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弁護士ドットコム株式会社 6027

電子契約と法律メディアの二本柱で伸びる質の良い成長企業。ただし利益で測った 10 年の価値は今の値段の 4 割ほどで、割高

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,721 円620 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,980 円1,134 億円差 −45.4%
10 年後から見ると 割高 価値 2,721 円620 億円 · 差 −45.4% · 期待の年率 +1.4%
期待の年率リターン(10 年)+1.4%資本コスト比 −6.6 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

弁護士ドットコムは、電子契約「クラウドサイン」と、弁護士・税理士向けの法律メディアで稼ぐ会社だ。筆者の結論は、事業は良いが値段が先を走りすぎており、割高というものである。

事業の質は高い。契約書を電子で結ぶ習慣は、一度根づくと紙に戻らない。クラウドサインの年間の経常収益は 2 割ずつ伸び、売上の半分強を占める。メディアは登録弁護士が国内の 6 割に及び、判例データベースの買収で法律の専門データも手に入れた。

会社は 2027 年 3 月期に営業利益 30 億円を計画する。筆者もこの勢いは本物と見る。それでも、10 年先を数量と値段で積むと、純利益は 66 億円ほどにとどまる。今の 4 倍強ではあるが、倍率は 12 倍ほどで、時価総額は 800 億円台だ。

強気の筋書きでも、10 年後の時価総額は今の 2 倍強である。年 8% の資本コストで割り戻すと、今の値段には届かない。成長を買うには、値段が先を走りすぎている。

弱みは二つある。電子契約は低価格の競合が多く、値上げの余地が小さい。生成 AI が法律相談の入口を奪えば、メディアの集客が細る。創業者が議決権の過半を握るため、少数株主が買収で報われる道も狭い。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、まず問うのは「10 年後もこの会社は強いか」だ。電子契約は、使われるほど外しにくくなる。この点は買える事業だ。

次に、株主のものになる利益を見る。軽資産の事業で、設備投資はほとんど要らない。稼いだ利益のうち、買収と人材に回す分を除いても、残る利益は大きい。ROE は高く、借金もない。ここは評価できる。

経営の資本配分は、概ね合格だ。割安な買収を積み、のれんを増やしすぎてはいない。ただ、配当も自社株買いもほぼなく、株主への還元は先送りされている。創業者が議決権の過半を握り、少数株主が口を出せる余地は小さい。

最後に、安全域だ。今の時価総額は、直近の純利益の 70 倍を超える。会社の計画どおり進んでも、倍率は高い。10 年かけて利益が 4〜5 倍になって、ようやく普通の倍率に収まる。筆者は、良い会社を、将来の成功をすべて織り込んだ値段で買う形になると見る。

わからない部分も大きい。生成 AI が法律の仕事をどう変えるかは、10 年先を見通せない。確信が持てない事業には、安全域を厚くしたい。事業は褒められるが、値段は褒められない。

何で稼ぐ会社か

事業は大きく二つに分かれる。

ひとつはクラウドサインだ。契約書への署名・押印をネットで済ませる電子契約で、2026 年 3 月期の売上は 88 億円、全体の 5 割強を占める。企業は月額の基本料に加え、送信 1 件ごとに料金を払う。自治体への導入が多く、報道では自治体の約 7 割が使う(他社ブランドでの提供分を含む)。三井住友銀行グループとの連携で、大企業にも売り込んでいる。

もうひとつはメディアだ。弁護士ドットコムは、無料の法律相談サイトで集めた利用者を会員の弁護士に引き合わせ、月額料金を受け取る。登録弁護士は約 2.8 万人で国内の 6 割、有料会員は約 1.4 万人(2024 年 12 月)。月間の訪問者は 770 万人ほどだ。税理士ドットコム、企業法務の人材を結ぶビジネスロイヤーズ、判例データベース「判例秘書」を持つ LIC、事件記録ツールの弁護革命(吸収合併済み)が、この事業に入る。

もうひとつの芽が、法律に特化した AI「リーガルブレインエージェント」だ。判例や法律書のデータで学習させ、誤った答えをできるだけ減らしている。2026 年 3 月から 4 月の 1 か月で、年間の経常収益が 1.3 倍になった。

どちらの事業も月額課金が中心で、景気で急には落ちにくい。契約と法律で困った時に、まず開くサイトをつくる。会社の軸はそこにある。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、クラウドサインでは「相手が使っている」ことだ。契約書を受け取った側も、そのまま登録する。取引先が増えるほど、自社も外せなくなる。過去の契約書の保管もあり、乗り換えの手間は小さくない。弁護士が監修したブランドも、法務部の信頼につながる。

弱みは値段だ。比較記事では、GMO サインの送信料はクラウドサインの半額ほどで、無料の枠も大きい。ドキュサイン、freee サイン、アドビも市場を取り合う。堀は広いが、値上げを許すほど深くはない。筆者はここを一番気にしている。

メディアは、登録弁護士の多さが堀になる。弁護士が集客に使う場所として、他に代わりが少ない。LIC の判例データは、法律 AI の土台にもなる。ただし弁護士の総数は 4.5 万人ほどで頭打ちだ。

資本の効率は高い。ROE は 21% で、自己資本比率は 53%、純現金もある。借金に頼らず伸ばしてきた。一方で、2024 年 6 月に出した旧計画は未達だった。足元の営業利益率は 13.5% で、まだ高くない。2026 年 3 月期の利益には一過性の費用 1.6 億円も含まれる。

経営は創業者の元榮氏が率い、方針は速く決まる。買収は割安に積んでおり、LIC は営業利益 4 億円超を稼いで買値の回収が見えた。総じて、質は良いが、突出した堀とまでは言えない。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

電子契約の市場は、まだ広がる途中だ。矢野経済研究所の数字として、2025 年度に 400 億円ほど、年 20% 超の成長と伝えられる(調査元で数字に幅がある)。印紙税の削減と電子帳簿保存法を追い風に、中小企業にも広がった。

ただし、先頭は混戦だ。GMO サインは導入 350 万社を掲げ、料金は安い。ドキュサインは外資系で、大企業に強い。クラウドサインは日本の商習慣と法務の信頼で選ばれる。市場が伸びるぶん新規参入も増え、機能の差は縮む。

筆者は、電子契約は水道のような基盤になると見る。誰もが使うが、値段は上げにくい。稼げるのは、契約の保管・更新・審査といった上乗せの機能を売れる会社だ。

法律の分野は、もう一つの変化が起きている。2026 年 5 月に民事裁判の手続きの IT 化が始まり、事件記録のデジタル化が進む。判例データベースは、第一法規などの老舗が長く握ってきた領域で、LIC の判例秘書がそこに食い込む。契約書の審査 AI は、リーガルオンテクノロジーズなどが先を走る。

最大の不確実さは、生成 AI だ。一般の法律の質問に対話型の AI が答えるなら、無料の相談サイトに集まる人は減る。逆に、信頼できる判例データを持つ会社は、AI の質を上げる側に回れる。人口減少で国内の需要は増えにくいが、電子契約は紙からの置き換えで、数量は伸びる。弁護士・税理士の数は、ほぼ横ばいだ。

資本政策と M&A

資本の使い方は「成長と買収を先に」だ。配当はなく、会社は配当と自社株買いを「常に選択肢として検討」としながら、当面は投資を優先すると説明する。

買収は 2023 年 10 月の LIC から始まった。2024 年に弁護革命を取り込み、続いて日本リーガルネットワークを子会社にした。LIC は営業利益が 4 億円を超え、買値の回収が見えた。弁護革命は、民事裁判の IT 化で経常収益が 8 割伸びる見込みだ。買収の値段は割安で、実行力も確かである。

気になるのは、のれんの償却だ。2027 年 3 月期は、買収分の売上が 16 億円乗る一方、営業利益を約 2 億円押し下げる。買収が続くほど、利益の質は見えにくくなる。

株主構成は、創業者の元榮太一郎氏が 20% を持ち、共同保有者を含めると議決権の約 64% に及ぶ(2025 年 8 月の大量保有報告書)。経営は安定するが、少数株主が TOB で報われる確率は低い。純現金は 25 億円で、大きな買収は借入や増資も要る。会社は社外取締役も補強している。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

電子契約はまだ入口にいる。国内の契約書の多くは今も紙とハンコで、置き換えの余地が大きい。クラウドサインは新規の契約が過去最高で、経常収益は 20.5% 伸びた。営業利益率は毎年 3〜4 ポイント上がり、今期は約 5 ポイントの改善を見込む。成長と利益率の和は 40% を超える水準で、優良な SaaS の目安に届く。

強みは、売るものが増えることだ。契約の保管・更新・審査という上乗せ機能で、1 社あたりの売上が上がる。三井住友銀行グループとの連携で、大企業と金融機関の経路も開けた。

メディアは、登録弁護士が国内の 6 割で、集客の入口を握る。そこへ LIC の判例データ、弁護革命の事件記録、リーガルブレインエージェントが重なる。データを持つ会社が AI を作ると、誤りが少なく、他社は追いつけない。1 か月で経常収益が 1.3 倍になった勢いが、それを示す。

買収も上手だ。LIC は買収後に営業利益が 4 億円を超えた。弁護革命は買値が経常収益の 1.5 倍まで縮んだ。この水準で買収を重ねれば、利益は想像以上に伸びる。

10 年で純利益が 10 倍近くになるなら、倍率が 15 倍でも時価総額は今の 2 倍を超える。その成長が数年の問題でなく、10 年続くと見るのが強気の見方である。

慎重な見方

電子契約は、機能が横並びになる市場だ。GMO サインは送信料が半分ほどで、無料の枠も広い。契約書を送る側が安い会社を選べば、受け取る側もそちらに登録する。クラウドサインの堀は、価格差を埋めるほど深くない。上乗せ機能の値段も、競合がまとめて無料にすれば崩れる。

メディアの足元は、生成 AI だ。法律の一般的な質問は、対話型の AI が数秒で答える。無料の法律相談サイトに人が集まらなくなれば、弁護士が月額料金を払う理由が薄れる。弁護士の総数は 4.5 万人ほどで、増えない。登録の 6 割という数字は、取り尽くした市場の姿でもある。

計画の実績も慎重に見たい。2024 年 6 月に示した 2025 年 3 月期の計画は、売上も営業利益も届かなかった。足元の利益の伸びは、買収した事業の寄与が混じる。のれんの償却は重く、減損の危険もある。

そして値段だ。今の時価総額は、直近の純利益の 70 倍を超える。10 年後に純利益が 4 倍になっても、成熟した会社の倍率は 12 倍ほどに縮む。創業者が議決権の過半を持つため、割高でも TOB という出口は期待しにくい。

成長が続いても、それを織り込んだ値段より先に、資本コストが利益を食う。それが慎重な見方である。

どちらに重みを置いたか

強気の言う事業の質は、筆者も認める。クラウドサインの勢いは本物で、計画も直近は上回った。ただ、それが 10 年の数量と値段にどう乗るかを積むと、強気の筋書きでも今の値段に届かない。

慎重な見方がやや強いと判断した。電子契約の値上げ余地は小さく、AI が法律メディアの集客を変える危険は、10 年では現実的だ。確率は、中立に 3 割強、やや強気に 2 割、強気に 7% を置き、残りの 4 割をやや弱気と弱気に置いた。弱気の深さは、判例データと自治体の顧客基盤が支えるので、過度には深くしていない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 5,320 円1,211 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 378 円86 億円)。 今の値に割り戻すと 2,721 円620 億円、今との差 −45.4%、 期待の年率 +1.4%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 14,489 円3,299 億円 878 円200 億円 +208.6% +11.9% 1,076 円245 億円
やや楽観 20% 9,437 円2,149 億円 615 円140 億円 +101.8% +7.3% 2,010 円458 億円
中立 33% 6,254 円1,424 億円 439 円100 億円 +34.4% +3.0% 2,209 円503 億円
やや悲観 26% 1,255 円286 億円 176 円40 億円 −71.3% −11.7% 372 円85 億円
悲観 14% 198 円45 億円 22 円5 億円 −95.6% −26.8% 31 円7 億円
加重平均100% 5,320 円1,211 億円378 円86 億円 +14.4% +1.4% 5,698 円1,297 億円

今の株価時価総額 4,980 円1,134 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 電子契約が日本の標準になり、法律 AI も育つ 10 年 利益 150 億円 · PER 21.4 倍 · 株価時価総額 14,489 円3,299 億円

電子契約は大企業・官公庁まで標準になり、有料企業は 20 万社に迫る。契約の保管・更新・審査までをまとめて売る形に変わり、1 社あたりの売上は物価を超えて上がる。判例データと自社の AI を組み合わせた法律 AI が、弁護士・企業の法務部の有料の道具として定着する。

メディアは弁護士の登録から、企業法務・士業全般へ顧客の幅を広げる。買収は割安な値段で続き、のれんの重さも利益で吸収できる。営業利益率はクラウドサインが 35% まで上がる。

10 年後の純利益は 150 億円ほど。創業者の資本政策も、配当と自社株買いで株主に利益を返す形に変わっている。会社の言う「リーガルテックの統合基盤」がほぼ描いたとおりに実現した姿だ。

  • クラウドサイン事業:数量 20.0(有料契約企業数(万社・推定))× 価格 25(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 508 億円・営業利益 178 億円。有料 20 万社×1 社あたり年 25.4 万円。契約管理・AI 機能で単価が物価を上回る
  • メディア事業:数量 3.6(有料契約数(弁護士・税理士・法務・判例 DB など、万件・推定))× 価格 56(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 203 億円・営業利益 61 億円。有料 3.6 万件×年 56.5 万円。法律 AI が加わり単価が上がる

倍率:事業の純利益 150 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 47.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 27.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 21.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 21.4 倍。全体の PER 21.37 倍、時価総額 3,197 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電子契約の普及・契約管理への単価上げ・法律 AI の収益化・買収の成功が同時に当たる筋書き。どれも実績が出始めているが、全部が 10 年続く確度は高くないので 7% に置いた。

やや楽観 20% クラウドサインが伸び続け、メディアも買収で厚くなる 10 年 利益 99 億円 · PER 20.9 倍 · 株価時価総額 9,437 円2,149 億円

クラウドサインの有料企業は 15 万社を超え、契約管理の追加機能で 1 社あたりの売上が物価を少し上回って伸びる。送信件数の増加と大企業向けの大型契約が、成長率を 10% 台に保つ。営業利益率は毎年 2〜3 ポイントずつ上がり、31% に届く。

メディアは買収した判例データベースと事件記録ツールの顧客が上乗せされ、法律 AI の収入も加わる。弁護士の総数は伸びないが、登録弁護士のシェアを高めて有料会員を増やす。

純利益は 100 億円近くになる。会社の計画は概ね達成され、買収の効果も出る。ただし、電子契約の値段は競合に縛られ、値上げは物価の範囲にとどまる。強気だが、会社の描く絵の八掛けほどの姿だ。

  • クラウドサイン事業:数量 15.5(有料契約企業数(万社・推定))× 価格 25(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 380 億円・営業利益 120 億円。有料 15.5 万社×年 24.5 万円。単価は物価をやや上回る
  • メディア事業:数量 3.2(有料契約数(弁護士・税理士・法務・判例 DB など、万件・推定))× 価格 52(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 165 億円・営業利益 45 億円。有料 3.2 万件×年 51.6 万円

倍率:事業の純利益 99 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 40.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 24.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.9 倍。全体の PER 20.86 倍、時価総額 2,059 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:会社の 2027 年 3 月期の計画(営業利益 30 億円)どおりに伸び、その後も年 10% 台の成長が続く筋書き。直近の実績(経常収益 2 割増・過去最高益)が裏付けるが、旧計画(2025 年 3 月期)は未達だったので 2 割に留めた。

中立 33% 電子契約は伸びるが値上げは物価並み、メディアは横ばいに近い 10 年 利益 66 億円 · PER 20.3 倍 · 株価時価総額 6,254 円1,424 億円

電子契約は有料企業が 12 万社まで増えるが、競合も同じ市場を取り合うため、値段は物価並みにしか上がらない。契約管理や AI の追加機能が単価を押し上げる効果は、競合の値下げと相殺される。クラウドサインの営業利益率は 28% に上がる。

メディアは弁護士の数が頭打ちのため、買収で積んだ分を除くと伸びは緩やかだ。判例データベースの契約と事件記録ツールが、下支えになる。

純利益は 66 億円ほどで、今の 4 倍強。稼ぎは増えるが、会社の描く高成長が 10 年続くわけではない。創業者が議決権の過半を持つ体制は続き、配当は小さく、自社株買いと買収が主な資金の使い道になる。

  • クラウドサイン事業:数量 12.0(有料契約企業数(万社・推定))× 価格 23(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 282 億円・営業利益 79 億円。有料 12 万社×年 23.5 万円(物価並みの 1.34 倍)
  • メディア事業:数量 2.9(有料契約数(弁護士・税理士・法務・判例 DB など、万件・推定))× 価格 50(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 146 億円・営業利益 37 億円。有料 2.9 万件×年 50.5 万円(物価並み)。買収分を含む

倍率:事業の純利益 66 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 34.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 21.1%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.3 倍。全体の PER 20.25 倍、時価総額 1,343 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:電子契約は伸びるが競合との値付けで値上げは物価並み、メディアは弁護士数の頭打ちで緩やかな伸びという、最も重みを置く筋書き。

やや悲観 26% 低価格の競合と AI に挟まれ、利益率が伸び悩む 10 年 利益 27 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 1,255 円286 億円

電子契約は GMO サインなどの低価格品と、無料枠の拡大に押される。有料企業は 8 万社台にとどまり、1 社あたりの売上は物価の半分ほどしか上がらない。営業利益率は 22% で足踏みする。

メディアでは、生成 AI が法律の一般的な質問に答えるようになり、相談サイトの訪問が細る。弁護士が集客に払う月額料金も伸びず、買収した事業ののれんの償却だけが残る。

純利益は 27 億円ほどで、今の 2 倍にも届かない。会社は事業を続け、黒字も保つが、「成長する優良企業」の位置からは外れる。資本コストをわずかに上回る程度の稼ぎで、倍率も縮む。

  • クラウドサイン事業:数量 8.5(有料契約企業数(万社・推定))× 価格 20(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 171 億円・営業利益 38 億円。有料 8.5 万社×年 20.1 万円。値下げ競争で単価は物価の半分しか上がらない
  • メディア事業:数量 2.2(有料契約数(弁護士・税理士・法務・判例 DB など、万件・推定))× 価格 45(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 99 億円・営業利益 18 億円。有料 2.2 万件×年 45.2 万円。AI で集客が細る

倍率:ROE 10.2% で資本コスト 8% をわずかに上回るだけ。RONIC = 8.25% + 1/2 ×(10.2% − 8.25%)= 9.2%、g を 3.5% に落としても正当化 PER は 13 倍ほど。構造的に負けつつある筋書きなので、この上限の 7 割まで引き上げず 8.5 倍に置いた(稼ぐ力を k で割った額の 7 割弱)。

確率:電子契約の低価格競争が続き、生成 AI が法律相談の入口を一部奪う筋書き。無料プランの拡大と AI の進歩の速さを見ると、中立の次に起こりやすいと見て 26% に置いた。

悲観 14% 法律相談を AI に奪われ、電子契約も値崩れする 10 年 利益 2 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 198 円45 億円

電子契約は機能の差がなくなり、価格競争が構造的に続く。有料企業は 6 万社で止まり、1 社あたりの売上は今より下がる。自治体の大型案件も、入札で値が崩れる。

メディアでは、法律相談の入口が AI の対話サービスに移る。弁護士は集客のために月額料金を払う理由を失い、有料会員が減る。判例データベースも、公開データと生成 AI で価値が薄れる。

買収で積んだのれんは大きく減損し、営業利益はほぼゼロになる。会社は事業を続けるが、成長企業の面影はなく、手元の現金と売れる資産が価値の下支えになるだけだ。創業者の支配が強いため、事業の売却や再編も進みにくい。

  • クラウドサイン事業:数量 6.0(有料契約企業数(万社・推定))× 価格 17(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 100 億円・営業利益 12 億円。有料 6 万社×年 16.6 万円。名目でも単価が下がる
  • メディア事業:数量 1.3(有料契約数(弁護士・税理士・法務・判例 DB など、万件・推定))× 価格 38(1 件あたり年間売上(万円))→ 売上 49 億円・営業利益 2 億円。有料 1.3 万件×年 37.6 万円。弁護士が広告を絞る

倍率:稼ぐ力は純利益 2 億円弱でほぼゼロ。床は純現金と売れる資産の税引き後(下の floor_assets_oku)で測り、今の自己資本 71 億円に PBR 0.63 倍を掛けた。ためた利益には掛けない。

確率:法律相談の入口が AI に移り、弁護士が広告費を絞る一方、電子契約も値崩れして成長が止まる構造的な負け筋。起これば深いが、会社には判例データと自治体の顧客基盤があるので 14% に抑えた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

クラウドサイン事業

電子契約サービス。基本料と送信 1 件ごとの料金で稼ぐ。SMBC クラウドサインなど他社ブランドでの提供を含む。

数量有料契約企業数(万社・推定)価格1 社あたり年間売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 5.0 18 88 13
10 年後 中立 12.0 23 282 79

取り方:売上 87.6 億円(開示)を、有料の契約企業 5.0 万社(推定)で割った 1 社あたり年 17.5 万円で置いた。有料企業数は開示が見つからず、全社の経常収益 20% 増と平均単価の動きから逆算した推定。営業利益は開示が無く、毎年 3〜4 ポイント改善という会社の説明と全社の 22.0 億円から 12.5 億円(14%)と推定。 数量は実物(有料契約企業数)で、名目の市場の伸びからは置いていない。

メディア事業

弁護士ドットコム・税理士ドットコム・ビジネスロイヤーズ・判例データベース(LIC)・日本リーガルネットワークなど、法律・士業向けの月額課金。

数量有料契約数(弁護士・税理士・法務・判例 DB など、万件・推定)価格1 件あたり年間売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 2.0 38 75 20
10 年後 中立 2.9 50 146 37

取り方:売上 75.3 億円(全社 162.9 億円からクラウドサインを引いた値)を、有料契約 2.0 万件(有料の登録弁護士約 1.4 万人に税理士・企業法務・判例 DB の契約を足した推定)で割った 1 件あたり年 37.7 万円で置いた。営業利益は開示が無く、26% と推定(全社費用 −10 億円を別に置いて合計 22.0 億円)。

リスクと懸念

電子契約の価格競争

GMO サインは送信料が半分ほどで、無料の枠も広い。ドキュサイン、freee サイン、アドビも市場を取り合う。値下げが続くと、有料企業が増えても 1 社あたりの売上が伸びず、クラウドサインの成長が数量だけになる。

生成 AI による法律相談の代替

一般の法律の質問に対話型の AI が答えるようになれば、無料の相談サイトの訪問が減る。弁護士が集客に払う月額料金の根拠が弱まり、メディアの売上と有料会員が細る。判例データを持つ強みで防げるかが分かれ目である。

買収ののれんと一過性の費用

LIC・日本リーガルネットワークなどの買収で、のれんの償却が営業利益を約 2 億円押し下げる。買収した事業が計画を下回れば、減損が出る。2026 年 3 月期は、買収とセキュリティ診断の費用 1.6 億円も一度に出た。

旧計画の未達と成長の持続

2024 年 6 月に示した 2025 年 3 月期の計画(売上 147 億円・営業利益 17 億円)は届かず、下方修正した。2027 年 3 月期の営業利益 30 億円も、買収の寄与が約 16 億円の売上を支える。計画の達成実績に、割り引いて見る必要がある。

創業者支配と少数株主

創業者の元榮氏と共同保有者が議決権の約 64% を持つ。経営の安定は長所だが、資本政策や大型買収で少数株主の声は通りにくい。配当・自社株買いも未定で、TOB で報われる確率も低い。

弁護士の数の頭打ち

弁護士は 4.5 万人ほどで、増えない。登録は国内の 6 割に達し、有料会員を増やす余地は小さい。単価を上げ、税理士・企業法務へ広げる前提が外れると、メディアの伸びは買収分を除いてほぼ止まる。

金利と時価総額の高さ

時価総額は直近の純利益の 70 倍を超える。金利が上がり、成長株への期待が下がる局面では、事業が計画どおりでも株価は大きく下がりうる。筆者の本質価値は、この倍率の縮みを織り込んでいる。

今後の分かれ目

クラウドサインの有料企業の平均単価が物価を超えて上がる
上乗せ機能が値決め力を生んでいる証拠で、やや強気・強気の筋書きに近づく。
GMO サインなどの値下げで、クラウドサインも送信料を下げる
電子契約の価格競争が本格化したことになり、やや弱気の筋書きに近づく。
リーガルブレインエージェントの有料契約が増え、メディアの売上に占める割合が高まる
AI が脅威でなく収益源になった確認で、メディアの単価と利益率が上がる方向に働く。
法律相談サイトの訪問数と有料の弁護士会員が、生成 AI の普及後に減り始める
メディアの集客が AI に奪われる流れで、弱気の筋書きに近づく。
買収した事業の利益が計画を下回り、減損が出る
買収の割安さという前提が崩れ、利益の質が下がる。資本配分への評価も下がる。
配当または自社株買いを本格的に始める
資本の使い道が成熟へ移った合図で、還元が増える分、価値の上方に効く。

見ておくもの

  • クラウドサインの経常収益の伸び率と、有料企業 1 社あたりの売上の動き
  • 営業利益率の改善(2027 年 3 月期に 14.6% の計画)と、のれん償却を除いた利益
  • 法律相談サイトの訪問数・有料の弁護士会員数と、リーガルブレインエージェントの経常収益
  • 電子契約の競合(GMO サイン・ドキュサイン・freee サイン)の料金改定
  • 創業者と共同保有者の持株比率、配当・自社株買いの方針

倍率と資本コストの決め方

セグメントごとに有料契約数と 1 件あたりの売上で 10 年を積み、その時点の ROE・成長・資本コストから倍率を決めた。資本コストは基本 7.5% に quality +0.75% を足した 8.25%。中立の倍率は式の上限(g 4.0%・RONIC は k に ROE の超過分の半分を足したもの)の 7.5 割に置き、やや強気は 8 割、強気は 8.5 割。やや弱気は ROE が資本コスト付近なので上限の 7 割より低い 8.5 倍に、弱気は純現金と売れる資産で床を置いた。今の PER・PBR・過去の倍率は使っていない。電子契約市場 400 億円・クラウドサインのシェア 2 割強・有料企業数は二次情報や推定で、不確かさは確率に反映した。セグメントの営業利益も推定。リース(オフィス賃借)は軽微と見て、新リース会計基準の影響は 10 年後の数字に入れていない。結論を今の株価に寄せてはいない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 15.6→21.37 倍・やや楽観 PER 13.9→20.86 倍・中立 PER 12.3→20.25 倍)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(サービス業)の AI 分析

割安 ABホテル6565 利益率4割のローコスト・ビジネスホテル。親会社が過半を握るが、稼ぎに比べて今の値段は安い 本質価値との差 +160.0% · 10 年 割安(年 +18.1%) 割安 共栄セキュリティーサービス7058 人の警備を買い集める地味な会社だが、時価総額の半分に当たる金地金を抱え、値段は稼ぐ力に比べて安い 本質価値との差 +108.0% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グリーンズ6547 コンフォートを全国に広げるホテル運営会社。利益は戻ったが、固定の家賃が景気の谷で刃になる 本質価値との差 +106.8% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 ヴィス5071 オフィスの設計・施工で堅く稼ぎ、純現金が時価総額の半分超。事業の質に比べて値段は安く、10年の価値は今を上回る 本質価値との差 +104.9% · 10 年 割安(年 +14.9%) 割安 協和コンサルタンツ9647 防衛と強靱化で利益率が 4% から 11% に上がった建設コンサル。時価総額の 8 割近い純現金があり、10 年の価値は今を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +93.0% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 エフビー介護サービス9220 福祉用具の貸与と地域密着のグループホームで稼ぐ。借金が減り、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +92.3% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 アメイズ6076 郊外の安い宿を重ねる広がり方から、土地と建物を自分で持つ型へ。物価が上がるほど自社保有は有利だが、借入と償却が重くなる。利益は伸びる見通しで、今の値段は割安に出る 本質価値との差 +82.6% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 東祥8920 ホテルの利益率 4 割が稼ぎの柱。ただし利益の半分近くは少数株主に流れ、支配株主の色も濃い 本質価値との差 +74.6% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 スプリックス7030 個別指導『森塾』が利益の柱で、純現金も厚い。少子化とAI家庭教師の逆風を差し引いても、価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +67.2% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 チャーム・ケア・コーポレーション6062 関西と首都圏で介護付き有料老人ホームを運営。高齢化で入居者は増えるが、固定家賃と人手不足が重く、10年の本質価値は今の値段を3割ほど上回り割安 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 株式会社ストライクグループ6196 人を増やして利益率を犠牲にした仲介会社。件数は伸びるが、今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 エラン6099 病院に入院セットを貸す国内最大手。契約は積み上がるが粗利率は下り坂で、10 年の本質価値は今の値段を 18% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +59.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 日本M&Aセンターホールディングス2127 仲介の王者は利益率の高さが魅力だが、件数の伸びを欠く今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +58.8% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ユニバーサル園芸社6061 オフィスや店に観葉植物を貸し、通って世話をする月額課金の会社。現金が時価総額の2割あるが、M&Aを急ぎ、株主への還元は薄い 本質価値との差 +55.3% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 セレスポ9625 皇室の行事と大きな大会を支えるイベントの請負。稼ぐ力は並だが、手元の現金が時価総額を上回り、値段は低い 本質価値との差 +55.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 SBIグローバルアセットマネジメント4765 SBI グループの運用会社が保険会社を吸収する。合併後の株数で置いても、10 年の本質価値は今の時価総額を上回り、割安 本質価値との差 +55.1% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 M&Aキャピタルパートナーズ6080 高単価の大型案件に絞る仲介会社。稼ぐ力は本物だが、利益は景気と人に縛られ、厚い現金も株主に届きにくい 本質価値との差 +54.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 伊豆シャボテンリゾート6819 温泉に浸かるカピバラで知られる伊豆の動物公園。小さいが利益率 2 割を稼ぐ体験型の観光で、値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +53.4% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ラックランド9612 店舗づくりの老舗が 2025 年に利益を急回復。現金は厚いが、利益の山は続かず、今の値段はやや割安 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 CSSホールディングス2304 ホテルの洗い場を一手に請け負う会社。人手不足が仕事を運ぶが、稼ぐのは人を集める力。今の値段は割安 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 株式会社新日本科学2395 サルを使う安全性試験で国内最大手。借金と米国の新薬投資が重いが、10 年の本質価値は今の値段を 19% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +52.7% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 京進4735 学習塾から介護・保育へ軸足を移す途上の京進。借金が重く利益の幅は薄いが、保育・介護の積み上がりと塾の改善が数字に出始めた 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 E・Jホールディングス2153 防災・環境に強い建設コンサル。実質の現金が厚く稼ぎの割に安いが、現金は半分だけ数えた 本質価値との差 +48.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ツカダ・グローバルホールディング2418 結婚式の縮みをホテルの拡大で補う途上。借金が重く資本効率は資本コストに届かないが、10年の価値は今の値段の近く 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 株式会社IBJ6071 婚活の「場」を握る連盟で、成婚を伸ばして利益も積み上がる。10 年で測ると、今の時価総額にはまだ余白がある 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ワシントンホテル4691 コロナの傷から立ち直り、稼ぐ力は本物に戻った。ただ家賃と金利という固定の重さを、今の値段はやや軽く見ている 本質価値との差 +43.5% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 オイシックス・ラ・大地株式会社3182 食材宅配と給食受託の薄利な二本柱。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 三協フロンテア株式会社9639 仮設ユニットハウスの国内最大手。堅い財務と値上げの力はあるが、建設需要に結びつく限り成長は物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エンバイオ・ホールディングス6092 土壌汚染の対策と、汚れた土地の再生、太陽光の発電を併せ持つ。不動産の山を割り引いても、今の値段にはわずかな安全域がある 本質価値との差 +39.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ハリマビステム9780 人手不足の追い風で利益率は過去最高。ただ人の手に頼る事業で、伸びは物価をわずかに超える程度 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 テイクアンドギヴ・ニーズ4331 婚礼の最大手がホテルへ大型投資中。今の株価は重みづけた価値に近い 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 楽天グループ株式会社4755 EC・フィンテックは稼ぐが、モバイルの投資回収と赤字続きの財務が分かれ目。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 9% ほど上回る程度で、適正 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ブラス2424 出店で組数を増やす途上。投資が先行して利益は細り、10 年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 株式会社クオンツ総研ホールディングス9552 仲介は復調、コンサルは賭け。10年の価値は今の時価総額をわずかに下回る適正圏 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アソインターナショナル9340 矯正装置の技工所の草分け。ROE 16% と純現金は魅力だが、デジタル化で単価が下がり、10 年の価値は今の値段の前後 本質価値との差 +36.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 株式会社ワールドホールディングス2429 売上の大半は現場の体が要る派遣と不動産で、AI エージェントの影響は事務部分に限られる。借入の重さを考えると、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 日本空調サービス株式会社4658 保守の安定収入に独立系の特殊施設への強みを持つが、成長の天井は技術者の数。10年後の価値は今を1割ほど上回りやや割安だが、悲観の下げが深い 本質価値との差 +34.7% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 KeePer技研株式会社6036 車のコーティング専門店の拡大で稼ぐ力は高いが、会社計画の6〜7割で見ると利益で測った価値は今の時価総額の周り。割安とも割高とも言えない 本質価値との差 +33.2% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 白洋舍9731 クリーニングは縮み、ホテル向けのリネンが支える。利益の質は並みだが、貸しビルなどの含みが値段を支え、筆者は適正の上寄りと見る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ビケンテクノ9791 大阪発のビル清掃と管理の中堅。人手不足を値上げに変える力はあるが、利益をためて配らない資本の使い方が価値を削る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 DNホールディングス株式会社7377 橋と河川の設計で食う建設コンサル。不祥事と設計の誤りで利益が落ちたが、公共需要は堅く、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 ヒビノ2469 ドーム公演の映像・音響で稼ぐが、万博の追い風が消える。純有利子負債 109 億円と、買収で膨らむ借入が重い 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 オリエンタルコンサルタンツホールディングス2498 海外ODAの建設コンサルで首位。成長は続くが利益率は薄く、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ANYCOLOR株式会社5032 VTuber「にじさんじ」の運営で、稼ぐ力は高いが人気と配信の場に依存する。10 年の利益で測った本質価値は今の値段をやや下回る程度で、適正とみる 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ケアサービス2425 現金は時価総額の6割あり、エンゼルケアの高採算が利益の源。介護の本業が立て直せれば割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 KNT-CTホールディングス株式会社9726 旅行代理店の利益は薄く、優先株を返した後の普通株の稼ぎで測ると、今の値段は少し先を見すぎている。やや割高 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 サン・ライフホールディング7040 神奈川の互助会と葬儀の会社。死亡数の山に向けて稼ぎは伸びるが、厚い現金は会員の掛金の裏付けで、株主のものではない 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 リゾートトラスト株式会社4681 会員制の堀と医療への広がりは本物だが、利益で測る本質価値は今の時価総額を下回る。成長の多くが開業時の一括計上と新規ホテルへの投資に頼る点を割り引くと、割高寄り 本質価値との差 +24.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社ナガセ9733 東進の強さと少子化・AI の逆風が釣り合う。金の信託の含み益を足して、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ニシオホールディングス株式会社9699 建機レンタル大手の一角。機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かないが、今の値段は中立の 10 年の価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社ステップ9795 神奈川の公立トップ校受験で地域一番の塾。厚い現金も入れた本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合い、適正圏 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ユーピーアール7065 国が後押しするレンタルパレットの 2 番手。償却と人件費の上昇で利益は細いが、業界の伸びとパレットの資産を考えると割安 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社ユー・エス・エス4732 中古車オークション首位、無借金で総還元率 100% 超とシェア 50% 戦略を両立。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の値段を 6%ほど上回る程度で適正 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 エヌ・シー・エヌ7057 法改正の追い風は本物だが、会社予想の利益倍増は割り引く。現金の大半は自分のものではない 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ジェイエスエス6074 子ども向けスイミングスクールの堅実な運営会社。会費改定で利益は戻るが、少子化と指導者不足が数量を削る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 要興業6566 東京23区の事業ごみを握る堅実な地場企業。現金は厚いが、還元が低く、本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シーティーエス4345 建設現場のICTレンタルで利益率26%。成長は続くが、10 年の価値は今の値段をやや上回る水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ダイセキ9793 廃液処理の国内最大手。取引工場を毎年増やして稼ぐ堅い会社だが、10 年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、安全域は薄い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 トスネット4754 仙台発の交通誘導警備の会社。現金は時価総額の7割あるが、本業の取り分が細り値段はほぼ適正 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社フルキャストホールディングス4848 短期バイトは体が要る現場仕事で、AI エージェントの影響は限られる。利益率の薄まりとアプリ勢の競争を織り込むと、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エムアップホールディングス3661 アーティストのファンクラブ運営で伸びる軽資産の会社。ただ取り分は大型案件に握られる。10 年の本質価値は今の時価総額と近く、適正 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社プラスアルファ・コンサルティング4071 人事 SaaS の稼ぐ力は高いが、大手と生成 AI の圧力が重い。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 1 割弱下回る、適正圏 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 船場6540 受注残は厚く、現金も余るが、案件ごとの競争で利益率は 5% 台。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社トーカイ9729 介護・病院・調剤の裏方を束ねた高齢社会のインフラ。公定価格の天井で伸びは物価並みだが、現金と還元を足すと今の値段はやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日建工学9767 海岸や川の護岸ブロックと、その型枠を貸す日建工学。時価総額の8割が現金で、事業の稼ぎは公共工事の波に乗る。値段は安いが利益は読みにくい 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 株式会社カーブスホールディングス7085 女性専用の 30 分ジムで会員が増え続ける質の高い会社。ただ 10 年の利益で測ると今の時価総額は織り込み済みで、安全域は薄い 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ6090 代謝物の受託解析で国内の草分け。稼ぐ力は戻ったが、研究の予算と装置の進歩に振られる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ナック9788 宅配水とダスキンの清掃で稼ぐ定期サービス会社に、住宅関連の波が乗る。営業利益率は 4〜6% の帯から出ない。利益で測ると今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 セントラル警備保障9740 警備の契約収入と厚い現金は強みだが、人件費と ROE が重い。今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 Aoba-BBT2464 インターナショナルスクールが稼ぎ、社会人教育はAIに押される。現金は厚く見えるが半分は授業料の前受け。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社ウエスコホールディングス6091 防災設計の建設コンサルに、時価総額の8割に迫る純現金が付いた会社。現金が下値を支えるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ウェルネット2428 コンビニ決済の老舗で現金は厚いが、その大半は顧客の預り金。件数は減る側にあり、10年の価値は今の値段並み 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 明豊ファシリティワークス1717 公共 CM と無借金の財務で増配が続くが、工数請求が AI で削られる。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ティア2485 名古屋で斎場の3割を握る葬儀会社。出店と買収で伸びるが、借金と件数の失速が重く、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 フルハシEPO9221 廃木材をチップに変える中部の再資源化会社。許認可が堀で、新設の遅れと借入が焦点 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ポピンズ7358 保育所と在宅の子育て支援で伸びる。現金も厚いが、少子化の中で公費頼みの利益率は先走る。やや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 幼児活動研究会2152 園児の体を動かす先生を派遣する高収益の会社。AI には代替されにくいが、少子化と戻らない現金で、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 土木管理総合試験所6171 維持管理の堅い需要と現金を持つ試験・調査の会社。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 燦ホールディングス9628 国内最大の上場葬儀会社。死亡者数の追い風は確かだが、買収で厚くした資本の稼ぎが資本コストに届かない。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 翻訳センター2483 特許・医薬の翻訳で国内首位級だが、生成AIが人手の翻訳量を削る。厚い現金と全額還元が下を支える 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 成学社2179 大阪地盤の個別指導塾フリーステップ。利益は過去最高だが、少子化とAIの家庭教師が生徒の数と単価を細らせる。今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社イチネンホールディングス9619 中小口リースが稼ぎの柱の多角化企業。周辺は薄利で、10 年の価値は今の値段と同じくらい 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 川崎地質4673 地質調査の老舗。防衛の大型案件で利益が膨らんだが一過性が濃く、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フルテック6546 北海道・東北で首位の独立系自動ドア会社。保守の積み上げは堅いが、全社の費用が重く利益率は 3〜5%。価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ALSOK株式会社2331 警備の二番手は利益が上向き。稼ぎの質はセコムに劣り、10年の本質価値は今の値段を 9% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 学究社9769 都立中・都立高受験の強いブランドで営業利益率22%を稼ぐが、少子化と私立無償化が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社JPホールディングス2749 保育と学童を国の公定価格が支える堅い事業。ただ少子化で伸びは乏しく、純現金を足しても本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 早稲田アカデミー4718 首都圏の中学受験で伸びる堅い塾。ただ値段は先の成長までほぼ織り込まれ、10年の価値は今の時価総額を2割強下回る 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社Finatextホールディングス4419 証券の基幹システムをクラウドで貸す成長株。利益で測った 10 年の価値は、今の値段に届かない見立てで、やや割高 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ライク2462 保育・人材・介護を束ねる創業家支配の会社。公的な単価に縛られ、利益は伸びても資本コストを少し超える程度 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 市進ホールディングス4645 千葉の老舗の集団塾に介護を足した学研の子会社。少子化と AI で塾の生徒が細り、借金と家賃の重さが残る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本郵政6178 利益のほぼ全部が金融2社の持分。式どおりの倍率で見ると、10年の価値は今の時価総額を1割弱下回る適正圏だが、安全域は薄い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 パシフィックネット3021 法人向けパソコンの月額レンタルと使用済み機器の処理で伸びるが、直近の利益は入れ替えの山にあり、借入も重い 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シダー2435 需要は確か、利益は薄く、借入は重い。それでも 10年後の価値は、今の値段を 2 割近く上回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アドバンテッジリスクマネジメント8769 ストレスチェックと団体の所得補償保険の先駆者。法の追い風はあるが、人が担う相談と研修はAIに置き換わりやすく、やや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社プレステージ・インターナショナル4290 手配と窓口の事務は AI エージェントに削られるが、協力会社の網と家賃保証の記録が堀。10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 株式会社コシダカホールディングス2157 まねきねこは国内首位で稼ぐ力は確かだが、利益率が下がり始めた今、10 年先の価値は今の時価総額に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東洋テック9686 警備とビル管理で稼ぐ堅実な会社だが、利益率は 3% 台と薄い。万博の特需を除くと稼ぐ力は小さく、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 いちご2337 稼ぎの 3 割近くは物件の売却益。金利の上昇で利益の土台が削られ、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社LITALICO7366 成長力は本物だが、売上の大半を国が決める値段に乗る。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社エス・エム・エス2175 看護・介護の人材紹介と介護 SaaS(カイポケ)が柱。海外の巨額減損と大株主の圧力を抱え、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り割高 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 丹青社9743 万博の山を越えて利益率が6%台に落ち着き、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、資本コスト8.75%で測った10年の本質価値は今の値段を25%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ロイヤルホテル9713 リーガロイヤルホテルの運営会社。建物を売って身軽になったが、固定家賃と優先株が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社ミダックホールディングス6564 営業利益率 4 割の産廃処分会社。許可という堀は本物だが、資本が厚くなる 10 年を割り引くと今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.6% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 株式会社ディー・エヌ・エー2432 ポケポケ頼みの稼ぎは細り、残るのはゲーム・配信・球団の積み上げ。利益で測った 10 年の価値は今の値段を 14% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 いであ9768 環境調査と河川設計の堅い会社。利益率は過去最高圏で、10 年の価値は今の値段の周りに収まる 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社ビー・エム・エル4694 病院から検体を預かる国内大手の検査会社。手元現金は厚いが稼ぐ力は細く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エムスリー株式会社2413 国内医師 9 割を会員化した独占的プラットフォームだが、製薬マーケ予算の反動と会員数の飽和で、10 年の本質価値は今の値段を 25% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社イオンファンタジー4343 国内の小型店と値上げで稼ぎは伸びるが、利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。借金が重く、割高 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 応用地質株式会社9755 地質調査の国内最大手。現場の体の守りは堅いが、利益率は低く、AI エージェントが解析の工数を減らす。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社GENDA9166 買収で売上を 4 倍にした店舗網は本物だが、借金とのれんが重く資本の稼ぎも落ちた。10 年の本質価値は今の値段を下回り、やや割高と見る 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 株式会社サイバーエージェント4751 稼ぎの柱はゲームで、ネット広告代理はAIエージェントに置き換えられて縮み、ABEMAは黒字化したばかり。今の利益は山に近く、資本コスト8.75%で測ると本質価値は今の値段を50%ほど下回り、割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ジャパンマテリアル株式会社6055 半導体工場のガス・超純水の施工と運転を請け負う優良企業。ただし 10 年の利益で測ると、今の値段は約 41% 割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 SOLIZE Holdings5871 自動車の開発に技術者を出し、3Dプリンタで部品を造る会社。人月の仕事がAIエージェントに削られる先を見て割高 本質価値との差 −15.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本管財ホールディングス株式会社9347 公共施設の包括管理に強い堅実なビル管理会社。ただ利益率は 6% 弱と薄く、厚い現金も株主に戻る保証がない。10 年の稼ぎで測ると、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社ラウンドワン4680 国内の好調と米国の出店で稼ぎは伸びるが、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に届かない。割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ライドオンエクスプレスホールディングス6082 「銀のさら」の名前は残るが、宅配アプリに専業の強みを削られる。手元の現金を足しても、今の値段は少し高い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 タカミヤ2445 足場の賃貸は回復したが、償却費と借金が重く、利払いも増える。10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 乃村工藝社9716 空間づくりの最大手で財務は堅いが、利益率は万博を含む過去最良の水準にあり、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、10年の本質価値は今の値段を34%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 東京都競馬株式会社9672 大井競馬場の大家で稼ぎは安定するが、1,600 億円の再整備が利益を食う。10 年後の価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社エイチ・アイ・エス9603 旅行は薄利で借金は重い。稼ぎの回復を織り込んでも、10 年の利益で測った価値は今の時価総額を下回る。割高寄り 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ダイサン4750 住宅の足場で名の通った老舗だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でもやや高い 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ファルコホールディングス4671 京都の臨床検査と調剤薬局。厚い現金を配当で戻すが、公定価格に縛られて利益は伸びない 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 城南進学研究社4720 個別指導の塾と保育園を営む小さな会社。黒字化は始まったが、10 年先を見ても今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 NJS2325 上下水道の設計で国内首位級。守りは堅いが現金の戻りが遅く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 グローバルキッズCOMPANY6189 首都圏の保育所運営で再建が進むが、少子化と薄い利益率が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社オンザページ9160 旧ノバレーゼと旧エスクリが合併した国内最大級の婚礼会社。婚姻が縮む市場で借入が重く無配、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 エプコ2311 住宅会社の裏方は堅実だが、設計の柱が着工減とAIで細る。再エネ工事の伸びで埋めきれず、今の値段は高い 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 明光ネットワークジャパン4668 個別指導塾「明光義塾」の本部。現金は厚いが、人手と家賃で稼ぐ事業は人件費に削られ、10 年で見ると今の値段には届かない。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社建設技術研究所9621 河川で首位の建設コンサル。許認可と公共予算が守るが、AI エージェントの工数削減が値段に響く。10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 株式会社オオバ9765 民間の街づくりに強い建設コンサル。利益率は過去最高圏で、そこから先の伸びは物価並み。10 年の価値は今の値段を3割ほど下回る 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 キュービーネットホールディングス6571 10分の理容店QB HOUSEを国内587店で運営。出店と人材の先行費用で利益率が5%台に下がり、価値は今の時価総額の6割ほど 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 インフロニア・ホールディングス株式会社5076 請負の利益に買収を重ねて運営事業へ舵を切る途上の会社。10 年のならした利益で測ると資本コスト 8.5% に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 GMOインターネット株式会社4784 祖業のドメイン・サーバーは堅いが、値段は GPU クラウドへの期待を先取りしている。10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アサンテ6073 白蟻防除の最大手。人を増やす投資で利益が一度落ち込む。現金は厚いが、値段は割高に寄る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 キタック4707 新潟の官公庁に頼る建設コンサル。仕事は堅いが利益が薄く、借入も重い。10 年の価値は今の時価総額を 4 割台半ばで下回る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社カナモト9678 建機レンタル大手。値上げで利益は最高圏だが、機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユーラシア旅行社9376 全員添乗員の海外旅行を円熟層に売る無借金の小さな旅行会社。現預金は厚いが、旅行の利幅は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社 リソー教育グループ4714 親会社ヒューリックが TOB で完全子会社化へ。個別指導塾の質は高いが、利益で測った価値は買い付けの値段に届かない 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 オリジナル設計4642 上下水道の更新需要は強いが、利益は伸びにくく買収の質も未検証。10 年の価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東海リース9761 現場事務所と仮設建物を自前で作って貸す老舗。需要は底堅いが、借金で増やした資産が資本コストを稼がず、割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 UTグループ株式会社2146 製造派遣は現場の体が要る仕事で、AI エージェントの影響は限られる。薄い利益率と自動化の懸念から、10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 トランス・コスモス株式会社9715 窓口と事務の BPO は AI エージェントが最も直接に置き換える仕事。厚い純現金があっても、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割弱下回り、割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 RSC4664 池袋のサンシャインシティを足場にしたビル管理の会社。契約は堅いが利益は薄く、純現金を足しても今の値段は高い 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社アルプス技研4641 設計技術者の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。利益率も低めで、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) やや割高 株式会社共立メンテナンス9616 寮の安定を土台にドーミーインが稼ぐ良い会社だが、10 年後の利益で測る価値は今の時価総額を大きく割り込み、割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 H.U.グループホールディングス株式会社4544 検査の受託で国内首位級、利益の柱は診断薬。立て直しは途上で、10 年の本質価値は今の値段を 2 割弱下回り、やや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 セコム株式会社9735 警備首位の稼ぐ力に新事業・海外を積む多角化企業。強い堀を認めても k は 7% で、10 年のならした利益で測ると今の株価は割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 サニックスホールディングス4651 シロアリ防除を核に、廃プラ発電と太陽光を抱える会社。利益は不安定で、設備と借入が重い。今の値段は割高側に出た 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 株式会社シグマクシス・ホールディングス6088 人月で売るコンサルは AI エージェントに置き換えられる側。稼ぐ力は本物だが、10 年の価値は今の時価総額 503 億円を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +1.7%) 割高 エアトリ6191 航空券のネット販売の大手。3年は利益を全額配当に回すが、そのあとはほぼ無配に近い水準へ戻る。10年の稼ぎで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 東京會舘9701 丸の内の格式ある宴会場。ブランドは強いが婚礼の縮小と人件費が重く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社コンヴァノ6574 ネイルの会社が美容クリニック向けの支援で急成長。ただ顧客 1 社への依存が重く、利益が今期予想の半分に落ち着く前提でも割高 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 環境管理センター4657 環境の測定・分析を担う小さな老舗。規制が需要を支えるが、過当競争で利幅が薄く、10 年の価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 京都ホテル9723 京都の中心で老舗の高級ホテルを営むが、借金と優先株が重く、利益の多くが利払いと返済に消える 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 TREホールディングス株式会社9247 産廃・スクラップ・バイオマス発電を持つ静脈の総合企業。直近の利益は能登の特需で、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社6544 メーカー系が握る保守市場で台数を積む独立系。成長は本物だが、10 年のならした利益で測ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 日本和装ホールディングス2499 着物の販売仲介と割賦の会社。市場が縮む中で利益は底堅いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 株式会社インソース6200 講座を自前で作る安さと 4 割の利益率は本物だが、人の講師で売る研修は AI エージェントに置き換わる側。10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セルソース4880 ひざの自費の再生医療で一時は 4 割の利益率を稼いだが、件数は伸びず ROE は資本コストに届かない。厚い現金を数えても割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 ディップ株式会社2379 バイトルの稼ぐ力は本物だが、求人の入口が AI エージェントや無料の検索に移る側にある。10 年の価値は今の時価総額を半分ほど下回る 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 MS&Consulting6555 覆面調査という地味な稼ぎ方は堅いが、利益の天井が低く、10 年先の値段は今を下回りやすい 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 テノ.ホールディングス7037 福岡発の保育所運営。公定価格で売上は守られるが、子どもは減り、借金と家賃が重い。稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 藤田観光株式会社9722 稼ぎは過去最高だが、薄利の歴史と山に近い利益率を割り引くと利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 共和コーポレーション6570 出店で急成長するゲームセンター会社。家賃と機器投資が重く、10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社リログループ8876 社宅・賃貸管理は記録が堀で守られるが、福利厚生は画面型で値下げ圧力を受ける。10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割強下回り、割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社カカクコム2371 争奪戦で株価はTOB提示額さえ超えているが、本質価値で測ると行き過ぎで、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る。 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 スタジオアリス2305 子ども写真館の最大手。値上げで客単価は保つが、出生数の減少で客数が毎年1割近く減る。時価総額の6割近い現金を抱え、稼ぎは薄い。今の値段は高いと見る 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 株式会社ナガワ9663 ユニットハウスで国内首位級。財務は堅いが元手が重く稼ぎの効率は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アイ・ケイ・ケイホールディングス2198 地方都市のゲストハウス婚礼で一定の地位を築いたが、挙式の件数は構造的に減る。利益が一過性で膨らんだ今の値段は10年の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 スバル興業株式会社9632 道路の維持管理が柱の東宝系企業。堅い現金はあるが談合の是正で利益率が下がり、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 セントラルスポーツ4801 大手の中で堅く稼ぐが、家賃という固定費を背負い、資本効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大栄環境株式会社9336 最終処分場を握る高収益の廃棄物大手。稼ぐ力は本物だが、投資が重く、10 年のならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社オープンアップグループ2154 堅実な技術者派遣だが、AI エージェントが下流の仕事を置き換える側にある。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウチヤマホールディングス6059 北九州発の介護付き有料老人ホームとカラオケの会社。高齢者は増えるが、介護の利益を本社費とカラオケが食い、資本は稼がない。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 株式会社ベルシステム24ホールディングス6183 契約は安定していても、席の数に頼る稼ぎが AI エージェントに直接削られる。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 株式会社帝国ホテル9708 帝国ホテルの本体は看板と日比谷の土地で、ホテルの利益は薄い。土地と賃貸用マンションの含み益を足しても、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分ほどで、割高 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 秀英予備校4678 静岡を地盤に 219 校舎を持つ集団塾。校舎の整理で利益を立て直す途上だが、少子化と AI が授業の数量と値段を押す 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社メイテックグループホールディングス9744 設計の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 株式会社日本ケアサプライ2393 介護用具レンタル卸の草分けで需要は堅いが、公定価格と薄い利益率で成長は年 5% 前後。10 年の本質価値は今の値段を 4 割以上下回り、割高 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 極楽湯ホールディングス2340 最高益を更新して復配したが、新店と更新の投資で現金は細り、利益の伸びは物価並み。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 リソルホールディングス5261 訪日客の追い風で利益は山に近い。賃借料の重さと倍率を考えると、今の値段は高い 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社MIXI2121 稼ぎの 8 割を 1 本のゲームに頼る会社。スポーツと家族アプリは育つが薄利で、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回る。割高 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 パーソルホールディングス株式会社2181 事務の派遣・BPO・紹介は AI エージェントに置き換わる側。堀は浅く、資本コスト 9.5% で測った 10 年の本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アトラグループ6029 接骨院を支える小さな支援会社。玩具店から手を引き本業に絞るが、療養費の縮みが重く割高と見る 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 早稲田学習研究会5869 北関東の大型校舎で戦う集団塾。創業者が 6 割を持ち配当は厚いが、AI が授業の価格を押す 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ベクトル6058 PR最大手で稼ぐ力は高いが、利益の大半を占めるPR・広告と配信をAIエージェントが置き換えていき、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ポラリス・ホールディングス3010 ホテルを借りて運営する会社。急拡大の途中で、のれんと固定賃料が重く、本質価値は今の値段を下回る(割高) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ケア212373 大阪発の介護の会社。高齢者は増えるが、人手と国の報酬に挟まれて利益は薄く、借金とリースが重い。今の値段は高い 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アンビスホールディングス7071 ホスピス住宅の最大手は、報酬改定で儲けの形が壊れた。資産の厚みが下を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 株式会社船井総研ホールディングス9757 顧問料で積み上げる人月の稼ぎは、AI エージェントに削られる側。還元は手厚いが、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 一蔵6186 振袖の自社企画で稼ぐが、少子化と借金が重い。回復を見込んでも、今の値段は高い 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本エマージェンシーアシスタンス6063 海外で倒れた旅行者を助ける専業だが、利益は薄く浮き沈みが激しい。10 年先を買う理由は見つけにくい 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 グリーンランドリゾート9656 九州の遊園地「グリーンランド」が稼ぎの柱。客数は細り、土地と設備が重く ROE は 4% 台。資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 株式会社ダスキン4665 訪販とミスドの堅い収益はあるが、ROE は資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に満たない。割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 note株式会社5243 書き手が稼ぐ場としての note は本物で、AI で利益率も上がった。ただ 10 年先の成功を前提にしても、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る割高と見る 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 博報堂DYホールディングス2433 国内広告の取引関係と大きな純現金はあるが、広告の企画・制作・運用をAIエージェントが肩代わりし、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テルマー湯ホールディングス3521 新宿のスパ1つに稼ぎが集まる温浴の会社。立地は強いが借地で施設は2つだけ、割高とみる 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アゴーラホスピタリティーグループ9704 大阪と東京に数軒のホテルを持つ小さなホテル会社。訪日客で黒字に戻ったが、借入と外部の持分が株主の取り分を細らせる 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 トランスジェニックグループ2342 マウスを使う薬の試験の受託と、卸・商社の子会社を束ねる持株会社。稼ぎの 8 割は卸で、資本の効率は低く、今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 きょくとう2300 福岡の家庭向けクリーニング。縮む市場で利益は薄く、事業の稼ぎが今の時価総額を支えきれない。筆者は割高と見る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 エン株式会社4849 再建の手応えはあるが、媒体と紹介が AI エージェントに置き換わる側にある。10 年の価値は今の時価総額を 3 分の 2 ほど下回る 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 進学会ホールディングス9760 札幌の学習塾が看板だが、中身は借入で株を回す運用会社。帳簿の厚みは額面どおりには受け取れない 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社ジェイエイシーリクルートメント2124 管理職の転職を扱う紹介会社の稼ぐ力は本物だが、AI エージェントの直接マッチングに置き換えられる側。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホウライ9679 都内の家賃と保険の手数料で稼ぎ、那須の牧場とゴルフを抱える創業 98 年の会社。ROE 5% で資本の重さが株価を抑える 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 株式会社リンクアンドモチベーション2170 診断の月額課金も人材紹介も、AI エージェントに置き換わる側。ALT が下支えしても、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −56.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 CDS2169 三菱自動車などの開発を人の手で支える受託会社。AIが代替しやすい仕事で、純現金は厚いが10年の稼ぐ力で測ると割高 本質価値との差 −57.1% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 日本エコシステム9249 公営競技の設備と道路の点検・保守を、買収で広げる会社。借入が急に増え、10 年の価値は今の評価を下回る 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 鉄人化ホールディングス2404 都心のカラオケ店を軸に、ラーメン・まつ毛サロン・販促の派遣まで手を広げた小さな会社。コロナの痛手から立ち直ったが、利益は薄く、借りた店の家賃は重い。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 リニカル2183 抗がん剤の治験に強い中堅の CRO だが、日本の治験の減少と海外の赤字で稼ぐ力を失った。回復を織り込んでも割高 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社インフォマート2492 外食の受発注網という堀は本物だが、利益の急回復を織り込んだ値段が先走っている。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 クリップコーポレーション4705 名古屋の個別指導塾とサッカー教室を営む小さな会社。現金は厚いが本業は赤字で、少子化と AI に押される。本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ランシステム3326 複合カフェ自遊空間を営む AOKI 傘下の小さな会社。省人化システムに賭けるが、薄い自己資本と縮む本業から、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SDエンターテイメント4650 保育・介護とフィットネスの RIZAP 子会社。利益が薄く、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 株式会社オリエンタルランド4661 値上げと新エリアで稼ぐ力は強いが、強い堀を認めても利益で測った本質価値は今の時価総額の 3 割ほど。今の株価は先取りが過ぎ、割高 本質価値との差 −67.0% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 武蔵野興業9635 新宿の古いビルが稼ぎの柱だが、映画と教習が細り、稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 ルネサンス2378 家賃と借金を背負ったスポーツクラブ。立て直しの途上で、利益に比べて値段が先走る。割高 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 プラザホールディングス7502 ドコモショップの代理店と写真プリント店。薄い利益に重い借入が乗り、今の値段は稼ぐ力に比べて大きく高い 本質価値との差 −69.4% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 電通グループ4324 広告の制作・運用・買い付けをAIエージェントが肩代わりし、海外の再建とのれんの重さも重なって、資本コスト10.0%で測った10年の本質価値は今の値段を73%ほど下回り、割高 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 昴9778 鹿児島の老舗の集団塾。合格実績は強いが生徒は年 2〜3% ずつ減り、校舎の土地は利益を生まない 本質価値との差 −70.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 サイネックス2376 自治体と組む行政情報誌と電話帳の会社。紙の媒体の縮みを新しい事業で埋めきれず、稼ぎは資本に見合わない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −70.9% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 バリューHR6078 健保の事務を丸ごと請け負う堅い商売だが、人手で稼ぐ型なので AI の波に弱く、今の値段は成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 株式会社パソナグループ2168 売上の 9 割弱が事務の派遣・BPO で、AI エージェントに最も近い。稼ぐ力は赤字すれすれで、10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 中日本興業9643 名古屋のシネコン2拠点に頼る小さな興行会社。稼ぐ力は資本コストに届かず、10年で測ると今の値段はかなり高い 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社ベイカレント・コンサルティング6532 11 期連続最高益の人月型コンサルは、AI エージェントに置き換えられる側。運営力は一流でも、10 年の価値は今の時価総額の 2 割強 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 ホテル、ニューグランド9720 横浜の港に建つ 1927 年開業の名門ホテルだが、稼ぐ力は細く、土地も借り物で、値段は看板の分だけ高い 本質価値との差 −77.8% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 株式会社リクルートホールディングス6098 AI エージェントが求人・物件探しの入口を握れば、広告と派遣の双方が縮む。10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −79.4% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 きんえい9636 天王寺駅前で映画館とテナントビルを営む近鉄グループの会社。土地の含みは大きいが、利益で測ると割高 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 御園座9664 名古屋で130年続く劇場の看板は本物だが、1館の興行で稼げる利益は小さく、今の値段は稼ぐ力の数倍だ 本質価値との差 −81.9% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 エム・エイチ・グループ9439 小さな美容室グループが増資で AI に賭ける。稼ぐ力は 10 年ほぼゼロで、今の値段は増資の現金と話題を大きく超える 本質価値との差 −88.4% · 10 年 割高(年 −13.2%) 割高 マーチャント・バンカーズ3121 借金で持つ 23 の賃貸物件と売却益の会社。利払いが稼ぎを食い、今の値段は稼ぐ力の何倍にもなる 本質価値との差 −88.9% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 田谷4679 全国に美容室 61 店を持つ老舗。6 期ぶりに黒字化したが利益は薄く、増資で延命してきた。今の値段は回復を前提にしている 本質価値との差 −89.1% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 歌舞伎座9661 資産は厚いが、稼ぐ力は時価に遠く及ばない。10 年の価値は今の時価総額の 1 割ほど 本質価値との差 −89.4% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 トライアイズ4840 ダムの点検、中古物件の再販、ブランドの貸し出しを束ねた小さな持株会社。5 年続く営業赤字に対し、値段は資産の 2 倍近くを先取りしている 本質価値との差 −90.3% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 Shinwa Wise Holdings2437 老舗の美術品オークション。赤字が3年続き立て直しの途中で、今の値段は再建の成功を先に織り込んでいる 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 地盤ネットホールディングス6072 住宅地盤の小さな会社に、投資会社化の期待だけが乗っている。事業の価値は今の時価総額の数十分の一 本質価値との差 −97.2% · 10 年 割高(年 −23.8%)

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分析日 2026-10-16