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乃村工藝社 9716

空間づくりの最大手で財務は堅いが、利益率は万博を含む過去最良の水準にあり、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、10年の本質価値は今の値段を34%ほど下回り、やや割高

やや割高
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)1,070 円1,195 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,287 円1,437 億円差 −16.9%
10 年後から見ると やや割高 価値 1,070 円1,195 億円 · 差 −16.9% · 期待の年率 +4.4%
期待の年率リターン(10 年)+4.4%資本コスト比 −3.1 pt
推定の資本コスト7.5%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.5% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

乃村工藝社は、商業施設・博物館・展示会・万博パビリオンなどの「空間」を企画から設計、施工まで請け負う国内最大手である。顧客の売り場や展示場を丸ごとつくる会社だ。2026年2月期は売上1,627億円、営業利益128億円と過去最高で、営業利益率は7.9%まで上がった。純現金は376億円あり、自己資本比率は65%と厚い。

筆者の結論は、会社は良いが今の値段はやや高い、である。一番の理由は、今の利益が山に近いことだ。大阪・関西万博の完工が前期に集中し、2027年2月期の第1四半期は営業利益が45%減った。国内の空間づくり市場は人口とともに伸びず、物価の分だけ受注単価が上がる程度と筆者は見る。

強みは、大型案件を回せる設計力・施工管理力と、百貨店から自治体まで広い顧客網だ。堀、つまり他社がまねしにくい強みはあるが、受注は一件ごとの競争で、利益率が長く10%に届いたことはない。

10年後の中立は、純利益が約100億円、時価総額は1,238億円とみる。施工の現場は残るが、企画・設計の部分はAIエージェントに置き換わる。今の値段を下回り、途中の還元を足しても資本コストには届かない。景気後退や商業施設投資の一巡が来れば、利益は半分近くに落ちる。逆に、事業への参画など空間運営の取り込みが進めば、利益率10%超もありうる。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、乃村は「良い商売だが、永遠に利益を生む事業ではない」と見る。

長所は3つある。一つは、最大手として大型案件を任される実績。二つ目は、自己資本比率65%と純現金376億円という財務の余裕。三つ目は、配当性向50%以上という株主への還元姿勢だ。

短所は、受注が一件ごとの競争で、利益率が景気と大型案件に左右されることだ。利益率の山は8%程度で、過去20年を見ると景気後退のたびに1〜3%まで下がっている。今の7.9%は特需を含む高い水準で、筆者はこれを標準とは見ない。

純現金は魅力に見えるが、その相当部分は顧客から先に受け取る前受金と、協力会社への未払い金に支えられた運転資金だ。自由に使えるお金ではない。

堀は普通と見て、将来の新しい投資が生む追加の稼ぎは資本コストに近づくと置いた。今の値段は、特需の利益が続くと見込んだ水準である。安全域は、ほとんどない。ただし財務が強く、悲観でも大きな損失にはならないため、割高の度合いは小さい。

何で稼ぐ会社か

稼ぎの源は、空間をつくる仕事の請負である。小売店や商業施設の内装、博物館・美術館・企業ミュージアムの展示、見本市やイベントの会場、万博のパビリオンまで手がける。企画・デザイン・施工・運営までを一社で通せるのが特徴だ。

売上は一件ごとの受注で立つ。受注額のうち設計・企画のフィーと、協力会社に出す施工費の差が利益になる。前期の受注高は1,641億円、期末の受注残は702億円で、年間売上の4割強を先に積んでいる。

顧客は、百貨店・専門店チェーン・ディベロッパー・自治体・メーカーなど幅広い。商業施設は新規開業や改装のたびに仕事が出るため、人口が減っても店舗の入れ替えが需要をつくる。インバウンド向けの施設や、ホテル・余暇施設の増加も追い風だ。

中期経営計画(2026〜2028年度)は、完成して終わりの受注から、完成後の使われ方や運営にまで関わる形へ広げる狙いである。事業主体側への参画や事業プロデュースを増やすという。海外は、売上比率の目標を従来の10%から5〜6%程度へ引き下げた。海外を伸ばすより、国内で利益の質を上げる方針に変わった。

費用の大半は協力会社への外注費と人件費である。人件費も外注費も物価で上がるが、受注単価に転嫁できるかが利益率を左右する。

優良さと弱いところ

筆者が見る乃村の優良さは「大型案件を安定して回す力」である。万博ではテーマ館や政府館など主要パビリオンを受注した。大型の博覧会・文化施設は、設計の発想、安全や工程の管理、数百社の協力会社の束ね方まで試される。実績のある会社に任せたい発注者は多い。

国内の空間づくりは乃村と丹青社が二大手で、ほかにゼネコン系や内装の専門会社がいる。最大手の地位は強みだが、受注は案件ごとの競争だ。値段を自分で決める力は広告のブランドほど強くない。

利益率は上がってきた。営業利益率は2023年2月期の2.8%から2026年2月期の7.9%まで改善し、前中計の目標を大きく超えた。ただ、これは万博という特需を含む。10%を超えた年は過去になく、筆者は8%前後を実力の上限と見る。

資本効率は悪くない。ROEは14.7%で、有形の資産が少ない事業のわりに高い。だが自己資本の約6割は純現金で、積み上がった現金が比率を押し下げている。還元を厚くしてきたのはその対応だ。

経営は、社外取締役が4名いる監査等委員会設置会社で、支配株主はいない。役員報酬には株主総利回りとROEに連動する株式報酬を入れ、株主の目線に近い。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

空間づくりの市場は、景気と企業の設備投資に連動する。商業施設の開業、店舗の改装、展示会、イベントはどれも企業が「やらなくても会社は回る」費用だ。景気が崩れれば真っ先に先送りされる。2008年と2020年の落ち込みでは、乃村の営業利益率も大きく下がった。

いま追い風は強い。電通の調べでは、イベント・展示・ディスプレイなどを含むプロモーションメディア広告費は2025年に1兆7,184億円で、3年続けて伸びた。訪日客の増加、都市の再開発、大型イベントが空間への投資を押し上げている。

ただし10年の目で見ると、数量は伸びにくい。人口が減り、実店舗は通販に押される。筆者は、国内の空間づくりの数量(実質)は10年でほぼ横ばいと置く。伸びるのは物価の分と、体験型・複合型の施設が増える分だ。

競争は二大手の間と、ゼネコン系・内装専門会社が中心である。丹青社は商業・チェーンストアが売上の約9割を占め、乃村は文化施設・イベントの比重が高い。大型の博覧会では乃村が抜ける。

生成AIは、デザイン案づくりや図面の効率を上げるが、現場で物をつくり、組み上げる工程は置き換えにくい。広告代理店ほど内製化の影響は受けないと筆者は見る。一方で、設計フィーの値下がりは起こりうる。

資本政策と M&A

還元は配当が中心である。方針は、配当性向50%以上、または純資産配当率(DOE)7%以上のどちらか高い方だ。2025年度のDOEは8.1%で、配当性向は51.3%だった。自社株買いは近年ほとんど行っていない。

純現金が376億円あるため、本来はもっと戻せる。方針の下限が配当性向50%なので、利益が伸びても自己資本が積み上がりにくい作りになっている。筆者は、この還元の厚さを評価する。

政策保有株は縮減する方針で、2025年7月に取締役会で検証した。売れば売却益と現金が増えるが、額が小さければ価値への影響は限られる。

M&Aは大きな買収が少ない。中計では空間への関与範囲を広げるため、事業主体側への参画や出資を挙げる。小さな投資ならよいが、運営事業は不採算のおそれがあるため、資本の使い方は見ておきたい。

大株主は信託銀行(約10%)と乃村有限会社(約9%)などで、支配株主はいない。外国人の保有比率は10〜20%である。時価総額が1,400億円と手頃な大きさのため、ほかの企業やファンドからの買収提案もありうる。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

乃村は過去最高益を出したばかりで、実力が一段上がったと見るべきだ。営業利益率は2023年2月期の2.8%から7.9%まで上がり、万博の特需は売上のうち約35億円にすぎない。残りは、ホテル・余暇施設・専門店・複合商業施設という幅広い需要が支えた。前期の受注高は1,641億円と7.9%増え、万博関連の減少を他の市場で埋めた。受注残も702億円と高水準だ。

中期経営計画は、2028年度に売上1,900億円・営業利益161億円・ROE16.5%を目標にする。前中計では売上目標を3割超、営業利益目標を6割超も上回っており、計画を保守的に置く会社だ。

都市の再開発、インバウンド向け施設、ホテル、博物館の更新は10年続く。大型の博覧会、文化施設、体験型施設では乃村が抜けた存在で、受注の質を選べる。さらに運営への参画が進めば、一度きりの受注が継続収入に変わり、利益率は10%を超えられる。

自己資本比率65%と純現金376億円があり、景気後退でも耐えられる。しかも配当性向50%以上の方針で、還元も厚い。AIは設計の効率を上げ、利益率を押し上げる側に働く。ただし企画・設計の仕事そのものがAIエージェントに置き換わる面もあり、売上の2割強がその対象になる。

慎重な見方

今の利益は山である。営業利益率7.9%は過去最良で、これは大阪・関西万博の完工を含んでいる。実際、2027年2月期の第1四半期は売上が12%、営業利益が45%減った。会社予想の増益は後半の積み上げに頼っている。

国内の空間づくり市場は、人口減少と実店舗の縮小で数量が伸びない。商業施設の新規開業や改装は、景気が悪くなれば真っ先に先送りされる。2008年と2020年には、営業利益率が1〜4%台へ落ちた。10年の間にもう一度、景気後退は来る。

競争も厳しい。丹青社やゼネコン系、内装専門会社と案件ごとに競り合い、値段を自分で決められない。大型案件ほど工程と原価の管理が難しく、一件の失敗が利益を食う。人件費と外注費の上昇を受注単価に転嫁しきれないおそれがある。

純現金376億円も見かけほど強くない。顧客からの前受金と、協力会社への未払い金が含まれ、受注が減れば現金は先に出ていく。海外は比率目標を引き下げており、拡大の道も細い。

事業への参画は、運営の赤字を抱え込む危険がある。今の株価は特需の利益が続くことを織り込んでいる。

どちらに重みを置いたか

万博を含む高い利益率が標準に近づくのか、山にとどまるのかが分かれ目で、筆者は後者がやや強いと見た。受注高が堅調で、受注残が多く、財務が堅いという強気の根拠は確かだ。だが、10年を通して数量が伸びない市場と、案件ごとの競争は変わらない。

確率は中立に最大を置き、景気後退と商業施設投資の鈍化を重く見て、やや悲観・悲観をあわせて3割半ばにした。企画・設計がAIエージェントに置き換わる分は数量と価格に入れ、確率では重ねていない。楽観は、運営への参画が実を結ぶ場合に限られ、1割に届かない。

財務が堅く悲観でも大きな損失にはならないため、割高の度合いは小さい。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/02 期)

確率で加重した株価時価総額 1,455 円1,625 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 523 円584 億円)。 今の値に割り戻すと 1,070 円1,195 億円、今との差 −16.9%、 期待の年率 +4.4%(資本コスト 7.5%)→ やや割高

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 8% 2,866 円3,201 億円 723 円808 億円 +178.9% +10.8% 287 円321 億円
やや楽観 21% 2,100 円2,344 億円 662 円739 億円 +114.5% +7.9% 580 円647 億円
中立 36% 1,523 円1,700 億円 558 円623 億円 +61.7% +4.9% 749 円836 億円
やや悲観 24% 857 円956 億円 406 円453 億円 −1.9% −0.2% 303 円338 億円
悲観 11% 283 円316 億円 252 円281 億円 −58.4% −8.4% 59 円66 億円
加重平均100% 1,455 円1,625 億円523 円584 億円 +53.7% +4.4% 1,978 円2,208 億円

今の株価時価総額 1,287 円1,437 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.5% を下回るほど割高。

楽観 8% 運営に広がり、AIも設計の道具にして利益率が10%に届く 利益 177 億円 · PER 17.1 倍 · 株価時価総額 2,866 円3,201 億円

空間をつくって終わる商売から、使われ方や運営まで関わる商売へ広げる。体験型の複合施設やホテル、文化施設の運営受託が積み上がり、完成後の収入が増える。施工管理と協力会社の束ねという現場の体の仕事は、AIでは置き換わらない。企画・設計はAIエージェントが肩代わりして人手が減るが、それをむしろ設計の効率に変えて利益率を押し上げる。それでも設計の部分の数量は今を超えず、AIで伸びたと言える受注の金額が開示で出るまでは、これ以上は置かない。 内訳は国内の空間づくり=数量1.06倍・価格1.36倍・利益率10.3%、海外=数量1.75倍・価格1.33倍・利益率7.8%。この筋書きの確率は8%。結果は、売上が今の1.50倍の2,439億円、営業利益245億円、純利益177億円、自己資本1,152億円、10年の還元808億円、時価総額3,032億円(PER17.14倍)。

  • 国内の空間づくり:数量 1,080(年間の完工件数(件換算))× 価格 2.04(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 2,206 億円・営業利益 227 億円。数量1.06倍・価格1.36倍・営業利益率10.3%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)
  • 海外:数量 69.9(海外の年間の完工件数(件換算))× 価格 3.33(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 233 億円・営業利益 18 億円。数量1.75倍・価格1.33倍・営業利益率7.8%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)

倍率:10年より先の名目の伸びg3.0%(現場の施工は名目で伸び、企画・設計の人月の部分は0%なので、売上の割合で混ぜた)で、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業のROE15.4%、RONIC=k7.5%+残る割合0.50×(ROE−k)=11.9%、PER17.14倍。AIエージェント代替はgと別に数量・価格・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:事業主体側への参画が収益として根づき、AIも設計の道具として使いこなす筋。AIを売り物にした受注の開示は無く、数量も1.0倍以下なので8%。

やや楽観 21% 更新需要を取り込み、利益率が9%に乗る 利益 135 億円 · PER 16.4 倍 · 株価時価総額 2,100 円2,344 億円

再開発やホテル、博物館の更新が続き、乃村は大型案件を安定して受注する。施工管理の仕事は人手不足の中でむしろ値段を通しやすい。企画・設計の一部はAIに移って数量が減るが、全体への影響は小さく、営業利益率は9%近くまで上がる。海外は小さく保ち、薄い黒字を出す。 内訳は国内の空間づくり=数量0.99倍・価格1.34倍・利益率8.7%、海外=数量1.41倍・価格1.32倍・利益率5.7%。この筋書きの確率は21%。結果は、売上が今の1.36倍の2,217億円、営業利益187億円、純利益135億円、自己資本1,010億円、10年の還元739億円、時価総額2,218億円(PER16.44倍)。

  • 国内の空間づくり:数量 1,010(年間の完工件数(件換算))× 価格 2.01(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 2,030 億円・営業利益 177 億円。数量0.99倍・価格1.34倍・営業利益率8.7%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)
  • 海外:数量 56.5(海外の年間の完工件数(件換算))× 価格 3.31(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 187 億円・営業利益 11 億円。数量1.41倍・価格1.32倍・営業利益率5.7%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)

倍率:10年より先の名目の伸びg3.0%(現場の施工は名目で伸び、企画・設計の人月の部分は0%なので、売上の割合で混ぜた)で、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業のROE13.4%、RONIC=k7.5%+残る割合0.50×(ROE−k)=10.9%、PER16.44倍。AIエージェント代替はgと別に数量・価格・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:受注高と受注残が堅調で、現場の体の仕事が安定する筋。AIの影響は設計の一部にとどまる。

中立 36% 施工は横ばい、設計は縮み、物価の分だけ伸びる 利益 100 億円 · PER 15.7 倍 · 株価時価総額 1,523 円1,700 億円

国内の施工は、人口減と実店舗の縮小で数量がやや減る一方、受注単価は物価に沿って上がる。施工管理や協力会社の束ねは現場の体の仕事で、AIエージェントでは置き換わりにくい。企画・設計は売上の2割強で、ここは人月型としてAIに置き換わり、数量が0.66倍、価格も物価に届かない。全体では数量が0.93倍、利益率は7%に落ち着く。海外は小さく、損益はほぼ均衡する。 内訳は国内の空間づくり=数量0.93倍・価格1.31倍・利益率7.1%、海外=数量1.16倍・価格1.31倍・利益率3.6%。この筋書きの確率は36%。結果は、売上が今の1.23倍の2,008億円、営業利益137億円、純利益100億円、自己資本946億円、10年の還元623億円、時価総額1,559億円(PER15.67倍)。

  • 国内の空間づくり:数量 942(年間の完工件数(件換算))× 価格 1.97(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1,856 億円・営業利益 132 億円。数量0.93倍・価格1.31倍・営業利益率7.1%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)
  • 海外:数量 46.4(海外の年間の完工件数(件換算))× 価格 3.28(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 152 億円・営業利益 6 億円。数量1.16倍・価格1.31倍・営業利益率3.6%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)

倍率:10年より先の名目の伸びg3.0%(現場の施工は名目で伸び、企画・設計の人月の部分は0%なので、売上の割合で混ぜた)で、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業のROE10.5%、RONIC=k7.5%+残る割合0.50×(ROE−k)=9.5%、PER15.67倍。AIエージェント代替はgと別に数量・価格・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:施工は現場の体の仕事で置き換わりにくく、設計・企画の部分だけ縮む。万博を含む今の利益率が山に近いことと合わせ、最大の確率を置いた。

やや悲観 24% 景気後退と競争で利益率が5%台に戻る 利益 58 億円 · PER 13.8 倍 · 株価時価総額 857 円956 億円

10年の間に景気後退が来て、商業施設や展示、イベントの投資が先送りされる。国内の数量は一割ほど減り、受注単価も物価ほど上がらない。企画・設計はAIに置き換わって数量が半分近くに縮み、利益率は5%台に戻る。海外は整理を進めて損益均衡になる。純現金と自己資本の厚さが下値を支える。 内訳は国内の空間づくり=数量0.84倍・価格1.27倍・利益率5.0%、海外=数量0.82倍・価格1.19倍・利益率-0.5%。この筋書きの確率は24%。結果は、売上が今の1.06倍の1,721億円、営業利益81億円、純利益58億円、自己資本913億円、10年の還元453億円、時価総額801億円(PER13.79倍)。

  • 国内の空間づくり:数量 854(年間の完工件数(件換算))× 価格 1.90(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1,623 億円・営業利益 81 億円。数量0.84倍・価格1.27倍・営業利益率5.0%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)
  • 海外:数量 32.9(海外の年間の完工件数(件換算))× 価格 2.97(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 98 億円・営業利益 −1 億円。数量0.82倍・価格1.19倍・営業利益率-0.5%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)

倍率:10年より先の名目の伸びg3.0%(現場の施工は名目で伸び、企画・設計の人月の部分は0%なので、売上の割合で混ぜた)で、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業のROE6.4%、RONIC=k7.5%+残る割合0.50×(ROE−k)=8.5%、PER13.79倍。AIエージェント代替はgと別に数量・価格・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:特需を含む今の利益率が山で、景気後退と競争の激化が重なる筋。設計の置き換えは数量に入れ済みで、確率には重ねていない。

悲観 11% 需要の縮小と競争で、普通の請負会社に戻る 利益 24 億円 · PER 13.3 倍 · 株価時価総額 283 円316 億円

商業施設の新規投資が一巡し、深い景気後退が長引く。国内の数量は2割以上減り、競争は値引きに傾く。企画・設計はAIエージェントに大きく置き換わり、現場の仕事も受注の減少で薄利になる。利益率は3%台に落ち、事業の参画で運営の赤字を抱える年もある。海外は撤退に近い縮小で赤字になる。純現金と売れる資産が床になるので、会社は消えない。 内訳は国内の空間づくり=数量0.70倍・価格1.13倍・利益率2.9%、海外=数量0.52倍・価格1.09倍・利益率-3.6%。この筋書きの確率は11%。結果は、売上が今の0.78倍の1,264億円、営業利益33億円、純利益24億円、自己資本672億円、10年の還元281億円、時価総額316億円(PER13.33倍)。

  • 国内の空間づくり:数量 713(年間の完工件数(件換算))× 価格 1.69(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 1,207 億円・営業利益 35 億円。数量0.70倍・価格1.13倍・営業利益率2.9%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)
  • 海外:数量 20.9(海外の年間の完工件数(件換算))× 価格 2.72(1 件あたりの売上(億円・名目))→ 売上 57 億円・営業利益 −2 億円。数量0.52倍・価格1.09倍・営業利益率-3.6%(施工・現場管理が中心+企画・設計は人月型)

倍率:10年より先の名目の伸びg3.0%(現場の施工は名目で伸び、企画・設計の人月の部分は0%なので、売上の割合で混ぜた)で、正当化PER=(1−g÷RONIC)÷(k−g)。事業のROE3.5%、RONIC=k7.5%+残る割合0.50×(ROE−k)=8.5%、PER13.33倍。AIエージェント代替はgと別に数量・価格・k・確率へ入れ済みで、PERの上に割引は重ねない。

確率:深い景気後退と数量の構造的な縮小、価格競争が重なる筋。最大手で財務が堅く、事業が消える筋ではないので、やや悲観と合わせて35%にとどめた。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内の空間づくり

商業施設・文化施設・展示・イベント・万博などの企画・設計・施工・運営

数量年間の完工件数(件換算)価格1 件あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/02 1,018 1.50 1,527 126
10 年後 中立 942 1.97 1,856 132

取り方:国内の空間づくり(店舗内装・展示・イベント・文化施設の請負)の市場を、丹青社の売上規模と乃村の位置づけから約 1 兆円と推定し、乃村の国内売上約 1,527 億円はシェア約 15%。開示が無いので、平均 1 件 1.5 億円と仮置きして件数に直した(数量は実質、価格は物価を含む名目)。営業利益は全社 128 億円から海外の約 2 億円を除いた 126 億円。 【AIエージェント代替の見直し】事業の中心は店舗内装・展示・イベントの請負で、施工管理や協力会社の束ねという現場の体の仕事なので、今の置き方を基本にした。決算資料に企画・設計の売上は分けて開示されていないため、売上の2割強(22%)が企画・設計と推定し、この部分だけ人月型(数量0.66倍・価格1.22倍)で置いた。現場の部分は数量1.0倍・価格1.34倍のまま。中立は全体で数量0.93倍・価格1.31倍。AIを自社の売り物にして出ている受注の金額は開示されていないので、楽観も数量は1.0倍以下。営業利益率は企画・設計の値下がりで0.4ポイント低く置いた。

海外

アジア・北米などの商業施設・展示の請負

数量海外の年間の完工件数(件換算)価格1 件あたりの売上(億円・名目)売上営業利益
今 2026/02 40.0 2.50 100 2
10 年後 中立 46.4 3.28 152 6

取り方:開示が無いため、売上比率の目標が 5〜6% 程度であることから約 100 億円、利益は薄く約 2 億円と推定。平均 1 件 2.5 億円と仮置きして約 40 件。 【AIエージェント代替の見直し】海外も国内と同じ型で、企画・設計の2割強だけ人月型に置いた。規模が小さく、利益率は国内より薄い。

リスクと懸念

AIエージェント代替(企画・設計の部分)

乃村の主力は施工管理と協力会社の束ねという現場の体の仕事で、AIエージェントでは置き換わりにくい。ただし企画・設計は売上の2割強と推定され、ここは人の時間で売る仕事なので、AIに肩代わりされて数量と単価が縮む。中立の売上は今の1.23倍、悲観では0.78倍と置いた。施工の現場の型を基本にしているので、影響は一部にとどまる。

万博の反動と利益率の山

前期は万博の完工が集中し、営業利益率は過去最良の7.9%まで上がった。2027年2月期の第1四半期は営業利益が45%減った。会社予想の増益は後半の積み上げが前提で、受注の動きが遅れれば下振れする。

景気後退と設備投資の先送り

商業施設の開業・改装、展示会、イベントは企業が先送りしやすい費用である。2008年と2020年の景気後退では営業利益率が1〜4%台まで落ちた。10年の間に同じ局面がもう一度来るおそれは高い。

案件ごとの競争と採算管理

丹青社、ゼネコン系、内装専門会社と案件ごとに競り合う。大型案件は工程と原価の管理が難しく、一件の失敗が一年の利益を食うことがある。人件費と外注費の上昇を単価へ転嫁しきれない年もありうる。

国内の数量の縮小

人口減と実店舗の縮小で、国内の空間づくりの数量は伸びにくい。通販やデジタルへの移行が進めば、店舗の改装頻度も落ちる。需要の底を支えるのは、再開発・インバウンド向け施設・文化施設の更新である。

運営への参画に伴う赤字

中期経営計画は、完成後の運営や事業主体側への参画を広げる方針だ。成功すれば継続収入になるが、客入りが悪ければ運営の赤字を請負会社が抱える。資本の使い方の規律が問われる。

純現金の見かけの強さ

純現金376億円は、顧客からの前受金と協力会社への未払金を含む運転資金と表裏だ。受注が減れば前受金が先に出ていき、現金は想定ほど残らない。自己資本比率65%の厚さも同じ目で見る必要がある。

海外事業の縮小と人材

海外の売上比率目標は10%から5〜6%程度へ引き下げられた。拡大の道は細い。さらに設計者と現場監督の人手不足が受注の上限になり、外注費と人件費の上昇も続く。

今後の分かれ目

2027年2月期の後半に受注が積み上がり、会社予想の営業利益134億円に届く
万博後も8%近い利益率を保てると確認でき、中立からやや楽観の筋書きに近づく。
景気が後退し、商業施設・展示の投資が先送りされる
営業利益率が3〜5%台へ戻り、やや悲観の筋書きに近づく。
運営への参画や事業プロデュースが、継続収入として利益に表れ始める
完成後の収入で利益率が10%近くへ上がり、楽観に近づく。
大型の運営案件で赤字が出る、または大型案件の原価が膨らむ
利益率が下がり、資本の使い方の不安から悲観側の確率が上がる。
純現金を使った自社株買いや増配が行われる
自己資本が膨らまず ROE が保たれ、還元の厚さが評価に加わる。
ほかの企業やファンドから買収・提携の提案が出る
提案の価格次第で、10 年の本質価値より早い段階で株主に価値が戻る可能性がある。

見ておくもの

  • 受注高・受注残の推移と、万博関連が抜けた後の利益率
  • 営業利益率が8%を保てるか(中計の2028年度目標は8.5%)
  • 運営への参画・事業プロデュースの収益と採算
  • 純現金と前受金の動き、還元(配当性向・自社株買い)
  • 丹青社など競合の受注と利益率
  • 商業施設・展示・イベントの投資の動き

倍率と資本コストの決め方

今の株価や過去のPER・PBRからは出発せず、国内の空間づくりの数量(実質)と受注単価(名目)、営業利益率から10年後の利益を積んだ。主力は施工管理という現場の体の仕事なので、今の置き方を基本にし、企画・設計(売上の2割強と推定。決算資料に分離開示は無い)だけ人月型の縮みを混ぜた。倍率は、現場の部分の正当化PER(g4%)と設計の部分の人月型(g0%)を割合で混ぜたg3%を使い、普通の堀(残る割合1/2)で求めた。kの寿命の上乗せは現場の型の範囲で+0.25%、確率は上のとおりで、同じ理由を重ねて引いていない。今の株価との差を狙って置いたのではない。純現金は前受金・未払金と表裏のため余剰に分けていない。新リース会計は今と同じ形。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 13.61→17.14 倍・やや楽観 PER 13.19→16.44 倍・中立 PER 12.44→15.67 倍・やや悲観 PER 11.76→13.79 倍・悲観 PER 11.76→13.33 倍)。

資本コスト 7.5% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。基本 7.5% に quality +0.75% を足した。 2026-10-22 に循環と借金を過去の数字で付け直し、k は 8.50% → 7.75%。

同じ業種(サービス業)の AI 分析

割安 ABホテル6565 利益率4割のローコスト・ビジネスホテル。親会社が過半を握るが、稼ぎに比べて今の値段は安い 本質価値との差 +160.0% · 10 年 割安(年 +18.1%) 割安 共栄セキュリティーサービス7058 人の警備を買い集める地味な会社だが、時価総額の半分に当たる金地金を抱え、値段は稼ぐ力に比べて安い 本質価値との差 +108.0% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グリーンズ6547 コンフォートを全国に広げるホテル運営会社。利益は戻ったが、固定の家賃が景気の谷で刃になる 本質価値との差 +106.8% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 ヴィス5071 オフィスの設計・施工で堅く稼ぎ、純現金が時価総額の半分超。事業の質に比べて値段は安く、10年の価値は今を上回る 本質価値との差 +104.9% · 10 年 割安(年 +14.9%) 割安 協和コンサルタンツ9647 防衛と強靱化で利益率が 4% から 11% に上がった建設コンサル。時価総額の 8 割近い純現金があり、10 年の価値は今を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +93.0% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 エフビー介護サービス9220 福祉用具の貸与と地域密着のグループホームで稼ぐ。借金が減り、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +92.3% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 アメイズ6076 郊外の安い宿を重ねる広がり方から、土地と建物を自分で持つ型へ。物価が上がるほど自社保有は有利だが、借入と償却が重くなる。利益は伸びる見通しで、今の値段は割安に出る 本質価値との差 +82.6% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 東祥8920 ホテルの利益率 4 割が稼ぎの柱。ただし利益の半分近くは少数株主に流れ、支配株主の色も濃い 本質価値との差 +74.6% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 スプリックス7030 個別指導『森塾』が利益の柱で、純現金も厚い。少子化とAI家庭教師の逆風を差し引いても、価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +67.2% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 チャーム・ケア・コーポレーション6062 関西と首都圏で介護付き有料老人ホームを運営。高齢化で入居者は増えるが、固定家賃と人手不足が重く、10年の本質価値は今の値段を3割ほど上回り割安 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 株式会社ストライクグループ6196 人を増やして利益率を犠牲にした仲介会社。件数は伸びるが、今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 エラン6099 病院に入院セットを貸す国内最大手。契約は積み上がるが粗利率は下り坂で、10 年の本質価値は今の値段を 18% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +59.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 日本M&Aセンターホールディングス2127 仲介の王者は利益率の高さが魅力だが、件数の伸びを欠く今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +58.8% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ユニバーサル園芸社6061 オフィスや店に観葉植物を貸し、通って世話をする月額課金の会社。現金が時価総額の2割あるが、M&Aを急ぎ、株主への還元は薄い 本質価値との差 +55.3% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 セレスポ9625 皇室の行事と大きな大会を支えるイベントの請負。稼ぐ力は並だが、手元の現金が時価総額を上回り、値段は低い 本質価値との差 +55.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 SBIグローバルアセットマネジメント4765 SBI グループの運用会社が保険会社を吸収する。合併後の株数で置いても、10 年の本質価値は今の時価総額を上回り、割安 本質価値との差 +55.1% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 M&Aキャピタルパートナーズ6080 高単価の大型案件に絞る仲介会社。稼ぐ力は本物だが、利益は景気と人に縛られ、厚い現金も株主に届きにくい 本質価値との差 +54.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 伊豆シャボテンリゾート6819 温泉に浸かるカピバラで知られる伊豆の動物公園。小さいが利益率 2 割を稼ぐ体験型の観光で、値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +53.4% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ラックランド9612 店舗づくりの老舗が 2025 年に利益を急回復。現金は厚いが、利益の山は続かず、今の値段はやや割安 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 CSSホールディングス2304 ホテルの洗い場を一手に請け負う会社。人手不足が仕事を運ぶが、稼ぐのは人を集める力。今の値段は割安 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 株式会社新日本科学2395 サルを使う安全性試験で国内最大手。借金と米国の新薬投資が重いが、10 年の本質価値は今の値段を 19% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +52.7% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 京進4735 学習塾から介護・保育へ軸足を移す途上の京進。借金が重く利益の幅は薄いが、保育・介護の積み上がりと塾の改善が数字に出始めた 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 E・Jホールディングス2153 防災・環境に強い建設コンサル。実質の現金が厚く稼ぎの割に安いが、現金は半分だけ数えた 本質価値との差 +48.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ツカダ・グローバルホールディング2418 結婚式の縮みをホテルの拡大で補う途上。借金が重く資本効率は資本コストに届かないが、10年の価値は今の値段の近く 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 株式会社IBJ6071 婚活の「場」を握る連盟で、成婚を伸ばして利益も積み上がる。10 年で測ると、今の時価総額にはまだ余白がある 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ワシントンホテル4691 コロナの傷から立ち直り、稼ぐ力は本物に戻った。ただ家賃と金利という固定の重さを、今の値段はやや軽く見ている 本質価値との差 +43.5% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 オイシックス・ラ・大地株式会社3182 食材宅配と給食受託の薄利な二本柱。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 三協フロンテア株式会社9639 仮設ユニットハウスの国内最大手。堅い財務と値上げの力はあるが、建設需要に結びつく限り成長は物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エンバイオ・ホールディングス6092 土壌汚染の対策と、汚れた土地の再生、太陽光の発電を併せ持つ。不動産の山を割り引いても、今の値段にはわずかな安全域がある 本質価値との差 +39.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ハリマビステム9780 人手不足の追い風で利益率は過去最高。ただ人の手に頼る事業で、伸びは物価をわずかに超える程度 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 テイクアンドギヴ・ニーズ4331 婚礼の最大手がホテルへ大型投資中。今の株価は重みづけた価値に近い 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 楽天グループ株式会社4755 EC・フィンテックは稼ぐが、モバイルの投資回収と赤字続きの財務が分かれ目。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 9% ほど上回る程度で、適正 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ブラス2424 出店で組数を増やす途上。投資が先行して利益は細り、10 年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 株式会社クオンツ総研ホールディングス9552 仲介は復調、コンサルは賭け。10年の価値は今の時価総額をわずかに下回る適正圏 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アソインターナショナル9340 矯正装置の技工所の草分け。ROE 16% と純現金は魅力だが、デジタル化で単価が下がり、10 年の価値は今の値段の前後 本質価値との差 +36.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 株式会社ワールドホールディングス2429 売上の大半は現場の体が要る派遣と不動産で、AI エージェントの影響は事務部分に限られる。借入の重さを考えると、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 日本空調サービス株式会社4658 保守の安定収入に独立系の特殊施設への強みを持つが、成長の天井は技術者の数。10年後の価値は今を1割ほど上回りやや割安だが、悲観の下げが深い 本質価値との差 +34.7% · 10 年 割安(年 +9.2%) 割安 KeePer技研株式会社6036 車のコーティング専門店の拡大で稼ぐ力は高いが、会社計画の6〜7割で見ると利益で測った価値は今の時価総額の周り。割安とも割高とも言えない 本質価値との差 +33.2% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 白洋舍9731 クリーニングは縮み、ホテル向けのリネンが支える。利益の質は並みだが、貸しビルなどの含みが値段を支え、筆者は適正の上寄りと見る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ビケンテクノ9791 大阪発のビル清掃と管理の中堅。人手不足を値上げに変える力はあるが、利益をためて配らない資本の使い方が価値を削る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 DNホールディングス株式会社7377 橋と河川の設計で食う建設コンサル。不祥事と設計の誤りで利益が落ちたが、公共需要は堅く、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 ヒビノ2469 ドーム公演の映像・音響で稼ぐが、万博の追い風が消える。純有利子負債 109 億円と、買収で膨らむ借入が重い 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 オリエンタルコンサルタンツホールディングス2498 海外ODAの建設コンサルで首位。成長は続くが利益率は薄く、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ANYCOLOR株式会社5032 VTuber「にじさんじ」の運営で、稼ぐ力は高いが人気と配信の場に依存する。10 年の利益で測った本質価値は今の値段をやや下回る程度で、適正とみる 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ケアサービス2425 現金は時価総額の6割あり、エンゼルケアの高採算が利益の源。介護の本業が立て直せれば割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 KNT-CTホールディングス株式会社9726 旅行代理店の利益は薄く、優先株を返した後の普通株の稼ぎで測ると、今の値段は少し先を見すぎている。やや割高 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 サン・ライフホールディング7040 神奈川の互助会と葬儀の会社。死亡数の山に向けて稼ぎは伸びるが、厚い現金は会員の掛金の裏付けで、株主のものではない 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 リゾートトラスト株式会社4681 会員制の堀と医療への広がりは本物だが、利益で測る本質価値は今の時価総額を下回る。成長の多くが開業時の一括計上と新規ホテルへの投資に頼る点を割り引くと、割高寄り 本質価値との差 +24.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社ナガセ9733 東進の強さと少子化・AI の逆風が釣り合う。金の信託の含み益を足して、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ニシオホールディングス株式会社9699 建機レンタル大手の一角。機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かないが、今の値段は中立の 10 年の価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社ステップ9795 神奈川の公立トップ校受験で地域一番の塾。厚い現金も入れた本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合い、適正圏 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ユーピーアール7065 国が後押しするレンタルパレットの 2 番手。償却と人件費の上昇で利益は細いが、業界の伸びとパレットの資産を考えると割安 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社ユー・エス・エス4732 中古車オークション首位、無借金で総還元率 100% 超とシェア 50% 戦略を両立。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の値段を 6%ほど上回る程度で適正 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 エヌ・シー・エヌ7057 法改正の追い風は本物だが、会社予想の利益倍増は割り引く。現金の大半は自分のものではない 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ジェイエスエス6074 子ども向けスイミングスクールの堅実な運営会社。会費改定で利益は戻るが、少子化と指導者不足が数量を削る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 要興業6566 東京23区の事業ごみを握る堅実な地場企業。現金は厚いが、還元が低く、本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シーティーエス4345 建設現場のICTレンタルで利益率26%。成長は続くが、10 年の価値は今の値段をやや上回る水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ダイセキ9793 廃液処理の国内最大手。取引工場を毎年増やして稼ぐ堅い会社だが、10 年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、安全域は薄い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 トスネット4754 仙台発の交通誘導警備の会社。現金は時価総額の7割あるが、本業の取り分が細り値段はほぼ適正 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社フルキャストホールディングス4848 短期バイトは体が要る現場仕事で、AI エージェントの影響は限られる。利益率の薄まりとアプリ勢の競争を織り込むと、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エムアップホールディングス3661 アーティストのファンクラブ運営で伸びる軽資産の会社。ただ取り分は大型案件に握られる。10 年の本質価値は今の時価総額と近く、適正 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社プラスアルファ・コンサルティング4071 人事 SaaS の稼ぐ力は高いが、大手と生成 AI の圧力が重い。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 1 割弱下回る、適正圏 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 船場6540 受注残は厚く、現金も余るが、案件ごとの競争で利益率は 5% 台。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社トーカイ9729 介護・病院・調剤の裏方を束ねた高齢社会のインフラ。公定価格の天井で伸びは物価並みだが、現金と還元を足すと今の値段はやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日建工学9767 海岸や川の護岸ブロックと、その型枠を貸す日建工学。時価総額の8割が現金で、事業の稼ぎは公共工事の波に乗る。値段は安いが利益は読みにくい 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 株式会社カーブスホールディングス7085 女性専用の 30 分ジムで会員が増え続ける質の高い会社。ただ 10 年の利益で測ると今の時価総額は織り込み済みで、安全域は薄い 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ6090 代謝物の受託解析で国内の草分け。稼ぐ力は戻ったが、研究の予算と装置の進歩に振られる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ナック9788 宅配水とダスキンの清掃で稼ぐ定期サービス会社に、住宅関連の波が乗る。営業利益率は 4〜6% の帯から出ない。利益で測ると今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 セントラル警備保障9740 警備の契約収入と厚い現金は強みだが、人件費と ROE が重い。今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 Aoba-BBT2464 インターナショナルスクールが稼ぎ、社会人教育はAIに押される。現金は厚く見えるが半分は授業料の前受け。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社ウエスコホールディングス6091 防災設計の建設コンサルに、時価総額の8割に迫る純現金が付いた会社。現金が下値を支えるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ウェルネット2428 コンビニ決済の老舗で現金は厚いが、その大半は顧客の預り金。件数は減る側にあり、10年の価値は今の値段並み 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 明豊ファシリティワークス1717 公共 CM と無借金の財務で増配が続くが、工数請求が AI で削られる。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ティア2485 名古屋で斎場の3割を握る葬儀会社。出店と買収で伸びるが、借金と件数の失速が重く、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 フルハシEPO9221 廃木材をチップに変える中部の再資源化会社。許認可が堀で、新設の遅れと借入が焦点 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ポピンズ7358 保育所と在宅の子育て支援で伸びる。現金も厚いが、少子化の中で公費頼みの利益率は先走る。やや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 幼児活動研究会2152 園児の体を動かす先生を派遣する高収益の会社。AI には代替されにくいが、少子化と戻らない現金で、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 土木管理総合試験所6171 維持管理の堅い需要と現金を持つ試験・調査の会社。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 燦ホールディングス9628 国内最大の上場葬儀会社。死亡者数の追い風は確かだが、買収で厚くした資本の稼ぎが資本コストに届かない。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 翻訳センター2483 特許・医薬の翻訳で国内首位級だが、生成AIが人手の翻訳量を削る。厚い現金と全額還元が下を支える 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 成学社2179 大阪地盤の個別指導塾フリーステップ。利益は過去最高だが、少子化とAIの家庭教師が生徒の数と単価を細らせる。今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社イチネンホールディングス9619 中小口リースが稼ぎの柱の多角化企業。周辺は薄利で、10 年の価値は今の値段と同じくらい 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 川崎地質4673 地質調査の老舗。防衛の大型案件で利益が膨らんだが一過性が濃く、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フルテック6546 北海道・東北で首位の独立系自動ドア会社。保守の積み上げは堅いが、全社の費用が重く利益率は 3〜5%。価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ALSOK株式会社2331 警備の二番手は利益が上向き。稼ぎの質はセコムに劣り、10年の本質価値は今の値段を 9% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 学究社9769 都立中・都立高受験の強いブランドで営業利益率22%を稼ぐが、少子化と私立無償化が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社JPホールディングス2749 保育と学童を国の公定価格が支える堅い事業。ただ少子化で伸びは乏しく、純現金を足しても本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 早稲田アカデミー4718 首都圏の中学受験で伸びる堅い塾。ただ値段は先の成長までほぼ織り込まれ、10年の価値は今の時価総額を2割強下回る 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社Finatextホールディングス4419 証券の基幹システムをクラウドで貸す成長株。利益で測った 10 年の価値は、今の値段に届かない見立てで、やや割高 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ライク2462 保育・人材・介護を束ねる創業家支配の会社。公的な単価に縛られ、利益は伸びても資本コストを少し超える程度 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 市進ホールディングス4645 千葉の老舗の集団塾に介護を足した学研の子会社。少子化と AI で塾の生徒が細り、借金と家賃の重さが残る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本郵政6178 利益のほぼ全部が金融2社の持分。式どおりの倍率で見ると、10年の価値は今の時価総額を1割弱下回る適正圏だが、安全域は薄い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 パシフィックネット3021 法人向けパソコンの月額レンタルと使用済み機器の処理で伸びるが、直近の利益は入れ替えの山にあり、借入も重い 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シダー2435 需要は確か、利益は薄く、借入は重い。それでも 10年後の価値は、今の値段を 2 割近く上回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アドバンテッジリスクマネジメント8769 ストレスチェックと団体の所得補償保険の先駆者。法の追い風はあるが、人が担う相談と研修はAIに置き換わりやすく、やや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社プレステージ・インターナショナル4290 手配と窓口の事務は AI エージェントに削られるが、協力会社の網と家賃保証の記録が堀。10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 株式会社コシダカホールディングス2157 まねきねこは国内首位で稼ぐ力は確かだが、利益率が下がり始めた今、10 年先の価値は今の時価総額に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東洋テック9686 警備とビル管理で稼ぐ堅実な会社だが、利益率は 3% 台と薄い。万博の特需を除くと稼ぐ力は小さく、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 いちご2337 稼ぎの 3 割近くは物件の売却益。金利の上昇で利益の土台が削られ、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社LITALICO7366 成長力は本物だが、売上の大半を国が決める値段に乗る。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社エス・エム・エス2175 看護・介護の人材紹介と介護 SaaS(カイポケ)が柱。海外の巨額減損と大株主の圧力を抱え、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り割高 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 丹青社9743 万博の山を越えて利益率が6%台に落ち着き、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、資本コスト8.75%で測った10年の本質価値は今の値段を25%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ロイヤルホテル9713 リーガロイヤルホテルの運営会社。建物を売って身軽になったが、固定家賃と優先株が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社ミダックホールディングス6564 営業利益率 4 割の産廃処分会社。許可という堀は本物だが、資本が厚くなる 10 年を割り引くと今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.6% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 株式会社ディー・エヌ・エー2432 ポケポケ頼みの稼ぎは細り、残るのはゲーム・配信・球団の積み上げ。利益で測った 10 年の価値は今の値段を 14% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 いであ9768 環境調査と河川設計の堅い会社。利益率は過去最高圏で、10 年の価値は今の値段の周りに収まる 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社ビー・エム・エル4694 病院から検体を預かる国内大手の検査会社。手元現金は厚いが稼ぐ力は細く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エムスリー株式会社2413 国内医師 9 割を会員化した独占的プラットフォームだが、製薬マーケ予算の反動と会員数の飽和で、10 年の本質価値は今の値段を 25% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社イオンファンタジー4343 国内の小型店と値上げで稼ぎは伸びるが、利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。借金が重く、割高 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 応用地質株式会社9755 地質調査の国内最大手。現場の体の守りは堅いが、利益率は低く、AI エージェントが解析の工数を減らす。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社GENDA9166 買収で売上を 4 倍にした店舗網は本物だが、借金とのれんが重く資本の稼ぎも落ちた。10 年の本質価値は今の値段を下回り、やや割高と見る 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 株式会社サイバーエージェント4751 稼ぎの柱はゲームで、ネット広告代理はAIエージェントに置き換えられて縮み、ABEMAは黒字化したばかり。今の利益は山に近く、資本コスト8.75%で測ると本質価値は今の値段を50%ほど下回り、割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ジャパンマテリアル株式会社6055 半導体工場のガス・超純水の施工と運転を請け負う優良企業。ただし 10 年の利益で測ると、今の値段は約 41% 割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 SOLIZE Holdings5871 自動車の開発に技術者を出し、3Dプリンタで部品を造る会社。人月の仕事がAIエージェントに削られる先を見て割高 本質価値との差 −15.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本管財ホールディングス株式会社9347 公共施設の包括管理に強い堅実なビル管理会社。ただ利益率は 6% 弱と薄く、厚い現金も株主に戻る保証がない。10 年の稼ぎで測ると、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社ラウンドワン4680 国内の好調と米国の出店で稼ぎは伸びるが、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に届かない。割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ライドオンエクスプレスホールディングス6082 「銀のさら」の名前は残るが、宅配アプリに専業の強みを削られる。手元の現金を足しても、今の値段は少し高い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 タカミヤ2445 足場の賃貸は回復したが、償却費と借金が重く、利払いも増える。10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 東京都競馬株式会社9672 大井競馬場の大家で稼ぎは安定するが、1,600 億円の再整備が利益を食う。10 年後の価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社エイチ・アイ・エス9603 旅行は薄利で借金は重い。稼ぎの回復を織り込んでも、10 年の利益で測った価値は今の時価総額を下回る。割高寄り 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ダイサン4750 住宅の足場で名の通った老舗だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でもやや高い 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ファルコホールディングス4671 京都の臨床検査と調剤薬局。厚い現金を配当で戻すが、公定価格に縛られて利益は伸びない 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 城南進学研究社4720 個別指導の塾と保育園を営む小さな会社。黒字化は始まったが、10 年先を見ても今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 NJS2325 上下水道の設計で国内首位級。守りは堅いが現金の戻りが遅く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 グローバルキッズCOMPANY6189 首都圏の保育所運営で再建が進むが、少子化と薄い利益率が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社オンザページ9160 旧ノバレーゼと旧エスクリが合併した国内最大級の婚礼会社。婚姻が縮む市場で借入が重く無配、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 エプコ2311 住宅会社の裏方は堅実だが、設計の柱が着工減とAIで細る。再エネ工事の伸びで埋めきれず、今の値段は高い 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 明光ネットワークジャパン4668 個別指導塾「明光義塾」の本部。現金は厚いが、人手と家賃で稼ぐ事業は人件費に削られ、10 年で見ると今の値段には届かない。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社建設技術研究所9621 河川で首位の建設コンサル。許認可と公共予算が守るが、AI エージェントの工数削減が値段に響く。10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 株式会社オオバ9765 民間の街づくりに強い建設コンサル。利益率は過去最高圏で、そこから先の伸びは物価並み。10 年の価値は今の値段を3割ほど下回る 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 キュービーネットホールディングス6571 10分の理容店QB HOUSEを国内587店で運営。出店と人材の先行費用で利益率が5%台に下がり、価値は今の時価総額の6割ほど 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 インフロニア・ホールディングス株式会社5076 請負の利益に買収を重ねて運営事業へ舵を切る途上の会社。10 年のならした利益で測ると資本コスト 8.5% に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 GMOインターネット株式会社4784 祖業のドメイン・サーバーは堅いが、値段は GPU クラウドへの期待を先取りしている。10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アサンテ6073 白蟻防除の最大手。人を増やす投資で利益が一度落ち込む。現金は厚いが、値段は割高に寄る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 キタック4707 新潟の官公庁に頼る建設コンサル。仕事は堅いが利益が薄く、借入も重い。10 年の価値は今の時価総額を 4 割台半ばで下回る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社カナモト9678 建機レンタル大手。値上げで利益は最高圏だが、機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユーラシア旅行社9376 全員添乗員の海外旅行を円熟層に売る無借金の小さな旅行会社。現預金は厚いが、旅行の利幅は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社 リソー教育グループ4714 親会社ヒューリックが TOB で完全子会社化へ。個別指導塾の質は高いが、利益で測った価値は買い付けの値段に届かない 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 オリジナル設計4642 上下水道の更新需要は強いが、利益は伸びにくく買収の質も未検証。10 年の価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東海リース9761 現場事務所と仮設建物を自前で作って貸す老舗。需要は底堅いが、借金で増やした資産が資本コストを稼がず、割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 UTグループ株式会社2146 製造派遣は現場の体が要る仕事で、AI エージェントの影響は限られる。薄い利益率と自動化の懸念から、10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 トランス・コスモス株式会社9715 窓口と事務の BPO は AI エージェントが最も直接に置き換える仕事。厚い純現金があっても、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割弱下回り、割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 RSC4664 池袋のサンシャインシティを足場にしたビル管理の会社。契約は堅いが利益は薄く、純現金を足しても今の値段は高い 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社アルプス技研4641 設計技術者の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。利益率も低めで、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) やや割高 株式会社共立メンテナンス9616 寮の安定を土台にドーミーインが稼ぐ良い会社だが、10 年後の利益で測る価値は今の時価総額を大きく割り込み、割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 H.U.グループホールディングス株式会社4544 検査の受託で国内首位級、利益の柱は診断薬。立て直しは途上で、10 年の本質価値は今の値段を 2 割弱下回り、やや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 セコム株式会社9735 警備首位の稼ぐ力に新事業・海外を積む多角化企業。強い堀を認めても k は 7% で、10 年のならした利益で測ると今の株価は割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 サニックスホールディングス4651 シロアリ防除を核に、廃プラ発電と太陽光を抱える会社。利益は不安定で、設備と借入が重い。今の値段は割高側に出た 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 株式会社シグマクシス・ホールディングス6088 人月で売るコンサルは AI エージェントに置き換えられる側。稼ぐ力は本物だが、10 年の価値は今の時価総額 503 億円を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +1.7%) 割高 エアトリ6191 航空券のネット販売の大手。3年は利益を全額配当に回すが、そのあとはほぼ無配に近い水準へ戻る。10年の稼ぎで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 東京會舘9701 丸の内の格式ある宴会場。ブランドは強いが婚礼の縮小と人件費が重く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社コンヴァノ6574 ネイルの会社が美容クリニック向けの支援で急成長。ただ顧客 1 社への依存が重く、利益が今期予想の半分に落ち着く前提でも割高 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 環境管理センター4657 環境の測定・分析を担う小さな老舗。規制が需要を支えるが、過当競争で利幅が薄く、10 年の価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 京都ホテル9723 京都の中心で老舗の高級ホテルを営むが、借金と優先株が重く、利益の多くが利払いと返済に消える 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 TREホールディングス株式会社9247 産廃・スクラップ・バイオマス発電を持つ静脈の総合企業。直近の利益は能登の特需で、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社6544 メーカー系が握る保守市場で台数を積む独立系。成長は本物だが、10 年のならした利益で測ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 日本和装ホールディングス2499 着物の販売仲介と割賦の会社。市場が縮む中で利益は底堅いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 株式会社インソース6200 講座を自前で作る安さと 4 割の利益率は本物だが、人の講師で売る研修は AI エージェントに置き換わる側。10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セルソース4880 ひざの自費の再生医療で一時は 4 割の利益率を稼いだが、件数は伸びず ROE は資本コストに届かない。厚い現金を数えても割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 ディップ株式会社2379 バイトルの稼ぐ力は本物だが、求人の入口が AI エージェントや無料の検索に移る側にある。10 年の価値は今の時価総額を半分ほど下回る 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 MS&Consulting6555 覆面調査という地味な稼ぎ方は堅いが、利益の天井が低く、10 年先の値段は今を下回りやすい 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 テノ.ホールディングス7037 福岡発の保育所運営。公定価格で売上は守られるが、子どもは減り、借金と家賃が重い。稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 藤田観光株式会社9722 稼ぎは過去最高だが、薄利の歴史と山に近い利益率を割り引くと利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 共和コーポレーション6570 出店で急成長するゲームセンター会社。家賃と機器投資が重く、10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社リログループ8876 社宅・賃貸管理は記録が堀で守られるが、福利厚生は画面型で値下げ圧力を受ける。10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割強下回り、割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社カカクコム2371 争奪戦で株価はTOB提示額さえ超えているが、本質価値で測ると行き過ぎで、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る。 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 スタジオアリス2305 子ども写真館の最大手。値上げで客単価は保つが、出生数の減少で客数が毎年1割近く減る。時価総額の6割近い現金を抱え、稼ぎは薄い。今の値段は高いと見る 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 株式会社ナガワ9663 ユニットハウスで国内首位級。財務は堅いが元手が重く稼ぎの効率は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アイ・ケイ・ケイホールディングス2198 地方都市のゲストハウス婚礼で一定の地位を築いたが、挙式の件数は構造的に減る。利益が一過性で膨らんだ今の値段は10年の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 スバル興業株式会社9632 道路の維持管理が柱の東宝系企業。堅い現金はあるが談合の是正で利益率が下がり、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 セントラルスポーツ4801 大手の中で堅く稼ぐが、家賃という固定費を背負い、資本効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大栄環境株式会社9336 最終処分場を握る高収益の廃棄物大手。稼ぐ力は本物だが、投資が重く、10 年のならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社オープンアップグループ2154 堅実な技術者派遣だが、AI エージェントが下流の仕事を置き換える側にある。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウチヤマホールディングス6059 北九州発の介護付き有料老人ホームとカラオケの会社。高齢者は増えるが、介護の利益を本社費とカラオケが食い、資本は稼がない。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 株式会社ベルシステム24ホールディングス6183 契約は安定していても、席の数に頼る稼ぎが AI エージェントに直接削られる。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 株式会社帝国ホテル9708 帝国ホテルの本体は看板と日比谷の土地で、ホテルの利益は薄い。土地と賃貸用マンションの含み益を足しても、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分ほどで、割高 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 秀英予備校4678 静岡を地盤に 219 校舎を持つ集団塾。校舎の整理で利益を立て直す途上だが、少子化と AI が授業の数量と値段を押す 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社メイテックグループホールディングス9744 設計の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 株式会社日本ケアサプライ2393 介護用具レンタル卸の草分けで需要は堅いが、公定価格と薄い利益率で成長は年 5% 前後。10 年の本質価値は今の値段を 4 割以上下回り、割高 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 極楽湯ホールディングス2340 最高益を更新して復配したが、新店と更新の投資で現金は細り、利益の伸びは物価並み。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 リソルホールディングス5261 訪日客の追い風で利益は山に近い。賃借料の重さと倍率を考えると、今の値段は高い 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社MIXI2121 稼ぎの 8 割を 1 本のゲームに頼る会社。スポーツと家族アプリは育つが薄利で、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回る。割高 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 パーソルホールディングス株式会社2181 事務の派遣・BPO・紹介は AI エージェントに置き換わる側。堀は浅く、資本コスト 9.5% で測った 10 年の本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アトラグループ6029 接骨院を支える小さな支援会社。玩具店から手を引き本業に絞るが、療養費の縮みが重く割高と見る 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 早稲田学習研究会5869 北関東の大型校舎で戦う集団塾。創業者が 6 割を持ち配当は厚いが、AI が授業の価格を押す 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ベクトル6058 PR最大手で稼ぐ力は高いが、利益の大半を占めるPR・広告と配信をAIエージェントが置き換えていき、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ポラリス・ホールディングス3010 ホテルを借りて運営する会社。急拡大の途中で、のれんと固定賃料が重く、本質価値は今の値段を下回る(割高) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ケア212373 大阪発の介護の会社。高齢者は増えるが、人手と国の報酬に挟まれて利益は薄く、借金とリースが重い。今の値段は高い 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アンビスホールディングス7071 ホスピス住宅の最大手は、報酬改定で儲けの形が壊れた。資産の厚みが下を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 弁護士ドットコム株式会社6027 電子契約と法律メディアの二本柱で伸びる質の良い成長企業。ただし利益で測った 10 年の価値は今の値段の 4 割ほどで、割高 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社船井総研ホールディングス9757 顧問料で積み上げる人月の稼ぎは、AI エージェントに削られる側。還元は手厚いが、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 一蔵6186 振袖の自社企画で稼ぐが、少子化と借金が重い。回復を見込んでも、今の値段は高い 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本エマージェンシーアシスタンス6063 海外で倒れた旅行者を助ける専業だが、利益は薄く浮き沈みが激しい。10 年先を買う理由は見つけにくい 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 グリーンランドリゾート9656 九州の遊園地「グリーンランド」が稼ぎの柱。客数は細り、土地と設備が重く ROE は 4% 台。資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 株式会社ダスキン4665 訪販とミスドの堅い収益はあるが、ROE は資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に満たない。割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 note株式会社5243 書き手が稼ぐ場としての note は本物で、AI で利益率も上がった。ただ 10 年先の成功を前提にしても、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る割高と見る 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 博報堂DYホールディングス2433 国内広告の取引関係と大きな純現金はあるが、広告の企画・制作・運用をAIエージェントが肩代わりし、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テルマー湯ホールディングス3521 新宿のスパ1つに稼ぎが集まる温浴の会社。立地は強いが借地で施設は2つだけ、割高とみる 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アゴーラホスピタリティーグループ9704 大阪と東京に数軒のホテルを持つ小さなホテル会社。訪日客で黒字に戻ったが、借入と外部の持分が株主の取り分を細らせる 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 トランスジェニックグループ2342 マウスを使う薬の試験の受託と、卸・商社の子会社を束ねる持株会社。稼ぎの 8 割は卸で、資本の効率は低く、今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 きょくとう2300 福岡の家庭向けクリーニング。縮む市場で利益は薄く、事業の稼ぎが今の時価総額を支えきれない。筆者は割高と見る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 エン株式会社4849 再建の手応えはあるが、媒体と紹介が AI エージェントに置き換わる側にある。10 年の価値は今の時価総額を 3 分の 2 ほど下回る 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 進学会ホールディングス9760 札幌の学習塾が看板だが、中身は借入で株を回す運用会社。帳簿の厚みは額面どおりには受け取れない 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社ジェイエイシーリクルートメント2124 管理職の転職を扱う紹介会社の稼ぐ力は本物だが、AI エージェントの直接マッチングに置き換えられる側。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホウライ9679 都内の家賃と保険の手数料で稼ぎ、那須の牧場とゴルフを抱える創業 98 年の会社。ROE 5% で資本の重さが株価を抑える 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 株式会社リンクアンドモチベーション2170 診断の月額課金も人材紹介も、AI エージェントに置き換わる側。ALT が下支えしても、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −56.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 CDS2169 三菱自動車などの開発を人の手で支える受託会社。AIが代替しやすい仕事で、純現金は厚いが10年の稼ぐ力で測ると割高 本質価値との差 −57.1% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 日本エコシステム9249 公営競技の設備と道路の点検・保守を、買収で広げる会社。借入が急に増え、10 年の価値は今の評価を下回る 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 鉄人化ホールディングス2404 都心のカラオケ店を軸に、ラーメン・まつ毛サロン・販促の派遣まで手を広げた小さな会社。コロナの痛手から立ち直ったが、利益は薄く、借りた店の家賃は重い。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 リニカル2183 抗がん剤の治験に強い中堅の CRO だが、日本の治験の減少と海外の赤字で稼ぐ力を失った。回復を織り込んでも割高 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社インフォマート2492 外食の受発注網という堀は本物だが、利益の急回復を織り込んだ値段が先走っている。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 クリップコーポレーション4705 名古屋の個別指導塾とサッカー教室を営む小さな会社。現金は厚いが本業は赤字で、少子化と AI に押される。本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ランシステム3326 複合カフェ自遊空間を営む AOKI 傘下の小さな会社。省人化システムに賭けるが、薄い自己資本と縮む本業から、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SDエンターテイメント4650 保育・介護とフィットネスの RIZAP 子会社。利益が薄く、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 株式会社オリエンタルランド4661 値上げと新エリアで稼ぐ力は強いが、強い堀を認めても利益で測った本質価値は今の時価総額の 3 割ほど。今の株価は先取りが過ぎ、割高 本質価値との差 −67.0% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 武蔵野興業9635 新宿の古いビルが稼ぎの柱だが、映画と教習が細り、稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 ルネサンス2378 家賃と借金を背負ったスポーツクラブ。立て直しの途上で、利益に比べて値段が先走る。割高 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 プラザホールディングス7502 ドコモショップの代理店と写真プリント店。薄い利益に重い借入が乗り、今の値段は稼ぐ力に比べて大きく高い 本質価値との差 −69.4% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 電通グループ4324 広告の制作・運用・買い付けをAIエージェントが肩代わりし、海外の再建とのれんの重さも重なって、資本コスト10.0%で測った10年の本質価値は今の値段を73%ほど下回り、割高 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 昴9778 鹿児島の老舗の集団塾。合格実績は強いが生徒は年 2〜3% ずつ減り、校舎の土地は利益を生まない 本質価値との差 −70.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 サイネックス2376 自治体と組む行政情報誌と電話帳の会社。紙の媒体の縮みを新しい事業で埋めきれず、稼ぎは資本に見合わない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −70.9% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 バリューHR6078 健保の事務を丸ごと請け負う堅い商売だが、人手で稼ぐ型なので AI の波に弱く、今の値段は成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 株式会社パソナグループ2168 売上の 9 割弱が事務の派遣・BPO で、AI エージェントに最も近い。稼ぐ力は赤字すれすれで、10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 中日本興業9643 名古屋のシネコン2拠点に頼る小さな興行会社。稼ぐ力は資本コストに届かず、10年で測ると今の値段はかなり高い 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社ベイカレント・コンサルティング6532 11 期連続最高益の人月型コンサルは、AI エージェントに置き換えられる側。運営力は一流でも、10 年の価値は今の時価総額の 2 割強 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 ホテル、ニューグランド9720 横浜の港に建つ 1927 年開業の名門ホテルだが、稼ぐ力は細く、土地も借り物で、値段は看板の分だけ高い 本質価値との差 −77.8% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 株式会社リクルートホールディングス6098 AI エージェントが求人・物件探しの入口を握れば、広告と派遣の双方が縮む。10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −79.4% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 きんえい9636 天王寺駅前で映画館とテナントビルを営む近鉄グループの会社。土地の含みは大きいが、利益で測ると割高 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 御園座9664 名古屋で130年続く劇場の看板は本物だが、1館の興行で稼げる利益は小さく、今の値段は稼ぐ力の数倍だ 本質価値との差 −81.9% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 エム・エイチ・グループ9439 小さな美容室グループが増資で AI に賭ける。稼ぐ力は 10 年ほぼゼロで、今の値段は増資の現金と話題を大きく超える 本質価値との差 −88.4% · 10 年 割高(年 −13.2%) 割高 マーチャント・バンカーズ3121 借金で持つ 23 の賃貸物件と売却益の会社。利払いが稼ぎを食い、今の値段は稼ぐ力の何倍にもなる 本質価値との差 −88.9% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 田谷4679 全国に美容室 61 店を持つ老舗。6 期ぶりに黒字化したが利益は薄く、増資で延命してきた。今の値段は回復を前提にしている 本質価値との差 −89.1% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 歌舞伎座9661 資産は厚いが、稼ぐ力は時価に遠く及ばない。10 年の価値は今の時価総額の 1 割ほど 本質価値との差 −89.4% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 トライアイズ4840 ダムの点検、中古物件の再販、ブランドの貸し出しを束ねた小さな持株会社。5 年続く営業赤字に対し、値段は資産の 2 倍近くを先取りしている 本質価値との差 −90.3% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 Shinwa Wise Holdings2437 老舗の美術品オークション。赤字が3年続き立て直しの途中で、今の値段は再建の成功を先に織り込んでいる 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 地盤ネットホールディングス6072 住宅地盤の小さな会社に、投資会社化の期待だけが乗っている。事業の価値は今の時価総額の数十分の一 本質価値との差 −97.2% · 10 年 割高(年 −23.8%)

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読んだ資料

  1. 乃村工藝社 中期経営計画 2026-2028(要約)
  2. 乃村工藝社 決算説明資料(FY2025)
  3. 乃村工藝社 ガバナンス報告書

分析日 2026-10-16