株譜
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Appier Group株式会社 4180

AI 広告・接客で伸びる台湾発のネット企業。伸びは本物だが、10 年先の利益を先取りした値段

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,097 円1,120 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,437 円1,467 億円差 −23.7%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,097 円1,120 億円 · 差 −23.7% · 期待の年率 +5.2%
期待の年率リターン(10 年)+5.2%資本コスト比 −3.3 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

Appier は、AI で広告配信・接客・データ分析を自動化して売る会社だ。台湾で生まれ、東京証券取引所に上場している。売上の 7 割近くが北東アジアで、EC と旅行の顧客が伸びを支える。

筆者の結論は「今の値段は先の利益を先に買っている」である。売上は 2 年で 5 割ふえ、営業利益率も 7% から 11% へ上がる見通しだ。それでも、10 年先に見込める利益に資本コストを当てると、本質価値は今の時価総額を 3 割ほど下回る。

足元の勢いは本物だ。顧客数も顧客あたりの売上も年 13% 伸び、粗利益率は 60% を超えた。生成 AI の波に乗り、広告から接客まで束ねて売る形ができつつある。

弱点は 2 つある。1 つは、広告の自動化を大手プラットフォームが標準機能として出してくる点だ。もう 1 つは、過去の利益率が低く、10 年先に高い利益率を出せるか証拠が薄い点である。

強気に振れれば価値は今の値段を超える。だが、その筋書きの確率は 1 割にとどまり、確率で重みを付けるとやや割高になる。

バリュー投資の観点から

この会社を 10 年持ち続けたいか、と考えると、答えは「利益率が上がる証拠がもう少し欲しい」だ。

事業としては、ソフトの利益率と広告の取り次ぎの薄さが混ざっている。ソフトの比率が上がれば利益率は大きく上がる。ただ、売上の大半が広告の取り次ぎで、仕入れ先の大手に条件を握られている現状では、いつ上がるかは読めない。

堀は、顧客データとの結びつき、乗り換えの手間、広告の最適化の腕にある。どれも強くはなく、大手の機能提供で簡単に削られる。強い堀とは言えず、並みと置くのが妥当だ。

資本の使い方は、小粒の買収と控えめな還元で、悪くない。ただし、のれんの積み上がりと、過去の希薄化は忘れてはならない。

安全域は薄い。足元の利益は少なく、市場は 10 年先の高い利益を前提に値段を付けている。楽観の筋書きが 1 割しか起きないなら、その値段に見合う安全域は取れない。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、顧客企業が AI を使って売上を伸ばすための仕組みを提供することだ。製品は 3 つある。広告配信の Ad Cloud、サイト上の接客・販促を自動化する Personalization Cloud、顧客データを束ねる Data Cloud である。

最大の柱は Ad Cloud で、売上の多くを占めるとみられる。顧客のために広告枠を買い、成果が出た分だけ売上に立てる形が中心だ。そのため売上は大きく見えるが、粗利益率は 5 割台と、ソフト会社より低い。

顧客の中心は EC と旅行、ゲームなどのネット企業だ。日本、韓国、台湾、東南アジアが厚く、米欧中東アフリカは売上の約 2 割で、伸びは北東アジアより速い。直近の増収分の 56% は既存 EC 顧客への追加売り、44% は新規で、新規は主にオンライン旅行である。

AI の自動化は、人間の運用者を減らして利益率を上げる武器にもなる。同時に、顧客が自前で使い始めれば脅威にもなる。製品別の売上は開示されておらず、全体を単一の事業として置く。

優良さと弱いところ

この会社の優良さは、まだ「成長の強さ」で、「堀の深さ」ではない。

強みは、成果が数字で見える広告を、AI の予測で回す技術だ。顧客あたりの売上は上がり続け、解約率も 0.3% 前後と低い。広告・接客・データを束ねた売り方は、顧客が乗り換える手間を少し増やす。

弱みは、値段を自分で決められない点だ。広告は検索・SNS の大手が出す枠を買うため、仕入れの条件を握られている。大手が最適化の機能を標準で出せば、顧客は Appier を使う理由を失う。

過去 6 年の ROE は赤字から立ち直る途中で、中央値は 1.8% にすぎない。営業利益率は 7% で、今期の見通しで 9% である。資本効率が高い会社とはまだ言えない。

経営は創業者が率い、2022 年に自ら 1 億円で自社株を買い増した。2024 年には初の自社株買いも行い、株主への姿勢は誠実だ。一方、買収は毎回小粒で、のれんが積み上がっている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

この領域は、広告・接客・データの自動化が一斉に AI で書き換えられている最中だ。需要は伸びる。ただし、伸びの果実を誰が取るかは決まっていない。

競合は 3 種類いる。第 1 は Google と Meta の自動広告で、顧客の予算を最も多く握る。第 2 は AppLovin や Criteo のように成果報酬型の広告で稼ぐ専業。第 3 は Klaviyo など接客・メールの自動化ソフトである。Appier はこの 3 つの境目に立つ。

追い風は 2 つある。広告費がインターネットに移り続けること、AI の効果が数字で見えて予算が動きやすいことだ。EC 事業者は大手の枠だけに頼ると費用が上がるので、第三者の最適化を足す動機がある。

向かい風は、大手が標準機能で同じことを無料に近い形で出す流れだ。生成 AI は創作と運用の手間を下げ、専業の存在理由を細らせる。

景気には敏感で、広告予算は不況の初めに削られる。10 年のうち 1 度は 2〜3 割の縮みがあり得る。

地域でみると、日本・韓国・台湾などの北東アジアは EC の普及が進み、広告の費用対効果を数字で追う文化が根づいている。米欧は市場が桁違いに大きく、シェアが小さくても売上の伸びを作りやすい。ただし、そこでは大手との競争がより厳しい。

資本政策と M&A

資本の使い方は成長投資が先で、還元は小さい。配当は見当たらない。2024 年に初めて自社株買い(上限 10 億円)を行った。

コアのフリーキャッシュフローは 2026 年 2Q に 23 億円と過去最高になった。この現金が買収と自社株買いのどちらに向かうかが、今後の資本政策の分かれ目になる。

買収は QGraph、Emotion Intelligence、BotBonnie、Woopra、AdCreative.ai(2025 年、約 60 億円)と、小粒を繰り返してきた。製品の穴を埋める買い方で、大型の買収で事業を変える意図は見えない。

純現金は 22 億円と時価総額の 1.5% にとどまり、余った現金として分けない。TOB や買収される可能性は kabufu の推計で 10 年以内に 17% 程度とされるが、筋書きには入れない。

点検済み:中立の営業利益率15%は過去の山(6.8%)を超えるが、利益率が赤字から毎年上がってきた実績(−33%→0.3%→3%→6%→7%)と、会社の来期・再来期予想(9.3%・11.0%)の延長で、粗利率60%付近の広告取り次ぎが残るため純粋なソフト会社の25%は採っていない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

AI の広告・接客は、生まれたばかりの巨大市場だ。EC と旅行の事業者は、検索・SNS の大手の枠だけでは成長が頭打ちになる。Appier は成果が数字で見える広告を、AI の予測で回す腕を持つ。顧客数も顧客あたり売上も 13% 伸び、粗利益率は 60% を超えた。解約率は 0.3% 前後と低く、顧客に信頼されている。

足元の営業利益率は 7% でも、2 年で 11% へ上がる見通しだ。売上の伸びに対して人員の伸びが遅く、規模の利益が出始めている。広告・接客・データを束ねて売れば、1 社あたりの売上はさらに上がる。

米欧では 59% 伸びており、北東アジアで築いた勝ち筋が海外でも通用している。AdCreative.ai の取り込みで、広告の素材づくりまで自動化できる。小粒の買収を重ねて製品を厚くしてきた経営は、大きな失敗をしていない。

今の値段は、この成長の 2〜3 年先を織り込んでいるにすぎない。10 年で見れば利益はまだ何倍にもなる。

慎重な見方

最大の問題は、顧客の予算を握る大手が最適化の機能を標準で出してくることだ。Google の Performance Max も、Meta の Advantage+ も、すでに広告の自動化を無料で提供している。生成 AI は広告の素材づくりも自動にする。その流れで、第三者の最適化を足す理由は細っていく。

売上の大半は広告の取り次ぎで、粗利益率は 5 割台と低い。ソフトの利益率には遠く、広告の値段と仕入れ先の方針で簡単に揺れる。足元の利益は 30 億円にすぎず、市場は 10 年先の高い利益を前提に値段を付けている。

過去 6 年の ROE は中央値で 1.8% と低い。赤字から立ち直ったばかりで、利益率が 7% から 15% に上がる証拠はまだ薄い。買収で積み上がったのれんは、不振なら減損に変わる。

景気が悪化すれば、広告予算は真っ先に削られる。10 年の間に 1 度は 2〜3 割の縮みが来ると見る方が自然である。

どちらに重みを置いたか

成長の質は本物だが、堀が浅く、利益率の証拠が薄い。慎重な言い分の方がやや強いと見て、やや悲観に楽観と同じ厚さを置いた。

楽観は確率 10%、やや楽観は 22% とした。中立は 33%、やや悲観は 22%、悲観は 13% である。

10 年先の利益が会社の計画どおり伸びても、倍率には限りがあるため、今の値段はやや割高に出る。強気の筋書きに寄せても、値段が価値の上限に近いことは変わらない。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/12 期)

確率で加重した株価時価総額 2,190 円2,236 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 193 円197 億円)。 今の値に割り戻すと 1,097 円1,120 億円、今との差 −23.7%、 期待の年率 +5.2%(資本コスト 8.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 5,585 円5,702 億円 392 円400 億円 +315.9% +15.3% 598 円610 億円
やや楽観 22% 3,513 円3,587 億円 294 円300 億円 +164.9% +10.2% 838 円855 億円
中立 33% 2,157 円2,202 億円 196 円200 億円 +63.7% +5.1% 776 円793 億円
やや悲観 22% 615 円628 億円 98 円100 億円 −50.4% −6.8% 157 円160 億円
悲観 13% 88 円90 億円 20 円20 億円 −92.5% −22.8% 14 円14 億円
加重平均100% 2,190 円2,236 億円193 円197 億円 +65.8% +5.2% 2,383 円2,433 億円

今の株価時価総額 1,437 円1,467 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 10% AI 営業の標準部品になる 利益 365 億円 · PER 15.6 倍 · 株価時価総額 5,585 円5,702 億円

広告の出し方も、販促の文面も、AI が自動で回す時代になる。Appier はその「成果が数字で見える」部分を押さえ、EC と旅行で食い込んだ顧客に、広告・接客・データ基盤を束ねて売る。顧客は 4,200 社に増え、1 社あたり売上は物価を除いても 8 割ふえる。

欧米の伸びが北東アジアに並び、売上の 3 割以上を欧米が占める。粗利益率は 65% 近くに上がり、販売費の伸びが売上の伸びを下回って営業利益率は 22% に届く。AdCreative.ai のような買収も、製品の厚みとして利益に表れる。

自社株買いが定着し、還元は 10 年で 400 億円になる。ただし、これだけの成長は大手の広告基盤が AI の自動化を外部に開き続けることが前提で、条件は多い。

  • AI マーケティング(広告・接客・データ):数量 4,200(顧客企業数(社・推定))× 価格 0.55(1 社あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 2,302 億円・営業利益 506 億円。顧客4,200社×1社あたり売上0.548億円(実質1.78倍)、営業利益率22%

倍率:事業の純利益 365 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.5% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 15.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 15.6 倍。全体の PER 15.64 倍、時価総額 5,702 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:顧客数の伸びが落ちず、顧客あたり売上も 10 年伸び続ける組み合わせが必要で、同時に成り立つ確率は低い。一方で足元の勢い(顧客・顧客あたり売上とも 13% 増)は本物なので 5% 未満にはしなかった。

やや楽観 22% 広告と接客の統合で伸び続ける 利益 246 億円 · PER 14.6 倍 · 株価時価総額 3,513 円3,587 億円

足元の伸びは数年続くが、後半は一巡する。EC では既存顧客への追加売りが売上の増分の過半を占め、新規は旅行など別の業種が補う。顧客は 3,900 社まで増える。

顧客あたり売上は物価を除いて 6 割弱ふえる。AI の部品が広告・接客・データの束ね売りを後押しするためだ。粗利益率は 60% 台前半に上がり、営業利益率は 18% に届く。

大型の買収はせず、AdCreative.ai の統合で十分とみる。還元は小さく始まり、10 年で 300 億円になる。足りないのは堀で、顧客の乗り換えが難しい構造までは作り切れない。

  • AI マーケティング(広告・接客・データ):数量 3,900(顧客企業数(社・推定))× 価格 0.49(1 社あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 1,899 億円・営業利益 342 億円。顧客3,900社×1社あたり売上0.487億円(実質1.58倍)、営業利益率18%

倍率:事業の純利益 246 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.7% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.6%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.6 倍。全体の PER 14.57 倍、時価総額 3,587 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:足元の成長を 10 年の前半まで保ち、後半は市場並みに落ち着く、会社の計画を少し素直に延ばした筋書き。強気の材料が揃うが、大手の自動広告との競争があるため確率は中立より低くした。

中立 33% 成長は落ち着き、利益率が少しずつ上がる 利益 162 億円 · PER 13.6 倍 · 株価時価総額 2,157 円2,202 億円

売上の伸びは 2 年ほど 20% 台を保ち、その後は年 10% 前後へ落ちる。顧客は 3,600 社に増え、1 社あたり売上は物価を除いて 35% ふえる。10 年で売上は 1,500 億円ほどになる。

粗利益率が 60% 付近で止まり、営業利益率は 15% で落ち着く。社員の増え方が売上より遅いという、ソフトの規模の利益が出る。ただし広告の取り次ぎが残るため、純粋なソフト会社のような 25% には届かない。

資本は事業に回し、自社株買いは小さく続く。純利益の 2 割弱を還元する程度で、10 年で 200 億円。買収は小粒のものが年に 1 件ほど続くが、利益を押し上げるほどではない。

  • AI マーケティング(広告・接客・データ):数量 3,600(顧客企業数(社・推定))× 価格 0.42(1 社あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 1,498 億円・営業利益 225 億円。顧客3,600社×1社あたり売上0.416億円(実質1.35倍)、営業利益率15%

倍率:事業の純利益 162 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 12.2% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.3%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.6 倍。全体の PER 13.62 倍、時価総額 2,202 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:足元の 25% 成長は 10 年の途中で一桁に落ち、粗利益率の上昇で利益率が上がる、素直な延長。強気と慎重の言い分が拮抗するため、中立に最も厚く置いた。

やや悲観 22% 大手の自動広告に押され、成長が止まる 利益 65 億円 · PER 9.7 倍 · 株価時価総額 615 円628 億円

広告の自動化は大手が内製し、成果報酬型の広告で Appier が受け持つ領域は狭まる。顧客は 3,000 社まで増えるが、顧客あたり売上は物価並みにしか上がらない。

粗利益率は 50% 台に戻り、営業利益率は 9% に留まる。広告の取り次ぎの比率が高いままで、ソフトで稼ぐ分が小さい。営業利益は 100 億円足らず、現在の 3 倍にとどまる。

買収で補おうとするが、AdCreative.ai のような小粒では流れを変えられない。自社株買いは 10 年で 100 億円にとどまる。

成長を期待して採った人員は残り、利益率の改善は途中で止まる。市場は「普通の広告会社」として値段を付け直す。

  • AI マーケティング(広告・接客・データ):数量 3,000(顧客企業数(社・推定))× 価格 0.33(1 社あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 999 億円・営業利益 90 億円。顧客3,000社×1社あたり売上0.333億円(実質1.13倍)、営業利益率9%

倍率:事業の純利益65億円・事業のROE7.1%。ROEがk8.5%以下なので、ためた利益は額面に満たない価値で、PERは1÷k=12.1倍まで。成長と堀の持ちを低く見るので上限の8.0割(9.7倍)に置く。

確率:検索・SNS の大手が広告の自動最適化を無料に近い形で提供する流れは、すでに進んでいる。実際に起こる可能性は高く、慎重な言い分の方が説得力があるため中立と同程度まで厚くした。

悲観 13% AI 広告の自動化で価値を失う 利益 10 億円 · PER 9.5 倍 · 株価時価総額 88 円90 億円

生成 AI が広告の素材づくりも配信の最適化も標準機能にしてしまう。Appier の顧客は大手プラットフォームの自動機能に流れ、既存顧客を守るために値引きに応じる。顧客は 2,200 社でとどまり、1 社あたり売上は物価を除いて 35% 下がる。

売上は今の水準と変わらないまま、粗利益率は 45% 台に下がる。営業利益率は 3% で、買収したのれんの減損も出る。

構造的に優良とは言えない会社になる。ただ、現金と顧客基盤は残り、事業の存続が危ぶまれる状態にはならない。

株主への還元はごくわずかで、買収も止まる。のれんの減損で自己資本は削られ、会社は守りに入る。

  • AI マーケティング(広告・接客・データ):数量 2,200(顧客企業数(社・推定))× 価格 0.20(1 社あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 440 億円・営業利益 13 億円。顧客2,200社×1社あたり売上0.20億円(実質0.65倍)、営業利益率3%

倍率:事業の純利益9億円・事業のROE2.1%。ROEがk8.5%以下なので、ためた利益は額面に満たない価値で、PERは1÷k=12.1倍まで。構造的に負ける筋書きで稼ぐ力(事業の純利益÷k)を超えないよう、上限の約7.8割(9.5倍)に置く。純現金や売れる資産の床は、現在の純現金22億円が時価総額の1.5%と小さく、筋書きの稼ぐ力より小さいので使わない。

確率:大手の広告基盤が最適化を標準機能として内包し、受託型の最適化ベンダーが要らなくなる構造的な負けを想定した。成長期の会社で、ガバナンスの問題はなく、財務も重くないので 15% 未満に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

AI マーケティング(広告・接客・データ)

Ad Cloud・Personalization Cloud・Data Cloud を顧客企業に提供し、成果報酬と利用料で稼ぐ。

数量顧客企業数(社・推定)価格1 社あたり年間売上(億円・名目)売上営業利益
今 2025/12 1,900 0.23 437 30
10 年後 中立 3,600 0.42 1,498 225

取り方:製品別の売上は開示されていないため単一の事業として置いた。顧客数 1,900 社は確かめた値ではなく、売上 437 億円から逆算した推定。顧客数の伸び(実質)と顧客あたり売上の伸び(名目)を分け、顧客あたり売上は物価 3% を含めて 10 年で 1.34 倍が基本。営業利益率は 2025/12 期の 6.8%。 数量は実物(顧客企業数)。1 社あたり売上は物価 1.34 倍に、複数製品の併用で顧客あたりの利用額が実質 1.35 倍に伸びる分を加えた 1.81 倍。

リスクと懸念

大手の自動広告が標準機能になる

Google の Performance Max や Meta の Advantage+ など、大手は広告の自動最適化をすでに無料で出している。生成 AI で広告の素材づくりも標準機能になれば、顧客が第三者の最適化を足す理由が細る。10 年の最大の脅威である。

利益率が上がる証拠が薄い

過去 6 年の ROE の中央値は 1.8% で、営業利益率は 7% にすぎない。売上の大半は広告の取り次ぎで粗利益率は 5 割台。ソフト会社のような高い利益率が出るかは、まだ証拠が足りない。

広告予算の景気感応

広告費は不況の初めに削られる。EC と旅行が顧客の中心で、旅行は景気と為替に特に敏感だ。10 年のうち 1 度は 2〜3 割の縮みがあり得る。

買収とのれんの積み上がり

毎回小粒の買収だが、AdCreative.ai(約 60 億円)など、のれんが積み上がっている。統合に失敗すれば減損となり、自己資本が目減りする。過去 20 年に希薄化の期もある。

為替と地域の偏り

売上の 7 割近くが北東アジアで、円・ウォン・台湾ドルなどの動きが数字を動かす。2025/12 期は為替の逆風で営業利益率が 6.8% と、為替中立の 8.5% を下回った。

成長を急ぐ分の費用

欧米で売上が 59% 伸びているが、営業の人員と広告費を先に使う。成長が鈍れば固定費が重く残り、利益率が上がらない恐れがある。

今後の分かれ目

粗利益率が 60% を超えたまま、営業利益率が 12% を超えたら
ソフトの規模の利益が出始めたとみて、楽観・やや楽観の確率を上げる。
Google や Meta が最適化機能を標準で拡充し、顧客あたり売上の伸びが止まったら
構造的な負けが近いとみて、やや悲観・悲観の確率を上げる。
欧米の売上の伸びが北東アジアを下回り始めたら
海外での勝ち筋に限りがあるとみて、中立の売上の伸びを下げる。
大型の買収(時価総額の 1 割超)を発表したら
資本の使い方を再評価する。のれん減損の懸念から、やや悲観側の確率を上げる。
配当または大きな自社株買いを始めたら
成長投資より還元を選べる成熟に入ったとみて、中立の還元を上げる。

見ておくもの

  • 顧客数と顧客あたり売上の伸び
  • 粗利益率(60% 台を保てるか)と営業利益率
  • 欧米の売上の伸びと構成比
  • 解約率
  • 自社株買い・配当・買収の発表

倍率と資本コストの決め方

単一の事業を「顧客数(推定)×顧客あたり売上」で積み、倍率は式の上限(正当化 PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)、k8.5%、g4%、堀は並み)に対する位置で置いた。楽観は上限の9割、やや楽観8.5割、中立8割、やや悲観8割、悲観は上限の約7.8割(やや悲観のPERを超えない)。今の PER・同業の倍率は使っていない。IFRS 会社のためリースはすでに BS にあり、2028/03 期の新リース会計基準による形の変化はない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.9→15.64 倍・やや楽観 PER 13→14.57 倍・中立 PER 11.4→13.62 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本7.5%に優良度の調整+0.75%。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.25% → 8.50%。

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割安 KDDI9433 au・金融・ローソン・衛星通信を束ねる経済圏企業。利益で測ると今の値段は割安 本質価値との差 +45.8% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 カバー5253 ホロライブという人気 IP を持つが、利益率はまだ伸びきらない。10 年の利益で測ると、今の値段はやや割高に出る 本質価値との差 +43.3% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 ビジョナル4194 転職スカウトの「ビズリーチ」を柱にした高収益のネット企業。堀と現金は厚いが、生成 AI と新規事業の使い道が読みにくい。本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 NTT9432 携帯とデータセンターの二本柱で稼ぐ国内最大のインフラ企業。借金は重いが、利益の 6 割を株主に返す姿勢が続けば、償却を取得原価のまま置くと本質価値は今の時価総額を3割半上回る(割安) 本質価値との差 +38.2% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 GMOペイメントゲートウェイ3769 決済手数料という薄い儲けを件数の拡大で稼ぐ会社。成長の青写真は本物で、今の株価はそれをほぼ織り込んだ適正な水準。 本質価値との差 +35.4% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 メルカリ4385 国内フリマの首位で、金融と米国も黒字に。貸し倒れと手数料競争を織り込むと、今の値段はやや割高 本質価値との差 +32.8% · 10 年 割安(年 +10.4%) やや割安 GMOインターネットグループ9449 決済とドメインの安定収益を持つ創業者主導のネット企業集団。親会社株主の取り分は薄く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 オークネット3964 中古車・スマホ・ブランド品の「売り買いの場」を運営する堅実な会社。利益は伸びるが、今の値段は 10 年先の成長まで先に払っている 本質価値との差 +21.9% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 光通信9435 通信・電力・保険の継続契約で稼ぐストック事業と、1兆円超の上場株投資を併せ持つ複合体。利益で測ると今の値段はやや割高 本質価値との差 +19.8% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 ソフトバンク株式会社9434 通信本体は安定して稼ぐが、PayPay と法人 AI の伸びに依存し借金も重い。配当を利益の 75% 前後まで払う会社なので、利益で測ると今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +14.4% · 10 年 やや割安(年 +7.6%) 適正 デジタルガレージ4819 決済と投資の二本柱。カカクコム売却益など資産は厚いが、本業の稼ぎが細く、株主に届く形も弱い。今の値段はやや割高とみる 本質価値との差 +3.5% · 10 年 適正(年 +8.9%) 適正 ネクソン3659 ARC Raidersの大ヒットと大型の特別配当で株価は急伸した。厚い純現金を分けて事業の利益で測ると、ヒットのならしを置いても今の値段は割高 本質価値との差 −0.9% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 インターネットイニシアティブ3774 企業の通信とシステムを裏で支える老舗。稼ぐ力は本物だが、PER27倍は先を織り込みすぎで、本質価値は約3割下 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 スクウェア・エニックス・ホールディングス9684 「再起動」中計と物言う株主の圧力下にあるFF・DQの会社。厚い現金を分け、利益ベースで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −5.0% · 10 年 適正(年 +6.4%) 適正 株式会社TBSホールディングス9401 事業は資本コストに届かない。保有株の含み益を足しても、今の値段は割高。不動産の含み益は賃料が利益に入るので足していない。縮減の速さで上下に振れる 本質価値との差 −5.7% · 10 年 適正(年 +6.3%) やや割高 日本テレビホールディングス9404 民放視聴率首位とコンテンツの海外展開でテレビ広告の縮小を補う構図。政策保有株・純現金を割り引いて足しても今の値段は割高 本質価値との差 −13.0% · 10 年 やや割高(年 +5.4%) やや割高 ガンホー・オンライン・エンターテイメント3765 連結売上の 6 割は子会社 Gravity の稼ぎ。パズドラ依存は薄れたが、厚い現金を足しても 10 年先の価値は今の時価総額にやや届かない 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.0%) やや割高 株式会社U-NEXT HOLDINGS9418 配信・店舗サービス・通信を束ねる創業者支配の成長企業。事業は強いが、利益の質と薄い利益率から今の値段は割高 本質価値との差 −13.1% · 10 年 やや割高(年 +6.2%) やや割高 コーエーテクモホールディングス3635 本業は強いが、利益率は山の年。運用益を高く買わずに測ると、今の値段は割高 本質価値との差 −16.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 株式会社テレビ朝日ホールディングス9409 視聴率3冠で稼ぎは過去最高。だが広告の構造的な縮みと低いROEが重く、10年では今の値段を割り込む 本質価値との差 −17.1% · 10 年 やや割高(年 +4.8%) やや割高 沖縄セルラー電話9436 沖縄の au を一手に担う堅い会社。稼ぐ力は本物だが、今の時価総額は先の伸びを織り込みすぎている 本質価値との差 −19.2% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 東映アニメーション4816 ワンピースとドラゴンボールの版権で稼ぐ高採算のアニメ製作会社。資金は厚いが、利益はヒット年の山にあり、今の値段は先の成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 LINEヤフー4689 検索・コマース・PayPayが一体化した国内最大級のネット企業。AIの要約で検索からの来訪が減る分と、利益の大半を返す姿勢を合わせても、今の値段は42%ほど割高 本質価値との差 −23.5% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 電通総研4812 事業は堅いが、すでに高い倍率がついている。伊藤忠のTOBで非公開になる見通しで、利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −24.2% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 スカパーJSAT9412 国内唯一の静止衛星会社が安全保障で伸びる。ただし衛星は資本を食い、記録的な利益を前提にした今の値段は割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 システナ2317 利益の6割を稼ぐ車載ソフトは人月の仕事。IT機器の再販も含め、AIエージェントで縮み、割高(-50%) 本質価値との差 −25.6% · 10 年 やや割高(年 +2.5%) やや割高 カプコン9697 13期連続営業増益・業界最高の利益率。IPブランドは強い堀だが、新しく投じるお金の稼ぎが先で薄れる前提では今の値段は割高 本質価値との差 −25.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 東宝9602 映画配給・興行の国内寡占と都心の不動産。ROEは資本コストを少し上回る程度で、記録的ヒット年を前提にした今の値段は割高 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) 割高 株式会社DTS9682 金融・通信・製造の受託開発が中心。堀が薄く、人月の商売はAIエージェントで細り、割高(-52%) 本質価値との差 −33.7% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 ソフトバンクグループ9984 ArmとOpenAIへの賭けで時価のNAVは過去最大だが、Armを市場の時価でなく利益で測り直すとNAVは大きく縮み、今の値段は割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +4.7%) 割高 JMDC4483 医療の健診・診療報酬データを製薬や保険者に売る国内最大手。データの希少性は本物だが、ROE は資本コスト並みで、今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −36.2% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 TKC9746 税理士と自治体の記録の正本という堀は本物だが、AIエージェントが顧客の事務所の工数を減らす。名目で7%増の売上では今の値段の5割ほど 本質価値との差 −37.6% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 コナミグループ9766 ヒット同時多発で3期連続最高益。利益率の平常化を置くと、利益ベースで測っても今の値段は割高 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社NSD9759 銀行・保険・証券の受託開発が中心。堀が浅く、人月の商売はAIエージェントで細り、割高(-55%) 本質価値との差 −41.5% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 BIPROGY8056 運用・保守の契約が厚いが、中身は人月と機器の再販。AIエージェントで縮み、割高(-56%) 本質価値との差 −42.8% · 10 年 割高(年 −0.2%) 割高 日本オラクル4716 データベースの質と無借金は残るが、保守・クラウドの堀は開示の数字が足りず席・運用の型に置いた。名目の売上は約3%減で割高(-53%) 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 東映9605 稼ぎの9割は東映アニメーションだが、持ち分は4割。取り分に比べて今の値段は重い 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 株式会社フジ・メディア・ホールディングス4676 売却資金を早く返せば報われる。ただ放送の稼ぐ力は細り、10 年の式では今の値段は割高に出る 本質価値との差 −43.8% · 10 年 割高(年 +0.2%) 割高 TIS3626 決済の基幹システムは残るが、売上の8割超は人月の受託。AIエージェントで縮み、割高(-60%) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.0%) 割高 トレンドマイクロ4704 AI時代に守る対象は増えるが、統合セキュリティに価格を抑えられ席課金は縮む。厚い純現金は前受収益が中身で、今の値段の4割ほどの価値 本質価値との差 −52.4% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 株式会社東計電算4746 製造・流通向けの受託開発とデータセンター運用。高い利益率はAIエージェントで下がり、割高(-65%) 本質価値との差 −52.9% · 10 年 割高(年 −2.1%) 割高 大塚商会4768 中小企業向けの機器とソフトの販売・保守。事務職の席の減少とAIの中抜きで縮み、割高(-69%) 本質価値との差 −57.0% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 日鉄ソリューションズ2327 製造業の基幹システムを人月で請け負う会社。親会社向けは堅いが外部向けが縮み、割高(-70%) 本質価値との差 −57.9% · 10 年 割高(年 −3.0%) 割高 テクマトリックス3762 セキュリティ製品の代理店と医療画像が柱。代理店の取り分と運用は削られるが医療は残り、割高(-68%) 本質価値との差 −59.4% · 10 年 割高(年 −3.2%) 割高 ジャストシステム4686 少人数で高収益のソフト会社だが、無料の AI 家庭教師と生成AIが会員と個人ソフトを削る。席課金は縮み、今の値段の3割ほどの価値 本質価値との差 −60.0% · 10 年 割高(年 −2.6%) 割高 JBCCホールディングス9889 クラウド運用と機器販売が主力の中堅向けIT会社。機器とSIの人月が先に削られ、割高(-66%) 本質価値との差 −61.0% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 フューチャー株式会社4722 利益率の高いITコンサルだが、中身は人の時間の販売。AIエージェントに最も狙われる位置で、割高(-72%) 本質価値との差 −61.5% · 10 年 割高(年 −3.2%) 割高 野村総合研究所4307 共同利用型の基幹システムという堀は本物で、AI実装の需要も取れている。それでも人月の部分が縮み、割高(-68%) 本質価値との差 −62.2% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 サイボウズ4776 年払いで解約1%未満の質の高い業務SaaSだが、AIエージェントが業務アプリを直接組み立てる。席課金は縮み、今の値段の3割ほどの価値 本質価値との差 −62.5% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 ウイングアーク1st4432 帳票の法対応で下支えされるが、BIと書類出力はAIエージェントが直接こなす。のれんも重く、今の値段の3割ほどの価値 本質価値との差 −63.1% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 株式会社KADOKAWA9468 出版・アニメ・ゲーム・教育を持つ国内最大級のIP企業。利益は底にあるが、回復を先取りした今の値段は割高 本質価値との差 −64.7% · 10 年 割高(年 −3.7%) 割高 オービック4684 直販の質は高いが、保守・クラウドの堀は開示の証拠が足りず席・画面の型に置いた。導入の工数も縮み、名目の売上は約9%減で割高(-76%) 本質価値との差 −66.4% · 10 年 割高(年 −5.2%) 割高 松竹9601 歌舞伎座と東銀座の不動産を持つ老舗。稼ぐ力は資本コストに届かず、今の値段は大きく割高 本質価値との差 −66.9% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 さくらインターネット3778 AI向けGPUとガバメントクラウドに賭ける国産クラウド。伸びは大きいが、投資の重さと価格下落で今の値段は先を織り込みすぎ 本質価値との差 −67.2% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 シンプレクス・ホールディングス4373 証券・銀行の基幹システムを元請けで抱える高利益の会社。人月の積み上げはAIエージェントで崩れ、割高(-75%) 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 オービックビジネスコンサルタント4733 中小向け会計・給与の法対応は堀だが、AIエージェントが画面課金と導入を縮める。名目で横ばいの売上では今の値段の2割ほどの価値 本質価値との差 −68.4% · 10 年 割高(年 −5.5%) 割高 Sansan4443 名刺データという独自データの堀と黒字化の勢いはあるが、AIエージェントが営業調査と経理を直接こなす。今の値段の2割ほどの価値 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 ラクス3923 経費精算・請求書の席課金で伸びてきた高ROEのSaaS。AIエージェントが申請・承認・請求の画面を飛ばし、今の値段の1割ほどの価値 本質価値との差 −76.7% · 10 年 割高(年 −7.9%) 割高 PKSHA Technology3993 AIエージェントを自社の売り物にできた珍しい会社だが、大手のAIに価格を抑えられ受託と人材が縮む。今の値段の1割ほどの価値 本質価値との差 −79.0% · 10 年 割高(年 −8.7%) 割高 フリー4478 中小企業の会計・人事労務で席課金を伸ばしたが、AIエージェントが仕訳も申告も直接こなす。成長の前提が崩れ、今の値段の1割ほどの価値 本質価値との差 −82.0% · 10 年 割高(年 −10.4%) 割高 SHIFT3697 ソフトウェアのテストを人で請け負う会社。AIエージェントが真っ先に置き換える仕事で、割高(-93%) 本質価値との差 −88.7% · 10 年 割高(年 −13.9%) 割高 グローバルセキュリティエキスパート4417 セキュリティ人材の不足を追い風に伸びたが、人月で売る診断・運用はAIエージェントが自動化する。成長を織り込んだ値段の1割に満たない価値 本質価値との差 −91.5% · 10 年 割高(年 −16.7%) 割高 マネーフォワード3994 会計・経費の席課金で伸びてきたが、AIエージェントが経理を直接こなす。利益率が上がる前提が崩れ、今の値段の1割に満たないの価値 本質価値との差 −91.9% · 10 年 割高(年 −16.2%)

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読んだ資料

  1. Appier FY2025 決算(2026-02-13)
  2. Appier 2026 年 2Q 決算(2026-08-13)
  3. AdCreative.ai の買収(2025-02)

分析日 2026-10-16