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ファルコホールディングス 4671

京都の臨床検査と調剤薬局。厚い現金を配当で戻すが、公定価格に縛られて利益は伸びない

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,239 円221 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,716 円268 億円差 −17.6%
10 年後から見ると やや割高 価値 2,239 円221 億円 · 差 −17.6% · 期待の年率 +4.5%
期待の年率リターン(10 年)+4.5%資本コスト比 −4.0 pt
推定の資本コスト8.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ファルコホールディングスは、京都を拠点に、病院や診療所から検体を預かって調べる臨床検査と、調剤薬局を営む会社だ。電子カルテなど医療ITの小さな事業も持つ。筆者の結論は「やや割高」だ。十年後の価値は今の時価総額を1割台半ば下回る。現金と配当の厚みが下値を支えるが、利益が伸びない分、値段に余裕はない。

足元の数字は悪くない。2026年3月期の営業利益は25億円で、臨床検査は1割以上増えた。自己資本比率は7割、時価総額の3割近い純現金があり、会社は配当を純資産の5%ほどに引き上げ、自社株買いも続けている。

一方、伸びる理由は乏しい。検査も調剤も、値段の土台は国が決める診療報酬だ。人件費と集配の費用は物価で上がるのに、単価は物価に届かない。売上は10年で年1%ほど縮んできた。筆者が気にしているのは、この構造だ。

調剤薬局は店を6つ閉じた。門前の薬局が減る流れの中で、利益は2割近く落ちた。検査と医療ITの利益で穴を埋めている形である。

悲観でも下値は浅い。現金と保有株が支えになり、配当の水準も高いからだ。大きく崩れにくいが、大きく伸びる会社でもない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で、この会社の第一の魅力は、資本の戻し方だ。純利益の9割近くを配当と自社株買いで戻し、借金はほとんどない。経営の方向が、株主の取り分を増やす側にある。

第二に、事業の堀は広くない。検査は寡占だが、ファルコは中堅で、値決めの力は弱い。調剤薬局は規制と報酬に縛られる。堀は十年スパンで見て「普通以下」だ。資本コストをわずかに超える程度の稼ぐ力で、それが長く続くかが問われる。

第三に、予測しやすい事業かどうかだ。検査も調剤も、需要はなくならない。ただし、診療報酬の改定という国の判断が価格を左右する。収益の予測は外れにくいが、伸びの予測は難しい。

払う値段に安全域があるかどうかは、結論のとおりだ。現金と保有株を引いた事業の価値で見ると、今の値段は少し高い。

オーナーとして持ち続けたいかと言えば、配当を重視する地味な会社として好ましい。ただし、増配は利益の成長ではなく、現金の取り崩しに支えられている部分もある。筆者は、そこを見極めたい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの柱は三つある。第一は臨床検査で、売上の約6割、営業利益の約6割を占める。子会社のファルコバイオシステムズが、病院・診療所・健診機関から血液や尿などを預かって検査し、結果を返す。体外診断用の試薬の製造・販売や、出生前検査(NIPT)などのゲノム関連も扱う。第二は調剤薬局で、売上の約35%だ。子会社のファルコファーマシーズとチューリップ調剤が、101店舗(うち3店はフランチャイズ)を運営する。第三はICT事業で、売上は17億円と小さいが、営業利益率は2割を超える。クラウド型のレセプト支援「レセスタ」と、中小病院向けの電子カルテ「HAYATE」を提供する。

検査は、診療報酬の点数に連動する。病院が検査会社に支払う価格は、公定価格を土台にした値決めだ。調剤は、調剤報酬と薬価の改定に収益が左右される。つまり、売上の大半が国の価格表に縛られる事業である。

従業員は連結で約1,000人。臨床検査570人、調剤373人、ICT71人。検査は集配網と大型の分析設備、調剤は賃借した店舗が資産の中心だ。2026年3月期の設備投資は18億円で、名古屋の事業用不動産の取得を含む。

筆頭株主は同業のビー・エム・エルで、約1割を持つ。ファルコ側もビー・エム・エル株を持つ。

優良さと弱いところ

筆者が評価するのは、検査事業の地域密着と、配当を重視する姿勢だ。検査は、病院との関係が長く、集配の網と結果の報告の速さが選ばれる理由になる。ICTで電子カルテまで持つことで、病院の中に入り込む窓口もある。

資本の使い方は株主寄りだ。2024年に長期ビジョンを定め、還元の指標を純資産配当率(DOE)に切り替えた。目標は5%程度で、配当性向は6割を超える。さらに自社株買いを加えると、総還元は純利益の9割に達する。借金はほとんどなく、自己資本比率は7割だ。

弱点は三つある。第一に、規模が小さい。検査市場は6千億円ほどで、ファルコのシェアは5%に届かない。上位3社には集配の網でも設備の効率でも劣る。第二に、値決めの力が弱い。公定価格の下で、病院が値下げを迫れば受け入れざるを得ない。第三に、調剤薬局は薄い利益の上に、報酬の適正化で収益が落ちている。

中計の目標(ROE8%以上、営業利益28億円、純利益20億円)は、ほぼ達成圏にある。ただし、目標の水準が低く、資本コストを大きくは超えない。検査の誤りや個人情報の漏えいは、事業の許可に響くリスクとして有価証券報告書にも挙がっている。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

臨床検査の受託市場は、約6,200億円とされる(矢野経済研究所)。高齢化で検査の件数は少しずつ増えるが、診療報酬の検査点数は長期的に引き下げ圧力を受けてきた。病院が検査を院内で行う動きと、大手による外部委託の取り込みが同時に進む。

競争の形は寡占だ。上位はビー・エム・エル、H.U.グループホールディングス(SRL)、LSIメディエンスの3社で、規模の効果が効く。ファルコは中堅で、地域と顧客の近さで戦う。同業の再編が進めば、中堅の位置づけは難しくなる。

診療報酬は、令和8年度の改定で本体が2.41%上がったが、内訳は賃上げと物価の対応が中心で、調剤分は0.08%の伸びにとどまった。薬価等は0.87%下がる。調剤薬局は、長期処方・リフィル処方の強化と、報酬の適正化で、収益の伸びが抑えられる。

調剤薬局は、大手チェーンの集約が進む成熟市場だ。医療機関の近くに店を構える門前薬局は、診療所の減少と電子処方箋で苦しくなる。ファルコは当期に6店を閉じた。かかりつけ薬局や在宅医療に寄せる方向だが、規模の効果は大手に及ばない。

医療ITは、中小病院の電子カルテの更新と、レセプトの自動化の需要がある。市場は小さいが、利益率は高い。

人手不足は、検査技師・薬剤師の確保と、集配の人件費に響く。賃上げの分は診療報酬に一部しか反映されず、コストが先に上がる。

資本政策と M&A

還元は手厚い。2026年3月期は配当性向が6割を超え、会社は次期も増配を見込む。さらに自社株を5億円ほど買った。配当の指標はDOEで、目標は5%程度だ。純利益の9割近くを株主に戻す水準である。

純現金は72億円で時価総額の約27%にのぼる。ただし、すべてが余剰ではない。検体の回収から入金までの運転資金、集配と分析機器の更新、調剤薬局の賃借の約束がある。これらを売上の1割強の約50億円と見て、残る約22億円を余った現金として分けた。戻している実績が強く、帳簿どおりに戻るとみる。

政策保有株は、ビー・エム・エルを18.7億円分、ODKソリューションズを5.2億円分持つ。当期に売却益が4.25億円出た。保有株の配当は純利益に入っているので、価値を別に足していない。

M&Aは目立たない。過去にはICTや調剤薬局を買い足してきた。今後は、検査の同業の再編に巻き込まれる可能性がある。筆頭株主が同業のビー・エム・エルであることは、提携や統合の選択肢を残すが、独立性を保つ限り、数字には入れていない。

名古屋の事業用不動産など、検査拠点の整備に資金を使う。大型の買収は想定しにくい。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

経営が変わった。2024年に長期ビジョンと中計を定め、DOEを指標にし、配当を純資産の5%に引き上げた。自社株買いも続く。純利益の9割近くを株主に戻すのは、日本の上場企業では目立つ水準だ。

事業も改善している。臨床検査の営業利益は1割以上増え、ICTは3割増えた。2027年3月期の第1四半期は営業利益が2割増えた。電子カルテとクラウドのレセプト支援は、中小病院のデジタル化の流れに乗る。ゲノム関連やNIPTは、検査単価を押し上げる成長分野だ。

診療報酬は令和8年度に賃上げと物価の対応で本体が上がり、検査業界にとって悪い環境ではない。同業の再編が進めば、ファルコの検査網と顧客を評価する買い手も出る。筆頭株主が同業のビー・エム・エルであることも、提携や統合の余地を残す。

調剤薬局は不採算の店を閉め、利益率の底は見えてきた。かかりつけと在宅に寄せれば、薄いが安定した収益になる。借金がなく、保有株も含めて財務は厚い。十年のうちに、利益が3割増えて、配当がそれに連れて増える筋書きは十分にある。

慎重な見方

売上は十年で年1%ほど縮んできた。2022年3月期に営業利益率は11%まで上がったが、新型コロナ関連の検査需要が重なったとみられ、平時は5%前後だ。今の水準が利益の山に近い。

検査も調剤も、値段を国が決める。令和8年度の本体の引き上げは賃上げと物価の対応が中心で、調剤分は0.08%にとどまる。薬価等は0.87%下がる。人件費と集配のコストは物価で上がるが、単価は物価に届かず、利益率は構造的に圧迫される。

検査の寡占は上位3社が握り、ファルコは中堅で、集配の網でも設備の効率でも劣る。病院は価格で外注先を乗り換える。調剤薬局は、門前の診療所が減り、電子処方箋でさらに競争が強まる。当期の利益は2割近く落ちた。

増配は利益の成長ではなく、現金の取り崩しに支えられている。純利益の9割近くを戻せば、自己資本は増えず、利益も増えない。ROEは資本コストの手前で、倍率を押し上げる材料がない。

同業の再編も不利に働く。上位3社が規模で勝ち、中堅のファルコは病院の入札で値段を下げさせられる。買い手が付く保証もない。筆頭株主のビー・エム・エルは同業であり、独立の価値を高く評価する理由は薄い。保有株や現金は評価に含まれており、これ以上の上積みは期待しにくい。

どちらに重みを置いたか

経営の方向と財務の厚さでは強気の言い分が強い。一方、値決めを国に握られる構造と、売上が縮んできた過去の事実では慎重な言い分が勝つ。そこで中立の営業利益率を足元より少し低い5%台前半に置き、確率はやや悲観をやや楽観より厚くした。悲観は借金がなく、現金と保有株があるので、1割にとどめた。総合の差は、中立の利益が横ばいで、還元の厚みが価値の大半を占める形になっている。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,498 円246 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 1,706 円168 億円)。 今の値に割り戻すと 2,239 円221 億円、今との差 −17.6%、 期待の年率 +4.5%(資本コスト 8.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 5,903 円582 億円 2,547 円251 億円 +211.1% +12.0% 591 円58 億円
やや楽観 20% 3,863 円381 億円 2,141 円211 億円 +121.0% +8.3% 1,201 円118 億円
中立 37% 2,621 円258 億円 1,867 円184 億円 +65.2% +5.1% 1,660 円164 億円
やや悲観 26% 1,104 円109 億円 1,299 円128 億円 −11.5% −1.2% 625 円62 億円
悲観 10% 551 円54 億円 710 円70 億円 −53.6% −7.4% 126 円12 億円
加重平均100% 2,498 円246 億円1,706 円168 億円 +54.8% +4.5% 4,203 円414 億円

今の株価時価総額 2,716 円268 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.5% を下回るほど割高。

楽観 7% 検査の再編を主導し、ゲノムと医療ITで利益の質が上がる 利益 39 億円 · PER 14.4 倍 · 株価時価総額 5,903 円582 億円

診療報酬の改定が賃上げと物価を一部反映して検査単価が下げ止まり、ファルコバイオシステムズは同業の中小の検査会社を買い取りながら、関西と中部の受託を伸ばす。NIPT(出生前検査)や遺伝子検査キットなどゲノム関連が育ち、検査の利益率は 8% 台に上がる。調剤薬局は不採算店を整理して在宅医療に寄せ、売上は保つ。ICT 事業は電子カルテ「HAYATE」とクラウドのレセプト支援が中小病院に広がり、利益の柱の一つになる。DOE 5% の還元は続き、名目の ROE は 14% 近くまで上がる。売上は 660 億円台、営業利益は 50 億円を超え、今の倍の水準になる。現金の厚みは保ったまま、配当と自社株買いで純利益の 9 割を戻し続けるため、株主の取り分は大きく増える。ただし、これは検査の再編と医療ITの拡大が同時に成功する理想的な十年である。

  • 臨床検査:数量 6,800(国内の受託臨床検査市場(億円・今の値段の実質))× 価格 6.2%(1億円の市場あたりの自社売上(億円)=シェア × 価格の指数(診療報酬を含む))→ 売上 420 億円・営業利益 36 億円。臨床検査:市場 6800 億円(今の値段)× 価格 0.0617(シェア × 診療報酬を含む価格の指数)、利益率 8.5%
  • 調剤薬局:数量 150(処方箋の応需枚数(万枚、推定))× 価格 1.30(1枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 195 億円・営業利益 10 億円。調剤薬局:150 万枚 × 1 枚あたり 1.297 万円(調剤報酬・薬価が公定で物価に届かない)、利益率 5.0%
  • ICT:数量 12.0(契約施設数(千施設、推定))× 価格 4.01(1千施設あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 48 億円・営業利益 12 億円。ICT:12 千施設 × 1 千施設あたり 4.014 億円、利益率 25.0%

倍率:事業の純利益 39 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 14.3% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.4%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.4 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.4 倍 + 余った現金(戻り方込み)22 億円。全体の PER 14.43 倍、時価総額 582 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:同業の再編を主導できるかは、この会社の規模と経営の資源から見て確度が高くない。連続成功が要るため 7% に置いた。

やや楽観 20% 検査の効率化と医療ITが効いて、利益率が 6% 台に乗る 利益 28 億円 · PER 12.9 倍 · 株価時価総額 3,863 円381 億円

検査・集配業務の効率化が進み、同業の中小が抜けた顧客を取り込んで検体数が伸びる。検査単価は診療報酬の改定を受けて、物価には届かないが下がらない。調剤薬局は不採算店の閉局で薄い利益率が戻り、ICT は電子カルテの拡販が続く。営業利益は 37 億円ほどに増え、純利益は 28 億円に届く。還元は DOE 5% を守る。ただし検査の価格競争は続き、利益率が大きく上がることはない。売上は 570 億円ほどで、今の 3 割増になる。調剤薬局は規模を保つが、利益は小さい。ICT は 10 億円規模の営業利益に育ち、検査と並ぶ柱の一つになる。大きな失敗も成功もない、良い方に偏った十年だ。

  • 臨床検査:数量 6,600(国内の受託臨床検査市場(億円・今の値段の実質))× 価格 5.4%(1億円の市場あたりの自社売上(億円)=シェア × 価格の指数(診療報酬を含む))→ 売上 358 億円・営業利益 27 億円。臨床検査:市場 6600 億円(今の値段)× 価格 0.0543(シェア × 診療報酬を含む価格の指数)、利益率 7.5%
  • 調剤薬局:数量 142(処方箋の応需枚数(万枚、推定))× 価格 1.20(1枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 170 億円・営業利益 7 億円。調剤薬局:142 万枚 × 1 枚あたり 1.196 万円(調剤報酬・薬価が公定で物価に届かない)、利益率 4.0%
  • ICT:数量 10.0(契約施設数(千施設、推定))× 価格 3.90(1千施設あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 39 億円・営業利益 9 億円。ICT:10 千施設 × 1 千施設あたり 3.899 億円、利益率 24.0%

倍率:事業の純利益 28 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 10.5% が k 8.50% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 9.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 12.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)22 億円。全体の PER 12.86 倍、時価総額 381 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:中計の目標がほぼ達成圏にあり、足元の営業利益が伸びていることから、会社の方向どおりに進む筋書き。

中立 37% 検査は微増、調剤は縮み、利益は今の水準で横ばい 利益 20 億円 · PER 11.8 倍 · 株価時価総額 2,621 円258 億円

臨床検査は高齢化で検体数が少し増えるが、診療報酬の単価は物価に届かず、売上は名目で 2 割ほど増えるにとどまる。調剤薬局は門前薬局の閉局が続き、処方箋の枚数が減る。ICT は電子カルテの普及で伸びる。人件費と集配のコストは物価並みに上がるので、営業利益率は 5% 台前半で、足元とほぼ同じ。営業利益は 27 億円ほど、純利益は 20 億円で、今とほぼ変わらない。配当は DOE 5% に沿って出し、自社株買いも続ける。自己資本は増えず、ROE は 7% 台にとどまる。売上は 510 億円ほどで、検査が 320 億円、調剤が 160 億円、ICT が 30 億円。営業利益の内訳では、検査が 21 億円、調剤が 5 億円、ICT が 7 億円で、全社費用を引いて 27 億円になる。会社は縮まないが、伸びもしない。株主にとっては、配当を受け取り続ける十年になる。

  • 臨床検査:数量 6,500(国内の受託臨床検査市場(億円・今の値段の実質))× 価格 4.9%(1億円の市場あたりの自社売上(億円)=シェア × 価格の指数(診療報酬を含む))→ 売上 321 億円・営業利益 21 億円。臨床検査:市場 6500 億円(今の値段)× 価格 0.0495(シェア × 診療報酬を含む価格の指数)、利益率 6.5%
  • 調剤薬局:数量 135(処方箋の応需枚数(万枚、推定))× 価格 1.17(1枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 157 億円・営業利益 6 億円。調剤薬局:135 万枚 × 1 枚あたり 1.165 万円(調剤報酬・薬価が公定で物価に届かない)、利益率 3.5%
  • ICT:数量 8.0(契約施設数(千施設、推定))× 価格 3.84(1千施設あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 31 億円・営業利益 7 億円。ICT:8 千施設 × 1 千施設あたり 3.842 億円、利益率 22.0%

倍率:事業の純利益 20 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 7.8% が k 8.50% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 11.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 11.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)22 億円。全体の PER 11.76 倍、時価総額 258 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:売上が 10 年で年 1% 縮んできた過去と、会社自身の予想(営業利益 27 億円)の落としどころ。

やや悲観 26% 診療報酬の引き下げと価格競争で、利益が半分になる 利益 10 億円 · PER 8.5 倍 · 株価時価総額 1,104 円109 億円

診療報酬の改定で検体検査の点数が引き下げられ、病院が検査会社に値下げを迫る。大手の検査会社が価格で攻め、中堅のファルコは単価を守れずに検体数も失う。調剤薬局は調剤報酬の適正化で収益が落ち、閉局が増える。ICT は伸びるが小さい。営業利益は 13 億円ほどに減り、純利益は 9 億円台になる。配当は DOE の目標を引き下げて維持する。自己資本は積み上がらず、現金の一部は赤字補填に回る。それでも借金はなく、事業は続く。売上は 420 億円ほどに縮み、今より 1 割近く少ない。調剤は 120 万枚まで処方箋が減り、薬局の数も 8 割前後に減る。ICT は 7 億円ほどの営業利益で、全体の穴は埋まらない。配当は性向が 8 割まで下がっても維持するが、増配は止まる。

  • 臨床検査:数量 6,200(国内の受託臨床検査市場(億円・今の値段の実質))× 価格 4.3%(1億円の市場あたりの自社売上(億円)=シェア × 価格の指数(診療報酬を含む))→ 売上 268 億円・営業利益 12 億円。臨床検査:市場 6200 億円(今の値段)× 価格 0.0432(シェア × 診療報酬を含む価格の指数)、利益率 4.5%
  • 調剤薬局:数量 120(処方箋の応需枚数(万枚、推定))× 価格 1.06(1枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 128 億円・営業利益 3 億円。調剤薬局:120 万枚 × 1 枚あたり 1.064 万円(調剤報酬・薬価が公定で物価に届かない)、利益率 2.0%
  • ICT:数量 7.0(契約施設数(千施設、推定))× 価格 3.58(1千施設あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 25 億円・営業利益 5 億円。ICT:7 千施設 × 1 千施設あたり 3.584 億円、利益率 18.0%

倍率:事業の ROE 約 3.5% は k 8.5% を大きく下回る。ためた利益は額面未満の価値なので、PER の上限 1÷k=12.5 倍の約 68%(8.5 倍)を置いた。

確率:検査も調剤も公定価格に縛られ、診療報酬の改定が続けば利益が削られる展開は同業でも現実的。やや楽観より厚めの 26% に置いた。

悲観 10% 検査が大手に取られ、調剤も縮み、残るのは現金と保有株になる 利益 3 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 551 円54 億円

検査の大手 3 社(BML・H.U.グループ・ファルコの上位)への集約が進み、ファルコは大口の病院顧客を失う。小さな規模では集配の網を維持できず、単価の下落が続く。調剤薬局は大手チェーンとの競争と調剤報酬の引き下げで赤字店が増え、店舗が半分近くに減る。ICT は小さく、全体を支えられない。営業利益は 5 億円ほどに落ち、利益で見れば価値は小さい。清算はされず、現金は経営の裁量に残り、少数株主は動かせない。純現金と保有株の価値が下値の目安になる。売上は 330 億円ほどに縮み、検査は 200 億円、調剤は 100 億円、ICT は 20 億円。営業利益は 5 億円で、利益率は 1.5% しかない。配当は大きく削られ、増配の期待は消える。それでも事業は続き、現金はほとんど減らない。価値は事業の稼ぎでなく、資産に宿る十年だ。

  • 臨床検査:数量 5,800(国内の受託臨床検査市場(億円・今の値段の実質))× 価格 3.5%(1億円の市場あたりの自社売上(億円)=シェア × 価格の指数(診療報酬を含む))→ 売上 201 億円・営業利益 6 億円。臨床検査:市場 5800 億円(今の値段)× 価格 0.0347(シェア × 診療報酬を含む価格の指数)、利益率 3.0%
  • 調剤薬局:数量 100(処方箋の応需枚数(万枚、推定))× 価格 1.03(1枚あたり売上(万円・名目))→ 売上 103 億円・営業利益 1 億円。調剤薬局:100 万枚 × 1 枚あたり 1.034 万円(調剤報酬・薬価が公定で物価に届かない)、利益率 1.0%
  • ICT:数量 6.5(契約施設数(千施設、推定))× 価格 3.44(1千施設あたり年間売上(億円・名目))→ 売上 22 億円・営業利益 3 億円。ICT:6.5 千施設 × 1 千施設あたり 3.440 億円、利益率 15.0%

倍率:純利益が小さく、稼ぐ力では値が付きにくい。床の資産(純現金のうち運転資金を除いた分と、保有株の税後)を基に、今の自己資本に 0.21 倍を掛けた。

確率:同業の大手への集約と診療報酬の引き下げが重なる構造は実在する。ただし実質無借金で自己資本が厚く、保有株もあるため、悲観は 1 割にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

臨床検査

病院・診療所・健診機関から検体を預かって検査する受託検査、体外診断用試薬、ゲノム関連。

数量国内の受託臨床検査市場(億円・今の値段の実質)価格1億円の市場あたりの自社売上(億円)=シェア × 価格の指数(診療報酬を含む)売上営業利益
今 2026/03 6,200 4.3% 267 18
10 年後 中立 6,500 4.9% 321 21

取り方:受託臨床検査の市場を約6,200億円(矢野経済研究所)とし、臨床検査事業の売上266.6億円をシェア約4.3%とみた。数量は実質の市場規模で、シェアと診療報酬を含む価格の分は価格の欄に入れた。検査単価は公定価格が土台で、物価の1.34倍には届かない前提で将来を置く。

調剤薬局

101店舗(うちフランチャイズ3店)で処方箋に基づく調剤を行う。

数量処方箋の応需枚数(万枚、推定)価格1枚あたり売上(万円・名目)売上営業利益
今 2026/03 150 1.01 152 7
10 年後 中立 135 1.17 157 6

取り方:処方箋の枚数は開示が無い。売上152億円と、1店あたり約1.5億円・1枚あたり約1万円という業界の目安から、約150万枚と推定した。物価と調剤報酬・薬価の動きは1枚あたり売上(価格)に入れる。

ICT

クラウド型レセプト支援「レセスタ」と電子カルテ「HAYATE」「NEO」。

数量契約施設数(千施設、推定)価格1千施設あたり年間売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/03 6.0 2.87 17 5
10 年後 中立 8.0 3.84 31 7

取り方:契約施設数は開示が無く、売上17.2億円から約6千施設と推定した(1施設あたり約29万円)。物価の分は1施設あたり売上に入れる。

リスクと懸念

診療報酬の引き下げ

検査料も調剤報酬も国が決める。令和8年度の改定で調剤分は0.08%の伸びにとどまり、薬価等は0.87%下がった。次の改定で検体検査の点数が引き下げられれば、検査事業の利益が直接削られる。

検査業界の寡占と再編

受託検査は上位3社が規模で勝つ。ファルコは中堅で、病院が価格で外注先を替えれば顧客を失う。同業の再編が進むと、独立の中堅として生き残る余地が狭まる。

調剤薬局の収益悪化

調剤薬局は2026年3月期に営業利益が2割近く減り、6店を閉じた。門前の診療所の減少、電子処方箋、大手チェーンとの競争が重なる。不採算店の整理が遅れると、利益の足を引っ張る。

検査過誤と個人情報

検査の取り違えや調剤の誤りは、訴訟と許可の取り消しにつながる。医療情報の漏えいやサイバー攻撃も、事業の信頼を損なう。有価証券報告書も主要なリスクに挙げている。

現金の取り崩しによる増配

配当性向は6割超、自社株買いを含めると純利益の9割近い。利益が伸びない中で続けると、自己資本が減り、安全域が薄くなる。増配が止まれば、評価は下がる。

人手と集配のコスト

検査技師・薬剤師の不足と、集配の人件費の上昇が続く。賃上げは診療報酬に一部しか反映されず、コストが価格に先行して上がる。

今後の分かれ目

次の診療報酬改定で、検体検査の点数が引き下げられたら
検査の利益率の前提を下げ、やや悲観の確率を上げる。
検査の同業の再編(上位3社による中堅の買収)が公表されたら
ファルコが買われる側か、取り残される側かで見直す。買われるなら価値の上振れ、取り残されるなら悲観に寄せる。
調剤薬局の営業利益が黒字を保ち、閉局が一巡したら
調剤の利益率の下値が固まったと見て、中立の前提を少し引き上げる。
ICT事業の営業利益が10億円を超えたら
医療ITが第二の柱になったと見て、やや楽観の確率を上げる。
配当の指標が下げられ、自社株買いが止まったら
増配の維持が難しくなったとみて、還元の前提を下げる。
筆頭株主のビー・エム・エルとの提携や持分の変更が公表されたら
統合の可能性が高まる。価格と条件を確かめて見直す。

見ておくもの

  • 臨床検査の営業利益率と検体数の動き
  • 調剤薬局の店舗数と営業利益
  • 診療報酬・調剤報酬・薬価の次回改定の内容
  • DOEの実績と自社株買いの有無
  • ICT事業の営業利益と契約施設数

倍率と資本コストの決め方

事業ごとに、臨床検査は市場(実質)×シェア×価格の指数、調剤は処方箋枚数×1枚あたり売上、ICTは契約施設×1施設あたり売上で積み上げた。検査と調剤の価格は診療報酬に縛られ、物価の1.34倍には届かない前提(1.15倍)を置き、費用は物価で上がるので利益率は少し下がる。倍率は資本コスト8.5%(quality +0.5%)と、余った現金を除いた事業のROE約8%から正当化PERを計算し、ROEがkとほぼ同じなので1÷kの12.5倍の約9割を置いた。今のPERやPBR、過去の倍率は使っていない。減価償却は、今ある検査設備の分は物価で増やさず、設備投資が年18億円と小さいので利益率に含めた。余った現金は戻している実績が強く、帳簿どおり足した。政策保有株の配当は純利益に入っており、価値は足していない。悲観は構造的に負けた後の稼ぐ力と、売れる資産の床で置いた。今の株価には寄せていない。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 14.5→14.43 倍・やや楽観 PER 12.8→12.86 倍・中立 PER 11.3→11.76 倍)。

資本コスト 8.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.5%(循環 −0.5、値決め +0.5、寿命 +0.5)。事業は傾いていないので上乗せなし。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.00% → 8.50%。

同じ業種(サービス業)の AI 分析

割安 ABホテル6565 利益率4割のローコスト・ビジネスホテル。親会社が過半を握るが、稼ぎに比べて今の値段は安い 本質価値との差 +160.0% · 10 年 割安(年 +18.1%) 割安 共栄セキュリティーサービス7058 人の警備を買い集める地味な会社だが、時価総額の半分に当たる金地金を抱え、値段は稼ぐ力に比べて安い 本質価値との差 +108.0% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グリーンズ6547 コンフォートを全国に広げるホテル運営会社。利益は戻ったが、固定の家賃が景気の谷で刃になる 本質価値との差 +106.8% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 ヴィス5071 オフィスの設計・施工で堅く稼ぎ、純現金が時価総額の半分超。事業の質に比べて値段は安く、10年の価値は今を上回る 本質価値との差 +104.9% · 10 年 割安(年 +14.9%) 割安 協和コンサルタンツ9647 防衛と強靱化で利益率が 4% から 11% に上がった建設コンサル。時価総額の 8 割近い純現金があり、10 年の価値は今を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +93.0% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 エフビー介護サービス9220 福祉用具の貸与と地域密着のグループホームで稼ぐ。借金が減り、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +92.3% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 アメイズ6076 郊外の安い宿を重ねる広がり方から、土地と建物を自分で持つ型へ。物価が上がるほど自社保有は有利だが、借入と償却が重くなる。利益は伸びる見通しで、今の値段は割安に出る 本質価値との差 +82.6% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 東祥8920 ホテルの利益率 4 割が稼ぎの柱。ただし利益の半分近くは少数株主に流れ、支配株主の色も濃い 本質価値との差 +74.6% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 スプリックス7030 個別指導『森塾』が利益の柱で、純現金も厚い。少子化とAI家庭教師の逆風を差し引いても、価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +67.2% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 チャーム・ケア・コーポレーション6062 関西と首都圏で介護付き有料老人ホームを運営。高齢化で入居者は増えるが、固定家賃と人手不足が重く、10年の本質価値は今の値段を3割ほど上回り割安 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 株式会社ストライクグループ6196 人を増やして利益率を犠牲にした仲介会社。件数は伸びるが、今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 エラン6099 病院に入院セットを貸す国内最大手。契約は積み上がるが粗利率は下り坂で、10 年の本質価値は今の値段を 18% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +59.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 日本M&Aセンターホールディングス2127 仲介の王者は利益率の高さが魅力だが、件数の伸びを欠く今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +58.8% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ユニバーサル園芸社6061 オフィスや店に観葉植物を貸し、通って世話をする月額課金の会社。現金が時価総額の2割あるが、M&Aを急ぎ、株主への還元は薄い 本質価値との差 +55.3% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 セレスポ9625 皇室の行事と大きな大会を支えるイベントの請負。稼ぐ力は並だが、手元の現金が時価総額を上回り、値段は低い 本質価値との差 +55.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 SBIグローバルアセットマネジメント4765 SBI グループの運用会社が保険会社を吸収する。合併後の株数で置いても、10 年の本質価値は今の時価総額を上回り、割安 本質価値との差 +55.1% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 M&Aキャピタルパートナーズ6080 高単価の大型案件に絞る仲介会社。稼ぐ力は本物だが、利益は景気と人に縛られ、厚い現金も株主に届きにくい 本質価値との差 +54.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 伊豆シャボテンリゾート6819 温泉に浸かるカピバラで知られる伊豆の動物公園。小さいが利益率 2 割を稼ぐ体験型の観光で、値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +53.4% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ラックランド9612 店舗づくりの老舗が 2025 年に利益を急回復。現金は厚いが、利益の山は続かず、今の値段はやや割安 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 CSSホールディングス2304 ホテルの洗い場を一手に請け負う会社。人手不足が仕事を運ぶが、稼ぐのは人を集める力。今の値段は割安 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 株式会社新日本科学2395 サルを使う安全性試験で国内最大手。借金と米国の新薬投資が重いが、10 年の本質価値は今の値段を 19% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +52.7% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 京進4735 学習塾から介護・保育へ軸足を移す途上の京進。借金が重く利益の幅は薄いが、保育・介護の積み上がりと塾の改善が数字に出始めた 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 E・Jホールディングス2153 防災・環境に強い建設コンサル。実質の現金が厚く稼ぎの割に安いが、現金は半分だけ数えた 本質価値との差 +48.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ツカダ・グローバルホールディング2418 結婚式の縮みをホテルの拡大で補う途上。借金が重く資本効率は資本コストに届かないが、10年の価値は今の値段の近く 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 株式会社IBJ6071 婚活の「場」を握る連盟で、成婚を伸ばして利益も積み上がる。10 年で測ると、今の時価総額にはまだ余白がある 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ワシントンホテル4691 コロナの傷から立ち直り、稼ぐ力は本物に戻った。ただ家賃と金利という固定の重さを、今の値段はやや軽く見ている 本質価値との差 +43.5% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 オイシックス・ラ・大地株式会社3182 食材宅配と給食受託の薄利な二本柱。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 三協フロンテア株式会社9639 仮設ユニットハウスの国内最大手。堅い財務と値上げの力はあるが、建設需要に結びつく限り成長は物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エンバイオ・ホールディングス6092 土壌汚染の対策と、汚れた土地の再生、太陽光の発電を併せ持つ。不動産の山を割り引いても、今の値段にはわずかな安全域がある 本質価値との差 +39.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ハリマビステム9780 人手不足の追い風で利益率は過去最高。ただ人の手に頼る事業で、伸びは物価をわずかに超える程度 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 テイクアンドギヴ・ニーズ4331 婚礼の最大手がホテルへ大型投資中。今の株価は重みづけた価値に近い 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 楽天グループ株式会社4755 EC・フィンテックは稼ぐが、モバイルの投資回収と赤字続きの財務が分かれ目。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 9% ほど上回る程度で、適正 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ブラス2424 出店で組数を増やす途上。投資が先行して利益は細り、10 年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 株式会社クオンツ総研ホールディングス9552 仲介は復調、コンサルは賭け。10年の価値は今の時価総額をわずかに下回る適正圏 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アソインターナショナル9340 矯正装置の技工所の草分け。ROE 16% と純現金は魅力だが、デジタル化で単価が下がり、10 年の価値は今の値段の前後 本質価値との差 +36.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 株式会社ワールドホールディングス2429 売上の大半は現場の体が要る派遣と不動産で、AI エージェントの影響は事務部分に限られる。借入の重さを考えると、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 日本空調サービス株式会社4658 保守の安定収入に独立系の特殊施設への強みを持つが、成長の天井は技術者の数。10年後の価値は今を1割ほど上回りやや割安だが、悲観の下げが深い 本質価値との差 +34.7% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 KeePer技研株式会社6036 車のコーティング専門店の拡大で稼ぐ力は高いが、会社計画の6〜7割で見ると利益で測った価値は今の時価総額の周り。割安とも割高とも言えない 本質価値との差 +33.2% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 白洋舍9731 クリーニングは縮み、ホテル向けのリネンが支える。利益の質は並みだが、貸しビルなどの含みが値段を支え、筆者は適正の上寄りと見る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ビケンテクノ9791 大阪発のビル清掃と管理の中堅。人手不足を値上げに変える力はあるが、利益をためて配らない資本の使い方が価値を削る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 DNホールディングス株式会社7377 橋と河川の設計で食う建設コンサル。不祥事と設計の誤りで利益が落ちたが、公共需要は堅く、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 ヒビノ2469 ドーム公演の映像・音響で稼ぐが、万博の追い風が消える。純有利子負債 109 億円と、買収で膨らむ借入が重い 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 オリエンタルコンサルタンツホールディングス2498 海外ODAの建設コンサルで首位。成長は続くが利益率は薄く、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ANYCOLOR株式会社5032 VTuber「にじさんじ」の運営で、稼ぐ力は高いが人気と配信の場に依存する。10 年の利益で測った本質価値は今の値段をやや下回る程度で、適正とみる 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ケアサービス2425 現金は時価総額の6割あり、エンゼルケアの高採算が利益の源。介護の本業が立て直せれば割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 KNT-CTホールディングス株式会社9726 旅行代理店の利益は薄く、優先株を返した後の普通株の稼ぎで測ると、今の値段は少し先を見すぎている。やや割高 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 サン・ライフホールディング7040 神奈川の互助会と葬儀の会社。死亡数の山に向けて稼ぎは伸びるが、厚い現金は会員の掛金の裏付けで、株主のものではない 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 リゾートトラスト株式会社4681 会員制の堀と医療への広がりは本物だが、利益で測る本質価値は今の時価総額を下回る。成長の多くが開業時の一括計上と新規ホテルへの投資に頼る点を割り引くと、割高寄り 本質価値との差 +24.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社ナガセ9733 東進の強さと少子化・AI の逆風が釣り合う。金の信託の含み益を足して、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ニシオホールディングス株式会社9699 建機レンタル大手の一角。機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かないが、今の値段は中立の 10 年の価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社ステップ9795 神奈川の公立トップ校受験で地域一番の塾。厚い現金も入れた本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合い、適正圏 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ユーピーアール7065 国が後押しするレンタルパレットの 2 番手。償却と人件費の上昇で利益は細いが、業界の伸びとパレットの資産を考えると割安 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社ユー・エス・エス4732 中古車オークション首位、無借金で総還元率 100% 超とシェア 50% 戦略を両立。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の値段を 6%ほど上回る程度で適正 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 エヌ・シー・エヌ7057 法改正の追い風は本物だが、会社予想の利益倍増は割り引く。現金の大半は自分のものではない 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ジェイエスエス6074 子ども向けスイミングスクールの堅実な運営会社。会費改定で利益は戻るが、少子化と指導者不足が数量を削る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 要興業6566 東京23区の事業ごみを握る堅実な地場企業。現金は厚いが、還元が低く、本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シーティーエス4345 建設現場のICTレンタルで利益率26%。成長は続くが、10 年の価値は今の値段をやや上回る水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ダイセキ9793 廃液処理の国内最大手。取引工場を毎年増やして稼ぐ堅い会社だが、10 年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、安全域は薄い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 トスネット4754 仙台発の交通誘導警備の会社。現金は時価総額の7割あるが、本業の取り分が細り値段はほぼ適正 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社フルキャストホールディングス4848 短期バイトは体が要る現場仕事で、AI エージェントの影響は限られる。利益率の薄まりとアプリ勢の競争を織り込むと、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エムアップホールディングス3661 アーティストのファンクラブ運営で伸びる軽資産の会社。ただ取り分は大型案件に握られる。10 年の本質価値は今の時価総額と近く、適正 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社プラスアルファ・コンサルティング4071 人事 SaaS の稼ぐ力は高いが、大手と生成 AI の圧力が重い。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 1 割弱下回る、適正圏 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 船場6540 受注残は厚く、現金も余るが、案件ごとの競争で利益率は 5% 台。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社トーカイ9729 介護・病院・調剤の裏方を束ねた高齢社会のインフラ。公定価格の天井で伸びは物価並みだが、現金と還元を足すと今の値段はやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日建工学9767 海岸や川の護岸ブロックと、その型枠を貸す日建工学。時価総額の8割が現金で、事業の稼ぎは公共工事の波に乗る。値段は安いが利益は読みにくい 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 株式会社カーブスホールディングス7085 女性専用の 30 分ジムで会員が増え続ける質の高い会社。ただ 10 年の利益で測ると今の時価総額は織り込み済みで、安全域は薄い 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ6090 代謝物の受託解析で国内の草分け。稼ぐ力は戻ったが、研究の予算と装置の進歩に振られる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ナック9788 宅配水とダスキンの清掃で稼ぐ定期サービス会社に、住宅関連の波が乗る。営業利益率は 4〜6% の帯から出ない。利益で測ると今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 セントラル警備保障9740 警備の契約収入と厚い現金は強みだが、人件費と ROE が重い。今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 Aoba-BBT2464 インターナショナルスクールが稼ぎ、社会人教育はAIに押される。現金は厚く見えるが半分は授業料の前受け。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社ウエスコホールディングス6091 防災設計の建設コンサルに、時価総額の8割に迫る純現金が付いた会社。現金が下値を支えるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ウェルネット2428 コンビニ決済の老舗で現金は厚いが、その大半は顧客の預り金。件数は減る側にあり、10年の価値は今の値段並み 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 明豊ファシリティワークス1717 公共 CM と無借金の財務で増配が続くが、工数請求が AI で削られる。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ティア2485 名古屋で斎場の3割を握る葬儀会社。出店と買収で伸びるが、借金と件数の失速が重く、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 フルハシEPO9221 廃木材をチップに変える中部の再資源化会社。許認可が堀で、新設の遅れと借入が焦点 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ポピンズ7358 保育所と在宅の子育て支援で伸びる。現金も厚いが、少子化の中で公費頼みの利益率は先走る。やや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 幼児活動研究会2152 園児の体を動かす先生を派遣する高収益の会社。AI には代替されにくいが、少子化と戻らない現金で、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 土木管理総合試験所6171 維持管理の堅い需要と現金を持つ試験・調査の会社。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 燦ホールディングス9628 国内最大の上場葬儀会社。死亡者数の追い風は確かだが、買収で厚くした資本の稼ぎが資本コストに届かない。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 翻訳センター2483 特許・医薬の翻訳で国内首位級だが、生成AIが人手の翻訳量を削る。厚い現金と全額還元が下を支える 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 成学社2179 大阪地盤の個別指導塾フリーステップ。利益は過去最高だが、少子化とAIの家庭教師が生徒の数と単価を細らせる。今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社イチネンホールディングス9619 中小口リースが稼ぎの柱の多角化企業。周辺は薄利で、10 年の価値は今の値段と同じくらい 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 川崎地質4673 地質調査の老舗。防衛の大型案件で利益が膨らんだが一過性が濃く、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フルテック6546 北海道・東北で首位の独立系自動ドア会社。保守の積み上げは堅いが、全社の費用が重く利益率は 3〜5%。価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ALSOK株式会社2331 警備の二番手は利益が上向き。稼ぎの質はセコムに劣り、10年の本質価値は今の値段を 9% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 学究社9769 都立中・都立高受験の強いブランドで営業利益率22%を稼ぐが、少子化と私立無償化が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社JPホールディングス2749 保育と学童を国の公定価格が支える堅い事業。ただ少子化で伸びは乏しく、純現金を足しても本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 早稲田アカデミー4718 首都圏の中学受験で伸びる堅い塾。ただ値段は先の成長までほぼ織り込まれ、10年の価値は今の時価総額を2割強下回る 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社Finatextホールディングス4419 証券の基幹システムをクラウドで貸す成長株。利益で測った 10 年の価値は、今の値段に届かない見立てで、やや割高 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ライク2462 保育・人材・介護を束ねる創業家支配の会社。公的な単価に縛られ、利益は伸びても資本コストを少し超える程度 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 市進ホールディングス4645 千葉の老舗の集団塾に介護を足した学研の子会社。少子化と AI で塾の生徒が細り、借金と家賃の重さが残る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本郵政6178 利益のほぼ全部が金融2社の持分。式どおりの倍率で見ると、10年の価値は今の時価総額を1割弱下回る適正圏だが、安全域は薄い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 パシフィックネット3021 法人向けパソコンの月額レンタルと使用済み機器の処理で伸びるが、直近の利益は入れ替えの山にあり、借入も重い 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シダー2435 需要は確か、利益は薄く、借入は重い。それでも 10年後の価値は、今の値段を 2 割近く上回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アドバンテッジリスクマネジメント8769 ストレスチェックと団体の所得補償保険の先駆者。法の追い風はあるが、人が担う相談と研修はAIに置き換わりやすく、やや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社プレステージ・インターナショナル4290 手配と窓口の事務は AI エージェントに削られるが、協力会社の網と家賃保証の記録が堀。10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 株式会社コシダカホールディングス2157 まねきねこは国内首位で稼ぐ力は確かだが、利益率が下がり始めた今、10 年先の価値は今の時価総額に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東洋テック9686 警備とビル管理で稼ぐ堅実な会社だが、利益率は 3% 台と薄い。万博の特需を除くと稼ぐ力は小さく、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 いちご2337 稼ぎの 3 割近くは物件の売却益。金利の上昇で利益の土台が削られ、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社LITALICO7366 成長力は本物だが、売上の大半を国が決める値段に乗る。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社エス・エム・エス2175 看護・介護の人材紹介と介護 SaaS(カイポケ)が柱。海外の巨額減損と大株主の圧力を抱え、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り割高 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 丹青社9743 万博の山を越えて利益率が6%台に落ち着き、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、資本コスト8.75%で測った10年の本質価値は今の値段を25%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ロイヤルホテル9713 リーガロイヤルホテルの運営会社。建物を売って身軽になったが、固定家賃と優先株が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社ミダックホールディングス6564 営業利益率 4 割の産廃処分会社。許可という堀は本物だが、資本が厚くなる 10 年を割り引くと今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.6% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 株式会社ディー・エヌ・エー2432 ポケポケ頼みの稼ぎは細り、残るのはゲーム・配信・球団の積み上げ。利益で測った 10 年の価値は今の値段を 14% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 いであ9768 環境調査と河川設計の堅い会社。利益率は過去最高圏で、10 年の価値は今の値段の周りに収まる 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社ビー・エム・エル4694 病院から検体を預かる国内大手の検査会社。手元現金は厚いが稼ぐ力は細く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エムスリー株式会社2413 国内医師 9 割を会員化した独占的プラットフォームだが、製薬マーケ予算の反動と会員数の飽和で、10 年の本質価値は今の値段を 25% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社イオンファンタジー4343 国内の小型店と値上げで稼ぎは伸びるが、利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。借金が重く、割高 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 応用地質株式会社9755 地質調査の国内最大手。現場の体の守りは堅いが、利益率は低く、AI エージェントが解析の工数を減らす。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社GENDA9166 買収で売上を 4 倍にした店舗網は本物だが、借金とのれんが重く資本の稼ぎも落ちた。10 年の本質価値は今の値段を下回り、やや割高と見る 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 株式会社サイバーエージェント4751 稼ぎの柱はゲームで、ネット広告代理はAIエージェントに置き換えられて縮み、ABEMAは黒字化したばかり。今の利益は山に近く、資本コスト8.75%で測ると本質価値は今の値段を50%ほど下回り、割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ジャパンマテリアル株式会社6055 半導体工場のガス・超純水の施工と運転を請け負う優良企業。ただし 10 年の利益で測ると、今の値段は約 41% 割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 SOLIZE Holdings5871 自動車の開発に技術者を出し、3Dプリンタで部品を造る会社。人月の仕事がAIエージェントに削られる先を見て割高 本質価値との差 −15.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本管財ホールディングス株式会社9347 公共施設の包括管理に強い堅実なビル管理会社。ただ利益率は 6% 弱と薄く、厚い現金も株主に戻る保証がない。10 年の稼ぎで測ると、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社ラウンドワン4680 国内の好調と米国の出店で稼ぎは伸びるが、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に届かない。割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ライドオンエクスプレスホールディングス6082 「銀のさら」の名前は残るが、宅配アプリに専業の強みを削られる。手元の現金を足しても、今の値段は少し高い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 タカミヤ2445 足場の賃貸は回復したが、償却費と借金が重く、利払いも増える。10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 乃村工藝社9716 空間づくりの最大手で財務は堅いが、利益率は万博を含む過去最良の水準にあり、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、10年の本質価値は今の値段を34%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 東京都競馬株式会社9672 大井競馬場の大家で稼ぎは安定するが、1,600 億円の再整備が利益を食う。10 年後の価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社エイチ・アイ・エス9603 旅行は薄利で借金は重い。稼ぎの回復を織り込んでも、10 年の利益で測った価値は今の時価総額を下回る。割高寄り 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ダイサン4750 住宅の足場で名の通った老舗だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でもやや高い 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 城南進学研究社4720 個別指導の塾と保育園を営む小さな会社。黒字化は始まったが、10 年先を見ても今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 NJS2325 上下水道の設計で国内首位級。守りは堅いが現金の戻りが遅く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 グローバルキッズCOMPANY6189 首都圏の保育所運営で再建が進むが、少子化と薄い利益率が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社オンザページ9160 旧ノバレーゼと旧エスクリが合併した国内最大級の婚礼会社。婚姻が縮む市場で借入が重く無配、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 エプコ2311 住宅会社の裏方は堅実だが、設計の柱が着工減とAIで細る。再エネ工事の伸びで埋めきれず、今の値段は高い 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 明光ネットワークジャパン4668 個別指導塾「明光義塾」の本部。現金は厚いが、人手と家賃で稼ぐ事業は人件費に削られ、10 年で見ると今の値段には届かない。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社建設技術研究所9621 河川で首位の建設コンサル。許認可と公共予算が守るが、AI エージェントの工数削減が値段に響く。10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 株式会社オオバ9765 民間の街づくりに強い建設コンサル。利益率は過去最高圏で、そこから先の伸びは物価並み。10 年の価値は今の値段を3割ほど下回る 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 キュービーネットホールディングス6571 10分の理容店QB HOUSEを国内587店で運営。出店と人材の先行費用で利益率が5%台に下がり、価値は今の時価総額の6割ほど 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 インフロニア・ホールディングス株式会社5076 請負の利益に買収を重ねて運営事業へ舵を切る途上の会社。10 年のならした利益で測ると資本コスト 8.5% に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 GMOインターネット株式会社4784 祖業のドメイン・サーバーは堅いが、値段は GPU クラウドへの期待を先取りしている。10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アサンテ6073 白蟻防除の最大手。人を増やす投資で利益が一度落ち込む。現金は厚いが、値段は割高に寄る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 キタック4707 新潟の官公庁に頼る建設コンサル。仕事は堅いが利益が薄く、借入も重い。10 年の価値は今の時価総額を 4 割台半ばで下回る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社カナモト9678 建機レンタル大手。値上げで利益は最高圏だが、機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユーラシア旅行社9376 全員添乗員の海外旅行を円熟層に売る無借金の小さな旅行会社。現預金は厚いが、旅行の利幅は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社 リソー教育グループ4714 親会社ヒューリックが TOB で完全子会社化へ。個別指導塾の質は高いが、利益で測った価値は買い付けの値段に届かない 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 オリジナル設計4642 上下水道の更新需要は強いが、利益は伸びにくく買収の質も未検証。10 年の価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東海リース9761 現場事務所と仮設建物を自前で作って貸す老舗。需要は底堅いが、借金で増やした資産が資本コストを稼がず、割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 UTグループ株式会社2146 製造派遣は現場の体が要る仕事で、AI エージェントの影響は限られる。薄い利益率と自動化の懸念から、10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 トランス・コスモス株式会社9715 窓口と事務の BPO は AI エージェントが最も直接に置き換える仕事。厚い純現金があっても、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割弱下回り、割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 RSC4664 池袋のサンシャインシティを足場にしたビル管理の会社。契約は堅いが利益は薄く、純現金を足しても今の値段は高い 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社アルプス技研4641 設計技術者の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。利益率も低めで、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) やや割高 株式会社共立メンテナンス9616 寮の安定を土台にドーミーインが稼ぐ良い会社だが、10 年後の利益で測る価値は今の時価総額を大きく割り込み、割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 H.U.グループホールディングス株式会社4544 検査の受託で国内首位級、利益の柱は診断薬。立て直しは途上で、10 年の本質価値は今の値段を 2 割弱下回り、やや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 セコム株式会社9735 警備首位の稼ぐ力に新事業・海外を積む多角化企業。強い堀を認めても k は 7% で、10 年のならした利益で測ると今の株価は割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 サニックスホールディングス4651 シロアリ防除を核に、廃プラ発電と太陽光を抱える会社。利益は不安定で、設備と借入が重い。今の値段は割高側に出た 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 株式会社シグマクシス・ホールディングス6088 人月で売るコンサルは AI エージェントに置き換えられる側。稼ぐ力は本物だが、10 年の価値は今の時価総額 503 億円を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +1.7%) 割高 エアトリ6191 航空券のネット販売の大手。3年は利益を全額配当に回すが、そのあとはほぼ無配に近い水準へ戻る。10年の稼ぎで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 東京會舘9701 丸の内の格式ある宴会場。ブランドは強いが婚礼の縮小と人件費が重く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社コンヴァノ6574 ネイルの会社が美容クリニック向けの支援で急成長。ただ顧客 1 社への依存が重く、利益が今期予想の半分に落ち着く前提でも割高 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 環境管理センター4657 環境の測定・分析を担う小さな老舗。規制が需要を支えるが、過当競争で利幅が薄く、10 年の価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 京都ホテル9723 京都の中心で老舗の高級ホテルを営むが、借金と優先株が重く、利益の多くが利払いと返済に消える 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 TREホールディングス株式会社9247 産廃・スクラップ・バイオマス発電を持つ静脈の総合企業。直近の利益は能登の特需で、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社6544 メーカー系が握る保守市場で台数を積む独立系。成長は本物だが、10 年のならした利益で測ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 日本和装ホールディングス2499 着物の販売仲介と割賦の会社。市場が縮む中で利益は底堅いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 株式会社インソース6200 講座を自前で作る安さと 4 割の利益率は本物だが、人の講師で売る研修は AI エージェントに置き換わる側。10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セルソース4880 ひざの自費の再生医療で一時は 4 割の利益率を稼いだが、件数は伸びず ROE は資本コストに届かない。厚い現金を数えても割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 ディップ株式会社2379 バイトルの稼ぐ力は本物だが、求人の入口が AI エージェントや無料の検索に移る側にある。10 年の価値は今の時価総額を半分ほど下回る 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 MS&Consulting6555 覆面調査という地味な稼ぎ方は堅いが、利益の天井が低く、10 年先の値段は今を下回りやすい 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 テノ.ホールディングス7037 福岡発の保育所運営。公定価格で売上は守られるが、子どもは減り、借金と家賃が重い。稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 藤田観光株式会社9722 稼ぎは過去最高だが、薄利の歴史と山に近い利益率を割り引くと利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 共和コーポレーション6570 出店で急成長するゲームセンター会社。家賃と機器投資が重く、10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社リログループ8876 社宅・賃貸管理は記録が堀で守られるが、福利厚生は画面型で値下げ圧力を受ける。10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割強下回り、割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社カカクコム2371 争奪戦で株価はTOB提示額さえ超えているが、本質価値で測ると行き過ぎで、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る。 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 スタジオアリス2305 子ども写真館の最大手。値上げで客単価は保つが、出生数の減少で客数が毎年1割近く減る。時価総額の6割近い現金を抱え、稼ぎは薄い。今の値段は高いと見る 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 株式会社ナガワ9663 ユニットハウスで国内首位級。財務は堅いが元手が重く稼ぎの効率は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アイ・ケイ・ケイホールディングス2198 地方都市のゲストハウス婚礼で一定の地位を築いたが、挙式の件数は構造的に減る。利益が一過性で膨らんだ今の値段は10年の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 スバル興業株式会社9632 道路の維持管理が柱の東宝系企業。堅い現金はあるが談合の是正で利益率が下がり、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 セントラルスポーツ4801 大手の中で堅く稼ぐが、家賃という固定費を背負い、資本効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大栄環境株式会社9336 最終処分場を握る高収益の廃棄物大手。稼ぐ力は本物だが、投資が重く、10 年のならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社オープンアップグループ2154 堅実な技術者派遣だが、AI エージェントが下流の仕事を置き換える側にある。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウチヤマホールディングス6059 北九州発の介護付き有料老人ホームとカラオケの会社。高齢者は増えるが、介護の利益を本社費とカラオケが食い、資本は稼がない。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 株式会社ベルシステム24ホールディングス6183 契約は安定していても、席の数に頼る稼ぎが AI エージェントに直接削られる。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 株式会社帝国ホテル9708 帝国ホテルの本体は看板と日比谷の土地で、ホテルの利益は薄い。土地と賃貸用マンションの含み益を足しても、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分ほどで、割高 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 秀英予備校4678 静岡を地盤に 219 校舎を持つ集団塾。校舎の整理で利益を立て直す途上だが、少子化と AI が授業の数量と値段を押す 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社メイテックグループホールディングス9744 設計の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 株式会社日本ケアサプライ2393 介護用具レンタル卸の草分けで需要は堅いが、公定価格と薄い利益率で成長は年 5% 前後。10 年の本質価値は今の値段を 4 割以上下回り、割高 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 極楽湯ホールディングス2340 最高益を更新して復配したが、新店と更新の投資で現金は細り、利益の伸びは物価並み。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 リソルホールディングス5261 訪日客の追い風で利益は山に近い。賃借料の重さと倍率を考えると、今の値段は高い 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社MIXI2121 稼ぎの 8 割を 1 本のゲームに頼る会社。スポーツと家族アプリは育つが薄利で、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回る。割高 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 パーソルホールディングス株式会社2181 事務の派遣・BPO・紹介は AI エージェントに置き換わる側。堀は浅く、資本コスト 9.5% で測った 10 年の本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アトラグループ6029 接骨院を支える小さな支援会社。玩具店から手を引き本業に絞るが、療養費の縮みが重く割高と見る 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 早稲田学習研究会5869 北関東の大型校舎で戦う集団塾。創業者が 6 割を持ち配当は厚いが、AI が授業の価格を押す 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ベクトル6058 PR最大手で稼ぐ力は高いが、利益の大半を占めるPR・広告と配信をAIエージェントが置き換えていき、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ポラリス・ホールディングス3010 ホテルを借りて運営する会社。急拡大の途中で、のれんと固定賃料が重く、本質価値は今の値段を下回る(割高) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ケア212373 大阪発の介護の会社。高齢者は増えるが、人手と国の報酬に挟まれて利益は薄く、借金とリースが重い。今の値段は高い 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アンビスホールディングス7071 ホスピス住宅の最大手は、報酬改定で儲けの形が壊れた。資産の厚みが下を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 弁護士ドットコム株式会社6027 電子契約と法律メディアの二本柱で伸びる質の良い成長企業。ただし利益で測った 10 年の価値は今の値段の 4 割ほどで、割高 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社船井総研ホールディングス9757 顧問料で積み上げる人月の稼ぎは、AI エージェントに削られる側。還元は手厚いが、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 一蔵6186 振袖の自社企画で稼ぐが、少子化と借金が重い。回復を見込んでも、今の値段は高い 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本エマージェンシーアシスタンス6063 海外で倒れた旅行者を助ける専業だが、利益は薄く浮き沈みが激しい。10 年先を買う理由は見つけにくい 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 グリーンランドリゾート9656 九州の遊園地「グリーンランド」が稼ぎの柱。客数は細り、土地と設備が重く ROE は 4% 台。資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 株式会社ダスキン4665 訪販とミスドの堅い収益はあるが、ROE は資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に満たない。割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 note株式会社5243 書き手が稼ぐ場としての note は本物で、AI で利益率も上がった。ただ 10 年先の成功を前提にしても、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る割高と見る 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 博報堂DYホールディングス2433 国内広告の取引関係と大きな純現金はあるが、広告の企画・制作・運用をAIエージェントが肩代わりし、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テルマー湯ホールディングス3521 新宿のスパ1つに稼ぎが集まる温浴の会社。立地は強いが借地で施設は2つだけ、割高とみる 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アゴーラホスピタリティーグループ9704 大阪と東京に数軒のホテルを持つ小さなホテル会社。訪日客で黒字に戻ったが、借入と外部の持分が株主の取り分を細らせる 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 トランスジェニックグループ2342 マウスを使う薬の試験の受託と、卸・商社の子会社を束ねる持株会社。稼ぎの 8 割は卸で、資本の効率は低く、今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 きょくとう2300 福岡の家庭向けクリーニング。縮む市場で利益は薄く、事業の稼ぎが今の時価総額を支えきれない。筆者は割高と見る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 エン株式会社4849 再建の手応えはあるが、媒体と紹介が AI エージェントに置き換わる側にある。10 年の価値は今の時価総額を 3 分の 2 ほど下回る 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 進学会ホールディングス9760 札幌の学習塾が看板だが、中身は借入で株を回す運用会社。帳簿の厚みは額面どおりには受け取れない 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社ジェイエイシーリクルートメント2124 管理職の転職を扱う紹介会社の稼ぐ力は本物だが、AI エージェントの直接マッチングに置き換えられる側。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホウライ9679 都内の家賃と保険の手数料で稼ぎ、那須の牧場とゴルフを抱える創業 98 年の会社。ROE 5% で資本の重さが株価を抑える 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 株式会社リンクアンドモチベーション2170 診断の月額課金も人材紹介も、AI エージェントに置き換わる側。ALT が下支えしても、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −56.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 CDS2169 三菱自動車などの開発を人の手で支える受託会社。AIが代替しやすい仕事で、純現金は厚いが10年の稼ぐ力で測ると割高 本質価値との差 −57.1% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 日本エコシステム9249 公営競技の設備と道路の点検・保守を、買収で広げる会社。借入が急に増え、10 年の価値は今の評価を下回る 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 鉄人化ホールディングス2404 都心のカラオケ店を軸に、ラーメン・まつ毛サロン・販促の派遣まで手を広げた小さな会社。コロナの痛手から立ち直ったが、利益は薄く、借りた店の家賃は重い。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 リニカル2183 抗がん剤の治験に強い中堅の CRO だが、日本の治験の減少と海外の赤字で稼ぐ力を失った。回復を織り込んでも割高 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社インフォマート2492 外食の受発注網という堀は本物だが、利益の急回復を織り込んだ値段が先走っている。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 クリップコーポレーション4705 名古屋の個別指導塾とサッカー教室を営む小さな会社。現金は厚いが本業は赤字で、少子化と AI に押される。本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ランシステム3326 複合カフェ自遊空間を営む AOKI 傘下の小さな会社。省人化システムに賭けるが、薄い自己資本と縮む本業から、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SDエンターテイメント4650 保育・介護とフィットネスの RIZAP 子会社。利益が薄く、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 株式会社オリエンタルランド4661 値上げと新エリアで稼ぐ力は強いが、強い堀を認めても利益で測った本質価値は今の時価総額の 3 割ほど。今の株価は先取りが過ぎ、割高 本質価値との差 −67.0% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 武蔵野興業9635 新宿の古いビルが稼ぎの柱だが、映画と教習が細り、稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 ルネサンス2378 家賃と借金を背負ったスポーツクラブ。立て直しの途上で、利益に比べて値段が先走る。割高 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 プラザホールディングス7502 ドコモショップの代理店と写真プリント店。薄い利益に重い借入が乗り、今の値段は稼ぐ力に比べて大きく高い 本質価値との差 −69.4% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 電通グループ4324 広告の制作・運用・買い付けをAIエージェントが肩代わりし、海外の再建とのれんの重さも重なって、資本コスト10.0%で測った10年の本質価値は今の値段を73%ほど下回り、割高 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 昴9778 鹿児島の老舗の集団塾。合格実績は強いが生徒は年 2〜3% ずつ減り、校舎の土地は利益を生まない 本質価値との差 −70.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 サイネックス2376 自治体と組む行政情報誌と電話帳の会社。紙の媒体の縮みを新しい事業で埋めきれず、稼ぎは資本に見合わない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −70.9% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 バリューHR6078 健保の事務を丸ごと請け負う堅い商売だが、人手で稼ぐ型なので AI の波に弱く、今の値段は成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 株式会社パソナグループ2168 売上の 9 割弱が事務の派遣・BPO で、AI エージェントに最も近い。稼ぐ力は赤字すれすれで、10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 中日本興業9643 名古屋のシネコン2拠点に頼る小さな興行会社。稼ぐ力は資本コストに届かず、10年で測ると今の値段はかなり高い 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社ベイカレント・コンサルティング6532 11 期連続最高益の人月型コンサルは、AI エージェントに置き換えられる側。運営力は一流でも、10 年の価値は今の時価総額の 2 割強 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 ホテル、ニューグランド9720 横浜の港に建つ 1927 年開業の名門ホテルだが、稼ぐ力は細く、土地も借り物で、値段は看板の分だけ高い 本質価値との差 −77.8% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 株式会社リクルートホールディングス6098 AI エージェントが求人・物件探しの入口を握れば、広告と派遣の双方が縮む。10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −79.4% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 きんえい9636 天王寺駅前で映画館とテナントビルを営む近鉄グループの会社。土地の含みは大きいが、利益で測ると割高 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 御園座9664 名古屋で130年続く劇場の看板は本物だが、1館の興行で稼げる利益は小さく、今の値段は稼ぐ力の数倍だ 本質価値との差 −81.9% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 エム・エイチ・グループ9439 小さな美容室グループが増資で AI に賭ける。稼ぐ力は 10 年ほぼゼロで、今の値段は増資の現金と話題を大きく超える 本質価値との差 −88.4% · 10 年 割高(年 −13.2%) 割高 マーチャント・バンカーズ3121 借金で持つ 23 の賃貸物件と売却益の会社。利払いが稼ぎを食い、今の値段は稼ぐ力の何倍にもなる 本質価値との差 −88.9% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 田谷4679 全国に美容室 61 店を持つ老舗。6 期ぶりに黒字化したが利益は薄く、増資で延命してきた。今の値段は回復を前提にしている 本質価値との差 −89.1% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 歌舞伎座9661 資産は厚いが、稼ぐ力は時価に遠く及ばない。10 年の価値は今の時価総額の 1 割ほど 本質価値との差 −89.4% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 トライアイズ4840 ダムの点検、中古物件の再販、ブランドの貸し出しを束ねた小さな持株会社。5 年続く営業赤字に対し、値段は資産の 2 倍近くを先取りしている 本質価値との差 −90.3% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 Shinwa Wise Holdings2437 老舗の美術品オークション。赤字が3年続き立て直しの途中で、今の値段は再建の成功を先に織り込んでいる 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 地盤ネットホールディングス6072 住宅地盤の小さな会社に、投資会社化の期待だけが乗っている。事業の価値は今の時価総額の数十分の一 本質価値との差 −97.2% · 10 年 割高(年 −23.8%)

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分析日 2026-10-16