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ANYCOLOR株式会社 5032

VTuber「にじさんじ」の運営で、稼ぐ力は高いが人気と配信の場に依存する。10 年の利益で測った本質価値は今の値段をやや下回る程度で、適正とみる

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)4,042 円2,422 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)3,200 円1,917 億円差 +26.3%
10 年後から見ると やや割安 価値 4,042 円2,422 億円 · 差 +26.3% · 期待の年率 +9.0%
期待の年率リターン(10 年)+9.0%資本コスト比 +1.5 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ANYCOLORは、VTuber事務所「にじさんじ」を運営する。所属は約180人で、配信・グッズ・音楽・イベントで稼ぐ。筆者の結論は、事業は優れているが、今の値段は先の成長をほぼ織り込んだ水準で、適正の範囲に収まる、というものだ。

稼ぎの核はファンの財布である。ファンが推しのグッズやCDを買い、ライブに通う。その売上の6割ほどがコマース、つまり物販だ。ここは新作と周年の仕掛けで毎年当たり外れが出る。会社自身も2026年4月期にグッズの評価損を出し、上場後初めて利益予想を下げた。

売上の伸びは鈍り始めている。2027年4月期の会社予想は、売上がほぼ横ばいで利益は減る。人を増やして人件費が膨らむ一方、新しい稼ぎ口はまだ小さい。

それでも利益率36%と自己資本利益率50%は、財務の数字として際立つ。純現金も厚い。ただし、人気の移ろいやすさ、YouTubeという一つの舞台への依存、創業者の持分43%という構図が、先の見通しを難しくする。

10年後の中立は、売上が1.6倍の約880億円、利益は今より4割増にとどまる。筆者はこの会社を高く評価する。10年の割引で測ると、本質価値は今の時価総額を1割ほど下回り、適正とみる。上振れには、海外とIPの広がりが要る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、まず「10年後もこの利益が続くか」を問う。ANYCOLORの利益は、人気者という「人」と、YouTubeという「場」に乗っている。どちらも会社が完全には握れない。そこが、長く持ち続けたい企業かどうかの分かれ目になる。

資本の使い方は合格点だ。借金がなく、現金が厚く、利益の大半を株主に戻している。再投資に大金が要らない軽い事業で、これは理想に近い。ただ、評価損の発生が示すように、物販の需要予測は完全でない。

筆者がもっとも重く見るのは、人気が一巡したときの利益の落ち方だ。固定の人件費が先に膨らむ構造のため、売上が落ちると利益は大きく減る。2027年4月期の予想は、その入口に見える。

安全域の目で見ると、今の値段はファンの熱が続くことを前提にした水準だ。中立の筋書きでも利益は4割増にとどまる。安く買える会社ではないが、法外でもない。優れた会社を適正な値段で持つ、というのが筆者の見立てだ。

何で稼ぐ会社か

稼ぎ方は単純だ。VTuberは、絵の姿で配信する人気者である。ANYCOLORは彼ら・彼女らを抱え、配信の企画、グッズの制作、音楽、ライブ、広告の案件を一手に受ける。タレントが売上の入口で、会社はその周りの商売をまとめて持つ。

領域は4つある。ライブストリーミングは、YouTubeのメンバーシップ、広告、スーパーチャット(投げ銭)の分け前だ。コマースは、グッズ・ボイス・CD・Blu-rayの販売で、いまの稼ぎ頭になった。イベントは、にじフェスや各人のソロ公演。プロモーションは、企業のタイアップ案件である。

売上の構成は、直近の四半期で見るとコマースが約7割、プロモーションが約1割強、イベントとライブがそれぞれ1割弱だ。ここ数年の増収は、ほぼコマースが引っ張ってきた。配信そのものの売上は小さく、利益率の高さは「配信が客を呼び、グッズで稼ぐ」形から出ている。

2026年4月期の所属は日本語圏の「にじさんじ」と英語圏の「NIJISANJI EN」で179人。会員基盤であるANYCOLOR IDは203万に増えた。ただ、新人の数を増やすほど人件費は先に膨らみ、売上に効くまで時間がかかる。そこが今期の減益の中身である。

優良さと弱いところ

優良さの中心は、タレントとファンの結びつきにある。にじさんじは国内で最大級の所属数を持ち、一人ひとりに固定のファンが付く。新人を出す仕組み、企画・グッズ・イベントを回す内製の体制、そしてブランドの知名度は、新規参入が簡単にはまねできない。

利益率の高さは堀の表れだが、「強い堀」とまでは言いにくい。理由は三つある。一つは、人気がタレント個人に宿ること。引退や炎上で売上が抜ける。二つは、配信の場がYouTubeに偏り、手数料や規約の変更を自社で決められないこと。三つは、競合のカバー(ホロライブ)が同じ客を取り合い、タレントも動くことだ。

資本の使い方は評価できる。現金を貯め込まず、配当性向30%以上を方針に掲げ、自社株買いも続けている。借金がなく、設備も軽い。一方、2026年4月期は約18億円の在庫評価損を出した。作りすぎたグッズの処分は、需要の読み違いのコストだ。経営の規律が試されている。

弱点は、物販が当たり外れの大きい商売である点だ。ファンが買う意思は強いが、毎年の「新しい仕掛け」が続かなければ数字はすぐ頭打ちになる。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

VTuber市場は、国内で2つの大手が分け合う形にある。にじさんじ(ANYCOLOR)とホロライブ(カバー)である。カバーの2026年3月期は、売上が493億円で、にじさんじの557億円に近い。ただし利益率はカバーの方がずっと低い。

市場は急成長から成熟へ移りつつある。ANYCOLORの2027年4月期予想は売上が560〜600億円で、前期から横ばいに近い。カバーも今期の売上予想は4%増にとどまる。2桁成長が続く時期は、ひとまず終わったとみるのが自然だ。

伸びる余地は二つ。一つは海外で、英語圏の「NIJISANJI EN」や海外向けのグッズ・イベントだ。もう一つはIP(キャラクターの権利)の外への広げ方で、音楽、アニメ、ゲーム、コラボ商品などがある。ただし、海外向けのグッズ売上はカバーでも減速が出ており、簡単ではない。

脅威もある。生成AIで作るバーチャルな配信者が増えれば、人が演じるキャラクターの希少性は落ちる。YouTubeの収益分配や規約の変更は、会社の努力では動かせない。国内の人口は減るため、日本のファンの数は増えにくい。

業種のノートが描く「海外プラットフォームの寡占が強まる」筋は、ここでは配信の場の話になる。10年では、舞台の持ち主に価格決定力を握られるかどうかが、利益率を左右する。

資本政策と M&A

還元は安定している。方針は配当性向30%以上を目安とし、自社株買いは機動的に行う。2026年4月期は配当性向が32%、自社株買いは約50億円。利益の約7割が株主に戻った計算で、純現金はそれでも積み上がった。

M&Aは目立たない。自社で新人を育てる成長が中心で、大型の買収で価値を壊した形跡はない。反対に、買われる側になる可能性は低いと筆者は見る。創業者の田角陸氏が約43%を持ち、安定株主と位置づけているからだ。ソニー・ミュージックエンタテインメントも約5.6%を持つ。TOBで外から崩れる局面は考えにくい。

一方で、創業者が筆頭株主で経営も握る構図は、ガバナンスの観点では独立した牽制が効きにくい。評価損を出した在庫の判断などで、規律を保てるかが課題である。

今期の配当は前期より下がる予想だ。利益が減る年に還元も減る方針は、約束どおりの運用といえる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

にじさんじのブランドは、国内で比べるもののない水準にある。所属は179人に増え、ANYCOLOR IDは203万と2割増えた。新人が次々に当たり、ファンが一人あたりに使う金額も増えている。

海外が本格的に伸びる。英語圏のNIJISANJI ENは、まだ国内に比べて小さい。グッズ、ライブ、音楽が海外で当たれば、数量は国内の人口減を超えて伸びる。ソニーミュージックとの音楽の連携が、CDの好調につながっている。

IPの外への展開も効く。キャラクターのアニメ化、ゲーム、企業とのコラボは、人件費を増やさずに売上を足せる。固定の人件費に対して、売上が一段積み上がれば、利益率は今の36%から上がる余地がある。

財務は無借金で、純現金が厚い。景気が悪くなっても、ファンの「推し活」の支出は粘る。現金の厚さと高い還元で、株主に戻る額も大きい。今期の減益は、新人の投資を先行させた結果にすぎず、数字は来期以降に戻る。

慎重な見方

売上の伸びはすでに止まっている。2027年4月期の予想は、売上が横ばいで、営業利益は1割減る。最大の稼ぎ頭であるコマースは、新作の当たり外れが大きく、すでに18億円の評価損を出した。

人気はタレント個人に宿る。引退、炎上、事務所間の移籍は、いつでも起こる。看板を失えば売上は一気に減る。国内の人口が減るなか、ファンの数も長くは増えない。

配信の場がYouTube一つに偏る点は構造的な弱みだ。手数料や規約が変われば、利益の分け前を動かせない。競合のカバーとは同じ客を奪い合い、タレントの引き抜きも起こる。生成AIで作る安価な配信者も増える。

人件費は先に膨らむ。新人を増やすほど固定費が重くなり、売上が落ちたときの利益の落ち幅は大きい。いまの利益率36%は、この種の事業としてはまず維持できない水準で、10年で3割まで下がるとみるのが自然だ。そうなると、今の値段はあまりに高い。

創業者が約43%を持つため、外部からの圧力で経営が変わる余地は小さい。採用の拡大を急げば急ぐほど、固定の人件費は重くなる。競合のカバーが2027年3月期の第1四半期に売上を減らしたことも、市場全体の勢いの弱まりを映している。数字で見える成長は、すでに過去の話である。

どちらに重みを置いたか

強いのは慎重な見方だ。事業の優良さは疑わないが、今の値段は成長の継続を前提にしており、会社自身の予想がすでに減益を示している。売上の伸びが鈍る局面で、固定の人件費が先に増える構造は重い。

確率は、悲観とやや悲観に寄せた。物販の需要予測の誤り、タレントの離脱、配信の場への依存の三つは、いずれも起こりうる。楽観は、海外とIPの本格的な広がりが要るため、低く置いた。中立は、緩やかな成長と利益率の低下が並ぶ、平凡な10年である。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/04 期)

確率で加重した株価時価総額 5,843 円3,500 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,733 円1,038 億円)。 今の値に割り戻すと 4,042 円2,422 億円、今との差 +26.3%、 期待の年率 +9.0%(資本コスト 7.5%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 6% 13,252 円7,939 億円 2,754 円1,650 億円 +400.2% +17.5% 960 円575 億円
やや楽観 18% 10,006 円5,995 億円 2,303 円1,380 億円 +284.7% +14.4% 2,216 円1,327 億円
中立 32% 7,681 円4,602 億円 2,003 円1,200 億円 +202.6% +11.7% 3,099 円1,857 億円
やや悲観 28% 2,436 円1,459 億円 1,352 円810 億円 +18.4% +1.7% 1,061 円635 億円
悲観 16% 666 円399 億円 835 円500 億円 −53.1% −7.3% 240 円144 億円
加重平均100% 5,843 円3,500 億円1,733 円1,038 億円 +136.7% +9.0% 7,575 円4,539 億円

今の株価時価総額 3,200 円1,917 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 6% 楽観:海外とIPが国内の人口減を超えて伸びる10年 利益 334 億円 · PER 23.6 倍 · 株価時価総額 13,252 円7,939 億円

海外とIPの広がりが国内の人口減を上回り、会員は360万IDまで伸びる。英語圏のNIJISANJI ENが定着し、音楽・アニメ・ゲームなど配信の外の収入が積み上がる。コマースはCDやライブ関連の需要が厚く、1 IDあたりの購入額も物価を上回って増える。所属は230人に増えるが、人件費の増加を売上の伸びが吸収し、営業利益率は36%台を保つ。配信の場がYouTubeに偏る弱みは、自前の会員基盤(ANYCOLOR ID)と有料イベントで薄まる。創業者の安定株主の持分が経営の一貫性を支え、還元も厚く続く。ここまで揃えば、にじさんじは国内の枠を超えたキャラクター企業になる。

  • コマース(グッズ・CD・ボイス):数量 360(ANYCOLOR ID(購買会員、万ID))× 価格 23,961(1 ID あたり年間売上(円))→ 売上 863 億円・営業利益 276 億円。ID 360万、1 ID単価は物価+10%の実質増
  • ライブストリーミング(メンバーシップ・広告・投げ銭):数量 230(所属VTuber数(人))× 価格 0.66(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 153 億円・営業利益 92 億円。所属230人、1人あたりは物価+15%
  • イベント・プロモーション:数量 230(所属VTuber数(人))× 価格 1.35(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 310 億円・営業利益 105 億円。同じく230人、イベント・案件が厚くなる

倍率:事業の純利益 333 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 38.2% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 22.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 23.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 23.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)100 億円。全体の PER 23.57 倍、時価総額 7,939 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:楽観は、海外と IP が本格的に伸び、利益率も維持される必要があり、起こる確率は低い。成長の鈍化がすでに会社予想に出ている。

やや楽観 18% やや楽観:国内最大手の座を保ち、緩やかに伸びる10年 利益 258 億円 · PER 23.0 倍 · 株価時価総額 10,006 円5,995 億円

国内の会員は緩やかに増え、海外が補助的に伸びる。会員は300万IDまで増え、コマースは物価を少し上回る単価で伸びる。新人の当たり外れはあるが、看板タレントの離脱は小さく収まる。所属は215人まで増え、人件費の増加はほぼ売上の伸びで賄われる。営業利益率は34%前後と、今よりわずかに下がるにとどまる。評価損のような在庫の失敗も数年に一度に収まる。ホロライブとの競争は続くが、にじさんじが国内最大手の座を保つ。成熟期に入っても利益は着実に伸びる、堅実な10年である。ソニー・ミュージックエンタテインメントなど外部の力も借り、音楽やライブ映像の売上が配信の外の柱として育つ。新人の育成は増員の費用を回収できる速さで進み、無理な採用拡大は起きない。海外の売上比率は少しずつ上がり、国内の人口減を埋める程度の役割を果たす。会社の資本の使い方も変わらず、利益の約7割を株主に戻す姿勢が続く。

  • コマース(グッズ・CD・ボイス):数量 300(ANYCOLOR ID(購買会員、万ID))× 価格 22,654(1 ID あたり年間売上(円))→ 売上 680 億円・営業利益 204 億円。ID 300万、単価は物価並み+4%
  • ライブストリーミング(メンバーシップ・広告・投げ銭):数量 215(所属VTuber数(人))× 価格 0.61(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 131 億円・営業利益 75 億円。所属215人、1人あたり物価+6%
  • イベント・プロモーション:数量 215(所属VTuber数(人))× 価格 1.24(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 266 億円・営業利益 85 億円。所属215人、物価+10%

倍率:事業の純利益 256 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 33.5% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 20.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 23.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 23.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)100 億円。全体の PER 23 倍、時価総額 5,995 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の最大手の座を保ち、緩やかに伸びる筋。筆者は、成熟期の利益の質を考えるとここまでは十分に起こりうるが、中立より低く置く。

中立 32% 中立:成長は鈍り、利益は物価並みに伸びる10年 利益 201 億円 · PER 22.5 倍 · 株価時価総額 7,681 円4,602 億円

成長は鈍り、利益は物価と同じペースで伸びる。会員は250万IDまで増え、1 IDあたりの購入額は物価並みに上がる。所属は200人、売上は880億円ほどになる。営業利益率は今の36%から32%へ下がる。新人を増やすほど人件費が重くなり、新作の当たり外れで在庫の処分も出るからだ。海外は少し伸びるが、国内の人口減と相殺される。看板タレントの引退や移籍はあるが、会社の看板は保たれる。競合のカバーとの勢力図もほぼ変わらない。優良ではあるが、成長企業ではなくなる、平凡な10年である。還元は利益の7割ほどが続き、自己資本は緩やかに積み上がる。会員の数は増えても、1人あたりの購入額は物価並みに上がるだけで、実質の伸びはない。グッズの新作は当たりと外れが混ざり、評価損は数年に一度の頻度で出る。配信の売上は小さいまま、物販とイベントが利益の柱であり続ける。

  • コマース(グッズ・CD・ボイス):数量 250(ANYCOLOR ID(購買会員、万ID))× 価格 21,783(1 ID あたり年間売上(円))→ 売上 545 億円・営業利益 153 億円。ID 250万、単価は物価並み(10年1.34倍)
  • ライブストリーミング(メンバーシップ・広告・投げ銭):数量 200(所属VTuber数(人))× 価格 0.58(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 115 億円・営業利益 63 億円。所属200人、1人あたりは物価並み
  • イベント・プロモーション:数量 200(所属VTuber数(人))× 価格 1.12(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 225 億円・営業利益 67 億円。所属200人、イベント・案件は物価並み

倍率:事業の純利益 200 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 30.3% が k 7.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 18.9%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 22.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 22.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)100 億円。全体の PER 22.52 倍、時価総額 4,602 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:緩やかな成長と利益率の低下が並ぶ、最も重みを置く筋書き。会社予想の横ばいの売上と減益が、この筋書きの出発点。

やや悲観 28% やや悲観:人気が一巡し、利益が先細る10年 利益 133 億円 · PER 10.5 倍 · 株価時価総額 2,436 円1,459 億円

人気が一巡し、会員は190万IDまで減る。新作の反応が弱くなり、グッズは値引きや在庫処分が増えて、1 IDあたりの購入額は物価に届かない。看板タレントの引退や移籍が続き、ファンが他の事務所へ流れる。所属は175人にとどまるが、固定の人件費は減らせず、営業利益率は28%台まで下がる。YouTubeの収益分配の変更や生成AIの配信者の増加も、じわじわ効く。事業は残り黒字も確保するが、もう高成長企業とはみなされない。還元は利益の減少に合わせて抑えられる。新人を増やしても稼ぎ頭に育つ数は減り、採用の費用が回収できなくなる。海外は思うように伸びず、英語圏の事業は赤字に近い水準にとどまる。会社は人件費を抑えようとするが、タレントの待遇競争がそれを許さない。この筋書きでは、利益の質が一段下がり、市場からも成長企業とはみなされなくなる。

  • コマース(グッズ・CD・ボイス):数量 190(ANYCOLOR ID(購買会員、万ID))× 価格 20,694(1 ID あたり年間売上(円))→ 売上 393 億円・営業利益 94 億円。ID 190万に減少、単価は物価に届かない
  • ライブストリーミング(メンバーシップ・広告・投げ銭):数量 175(所属VTuber数(人))× 価格 0.53(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 93 億円・営業利益 46 億円。所属175人、1人あたり物価の92%
  • イベント・プロモーション:数量 175(所属VTuber数(人))× 価格 1.07(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 187 億円・営業利益 45 億円。所属175人、物価の95%

倍率:ROE 約 16%。正当化 PER の上限は 15.9 倍だが、需要が縮み利益の持続性が下がる筋書きなので、上限の約 6.6 割(10.5 倍)に置く。中立より低い。

確率:人気の一巡とタレントの離脱は、この事業で起こりやすい。会社自身がすでに評価損を出しており、需要の読み違いは実績がある。

悲観 16% 悲観:看板を失い、配信の場にも押される構造的な後退の10年 利益 40 億円 · PER 9.0 倍 · 株価時価総額 666 円399 億円

構造的に負ける10年である。看板タレントの離脱が重なり、会員は120万IDまで縮む。グッズは在庫の山を値引きで処分するようになり、利益はほとんど出ない。YouTubeの手数料と規約の変更で配信の分け前が下がり、広告案件もAIの配信者に流れる。所属を減らしても固定費が残り、営業利益率は1割台前半まで落ちる。競合のカバーとの競争で新人も取れなくなる。財布の紐が固い国内のファンは、より安い娯楽へ移る。純現金は残るが、稼ぐ力は大きく失われ、優良企業とはいえなくなる。経営は新人の採用を絞り、固定費の削減に動くが、売上の縮みが先に来る。評価損が毎期出て、在庫を抱えた事業の脆さが露呈する。創業者の持分は変わらず、外から経営を正す動きは起こらない。株主への還元は止まり、買収や提携でしのぐ余地も限られる。

  • コマース(グッズ・CD・ボイス):数量 120(ANYCOLOR ID(購買会員、万ID))× 価格 17,426(1 ID あたり年間売上(円))→ 売上 209 億円・営業利益 25 億円。ID 120万まで縮小、単価も値引き販売で物価を大きく下回る
  • ライブストリーミング(メンバーシップ・広告・投げ銭):数量 135(所属VTuber数(人))× 価格 0.43(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 58 億円・営業利益 20 億円。所属140人、1人あたり物価の75%
  • イベント・プロモーション:数量 135(所属VTuber数(人))× 価格 0.90(1 人あたり年間売上(億円))→ 売上 121 億円・営業利益 15 億円。所属130人、物価の80%

倍率:構造的に負け、ROE は 7% と k に届かない。PER の上限は 1÷k(12.1 倍)。稼ぐ力が小さく、成長も止まる筋書きなので 9 倍に置く。

確率:看板の離脱・配信の場の条件悪化・AI の配信者が重なる構造的な負け。単一の場への依存とタレント個人への依存は構造的で、起こりうる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

コマース(グッズ・CD・ボイス)

にじさんじのグッズ、音楽CD、ライブBlu-ray、ボイスの販売。ファン1人あたりの購入額が売上の中心。

数量ANYCOLOR ID(購買会員、万ID)価格1 ID あたり年間売上(円)売上営業利益
今 2026/04 203 16,256 330 106
10 年後 中立 250 21,783 545 153

取り方:ANYCOLOR IDは2026年4月期末で203.3万。コマースの年間売上は開示がなく、直近四半期の構成比(コマース約7割)と通期の増収の主因から約330億円と推定した。1 IDあたり単価は逆算。営業利益率は在庫評価損(約18億円)を含む32%と置いた。

ライブストリーミング(メンバーシップ・広告・投げ銭)

YouTubeのメンバーシップ・広告・スーパーチャットの分け前。所属人数ごとの収益で積む。

数量所属VTuber数(人)価格1 人あたり年間売上(億円)売上営業利益
今 2026/04 179 0.43 77 45
10 年後 中立 200 0.58 115 63

取り方:所属179人(日本語圏と英語圏の合計)。ライブ配信とその他の売上は直近四半期が約14億円で、通期で約77億円と推定。タレントへの報酬を引いた後の利益率は高い(58%)。

イベント・プロモーション

にじフェス・ワールドツアーなどのリアルイベントと、企業タイアップの広告案件。

数量所属VTuber数(人)価格1 人あたり年間売上(億円)売上営業利益
今 2026/04 179 0.84 150 51
10 年後 中立 200 1.12 225 67

取り方:通期の内訳は未開示。直近四半期のイベント約17億円・プロモーション約21億円の水準から、通期で約150億円と推定。会場費・制作費が重く、利益率は34%。

リスクと懸念

タレントの引退・移籍・炎上

売上の入口は一人ひとりのタレントだ。看板が引退や移籍をすれば、グッズ・配信・イベントの売上が一度に抜ける。所属は179人と多く分散はしているが、上位の人気者への偏りは外から見えない。会社の評価損や予想の下げも、この需要の読みづらさの表れである。

YouTubeへの依存

配信の場がYouTubeに集中しており、手数料・収益の分配・規約の変更は会社が決められない。スーパーチャットが2026年4月期に減ったことも、場の側の事情が効く例である。独自の配信の場を持つ動きが進まない限り、この弱みは消えない。

物販の在庫と需要の読み違い

コマースは売上の約6割を占め、新作と周年の仕掛けで年ごとに当たり外れが出る。2026年4月期は約18億円の評価損を出し、上場後初めて利益予想を下げた。新基準で評価損を毎期計上するため、作りすぎは利益にすぐ響く。

競合のカバーとの人材・客の奪い合い

ホロライブを運営するカバーは売上規模が近く、同じファンとタレント候補を取り合う。カバーの2027年3月期は売上4%増・営業減益の予想で、市場全体の成熟も透ける。値引きや待遇の競争になれば、人件費が先に膨らむ。

人件費の先行と利益率の低下

所属と従業員が増えるほど、人件費は売上より先に増える。2027年4月期の予想は、売上がほぼ横ばいで営業利益が約1割減る。新人が稼ぎ頭に育つまで数年かかり、この間の利益率の低下は避けにくい。

創業者への集中と経営の牽制

創業者の田角陸氏が約43%を持つ筆頭株主で、経営も担う。安定株主としては安心だが、独立した牽制が効きにくい。在庫の判断や新人の採用拡大など、資本の使い方に偏りが出たとき、外から正す仕組みは弱い。

生成AIによるバーチャル配信者の増加

AIで作るバーチャルな配信者は、人が演じるキャラクターの希少性を下げうる。10年では、広告案件やグッズの競争相手にもなる。タレント個人の物語に価値がある限り効きは緩やかだが、筋書きの悲観には必ず入る要因である。

今後の分かれ目

所属タレントのうち上位の看板が複数、同じ時期に引退・移籍する
グッズ・配信・イベントの売上が同時に抜け、やや悲観・悲観の筋書きに近づく。
NIJISANJI ENの海外向けグッズ・イベントの売上が、日本語圏に近い規模まで伸びる
数量が人口減を超えて伸び、やや楽観・楽観の筋書きに近づく。
YouTubeが収益分配の率やスーパーチャットの規約を会社に不利に変える
ライブ配信の利益が下がり、他の領域で補えなければ中立の利益率が下振れする。
コマースの新基準の評価損が毎期続く
作りすぎの体質が確認され、在庫の管理に問題があるとみて、中立の利益率をさらに下げる。
音楽・アニメ・ゲームなど、配信の外のIP収入が全社売上の2割を超える
人件費をほとんど増やさず売上が積み上がり、利益率が保たれる楽観寄りの筋書きに近づく。
自社株買いや配当を拡大し、純現金が大きく減る
株主への還元は厚くなるが、悲観の床は低くなり、安全域は薄くなる。

見ておくもの

  • ANYCOLOR ID の増加ペースと、コマースの 1 IDあたり購入額
  • 所属人数と人件費率、営業利益率(36% から 32% に下がるか)
  • 在庫評価損の計上額と、グッズの回転日数
  • NIJISANJI EN など海外向けの売上の比率
  • YouTube の収益分配・規約の変更と、スーパーチャットの動向
  • 看板タレントの引退・移籍の有無と、新人の立ち上がり

倍率と資本コストの決め方

倍率は正当化 PER = (1 − g÷RONIC)÷(k − g) の上限を出し、利益の質(人気者個人と配信の場への依存)を見て楽観 8.5 割・やや楽観 8 割・中立 7.5 割に置いた。やや悲観・悲観は稼ぐ力から別に置いた。今の株価・過去の PER・競合の PER は使っていない。数量と価格は ID 数・所属数と 1 単位あたり売上で積んだ。新リース会計の影響は小さく(オフィス賃借が中心)、数字は家賃を営業費用に入れた今の形でそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 16.2→23.57 倍・やや楽観 PER 14.9→23 倍・中立 PER 13.6→22.52 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(サービス業)の AI 分析

割安 ABホテル6565 利益率4割のローコスト・ビジネスホテル。親会社が過半を握るが、稼ぎに比べて今の値段は安い 本質価値との差 +160.0% · 10 年 割安(年 +18.1%) 割安 共栄セキュリティーサービス7058 人の警備を買い集める地味な会社だが、時価総額の半分に当たる金地金を抱え、値段は稼ぐ力に比べて安い 本質価値との差 +108.0% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グリーンズ6547 コンフォートを全国に広げるホテル運営会社。利益は戻ったが、固定の家賃が景気の谷で刃になる 本質価値との差 +106.8% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 ヴィス5071 オフィスの設計・施工で堅く稼ぎ、純現金が時価総額の半分超。事業の質に比べて値段は安く、10年の価値は今を上回る 本質価値との差 +104.9% · 10 年 割安(年 +14.9%) 割安 協和コンサルタンツ9647 防衛と強靱化で利益率が 4% から 11% に上がった建設コンサル。時価総額の 8 割近い純現金があり、10 年の価値は今を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +93.0% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 エフビー介護サービス9220 福祉用具の貸与と地域密着のグループホームで稼ぐ。借金が減り、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +92.3% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 アメイズ6076 郊外の安い宿を重ねる広がり方から、土地と建物を自分で持つ型へ。物価が上がるほど自社保有は有利だが、借入と償却が重くなる。利益は伸びる見通しで、今の値段は割安に出る 本質価値との差 +82.6% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 東祥8920 ホテルの利益率 4 割が稼ぎの柱。ただし利益の半分近くは少数株主に流れ、支配株主の色も濃い 本質価値との差 +74.6% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 スプリックス7030 個別指導『森塾』が利益の柱で、純現金も厚い。少子化とAI家庭教師の逆風を差し引いても、価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +67.2% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 チャーム・ケア・コーポレーション6062 関西と首都圏で介護付き有料老人ホームを運営。高齢化で入居者は増えるが、固定家賃と人手不足が重く、10年の本質価値は今の値段を3割ほど上回り割安 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 株式会社ストライクグループ6196 人を増やして利益率を犠牲にした仲介会社。件数は伸びるが、今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 エラン6099 病院に入院セットを貸す国内最大手。契約は積み上がるが粗利率は下り坂で、10 年の本質価値は今の値段を 18% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +59.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 日本M&Aセンターホールディングス2127 仲介の王者は利益率の高さが魅力だが、件数の伸びを欠く今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +58.8% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ユニバーサル園芸社6061 オフィスや店に観葉植物を貸し、通って世話をする月額課金の会社。現金が時価総額の2割あるが、M&Aを急ぎ、株主への還元は薄い 本質価値との差 +55.3% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 セレスポ9625 皇室の行事と大きな大会を支えるイベントの請負。稼ぐ力は並だが、手元の現金が時価総額を上回り、値段は低い 本質価値との差 +55.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 SBIグローバルアセットマネジメント4765 SBI グループの運用会社が保険会社を吸収する。合併後の株数で置いても、10 年の本質価値は今の時価総額を上回り、割安 本質価値との差 +55.1% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 M&Aキャピタルパートナーズ6080 高単価の大型案件に絞る仲介会社。稼ぐ力は本物だが、利益は景気と人に縛られ、厚い現金も株主に届きにくい 本質価値との差 +54.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 伊豆シャボテンリゾート6819 温泉に浸かるカピバラで知られる伊豆の動物公園。小さいが利益率 2 割を稼ぐ体験型の観光で、値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +53.4% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ラックランド9612 店舗づくりの老舗が 2025 年に利益を急回復。現金は厚いが、利益の山は続かず、今の値段はやや割安 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 CSSホールディングス2304 ホテルの洗い場を一手に請け負う会社。人手不足が仕事を運ぶが、稼ぐのは人を集める力。今の値段は割安 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 株式会社新日本科学2395 サルを使う安全性試験で国内最大手。借金と米国の新薬投資が重いが、10 年の本質価値は今の値段を 19% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +52.7% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 京進4735 学習塾から介護・保育へ軸足を移す途上の京進。借金が重く利益の幅は薄いが、保育・介護の積み上がりと塾の改善が数字に出始めた 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 E・Jホールディングス2153 防災・環境に強い建設コンサル。実質の現金が厚く稼ぎの割に安いが、現金は半分だけ数えた 本質価値との差 +48.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ツカダ・グローバルホールディング2418 結婚式の縮みをホテルの拡大で補う途上。借金が重く資本効率は資本コストに届かないが、10年の価値は今の値段の近く 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 株式会社IBJ6071 婚活の「場」を握る連盟で、成婚を伸ばして利益も積み上がる。10 年で測ると、今の時価総額にはまだ余白がある 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ワシントンホテル4691 コロナの傷から立ち直り、稼ぐ力は本物に戻った。ただ家賃と金利という固定の重さを、今の値段はやや軽く見ている 本質価値との差 +43.5% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 オイシックス・ラ・大地株式会社3182 食材宅配と給食受託の薄利な二本柱。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 三協フロンテア株式会社9639 仮設ユニットハウスの国内最大手。堅い財務と値上げの力はあるが、建設需要に結びつく限り成長は物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エンバイオ・ホールディングス6092 土壌汚染の対策と、汚れた土地の再生、太陽光の発電を併せ持つ。不動産の山を割り引いても、今の値段にはわずかな安全域がある 本質価値との差 +39.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ハリマビステム9780 人手不足の追い風で利益率は過去最高。ただ人の手に頼る事業で、伸びは物価をわずかに超える程度 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 テイクアンドギヴ・ニーズ4331 婚礼の最大手がホテルへ大型投資中。今の株価は重みづけた価値に近い 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 楽天グループ株式会社4755 EC・フィンテックは稼ぐが、モバイルの投資回収と赤字続きの財務が分かれ目。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 9% ほど上回る程度で、適正 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ブラス2424 出店で組数を増やす途上。投資が先行して利益は細り、10 年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 株式会社クオンツ総研ホールディングス9552 仲介は復調、コンサルは賭け。10年の価値は今の時価総額をわずかに下回る適正圏 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アソインターナショナル9340 矯正装置の技工所の草分け。ROE 16% と純現金は魅力だが、デジタル化で単価が下がり、10 年の価値は今の値段の前後 本質価値との差 +36.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 株式会社ワールドホールディングス2429 売上の大半は現場の体が要る派遣と不動産で、AI エージェントの影響は事務部分に限られる。借入の重さを考えると、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 日本空調サービス株式会社4658 保守の安定収入に独立系の特殊施設への強みを持つが、成長の天井は技術者の数。10年後の価値は今を1割ほど上回りやや割安だが、悲観の下げが深い 本質価値との差 +34.7% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 KeePer技研株式会社6036 車のコーティング専門店の拡大で稼ぐ力は高いが、会社計画の6〜7割で見ると利益で測った価値は今の時価総額の周り。割安とも割高とも言えない 本質価値との差 +33.2% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 白洋舍9731 クリーニングは縮み、ホテル向けのリネンが支える。利益の質は並みだが、貸しビルなどの含みが値段を支え、筆者は適正の上寄りと見る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ビケンテクノ9791 大阪発のビル清掃と管理の中堅。人手不足を値上げに変える力はあるが、利益をためて配らない資本の使い方が価値を削る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 DNホールディングス株式会社7377 橋と河川の設計で食う建設コンサル。不祥事と設計の誤りで利益が落ちたが、公共需要は堅く、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 ヒビノ2469 ドーム公演の映像・音響で稼ぐが、万博の追い風が消える。純有利子負債 109 億円と、買収で膨らむ借入が重い 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 オリエンタルコンサルタンツホールディングス2498 海外ODAの建設コンサルで首位。成長は続くが利益率は薄く、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ケアサービス2425 現金は時価総額の6割あり、エンゼルケアの高採算が利益の源。介護の本業が立て直せれば割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 KNT-CTホールディングス株式会社9726 旅行代理店の利益は薄く、優先株を返した後の普通株の稼ぎで測ると、今の値段は少し先を見すぎている。やや割高 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 サン・ライフホールディング7040 神奈川の互助会と葬儀の会社。死亡数の山に向けて稼ぎは伸びるが、厚い現金は会員の掛金の裏付けで、株主のものではない 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 リゾートトラスト株式会社4681 会員制の堀と医療への広がりは本物だが、利益で測る本質価値は今の時価総額を下回る。成長の多くが開業時の一括計上と新規ホテルへの投資に頼る点を割り引くと、割高寄り 本質価値との差 +24.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社ナガセ9733 東進の強さと少子化・AI の逆風が釣り合う。金の信託の含み益を足して、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ニシオホールディングス株式会社9699 建機レンタル大手の一角。機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かないが、今の値段は中立の 10 年の価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社ステップ9795 神奈川の公立トップ校受験で地域一番の塾。厚い現金も入れた本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合い、適正圏 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ユーピーアール7065 国が後押しするレンタルパレットの 2 番手。償却と人件費の上昇で利益は細いが、業界の伸びとパレットの資産を考えると割安 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社ユー・エス・エス4732 中古車オークション首位、無借金で総還元率 100% 超とシェア 50% 戦略を両立。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の値段を 6%ほど上回る程度で適正 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 エヌ・シー・エヌ7057 法改正の追い風は本物だが、会社予想の利益倍増は割り引く。現金の大半は自分のものではない 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ジェイエスエス6074 子ども向けスイミングスクールの堅実な運営会社。会費改定で利益は戻るが、少子化と指導者不足が数量を削る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 要興業6566 東京23区の事業ごみを握る堅実な地場企業。現金は厚いが、還元が低く、本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シーティーエス4345 建設現場のICTレンタルで利益率26%。成長は続くが、10 年の価値は今の値段をやや上回る水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ダイセキ9793 廃液処理の国内最大手。取引工場を毎年増やして稼ぐ堅い会社だが、10 年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、安全域は薄い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 トスネット4754 仙台発の交通誘導警備の会社。現金は時価総額の7割あるが、本業の取り分が細り値段はほぼ適正 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社フルキャストホールディングス4848 短期バイトは体が要る現場仕事で、AI エージェントの影響は限られる。利益率の薄まりとアプリ勢の競争を織り込むと、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エムアップホールディングス3661 アーティストのファンクラブ運営で伸びる軽資産の会社。ただ取り分は大型案件に握られる。10 年の本質価値は今の時価総額と近く、適正 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社プラスアルファ・コンサルティング4071 人事 SaaS の稼ぐ力は高いが、大手と生成 AI の圧力が重い。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 1 割弱下回る、適正圏 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 船場6540 受注残は厚く、現金も余るが、案件ごとの競争で利益率は 5% 台。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社トーカイ9729 介護・病院・調剤の裏方を束ねた高齢社会のインフラ。公定価格の天井で伸びは物価並みだが、現金と還元を足すと今の値段はやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日建工学9767 海岸や川の護岸ブロックと、その型枠を貸す日建工学。時価総額の8割が現金で、事業の稼ぎは公共工事の波に乗る。値段は安いが利益は読みにくい 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 株式会社カーブスホールディングス7085 女性専用の 30 分ジムで会員が増え続ける質の高い会社。ただ 10 年の利益で測ると今の時価総額は織り込み済みで、安全域は薄い 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ6090 代謝物の受託解析で国内の草分け。稼ぐ力は戻ったが、研究の予算と装置の進歩に振られる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ナック9788 宅配水とダスキンの清掃で稼ぐ定期サービス会社に、住宅関連の波が乗る。営業利益率は 4〜6% の帯から出ない。利益で測ると今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 セントラル警備保障9740 警備の契約収入と厚い現金は強みだが、人件費と ROE が重い。今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 Aoba-BBT2464 インターナショナルスクールが稼ぎ、社会人教育はAIに押される。現金は厚く見えるが半分は授業料の前受け。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社ウエスコホールディングス6091 防災設計の建設コンサルに、時価総額の8割に迫る純現金が付いた会社。現金が下値を支えるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ウェルネット2428 コンビニ決済の老舗で現金は厚いが、その大半は顧客の預り金。件数は減る側にあり、10年の価値は今の値段並み 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 明豊ファシリティワークス1717 公共 CM と無借金の財務で増配が続くが、工数請求が AI で削られる。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ティア2485 名古屋で斎場の3割を握る葬儀会社。出店と買収で伸びるが、借金と件数の失速が重く、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 フルハシEPO9221 廃木材をチップに変える中部の再資源化会社。許認可が堀で、新設の遅れと借入が焦点 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ポピンズ7358 保育所と在宅の子育て支援で伸びる。現金も厚いが、少子化の中で公費頼みの利益率は先走る。やや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 幼児活動研究会2152 園児の体を動かす先生を派遣する高収益の会社。AI には代替されにくいが、少子化と戻らない現金で、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 土木管理総合試験所6171 維持管理の堅い需要と現金を持つ試験・調査の会社。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 燦ホールディングス9628 国内最大の上場葬儀会社。死亡者数の追い風は確かだが、買収で厚くした資本の稼ぎが資本コストに届かない。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 翻訳センター2483 特許・医薬の翻訳で国内首位級だが、生成AIが人手の翻訳量を削る。厚い現金と全額還元が下を支える 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 成学社2179 大阪地盤の個別指導塾フリーステップ。利益は過去最高だが、少子化とAIの家庭教師が生徒の数と単価を細らせる。今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社イチネンホールディングス9619 中小口リースが稼ぎの柱の多角化企業。周辺は薄利で、10 年の価値は今の値段と同じくらい 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 川崎地質4673 地質調査の老舗。防衛の大型案件で利益が膨らんだが一過性が濃く、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フルテック6546 北海道・東北で首位の独立系自動ドア会社。保守の積み上げは堅いが、全社の費用が重く利益率は 3〜5%。価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ALSOK株式会社2331 警備の二番手は利益が上向き。稼ぎの質はセコムに劣り、10年の本質価値は今の値段を 9% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 学究社9769 都立中・都立高受験の強いブランドで営業利益率22%を稼ぐが、少子化と私立無償化が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社JPホールディングス2749 保育と学童を国の公定価格が支える堅い事業。ただ少子化で伸びは乏しく、純現金を足しても本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 早稲田アカデミー4718 首都圏の中学受験で伸びる堅い塾。ただ値段は先の成長までほぼ織り込まれ、10年の価値は今の時価総額を2割強下回る 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社Finatextホールディングス4419 証券の基幹システムをクラウドで貸す成長株。利益で測った 10 年の価値は、今の値段に届かない見立てで、やや割高 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ライク2462 保育・人材・介護を束ねる創業家支配の会社。公的な単価に縛られ、利益は伸びても資本コストを少し超える程度 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 市進ホールディングス4645 千葉の老舗の集団塾に介護を足した学研の子会社。少子化と AI で塾の生徒が細り、借金と家賃の重さが残る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本郵政6178 利益のほぼ全部が金融2社の持分。式どおりの倍率で見ると、10年の価値は今の時価総額を1割弱下回る適正圏だが、安全域は薄い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 パシフィックネット3021 法人向けパソコンの月額レンタルと使用済み機器の処理で伸びるが、直近の利益は入れ替えの山にあり、借入も重い 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シダー2435 需要は確か、利益は薄く、借入は重い。それでも 10年後の価値は、今の値段を 2 割近く上回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アドバンテッジリスクマネジメント8769 ストレスチェックと団体の所得補償保険の先駆者。法の追い風はあるが、人が担う相談と研修はAIに置き換わりやすく、やや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社プレステージ・インターナショナル4290 手配と窓口の事務は AI エージェントに削られるが、協力会社の網と家賃保証の記録が堀。10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 株式会社コシダカホールディングス2157 まねきねこは国内首位で稼ぐ力は確かだが、利益率が下がり始めた今、10 年先の価値は今の時価総額に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東洋テック9686 警備とビル管理で稼ぐ堅実な会社だが、利益率は 3% 台と薄い。万博の特需を除くと稼ぐ力は小さく、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 いちご2337 稼ぎの 3 割近くは物件の売却益。金利の上昇で利益の土台が削られ、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社LITALICO7366 成長力は本物だが、売上の大半を国が決める値段に乗る。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社エス・エム・エス2175 看護・介護の人材紹介と介護 SaaS(カイポケ)が柱。海外の巨額減損と大株主の圧力を抱え、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り割高 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 丹青社9743 万博の山を越えて利益率が6%台に落ち着き、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、資本コスト8.75%で測った10年の本質価値は今の値段を25%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ロイヤルホテル9713 リーガロイヤルホテルの運営会社。建物を売って身軽になったが、固定家賃と優先株が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社ミダックホールディングス6564 営業利益率 4 割の産廃処分会社。許可という堀は本物だが、資本が厚くなる 10 年を割り引くと今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.6% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 株式会社ディー・エヌ・エー2432 ポケポケ頼みの稼ぎは細り、残るのはゲーム・配信・球団の積み上げ。利益で測った 10 年の価値は今の値段を 14% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 いであ9768 環境調査と河川設計の堅い会社。利益率は過去最高圏で、10 年の価値は今の値段の周りに収まる 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社ビー・エム・エル4694 病院から検体を預かる国内大手の検査会社。手元現金は厚いが稼ぐ力は細く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エムスリー株式会社2413 国内医師 9 割を会員化した独占的プラットフォームだが、製薬マーケ予算の反動と会員数の飽和で、10 年の本質価値は今の値段を 25% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社イオンファンタジー4343 国内の小型店と値上げで稼ぎは伸びるが、利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。借金が重く、割高 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 応用地質株式会社9755 地質調査の国内最大手。現場の体の守りは堅いが、利益率は低く、AI エージェントが解析の工数を減らす。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社GENDA9166 買収で売上を 4 倍にした店舗網は本物だが、借金とのれんが重く資本の稼ぎも落ちた。10 年の本質価値は今の値段を下回り、やや割高と見る 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 株式会社サイバーエージェント4751 稼ぎの柱はゲームで、ネット広告代理はAIエージェントに置き換えられて縮み、ABEMAは黒字化したばかり。今の利益は山に近く、資本コスト8.75%で測ると本質価値は今の値段を50%ほど下回り、割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ジャパンマテリアル株式会社6055 半導体工場のガス・超純水の施工と運転を請け負う優良企業。ただし 10 年の利益で測ると、今の値段は約 41% 割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 SOLIZE Holdings5871 自動車の開発に技術者を出し、3Dプリンタで部品を造る会社。人月の仕事がAIエージェントに削られる先を見て割高 本質価値との差 −15.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本管財ホールディングス株式会社9347 公共施設の包括管理に強い堅実なビル管理会社。ただ利益率は 6% 弱と薄く、厚い現金も株主に戻る保証がない。10 年の稼ぎで測ると、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社ラウンドワン4680 国内の好調と米国の出店で稼ぎは伸びるが、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に届かない。割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ライドオンエクスプレスホールディングス6082 「銀のさら」の名前は残るが、宅配アプリに専業の強みを削られる。手元の現金を足しても、今の値段は少し高い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 タカミヤ2445 足場の賃貸は回復したが、償却費と借金が重く、利払いも増える。10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 乃村工藝社9716 空間づくりの最大手で財務は堅いが、利益率は万博を含む過去最良の水準にあり、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、10年の本質価値は今の値段を34%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 東京都競馬株式会社9672 大井競馬場の大家で稼ぎは安定するが、1,600 億円の再整備が利益を食う。10 年後の価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社エイチ・アイ・エス9603 旅行は薄利で借金は重い。稼ぎの回復を織り込んでも、10 年の利益で測った価値は今の時価総額を下回る。割高寄り 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ダイサン4750 住宅の足場で名の通った老舗だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でもやや高い 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ファルコホールディングス4671 京都の臨床検査と調剤薬局。厚い現金を配当で戻すが、公定価格に縛られて利益は伸びない 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 城南進学研究社4720 個別指導の塾と保育園を営む小さな会社。黒字化は始まったが、10 年先を見ても今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 NJS2325 上下水道の設計で国内首位級。守りは堅いが現金の戻りが遅く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 グローバルキッズCOMPANY6189 首都圏の保育所運営で再建が進むが、少子化と薄い利益率が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社オンザページ9160 旧ノバレーゼと旧エスクリが合併した国内最大級の婚礼会社。婚姻が縮む市場で借入が重く無配、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 エプコ2311 住宅会社の裏方は堅実だが、設計の柱が着工減とAIで細る。再エネ工事の伸びで埋めきれず、今の値段は高い 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 明光ネットワークジャパン4668 個別指導塾「明光義塾」の本部。現金は厚いが、人手と家賃で稼ぐ事業は人件費に削られ、10 年で見ると今の値段には届かない。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社建設技術研究所9621 河川で首位の建設コンサル。許認可と公共予算が守るが、AI エージェントの工数削減が値段に響く。10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 株式会社オオバ9765 民間の街づくりに強い建設コンサル。利益率は過去最高圏で、そこから先の伸びは物価並み。10 年の価値は今の値段を3割ほど下回る 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 キュービーネットホールディングス6571 10分の理容店QB HOUSEを国内587店で運営。出店と人材の先行費用で利益率が5%台に下がり、価値は今の時価総額の6割ほど 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 インフロニア・ホールディングス株式会社5076 請負の利益に買収を重ねて運営事業へ舵を切る途上の会社。10 年のならした利益で測ると資本コスト 8.5% に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 GMOインターネット株式会社4784 祖業のドメイン・サーバーは堅いが、値段は GPU クラウドへの期待を先取りしている。10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アサンテ6073 白蟻防除の最大手。人を増やす投資で利益が一度落ち込む。現金は厚いが、値段は割高に寄る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 キタック4707 新潟の官公庁に頼る建設コンサル。仕事は堅いが利益が薄く、借入も重い。10 年の価値は今の時価総額を 4 割台半ばで下回る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社カナモト9678 建機レンタル大手。値上げで利益は最高圏だが、機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユーラシア旅行社9376 全員添乗員の海外旅行を円熟層に売る無借金の小さな旅行会社。現預金は厚いが、旅行の利幅は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社 リソー教育グループ4714 親会社ヒューリックが TOB で完全子会社化へ。個別指導塾の質は高いが、利益で測った価値は買い付けの値段に届かない 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 オリジナル設計4642 上下水道の更新需要は強いが、利益は伸びにくく買収の質も未検証。10 年の価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東海リース9761 現場事務所と仮設建物を自前で作って貸す老舗。需要は底堅いが、借金で増やした資産が資本コストを稼がず、割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 UTグループ株式会社2146 製造派遣は現場の体が要る仕事で、AI エージェントの影響は限られる。薄い利益率と自動化の懸念から、10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 トランス・コスモス株式会社9715 窓口と事務の BPO は AI エージェントが最も直接に置き換える仕事。厚い純現金があっても、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割弱下回り、割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 RSC4664 池袋のサンシャインシティを足場にしたビル管理の会社。契約は堅いが利益は薄く、純現金を足しても今の値段は高い 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社アルプス技研4641 設計技術者の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。利益率も低めで、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) やや割高 株式会社共立メンテナンス9616 寮の安定を土台にドーミーインが稼ぐ良い会社だが、10 年後の利益で測る価値は今の時価総額を大きく割り込み、割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 H.U.グループホールディングス株式会社4544 検査の受託で国内首位級、利益の柱は診断薬。立て直しは途上で、10 年の本質価値は今の値段を 2 割弱下回り、やや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 セコム株式会社9735 警備首位の稼ぐ力に新事業・海外を積む多角化企業。強い堀を認めても k は 7% で、10 年のならした利益で測ると今の株価は割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 サニックスホールディングス4651 シロアリ防除を核に、廃プラ発電と太陽光を抱える会社。利益は不安定で、設備と借入が重い。今の値段は割高側に出た 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 株式会社シグマクシス・ホールディングス6088 人月で売るコンサルは AI エージェントに置き換えられる側。稼ぐ力は本物だが、10 年の価値は今の時価総額 503 億円を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +1.7%) 割高 エアトリ6191 航空券のネット販売の大手。3年は利益を全額配当に回すが、そのあとはほぼ無配に近い水準へ戻る。10年の稼ぎで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 東京會舘9701 丸の内の格式ある宴会場。ブランドは強いが婚礼の縮小と人件費が重く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社コンヴァノ6574 ネイルの会社が美容クリニック向けの支援で急成長。ただ顧客 1 社への依存が重く、利益が今期予想の半分に落ち着く前提でも割高 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 環境管理センター4657 環境の測定・分析を担う小さな老舗。規制が需要を支えるが、過当競争で利幅が薄く、10 年の価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 京都ホテル9723 京都の中心で老舗の高級ホテルを営むが、借金と優先株が重く、利益の多くが利払いと返済に消える 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 TREホールディングス株式会社9247 産廃・スクラップ・バイオマス発電を持つ静脈の総合企業。直近の利益は能登の特需で、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社6544 メーカー系が握る保守市場で台数を積む独立系。成長は本物だが、10 年のならした利益で測ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 日本和装ホールディングス2499 着物の販売仲介と割賦の会社。市場が縮む中で利益は底堅いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 株式会社インソース6200 講座を自前で作る安さと 4 割の利益率は本物だが、人の講師で売る研修は AI エージェントに置き換わる側。10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セルソース4880 ひざの自費の再生医療で一時は 4 割の利益率を稼いだが、件数は伸びず ROE は資本コストに届かない。厚い現金を数えても割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 ディップ株式会社2379 バイトルの稼ぐ力は本物だが、求人の入口が AI エージェントや無料の検索に移る側にある。10 年の価値は今の時価総額を半分ほど下回る 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 MS&Consulting6555 覆面調査という地味な稼ぎ方は堅いが、利益の天井が低く、10 年先の値段は今を下回りやすい 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 テノ.ホールディングス7037 福岡発の保育所運営。公定価格で売上は守られるが、子どもは減り、借金と家賃が重い。稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 藤田観光株式会社9722 稼ぎは過去最高だが、薄利の歴史と山に近い利益率を割り引くと利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 共和コーポレーション6570 出店で急成長するゲームセンター会社。家賃と機器投資が重く、10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社リログループ8876 社宅・賃貸管理は記録が堀で守られるが、福利厚生は画面型で値下げ圧力を受ける。10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割強下回り、割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社カカクコム2371 争奪戦で株価はTOB提示額さえ超えているが、本質価値で測ると行き過ぎで、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る。 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 スタジオアリス2305 子ども写真館の最大手。値上げで客単価は保つが、出生数の減少で客数が毎年1割近く減る。時価総額の6割近い現金を抱え、稼ぎは薄い。今の値段は高いと見る 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 株式会社ナガワ9663 ユニットハウスで国内首位級。財務は堅いが元手が重く稼ぎの効率は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アイ・ケイ・ケイホールディングス2198 地方都市のゲストハウス婚礼で一定の地位を築いたが、挙式の件数は構造的に減る。利益が一過性で膨らんだ今の値段は10年の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 スバル興業株式会社9632 道路の維持管理が柱の東宝系企業。堅い現金はあるが談合の是正で利益率が下がり、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 セントラルスポーツ4801 大手の中で堅く稼ぐが、家賃という固定費を背負い、資本効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大栄環境株式会社9336 最終処分場を握る高収益の廃棄物大手。稼ぐ力は本物だが、投資が重く、10 年のならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社オープンアップグループ2154 堅実な技術者派遣だが、AI エージェントが下流の仕事を置き換える側にある。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウチヤマホールディングス6059 北九州発の介護付き有料老人ホームとカラオケの会社。高齢者は増えるが、介護の利益を本社費とカラオケが食い、資本は稼がない。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 株式会社ベルシステム24ホールディングス6183 契約は安定していても、席の数に頼る稼ぎが AI エージェントに直接削られる。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 株式会社帝国ホテル9708 帝国ホテルの本体は看板と日比谷の土地で、ホテルの利益は薄い。土地と賃貸用マンションの含み益を足しても、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分ほどで、割高 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 秀英予備校4678 静岡を地盤に 219 校舎を持つ集団塾。校舎の整理で利益を立て直す途上だが、少子化と AI が授業の数量と値段を押す 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社メイテックグループホールディングス9744 設計の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 株式会社日本ケアサプライ2393 介護用具レンタル卸の草分けで需要は堅いが、公定価格と薄い利益率で成長は年 5% 前後。10 年の本質価値は今の値段を 4 割以上下回り、割高 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 極楽湯ホールディングス2340 最高益を更新して復配したが、新店と更新の投資で現金は細り、利益の伸びは物価並み。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 リソルホールディングス5261 訪日客の追い風で利益は山に近い。賃借料の重さと倍率を考えると、今の値段は高い 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社MIXI2121 稼ぎの 8 割を 1 本のゲームに頼る会社。スポーツと家族アプリは育つが薄利で、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回る。割高 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 パーソルホールディングス株式会社2181 事務の派遣・BPO・紹介は AI エージェントに置き換わる側。堀は浅く、資本コスト 9.5% で測った 10 年の本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アトラグループ6029 接骨院を支える小さな支援会社。玩具店から手を引き本業に絞るが、療養費の縮みが重く割高と見る 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 早稲田学習研究会5869 北関東の大型校舎で戦う集団塾。創業者が 6 割を持ち配当は厚いが、AI が授業の価格を押す 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ベクトル6058 PR最大手で稼ぐ力は高いが、利益の大半を占めるPR・広告と配信をAIエージェントが置き換えていき、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ポラリス・ホールディングス3010 ホテルを借りて運営する会社。急拡大の途中で、のれんと固定賃料が重く、本質価値は今の値段を下回る(割高) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ケア212373 大阪発の介護の会社。高齢者は増えるが、人手と国の報酬に挟まれて利益は薄く、借金とリースが重い。今の値段は高い 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アンビスホールディングス7071 ホスピス住宅の最大手は、報酬改定で儲けの形が壊れた。資産の厚みが下を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 弁護士ドットコム株式会社6027 電子契約と法律メディアの二本柱で伸びる質の良い成長企業。ただし利益で測った 10 年の価値は今の値段の 4 割ほどで、割高 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社船井総研ホールディングス9757 顧問料で積み上げる人月の稼ぎは、AI エージェントに削られる側。還元は手厚いが、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 一蔵6186 振袖の自社企画で稼ぐが、少子化と借金が重い。回復を見込んでも、今の値段は高い 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本エマージェンシーアシスタンス6063 海外で倒れた旅行者を助ける専業だが、利益は薄く浮き沈みが激しい。10 年先を買う理由は見つけにくい 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 グリーンランドリゾート9656 九州の遊園地「グリーンランド」が稼ぎの柱。客数は細り、土地と設備が重く ROE は 4% 台。資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 株式会社ダスキン4665 訪販とミスドの堅い収益はあるが、ROE は資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に満たない。割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 note株式会社5243 書き手が稼ぐ場としての note は本物で、AI で利益率も上がった。ただ 10 年先の成功を前提にしても、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る割高と見る 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 博報堂DYホールディングス2433 国内広告の取引関係と大きな純現金はあるが、広告の企画・制作・運用をAIエージェントが肩代わりし、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テルマー湯ホールディングス3521 新宿のスパ1つに稼ぎが集まる温浴の会社。立地は強いが借地で施設は2つだけ、割高とみる 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アゴーラホスピタリティーグループ9704 大阪と東京に数軒のホテルを持つ小さなホテル会社。訪日客で黒字に戻ったが、借入と外部の持分が株主の取り分を細らせる 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 トランスジェニックグループ2342 マウスを使う薬の試験の受託と、卸・商社の子会社を束ねる持株会社。稼ぎの 8 割は卸で、資本の効率は低く、今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 きょくとう2300 福岡の家庭向けクリーニング。縮む市場で利益は薄く、事業の稼ぎが今の時価総額を支えきれない。筆者は割高と見る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 エン株式会社4849 再建の手応えはあるが、媒体と紹介が AI エージェントに置き換わる側にある。10 年の価値は今の時価総額を 3 分の 2 ほど下回る 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 進学会ホールディングス9760 札幌の学習塾が看板だが、中身は借入で株を回す運用会社。帳簿の厚みは額面どおりには受け取れない 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社ジェイエイシーリクルートメント2124 管理職の転職を扱う紹介会社の稼ぐ力は本物だが、AI エージェントの直接マッチングに置き換えられる側。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホウライ9679 都内の家賃と保険の手数料で稼ぎ、那須の牧場とゴルフを抱える創業 98 年の会社。ROE 5% で資本の重さが株価を抑える 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 株式会社リンクアンドモチベーション2170 診断の月額課金も人材紹介も、AI エージェントに置き換わる側。ALT が下支えしても、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −56.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 CDS2169 三菱自動車などの開発を人の手で支える受託会社。AIが代替しやすい仕事で、純現金は厚いが10年の稼ぐ力で測ると割高 本質価値との差 −57.1% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 日本エコシステム9249 公営競技の設備と道路の点検・保守を、買収で広げる会社。借入が急に増え、10 年の価値は今の評価を下回る 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 鉄人化ホールディングス2404 都心のカラオケ店を軸に、ラーメン・まつ毛サロン・販促の派遣まで手を広げた小さな会社。コロナの痛手から立ち直ったが、利益は薄く、借りた店の家賃は重い。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 リニカル2183 抗がん剤の治験に強い中堅の CRO だが、日本の治験の減少と海外の赤字で稼ぐ力を失った。回復を織り込んでも割高 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社インフォマート2492 外食の受発注網という堀は本物だが、利益の急回復を織り込んだ値段が先走っている。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 クリップコーポレーション4705 名古屋の個別指導塾とサッカー教室を営む小さな会社。現金は厚いが本業は赤字で、少子化と AI に押される。本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ランシステム3326 複合カフェ自遊空間を営む AOKI 傘下の小さな会社。省人化システムに賭けるが、薄い自己資本と縮む本業から、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SDエンターテイメント4650 保育・介護とフィットネスの RIZAP 子会社。利益が薄く、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 株式会社オリエンタルランド4661 値上げと新エリアで稼ぐ力は強いが、強い堀を認めても利益で測った本質価値は今の時価総額の 3 割ほど。今の株価は先取りが過ぎ、割高 本質価値との差 −67.0% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 武蔵野興業9635 新宿の古いビルが稼ぎの柱だが、映画と教習が細り、稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 ルネサンス2378 家賃と借金を背負ったスポーツクラブ。立て直しの途上で、利益に比べて値段が先走る。割高 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 プラザホールディングス7502 ドコモショップの代理店と写真プリント店。薄い利益に重い借入が乗り、今の値段は稼ぐ力に比べて大きく高い 本質価値との差 −69.4% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 電通グループ4324 広告の制作・運用・買い付けをAIエージェントが肩代わりし、海外の再建とのれんの重さも重なって、資本コスト10.0%で測った10年の本質価値は今の値段を73%ほど下回り、割高 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 昴9778 鹿児島の老舗の集団塾。合格実績は強いが生徒は年 2〜3% ずつ減り、校舎の土地は利益を生まない 本質価値との差 −70.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 サイネックス2376 自治体と組む行政情報誌と電話帳の会社。紙の媒体の縮みを新しい事業で埋めきれず、稼ぎは資本に見合わない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −70.9% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 バリューHR6078 健保の事務を丸ごと請け負う堅い商売だが、人手で稼ぐ型なので AI の波に弱く、今の値段は成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 株式会社パソナグループ2168 売上の 9 割弱が事務の派遣・BPO で、AI エージェントに最も近い。稼ぐ力は赤字すれすれで、10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 中日本興業9643 名古屋のシネコン2拠点に頼る小さな興行会社。稼ぐ力は資本コストに届かず、10年で測ると今の値段はかなり高い 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社ベイカレント・コンサルティング6532 11 期連続最高益の人月型コンサルは、AI エージェントに置き換えられる側。運営力は一流でも、10 年の価値は今の時価総額の 2 割強 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 ホテル、ニューグランド9720 横浜の港に建つ 1927 年開業の名門ホテルだが、稼ぐ力は細く、土地も借り物で、値段は看板の分だけ高い 本質価値との差 −77.8% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 株式会社リクルートホールディングス6098 AI エージェントが求人・物件探しの入口を握れば、広告と派遣の双方が縮む。10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −79.4% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 きんえい9636 天王寺駅前で映画館とテナントビルを営む近鉄グループの会社。土地の含みは大きいが、利益で測ると割高 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 御園座9664 名古屋で130年続く劇場の看板は本物だが、1館の興行で稼げる利益は小さく、今の値段は稼ぐ力の数倍だ 本質価値との差 −81.9% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 エム・エイチ・グループ9439 小さな美容室グループが増資で AI に賭ける。稼ぐ力は 10 年ほぼゼロで、今の値段は増資の現金と話題を大きく超える 本質価値との差 −88.4% · 10 年 割高(年 −13.2%) 割高 マーチャント・バンカーズ3121 借金で持つ 23 の賃貸物件と売却益の会社。利払いが稼ぎを食い、今の値段は稼ぐ力の何倍にもなる 本質価値との差 −88.9% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 田谷4679 全国に美容室 61 店を持つ老舗。6 期ぶりに黒字化したが利益は薄く、増資で延命してきた。今の値段は回復を前提にしている 本質価値との差 −89.1% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 歌舞伎座9661 資産は厚いが、稼ぐ力は時価に遠く及ばない。10 年の価値は今の時価総額の 1 割ほど 本質価値との差 −89.4% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 トライアイズ4840 ダムの点検、中古物件の再販、ブランドの貸し出しを束ねた小さな持株会社。5 年続く営業赤字に対し、値段は資産の 2 倍近くを先取りしている 本質価値との差 −90.3% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 Shinwa Wise Holdings2437 老舗の美術品オークション。赤字が3年続き立て直しの途中で、今の値段は再建の成功を先に織り込んでいる 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 地盤ネットホールディングス6072 住宅地盤の小さな会社に、投資会社化の期待だけが乗っている。事業の価値は今の時価総額の数十分の一 本質価値との差 −97.2% · 10 年 割高(年 −23.8%)

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分析日 2026-10-16