株譜
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株式会社ラウンドワン 4680

国内の好調と米国の出店で稼ぎは伸びるが、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に届かない。割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,124 円2,956 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,333.5 円3,505 億円差 −15.7%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,124 円2,956 億円 · 差 −15.7% · 期待の年率 +5.5%
期待の年率リターン(10 年)+5.5%資本コスト比 −2.3 pt
推定の資本コスト7.8%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.8% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

ラウンドワンは、ボウリング・ゲームセンター・カラオケ・スポッチャを一つの建物に詰め込んだ大型レジャー施設を、国内約 100 店、米国約 60 店で営む会社だ。創業者の杉野公彦社長が 1994 年から率いる。

筆者の結論は割高である。事業は強い。国内の既存店は 2025 年度に 7% 台の増収を続け、クレーンゲームが利益を引っ張る。それでも、今の株価は 10 年先まで高い成長が続くことを前提にしている。10 年後の利益を普通に見積もると、今の時価総額は重い。

稼ぎの源は二つに分けられる。国内は成熟した市場で、客数は人口減で細り、値上げと客単価で伸びる。米国は店を増やして伸ばす。米国の店は新しく、これから年間を通して稼ぐ店が増える。利益の伸びの半分は米国が決める。

中立の 10 年後は、営業利益が 480 億円、純利益が 280 億円ほどだ。今の 1.7 倍だが、年率では 5% 台にとどまる。楽観の筋書きでも、10 年後の時価総額は今の 1.5 倍にしかならず、資本コストを下回る。

分かれ目は米国だ。出店のたびに投資の回収が通るなら、利益は大きく伸びる。ただ、同じ業態の米ダブ・アンド・バスターズは既存店売上が落ち込んでいる。国内の好調も、値上げ後の客数の粘りに左右される。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の目で見ると、悪い事業ではない。一つの建物に複数の遊びを入れる形は、立地さえ選べば長く稼げる。国内では並ぶ相手がいない。利益率は 15% 前後と高い。

ただ、筆者がオーナーとして持ち続けたいかと問うと、答えは慎重になる。稼いだお金のほとんどを出店に回す。そのうえ、新しい店ほど家賃と設備の固定費を背負う。出店のたびに回収できるかを確かめる手がかりが、米国では開示されなくなった。

確実に言えるのは、今の値段に安全域がないことだ。株価は、国内の好調が続き、米国が倍以上に育つことをすでに織り込んでいる。筆者の見立てでは、うまくいった筋書きでも、10 年後の価値は今の値段に届かない。

予測しやすい事業ではない。景品の人気、コラボの当たり外れ、米国の消費の強さ。どれも読みにくい。読みにくい事業は、払う値段を低くして、はじめて持てる。

何で稼ぐ会社か

事業は国内と米国の二つに分かれる。国内は約 100 店で、売上は 1,498 億円(2026 年 3 月期)。ボウリング、アミューズメント(クレーンゲームなど)、カラオケ、スポッチャ(バッティングやボルダリングなど体を動かす遊び)が一つの建物に入る。売上の約半分はアミューズメントが占め、稼ぎの中心もそこだ。

米国は 2010 年代から出店を重ね、2025 年に 57 店になった。売上は 397 億円。ショッピングモールの百貨店跡などに 5 万〜6 万平方フィート級の大型店を出す。ボウリングとゲームに飲食を組み合わせ、国内よりも客単価が高い。中国では深圳にゲーム専門店を出している。

売上は客数と客単価の積で決まる。客単価は、ゲームの景品、コラボ企画、値上げで動く。2025 年度の国内は、人気アーティストやアニメとの期間限定コラボが若い客を呼び、既存店は 4〜12 月で 7.5% 増えた。

2026 年 3 月期の営業利益は 288 億円、純利益は 166 億円だった。国内の営業利益は約 228 億円、米国は約 86 億円で、米国は前期の約 115 億円から減った。出店費用と人件費の増加が重なったためだ。

新しい芽は二つある。米国の日本食店「ラウンドワンデリシャス」と、国内のクレーンゲームの自社景品づくりだ。どちらも今は利益に効いていない。

会社は IFRS(国際会計基準)で決算を出す。店の賃料はリース負債として貸借対照表に載っている。

優良さと弱いところ

優良さは「普通に良い」。強い堀があるとまでは言えない。

強みは、一つの建物で半日遊べるという形が、日本では他社に作りにくいことだ。ボウリング場、広い駐車場、スポッチャの設備をそろえるには、大きな土地と投資が要る。ナムコやセガ系のゲームセンターは遊びの種類が少ない。この総合型で国内に並ぶ相手はいない。

弱みは三つある。第一に、稼ぎの中心のクレーンゲームは、景品の人気と企画の当たり外れに左右される。コラボが外れると客足が落ちる。第二に、家賃の固定費が重い。景気が悪くなっても家賃は下がらない。第三に、米国の店は競合が多く、同じ大型娯楽のダブ・アンド・バスターズも、モールの集客力の低下に悩んでいる。

資本効率は高い。ROE は 2024 年 3 月期から 20% 台で、過去 10 年の中央値は 13% だ。ただ、2021 年 3 月期には営業赤字に沈んだ。感染症で人が集まれなくなると、一気に崩れる事業だ。

経営は創業者の色が強い。社長は 22.7% を持つ筆頭株主だ。筆者はこれを、利害が株主と重なる点でプラスに見る。後継者の姿は見えない点は気がかりだ。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

国内のアミューズメント施設市場は約 5,100 億円(2023 年 3 月期)で、家族連れの回復とインバウンドの追い風を受ける。コロナ前の水準を超え、クレーンゲームの景品やコラボの種類が増えて客を呼んでいる。

競争の形は単純ではない。ゲームセンターはナムコ、セガ系の GiGO、GENDA(ゲームセンター事業を買収で広げている)が競う。ただ、ボウリングやカラオケ、スポッチャまで一つの建物に収める会社は、ラウンドワンだけだ。

需要の質は二つある。国内の若い層は人口とともに減る。一方で、訪日客は 2025 年に延べ 1.78 億人泊と過去最高を更新し、都市の娯楽施設に流れている。10 年先も訪日客は高水準だが、伸びは鈍る。

人手の問題も効く。最低賃金は年 3% ほど上がる。人件費の増加分は、値上げで受けるしかない。値上げ後も客数が粘るかが、国内の見どころだ。

米国市場は、国内とは別の戦いだ。モールの百貨店跡に大型の娯楽施設が入る流れは続く。大手のダブ・アンド・バスターズは 2025 年度の売上が約 21 億ドルで 1.4% 減り、既存店は 5% 減、最終赤字だった。外食の高騰や消費の弱さが響いた。この業態は米国で景気に敏感だとわかる。

ラウンドワンの米国は、1 店あたりの売上が国内の半分ほどにとどまり、まだ育てている途中だ。

資本政策と M&A

資本の使い方は、稼いだお金のほとんどを出店に回す形だ。配当は控えめで、純利益の 2 割前後にとどまると筆者は見る(会社の方針の明文は確かめていない)。

2026 年 3 月期は、米国で計画した 10 店のうち 8 店の開業が来期以降にずれた。出店は投資の回収が難しい局面にある。来期(2027 年 3 月期)は店舗数が約 161 から 173 に増える計画で、営業利益は 330 億円と 15% 増を見込む。

大きな動きは、米国の子会社 2 社を海外の取引所に上場させる検討だ。2025 年 8 月に決議された。会社は「企業価値の顕在化」を狙いに挙げる。上場しても、グループ全体の価値が増えるとは限らない。外から資金を入れれば、米国の出店を速められる。一方で、米国の月次の数字が出なくなり、投資家は米国の実力を見えにくくなった。

自社株買いや大きな買収の実績は確かめられなかった。TOB(公開買い付け)の話も出ていない。創業者が 2 割超を持つため、買収される側になる可能性は低い。

財務は、実質的な純現金が小さい。リース負債を含めると借金は重く、純有利子負債の表の数字が示すほど余裕はない。

株主優待は、100株で年4回500円割引券、300株以上は枚数が増える。年0.8億円と見込む(2026年3月末の有報(個人その他の株主 68,669 人・約102.7万単元)から受け取る約6.6万人の額面合計を約2.6億円とみて、利用率0.5×費用率0.6×係数1.1)。優待は株主が受け取る現物の還元なので、10年の還元に年額×10年を、中立・やや楽観・楽観1.0、やや悲観0.75、悲観0.5の係数で足した(費用は販管費として利益から引き済みで、自己資本の流れには入れない)。年額は推定で、株主数の開示と優待条件から出した(2倍程度のずれはありうる)。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

国内の約 100 店は、すでに強い。2025 年度の既存店は、期を通して 7% を超える増収を重ねた。値上げをした後も客足が止まらなかった。クレーンゲームの景品を自社で作れば、仕入れの原価が下がり、利益率はさらに上がる。

米国はこれからだ。会社は「高い投資効率」を掲げて積極出店を続けている。57 店を 10 年で 200 店規模に広げる余地がある。1 店あたりの売上が国内の半分でも、百貨店の跡地に入れば採算は合う。日本食店のデリシャスが育てば、新しい柱になる。

こう進めば、10 年後の営業利益は 770 億円、純利益は 450 億円を超え、今の 2.7 倍になる。物価の 3% を価格に乗せ、客数を落とさない会社なら、決して高望みではない。

資本の面でも、強気の見方には根拠がある。営業利益率は 15% 台で、国内に並ぶ相手がいないため、値上げの余地が残る。米国の子会社が上場すれば、出店の資金を外から入れて速められる。創業者が 2 割超を持つ会社が、投資を急ぐ時に打ち出す手としては筋が通る。

慎重な見方

国内の好調は、コラボの当たりとインバウンドの追い風に頼っている。企画が外れる年が来れば、客単価も客数も落ちる。景品の人気は移ろいやすい。人口は減り、最低賃金は上がり続ける。値上げで吸収するにも限度がある。

米国は一番の心配だ。同業のダブ・アンド・バスターズは、既存店売上が 5% 落ち、最終赤字になった。モールの集客力は弱まっている。ラウンドワンの米国は、2026 年 3 月期に営業利益が約 4 分の 1 減った。出店 10 店のうち 8 店が遅れたのは、立地と工事の見通しの甘さを示す。

家賃は固定費だ。景気が悪くなって客が減っても、家賃は減らない。コロナの 2021 年 3 月期には、売上が 4 割落ちて営業赤字になった。米国の子会社の上場を検討するのは、投資の資金を外から集めたい事情の表れとも読める。

さらに、利益の質にも疑問がある。純利益は営業利益の 6 割ほどで、金利とリースの利払いが重く、出店のたびに借金とリースの約束が増える。米国の月次が見えなくなった今、数字の裏付けが取れない成長に高い値段を払うのは危うい。

どちらに重みを置いたか

筆者は慎重な側が強いと見て、確率を中立から悲観寄りに置いた。国内の質は高いが、利益の伸びは客数でなく値上げが中心で、10 年で年 5% 台にとどまる。米国は育つ余地があるが、見通しの根拠が開示されなくなった。いちばんうまくいった筋書きでも、今の時価総額を超えない。

分かれ目は米国の回収の確かさだ。ここが見えるまでは、強気の筋書きに高い確率は置けない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,063 円5,422 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 213 円560 億円)。 今の値に割り戻すと 1,124 円2,956 億円、今との差 −15.7%、 期待の年率 +5.5%(資本コスト 7.8%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 10% 3,766 円9,900 億円 347 円912 億円 +208.4% +11.9% 411 円1,081 億円
やや楽観 22% 3,003 円7,895 億円 268 円704 億円 +145.3% +9.4% 720 円1,892 億円
中立 34% 2,323 円6,108 億円 215 円566 億円 +90.4% +6.7% 863 円2,269 億円
やや悲観 22% 975 円2,564 億円 178 円468 億円 −13.5% −1.4% 254 円667 億円
悲観 12% 173 円454 億円 59 円154 億円 −82.6% −16.1% 28 円73 億円
加重平均100% 2,063 円5,422 億円213 円560 億円 +70.6% +5.5% 2,276 円5,982 億円

今の株価時価総額 1,334 円3,505 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.8% を下回るほど割高。

楽観 10% 米国が 200 店規模に育ち、国内の質も上がる 10 年 利益 455 億円 · PER 20.3 倍 · 株価時価総額 3,766 円9,900 億円

米国は出店を続け、10 年で約 200 店になる。1 店あたりの客数は今の 9 割を保ち、大型店とデリシャスの飲食が客単価を支える。国内は、コラボと自社景品が若い層を呼び続け、客数は微増、客単価は物価を超えて上がる。

国内の利益率は 17% まで上がり、米国は 26% に戻る。営業利益は 770 億円ほどで、純利益は 450 億円を超える。今の 2.7 倍だ。

それでも、10 年先は成長の質が落ち着く。米国の出店が一巡し、国内は成熟市場に戻る。式で測った倍率は 20.31 倍ほどで、時価総額は今の 1.5 倍までだ。

家賃と人件費は上がり続けるが、客単価で吸収できる前提だ。この筋書きが実現する確率を 1 割に置いたのは、米国の連続成功と国内の質の向上が同時に要るからだ。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年0.8億円×10年×1=8億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内(総合型レジャー施設):数量 5,650(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 3,920(1 人あたり売上(円・名目))→ 売上 2,215 億円・営業利益 377 億円。客数 5650 万人、客単価は今の 1.40 倍
  • 米国(大型娯楽施設):数量 3,300(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 5,175(1 人あたり売上(円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 1,708 億円・営業利益 444 億円。客数 3300 万人、客単価は今の 1.38 倍

倍率:事業の純利益 455 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 25.8% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 16.8%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.3 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.3 倍。全体の PER 20.31 倍、時価総額 9,239 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:米国で出店ごとの回収が通り続け、国内でもクレーンゲームの自社景品が利益率を押し上げる必要がある。複数が同時に当たる筋書きで、実現すれば強いが連続成功の確度は高くない。

やや楽観 22% 米国が約 150 店に育ち、国内は物価並みに伸びる 10 年 利益 357 億円 · PER 19.7 倍 · 株価時価総額 3,003 円7,895 億円

米国は約 150 店まで増える。ただ、新しい店ほど立地が劣るので、1 店あたりの客数は今の 85% ほどにとどまる。国内は客数が横ばいで、客単価が物価並みに上がる。

利益率は国内 16%、米国 24% になる。営業利益は 610 億円ほど、純利益は 360 億円で、今の 2.1 倍だ。年率では 8% になる。会社が掲げる拡大路線に近い姿だ。

米国の割合が増えるぶん、利益は景気と消費の強さに敏感になる。出店の投資が先に出て利益が後から付いてくるので、資本は薄く伸びる。配当は純利益の 3 割弱にとどまる。

国内は、コラボと景品の企画が当たり続け、既存店の伸びは物価を少し上回る。値上げ後も客数は大きく崩れない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年0.8億円×10年×1=8億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内(総合型レジャー施設):数量 5,500(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 3,836(1 人あたり売上(円・名目))→ 売上 2,110 億円・営業利益 338 億円。客数 5500 万人、客単価は今の 1.37 倍
  • 米国(大型娯楽施設):数量 2,600(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 5,100(1 人あたり売上(円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 1,326 億円・営業利益 318 億円。客数 2600 万人、客単価は今の 1.36 倍

倍率:事業の純利益 357 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 22.7% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 15.2%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.7 倍。全体の PER 19.66 倍、時価総額 7,019 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の値上げと客数の維持、米国の着実な出店が重なる、会社の計画に近い筋書き。米国の回収が通ることは十分あるが、新店の立ち上がりの遅れ(今期は 10 店中 8 店が遅れた)が示すとおり、計画どおりの確度は半々。

中立 34% 国内は値上げで伸び、米国は店を増やして追いかける 10 年 利益 278 億円 · PER 18.9 倍 · 株価時価総額 2,323 円6,108 億円

国内の客数は人口減で今の 97% ほどに細り、客単価が物価並みに上がって売上は 1,950 億円になる。利益率は 15% で、人件費と家賃の上昇を値上げで吸収する形だ。

米国は約 120 店に増える。1 店あたり客数は今の 9 割にとどまり、客数は今の 2 倍。客単価は物価並みに上がり、売上は 1,050 億円、利益率は 22% だ。

営業利益は 480 億円、純利益は 280 億円。今の 1.7 倍だが、年率では 5% 台にとどまる。出店のための投資が利益のかなりを吸い、配当は純利益の 2〜3 割にとどまる。

国内の既存店が今のように 5〜7% 伸び続けることはなく、10 年を通すと物価に客数の微減を引いた形に落ち着く。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年0.8億円×10年×1=8億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内(総合型レジャー施設):数量 5,200(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 3,752(1 人あたり売上(円・名目))→ 売上 1,951 億円・営業利益 293 億円。客数 5200 万人、客単価は今の 1.34 倍
  • 米国(大型娯楽施設):数量 2,100(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 5,025(1 人あたり売上(円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 1,055 億円・営業利益 232 億円。客数 2100 万人、客単価は今の 1.34 倍

倍率:事業の純利益 278 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 19.7% が k 7.75% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 13.7%、10 年より先の名目の伸び g 4.0% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.9 倍。全体の PER 18.89 倍、時価総額 5,248 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:国内の値上げが通る一方で人口減と人件費上昇が効き、米国の出店は進むが競合の厳しさで 1 店あたりの伸びは鈍る。最も確度が高く、最も重みを置く筋書き。

やや悲観 22% 米国の出店が空回りし、国内も客数が細る 10 年 利益 145 億円 · PER 14.2 倍 · 株価時価総額 975 円2,564 億円

米国の客数は伸び悩み、約 90 店で止まる。同業の大型娯楽施設と客を奪い合い、値引きが増える。客単価は物価に追いつかず、利益率は 15% に下がる。国内も客数が 1 割ほど落ち、値上げが通りにくくなる。

家賃と人件費は固定費として残る。国内の利益率は 12% になり、営業利益は 270 億円ほどと、今とほぼ変わらない。

純利益は 150 億円ほどで、10 年を通して横ばいだ。稼いだ利益は出店に消え、自己資本の稼ぐ力は資本コストを下回る。配当も増えない。事業が傷む筋書きではなく、優良さが薄れて平凡な会社に戻る筋書きだ。

米国の子会社が上場しても、開示される数字が悪ければ評価は上がらない。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年0.8億円×10年×0.75=6億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内(総合型レジャー施設):数量 4,800(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 3,584(1 人あたり売上(円・名目))→ 売上 1,720 億円・営業利益 206 億円。客数 4800 万人、客単価は今の 1.28 倍
  • 米国(大型娯楽施設):数量 1,500(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 4,690(1 人あたり売上(円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 704 億円・営業利益 106 億円。客数 1500 万人、客単価は今の 1.25 倍

倍率:ROE 7.6% で k 7.75% を下回る。稼ぐ力(事業の純利益 ÷ k)が価値の上限なので、PER は 1÷k の 11.4 倍より低い 14.16 倍に置いた。やや悲観は構造的な負けの筋書きで、上限の 7 割への引き上げはしない。

確率:米国のモール型大型娯楽は同業が既存店減で苦しんでおり、出店の回収が計画より遅れる筋書きは十分ある。国内の客数が人口減と競合で 1 割落ちる筋と合わせ、中立と並ぶ重みで置いた。

悲観 12% 米国の過剰出店と国内の失速が重なり、不採算店の整理に追われる 10 年 利益 15 億円 · PBR 0.6 倍 · 株価時価総額 173 円454 億円

米国は、モールの客離れと過剰出店で採算が崩れる。不採算店の閉鎖と減損が続き、米国の利益はほぼ消える。国内でも、ブームの終わりと景気の悪化で客数が 2 割落ち、値上げもできなくなる。

家賃の固定費が残るため、国内の利益率は 8% まで下がる。営業利益は 80 億円、純利益は 15 億円にとどまる。感染症の年のような急落が再び来れば、赤字に沈む年も出る。

減損で自己資本を削り、配当は大きく減らす。価値の下支えは、稼ぐ力ではなく、今の純現金と店舗設備の売却の見込みにある。

配当を守るために借り入れを増やす余裕は小さく、出店は止まる。還元には、株主優待の受け取り(費用ベース年0.8億円×10年×0.5=4億円)も足した。優待の費用は利益から引き済み。

  • 国内(総合型レジャー施設):数量 4,300(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 3,360(1 人あたり売上(円・名目))→ 売上 1,445 億円・営業利益 116 億円。客数 4300 万人、客単価は今の 1.20 倍
  • 米国(大型娯楽施設):数量 1,000(年間の利用客数(万人・推定))× 価格 4,310(1 人あたり売上(円・名目、1 ドル 150 円))→ 売上 431 億円・営業利益 22 億円。客数 1000 万人、客単価は今の 1.15 倍

倍率:稼ぐ力(純利益 ÷ k)は 170 億円ほどにしかならないので、床を今の自己資本 826 億円に PBR 0.55 倍として置いた。賃借中心の事業で、設備の中古価値と純現金が下支えになる前提。ためた利益には掛けない。

確率:景気の悪化や再びの感染症、ブームの終わりが重なると、固定費の重い大型店は赤字に沈む。2021 年 3 月期に売上が 4 割落ち営業赤字になった実績があり、10 年に一度は起きうる筋書きとして 1 割強に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内(総合型レジャー施設)

ボウリング・アミューズメント・カラオケ・スポッチャを一つの建物に収めた店を国内約 100 店で運営する。中国のゲーム専門店も含む。

数量年間の利用客数(万人・推定)価格1 人あたり売上(円・名目)売上営業利益
今 2026/03 5,350 2,800 1,498 228
10 年後 中立 5,200 3,752 1,951 293

取り方:国内の売上 1,498 億円を、1 人あたり 0.28 万円(ゲーム・ボウリング・カラオケ・スポッチャの合算の目安)で割った推定の客数。開示は売上と部門別の伸びだけで、客数は推定。客数は人口減と店の増減で 10 年 0.95〜1.05 倍、価格は物価並みの 1.34 倍を中立に置いた。

米国(大型娯楽施設)

モールの百貨店跡などに入る 5〜6 万平方フィート級の大型店。ボウリング・ゲーム・飲食。2025 年に 57 店。

数量年間の利用客数(万人・推定)価格1 人あたり売上(円・名目、1 ドル 150 円)売上営業利益
今 2026/03 1,059 3,750 397 86
10 年後 中立 2,100 5,025 1,055 232

取り方:米国の売上 397 億円を、1 人あたり 25 ドルの目安(0.375 万円)で割った推定の客数。客数は店の数と 1 店あたり客数の積で動き、10 年の中立は店が約 2 倍(約 120 店)、1 店あたりは今の 9〜10 割。価格は物価並みの 1.34 倍。米国は開示が止まったため推定の幅が大きい。 数量は実物(客数)で、名目の市場の伸びからは置いていない。

リスクと懸念

コラボと景品の人気に頼る

国内の増益は、人気アーティストやアニメとのコラボ、クレーンゲームの景品が呼ぶ若い客に支えられている。企画が外れると客数と客単価が同時に落ちる。景品は流行が移りやすく、仕入れも外部のコンテンツに依存する。自社景品づくりが進めば緩むが、まだ途上だ。

米国の出店が計画どおり進まない

2026 年 3 月期は、米国で計画した 10 店のうち 8 店が来期以降にずれた。米国の営業利益は前期から約 4 分の 1 減った。立地の確保と工事の遅れが続けば、出店のための費用だけが先に出る。2025 年 12 月から米国の月次開示も止まり、実力を外から測りにくい。

米国の大型娯楽業態の不振

同業のダブ・アンド・バスターズは、2025 年度の売上が 1.4% 減り、既存店は 5% 減、最終赤字になった。外食の高騰とモールの集客力の低下が重なる。米国で消費が冷えると、この業態は国内以上に影響を受ける。

家賃の固定費と新リース会計

店は賃借が中心で、家賃は景気が悪くなっても減らない。感染症で売上が 4 割落ちた 2021 年 3 月期は営業赤字だった。会社は IFRS で、リース負債はすでに貸借対照表にある。純有利子負債の表の数字は、リースの約束を含まず、財務が見かけほど軽くはない。

人件費の上昇と値上げの限度

最低賃金は年 3% 前後で上がる想定だ。大型店は人手が要る。値上げで吸収してきたが、国内客の価格に対する反発が出れば、客数が落ちる。国内の既存店の伸びも、月によって 3% 台まで落ちる。

創業者への依存

社長は 1994 年から会社を率い、22.7% を持つ筆頭株主だ。意思決定が速い反面、後継者の姿が外から見えない。米国子会社の上場の検討も含め、資本政策は創業者の判断に左右される。

米国子会社の上場が株主価値を増やすとは限らない

2025 年 8 月に、米国の子会社 2 社の海外上場の検討が決議された。会社は企業価値の顕在化を狙いに挙げる。ただ、少数株主への配分や資金調達の条件によっては、親会社の株主の取り分が薄れることもありうる。

今後の分かれ目

値上げ後も国内の既存店が前年を上回り続ける
客単価で伸ばせる力が確かめられ、国内の利益率は 16〜17% に向かう。楽観寄りの筋書きに近づく。
米国の新店が 2 年以内に既存店並みの売上に育つ
出店の回収が通り、米国の店数が 150 店を超える道が開ける。米国の利益率は 24% 台に戻る。
国内で大きなコラボが外れ、既存店が前年割れに入る
景品と企画に頼る構造が表に出る。国内の利益率は 12% 台へ下がり、やや悲観の筋書きに寄る。
米国子会社の上場が実現し、開示が復活する
米国の実力が見えるようになる。出店の回収が良ければ評価が上がるが、悪ければ中立の筋書きを下げる材料になる。
米国の消費が冷え込み、モールの客足が落ち続ける
同業の不振が自社にも及び、出店の回収が遅れる。米国の利益は減り、悲観寄りの筋書きになる。
景気の悪化や感染症で外出が一斉に減る
家賃の固定費が重しになり、赤字に沈む年が出る。減損と配当の削減を伴う悲観の筋書きになる。

見ておくもの

  • 国内の既存店売上の月次の伸び(前年同月比)
  • 米国の新規出店数と開業時期(来期は 12 店前後の計画)
  • 米国子会社の上場の進み具合と開示の再開
  • 米国の営業利益の回復(今期 86 億円からの戻り)
  • 同業ダブ・アンド・バスターズの既存店売上
  • クレーンゲームの自社景品の比率と原価率

倍率と資本コストの決め方

倍率は式(RONIC と g、k 7.75%)と事業の経済性だけで決めた。今の株価(PER 20 倍台)は見ていない。中立は式の上限の約 9 割で、ROE が k を超えるので下限 1÷k に合わせた。IFRS でリースは負債として入っているが、営業利益は今と同じ形(家賃に当たる償却と利子を営業利益と金融費用に分けた形)で 10 年先まで置き、新リース会計での形の変化は織り込んでいない。今の株価の 6 割以下になる評価は、物差しを揃えた同じ領域のオリエンタルランドと同じ向きである。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 12→20.31 倍・やや楽観 PER 11.5→19.66 倍・中立 PER 11.5→18.89 倍・やや悲観 PER 10→14.16 倍)。

資本コスト 7.8% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality を足した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.75% → 7.75%。

同じ業種(サービス業)の AI 分析

割安 ABホテル6565 利益率4割のローコスト・ビジネスホテル。親会社が過半を握るが、稼ぎに比べて今の値段は安い 本質価値との差 +160.0% · 10 年 割安(年 +18.1%) 割安 共栄セキュリティーサービス7058 人の警備を買い集める地味な会社だが、時価総額の半分に当たる金地金を抱え、値段は稼ぐ力に比べて安い 本質価値との差 +108.0% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グリーンズ6547 コンフォートを全国に広げるホテル運営会社。利益は戻ったが、固定の家賃が景気の谷で刃になる 本質価値との差 +106.8% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 ヴィス5071 オフィスの設計・施工で堅く稼ぎ、純現金が時価総額の半分超。事業の質に比べて値段は安く、10年の価値は今を上回る 本質価値との差 +104.9% · 10 年 割安(年 +14.9%) 割安 協和コンサルタンツ9647 防衛と強靱化で利益率が 4% から 11% に上がった建設コンサル。時価総額の 8 割近い純現金があり、10 年の価値は今を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +93.0% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 エフビー介護サービス9220 福祉用具の貸与と地域密着のグループホームで稼ぐ。借金が減り、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +92.3% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 アメイズ6076 郊外の安い宿を重ねる広がり方から、土地と建物を自分で持つ型へ。物価が上がるほど自社保有は有利だが、借入と償却が重くなる。利益は伸びる見通しで、今の値段は割安に出る 本質価値との差 +82.6% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 東祥8920 ホテルの利益率 4 割が稼ぎの柱。ただし利益の半分近くは少数株主に流れ、支配株主の色も濃い 本質価値との差 +74.6% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 スプリックス7030 個別指導『森塾』が利益の柱で、純現金も厚い。少子化とAI家庭教師の逆風を差し引いても、価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +67.2% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 チャーム・ケア・コーポレーション6062 関西と首都圏で介護付き有料老人ホームを運営。高齢化で入居者は増えるが、固定家賃と人手不足が重く、10年の本質価値は今の値段を3割ほど上回り割安 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 株式会社ストライクグループ6196 人を増やして利益率を犠牲にした仲介会社。件数は伸びるが、今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 エラン6099 病院に入院セットを貸す国内最大手。契約は積み上がるが粗利率は下り坂で、10 年の本質価値は今の値段を 18% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +59.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 日本M&Aセンターホールディングス2127 仲介の王者は利益率の高さが魅力だが、件数の伸びを欠く今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +58.8% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ユニバーサル園芸社6061 オフィスや店に観葉植物を貸し、通って世話をする月額課金の会社。現金が時価総額の2割あるが、M&Aを急ぎ、株主への還元は薄い 本質価値との差 +55.3% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 セレスポ9625 皇室の行事と大きな大会を支えるイベントの請負。稼ぐ力は並だが、手元の現金が時価総額を上回り、値段は低い 本質価値との差 +55.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 SBIグローバルアセットマネジメント4765 SBI グループの運用会社が保険会社を吸収する。合併後の株数で置いても、10 年の本質価値は今の時価総額を上回り、割安 本質価値との差 +55.1% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 M&Aキャピタルパートナーズ6080 高単価の大型案件に絞る仲介会社。稼ぐ力は本物だが、利益は景気と人に縛られ、厚い現金も株主に届きにくい 本質価値との差 +54.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 伊豆シャボテンリゾート6819 温泉に浸かるカピバラで知られる伊豆の動物公園。小さいが利益率 2 割を稼ぐ体験型の観光で、値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +53.4% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ラックランド9612 店舗づくりの老舗が 2025 年に利益を急回復。現金は厚いが、利益の山は続かず、今の値段はやや割安 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 CSSホールディングス2304 ホテルの洗い場を一手に請け負う会社。人手不足が仕事を運ぶが、稼ぐのは人を集める力。今の値段は割安 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 株式会社新日本科学2395 サルを使う安全性試験で国内最大手。借金と米国の新薬投資が重いが、10 年の本質価値は今の値段を 19% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +52.7% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 京進4735 学習塾から介護・保育へ軸足を移す途上の京進。借金が重く利益の幅は薄いが、保育・介護の積み上がりと塾の改善が数字に出始めた 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 E・Jホールディングス2153 防災・環境に強い建設コンサル。実質の現金が厚く稼ぎの割に安いが、現金は半分だけ数えた 本質価値との差 +48.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ツカダ・グローバルホールディング2418 結婚式の縮みをホテルの拡大で補う途上。借金が重く資本効率は資本コストに届かないが、10年の価値は今の値段の近く 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 株式会社IBJ6071 婚活の「場」を握る連盟で、成婚を伸ばして利益も積み上がる。10 年で測ると、今の時価総額にはまだ余白がある 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ワシントンホテル4691 コロナの傷から立ち直り、稼ぐ力は本物に戻った。ただ家賃と金利という固定の重さを、今の値段はやや軽く見ている 本質価値との差 +43.5% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 オイシックス・ラ・大地株式会社3182 食材宅配と給食受託の薄利な二本柱。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 三協フロンテア株式会社9639 仮設ユニットハウスの国内最大手。堅い財務と値上げの力はあるが、建設需要に結びつく限り成長は物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エンバイオ・ホールディングス6092 土壌汚染の対策と、汚れた土地の再生、太陽光の発電を併せ持つ。不動産の山を割り引いても、今の値段にはわずかな安全域がある 本質価値との差 +39.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ハリマビステム9780 人手不足の追い風で利益率は過去最高。ただ人の手に頼る事業で、伸びは物価をわずかに超える程度 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 テイクアンドギヴ・ニーズ4331 婚礼の最大手がホテルへ大型投資中。今の株価は重みづけた価値に近い 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 楽天グループ株式会社4755 EC・フィンテックは稼ぐが、モバイルの投資回収と赤字続きの財務が分かれ目。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 9% ほど上回る程度で、適正 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ブラス2424 出店で組数を増やす途上。投資が先行して利益は細り、10 年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 株式会社クオンツ総研ホールディングス9552 仲介は復調、コンサルは賭け。10年の価値は今の時価総額をわずかに下回る適正圏 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アソインターナショナル9340 矯正装置の技工所の草分け。ROE 16% と純現金は魅力だが、デジタル化で単価が下がり、10 年の価値は今の値段の前後 本質価値との差 +36.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 株式会社ワールドホールディングス2429 売上の大半は現場の体が要る派遣と不動産で、AI エージェントの影響は事務部分に限られる。借入の重さを考えると、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 日本空調サービス株式会社4658 保守の安定収入に独立系の特殊施設への強みを持つが、成長の天井は技術者の数。10年後の価値は今を1割ほど上回りやや割安だが、悲観の下げが深い 本質価値との差 +34.7% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 KeePer技研株式会社6036 車のコーティング専門店の拡大で稼ぐ力は高いが、会社計画の6〜7割で見ると利益で測った価値は今の時価総額の周り。割安とも割高とも言えない 本質価値との差 +33.2% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 白洋舍9731 クリーニングは縮み、ホテル向けのリネンが支える。利益の質は並みだが、貸しビルなどの含みが値段を支え、筆者は適正の上寄りと見る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ビケンテクノ9791 大阪発のビル清掃と管理の中堅。人手不足を値上げに変える力はあるが、利益をためて配らない資本の使い方が価値を削る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 DNホールディングス株式会社7377 橋と河川の設計で食う建設コンサル。不祥事と設計の誤りで利益が落ちたが、公共需要は堅く、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 ヒビノ2469 ドーム公演の映像・音響で稼ぐが、万博の追い風が消える。純有利子負債 109 億円と、買収で膨らむ借入が重い 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 オリエンタルコンサルタンツホールディングス2498 海外ODAの建設コンサルで首位。成長は続くが利益率は薄く、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ANYCOLOR株式会社5032 VTuber「にじさんじ」の運営で、稼ぐ力は高いが人気と配信の場に依存する。10 年の利益で測った本質価値は今の値段をやや下回る程度で、適正とみる 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ケアサービス2425 現金は時価総額の6割あり、エンゼルケアの高採算が利益の源。介護の本業が立て直せれば割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 KNT-CTホールディングス株式会社9726 旅行代理店の利益は薄く、優先株を返した後の普通株の稼ぎで測ると、今の値段は少し先を見すぎている。やや割高 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 サン・ライフホールディング7040 神奈川の互助会と葬儀の会社。死亡数の山に向けて稼ぎは伸びるが、厚い現金は会員の掛金の裏付けで、株主のものではない 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 リゾートトラスト株式会社4681 会員制の堀と医療への広がりは本物だが、利益で測る本質価値は今の時価総額を下回る。成長の多くが開業時の一括計上と新規ホテルへの投資に頼る点を割り引くと、割高寄り 本質価値との差 +24.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社ナガセ9733 東進の強さと少子化・AI の逆風が釣り合う。金の信託の含み益を足して、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ニシオホールディングス株式会社9699 建機レンタル大手の一角。機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かないが、今の値段は中立の 10 年の価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社ステップ9795 神奈川の公立トップ校受験で地域一番の塾。厚い現金も入れた本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合い、適正圏 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ユーピーアール7065 国が後押しするレンタルパレットの 2 番手。償却と人件費の上昇で利益は細いが、業界の伸びとパレットの資産を考えると割安 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社ユー・エス・エス4732 中古車オークション首位、無借金で総還元率 100% 超とシェア 50% 戦略を両立。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の値段を 6%ほど上回る程度で適正 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 エヌ・シー・エヌ7057 法改正の追い風は本物だが、会社予想の利益倍増は割り引く。現金の大半は自分のものではない 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ジェイエスエス6074 子ども向けスイミングスクールの堅実な運営会社。会費改定で利益は戻るが、少子化と指導者不足が数量を削る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 要興業6566 東京23区の事業ごみを握る堅実な地場企業。現金は厚いが、還元が低く、本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シーティーエス4345 建設現場のICTレンタルで利益率26%。成長は続くが、10 年の価値は今の値段をやや上回る水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ダイセキ9793 廃液処理の国内最大手。取引工場を毎年増やして稼ぐ堅い会社だが、10 年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、安全域は薄い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 トスネット4754 仙台発の交通誘導警備の会社。現金は時価総額の7割あるが、本業の取り分が細り値段はほぼ適正 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社フルキャストホールディングス4848 短期バイトは体が要る現場仕事で、AI エージェントの影響は限られる。利益率の薄まりとアプリ勢の競争を織り込むと、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エムアップホールディングス3661 アーティストのファンクラブ運営で伸びる軽資産の会社。ただ取り分は大型案件に握られる。10 年の本質価値は今の時価総額と近く、適正 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社プラスアルファ・コンサルティング4071 人事 SaaS の稼ぐ力は高いが、大手と生成 AI の圧力が重い。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 1 割弱下回る、適正圏 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 船場6540 受注残は厚く、現金も余るが、案件ごとの競争で利益率は 5% 台。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社トーカイ9729 介護・病院・調剤の裏方を束ねた高齢社会のインフラ。公定価格の天井で伸びは物価並みだが、現金と還元を足すと今の値段はやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日建工学9767 海岸や川の護岸ブロックと、その型枠を貸す日建工学。時価総額の8割が現金で、事業の稼ぎは公共工事の波に乗る。値段は安いが利益は読みにくい 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 株式会社カーブスホールディングス7085 女性専用の 30 分ジムで会員が増え続ける質の高い会社。ただ 10 年の利益で測ると今の時価総額は織り込み済みで、安全域は薄い 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ6090 代謝物の受託解析で国内の草分け。稼ぐ力は戻ったが、研究の予算と装置の進歩に振られる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ナック9788 宅配水とダスキンの清掃で稼ぐ定期サービス会社に、住宅関連の波が乗る。営業利益率は 4〜6% の帯から出ない。利益で測ると今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 セントラル警備保障9740 警備の契約収入と厚い現金は強みだが、人件費と ROE が重い。今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 Aoba-BBT2464 インターナショナルスクールが稼ぎ、社会人教育はAIに押される。現金は厚く見えるが半分は授業料の前受け。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社ウエスコホールディングス6091 防災設計の建設コンサルに、時価総額の8割に迫る純現金が付いた会社。現金が下値を支えるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ウェルネット2428 コンビニ決済の老舗で現金は厚いが、その大半は顧客の預り金。件数は減る側にあり、10年の価値は今の値段並み 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 明豊ファシリティワークス1717 公共 CM と無借金の財務で増配が続くが、工数請求が AI で削られる。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ティア2485 名古屋で斎場の3割を握る葬儀会社。出店と買収で伸びるが、借金と件数の失速が重く、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 フルハシEPO9221 廃木材をチップに変える中部の再資源化会社。許認可が堀で、新設の遅れと借入が焦点 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ポピンズ7358 保育所と在宅の子育て支援で伸びる。現金も厚いが、少子化の中で公費頼みの利益率は先走る。やや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 幼児活動研究会2152 園児の体を動かす先生を派遣する高収益の会社。AI には代替されにくいが、少子化と戻らない現金で、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 土木管理総合試験所6171 維持管理の堅い需要と現金を持つ試験・調査の会社。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 燦ホールディングス9628 国内最大の上場葬儀会社。死亡者数の追い風は確かだが、買収で厚くした資本の稼ぎが資本コストに届かない。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 翻訳センター2483 特許・医薬の翻訳で国内首位級だが、生成AIが人手の翻訳量を削る。厚い現金と全額還元が下を支える 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 成学社2179 大阪地盤の個別指導塾フリーステップ。利益は過去最高だが、少子化とAIの家庭教師が生徒の数と単価を細らせる。今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社イチネンホールディングス9619 中小口リースが稼ぎの柱の多角化企業。周辺は薄利で、10 年の価値は今の値段と同じくらい 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 川崎地質4673 地質調査の老舗。防衛の大型案件で利益が膨らんだが一過性が濃く、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フルテック6546 北海道・東北で首位の独立系自動ドア会社。保守の積み上げは堅いが、全社の費用が重く利益率は 3〜5%。価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ALSOK株式会社2331 警備の二番手は利益が上向き。稼ぎの質はセコムに劣り、10年の本質価値は今の値段を 9% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 学究社9769 都立中・都立高受験の強いブランドで営業利益率22%を稼ぐが、少子化と私立無償化が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社JPホールディングス2749 保育と学童を国の公定価格が支える堅い事業。ただ少子化で伸びは乏しく、純現金を足しても本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 早稲田アカデミー4718 首都圏の中学受験で伸びる堅い塾。ただ値段は先の成長までほぼ織り込まれ、10年の価値は今の時価総額を2割強下回る 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社Finatextホールディングス4419 証券の基幹システムをクラウドで貸す成長株。利益で測った 10 年の価値は、今の値段に届かない見立てで、やや割高 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ライク2462 保育・人材・介護を束ねる創業家支配の会社。公的な単価に縛られ、利益は伸びても資本コストを少し超える程度 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 市進ホールディングス4645 千葉の老舗の集団塾に介護を足した学研の子会社。少子化と AI で塾の生徒が細り、借金と家賃の重さが残る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本郵政6178 利益のほぼ全部が金融2社の持分。式どおりの倍率で見ると、10年の価値は今の時価総額を1割弱下回る適正圏だが、安全域は薄い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 パシフィックネット3021 法人向けパソコンの月額レンタルと使用済み機器の処理で伸びるが、直近の利益は入れ替えの山にあり、借入も重い 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シダー2435 需要は確か、利益は薄く、借入は重い。それでも 10年後の価値は、今の値段を 2 割近く上回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アドバンテッジリスクマネジメント8769 ストレスチェックと団体の所得補償保険の先駆者。法の追い風はあるが、人が担う相談と研修はAIに置き換わりやすく、やや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社プレステージ・インターナショナル4290 手配と窓口の事務は AI エージェントに削られるが、協力会社の網と家賃保証の記録が堀。10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 株式会社コシダカホールディングス2157 まねきねこは国内首位で稼ぐ力は確かだが、利益率が下がり始めた今、10 年先の価値は今の時価総額に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東洋テック9686 警備とビル管理で稼ぐ堅実な会社だが、利益率は 3% 台と薄い。万博の特需を除くと稼ぐ力は小さく、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 いちご2337 稼ぎの 3 割近くは物件の売却益。金利の上昇で利益の土台が削られ、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社LITALICO7366 成長力は本物だが、売上の大半を国が決める値段に乗る。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社エス・エム・エス2175 看護・介護の人材紹介と介護 SaaS(カイポケ)が柱。海外の巨額減損と大株主の圧力を抱え、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り割高 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 丹青社9743 万博の山を越えて利益率が6%台に落ち着き、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、資本コスト8.75%で測った10年の本質価値は今の値段を25%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ロイヤルホテル9713 リーガロイヤルホテルの運営会社。建物を売って身軽になったが、固定家賃と優先株が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社ミダックホールディングス6564 営業利益率 4 割の産廃処分会社。許可という堀は本物だが、資本が厚くなる 10 年を割り引くと今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.6% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 株式会社ディー・エヌ・エー2432 ポケポケ頼みの稼ぎは細り、残るのはゲーム・配信・球団の積み上げ。利益で測った 10 年の価値は今の値段を 14% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 いであ9768 環境調査と河川設計の堅い会社。利益率は過去最高圏で、10 年の価値は今の値段の周りに収まる 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社ビー・エム・エル4694 病院から検体を預かる国内大手の検査会社。手元現金は厚いが稼ぐ力は細く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エムスリー株式会社2413 国内医師 9 割を会員化した独占的プラットフォームだが、製薬マーケ予算の反動と会員数の飽和で、10 年の本質価値は今の値段を 25% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社イオンファンタジー4343 国内の小型店と値上げで稼ぎは伸びるが、利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。借金が重く、割高 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 応用地質株式会社9755 地質調査の国内最大手。現場の体の守りは堅いが、利益率は低く、AI エージェントが解析の工数を減らす。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社GENDA9166 買収で売上を 4 倍にした店舗網は本物だが、借金とのれんが重く資本の稼ぎも落ちた。10 年の本質価値は今の値段を下回り、やや割高と見る 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 株式会社サイバーエージェント4751 稼ぎの柱はゲームで、ネット広告代理はAIエージェントに置き換えられて縮み、ABEMAは黒字化したばかり。今の利益は山に近く、資本コスト8.75%で測ると本質価値は今の値段を50%ほど下回り、割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ジャパンマテリアル株式会社6055 半導体工場のガス・超純水の施工と運転を請け負う優良企業。ただし 10 年の利益で測ると、今の値段は約 41% 割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 SOLIZE Holdings5871 自動車の開発に技術者を出し、3Dプリンタで部品を造る会社。人月の仕事がAIエージェントに削られる先を見て割高 本質価値との差 −15.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本管財ホールディングス株式会社9347 公共施設の包括管理に強い堅実なビル管理会社。ただ利益率は 6% 弱と薄く、厚い現金も株主に戻る保証がない。10 年の稼ぎで測ると、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ライドオンエクスプレスホールディングス6082 「銀のさら」の名前は残るが、宅配アプリに専業の強みを削られる。手元の現金を足しても、今の値段は少し高い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 タカミヤ2445 足場の賃貸は回復したが、償却費と借金が重く、利払いも増える。10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 乃村工藝社9716 空間づくりの最大手で財務は堅いが、利益率は万博を含む過去最良の水準にあり、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、10年の本質価値は今の値段を34%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 東京都競馬株式会社9672 大井競馬場の大家で稼ぎは安定するが、1,600 億円の再整備が利益を食う。10 年後の価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社エイチ・アイ・エス9603 旅行は薄利で借金は重い。稼ぎの回復を織り込んでも、10 年の利益で測った価値は今の時価総額を下回る。割高寄り 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ダイサン4750 住宅の足場で名の通った老舗だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でもやや高い 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ファルコホールディングス4671 京都の臨床検査と調剤薬局。厚い現金を配当で戻すが、公定価格に縛られて利益は伸びない 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 城南進学研究社4720 個別指導の塾と保育園を営む小さな会社。黒字化は始まったが、10 年先を見ても今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 NJS2325 上下水道の設計で国内首位級。守りは堅いが現金の戻りが遅く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 グローバルキッズCOMPANY6189 首都圏の保育所運営で再建が進むが、少子化と薄い利益率が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社オンザページ9160 旧ノバレーゼと旧エスクリが合併した国内最大級の婚礼会社。婚姻が縮む市場で借入が重く無配、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 エプコ2311 住宅会社の裏方は堅実だが、設計の柱が着工減とAIで細る。再エネ工事の伸びで埋めきれず、今の値段は高い 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 明光ネットワークジャパン4668 個別指導塾「明光義塾」の本部。現金は厚いが、人手と家賃で稼ぐ事業は人件費に削られ、10 年で見ると今の値段には届かない。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社建設技術研究所9621 河川で首位の建設コンサル。許認可と公共予算が守るが、AI エージェントの工数削減が値段に響く。10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 株式会社オオバ9765 民間の街づくりに強い建設コンサル。利益率は過去最高圏で、そこから先の伸びは物価並み。10 年の価値は今の値段を3割ほど下回る 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 キュービーネットホールディングス6571 10分の理容店QB HOUSEを国内587店で運営。出店と人材の先行費用で利益率が5%台に下がり、価値は今の時価総額の6割ほど 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 インフロニア・ホールディングス株式会社5076 請負の利益に買収を重ねて運営事業へ舵を切る途上の会社。10 年のならした利益で測ると資本コスト 8.5% に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 GMOインターネット株式会社4784 祖業のドメイン・サーバーは堅いが、値段は GPU クラウドへの期待を先取りしている。10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アサンテ6073 白蟻防除の最大手。人を増やす投資で利益が一度落ち込む。現金は厚いが、値段は割高に寄る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 キタック4707 新潟の官公庁に頼る建設コンサル。仕事は堅いが利益が薄く、借入も重い。10 年の価値は今の時価総額を 4 割台半ばで下回る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社カナモト9678 建機レンタル大手。値上げで利益は最高圏だが、機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユーラシア旅行社9376 全員添乗員の海外旅行を円熟層に売る無借金の小さな旅行会社。現預金は厚いが、旅行の利幅は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社 リソー教育グループ4714 親会社ヒューリックが TOB で完全子会社化へ。個別指導塾の質は高いが、利益で測った価値は買い付けの値段に届かない 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 オリジナル設計4642 上下水道の更新需要は強いが、利益は伸びにくく買収の質も未検証。10 年の価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東海リース9761 現場事務所と仮設建物を自前で作って貸す老舗。需要は底堅いが、借金で増やした資産が資本コストを稼がず、割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 UTグループ株式会社2146 製造派遣は現場の体が要る仕事で、AI エージェントの影響は限られる。薄い利益率と自動化の懸念から、10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 トランス・コスモス株式会社9715 窓口と事務の BPO は AI エージェントが最も直接に置き換える仕事。厚い純現金があっても、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割弱下回り、割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 RSC4664 池袋のサンシャインシティを足場にしたビル管理の会社。契約は堅いが利益は薄く、純現金を足しても今の値段は高い 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社アルプス技研4641 設計技術者の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。利益率も低めで、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) やや割高 株式会社共立メンテナンス9616 寮の安定を土台にドーミーインが稼ぐ良い会社だが、10 年後の利益で測る価値は今の時価総額を大きく割り込み、割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 H.U.グループホールディングス株式会社4544 検査の受託で国内首位級、利益の柱は診断薬。立て直しは途上で、10 年の本質価値は今の値段を 2 割弱下回り、やや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 セコム株式会社9735 警備首位の稼ぐ力に新事業・海外を積む多角化企業。強い堀を認めても k は 7% で、10 年のならした利益で測ると今の株価は割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 サニックスホールディングス4651 シロアリ防除を核に、廃プラ発電と太陽光を抱える会社。利益は不安定で、設備と借入が重い。今の値段は割高側に出た 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 株式会社シグマクシス・ホールディングス6088 人月で売るコンサルは AI エージェントに置き換えられる側。稼ぐ力は本物だが、10 年の価値は今の時価総額 503 億円を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +1.7%) 割高 エアトリ6191 航空券のネット販売の大手。3年は利益を全額配当に回すが、そのあとはほぼ無配に近い水準へ戻る。10年の稼ぎで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 東京會舘9701 丸の内の格式ある宴会場。ブランドは強いが婚礼の縮小と人件費が重く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社コンヴァノ6574 ネイルの会社が美容クリニック向けの支援で急成長。ただ顧客 1 社への依存が重く、利益が今期予想の半分に落ち着く前提でも割高 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 環境管理センター4657 環境の測定・分析を担う小さな老舗。規制が需要を支えるが、過当競争で利幅が薄く、10 年の価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 京都ホテル9723 京都の中心で老舗の高級ホテルを営むが、借金と優先株が重く、利益の多くが利払いと返済に消える 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 TREホールディングス株式会社9247 産廃・スクラップ・バイオマス発電を持つ静脈の総合企業。直近の利益は能登の特需で、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社6544 メーカー系が握る保守市場で台数を積む独立系。成長は本物だが、10 年のならした利益で測ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 日本和装ホールディングス2499 着物の販売仲介と割賦の会社。市場が縮む中で利益は底堅いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 株式会社インソース6200 講座を自前で作る安さと 4 割の利益率は本物だが、人の講師で売る研修は AI エージェントに置き換わる側。10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セルソース4880 ひざの自費の再生医療で一時は 4 割の利益率を稼いだが、件数は伸びず ROE は資本コストに届かない。厚い現金を数えても割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 ディップ株式会社2379 バイトルの稼ぐ力は本物だが、求人の入口が AI エージェントや無料の検索に移る側にある。10 年の価値は今の時価総額を半分ほど下回る 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 MS&Consulting6555 覆面調査という地味な稼ぎ方は堅いが、利益の天井が低く、10 年先の値段は今を下回りやすい 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 テノ.ホールディングス7037 福岡発の保育所運営。公定価格で売上は守られるが、子どもは減り、借金と家賃が重い。稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 藤田観光株式会社9722 稼ぎは過去最高だが、薄利の歴史と山に近い利益率を割り引くと利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 共和コーポレーション6570 出店で急成長するゲームセンター会社。家賃と機器投資が重く、10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社リログループ8876 社宅・賃貸管理は記録が堀で守られるが、福利厚生は画面型で値下げ圧力を受ける。10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割強下回り、割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社カカクコム2371 争奪戦で株価はTOB提示額さえ超えているが、本質価値で測ると行き過ぎで、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る。 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 スタジオアリス2305 子ども写真館の最大手。値上げで客単価は保つが、出生数の減少で客数が毎年1割近く減る。時価総額の6割近い現金を抱え、稼ぎは薄い。今の値段は高いと見る 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 株式会社ナガワ9663 ユニットハウスで国内首位級。財務は堅いが元手が重く稼ぎの効率は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アイ・ケイ・ケイホールディングス2198 地方都市のゲストハウス婚礼で一定の地位を築いたが、挙式の件数は構造的に減る。利益が一過性で膨らんだ今の値段は10年の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 スバル興業株式会社9632 道路の維持管理が柱の東宝系企業。堅い現金はあるが談合の是正で利益率が下がり、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 セントラルスポーツ4801 大手の中で堅く稼ぐが、家賃という固定費を背負い、資本効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大栄環境株式会社9336 最終処分場を握る高収益の廃棄物大手。稼ぐ力は本物だが、投資が重く、10 年のならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社オープンアップグループ2154 堅実な技術者派遣だが、AI エージェントが下流の仕事を置き換える側にある。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウチヤマホールディングス6059 北九州発の介護付き有料老人ホームとカラオケの会社。高齢者は増えるが、介護の利益を本社費とカラオケが食い、資本は稼がない。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 株式会社ベルシステム24ホールディングス6183 契約は安定していても、席の数に頼る稼ぎが AI エージェントに直接削られる。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 株式会社帝国ホテル9708 帝国ホテルの本体は看板と日比谷の土地で、ホテルの利益は薄い。土地と賃貸用マンションの含み益を足しても、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分ほどで、割高 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 秀英予備校4678 静岡を地盤に 219 校舎を持つ集団塾。校舎の整理で利益を立て直す途上だが、少子化と AI が授業の数量と値段を押す 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社メイテックグループホールディングス9744 設計の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 株式会社日本ケアサプライ2393 介護用具レンタル卸の草分けで需要は堅いが、公定価格と薄い利益率で成長は年 5% 前後。10 年の本質価値は今の値段を 4 割以上下回り、割高 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 極楽湯ホールディングス2340 最高益を更新して復配したが、新店と更新の投資で現金は細り、利益の伸びは物価並み。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 リソルホールディングス5261 訪日客の追い風で利益は山に近い。賃借料の重さと倍率を考えると、今の値段は高い 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社MIXI2121 稼ぎの 8 割を 1 本のゲームに頼る会社。スポーツと家族アプリは育つが薄利で、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回る。割高 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 パーソルホールディングス株式会社2181 事務の派遣・BPO・紹介は AI エージェントに置き換わる側。堀は浅く、資本コスト 9.5% で測った 10 年の本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アトラグループ6029 接骨院を支える小さな支援会社。玩具店から手を引き本業に絞るが、療養費の縮みが重く割高と見る 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 早稲田学習研究会5869 北関東の大型校舎で戦う集団塾。創業者が 6 割を持ち配当は厚いが、AI が授業の価格を押す 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ベクトル6058 PR最大手で稼ぐ力は高いが、利益の大半を占めるPR・広告と配信をAIエージェントが置き換えていき、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ポラリス・ホールディングス3010 ホテルを借りて運営する会社。急拡大の途中で、のれんと固定賃料が重く、本質価値は今の値段を下回る(割高) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ケア212373 大阪発の介護の会社。高齢者は増えるが、人手と国の報酬に挟まれて利益は薄く、借金とリースが重い。今の値段は高い 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アンビスホールディングス7071 ホスピス住宅の最大手は、報酬改定で儲けの形が壊れた。資産の厚みが下を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 弁護士ドットコム株式会社6027 電子契約と法律メディアの二本柱で伸びる質の良い成長企業。ただし利益で測った 10 年の価値は今の値段の 4 割ほどで、割高 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社船井総研ホールディングス9757 顧問料で積み上げる人月の稼ぎは、AI エージェントに削られる側。還元は手厚いが、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 一蔵6186 振袖の自社企画で稼ぐが、少子化と借金が重い。回復を見込んでも、今の値段は高い 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本エマージェンシーアシスタンス6063 海外で倒れた旅行者を助ける専業だが、利益は薄く浮き沈みが激しい。10 年先を買う理由は見つけにくい 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 グリーンランドリゾート9656 九州の遊園地「グリーンランド」が稼ぎの柱。客数は細り、土地と設備が重く ROE は 4% 台。資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 株式会社ダスキン4665 訪販とミスドの堅い収益はあるが、ROE は資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に満たない。割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 note株式会社5243 書き手が稼ぐ場としての note は本物で、AI で利益率も上がった。ただ 10 年先の成功を前提にしても、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る割高と見る 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 博報堂DYホールディングス2433 国内広告の取引関係と大きな純現金はあるが、広告の企画・制作・運用をAIエージェントが肩代わりし、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テルマー湯ホールディングス3521 新宿のスパ1つに稼ぎが集まる温浴の会社。立地は強いが借地で施設は2つだけ、割高とみる 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アゴーラホスピタリティーグループ9704 大阪と東京に数軒のホテルを持つ小さなホテル会社。訪日客で黒字に戻ったが、借入と外部の持分が株主の取り分を細らせる 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 トランスジェニックグループ2342 マウスを使う薬の試験の受託と、卸・商社の子会社を束ねる持株会社。稼ぎの 8 割は卸で、資本の効率は低く、今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 きょくとう2300 福岡の家庭向けクリーニング。縮む市場で利益は薄く、事業の稼ぎが今の時価総額を支えきれない。筆者は割高と見る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 エン株式会社4849 再建の手応えはあるが、媒体と紹介が AI エージェントに置き換わる側にある。10 年の価値は今の時価総額を 3 分の 2 ほど下回る 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 進学会ホールディングス9760 札幌の学習塾が看板だが、中身は借入で株を回す運用会社。帳簿の厚みは額面どおりには受け取れない 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社ジェイエイシーリクルートメント2124 管理職の転職を扱う紹介会社の稼ぐ力は本物だが、AI エージェントの直接マッチングに置き換えられる側。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホウライ9679 都内の家賃と保険の手数料で稼ぎ、那須の牧場とゴルフを抱える創業 98 年の会社。ROE 5% で資本の重さが株価を抑える 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 株式会社リンクアンドモチベーション2170 診断の月額課金も人材紹介も、AI エージェントに置き換わる側。ALT が下支えしても、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −56.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 CDS2169 三菱自動車などの開発を人の手で支える受託会社。AIが代替しやすい仕事で、純現金は厚いが10年の稼ぐ力で測ると割高 本質価値との差 −57.1% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 日本エコシステム9249 公営競技の設備と道路の点検・保守を、買収で広げる会社。借入が急に増え、10 年の価値は今の評価を下回る 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 鉄人化ホールディングス2404 都心のカラオケ店を軸に、ラーメン・まつ毛サロン・販促の派遣まで手を広げた小さな会社。コロナの痛手から立ち直ったが、利益は薄く、借りた店の家賃は重い。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 リニカル2183 抗がん剤の治験に強い中堅の CRO だが、日本の治験の減少と海外の赤字で稼ぐ力を失った。回復を織り込んでも割高 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社インフォマート2492 外食の受発注網という堀は本物だが、利益の急回復を織り込んだ値段が先走っている。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 クリップコーポレーション4705 名古屋の個別指導塾とサッカー教室を営む小さな会社。現金は厚いが本業は赤字で、少子化と AI に押される。本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ランシステム3326 複合カフェ自遊空間を営む AOKI 傘下の小さな会社。省人化システムに賭けるが、薄い自己資本と縮む本業から、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SDエンターテイメント4650 保育・介護とフィットネスの RIZAP 子会社。利益が薄く、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 株式会社オリエンタルランド4661 値上げと新エリアで稼ぐ力は強いが、強い堀を認めても利益で測った本質価値は今の時価総額の 3 割ほど。今の株価は先取りが過ぎ、割高 本質価値との差 −67.0% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 武蔵野興業9635 新宿の古いビルが稼ぎの柱だが、映画と教習が細り、稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 ルネサンス2378 家賃と借金を背負ったスポーツクラブ。立て直しの途上で、利益に比べて値段が先走る。割高 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 プラザホールディングス7502 ドコモショップの代理店と写真プリント店。薄い利益に重い借入が乗り、今の値段は稼ぐ力に比べて大きく高い 本質価値との差 −69.4% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 電通グループ4324 広告の制作・運用・買い付けをAIエージェントが肩代わりし、海外の再建とのれんの重さも重なって、資本コスト10.0%で測った10年の本質価値は今の値段を73%ほど下回り、割高 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 昴9778 鹿児島の老舗の集団塾。合格実績は強いが生徒は年 2〜3% ずつ減り、校舎の土地は利益を生まない 本質価値との差 −70.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 サイネックス2376 自治体と組む行政情報誌と電話帳の会社。紙の媒体の縮みを新しい事業で埋めきれず、稼ぎは資本に見合わない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −70.9% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 バリューHR6078 健保の事務を丸ごと請け負う堅い商売だが、人手で稼ぐ型なので AI の波に弱く、今の値段は成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 株式会社パソナグループ2168 売上の 9 割弱が事務の派遣・BPO で、AI エージェントに最も近い。稼ぐ力は赤字すれすれで、10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 中日本興業9643 名古屋のシネコン2拠点に頼る小さな興行会社。稼ぐ力は資本コストに届かず、10年で測ると今の値段はかなり高い 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社ベイカレント・コンサルティング6532 11 期連続最高益の人月型コンサルは、AI エージェントに置き換えられる側。運営力は一流でも、10 年の価値は今の時価総額の 2 割強 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 ホテル、ニューグランド9720 横浜の港に建つ 1927 年開業の名門ホテルだが、稼ぐ力は細く、土地も借り物で、値段は看板の分だけ高い 本質価値との差 −77.8% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 株式会社リクルートホールディングス6098 AI エージェントが求人・物件探しの入口を握れば、広告と派遣の双方が縮む。10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −79.4% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 きんえい9636 天王寺駅前で映画館とテナントビルを営む近鉄グループの会社。土地の含みは大きいが、利益で測ると割高 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 御園座9664 名古屋で130年続く劇場の看板は本物だが、1館の興行で稼げる利益は小さく、今の値段は稼ぐ力の数倍だ 本質価値との差 −81.9% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 エム・エイチ・グループ9439 小さな美容室グループが増資で AI に賭ける。稼ぐ力は 10 年ほぼゼロで、今の値段は増資の現金と話題を大きく超える 本質価値との差 −88.4% · 10 年 割高(年 −13.2%) 割高 マーチャント・バンカーズ3121 借金で持つ 23 の賃貸物件と売却益の会社。利払いが稼ぎを食い、今の値段は稼ぐ力の何倍にもなる 本質価値との差 −88.9% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 田谷4679 全国に美容室 61 店を持つ老舗。6 期ぶりに黒字化したが利益は薄く、増資で延命してきた。今の値段は回復を前提にしている 本質価値との差 −89.1% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 歌舞伎座9661 資産は厚いが、稼ぐ力は時価に遠く及ばない。10 年の価値は今の時価総額の 1 割ほど 本質価値との差 −89.4% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 トライアイズ4840 ダムの点検、中古物件の再販、ブランドの貸し出しを束ねた小さな持株会社。5 年続く営業赤字に対し、値段は資産の 2 倍近くを先取りしている 本質価値との差 −90.3% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 Shinwa Wise Holdings2437 老舗の美術品オークション。赤字が3年続き立て直しの途中で、今の値段は再建の成功を先に織り込んでいる 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 地盤ネットホールディングス6072 住宅地盤の小さな会社に、投資会社化の期待だけが乗っている。事業の価値は今の時価総額の数十分の一 本質価値との差 −97.2% · 10 年 割高(年 −23.8%)

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分析日 2026-10-16