテンツ費用の削減で利益率を保つ余地も、いずれ尽きる。

純現金が薄く、財務の余裕が減る

今は純現金253億円で自己資本比率は74%。ただし成長投資と手厚い配当が続くと、数年で純負債に変わりうる。金利が上がる局面では利払いが利益を削り、会社の財務は見かけほど強くなくなる。借り換えの金利は今より重くなる。

株主構成と再編の不確実さ

伊藤忠・フジ・パートナーズが25.7%を握る。放送局が株主に並ぶ構成は、放送業界の再編や株主の資金需要で動く可能性がある。TOBや持ち分の売却が起きると、経営方針や配当政策が変わりうる。株主の入れ替わりは、買い手にとって好機にも不安にもなる。

今後の分かれ目

防衛省の衛星網で、低軌道衛星の打ち上げが計画どおり進んだら
宇宙事業の収益化に確信が増す。10年の強気側の確率を上げ、安保の役務が民間にも広がるかを見る。
静止衛星の通信容量の契約更新で、値下がりや解約が目立ってきたら
静止衛星の収益力を下方修正し、10年の悲観側の確率を上げる。
光再送信の接続世帯が、334万件の目標を超えて伸び続けたら
メディアの利益の下支えが強まる。有料放送の縮みを補えるとして、メディアの営業利益の前提を引き上げる。
成長投資で純現金が尽き、純負債に転じたら
利払いと更新投資が重なる時期だ。配当と自社株買いの持続性を見直す。
伊藤忠・フジ・パートナーズなど大株主の持ち分に動きが出たら
再編・TOBの可能性が高まる。会社の資本政策や配当方針が変わる前提で、確率を見直す。
景気が急に悪化し、有料放送の解約が増えたら
メディア事業の利益が先に落ちる。悲観側の確率を厚くする。

見ておくもの

  • 防衛省の衛星網の打ち上げ進捗と、宇宙事業の営業利益率(今は約37%)
  • 光再送信の接続世帯(299万世帯、目標334万件)と有料放送の契約の減り方
  • 純現金(253億円)と成長投資(約2,200億円)の差し引き、配当性向50%以上の維持
  • 静止衛星の契約更新と通信容量の値段の動き(低軌道網との競争)

倍率と資本コストの決め方

宇宙事業とメディア事業に分け、衛星の契約と加入数で積んだ。純現金は薄く余った現金は立てていない。倍率は式の上限(正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)、k7.75%、堀は並みで残る割合1/2)に対する位置で置いた。楽観は上限の8割、やや楽観8.5割、中立9.2割、やや悲観8割、悲観は事業の純利益÷kの稼ぐ力(と純現金)を上限に、やや悲観より高くしない8.2倍。今のPERや同業の倍率、谷の倍率は見ていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.76→17.12 倍・やや楽観 PER 12.17→15.97 倍・中立 PER 12.12→14.63 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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割安 KDDI9433 au・金融・ローソン・衛星通信を束ねる経済圏企業。利益で測ると今の値段は割安 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 カバー5253 ホロライブという人気 IP を持つが、利益率はまだ伸びきらない。10 年の利益で測ると、今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 +43.3% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ビジョナル4194 転職スカウトの「ビズリーチ」を柱にした高収益のネット企業。堀と現金は厚いが、生成 AI と新規事業の使い道が読みにくい。本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 NTT9432 携帯とデータセンターの二本柱で稼ぐ国内最大のインフラ企業。借金は重いが、利益の 6 割を株主に返す姿勢が続けば、償却を取得原価のまま置くと本質価値は今の時価総額を3割半上回る(割安) 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 GMOペイメントゲートウェイ3769 決済手数料という薄い儲けを件数の拡大で稼ぐ会社。成長の青写真は本物で、今の株価はそれをほぼ織り込んだ適正な水準。 本質価値との差 +35.4% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 メルカリ4385 国内フリマの首位で、金融と米国も黒字に。貸し倒れと手数料競争を織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +32.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) やや割安 GMOインターネットグループ9449 決済とドメインの安定収益を持つ創業者主導のネット企業集団。親会社株主の取り分は薄く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 オークネット3964 中古車・スマホ・ブランド品の「売り買いの場」を運営する堅実な会社。利益は伸びるが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 光通信9435 通信・電力・保険の継続契約で稼ぐストック事業と、1兆円超の上場株投資を併せ持つ複合体。利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ソフトバンク株式会社9434 通信本体は安定して稼ぐが、PayPay と法人 AI の伸びに依存し借金も重い。配当を利益の 75% 前後まで払う会社なので、利益で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +14.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) 適正 デジタルガレージ4819 決済と投資の二本柱。カカクコム売却益など資産は厚いが、本業の稼ぎが細く、株主に届く形も弱い。今の値段はやや割高とみる 本質価値との差 +3.5% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ネクソン3659 ARC Raidersの大ヒットと大型の特別配当で株価は急伸した。厚い純現金を分けて事業の利益で測ると、ヒットのならしを置いても今の値段は割高 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 インターネットイニシアティブ3774 企業の通信とシステムを裏で支える老舗。稼ぐ力は本物だが、PER27倍は先を織り込みすぎで、本質価値は約3割下 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 スクウェア・エニックス・ホールディングス9684 「再起動」中計と物言う株主の圧力下にあるFF・DQの会社。厚い現金を分け、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 株式会社TBSホールディングス9401 事業は資本コストに届かない。保有株の含み益を足しても、今の値段は割高。不動産の含み益は賃料が利益に入るので足していない。縮減の速さで上下に振れる 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 日本テレビホールディングス9404 民放視聴率首位とコンテンツの海外展開でテレビ広告の縮小を補う構図。政策保有株・純現金を割り引いて足しても今の値段は割高 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ガンホー・オンライン・エンターテイメント3765 連結売上の 6 割は子会社 Gravity の稼ぎ。パズドラ依存は薄れたが、厚い現金を足しても 10 年先の価値は今の時価総額にやや届かない 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 株式会社U-NEXT HOLDINGS9418 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データベースの質と無借金は残るが、保守・クラウドの堀は開示の数字が足りず席・運用の型に置いた。名目の売上は約3%減で割高(-53%) 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 東映9605 稼ぎの9割は東映アニメーションだが、持ち分は4割。取り分に比べて今の値段は重い 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 株式会社フジ・メディア・ホールディングス4676 売却資金を早く返せば報われる。ただ放送の稼ぐ力は細り、10 年の式では今の値段は割高に出る 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 TIS3626 決済の基幹システムは残るが、売上の8割超は人月の受託。AIエージェントで縮み、割高(-60%) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 トレンドマイクロ4704 AI時代に守る対象は増えるが、統合セキュリティに価格を抑えられ席課金は縮む。厚い純現金は前受収益が中身で、今の値段の4割ほどの価値 本質価値との差 −52.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 株式会社東計電算4746 製造・流通向けの受託開発とデータセンター運用。高い利益率はAIエージェントで下がり、割高(-65%) 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 大塚商会4768 中小企業向けの機器とソフトの販売・保守。事務職の席の減少とAIの中抜きで縮み、割高(-69%) 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 日鉄ソリューションズ2327 製造業の基幹システムを人月で請け負う会社。親会社向けは堅いが外部向けが縮み、割高(-70%) 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 テクマトリックス3762 セキュリティ製品の代理店と医療画像が柱。代理店の取り分と運用は削られるが医療は残り、割高(-68%) 本質価値との差 −59.4% · 10 年 割高(年 −3.2%) 割高 ジャストシステム4686 少人数で高収益のソフト会社だが、無料の AI 家庭教師と生成AIが会員と個人ソフトを削る。席課金は縮み、今の値段の3割ほどの価値 本質価値との差 −60.0% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 JBCCホールディングス9889 クラウド運用と機器販売が主力の中堅向けIT会社。機器とSIの人月が先に削られ、割高(-66%) 本質価値との差 −61.0% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 フューチャー株式会社4722 利益率の高いITコンサルだが、中身は人の時間の販売。AIエージェントに最も狙われる位置で、割高(-72%) 本質価値との差 −61.5% · 10 年 割高(年 −3.2%) 割高 野村総合研究所4307 共同利用型の基幹システムという堀は本物で、AI実装の需要も取れている。それでも人月の部分が縮み、割高(-68%) 本質価値との差 −62.2% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 サイボウズ4776 年払いで解約1%未満の質の高い業務SaaSだが、AIエージェントが業務アプリを直接組み立てる。席課金は縮み、今の値段の3割ほどの価値 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 ウイングアーク1st4432 帳票の法対応で下支えされるが、BIと書類出力はAIエージェントが直接こなす。のれんも重く、今の値段の3割ほどの価値 本質価値との差 −63.1% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 株式会社KADOKAWA9468 出版・アニメ・ゲーム・教育を持つ国内最大級のIP企業。利益は底にあるが、回復を先取りした今の値段は割高 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 オービック4684 直販の質は高いが、保守・クラウドの堀は開示の証拠が足りず席・画面の型に置いた。導入の工数も縮み、名目の売上は約9%減で割高(-76%) 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 松竹9601 歌舞伎座と東銀座の不動産を持つ老舗。稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段は大きく割高 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 さくらインターネット3778 AI向けGPUとガバメントクラウドに賭ける国産クラウド。伸びは大きいが、投資の重さと価格下落で今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 シンプレクス・ホールディングス4373 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分析日 2026-10-16