結論
エフアンドエムは、中堅・中小企業の経営者向けの会員制コンサルティングと、生命保険会社の営業職員向けの記帳・会計代行を柱とする会社だ。直近は営業人員を増やして売上が急ぎ足で伸び、利益も過去最高である。筆者の結論は、10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る見立てだ。
理由は、記帳や入力といった事務の代行は、AI エージェントに最も置き換わりやすいからだ。アカウンティングの数量は今の 0.65 倍に縮むと見る。会員制のコンサルは残るが、価格は物価に届かない。
純現金と、増配を続ける姿勢は魅力だ。ただ、利益の水準が先で下がるなら、今の値段に安全域は薄い。
バリュー投資の観点から
バリュー投資の観点では、継続課金で会員が積み上がる収益の形は好ましい。純現金が厚く、借金がない点も安心できる。営業人員を増やして伸ばす経営の実行力も確かだ。
ただ、売上の半分は AI に置き換わりやすい事務と人月の型で、10 年先の利益水準は読みにくい。還元の性向も低く、積み上がる現金の行き先は少数株主には決められない。読めない事業には十分な安全域を求めたく、今の値段にはそれが薄い。経営の誠実さは疑わないが、事業の読みやすさが足りない。
何で稼ぐ会社か
事業は 5 つに分かれるが、柱は 3 つだ。最大のコンサルティングは売上の約 4 割で、経営者の会員に月額の利用料を課金する。営業人員を増やすほど会員が積み上がる形で、利益率は 3 割を超える。
ビジネスソリューションは売上の約 3 割で、会員向けの業務支援を行う。利益率は 1 割台だ。アカウンティングサービスは売上の約 26% で、生命保険会社の営業職員を相手に記帳・会計を代行する。利益率は 3 割台と高い。データ入力の一部は中国の企業に委託している。システム開発と不動産賃貸は小さく、利益はほとんど出ない。会員と顧客はいずれも国内の中小企業と個人事業主、保険の営業職員が中心だ。
優良さと弱いところ
この会社の強みは、継続課金と高い利益率だ。会員が積み上がり、一度入った経営者は簡単には離れにくい。生保の営業職員という決まった顧客を持つ点も、競争の薄い市場の強みである。自己資本比率は 75% 近く、借金はなく、純現金がある。
弱みは、売上の約半分が人の手と事務に頼ることだ。規模の拡大は営業人員の採用に縛られ、離職が続けば伸びが止まる。AI エージェントは入力や仕訳を直接こなすため、記帳の代行は特に危うい。堀は普通とみる。創業からの経営者の実行力は、数字に表れている。
業界はいまどこにいて、どこへ向かうか
中小企業の経営支援の市場は、人手不足と後継者難、賃上げ対応を背景に需要が底堅い。経営革新等支援機関として補助金や事業計画の支援を担う事業者は、制度のおかげで需要を取り込みやすい。
一方、10 年の最大の論点は AI エージェントである。経営の相談も記帳も、定型の部分はエージェントが無料同然で代行できる。人月や事務で稼ぐ会社は数量と価格の両方に圧力を受ける。同業の船井総研やベイカレントも同じ課題に向き合っている。会員制で顧客と長く付き合う会社は、置き換えの速度が遅い可能性もあるが、証拠は開示されていない。
資本政策と M&A
還元は増配を中心に進む。2026 年 3 月期の年間配当の性向は 27% で、27 年 3 月期は増配の上で性向 31% を予想する。DOE は約 5% だ。自社株買いの開示は見つからなかった。
中期経営計画の目標数字と、還元の具体的な数字の約束は、確認できる資料の中では見つからなかった。数字の約束がない以上、還元の戻り方は実績で判断し、慎重に見る。利益が増えても現金を抱え込む傾向があるため、倍率の上乗せは見込まない。
見通しをどちらに寄せたか
強気の材料は会員の積み上がりと純現金で、慎重な材料は記帳代行の置き換えと還元性向の低さだ。AI エージェントを売り物にして売上が出た金額の開示は無く、事務代行の縮みを中立に織り込んだ。やや悲観と悲観を合わせて 36% とし、中立は 37% だ。
10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)
確率で加重した株価時価総額 2,808 円415 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 624 円92 億円)。 今の値に割り戻すと 1,834 円271 億円、今との差 −29.3%、 期待の年率 +2.8%(資本コスト 7.2%)→ やや割高
| 筋書き | 確率 | 10 年後の株価時価総額 | 配当の合計還元の合計配当+自社株買い | トータルリターン10 年・配当込み | 年率 | 確率 × (株価+配当時価総額+還元) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 7% | 5,054 円748 億円 | 1,007 円149 億円 | +133.7% | +8.9% | 424 円63 億円 |
| やや楽観 | 20% | 4,295 円635 億円 | 775 円115 億円 | +95.4% | +6.9% | 1,014 円150 億円 |
| 中立 | 37% | 3,313 円490 億円 | 647 円96 億円 | +52.6% | +4.3% | 1,465 円217 億円 |
| やや悲観 | 24% | 1,405 円208 億円 | 433 円64 億円 | −29.1% | −3.4% | 441 円65 億円 |
| 悲観 | 12% | 270 円40 億円 | 456 円68 億円 | −72.0% | −11.9% | 87 円13 億円 |
| 加重平均 | 100% | 2,808 円415 億円 | 624 円92 億円 | +32.3% | +2.8% | 3,432 円508 億円 |
今の株価時価総額 2,594 円384 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.2% を下回るほど割高。
楽観 7% 会員が増え続け価格も物価並み 利益 45 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 5,054 円748 億円
営業人員の増員が会員の増加につながる動きが、10 年続く。コンサルティングの会員は今の 1.35 倍に増え、価格は物価並みに上がる。記帳の代行も生保の営業職員の需要が根強く、数量は 0.9 倍にとどまる。利益率は今の水準を保ち、利益は今の 4 割増になる。
- コンサルティング:数量 1.9(会員企業数(万社、推定))× 価格 80(1 社当たり年間売上(万円))→ 売上 149 億円・営業利益 48 億円。会員制の混合型
- ビジネスソリューション:数量 1.4(利用契約数(万件、推定))× 価格 65(1 件当たり年間売上(万円))→ 売上 89 億円・営業利益 13 億円。人月で売る性格の型
- アカウンティングサービス:数量 2.0(利用する営業職員数(万人、推定))× 価格 33(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 64 億円・営業利益 21 億円。記帳・入力の事務代行型
- システム開発・不動産賃貸:数量 50.0(受託案件・賃貸物件の数(件、推定))× 価格 0.13(1 件当たり年間売上(億円))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。小さい部門
倍率:事業の純利益 44 億円(余った現金の利息を除く)・事業の純利益 44 億円・事業の ROE 22.8% が k 7.25% を上回り、RONIC 15.0%(残る割合 0.50)、g 0.5%(g_long)から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.3 倍の上限そのものに置く。余った現金(戻り方込み)26 億円を足して時価総額 661 億円。
確率:AI エージェントを売り物にして売上が出た金額の開示は無い。会員数の伸びは営業人員の増加によるもので、楽観でも AI 由来の上振れは置かず、7%。
やや楽観 20% 会員は増えるが事務代行が縮む 利益 37 億円 · PER 14.3 倍 · 株価時価総額 4,295 円635 億円
会員の増加は続くが、勢いは今より落ち着く。コンサルティングの会員は 1.25 倍に増え、価格は物価の少し下まで上がる。一方で AI エージェントが記帳や入力を引き受け始め、アカウンティングの数量は 0.8 倍に縮む。全社の利益は今より 2 割ほど増える。
- コンサルティング:数量 1.7(会員企業数(万社、推定))× 価格 78(1 社当たり年間売上(万円))→ 売上 134 億円・営業利益 41 億円。会員制の混合型
- ビジネスソリューション:数量 1.3(利用契約数(万件、推定))× 価格 63(1 件当たり年間売上(万円))→ 売上 81 億円・営業利益 11 億円。人月で売る性格の型
- アカウンティングサービス:数量 1.8(利用する営業職員数(万人、推定))× 価格 31(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 55 億円・営業利益 17 億円。記帳・入力の事務代行型
- システム開発・不動産賃貸:数量 50.0(受託案件・賃貸物件の数(件、推定))× 価格 0.13(1 件当たり年間売上(億円))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。小さい部門
倍率:事業の ROE 20.8% が k 7.25% を上回り、RONIC 14.0%、g 0.5% から正当化 PER 14.3 倍の上限そのものに置く。余った現金(戻り方込み)26 億円を足して時価総額 542 億円。
確率:会員制の積み上がりが効く一方、記帳の代行は縮む筋書き。20%。
中立 37% 会員は増えるが記帳が縮み利益は横ばい 利益 27 億円 · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 3,313 円490 億円
会員制のコンサルティングは今の 1.15 倍に増えるが、AI エージェントが経営相談の一部を担い、価格は物価に届かない 1.2 倍。生保の営業職員向け記帳は、入力と仕訳をエージェントが代わり、数量が 0.65 倍に縮む。売上は今の 1.0 倍強、利益は今の水準を下回る。還元は性向 3 割台のままだ。
- コンサルティング:数量 1.6(会員企業数(万社、推定))× 価格 72(1 社当たり年間売上(万円))→ 売上 113 億円・営業利益 34 億円。会員制の混合型。価格 1.20 倍は、エージェントが経営相談を一部担い値下げ圧力が掛かるため物価に届かない
- ビジネスソリューション:数量 1.2(利用契約数(万件、推定))× 価格 60(1 件当たり年間売上(万円))→ 売上 70 億円・営業利益 9 億円。人月型。価格 1.20 倍は人月型の値下げ圧力で物価に届かない
- アカウンティングサービス:数量 1.4(利用する営業職員数(万人、推定))× 価格 30(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 43 億円・営業利益 13 億円。事務代行型。価格 1.20 倍は入力・仕訳の自動化の値下げ圧力で物価に届かない
- システム開発・不動産賃貸:数量 50.0(受託案件・賃貸物件の数(件、推定))× 価格 0.13(1 件当たり年間売上(億円))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。小さい部門
倍率:事業の ROE 17.9% が k 7.25% を上回り、RONIC 12.6%、g 0.5% から正当化 PER 14.2 倍の上限そのものに置く。余った現金(戻り方込み)26 億円を足して時価総額 400 億円。
確率:営業人員の増員で会員制は伸びるが、記帳の代行は AI に置き換わる筋書きを中立とし、37%。
やや悲観 24% 経営相談も記帳も AI に代わられる 利益 10 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 1,405 円208 億円
AI エージェントが中小企業の経営相談と事務の代行を担い、会員は今の 0.9 倍に減り、価格は物価に届かない。ビジネスソリューションは 0.7 倍、記帳の代行は半分になる。固定の人件費が重く、利益率は大きく落ちる。還元は利益に合わせて小さくなる。
- コンサルティング:数量 1.2(会員企業数(万社、推定))× 価格 66(1 社当たり年間売上(万円))→ 売上 81 億円・営業利益 20 億円。会員制の混合型
- ビジネスソリューション:数量 0.9(利用契約数(万件、推定))× 価格 55(1 件当たり年間売上(万円))→ 売上 50 億円・営業利益 5 億円。人月で売る性格の型
- アカウンティングサービス:数量 1.1(利用する営業職員数(万人、推定))× 価格 28(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 30 億円・営業利益 7 億円。記帳・入力の事務代行型
- システム開発・不動産賃貸:数量 40.0(受託案件・賃貸物件の数(件、推定))× 価格 0.12(1 件当たり年間売上(億円))→ 売上 5 億円・営業利益 0 億円。小さい部門
倍率:事業の ROE 6.5% は k 7.25% 以下なので PER は 1÷(k−g)=13.8 倍まで(g 0.0%)。余った現金は今の 0.75 倍を戻り方込みで足し、時価総額 158 億円。
確率:AI エージェントが経営相談と記帳の仕事を代行し始める筋書き。やや悲観と悲観で 36%。
悲観 12% 会員制も崩れ純現金が残る 利益 −3 億円 · PBR 0.3 倍 · 株価時価総額 270 円40 億円
経営相談も事務の代行も AI エージェントが無料同然で行い、会員は 0.6 倍、記帳の利用者は 0.35 倍に減る。価格も下がり、売上は今の半分に近い。本社の費用が残り、営業赤字に沈む。会社に残る価値は純現金が中心になり、稼ぐ力では値が付かない。
- コンサルティング:数量 0.8(会員企業数(万社、推定))× 価格 57(1 社当たり年間売上(万円))→ 売上 47 億円・営業利益 6 億円。会員制の混合型
- ビジネスソリューション:数量 0.7(利用契約数(万件、推定))× 価格 48(1 件当たり年間売上(万円))→ 売上 31 億円・営業利益 1 億円。人月で売る性格の型
- アカウンティングサービス:数量 0.8(利用する営業職員数(万人、推定))× 価格 25(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 19 億円・営業利益 2 億円。記帳・入力の事務代行型
- システム開発・不動産賃貸:数量 25.0(受託案件・賃貸物件の数(件、推定))× 価格 0.10(1 件当たり年間売上(億円))→ 売上 3 億円・営業利益 0 億円。小さい部門
倍率:悲観の床は稼ぐ力でなく、純現金から前受金などを引いた 40 億円を今の自己資本 154 億円で割った 0.26 倍。
確率:エージェントが経営相談も事務も奪い、会員が大きく減る筋書き。12%。
セグメント:数量 × 価格
いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。
コンサルティング
中堅・中小企業の経営者向けに、会員制で経営支援を行う。月額の利用料が積み上がる。
| 数量会員企業数(万社、推定) | 価格1 社当たり年間売上(万円) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2026/03 | 1.4 | 60 | 82 | 26 |
| 10 年後 中立 | 1.6 | 72 | 113 | 34 |
取り方:エフアンドエム(有報要約)の 2026 年 3 月期の売上 82 億円(構成比 39%)・セグメント利益 26 億円。会員数の開示が見つからず、1 社年約 60 万円と置いて 1.37 万社に推定(軽い版)。数量は営業人員の増加で伸びてきた。【AI エージェント代替】会員制の混合型で、人月型ほどは置き換わらない。
ビジネスソリューション
会員向けに各種の業務支援サービスを提供する。
| 数量利用契約数(万件、推定) | 価格1 件当たり年間売上(万円) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2026/03 | 1.3 | 50 | 65 | 8 |
| 10 年後 中立 | 1.2 | 60 | 70 | 9 |
取り方:売上 65 億円(構成比 31%)・セグメント利益 8 億円(利益率 13%)。契約数は推定で、1 件年約 50 万円と置いた。【AI エージェント代替】人月・工数で売る性格の強い型で、数量は縮みやすい。
アカウンティングサービス
生命保険会社の営業職員向けに、記帳・会計・申告の代行を行う。
| 数量利用する営業職員数(万人、推定) | 価格1 人当たり年間売上(万円) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2026/03 | 2.2 | 25 | 55 | 19 |
| 10 年後 中立 | 1.4 | 30 | 43 | 13 |
取り方:売上 55 億円(構成比 26%)・セグメント利益 19 億円(利益率 34%)。利用者数は推定で、1 人年約 25 万円と置いた。データ入力の一部は中国・深センの企業に委託している。【AI エージェント代替】記帳・入力の事務代行は最も置き換わる型。
システム開発・不動産賃貸
受託のシステム開発と、保有不動産の賃貸。
| 数量受託案件・賃貸物件の数(件、推定) | 価格1 件当たり年間売上(億円) | 売上 | 営業利益 | |
|---|---|---|---|---|
| 今 2026/03 | 50.0 | 0.10 | 5 | 0 |
| 10 年後 中立 | 50.0 | 0.13 | 7 | 0 |
取り方:売上 5 億円(構成比 3%)、利益はほぼゼロ。小さいので単純に置く。
リスクと懸念
AI エージェントが記帳・入力の代行を置き換える
アカウンティングは売上の約 26% で、利益の大きな部分を占める。記帳や仕訳はエージェントが直接こなせる。中立では数量を今の 0.65 倍と置いた。入力の中国委託先との関係も絡む。
会員制の伸びが営業人員の採用に縛られる
コンサルティングの伸びは営業人員の増員が支えてきた。採用が難しくなる、または離職が増えると、会員の増加が止まる。景気後退時は経営者の支出が真っ先に削られる。
生保の営業職員という顧客の細り
アカウンティングの顧客は生命保険会社の営業職員に偏る。職員数の減少や保険会社の方針変更で、需要が一度に縮む恐れがある。
経営相談そのものの無料化
AI エージェントが事業計画や補助金申請の書類づくりを引き受ければ、会員が払う料金の理由が薄れる。価格は物価に届かない 1.2 倍と置いた。
今後の分かれ目
- コンサルティングの会員数の伸びが営業人員の増員に見合わず鈍る
- 成長の源泉が弱まった印。数量を低く置き、やや悲観に近づく。
- 記帳代行の売上が、AI の導入後も前年を超えて伸びる
- 事務代行が置き換わらない証拠。数量を今に近づけ、やや楽観に近づく。
- 配当性向や自社株買いを大きく引き上げる発表が出る
- 積み上がる現金が株主に戻る道筋が見える。余った現金の戻り方を上げられる。
- AI エージェントを売り物にした事業の売上が金額で開示される
- 数量を今以上に置く根拠になり、楽観に近づく。
見ておくもの
- コンサルティングの会員数と営業人員数
- アカウンティングの売上と利用者数
- 配当性向と自社株買いの有無
- 27 年 3 月期の営業利益 42 億円が届くか
倍率と資本コストの決め方
倍率は今の株価や同業の倍率を見ずに、事業の ROE・k・g から式で置いた。k は 7.5% に quality −0.25% を足した 7.25%。g_long は会員制の混合型として 0.5%。セグメントの売上と利益は有報要約で確かめたが、数量と単価は推定。中期経営計画の目標数字は見つからなかった。リースの会計は新基準で 2028/03 期から BS に載るが、10 年後の数字は今と同じ形にそろえた。
資本コスト 7.2% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。