株譜
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日本空調サービス株式会社 4658

保守の安定収入に独立系の特殊施設への強みを持つが、成長の天井は技術者の数。10年後の価値は今を1割ほど上回りやや割安だが、悲観の下げが深い

割安
  1. 割安
  2. やや割安
  3. 適正
  4. やや割高
  5. 割高
本質価値(今の値)2,103 円731 億円10 年の 5 つの筋書きから
今の株価今の時価総額(2026-10-22)1,561 円542 億円差 +34.7%
10 年後から見ると 割安 価値 2,103 円731 億円 · 差 +34.7% · 期待の年率 +9.2%
期待の年率リターン(10 年)+9.2%資本コスト比 +2.2 pt
推定の資本コスト7.0%期待の年率と比べる目安

期待の年率=今の値段で買い、5 つの筋書きを確率で加重した株価と配当を受け取った時の年率(配当込み)。資本コストより上なら緑、下なら赤。

投資の助言ではありません。AI(Claude)が公開情報から書いた推定で、誤りを含むことがあります。 前提は全社共通(物価 年 3%・10 年国債 3%・ドル円 150 円が 10 年続く)。「本質価値」は 5 つの筋書きの株価と配当を確率で加重し、資本コスト 7.0% で今の値に割り戻したものです。

時価総額で見ると株式分割に関係なく比べられます

結論

日本空調サービスは、ビルや工場の空調・給排気設備を点検し、古くなれば更新工事まで請け負う独立系の会社だ。筆者の結論は、今の株価はやや割安、ただし余裕は大きくない、というものである。余裕を削るいちばんの理由は、成長の天井が「技術者を何人増やせるか」で決まる点にある。

強みは、メーカーに縛られない中立性と、病院・研究施設・工場といった特殊な環境の施設に深く入っていることだ。こうした施設は売上のおよそ7割を占め、一度入ると他社に替えにくい。保守は景気に左右されにくく、更新工事は設備投資の波に乗る。この組み合わせが利益を安定させてきた。

一方で、会社の計画は強気だ。2030年3月期に売上900億円・営業利益72億円を掲げる。筆者は、人材の採用が計画どおり進んでも、利益率の改善は計画より緩やかと見る。中立の10年後は、売上が約1,140億円、営業利益が約83億円だ。

資本政策は追い風になる。純資産の3割を超える政策保有株を15%以下まで減らし、配当性向50%を軸に、足りなければ自社株買いで資本を絞る方針だ。ただし2026年7月には、一つの営業所で長年続いた保守点検の書類改ざんが明らかになった。信頼が商売の土台である会社にとって、これは軽く見られない。

10年後の価値で測ると、全体で今の時価総額を1割ほど上回る。ただし悲観側の落ち方は深い。割安とはいえ、大きな安全域があるわけではない。

バリュー投資の観点から

バリュー投資の観点では、この会社は「少し高い料金を取れる立場に近い、堅実な人の商売」と読める。保守という毎年の収入に、更新工事という成長の芽が乗る。景気が悪くても、空調は止められない。

オーナーとして持ちたい理由は、資本の使い方が改まりつつあることだ。使われていなかった政策保有株を減らし、株主に返す。ROE を上げる意思も明確である。

気になるのは、堀の質だ。技術者という人に依存する堀は、お金で簡単に増やせない。また書類改ざんの件は、現場の統制が会社の規模に追いついていないことを示す。筆者は、この点が改まるまで、確信度を一段下げて見ている。

安全域はどうか。中立の筋書きでは、10年後の価値は今の時価総額を2割近く上回る。確かに有利な側にあるが、悲観の側の下げ幅を考えると、余裕のある値段とは言い難い。悲観では、稼ぐ力が半分以下に落ち、価値も大きく目減りする。

結局、この会社の値段は「やや割安」で、飛びつく安さではない。安全域が本当に広がるのは、価格が今より下がった時だ。

何で稼ぐ会社か

事業は三つの柱からなる。売上の約36%が定期保守(PM)、約24%が常駐での設備管理(FM)、約40%がリニューアル工事(RAC)だ。保守と管理で6割、工事で4割という構成である。

PMは、顧客の建物を定期的に回って空調や換気の設備を点検する仕事だ。FMは、技術者が施設に常駐して日々の運転を見る。どちらも一度契約すれば毎年の収入になる。RACは、古くなった機器を省エネ型に入れ替える工事で、保守で顧客の設備を知り尽くしていることが受注の入口になる。

顧客は、病院・研究施設・製造工場など、温度・湿度・清浄度を厳しく管理する施設が中心だ。会社はこの分野の売上比率を約7割に保つ方針である。一般的なオフィスビルは残りの約3割にとどまる。全国47都道府県に拠点を持ち、海外は6か国に出ている。ただ海外はまだ小さく、2026年3月期の営業損益はほぼゼロだった。

利益の源は技術者の稼働だ。従業員のおよそ8割が技術系で、連結の従業員は約2,300人にのぼる。仕事の量は人の数で決まり、単価は賃金とともに上がる。会社は年100人の純増を掲げ、約25億円で技術研修センターも作った。

独立系という立ち位置も特徴だ。ダイキンなど空調メーカー系の保守会社と違い、複数メーカーの機器が混在する現場で中立に提案できる。一方で、メーカーの新品供給という後ろ盾は持たない。

優良さと弱いところ

筆者がまず評価するのは、顧客の入れ替えにくさだ。特殊な環境の施設は、設備の癖を知る業者に任せ続けるのが合理的である。清浄度や温度の管理に失敗すれば、患者や製品に直接の被害が出るからだ。

次に、規模の使い方がうまい。営業利益率は10年で5%台から7%近くへ上がってきた。同業の販管費率は20%前後が多く、会社は効率の改善を計画の柱に置いている。ROEも過去10年の中央値は約10%と、サービス業としては悪くない。

ただし、堀は警備会社のような網ではなく、技術者の腕と信頼である。人が辞めれば堀も薄くなる。入札で価格を競う案件も残り、価格を一方的に決められる立場ではない。そこで筆者は、堀の強さを「普通」と置いた。

財務は堅い。自己資本比率は約58%、純現金は約41億円で、借金の心配はない。ただし政策保有株が純資産の3割超に膨らんでおり、事業に使われていない資本の重さが ROE を押し下げてきた。会社もこれを認めて縮減に動いている。

弱点は二つある。一つは人材だ。社長自身が「施工できる人の数が成長を左右する」と語っている。もう一つは品質管理で、2026年7月に営業所での書類改ざんが開示された。再発防止の仕組みが本当に根づくかを見極めたい。

業界はいまどこにいて、どこへ向かうか

空調保守・更新の市場は、既設の建物を相手にする。既設案件が中心の市場規模は約1.5兆円と推測されており、売上約690億円はそのうち5%に満たない。独立系で全国に広く展開する会社は少なく、富士経済の調査(2023年実績)では、空調施工と保守の分野でベンダーシェア1位とされる。

追い風は三つある。第一に、建物の老朽化だ。高度成長期以降に建った設備が更新期を迎え、省エネの要請も重なって、更新工事の需要が積み上がる。第二に、データセンターと半導体工場の建設だ。完成して2〜3年後に、維持管理の仕事が本格化する。第三に、人手不足だ。自前で技術者を抱えられない顧客が、外部に任せる流れが強まっている。

向かい風も確かにある。人口が減れば、新築の建物は増えない。保守を内製する大手や、メーカー系のサービス会社も競争相手だ。高砂熱学工業のような大手サブコンは、更新工事で顧客を取り合う。生成AIの影響は小さいが、遠隔監視や自動診断が進めば、巡回点検の単価が下がる可能性はある。

結局、この業界の成長は需要より供給で決まる。技術者を採って育てられる会社だけが伸びる。賃金は物価並みに上がり続けるので、その分を契約価格に転嫁できるかが利益率を分ける。保守は転嫁が通りやすく、更新工事は競争次第だ。

資本政策と M&A

資本政策は、2026年5月の新しい4か年計画で大きく動いた。配当は累進(減らさない)を基本に、連結配当性向50%、純資産配当率7.5%を目標に置く。ROE目標は15%、想定する株主資本コストは8%程度だ。

焦点は政策保有株である。純資産の約32%にまで膨らんだ株を15%以下まで減らす。2025年12月には、銀行などの保有株を市場に売り出した。需要は約21倍の申し込みで、株主層の広がりにもつながった。売却で出る資金は、成長投資に回し、適した投資先がなければ自社株買いで返す方針だ。自己資本比率は50〜60%を保つとしている。

M&Aは、具体的な計画が示されていない。買う側としては、業務効率化への投資や同業の取り込みを選択肢に挙げる程度だ。筆者は、大型の買収で価値を壊す心配は小さいと見る。むしろ海外事業の見直しを迫られる側面が強い。

買収される可能性は、時価総額が500億円台と小さく、ゼロとは言えない。ただ、独立系の中立性が価値の核なので、特定のメーカーや大手の傘下に入れば、その強みは変わる。筆者は買収を前提に値段を置かない。

点検済み:中立の営業利益率7.3%は過去の山(6.9%、今と同じ)を0.4ポイント超えるが、会社の来期予想7.4%・新しい4か年計画の2030年目標8%より低く、前の計画は利益で3年前倒しで達成する見込みと達成の実績がある。

強気の見方と慎重な見方

強気の見方

人手不足が深まるほど、この会社の価値は上がる。自前で技術者を抱えられない顧客が増え、保守の外部委託が進むからだ。独立系で全国に拠点を持つ会社は少なく、特殊な施設を一括して任せたい企業の受け皿になる。

データセンターと半導体工場の建設が続いており、完成から2〜3年後に維持管理の需要が一斉に立ち上がる。清浄度や温度の精密な管理が要るので、価格競争になりにくい。更新工事も、省エネの要請で積み上がる。

会社の計画は慎重すぎるくらいだ。前の計画は、利益で3年、売上で2年前倒しで達成する見込みだ。2030年に売上900億円、営業利益率8%を掲げるが、保守の粗利を毎年0.5ポイント、工事の粗利を毎年1ポイント上げるという具体策もある。

資本面も追い風だ。政策保有株を減らして株主に返せば、ROEは15%に近づく。同業の大手が採用難で伸びあぐねる中、研修センターを作って人を育てる会社の優位は、10年かけて広がる。

慎重な見方

売上の伸びは、人を増やした結果にすぎない。技術者が足りなければ、需要があっても仕事は受けられない。採用競争は他業種とも激しく、賃金は毎年上がる。人件費の上昇を契約に転嫁できなければ、利益率はすぐに圧迫される。

独立系は強みであると同時に弱みでもある。メーカー系や大手サブコンは、新品の供給や大型工事の実績という武器を持つ。入札になれば、規模のある相手と価格で競り合うことになる。更新工事は受注の波が大きく、利益も振れる。

海外は、2026年3月期に営業損益がほぼゼロだった。前の計画の目標は届かなかった。中国は経済の弱さに苦しみ、改善の道筋はまだ描けていない。

さらに、2026年7月に開示された書類改ざんは、現場の統制の弱さを映している。一つの営業所で、13年にわたって続いていた。他にもあるのではないか、という疑いが残る限り、信頼という最大の資産は傷つく。

今の株価は、成長と資本効率の改善をある程度織り込んでいる。計画が少しでも遅れれば、価値はすぐに揺らぐ。

どちらに重みを置いたか

保守という安定した収入と、独立系ならではの特殊施設への強みでは、強気の見方が優勢だ。一方で、成長が技術者の採用に縛られること、書類改ざんで統制の弱さが見えたことは、慎重な見方の指摘が重い。

そこで確率は、楽観を7%、やや楽観を22%、中立を36%、やや悲観を23%、悲観を12%に置いた。需要の追い風は確かだが、人材と品質の問題は、うまくいかなかった場合の落ち方が深い。この非対称を考えて、悲観側にやや厚く置いている。

10 年後の 5 つの筋書き(2036/03 期)

確率で加重した株価時価総額 2,828 円983 億円(+ 配当配当と自社株買いの合計 933 円324 億円)。 今の値に割り戻すと 2,103 円731 億円、今との差 +34.7%、 期待の年率 +9.2%(資本コスト 7.0%)→ 割安

筋書き確率10 年後の株価時価総額配当の合計還元の合計配当+自社株買い トータルリターン10 年・配当込み年率確率 × (株価+配当時価総額+還元)
楽観 7% 5,599 円1,946 億円 1,295 円450 億円 +341.7% +16.0% 483 円168 億円
やや楽観 22% 4,176 円1,451 億円 1,151 円400 億円 +241.3% +13.1% 1,172 円407 億円
中立 36% 3,232 円1,123 億円 978 円340 億円 +169.7% +10.4% 1,516 円527 億円
やや悲観 23% 1,266 円440 億円 806 円280 億円 +32.7% +2.9% 477 円166 億円
悲観 12% 518 円180 億円 432 円150 億円 −39.2% −4.8% 114 円40 億円
加重平均100% 2,828 円983 億円933 円324 億円 +140.9% +9.2% 3,761 円1,307 億円

今の株価時価総額 1,561 円542 億円(2026-10-22)から見たトータルリターン。加重平均の年率がこの 10 年に期待できる年率で、資本コスト 7.0% を下回るほど割高。

楽観 7% 維持管理の需要が一斉に立ち上がり、技術者の増員が実を結ぶ10年 利益 94 億円 · PER 20.7 倍 · 株価時価総額 5,599 円1,946 億円

データセンターと半導体の維持管理が一斉に立ち上がり、人手不足で保守の外部委託が加速する。技術者は10年で約1.5倍、約3,000人の規模になり、1人当たり売上も物価を上回って伸びる。会社の計画(売上900億円、営業利益率8%)は予定より早く達成され、その先の1,000億円を超える。

更新工事は省エネ改修の案件が積み上がり、粗利の改善が続く。海外はシンガポールとベトナムが利益を出し、中国も黒字に転じる。政策保有株の縮減で浮いた資金は自社株買いに回り、ROEは15%を超えて安定する。ただし、同じ規模の同業が追随するため、利益率は9%近くで頭打ちになる。

  • 国内保守・常駐管理(PM・FM):数量 1,500(保守に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 5,410(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 811 億円・営業利益 88 億円。技術者 1,500 人、1 人当たり売上は物価を上回って伸びる
  • 国内リニューアル工事(RAC):数量 1,050(更新工事に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 5,751(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 604 億円・営業利益 60 億円。更新工事の技術者 1,050 人で省エネ改修が積み上がる
  • 海外(シンガポール・ベトナム・中国など):数量 481(海外の技術系社員数(人、推定))× 価格 1,923(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 92 億円・営業利益 7 億円。海外の技術者が 480 人規模になり黒字が定着

倍率:事業の純利益 94 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 18.4% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 12.7%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 20.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 20.7 倍。全体の PER 20.7 倍、時価総額 1,946 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:データセンター・半導体の維持管理、人手不足、採用の成功、利益率の改善が全部そろう必要がある。起きれば強いが、重なる確度は高くない。

やや楽観 22% 計画を少し下回りながら、採用と粗利改善が着実に進む10年 利益 73 億円 · PER 19.9 倍 · 株価時価総額 4,176 円1,451 億円

計画を少し下回りながらも、採用は着実に進む。技術者は約1.33倍に増え、保守の1人当たり売上は物価をやや上回る。特殊施設の比率は7割を保ち、更新工事の粗利は毎年少しずつ上がる。売上は約1,290億円、営業利益率は約8%まで届く。

海外は小さな利益が出る段階にとどまる。政策保有株の縮減も進み、配当性向50%と自社株買いで株主へ厚く還元する。会社が掲げる営業利益率8%は、2030年ではなく数年遅れて達成する形だ。ただし大手サブコンとの更新工事の競争は続き、利益率の上積みは保守の側から出る。特殊施設の顧客との長い付き合いが、この筋書きを支える土台になる。

  • 国内保守・常駐管理(PM・FM):数量 1,330(保守に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 5,331(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 709 億円・営業利益 73 億円。技術者 1,330 人、1 人当たり売上は物価をやや上回る
  • 国内リニューアル工事(RAC):数量 897(更新工事に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 5,628(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 505 億円・営業利益 47 億円。技術者 900 人、更新工事の粗利改善が続く
  • 海外(シンガポール・ベトナム・中国など):数量 402(海外の技術系社員数(人、推定))× 価格 1,923(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 77 億円・営業利益 5 億円。海外は 400 人規模、シンガポール・ベトナムが利益を出す

倍率:事業の純利益 73 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 16.0% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 11.5%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 19.9 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 19.9 倍。全体の PER 19.88 倍、時価総額 1,451 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:追い風は続くが、採用ペースと利益率の改善は計画より緩やかな想定。会社が前の計画を前倒しで達成した実績を考慮して、やや厚めに置いた。

中立 36% 賃金転嫁が通り、堅実に伸びるが計画ほどの飛躍はない10年 利益 60 億円 · PER 18.7 倍 · 株価時価総額 3,232 円1,123 億円

採用は年に50人ほどの純増にとどまり、技術者は10年で約25%増える。賃金上昇は保守の価格にそのまま転嫁され、1人当たり売上は物価並みの1.34倍になる。売上は約1,140億円、営業利益率は7.3%だ。

更新工事は需要が堅調に積み上がるものの、大手サブコンとの競争で粗利の改善は緩やかになる。海外は黒字化するが、規模は小さい。政策保有株の縮減で資本が軽くなり、配当と自社株買いで利益の7割ほどを返す。会社の計画ほどの飛躍はなく、堅実に伸びる10年になる。保守の収入が景気の波を和らげ、書類改ざんの件も再発防止が機能して大きな傷にならない。特殊施設の比率は7割前後で保たれ、利益の質は今と変わらない。

  • 国内保守・常駐管理(PM・FM):数量 1,220(保守に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 5,253(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 641 億円・営業利益 63 億円。技術者 1,220 人、1 人当たり売上は物価並み
  • 国内リニューアル工事(RAC):数量 800(更新工事に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 5,505(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 440 億円・営業利益 38 億円。技術者 800 人、1 人当たり売上は物価並み
  • 海外(シンガポール・ベトナム・中国など):数量 329(海外の技術系社員数(人、推定))× 価格 1,923(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 63 億円・営業利益 3 億円。海外は 330 人規模、小さな黒字

倍率:事業の純利益 60 億円(余った現金の利息を除く)・事業の ROE 13.3% が k 7.00% を上回る。残る割合 0.50(moat=normal)で RONIC 10.2%、10 年より先の名目の伸び g 3.5% から正当化 PER = (1−g÷RONIC)÷(k−g) = 18.7 倍の上限そのものに置き、事業の純利益 × 18.7 倍。全体の PER 18.72 倍、時価総額 1,123 億円(2026-10-22 機械で置き直した。手で上限から割り引かない:利益の質は moat と k で数え済み)。

確率:採用の伸びと賃金転嫁が物価並みで進み、利益率が緩やかに改善する、最も重みを置く筋書き。

やや悲観 23% 採用難と入札競争で成長が鈍り、改善も止まる10年 利益 40 億円 · PER 11.0 倍 · 株価時価総額 1,266 円440 億円

採用難と競争で、成長が鈍る。技術者は10年で約1割しか増えず、保守契約の値上げも物価に届かない。更新工事は競争が激しく、粗利の改善が止まる。売上は約980億円、営業利益率は5.8%に落ちる。

海外は赤字が続き、整理の対象になる。書類改ざんの余波で顧客の選別が厳しくなり、入札案件が増えて採算が悪化する。政策保有株は縮減できるが、使い道が見つからず、利益の伸びとの釣り合いが悪い。堅調な保守は残るが、成長企業ではなくなる。ROEは9%台で止まり、会社が掲げた15%には遠い。配当は守られるが、自社株買いに回せる余力は乏しく、株主への還元は計画を下回る。

  • 国内保守・常駐管理(PM・FM):数量 1,120(保守に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 5,174(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 580 億円・営業利益 52 億円。技術者 1,120 人、値上げの転嫁が物価に届かない
  • 国内リニューアル工事(RAC):数量 682(更新工事に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 5,217(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 356 億円・営業利益 23 億円。技術者 680 人、更新工事は競争で粗利が伸びない
  • 海外(シンガポール・ベトナム・中国など):数量 253(海外の技術系社員数(人、推定))× 価格 1,722(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 44 億円・営業利益 0 億円。海外は 250 人規模で収支とんとん

倍率:ROE 9.7% は k 7% をやや上回る程度で、正当化 PER は約 15 倍が上限。ただしこの筋書きは競争で粗利が伸びず利益が細る構造なので、稼ぐ力(純利益 40 億円 ÷ k 7% = 約 533 億円)の約 8 割(11 倍)に置いた。上限へは引き上げていない。

確率:採用難と入札競争で利益率の改善が止まる姿。人手が制約の事業なので、他社より起きやすいと見て、中立に近い厚さで置いた。

悲観 12% 人材と信頼が崩れ、普通の工事会社になる10年 利益 18 億円 · PER 10.0 倍 · 株価時価総額 518 円180 億円

人材確保に失敗し、技術者は逆に減る。品質管理への信頼が揺らぎ、一部の大口顧客が離れる。残った契約も、競合に値下げを迫られ、1人当たり売上は物価に全く届かない。更新工事は受注を絞らざるを得ず、固定費を負担して営業利益率は3.5%まで下がる。

海外は撤退に追い込まれ、損失が出る。配当の水準は守ろうとするが、利益が細るため自己資本は思うように積み上がらない。堀は技術者の信頼にあったので、それが崩れれば残るのは普通の工事会社だ。もう優良とは呼べない。純現金と政策保有株の売却資金は残るが、それを生かす成長の筋道が描けず、資本は利益を生まないまま積み上がる。

  • 国内保守・常駐管理(PM・FM):数量 950(保守に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 4,704(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 447 億円・営業利益 31 億円。技術者 950 人まで減り、値上げも転嫁できない
  • 国内リニューアル工事(RAC):数量 552(更新工事に当たる技術系社員数(人、推定))× 価格 4,601(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 254 億円・営業利益 10 億円。技術者 550 人、受注を絞る
  • 海外(シンガポール・ベトナム・中国など):数量 138(海外の技術系社員数(人、推定))× 価格 1,435(1 人当たり年間売上(万円))→ 売上 20 億円・営業利益 −1 億円。海外は縮小し赤字が残る

倍率:ROE 4% は k 以下なので、PER の上限は 1÷k = 13.3 倍。人材・信頼の崩れで利益が構造的に縮むので、稼ぐ力(純利益 18 億円 ÷ k = 約 240 億円)の約 75 % の 10 倍に置いた。市場の PER・PBR は使っていない。

確率:人材と品質への信頼が同時に崩れる構造的な負け。書類改ざんが示す統制の弱さを考慮して、1割強を置いた。k には足していない。

セグメント:数量 × 価格

いまの数量と価格、中立の筋書きの 10 年後。売上と営業利益は億円。

国内保守・常駐管理(PM・FM)

ビル・工場・病院の空調・給排気設備の定期点検(PM)と、技術者が常駐する運転管理(FM)。毎年の収入になる。

数量保守に当たる技術系社員数(人、推定)価格1 人当たり年間売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 1,000 3,920 392 38
10 年後 中立 1,220 5,253 641 63

取り方:売上の約 6 割(PM 36%・FM 24%)から海外分を除いた国内の保守を約 392 億円と置いた。連結従業員は約 2,300 人で技術系が約 8 割(約 1,880 人)。保守・工事・海外へは約 1,000/650/230 人と割り振った(推定)。事業別の利益は未開示で、営業利益率は約 9.7% と推定。人が仕事の量を決めるので数量は人数、単価は賃金と連動して伸びる名目の 1 人当たり売上とした。

国内リニューアル工事(RAC)

老朽化した空調設備を省エネ型に入れ替える更新工事。保守で設備を知っていることが受注の入口になる。

数量更新工事に当たる技術系社員数(人、推定)価格1 人当たり年間売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 650 4,108 267 22
10 年後 中立 800 5,505 440 38

取り方:売上の約 4 割(40%)から海外分を除いた国内の更新工事を約 267 億円と置いた。技術者は約 650 人と推定。営業利益率は約 8.2% と推定(中計は工事の粗利を年 1 ポイント改善する目標)。1 人当たり売上は賃金と資材の物価で伸びる。

海外(シンガポール・ベトナム・中国など)

海外 6 か国での保守・工事。中国は苦戦、シンガポールとベトナムは堅調。

数量海外の技術系社員数(人、推定)価格1 人当たり年間売上(万円)売上営業利益
今 2026/03 230 1,435 33 0
10 年後 中立 329 1,923 63 3

取り方:中計の 2030 年の目標(売上 45 億円・営業利益 2.25 億円)と、2026 年 3 月期の営業損益がほぼゼロだった実績から、現在の売上を約 33 億円と推定した。現地の賃金水準が低いので 1 人当たり売上は国内の 3〜4 割。

リスクと懸念

技術者の採用と定着

成長は技術者の数で決まる。年 100 人の純増を掲げるが、建設・設備業は全国で人の取り合いだ。採用が計画を下回れば、需要があっても売上は伸びない。賃金を物価並みに上げ続ける負担も重い。

品質管理と信頼の傷

2026 年 7 月の適時開示によれば、一つの営業所で 2013 年から 2026 年まで、保守点検の報告書に付ける校正証明書などの日付・管理番号が無断で書き換えられていた。再発防止と他の拠点への広がりの確認が問われる。顧客の選別が厳しくなれば、受注と価格に響く。

更新工事の受注の波と競争

更新工事は売上の約 4 割を占め、設備投資の動向と大手サブコンとの競争で受注も利益率も振れる。粗利を毎年 1 ポイント上げる計画は、競争が強まれば達成が難しくなる。

賃金の転嫁の遅れ

最低賃金と賃上げは物価並みに進む。保守は長期契約が多く、更新の時期まで値上げが遅れる。入札案件では価格を抑えられやすく、人件費上昇に追いつかないと利益率が下がる。

海外事業の立て直し

海外の営業損益は 2026 年 3 月期にほぼゼロで、前の計画の目標に届かなかった。中国の経済の弱さが重い。2027 年 3 月期の黒字化が果たせない場合、撤退や縮小が必要になる。

遠隔監視・自動診断の普及

センサーや AI による設備の遠隔診断が進めば、人が巡回して点検する仕事の単価が下がる。長期では保守の収益構造を変えうる。会社が省エネ提案などの付加価値にどう移れるかが問われる。

今後の分かれ目

年 100 人の純増が 3 年続く
採用の制約が解けたことになり、計画の売上 900 億円が現実味を帯びる。10 年のやや楽観・楽観に近づく。
更新工事の粗利が年 1 ポイントのペースで改善する
営業利益率 8% の目標が見えてくる。やや楽観の筋書きに近づく。
書類改ざんが他の営業所でも見つかる
顧客の選別が強まり、入札で不利になる。やや悲観・悲観に近づく。
政策保有株を 15% 以下まで減らし、資金を自社株買いに回す
ROE が 14〜15% に近づき、中立の資本効率の前提が固まる。
海外の営業利益が 2027 年 3 月期に黒字化する
海外が赤字の足かせでなくなり、利益の質が改善する。
データセンター・半導体工場の維持管理契約が 2〜3 年後に予想より早く立ち上がる
保守の売上が加速し、楽観側の筋書きの確度が上がる。
遠隔監視の普及で巡回点検の単価が下がり始める
保守の価格転嫁が止まり、やや悲観に近づく。

見ておくもの

  • 技術系社員の純増数と採用・離職の状況(年 100 人の目標)
  • 更新工事の粗利率と受注残の推移
  • 書類改ざんに関する再発防止策の進み具合と、他拠点の点検結果
  • 投資有価証券の純資産比(15% 以下の目標)と自社株買いの有無
  • 海外の営業損益(2027 年 3 月期の黒字化)

倍率と資本コストの決め方

10 年後の売上は技術者の数(実質)と 1 人当たり売上(名目、物価並みに 1.34 倍)で積み、今の株価は見ていない。中立の倍率は ROE 約 13% から RONIC と正当化 PER(約 17.5 倍)を出し、堀が人に依存し書類改ざんの統制の件もあるので約 8 割の 13.9 倍に置いた。今の PER や PBR、過去の水準、同業の倍率は使っていない。悲観側は稼ぐ力(純利益÷k)から置いた。事務所・営業所の賃借は拠点約 100 か所ぶんで額は小さいが、2028 年 3 月期からの新リース会計基準で営業利益・負債の形が変わる。10 年後の数字は今と同じ形(家賃を営業費用に入れた形)にそろえた。 2026-10-22 の見直し(溜まる現金を事業の ROE から外す・k の目安を対称に・楽観〜中立は上限そのものに置く・ROE が k 以下は配り方から出す式)で、倍率を機械で置き直した(第 1 段より前 → 今:楽観 PER 17.8→20.7 倍・やや楽観 PER 15.7→19.88 倍・中立 PER 13.9→18.72 倍)。

資本コスト 7.0% = 無リスク金利 3% + β — × 5%。

同じ業種(サービス業)の AI 分析

割安 ABホテル6565 利益率4割のローコスト・ビジネスホテル。親会社が過半を握るが、稼ぎに比べて今の値段は安い 本質価値との差 +160.0% · 10 年 割安(年 +18.1%) 割安 共栄セキュリティーサービス7058 人の警備を買い集める地味な会社だが、時価総額の半分に当たる金地金を抱え、値段は稼ぐ力に比べて安い 本質価値との差 +108.0% · 10 年 割安(年 +15.9%) 割安 グリーンズ6547 コンフォートを全国に広げるホテル運営会社。利益は戻ったが、固定の家賃が景気の谷で刃になる 本質価値との差 +106.8% · 10 年 割安(年 +15.0%) 割安 ヴィス5071 オフィスの設計・施工で堅く稼ぎ、純現金が時価総額の半分超。事業の質に比べて値段は安く、10年の価値は今を上回る 本質価値との差 +104.9% · 10 年 割安(年 +14.9%) 割安 協和コンサルタンツ9647 防衛と強靱化で利益率が 4% から 11% に上がった建設コンサル。時価総額の 8 割近い純現金があり、10 年の価値は今を 3 割ほど上回る 本質価値との差 +93.0% · 10 年 割安(年 +14.6%) 割安 エフビー介護サービス9220 福祉用具の貸与と地域密着のグループホームで稼ぐ。借金が減り、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +92.3% · 10 年 割安(年 +14.0%) 割安 アメイズ6076 郊外の安い宿を重ねる広がり方から、土地と建物を自分で持つ型へ。物価が上がるほど自社保有は有利だが、借入と償却が重くなる。利益は伸びる見通しで、今の値段は割安に出る 本質価値との差 +82.6% · 10 年 割安(年 +14.1%) 割安 東祥8920 ホテルの利益率 4 割が稼ぎの柱。ただし利益の半分近くは少数株主に流れ、支配株主の色も濃い 本質価値との差 +74.6% · 10 年 割安(年 +13.0%) 割安 スプリックス7030 個別指導『森塾』が利益の柱で、純現金も厚い。少子化とAI家庭教師の逆風を差し引いても、価値は今の時価総額を上回る 本質価値との差 +67.2% · 10 年 割安(年 +12.7%) 割安 チャーム・ケア・コーポレーション6062 関西と首都圏で介護付き有料老人ホームを運営。高齢化で入居者は増えるが、固定家賃と人手不足が重く、10年の本質価値は今の値段を3割ほど上回り割安 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 株式会社ストライクグループ6196 人を増やして利益率を犠牲にした仲介会社。件数は伸びるが、今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +65.0% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 エラン6099 病院に入院セットを貸す国内最大手。契約は積み上がるが粗利率は下り坂で、10 年の本質価値は今の値段を 18% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +59.8% · 10 年 割安(年 +11.7%) 割安 日本M&Aセンターホールディングス2127 仲介の王者は利益率の高さが魅力だが、件数の伸びを欠く今の値段は適正の範囲に収まる 本質価値との差 +58.8% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ユニバーサル園芸社6061 オフィスや店に観葉植物を貸し、通って世話をする月額課金の会社。現金が時価総額の2割あるが、M&Aを急ぎ、株主への還元は薄い 本質価値との差 +55.3% · 10 年 割安(年 +11.2%) 割安 セレスポ9625 皇室の行事と大きな大会を支えるイベントの請負。稼ぐ力は並だが、手元の現金が時価総額を上回り、値段は低い 本質価値との差 +55.2% · 10 年 割安(年 +12.3%) 割安 SBIグローバルアセットマネジメント4765 SBI グループの運用会社が保険会社を吸収する。合併後の株数で置いても、10 年の本質価値は今の時価総額を上回り、割安 本質価値との差 +55.1% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 M&Aキャピタルパートナーズ6080 高単価の大型案件に絞る仲介会社。稼ぐ力は本物だが、利益は景気と人に縛られ、厚い現金も株主に届きにくい 本質価値との差 +54.0% · 10 年 割安(年 +11.6%) 割安 伊豆シャボテンリゾート6819 温泉に浸かるカピバラで知られる伊豆の動物公園。小さいが利益率 2 割を稼ぐ体験型の観光で、値段は稼ぐ力をやや下回る 本質価値との差 +53.4% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ラックランド9612 店舗づくりの老舗が 2025 年に利益を急回復。現金は厚いが、利益の山は続かず、今の値段はやや割安 本質価値との差 +53.3% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 CSSホールディングス2304 ホテルの洗い場を一手に請け負う会社。人手不足が仕事を運ぶが、稼ぐのは人を集める力。今の値段は割安 本質価値との差 +52.9% · 10 年 割安(年 +12.1%) 割安 株式会社新日本科学2395 サルを使う安全性試験で国内最大手。借金と米国の新薬投資が重いが、10 年の本質価値は今の値段を 19% ほど上回り、やや割安 本質価値との差 +52.7% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 京進4735 学習塾から介護・保育へ軸足を移す途上の京進。借金が重く利益の幅は薄いが、保育・介護の積み上がりと塾の改善が数字に出始めた 本質価値との差 +49.6% · 10 年 割安(年 +12.2%) 割安 E・Jホールディングス2153 防災・環境に強い建設コンサル。実質の現金が厚く稼ぎの割に安いが、現金は半分だけ数えた 本質価値との差 +48.3% · 10 年 割安(年 +10.5%) 割安 ツカダ・グローバルホールディング2418 結婚式の縮みをホテルの拡大で補う途上。借金が重く資本効率は資本コストに届かないが、10年の価値は今の値段の近く 本質価値との差 +44.9% · 10 年 割安(年 +12.0%) 割安 株式会社IBJ6071 婚活の「場」を握る連盟で、成婚を伸ばして利益も積み上がる。10 年で測ると、今の時価総額にはまだ余白がある 本質価値との差 +44.7% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 ワシントンホテル4691 コロナの傷から立ち直り、稼ぐ力は本物に戻った。ただ家賃と金利という固定の重さを、今の値段はやや軽く見ている 本質価値との差 +43.5% · 10 年 割安(年 +11.3%) 割安 オイシックス・ラ・大地株式会社3182 食材宅配と給食受託の薄利な二本柱。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段とほぼ同じで、適正 本質価値との差 +41.7% · 10 年 割安(年 +11.4%) 割安 三協フロンテア株式会社9639 仮設ユニットハウスの国内最大手。堅い財務と値上げの力はあるが、建設需要に結びつく限り成長は物価並みで、今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +40.9% · 10 年 割安(年 +10.1%) 割安 エンバイオ・ホールディングス6092 土壌汚染の対策と、汚れた土地の再生、太陽光の発電を併せ持つ。不動産の山を割り引いても、今の値段にはわずかな安全域がある 本質価値との差 +39.0% · 10 年 割安(年 +11.1%) 割安 ハリマビステム9780 人手不足の追い風で利益率は過去最高。ただ人の手に頼る事業で、伸びは物価をわずかに超える程度 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.9%) 割安 テイクアンドギヴ・ニーズ4331 婚礼の最大手がホテルへ大型投資中。今の株価は重みづけた価値に近い 本質価値との差 +38.9% · 10 年 割安(年 +10.6%) 割安 楽天グループ株式会社4755 EC・フィンテックは稼ぐが、モバイルの投資回収と赤字続きの財務が分かれ目。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 9% ほど上回る程度で、適正 本質価値との差 +38.6% · 10 年 割安(年 +12.4%) 割安 ブラス2424 出店で組数を増やす途上。投資が先行して利益は細り、10 年の価値は今の値段に近い 本質価値との差 +38.3% · 10 年 割安(年 +11.8%) 割安 株式会社クオンツ総研ホールディングス9552 仲介は復調、コンサルは賭け。10年の価値は今の時価総額をわずかに下回る適正圏 本質価値との差 +36.6% · 10 年 割安(年 +11.0%) 割安 アソインターナショナル9340 矯正装置の技工所の草分け。ROE 16% と純現金は魅力だが、デジタル化で単価が下がり、10 年の価値は今の値段の前後 本質価値との差 +36.3% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 株式会社ワールドホールディングス2429 売上の大半は現場の体が要る派遣と不動産で、AI エージェントの影響は事務部分に限られる。借入の重さを考えると、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +35.5% · 10 年 割安(年 +10.7%) 割安 KeePer技研株式会社6036 車のコーティング専門店の拡大で稼ぐ力は高いが、会社計画の6〜7割で見ると利益で測った価値は今の時価総額の周り。割安とも割高とも言えない 本質価値との差 +33.2% · 10 年 割安(年 +9.4%) 割安 白洋舍9731 クリーニングは縮み、ホテル向けのリネンが支える。利益の質は並みだが、貸しビルなどの含みが値段を支え、筆者は適正の上寄りと見る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 ビケンテクノ9791 大阪発のビル清掃と管理の中堅。人手不足を値上げに変える力はあるが、利益をためて配らない資本の使い方が価値を削る 本質価値との差 +32.5% · 10 年 割安(年 +10.4%) 割安 DNホールディングス株式会社7377 橋と河川の設計で食う建設コンサル。不祥事と設計の誤りで利益が落ちたが、公共需要は堅く、10 年の価値は今の値段を上回る 本質価値との差 +31.8% · 10 年 割安(年 +9.6%) 割安 ヒビノ2469 ドーム公演の映像・音響で稼ぐが、万博の追い風が消える。純有利子負債 109 億円と、買収で膨らむ借入が重い 本質価値との差 +31.0% · 10 年 割安(年 +10.3%) やや割安 オリエンタルコンサルタンツホールディングス2498 海外ODAの建設コンサルで首位。成長は続くが利益率は薄く、10 年の価値は今の値段と同じ水準 本質価値との差 +29.4% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ANYCOLOR株式会社5032 VTuber「にじさんじ」の運営で、稼ぐ力は高いが人気と配信の場に依存する。10 年の利益で測った本質価値は今の値段をやや下回る程度で、適正とみる 本質価値との差 +26.3% · 10 年 やや割安(年 +9.0%) やや割安 ケアサービス2425 現金は時価総額の6割あり、エンゼルケアの高採算が利益の源。介護の本業が立て直せれば割安 本質価値との差 +25.8% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 KNT-CTホールディングス株式会社9726 旅行代理店の利益は薄く、優先株を返した後の普通株の稼ぎで測ると、今の値段は少し先を見すぎている。やや割高 本質価値との差 +25.1% · 10 年 やや割安(年 +10.3%) やや割安 サン・ライフホールディング7040 神奈川の互助会と葬儀の会社。死亡数の山に向けて稼ぎは伸びるが、厚い現金は会員の掛金の裏付けで、株主のものではない 本質価値との差 +24.6% · 10 年 やや割安(年 +9.8%) やや割安 リゾートトラスト株式会社4681 会員制の堀と医療への広がりは本物だが、利益で測る本質価値は今の時価総額を下回る。成長の多くが開業時の一括計上と新規ホテルへの投資に頼る点を割り引くと、割高寄り 本質価値との差 +24.1% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社ナガセ9733 東進の強さと少子化・AI の逆風が釣り合う。金の信託の含み益を足して、今の値段はほぼ妥当 本質価値との差 +23.2% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 ニシオホールディングス株式会社9699 建機レンタル大手の一角。機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かないが、今の値段は中立の 10 年の価値とほぼ釣り合う 本質価値との差 +22.5% · 10 年 やや割安(年 +8.5%) やや割安 株式会社ステップ9795 神奈川の公立トップ校受験で地域一番の塾。厚い現金も入れた本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合い、適正圏 本質価値との差 +22.3% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ユーピーアール7065 国が後押しするレンタルパレットの 2 番手。償却と人件費の上昇で利益は細いが、業界の伸びとパレットの資産を考えると割安 本質価値との差 +22.0% · 10 年 やや割安(年 +9.4%) やや割安 株式会社ユー・エス・エス4732 中古車オークション首位、無借金で総還元率 100% 超とシェア 50% 戦略を両立。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の値段を 6%ほど上回る程度で適正 本質価値との差 +20.7% · 10 年 やや割安(年 +8.0%) やや割安 エヌ・シー・エヌ7057 法改正の追い風は本物だが、会社予想の利益倍増は割り引く。現金の大半は自分のものではない 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.3%) やや割安 ジェイエスエス6074 子ども向けスイミングスクールの堅実な運営会社。会費改定で利益は戻るが、少子化と指導者不足が数量を削る 本質価値との差 +20.1% · 10 年 やや割安(年 +8.8%) やや割安 要興業6566 東京23区の事業ごみを握る堅実な地場企業。現金は厚いが、還元が低く、本質価値は今の値段とほぼ並ぶ 本質価値との差 +19.7% · 10 年 やや割安(年 +7.8%) やや割安 シーティーエス4345 建設現場のICTレンタルで利益率26%。成長は続くが、10 年の価値は今の値段をやや上回る水準 本質価値との差 +19.3% · 10 年 やや割安(年 +8.6%) やや割安 株式会社ダイセキ9793 廃液処理の国内最大手。取引工場を毎年増やして稼ぐ堅い会社だが、10 年の価値は今の時価総額とほぼ同じで、安全域は薄い 本質価値との差 +18.5% · 10 年 やや割安(年 +7.3%) やや割安 トスネット4754 仙台発の交通誘導警備の会社。現金は時価総額の7割あるが、本業の取り分が細り値段はほぼ適正 本質価値との差 +17.9% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社フルキャストホールディングス4848 短期バイトは体が要る現場仕事で、AI エージェントの影響は限られる。利益率の薄まりとアプリ勢の競争を織り込むと、10 年の本質価値は今の時価総額とほぼ釣り合う 本質価値との差 +17.1% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社エムアップホールディングス3661 アーティストのファンクラブ運営で伸びる軽資産の会社。ただ取り分は大型案件に握られる。10 年の本質価値は今の時価総額と近く、適正 本質価値との差 +16.6% · 10 年 やや割安(年 +8.9%) やや割安 株式会社プラスアルファ・コンサルティング4071 人事 SaaS の稼ぐ力は高いが、大手と生成 AI の圧力が重い。利益で測った 10 年の本質価値は今の値段を 1 割弱下回る、適正圏 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.7%) やや割安 船場6540 受注残は厚く、現金も余るが、案件ごとの競争で利益率は 5% 台。10 年の本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +16.3% · 10 年 やや割安(年 +8.4%) やや割安 株式会社トーカイ9729 介護・病院・調剤の裏方を束ねた高齢社会のインフラ。公定価格の天井で伸びは物価並みだが、現金と還元を足すと今の値段はやや割安 本質価値との差 +16.2% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) やや割安 日建工学9767 海岸や川の護岸ブロックと、その型枠を貸す日建工学。時価総額の8割が現金で、事業の稼ぎは公共工事の波に乗る。値段は安いが利益は読みにくい 本質価値との差 +16.1% · 10 年 やや割安(年 +9.3%) やや割安 株式会社カーブスホールディングス7085 女性専用の 30 分ジムで会員が増え続ける質の高い会社。ただ 10 年の利益で測ると今の時価総額は織り込み済みで、安全域は薄い 本質価値との差 +13.7% · 10 年 やや割安(年 +8.2%) やや割安 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ6090 代謝物の受託解析で国内の草分け。稼ぐ力は戻ったが、研究の予算と装置の進歩に振られる 本質価値との差 +12.9% · 10 年 やや割安(年 +8.1%) やや割安 ナック9788 宅配水とダスキンの清掃で稼ぐ定期サービス会社に、住宅関連の波が乗る。営業利益率は 4〜6% の帯から出ない。利益で測ると今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +12.4% · 10 年 やや割安(年 +7.9%) やや割安 セントラル警備保障9740 警備の契約収入と厚い現金は強みだが、人件費と ROE が重い。今の値段は適正の範囲 本質価値との差 +11.3% · 10 年 やや割安(年 +7.7%) 適正 Aoba-BBT2464 インターナショナルスクールが稼ぎ、社会人教育はAIに押される。現金は厚く見えるが半分は授業料の前受け。今の値段はほぼ適正 本質価値との差 +9.7% · 10 年 適正(年 +7.7%) 適正 株式会社ウエスコホールディングス6091 防災設計の建設コンサルに、時価総額の8割に迫る純現金が付いた会社。現金が下値を支えるが、10 年の価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +9.6% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ウェルネット2428 コンビニ決済の老舗で現金は厚いが、その大半は顧客の預り金。件数は減る側にあり、10年の価値は今の値段並み 本質価値との差 +9.5% · 10 年 適正(年 +7.8%) 適正 明豊ファシリティワークス1717 公共 CM と無借金の財務で増配が続くが、工数請求が AI で削られる。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +7.4% · 10 年 適正(年 +7.3%) 適正 ティア2485 名古屋で斎場の3割を握る葬儀会社。出店と買収で伸びるが、借金と件数の失速が重く、今の値段はおおむね妥当 本質価値との差 +7.0% · 10 年 適正(年 +7.5%) 適正 フルハシEPO9221 廃木材をチップに変える中部の再資源化会社。許認可が堀で、新設の遅れと借入が焦点 本質価値との差 +6.2% · 10 年 適正(年 +7.0%) 適正 ポピンズ7358 保育所と在宅の子育て支援で伸びる。現金も厚いが、少子化の中で公費頼みの利益率は先走る。やや割高 本質価値との差 +6.0% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 幼児活動研究会2152 園児の体を動かす先生を派遣する高収益の会社。AI には代替されにくいが、少子化と戻らない現金で、10 年の価値は今の時価総額に届かない 本質価値との差 +5.5% · 10 年 適正(年 +7.1%) 適正 土木管理総合試験所6171 維持管理の堅い需要と現金を持つ試験・調査の会社。10 年の価値は今を 1 割ほど下回る 本質価値との差 +5.3% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 燦ホールディングス9628 国内最大の上場葬儀会社。死亡者数の追い風は確かだが、買収で厚くした資本の稼ぎが資本コストに届かない。今の値段は妥当圏と見る 本質価値との差 +4.9% · 10 年 適正(年 +6.9%) 適正 翻訳センター2483 特許・医薬の翻訳で国内首位級だが、生成AIが人手の翻訳量を削る。厚い現金と全額還元が下を支える 本質価値との差 +4.7% · 10 年 適正(年 +6.6%) 適正 成学社2179 大阪地盤の個別指導塾フリーステップ。利益は過去最高だが、少子化とAIの家庭教師が生徒の数と単価を細らせる。今の値段はやや割高 本質価値との差 +4.2% · 10 年 適正(年 +8.4%) 適正 株式会社イチネンホールディングス9619 中小口リースが稼ぎの柱の多角化企業。周辺は薄利で、10 年の価値は今の値段と同じくらい 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.0%) 適正 川崎地質4673 地質調査の老舗。防衛の大型案件で利益が膨らんだが一過性が濃く、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 +4.0% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 フルテック6546 北海道・東北で首位の独立系自動ドア会社。保守の積み上げは堅いが、全社の費用が重く利益率は 3〜5%。価値は今の値段とほぼ同じ 本質価値との差 +2.2% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 ALSOK株式会社2331 警備の二番手は利益が上向き。稼ぎの質はセコムに劣り、10年の本質価値は今の値段を 9% ほど下回る程度で、適正 本質価値との差 +1.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 学究社9769 都立中・都立高受験の強いブランドで営業利益率22%を稼ぐが、少子化と私立無償化が重く、今の値段はやや割高 本質価値との差 +0.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社JPホールディングス2749 保育と学童を国の公定価格が支える堅い事業。ただ少子化で伸びは乏しく、純現金を足しても本質価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 +0.7% · 10 年 適正(年 +7.4%) 適正 早稲田アカデミー4718 首都圏の中学受験で伸びる堅い塾。ただ値段は先の成長までほぼ織り込まれ、10年の価値は今の時価総額を2割強下回る 本質価値との差 +0.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社Finatextホールディングス4419 証券の基幹システムをクラウドで貸す成長株。利益で測った 10 年の価値は、今の値段に届かない見立てで、やや割高 本質価値との差 +0.2% · 10 年 適正(年 +8.1%) 適正 ライク2462 保育・人材・介護を束ねる創業家支配の会社。公的な単価に縛られ、利益は伸びても資本コストを少し超える程度 本質価値との差 −0.1% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 市進ホールディングス4645 千葉の老舗の集団塾に介護を足した学研の子会社。少子化と AI で塾の生徒が細り、借金と家賃の重さが残る 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 日本郵政6178 利益のほぼ全部が金融2社の持分。式どおりの倍率で見ると、10年の価値は今の時価総額を1割弱下回る適正圏だが、安全域は薄い 本質価値との差 −1.0% · 10 年 適正(年 +6.8%) 適正 パシフィックネット3021 法人向けパソコンの月額レンタルと使用済み機器の処理で伸びるが、直近の利益は入れ替えの山にあり、借入も重い 本質価値との差 −1.4% · 10 年 適正(年 +7.2%) 適正 シダー2435 需要は確か、利益は薄く、借入は重い。それでも 10年後の価値は、今の値段を 2 割近く上回る 本質価値との差 −2.5% · 10 年 適正(年 +8.2%) 適正 アドバンテッジリスクマネジメント8769 ストレスチェックと団体の所得補償保険の先駆者。法の追い風はあるが、人が担う相談と研修はAIに置き換わりやすく、やや割高 本質価値との差 −3.9% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社プレステージ・インターナショナル4290 手配と窓口の事務は AI エージェントに削られるが、協力会社の網と家賃保証の記録が堀。10 年の本質価値は今の時価総額を 2 割ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −4.4% · 10 年 適正(年 +5.4%) 適正 株式会社コシダカホールディングス2157 まねきねこは国内首位で稼ぐ力は確かだが、利益率が下がり始めた今、10 年先の価値は今の時価総額に届かないと筆者は見る。 本質価値との差 −4.5% · 10 年 適正(年 +6.5%) 適正 東洋テック9686 警備とビル管理で稼ぐ堅実な会社だが、利益率は 3% 台と薄い。万博の特需を除くと稼ぐ力は小さく、10 年の価値はやや割高とみる 本質価値との差 −4.6% · 10 年 適正(年 +5.8%) 適正 いちご2337 稼ぎの 3 割近くは物件の売却益。金利の上昇で利益の土台が削られ、10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −5.1% · 10 年 適正(年 +6.3%) 適正 株式会社LITALICO7366 成長力は本物だが、売上の大半を国が決める値段に乗る。利益で測った本質価値は今の時価総額をやや下回り、やや割高 本質価値との差 −5.3% · 10 年 適正(年 +6.7%) 適正 株式会社エス・エム・エス2175 看護・介護の人材紹介と介護 SaaS(カイポケ)が柱。海外の巨額減損と大株主の圧力を抱え、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り割高 本質価値との差 −5.6% · 10 年 適正(年 +5.9%) 適正 丹青社9743 万博の山を越えて利益率が6%台に落ち着き、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、資本コスト8.75%で測った10年の本質価値は今の値段を25%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −6.4% · 10 年 適正(年 +5.7%) 適正 ロイヤルホテル9713 リーガロイヤルホテルの運営会社。建物を売って身軽になったが、固定家賃と優先株が重く、10 年の価値は評価を下回る 本質価値との差 −7.3% · 10 年 適正(年 +6.2%) 適正 株式会社ミダックホールディングス6564 営業利益率 4 割の産廃処分会社。許可という堀は本物だが、資本が厚くなる 10 年を割り引くと今の値段はやや割高 本質価値との差 −7.6% · 10 年 適正(年 +6.0%) 適正 株式会社ディー・エヌ・エー2432 ポケポケ頼みの稼ぎは細り、残るのはゲーム・配信・球団の積み上げ。利益で測った 10 年の価値は今の値段を 14% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −7.7% · 10 年 適正(年 +6.1%) 適正 いであ9768 環境調査と河川設計の堅い会社。利益率は過去最高圏で、10 年の価値は今の値段の周りに収まる 本質価値との差 −9.0% · 10 年 適正(年 +5.6%) やや割高 株式会社ビー・エム・エル4694 病院から検体を預かる国内大手の検査会社。手元現金は厚いが稼ぐ力は細く、10 年の本質価値は今の値段をやや下回る 本質価値との差 −12.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 エムスリー株式会社2413 国内医師 9 割を会員化した独占的プラットフォームだが、製薬マーケ予算の反動と会員数の飽和で、10 年の本質価値は今の値段を 25% ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −12.8% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 株式会社イオンファンタジー4343 国内の小型店と値上げで稼ぎは伸びるが、利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。借金が重く、割高 本質価値との差 −12.9% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 応用地質株式会社9755 地質調査の国内最大手。現場の体の守りは堅いが、利益率は低く、AI エージェントが解析の工数を減らす。10 年の価値は今の時価総額をやや下回る 本質価値との差 −13.6% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社GENDA9166 買収で売上を 4 倍にした店舗網は本物だが、借金とのれんが重く資本の稼ぎも落ちた。10 年の本質価値は今の値段を下回り、やや割高と見る 本質価値との差 −13.7% · 10 年 やや割高(年 +7.0%) やや割高 株式会社サイバーエージェント4751 稼ぎの柱はゲームで、ネット広告代理はAIエージェントに置き換えられて縮み、ABEMAは黒字化したばかり。今の利益は山に近く、資本コスト8.75%で測ると本質価値は今の値段を50%ほど下回り、割高 本質価値との差 −13.9% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ジャパンマテリアル株式会社6055 半導体工場のガス・超純水の施工と運転を請け負う優良企業。ただし 10 年の利益で測ると、今の値段は約 41% 割高 本質価値との差 −14.8% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 SOLIZE Holdings5871 自動車の開発に技術者を出し、3Dプリンタで部品を造る会社。人月の仕事がAIエージェントに削られる先を見て割高 本質価値との差 −15.1% · 10 年 やや割高(年 +5.2%) やや割高 日本管財ホールディングス株式会社9347 公共施設の包括管理に強い堅実なビル管理会社。ただ利益率は 6% 弱と薄く、厚い現金も株主に戻る保証がない。10 年の稼ぎで測ると、今の値段はやや高い 本質価値との差 −15.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 株式会社ラウンドワン4680 国内の好調と米国の出店で稼ぎは伸びるが、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に届かない。割高 本質価値との差 −15.7% · 10 年 やや割高(年 +5.5%) やや割高 ライドオンエクスプレスホールディングス6082 「銀のさら」の名前は残るが、宅配アプリに専業の強みを削られる。手元の現金を足しても、今の値段は少し高い 本質価値との差 −16.0% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 タカミヤ2445 足場の賃貸は回復したが、償却費と借金が重く、利払いも増える。10 年の見立てはやや割高 本質価値との差 −16.6% · 10 年 やや割高(年 +5.6%) やや割高 乃村工藝社9716 空間づくりの最大手で財務は堅いが、利益率は万博を含む過去最良の水準にあり、企画・設計がAIエージェントに置き換わる分も重なって、10年の本質価値は今の値段を34%ほど下回り、やや割高 本質価値との差 −16.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 東京都競馬株式会社9672 大井競馬場の大家で稼ぎは安定するが、1,600 億円の再整備が利益を食う。10 年後の価値は今の時価総額を大きく下回り、割高 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社エイチ・アイ・エス9603 旅行は薄利で借金は重い。稼ぎの回復を織り込んでも、10 年の利益で測った価値は今の時価総額を下回る。割高寄り 本質価値との差 −17.0% · 10 年 やや割高(年 +6.4%) やや割高 ダイサン4750 住宅の足場で名の通った老舗だが、稼ぐ力が資本コストに届かず、今の値段でもやや高い 本質価値との差 −17.2% · 10 年 やや割高(年 +4.7%) やや割高 ファルコホールディングス4671 京都の臨床検査と調剤薬局。厚い現金を配当で戻すが、公定価格に縛られて利益は伸びない 本質価値との差 −17.6% · 10 年 やや割高(年 +4.5%) やや割高 城南進学研究社4720 個別指導の塾と保育園を営む小さな会社。黒字化は始まったが、10 年先を見ても今の値段に安全域は薄い 本質価値との差 −18.7% · 10 年 やや割高(年 +4.9%) やや割高 NJS2325 上下水道の設計で国内首位級。守りは堅いが現金の戻りが遅く、10 年の価値は今の値段を下回る 本質価値との差 −18.9% · 10 年 やや割高(年 +4.4%) やや割高 グローバルキッズCOMPANY6189 首都圏の保育所運営で再建が進むが、少子化と薄い利益率が重く、今の値段はやや高い 本質価値との差 −19.1% · 10 年 やや割高(年 +5.0%) やや割高 株式会社オンザページ9160 旧ノバレーゼと旧エスクリが合併した国内最大級の婚礼会社。婚姻が縮む市場で借入が重く無配、10 年の中立では割高の側 本質価値との差 −20.0% · 10 年 やや割高(年 +6.8%) やや割高 エプコ2311 住宅会社の裏方は堅実だが、設計の柱が着工減とAIで細る。再エネ工事の伸びで埋めきれず、今の値段は高い 本質価値との差 −20.1% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 明光ネットワークジャパン4668 個別指導塾「明光義塾」の本部。現金は厚いが、人手と家賃で稼ぐ事業は人件費に削られ、10 年で見ると今の値段には届かない。 本質価値との差 −20.9% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社建設技術研究所9621 河川で首位の建設コンサル。許認可と公共予算が守るが、AI エージェントの工数削減が値段に響く。10 年の価値は今の値段を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −21.2% · 10 年 やや割高(年 +3.6%) やや割高 株式会社オオバ9765 民間の街づくりに強い建設コンサル。利益率は過去最高圏で、そこから先の伸びは物価並み。10 年の価値は今の値段を3割ほど下回る 本質価値との差 −21.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 キュービーネットホールディングス6571 10分の理容店QB HOUSEを国内587店で運営。出店と人材の先行費用で利益率が5%台に下がり、価値は今の時価総額の6割ほど 本質価値との差 −21.7% · 10 年 やや割高(年 +4.1%) やや割高 インフロニア・ホールディングス株式会社5076 請負の利益に買収を重ねて運営事業へ舵を切る途上の会社。10 年のならした利益で測ると資本コスト 8.5% に届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 GMOインターネット株式会社4784 祖業のドメイン・サーバーは堅いが、値段は GPU クラウドへの期待を先取りしている。10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −22.3% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 アサンテ6073 白蟻防除の最大手。人を増やす投資で利益が一度落ち込む。現金は厚いが、値段は割高に寄る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 キタック4707 新潟の官公庁に頼る建設コンサル。仕事は堅いが利益が薄く、借入も重い。10 年の価値は今の時価総額を 4 割台半ばで下回る 本質価値との差 −22.4% · 10 年 やや割高(年 +4.6%) やや割高 株式会社カナモト9678 建機レンタル大手。値上げで利益は最高圏だが、機械の更新に資本を食われ ROE は資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −22.8% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 ユーラシア旅行社9376 全員添乗員の海外旅行を円熟層に売る無借金の小さな旅行会社。現預金は厚いが、旅行の利幅は薄く、本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −23.1% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 株式会社 リソー教育グループ4714 親会社ヒューリックが TOB で完全子会社化へ。個別指導塾の質は高いが、利益で測った価値は買い付けの値段に届かない 本質価値との差 −23.4% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 オリジナル設計4642 上下水道の更新需要は強いが、利益は伸びにくく買収の質も未検証。10 年の価値は今を 3 割ほど下回る 本質価値との差 −24.4% · 10 年 やや割高(年 +3.8%) やや割高 東海リース9761 現場事務所と仮設建物を自前で作って貸す老舗。需要は底堅いが、借金で増やした資産が資本コストを稼がず、割高 本質価値との差 −24.6% · 10 年 やや割高(年 +3.7%) やや割高 UTグループ株式会社2146 製造派遣は現場の体が要る仕事で、AI エージェントの影響は限られる。薄い利益率と自動化の懸念から、10 年の本質価値は今の時価総額を 4 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −24.9% · 10 年 やや割高(年 +3.2%) やや割高 トランス・コスモス株式会社9715 窓口と事務の BPO は AI エージェントが最も直接に置き換える仕事。厚い純現金があっても、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割弱下回り、割高 本質価値との差 −25.4% · 10 年 やや割高(年 +3.3%) やや割高 RSC4664 池袋のサンシャインシティを足場にしたビル管理の会社。契約は堅いが利益は薄く、純現金を足しても今の値段は高い 本質価値との差 −25.5% · 10 年 やや割高(年 +3.9%) やや割高 株式会社アルプス技研4641 設計技術者の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。利益率も低めで、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −27.2% · 10 年 やや割高(年 +2.3%) やや割高 株式会社共立メンテナンス9616 寮の安定を土台にドーミーインが稼ぐ良い会社だが、10 年後の利益で測る価値は今の時価総額を大きく割り込み、割高 本質価値との差 −27.3% · 10 年 やや割高(年 +4.0%) やや割高 H.U.グループホールディングス株式会社4544 検査の受託で国内首位級、利益の柱は診断薬。立て直しは途上で、10 年の本質価値は今の値段を 2 割弱下回り、やや割高 本質価値との差 −27.4% · 10 年 やや割高(年 +3.5%) やや割高 セコム株式会社9735 警備首位の稼ぐ力に新事業・海外を積む多角化企業。強い堀を認めても k は 7% で、10 年のならした利益で測ると今の株価は割高 本質価値との差 −27.8% · 10 年 やや割高(年 +2.9%) やや割高 サニックスホールディングス4651 シロアリ防除を核に、廃プラ発電と太陽光を抱える会社。利益は不安定で、設備と借入が重い。今の値段は割高側に出た 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +4.2%) やや割高 株式会社シグマクシス・ホールディングス6088 人月で売るコンサルは AI エージェントに置き換えられる側。稼ぐ力は本物だが、10 年の価値は今の時価総額 503 億円を下回る 本質価値との差 −29.4% · 10 年 やや割高(年 +1.7%) 割高 エアトリ6191 航空券のネット販売の大手。3年は利益を全額配当に回すが、そのあとはほぼ無配に近い水準へ戻る。10年の稼ぎで測ると今の値段は割高 本質価値との差 −30.0% · 10 年 割高(年 +3.6%) 割高 東京會舘9701 丸の内の格式ある宴会場。ブランドは強いが婚礼の縮小と人件費が重く、10 年の価値は今の値段を大きく下回る。 本質価値との差 −30.4% · 10 年 割高(年 +3.4%) 割高 株式会社コンヴァノ6574 ネイルの会社が美容クリニック向けの支援で急成長。ただ顧客 1 社への依存が重く、利益が今期予想の半分に落ち着く前提でも割高 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 環境管理センター4657 環境の測定・分析を担う小さな老舗。規制が需要を支えるが、過当競争で利幅が薄く、10 年の価値は今の時価総額を 4 割ほど下回る 本質価値との差 −32.0% · 10 年 割高(年 +3.3%) 割高 京都ホテル9723 京都の中心で老舗の高級ホテルを営むが、借金と優先株が重く、利益の多くが利払いと返済に消える 本質価値との差 −32.2% · 10 年 割高(年 +3.8%) 割高 TREホールディングス株式会社9247 産廃・スクラップ・バイオマス発電を持つ静脈の総合企業。直近の利益は能登の特需で、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.9%) 割高 ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社6544 メーカー系が握る保守市場で台数を積む独立系。成長は本物だが、10 年のならした利益で測ると今の値段は先を織り込みすぎている 本質価値との差 −33.3% · 10 年 割高(年 +2.6%) 割高 日本和装ホールディングス2499 着物の販売仲介と割賦の会社。市場が縮む中で利益は底堅いが、ROE が資本コストに届かず、10 年の価値は今を大きく下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 株式会社インソース6200 講座を自前で作る安さと 4 割の利益率は本物だが、人の講師で売る研修は AI エージェントに置き換わる側。10 年の価値は今を下回る 本質価値との差 −33.6% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 セルソース4880 ひざの自費の再生医療で一時は 4 割の利益率を稼いだが、件数は伸びず ROE は資本コストに届かない。厚い現金を数えても割高 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +3.5%) 割高 ディップ株式会社2379 バイトルの稼ぐ力は本物だが、求人の入口が AI エージェントや無料の検索に移る側にある。10 年の価値は今の時価総額を半分ほど下回る 本質価値との差 −33.9% · 10 年 割高(年 +1.8%) 割高 MS&Consulting6555 覆面調査という地味な稼ぎ方は堅いが、利益の天井が低く、10 年先の値段は今を下回りやすい 本質価値との差 −35.2% · 10 年 割高(年 +3.7%) 割高 テノ.ホールディングス7037 福岡発の保育所運営。公定価格で売上は守られるが、子どもは減り、借金と家賃が重い。稼ぐ力で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.5% · 10 年 割高(年 +4.2%) 割高 藤田観光株式会社9722 稼ぎは過去最高だが、薄利の歴史と山に近い利益率を割り引くと利益で測った価値は今の時価総額の半分ほど。割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +2.5%) 割高 共和コーポレーション6570 出店で急成長するゲームセンター会社。家賃と機器投資が重く、10年で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −35.6% · 10 年 割高(年 +3.0%) 割高 株式会社リログループ8876 社宅・賃貸管理は記録が堀で守られるが、福利厚生は画面型で値下げ圧力を受ける。10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割強下回り、割高 本質価値との差 −35.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社カカクコム2371 争奪戦で株価はTOB提示額さえ超えているが、本質価値で測ると行き過ぎで、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回り、割高と筆者は見る。 本質価値との差 −35.8% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 スタジオアリス2305 子ども写真館の最大手。値上げで客単価は保つが、出生数の減少で客数が毎年1割近く減る。時価総額の6割近い現金を抱え、稼ぎは薄い。今の値段は高いと見る 本質価値との差 −36.1% · 10 年 割高(年 +1.9%) 割高 株式会社ナガワ9663 ユニットハウスで国内首位級。財務は堅いが元手が重く稼ぎの効率は資本コストに届かず、今の値段は割高 本質価値との差 −36.6% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アイ・ケイ・ケイホールディングス2198 地方都市のゲストハウス婚礼で一定の地位を築いたが、挙式の件数は構造的に減る。利益が一過性で膨らんだ今の値段は10年の価値より高く、割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 スバル興業株式会社9632 道路の維持管理が柱の東宝系企業。堅い現金はあるが談合の是正で利益率が下がり、10年のならした利益で測ると今の値段は割高 本質価値との差 −36.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 セントラルスポーツ4801 大手の中で堅く稼ぐが、家賃という固定費を背負い、資本効率は資本コストに届かない 本質価値との差 −36.9% · 10 年 割高(年 +2.4%) 割高 大栄環境株式会社9336 最終処分場を握る高収益の廃棄物大手。稼ぐ力は本物だが、投資が重く、10 年のならした利益で測ると今の値段は高い 本質価値との差 −37.4% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社オープンアップグループ2154 堅実な技術者派遣だが、AI エージェントが下流の仕事を置き換える側にある。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −37.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 ウチヤマホールディングス6059 北九州発の介護付き有料老人ホームとカラオケの会社。高齢者は増えるが、介護の利益を本社費とカラオケが食い、資本は稼がない。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −38.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 株式会社ベルシステム24ホールディングス6183 契約は安定していても、席の数に頼る稼ぎが AI エージェントに直接削られる。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −38.4% · 10 年 割高(年 +1.0%) 割高 株式会社帝国ホテル9708 帝国ホテルの本体は看板と日比谷の土地で、ホテルの利益は薄い。土地と賃貸用マンションの含み益を足しても、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分ほどで、割高 本質価値との差 −38.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 秀英予備校4678 静岡を地盤に 219 校舎を持つ集団塾。校舎の整理で利益を立て直す途上だが、少子化と AI が授業の数量と値段を押す 本質価値との差 −39.2% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 株式会社メイテックグループホールディングス9744 設計の工数売りは AI エージェントに置き換わりやすい。事業の質は高いが、10 年の本質価値は今の時価総額を 5 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −39.5% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 株式会社日本ケアサプライ2393 介護用具レンタル卸の草分けで需要は堅いが、公定価格と薄い利益率で成長は年 5% 前後。10 年の本質価値は今の値段を 4 割以上下回り、割高 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 極楽湯ホールディングス2340 最高益を更新して復配したが、新店と更新の投資で現金は細り、利益の伸びは物価並み。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −40.0% · 10 年 割高(年 +2.1%) 割高 リソルホールディングス5261 訪日客の追い風で利益は山に近い。賃借料の重さと倍率を考えると、今の値段は高い 本質価値との差 −40.4% · 10 年 割高(年 +1.3%) 割高 株式会社MIXI2121 稼ぎの 8 割を 1 本のゲームに頼る会社。スポーツと家族アプリは育つが薄利で、10 年の本質価値は今の値段を大きく下回る。割高 本質価値との差 −40.5% · 10 年 割高(年 +1.6%) 割高 パーソルホールディングス株式会社2181 事務の派遣・BPO・紹介は AI エージェントに置き換わる側。堀は浅く、資本コスト 9.5% で測った 10 年の本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.4% · 10 年 割高(年 +0.1%) 割高 アトラグループ6029 接骨院を支える小さな支援会社。玩具店から手を引き本業に絞るが、療養費の縮みが重く割高と見る 本質価値との差 −43.6% · 10 年 割高(年 +1.7%) 割高 早稲田学習研究会5869 北関東の大型校舎で戦う集団塾。創業者が 6 割を持ち配当は厚いが、AI が授業の価格を押す 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 −0.1%) 割高 ベクトル6058 PR最大手で稼ぐ力は高いが、利益の大半を占めるPR・広告と配信をAIエージェントが置き換えていき、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −43.9% · 10 年 割高(年 +0.6%) 割高 ポラリス・ホールディングス3010 ホテルを借りて運営する会社。急拡大の途中で、のれんと固定賃料が重く、本質価値は今の値段を下回る(割高) 本質価値との差 −44.2% · 10 年 割高(年 +0.7%) 割高 ケア212373 大阪発の介護の会社。高齢者は増えるが、人手と国の報酬に挟まれて利益は薄く、借金とリースが重い。今の値段は高い 本質価値との差 −44.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 アンビスホールディングス7071 ホスピス住宅の最大手は、報酬改定で儲けの形が壊れた。資産の厚みが下を支えるが、稼ぐ力は資本コストに届かない 本質価値との差 −45.3% · 10 年 割高(年 +2.0%) 割高 弁護士ドットコム株式会社6027 電子契約と法律メディアの二本柱で伸びる質の良い成長企業。ただし利益で測った 10 年の価値は今の値段の 4 割ほどで、割高 本質価値との差 −45.4% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 株式会社船井総研ホールディングス9757 顧問料で積み上げる人月の稼ぎは、AI エージェントに削られる側。還元は手厚いが、10 年の価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −46.1% · 10 年 割高(年 −1.3%) 割高 一蔵6186 振袖の自社企画で稼ぐが、少子化と借金が重い。回復を見込んでも、今の値段は高い 本質価値との差 −46.3% · 10 年 割高(年 +1.4%) 割高 日本エマージェンシーアシスタンス6063 海外で倒れた旅行者を助ける専業だが、利益は薄く浮き沈みが激しい。10 年先を買う理由は見つけにくい 本質価値との差 −46.7% · 10 年 割高(年 +1.5%) 割高 グリーンランドリゾート9656 九州の遊園地「グリーンランド」が稼ぎの柱。客数は細り、土地と設備が重く ROE は 4% 台。資本コストに遠く、今の値段でも割高 本質価値との差 −47.4% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 株式会社ダスキン4665 訪販とミスドの堅い収益はあるが、ROE は資本コストに届かず、利益で測った本質価値は今の時価総額の半分に満たない。割高 本質価値との差 −48.3% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 note株式会社5243 書き手が稼ぐ場としての note は本物で、AI で利益率も上がった。ただ 10 年先の成功を前提にしても、本質価値は今の時価総額を 6 割ほど下回る割高と見る 本質価値との差 −48.6% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 博報堂DYホールディングス2433 国内広告の取引関係と大きな純現金はあるが、広告の企画・制作・運用をAIエージェントが肩代わりし、10年の本質価値は今の値段を61%ほど下回り、割高 本質価値との差 −49.7% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 テルマー湯ホールディングス3521 新宿のスパ1つに稼ぎが集まる温浴の会社。立地は強いが借地で施設は2つだけ、割高とみる 本質価値との差 −49.8% · 10 年 割高(年 −0.4%) 割高 アゴーラホスピタリティーグループ9704 大阪と東京に数軒のホテルを持つ小さなホテル会社。訪日客で黒字に戻ったが、借入と外部の持分が株主の取り分を細らせる 本質価値との差 −50.4% · 10 年 割高(年 +1.2%) 割高 トランスジェニックグループ2342 マウスを使う薬の試験の受託と、卸・商社の子会社を束ねる持株会社。稼ぎの 8 割は卸で、資本の効率は低く、今の値段は高い 本質価値との差 −51.9% · 10 年 割高(年 +0.8%) 割高 きょくとう2300 福岡の家庭向けクリーニング。縮む市場で利益は薄く、事業の稼ぎが今の時価総額を支えきれない。筆者は割高と見る 本質価値との差 −52.3% · 10 年 割高(年 0.0%) 割高 エン株式会社4849 再建の手応えはあるが、媒体と紹介が AI エージェントに置き換わる側にある。10 年の価値は今の時価総額を 3 分の 2 ほど下回る 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 進学会ホールディングス9760 札幌の学習塾が看板だが、中身は借入で株を回す運用会社。帳簿の厚みは額面どおりには受け取れない 本質価値との差 −54.9% · 10 年 割高(年 +1.1%) 割高 株式会社ジェイエイシーリクルートメント2124 管理職の転職を扱う紹介会社の稼ぐ力は本物だが、AI エージェントの直接マッチングに置き換えられる側。10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −55.7% · 10 年 割高(年 −2.9%) 割高 ホウライ9679 都内の家賃と保険の手数料で稼ぎ、那須の牧場とゴルフを抱える創業 98 年の会社。ROE 5% で資本の重さが株価を抑える 本質価値との差 −55.9% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 株式会社リンクアンドモチベーション2170 診断の月額課金も人材紹介も、AI エージェントに置き換わる側。ALT が下支えしても、10 年の価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −56.3% · 10 年 割高(年 −2.5%) 割高 CDS2169 三菱自動車などの開発を人の手で支える受託会社。AIが代替しやすい仕事で、純現金は厚いが10年の稼ぐ力で測ると割高 本質価値との差 −57.1% · 10 年 割高(年 −2.4%) 割高 日本エコシステム9249 公営競技の設備と道路の点検・保守を、買収で広げる会社。借入が急に増え、10 年の価値は今の評価を下回る 本質価値との差 −57.5% · 10 年 割高(年 −1.5%) 割高 鉄人化ホールディングス2404 都心のカラオケ店を軸に、ラーメン・まつ毛サロン・販促の派遣まで手を広げた小さな会社。コロナの痛手から立ち直ったが、利益は薄く、借りた店の家賃は重い。今の値段は 10 年の価値を大きく上回る 本質価値との差 −60.2% · 10 年 割高(年 −0.8%) 割高 リニカル2183 抗がん剤の治験に強い中堅の CRO だが、日本の治験の減少と海外の赤字で稼ぐ力を失った。回復を織り込んでも割高 本質価値との差 −60.8% · 10 年 割高(年 −0.7%) 割高 株式会社インフォマート2492 外食の受発注網という堀は本物だが、利益の急回復を織り込んだ値段が先走っている。10 年の本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −61.3% · 10 年 割高(年 −2.7%) 割高 クリップコーポレーション4705 名古屋の個別指導塾とサッカー教室を営む小さな会社。現金は厚いが本業は赤字で、少子化と AI に押される。本質価値は今の時価総額を下回る 本質価値との差 −63.5% · 10 年 割高(年 −4.3%) 割高 ランシステム3326 複合カフェ自遊空間を営む AOKI 傘下の小さな会社。省人化システムに賭けるが、薄い自己資本と縮む本業から、本質価値は今の時価総額を大きく下回る 本質価値との差 −63.7% · 10 年 割高(年 −1.0%) 割高 SDエンターテイメント4650 保育・介護とフィットネスの RIZAP 子会社。利益が薄く、本質価値は今の時価総額を大きく下回る。 本質価値との差 −65.7% · 10 年 割高(年 −3.1%) 割高 株式会社オリエンタルランド4661 値上げと新エリアで稼ぐ力は強いが、強い堀を認めても利益で測った本質価値は今の時価総額の 3 割ほど。今の株価は先取りが過ぎ、割高 本質価値との差 −67.0% · 10 年 割高(年 −4.7%) 割高 武蔵野興業9635 新宿の古いビルが稼ぎの柱だが、映画と教習が細り、稼ぐ力は今の値段に届かない 本質価値との差 −67.7% · 10 年 割高(年 −3.6%) 割高 ルネサンス2378 家賃と借金を背負ったスポーツクラブ。立て直しの途上で、利益に比べて値段が先走る。割高 本質価値との差 −69.0% · 10 年 割高(年 −4.2%) 割高 プラザホールディングス7502 ドコモショップの代理店と写真プリント店。薄い利益に重い借入が乗り、今の値段は稼ぐ力に比べて大きく高い 本質価値との差 −69.4% · 10 年 割高(年 −3.4%) 割高 電通グループ4324 広告の制作・運用・買い付けをAIエージェントが肩代わりし、海外の再建とのれんの重さも重なって、資本コスト10.0%で測った10年の本質価値は今の値段を73%ほど下回り、割高 本質価値との差 −70.3% · 10 年 割高(年 −4.0%) 割高 昴9778 鹿児島の老舗の集団塾。合格実績は強いが生徒は年 2〜3% ずつ減り、校舎の土地は利益を生まない 本質価値との差 −70.7% · 10 年 割高(年 −6.0%) 割高 サイネックス2376 自治体と組む行政情報誌と電話帳の会社。紙の媒体の縮みを新しい事業で埋めきれず、稼ぎは資本に見合わない。今の値段は割高と見る 本質価値との差 −70.9% · 10 年 割高(年 −5.4%) 割高 バリューHR6078 健保の事務を丸ごと請け負う堅い商売だが、人手で稼ぐ型なので AI の波に弱く、今の値段は成長を織り込みすぎている 本質価値との差 −72.7% · 10 年 割高(年 −6.7%) 割高 株式会社パソナグループ2168 売上の 9 割弱が事務の派遣・BPO で、AI エージェントに最も近い。稼ぐ力は赤字すれすれで、10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −75.6% · 10 年 割高(年 −6.2%) 割高 中日本興業9643 名古屋のシネコン2拠点に頼る小さな興行会社。稼ぐ力は資本コストに届かず、10年で測ると今の値段はかなり高い 本質価値との差 −77.4% · 10 年 割高(年 −7.8%) 割高 株式会社ベイカレント・コンサルティング6532 11 期連続最高益の人月型コンサルは、AI エージェントに置き換えられる側。運営力は一流でも、10 年の価値は今の時価総額の 2 割強 本質価値との差 −77.7% · 10 年 割高(年 −9.2%) 割高 ホテル、ニューグランド9720 横浜の港に建つ 1927 年開業の名門ホテルだが、稼ぐ力は細く、土地も借り物で、値段は看板の分だけ高い 本質価値との差 −77.8% · 10 年 割高(年 −7.1%) 割高 株式会社リクルートホールディングス6098 AI エージェントが求人・物件探しの入口を握れば、広告と派遣の双方が縮む。10 年の本質価値は今の時価総額を 8 割ほど下回り、割高 本質価値との差 −79.4% · 10 年 割高(年 −9.7%) 割高 きんえい9636 天王寺駅前で映画館とテナントビルを営む近鉄グループの会社。土地の含みは大きいが、利益で測ると割高 本質価値との差 −81.3% · 10 年 割高(年 −10.0%) 割高 御園座9664 名古屋で130年続く劇場の看板は本物だが、1館の興行で稼げる利益は小さく、今の値段は稼ぐ力の数倍だ 本質価値との差 −81.9% · 10 年 割高(年 −9.6%) 割高 エム・エイチ・グループ9439 小さな美容室グループが増資で AI に賭ける。稼ぐ力は 10 年ほぼゼロで、今の値段は増資の現金と話題を大きく超える 本質価値との差 −88.4% · 10 年 割高(年 −13.2%) 割高 マーチャント・バンカーズ3121 借金で持つ 23 の賃貸物件と売却益の会社。利払いが稼ぎを食い、今の値段は稼ぐ力の何倍にもなる 本質価値との差 −88.9% · 10 年 割高(年 −13.0%) 割高 田谷4679 全国に美容室 61 店を持つ老舗。6 期ぶりに黒字化したが利益は薄く、増資で延命してきた。今の値段は回復を前提にしている 本質価値との差 −89.1% · 10 年 割高(年 −12.7%) 割高 歌舞伎座9661 資産は厚いが、稼ぐ力は時価に遠く及ばない。10 年の価値は今の時価総額の 1 割ほど 本質価値との差 −89.4% · 10 年 割高(年 −14.0%) 割高 トライアイズ4840 ダムの点検、中古物件の再販、ブランドの貸し出しを束ねた小さな持株会社。5 年続く営業赤字に対し、値段は資産の 2 倍近くを先取りしている 本質価値との差 −90.3% · 10 年 割高(年 −14.6%) 割高 Shinwa Wise Holdings2437 老舗の美術品オークション。赤字が3年続き立て直しの途中で、今の値段は再建の成功を先に織り込んでいる 本質価値との差 −91.2% · 10 年 割高(年 −14.2%) 割高 地盤ネットホールディングス6072 住宅地盤の小さな会社に、投資会社化の期待だけが乗っている。事業の価値は今の時価総額の数十分の一 本質価値との差 −97.2% · 10 年 割高(年 −23.8%)

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分析日 2026-10-16