株譜
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歌舞伎座 9661

資産は厚いが、稼ぐ力は時価に遠く及ばない。10 年の価値は今の時価総額の 1 割ほど

割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)433 円52 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)4,070 円493 億円差 −89.4%
10 年後から見ると 割高 価値 433 円52 億円 · 差 −89.4% · 期待の年率 −14.0%
期待の年率リターン(10 年)−14.0%資本コスト比 −22.0 pt
推定の資本コスト8.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 8.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

歌舞伎座は、東京・銀座の劇場「歌舞伎座」の建物と敷地の一部を持ち、劇場を松竹に貸して賃料を得る会社だ。劇場内の食堂と売店も営み、売上の 56% が賃貸、22% ずつが食堂と売店になる。売上の 48% は松竹一社向けで、松竹は議決権の 13.8%(同意している者を含め 21%)を持つ株主でもある。

筆者の結論は、10 年の価値が今の時価総額 492 億円を大きく下回り、約 9 割の割高になるというものだ。時価総額は、含み益を足した純資産(約 456 億円)とほぼ同じ水準にある。ただ、この含み益は賃料の形でしか株主に届かず、賃貸の営業利益は 6 億円ほど、全体の営業利益は 3.8 億円しかない。

強みは資産の質と財務だ。不動産の鑑定評価額は 616 億円で簿価の 5 倍近く、借金はなく、現金と上場株式を合わせて 80 億円を超える。歌舞伎専用の劇場はここだけで、競合する物件も無い。

弱みは稼ぎの小ささと、借り手が株主を兼ねる構造だ。賃貸の売上は 9 年間ほぼ横ばいで、費用は物価で増え、利益が削られてきた。配当は純利益の 2 割で、現金は積み上がる。経営は松竹の出身者が占める。

中立では、現金賃料が 10 年で 1.3 倍に留まり、営業利益は今と同じ 4 億円ほど。資本コストは 8%、中立の PER は 10 倍で、余った現金は半分だけ株主に届くとみて足した。

いちばん気にしているのは、松竹が賃料を決める立場にあることだ。資産の含み益が価値になるのは、賃料が土地の値上がりに追いつくか、松竹が時価で買い取る時だけで、どちらも株主が決められない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資家の観点では、「資産は優良、稼ぐ力は並以下」の会社だ。資産だけを見れば、銀座の一等地と無借金の財務は申し分ない。調整後の純資産(含み益の税引き後を足した 456 億円)は、時価総額 492 億円に近い。

しかし、投資家が受け取れるのは資産の売却益ではなく、事業が生む現金だ。当社の現金の稼ぎは、純利益 2.8 億円に減価償却 4.3 億円を足し、前受金の取り崩し(現金が入らない売上)2.9 億円と設備投資を引いて、年 3 億円前後(設備投資が少ない今の水準で)。時価総額の 1% に満たない。資産の価値は、賃料が上がるか、松竹が時価で買い取る時にしか届かない(買い取りは推測で、公表された話ではない)。

筆者は、10 年の事業の稼ぎを営業利益 4 億円前後、PER 10 倍と置く。これに、余った現金(80 億円)の半分を足して、10 年後の時価総額を約 74 億円とみた。含み益を価値に入れていないのは、賃料が物価に追いつかない実績があり、売却も再編も株主が決められないからだ。

含み益をどう扱うかで、答えは大きく変わる。調整後純資産の半分を価値とみれば、約 230 億円になる。それでも時価総額の半分ほどで、時価はなお、松竹による買い取りか賃料の大幅な改定を織り込んでいる。

安全域は資産の側にある。無借金で、現金と株式が 80 億円を超え、赤字の期でも倒れない。その代わり、時間がたつほど資本コストに負けていく。

何で稼ぐ会社か

歌舞伎座は、1949 年に戦後の歌舞伎座を復興するために設立された。2010 年に建替えのため劇場を閉じ、2013 年 2 月に新しい劇場が竣工した。劇場の上には地上 29 階のオフィスがあり、延床は全体で約 9.4 万㎡、敷地は約 7,000㎡ になる。所有関係は資料に明記がなく、当社の所有はこのうち劇場などの一部とみられる。

事業は 3 つ。第 1 が不動産賃貸で、売上の 56%、セグメント利益の 70%。劇場の建物と、敷地のうち当社が所有する部分を松竹に貸し、地下の木挽町広場などの区画を外部のテナントに貸す。松竹向けは賃貸の売上の 85%。契約は 2013 年 2 月に結んだ劇場賃貸借契約で、期間は 1 年、3 か月前までに双方の意思表示が無ければ同じ条件で自動的に延長される。

第 2 が食堂・飲食(売上の 22%)、第 3 が売店(22%)で、連結子会社の歌舞伎座サービスが劇場内と木挽町広場で営む。どちらも松竹の公演の来場者と、観光客に支えられる。2026/02 期は襲名披露公演(5〜6 月)と猛暑で、食堂が 35%、売店が 31% 増えた。

土地は、所有が 4,060㎡(簿価 39.6 億円)、劇場の敷地として松竹などから借りているのが 2,892㎡(年間賃借料 2.9 億円)で、所有地の大半(簿価 37.5 億円分)は連結会社以外、とくに松竹に貸している。鎌倉に 6,212㎡(簿価 17.0 億円)の貸店舗の土地、板橋・港区・市川に小さな物件がある。

もう一つの特徴が、負債に入っている「前受金」105.6 億円(流動分を含め 109.6 億円)だ。毎年 2.93 億円ずつ売上に取り崩されるが、現金は入らない。残りは約 37 年分で、賃貸の売上 20.3 億円のうち 2.93 億円は現金を伴わない。前受金の目的は有価証券報告書に書かれていない。

従業員は連結で 38 名、提出会社は 5 名。建物の運営も、劇場の興行も、松竹に任せている。

優良さと弱いところ

堀は、立地と用途だ。銀座の中心で、歌舞伎専用の劇場はここだけ。借り手の松竹は歌舞伎の興行を一手に担い、劇場を離れる選択肢がほとんど無い。有価証券報告書は、当社の劇場を世界で唯一の歌舞伎専用劇場と説明している。

ただ、この堀は価格を決める力まで与えていない。賃貸の売上は 2017/02 期の 19.0 億円から 2025/02 期の 19.0 億円まで、9 年間ほぼ横ばいで、その間に利益は 8.3 億円から 5.8 億円に下がった。借り手が議決権の 21% を持つ株主でもあり、賃料を抑える側に利害がある。賃料は「近隣の取引実勢と鑑定評価額を参考に契約で決める」と有価証券報告書にあるが、交渉の相手は事実上一社だ。

資本効率は ROE で 2.4% の中央値(過去 10 年)と低い。理由は、利益が小さいことと、純資産 114 億円の約 7 割が現金と上場株式(80 億円超)であること。建物は簿価が低いのに、賃貸の売上を 616 億円の鑑定評価額で割ると 3.3% だが、費用と減価償却を引いた賃貸の利益は約 1% にとどまる。

弱みは 3 つ。第 1 に、収入源が劇場一棟と一社の借り手に集中すること。第 2 に、株主構成が、松竹の関係先(直接 13.7%、退職給付信託 7.4%)、清水建設(8.6%)、放送局や百貨店で占められ、少数株主の発言力が小さいこと。第 3 に、築 13 年の建物が更新期に入ることで、設備投資は 2024/02 期の 0.14 億円から 2026/02 期の 1.43 億円へ増え始めた。

財務は最も安全な部類で、有利子負債はなく、自己資本比率は 46.7%。減価償却は年 4.3 億円で、営業 CF は 7.1 億円で、営業利益の約 2 倍ある(減価償却が現金を伴わない費用のため)。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

劇場ビルの賃貸には市場がない。歌舞伎専用の劇場は、有価証券報告書によれば世界でここだけで、代わりが無い。そのため、業界の数量と価格ではなく、この一棟の賃料と来場者で考えた。

賃料の水準は、近隣のオフィスや商業施設の相場、鑑定評価額、松竹の支払い能力で決まる。銀座・東銀座の不動産は、訪日客の増加と都心の開発で、鑑定評価額が上がってきた。当社の賃貸等不動産の時価は 2025/02 期末の 583 億円から 2026/02 期末の 616 億円へ 5.6% 上がり、同じ期の賃貸の売上は、テナント賃料の増額改定で 6.6% 増えた。

来場者は、歌舞伎の人気で決まる。十三代目市川團十郎白猿の襲名披露(2022 年)以降、歌舞伎に注目が集まっているが、歌舞伎の観客は高齢化しており、人気の俳優の世代交代が 10 年の論点になる。劇場は約 2,000 席で、座席数が上限のため、来場者は増えにくい。

追い風は、訪日客の増加(2025 年の延べ宿泊者数は約 1.8 億人泊で過去最高)で、木挽町広場の売店に効く。逆風は、人件費・修繕費・固定資産税の上昇で、賃料が追いつかないと利益が削られる。

競合は、劇場の外の飲食・土産物店と、他の演劇の劇場だが、歌舞伎の観客を奪い合う相手ではない。

資本政策と M&A

配当は安定配当を基本とし、年 0.6 億円(純利益の 21%)で据え置いてきた。長期の経営課題は「自己資本比率の向上と安定配当の維持・継続」で、株主への還元の拡大ではなく、財務の強化が先にある。自社株買いはしていない。

現金は 25.7 億円、上場株式は時価で 56.6 億円(取得原価 30.6 億円、含み益 26.0 億円、その税 8.0 億円)。有価証券報告書の関連当事者の表では、当社は松竹の株を 3.56% 持っており、松竹も当社の株を持つ。持ち合いにあたる。上場株 62 銘柄の合計は 2.4 億円と小さく、残りが松竹株とみられるが、銘柄別の内訳は未確認。

設備投資は年 1.4 億円(2026/02 期)で、減価償却の年 4.3 億円より少ない。建物が築 13 年に入り、空調・舞台機構・昇降機の更新が本格化すれば、設備投資は 3 億円前後に増えるとみた。

10 年の中立では、純利益と減価償却の合計から前受金の取り崩し(現金を伴わない)と設備投資と配当を引いた現金が、年 2 億円前後たまる。余った現金は 10 年後に 80 億円ほどになるが、経営が松竹の出身者で占められ、配当性向が 2 割に留まる実績から、半分だけが株主に届くとみた。

支配構造は、松竹(直接 13.7%、同意している者を含め 21%)が筆頭株主で、社外取締役 2 名のうち 1 名が松竹の上席執行役員、社長は元松竹の代表取締役副社長で松竹の演劇本部顧問を兼ねる。監査役 3 名のうち、常勤の 1 名は松竹の元社員、もう 1 名は松竹の社外監査役を兼ねる。経営は松竹の意向を離れては動けない。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

資産の質と立地は、時間とともに利益に変わる。銀座の地価は都心の開発と訪日客で上がり続けており、賃貸等不動産の鑑定評価額は 1 年で 5.6% 上がった。賃料は鑑定評価額を参考に決めると有価証券報告書に書かれているので、評価額が上がれば賃料の改定にも結びつく。2026/02 期の 6.6% の増額は、その最初の一歩に見える。

歌舞伎には注目が集まっている(有価証券報告書)。襲名披露公演が続いた。松竹の演劇事業は黒字で、劇場は座席数が上限に近く、賃料を払う余裕がある。借り手にとって、劇場は他に代わりが無い。

費用の面でも追い風がある。減価償却は年 4.3 億円で一定、前受金の取り崩し(2.93 億円)も 37 年間一定なので、賃料が増えた分は費用に吸収されず、そのまま利益に残る。賃料が 10 年で 1.8 倍になれば、営業利益は 14 億円、純利益は 12 億円を超える。

財務は強い。無借金で現金と株式が 80 億円を超え、配当を増やす余力は十分ある。松竹が劇場の運営と所有を一体にする再編に動けば、少数株主が資産の時価に近い値で買い取られることもある。

慎重な見方

稼ぎの実績が、すべてを物語っている。賃貸の売上は 9 年間ほぼ横ばいで、その間に費用が増えて、賃貸のセグメント利益は 8.3 億円から 6.2 億円に下がった。2026/02 期の営業利益 3.8 億円は、時価総額の 0.8% にすぎない。時価は、資産の含み益を前提にしているが、含み益は賃料に反映されていない。

賃料を決めるのは松竹だ。借り手が議決権の 21% を持つ株主で、取締役・監査役にも関係者が入り、賃料は低く抑えたほうが松竹に有利になる。少数株主の利益と、借り手の利益は、ぶつかる。

配当は純利益の 2 割で、現金は積み上がる。経営課題は「自己資本比率の向上」で、還元を増やす姿勢が見えない。余った現金は、実績から半分だけ戻るとみた。

収入源は劇場一棟と一社の借り手だ。歌舞伎の観客が減るか、人気の俳優の世代交代が進まなければ、松竹は賃料の引き下げを求めるだろう。代わりの借り手は見つけにくい。築 13 年の建物は更新期に入り、設備投資が膨らむ。前受金 109 億円の精算条件も、有価証券報告書には書かれていない。

どちらに重みを置いたか

強気の見方は、資産の質と賃料が上がる可能性に、慎重な見方は、9 年間の実績と借り手が株主でもある構造に根拠がある。後者のほうが具体的で、強い。賃料が物価に少し遅れて上がり、営業利益が横ばいに留まる形を中立に置いた。確率は慎重な側に寄せ、やや悲観を 23%、悲観を 12% とし、強気とやや強気の合計 25% を上回らせた。含み益は、株主が受け取る手段が無いため、価値には入れていない。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/02 期)

確率で加重した株価時価総額 836 円101 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 67 円8 億円)。 今の値に割り戻すと 433 円52 億円、今との差 −89.4%、 期待の年率 −14.0%(資本コスト 8.0%)→ 割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 2,016 円244 億円 131 円16 億円 −47.2% −6.2% 172 円21 億円
やや楽観 17% 1,251 円152 億円 91 円11 億円 −67.0% −10.5% 228 円28 億円
中立 40% 833 円101 億円 64 円8 億円 −78.0% −14.0% 359 円43 億円
やや悲観 23% 454 円55 億円 50 円6 億円 −87.6% −18.9% 116 円14 億円
悲観 12% 206 円25 億円 35 円4 億円 −94.1% −24.6% 29 円4 億円
加重平均100% 836 円101 億円67 円8 億円 −77.8% −14.0% 903 円109 億円

今の株価時価総額 4,070 円493 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 8.0% を下回るほど割高。

楽観 8% 賃料が銀座の地価に追いつき、観光客も増えて、利益が 3 倍を超える 利益 12 億円 · PER 14.8 倍 · 株価時価総額 2,016 円244 億円

銀座の地価が上がり続け、劇場の賃料もそれに追いついていく。賃貸等不動産の鑑定評価額(2026/02 期末で 616 億円)が上がるのに合わせ、松竹との賃料の改定が毎年のように入り、現金賃料は 10 年で 1.8 倍になる。歌舞伎の人気は襲名披露などの話題で続き、松竹の演劇事業が黒字を保つので、松竹には増額を受け入れる余裕がある。

外国人観光客が増え、木挽町広場の売店と食堂の売上が伸びる。来場者は 1 割から 2 割強増え、価格も物価を上回って上がる。営業利益は 14 億円、売上の 23% に達する。全社費用の増加を賃料の伸びが大きく上回り、純利益は今の 4 倍を超える。

配当は段階的に上げ、10 年の合計は 16 億円になる。経営は松竹の出身者が占めたままで、余った現金は戻らず積み上がる。松竹が劇場の運営と所有を一体にする再編で、少数株主が資産の時価に近い値で買い取られることもありうるが、この計算には入れていない。

  • 不動産賃貸(劇場・附帯施設・敷地):数量 6,952(劇場が建つ敷地の面積(㎡。所有 4,060 と借地 2,892 の合計))× 価格 49(敷地 1㎡あたりの年間の賃料収入(万円、名目))→ 売上 34 億円・営業利益 16 億円。現金賃料 1.8 倍(全体で 1.69 倍)
  • 食堂・飲食:数量 110(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 1.11(来場者 1 人あたりの食堂売上(千円、名目))→ 売上 12 億円・営業利益 1 億円。来場者 1.1 倍、価格は物価を上回る
  • 売店:数量 125(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 1.14(来場者 1 人あたりの売店売上(千円、名目))→ 売上 14 億円・営業利益 3 億円。訪日客で来場者 1.25 倍

倍率:事業の純利益 11 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 15.3% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 14.8 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 14.8 倍 + 余った現金(戻り方込み)84 億円。全体の PER 14.8 倍、時価総額 244 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:賃料が銀座の地価に追いつく形で毎年改定され、観光客の増加も重なる必要がある。賃貸の売上は 9 年間横ばいで、借り手の松竹が議決権の 2 割を持つ立場にあるため、そろう確率は低く見て 8% に置いた。

やや楽観 17% 賃料が物価を上回って改定され、営業利益が倍になる 利益 8 億円 · PER 13.0 倍 · 株価時価総額 1,251 円152 億円

賃料が物価を上回って改定される。2026/02 期の増額改定を受けて、松竹との賃料は物価を上回るペースで見直され、現金賃料は 10 年で 1.5 倍になる。借り手の松竹にとっても、歌舞伎座の人気が続くかぎり、賃料の増額は払える範囲に収まる。

食堂と売店は、訪日客の増加と物価の転嫁で、売上が 1.5 倍近くまで伸びる。営業利益は 8 億円、売上の 15% になる。賃貸の費用は物価で増えるが、減価償却が一定なので、賃料の上げ幅がそのまま利益に残る。

純利益は 7.6 億円と今の 2.7 倍になり、配当も 1.5 億円まで引き上げる。それでも余った現金は 93 億円まで積み上がり、経営は自己資本比率の向上を優先する。株主への戻しは遅い。

  • 不動産賃貸(劇場・附帯施設・敷地):数量 6,952(劇場が建つ敷地の面積(㎡。所有 4,060 と借地 2,892 の合計))× 価格 42(敷地 1㎡あたりの年間の賃料収入(万円、名目))→ 売上 29 億円・営業利益 11 億円。現金賃料 1.5 倍(全体で 1.43 倍)
  • 食堂・飲食:数量 105(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 1.06(来場者 1 人あたりの食堂売上(千円、名目))→ 売上 11 億円・営業利益 1 億円。来場者 1.05 倍、価格は物価並み
  • 売店:数量 115(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 1.09(来場者 1 人あたりの売店売上(千円、名目))→ 売上 13 億円・営業利益 3 億円。訪日客で来場者 1.15 倍

倍率:事業の純利益 6 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 9.1% が k 8.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 8.6%、10 年より先の名目の伸び g 3.0% g_long の理由で から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 13.0 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 13.0 倍 + 余った現金(戻り方込み)70 億円。全体の PER 12.99 倍、時価総額 152 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:2026/02 期に賃料の増額改定が入り、物価も上がっているので、賃料が物価並みかそれ以上に動く筋書きは十分ありうる。強気側の中心として 17% に置いた。

中立 40% 賃料は物価に少し遅れて上がり、利益は横ばいに留まる 利益 4 億円 · PER 12.5 倍 · 株価時価総額 833 円101 億円

賃料は物価に少し遅れて上がり、現金賃料は 10 年で 1.3 倍になる。松竹との交渉は穏やかに進み、毎年の改定ではなく、数年に一度の増額になる。賃貸の売上は 25 億円ほどになる。

費用は物価どおりに増える。全社費用は 5.0 億円から 6.7 億円に、賃貸の保守・税・借地料は 9.9 億円から 13 億円になり、減価償却は 4.6 億円で一定。食堂は来場者が横ばいで、売店は訪日客で 5% 増える。

営業利益は 4.0 億円(売上の 8.5%)と、今の 3.8 億円とほぼ同じ。純利益の 4.4 億円には、積み上がった現金・有価証券 95 億円の運用益(年 2%)が約 2 億円含まれる。配当は 0.6 億円から 0.9 億円に増える程度で、現金と有価証券(税引き後)は 10 年で 101 億円から 95 億円に増える。

  • 不動産賃貸(劇場・附帯施設・敷地):数量 6,952(劇場が建つ敷地の面積(㎡。所有 4,060 と借地 2,892 の合計))× 価格 37(敷地 1㎡あたりの年間の賃料収入(万円、名目))→ 売上 26 億円・営業利益 8 億円。現金賃料 1.3 倍(全体で 1.26 倍)
  • 食堂・飲食:数量 100(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 1.03(来場者 1 人あたりの食堂売上(千円、名目))→ 売上 10 億円・営業利益 1 億円。来場者は座席数が上限で横ばい
  • 売店:数量 105(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 1.06(来場者 1 人あたりの売店売上(千円、名目))→ 売上 11 億円・営業利益 2 億円。訪日客で来場者 5% 増

倍率:事業の純利益 3 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 4.8% が k 8.00% 以下。ためた利益は投じた額より値が低いので伸びは数えず、稼ぐ力の値 PER = 1÷(k−g)(g=0) = 12.5 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 12.5 倍 + 余った現金(戻り方込み)60 億円。全体の PER 12.5 倍、時価総額 101 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:賃料は物価に少し遅れて上がり、費用は物価どおりに増える最もありそうな筋書き。事業が劇場一棟で予測しやすいので、4 割に置いた。

やや悲観 23% 賃料が上がらず、費用だけが物価で増えて、本業の利益が消える 利益 2 億円 · PER 5.5 倍 · 株価時価総額 454 円55 億円

賃料が上がらない。借り手の松竹は議決権の 2 割を持つ株主でもあり、賃料を低く抑える側に利害がある。現金賃料は 10 年で 1.18 倍にとどまり、年 1.7% の上昇では物価に追いつかない。

費用は物価どおりに増える。賃貸の保守・税・借地料は 9.9 億円から 13 億円に、全社費用は 5.0 億円から 6.7 億円になり、減価償却の 4.6 億円は一定。賃貸のセグメント利益は 6.2 億円から 4.5 億円に下がる。食堂・売店は、襲名披露のような特需がなくなり、来場者は 5% 減る。

営業利益は 0.8 億円と、ほぼ消える。純利益の 1.8 億円は、積み上がった現金の運用益(約 1.6 億円)が占める。配当は 0.6 億円に据え置かれる。事業は赤字でないが、株主に残る事業の稼ぎはほとんどなく、時間がたつほど資本コストに負ける。

  • 不動産賃貸(劇場・附帯施設・敷地):数量 6,952(劇場が建つ敷地の面積(㎡。所有 4,060 と借地 2,892 の合計))× 価格 34(敷地 1㎡あたりの年間の賃料収入(万円、名目))→ 売上 23 億円・営業利益 6 億円。現金賃料 1.18 倍(全体で 1.15 倍)
  • 食堂・飲食:数量 95.0(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 0.99(来場者 1 人あたりの食堂売上(千円、名目))→ 売上 9 億円・営業利益 1 億円。特需がなくなり来場者 5% 減
  • 売店:数量 95.0(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 1.02(来場者 1 人あたりの売店売上(千円、名目))→ 売上 10 億円・営業利益 2 億円。来場者 5% 減

倍率:事業の ROE 1.2%。RONIC = k 8% + 残る割合 1/2 ×(1.2 − 7.5)= 4.4%、g 3.0% から正当化 PER = 7.0 倍。ROE が k を大きく下回り、成長しても価値が増えない筋書き。上限の 9 割の 5.54 倍に置いた。

確率:9 年間の実績(賃料の横ばい、利益の低下)が続く筋書き。借り手が株主でもあり、賃料を抑える側に利害があるため、強気側より厚い 23% に置いた。

悲観 12% 松竹が賃料の引き下げと区画の返還を求め、赤字が続く 利益 −6 億円 · PBR 0.2 倍 · 株価時価総額 206 円25 億円

歌舞伎の観客が減り、松竹が賃料の引き下げと一部の区画の返還を求める。人気の俳優の世代交代が進まず、公演の入りが下がる。劇場一棟の賃貸なので、代わりの借り手を探すのは難しい。現金賃料は 10 年で今より 1 割下がり、返還された区画は空いたままになる。

建物は築 20 年を超え、空調・昇降機・舞台機構の更新が重なる。設備投資は年 4.5 億円規模に増え、10 年で約 40 億円を使う。食堂と売店は来場者が 3 割減り、赤字に近づく。営業損失は 6.5 億円、純損失は 5.5 億円に達する。

配当は 0.3 億円まで下げ、余った現金は 31 億円に減る。前受金の精算条件は有価証券報告書に書かれておらず、賃貸借が終わった時にどう扱われるかは未確認で、さらに不利になる可能性がある。この筋書きでは、株主の取り分は、売れる資産のごく一部にまで下がる。

  • 不動産賃貸(劇場・附帯施設・敷地):数量 6,257(劇場が建つ敷地の面積(㎡。所有 4,060 と借地 2,892 の合計))× 価格 27(敷地 1㎡あたりの年間の賃料収入(万円、名目))→ 売上 17 億円・営業利益 0 億円。現金賃料 0.9 倍、区画の返還で面積 0.9 倍
  • 食堂・飲食:数量 70.0(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 0.95(来場者 1 人あたりの食堂売上(千円、名目))→ 売上 7 億円・営業利益 0 億円。観客の減少で来場者 3 割減
  • 売店:数量 70.0(劇場への来場者数(万人・年。推定))× 価格 0.98(来場者 1 人あたりの売店売上(千円、名目))→ 売上 7 億円・営業利益 1 億円。来場者 3 割減

倍率:営業損失が続き、稼ぐ力では値が付かない。余った現金・有価証券 31 億円の半分(約 15 億円)と、劇場以外の賃貸不動産の税引き後 22 億円の半分弱(約 10 億円)の合計約 25 億円を、今の自己資本 113.7 億円に対する PBR 0.22 倍として置いた。劇場の建物と敷地には値を付けない(下の床の説明)。

確率:事業が劇場一棟と、借り手が松竹一社で、収入源が単一。歌舞伎の観客が減るか、松竹が賃料の引き下げを求めれば、代わりの借り手が見つかりにくい。単一の収入源の会社として、業種ノートの上限に近い 12% に置いた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

不動産賃貸(劇場・附帯施設・敷地)

劇場歌舞伎座の建物と敷地を松竹に貸し、地下の木挽町広場などの店舗区画を外部のテナントに貸す。売上の約 85% は松竹向け。

数量劇場が建つ敷地の面積(㎡。所有 4,060 と借地 2,892 の合計)価格敷地 1㎡あたりの年間の賃料収入(万円、名目)売上営業利益
今 2026/02 6,952 29 20 6
10 年後 中立 6,952 37 26 8

取り方:2026/02 期の不動産賃貸 20.26 億円(外部顧客向けの売上)を、敷地 6,952㎡ × 1㎡あたり年 29.1 万円に分けた。敷地は、所有地 4,060㎡ と、松竹などから借りている 2,892㎡ の合計(有価証券報告書の設備の表)で、劇場が建つ土地の広さにあたる。面積は 10 年動かさず(増築の計画は無い。設備投資の計画も「該当なし」)、売上の伸びは価格で決まる。賃料の中身は、現金で入る賃料 17.33 億円(松竹向け約 14.4 億円と、木挽町広場などの外部テナント約 2.9 億円)と、前受金の取り崩し 2.93 億円。取り崩しは現金が入らない売上で、前受金の残り約 109 億円を毎年一定額で崩すため、あと約 37 年続く(前受金の目的と受取時期は有価証券報告書に書かれておらず、2013 年の建替えに合わせたものと推定)。価格は両者の加重平均で、現金賃料が中立で 10 年 1.30 倍、取り崩し分は一定なので全体では 1.26 倍。物価の 1.34 倍より低く置いた理由は、賃貸の売上が 2017/02 期の 19.0 億円から 2025/02 期の 19.0 億円まで 9 年間ほぼ横ばいで、借り手が議決権の 2 割を持つ松竹であること。2026/02 期は賃貸の売上が増額改定で 6.6% 増えたが、久しぶりの改定で、続くかは決まっていない。賃料は近隣の取引実勢と鑑定評価額を参考に契約で決める(有価証券報告書)。歌舞伎専用の劇場はここだけで、競合する物件は無い。

食堂・飲食

劇場内のお食事処、弁当、喫茶などを子会社の歌舞伎座サービスが営む。幕間の食事が中心。

数量劇場への来場者数(万人・年。推定)価格来場者 1 人あたりの食堂売上(千円、名目)売上営業利益
今 2026/02 100 0.79 8 1
10 年後 中立 100 1.03 10 1

取り方:2026/02 期の食堂・飲食 7.91 億円(セグメントの売上)を、劇場への来場者数 × 1 人あたり売上に分けた。来場者数は開示が無い。劇場は約 2,000 席で、月 25 日前後に昼夜 2 回の公演を行い、座席の 8 割強が埋まるとすると年に約 100 万人になる(座席数と公演回数からの推定。実物の人数)。1 人あたり約 0.8 千円(名目)。10 年の来場者は座席数が上限で、2026/02 期は襲名披露公演で満席に近かったため、中立 1.00 倍。価格は食材と人件費の上昇を転嫁して中立 1.30 倍(物価の 1.34 倍より低い。幕間の食事は価格を上げにくく、2026/02 期は襲名記念の御膳と猛暑で例年より伸びた分もある)。営業利益率は 2026/02 期の 9.2% から 8% に戻す(2025/02 期は 2.9%、2024/02 期は赤字)。競合は劇場の外の銀座の飲食店で、幕間に外へ出にくいことが強み。

売店

劇場内と地下の木挽町広場で、土産物・歌舞伎の関連商品・菓子を売る。訪日客と観劇客が相手。

数量劇場への来場者数(万人・年。推定)価格来場者 1 人あたりの売店売上(千円、名目)売上営業利益
今 2026/02 100 0.82 8 2
10 年後 中立 105 1.06 11 2

取り方:2026/02 期の売店 8.15 億円(セグメントの売上)を、劇場への来場者数 × 1 人あたり売上に分けた。来場者数は食堂と同じ約 100 万人と推定した(開示は無い)。劇場の来場者に、地下の木挽町広場だけに来る観光客も含まれる。1 人あたり約 0.8 千円(名目)。10 年の来場者は、訪日客の増加で木挽町広場への来場が伸び、中立 1.05 倍。価格は物価に近い 1.30 倍(土産物は競合が多く、全部は転嫁できない)。営業利益率は 22.8%(2026/02 期)から 20% に戻す。競合は銀座・築地周辺の土産物店と、百貨店の和菓子売り場。

リスクと懸念

賃料を決めるのが借り手の松竹

賃貸の売上の 85% は松竹向けで、契約は期間 1 年の自動延長。松竹は議決権の 21%(同意している者を含む)を持つ株主で、取締役・監査役にも関係者が入る。賃料は 9 年間ほぼ横ばいで、少数株主に不利な水準に抑えられても、株主が決められない。

収入源が劇場一棟に集中

歌舞伎専用の劇場一棟と、松竹一社の借り手に頼る。歌舞伎の観客が減るか、松竹が運営を見直せば、賃料や区画の返還に響く。代わりの借り手は見つけにくい。有価証券報告書も、松竹の興行が中止になった場合の影響を事業等のリスクに挙げている。

前受金の性格と精算条件

長期前受金 105.6 億円と流動の 4.1 億円は、毎年 2.93 億円ずつ売上に取り崩されるが、現金は入らない。目的と、賃貸借が終わった時の扱いは有価証券報告書に書かれていない。精算が必要なら、純資産を超える負担になりうる。

費用が賃料より速く増える

賃貸の保守・固定資産税・借地料は物価で増え、減価償却は一定なので、賃料が横ばいなら利益が削られる。借地料は年 2.9 億円(松竹などへ)。2025/02 期の賃貸のセグメント利益は修繕で 5.8 億円に下がった。

建物の更新期

2013 年竣工の建物は築 13 年で、空調・昇降機・舞台機構・駐車場設備の更新が始まっている。設備投資は 2024/02 期の 0.14 億円から 2026/02 期の 1.43 億円へ増え、10 年で数十億円規模になりうる。

観客の高齢化と世代交代

食堂・売店は公演の入りに連動し、2026/02 期は襲名披露と猛暑で例年より伸びた。人気の俳優の世代交代が進まなければ、来場者が減り、売上と賃料の交渉力に響く。

少数株主への還元が遅い

配当は純利益の 21% で、自社株買いは無い。現金と株式が 80 億円を超えるのに、経営課題は自己資本比率の向上。持ち合いの松竹株も含め、株主に戻る見通しが立たない。

今後の分かれ目

賃貸の売上が毎年 3% 以上増え、2026/02 期の増額改定が続く
賃料が物価並み以上に動いており、強気側の筋書きに近づく。営業利益が倍になる道が見える。
松竹が株式の追加取得や、劇場の所有と運営を一体にする再編を発表する
少数株主が資産の時価に近い値で買い取られる可能性が出る。この計算には入れていないので、価値の見方を見直す。
賃貸のセグメント利益が 5 億円を割る
費用が賃料を上回って増えている。慎重な側の筋書きに寄せる。
配当が純利益の 4 割を超えるか、自社株買いが始まる
余った現金が株主に戻り始める。半分としていた戻りを 1.0 に引き上げて見直す。
有価証券報告書に前受金の精算条件が書かれる、または賃貸借契約の期間が延びる
前受金の不確実さが減り、悲観の筋書きの重さが下がる。
設備投資が年 3 億円を超える
建物の更新期に入り、現金の増え方が鈍る。慎重な側の見方が強まる。

見ておくもの

  • 賃貸の売上(2026/02 期 20.3 億円)と、現金賃料の改定の有無
  • 賃貸のセグメント利益(2026/02 期 6.2 億円)と、設備投資の増え方
  • 松竹の持株比率の変化(直接 13.7%、同意している者を含め 21%)と、役員の構成
  • 配当と自社株買いの方針、余った現金(現金と上場株式 80 億円超)の使い道
  • 賃貸等不動産の鑑定評価額(2026/02 期 616 億円)と、地価の動き
  • 食堂・売店の売上と、歌舞伎の観客の動き(襲名披露・世代交代)

倍率と資本コストの決め方

3 つの市場を置かず、劇場一棟の賃料(現金賃料 17.3 億円)と、来場者(年約 100 万人の推定)から売上を組み立てた。価格は 10 年 1.26 倍(賃貸全体)と 1.30 倍(食堂・売店)で、物価の 1.34 倍より低く置いた。賃貸の売上が 9 年間ほぼ横ばいだった実績と、借り手が株主でもある構造に合わせたためで、理由は各セグメントに書いた。資本コストは基本 7.5% + quality 0%(循環 −0.5・値決め +0.5・借金 0・寿命 0)の 7.5%。中立の PER は式の上限の 9 割で、今の株価や同業の倍率からは出していない。余った現金(63 億円)は別に足し、戻り 0.5 とした。参考:含み益の税引き後(約 342 億円)を足した純資産は約 456 億円で、時価総額 492 億円の 93%。これは価値の計算に使っておらず、比べただけだ。含み益を価値に入れれば、答えは大きく変わる。ここでは、含み益を株主が受け取る手段が(賃料の改定、松竹による買い取り、売却の 3 つに限られ)、株主に決められないため、賃料に表れた分だけを価値とした。悲観の床は、売れる資産のうち、劇場の建物と敷地を除いた約 62 億円とした。 2026-10-22 の見直し(R1〜R4)で倍率・時価総額を機械で置き直した(前後は notes/audit/fix_stage2_20261022.csv)。

資本コスト 8.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

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仮設ユニットハウスの国内最大手。堅い財務と値上げの力はあるが、建設需要に結びつく限り成長は物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エンバイオ・ホールディングス6092 土壌汚染の対策と、汚れた土地の再生、太陽光の発電を併せ持つ。不動産の山を割り引いても、今の値段にはわずかな安全域がある 本質価値との差 +39.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ハリマビステム9780 人手不足の追い風で利益率は過去最高。ただ人の手に頼る事業で、伸びは物価をわずかに超える程度 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 テイクアンドギヴ・ニーズ4331 婚礼の最大手がホテルへ大型投資中。今の株価は重みづけた価値に近い 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 楽天グループ株式会社4755 EC・フィンテックは稼ぐが、モバイルの投資回収と赤字続きの財務が分かれ目。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 9% ほど上回る程度で、適正 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ブラス2424 出店で組数を増やす途上。投資が先行して利益は細り、10 年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 株式会社クオンツ総研ホールディングス9552 仲介は復調、コンサルは賭け。10年の価値は今の時価総額をわずかに下回る適正圏 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アソインターナショナル9340 矯正装置の技工所の草分け。ROE 16% と純現金は魅力だが、デジタル化で単価が下がり、10 年の価値は今の値段の前後 本質価値との差 +36.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 株式会社ワールドホールディングス2429 売上の大半は現場の体が要る派遣と不動産で、AI エージェントの影響は事務部分に限られる。借入の重さを考えると、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 日本空調サービス株式会社4658 保守の安定収入に独立系の特殊施設への強みを持つが、成長の天井は技術者の数。10年後の価値は今を1割ほど上回りやや割安だが、悲観の下げが深い 本質価値との差 +34.7% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 KeePer技研株式会社6036 車のコーティング専門店の拡大で稼ぐ力は高いが、会社計画の6〜7割で見ると利益で測った価値は今の時価総額の周り。割安とも割高とも言えない 本質価値との差 +33.2% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 白洋舍9731 クリーニングは縮み、ホテル向けのリネンが支える。利益の質は並みだが、貸しビルなどの含みが値段を支え、筆者は適正の上寄りと見る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ビケンテクノ9791 大阪発のビル清掃と管理の中堅。人手不足を値上げに変える力はあるが、利益をためて配らない資本の使い方が価値を削る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 DNホールディングス株式会社7377 橋と河川の設計で食う建設コンサル。不祥事と設計の誤りで利益が落ちたが、公共需要は堅く、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 ヒビノ2469 ドーム公演の映像・音響で稼ぐが、万博の追い風が消える。純有利子負債 109 億円と、買収で膨らむ借入が重い 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 オリエンタルコンサルタンツホールディングス2498 海外ODAの建設コンサルで首位。成長は続くが利益率は薄く、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ANYCOLOR株式会社5032 VTuber「にじさんじ」の運営で、稼ぐ力は高いが人気と配信の場に依存する。10 年の利益で測った本質価値は今の値段をやや下回る程度で、適正とみる 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ケアサービス2425 現金は時価総額の6割あり、エンゼルケアの高採算が利益の源。介護の本業が立て直せれば割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 KNT-CTホールディングス株式会社9726 旅行代理店の利益は薄く、優先株を返した後の普通株の稼ぎで測ると、今の値段は少し先を見すぎている。やや割高 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 サン・ライフホールディング7040 神奈川の互助会と葬儀の会社。死亡数の山に向けて稼ぎは伸びるが、厚い現金は会員の掛金の裏付けで、株主のものではない 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 リゾートトラスト株式会社4681 会員制の堀と医療への広がりは本物だが、利益で測る本質価値は今の時価総額を下回る。成長の多くが開業時の一括計上と新規ホテルへの投資に頼る点を割り引くと、割高寄り 本質価値との差 +24.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社ナガセ9733 東進の強さと少子化・AI の逆風が釣り合う。金の信託の含み益を足して、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ニシオホールディングス株式会社9699 建機レンタル大手の一角。機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かないが、今の値段は中立の 10 年の価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社ステップ9795 神奈川の公立トップ校受験で地域一番の塾。厚い現金も入れた本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合い、適正圏 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ユーピーアール7065 国が後押しするレンタルパレットの 2 番手。償却と人件費の上昇で利益は細いが、業界の伸びとパレットの資産を考えると割安 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社ユー・エス・エス4732 中古車オークション首位、無借金で総還元率 100% 超とシェア 50% 戦略を両立。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の値段を 6%ほど上回る程度で適正 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 エヌ・シー・エヌ7057 法改正の追い風は本物だが、会社予想の利益倍増は割り引く。現金の大半は自分のものではない 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ジェイエスエス6074 子ども向けスイミングスクールの堅実な運営会社。会費改定で利益は戻るが、少子化と指導者不足が数量を削る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 要興業6566 東京23区の事業ごみを握る堅実な地場企業。現金は厚いが、還元が低く、本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シーティーエス4345 建設現場のICTレンタルで利益率26%。成長は続くが、10 年の価値は今の値段をやや上回る水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ダイセキ9793 廃液処理の国内最大手。取引工場を毎年増やして稼ぐ堅い会社だが、10 年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、安全域は薄い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 トスネット4754 仙台発の交通誘導警備の会社。現金は時価総額の7割あるが、本業の取り分が細り値段はほぼ適正 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社フルキャストホールディングス4848 短期バイトは体が要る現場仕事で、AI エージェントの影響は限られる。利益率の薄まりとアプリ勢の競争を織り込むと、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エムアップホールディングス3661 アーティストのファンクラブ運営で伸びる軽資産の会社。ただ取り分は大型案件に握られる。10 年の本質価値は今の時価総額と近く、適正 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社プラスアルファ・コンサルティング4071 人事 SaaS の稼ぐ力は高いが、大手と生成 AI の圧力が重い。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 1 割弱下回る、適正圏 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 船場6540 受注残は厚く、現金も余るが、案件ごとの競争で利益率は 5% 台。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社トーカイ9729 介護・病院・調剤の裏方を束ねた高齢社会のインフラ。公定価格の天井で伸びは物価並みだが、現金と還元を足すと今の値段はやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日建工学9767 海岸や川の護岸ブロックと、その型枠を貸す日建工学。時価総額の8割が現金で、事業の稼ぎは公共工事の波に乗る。値段は安いが利益は読みにくい 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 株式会社カーブスホールディングス7085 女性専用の 30 分ジムで会員が増え続ける質の高い会社。ただ 10 年の利益で測ると今の時価総額は織り込み済みで、安全域は薄い 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ6090 代謝物の受託解析で国内の草分け。稼ぐ力は戻ったが、研究の予算と装置の進歩に振られる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ナック9788 宅配水とダスキンの清掃で稼ぐ定期サービス会社に、住宅関連の波が乗る。営業利益率は 4〜6% の帯から出ない。利益で測ると今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 セントラル警備保障9740 警備の契約収入と厚い現金は強みだが、人件費と ROE が重い。今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 Aoba-BBT2464 インターナショナルスクールが稼ぎ、社会人教育はAIに押される。現金は厚く見えるが半分は授業料の前受け。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社ウエスコホールディングス6091 防災設計の建設コンサルに、時価総額の8割に迫る純現金が付いた会社。現金が下値を支えるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ウェルネット2428 コンビニ決済の老舗で現金は厚いが、その大半は顧客の預り金。件数は減る側にあり、10年の価値は今の値段並み 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 明豊ファシリティワークス1717 公共 CM と無借金の財務で増配が続くが、工数請求が AI で削られる。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ティア2485 名古屋で斎場の3割を握る葬儀会社。出店と買収で伸びるが、借金と件数の失速が重く、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 フルハシEPO9221 廃木材をチップに変える中部の再資源化会社。許認可が堀で、新設の遅れと借入が焦点 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ポピンズ7358 保育所と在宅の子育て支援で伸びる。現金も厚いが、少子化の中で公費頼みの利益率は先走る。やや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 幼児活動研究会2152 園児の体を動かす先生を派遣する高収益の会社。AI には代替されにくいが、少子化と戻らない現金で、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 土木管理総合試験所6171 維持管理の堅い需要と現金を持つ試験・調査の会社。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 燦ホールディングス9628 国内最大の上場葬儀会社。死亡者数の追い風は確かだが、買収で厚くした資本の稼ぎが資本コストに届かない。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 翻訳センター2483 特許・医薬の翻訳で国内首位級だが、生成AIが人手の翻訳量を削る。厚い現金と全額還元が下を支える 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 成学社2179 大阪地盤の個別指導塾フリーステップ。利益は過去最高だが、少子化とAIの家庭教師が生徒の数と単価を細らせる。今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社イチネンホールディングス9619 中小口リースが稼ぎの柱の多角化企業。周辺は薄利で、10 年の価値は今の値段と同じくらい 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 川崎地質4673 地質調査の老舗。防衛の大型案件で利益が膨らんだが一過性が濃く、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フルテック6546 北海道・東北で首位の独立系自動ドア会社。保守の積み上げは堅いが、全社の費用が重く利益率は 3〜5%。価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ALSOK株式会社2331 警備の二番手は利益が上向き。稼ぎの質はセコムに劣り、10年の本質価値は今の値段を 9% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 学究社9769 都立中・都立高受験の強いブランドで営業利益率22%を稼ぐが、少子化と私立無償化が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社JPホールディングス2749 保育と学童を国の公定価格が支える堅い事業。ただ少子化で伸びは乏しく、純現金を足しても本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 早稲田アカデミー4718 首都圏の中学受験で伸びる堅い塾。ただ値段は先の成長までほぼ織り込まれ、10年の価値は今の時価総額を2割強下回る 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社Finatextホールディングス4419 証券の基幹システムをクラウドで貸す成長株。利益で測った 10 年の価値は、今の値段に届かない見立てで、やや割高 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ライク2462 保育・人材・介護を束ねる創業家支配の会社。公的な単価に縛られ、利益は伸びても資本コストを少し超える程度 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 市進ホールディングス4645 千葉の老舗の集団塾に介護を足した学研の子会社。少子化と AI で塾の生徒が細り、借金と家賃の重さが残る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本郵政6178 利益のほぼ全部が金融2社の持分。式どおりの倍率で見ると、10年の価値は今の時価総額を1割弱下回る適正圏だが、安全域は薄い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 パシフィックネット3021 法人向けパソコンの月額レンタルと使用済み機器の処理で伸びるが、直近の利益は入れ替えの山にあり、借入も重い 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シダー2435 需要は確か、利益は薄く、借入は重い。それでも 10年後の価値は、今の値段を 2 割近く上回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アドバンテッジリスクマネジメント8769 ストレスチェックと団体の所得補償保険の先駆者。法の追い風はあるが、人が担う相談と研修はAIに置き換わりやすく、やや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社プレステージ・インターナショナル4290 手配と窓口の事務は AI エージェントに削られるが、協力会社の網と家賃保証の記録が堀。10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 株式会社コシダカホールディングス2157 まねきねこは国内首位で稼ぐ力は確かだが、利益率が下がり始めた今、10 年先の価値は今の時価総額に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東洋テック9686 警備とビル管理で稼ぐ堅実な会社だが、利益率は 3% 台と薄い。万博の特需を除くと稼ぐ力は小さく、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 いちご2337 稼ぎの 3 割近くは物件の売却益。金利の上昇で利益の土台が削られ、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社LITALICO7366 成長力は本物だが、売上の大半を国が決める値段に乗る。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社エス・エム・エス2175 看護・介護の人材紹介と介護 SaaS(カイポケ)が柱。海外の巨額減損と大株主の圧力を抱え、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り割高 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 丹青社9743 万博の山を越えて利益率が6%台に落ち着き、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、資本コスト8.75%で測った10年の本質価値は今の値段を25%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ロイヤルホテル9713 リーガロイヤルホテルの運営会社。建物を売って身軽になったが、固定家賃と優先株が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社ミダックホールディングス6564 営業利益率 4 割の産廃処分会社。許可という堀は本物だが、資本が厚くなる 10 年を割り引くと今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.6% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 株式会社ディー・エヌ・エー2432 ポケポケ頼みの稼ぎは細り、残るのはゲーム・配信・球団の積み上げ。利益で測った 10 年の価値は今の値段を 14% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 いであ9768 環境調査と河川設計の堅い会社。利益率は過去最高圏で、10 年の価値は今の値段の周りに収まる 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社ビー・エム・エル4694 病院から検体を預かる国内大手の検査会社。手元現金は厚いが稼ぐ力は細く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エムスリー株式会社2413 国内医師 9 割を会員化した独占的プラットフォームだが、製薬マーケ予算の反動と会員数の飽和で、10 年の本質価値は今の値段を 25% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社イオンファンタジー4343 国内の小型店と値上げで稼ぎは伸びるが、利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。借金が重く、割高 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 応用地質株式会社9755 地質調査の国内最大手。現場の体の守りは堅いが、利益率は低く、AI エージェントが解析の工数を減らす。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社GENDA9166 買収で売上を 4 倍にした店舗網は本物だが、借金とのれんが重く資本の稼ぎも落ちた。10 年の本質価値は今の値段を下回り、やや割高と見る 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 株式会社サイバーエージェント4751 稼ぎの柱はゲームで、ネット広告代理はAIエージェントに置き換えられて縮み、ABEMAは黒字化したばかり。今の利益は山に近く、資本コスト8.75%で測ると本質価値は今の値段を50%ほど下回り、割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ジャパンマテリアル株式会社6055 半導体工場のガス・超純水の施工と運転を請け負う優良企業。ただし 10 年の利益で測ると、今の値段は約 41% 割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 SOLIZE Holdings5871 自動車の開発に技術者を出し、3Dプリンタで部品を造る会社。人月の仕事がAIエージェントに削られる先を見て割高 本質価値との差 −15.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本管財ホールディングス株式会社9347 公共施設の包括管理に強い堅実なビル管理会社。ただ利益率は 6% 弱と薄く、厚い現金も株主に戻る保証がない。10 年の稼ぎで測ると、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社ラウンドワン4680 国内の好調と米国の出店で稼ぎは伸びるが、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に届かない。割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ライドオンエクスプレスホールディングス6082 「銀のさら」の名前は残るが、宅配アプリに専業の強みを削られる。手元の現金を足しても、今の値段は少し高い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 タカミヤ2445 足場の賃貸は回復したが、償却費と借金が重く、利払いも増える。10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 乃村工藝社9716 空間づくりの最大手で財務は堅いが、利益率は万博を含む過去最良の水準にあり、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、10年の本質価値は今の値段を34%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 東京都競馬株式会社9672 大井競馬場の大家で稼ぎは安定するが、1,600 億円の再整備が利益を食う。10 年後の価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社エイチ・アイ・エス9603 旅行は薄利で借金は重い。稼ぎの回復を織り込んでも、10 年の利益で測った価値は今の時価総額を下回る。割高寄り 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ダイサン4750 住宅の足場で名の通った老舗だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でもやや高い 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ファルコホールディングス4671 京都の臨床検査と調剤薬局。厚い現金を配当で戻すが、公定価格に縛られて利益は伸びない 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 城南進学研究社4720 個別指導の塾と保育園を営む小さな会社。黒字化は始まったが、10 年先を見ても今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 NJS2325 上下水道の設計で国内首位級。守りは堅いが現金の戻りが遅く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 グローバルキッズCOMPANY6189 首都圏の保育所運営で再建が進むが、少子化と薄い利益率が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社オンザページ9160 旧ノバレーゼと旧エスクリが合併した国内最大級の婚礼会社。婚姻が縮む市場で借入が重く無配、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 エプコ2311 住宅会社の裏方は堅実だが、設計の柱が着工減とAIで細る。再エネ工事の伸びで埋めきれず、今の値段は高い 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 明光ネットワークジャパン4668 個別指導塾「明光義塾」の本部。現金は厚いが、人手と家賃で稼ぐ事業は人件費に削られ、10 年で見ると今の値段には届かない。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社建設技術研究所9621 河川で首位の建設コンサル。許認可と公共予算が守るが、AI エージェントの工数削減が値段に響く。10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 株式会社オオバ9765 民間の街づくりに強い建設コンサル。利益率は過去最高圏で、そこから先の伸びは物価並み。10 年の価値は今の値段を3割ほど下回る 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 キュービーネットホールディングス6571 10分の理容店QB HOUSEを国内587店で運営。出店と人材の先行費用で利益率が5%台に下がり、価値は今の時価総額の6割ほど 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 インフロニア・ホールディングス株式会社5076 請負の利益に買収を重ねて運営事業へ舵を切る途上の会社。10 年のならした利益で測ると資本コスト 8.5% に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 GMOインターネット株式会社4784 祖業のドメイン・サーバーは堅いが、値段は GPU クラウドへの期待を先取りしている。10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アサンテ6073 白蟻防除の最大手。人を増やす投資で利益が一度落ち込む。現金は厚いが、値段は割高に寄る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 キタック4707 新潟の官公庁に頼る建設コンサル。仕事は堅いが利益が薄く、借入も重い。10 年の価値は今の時価総額を 4 割台半ばで下回る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社カナモト9678 建機レンタル大手。値上げで利益は最高圏だが、機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユーラシア旅行社9376 全員添乗員の海外旅行を円熟層に売る無借金の小さな旅行会社。現預金は厚いが、旅行の利幅は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社 リソー教育グループ4714 親会社ヒューリックが TOB で完全子会社化へ。個別指導塾の質は高いが、利益で測った価値は買い付けの値段に届かない 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 オリジナル設計4642 上下水道の更新需要は強いが、利益は伸びにくく買収の質も未検証。10 年の価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東海リース9761 現場事務所と仮設建物を自前で作って貸す老舗。需要は底堅いが、借金で増やした資産が資本コストを稼がず、割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 UTグループ株式会社2146 製造派遣は現場の体が要る仕事で、AI エージェントの影響は限られる。薄い利益率と自動化の懸念から、10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 トランス・コスモス株式会社9715 窓口と事務の BPO は AI エージェントが最も直接に置き換える仕事。厚い純現金があっても、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割弱下回り、割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 RSC4664 池袋のサンシャインシティを足場にしたビル管理の会社。契約は堅いが利益は薄く、純現金を足しても今の値段は高い 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社アルプス技研4641 設計技術者の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。利益率も低めで、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) やや割高 株式会社共立メンテナンス9616 寮の安定を土台にドーミーインが稼ぐ良い会社だが、10 年後の利益で測る価値は今の時価総額を大きく割り込み、割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 H.U.グループホールディングス株式会社4544 検査の受託で国内首位級、利益の柱は診断薬。立て直しは途上で、10 年の本質価値は今の値段を 2 割弱下回り、やや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 セコム株式会社9735 警備首位の稼ぐ力に新事業・海外を積む多角化企業。強い堀を認めても k は 7% で、10 年のならした利益で測ると今の株価は割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 サニックスホールディングス4651 シロアリ防除を核に、廃プラ発電と太陽光を抱える会社。利益は不安定で、設備と借入が重い。今の値段は割高側に出た 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 株式会社シグマクシス・ホールディングス6088 人月で売るコンサルは AI エージェントに置き換えられる側。稼ぐ力は本物だが、10 年の価値は今の時価総額 503 億円を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +1.7%) 割高 エアトリ6191 航空券のネット販売の大手。3年は利益を全額配当に回すが、そのあとはほぼ無配に近い水準へ戻る。10年の稼ぎで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 東京會舘9701 丸の内の格式ある宴会場。ブランドは強いが婚礼の縮小と人件費が重く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社コンヴァノ6574 ネイルの会社が美容クリニック向けの支援で急成長。ただ顧客 1 社への依存が重く、利益が今期予想の半分に落ち着く前提でも割高 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 環境管理センター4657 環境の測定・分析を担う小さな老舗。規制が需要を支えるが、過当競争で利幅が薄く、10 年の価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 京都ホテル9723 京都の中心で老舗の高級ホテルを営むが、借金と優先株が重く、利益の多くが利払いと返済に消える 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 TREホールディングス株式会社9247 産廃・スクラップ・バイオマス発電を持つ静脈の総合企業。直近の利益は能登の特需で、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社6544 メーカー系が握る保守市場で台数を積む独立系。成長は本物だが、10 年のならした利益で測ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 日本和装ホールディングス2499 着物の販売仲介と割賦の会社。市場が縮む中で利益は底堅いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 株式会社インソース6200 講座を自前で作る安さと 4 割の利益率は本物だが、人の講師で売る研修は AI エージェントに置き換わる側。10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セルソース4880 ひざの自費の再生医療で一時は 4 割の利益率を稼いだが、件数は伸びず ROE は資本コストに届かない。厚い現金を数えても割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 ディップ株式会社2379 バイトルの稼ぐ力は本物だが、求人の入口が AI エージェントや無料の検索に移る側にある。10 年の価値は今の時価総額を半分ほど下回る 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 MS&Consulting6555 覆面調査という地味な稼ぎ方は堅いが、利益の天井が低く、10 年先の値段は今を下回りやすい 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 テノ.ホールディングス7037 福岡発の保育所運営。公定価格で売上は守られるが、子どもは減り、借金と家賃が重い。稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 藤田観光株式会社9722 稼ぎは過去最高だが、薄利の歴史と山に近い利益率を割り引くと利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 共和コーポレーション6570 出店で急成長するゲームセンター会社。家賃と機器投資が重く、10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社リログループ8876 社宅・賃貸管理は記録が堀で守られるが、福利厚生は画面型で値下げ圧力を受ける。10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割強下回り、割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社カカクコム2371 争奪戦で株価はTOB提示額さえ超えているが、本質価値で測ると行き過ぎで、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る。 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 スタジオアリス2305 子ども写真館の最大手。値上げで客単価は保つが、出生数の減少で客数が毎年1割近く減る。時価総額の6割近い現金を抱え、稼ぎは薄い。今の値段は高いと見る 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 株式会社ナガワ9663 ユニットハウスで国内首位級。財務は堅いが元手が重く稼ぎの効率は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アイ・ケイ・ケイホールディングス2198 地方都市のゲストハウス婚礼で一定の地位を築いたが、挙式の件数は構造的に減る。利益が一過性で膨らんだ今の値段は10年の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 スバル興業株式会社9632 道路の維持管理が柱の東宝系企業。堅い現金はあるが談合の是正で利益率が下がり、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 セントラルスポーツ4801 大手の中で堅く稼ぐが、家賃という固定費を背負い、資本効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大栄環境株式会社9336 最終処分場を握る高収益の廃棄物大手。稼ぐ力は本物だが、投資が重く、10 年のならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社オープンアップグループ2154 堅実な技術者派遣だが、AI エージェントが下流の仕事を置き換える側にある。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウチヤマホールディングス6059 北九州発の介護付き有料老人ホームとカラオケの会社。高齢者は増えるが、介護の利益を本社費とカラオケが食い、資本は稼がない。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 株式会社ベルシステム24ホールディングス6183 契約は安定していても、席の数に頼る稼ぎが AI エージェントに直接削られる。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 株式会社帝国ホテル9708 帝国ホテルの本体は看板と日比谷の土地で、ホテルの利益は薄い。土地と賃貸用マンションの含み益を足しても、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分ほどで、割高 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 秀英予備校4678 静岡を地盤に 219 校舎を持つ集団塾。校舎の整理で利益を立て直す途上だが、少子化と AI が授業の数量と値段を押す 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社メイテックグループホールディングス9744 設計の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 株式会社日本ケアサプライ2393 介護用具レンタル卸の草分けで需要は堅いが、公定価格と薄い利益率で成長は年 5% 前後。10 年の本質価値は今の値段を 4 割以上下回り、割高 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 極楽湯ホールディングス2340 最高益を更新して復配したが、新店と更新の投資で現金は細り、利益の伸びは物価並み。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 リソルホールディングス5261 訪日客の追い風で利益は山に近い。賃借料の重さと倍率を考えると、今の値段は高い 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社MIXI2121 稼ぎの 8 割を 1 本のゲームに頼る会社。スポーツと家族アプリは育つが薄利で、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回る。割高 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 パーソルホールディングス株式会社2181 事務の派遣・BPO・紹介は AI エージェントに置き換わる側。堀は浅く、資本コスト 9.5% で測った 10 年の本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アトラグループ6029 接骨院を支える小さな支援会社。玩具店から手を引き本業に絞るが、療養費の縮みが重く割高と見る 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 早稲田学習研究会5869 北関東の大型校舎で戦う集団塾。創業者が 6 割を持ち配当は厚いが、AI が授業の価格を押す 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ベクトル6058 PR最大手で稼ぐ力は高いが、利益の大半を占めるPR・広告と配信をAIエージェントが置き換えていき、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ポラリス・ホールディングス3010 ホテルを借りて運営する会社。急拡大の途中で、のれんと固定賃料が重く、本質価値は今の値段を下回る(割高) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ケア212373 大阪発の介護の会社。高齢者は増えるが、人手と国の報酬に挟まれて利益は薄く、借金とリースが重い。今の値段は高い 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アンビスホールディングス7071 ホスピス住宅の最大手は、報酬改定で儲けの形が壊れた。資産の厚みが下を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 弁護士ドットコム株式会社6027 電子契約と法律メディアの二本柱で伸びる質の良い成長企業。ただし利益で測った 10 年の価値は今の値段の 4 割ほどで、割高 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社船井総研ホールディングス9757 顧問料で積み上げる人月の稼ぎは、AI エージェントに削られる側。還元は手厚いが、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 一蔵6186 振袖の自社企画で稼ぐが、少子化と借金が重い。回復を見込んでも、今の値段は高い 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本エマージェンシーアシスタンス6063 海外で倒れた旅行者を助ける専業だが、利益は薄く浮き沈みが激しい。10 年先を買う理由は見つけにくい 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 グリーンランドリゾート9656 九州の遊園地「グリーンランド」が稼ぎの柱。客数は細り、土地と設備が重く ROE は 4% 台。資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 株式会社ダスキン4665 訪販とミスドの堅い収益はあるが、ROE は資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に満たない。割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 note株式会社5243 書き手が稼ぐ場としての note は本物で、AI で利益率も上がった。ただ 10 年先の成功を前提にしても、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る割高と見る 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 博報堂DYホールディングス2433 国内広告の取引関係と大きな純現金はあるが、広告の企画・制作・運用をAIエージェントが肩代わりし、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テルマー湯ホールディングス3521 新宿のスパ1つに稼ぎが集まる温浴の会社。立地は強いが借地で施設は2つだけ、割高とみる 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アゴーラホスピタリティーグループ9704 大阪と東京に数軒のホテルを持つ小さなホテル会社。訪日客で黒字に戻ったが、借入と外部の持分が株主の取り分を細らせる 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 トランスジェニックグループ2342 マウスを使う薬の試験の受託と、卸・商社の子会社を束ねる持株会社。稼ぎの 8 割は卸で、資本の効率は低く、今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 きょくとう2300 福岡の家庭向けクリーニング。縮む市場で利益は薄く、事業の稼ぎが今の時価総額を支えきれない。筆者は割高と見る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 エン株式会社4849 再建の手応えはあるが、媒体と紹介が AI エージェントに置き換わる側にある。10 年の価値は今の時価総額を 3 分の 2 ほど下回る 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 進学会ホールディングス9760 札幌の学習塾が看板だが、中身は借入で株を回す運用会社。帳簿の厚みは額面どおりには受け取れない 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社ジェイエイシーリクルートメント2124 管理職の転職を扱う紹介会社の稼ぐ力は本物だが、AI エージェントの直接マッチングに置き換えられる側。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホウライ9679 都内の家賃と保険の手数料で稼ぎ、那須の牧場とゴルフを抱える創業 98 年の会社。ROE 5% で資本の重さが株価を抑える 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 株式会社リンクアンドモチベーション2170 診断の月額課金も人材紹介も、AI エージェントに置き換わる側。ALT が下支えしても、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −56.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 CDS2169 三菱自動車などの開発を人の手で支える受託会社。AIが代替しやすい仕事で、純現金は厚いが10年の稼ぐ力で測ると割高 本質価値との差 −57.1% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 日本エコシステム9249 公営競技の設備と道路の点検・保守を、買収で広げる会社。借入が急に増え、10 年の価値は今の評価を下回る 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 鉄人化ホールディングス2404 都心のカラオケ店を軸に、ラーメン・まつ毛サロン・販促の派遣まで手を広げた小さな会社。コロナの痛手から立ち直ったが、利益は薄く、借りた店の家賃は重い。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 リニカル2183 抗がん剤の治験に強い中堅の CRO だが、日本の治験の減少と海外の赤字で稼ぐ力を失った。回復を織り込んでも割高 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社インフォマート2492 外食の受発注網という堀は本物だが、利益の急回復を織り込んだ値段が先走っている。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 クリップコーポレーション4705 名古屋の個別指導塾とサッカー教室を営む小さな会社。現金は厚いが本業は赤字で、少子化と AI に押される。本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ランシステム3326 複合カフェ自遊空間を営む AOKI 傘下の小さな会社。省人化システムに賭けるが、薄い自己資本と縮む本業から、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SDエンターテイメント4650 保育・介護とフィットネスの RIZAP 子会社。利益が薄く、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 株式会社オリエンタルランド4661 値上げと新エリアで稼ぐ力は強いが、強い堀を認めても利益で測った本質価値は今の時価総額の 3 割ほど。今の株価は先取りが過ぎ、割高 本質価値との差 −67.0% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 武蔵野興業9635 新宿の古いビルが稼ぎの柱だが、映画と教習が細り、稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 ルネサンス2378 家賃と借金を背負ったスポーツクラブ。立て直しの途上で、利益に比べて値段が先走る。割高 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 プラザホールディングス7502 ドコモショップの代理店と写真プリント店。薄い利益に重い借入が乗り、今の値段は稼ぐ力に比べて大きく高い 本質価値との差 −69.4% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 電通グループ4324 広告の制作・運用・買い付けをAIエージェントが肩代わりし、海外の再建とのれんの重さも重なって、資本コスト10.0%で測った10年の本質価値は今の値段を73%ほど下回り、割高 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 昴9778 鹿児島の老舗の集団塾。合格実績は強いが生徒は年 2〜3% ずつ減り、校舎の土地は利益を生まない 本質価値との差 −70.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 サイネックス2376 自治体と組む行政情報誌と電話帳の会社。紙の媒体の縮みを新しい事業で埋めきれず、稼ぎは資本に見合わない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −70.9% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 バリューHR6078 健保の事務を丸ごと請け負う堅い商売だが、人手で稼ぐ型なので AI の波に弱く、今の値段は成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 株式会社パソナグループ2168 売上の 9 割弱が事務の派遣・BPO で、AI エージェントに最も近い。稼ぐ力は赤字すれすれで、10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 中日本興業9643 名古屋のシネコン2拠点に頼る小さな興行会社。稼ぐ力は資本コストに届かず、10年で測ると今の値段はかなり高い 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社ベイカレント・コンサルティング6532 11 期連続最高益の人月型コンサルは、AI エージェントに置き換えられる側。運営力は一流でも、10 年の価値は今の時価総額の 2 割強 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 ホテル、ニューグランド9720 横浜の港に建つ 1927 年開業の名門ホテルだが、稼ぐ力は細く、土地も借り物で、値段は看板の分だけ高い 本質価値との差 −77.8% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 株式会社リクルートホールディングス6098 AI エージェントが求人・物件探しの入口を握れば、広告と派遣の双方が縮む。10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −79.4% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 きんえい9636 天王寺駅前で映画館とテナントビルを営む近鉄グループの会社。土地の含みは大きいが、利益で測ると割高 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 御園座9664 名古屋で130年続く劇場の看板は本物だが、1館の興行で稼げる利益は小さく、今の値段は稼ぐ力の数倍だ 本質価値との差 −81.9% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 エム・エイチ・グループ9439 小さな美容室グループが増資で AI に賭ける。稼ぐ力は 10 年ほぼゼロで、今の値段は増資の現金と話題を大きく超える 本質価値との差 −88.4% · 10 年 割高(年 −13.2%) 割高 マーチャント・バンカーズ3121 借金で持つ 23 の賃貸物件と売却益の会社。利払いが稼ぎを食い、今の値段は稼ぐ力の何倍にもなる 本質価値との差 −88.9% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 田谷4679 全国に美容室 61 店を持つ老舗。6 期ぶりに黒字化したが利益は薄く、増資で延命してきた。今の値段は回復を前提にしている 本質価値との差 −89.1% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 トライアイズ4840 ダムの点検、中古物件の再販、ブランドの貸し出しを束ねた小さな持株会社。5 年続く営業赤字に対し、値段は資産の 2 倍近くを先取りしている 本質価値との差 −90.3% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 Shinwa Wise Holdings2437 老舗の美術品オークション。赤字が3年続き立て直しの途中で、今の値段は再建の成功を先に織り込んでいる 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 地盤ネットホールディングス6072 住宅地盤の小さな会社に、投資会社化の期待だけが乗っている。事業の価値は今の時価総額の数十分の一 本質価値との差 −97.2% · 10 年 割高(年 −23.8%)

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読んだ資料

  1. 株式会社歌舞伎座 有価証券報告書 第102期(2026/02 期、2026-05-26 提出)
  2. 歌舞伎座 事業報告(第100期・2024/02 期)
  3. 歌舞伎座 事業報告(第98期・2022/02 期。賃貸の売上・利益の推移)
  4. 歌舞伎座 事業報告(2019/02 期・2017/02 期。賃貸の売上・利益の推移)
  5. 歌舞伎座 2027/02 期第 2 四半期決算の速報(minkabu)

分析日 2026-10-16