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株式会社プラスアルファ・コンサルティング 4071

人事 SaaS の稼ぐ力は高いが、大手と生成 AI の圧力が重い。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 1 割弱下回る、適正圏

やや割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,699 円1,132 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)2,321 円974 億円差 +16.3%
10 年後から見ると やや割安 価値 2,699 円1,132 億円 · 差 +16.3% · 期待の年率 +8.7%
期待の年率リターン(10 年)+8.7%資本コスト比 +1.0 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

プラスアルファ・コンサルティングは、人事データを一か所に集めて分析する「タレントパレット」で稼ぐ会社だ。売上の約 8 割がこの人事向けクラウドで、営業利益率は 4 割に近い。解約は月 0.4% 前後と極めて低い。

筆者は、この事業の質は高いと見る。顧客は従業員数千人規模の大企業が中心で、一度入れると乗り換えにくい。価格改定を通しながら顧客も増やしてきた。借金は無く、純現金が積み上がっている。

懸念は 2 つある。人事システムの大手と、生成 AI が同じ領域に入ってくることだ。さらに 2026 年 7 月、ラクスが議決権の 22% を持つ株主になった。経営の独立性は尊重される約束だが、将来の再編の火種ではある。

10 年の中立は、顧客が 1.8 倍、1 社あたりの売上が 1.45 倍になり、純利益が今の 2 倍弱になる姿だ。強気は大手を押し返して伸び続ける姿、悲観は AI と大手の機能に市場を奪われる姿である。確率で重ねた本質価値は、今の時価総額を 1 割弱下回った。筆者は適正圏と見る。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点で見たい点は 3 つある。

1 つ目は、事業が 10 年後も残るか。人事データを預かる月額課金の事業で、解約が極めて少ない。残る可能性は高い。ただ競合は大手で、生成 AI という新しい敵もいる。堀は狭くないが、広がるとは言い切れない。

2 つ目は、稼いだ現金の使い道だ。利益のほとんどが設備投資なしで手元に残る。配当で戻すか、有望な買収に使うか。過去の買収は成功とは言えない。配当方針が改まったことは評価できる。

3 つ目は、払う値段に安全域があるか。強気の 10 年なら、価値は今の 2 倍を超える。一方、AI と大手に侵食されると、今の値段の 2 割を切るところまで落ちうる。上下の幅が広く、先を読みやすい事業とは言えない。

オーナーとして持ちたい事業だと筆者は思う。ただ、値段が適正圏にある以上、安全域は薄い。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの中心は、人事向けクラウド「タレントパレット」だ。社員のスキル・評価・異動・サーベイなどのデータを一つにまとめ、配置や育成、離職予防の分析に使う。契約は月額課金で、期末の月額収入は 9 億円を超える。顧客は 2,000 社を超えた。

大企業に強い。従業員 5,000 名超の企業が継続収入の約 3 割を占め、1,000 名超まで広げると 7 割を超える。大企業ほど必要な機能が多く、オプションも増えるので、1 社あたりの単価が伸びた。直近は価格改定とオプションで単価が約 14% 上がった。

もう 1 つの柱が、口コミや問い合わせの文章を分析する「見える化エンジン」などのマーケティング事業だ。売上は 38 億円ほどで、人事向けの約 3 割。ただ顧客は小さな会社を中心に減っており、成長は止まっている。

ここに人事コンサルが加わる。件数は前年の倍近くまで増え、ツールを入れたあとの運用を支える役になった。コンサルを使う顧客は約 450 社で、まだ 1 割にとどまる。伸ばす余地がある。

販売の形も変わってきた。マイナビとの OEM(他社ブランドでの提供)、ラクスとの提携で、他社の顧客網を使い始めた。小規模企業向けの入り口は他社に任せ、自社は大企業に集中する分担だ。

優良さと弱いところ

堀、つまり他社がまねしにくい強みは、人事データの蓄積と乗り換えの重さにある。一度入れると、評価や異動の履歴、独自の分析画面が積み上がる。解約率は月 0.36% で、年に直すと 4% ほどだ。

値決め力もある。価格改定を通したあとも解約は増えなかった。単価の上昇のうち約半分が値上げで、残りがオプションと上位プランへの移行だ。

資本効率は高い。営業利益率は 37%、直近 5 年の ROE の中央値は 28%。借金はなく、自己資本比率は 79%。大きな設備はいらず、稼いだ現金がそのまま残る。

弱みは 3 つある。1 つ目は、事業が人事向けの 1 本足に近いこと。2 つ目は、競合が強いこと(後述)。3 つ目は買収の実績だ。2024 年に連結に入れた子会社のうち 2 社ののれんを、2025 年 9 月期に 11.5 億円減損した。買収の目利きは、まだ信頼を置けない。

マーケティング事業は解約が月 1.3% と高く、顧客が減っている。堀は人事の側にだけあると見るべきだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内の人事システムは、労務・給与の手続き系と、人材を活かすタレントマネジメント系に分かれる。タレントパレットは後者だ。人的資本の開示が始まり、人材を数字で管理する需要が続いている。調査会社は、この市場が 2030 年まで年 12% ほど伸びると見る。

競合を並べて市場の大きさを見積もる。カオナビの継続収入は約 93 億円(2025 年 3 月期)。タレントパレットの人事向けの継続収入は 110 億円ほどだ。ここに SmartHR、Workday、SAP、ミイダス、HRBrain などが加わる。主要な数社を足して 500 億円前後、周辺を含めて 1,000 億円規模と筆者は推定する。タレントパレットのシェアは 1 割強になる。

競争は 2 層だ。大企業では SAP SuccessFactors や Workday などの海外勢と、国産の人事基幹システムが相手になる。中堅ではカオナビと SmartHR が手強い。SmartHR は 2030 年に売上 1,000 億円を掲げ、タレントマネジメントを強めている。労務の入り口から人事の全領域へ広げる戦略で、PAC の顧客層に近づいてくる。

生成 AI の影響は両面がある。分析や画面づくりの手間は下がるので、機能の差が縮み、価格競争になるおそれがある。逆に、人事データを抱える会社が AI を載せる強みも増す。PAC は 2026 年に AI エージェントを製品に組み込んだ。

10 年後の市場は、名目で 2.5 倍の 2,500 億円前後と置く。タレントパレットが 14% 前後を取れば、人事向けの売上は 350 億円ほどになる。

資本政策と M&A

還元は強まっている。2026 年 5 月に配当方針を改め、配当性向 40% と純資産配当率(DOE)8% の高い方を目安にした。2026 年 9 月期の期末配当は期初の計画から増やし、配当性向は 4 割ほどになる見込みだ。自己株式(発行済みの約 1%)は 2025 年 11 月に消却を決めた。

純現金は 146 億円で、時価総額の 15% に当たる。使い道は M&A と還元の 2 つだ。経営計画は M&A を成長手段に挙げるが、これまでの買収は減損が出ており、筆者は大型の買収を前向きには見ない。

株主の動きが大きい。2026 年 5〜6 月に香港のオアシスが 16% 超を取得して筆頭株主になった。7 月にそのすべてをラクスが 231 億円で引き取り、ラクスは議決権の 22% を持つ持分法適用の関連会社とした。ラクスは経営の独立性を尊重し、事前の承諾なしに買い増さないと約束している。TOB(株式公開買付け)は当面ない。ただ 10 年の間に、ラクスとの統合や再編が起きる余地は残る。

三室克哉社長の持株は、上場時の 3 割台から 12% まで下がった。社長の支配が薄れ、外部の株主が経営に口を出しやすい構図になっている。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

人事データのクラウドは、入れると外せない事業だ。解約は月 0.36% で、3 四半期のあいだ変わらない。顧客は大企業が中心で、5,000 名超の企業だけで継続収入の約 3 割を占める。この層は機能も予算も大きく、単価が毎年上がっている。

成長の余地は大きい。コンサルを使う顧客はまだ約 1 割で、使う会社は継続して買う。AI エージェントの搭載で、分析の作業はさらに楽になり、人事部の依存は強まる。マイナビとラクスの提携で、小さな会社向けの売り口も開いた。

利益の質も高い。営業利益率は 4 割に近く、人事向けは 5 割を超える。借金は無く、現金は積み上がる。配当の目安が DOE 8% になり、現金は株主に戻る。

ラクスが 22% の株主になった意味も大きい。ラクスは中小企業向けのクラウドで大きな顧客網を持つ。2 社の人事の商品が組み合わされば、大企業から中小企業までを面で押さえられる。中期計画の売上 285 億円(2029 年 9 月期)を超え、10 年後に 600 億円規模になる道が見える。

慎重な見方

人事システムは、大手が束ねる市場に向かっている。SmartHR は労務の入り口から人事全体へ広げ、2030 年に売上 1,000 億円を狙う。SAP と Workday は大企業の基幹に食い込む。PAC は、そのすき間で伸びているにすぎない。

生成 AI は、PAC の付加価値をいちばん直接に削る。分析の画面や集計は、対話で作れる時代になる。そうなると、高い月額を払う理由が弱くなる。価格改定の余地が消え、単価は物価にも届かなくなるおそれがある。

拡大の質にも疑問がある。直近の買収で 11.5 億円を減損した。マーケティング事業は顧客が減り続けている。人事の顧客の増加には OEM 経由が混ざり、小口が増えて平均の単価を薄める。

株主の構図も不安定だ。オアシスが抜け、ラクスが 22% を持った。市場は還元強化の期待が後退したと受け止め、株価は急落した。ラクスの意向しだいで、少数株主に不利な再編が起きる余地もある。

利益率は 4 割に近いが、人件費は物価で上がる。値上げが止まれば、利益率は 10 年で 3 割を切る。

どちらに重みを置いたか

事業の質は強気の言い分が強い。解約の低さと価格改定の通過は、競合の中でも珍しい実績だ。ただ、生成 AI と大手の機能という脅威は、まだ試されていない。

そこで確率は、中立に 3 分の 1 を置き、残りを悲観側へやや寄せた(悲観側 40%、楽観側 27%)。10 年は長く、技術の置き換えが起きやすい。買収と少数株主の扱いにも不安が残る。結果として、本質価値は今の時価総額を 1 割弱下回る適正圏に収まった。

10 年後の 5 つの筋書き(2035/09 期)

確率で加重した株価時価総額 4,604 円1,931 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 751 円315 億円)。 今の値に割り戻すと 2,699 円1,132 億円、今との差 +16.3%、 期待の年率 +8.7%(資本コスト 7.8%)→ やや割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 10,593 円4,444 億円 1,235 円518 億円 +409.6% +17.7% 828 円347 億円
やや楽観 20% 7,742 円3,248 億円 982 円412 億円 +275.9% +14.2% 1,745 円732 億円
中立 33% 5,560 円2,333 億円 803 円337 億円 +174.2% +10.6% 2,100 円881 億円
やや悲観 27% 1,649 円692 億円 613 円257 億円 −2.6% −0.3% 611 円256 億円
悲観 13% 261 円110 億円 286 円120 億円 −76.4% −13.5% 71 円30 億円
加重平均100% 4,604 円1,931 億円751 円315 億円 +130.7% +8.7% 5,355 円2,246 億円

今の株価時価総額 2,321 円974 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 7% 大手を押し返し、人事の標準の一つになる 10 年 利益 177 億円 · PER 24.6 倍 · 株価時価総額 10,593 円4,444 億円

タレントパレットは大企業の標準的な人事データ基盤の一つになる。5,000 名超の顧客が増え、AI エージェントとコンサルが一体で売れて、1 社あたりの売上は 1.65 倍に伸びる。顧客数は 5,200 社まで増える。マイナビやラクスなど他社の販売網を通じて、中堅・中小企業にも広がる。

マーケティング事業は AI を使った新製品で顧客減が止まり、小さく伸びる。利益率は人事向けで 5 割を保つ。買収は人事の周辺に絞って成功し、のれんの減損は出ない。配当は DOE 8% を下限に厚くなり、積み上がった現金の多くが株主に戻る。会社が掲げる売上 300 億円・営業利益 100 億円の先に、10 年後は売上 600 億円規模まで届く最善の道である。

  • 人事向けソリューション(タレントパレット・人事コンサル):数量 5,200(顧客数(社、期末))× 価格 1,088(1 社あたり年間売上(万円。継続収入とコンサルを含む))→ 売上 566 億円・営業利益 283 億円。顧客 5,200 社 × 1 社あたり 1,088 万円(1.65 倍)。大企業の比率上昇と AI・コンサルの追加で単価が物価を上回って伸びる
  • マーケティング向けソリューション(見える化エンジンなど):数量 800(顧客数(社、期末の推定))× 価格 793(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 64 億円・営業利益 27 億円。顧客 800 社に反転、AI の新製品で単価 1.55 倍

倍率:事業の純利益 176 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 96.6% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 52.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 24.6 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 24.6 倍 + 余った現金(戻り方込み)50 億円。全体の PER 24.62 倍、時価総額 4,383 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:大手の機能追加と生成 AI の両方をはね返し、顧客も単価も伸ばし続ける連続成功が要る。会社の中期計画の延長線上にあるが、競合が強く、10 年続く確度は高くない。

やや楽観 20% 会社の計画をおおむね満たし、人事向けが 2 倍半になる 10 年 利益 130 億円 · PER 24.5 倍 · 株価時価総額 7,742 円3,248 億円

中期計画をほぼ達成し、そのあとも大企業の需要に沿って伸びる。顧客は 4,400 社、1 社あたりの売上は 1.52 倍になる。競合に押される場面はあるが、大企業の顧客基盤とコンサルで単価を保つ。

マーケティング事業は下げ止まり、横ばいから小さな伸びになる。人事向けの利益率は 48% で、会社の今の水準に近い高さを保つ。AI エージェントとコンサルの追加で、1 社が払う額は着実に増える。買収は小さな案件が中心で、減損は限られる。配当は方針どおり厚く出し、現金の多くは戻る。堅実に伸びるが、大手を押し返すほどの勢いは出ない。会社の言う売上 300 億円・営業利益 100 億円には 10 年のうちに届き、そのあとも緩やかに伸びる、良い方の 10 年だ。ラクスとの関係は穏やかに続く。

  • 人事向けソリューション(タレントパレット・人事コンサル):数量 4,400(顧客数(社、期末))× 価格 1,003(1 社あたり年間売上(万円。継続収入とコンサルを含む))→ 売上 441 億円・営業利益 212 億円。顧客 4,400 社 × 1 社あたり 1,003 万円(1.52 倍)
  • マーケティング向けソリューション(見える化エンジンなど):数量 700(顧客数(社、期末の推定))× 価格 742(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 52 億円・営業利益 21 億円。顧客 700 社で下げ止まり、単価 1.45 倍

倍率:事業の純利益 128 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 89.3% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 48.5%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 24.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 24.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)50 億円。全体の PER 24.47 倍、時価総額 3,192 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:解約の低さと価格改定の実績が続けば無理のない筋書き。ただ会社の計画(2029 年 9 月期の売上 285 億円)にいくらか届かない程度の、やや緩い想定にした。

中立 33% 顧客は 1.8 倍、単価は物価をやや上回る。堅実だが急がない 10 年 利益 95 億円 · PER 23.9 倍 · 株価時価総額 5,560 円2,333 億円

人事向けの顧客は 3,600 社に増える。年 6% ほどの伸びで、直近の 10% 台からは落ちる。1 社あたりの売上は 1.45 倍。物価の 1.34 倍に、大企業の比率の上昇とオプションの分が少し乗る。タレントパレットは 14% 前後のシェアを保つ。

SmartHR などの攻勢で、小口の顧客は取りにくくなる。AI で分析の差が縮み、人事向けの利益率は今の 4 割台後半から 46% へ緩む。マーケティング事業は顧客が 620 社まで減り、売上は横ばいに近い。

本社費が膨らみ、全体の営業利益率は 34% になる。買収は小さな案件にとどまり、配当は性向 4 割台で出る。ラクスは 2 割の株主のまま独立を尊重する。大きく外れず、しかし急がない、平凡に良い 10 年だ。

  • 人事向けソリューション(タレントパレット・人事コンサル):数量 3,600(顧客数(社、期末))× 価格 956(1 社あたり年間売上(万円。継続収入とコンサルを含む))→ 売上 344 億円・営業利益 158 億円。顧客 3,600 社 × 1 社あたり 956 万円(1.45 倍)。市場 2,500 億円 × シェア約 14% とも整合
  • マーケティング向けソリューション(見える化エンジンなど):数量 620(顧客数(社、期末の推定))× 価格 722(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 45 億円・営業利益 17 億円。顧客 620 社まで減少、単価 1.41 倍

倍率:事業の純利益 94 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 68.2% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 38.0%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 23.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 23.9 倍 + 余った現金(戻り方込み)50 億円。全体の PER 23.86 倍、時価総額 2,283 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:最も重みを置く筋書き。競合は強いが、解約の低さと価格改定の通過という実績があり、顧客も年 6% 程度のペースなら伸びる。強気・慎重の言い分の落としどころ。

やや悲観 27% 大手と AI に押され、単価が物価に届かない 10 年 利益 56 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 1,649 円692 億円

SmartHR と海外の大手が、タレントマネジメントの機能を標準で付け始める。タレントパレットの新規は鈍り、顧客は 3,000 社にとどまる。単価は値上げが通りにくくなり、1.30 倍と物価に届かない。OEM 経由の小口が増え、平均単価も薄まる。

AI で分析画面の差が縮み、大企業でも自前の分析に切り替える動きが出る。人事向けの利益率は 40% に下がる。マーケティング事業は顧客が 500 社まで減り、利益率も 3 割に落ちる。人件費は物価で上がるので、本社費の負担は重くなる。

営業利益は今の 75 億円(会社予想)前後から伸びない。買収に使った現金が一部失われ、配当は DOE の下限にとどまる。事業は黒字で残るが、成長の物語は終わる 10 年だ。

  • 人事向けソリューション(タレントパレット・人事コンサル):数量 3,000(顧客数(社、期末))× 価格 858(1 社あたり年間売上(万円。継続収入とコンサルを含む))→ 売上 257 億円・営業利益 103 億円。顧客 3,000 社 × 1 社あたり 857 万円(1.30 倍)。大手の標準機能と値下げ圧力
  • マーケティング向けソリューション(見える化エンジンなど):数量 500(顧客数(社、期末の推定))× 価格 614(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 31 億円・営業利益 9 億円。顧客 500 社まで減、単価 1.20 倍

倍率:事業の ROE 約 16%。g を 2% まで落とした正当化 PER は約 14.5 倍。値上げが止まり成長が終わった構造的な負けなので、上限の約 7.5 割(11 倍)に置いた。余った現金は谷で使われる前提で今の 0.75 倍の 75 億円を分けた。

確率:大手のタレントマネジメント機能の追加と、生成 AI による機能差の縮小は、実際に起きつつある流れ。単価が物価に届かない程度の負けは、起こりやすい。

悲観 13% 生成 AI と大手の機能に置き換えられ、優良事業ではなくなる 10 年 利益 8 億円 · PBR 0.7 倍 · 株価時価総額 261 円110 億円

人事データの分析は、対話型の AI が数分でこなす作業になる。大手の人事基幹システムも同じ機能を標準で付ける。タレントパレットは高い月額を払う理由を失い、値下げと解約が続く。顧客は 2,300 社で頭打ち、単価は名目で今と同じ水準に落ちる。

マーケティング事業は AI に置き換えられて、ほぼ消える。人件費は物価で上がるのに、売上は縮むので、利益率は 2 割台に落ち、本社費を引くと営業利益はほぼ消える。買収で使った現金は戻らず、のれんの減損も出る。ラクスなど大株主との再編も、少数株主に有利な条件にはなりにくい。

稼ぐ力は小さく、価値は手元の現金と、顧客基盤を売って得られる額に近づく。

  • 人事向けソリューション(タレントパレット・人事コンサル):数量 2,300(顧客数(社、期末))× 価格 660(1 社あたり年間売上(万円。継続収入とコンサルを含む))→ 売上 152 億円・営業利益 33 億円。顧客 2,300 社 × 1 社あたり 660 万円(名目で据え置き)。値下げと解約
  • マーケティング向けソリューション(見える化エンジンなど):数量 300(顧客数(社、期末の推定))× 価格 461(1 社あたり年間売上(万円))→ 売上 14 億円・営業利益 1 億円。顧客 300 社まで縮小、単価 0.9 倍

倍率:構造的に負け、稼ぐ力は純利益 8 億円ほどに縮む。床は純現金から流動負債(約 37 億円)を引いた約 109 億円で、今の自己資本 148 億円に PBR 0.74 を掛けた値。ためた利益や顧客基盤の売却益は床に足さない。

確率:対話型の AI が分析画面を代替し、大手が同機能を無償に近い形で付ける構造変化が必要で、起こる確度は高くないが、起これば不可逆の打撃になる。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

人事向けソリューション(タレントパレット・人事コンサル)

人事データを集めて分析するクラウドの月額課金と、人事コンサル。顧客数 × 1 社あたり年間売上で稼ぐ。

数量顧客数(社、期末)価格1 社あたり年間売上(万円。継続収入とコンサルを含む)売上営業利益
今 2025/09 2,008 660 132 63
10 年後 中立 3,600 956 344 158

取り方:2025/09 期の人事向けの顧客数 2,008 社(期末)に、セグメント売上 132.4 億円から逆算した 1 社あたり年間売上(約 660 万円)を掛けた。顧客は 2026 年 3 月に 2,259 社まで増えた。価格は 1 社あたりの売上の指数で、物価の 3% に、大企業の比率が上がることとオプションの追加を加えて、中立で 10 年 1.45 倍(物価の 1.34 倍より少し上)と置く。理由は、単価が直近 1 年で 14% 上がり、その半分が値上げ、半分がオプションと上位プランだったため。 数量は実物(顧客数)で、名目の市場の伸びからは置いていない。

マーケティング向けソリューション(見える化エンジンなど)

口コミや問い合わせの文章を分析するツールなど。顧客数 × 1 社あたり年間売上で稼ぐ。顧客は減少が続く。

数量顧客数(社、期末の推定)価格1 社あたり年間売上(万円)売上営業利益
今 2025/09 750 512 38 17
10 年後 中立 620 722 45 17

取り方:全体の顧客数 2,995 社(2026 年 3 月)から人事向け 2,259 社を引いた約 740 社と、前年比 −93 社の減少から、2025/09 期末を約 750 社と推定した。売上 38.4 億円を割った 1 社あたり約 510 万円が価格。価格の指数は物価に沿って上げるが、AI の新製品の分を少し足し、中立で 10 年 1.41 倍と置く。

リスクと懸念

SmartHR や海外大手による市場の取り込み

SmartHR は労務の入り口から人事全体へ広がり、2030 年に売上 1,000 億円を掲げる。SAP や Workday は大企業の基幹に食い込む。タレントマネジメントが標準機能になれば、PAC の新規は鈍り、価格改定の余地も狭まる。

生成 AI による機能差の縮小

人事データの集計や分析は、対話型の AI で簡単に作れるようになりつつある。PAC は AI エージェントを組み込み、むしろ強みにすると言う。ただ、月額を払う理由が薄れる方向に働けば、単価が物価に届かなくなる。

ラクスの持株と将来の再編

2026 年 7 月、ラクスが議決権の 22% を持つ持分法適用の関連会社とした。独立性は尊重され、事前の承諾なしの買い増しはしない約束だ。ただ 10 年の間に統合や条件付きの再編が持ち上がれば、少数株主の扱いが問題になりうる。

買収の失敗と現金の使い方

2024 年に連結に入れた子会社のうち 2 社ののれん 11.5 億円を、2025 年 9 月期に減損した。経営計画は M&A を成長の手段に挙げる。純現金の約 146 億円が割高な買収に使われると、資本効率が落ちる。

マーケティング事業の縮小

見える化エンジンなどの顧客は前年より 93 社減り、解約も月 1.3% と高い。AI の新サービスで下げ止まりを狙うが、利益の約 2 割を占める事業が縮み続ければ、全体の成長を引き下げる。

人件費の上昇と人材の確保

事業の中身はエンジニアとコンサルの人件費だ。物価 3% の世界では賃金も上がる。大企業向けの運用支援で人手を増やす局面では、売上が伸びても利益率が緩みやすい。

今後の分かれ目

タレントパレットの解約率が月 0.5% を超えて上がる
堀が崩れ始めた合図で、やや悲観・悲観の確度が上がる。単価の伸びも止まる可能性が高い。
価格改定とオプションで 1 社あたりの単価が伸び続ける(年 8% 以上)
大企業の取り込みと値決め力が続いており、やや楽観・楽観の筋書きに近づく。
SmartHR や SAP が大企業向けのタレントマネジメントを標準機能として値下げする
新規の獲得単価と価格改定の余地が狭まり、中立より下の筋書きに近づく。
ラクスが持株を引き上げる、または統合・TOB の話が出る
再編の条件しだいで価値の見方が変わる。少数株主に不利な条件でなければ、事業の統合効果で上振れる。
大型の買収を発表する
過去の減損が示すとおり、資本効率が落ちる方向に働く。人事の周辺で小さく積む形なら影響は小さい。
マーケティング事業の顧客減が止まり、AI の新サービスが伸びる
全体の成長の足かせが外れ、中立の利益に上振れの余地が出る。

見ておくもの

  • タレントパレットの顧客数・1 社あたりの単価・月次の解約率(四半期の説明資料)
  • 人事向けセグメントの営業利益率(5 割前後を保てるか)
  • コンサル実施社数と継続率(コンサルが堀の厚みになるか)
  • ラクスとの提携の進み方と持株比率の変化
  • 配当(性向 40% と DOE 8%)の実行と自社株買いの有無

倍率と資本コストの決め方

自己資本は今の値に純利益の合計を足し還元を引いて流し(ROE は結果)、余った現金 100 億円を除いた事業の ROE から、資本コスト 7.75%(基本 7.5% + quality 0.25%)の上で正当化 PER を出した。残る割合は普通の 1/2、g は 4%。倍率は上限の 8 割(中立)、強気は 9 割、やや強気は 8.5 割。やや悲観は成長が止まった前提で g を落として置き、悲観は稼ぐ力と純現金から床を置いた。今の PER・PBR や、オアシスからラクスへの譲渡価格は倍率に使っていない。オフィスの賃借は小さく、新リース会計(2028/03 期から)の影響は軽いと見て、10 年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)で置いた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 19→24.62 倍・やや楽観 PER 17.3→24.47 倍・中立 PER 15.6→23.86 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(サービス業)の AI 分析

割安 ABホテル6565 利益率4割のローコスト・ビジネスホテル。親会社が過半を握るが、稼ぎに比べて今の値段は安い 本質価値との差 +160.0% · 10 年 割安(年 +18.1%) 割安 共栄セキュリティーサービス7058 人の警備を買い集める地味な会社だが、時価総額の半分に当たる金地金を抱え、値段は稼ぐ力に比べて安い 本質価値との差 +108.0% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グリーンズ6547 コンフォートを全国に広げるホテル運営会社。利益は戻ったが、固定の家賃が景気の谷で刃になる 本質価値との差 +106.8% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 ヴィス5071 オフィスの設計・施工で堅く稼ぎ、純現金が時価総額の半分超。事業の質に比べて値段は安く、10年の価値は今を上回る 本質価値との差 +104.9% · 10 年 割安(年 +14.9%) 割安 協和コンサルタンツ9647 防衛と強靱化で利益率が 4% から 11% に上がった建設コンサル。時価総額の 8 割近い純現金があり、10 年の価値は今を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +93.0% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 エフビー介護サービス9220 福祉用具の貸与と地域密着のグループホームで稼ぐ。借金が減り、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +92.3% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 アメイズ6076 郊外の安い宿を重ねる広がり方から、土地と建物を自分で持つ型へ。物価が上がるほど自社保有は有利だが、借入と償却が重くなる。利益は伸びる見通しで、今の値段は割安に出る 本質価値との差 +82.6% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 東祥8920 ホテルの利益率 4 割が稼ぎの柱。ただし利益の半分近くは少数株主に流れ、支配株主の色も濃い 本質価値との差 +74.6% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 スプリックス7030 個別指導『森塾』が利益の柱で、純現金も厚い。少子化とAI家庭教師の逆風を差し引いても、価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +67.2% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 チャーム・ケア・コーポレーション6062 関西と首都圏で介護付き有料老人ホームを運営。高齢化で入居者は増えるが、固定家賃と人手不足が重く、10年の本質価値は今の値段を3割ほど上回り割安 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 株式会社ストライクグループ6196 人を増やして利益率を犠牲にした仲介会社。件数は伸びるが、今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 エラン6099 病院に入院セットを貸す国内最大手。契約は積み上がるが粗利率は下り坂で、10 年の本質価値は今の値段を 18% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +59.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 日本M&Aセンターホールディングス2127 仲介の王者は利益率の高さが魅力だが、件数の伸びを欠く今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +58.8% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ユニバーサル園芸社6061 オフィスや店に観葉植物を貸し、通って世話をする月額課金の会社。現金が時価総額の2割あるが、M&Aを急ぎ、株主への還元は薄い 本質価値との差 +55.3% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 セレスポ9625 皇室の行事と大きな大会を支えるイベントの請負。稼ぐ力は並だが、手元の現金が時価総額を上回り、値段は低い 本質価値との差 +55.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 SBIグローバルアセットマネジメント4765 SBI グループの運用会社が保険会社を吸収する。合併後の株数で置いても、10 年の本質価値は今の時価総額を上回り、割安 本質価値との差 +55.1% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 M&Aキャピタルパートナーズ6080 高単価の大型案件に絞る仲介会社。稼ぐ力は本物だが、利益は景気と人に縛られ、厚い現金も株主に届きにくい 本質価値との差 +54.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 伊豆シャボテンリゾート6819 温泉に浸かるカピバラで知られる伊豆の動物公園。小さいが利益率 2 割を稼ぐ体験型の観光で、値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +53.4% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ラックランド9612 店舗づくりの老舗が 2025 年に利益を急回復。現金は厚いが、利益の山は続かず、今の値段はやや割安 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 CSSホールディングス2304 ホテルの洗い場を一手に請け負う会社。人手不足が仕事を運ぶが、稼ぐのは人を集める力。今の値段は割安 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 株式会社新日本科学2395 サルを使う安全性試験で国内最大手。借金と米国の新薬投資が重いが、10 年の本質価値は今の値段を 19% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +52.7% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 京進4735 学習塾から介護・保育へ軸足を移す途上の京進。借金が重く利益の幅は薄いが、保育・介護の積み上がりと塾の改善が数字に出始めた 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 E・Jホールディングス2153 防災・環境に強い建設コンサル。実質の現金が厚く稼ぎの割に安いが、現金は半分だけ数えた 本質価値との差 +48.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ツカダ・グローバルホールディング2418 結婚式の縮みをホテルの拡大で補う途上。借金が重く資本効率は資本コストに届かないが、10年の価値は今の値段の近く 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 株式会社IBJ6071 婚活の「場」を握る連盟で、成婚を伸ばして利益も積み上がる。10 年で測ると、今の時価総額にはまだ余白がある 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ワシントンホテル4691 コロナの傷から立ち直り、稼ぐ力は本物に戻った。ただ家賃と金利という固定の重さを、今の値段はやや軽く見ている 本質価値との差 +43.5% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 オイシックス・ラ・大地株式会社3182 食材宅配と給食受託の薄利な二本柱。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 三協フロンテア株式会社9639 仮設ユニットハウスの国内最大手。堅い財務と値上げの力はあるが、建設需要に結びつく限り成長は物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エンバイオ・ホールディングス6092 土壌汚染の対策と、汚れた土地の再生、太陽光の発電を併せ持つ。不動産の山を割り引いても、今の値段にはわずかな安全域がある 本質価値との差 +39.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ハリマビステム9780 人手不足の追い風で利益率は過去最高。ただ人の手に頼る事業で、伸びは物価をわずかに超える程度 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 テイクアンドギヴ・ニーズ4331 婚礼の最大手がホテルへ大型投資中。今の株価は重みづけた価値に近い 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 楽天グループ株式会社4755 EC・フィンテックは稼ぐが、モバイルの投資回収と赤字続きの財務が分かれ目。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 9% ほど上回る程度で、適正 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ブラス2424 出店で組数を増やす途上。投資が先行して利益は細り、10 年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 株式会社クオンツ総研ホールディングス9552 仲介は復調、コンサルは賭け。10年の価値は今の時価総額をわずかに下回る適正圏 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アソインターナショナル9340 矯正装置の技工所の草分け。ROE 16% と純現金は魅力だが、デジタル化で単価が下がり、10 年の価値は今の値段の前後 本質価値との差 +36.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 株式会社ワールドホールディングス2429 売上の大半は現場の体が要る派遣と不動産で、AI エージェントの影響は事務部分に限られる。借入の重さを考えると、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 日本空調サービス株式会社4658 保守の安定収入に独立系の特殊施設への強みを持つが、成長の天井は技術者の数。10年後の価値は今を1割ほど上回りやや割安だが、悲観の下げが深い 本質価値との差 +34.7% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 KeePer技研株式会社6036 車のコーティング専門店の拡大で稼ぐ力は高いが、会社計画の6〜7割で見ると利益で測った価値は今の時価総額の周り。割安とも割高とも言えない 本質価値との差 +33.2% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 白洋舍9731 クリーニングは縮み、ホテル向けのリネンが支える。利益の質は並みだが、貸しビルなどの含みが値段を支え、筆者は適正の上寄りと見る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ビケンテクノ9791 大阪発のビル清掃と管理の中堅。人手不足を値上げに変える力はあるが、利益をためて配らない資本の使い方が価値を削る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 DNホールディングス株式会社7377 橋と河川の設計で食う建設コンサル。不祥事と設計の誤りで利益が落ちたが、公共需要は堅く、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 ヒビノ2469 ドーム公演の映像・音響で稼ぐが、万博の追い風が消える。純有利子負債 109 億円と、買収で膨らむ借入が重い 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 オリエンタルコンサルタンツホールディングス2498 海外ODAの建設コンサルで首位。成長は続くが利益率は薄く、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ANYCOLOR株式会社5032 VTuber「にじさんじ」の運営で、稼ぐ力は高いが人気と配信の場に依存する。10 年の利益で測った本質価値は今の値段をやや下回る程度で、適正とみる 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ケアサービス2425 現金は時価総額の6割あり、エンゼルケアの高採算が利益の源。介護の本業が立て直せれば割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 KNT-CTホールディングス株式会社9726 旅行代理店の利益は薄く、優先株を返した後の普通株の稼ぎで測ると、今の値段は少し先を見すぎている。やや割高 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 サン・ライフホールディング7040 神奈川の互助会と葬儀の会社。死亡数の山に向けて稼ぎは伸びるが、厚い現金は会員の掛金の裏付けで、株主のものではない 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 リゾートトラスト株式会社4681 会員制の堀と医療への広がりは本物だが、利益で測る本質価値は今の時価総額を下回る。成長の多くが開業時の一括計上と新規ホテルへの投資に頼る点を割り引くと、割高寄り 本質価値との差 +24.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社ナガセ9733 東進の強さと少子化・AI の逆風が釣り合う。金の信託の含み益を足して、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ニシオホールディングス株式会社9699 建機レンタル大手の一角。機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かないが、今の値段は中立の 10 年の価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社ステップ9795 神奈川の公立トップ校受験で地域一番の塾。厚い現金も入れた本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合い、適正圏 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ユーピーアール7065 国が後押しするレンタルパレットの 2 番手。償却と人件費の上昇で利益は細いが、業界の伸びとパレットの資産を考えると割安 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社ユー・エス・エス4732 中古車オークション首位、無借金で総還元率 100% 超とシェア 50% 戦略を両立。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の値段を 6%ほど上回る程度で適正 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 エヌ・シー・エヌ7057 法改正の追い風は本物だが、会社予想の利益倍増は割り引く。現金の大半は自分のものではない 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ジェイエスエス6074 子ども向けスイミングスクールの堅実な運営会社。会費改定で利益は戻るが、少子化と指導者不足が数量を削る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 要興業6566 東京23区の事業ごみを握る堅実な地場企業。現金は厚いが、還元が低く、本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シーティーエス4345 建設現場のICTレンタルで利益率26%。成長は続くが、10 年の価値は今の値段をやや上回る水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ダイセキ9793 廃液処理の国内最大手。取引工場を毎年増やして稼ぐ堅い会社だが、10 年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、安全域は薄い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 トスネット4754 仙台発の交通誘導警備の会社。現金は時価総額の7割あるが、本業の取り分が細り値段はほぼ適正 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社フルキャストホールディングス4848 短期バイトは体が要る現場仕事で、AI エージェントの影響は限られる。利益率の薄まりとアプリ勢の競争を織り込むと、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エムアップホールディングス3661 アーティストのファンクラブ運営で伸びる軽資産の会社。ただ取り分は大型案件に握られる。10 年の本質価値は今の時価総額と近く、適正 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 船場6540 受注残は厚く、現金も余るが、案件ごとの競争で利益率は 5% 台。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社トーカイ9729 介護・病院・調剤の裏方を束ねた高齢社会のインフラ。公定価格の天井で伸びは物価並みだが、現金と還元を足すと今の値段はやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日建工学9767 海岸や川の護岸ブロックと、その型枠を貸す日建工学。時価総額の8割が現金で、事業の稼ぎは公共工事の波に乗る。値段は安いが利益は読みにくい 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 株式会社カーブスホールディングス7085 女性専用の 30 分ジムで会員が増え続ける質の高い会社。ただ 10 年の利益で測ると今の時価総額は織り込み済みで、安全域は薄い 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ6090 代謝物の受託解析で国内の草分け。稼ぐ力は戻ったが、研究の予算と装置の進歩に振られる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ナック9788 宅配水とダスキンの清掃で稼ぐ定期サービス会社に、住宅関連の波が乗る。営業利益率は 4〜6% の帯から出ない。利益で測ると今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 セントラル警備保障9740 警備の契約収入と厚い現金は強みだが、人件費と ROE が重い。今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 Aoba-BBT2464 インターナショナルスクールが稼ぎ、社会人教育はAIに押される。現金は厚く見えるが半分は授業料の前受け。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社ウエスコホールディングス6091 防災設計の建設コンサルに、時価総額の8割に迫る純現金が付いた会社。現金が下値を支えるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ウェルネット2428 コンビニ決済の老舗で現金は厚いが、その大半は顧客の預り金。件数は減る側にあり、10年の価値は今の値段並み 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 明豊ファシリティワークス1717 公共 CM と無借金の財務で増配が続くが、工数請求が AI で削られる。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ティア2485 名古屋で斎場の3割を握る葬儀会社。出店と買収で伸びるが、借金と件数の失速が重く、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 フルハシEPO9221 廃木材をチップに変える中部の再資源化会社。許認可が堀で、新設の遅れと借入が焦点 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ポピンズ7358 保育所と在宅の子育て支援で伸びる。現金も厚いが、少子化の中で公費頼みの利益率は先走る。やや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 幼児活動研究会2152 園児の体を動かす先生を派遣する高収益の会社。AI には代替されにくいが、少子化と戻らない現金で、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 土木管理総合試験所6171 維持管理の堅い需要と現金を持つ試験・調査の会社。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 燦ホールディングス9628 国内最大の上場葬儀会社。死亡者数の追い風は確かだが、買収で厚くした資本の稼ぎが資本コストに届かない。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 翻訳センター2483 特許・医薬の翻訳で国内首位級だが、生成AIが人手の翻訳量を削る。厚い現金と全額還元が下を支える 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 成学社2179 大阪地盤の個別指導塾フリーステップ。利益は過去最高だが、少子化とAIの家庭教師が生徒の数と単価を細らせる。今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社イチネンホールディングス9619 中小口リースが稼ぎの柱の多角化企業。周辺は薄利で、10 年の価値は今の値段と同じくらい 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 川崎地質4673 地質調査の老舗。防衛の大型案件で利益が膨らんだが一過性が濃く、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フルテック6546 北海道・東北で首位の独立系自動ドア会社。保守の積み上げは堅いが、全社の費用が重く利益率は 3〜5%。価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ALSOK株式会社2331 警備の二番手は利益が上向き。稼ぎの質はセコムに劣り、10年の本質価値は今の値段を 9% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 学究社9769 都立中・都立高受験の強いブランドで営業利益率22%を稼ぐが、少子化と私立無償化が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社JPホールディングス2749 保育と学童を国の公定価格が支える堅い事業。ただ少子化で伸びは乏しく、純現金を足しても本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 早稲田アカデミー4718 首都圏の中学受験で伸びる堅い塾。ただ値段は先の成長までほぼ織り込まれ、10年の価値は今の時価総額を2割強下回る 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社Finatextホールディングス4419 証券の基幹システムをクラウドで貸す成長株。利益で測った 10 年の価値は、今の値段に届かない見立てで、やや割高 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ライク2462 保育・人材・介護を束ねる創業家支配の会社。公的な単価に縛られ、利益は伸びても資本コストを少し超える程度 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 市進ホールディングス4645 千葉の老舗の集団塾に介護を足した学研の子会社。少子化と AI で塾の生徒が細り、借金と家賃の重さが残る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本郵政6178 利益のほぼ全部が金融2社の持分。式どおりの倍率で見ると、10年の価値は今の時価総額を1割弱下回る適正圏だが、安全域は薄い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 パシフィックネット3021 法人向けパソコンの月額レンタルと使用済み機器の処理で伸びるが、直近の利益は入れ替えの山にあり、借入も重い 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シダー2435 需要は確か、利益は薄く、借入は重い。それでも 10年後の価値は、今の値段を 2 割近く上回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アドバンテッジリスクマネジメント8769 ストレスチェックと団体の所得補償保険の先駆者。法の追い風はあるが、人が担う相談と研修はAIに置き換わりやすく、やや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社プレステージ・インターナショナル4290 手配と窓口の事務は AI エージェントに削られるが、協力会社の網と家賃保証の記録が堀。10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 株式会社コシダカホールディングス2157 まねきねこは国内首位で稼ぐ力は確かだが、利益率が下がり始めた今、10 年先の価値は今の時価総額に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東洋テック9686 警備とビル管理で稼ぐ堅実な会社だが、利益率は 3% 台と薄い。万博の特需を除くと稼ぐ力は小さく、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 いちご2337 稼ぎの 3 割近くは物件の売却益。金利の上昇で利益の土台が削られ、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社LITALICO7366 成長力は本物だが、売上の大半を国が決める値段に乗る。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社エス・エム・エス2175 看護・介護の人材紹介と介護 SaaS(カイポケ)が柱。海外の巨額減損と大株主の圧力を抱え、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り割高 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 丹青社9743 万博の山を越えて利益率が6%台に落ち着き、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、資本コスト8.75%で測った10年の本質価値は今の値段を25%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ロイヤルホテル9713 リーガロイヤルホテルの運営会社。建物を売って身軽になったが、固定家賃と優先株が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社ミダックホールディングス6564 営業利益率 4 割の産廃処分会社。許可という堀は本物だが、資本が厚くなる 10 年を割り引くと今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.6% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 株式会社ディー・エヌ・エー2432 ポケポケ頼みの稼ぎは細り、残るのはゲーム・配信・球団の積み上げ。利益で測った 10 年の価値は今の値段を 14% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 いであ9768 環境調査と河川設計の堅い会社。利益率は過去最高圏で、10 年の価値は今の値段の周りに収まる 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社ビー・エム・エル4694 病院から検体を預かる国内大手の検査会社。手元現金は厚いが稼ぐ力は細く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エムスリー株式会社2413 国内医師 9 割を会員化した独占的プラットフォームだが、製薬マーケ予算の反動と会員数の飽和で、10 年の本質価値は今の値段を 25% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社イオンファンタジー4343 国内の小型店と値上げで稼ぎは伸びるが、利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。借金が重く、割高 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 応用地質株式会社9755 地質調査の国内最大手。現場の体の守りは堅いが、利益率は低く、AI エージェントが解析の工数を減らす。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社GENDA9166 買収で売上を 4 倍にした店舗網は本物だが、借金とのれんが重く資本の稼ぎも落ちた。10 年の本質価値は今の値段を下回り、やや割高と見る 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 株式会社サイバーエージェント4751 稼ぎの柱はゲームで、ネット広告代理はAIエージェントに置き換えられて縮み、ABEMAは黒字化したばかり。今の利益は山に近く、資本コスト8.75%で測ると本質価値は今の値段を50%ほど下回り、割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ジャパンマテリアル株式会社6055 半導体工場のガス・超純水の施工と運転を請け負う優良企業。ただし 10 年の利益で測ると、今の値段は約 41% 割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 SOLIZE Holdings5871 自動車の開発に技術者を出し、3Dプリンタで部品を造る会社。人月の仕事がAIエージェントに削られる先を見て割高 本質価値との差 −15.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本管財ホールディングス株式会社9347 公共施設の包括管理に強い堅実なビル管理会社。ただ利益率は 6% 弱と薄く、厚い現金も株主に戻る保証がない。10 年の稼ぎで測ると、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社ラウンドワン4680 国内の好調と米国の出店で稼ぎは伸びるが、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に届かない。割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ライドオンエクスプレスホールディングス6082 「銀のさら」の名前は残るが、宅配アプリに専業の強みを削られる。手元の現金を足しても、今の値段は少し高い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 タカミヤ2445 足場の賃貸は回復したが、償却費と借金が重く、利払いも増える。10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 乃村工藝社9716 空間づくりの最大手で財務は堅いが、利益率は万博を含む過去最良の水準にあり、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、10年の本質価値は今の値段を34%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 東京都競馬株式会社9672 大井競馬場の大家で稼ぎは安定するが、1,600 億円の再整備が利益を食う。10 年後の価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社エイチ・アイ・エス9603 旅行は薄利で借金は重い。稼ぎの回復を織り込んでも、10 年の利益で測った価値は今の時価総額を下回る。割高寄り 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ダイサン4750 住宅の足場で名の通った老舗だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でもやや高い 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ファルコホールディングス4671 京都の臨床検査と調剤薬局。厚い現金を配当で戻すが、公定価格に縛られて利益は伸びない 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 城南進学研究社4720 個別指導の塾と保育園を営む小さな会社。黒字化は始まったが、10 年先を見ても今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 NJS2325 上下水道の設計で国内首位級。守りは堅いが現金の戻りが遅く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 グローバルキッズCOMPANY6189 首都圏の保育所運営で再建が進むが、少子化と薄い利益率が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社オンザページ9160 旧ノバレーゼと旧エスクリが合併した国内最大級の婚礼会社。婚姻が縮む市場で借入が重く無配、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 エプコ2311 住宅会社の裏方は堅実だが、設計の柱が着工減とAIで細る。再エネ工事の伸びで埋めきれず、今の値段は高い 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 明光ネットワークジャパン4668 個別指導塾「明光義塾」の本部。現金は厚いが、人手と家賃で稼ぐ事業は人件費に削られ、10 年で見ると今の値段には届かない。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社建設技術研究所9621 河川で首位の建設コンサル。許認可と公共予算が守るが、AI エージェントの工数削減が値段に響く。10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 株式会社オオバ9765 民間の街づくりに強い建設コンサル。利益率は過去最高圏で、そこから先の伸びは物価並み。10 年の価値は今の値段を3割ほど下回る 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 キュービーネットホールディングス6571 10分の理容店QB HOUSEを国内587店で運営。出店と人材の先行費用で利益率が5%台に下がり、価値は今の時価総額の6割ほど 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 インフロニア・ホールディングス株式会社5076 請負の利益に買収を重ねて運営事業へ舵を切る途上の会社。10 年のならした利益で測ると資本コスト 8.5% に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 GMOインターネット株式会社4784 祖業のドメイン・サーバーは堅いが、値段は GPU クラウドへの期待を先取りしている。10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アサンテ6073 白蟻防除の最大手。人を増やす投資で利益が一度落ち込む。現金は厚いが、値段は割高に寄る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 キタック4707 新潟の官公庁に頼る建設コンサル。仕事は堅いが利益が薄く、借入も重い。10 年の価値は今の時価総額を 4 割台半ばで下回る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社カナモト9678 建機レンタル大手。値上げで利益は最高圏だが、機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユーラシア旅行社9376 全員添乗員の海外旅行を円熟層に売る無借金の小さな旅行会社。現預金は厚いが、旅行の利幅は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社 リソー教育グループ4714 親会社ヒューリックが TOB で完全子会社化へ。個別指導塾の質は高いが、利益で測った価値は買い付けの値段に届かない 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 オリジナル設計4642 上下水道の更新需要は強いが、利益は伸びにくく買収の質も未検証。10 年の価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東海リース9761 現場事務所と仮設建物を自前で作って貸す老舗。需要は底堅いが、借金で増やした資産が資本コストを稼がず、割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 UTグループ株式会社2146 製造派遣は現場の体が要る仕事で、AI エージェントの影響は限られる。薄い利益率と自動化の懸念から、10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 トランス・コスモス株式会社9715 窓口と事務の BPO は AI エージェントが最も直接に置き換える仕事。厚い純現金があっても、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割弱下回り、割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 RSC4664 池袋のサンシャインシティを足場にしたビル管理の会社。契約は堅いが利益は薄く、純現金を足しても今の値段は高い 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社アルプス技研4641 設計技術者の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。利益率も低めで、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) やや割高 株式会社共立メンテナンス9616 寮の安定を土台にドーミーインが稼ぐ良い会社だが、10 年後の利益で測る価値は今の時価総額を大きく割り込み、割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 H.U.グループホールディングス株式会社4544 検査の受託で国内首位級、利益の柱は診断薬。立て直しは途上で、10 年の本質価値は今の値段を 2 割弱下回り、やや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 セコム株式会社9735 警備首位の稼ぐ力に新事業・海外を積む多角化企業。強い堀を認めても k は 7% で、10 年のならした利益で測ると今の株価は割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 サニックスホールディングス4651 シロアリ防除を核に、廃プラ発電と太陽光を抱える会社。利益は不安定で、設備と借入が重い。今の値段は割高側に出た 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 株式会社シグマクシス・ホールディングス6088 人月で売るコンサルは AI エージェントに置き換えられる側。稼ぐ力は本物だが、10 年の価値は今の時価総額 503 億円を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +1.7%) 割高 エアトリ6191 航空券のネット販売の大手。3年は利益を全額配当に回すが、そのあとはほぼ無配に近い水準へ戻る。10年の稼ぎで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 東京會舘9701 丸の内の格式ある宴会場。ブランドは強いが婚礼の縮小と人件費が重く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社コンヴァノ6574 ネイルの会社が美容クリニック向けの支援で急成長。ただ顧客 1 社への依存が重く、利益が今期予想の半分に落ち着く前提でも割高 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 環境管理センター4657 環境の測定・分析を担う小さな老舗。規制が需要を支えるが、過当競争で利幅が薄く、10 年の価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 京都ホテル9723 京都の中心で老舗の高級ホテルを営むが、借金と優先株が重く、利益の多くが利払いと返済に消える 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 TREホールディングス株式会社9247 産廃・スクラップ・バイオマス発電を持つ静脈の総合企業。直近の利益は能登の特需で、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社6544 メーカー系が握る保守市場で台数を積む独立系。成長は本物だが、10 年のならした利益で測ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 日本和装ホールディングス2499 着物の販売仲介と割賦の会社。市場が縮む中で利益は底堅いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 株式会社インソース6200 講座を自前で作る安さと 4 割の利益率は本物だが、人の講師で売る研修は AI エージェントに置き換わる側。10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セルソース4880 ひざの自費の再生医療で一時は 4 割の利益率を稼いだが、件数は伸びず ROE は資本コストに届かない。厚い現金を数えても割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 ディップ株式会社2379 バイトルの稼ぐ力は本物だが、求人の入口が AI エージェントや無料の検索に移る側にある。10 年の価値は今の時価総額を半分ほど下回る 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 MS&Consulting6555 覆面調査という地味な稼ぎ方は堅いが、利益の天井が低く、10 年先の値段は今を下回りやすい 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 テノ.ホールディングス7037 福岡発の保育所運営。公定価格で売上は守られるが、子どもは減り、借金と家賃が重い。稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 藤田観光株式会社9722 稼ぎは過去最高だが、薄利の歴史と山に近い利益率を割り引くと利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 共和コーポレーション6570 出店で急成長するゲームセンター会社。家賃と機器投資が重く、10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社リログループ8876 社宅・賃貸管理は記録が堀で守られるが、福利厚生は画面型で値下げ圧力を受ける。10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割強下回り、割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社カカクコム2371 争奪戦で株価はTOB提示額さえ超えているが、本質価値で測ると行き過ぎで、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る。 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 スタジオアリス2305 子ども写真館の最大手。値上げで客単価は保つが、出生数の減少で客数が毎年1割近く減る。時価総額の6割近い現金を抱え、稼ぎは薄い。今の値段は高いと見る 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 株式会社ナガワ9663 ユニットハウスで国内首位級。財務は堅いが元手が重く稼ぎの効率は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アイ・ケイ・ケイホールディングス2198 地方都市のゲストハウス婚礼で一定の地位を築いたが、挙式の件数は構造的に減る。利益が一過性で膨らんだ今の値段は10年の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 スバル興業株式会社9632 道路の維持管理が柱の東宝系企業。堅い現金はあるが談合の是正で利益率が下がり、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 セントラルスポーツ4801 大手の中で堅く稼ぐが、家賃という固定費を背負い、資本効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大栄環境株式会社9336 最終処分場を握る高収益の廃棄物大手。稼ぐ力は本物だが、投資が重く、10 年のならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社オープンアップグループ2154 堅実な技術者派遣だが、AI エージェントが下流の仕事を置き換える側にある。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウチヤマホールディングス6059 北九州発の介護付き有料老人ホームとカラオケの会社。高齢者は増えるが、介護の利益を本社費とカラオケが食い、資本は稼がない。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 株式会社ベルシステム24ホールディングス6183 契約は安定していても、席の数に頼る稼ぎが AI エージェントに直接削られる。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 株式会社帝国ホテル9708 帝国ホテルの本体は看板と日比谷の土地で、ホテルの利益は薄い。土地と賃貸用マンションの含み益を足しても、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分ほどで、割高 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 秀英予備校4678 静岡を地盤に 219 校舎を持つ集団塾。校舎の整理で利益を立て直す途上だが、少子化と AI が授業の数量と値段を押す 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社メイテックグループホールディングス9744 設計の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 株式会社日本ケアサプライ2393 介護用具レンタル卸の草分けで需要は堅いが、公定価格と薄い利益率で成長は年 5% 前後。10 年の本質価値は今の値段を 4 割以上下回り、割高 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 極楽湯ホールディングス2340 最高益を更新して復配したが、新店と更新の投資で現金は細り、利益の伸びは物価並み。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 リソルホールディングス5261 訪日客の追い風で利益は山に近い。賃借料の重さと倍率を考えると、今の値段は高い 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社MIXI2121 稼ぎの 8 割を 1 本のゲームに頼る会社。スポーツと家族アプリは育つが薄利で、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回る。割高 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 パーソルホールディングス株式会社2181 事務の派遣・BPO・紹介は AI エージェントに置き換わる側。堀は浅く、資本コスト 9.5% で測った 10 年の本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アトラグループ6029 接骨院を支える小さな支援会社。玩具店から手を引き本業に絞るが、療養費の縮みが重く割高と見る 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 早稲田学習研究会5869 北関東の大型校舎で戦う集団塾。創業者が 6 割を持ち配当は厚いが、AI が授業の価格を押す 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ベクトル6058 PR最大手で稼ぐ力は高いが、利益の大半を占めるPR・広告と配信をAIエージェントが置き換えていき、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ポラリス・ホールディングス3010 ホテルを借りて運営する会社。急拡大の途中で、のれんと固定賃料が重く、本質価値は今の値段を下回る(割高) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ケア212373 大阪発の介護の会社。高齢者は増えるが、人手と国の報酬に挟まれて利益は薄く、借金とリースが重い。今の値段は高い 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アンビスホールディングス7071 ホスピス住宅の最大手は、報酬改定で儲けの形が壊れた。資産の厚みが下を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 弁護士ドットコム株式会社6027 電子契約と法律メディアの二本柱で伸びる質の良い成長企業。ただし利益で測った 10 年の価値は今の値段の 4 割ほどで、割高 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社船井総研ホールディングス9757 顧問料で積み上げる人月の稼ぎは、AI エージェントに削られる側。還元は手厚いが、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 一蔵6186 振袖の自社企画で稼ぐが、少子化と借金が重い。回復を見込んでも、今の値段は高い 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本エマージェンシーアシスタンス6063 海外で倒れた旅行者を助ける専業だが、利益は薄く浮き沈みが激しい。10 年先を買う理由は見つけにくい 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 グリーンランドリゾート9656 九州の遊園地「グリーンランド」が稼ぎの柱。客数は細り、土地と設備が重く ROE は 4% 台。資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 株式会社ダスキン4665 訪販とミスドの堅い収益はあるが、ROE は資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に満たない。割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 note株式会社5243 書き手が稼ぐ場としての note は本物で、AI で利益率も上がった。ただ 10 年先の成功を前提にしても、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る割高と見る 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 博報堂DYホールディングス2433 国内広告の取引関係と大きな純現金はあるが、広告の企画・制作・運用をAIエージェントが肩代わりし、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テルマー湯ホールディングス3521 新宿のスパ1つに稼ぎが集まる温浴の会社。立地は強いが借地で施設は2つだけ、割高とみる 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アゴーラホスピタリティーグループ9704 大阪と東京に数軒のホテルを持つ小さなホテル会社。訪日客で黒字に戻ったが、借入と外部の持分が株主の取り分を細らせる 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 トランスジェニックグループ2342 マウスを使う薬の試験の受託と、卸・商社の子会社を束ねる持株会社。稼ぎの 8 割は卸で、資本の効率は低く、今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 きょくとう2300 福岡の家庭向けクリーニング。縮む市場で利益は薄く、事業の稼ぎが今の時価総額を支えきれない。筆者は割高と見る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 エン株式会社4849 再建の手応えはあるが、媒体と紹介が AI エージェントに置き換わる側にある。10 年の価値は今の時価総額を 3 分の 2 ほど下回る 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 進学会ホールディングス9760 札幌の学習塾が看板だが、中身は借入で株を回す運用会社。帳簿の厚みは額面どおりには受け取れない 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社ジェイエイシーリクルートメント2124 管理職の転職を扱う紹介会社の稼ぐ力は本物だが、AI エージェントの直接マッチングに置き換えられる側。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホウライ9679 都内の家賃と保険の手数料で稼ぎ、那須の牧場とゴルフを抱える創業 98 年の会社。ROE 5% で資本の重さが株価を抑える 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 株式会社リンクアンドモチベーション2170 診断の月額課金も人材紹介も、AI エージェントに置き換わる側。ALT が下支えしても、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −56.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 CDS2169 三菱自動車などの開発を人の手で支える受託会社。AIが代替しやすい仕事で、純現金は厚いが10年の稼ぐ力で測ると割高 本質価値との差 −57.1% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 日本エコシステム9249 公営競技の設備と道路の点検・保守を、買収で広げる会社。借入が急に増え、10 年の価値は今の評価を下回る 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 鉄人化ホールディングス2404 都心のカラオケ店を軸に、ラーメン・まつ毛サロン・販促の派遣まで手を広げた小さな会社。コロナの痛手から立ち直ったが、利益は薄く、借りた店の家賃は重い。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 リニカル2183 抗がん剤の治験に強い中堅の CRO だが、日本の治験の減少と海外の赤字で稼ぐ力を失った。回復を織り込んでも割高 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社インフォマート2492 外食の受発注網という堀は本物だが、利益の急回復を織り込んだ値段が先走っている。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 クリップコーポレーション4705 名古屋の個別指導塾とサッカー教室を営む小さな会社。現金は厚いが本業は赤字で、少子化と AI に押される。本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ランシステム3326 複合カフェ自遊空間を営む AOKI 傘下の小さな会社。省人化システムに賭けるが、薄い自己資本と縮む本業から、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SDエンターテイメント4650 保育・介護とフィットネスの RIZAP 子会社。利益が薄く、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 株式会社オリエンタルランド4661 値上げと新エリアで稼ぐ力は強いが、強い堀を認めても利益で測った本質価値は今の時価総額の 3 割ほど。今の株価は先取りが過ぎ、割高 本質価値との差 −67.0% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 武蔵野興業9635 新宿の古いビルが稼ぎの柱だが、映画と教習が細り、稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 ルネサンス2378 家賃と借金を背負ったスポーツクラブ。立て直しの途上で、利益に比べて値段が先走る。割高 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 プラザホールディングス7502 ドコモショップの代理店と写真プリント店。薄い利益に重い借入が乗り、今の値段は稼ぐ力に比べて大きく高い 本質価値との差 −69.4% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 電通グループ4324 広告の制作・運用・買い付けをAIエージェントが肩代わりし、海外の再建とのれんの重さも重なって、資本コスト10.0%で測った10年の本質価値は今の値段を73%ほど下回り、割高 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 昴9778 鹿児島の老舗の集団塾。合格実績は強いが生徒は年 2〜3% ずつ減り、校舎の土地は利益を生まない 本質価値との差 −70.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 サイネックス2376 自治体と組む行政情報誌と電話帳の会社。紙の媒体の縮みを新しい事業で埋めきれず、稼ぎは資本に見合わない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −70.9% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 バリューHR6078 健保の事務を丸ごと請け負う堅い商売だが、人手で稼ぐ型なので AI の波に弱く、今の値段は成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 株式会社パソナグループ2168 売上の 9 割弱が事務の派遣・BPO で、AI エージェントに最も近い。稼ぐ力は赤字すれすれで、10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 中日本興業9643 名古屋のシネコン2拠点に頼る小さな興行会社。稼ぐ力は資本コストに届かず、10年で測ると今の値段はかなり高い 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社ベイカレント・コンサルティング6532 11 期連続最高益の人月型コンサルは、AI エージェントに置き換えられる側。運営力は一流でも、10 年の価値は今の時価総額の 2 割強 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 ホテル、ニューグランド9720 横浜の港に建つ 1927 年開業の名門ホテルだが、稼ぐ力は細く、土地も借り物で、値段は看板の分だけ高い 本質価値との差 −77.8% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 株式会社リクルートホールディングス6098 AI エージェントが求人・物件探しの入口を握れば、広告と派遣の双方が縮む。10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −79.4% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 きんえい9636 天王寺駅前で映画館とテナントビルを営む近鉄グループの会社。土地の含みは大きいが、利益で測ると割高 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 御園座9664 名古屋で130年続く劇場の看板は本物だが、1館の興行で稼げる利益は小さく、今の値段は稼ぐ力の数倍だ 本質価値との差 −81.9% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 エム・エイチ・グループ9439 小さな美容室グループが増資で AI に賭ける。稼ぐ力は 10 年ほぼゼロで、今の値段は増資の現金と話題を大きく超える 本質価値との差 −88.4% · 10 年 割高(年 −13.2%) 割高 マーチャント・バンカーズ3121 借金で持つ 23 の賃貸物件と売却益の会社。利払いが稼ぎを食い、今の値段は稼ぐ力の何倍にもなる 本質価値との差 −88.9% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 田谷4679 全国に美容室 61 店を持つ老舗。6 期ぶりに黒字化したが利益は薄く、増資で延命してきた。今の値段は回復を前提にしている 本質価値との差 −89.1% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 歌舞伎座9661 資産は厚いが、稼ぐ力は時価に遠く及ばない。10 年の価値は今の時価総額の 1 割ほど 本質価値との差 −89.4% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 トライアイズ4840 ダムの点検、中古物件の再販、ブランドの貸し出しを束ねた小さな持株会社。5 年続く営業赤字に対し、値段は資産の 2 倍近くを先取りしている 本質価値との差 −90.3% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 Shinwa Wise Holdings2437 老舗の美術品オークション。赤字が3年続き立て直しの途中で、今の値段は再建の成功を先に織り込んでいる 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 地盤ネットホールディングス6072 住宅地盤の小さな会社に、投資会社化の期待だけが乗っている。事業の価値は今の時価総額の数十分の一 本質価値との差 −97.2% · 10 年 割高(年 −23.8%)

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読んだ資料

  1. プラスアルファ・コンサルティング 2025年9月期 決算の要点(investalk)
  2. プラスアルファ・コンサルティング 2026年9月期 第2四半期 決算説明(ログミーファイナンス)
  3. ラクス、PAC を持分法適用関連会社化(日本経済新聞)

分析日 2026-10-16